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2024-10-13

anond:20241013180825

国連に加盟しながら国連軍を攻撃するのがイスラエル

アラブ協調している国連は間違っている、という意見なんだろう

日中戦争してた日本場合鉱物ゴムが欲しかった(それでトヨタブリヂストンがある)

イスラエルは…イラントルコ石が欲しいのかもな

イスラエル国連軍

イスラエル国連軍を襲撃、危害射撃した事で批判されてるが、今更なんだよなぁ。イスラエル過去に何度も国連軍攻撃してて、兵士を殺したことも勿論ある。

 

国際連合レバノン暫定駐留軍

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E9%80%A3%E5%90%88%E3%83%AC%E3%83%90%E3%83%8E%E3%83%B3%E6%9A%AB%E5%AE%9A%E9%A7%90%E7%95%99%E8%BB%8D

 

普通PKFなどの国連派遣軍と交戦するっていうのは国内が平定されていないならず者国家馬賊民兵集団ってのが相場だが、それ日常的にやってるのがイスラエル

平和維持活動停戦監視場合、陣地は双方の進軍ルートを阻害する場所に作られるんだが、イスラエルはその邪魔な陣地を砲撃して兵士を殺している。

んで、攻撃の合間に陣地からの負傷者の救出を行ったのだが、そこを狙って再度攻撃

 

日本はこのイスラエル国境付近PKO自衛官派遣している。いわゆるゴラン高原PKOで、正式名称はUNDOF、国連兵力引き離し監視軍という。和訳ちょっとダサい

こっちはレバノンとは別方面の対シリア停戦監視だったが、何しろシリア国内内戦メチャクチャになった為に危険判断して撤退させてしまった。民主野田政権の時だ。

 

イスラエル国境地帯PKO派遣していた日本にとってイスラエル政治判断おかしさというのは他人事ではなかったはずだ。なんで忘れられているのだろう?

PKOPKF交戦国の軍の活動を阻害するのが仕事だ。普通文明国なら阻害されてそれが国連決議に基づくものなら諦める。でも馬賊野良軍閥国家承認されていない自称政府とかならそんなの関係ねぇ攻撃する。イスラエル後者に属すって事やね。

イスラエル国連PKF存在邪魔だとも公言している。国連が作った国家なのに。

 

この度の紛争の後に新たなPKO組織されたり、PKF増援って事になる可能性は高い。政権が変わってナショナリズム鼓舞から国際貢献に戻り、日本がそこに自衛官派遣するって事もあるかもしれない。

そしたらあのイスラエル政治のヤバさは直接に日本に関わってくるわな。

2024-09-06

anond:20240906133300

東野篤子という国際政治学者の女性教授国防について議論をする

それを見つけた暇空茜、「議論をする女性」の存在に大激怒、いきなり東野を「メスの青識」と誹謗中傷する ※青識は暇空が嫌っている議論家のこと

東野が暇空をブロック

暇空、ブロックされたことに大激怒東野馬鹿にするために国防論に関する記事を書く

しかしその記事は「中国に攻められたら国連軍に助けを待つ」などという稚拙ものだった ※国連軍常任理事国中国と戦うことができないというのは義務教育レベル知識

東野尊敬するミリタリークラスタ、一斉に暇空を嘲笑

ミリタリークラスタの一員だった大学生の堀口英利、ミリタリー仲間との会話の中で「書き手の頭の悪さが分かる記事」と暇空の記事を論評

エゴサで堀口の論評を発見した暇空、大激怒し、「中身小学生」「IQ3」「キッショイ」「ゴキグチ」などと堀口を誹謗中傷しまくる

アノンたち、一緒になって堀口を誹謗中傷し、大量開示される

まだ怒りの収まらない暇空、暇空弁護団の垣鍔晶、渥美陽子松永成高、小沢一仁の4人を総動員して堀口を提訴 4人揃い踏みはColabo戦でも実現しなかった最強布陣

地裁「暇空さんの請求棄却します。暇空さんは東野さんを誹謗中傷したんだからちょっとくらい批判されるのは当たり前だし、堀口さんのコメントはただの意見論評だし、暇空さんのほうが堀口さんを誹謗中傷してるんだから、暇空さんの請求は認められませんね」

アノン「暇空様はちょっとだけやり返しすぎちゃったか請求棄却されたけど、堀口が悪なのは確定した!地裁馬鹿から暇空様がやり返したのを考慮したけど、それがなければ暇空様の勝ちだ!うおおお!!!

暇空「高裁で逆転できる!控訴だ!」

高裁「暇空さんの控訴棄却します。理由はだいたい地裁の通りだけど、『暇空さんのほうが堀口さんを誹謗中傷してるんだから』という部分を削除します。暇空さんが堀口さんを誹謗中傷したこと関係なく、そもそも堀口さんのコメントは一切問題いからです」

神原元(堀口の代理人弁護士)「楽勝でした」

暇空、大激怒

2024-09-04

暇空茜、学習院OB裁判に触れなくなる

暇空が穴だらけの軍事論(中国が攻めてきたら国連軍が助けにくる云々)を語った際に「書き手の頭の悪さがよくわかる」と批判したためもう1年以上暇空に粘着されている堀口英利

