はてなキーワード: 椹木野衣とは
http://anond.hatelabo.jp/20100127001517
さらにヴァージョンアップさせるとこうなる。
この時期になると大学生向けに読むべき100冊みたいなリストが出回る。
あんなリストを真に受ける人も少ないだろうが……はっきり言って悲しくなるくらいお粗末だ。
ずらっと並べられた古典名著。あまりに埃の被ったラインナップにがっかりする。
こういった学問には「原書病」とでも言うべき、くだらない風習が根強く残っている。
原典や本文を極度に重視するのは不健全だ。それ自体は面白いとしても、その後発展と整理を経て洗練されている。
歴史的興味以外であえて出発点に戻る価値はすごく小さい。そんなところに本当の「教養」は存在しない。
難解で時代遅れな文章と格闘したって、趣味以上のものにはならないし、考える力は湧いてこない。絶対誤読するし。
そこで本当に頭を強くしたい人が読むべき書籍リストというものを作った。
これは単なる学問という空気に浸ってみたい人が読むものじゃなくて、日常に根ざした本物の力を分けてくれるものだ。
この100冊さえ読めば考える素材に困らないだけでなく、コミュニケーションの強者にもなれる。
飲み会で古臭い古典の話をしたって煙たがれるだけだが、この100冊をネタにすればそんなことにはならないし、
黙考はずいぶんと深くなるし、ブログのネタに応用すれば必ず一目置かれる。
選んだのは現代的で網羅的、そして極めて平易なもの。どの分野にも精通できるように色んなジャンルのものを配置した。
この100冊を大学生活のうちに読み切れば、必ずや一生の財産になるだろう。
ここに挙げられた本が、現代最新型にアップデートされた真の「教養」だ!
『逃走論』 浅田彰
『アメリカン・コミックス大全』 小野耕世
『よいこの君主論』 架神恭介
『おまえが若者を語るな!』 後藤和智
『シミュレーショニズム』 椹木野衣
『箆棒な人々』 竹熊健太郎
『新しい「マイケル・ジャクソン」の教科書』 西寺郷太
『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』 ばるぼら
> 自分は今年、批評本を出す。思想地図でデビューした後、椹木野衣の「シミュレーショニズム」の続編を書く。
で、そのときのペンネームは?
「big mouth」が必要なときもある。自分を追い込むために。
せめてペンネームだけでも。
そうした理由は学歴を良くしたかったっていうのもあるけど純粋に勉強がしたかった。
大学って、もっとこう、門外不出の秘伝を教えるところだと思っていたよ。
あらゆることが系統的に、かつ大学に行かなきゃ絶対に学べないようなのがあるんだと。
でもテキストは市販の本だしそんなことはない。
質問して教授の知を吸い取ろうとするけど専門外はただのオッサン、底が見える。
これなら本を乱読したほうがマシなんじゃないだろうか。
教授の質もバラバラだしこれなら「この人だ!」っていう人を探して
それぞれの大学に潜り込んだ方がいい(実際に四月からそうしようと思う)。
なんかこう、毎日が発見に溢れていて大学じゃなきゃ知り得ないことがたくさんあって・・・
そんな素晴らしい世界だと思っていたのに・・・。
自分は今年、批評本を出す。思想地図でデビューした後、椹木野衣の「シミュレーショニズム」の続編を書く。
こんなこと言ったら同級生には笑われるだろう。でも、やるんだよ。