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2021-12-24

持ってるドクターマーチンインク経年劣化してるぅ

年賀状専用になりつつある、ドクターマーチンインク劣化してしまった。

25年ぐらい使ってるから仕方ないと言えば仕方ないのだけれど。

値の張るものから結構辛い。

使う色は16色で1本800円ぐらいするから、全部買い換えると12,800円ぐらいかかる。

ううむ。

 

透明水彩に切り替えてもいいけど、持っている透明水彩10年ぐらい使ってないか劣化してそうだ。

顔料から、発色は大丈夫だとしても、多分、カチカチに固まってる。

2021-12-08

anond:20211208190932

化粧が落ちるだけならまだよくて、ファンデーションアイラインの顔料が目薬に溶けて眼に入る。これが地味に痛いし、ファンデの色で視界が霞む。

2021-09-13

呪詛ハンターあるいはハンター廻戦

作風パクってイタコする奴ってまあいくらでもいるんだけど(ドリヤス売国奴とか)、そのクオリティ元ネタ比肩するやつってのはまあ本当少ないもんなんだわ。

基本的に絵柄や作風をパクルってのは弱者最後の手段として縋るものであって、強いやつは最初から自分作風でオッスオッスしてた方が圧倒的に強いからね。

言ってしまえば能力者バトルに置いて重火器を使うのはあんま強くないやつって法則よな。

逆に言えば元々が弱いほどにパクリメリットは大きく伸びる。

たとえば最近話題になった漫☆画太郎コピーなんてまさにそれで、普段サムライ馬鹿にするときしか話題にならないおにぎりインタビューが物凄いヒット数を叩き出したわけだ。

まあベテランだってパロディだったりパクリだったりを一切しないかと言えばそうではなくて、自分作風と組み合わせてオモシロイと思ったときはやってくる。

なんでかと言えば自分作風が完成されすぎていればいるほど他人作風を混ぜ込む余裕なんてなくなってくるからなんだな。

たとえば濃い赤に今更ちょっと青を混ぜても紫色の斑点にすらならず全部呑み込まれて何をやろうとしたのか分からなくなる感じだ。

だが、元々の色が似通っていたら?

それどころか、そもそもその色を生み出す顔料染料そのものをもう一度注いだら?

それは賭けになるだろう。

一歩間違えば汚らしく黒ずんで終わるだけだが、もしも上手くやれば……何かが起こる。

そして奴、芥見下々はソレを起こした。

ハンターハンターBLEACHとその他のあれやこれやの混ざりものだった漫画から少しずつハンター以外の要素を抜き取り、そうしてハンターハンターで二度漬けした。

そうして二代目ハンターハンター誕生した。

まるで怪物製造方法だ。

人の血に化け物の血を混ぜてから、混ざり終わった後にもう一度化け物の血を注ぐとより危険な化け物が生まれる……ホラー映画なんかじゃありがちな展開だ。

ソレをジャンプで連載中にやってのけた。

ハンターハンターでありながらハンターハンターでなくそれでいてなおハンターハンターである何かがそこに生まれた。

蠱毒の果てに生まれバケモノ錬金術の果てに生まれマモノ、呪法、邪法、下法、ここに極まれり。

とんでもないものを見せられたよ

2021-07-19

anond:20210719212509

な。なつかすぃー。ドローイングゾルK いいですね。これって耐水性でしたっけ?

パイロット インキ製図用 でしたー。

ベタはなんと、マッキーなど油性ペンで塗る人がいたな。

個人的には顔料インク系のベタが好き。

2021-06-29

[]

まだベランダで消耗してるの?

してるともッ!!!

ネコチャンです。

読んでる人いるのか謎ニャけど💦

今日も元気にーーっ

ベランダ防水】行ってみよう!!

シーラ水性屋上防水遮熱塗料シーラホワイト

3回目塗りましたニャ。

そんなに回数塗らんでも良い気もしますが。

下地が濃い緑っであったこと、5年前に雨漏りしたことから雨漏りはとっくに止めてます

一回目の時、めちゃくちゃベランダが熱くて、じりじり炙られるような感じだったよ

日差しも強い日だった)

だけどね、一回目シーラー塗り終えて、2回目塗った時

しかったんだ。(昨日)

そして今日3回目。意外と暑くなかったよ。

まえグリーンだったのだけど、掃除掃除掃除して

雨漏り止めの液(透明)2度塗りして(この時点でベランダつやつやである

そのあとからはもう🧦だけで歩いてる

シーラー白いので、反射するため、熱は籠りにくいとはおもうけど、こんなに違うのか。すごいね

で、もう全部使い切ってしまったので(1.3リットル)、

流石に3度塗ると、まえ緑に塗ってあったなんて判らないよ。ムラもほぼなくなった。

明日観念して

水性屋上防水遮熱塗料 ライトグレー を塗るニャ。

毎日ペンキ塗り用のジャージ、T、エプロン作業後にすぐ洗濯して干してます

だってペンキついてるの各一枚しかないんだもん。🐈

2日前、前髪にもついてしまい💦

明日塗る本塗りのペンキ。

赤外線反射顔料入ってるのでさらにかなり涼しくなるかな。

2度塗りで、ベランダ温度が13度から9度くらい下がるらしい。

すごくニャい?

えー。アラビアンジャスミンちゃん毎日カワイイお花が咲いてくれてます

香りがまたいいんだよ~、お花は白の八重です。

でも切るのが可愛そうで切り花にできないニャ。

お庭に行って愛でてますニャ。

明日も頑張りますニャ。

神社にいったり、掃除したりするといい、

夏越の大祓なんだって

掃除も頑張るよーーー。

みんなも夏バテしないで

コロナに気をつけて

お過ごしくださいニャ。

2021-05-31

実験して確認済み

セーラー万年筆カートリッジインクウォーターマン万年筆で使える。

知っている人にはアタリマエのことだったんだろうが

この事実は大きい。

どこでも売っているボディそれはウォーターマン、どこのデパートでもまず売っている。贈り物にも最適

そのインクが、どこの文房具屋でも

だいたい売ってるセーラ万年筆の『顔料インクカートリッジ代用できる。(普通は染料・水に弱い)

これは、おれには新発見 この組み合わせは、おたがいどこにでも売っている別メーカー互換性がある どれだけ価値ある情報化がわかりにくい

プレゼントでもらったウォータマ万年筆デパートまで行かなくても、文房具屋のセーラーのカートリッジが使えるよ。 ロフトにもおいてある

2021-05-03

日本画って初心者にはハードルが高い

なんの知識経験のない素人日本画に手を出そうとすると、古来より連綿と受け継がれてきた天然の鉱石を粉末状に砕いた顔料を買いそろえないといけないところでまずめんどくさいと思う

水干絵具を乳鉢で溶いたり、絵皿の上で膠液を練り混ぜるのも面倒くさい

日本画調絵具という角皿に入れられた固形の絵の具なら手軽に使える

日本画に使える和紙は高いだろうし、筆も洋画を書くような筆じゃなくて日本画用の絵筆があるし、もちろん日本画用の絵筆を買いそろえるのも面倒くさい。通販は良し悪しがわからないし

通常の絵画用の筆なら身近な場所簡単に手に入るのに

本格的な日本画について調べれば調べるほどなんの知識もない経験のない素人にはハードルが高いと感じる

日本画教室というものがあればいいけれどそんなものは近所で見たことはない

定年退職して暇な老人なら、それなりに時間お金をかけて本格的に始めてもいいかと思えるけど

働き盛りの社会人はあまり余裕がなく美大レベル日本画制作お金時間なんてかけられないのである

そうやって、若い人は普通のポップなイラスト制作水彩画デジタル画に流れてゆく

日本画は美しい。素晴らしい。

しかし、一般人にとって日本画を始めるにはハードルが高過ぎ。長い伝統を持つ日本画技法を受け継げるのは美大生か暇な高齢者くらいのものだろう

2021-03-22

ドル

ハックニー馬[※1]のしっぽのような、巫戯《ふざ》けた楊《やなぎ》の並木《なみき》と陶製《とうせい》の白い空との下を、みじめな旅《たび》のガドルフは、力いっぱい、朝からつづけて歩いておりました。

