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2023-10-02

anond:20231002075225

「三体」のダメなところは智子の設定に集約されている。

智子というのは三体人が地球技術的発展をかく乱するために送り込んだ陽子一つ分のコンピュータなのだが、これの製造過程描写素人でも一瞬で分かる大嘘が書いてある。

三体人は粒子の次元操作することが可能らしく(この理論根拠は全く描写がない)、次元の数を増やしたり減らしたりして、内部に回路を作る(劇中では核力を整形してエッチングするというような説明がある)が、2次元展開した陽子が三体世界を包み込んだとき、全体が鏡面になって惑星自体を映し出す場面がある。

自分は反射の核物理的な原理を詳しく知らない。おそらく電場や磁界が電磁波の進行方向を曲げるのだと思うが、陽子一つ分のエネルギー惑星全体を映し出す電磁波を同時に偏光させることが出来るはずがない。一つ一つの光子エネルギー対応するだけの電場あるいば磁界を形作る必要があるが、もし出来るのだとしたら、それはエネルギー保存則に反している。六次元空間から三次元投影された智子に国家元首が触れると「空気抵抗」を感じるが、これも同様の理由により間違っている。

明らかに劉慈欣は次元コントロールによって空間と共にエネルギーの総量もコントロールされうるという混淆を侵している。この混淆を取り払ってみれば、そもそも陽子つのエネルギー計算機構成するというのもまず不可能相談であるということが分かる。核力によって形作られた回路には、電子の代わりに情報媒介する何らかの量子が必要だが、必要とされる量子、あるいは回路を構成するエネルギーは軽く陽子一つ分を超えてしまうだろう。現代では情報を伝達するには相応のエネルギー必要なことが分かっており、実験で確かめられてさえいる。

(ついでに言うと量子もつれによってスピン状態を検知して、智子をコントロールするという話も出てくるが、もちろんこれも間違っている。量子もつれによる同期は情報を伝達しないことが分かっているのだ。もしも情報を伝達するならそれは光速度不変則に反することになる)

この事実は本作が一見論理的に見えて、その実極度に倒錯的な性質を表している。なにしろ質量関係から智子(陽子一つ分)を送り込む必要性をあらかじめ説いたのは劉慈欣自身なのだ質量問題回避するために作り出した智子の設定の方が盛大にエネルギー保存則を破っているというのは一体どんな種類の皮肉なのだろうか。無論劉自身がそのような皮肉意図した形跡もなく、センスが悪いとか荒削りとかいレベルさらに下回っているとしか言いようがない。自分の課したルール自分で破る作品に、まともな完成度を認めないのは、自分には正常な判断に思える。

この本の最大の皮肉は、馬鹿げているのに面白いジョークでもない物語が、英米SFがつまらなくなった状況(その他の国に面白い作品があるわけでもない)がゆえに耳目を集め、あまつさえ世界的なヒットになってしまたことではないか。このあたりが古いSFファンが見向きもせず(最もまともに作品批評できる連中は残っていないのかもしれない)、根強く批判が消えない理由だと思うのだが。

anond:20231002121336

その親が子ども性的虐待加えるのを黙って認めてた、

あまつさえその「虐待を加える装置としての会社」に自分で入って美味い汁吸いまくってたんだから

 

大人としていかなる意味でもアウトでしょ…

間接的だけど積極的加害者の一人だよ

 

しか社長という立場にありながら責任を取るでもなく、「知りませんでした」で逃げ切りを図ろうとする卑怯さ、無責任さ、軽率さ、常識のなさ、

問題が長引くとなんかすごいこと言ってなかったか

これは圧力じゃありませんが、いつまでもそういう態度だとこっちにも考えがあります?????

みたいなの

 

これで本人に問題がないっていうのはちょっと通用せんと思うわ

がっつり当事者の一人だわ

2023-10-01

anond:20231001150854

いるよね異様に就活に心血注いで一流企業就職して1020年経ってもそれが人生ピークで

あまつさえ相手の勤めてる会社で態度変えるような残念な生き物

2023-09-26

増田家は結納金倍返し

親同士がアレンジする見合いというのは、大前提として期待してるのは、孫の誕生だ。

そこからして、婚約者セックスしたくないという増田はありえない。

見合いをするという事実を受け入れた時点で、成立したら相手とのセックスがもれなくついてくる。

その覚悟もなしに見合いを受け入れたのがそもそもの間違い。

しかすると、相手によってはセックスもアリと思ってたのかも知れん。

ところが、12歳上とセックスするのはいやだと?なら写真も見ずに断れ。

12歳上でも、相手によってはセックスもありと思ってた可能性も捨てきれん。

ところが、この顔とセックスするのはいやだと?なら写真を見た段階で断れ。

実は写真はよく撮れていて、これならセックスもありと思ってた可能性も微レ存

ところがいざ会ってみて、この人とセックスするとは考えられんと?ならその日のうちに断れ。

セックスする気もないのにこの3回の機会で断らず、

ズルズルと週に一回の食事とそれなりに弾む会話で相手をその気にさせ、

あまつさえ婚約結納まですませたのに、

増田に群がる有象無象にあることないこと吹きこまれ挙句

急に相手を呼び出して「あなたとはセックスできません」だ~???

増田が裏切ったのは相手男性だけでなく、相手の両親、そして増田の両親だ。

無駄に浪費させたのは相手の6か月だけじゃない。

若くて陽気な嫁が来ると期待を膨らませて結納金を用意した相手の両親、

上司への義理が果たせて一安心増田の両親、

これら恩人たちの気持ちを全部踏みにじったんだぞ、増田は。

結納はいわば婚約への契約金だ。

この契約破綻責任を負うのは、

相手とのセックスという暗黙の約束無視して突っ走った増田だ。

契約の破棄は有責側が契約金を倍にして返すのが世間の通例だ。

非常識の代償は当然負わなければならないのを忘れるな。

anond:20230926153014

夫にオナラを怒られる

ナラをするたび夫に「も~!汚い!」と言われる。

別にナラは汚くはないと思う。臭いとは思うけど。

他人に屁をこかれるのも、他人の前で屁をこくのも嫌だけど、家族なら別によくない?というのが私の考え。自分の家でくらい自由にオナラをしたい。

思えば生まれてこの方、親に屁を窘められたことはない。

人前でオナラをすべきではないことは物心ついた頃には理解していたし、両親は私に家の中では好き勝手屁をこかせてくれていた。

まりにも豪快な屁を5連発くらいすると苦笑いされたが、過剰に反応されたことはなかった。私以外の家族自由に屁をこいていた。

母はさすがに私ほど好き勝手ブゥブゥ言わせてなかったが、それでもぷすぅ~くらいの控えめな屁をしている姿はよく見かけた。父も兄弟特に悪びれることな気持ちよく放屁していた。犬も時々オナラをしてはその音に自分でびっくりしていた。猫はあんまりナラをしなかった。