暇空VS堀口裁判 は暇空の負けだが

暇空がパトロンになった相手VS堀口の裁判 では暇空側が勝っている


堀口は最初学習院大学に通っていたが、麻生太郎が入っていたことでも知られるヨット部にて先輩から飲酒強要などのパワハラを受け、学習院側にもみ消されたとして退学し、飲酒強要事件について告発するサイトを作っていた

飲酒強要したために実名サイトで晒された先輩はサイトの取り消しを求める訴訟単独で起こして勝利

サイトは消えたが、海外鯖でまた同じものが作られた

堀口は自分が作ったものではない第三者によるコピーサイトだと主張、海外鯖なので訴訟が色々面倒で先輩は泣き寝入り

その先輩はアンフェでありcolabo絡みで暇空を支持していたら、まさかの暇空と堀口が対立

先輩は暇空に告発サイトのことを教え、暇空は自分弁護士の渥美陽子を貸し出しし費用500万円ほども支援して先輩に堀口を訴えさせた

渥美は堀口と先輩との間の裁判資料を全て暇空に横流しした

堀口を告発サイト絡みで糾弾する暇空の動画はcolabo関係以上に大ヒットし収益は500万円をすぐに超えたようだ

堀口はサイト運営者は自分ではないと主張するも、自分サイトかのように宣伝する投稿があり、苦しい言い訳のようだった


堀口は暇アノン開示でほとんどお金がなくなったらしく、先輩との裁判では弁護士をつけず本人訴訟だった

プロ弁護士の渥美にベキベキに追い込まれていた

ところが神原完が途中から堀口の弁護士になった

神原は堀口VS暇空訴訟代理人も務めるが、colaboの敵と一致するから一時的に手を組んだだけで、先輩相手裁判私刑実名晒しした堀口が悪いので静観していた

でも可哀想になって結局途中からタダ働きしてる

神原裁判所で暇アノンに絡みつかれた際に「あの子(堀口)右翼の子なのになんで右翼弁護士が見てやらないんだ俺左翼なんだよ」と愚痴ったという

神原がついてから先輩の裁判ネタは格段に減った

「真に権利救済を求めての訴訟ではない」と先輩と暇空の癒着、暇空が裁判ネタにして堀口をいか中傷しているか

渥美の横流し書類晒し個人情報(戸籍謄本から得た堀口の祖父母実名など)をネットに流しているか反論に出されてから暇空が静かになった

一応は関係ない第三者であるはずの暇空に渥美が個人情報垂れ流しにしたのが俎上に上げられたのが効いたのか

暇空は渥美に不利になることを渥美に言い含められると大人しくなり、一時期はあれだけ盛んに叩いていたキッズドアも、渥美が関係しているためcolaboのようには住民訴訟せず撤退すると宣言している

暇空によれば、堀口に告発された人は他にもいるので次々と何人も引っ張ってきて堀口を訴えさせるとのことだったが、2人目以降はなかなか現れない

先輩は裁判によって、飲酒強要事件とセットで実名が広く認知される結果となり、二の舞は避けたい人が多く2人目は捕まえられていないのだろうか

2024-08-29

本日は暇空茜さんの裁判判決

暇空が原告で堀口英利が被告

もちろん増田一同は敬愛する暇空の勝訴を確信している

暇空が東野篤子を左翼だと誤認して「メスメスメス」などと中傷したのが発端

その後暇空の支持者らが「東野将棋の駒をひっくり返したような顔をしている」として、「王将」を逆さまにした画像集団で送りつけるのがブームになった

東野はむしろ右翼系で右翼から人気があり、かつ軍事に明るいためミリオタからも人気がある

当時、暇空VSミリオタの争いへと発展し、暇空はバトル配信の中で「中国戦争になったら国連軍が助けに来る」と発言

また中国台湾は陸続きだと誤認していたことなどが判明、反論されたので途中で相手配信から蹴り出して勝利した

配信にやってきたミリオタたちがいかキモくて頭が悪いかをnoteに綴った

堀口は右翼ミリオタかつ東野ファンであり、そのnoteについて「書き手の頭の悪さがよくわかる」と他のミリオタ友達雑談

その雑談エゴサで知った暇空が「頭が悪い誹謗中傷され名誉を傷つけられた」と訴えたのが第一

colabo裁判で暇空が使った弁護士は3人だったが、堀口へのこの訴訟弁護団4人全員を使っての総力戦だった

「具体的に文章のどこに誤りがあるか指摘しており論評の範囲、強い表現はあるものの、その後に激昂した暇空が堀口に向けた暴言の方がよほどひどい」として暇空敗訴

暇空がこれを不服として控訴したのが今回の裁判

第一審はナニカグループの者が裁判官をやっていた可能性が高いため、今回で覆り暇空が勝訴する可能性が高い

2024-08-27

anond:20240827162747

かいようだけど

Boots on the ground ってヤイヤイ言われたのは湾岸戦争の時じゃないぞ

1990 湾岸戦争 多国籍軍

2003〜 イラク戦争大量破壊兵器持ってんだろ戦争アメリカと有志連合軍

2006 フセイン処刑 イスラム国発足 果てしない混乱状態

日本も人を出せ」ってせっつかれたのは↑のイラク戦争の後処理の部分だ。

元々国連軍でもなければ大量破壊兵器も見つからない、ただ中東をかき回して混乱させただけになり、メンツ丸つぶれ状態ブッシュJrが「日本共犯になってくれよ!」と言ってきた。

