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2013-07-25

樋口尚文さんがキャプテンハーロック試写会でぶちぎれたらしい

ちょっと映画仕事にも関わっている営業マンです

twitterで知ったが、映画キャプテンハーロックマスコミ向け試写会映画評論家樋口尚文さんがぶちぎれたそうだ。

https://twitter.com/AoiKunio/status/359164717597601792

ご本人のツイートは消えているんだけれど、

今日は試写室が狭いのでマスコミの方ではない一本どっこのライターの方は出ていってくれ」

と言われたそうだ。

これは樋口さんの勘違いだと思う。

映画宣伝部は、基本的に試写会に来てくれたライターを帰すことはない。

マスコミ用の試写会は、映画を紹介しようと検討している媒体編集部や、ライターの方に観てもらうことが

一番の優先順位からだ。そのライター社員フリーかは関係ない。

ハーロックの公開は9/7。公開日近く発売の雑誌はもう締切りも近い。キャパが50〜60の狭い試写室が混むのはこのころだ。

媒体編集部ライターの方以外はご遠慮下さい」と言って、代理店や、営業マン、映画関係者とかを帰すことはたまにある。

この業種が公開一ヶ月前にふらっと映画を観たって、何か仕事になる訳でもない。彼らが無駄に座席を潰すことで、編集部ライターの席がなくなるのを防ぐためだ。

思うに、試写会の受付で、樋口さんは電通名刺を出したのではないだろうか。

彼が映画評論家であることを知らなかった残念な宣伝部が、(ぼくは、樋口さんが気に食わなかったのはここだと思うんだけれど)

電通クリエーティブ局?今日じゃなくても大丈夫だろう・・・ごめんなさい」と思い、声かけちゃったんだと思う。

それで忙しい中わざわざ試写に行った樋口さんは、「この俺に出て行けだと!」とぶちぎれたのだと思っている。

樋口さんを知らなかったのはまずいし、映画会社反省するべきだけれど、

試写会で「フリーライターは出ていってくれ」と言うはずはないので思ったことを書いてしまった。

樋口さん、間違っていたらごめんなさい。

ちなみに混んでいる時期の試写会に来てもらって困るのは

代理店や関連企業の人

広告タイアップに関わる代理店や関連企業のひとたちは、もっと早いスケジュールの試写で

観るのが普通だ。早目に観ておかないと仕事が進められないからだ。

公開一ヶ月前に来るこの業種の人たちは、重要ではない。

・どの媒体にも書いていないライター

現在お仕事がない方々が席を埋めてしまうのは、観てもらわないとまずい人たちの席がなくなるので困る。

彼らはヒマなので早くから試写会に並び、席をとってしまう。

観てもらわないとまずい人たちは忙しいので、ぎりぎりに来ることが多い。

まさか宣伝部が樋口さんをこれだと思ったはずはない・・・と思う。

芸能事務所とか、関係者です〜、みたいな人とか

これも仕事であれば、もっと早い段階で観るはず。

全く関係ない知り合い、彼女とかを連れてきたりすることもある。

2010-01-27

強くなりたい新大学生が本当に読むべき本100冊

この時期になると大学生向けに読むべき100冊みたいなリストが出回る。

あんなリストを真に受ける人も少ないだろうが……はっきり言って悲しくなるくらいお粗末だ。

ずらっと並べられた古典名著。あまりに埃の被ったラインナップにがっかりする。

こういった学問には「原書病」とでも言うべき、くだらない風習が根強く残っている。

原典や本文を極度に重視するのは不健全だ。それ自体は面白いとしても、その後発展と整理を経て洗練されている。

歴史的興味以外であえて出発点に戻る価値はすごく小さい。そんなところに本当の「教養」は存在しない。

難解で時代遅れな文章と格闘したって、趣味以上のものにはならないし、考える力は湧いてこない。絶対誤読するし。

そこで本当に頭を強くしたい人が読むべき書籍リストというものを作った。

これは単なる学問という空気に浸ってみたい人が読むものじゃなくて、日常に根ざした本物の力を分けてくれるものだ。

この100冊さえ読めば考える素材に困らないだけでなく、コミュニケーションの強者にもなれる。

飲み会で古臭い古典の話をしたって煙たがれるだけだが、この100冊をネタにすればそんなことにはならないし、

黙考はずいぶんと深くなるし、ブログネタに応用すれば必ず一目置かれる。

選んだのは現代的で網羅的、そして極めて平易なもの。どの分野にも精通できるように色んなジャンルのものを配置した。

この100冊を大学生活のうちに読み切れば、必ずや一生の財産になるだろう。

ここに挙げられた本が、現代最新型にアップデートされた真の「教養」だ!