今の夫となる人と付き合い始めた頃、当然最初のうちはオナラなどしなかった。

彼も「君の前でオナラするの恥ずかしい…」と初心ぶって屁は控えていた。

まあそれも半年もしないうちに徐々に彼がオナラを解禁していったので、私もいいか~と自由放屁運動の流れに乗じた。

私は夫が目の前でオナラをしても特に反応はしない。とんでもなく臭ければ「臭い~!」と言ったりはするが、夫自身の方が「臭い臭い」と騒ぎ立てて換気したりする。

夫は自分のこく屁にもうるさいが、私がこく屁には毎回「もー!汚い!臭い~!」といちいち反応する。

屁というものはそんなに毎度毎度筆舌に尽くしがたいほど臭いわけではない。無臭の屁もあろう。大して臭くない時でも「汚い!」と騒ぐ。

私の下半身が分厚い布団に入っている状態で屁をこいて、ほとんど匂い漏れてこないはずなのに、夫はわざっわざ距離を取ってあまつさえ扇風機までまわしはじめる。(夫は同じ布団には入っておらず隣にいるだけなので、布団の中で私の屁と同梱されているわけでもない)

夫も屁をするなと禁止してくるわけでもないし、怒るといってもおふざけ程度の言い方ではあるのだが、こうも毎回反応されると正直面倒くさい。屁だけに。

特大ホームランを放った時だけスクープしてくれればいいのにバントでもいちいち号外を出されてる気分だ。野球知らんけど。

何故夫はここまで屁に過敏に反応するのかを知るべく、

夫の生家では家族放屁活動はどのように行われていたのかを聞いた。

父親と夫は自由にオナラをしていたが母親と妹の放屁音は聞いたことがないという。また、父親や夫がオナラをするたび母親に注意されたらしい。

放屁自由がない家庭で育ったがために夫は屁に不寛容になり過敏に反応するわけだ。

自身母親に注意されるたび、「オナラくらいで」と思っていたのに、いざ自分で家庭を築き、そこに屁を取り締まる人物がいないと不安になってしまっての放屁注意委員会だったと言うわけか。そう言えば私も「鏡は表向きに放置してはいけない!」と実家で母に注意されるたびめんどくせぇ〜と思っていたが、実家を出てから自主的に鏡は裏向きに置くよう心がけるようになったな。

更には夫の生家では女性で屁をする者はいないため、私に強く当たっているというのもあるのだろう。

からこそ私は強く、自分家庭内での男女放屁均衡法を訴えていく決意をした。

皆さんはご家庭でどのように屁をしてお過ごしでしょうか。

2023-09-22

anond:20230921213642

一連の議論の中でも相当まともな部類の言説だと思うんだけど、正気を疑うようなブコメトラバ散見されて、あまつさえ星がついて注目コメントにすら載る現状に目がくらくらする

信者とかなんとかアノンとか共産党とか関係なくない?どんな性質人物であれ定められた権利行使するのを妨げる謂れはないって話でしょう。

人間全部を嫌っている愉快犯が悪意を持って事態をめちゃくちゃにするためにコメントを書いていると言われるほうがまだ納得できる。でもそういうことを善意や何かしらの正義感を持ってしている人が相当数いると考えると、かなりつらい気持ちになる。

荒しの類なら無視が一番だけど、まがりなりにも物事を良くしようと思ってい人達だとしたら切断処理はしたくない。意見を違えていても、少なくともまともな対話ができるようにしたい。けれども俺はそういう人に対してどんな言葉をかければ良いんだろう。

社会は良くならないのかもしれない。どんよりとした気持ちになる。

2023-09-19

増田が俺のベルトに手を伸ばした。

 引き抜くと、俺の制服ズボンのチャックを下ろしてしまう。

ダメだって

「でもお前勃ってんじゃん」

 灰色ブリーフの中でしっかり形を主張するそれを増田が撫で上げる。

 俺は顔から火が出そうな気持ちで、首を振った。

 増田は俺のズボン下着を一気に膝まで下げると、俺の勃起したモノをまじまじと見た。

「お前そこも薄い色してんだな」

 興奮しても濃いピンクしかならないそれを見て、感心したように増田が言う。

 全体的に色素が薄い俺は、乳首もそこも恥ずかしいくらい桃色だった。

 いきなり増田が俺の性器をぎゅっと掴んだ。

 あまりの衝撃に、俺は声も出せずに目を見開く。

 増田は俺の隣に寝ころぶと、筒状の手をゆっくり上下させ始めた。

「ふ…ぅう」

「こんな少しで感じちまうんだな。エロい奴」

 増田は俺の耳元で囁くと、そのまま耳の中に舌を入れ、舐め始める。

「だ、だめ。耳は…あっ」

 ゾクリと俺の背を快感が駆け抜けた。増田が更に激しく手を動かす。

増田、離して。イッちゃう

「いいぜ。イケよ」

 増田は余裕の笑みでそう言うと、尿道を固い親指の腹でぐりりと詰った。

「っつつぅ」

 その瞬間、俺は増田の手に大量の白濁をぶちまけていた。

「ごめん」

 荒い息をつきながら涙目で謝る俺の前で、増田は無表情に白濁を眺めると、俺の両足を持ち上げた。

 露わになった後口にその白濁を塗り付け始める。

「ちょ、何して」

 自分でも見たことのないような場所増田視線が集中しているのを感じた。あまつさえ自分の出したもの滑る指がそこで蠢いているのだ。

 羞恥で死にそうになった俺の中に、増田がつぷりと人差しを埋めた。

 俺はその瞬間、血の気がざっと引いて、気がついたら増田を思い切り突き飛ばしていた。

2023-09-13

anond:20230913183728

みんな今知ったかのような顔をして、あまつさえ潜在的被害者であるタレント加害者呼ばわりとか、開いた口が塞がらんわ。

2023-09-09

“拒食の萌え化”に摂食障害当事者キモオタクが思うこと

Twitter(現X)にて摂食障害を想起させる表現萌えイラストがプチ炎上している件についてお気持ち表明しようと思う。

自分は“拒食症”の当事者であり、“未成年性的に消費する表現”を好むキモオタクだ。

この“表現”には非合意の性行為やいわゆるリョナ系など、かなり非道かつ加害性の強いものも含まれている。

したがって当該イラスト不快になってしまった他の摂食障害当事者よりもかなり“オタク”側に肩入れした内容になってしまうと思う。

正直なところ当該イラストに対しては非常にネガティブな印象を持っているし、うっかり引用批判ツイをRTしてインプレッション稼ぎに加担したくない!とまで思っている。

そしてそれと同じぐらい、“摂食障害(≒不謹慎鬼畜系)萌え”そのものには肯定的である

そもそも摂食障害萌え”は四肢欠損萌えと同程度に不謹慎かつ後ろ暗いものである

達磨っ娘を優しく介護♡ついでにセックス!」のような作品場合は作者や作品の愛好者自身がその“後ろめたさ”を自覚した上で相応の配慮を以てそれらを面白がっている。

他人の不幸や不自由さ、苦痛を“萌えジャンル”に落とし込み、あまつさえ性的気持ち良くなっているのだから当然だ。

そういった表現に興奮してしまオタク自身性癖倫理観の板挟みとなり常に葛藤しているし、「不快になる人の目に触れないようマナーを守ってひっそり楽しもう」というスタンスを表明することで半ば強引に折り合いをつけている。