カンボジアPKOの時も「金だけじゃダメだ、国際貢献として不十分だ」という声はあったが、それは国内言論だけで飛び交った意見だった。

普通なら金出せば感謝されるんだよ。

2024-07-23

anond:20240722192832

近代日本ほど、歴史解釈が極端にフラフラしている国はないと思う。

日清戦争日本大国である清に勝利列強の仲間入りを果たした(日本が正しい)

日露戦争大国ロシア有色人種日本勝利した(日本が正しい)

第一次世界大戦東アジア盟主である日本ドイツ植民地占領した(日本が正しい)

太平洋戦争日本軍国主義に染まって敗北した(日本が悪い)

朝鮮戦争:米ソ冷戦最前線朝鮮半島を進攻する国連軍を、日本前線基地として支援した(日本が正しい)

ベトナム戦争日本アメリカ軍後方支援として基地提供したが、アメリカ軍撤退した(日本は正しくも悪くもない)

湾岸戦争日本憲法9条の制約から金だけ出して兵力を出さなかった(日本が悪い)

2024-03-28

anond:20240328192341

中国が攻めてきたら国連軍が助けてくれるって暇空さんが言ってたぞ

2024-03-13

ハ、ハ、ハイチwwwwwwwwwwwwww

ハイチ刑務所ギャングに襲撃されて収監されていた4000人が脱獄

ギャングボス首相の辞任を求めたため、アンリ首相が辞任。

アンリ首相は命の危険が危なすぎて海外逃亡中。

 

ってニュースが上がっててハイチこえーって言ってる人多いけど

ハイチってむしろまだ刑務所機能しとったんか!ってレベルなんだよな。

 

ハイチって軍事政権が長く続いててその後、民主的選挙大統領が選ばれるもクーデターで失脚。

選挙やる→軍事勢力の反発にあって政治が混乱するを続けてきた国。

一時期ヤバすぎワロタwwwってなって国連国際連合ハイチ安定化ミッションを発動して、

ハイチ国連軍を派遣して一生懸命取り締まりをしたんだけど2017年に終了。

その後、一気に政局国連介入前に戻り世界は核の炎に包まれた。

 

軍事政権時代の下っ端連中がギャング組織構成していて国のほぼ全域を支配してる。

ロシアみたいに大統領首相がいる系の国なんだけど辞任したアンリ首相大統領

なんでかっていうと、前大統領モイーズ就任5カ月で暗殺されたから。

選挙すりゃいいじゃんって思うだろうけど、治安がオワりすぎてて選挙ができない。

2019年にやる予定だった選挙がまだできてない結果、

下院上院全員が任期切れで失職、現在両議院すべてが空席。

2010年には日本でもそこそこ報じられた規模のハイチ地震で、

外務省財務省大統領府が完全倒壊してその後復興のめどが立っていないため政府機能は死んでる。

こんな状況でも刑務所は頑張って4000人の面倒を見ていたんだなぁと胸が熱くなるよな。

 

FFPの失敗国家ランキングで堂々の13位。これは北朝鮮よりもだいぶ下。

ちなみに1位はイエメン、2位はソマリア、3位は南スーダン。堂々たる犯罪国家である

2024-02-28

本日13:10に暇空茜VS堀口英利裁判判決

訴えられた文章

堀口 英利 | Horiguchi Hidetoshi

@Hidetoshi_H_

書き手の頭の悪さがよく分かる記事」でした。

主語不明瞭どころか、途中で頻繁に入れ替わっています。また、1つの文章が長くて一回で文意を捉えにくい。

全体として論理構成も雑。事実誤認も繰り返され、法制への知識根本的に欠落。

これで「天才」を自称なさるのは何かのギャグでしょうか?

https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1632907596729581572

そんな!「読解力がない」なんて、暇空茜氏に失礼ですよ!!!

暇空茜氏に足りないのは読む力だけじゃなくて、書く力・聞く力・話す力のすべてです。もちろん、論理的思考力や判断力も足りていません!

読む力だけが足りていないかのような言い方は事実誤認ですよ!きちんと訂正してください!!!

https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1632909047035994112

国連軍強制動員?何の話でしょうか。台湾有事への理解も不足。暇空氏は基礎知識が欠落しています

また、東野先生JSF氏とのやりとりから分かるように、読む力・聞く力考える力も欠如。

それに、括弧や句読点の使い方も下手。

主語不明確。読んでいてイライラします。書く力・話す力もない。

https://twitter.com/Hidetoshi_H_/status/1632918057596383234

書き手の頭の悪さがよく分かる記事」と評された記事の一部抜粋

これはメスの青識亜論である(メスの青識とは、この話の中でも何度も言ってますが、「性別女性で、議論バカ」という以上の意味は一切ありません)(たとえば、青識本人には、アトピーや、アベマテレビに出た人、なりすましをする人ですが、そういった青識固有の事情までの意図はありません。僕は、もし、第二の青識(なりすましまでするバカ)が出たならば、それは、その人の固有名クズをつけて呼ぶでしょう)

