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はてなキーワード: セカイ系とは

2024-04-09

anond:20240409135336

ネトゲという当時まだ一般的ではない舞台設定において

自分にだけホラー展開が起きているっていうのが面白かった

「ゲーム」というある種チープさが出てしま舞台なんだけど

「死んだらどうなるんだろう」みたいなところがよかった

(大昔、クラインの壺っていうドラマがあったがそれに近い)

時代無視して比較すれば、SAO類似してるんだけど、キリトが強すぎるためホラーにはならなかった

どちらかというとデスゲームに近いよね

 

ゲームに閉じ込められるんだけど、そのお陰で「ずっとそこにいる存在」として他人の支えになるっていうのも良かった

あと真下耕一監督梶浦由記音楽っていう、あのBGMの主張が激しい感じ賛否あるけど俺は好きだった

展開と展開の間を同じ音楽でつないで、盛り上がりどころをあわせる感じ?ああいうの今でも滅多にないんだよね

脳汁が出る

 

最後の「突然ログアウトできなくなる」みたいなのもよかったなー

ゲームだと舐めてたらいきなりホラーっていう

 

自分だけ妙な展開になってる」っていういわゆるセカイ系?好きなんだよな

サマータイムレンダとか、僕だけがいない街とか、そういう

2024-03-29

anond:20240329161838

「バトルがない」でくくるのも変かな……セカイ系をそれとイコールにするのも

まあ、俺の言い方がおかしいんだと思う。

なんていうか、捻った作品クリエイターに好まれた、ストレート作品が幼稚とみられた時期があった。90年代後半からしばらくの間。

anond:20240329161302

バトルがない漫画なんて大昔から山程あるし、バトルがない=セカイ系ってのも意味わからんのだが

世界観狭くね?

anond:20240329153224

よしのり、なんだかんだいって団塊からな。

90年代価値観だと思うわ。

 

バトルが飽きただの、完全な悪も正義もないだの、そういう思想から多くの作品が作られて、一部はセカイ系などと呼ばれたりしてた。

現在は、そういうのエンタメ的につまらん、売れない、ということがバレたんでバトル漫画からとかエロを含むからとかで下に見るみたいな価値観は、だいたい払しょくされたと思う。面白ければ正義だし、露骨な刺激は面白さを作るのに役立つ。

 

てか、実際どこで言ってたかしらんけど、

そのバトル漫画見下し発言自体、だいぶ昔のやつじゃない? 今も同じこと言うかは怪しいぜ。

2024-03-23

ネタバレ)再来週すずめの戸締まり地上波初放送されるけど

当時も「11年経ったかファンタジーとして取り上げられる」とか言ってた人居たけど

能登地震復興すら全然なのに放送するの本気か?ってなる

被害が甚大になる東京地震人柱立てて阻止しました、その前の北関東や今回の能登地震は無理でしたって受け止め方されかねない

身も蓋もなくそういう話だから放送される度にめちゃくちゃ荒れる映画になりそう

だって地震は「おかえしもうすー」でコントロールできるものじゃ無く突然降りかかって受け入れてくしかない事象なんだから

自分新海誠好きでも嫌いでもなく付き添いで映画館で見て終盤めちゃくちゃ泣いたけどそれは現実311への涙であってそれをファンタジーに利用し良くあるセカイ系にしたこ映画には怒りしかないわーってなった

「それは映画メッセージちゃん解釈できてない」って思ったそこのお前、そうだよ、自分にとって解釈出来てないだろうしする気も起きないし震災だと分かってたら金出されても見なかった。

ただ地上波初放送で多数の人の目に(震災を扱ってる事を伏せられて)入ってきたときどういう感想が出てくるのか(自分は物凄く性格が悪い)そういう意味で楽しみでもある

2024-03-21

anond:20240320132132

フリーレンは面白くないから読んでないし

アニメ面白くないからみてないか

出版社広告代理店テレビ局が結託して宣伝している内容とそれに乗っかっている人達の発信しかみていないけど

現代社会負け組に都合の良い優しい世界を描いてるよな

まず現実逃避として

ヨーロッパ白人文化への憧れがある

寂しい人間がこんな世界なら自分もうけいれられるのかもという願望を満たしている

夢のような魔法を使うというのは勉強運動仕事の出来ない人間が変わりに何か特別能力を持てるかのような幻想を与えていて

それによる万能感を刺激している

リアル政治経済社会を一切描かず

ミニマムな数人のキャラクター世界帰趨を決するという構図は情報社会に踊らされ政治社会に関心が持てずもしくは関与ができない社会の中心から外れた周縁部の人々の閉じられた精神構造を反映したセカイ系

からウケるんだろう( ー`дー´)キリッ

2023-10-27

第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。

セカイ系の話で急にローカルネタ振るのやめろ

2023-10-19

anond:20231018235734

エモいってロキノン系とかセカイ系流行ってた時によく聞くようになったイメージが強くて、語感が古くなったしエモいで現せられるエモさもだいぶ古くさくなっている気が

若い人は使うんだろうか

2023-10-10

新海誠の好きなところと微妙なところについて書く

あんまり映画を観る方じゃないけれどね。

ほしのこえ

記憶は定かではないが、おそらくこれが最初に見た新海アニメ

大学在学中はSFに飢えていて、「AKIRA」とか「エヴァンゲリオン」とかを観ていたのだけれど、「ラーゼフォン」にはハマることができなかった。問題は長さなのではないかと思い、26話も見る必要のない映画を手に取った。

この作品が好きだったのは、クラークイーガンが好きだった自分が求めている、別の惑星風景描写があったことだ。僕が映像作品評価するのは、どれくらい思いがけない風景を見せてくれるかだ。火星の大地や、木星イオあいだにかかる雷の橋が美しかった。ヒロインから携帯メールにも確かクラークへの言及があった。

また、日常の美しさを切り取った言葉を、詩のようにつなげていくアニメを見たのは初めてで、そこも新鮮だった。

敵方宇宙人が、鏡像となって話しかけてくるところなど、露骨エヴァの影響を受けているし、詩的な文章村上春樹フォロワーに過ぎないと感じはしたものの、この監督作品もっと見てみたいと感じた。