 それにただ十六哩《マイル》だという次《つぎ》の町が、まだ一向《いっこう》見えても来なければ、けはいしませんでした。

(楊がまっ青に光ったり、ブリキの葉《は》に変《かわ》ったり、どこまで人をばかにするのだ。殊《こと》にその青いときは、まるで砒素《ひそ》をつかった下等《かとう》の顔料《えのぐ》[※2]のおもちゃじゃないか。)

 ガドルフはこんなことを考えながら、ぶりぶり憤《おこ》って歩きました。

 それに俄《にわ》かに雲が重《おも》くなったのです。

(卑《いや》しいニッケルの粉《こな》だ。淫《みだ》らな光だ。)

 その雲のどこからか、雷《かみなり》の一切れらしいものが、がたっと引きちぎったような音をたてました。

街道かいどう》のはずれが変《へん》に白くなる。あそこを人がやって来る。いややって来ない。あすこを犬がよこぎった。いやよこぎらない。畜生ちくしょう》。)

 ガドルフは、力いっぱい足を延《の》ばしながら思いました。

 そして間もなく、雨と黄昏《たそがれ》とがいっしょに襲《おそ》いかかったのです。

 実《じつ》にはげしい雷雨《らいう》になりました。いなびかりは、まるでこんな憐《あわ》れな旅のものなどを漂白《ひょうはく》してしまいそう、並木の青い葉がむしゃくしゃにむしられて、雨のつぶと一緒《いっしょ》に堅《かた》いみちを叩《たた》き、枝《えだ》までがガリガリ引き裂《さ》かれて降《ふ》りかかりました。

(もうすっかり法則《ほうそく》がこわれた。何もかもめちゃくちゃだ。これで、も一度《いちど》きちんと空がみがかれて、星座《せいざ》がめぐることなどはまあ夢《ゆめ》だ。夢でなけぁ霧《きり》だ。みずけむりさ。)

 ガドルフはあらんかぎりすねを延《の》ばしてあるきながら、並木のずうっと向《むこ》うの方のぼんやり白い水明りを見ました。

(あすこはさっき曖昧あいまい》な犬の居《い》たとこだ。あすこが少ぅしおれのたよりになるだけだ。)

 けれども間もなく全《まった》くの夜になりました。空のあっちでもこっちでも、雷《かなみり》が素敵《すてき》に大きな咆哮《ほうこう》をやり、電光のせわしいことはまるで夜の大空の意識《いしき》の明滅《めいめつ》のようでした。

 道はまるっきりコンクリート製《せい》の小川のようになってしまって、もう二十分と続《つづ》けて歩けそうにもありませんでした。

 その稲光《いなびか》りのそらぞらしい明りの中で、ガドルフは巨《おお》きなまっ黒な家が、道の左側《ひだりがわ》に建《た》っているのを見ました。

(この屋根《やね》は稜《かど》が五角で大きな黒電気石[※3]の頭のようだ。その黒いことは寒天《かんてん》だ。その寒天の中へ俺《おれ》ははいる。)

 ガドルフは大股《おおまた》に跳《は》ねて、その玄関《げんかん》にかけ込みました。

「今晩《こんばん》は。どなたかお出《い》でですか。今晩は。」

 家の中はまっ暗《くら》で、しんとして返事《へんじ》をするものもなく、そこらには厚《あつ》い敷物《しきもの》や着物《きもの》などが、くしゃくしゃ散《ち》らばっているようでした。

(みんなどこかへ遁《に》げたかな。噴火《ふんか》があるのか。噴火じゃない。ペストか。ペストじゃない。またおれはひとりで問答《もんどう》をやっている。あの曖昧な犬だ。とにかく廊下《ろうか》のはじででも、ぬれ着物をぬぎたいもんだ。)

 ガドルフは斯《こ》う頭の中でつぶやきまた唇《くちびる》で考えるようにしました。そのガドルフの頭と来たら、旧教会《きゅうきょうかい》の朝の鐘《かね》のようにガンガン鳴《な》っておりました。

 長靴《ながぐつ》を抱《だ》くようにして急《いそ》いで脱《と》って、少しびっこを引きながら、そのまっ暗なちらばった家にはね上って行きました。すぐ突《つ》きあたりの大きな室は、たしか階段かいだん》室らしく、射《さ》し込《こ》む稲光りが見せたのでした。

 その室の闇《やみ》の中で、ガドルフは眼《め》をつぶりながら、まず重い外套《がいとう》を脱《ぬ》ぎました。そのぬれ外套の袖《そで》を引っぱるとき、ガドルフは白い貝殻《かいがら》でこしらえあげた、昼の楊の木をありありと見ました。ガドルフは眼をあきました。

(うるさい。ブリキになったり貝殻になったり。しかしまたこんな桔梗《ききょう》いろの背景《はいけい》に、楊の舎利《しゃり》[※4]がりんと立つのは悪《わる》くない。)

 それは眼をあいてもしばらく消《き》えてしまいませんでした。

 ガドルフはそれからぬれた頭や、顔をさっぱりと拭《ぬぐ》って、はじめてほっと息《いき》をつきました。

 電光がすばやく射し込んで、床《ゆか》におろされて蟹《かに》のかたちになっている自分背嚢はいのう》をくっきり照《て》らしまっ黒な影《かげ》さえ落《おと》して行きました。

 ガドルフはしゃがんでくらやみの背嚢をつかみ、手探《てさぐ》りで開《ひら》いて、小さな器械《きかい》の類《たぐい》にさわってみました。

 それから少ししずかな心持《こころも》ちになって、足音をたてないように、そっと次の室にはいってみました。交《かわ》る交《がわ》るさまざまの色の電光が射し込んで、床に置《お》かれた石膏《せっこう》像《ぞう》や黒い寝台《しんだい》や引っくり返《かえ》った卓子《テーブル》やらを照らしました。

(ここは何かの寄宿舎《きしゅくしゃ》か。そうでなければ避病院《ひびょういん》か。とにかく二階にどうもまだ誰《だれ》か残《のこ》っているようだ。一ぺん見て来ないと安心あんしん》ができない。)

 ガドルフはしきいをまたいで、もとの階段室に帰り、それから一ぺん自分背嚢につまずいてから、二階に行こうと段《だん》に一つ足をかけた時、紫《むらさき》いろの電光が、ぐるぐるするほど明るくさし込んで来ましたので、ガドルフはぎくっと立ちどまり階段に落ちたまっ黒な自分の影とそれから窓《まど》の方を一緒《いっしょ》に見ました。

 その稲光りの硝子《ガラス》窓から、たしかに何か白いものが五つか六つ、だまってこっちをのぞいていました。

(丈《たけ》がよほど低《ひく》かったようだ。どこかの子供《こども》が俺のように、俄かの雷雨で遁げ込んだのかも知れない。それともやっぱりこの家の人たちが帰って来たのだろうか。どうだかさっぱりわからないのが本統《ほんとう》だ。とにかく窓を開いて挨拶あいさつ》しよう。)

 ガドルフはそっちへ進《すす》んで行ってガタピシの壊《こわ》れかかった窓を開きました。たちまち冷たい雨と風とが、ぱっとガドルフの顔をうちました。その風に半分声をとられながら、ガドルフは叮寧《ていねい》に云《い》いました。

「どなたですか。今晩《こんばん》は。どなたですか。今晩は。」

 向《むこ》うのぼんやり白いものは、かすかにうごいて返事もしませんでした。却《かえ》って注文《ちゅうもん》通《どお》りの電光が、そこら一面《いちめん》ひる間のようにしてくれたのです。

「ははは、百合ゆり》の花だ。なるほど。ご返事のないのも尤《もっと》もだ。」

 ガドルフの笑《わら》い声は、風といっしょに陰気《いんき》に階段をころげて昇《のぼ》って行きました。

 けれども窓の外では、いっぱいに咲いた白百合《しらゆり》が、十本ばかり息もつけない嵐《あらし》の中に、その稲妻《いなずま》の八分一秒《びょう》を、まるでかがやいてじっと立っていたのです。