話がそれましたね、僕はこの東野かいう人のことは一切知らなかったんですが、「画像引用議論必要性を呼びかける」という気持ち悪さに対してメスの青識だなと言いました。

そうすると、まずこのJSFという人が、「青識亜論にたとえるなんて名誉毀損だ!」とタックルしてきましたが、基本的レスバになると短文でしかレスできない低知能で、飽きたとかいって去りました。

で、前述の通り、僕は青識仕草についてメスの青識といっただけだったのですが、記事を読めば誤解とわかるとか言ってくる人たちがいたので、読んでみました。

(略)

中国による日本侵攻を想定した場合中国の国力や軍事力他国との関係性などをふまえ、どうやって、その侵攻を開戦前に抑止できるかや、実際に起こった場合、どう対応すべきかをまずは議論すべきでしょう。

いかに、制海権制空権を保ち、上陸を阻止し、国連などの援軍をまつ、またはそこから派生したWW3を戦い抜くか、でしょう。

https://note.com/hima_kuuhaku/n/n12d0137523c6

他人を「アトピー」「メス」「低知能」と呼ぶ人が、「書き手の頭の悪さがよく分かる」との評価には耐えられないと訴訟を起こす

国連常任理事国中国日本を攻めるなどという事態が起きた時に「国連などの援軍を待つ」でええの?

ぼくが裁判官だったら、汚言症みたいな記事への評価として妥当だし、実際ゆってることがおかしいから論評の範囲でしょと棄却するけど

裁判官はぼくじゃないのでどうなるかわからない

2024-01-26

anond:20240126183251

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

 〈佐藤優現象〉を支えている護憲派の中心は、雑誌としては『世界』であり、学者では山口二郎和田春樹である。この顔ぶれを見て、既視感を覚える人はいないだろうか。すなわち、「平和基本法である。これは、山口和田らが執筆し、共同提言として、『世界』一九九三年四月号に発表された。その後、二度の補足を経ている(56)。

 私は、〈佐藤優現象〉はこの「平和基本法からの流れの中で位置づけるべきだと考える。

 同提言は、①「創憲論」の立場、②自衛隊合憲化(57)、③日本経済的地位に見合った国際貢献必要性、④国連軍国連警察活動への日本軍の参加(58)、⑤「国際テロリスト武装難民」を「対処すべき脅威」として設定、⑥日米安保の「脱軍事化」、といった特徴を持つが、これが、民主党の「憲法提言」(二〇〇五年一〇月発表)における安全保障論と論理を同じくしていることは明白だろう。実際に、山口二郎は、二〇〇四年五月時点で、新聞記者の「いま改憲必要なのか」との問いに対して、「十年ほど前から護憲立場から改憲案を出すべきだと主張してきた。しかし、いまは小泉首相のもとで論理不在の憲法論議が横行している。具体的な憲法改正をやるべき時期ではないと思う」と答えている(59)。「創憲論」とは、やはり、改憲論だったのである

 同提言の二〇〇五年版では、「憲法九条の維持」が唱えられているが、これは、政権が「小泉首相のもと」にあるからだ、と解釈した方がいいだろう。「平和基本法」は、戦争をできる国、「普通の国」づくりのための改憲である。同提言軍縮を謳っているが、一九九三年版では、軍縮は「周辺諸国軍縮過程と連動させつつ」行われるとされているのだから北朝鮮中国軍事的脅威が強調される状況では、実現する見込みはないだろう(60)。また、「かつて侵略したアジアとの本当の和解」、二〇〇五年版では、周辺諸国への謝罪過去清算への誠実な取組みの必要性が強調されているが、リベラル過去清算は終わったと認識しているのであるから、これも実効性があるとは思えない。要するに、同提言には、論理内在的にみて、軍事大国化への本質的な歯止めがないのである

 佐藤が語る、愛国心必要性(61)、国家による市民監視(62)、諜報機関の設置等は、「普通の国」にとっては不可欠なものである佐藤饒舌から私たちは、「平和基本法」の論理がどこまで行き着くかを学ぶことができる。

 馬場は、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝について、「今後PKOなどの国際的軍事平和維持活動において殉死殉職した日本人の慰霊をどう処理し追悼するか、といった冷戦後平和に対する構想を踏まえた追悼のビジョンもそこからは得られない」と述べている(63)。逆に言えば、馬場は、今後生じる戦死者の「慰霊追悼施設必要だ、と言っているわけである。「普通の国」においては、靖国神社でないならば、そうした施設はもちろん、不可欠だろう。私は、〈佐藤優現象〉を通じて、このままではジャーナリズム内の護憲派は、国民投票を待たずして解体してしまう、と前に述べた。だが、むしろ、すでに解体は終わっているのであって、「〈佐藤優現象〉を通じて、残骸すら消えてしまう」と言うべきだったのかもしれない。

 ここで、テロ特措法延長問題に触れておこう(64)。国連本部政務官川端清隆は、小沢一郎民主党代表の、テロ特措法延長反対の発言について、「対米協調」一辺倒の日本外交批判しつつ、「もし本当に対テロ戦争への参加を拒絶した場合日本には国連活動への支援も含めて、不参加を補うだけの実績がない」、「ドイツ独自イラク政策を採ることができたのは、アフガニスタンをはじめ、世界の各地で展開している国連PKOや多国籍軍に参加して、国際社会を納得させるだけの十分な実績を積んでいたかである。翻って日本場合多国籍軍は言うに及ばず、PKO参加もきわめて貧弱で、とても米国国際社会理解を得られるものとはいえない」と述べている(65)。