ところが、当該イラストの作者からはそういった後ろめたさや罪の意識が感じられないのだ。現在進行系で多くの人間を苦しめ命を奪っている病をズリネタにしているという自覚がないのではないか

特殊ジャンルの愛好者としてはそのノリの軽さが倫理観の欠如に見えてしまう。

上記はいオタク立場で抱いた違和感だが、摂食障害当事者が感じた憤りは「病気に対する偏見無理解」によるものだと考えられる。

摂食障害当事者を苦しめているのは症状そのもの以上に、この偏見無理解なのだ

摂食障害と言うと多くの健常者は“ガリガリに痩せた拒食症若い女性”を想像すると思われる。

しかし、当事者の多くは(その痩せこける過程を経た者も含めて)それとは真逆の過食に転じてしまっている。

念のため補足しておくと、摂食障害における「過食」とは筋トレ垢とかの言う「チートデーでラーメンの後にアイスを2個も食べちゃった♡」というレベルのものではない。

自分自身はまだ慢性的にその症状に振り回される段階に至っていない(あるいは過食をせず順当に回復している、極めてラッキーレアケースであるものの、「拒食より過食の方がツラいし恐ろしい」とは常に感じている。

また、これも多くの人が誤解していることだが、自身に厳しい食事制限や過活動を課している段階の「拒食症」の人間の多くも食欲を失っているわけではなく、むしろ常に底なしの食欲に苦しんでいる場合ほとんどだ。

拒食症の症状の1つに「満腹/空腹が分からない」が挙げられるが、この表現は適切ではなく、正しくは「常に飢餓状態で、食を強く意識している状態デフォルトである

1年365日24時間食べたくて食べたくて仕方ないのに、肥満恐怖など何らかの理由から、常につきまとうその異常な食欲を理性や“マイルール”で無理やり抑えつけ、“体型、ないしは正しい食生活キープ”しているのだ。

摂食障害きっかけがストレスや消化器系疾患による食思不振であるケースもあるが、それに関してはここでは割愛

ゆえに、摂食障害当事者は「神経性無食欲症」という呼称に極めて強い違和感不快感を持っているし「拒食症になったら食欲がなくなって痩せられるんでしょ?アタシも拒食になりた〜い♪」という言説にも過敏に反応してしまう。

「食欲を失えるなら他に何もいらない」と本気で思っているし、そのために健康人生のもの犠牲にしているのが我々だ。

食欲を抑制するために糖尿病治療薬などを服用する者、「食欲に負けて」食べてしまたらここでは到底書けない手段で帳消しにしようとする者。

そんな当事者らにとって「拒食=食思不振意図せず嘔吐したり痩せる病気」という誤解を助長する表現は看過し難いものである

さらに、作者が女性である点も当事者気持ち逆撫でしたと思われる。

個人的には、健全な家庭に育ち愛する夫との間に子供をもうけた腐女子が“経済的文化的貧困から春を鬻いだ結果望まぬ妊娠をしトイレで1人出産して逮捕される受け(未成年)”を「カワイソウな受けちゃんスーパー攻め様に見初められ最終的にラブハメに至るシンデレラストーリー♡ハピエン!」と宣い軽いノリで出してきた、ぐらいのグロテスクさを感じる。

自身属性性的コンテンツとして消費されることへの単純な嫌悪感は当然に存在しているものの、その程度のことならば引用で叩くほどではないし、むしろ本人に直接クレームをつけている方こそ非常識だ。

また、特殊性癖萌え表現が不当に攻撃されることもあってはならないことだ。

それでも、どうしても、オタク摂食障害双方の当事者として、この文章を公開せずにはいられなかった。

追記

当方腐女子かつ美少女ジャンルの描き手です。

アピールしたところで「だからなんだってんだよ」としか言いようがないけど。

嫌なら見るな」は本来、「不愉快表現排除正当化すると自身のズリネタ対象となりかねないので、自分を守るためにもお互いに干渉しないようにしましょう」という主旨のオタク同士を想定したマナーなんですよね。

騒動の発端となった引用ツイの女性少女?)は「不快にならないよう配慮」されるべき「一般人」側なんじゃないかと思う。

かつては無条件に配慮される側であった非オタクも、「自分が気に入らないからといって他人表現排除する権利はありません」という意識を持つべ時代になったとは思うけど。

作品インターネットで発表する以上、他人にそれを伝えることが前提になっているのだから「私は他人お気持ちにも配慮しています」という建前と言うかポーズは大切だと思うし、今回炎上した人はその点が欠けているように感じた。

また、マイノリティを題材とする作品に対し、差別偏見助長する描写対象への理解の浅さを突っ込まれるのは当然のことだ。

これが摂食障害でなく特定人種職業などを想起させる表現ならもっとそのセンシティブさが理解やすいと思う。

他にも実際に起きた事件災害戦争など「浅い理解軽率ネタにするべきでない、取り扱いに相応の注意を要する題材」はたくさんあるけど、摂食障害もそれに該当すると思う。

「受けちゃんのハピエンを引き立てるスパイス」として軽いノリで無邪気に消費することに慮りのなさを感じざるを得ないと言うか、最低限配慮してます弁えてますアピールを要すると言うか…

さらに、「対象への愛のないズリネタ扱い」がそもそも同人界隈で死ぬほど嫌われる態度だし、当該作品には摂食障害当事者視点よりもむしろオタク立場から違和感が強い。

自身属性性的に消費されることへの嫌悪感」についてぴんと来なくても「自分が受けポジションにされるのが嫌」と言い換えたらすんなり伝わる人多そう。

性的客体化」はどんな形であれ対象の心情や名誉尊厳を傷つける最低の加害行為だという自覚と罪悪感を持った上で同人活動をやろうね!

