2009-12-18

またこの所はてなではレイプに関する議論が盛り上がって、そのたび興味深く読むんだけど

どうも加害者内面の方がなおざりにされているのが気になる。

加害者への透徹したまなざしがなくては再発は防げない、みたいな、

アウシュビッツに関する森達也言葉がよぎった。

レイパーどもをただの獣、モンスター扱いしても犯罪はなくならないんじゃないか。

こういうと加害者を免罪してるように響くかも知れないけど、彼らをレイプに追い込む何らかの構造性があるんじゃないか。

性差別をなくせば性犯罪はなくなるとか、あまりにも短絡だと思うんだよね。

例えば性犯罪加害者に動機とか生い立ちとか、その辺を沢山語らせたルポとかあるんだろうか。

  • 根本治療と対処療法は両方必要。どちらがよりよいという話ではない。 レイパーがいる事実を認識して、彼らをモンスター扱いして彼からどう身を守るのか、彼らをどう退治するのかを...

    • レイパーを解決すべき病理と見るのも、一種の偏見じゃないか。 動物界を広く見渡してみれば、メスの同意を得ずに交尾に及ぶ生物なんてごくありきたりだし ホモサピエンスの歴史を見...

      • 飼い慣らされた現代のオスの方が歪んだあり方なのかもしれん。 何(誰)にとってゆがんだあり方かもしれないなの?

        • 生物としての自然なあり方から考えて。 もちろん自然=善ではない。

          • それは寂しい回答だな そもそも「生物としての自然なあり方」が何かわからない(分り得ない)のが人なので、この答えには意味が無い。 でも、レイプされてしまった自分を慰める手...

    • ニートの関心領域(笑)

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