 それからたちまち闇が戻《もど》されて眩《まぶ》しい花の姿《すがた》は消えましたので、ガドルフはせっかく一枚《まい》ぬれずに残ったフラン[※5]のシャツも、つめたい雨にあらわせながら、窓からそとにからだを出して、ほのかに揺《ゆ》らぐ花の影を、じっとみつめて次の電光を待《ま》っていました。

 間もなく次の電光は、明るくサッサッと閃《ひら》めいて、庭《にわ》は幻燈《げんとう》のように青く浮《うか》び、雨の粒《つぶ》は美《うつく》しい楕円形《だえんけい》の粒になって宙《ちゅう》に停《とど》まり、そしてガドルフのいとしい花は、まっ白にかっと瞋《いか》って立ちました。

(おれの恋《こい》は、いまあの百合の花なのだ。いまあの百合の花なのだ。砕《くだ》けるなよ。)

 それもほんの一瞬《いっしゅん》のこと、すぐに闇は青びかりを押《お》し戻《もど》し、花の像はぼんやりと白く大きくなり、みだれてゆらいで、時々は地面《じめん》までも屈《かが》んでいました。

 そしてガドルフは自分の熱《ほて》って痛《いた》む頭の奥《おく》の、青黝《あおぐろ》い斜面《しゃめん》の上に、すこしも動《うご》かずかがやいて立つ、もう一むれの貝細工《かいざいく》の百合を、もっとはっきり見ておりました。たしかにガドルフはこの二むれの百合を、一緒に息をこらして見つめていました。

 それもまた、ただしばらくのひまでした。

 たちまち次の電光は、マグネシアの焔《ほのお》よりももっと明るく、菫外線《きんがいせん》[※6]の誘惑《ゆうわく》を、力いっぱい含《ふく》みながら、まっすぐに地面に落ちて来ました。

 美しい百合の憤《いきどお》りは頂点《ちょうてん》に達《たっ》し、灼熱《しゃくねつ》の花弁《かべん》は雪よりも厳《いかめしく、ガドルフはその凛《りん》と張《は》る音さえ聴《き》いたと思いました。

 暗《やみ》が来たと思う間もなく、また稲妻が向うのぎざぎざの雲から北斎《ほくさい》の山下白雨のように赤く這《は》って来て、触《ふ》れない光の手をもって、百合を擦《かす》めて過ぎました。

 雨はますます烈《はげ》しくなり、かみなりはまるで空の爆破《ばくは》を企《くわだ》て出したよう、空がよくこんな暴《あば》れものを、じっと構《かま》わないでおくものだと、不思議《ふしぎ》なようにさえガドルフは思いました。

 その次の電光は、実に微《かす》かにあるかないかに閃《ひら》めきました。けれどもガドルフは、その風の微光《びこう》の中で、一本の百合が、多分とうとう華奢《きゃしゃ》なその幹《みき》を折《お》られて、花が鋭《するど》く地面に曲《まが》ってとどいてしまたことを察《さっ》しました。

 そして全くその通り稲光りがまた新《あた》らしく落ちて来たときその気の毒《どく》ないちばん丈の高い花が、あまりの白い興奮《こうふん》に、とうとう自分を傷《きず》つけて、きらきら顫《ふる》うしのぶぐさの上に、だまって横《よこた》わるのを見たのです。

 ガドルフはまなこを庭から室の闇にそむけ、丁寧《ていねい》にがたがたの窓をしめて、背嚢のところに戻って来ました。

 そして背嚢からさな敷布《しきふ》をとり出してからだにまとい、寒《さむ》さにぶるぶるしながら階段にこしかげ、手を膝《ひざ》に組み眼をつむりました。

 それからまらずまたたちあがって、手さぐりで床《ゆか》をさがし、一枚の敷物《しきもの》を見つけて敷布の上にそれを着《き》ました。

 そして睡《ねむ》ろうと思ったのです。けれども電光があんまりせわしくガドルフのまぶたをかすめて過ぎ、飢《う》えとつかれとが一しょにがたがた湧《わ》きあがり、さっきからの熱った頭はまるで舞踏《ぶとう》のようでした。

(おれはいま何をとりたてて考える力もない。ただあの百合は折《お》れたのだ。おれの恋は砕けたのだ。)ガドルフは思いました。

 それから遠い幾山河《いくやまかわ》の人たちを、燈籠《とうろう》のように思い浮《うか》べたり、また雷の声をいつかそのなつかしい人たちの語《ことば》に聞いたり、また昼の楊がだんだん延びて白い空までとどいたり、いろいろなことをしているうちに、いつかとろとろ睡ろうとしました。そしてまた睡っていたのでしょう。

 ガドルフは、俄かにどんどんどんという音をききました。ばたんばたんという足踏《あしぶ》みの音、怒号《どごう》や潮罵《ちょうば》が烈《はげ》しく起《おこ》りました。

 そんな語はとても判《わか》りもしませんでした。ただその音は、たちまち格闘《かくとう》らしくなり、やがてずんずんドルフの頭の上にやって来て、二人の大きな男が、組み合ったりほぐれたり、けり合ったり撲《なぐ》り合ったり、烈しく烈しく叫《さけ》んで現《あら》われました。

 それは丁度《ちょうど》奇麗《きれい》に光る青い坂《さか》の上のように見えました。一人は闇の中に、ありありうかぶ豹《ひょう》の毛皮《けがわ》のだぶだぶの着物をつけ、一人は烏《からす》の王のように、まっ黒くなめらかによそおっていました。そしてガドルフはその青く光る坂の下に、小さくなってそれを見上げてる自分のかたちも見たのです。

 見る間に黒い方は咽喉《のど》をしめつけられて倒《たお》されました。けれどもすぐに跳ね返して立ちあがり、今度《こんど》はしたたかに豹の男のあごをけあげました。

 二人はも一度組みついて、やがてぐるぐる廻《まわ》って上になったり下になったり、どっちがどっちかわからず暴れてわめいて戦《たたか》ううちに、とうとうすてきに大きな音を立てて、引っ組んだまま坂をころげて落ちて来ました。

 ガドルフは急いでとび退《の》きました。それでもひどくつきあたられて倒れました。

 そしてガドルフは眼を開いたのです。がたがた寒さにふるえながら立ちあがりました。

 雷はちょうどいま落ちたらしく、ずうっと遠くで少しの音が思い出したように鳴《な》っているだけ、雨もやみ電光ばかりが空を亘《わた》って、雲の濃淡《のうたん》、空の地形図をはっきりと示し、また只《ただ》一本を除《のぞ》いて、嵐に勝《か》ちほこった百合の群《むれ》を、まっ白に照《て》らしました。

 ガドルフは手を強く延ばしたり、またちぢめたりしながら、いそがしく足ぶみをしました。

 窓の外の一本の木から、一つの雫《しずく》が見えていました。それは不思議にかすかな薔薇《ばら》いろをうつしていたのです。

(これは暁方《あけがた》の薔薇色《ばらいろ》ではない。南の蝎《さそり》の赤い光がうつったのだ。その証拠《しょうこ》にはまだ夜中にもならないのだ。雨さえ晴れたら出て行こう。街道の星あかりの中だ。次の町だってじきだろう。けれどもぬれ着物をまた引っかけて歩き出すのはずいぶんいやだ。いやだけれども仕方《しかた》ない。おれの百合は勝ったのだ。)

 ガドルフはしばらくの間、しんとして斯う考えました。

2021-03-19

考えを文章表現物で形にしたい

うまく考えを文章化できる人はnote増田等で〜〜できるが、そうした力がない私のような人間は持ち続けた考えが快不快のような大雑把で解像度の低い2択に帰結して、なおかつはっきりしないがゆえに悶々とする、そんなかんじ。文章を見ても多少の語彙が使用されているのに使い方がどれもパッとしなく、文章一貫性がなく何を言いたいのかわからない。金持ち人間道楽で始めた筆と顔料が立派なだけの油絵みたいな。

…ほら、パッとしない。

2020-07-21

絵文字が増えたのって筆記しなくていいか

人間が棒上の物体を使って、平面に言葉表現するっていう時点で、そもそも世界中文字がだいたい線だけで構成されることは確定なんだよな

顔料だって豊富じゃないから単色で使うこと前提になる。だから文字を書くときに、色の違いは考慮されない(赤い「あ」と青い「あ」はどちらも「あ」という音を表す意味)

もちろん人間の顔だとか表情みたいな複雑な絵は誰もが書けるわけじゃないし、いちいち言葉を記すためだけにそんな面倒なもの書きたくないので、とりあえず「?」で終われば疑問文ということにして、読むときも語尾のイントネーション上げて読む。みたいな規約を作って運用しました。

これがもし入力インタフェースとして棒を使わないで、サクッとどんなに細かい絵も一瞬で書けるような時代になるとどうなるのか。

絵文字とかLINEスタンプとかが流行ったのは必然だったのかもしれない。昔の人も本当はわざわざ言葉文字にするのかったるかったと思う。

写真とか動画とか絵文字を瞬時に保存したり、相手にそのまま見せることができれば、それ使うのとうぜんだよな。

おじさんは若者迎合していると思われるのが怖くて今でも絵文字使うの怖いです。よくSlackとか使ってられるよな

2020-04-12

顔料と染料の違い」は「味噌汁とお吸い物の違い」

のようなもの

ニポンいてないとわからにねー・・・

2019-04-27

顔料」って顔要素ある?