「僕と彼女の猫」は忘れてしまった。珍しく自分好意を寄せている女性視点失恋の話だった気がする。

雲のむこう、約束の場所

僕が好きな要素がとにかく詰まっていた。架空歴史知的早熟だけれども情緒的には年相応の少年少女、そして天にそびえる真っ直ぐな塔。東京からも見える北海道メガストラクチャーという、自分想像力はるかに超えた世界を見ることができた。

もちろん、欠点もあった。ヒロイン・佐由理を救うか世界を救うか決断を迫られる主人公・浩紀は、セカイ系典型例に感じられて冷めてしまったし、あと、これは前にも書いたのだけれど主人公のやっていることはテロリズム肯定だ。

テロ組織名前も、北海道を手に入れるためなのにアイヌ解放戦線じゃなくて、サハリン樺太先住民族ウィルタ解放戦線だ。ヒロイン祖父名前キノエはアイヌ系の名前だが、そこには一切触れられないし、朝鮮半島のように南北に別れた家族悲劇は、ごくわずしか触れられず、プロットには絡んでこない。つまるところ、政治は装飾でしかない。いいのか。

にもかかわらず、この作品を好きになってしまった。アニメで精密に描かれた東京景色は、当時の僕の生活圏とかぶっていた。自分の暮らす世界彩度を高めた景色は、ぐずぐずとした感傷に僕を引き込んだ。何にもでもなれると、まだかろうじて思い込めていた頃だった。

そして、テーマ曲があまりにも切なく、これがずっと頭の中で流れ続けていた。過剰なまでに作中で繰り返され、露骨でさえある。しかし、悔しいけれども切ない気持ちになるのをやめられなかった。ラストで虚無に飲まれ北海道の美しさで息をのんだ。

自分青春に満足できていなかった僕は、この甘ったるいテーマ曲映画呪縛されていた。批判しつつも、フィルムブックとノベライズを買ってしまうほどだった。これが感傷マゾなのか。

秒速5センチメートル

退屈さを感じる場面や、冗長な個所もあった。でも、日常風景を美しい色合いで描くアニメを他に知らなかった。第2話冒頭の、貴樹が空想する巨大ガス惑星が空にかかった惑星風景は、僕が創作していたSF小説舞台として何度も用いた。

そして、第3話で流れた「One more time, One more chance」ですべてを持っていかれた。ヒロイン・明里と結ばれないラストを見て「そうなんだよ! これこそが人生なんだよ! はっはっは!」と快哉を叫んだ。「鬱エンドだ」「悲しい」と言っている連中を笑っていた。なんてこじらせた大学生だったんだ。これもノベライズを買った。

振り返ってみれば、主人公はいつまでも明里の幻影に惑わされており、サーフィン少女・花苗の気持ちちゃんと向き合っていない。独り身の期間が長かった自分は「応えてやれよ!」とあとになって思ったものだった。そりゃあ、思春期から初めての感情ばかりで、あまりにも未熟で、だから人間関係で目も当てられないような失敗を繰り返すんだけれど、「結局お前モテてんじゃん!」と怒りが湧いた。

後に、貴樹をはじめとした新海アニメ主人公たちはどうやって童貞卒業したのかな、夜のお店かな、などと根拠のまったくない最低な空想をするようになってしまった。自分がそうだったからって投影するなよ。

星を追う子ども

激しくツッコミを入れながら観た作品

統一感のない固有名詞(※僕はファンタジー名前を付ける際には一貫性必要だと信じている。だからアルカンジェリ、ケツァルトル、シャクナ・ヴィマーナと複数言語から安易に引っ張ってくるのを良しとしないし、文法的に怪しいヴィータクアやフィニステラという語も納得できない)、ジブリの表層だけをなぞったような描写主人公明日菜が地上世界と地下世界の両方の血を引いているという重大な設定が劇中ではほとんど描写されないなど、自分が気に食わなかった点は多数あるが、最大の問題点は悪役の森崎(ムスカ揶揄される)のサブプロットのほうが面白く、新海誠思い入れを持っているように感じてしまったところだ。

愛するもの喪失を受容せず(子の喪失ってキーワード村上春樹フォロワーっぽい)、代理品や依り代を求め、神々なり悪魔なりと契約する姿は碇ゲンドウともかぶり、なんにせよ強烈なキャラで、明日菜を食ってしまっている。いっそ明日菜いらなくないか

冥界をめぐり、禁断の知識の代償として盲目になるのは神話的でちょっと良かったけどね。

この頃から、新海アニメを僕はさら批判的に見るようになる。

しかし、作者の意図性癖が透けて見えるというのは一方的に親しみを感じる契機でもある。不完全にゆえに見透かせるものがあり、理解者になれたと錯覚できてしまい、結果的作品を愛してしまうことがある(※これは新人賞を取った作品を読むときもそうなんだけど、「作者はこういうことをやりたいんだろうな。なら、ここをこうすればもっとよくなるだろうな」と考えつつ読むことが多い。創作をしていた人にありがちなことなのかな?)。

言の葉の庭

言いたいことはたくさんある。

けれども、最大の欠点は「何でもかんでも台詞説明してしまうこと」だ。

最後タカオとユキノが見つめあう場面で、高まった気持ちをぶちまけるのだけれど、音楽映像がうるさいなので、台詞なんていらない。

海監督は文章を書く能力はあるのは認めるけれども、「説明小説でやれ」と感じる。「なんでも説明するのをやめてくれ、映画受け手を見くびるな」とも感じた。

そして、鮮やかな色彩がわざとらしく感じられ、反発を覚え始めた。

ただ、この頃から日本古典を扱いだしたのは嬉しい。ささやか愛国心が満たされる。

僕は海外文学が好きなので、逆に外国の人に日本の詩を知ってほしい。

君の名は」「天気の子

観ていない。

言の葉の庭」の一件もあったが、ハッピーエンドになったということを聞いて、寝取られ性癖(というかBSS、「僕が先に好きだったのに」?)を抑える優秀なプロデューサーがついたんだな、とシニカルに考えていた。売れるようになった、大ヒットを飛ばすようになったとも耳にして、新海誠自分からどんどん離れて行ったように感じた。そして、もう二度と新海アニメを見ることはないだろうと思った。友人や尊敬するSF作家が見ていると聞いても、耳を塞いでいた。