 元国連職員吉田康彦は「国連憲章の履行という点ではハンディキャップなしの「普通の国」になるべきだと確信している。(中略)安保理決議による集団安全保障としての武力行使には無条件で参加できるよう憲法の条文を明確化するのが望ましい」と述べている(66)。川端吉田の主張をまとめれば、「対米協調一辺倒を避けるため、国連PKOや多国籍軍軍事活動積極的に参加して「国際貢献」を行わなければならない。そのためには改憲しなければならない」ということになろう。民主党路線と言ってもよい。今の護憲派ジャーナリズムに、この論理反論できる可能性はない。「8」で指摘したように、対北朝鮮武力行使容認してしまえば、改憲した方が整合性があるのと同じである

 なお、佐藤は、『世界』二〇〇七年五月号に掲載された論文山川均の平和憲法擁護戦略」において、「現実国際政治の中で、山川ソ連侵略性を警戒するのであるから、統整的理念としては非武装中立を唱えるが、現実には西側の一員の日本を前提として、外交戦略を組み立てるのである。」「山川には統整的理念という、人間努力によっては到底達成できない夢と、同時にいまこの場所にある社会生活改善していくという面が並存している」と述べている。私は発刊当初この論文を一読して、「また佐藤柄谷行人への点数稼ぎをやっている」として読み捨ててしまっていたが、この「9」で指摘した文脈で読むと意味合いが変わってくる。佐藤は、「平和憲法擁護」という建前と、本音が分裂している護憲派ジャーナリズムに対して、「君はそのままでいいんだよ」と優しく囁いてくれているのだ。護憲派ジャーナリズムにとって、これほど〈癒し〉を与えてくれる恋人もいるまい(67)。

10.おわりに

 これまでの〈佐藤優現象〉の検討から、このままでは護憲派ジャーナリズムは、自民党主導の改憲案には一〇〇%対抗できないこと、民主党主導の改憲案には一二〇%対抗できないことが分かった。また、いずれの改憲案になるにしても、成立した「普通の国」においては、「7」で指摘したように、人種差別規制すらないまま「国益」を中心として「社会問題」が再編されることも分かった。佐藤沖縄でのシンポジウムで、「北朝鮮アルカイダの脅威」と戦いながら、理想を達成しようとする「現実平和主義」を聴衆に勧めている(68)が、いずれの改憲案が実現するとしても、佐藤が想定する形の、侵略植民地支配反省も不十分な、「国益」を軸とした〈侵略ができる国〉が生まれることは間違いあるまい。「自分国家主義者じゃないから、「国益」論なんかにとりこまれるはずがない」などとは言えない。先進国の「国民」として、高い生活水準や「安全」を享受することを当然とする感覚、それこそが「国益」論を支えている。その感覚は、そうした生存の状況を安定的保障する国家先進国主導の戦争積極的に参加し、南北格差固定化を推進する国家―を必要とするからだ。その感覚は、経済的水準が劣る国の人々への人種主義、「先進国」としての自国を美化する歴史修正主義の温床である

 大雑把にまとめると、〈佐藤優現象〉とは、九〇年代以降、保守派大国路線に対抗して、日本経済的地位に見合った政治大国化を志向する人々の主導の下、謝罪補償必要とした路線が、東アジア諸国民衆の抗議を契機として一頓挫したことや、新自由主義の進行による社会統合破綻といった状況に規定された、リベラル左派危機意識から生じている。九〇年代東アジア諸国民衆から謝罪補償を求める声に対して、他国の「利益のためではなく、日本私たちが、進んで過ちを正しみずから正義回復する、即ち日本利益のために」(69)(傍点ママ歴史清算を行おうとする姿勢は、リベラル内にも確かにあり、そしてその「日本利益」とは、政治大国を前提とした「国益」ではなく、侵略戦争植民地支配可能にした社会のあり方を克服した上でつくられる、今とは別の「日本」を想定したものであったろう。私たちが目撃している〈佐藤優現象〉は、改憲後の国家体制に適合的な形で生き残ろうと浮き足立リベラル左派が、「人民戦線」の名の下、微かに残っているそうした道を志向する痕跡消失もしくは変質させて清算する過程、いわば蛹の段階である改憲後、蛹は蛾となる。

 ただし、私は〈佐藤優現象〉を、リベラル左派意図的計画したものと捉えているわけではない。むしろ無自覚的、野合的に成立したものだと考えている。藤田省三は、翼賛体制を「集団転向寄り合い」とし、戦略戦術的な全体統合ではなく、諸勢力からあいもつあいがそのまま大政翼賛会に発展したからこそ、デマゴギーそれ自体ではなく、近衛文麿のようなあらゆる政治立場から期待されている人物統合象徴となったとし、「主体が不在であるところでは、時の状況に丁度ふさわしい人物実態のまま象徴として働く」、「翼賛会成立史は、この象徴人物の未分性という日本政治特質をそれこそ象徴的に示している」と述べている(70)が、〈佐藤優現象〉という名の集団転向現象においては、近衛のかわりに佐藤が「象徴」としての機能果たしている。この「象徴」の下で、惰性や商売で「護憲」を唱えているメディア、そのメディア追従して原稿を書かせてもらおうとするジャーナリスト発言力を確保しようとする学者、無様な醜態晒す本質的には落ち目思想家やその取り巻き、「何かいいことはないか」として寄ってくる政治家や精神科医ら無内容な連中、運動に行き詰った市民運動家、マイノリティ集団などが、お互いに頷きあいながら、「たがいにからあいもつれあって」、集団転向は進行している。