ねえよ

意味わからん名前つけるな

2018-08-22

Q.タトゥーを入れている人は、MRI検査を受けられないのでしょうか。


A.MRI心臓ペースメーカーや人工内耳が入っている人は『絶対禁忌』ですが、入れ墨タトゥー)は『相対禁忌(条件付きで検査可能)』です。

MRIは『大きく強力な磁場であることから高周波磁場による発熱作用があります

タトゥーアートメーク顔料酸化鉄などの金属材料が使われている場合撮影部位が照射コイル内にあると、ラジオ発熱によるやけどの可能性があるので要注意です。

ただし施設基準によっては、単位重量あたりの熱吸収比であるSAR(Specific Absorption Rate)の低減や、スキャン時間の短縮などで対応することもあるようです。

MRI検査を受けられるかどうか、事前に問い合わせてみるのがよいでしょう

2018-01-12

[] 日本で見つかった「国宝級中国陶器」は本物か、偽物か?

原典:日本發現的「國寶級中國瓷器」是真是假? 日經中文網

日本で見つかった「国宝級中国陶器」は本物か、偽物か?

2017/06/26

日経中文網 特約コラムニスト 張石

2016年12月20日、日本のテレビ東京系のテレビ番組「開運!なんでも探偵団」で「衝撃的なニュース」が報じられた。番組始まって以来最大の発見として、世界で4個目となる中国宋時代の陶器「曜変天目茶碗」が発見されたというのだ。番組の中で、日本の著名な美術鑑定家の中島誠之助氏は、「12~13世紀中国南宋時代に福建省の建窯で焼かれた『曜変天目』に間違いない」と述べ、2500万円の価値があるとした。

曜変天目茶碗とは

曜変天目茶碗」は中国の宋時代に作られ、その窯は建窯と呼ばれた(歴史的には建陽窯とも呼ばれる)。現在の福建省南平市建陽区水吉鎮にある。この茶碗は釉薬が焼成の過程で流れ落ちて厚く溜まり、一部は凝集して滴を作る。この滴の周囲で特殊な窯変反応が起き、七色に輝く光彩を生じる。その輝きはまるで夢幻かあるいは変化する気象のようで、色鮮やかな霞をまとっており、神秘小宇宙に輝く星空のようだ。この種の茶碗が焼けるのは極めてまれな偶然によるもので、一説には窯変過程でこのような効果が生じるのは数百万個に一個ほどと言われる。現在世界に存在する完全な「曜変天目茶碗」はわずか3個で、東京静嘉堂文庫京都大徳寺龍光院大阪藤田美術館が所蔵し、すべて日本の「国宝」に指定されている。中国には現在「曜変天目茶碗」の陶片が1点あるのみだ。

天目茶碗は宋代に制作され、その生産は元時代の初期まで続いたが、以後は二度と作られていない。中国では明や清の時代に曜変の再現が試みられたが成功しなかった。日本では江戸時代から再現が試みられており、美濃や瀬戸で「白天目」などは生産されたものの、「曜変天目茶碗」の再現には至らなかった。1974年、日本の化学者安藤堅は48歳で、それまで定収入が得られていた仕事を辞め、高級住宅も売却して「曜変天目茶碗」を再現するための研究を始めた。彼は貧困の中で困難な研究を続け、ついに1977年に古代の「曜変天目茶碗」に似た最初の作品を焼くことに成功した。安藤に続いて、日本の陶芸家の林恭助、桶谷寧、長江惣吉や中国人間国宝国家級非物質文化遺産建窯代表伝承人)である孫建興らが曜変に似た作品を作っている。

曜変天目茶碗」の鑑定が日本で大論争に

番組の放送後、徳島県教育委員会はこの茶碗を県文化財に指定するための調査計画した。

しかしここで、日本の陶芸家や専門の研究者から曜変天目茶碗である」という番組の鑑定に対して疑問が投げかけられた。愛知県で古くからの窯が多い瀬戸市に住む陶芸家の長江惣吉氏は家業の陶工を継ぐ9代目で、父親の曜変天目研究を継承している。彼は父の業績を引き継ぎ、「曜変天目茶碗」の再現に一定の成功を収めた。1996年以来、中国を28回も訪れて建窯の研究を行っている。中国では中国科学院上海珪酸研究所と連携して陶磁器の国際研究会にも参加し、中国の陶磁専門家に友人も多い。中国古陶磁の再現についても意見交換を行っている。その長江氏が番組に異議を唱えたのだ。彼はインターネットで、福建省周辺で作られた「曜変天目茶碗」の複製品を購入し、これが番組の認定した「曜変天目」と出所が同じだと考えている。

「この茶碗には顔料(スピネル顔料)が使われています。この顔料ヨーロッパ18世紀に発明されたもので、曜変天目が作られた宋代(12~13世紀)には存在しません。ですから、こういった顔料が宋代の茶碗に使われることはありえません。この顔料の主な成分は、化学的に製造されたコバルトクロムセレンカドミウムです。これらの元素が多く含まれていれば、例の茶碗を分析すれば各々の顔料部分からこれらを検出できるはずです。これらの元素は完全に天然原料から作られた当時の建盞には全く含まれません。仮にこれらの元素が天然原料に不純物として含まれていたとしても、その量は 0.01% 程度にしかなりません」

「曜変の光彩はオパールのように、見る角度が変わると光彩も変化します。非常に美しく、人を魅了するものです」

「いわゆる「曜変」という言葉の意味は、輝きが変化するということです。(長江氏がネットで購入した茶碗を示しながら)しかしこの茶碗は、単に青・緑・赤の顔料が発色しているだけです。この種の茶碗の場合、釉薬の成分(リン酸)の関係で、顔料釉と白濁釉にわずかな光彩が出るのみです。曜変の明るい光彩とは比べ物になりません。私がネットで買った茶碗を番組の茶碗と比べると、赤色の内側部分がよりはっきりしていて白い部分はありませんが、これは顔料で描くとき方法の違いや白濁釉と顔料の濃淡の違いによるもので、実際のところはどちらも同じですよね?」

長江さんは後で筆者に述べた。

「あの茶碗は中国の福建ではどこでも見られる商品です。「曜変天目茶碗」に似ていると言う人もいるかもしれませんが、これは偽物として作られた物ではなくただの商品で、非常に安い値段で売られています。番組の中でテレビ東京はあの茶碗を宋代に作られた「曜変天目茶碗」だと説明しましたが、これは「鹿を指して馬だと言う」ようなものでしかありません。」

中国陶磁史と中国陶磁考古学の分野で世界的な影響を持つ権威である沖縄県立芸術大学教授森達也氏も、筆者の取材に対してこう述べた。

「少なくとも「曜変天目茶碗」ではありません。12~13世紀製造されたという可能性も非常に低いものです。」

筆者がその理由を尋ねると、森達也氏は以下のように述べた。

「1. 日本国内には3個の「曜変天目茶碗」があります。私は杭州で出土した「曜変天目茶碗」の破片も手に取って見たことがあります。「曜変天目茶碗」の外側にはテレビ東京の番組の茶碗のようなはっきりした模様はありません。