君の名は」の予告の「スカート注意、男子目線!」といったセリフにも、新海誠性癖が透けてみるのだけれど、徐々に作者のあけすけな欲望に対して嫌悪を感じるようになっていた。

これは男子出身の僕がそうだからかもしれないけれども、僕には、男性監督女子高生をじろじろ見て偏愛していると気づくと、鬼の首を取ったかのように指摘してやりたくなる悪癖がある。岩井俊二映画を観たときもそうだし、「ラストレター」を観たときは「俺を振った女は不幸になればいい」という怨念を感じた。庵野秀明俳優やってたのはめっちゃ面白かったけどね。

「すずめの戸締まり

ある女性が新海アニメが好きで、じゃあ一緒に見に行こうということになった。ただし、彼女が好きだったのは「君の名は」以降だった。

「お手並み拝見」と思いながら(なんだかんだで楽しみにしていた一方、不安でもあった)観てみると、極めてまっとうな少女の成長映画になっていて驚いた。

被災者のすずめが「死ぬのなんて怖くない」と言っていたのが、逆に震災記憶と向き合い、心底死を恐怖し、逆に生きる実感を取り戻す構成が素晴らしかった。自分を助けに来た謎の女性自分自身だったってのも良かった。周囲の支援必要なのはもちろんだけれども、傷付いた自分を癒すためには、どこかで自分の力を信じて自分の足で立ち上がらないといけないのだ。

ロードムービーとしても優秀だし、周囲の人々が善意にあふれてすずめに手を差し伸べてくれたのも、叔母の環が思わず激高して負の感情をぶちまけるシーンのための溜めだと感じ、よく計算された素晴らしい脚本だと感じた。

今まで肯定的だった(あるいはマスコットしかなかった)猫が、ダイジンという善悪不明存在になったのも面白い。

今まで別の災害という形で間接的に東日本大震災を扱ったと聞いていたが、正面から向き合ったのはとても立派だ。このタイミングでなければできなかっただろう。

恋愛要素を薄めたのも大正解。「シン・エヴァ」を観たときみたいに、「監督大人になったんだな」と感じた。

それでも無念な個所はある。人口希薄になった土地を神々に返すというモチーフと、地震を封じる要石というモチーフが、完全に噛み合っているわけではない(人口が減少している時代から出てきた発想では? なぜそこから厄災が漏れ出る?)。少しぶれている。また、震災は人力で防げる、つまり東日本大震災は防げた、という誤った読解を誘発しかねない面もある。

あとは、震災描写リアルだし、緊急地震速報が頻繁に鳴るので、観ていてずきずきと頭が痛み、かなり気分が悪くなった(御茶ノ水近辺も学生時代生活圏内だったし)。昔は「アルマゲドン」みたいなパニック映画大都市がぶっ飛ばされるのを見たり、「地球大進化」の大隕石地殻津波が起きて日本列島が引き裂かれるのを見て気分爽快になっていたのだが、ある時点で感受性が「まっとう」になってしまったらしい。

ところで、この作品村上春樹かえるくん、東京を救う」のオマージュだとよく言われるけれども、「海辺のカフカ」のパロディも仕組まれている。東北まで中古車ドライブする芹澤青年が車内で流すのが「夢の中へ」だが、「海辺のカフカ」でも星野青年が何を探しているのかもわからない中田老人を連れて車で高松ドライブしながら、「探し物は何ですか~」と口ずさむのだ。誰か気づいてないかな。

そのくせ、村上春樹オマージュにとどめ、影響下からは完全に脱しているように感じた。

疑問点。すずめの三本足の椅子過去自分に手渡されたことで、時間の輪っかをめぐっていないか? 

その他

どの作品かは伏せるが、主人公が僕の名前と同じで、ヒロインから名前を呼ばれるたびに恥ずかしいくらいに動揺してしまった。

当時流行っていたラブプラスをやっていたら、おそらく引き返せないことになっていただろう。

あと、「すずめの戸締まり」に関するウェブ記事で、新海監督が#MeTooのこともあるしパンチラを封じたと聞いて、機を見るに敏だなと感じ、何となく気に食わなかった。正しい判断だと思ったけど、商業性に屈したようにも感じたのだ。正確には、「雲のむこう~」みたいに政治的を雰囲気に使うのをやめたのが、なんとなくタイミングが上手すぎて、逃げ足の早さを感じるのだ。

でも、とっくに青春コンプレックスこじらせオタク向けクリエイターから国民監督に変わってしまったのだ。寂しい。あんなこじらせた作品を書くのに既婚者なのも納得できない時期があった。

まとめ

こういったことを、友人に対してつらつら語っていたら、「それはお前、もう立派なアンチだよ」と指摘された。「アンチじゃない、愛情と憎しみの両方を持っているだけだ。複雑な感情をも抱えているんだよ」と反論すると、「お前が複雑な感情を抱えていない対象なんてあるのか」と笑われた。ひどくない?

これだけ複雑な感情を抱えているので、「君の名は」「天気の子」を見るのがずっと延期になっている。諸般の事情ラブコメ苦手だし。

2023-10-01

フェイブルマン青春ジュブナイルものとして内容はごく普遍的だけど、おれの大好物エンタメとしてもとても面白かったと思う。大好きな『桐島、〜』の神木隆之介フォーカスを当てきったジェネリック版って感じ。趣味人間として刺さっただけに、他人との関わりとかもうちょっと考えてもいいかなって思った。

・シン・仮面ライダー 良くも悪く仮面ライダー思い入れがないので普通に面白かった。「大人向けライダー」っぽいバイレンスも露悪趣味じゃなくてちゃんと後半にかけての変化のコントラストになってていいなって思った。バディものはいいね

・エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス 別の世界線自分を呼び出すのはコミカル描写としても良いし、アクションとしてもメリハリのあるマトリックスみたいで面白かった。観た後はそんくらいの感想他人感想受け売りだけど、税務署ババアと分かり合うのは指がソーセージ荒唐無稽世界くらいにあり得ない事だった、みたいな見方に気付いてからは、ああそういうことか、なんかイイねって思った。