結論→“取り扱いに注意を要する題材を、対象への理解思い入れもないくせに安易エロネタ化・感動ポルノ化し、さらにその加害性も認識していないと思われる態度”が気に入らなかったので長文お気持ち表明をしました

2023-09-02

発達障害者と違って人格障害者は金にならないからバズらない

どいつもこいつも発達障害というレッテルを貼れば、世の中の気に入らない連中を「はったつ!w」で駆逐できると思ってるし、あまつさえ「オレは買われたよ、コンサータで」というクソ宗教もどき手法発達障害を金儲けのツールにした「自称専門家」が講演会出版で金を巻き上げるのと違って、人格障害者へのナレッジ社会が蓄積する機会がないのはなぜだろうか?

そりゃー、もう簡単である人格障害者は「自分病気かも?」と思うことはないし、けっして会社組織で浮いている理由に思いを馳せないし、あまつさえ社会が変わるべき!」とすら思ってる他責思考だし、発達障害と違って病院に行っても医師相手してくれないからだ。人格障害者は不治の病だからだそうな。かわいそうにね。

というわけで、増田諸君!もっと人格障害について語ろうではないか!君たちの熱い人格障害体験談を書き込んでみよう!もちろん、ここでな。

2023-08-29

女性にとって「普通の気分」「良い気分」は有限な資源

当方40代既婚男。

観察の結果、そう思うようになった。

もちろんあくま女性一般に思うことであって、女性から当てはまるということもないし、男性から当てはまらないというわけでもない。

傾向としてそう認識しておくと、色々すんなり理解やすいという話。

先に男性について書くと、男性にとっては自身の心身の状態フラットにあるのが普通であって、気分が盛り上がったり盛り下がったりするには、何か原因となる出来事(ないし薬物)が必要になる。同じく体調の良し悪しにも原因となる怪我病気、もしくは精神的な不調があるのが当たり前だ。

から男性世界観においては、心身が普通状態が当たり前であって、心身の不調に対しては何か異常な原因がある、という認識が至極当然のものとして生まれる。

それは「心身が不調ということは何か異常があるのだから、その異常を取り除かなければばならない」という思考につながる。

この思考が原因となる衝突が、男女間にはとても多い。

対して女性にあっては、主に生理周期の影響で心身がフラットな状況にあるのは限られた期間・時間であり、何も特別なことがなくても気分や体調の上下自然現象として起こるもので、それが普通状態である

根本の原因はあるものの、解決不能ものだ。(ここでピル存在を上げるのは論外)

気分が落ち込んだりイライラしているからといって、何か特別出来事があったとは限らない。どうしようもなく、何の理由もなく気分は落ち込むし、イライラする。個人差はあれ、それが日常だ。

しか男性はそれを見ると、「なぜ解決しないんだろう?」とか「解決してあげよう」とか考えてしまう。だってそれは異常な状態のはずだから。異常を取り除けば普通状態になるはずだから。そうすべきだから

あまつさえ、その個人差を見て「あの人は性格が良い」「いつもイライラしていて心が狭い」みたいに評価してしまう。だってそういうふうにしか見えない。異常を取り除いていけばイライラしたり怒ったりせずに済むのに、それをしないのは頭が悪いか、他人への影響を考慮しないからだろう。そんなふうに考えてしまう。

男として擁護するなら、なんというか、こう、

雨が降るたびに容れ物持って外に出て雨水集めてる人がいたら、不思議に思うでしょ? 川に水汲みに行ってくるとか言われたら、何で?ってなるでしよ?

水道があるじゃないかって。

水道がないなんてこと、水道が当たり前の国に住んでたら想像つかないのよ。

そんな感じ。

話を戻すと、

から女性にとってフラット〜良い心身の状態というのは、限られた資源であり、また積極的に獲得していく必要のあるものになる。

ネイルヨガ占いインスタ映えも、そのための活動であって、そうした必要性と合理性存在している。

そこに男性世界観で話をしてはいけない。

イライラすることがあったから、ネイルに行って気分を上げる」

これに対して、「イライラの原因を取り除こう」なんて言ってはいけない

根本的な対応をしないと、イライラすることを繰り返しちゃうんだから」なんて思ってはいけない。

イライラはするのだ。どうしようもなく。

なんならキッカケへの対処なんて終わっていたりするのだ。

でもキッカケでしかいから、イライライライラ対処する必要があるのだ。

Aが起きたらBが起きる。

男性世界観では常にそれが成り立ったとしても、女性世界観ではAがなくてもBが起きうるし、AによってCが起きることもある。再現性は薄い。

そうした不確かな世界に生きていると、科学占いに対する捉え方も当然変わってくる。

他者から自分の見え方を重視するのも、ネイルや化粧にこだわるのも、自身不安定さを外側から支えるため。そこには切実な必要性がある。

そういう風に思っておくと、だいたい上手くいく。

上手くいかない時もある。

人間だもの

2023-08-22

相手人間扱いしていない」を使うやつは全員バカ

anond:20230821115111

この増田というかこれについた反応やブコメを見て思ったんだけど、適当定義で強い言葉を振り回してる人間多すぎ

相手人間扱いしていない」

人間扱いしていない」 だぞ?

人間扱いしていないっていうのは、ためらいや罪悪感を持たずに人をぶっ殺すとか、人身売買とか、完全な無視存在否定)とかそういうのだろ


人間扱いとは

若い女性というだけで性欲の対象としてみない

だの

性別や年齢や国籍、美醜など、相手属性で態度を変えない

だの

相手人格尊重し、個人として扱う

なに勝手定義押し付けてんの???

若い女性に初対面で「おっぱいおっきいね。何カップ?」とか「彼氏いるの?」とか聞いちゃうキモいおっさんだって相手セックス対象としてみてるんだからこの上なく人間扱いしてるだろ。

逆に、電信柱とかカクレクマノミに対してナンパしたりセックスしたがるやついるか

なんで性欲向けたら人間扱いしてないことになるんだ?

相手属性で態度を変えないことが人間扱いするということ?

初対面のおばあちゃんと話すとき、そのおばあちゃんがどこからどうみても一般庶民おばあちゃんだったとき英国女王だったとき対応変えないやついるか

変えないやついたらそっちの方がやばいだろ。

相手属性で振る舞い変えるなんて日常のあらゆる場面で誰でもやってるし、それは「人間扱いしてない」ことにはならない。当たり前の話。

美人イケメン)と不細工で態度変えないやつはいても、そいつが常に相手属性で態度を変えないわけじゃないってこと。

相手人格尊重してないのは人間扱いしてない?