2. テレビ東京の番組の茶碗に見られる模様は雲のようですが、これは曜変天目の模様とは全く異なります。本物の「曜変天目茶碗」の模様は白くて丸い斑紋で、その周囲には虹のような色鮮やかな光芒が出ています。

3. テレビ東京の番組で鑑定された「曜変天目茶碗」には、茶碗の底に「供御」という二文字があります。確かに建窯の窯跡では「供御」と書かれた陶片が見つかっていますが、割れていない完全な陶磁器でこの二文字が刻まれたものは世界中で一つも見つかっていません。模倣品でこの二文字を刻んだものは数多く存在します。テレビ東京の茶碗は本物の「曜変天目茶碗」とは全く異なるものですが、最近中国流行している模倣品とは非常によく似ています。」

森達也教授さらに述べた。

テレビ番組としては劇場的な効果さえあればよく、科学的な研究は要らないのです。あの茶碗が日本の3点の国宝と同じであるなどというのはナンセンスな話ですが、陶磁器科学研究を行っている人々からすればこれは非常に残念なことです。」

この論争は中国にも広がっている。中華陶磁芸術設計大師の資格を持ち、国家級非物質文化遺産建窯代表伝承人(日本の人間国宝に相当する)でもある建窯陶磁研究所所長の孫建興氏は、「曜変天目茶碗」を再現し建窯を再び曜変の産地とする事業に40年にわたって取り組んでいる。彼はこれまでに黒釉の天目茶碗や黄(赤・青・金・銀)などの兎毫盞、異毫盞、虹彩(金縷、白点)、鷓鴣斑、鐵銹斑、毫変、国宝油滴、金(銀、虹彩)油滴、黄天目、蓼冷汁、灰被、玳瑁、柿紅、虹彩、金(銀)彩文字、木葉、窯変、曜変天目などの一連の作品を作ってきた。彼が長江惣吉氏に送ったメールで、彼は述べている。

「これは曜変の偽物で、現代に焼かれたものです」

筆者も電話で孫氏と長時間話をした。彼は筆者にこのように述べた。

テレビ東京で放送された茶碗はせいぜい数年前に作られたものです。」

新聞や雑誌で真贋論争が過熱した後、この「曜変天目茶碗」の所有者は茶碗を奈良大学文学部文化財学科教授の魚島純一氏に渡し、分析を依頼した。魚島教授は蛍光X線装置を用いて茶碗表面の色の部分を分析した。

魚島教授物質に含まれている元素を検出できる蛍光X線分析装置で、茶碗表面の各色にX線を照射して元素の種類と量を測定した。その結果、アルミニウムなど10種類の元素を検出したが、化学顔料に使われる元素については発色に影響しないほどわずかな量しか検出されなかった。

魚島教授は述べている。

「X線分析の結果、表面のどの色の部分かによらず、検出成分はほぼ同じであった。このことから、茶碗に使われている釉薬は1種類であると考えられ、この分析結果からは茶碗が偽物であることは断定できない。」(《德島新聞》,2017年2月28日

一方、長江氏は筆者に対して次のように述べた。

「魚島教授は、釉薬の発色に影響するだけの量が検出されなかったため、判断ができないと言っている。であれば、魚島氏は最低限どれだけの量が含まれていれば発色に影響するのかを具体的に言った上で、分析の結果その最低量を下回っていたことを示さなければならない。しかし、魚島教授データには下限値の数値も書かれていないし、彼が分析で得た数値も書かれていない。よって彼の判断には根拠がない。」

日本の複数メディア報道によれば、その後、茶碗の所有者から茶碗についての資料が提供されないため、徳島県文化財指定のための調査を中止した。

なぜ「曜変天目茶碗」の鑑定は論争を引き起こしたか

私自身、「開運!なんでも鑑定団」は好きな番組だ。自分も中国の古陶磁を蒐集しており、骨董の鑑定について10年近く独学で学んでいる。浅学ながら陶磁器の本や文章なども執筆してきた。私は中島誠之助さんの陶磁器鑑定、特に日本の陶磁器鑑定については相当の経験をお持ちで深い造詣を有していると思っている。

だが、中島さんと彼の鑑定についてはともかく一般論として、一人の鑑定士の鑑定範囲が日本だけでなく海外をもカバーして、なおかつ正確であることを求められるというのは、鑑定士にとっては間違いなく一種冒険と言ってよい。陶磁器は全世界に存在し、最古の陶器は数万年以上の歴史を持っている。一人の鑑定家が古今東西全てについて完全に判定できて一度も間違えないなどということが可能だろうか? 一度間違えればその後も間違いの危険は存在するのだ。

「荘子」で述べられているように、「吾が生や涯(かぎり)有り、而(しか)も知や涯無し。涯有るを以て涯無きに随(したが)うは、殆(あやう)きのみ」(我々の人生は有限である。しかし人間の知は無限だ。有言の身で無限のことを追い求めるのは危うい)なのだ

このことは、最も権威ある陶磁器研究者であっても忘れてしまうことがある。例えば、1959年国際的に知られた陶磁研究専門家で日本陶磁研究第一人者でもあり、当時日本の文部省の技官として文化財専門審査委員を務めた小山富士夫氏が、「永仁の壺」と呼ばれた陶器を日本の重要文化財に指定するよう強く推薦したことがあった。これを受けて同年6月27日文部省は「永仁の壺」を鎌倉時代古瀬作品であるとして重要文化財に指定した。

その後、日本の有名な陶芸家であった加藤唐九郎が海外に渡航した際に、唐九郎の息子である加藤嶺男が「いわゆる「永仁の壺」は自分が作った」と述べた。唐九郎の帰国後、彼はメディアが大騒動になっているのを目の当たりにした。1960年9月23日、唐九郎は「永仁の壺」は1937年に自分が作ったものであることを認めた。(真の作者が誰であったのかについては異なる見解がある。)「永仁の壺」が本物である証拠は、古瀬戸の「松留窯」で発見された陶片が「永仁の壺」の胎釉と一致するという点にあったが、実は「松留窯」自体加藤唐九郎による捏造で、陶片も彼が偽造したものだった。

このようにして、「永仁の壺」を含む重要文化財3点が指定取り消しとなり、小山富士夫は委員会を辞職した。ゆえに、賢明な鑑定家は誰であれ、古物の鑑定には、異議の申し立てが容易に行えるように、議論の余地を残しておかねばならないのだ。

私は中島氏の鑑定が間違っていたと言っているのではない。第一に、私はこの分野の専門家ではない。この件で私が真贋を判断するのは無意味だ。第二に、厳密にいえば、文物の鑑定とは考古学歴史学、美学、自然科学にわたる総合的な学問である全面的に、かつ正確に古代の文物の年代を特定・鑑定する厳密な科学方法は存在しない。言い換えれば、こういった議論で100%の是非を決める結論を得るのは難しい。

筆者は言いたい:このような重大な鑑定では、もっと広く意見を求めるべきだったのではないか?

確かにテレビ番組では、科学研究場合のように「この品物が疑わしい」と言うのは難しいことだ。しかし、結論を出すのが難しい文物、特に「鑑定団史上最大の発見」といった結論や、「現存4個目の中国宋代の陶器「曜変天目茶碗」」のような鑑定については、中国建窯の専門家と日本の権威ある専門家の意見を求めるべきではないだろうか。筆者はテレビ東京の番組担当者に、この論争についての意見を求めて何度も電話をかけ、メールを送った。しかしこの原稿を執筆している時点では、彼らからの返答はない。「週刊ポスト」の報道によれば、この件についてのテレビ東京見解は以下の通りだ。「鑑定は番組独自見解であり、お答えすることはございません」(《週刊ポスト》,2017年6月23日,146頁)

だが、もしもっと広く意見を集めることができたら、例えば中国で初めて建窯の陶磁器の再現に成功した前述の孫建興氏のような専門家の意見を求めてはどうだろうか? 彼の「曜変天目」に関する研究と実験は非常に深いものだ。彼は考古学、鑑定、科学実験の各方面に非常に造詣が深い。こういった人々の意見には重みがあると言えないだろうか。もしテレビ東京がこのような人々にもっと意見を求めるようにすれば、論争は減るのではないか?