グリッドマン ユニバース 直前にダイゼノンを詰め込みで予習したから、時間が育む思い入れは少なめだったかもしれない。シンエヴァがずっとチラつきつつ、虚構肯定する作品って良いよなって思った。グリッドマンから続くフィクション肯定ダイゼノンから続く過去清算して未来を勝ち取るってテーマについて非常に力強く語りかけてくれた感じがした。

インディ・ジョーンズ運命ダイヤル 印象的なカットあんまりなかった気がする。ここぞという所であのニヒルな笑みを浮かべてバシッとキメるカットを期待していたけれど、特にそういう箇所は無かったか聖杯を諦めて今を選んだインディも今回は若人にブン殴られる番になったけど、でも冒険劇ってこういうのでいいんだよなみたいな所は抑えてた気がする。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE 続きもんとして割と良い区切りのつき方だったと思う。次も楽しみ。列車の上に乗っかってトンネル突っ込むアクションはやっぱ手に汗握ってイイ。FIAT500のとことか、ちょくちょくフフってなる所もあった。合理的冷徹にと言いつつ最後ヌクモリティで助かるのがいいね。今回宙釣りあったっけ。

バービー 映画を観ながらああだこうだと語ってしまいたくなるのはもう性なのかもしれないけれど、それでも教えたがりにはならんよう気を付けんとなって思った。バービーについてよく知らんけど、アラン立ち位置もっと活かせたんとちゃうんかって思った。アウトサイダー安易聖人化するのもアレなのかもしれないけど。

・戦慄怪奇ワールド コワすぎ!

パラレルとか時間移動とかごっちゃごちゃだし、予習不足で知らんキャラ出てくるし、後半は完全に雰囲気で観てた。異空間をただ走り回る時間体感3割くらいあった気がする。でも怪異の点と点が繋がって秘密に迫り始めて、面白くなり始めた時のコワすぎみたいな感じが凝縮されてて良かった。

君たちはどう生きるか メッセージ的なものを汲み取ろうとすると、抽象的でよく分からんかった。エヴァのせいで「虚構現実の話」みたいな匂いが少しでもすると感度3000倍で反応してしまうから、おれはそういう方面の受け止め方になってしまった。単にエンタメのとしては、「下の世界」が千と千尋みたいというか、夢(寝てる時見る方のやつ)の世界みたいで面白かった。

アリスとテレスまぼろし工場 メタフィクションとして受け取るのが適切かどうかは分からないけど、その辺に大分自覚的な気がした。閉じ込められた世界田舎の閉塞感、まぼろし世界、そしてフィクション世界。その辺の繋げ方が上手いなって思った。そこを出なければ無限大可能性が広がる現実を手に入れられない。まぼろし世界は痛みも感じないし匂いもしないけれど、それでもそこにある愛は本物。みたいな。フェティッシュ描写邪魔にならない程度に印象的だった。セカイ系初対面アンニュイ女の笑顔良すぎ。

ジョン・ウィックコンセクエンス アクションに遊びが増えた気がする。コミカルな動きが割と印象にあった。上から俯瞰画角MGSみたいで面白かった。どうせここでは死なないしな……みたいな緊張感のなさと引き換えに一騎当千の爽快感があって、マンネリ感はあまり感じなかった。グラサンの人も拳銃持った座頭市を放り込んだみたいでかっこよかった。刀と弓使ってたのは、一応防弾スーツ対策みたいな理由けがあったのかな。新しい事をやるのに加えて話を畳むという事を考えたら分割するような内容でもなかった気がするし、あの長さで良かったんじゃないかと思う。

2023-09-14

anond:20230913161139

増田トラバブコメ見てて思うけど、こういう私小説風ってやつ、一部中年にはかなり受け入れ難い形態なんだろうなっていうのはよく分かる。

多分、今の30後半~40代前半ってバトル漫画やそれのアニメセカイ系なろう系等、「エンタメはこういうのでいいんだよ」的な型の作品進化過程作品がヒット作の大半、メインストリームだった時期に生きて、それがマンガアニメゲームの型っていう刷り込みがキマってる人がかなり多いんだと思う。

気持ちよくなれなきゃ面白くないを地で行ってる人が多めの世代

2023-08-24

anond:20230823132224

そうは言うけど二線級で面白い作品ってめっちゃ人選ぶよ?

多分お前はこれ聞いても「え?こんなの頼んでないけど?」って言うと思う。

お前が知りたいのは「超有名なはずなのに何故か自分は知らなかったアニメ」。だろ?

でも俺は意地悪だからお前の望み通りに二線級の傑作を伝えるは。

B級の有名作品でもなければ超マイナーでもない中途半端知名度があるようなないような奴な。

Sci-Fi HARRY 2000年

ある日超能力に目覚めたいじめられっ子青年が謎の組織や怪事件に巻き込まれる。

2000年問題終了前後のジメっとした雰囲気が残るアニメの中でも、とりわけメンヘラ感漂うサイケ作品

主人公はイジイジしているしヒロインジノリはなんかこえーしでキャラクターが魅力的かと言われると微妙

2000年代前後FPSADV彷彿とさせるようなオカルティックかつナイーブ雰囲気セカイ系なのか狭い世界系なのか分からんノリに浸りたいならオススメ

コヨーテ ラグタイムショー 2006

グーグル検索すると「1話だけ」がサジェストされる1話全力アニメ

とにかく1話のワクワク感が凄い。

1話が作品価値全体の90%を占める。

しろ300%の価値がこの回にあって残り11話かけて上がった期待値分の反動-200%を視聴者は支払うことになる。

アウトロー感のある世界パラシュートで落下してくるアンドロイドの12姉妹大塚明夫ボイスのオッサン

名作の予感からの完全な裏切り

通称全1話。

この話をすると2005年製のフタコイオルタナティブ話題に上がるが、この辺の時代はとにかく深夜アニメが1話で必死にやって3話ぐらいで力尽きることが多かった。

ファンタジックチルドレン 2004年

全話見た人は「これは一線級だろ!」と思うだろうが、マイナーさじゃ二線級になれるかさえ怪しい作品

強烈な伏線回収で最終的に面白くなるけど序盤はひたすら地味にしか感じられないだろう。

こういった後半面白くなる系はシムーン百合みたいにどこかしらピーキーな要素で客寄せパンダするがこの作品はそれさえしない。

旨い料理を作るけど宣伝する気が1ミリもなくていつか潰れるんじゃないかって雰囲気がずっと漂ってる地元定食屋みたいな味わいがある。

全26話をちゃんと見る覚悟があるならオススメ

ボンバーマンジェッターズ 2002年

リアルタイム子供だった人は全話通して見たときの奥深さを理解しきれず、リアルタイム子供向けアニメ卒業していた人は見ておらず、子供向けアニメだろうが全話見ていたオタクけが滅茶苦茶面白かったことを知っているアニメ

全52話のうち20話ぐらいまでが貯めで折り返しぐらいからグイグイ面白くなっていく。

子供向けボンバーマンを20話見る下準備に耐える覚悟はあるか?