いや大抵の場合相手人格無視してようが軽視してようが否定してようが、人間としては扱ってるだろ

人格無視してたとしても、相手目覚まし時計オムライスのように扱ってるわけじゃないんだから

相手人格存在のものを認めていなければ、人間扱いしてないと言えるかもね


ここまで読んで「ごちゃごちゃ屁理屈こねんな。そういうことじゃないんだよ」って思ったやつ。

もう一回よく考えてみて

相手人間扱いしてない」

相手人間扱いしてない」 だよ?

なんでこんな攻撃力高い言葉自分の都合で勝手ハイコンテクスト定義をつけて、あまつさえそれを他者に向かって投げつけてんの?

そっちの方がよっぽど醜悪だろ。

「性欲を向けない」でも「属性で態度変えない」でも「人格尊重」でもいいけどその定義はどこでコンセンサス取ったの?


いか

若い女性というだけで性欲の対象として見る」 ことは 「相手人間扱いしてない」 ことではない

性別や年齢や国籍、美醜など、相手属性で態度を変える」 ことは 「相手人間扱いしてない」 ことではない

相手人格尊重しない」 ことは 「相手人間扱いしてない」 ことではない

相手人間扱いしてない」 って言葉意味は 「相手人間扱いしてない」 ってことなんだよ

わかった?


夫をATM扱いしたり、政治家産む機械発言なんかは相手機能しか見ていないという意味で「人間扱いしてない」に入るかもね

2023-08-05

Q. 犬派?猫派? A.どっちも大嫌い。

タイトル通りの問答をする人、できることならしたい人だけ読んでください。

以下は私の個人的な、その「理由」の列挙です。

【犬が大嫌いな理由

・幼少期に噛まれ

散歩中の犬とすれ違うとき、急に吠え掛かって来たり突進して来たりするのが予測不可能なのでかなり恐ろしい

・急に吠え掛かられたとき、走って逃げながら反射的に情けない叫び声が漏れしまい、恥ずかしいことこの上ない

・吠え声が日常の音として許されるレベルを遥かに超えてうるさすぎるので、電話越しですら人とのコミュニケーション障害が生じる

・息の音もうるさい

・動きがエネルギッシュなのが不愉快

・白目が生々しくて気持ち悪い

・外を歩いて足が汚いのに家に平気で入っているのがおかし

・犬が道にした糞を飼い主が喜々として片付けている光景があまりにも異常

・ヨダレがどう見ても明らかに汚いのに、飼い主は体中をベロベロ舐められても平気にしているどころかむしろ喜んでいる場合もあるため、衛生の感覚が裏っ返ってしまっているとしか思えない

・たいてい汚いので「狂犬病」という言葉脳裏をチラつく

尻尾と耳が感情バロメーターらしいが、面倒臭すぎる

・飼い主の「うちの子自慢」が非常に押し付けがましく、自己紹介年賀状などに有無を言わさず捻じ込んで来るので圧を感じて怖い

・飼い主の家の玄関脱出防止用の柵があり、それを来客にわざわざ跨がせるのが失礼極まりない

ペットOKアウトレットモールで歩いている時にちょうど足元に犬が挟まり込んできたせいで尻尾を踏んでしまい、赤の他人の飼い主ばあさんに半泣きブチギレ大説教を長時間カマされたことがある

・犬という言葉が「下賤の物」を表す悪い例えで使われることが多いのにはそれ相応の理由があるにも関わらず世の中にこれほどシェアが広がっているのは、どう考えても間違っている

・「忠実」的な側面を誇張した海外アフレコ再現ドラマワイプの雛壇タレントがブーブー泣いてる様子がゴールデンタイムに放映されており、飯がマズくなる

社会の全員が犬を好きで当たり前という風潮があり、嫌いであることをカミングアウトすると異常者扱いされることもあって肩身が狭い

【猫が大嫌いな理由

・それなりに重度の猫アレルギーを持っているので、同じ場にいたり痕跡があったりするだけで症状が出てしま

学生時代に塾でバイトをしていた時、受け持っていた生徒の制服カーディガン背中に毛がベットリ付いていたせいで勤務中に皮膚と目のかゆみが止まらなくなったため、保護者連絡用のファイルに服の毛を取り除いてから登校させるよう書いて伝達したら、LINEアイコンを猫の画像にしている上司に知られて何故かブチ切れられた

正月に親の実家に行った際に寒くてすぐにこたつに潜り込んだら中に猫がいてかなり驚かされた上、数十分後に目が真っ赤に腫れた

・親の実家の猫がゲボを吐いたのを目撃してしまってドン引きしていたら祖父がさも当たり前のように笑いながら素手で片付け始めたので、狂気を感じてしまった

・サカリのついた近所の野良猫の鳴き声が夜に聞こえる場合気持ち悪いどころか睡眠に悪影響が出る

傲慢不遜かと思えば缶詰匂いに当てられて媚びて擦り寄って来るような浅ましい態度を一介の畜生が何の意図もなくやっていること自体が極まりなく不快だし、あまつさえそれを理由に人気を獲得している現実が気味悪すぎる

・何をしても「かわいいから許される」という、頭にテントウムシでも湧いているとしか思えないような超理論を世の飼い主たちが我が物顔で振りかざし続けているのが宗教的で異常

・「うちの子自慢」が犬のそれより偏愛めいていてキツく、辟易どころかアレルギーアピールによる自衛をする他ない

社会の全員が猫を好きで当たり前という風潮があり、嫌いであることをカミングアウトすると異常者扱いされることもあって肩身が狭い

2023-08-01

ブクマカ批判するブクマカ反吐が出る。

最初自己反省だが、かつては自身もそうであった。ブクマカのつけるコメントを見て、ダブスタなどと煽ったり、やれパヨクだの、やれ元記事読まずに脊髄反射だの、散々バカにしてきた。

今でも、そういう明らかに本筋を読み違えているコメントスター集めているのを見ると、スター付けてる奴らは何を考えているんだろうねえ、など思うが、コメントいかに私の意見と異なっていても、そして世間的にはどマイナーだったとしても、少なくとも意見煽り散らす、あまつさえ、それがあたかブクマカの総意であるかの如く取り扱って「これだからブクマカは」などということは恥ずかしいことだ、と自己反省した。

おりしも、ガイドラインが制定されて「いたずらに侮蔑的冷笑的な内容、ユーモアの域を超えた皮肉マウンティングの要素を含むコメント投稿は推奨するものではありません。」と指摘されているように、ブクマカ意見が、たとえそれがどんなに稚拙で、思慮に欠けたものであったとしても、自身攻撃されているのでなければ、尊重、とまではいかずとも排斥すべきではないと思われた。ましてや十把一絡げに「ブクマカw」などと煽るようなコメントはクソダセェと感じた。