もう一つの問題は、文物の鑑定に自然科学が介入するという話だ。実際、今のところ文物科学的に鑑定する完璧方法というのは存在しない。多くの人が挙げる放射性炭素年代測定法は、自然界に存在する炭素14という同位元素を使ってもともと生きていた動植物の年齢を決める放射年代測定法だ。動植物が生きている間は生物の新陳代謝によって生体内の炭素14の量は一定に保たれる。生物が死ぬと体内の炭素14は崩壊して減り続ける。だが磁器・陶器・青銅器などは無機物だ。しかも時代の古い文物場合炭素14年代測定では年代の上下の誤差が大きい。一方で、1000年から2000年前という比較的新しい歴史的文物場合基本的には炭素14鑑定は使えない。

また、熱ルミネセンス法と呼ばれる鑑定方法もある。陶磁器が焼かれるときに500℃以上に加熱されると、外部から吸収した輻射エネルギー放出される。その後、焼成から年月が経つと、年月の長さに応じた量の輻射エネルギーを再吸収していく。熱ルミネセンス法の原理は、古陶磁の内部に蓄えられているこの輻射エネルギーの量を計ることで年代を測定するものだ。誤差範囲一般的に±20%程度で、相対的には正確な方だ。

しかしこのような報道もある。

「数年前、北京の二つの有名な博物館がそれぞれ六朝時代の陶器を古物市場で20万元で購入したが、後にそれらがすべて贋作であることが判明した。これらの品は河南省の某博物館の下で作られたアンティーク工芸品であったが、なぜこれらが北京の潘家園旧貨市場に流れたのかは分かっていない。ある古物の専門家が古物市場を訪れ、そこで売られている品物を熱ルミネセンス法で調べると、約1600年前という測定結果が出た。そこで誰もがそこの品物を買った。買われたことが知られると、同じような品物が古物市場にどんどん出現した。そこで国家文物局がすぐに公安部通報した。公安部担当者は、「墓が荒らされて大量の遺物が盗まれる事件が発生している」と説明した。警察が現地に到着すると、地元の住民が自宅で贋作を作る作業をしているのを発見したという。彼らは六朝時代の墳墓から盗掘したレンガを削って粉にしていた。この粉を贋作に使えば、熱ルミネセンス法にかけても墳墓の中で長年溜め込んだ輻射を出すので贋作を判別できなくなる。また彼らは、こうして作った粉で六朝陶器を偽造するための特別な装置も使っていた。このようにして、熱ルミネセンス法での検査は失敗してしまうのだ。」 (《鑒定家VS造假者》,新華網,2005年03月15日

魚島教授が蛍光X線分析を用いた点に関して、森達也教授は私に述べた。

「彼は本物の曜変天目との比較を一切行わず、例の茶碗のみで分析を行いました。これでは意味がありません。」

筆者は魚島教授にも、蛍光X線検査について質問を行った。彼は言う。

「私はあくまでも顔料部分の元素を調べる目的でこの装置を用いました。私が調査結果を発表した際に、茶碗が偽物である考える人たちから非難を受けましたが、私は真贋鑑定をしたわけではありません。」

筆者:

―― それはつまりあなた検証結果は、この茶碗には18世紀以降の顔料は使われていない、ということですよね。

魚島教授

「それは新聞がいい加減に書いていることです。私は18世紀以降云々といったことは言っていません。私はただ、現代のものと考えられるような種類の顔料は検出されなかった、と言っているだけです。」

筆者:

―― 言い換えれば、18世紀以降に発明された化学顔料は使われていなかった、ということですよね?

魚島教授

「これらの顔料が使われているから茶碗は偽物なのだと主張する人々もいますが、私はただ、そのような顔料は検出されなかった、と言っているだけです。私は陶磁器鑑定の専門家ではありません。あの茶碗が偽物だと主張する人々は、化学顔料元素が茶碗に含まれているはずだ、と言っています。私は単に、その元素があの茶碗に本当にあるかないかだけを調べたのです。どの時代に作られたものか、という調査をしたのではありません。ただ、あなた方が言っているような元素はありませんでした、と言っただけです。」

筆者は質問した。

―― 例えば、もちろんこれは(例の茶碗のことではなく)仮定の話ですが、誰か現代の人間が、今回指摘されたような元素を含む現代の化学顔料ではなく、昔の顔料を使って茶碗を作ったとしたら、あなた検証方法では今回と同じような結果が出ますか?

魚島教授

「その可能性はあります。」

しかしながら、中国では古代の陶磁器を偽造または模造する際に化学釉薬を使うことは多くない。中国の多くの地方には陶磁器の偽造工房があり、こうした工房の多くには専門技術を持った人間がいるわけではない。地元の農民が、数千年間にわたって埋まっていた陶土を掘り出し、古代の方法で焼いているのだ。匿名で語ってくれた、中国で著名な建窯の研究家考古学者、鑑定家たちが筆者に述べたところでは、現在中国には建窯産品のコピー品工房が1600以上存在する。その多くは偽造品を作りたいわけではなく、単にアンティーク風の品や旅行土産製造するのが目的だ。もちろん中には偽造品の製造目的とする人々もいるが、偽造品の製造方法はどこにでもあるような手法だ。科学的な鑑定が困難になるように、古い器の底の部分だけを新しい器に接合したり、古い胎土に新しい釉薬を使ったり、古い胎土に古い釉薬を使ったり、その他いろいろな方法を使っている。

このことは、古物鑑定が文化や歴史年代、改竄や継承といった問題と関わっていることを示している。加えて社会的な影響や国際的な影響も大きい。今回の鑑定やテレビ東京の件は別にしても、日本の博物館や歴史研究部門では、中国文物を鑑定する際に同じような問題に直面しているはずだ。それゆえ、重大な結論に至るような場合には、我々は注意深くなる必要があり、広く意見を求めるべきなのだ

※ この記事は筆者の個人的視点を示したものです。

張石 略歴:

1985年中国東北師範大学外国語言文学系研究所卒業修士号を取得。1988年から1992年まで、中国社会科学院日本研究所助手研究員 Permalink | 記事への反応(0) | 00:35

2017-07-25

https://anond.hatelabo.jp/20170724135128

から何まで0から作る人?

料理人食材を種から育てないと「創る」には至らないってこと?

映画制作衣装小道具などすべて既製品使うなってこと?画家も絵の具を顔料製造からやんないと駄目なの?

素材は何使おうと自由だろ。素材をどう組み合わせるかが創造なんじゃないの?

2017-05-24

[]

豊田市美術館に行ってまいりましたわ。

平日なのにすごいお客様で驚きました。大半がお年寄りでしたわ。

敷地の端に建っている櫓をみて盛んに「城」とおっしゃっているのを耳にして、

天守どころか櫓でも城とイコールにされてしまうのだと世間感覚を思い知りました。

ここのものは七州城の復元櫓ですが、あのような認識の方が多いのでは

復興天守流行るわけですわ。

さて美術館の中では二十世紀画家東山魁夷による

唐招堤寺御影障壁画展が開催されていました。

歴史教科書でも有名な鑑真和上に捧げられた御堂の襖絵が、

そのままの配置で展示されています

恥じらいもなく大量の群青と緑青を使った波濤の絵は圧巻です。

岩に張り付いたど根性松には絵なのに思わず

声援を送ってしまいそうになりますわ。

和上の故郷である中国の襖絵は墨絵で描かれています

なぜか「黄山暁雲」だけは襖の金具が気になってしまいました。

全体的に薄暗くなっていたのは、顔料が繊細な日本画の保存のためだと

思われますの。

透明感のある青みがかった緑色の出し方を知りたいものです。

また抽象の力展も同時開催されており、

扇で口元をおおって賞玩されがちな戦間期以降の抽象芸術

頭の良い監修者がうまく説明されていました。

なにせミュージアムショップカタログが売り切れているというのですから

監修者も豊田市民もたいしたものですわ。

フレーベルモンテッソーリ知育玩具が素敵で、

これをおもちゃに育った子供お話してみたくなりました。

コンクリートの容器に、コンクリートの破片を詰めた高松次郎作品

コンクリートの単体」はわたくしには理解しかねました。

からないものでもヒルマ・アフ・クリントの初期抽象作品はなんとなく

好きになれました。

いちばん分かりやすかった抽象芸術コンスタンティンブランクーシ

若い男のトルソⅡ」ですの。

これはどうみても、こんじきのぉちんちんですわ!!!