相性が良ければ最高の体験ができるぞ。

全話見て合わなかったとしても俺は知らん。

コレを見て「いつ面白くなるの」と言うような奴と口を利く気はない。

てさぐれ!部活もの 2013年

さぁカメラが下からグイッとパンしてタイトルロゴがドーン!の元ネタ

石ダテコー太郎監督が一時期量産していた「女子声優ラジオキャラ設定と3Dアニメをつけたようなナニカ」の中で一番有名な奴。

合わない人によっては1話OPの冒頭が最大瞬間風速で終わるが、合う人にはずっと面白い

とりあえず1話のOPだけ見たら興味を持つと思うからそのあとは面白いと感じる範囲まで見れば良い。

たつきが関わっていたり、カメラが下からフレーズがやたら有名だったりのせいでそこそこ知られてはいるが、実際に2話以上見てる人ってかなり少ないと思う。俺はくたパンネタの使い回しに飽きてきて6話ぐらいで切ったはず。

コゼットの肖像 2004年OVA

リリカルなのはの少し前~同時並行ぐらいで新房昭之が関わっていた作品

詳細は察して欲しいのだが、ソウルテイカーの後暫くの間とある業界に関わりより強烈になった作風が強く出ている作品

監督としてのカラー確立された作品だと俺は思っている。

なのは1期のOPを思い出してほしいんだがあのどこか暗く塞ぎ込むような雰囲気が、こちらではより強く押し出されている。

陰鬱で陰惨な世界に艶めかしさを加えた耽美主義悲観主義のないまぜの空気が某業界で働いて経験値を稼いできたことを感じさせる。

これを見て、ソウルテイカーを見て、なのは1期を見て、それからまどマギを語ることでオタクとしてよりキモくなれるぞ。

無限のリヴァイアス 1999年

二線級のラインが分からなくなってきた。

これ凄い有名な気もするんだけど、知ってる人が凄く知ってるだけな気もするんだよな。

サンライズが作った宇宙漂流アニメ蝿の王モチーフ

分かる人にはもうこの時点で不穏しか無いけど、本当にただただ不穏なことしか起こらない。

スギス系の鬱アニメで、人間の最大の敵は人間って感じの作品なんだが、同時に地獄の中で人間性が研ぎ澄まされた結果の人間讃歌も強烈。

楽しく語るタイプ作品ではなく、見た後にズーンと強烈な何かが胸に残り続けるタイプ

知ってる人は「これ面白いよね」って言うんだけど、他の人に「面白いよ」って薦めるのは性格悪い奴ぐらいな気がするから、それでイマイチマイナーなようなメジャーなような微妙な感じなんかな。

プリンセスチュチュ  2003年

可愛い女の子バレエをするとってもハートフルアニメだよ。モチーフ白鳥の湖とかその辺。

運命とはまさしく地獄機械であると言わんばかりの歯車仕掛けの悲劇

バレエクラシック作品モチーフとして強く用いられているので見る側にある程度教養が求められるので敷居はちょっと高い。

でも扱われているのは有名作品ばかりだから大人が見る分には問題ないはず。

ミュージカル色の強いアニメは定期的に出てくるけどオペラっぽい雰囲気作品は珍しいのでそれ自体が見所。

可愛い可哀想が一緒になると2倍美味しいと思える人は是非見てね。

IGPX  2006

アーイ!ジーピー!エーックス!の掛け声が特徴的なOP曲を歌うのはGRANRODEO

人型ロボットで3対3のチーム戦モータースポーツをするという非常に色物な設定。

リーグ戦の下位チームが下剋上を狙う語はホビーモノとお仕事モノとロボットモノがごたまぜになり他にない空気感を醸し出す。

レースルール意味不明とかこれ殴り合わずスルーすればいいんじゃないかとかツッコミどころはいっぱいなのだが、ロボがレースをするという独特の絵面はインパクト抜群。

突っ込みどころ満載のレースに目をつぶれば全体としては若者葛藤を描いた名作だと思う。

でも後半は迷走し過ぎだし、前半は無難に作りすぎてるのよね。

でも全体を通して流れる「とにかくやるしかねえ」「なんでこんな上手くいかねえんだろう」の行ったり来たりは人生描いてるなって感じるし、中盤はそれがいい感じなんでその辺だけでも見て欲しいかな。