さらに私もブクマカの端くれであるから、「ブクマカw」というのは自身への攻撃でもあるし、それが図星であってもなかっても、非常に不愉快である。「お前もブクマカだろwww」などというと同じ煽りしかならないので、なぜそう判断したのか、何を指してブクマカ全体への指摘としたのか、具体的に問うてみたい。が、残念ながらガイドラインでは「議論はするな」「そういう奴は黙ってミューしろ(意訳)」と述べているので、そして大人からそういう「ブクマカw」などという輩はスルーするのが正しいのだけれど、だったら「建設API」とやらで、スターがつこうが人気コメントには上がって来ないようにいてほしいよなあと思う。

しかし、「ブクマカw」などというブクマカの仲間にも入れないような冷笑が、なぜブクマカ全体をバカにするコメントを残すのだろう。やはり不愉快しかない。

2023-07-30

自社の表記に揺れがあるやつは愛社精神がない

ちゃん登記どおりに記述しろ。たとえば、プログラミング言語PythonpythonPYTHON と書くな。ちゃんと、Python とかけ。あまつさえパイソンとか日本語表記にするな。表紙の揺れがあっていいのは、URL とか特殊場合に限る。そして、一番問題なのは社長で適切な綴りで自社の表記をかけないやつがいることだ。やる気がないなら、さっさと閉業しろ。目障りだ。くたばれ。

2023-07-22

原作未読のアニメチェンソーマンファン感想を読んだ

元ツイは消されてる

https://togetter.com/li/2189001

この方は原作読了後にも同じ主張だった。

原作ファンからは圧倒的に不評だった部分に理解を示し、「何が不満なのかわからない」とした。

このアニメについて、監督のやったことに対して全面的な支持をしている感想を初めて見たので驚いた。

面白い作品というものには人それぞれ琴線に触れる部分が違うとは言え最大公約数的な解釈存在しており、メディアミックスの際はそれを表現するだけで大多数の人間は納得するものだと思っている。

特にこれだけ人気な作品であれば“面白さ”のサンプル数も豊富にあるのでみんなが求める像をイメージするのは難しくないと考えてしまう。

しかしこの方のように世間大衆の“面白さ”の感覚を持たない人間一定存在しており、あまつさえ監督なんかに抜擢されてしまった暁にはこんなに恐ろしいことが起きてしまうんだと…

誰であれ商業に振るか作家性に振るかで結果は大きく変わるものだろうが、この方と監督に関しては本当に面白いものを追い求めた結果としてああなってしまうのだなと悲しい気持ちになった。 

製作委員会みなみなさまにおかれましても商業的な失敗は望むものではないと思うので、是非メディアミックス作品監督選びの際は大衆を汲んだ人選をお願いいたします。

2023-07-12

anond:20230712230604

せっかく補足意見判決の2倍も書いて長々と「あくまでもこの事例の話ですよ」って言ってんのに読まれてないんだろうなーって

あまつさえSNS裁判官罵倒するわ

父が死んだ。葬式もした。

喪主ではないし長々としゃべっても飽きられるだけだからここで自分の整理がてら、書いておこう。

父という人間のことはなんといって表現していいかいまだによくわからない。というのは母が強烈すぎるからである

 

父は1940年代まれ日本人男性である出身地は西の方の川沿いの豊かとはいえない田舎である

6番目の息子である工業高校に通うために下宿がてら養子に出されるまでは、兄の一人に小遣いや親の愛を搾取されていた。

 (おそらくそのせいで自分へのいじめにはとてもドライであるいじめが嫌いだし、「ズルイ」という言葉も苦手である。)

工業高校卒業後は、工場のあった景気のいい化学メーカー就職した。読書が好きで(速読で)すこし本で勉強すればペーパーテストはたいてい受かる。

職場ではじまった国内留学のような制度の初年度生にえらばれて会社のカネで大学化学科に進学した。

学費の足りない分や生活費は賭けマージャンで補っていたという。のんびり無口なくせにダマテンかメンタンピンか即降りの雀風である

趣味登山で、安くて黒いカメラも一応持っていた。(父が人生もっともイケイケだった時代かもしれない)

そこで一学年年上にあたる女性出会った(大学では同学年)。九州で育って浪人して偏差値で選んで入った教育学部にいた女性は、はきはきとしゃべり美人笑顔が気さくだった。

怒るとまくしたてて手が付けられないが、おこっていなくても気を許した人間の前では延々とラジオのようにしゃべっている。

話すうちに多少の脚色も入って来る。それを父はわかっているのだがいちいち訂正しない程度にはおおらかな父と女性は気が合ったようだ。

1960年代?の大学には学生闘争が(東京でとくに盛んに)あった。田舎大学にも多少の余波はあったが、両方とも危うきに近寄らずで敬遠していた。

父は卒業化学企業にもどり、女性は数か月だけ「印刷会社腰かけ事務職」をして寿退社初任給洋裁用ハサミと広辞苑を買ったという。

二人は親へ挨拶をすませ神前式結婚式をあげた。新婚旅行国内)ではパンタロンネッカチーフなど流行の服をきたイケメンの父が観光名所の立て札の前でまぶしそうに笑っている。

1970年代。m市の社宅に二人暮らし妊娠。里帰り出産でまるまるとふとった増田を生んだ。ぴかぴかの母の笑顔は(そのころまだモノクロ写真しかなかったので)モノクロームである。(追記:よく考えてると写真現像紙の質が悪くて色褪せてただけで新婚旅行出産も一応カラーだ)

夏だが一般家庭にはクーラーがないころだ。産院にはあったそうだが、おくるみでぎっちりくるんだ写真をみるに母には赤ん坊を薄着にするという考えがなかったようだ。

(なお増田は今も超絶汗かきである。失うはずの汗腺が全部残っている)

二人目もm市在住で西に里帰り出産した。このとき増田も母実家に連れていかれた。

このころ叔父浪人してから医大に入って実家から通っていた。叔父マンドリン部に入ったといって増田になにかを弾き語りしてくれた。あと本好きの増田学研漫画植物百科を買ってくれた。

三人目を生む前に父は関東のk市に転勤になった。おそらくこのへんで、父は化学から離れたようだ。(父、転身)

というのは、データベースで父の名を探したことがあるのである。染料の特許論文かに1-2件だけ名前があってぷつりと途切れた。

というわけでk市で三人目が生まれた。そうして5人乗り自家用車を買っていろんなところにつれていってもらった(なおそのころベビーシートはない)。

だが車内で父はタバコを吸った。車内はひどい匂いでひどく揺れ、子供たちはぐったりしていたし従兄弟などはゲロを吐いたこともある。あまりいい思い出はない。

(母は父に「ニヒルなくせに私にだけやさしい大人男性」というイメージを抱いていた。一時期はタバコ容認~勧めたことがあったようだ。実際は父のほうが年下で気弱ですらある)