こんな破廉恥な展示が許されるのかしらと作品の前でどぎまぎしてしまいましたわ。

対応しそうな作品としてルーチョ・フォンターナのピンクに塗りたくったキャンバス

赤い縦の貫通穴をほどこした作品もありましたけど、

コンスタンティンブランクーシのせいで、そういう目になっていただけかもしれません。

あと、追悼小嶋悠司展も開かれていて、仏教画に影響を受けた

恐ろしげな世界をあじわえました。

ファイナルファンタジーの初期イラストを描かれた天野先生作品

少し印象が似通っています

小嶋悠司作品抽象の力にあった、熊谷守一作品「轢死体」とならんで

SAN値を下げてくださいました。

再入場できない東山魁夷作品最後に見るべきでしたわ・・・・・・

豊田市美術館建築もたいへんおもしろもので、

抽象の力展で使われている展示室は入った瞬間に行き止まり

感覚を与えながらちゃんと次の展示室に繋がっています

唐招堤寺御影堂の間取り再現するスペースをもっていたりして、

実用性・採光性・空間演出力を兼ね備えた優れた建築であると感じましたわ。

2017-05-21

国宝級曜変天目のまとめコメント気持ち悪い問題

なんでも鑑定団国宝級曜変天目だと鑑定した問題について、ネットまとめサイトなどのコメントが九代目長江惣吉に対する誹謗中傷であふれている

それが単に理路整然とした批判なら何の問題もないけど、意味不明コメントばっかりだ

気持ち悪いと思うほど批判がひどいので自分なりの考えを書こうと思う

今までの流れ

中島鑑定団国宝級だと鑑定

長江惣吉や専門家が偽物だと批判

奈良大科学的に鑑定した結果、単一釉薬であり化学顔料は検出されなかった

長江BPO申し立て

長江奈良大の鑑定方法機器で正確な鑑定ができないと指摘

具体的にどういったコメントがあるかというと…

翻訳曜変天目第一人者である俺様無視して番組を作ったのが許せない

嫉妬しすぎ

陶芸マニア()公共の場責任持って鑑定士てる人間に何を言うか

自称専門家長江惣吉さん(54)って自分では何もしないなテレビ見て文句言うだけ

必死過ぎるわ自称専門家

再現したい専門家って、、開き直った贋作家じゃん。

引っ込みがつかなくなった感

この人、自分自分格下げて何したいのかな。私は盲目ですいうてるようなもんです。

番組最後に「番組見解であり…真偽のほどはわかりません」みたいなテロップなかったっけ?そこまで必死になって模倣品にしたいのは何故?

現存3つしかないのに、それの専門家って?しか再現できてないし。万が一似たようなもの再現できたら、それって模倣品って鑑定にならない?

九代目っていうところが怪しい

もし本物だったらこの方、今の商売は辞められるんですよね。男が一度言ったんだ、その覚悟で訴えてもらわないと。

事の始まり曜変天目が出品された際は(自称第一人者である自分鑑定団としてのオファーがあると奢ってた部分だろ、自分蚊帳の外でやられた事への不満がこういう行動に動かした。

そのまとめサイト

http://arutopi.net/archives/655

http://topic-intro.net/?p=2448

上記のサイト意図的批判的なコメントを多く掲載しているようにも思える

ただ、ネット上にはこういった意見ばかりではなく、偽物だとする意見も多いことをことわっておく

批判コメントの中でもひどいもの

嫉妬しているだけ 必死 奢ってる

自称○○ 素人扱い なにもしてない

陶芸家より鑑定士のほうが見る目がある

中島責任もって仕事してるから、本物だったら陶芸家やめろ

再現贋作作り

テレビ越しの鑑定だから云々

①についてはよくあるコメントからどうでもいい

②については無知であるしか言いようがない

というのも長江は親の代から「完全」再現を目指して取り組んでいる

https://www.youtube.com/watch?v=FY_2FHh6wrY

彼の作品も「完全」ではないが光沢に関してなどかなり再現が進んでいることが容易にわか

少なくとも曜変天目に関しては中島よりスペシャリストであることは間違いない

③についても同様である

彼や専門家はただ再現するだけではなく本物の茶碗の調査なども行っている

陶芸家から鑑定士だからという話ではない

別にどちらもやめる必要などないと思う

自分中島先生の鑑定やしゃべりが好きだし、長江が間違っていたとしてもやめる必要などない

⑤アホ

長江など専門家は「明らかに」贋作だといっている

日本語わかる?

「明らかに」贋作だと判断たからこそテレビ越しに批判したんでしょ

ちゃんと言っておきたいこと

中島あくま伊万里専門の鑑定家であるということ

ネットでは中島ものすごい鑑定家であり、骨董全般知識がすごいという扱いを受けている(実際そうかもしれないが)

から絶対に間違いがないとでも言いたいのだろうかしらないが、間違いもあるかもしれない

骨董も分野がすごく広いのですべての骨董品について詳しく知っているとは限らないと思うのが普通ではないだろうか

②天目茶碗のうち最上級の物が曜変天目である

そもそも天目茶碗というのがあってその中でもある条件を満たしたものけが曜変天目と呼ばれている

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%9C%E5%A4%89%E5%A4%A9%E7%9B%AE%E8%8C%B6%E7%A2%97

国宝級にしては2500万円はやす

国宝なら何億円、何百億もするはず

もちろん、税金対策ということもあるかもしれないけど

批判しているのは長江だけではない

孫建興や謝道華といった中国研究者も偽物であると主張している

⑤「国宝級かどうか」「曜変天目かどうか」「本物か贋作かどうか」は別である

どういうわけか「本物か偽物か」ということばかりに論点が行ってしまうが

そもそも(本物の)天目茶碗のうち、特に優れているもの曜変天目と呼ぶのであれば、本物の天目茶碗という可能だってあるのではないだろうか

⑥鑑定の結果は偽物か本物かということとは直接関係ない

どうしてこうなったのか

考えつくもので、

日本人の出る杭は打つ心理

なんでも鑑定団およびテレ東がいわゆる愛されている番組テレビ局であること

中島がいわゆる愛されているキャラ名物キャラだということ

④上記による中島の鑑定に間違いはないという思い

⑤本物としたい人による工作

⑥いたずらによるコメント

というのがあげられるのではないだろうか

とにかく

言いたいことはこの茶碗が本物かどうかとかそういうことではない

叩き方、批判の仕方が明らかに幼稚であるということだ

たとえ、長江が間違っていても中島が間違っていたとしても、だれも彼らを叩く必要など全くない

参考までに

https://matome.naver.jp/odai/2148611572478652601

ちなみに皆さんはこの茶碗、なんだと思いますか?

国宝級曜変天目

普通の天目茶碗

曜変天目贋作

④わからない

ちなみに僕は②の普通の天目茶碗ではないかなと思います素人目ですが)

からこと贋作との批判でごたごたしているのではないでしょうか?