多分そんなマイナーじゃないけどまだ見てないなら見ろのコーナー

魔法遣いに大切なこと 優しくて大人しい地に足の付いた雰囲気アニメ。こういうの最近減ったな。

ARIA すげーマッタリした気分になれる。寝る前に見るアニメって全部こういうのでいいのでは。

夏目友人帳 優しい妖怪人間の話。落ち着いた喋り方するアニメってなんか最近減ったよな。

R.O.D(OVATVシリーズがある)滅茶苦茶映像が凄くて音楽が格好良くて話がよくてキャラ可愛いくて格好良くて映像が凄い。

bpS バトルプログラマーシラセ ハッカーハッキングで戦うアニメ攻殻機動隊みたいな重い感じではなくコミカル

Serial experiments lain カルトアニメ金字塔カルトっぽいアニメが見たいならこれを見るしかない。

神霊狩 lainと似た感じのアニメ。滅茶苦茶カルトっぽいぞ。

GUN GRAVE アクションシマシのゴッドファーザー。1話が視聴者置いてきぼり過ぎていきなり見ても面白くないので2話から見よう。

瀬戸の花嫁 ナンセンスギャグアニメの傑作。意味分からんけど面白い。当時のダークホース筆頭。

ゼーガペイン ◯話まで見ろで有名になった奴。確か6話。個人的には妹が出るまで見て欲しい。

アクエリオン 個人的な「6話まで見ろ」。6話までじっくり丁寧に積み上げて放たれる展開は爽快。ついてけなかったら見なくて良い。

地球防衛企業ダイ・ガード スパロボ参戦でメジャーになったスーパーリアルロボット系(スーパーロボット現実に居たらどうなるんだろう?系)。

南海奇皇 (ネオランガ) ロボット日常生活に食い込んでくるマジックリアリズム的な作品ある意味スーパーリアルロボットだけどロボ自体普通にスーパー系。

学園戦記ムリョウ 宇宙転校生との交友を描く作品なのだ絶妙に地に足がついていて生々しい。日常系かつハードSFという独特の作品

プラネテス 宇宙ゴミを拾うデブリ屋の物語。「愛」の概念の元に孤独自己探求を貫く物語としての色も強い原作と比べ、アニメ版は「愛」を軸に人と人の繋がりを暖かく描く傾向が強くなった。原作アニメ両方味わうとちゃんと2倍楽しい

宇宙のステルヴィア 序盤は天才主人公のTUEEEEE物語。雲行きの怪しくなる後半から賛否両論もあるけど他の作品ではあまり見れない展開があるので「めっちゃたくさんアニメ見たけど他になにかある?」って人には取り敢えず薦める。でもめっちゃアニメ見てる人はもう見てる気がする。

王立宇宙軍 オネアミスの翼 オタクの常識にして世間非常識ロケットを飛ばすだけ(この作品風に言えば、ロケットがただものすごい速度で落ちるだけ)の滅茶苦茶作画が豪華なアニメオタクは皆見てるし大好きだけど、一般人は見ても多分そんな面白くないしそもそも知らない。

2023-08-13

マロニエ王国の七人の騎士まじでずーっとおもろいな

一切ダレない、ずっとおもしろ

唯一の欠点月刊から単行本で読むと続きが長いくら

なおハラペコ編は7巻を買って読まずにおいてあって

今日6巻〜最新8巻まで一気に読んだけど

7巻読み終わったときに8巻まで買ってあってよかった…!ってまじで安堵したわ

 

舞台はある架空大陸

その中心に位置する「マロニエ王国」の七人兄弟がそれぞれ騎士大使として周辺の国に行く話

神様精霊が出てくる、どこか童話的な世界観にもかかわらず

なんとなく物語に緊張感があるのは、ここに出てくる「神」や「精霊」が決して人に取って都合のいい存在ではない、超常のものとして描かれてるからだと思う

 

兄弟名前は上から順に「眠くない」「博愛」「暑がりや」「寒がりや」「獣使い」「剣自慢」「ハラペコ」

異名でなく普通に名前、「こち騎士長の眠くない君」って普通に紹介されて普通に受けいれられる

それぞれ名前通りの特性がある

余談だが

「暑がりや」は黒髪にぎやか女好きで氷属性

「寒がりや」は金髪おっとり奥手で炎属性なとこが割と好き

(氷属性から暑さに弱い、炎属性から寒さに弱い)

 

それぞれが大使として赴いた先でいろんな問題対応し神と対峙し仲間との絆を深めそれぞれに恋愛描写もあり

それらのすべての要素が取ってつけた感がなくシナリオとしてきっちり絡み合っているのは少女漫画ならでは、この作者ならではの良さだと思う

 

少女漫画以外のジャンルだと、感情内面葛藤を「静」の場面、物語の展開を「動」の場面として切り分けることが多いし

それを切り分けずに進めようとするとセカイ系的な処理になることもあるが

この作品について言えば、恋愛による心の揺れ動きも、神との戦いもどちらも等しく「動」として扱われて、同じテンション物語駆動してくれている

もともとそんなに漫画恋愛読みたい方ではなく、作品によっては読み飛ばしちゃったりするのだが

この作品についてはそれぞれのカップリングの行く末が気にかかり

緊迫して読みうまくいくとほんとに嬉しくなる

作者の手腕によるところとしか言えない

 

あと、見開きの使い方がとても印象的でコマ割りになんとなく映画的な印象がある

(ので、電子書籍派も見開きで読むのを進める)

それぞれの国はなんとなく世界地の文化を下敷きにしているが

眠くないの行ったら夜の長い国は北欧

獣使いの行った生き物の多い国は南米

ハラペコの行った食べ物豊富な国は東南アジアっぽく緻密に書き込まれている

まり漫画で見ることのなかった地域ということもあり背景を見るのも楽しい

 

というわけで読んだほうがいいっすよ!終わり!

2023-07-03

ラブコメ+ミステリみたいなのが好きな人にすすすめのマンガorラノベ 3選

この前「青春ブタ野郎バニーガール先輩の夢を見ない」というアニメの一挙放送があって全部見て劇場版の1作目も見てめっちゃよかったので

この前放映されたばかりの劇場版も観に行ってしまったくらい好きになったんだけど、似たようなマンガとかラノベが他にないか教えてほしい。

 

青春ブタ野郎」の特徴を書きだすと

 

どちらかというとセカイ系

キャラクター思考が一貫していてよい

架空の病名という舞台装置翻弄されるキャラクター

恋愛青春の要素はそれなりだが、密接にかかわってくるミステリ?謎解き?要素

こんな感じだろうか

 

で、似たような作品を選出してみた。

 

ひぐらしのなく頃に

※いや、別に病気固執してるわけじゃないけどそういやまぁまぁ似てるなとおもったのがコレ

 

あと2つは?

追記

みんな色々な候補だしてくれてありがとう

増田ブクマたくさんついてたやつを丸パクリして書いてみたけど案外このフォーマットだと食いつきがいいのかな?

 

セカイ系と書いたものの青ブタセカイ系っぽい感じであって、自分自身別にセカイ系じゃなくても好き。

ただ最初はすげー現代っぽい感じだったのに、いきなりファンタジーに振られるのは好きではないかな。ひぐらしみたいな。

 

後はみんなが出してくれたやつに一言書いたり後で見る用にまとめておくよ。

 

ハルヒ

ブタハルヒ化物語系譜というのは大体そうかも。ハルヒは読んでたからわかるってのはあるけど。

 

化物語

アニメは見たことあるけど未着手だった。読もうかな。

 

kanon

Airやったことあるから絵の耐性それなりにあるとはいえリメイク出てきそうならリメイクやりたいな感。

 

プリマドール

この前一挙放送あったから見ればよかったな。

どこから入ればいい?アニメ漫画ゲーム

 

終末なにしてますか?忙しいですか?救ってもらっていいですか?