そうしているうちに二人目がアレルギーという未知の病気にかかって(そう、1980年代にはアレルギーによる気管支喘息すら新規だった。父も母も本を買いあさった)、

そのころの(無鉛ガソリンとも限らない)車の排気ガスアレルギーのもとだ、という説にすっかり怯えてしまい、「もっと田舎っぽい場所に家を買いましょう」となった。

とはいえ社宅だって、そこそこ郊外で、隣は竹の子がとれる竹林だったのだが。

まあ、3人の子育ての忙しさの中で狭い金魚鉢みたいな社宅でのハイソ自慢、愛され自慢だの、昇進自慢に母が飽き飽きしたんだろう。

1980年代、父はチバラギの片隅に土地を買って家を建てた。

そこで知ったのだが父はいつのまにか一級建築士になっていたそうだ。意気揚々と自宅を設計現場監督がてら家族をつれてわくわくとみせにいった。

(このへんで、のこり全部の西にいる親類から東京叔父さん」と呼ばれはじめる。後日つくば万博ディズニーランド成田への前泊などで宿をお貸ししたこともあるようだ。)

お礼にとめてくれる親戚をたどってお盆に西をめぐったこともあったがそう回数は多くない。いつも核家族の5人が一緒であった。

 

増田と父と電車記載を削除)

 

そのあと増田はなんとか就職して、ひきとめたがる母親喧嘩しながら「自分の金で」一人暮らしをはじめ、あまつさえ恋人ができたというと、

母が「空の巣症候群」というやつでいろいろとヒステリックになりはじめた。

子供が「いやもう自分大人から口出しをするな、するなら人生最後まで口出しする覚悟しろ恋人よりよい伴侶候補がいるならいますぐつれてこい」とブチ切れてやると、

父親に「ウエーンくやしい!」と子供のようになきついていた母を思い出す。

その後も「恋人を家につれてこい紹介しろ」というからそのとおりにしたところ「こんにちははじめまして」の二言目に「うちの教育方針は!」とはじめたのでみんなでドードーしたのをおぼえている。

子供教育することが母の生きる目標だった。母には並列処理はできないのである教育となったら教育だけをするのだ。

「もういいか子供にかかわらず好きなことをしな」というと……。

しばらくしてようやく、母は広い庭をいじりたいから、もう一軒家を建てて引っ越すといいだしたのだ。

庭で草花をそだてていれば嫌なことはすべてわすれられるという。

父は母のことを浪費家だと数度指摘した由来はこの辺にもあるとおもう。

(ほかにファッションや作り付け家具など、彼女なりの「上質な暮らしイメージを達成するために骨身をおしまなかった母だ。

今で言う「お値段以上」なのだろう、「モノはいいモノだから3人の子供に使うのならこの値段は惜しくない」という言葉を母から何度も聞いた。

学校の縄跳びなんか子供向けのすぐ切れるプラスチックじゃなくてボクサーが訓練に使うようなものをもたされ重かった。)

母にしてみれば教育費を払いきれたのは自分の塾のおかげもあり、父はケチだというのである。どちらが正しいかは…。

ところがしばらくすると、父自身が肺の難病にかかった。タバコは肺にはよくないということはわかっていた。

父は早期退職制度で、ただ社外顧問で数回きてくれればという職だけをのこして闘病に入った。

幸い年金ももらえる。子供への仕送りもぱったりとまってお金には余裕がある。

郊外というよりもはや森の中を切り開いてつくった庭の広いおしゃれハウス建築中)は、たちまち父の療養ハウスに方向転換となった。

手すりやら風呂やら改築し、母は断捨離をし、こだわりより健康を優先し…。

そこで難病なのに20年も生き延びたのは確かに母のおかげであろう。

 

ただ母はだんだん父が自分より弱い生物になりさがっていくことがなかなか納得できなかったようだ。

母にとっては子供庇護すべきで、父は母を庇護すべきだったのに、すべてが逆転してしまったのだ。

母の癇癪は昔からものすごく、感情の嵐の生のままの奔流であって、いうことがよくまとまっていない。

Aといった直後にいいかえすとじゃあ反Aだと躊躇なく言えてしまう。もちろんきっかけはあるのだが。

母がなんでタバコを吸ったの!と責めて、理由をはっきりいわないと納得しないので父は「母も勧めたではないか」と言い返すのではなく「社内政治に参加するためだ」と説明した。

「なんで私を浪費家だというの!」「なんで感謝してくれないの!」には、

それぞれ「幼少より母の愛に飢えていたため」などの適当理由がつけられ、反省書となった。

反省書はなんども日記にかきつけられ、こどもたちへも父がこんなに反省したとメールで送った(母もいつでも読めるようccつき)。

まるで自首後の犯人動機を言えと迫る刑事のようなやり取りである。さしずめ母は愛情刑事であった。

 

この「なんで」期の母は2人だけの蜜月のはずがいきなり愛情が枯れ果てたかのようなふるまいをしたので子供たちにも影響があった。

あるときなど増田が呼び出されて母と東京カフェであった遠かったねよく来たねの二言めで「今日ね、おとうさんをいじめてきたの」というのである

どのように苦しめたか。それがどれだけ自分の恨みを買った人間の正当な末路なのか。話はじめると30分以上いきつぎもしないでとうとうとやる。

増田や父は、そういう手の付けられない母をどうしていいかいつもわからないで黙っている。

ただただ、ああ、となりのテーブルの客が居心地悪くて逃げたなあときときょとしながら口をはさむ隙を探す。

まるで楽園のなかの地獄であった。

やめてくれ。あなたたちは善良で努力家で思いやりある人間だっただろう。泣きたかった。

カフェの次は庭園つきフランス料理で父もいるときニコニコと「お父さんに遺言をかかせたの。私に全部残させるって」というのである

増田遺産も愛も父からはあたえられない子供になったのだと、増田当人にむかって心から嬉しそうにいうのである

理由を聞いてほしかったようだが「ふーんそう」というのがせいぜいだった。

後日やっぱり何十回もしつこく聞かされた。あれもこれも、…、わたしケチといわれたのよ!!父は母に愛情がない!