新大学生が本当に読むべき100冊

存在論的、郵便的東浩紀

動物化するポストモダン東浩紀

ゲーム的リアリズムの誕生東浩紀

アナーキズム浅羽通明

ナショナリズム浅羽通明

右翼左翼浅羽通明

構造と力浅田彰

『逃走論』 浅田彰

『反芸術アンパン赤瀬川原平

東京ミキサー計画』 赤瀬川原平

ギャルギャル男文化人類学荒井悠介

ディズニー魔法有馬哲夫

テヅカ・イズ・デッド伊藤剛

マンガは変わる伊藤剛

ヤンキー文化論序説』 五十嵐太郎

オカルト帝国1970年代日本を読む』 一柳廣孝

『寝ながら学べる構造主義内田樹

ゼロ年代の想像力宇野常寛

『二〇世紀の批評を読む』 大谷能生

『ぼくたちの洗脳社会岡田斗司夫

オタクはすでに死んでいる岡田斗司夫

アメリカン・コミックス大全』 小野耕世

教養としての〈まんが・アニメ〉大塚英志

おたく精神史』 大塚英志

サンデーマガジン大野

キャラクターとは何か』 小田切博

『よいこの君主論』 架神恭介

『完全教マニュアル』 架神恭介

映画は撮ったことがない』 神山健治

『ポケットは80年代がいっぱい』 香山リカ

戦前少年犯罪管賀江留郎

スペイン宇宙食菊地成孔

東京大学のアルバート・テイラー』 菊地成孔

おまえが若者を語るな!』 後藤和智

封建主義者かく語りき』 呉智英

賢者の誘惑』 呉智英

『現代マンガの全体像』 呉智英

『定本日本の喜劇人小林信彦

カノッサの屈辱小山薫堂

お厚いのがお好き?小山薫堂

虚人のすすめ』 康芳夫

『生き延びるためのラカン斎藤環

ニッポンの思想』 佐々木敦

『シミュレーショニズム』 椹木野衣

ロックミュージック進化論渋谷陽一

日本の10大新宗教島田裕巳

ヒーロー正義白倉伸一郎

『箆棒な人々』 竹熊健太郎

『定本気分は歌謡曲近田春夫

完全自殺マニュアル鶴見済

洗脳原論』 苫米地英人

スピリチュアリズム苫米地英人

苫米地英人宇宙を語る』 苫米地英人

『青いムーブメント外山恒一

マンガ哲学する』 永井均

チベットモーツァルト中沢新一

ベストセラー構造中島梓

嫌オタク流中原昌也

『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書西寺郷太

前衛の道』 根本敬

『花咲く乙女のキンピラゴボウ橋本治

アーキテクチャ生態系濱野智史

タイアップ歌謡史』 速水健朗

自分探しが止まらない』 速水健朗

教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書ばるぼら

NYLON100% 80年代渋谷発ポップ・カルチャーの源流』 ばるぼら

ロマンポルノと実録やくざ映画樋口尚文

70年代日本の超大作映画樋口尚文

アダルトビデオ革命史』 藤木TDC

ワンダゾーン』 福本博文

『ジュ・ゲーム・モア・ノン・プリュ』 ブルボン小林

ゲームホニャララブルボン小林

電波男本田透

喪男の哲学史本田透

世界電波男本田透

セカイ系とは何か』 前島賢

映画の見方がわかる本』 町山智浩

ブレードランナーの未来世紀町山智浩

『なぜ宇宙人地球に来ない?』 松尾貴史

貧乏人の逆襲!』 松本哉

サブカルチャー神話解体宮台真司

『14歳からの社会学宮台真司

『定本アニメーションギャグ世界森卓也

放送禁止歌森達也

職業欄はエスパー森達也

趣都の誕生森川嘉一郎

『興行師たちの映画史柳下毅一郎

殺人マニア宣言』 柳下毅一郎

『新教養主義宣言』 山形浩生

『たかがバロウズ本。』 山形浩生

訳者解説』 山形浩生

『超クソゲー箭本進一

戦後SFマンガ史』 米沢嘉博

戦後少女マンガ史』 米沢嘉博

戦後ギャグマンガ史』 米沢嘉博

漫画原論』 四方田犬彦

日本映画史100年』 四方田犬彦

日本文学ふいんき語り』 米光一成

恋愛小説ふいんき語り』 米光一成

 
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