どのみち、いつかは決着がつくので楽しみですね

2017-03-03

曜変天目騒動についてのメモ

誤解されている点

現在でも化学顔料を用いずに同様のもの作成することは可能あくまで「18世紀以降に普及した化学顔料を用いていない」ということのみの裏付け

化学顔料を用いずに曜変、油滴、禾目に近似した構造色を発生させる手法は既に確立済み。長江惣吉氏の手法化学顔料は用いていない(はず)。

あるべきと思うアクション

混乱を招いた責任者

後述する評価可能性を全てすっ飛ばして「国宝級曜変天目」とぶち上げた当該テレビ番組関係者と実物も見ずに「化学顔料を用いた現代の模造品」と決めつけた長江惣吉氏。

当該茶碗の評価可能

1. 化学顔料を用いた近現代作品

2. 化学顔料を用いない近現代作品

3. 化学顔料を用いないが、近現代作品でもなく、宋代建窯のものでもない作品

4. 宋代建窯の作品であるが「曜変」ではない作品

5. 曜変天目と認められる作品

曜変天目騒動についてのメモ

誤解されている点

現在でも化学顔料を用いずに同様のもの作成することは可能あくまで「18世紀以降に普及した化学顔料を用いていない」ということのみの裏付け

化学顔料を用いずに曜変、油滴、禾目に近似した構造色を発生させる手法は既に確立済み。長江惣吉氏の手法化学顔料は用いていない(はず)。

あるべきと思うアクション

混乱を招いた責任者

後述する評価可能性を全てすっ飛ばして「国宝級曜変天目」とぶち上げた当該テレビ番組関係者と実物も見ずに「化学顔料を用いた現代の模造品」と決めつけた長江惣吉氏。

当該茶碗の評価可能

1. 化学顔料を用いた近現代作品

2. 化学顔料を用いない近現代作品

3. 化学顔料を用いないが、近現代作品でもなく、宋代建窯のものでもない作品

4. 宋代建窯の作品であるが「曜変」ではない作品

5. 曜変天目と認められる作品

2016-12-05

http://anond.hatelabo.jp/20160914220045

版画の色彩というのはちょっと異常なものだ。

デジタル塗りのような均一な塗りが可能なうえに、デジタル塗りのようなグラデーションも作れる。

正しくは、塗るのではなく摺るということが大きく影響する。

擦り重ねでわかったと思うけど、浮世絵場合、赤の上に青を摺ることで、紫になるし、黄色の上に青を摺ることで緑になる。

透明水彩と同じ性質を持つ。

同じ原料で絵具を作る日本画は思いっき不透明

赤の上に青を重ねれば青、黄色の上に青を重ねても青。

しかし、版画になると違う。

透明水彩性質に早変わりする。

"ばれん"という道具に秘密があり、不透明なはずのポスターカラーを使って同じことをしても、かなり同じように透明な性質再現される。

小学校で使う偽物なんかじゃなく、本物のばれんの話だ。

ヨーロッパ人が「こんな青色みたことねぇ!絵具なに使ってんだ!?

ビックリしたのは、ヨーロッパ発明された顔料、プルシャンブルーでしたというのは、有名な話。

ところで、本物の"ばれん"って、一枚7万とか10万とかするんだぜ?信じられるか?見た目はただの鍋敷きなのに。

均一な塗り、均一なグラデーションレイヤーの乗算、言ってみればイラレに近い。

デジタル絵と志向性はかなり似てるね。

君の名は」よろしく、空気や風、雨、空、水、そういう形のないもの積極的に絵の中心にもってこようとしたのもそのころの浮世絵元祖だね。

人物が主で背景が従ではなくて、まったく逆に雨が主で、人物は従、空が主で人物は従、そういう絵がわんさと発明された。

北斎という努力型の超人と、広重という天才の働きは大きいことは認めるが、デジタル塗りに近い木版画特性によるものが大きいと俺は思う。

2016-10-31

靴磨きに関するメモ書き

シューケアの要素

ググると革の栄養だの呼吸だの疲労だのエセ科学っぽい言葉が沢山並んでいるが大別すると革靴に塗るものは5種類。

油脂保革油とも。革を柔らかくし、水分を保つ。塗りすぎると細かなひび割れの原因になるらしい。

水分:油を塗っていればあまり気にする必要は無い。

顔料:色を付ける。黒なら黒を使うが、茶色など他の色の場合は革の色よりも少し薄目のモノを使う。

蜜蝋:革の表面に蝋で保護膜を作り、革本体保護する。もしくは革の表面のでこぼこを蝋で埋め、なだらかにすることで鏡面磨きや傷の補修を行う。

防水:フッ素もしくはシリコン。表面に膜を作って水をはじく。

実際に販売されている商品

それらの要素を複合した商品を革に塗る。

オイル:ミンクオイルなど。油そのものだが、ワセリンを多く含んでいるらしい。

油性ワックス:油と顔料と蝋。缶に入っており固形

乳化性クリーム:油と顔料油性ワックスより水気がある。絵の具のよう。

デリケートクリーム:乳化性クリームより水分が多く、蝋が少ない、もしくは全く含まない。その名の通りデリケートな革に剥いている。

防水スプレー最後に吹きかけると表面に防水膜を作る。

リムーバーシャンプー:古い油分や汚れを取り除く。

保革と靴磨き

保革

革の状態を保つ保革は油分と水分のコントロールだけでOK

まりオイル、乳化性クリームデリケートクリームを塗るだけで良い

使用によって汚れが付着したり、油が劣化すると皮を痛めるので半年に一回くらいはリムーバーシャンプー掃除する。

靴磨き

保革をした上で、その上に顔料で色を載せたりワックスで光らせる。

多少の傷ならクリームワックスで塞ぐことが出来るが、修復では無く「埋める」ものである

2015-11-30

所有しているペンがあふれてきた

会社の引き出しや筆箱に入ってるペンは、

油性

ゼブラフォルティア300、ゼブラスタイラスC1ぺんてるe-ball、※OHTO B・pocket、※OHTO 木軸ボールペンパイロットスーパーノックパイロット2+1LIGHT、パイロット4+1LIGHT、ロケット柄のボールペン3本、※デルフォニクス木軸ボールペン

【新油性

ゼブラスラリシャーボ2000、スラリ4色、ジェットストリーム(0.38黒、0.5黒赤、0.7黒)、ジェスト3色(0.7)、ジェスト2&1(0.7)、ジェスト4&1(0.7)、ピュアモルト4&1(ジェスト0.5)

万年筆(風サインペン含む)】

PILOTVペン(黒)、ペチット(青)、PILOT習字ペンブルーブラック)、プラチナ万年筆プレピー(02ブルーブラック、03ブルーブラック・黒、05黒)、プラチナデスクペン(黒)、ぺんてるトラディオ

水性

・※PILOTハイテックポイントV5(黒)、Vコーン(黒赤)、三菱ユニボールプロテック(黒赤)、ぺんてるB100(黒)、OHTOリバティ(黒)

ゲル顔料キャップ式】

三菱ユニボールシグノ(ブルーブラック)(0.28、0.38)、トンボモノボール

ゲル・染料・キャップ式】

・※PILOTハイテックC025(黒赤)、※ぺんてるスリッチ(0.25黒・ブルーブラック、0.3黒、0.4黒・ブルーブラック、0.5黒)、※エナージェルユーロ(0.35黒青)、※エナージェルトラディオ(0.5黒青)

ゲル顔料ノック式】

・※ぺんてるハイブリッドテクニカノック035(黒赤)、三菱ユニボールシグノRT1(0.28、黒赤)、ユニボールシグノック(0.5黒)、ゼブラサラサクリップ(0.3黒赤、0.5黒赤)、サラサタディ(黒赤青)、PILOTジュース(0.5黒)

ゲル・染料・ノック式】

・※ぺんてるエナージェル(0.3黒、0.5黒)

カスタマイズボールペン

三菱スタイルフィット(1色4本、3色2本、マイスター3色、マイスター5色)、※PILOTハイテックCコレト(2色4本、4色3本、5色2本)、ゼブラプレフィール(1色4本、4色1本)

【消えるボールペン

PILOTフリクション0.4(赤、ブルーブラック)、0.5(黒・赤)、0.7(黒)、フリクションノック0.5(黒・赤)、フリクションボールスリム(黒・赤・青)

シャーペン

三菱クルトガ(0.3、0.5)、ピュアモルト(0.5)、ウチダドローイングシャープ(0.3)、ぺんてるグラフレット(0.3)、グラフギア500(0.5)、KERRY(0.5)、スマッシュ(0.5)、タフ(0.7)、きらり(0.9)、マークシートシャープ(1.3)、PILOT S20(0.3)、S3(0.3、0.5、0.7)、ゼブラカラーフライト(0.3、0.5)デルガード(0.5)、トンボモノグラフ(0.5)、オルノ(0.5)、コクヨフィットカーブ(0.5)、鉛筆シャープ(0.9)、ステッドラー925-25(0.3)、925-65(0.3、0.5)、LUNA(0.5)、ファーバーカステルFE3000(0.3)、大人の鉛筆

(※が付くものニードルチップボールペン(好き))

う~ん、100本越えてたか、どうやって減らそう

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