 ところで、佐藤は、「仮に日本国家国民が正しくない道を歩んでいると筆者に見えるような事態が生じることがあっても、筆者は自分ひとりだけが「正しい」道を歩むという選択はしたくない。日本国家同胞日本人とともに同じ「正しくない」道を歩む中で、自分が「正しい」と考える事柄の実現を図りたい」と述べている(71)。佐藤は、リベラル左派に対して、戦争に反対の立場であっても、戦争が起こってしまたからには、自国国防、「国益」を前提にして行動せよと要求しているのだ。佐藤賞賛するような人間は、いざ開戦となれば、反戦運動を行う人間異端者扱いするのが目に見えている。

 この佐藤発言は、安倍晋三首相の目指していた「美しい国」づくりのための見解とも一致する。私見によれば、安倍の『美しい国へ』(新潮新書、二〇〇六年七月)全二三二頁の本のキモは、イランでのアメリカ大使館人質事件(一九七九年)をめぐる以下の一節である。「(注・反カーター陣営の)演説会で、意外に思ったことがある。人質事件に触れると、どの候補者もかならず、「私は大統領とともにある」(I am behind the President.)というのだ。ほかのことではカーターをこきおろす候補者が、そこだけは口をそろえる。/もちろん、人質にされている大使館員たちの家族配慮するという意図からだろうが、アメリカ一丸となって事件対処しているのだ、という明確なメッセージを内外に発しようとするのである国益からむと、圧倒的な求心力がはたらくアメリカ。これこそがアメリカの強さなのだ。」(八七~八八頁)

 文中の、「人質事件」を拉致問題に、「大統領」を安倍に、「アメリカ」を日本に置き換えてみよ。含意は明白であろう。安倍は辞任したとはいえ総連弾圧をめぐる日本言論状況や、〈佐藤優現象〉は、安倍の狙いが実現したこと物語っている。安倍政権は倒れる前、日朝国交正常化に向けて動きかけた(正確には米朝協議の進展で動かされたと言うべきだが)が、こうなるのは少なくとも今年春からは明らかだったにもかかわらず、リベラル左派の大多数は、「日朝国交正常化」を公然と言い出せなかった。安倍政権北朝鮮外交に敗北したのは明らかである。だが、日本リベラル左派安倍政権ときに敗北したのである

 〈佐藤優現象〉は、改憲後に成立する「普通の国」としての〈侵略ができる国〉に対して、リベラル左派の大部分が違和感を持っていないことの表れである侵略植民地支配過去清算在日朝鮮人人権擁護も、そこには含まれる)の不十分なままに成立する「普通の国」は、普通の「普通の国」よりはるかに抑圧的・差別的侵略的にならざるを得ない。〈佐藤優現象〉のもとで、対北朝鮮武力行使の言説や、在日朝鮮人弾圧の言説を容認することは、戦争国家体制に対する抵抗感を無くすことに帰結する。改憲に反対する立場の者がたたかうべきポイントは、改憲護憲(反改憲)かではない。対北朝鮮武力行使容認するか、「対テロ戦争」という枠組み(72)を容認するかどうかである容認してしまえば、護憲(反改憲)派に勝ち目はない。過去清算も不十分なまま、札束ではたいて第三世界諸国の票を米国のためにとりまとめ、国連民主的改革にも一貫して反対してきた日本が、改憲し、常任理事国化・軍事大国化して、(国連主導ではあれ)米軍中心の武力行使を容易にすることは、東アジア世界平和にとって大きな災厄である(73)。

改憲戦争国家体制拒否したい人間は、明確に、対北朝鮮武力行使の是非、対テロ戦争の是非という争点を設定して絶対的に反対し、〈佐藤優現象〉及び同質の現象を煽るメディア知識人等を徹底的に批判すべきである

(1)岩波書店労働組合「壁新聞」二八一九号(二〇〇七年四月)。

(2)ブログ「猫を償うに猫をもってせよ」二〇〇七年五月一六日付。

(3)ただし、編集者佐藤右翼であることを百も承知の上で使っていることを付言しておく。〈騙されている〉わけではない。

(4)「佐藤優という罠」(『AERA』二〇〇七年四月二三日号)中のコメントより。

(5)インターネットサイトフジサンケイ ビジネスアイ」でほぼ週一回連載中の〈 Permalink | 記事への反応(0) | 18:37

2023-12-26

anond:20231226114600

やっぱりまず国連軍事力を集約して国連非参加国の武装を解除させて

その後に国連軍を解散するというかたちしかいか

2023-10-29

anond:20231029135649

そういう時にどうするべきかは憲法で決めてある。

日本国憲法国連憲章理想通りに世の中で実現してるという前提で、それに整合性を持たせた作りになっている。

で、国連の定めによるなら

侵略された国はまず一瞬で滅びないように自力で持ちこたえなければならない。

他の加盟国可及的速やかに国連軍を組織して助けなければならない。

まり我が国行使できる個別的自衛権範囲とは「国連軍が来るまで滅びずに持ちこたえること」だ。

侵略国領内への反攻とか報復というのは過剰防衛になる。

2023-10-17

日本国に属さな日本軍」を日本国土上に置くことはできるの?