返信した通り、アニメ一挙放送で見たけどゴリゴリハイファンタジーバトル寄りのラブコメ要素少しみたいな感じだった。

アニメ後のあらすじとかも見た。面白かったけどこういうのではないかな。

 

フルーツバスケット

フルバはそうなのか?アニメは録画してるけどなんかどうなんだろっていうところ。

 

推しの子

返信した通りだけど、 ちょっと前まで微妙だったけど風呂敷畳めるんだろうか。

 

神様のメモ帳

読んだことあるけどどんなだったか記憶にないので読み直すかな

 

俺ガイル

アニメ見たけど心がエグくなるのは好きなものの鉄骨渡りみたいな感じで落ちたら無理みたいな感じなのでちょっと考えたい。

原作読むかなぁ。

 

りゅうおうのおしごと

フィクション原作超えちゃったみたいだけど面白そうだし読むか。

AURA

映画はクソなんか……?

 

氷菓古典部シリーズ

氷菓はだいぶそうかもしれねぇ……アニメ漫画は読んでる。

 

虚構推理

漫画は読んだことある漫画読んでから原作手出してみるかな。

 

・デュララ

アニメしか見てないけどミステリだっけ?総じてミステリなのかもしれんけど。

 

ココロコネクト

一瞬アニメ見て切ったような切ってないような。読んでみるか。

 

Charlotte

自分の中ではハラハラ感が強くて「向日葵の国 車輪少女」みたいな感じだったような気もするんだよね。

見直してみるか。

 

うみねこのなく頃に

うみねこラブコメ要素あるのかな?中途半端に連載してたのかじったことある気もするけどそんな感じじゃなさそうだった。

 

文学少女シリーズ

ありゃミステリだし読んだことあるので好きな部類だけど、ラブコメかと言われると疑問符が浮かぶ

 

無能なナナ

ラブコメとはちょっと違うけど面白いよなぁ。車輪の国のるーすぼーいとは知らなんだ。

漫画アプリで最新話まで追いついてから読んでなかった気がするから追いなおしてみようかな。

ぼくの地球を守って

乙一GOTH

天国大魔境

森博嗣のWシリーズ

古野まほろ

戯言シリーズ

サクラダリセット

タイム・リープ あしたはきのう

幽霊には微笑を、生者には花束

悪魔のミカタ

・ぼくとぼくらの

龍ヶ嬢七々々の埋蔵金

・この恋が壊れるまで夏が終わらない

さよなら妖精

無理は承知で私立探偵

・僕が答える君の謎解きなどで有名な紙城 境介

断章のグリム

似鳥鶏理由あって冬に出る』シリーズ

絶園のテンペスト

・雨の日も神様

灰谷健次郎の『海の図』

・五等分の花嫁

・粛正プラトニック

・「最終兵器彼女」「交響詩篇エウレカセブン

米澤穂信小市民シリーズ

六花の勇者

・『輪番制で救世主担当してきたのに、今回の俺は魔王らしい』

アイリス・ゼロ

・空とタマ

野崎まど

つまんでみようと思う。

 

YU-NO、グノーシア、レイジングループ

YU-NOはともかくとして、ほか2つは毛色が違くない?

 

カオスヘッドカオスチャイルド

ゲームやるか……アニメ見た感じはあまりきじゃなかったんだけど。

 

・むしろ昭和ノベルス系ミステリーの得意分野だったのでは?赤川次郎の得意分野だったし田中芳樹ふくやまけいこのアレとかも。

なるほどわからん。頭の片隅に置いておくね。

2023-06-28

00年代前半のあの空気感が漂うアニメN・H・Kにようこそ!

平成レトロだとかロスジェネだとかINTERNET OVERDOSEだとかオタク氷河期漫画がどうだとかそういう話題と、あと山本裕介氏のVガンダムインタビューとかを最近見たせいなのか、急にアニメ版NHKにようこそ!』のことを思い出した。

この作品めちゃくちゃ面白かったなっていうのもあるんだけど、何よりも作品全体に漂う空気感がとんでもなく好きだった。

引きこもりニートギャルゲーエロゲ)、秋葉原宗教勧誘アニメ専門学校自殺オフ会ネトゲマルチ商法etc...

あの頃の時代の空気ものすごく込められてたなと。00年代前半のあの空気感をここまで感じられるアニメってなかなかない気がする(放映は06年だけど)。

劇伴がすごく哀愁を誘うものだったせいもあるかも。

(たしかサブスクにあったはず・・・ ようこそ!ひとりぼっち とか陽炎列車とか)

なんていうか、あの頃ってなんかセカイ系をまだ引っ張ってる感じというか、ケータイインターネットが普及したりして社会文明が急速に発展していってるのが目に見えてわかるのに、なんとなく自分たちはその発展に乗れていないというかどこか遠いもののように感じながら社会と断絶しているような気持ちになっていたり、そういう言葉にしにくい閉塞感のようなものを今見ても思い出すんだよな。

なんか、社会が上向きになってるはずなのにどうも暗澹としている感じがあるんだよ。カラフルなのに暗い感じ。

そして、何も良くなってないけどそれでもなんとかやっていくさ、という本当になんでもないラストも好きだった。

2023-06-18

スパイダーバースの新作を観た。

運命なんてぶっ潰せ!との通り、父を救うか全てを失うかというザ・セカイ系だった。

ヴェノムのおばちゃんガーフィールドみたいな実写、レゴとか異次元バリエーションが強化されてた。

マイルスが噛まれクモが実は異次元から来てましたって話がラストオチかに繋がっていくのが気持ち良かったし、舞台装置として上手く機能してた気がする。

グリッドマンみたいにマルチバースもの観てると話が小難しくて今どういう状況かよく分からないって事が割とあるけど、その辺は私でも分かりやすかったので上手くまとまってるんだと思う。