日本国政府が軍を持つの日本国憲法禁止されてるけど、日本には自衛隊ではない正規軍隊存在してるよね?

アメリカ軍とか、国連軍朝鮮戦争待機用)とか。

あと日本人が国連PKO活動に参加するのもアリになってる。

ってことは「日本でない軍事組織」であれば日本国土上に置くことができたりするのかな。

日本国を守るんじゃなくて「日本という地域安全を守る」という目的をもった「国際組織日本軍」という組織存在承認して、

最高指揮官を「日本総理大臣」とか防衛大臣にする。それは日本国の下部組織としてではなくあくまでその国際組織の内規として代表日本総理大臣なんですよねーと勝手に決める。

そして日本国は軍人となる公務員派遣という形でその組織に送り込む。

たとえば国連は「どこの国にも属してない存在」だけど日本はその存在を許してるし、そこに公務員派遣できるし、代表者(国連平和担当事務総長)に日本人とか日本総理大臣がなってはいけないという決まりもない。

台湾有事軍隊を持つ必要性がでてきて憲法改正が無理だったら

こういう感じの屁理屈スキーム軍隊を持ていないという憲法上の制約を迂回できたりする?

2023-09-20

信長とかチンギスハンみたいな英雄アフリカあたりでデビューして

アフリカ統一して米軍ボコって国連軍壊滅させてってなったら

どーする?

2023-09-10

anond:20230910220710

軍事外交上における暇空茜の主張

中国台湾を攻めるのには艦船不要で、歩兵がいれば十分

中国が侵攻した場合国連軍対応する(拒否権とは)

日本が取るべき対応は、とにかく予算をつけて用途専門家に任せる(自身批判している公金チューチュースキームそのもの

2023-08-18

中露北朝鮮、あと中東とかアフリカとか南米治安悪い国は国連軍で滅ぼせばよくね?

イスラエルパレスチナ喧嘩両成敗で両方滅ぼそう

領土先進国山分

ウガンダフォーエバ

今考えるとなんか微妙映画だったな

 

MCU特有コミュ障同士のコミュニケーション不全で戦争になるパターンいい加減に何とかしてほしい。

 

1が「自分のために技術を独占し富を築いたがそれゆえに恨まれ人間が改心し世界のために技術を使おうと決意する話」としてそれなりに綺麗に着地していたはずなのに、2の冒頭で「技術開陳しまへーんwww」ってなってたのなんでなんだよ。

対比としては「技術開陳して世界の役に立ちたいウガンダ」VS「技術開陳されることで侵略を受ける可能性に怯える海底帝国」のほうがしっくりくるはずなのに、ウガンダサイドも「世界技術開陳してもうまく使われへんやろ?w」みたいな姿勢から、本当になんでこの両国が争わないといけないのかがよくわからない。

ウガンダ姿勢からすればネイモア率いる海底帝国と手を組んで超技術を狙う国連軍と戦うくらいのシナリオのほうがまだ納得感ある。

 

あと、今作の主人公に当たる死亡したティ・チャラの後を継いだシュリ国王になる試練も受けないうちになんとなーくでブラックパンサーを継いだの、え?なんで?ってなった。国王の試練は世襲制じゃなくて各部から立候補できる制度からシュリがオートで継げるものではないはず。

あとシュリブラックパンサーになるときにキルモモンガーに「復讐さらなる争いしか生まない」って言われて、うっせー!みたいな感じで復讐からブラックパンサーになったのに、それに対する決着は特に付けずに終わった後に母親幻覚を見てなんとーく改心した感で終わってたのも微妙

 

1で主演だったチャドウィック・ボーズマンが死んでしまって脚本を相当書き換えた影響はかなり大きいんだろうけど、正直、1に比べると相当駄作の部類だと思う。

2023-08-02

anond:20230801235247

さらに言おうか?朝鮮戦争初期に北に攻められまくったのはどこの国?

漢江にかかる橋を落としてソウル市民犠牲にしたのはどこの国?

仁川上陸作戦国連軍旧日本軍掃海経験者(日本人)が居なかったら成功しなかった。

無能軍隊が居た国のことを反共の為に戦った英雄なんて呼べる訳ないだろ。

2023-06-23

エポック朝鮮戦争」の記憶

https://nou-yunyun.hatenablog.com/entry/2023/06/23/110000

大昔の絶版騒動がなぜか突然ホッテントリ入りしていたので、当時の記憶を引っ張り出してみた。

北朝鮮軍を「北鮮軍」と書いてあるのは箱の裏側の図のキャプション。「国連軍」と並べてあるので韻を踏んだのかもしれない。

・箱のゲーム内容の説明書きには「朝鮮民主主義人民共和国軍」とある

北朝鮮の奇襲攻撃からゲームが始まる(当時は北朝鮮攻撃を受け反撃したという主張が強かった)。

デザイナーノート「あれだけの攻勢を続けるには最低6か月前から戦争準備していないと不可能」。

ファンダムの中で、上の2つはやばいんじゃないかと噂になった。これが総連説が信じられた背景かも。

一方的韓国軍がやられるだけではない。ゲームの流れは耐えて耐えてインチョン上陸作戦からの大逆襲がクライマックス

ワールドウォーゲームシリーズは作り切り売り切りはない。80年代半ばまでは大手ショップなら他の作品はいつも補充されていた。

朝鮮戦争は抗議されたらしいという話の直後にもう店頭在庫もなくなっていたから(マニアが確保したのでなければ)店頭在庫の返品はあったかもしれない。

事件直後にTACTICS18号が巻頭コラムで、ゲーム名を出さず実際の戦争を「ゲーム(遊び)」にしているという批判に対する心構えについて語っている。政治的批判への反応ではない。

シミュレーターで何度かこの事件内輪ネタとして擦られる。

・当時は情報も少なく、実際に何があったのかを調べること自体暗黙のタブー的な空気感があり、噂が修正される機会がなかった。

2023-03-08

なんでウクライナ国連軍派遣されないのか、みたいなところを素朴に考えてみないんだろうか

いやそこを考えた結果が「ウクライナに悪いところがあった」という考えになるのか


ロシア常任理事国なんだから国連軍派遣されるわけないだろ」という正論の話ではないです

2023-03-07

暇な空白さんについて

暇な空白氏について考察してみます

ちなみに私は行政会計に関しては疎いのでコラボ騒動のものについてはよく分かっていません。

まず彼を理解するには①闘争好き②知能信仰の2点の要素を押さえる必要があります

1.闘争好き

これはコラボ騒動の原因を考えるうえで重要な要素です。

まず、彼は自身の半生を「シン・ネトゲ戦記(https://note.com/hima_kuuhaku/n/n7347f92ad4ce)」でまとめています。これは非常に長いので簡単に彼の半生を下記にまとめましたが、これを読む限り彼は中学以降ほぼ全ての時期において何かしらと戦っています。唯一の例外ゲーム作りに携わっていた時期でしょう(もっと特定の人と戦ってないだけでゲーム産業は常に熾烈な競走に晒されていますね)。

中学受験→ネトゲ廃人→ゲーム作り→6億裁判→VSシュナムルコラボ騒動

大事なのはここで挙げたものほとんどが暇空氏が起こしたものである点です。そうでないのは6億裁判くらいでしょう(訴えたのは暇空氏ですが、相手方が先に暇空氏の権利侵害しています)。

このように彼は常に戦い続けており、また戦いを自ら引き起こしています。彼の体は闘争を求めており、今回狙われたのがコラボだったというのがコラボ騒動根本的な原因でしょう。実際はそれに加え、オタクコンテンツ攻撃したというのもあるのですが、これは自身発破をかけ攻撃正当性担保するためであり本質的理由闘争を求めてるというのが実情です。巷では女叩きのためにやってるという推測もありますが、これは青識氏や手嶋氏への執拗言及やシュナムル氏を攻撃した原因を説明できません。

2.知能信仰

これは暇空氏の言動理解するうえで重要な要素です。

彼はTwitterで敵と見なした人物に対して度々知能の低さを指摘しています(調べてみたら毎日最低1回は言っててさすがに驚きました)。

https://twitter.com/search?q=from%3A%40himasoraakane%20%E7%9F%A5%E8%83%BD&t=eR-wZsy3FaGJOnV9_NFijw&s=09

ちなみに彼はTwitterだけでなくnoteでも「知能」について度々言及しており、彼の提唱する認知プロファイリングについて説明した記事でも使いこなせるかどうかの基準に知能を採用していますhttps://note.com/hima_kuuhaku/n/nd3da614085b3

また彼は知能を非常に重要な要素と設定したうえで自身の知能の高さを絶対的な自信があります。彼がどんどん突き進んでいるのは社会で非常に重要な要素である知能を自分人一倍持っているという認知によって自分の正しさに対する自信が並々ならないものになっているからでしょう。

ここからは私の考えになります

私は彼の知能は高いと思っています。今回のコラボ騒動も仮に彼の言い分が正しければその知能は疑いようもないですし、一方で言い分が間違っていても誤った言い分で多くの人を扇動できるならそれは優秀な証拠としては十分でしょう。

一方で彼が批判されるのもまた知能が原因でしょう。彼は知能に対する信仰が強すぎるあまり知識価値を軽視しています。そのため元々詳しいゲームのような分野では結果を残せますが、ひとたび彼が疎い分野の話になると途端にめちゃくちゃになりますいくら頭がいい人でも全く知らないものについては考察できません。

今回の東野氏の騒動はそれが露呈したものでしょう。暇空氏が詳しくない社会情勢についてにわか知識で語ってしまった結果、めちゃくちゃな話になり中国との戦争の際に国連軍が出動できると考えてしまうわけです。これは彼が馬鹿なのではなく、単純な知識不足に由来するものです。拒否権を持つ中国安保決議でそれを行使しないわけがないということは国連制度さえ知っていれば彼の言う「低知能」な人でも理解できるし思いつく話でしょう。

彼のやらかし理由はだいたいこの知能信仰に基づく知識軽視なんですが、そもそも闘争本能を抑えればやらかしにたどり着くこともないので暇空氏は人とむやみやたらと戦わない(スルースキルを身につける)か、知能を活かすには知識必要不可欠だということを自覚した方がいいと思います

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