アクションは前作同様見応えがあったし、スパイダーマンの群れは映画館で観られて良かった。

スポットとの戦いはまんまドクターストレンジMCUスパイダーマンの喧嘩って感じだった。でもコミカルな小悪党って感じだったし、後半ではほぼ噛んでこなくてクモ内ゲバだったから本格的なバトルは次回作に期待。

ビジュアル面では逆さの画が強調されてた気がする。グウェンが髪縛って逆さのブルックリンを眺めるカットとか結構印象に残った。

ギャグも良かった。「スパイダーマンを捕まえろ」の所とか人数の圧でフフってなった。

最初グウェンのすきっ歯っぽいのが気になって、しばらく観察してたけどやっぱすきっ歯だった。前回から?今回から

アナーキーなホービーは良いキャラしてた。マイルズのわがままに終始ええやんってスタンスだったのはコイツだけ。

ミゲルは前作のオマケや冒頭でマジメさがコミカルに働くキャラなのかと思ってたけど、シリアスになってくると苦労人って感じが強調されてこっちまで胃が痛くなってきた。

前半は家族への隠し事というのが大きなテーマちょっとこのくだり長いかなと思ったけど、カノン現象で仲間に黙ってたのか!?って所に繋がってくるのが綺麗だった。

グウェンが私情を優先してマイルズにかまけて事態が悪くなったという話を置いた上で、それでもマイルズがワガママを押し通そうとするのが良かった。

師匠達とも感動の再開、とはいかなかったけどあの終わり方で少しスッキリした。

東映スパイダーマッが出るとか出ないとか言ってた気がするけど、今回観た限りではいなかったっぽい?

2023-06-17

anond:20230617171101

セカイ系ってのはふんいきを楽しむものだ。

考えてはいけない。

2023-05-30

anond:20230530204605

音楽ミリオン連発、ゲームPSブーム世界制覇、少年ジャンプ絶頂期、日本GDPが対米7割近くあったし、90年代半ばは大衆文化に限ればずっとお祭り騒ぎだったようなイメージがあるわ。

阪神大震災だって東京だと対岸の火事オウムの方がよっぽど話題性は高かった。

心理学ブームセカイ系だって社会無視して心の中に溺れていられる余裕があったってことだしな。

2023-05-04

[]5月3日

ご飯

朝:コーンスープチーズクラッカー。昼:カロリーメイト玄米ブラン。夜:ヨーグルト冷奴キャベツ人参エノキスープ目玉焼き

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

○最悪なる災厄人間に捧ぐ

・はじめに

ウォーターフェニックスケムコが共同制作したADV

透明人間少女クロと、その彼女以外全て見えなくなった少年豹馬の出会いからまり、セカイを定義する理に挑む、ヒロイン主人公の命が世界の命運と直結してる系の恋愛もの

視点人物である主人公ヒロインのクロ以外の人間認識できないという突飛な状況で物語が展開する。

その都合上、20時間以上のプレイ時間の間、延々と二人っきりでストーリーが展開していく。

そんな強烈な縛りを設けながら、パラレルワールド時間移動やループなどのセカイを定義する色々な技法を使い、様々な展開が繰り広げられる。

なので二人っきりというのはある意味本当であり、ある意味大嘘なのが、すこし不思議系の味わいがある見所。

・辛いくて重い

最悪なる災厄人間である豹馬と、透明人間のクロにはひたすらに最初から最後までずっと辛い展開が続く。

衣食住と言った基本的な部分の不自由からまり精神と肉体の両面から削る悲壮的なシーンが多い。

進めば進む程、最初に手に入れたものがこぼれ落ちていく展開なことも苦しい。

最悪なる災厄人間という言葉に込められた呪詛の重みの凄まじさとその悪意に読み進めるのが苦しくなった。

かなり人を選ぶ描写が多く、特に児童虐待自殺方法がかなり具体的な文章で書かれていたのは、露悪的が過ぎたとも思う。

ただこの二つは物語の根幹でもあるので単純に削ればいいとも思わない、しかしそれにしたって残酷表現だった。

善意の空回りや、悪意のないシステム的な辛苦ではなく、妬み嫉みからくる悪意なのもシンドく、自分勝手な悪意に振り回される。

・クロは豹馬が大好き

登場人物は二人っきりだが、様々な事情多種多様なクロが登場する。

勉強好き、運動好き、いたずらっ子、寝るのが好き、キャリアウーマン、猫、お人形さん占い好き、ヤンデレなどなど、見た目も中身も違う沢山のクロが登場する。

しかし、どの彼女たちも基本的主人公の豹馬が大好きという共通点がある。

ここは疑う余地のない絶対の聖域になっており、上述した辛いストーリーを乗り越えていく中で支えになる。

数多の苦難を乗り越えていく中でほぼ唯一の絶対に信用していい箇所がココだ。

それだけに、二人の関係値に名前を付けれないとするシーンの重みは凄かった。

世界中に二人っきりだからこそ、その二人に名前がある関係は結べないというのは、すごくロジカルでありつつ、愛は究極の差別なのだなあとしみじみ思った。

・Bさん好き

そんなわけで徹底して二人のストーリーなんだけど、数少ないそれなりに出番があるモブキャラのBさんが僕は気になった。

というのも、成人女性でありながら小学生女児のクロを教祖のように崇めペコペコする態度が可愛いかった。

主人公、クロ、Bさんで女性同性愛を含んだ三角関係的なサイドストリーなんかがあったら面白そう。

まあ正直ただのミスリード要員で、あまり深掘りもされていない脇役なんだけど、妙な存在感がある。

・おわりに

人の悪意に振り回されながらも、二人っきりの世界で、客観的な善性を見出していく、ある種の道徳的ポリシーの高さが見所だった。

あくまで二人しかいないのは彼らの主観で、実際には周りには他人がいるという複雑な世界観にしたからこその、セカイ系に振り切らない良いバランス感だった。

セカイの存続と彼らの選択が密接な関係にある展開自体はらしいんだけど、その上で立ち絵も無い第三者達を意識した物言い、立ち居振る舞いを身につけていくのは、作者の真摯な態度のように見えて好きな展開。

面白いというよりは、情緒に訴えかけられる心に残る作品だった。

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