父は平謝りするしかなかったらしい。

増田ボケがきたか気がくるっているとしかおもえなかった。

でもその場で諭そうにも耳も悪い。

「その話は今聞きたくない」と穏やかに告げるとまるっと無視された(なんなら常にセリフを母にカブせられているし慣れてるけど)。

もう一度はっきり言うと「え?」といわれ、もっと大きい声でいうと「大きな声を出さないで!心臓がどきどきする!」と泣き出すのである

補聴器をすすめたけど、ぼわんぼわんして不快だとつけたがらない。

それに庭に出ている間も補聴器をつける必要がない(むしろつける必要がないから庭がすき)だから悪くなる一方だ。

子供たちは私を味方してくれない、おとうさんばかり味方して、おとうさんがだましているからだ!ということで本当に手が付けられなかった。

  

でも素直な母は、父をいじめるだけではなくまっとうに、増田子供たちに直接説得も試みた。

ところが増田子供がうまれて送迎などで忙しいのに、携帯業務用)に電話をかけることがつづいたのである

運転中は出られない。うるさくて運転に集中もできない。ガチャギリするしかない。それでもかけてくるのでやむを得ず「固定電話にかけて」と携帯ではブロックをした。

このことは増田子供の送迎がいらなくなりガラケーアイフォンをのりかえるまで続いた(のりかえたときブロックは解除した)が

ボケ?もとから機械音痴?の母は下の兄弟増田の伴侶に「増田ちゃんわたしブロックしたの!解除するようにいって」と何年も頼み続けた。

   

父はじわじわと悪くなった。3年に一回ほどのペースで入院するたびに母から死にそうな声で「おとうさんが入院したの、もうだめかも」といわれて子供たちが全国から新幹線などでとんでいった。

父は母に「浪費家だ」といったことを老後一生かけて平謝りし続けた。

酸素マスクが一日中必要になっても、下の世話はしないからと母にいいわたされると一回30分かけてでも一人で家のトイレにいった。

母はトイレにいく父の血中酸素モニターが鳴る音だけはよくきこえたらしくて「いつもピーピーうるさいから本当に止めさせたかった」のだそうである

かにもブザー音がなると死んでいるかもしれないし、地震があると停電したら酸素送風がとまってしまう。そうすればすぐに酸素濃度がさがって窒息死だ、ということで不眠ぎみであったという。

なるほど不眠であれば気が狂うほど老々介護はつらいだろうというのはさっせられた。

途中で増田は「あなた(母)はもう後期高齢者だし、父はさっさと介護認定を受けるべきだ。他人を入れろぜひ入れろ、入院介護施設はないのか」とアドバイスをしたりもした。

父も早く「介護認定を」といえばよかったのだが母だけに甘えていたかったのかもしれない。

母親認識は古くて「介護認知症施設にいれられ毎朝チーチーパッパと歌わせられる」というなんかアレな印象しかなかったのだが、

父も「自分=強い=介護うけられない」とおもってた節がある。いいコンビだよあんたら。

まあ、実際、肺病で介護認定がそんなに高くなった父という存在チバラギ地方では珍しく、認知症むけばかり取り揃えられている施設からは選びづらかったようだ。

 

母は一度、「もうすべてをほうりなげたい。お父さんなんか死んで良い」と増田ドライに告げたので増田市役所を通じてケアマネに緊急電話をした。

実際病状がすすんでいるのも理由にあったようだ。

父は身の回りを手に取ることすらおぼつかない。あれをとって、かわりにこれを置いて、の命令の繰り返しの24時間。そりゃ気が狂う。

頭がはっきりしているだけに介護をうけておきながら「あの礼状は出したか」などと口うるさいこともこまごまという。

ケアマネ介入後はデイステイのできる施設をいくつかめぐって、母に介護休暇をあたえ父の入浴はステイ先で複数人介護をうけることにして解決となった。

  

他人の手が入ったあとはなんとか母の忍耐がたもったようだ。

ラインでこまめに連絡をとると、お互い聞き取れない・聞いてもらえない長話のストレスと徒労感も解消された。

コロナのおかげで世の中全体が肺病に警戒しており、

ストレスのたまった母親の消費欲やお出かけ欲も「コロナは怖いから」と唱えるだけでだいぶ抑制された。

母はユーチューブをおぼえた。

コロナワクチンふたりともいち早くうけられた。怪我の功名である

 

増田の残りの二人の兄弟子育てに忙しい中でガス抜きに付き合ったらしい。なんとか二人の生活はつづいた。

  

そうして2*年の闘病、*年の介護認定酸素マスク、90日の入院のあげく父は体重が半分になって逝去した。

母は感情が高ぶると耳が全くなにも聞こえなくなるので、増田葬式の打ち合わせに逐一ついていってすべてをメモにして渡してやった。

 

父がなくなって重荷が下りても母はやはり理不尽であり、やはり葬式相談のあとにも爆発した。

かねて希望していたように「全部の遺産を母の元に相続させつつ凍結などの不愉快事態にさせない」ためにはなるべく資金を動かさないほうがよいのに、

はいます資金をすべて自分の口座に動かそうというのである

それなら司法書士とか頼んだ方が楽だよというと、母の感情は爆発するのである。「高いでしょう!?」3万でいける「デモデモダッテ」。

今すぐにでもATMにいってお金おろしてあつめたいというのである。(父は箪笥貯金を高額な葬式分くらいはおいてあったし互助会にも入っていたか葬式費用ではない。)

なぜと問うと、「子供たちに私からお金を送りたいから」。はあ~~~???だよ。じゃあ法定相続割合でよくない?父もそれが一番簡単からのぞんでいたんでしょう。

anond.hatelabo.jp/20230712024305

2023-07-11

ジャニーズ性加害問題20年来の友人をなくしそう

ジャニーズファンの友人がいる。彼女子供のころからジャニーズが好きで、それこそ知り合いであるこの数十年、ずっとジャニーズ所属タレントグループをおっかけている。

本命の最推しグループはあれど、他にもいくつもファンクラブに入っていて、数グループかけもちしてる。

その姿をずっと見てて、好きなものを好きと言えるのはいいことだよねーと思っていたし、一緒にライブ連れてってもらったこともあるし、話聞いてるからメンバーグループのこと私もそれなりに知ってるから応援する気持ちはあるんだけど、最近どうしても気になることがある。ジャニーズ性加害問題に関心が低いんだよ。いや、低いと言うより認めていないというか…。

私は昔からジャニー氏の性加害問題経営陣の噂が気になっていて、いまいちジャニーズを推す気になれなかった。某氏激太り某氏の鬱っぽいうつろな瞳、某氏の休養、某氏の脱退、なんか心を病む子が多くない?と思ってたし、そういったことを見てきて、おかしさや違和感みたいなのはずっとあった。

所属タレントを色眼鏡で見てるとかそういう訳じゃなくて、単純に心配だし怖い。自分痴漢や付き纏いの被害にあったことがあり、それだけでも暫くは人が怖くなるくらいの気持ちだった。性被害というものは心に傷をつける。それが小学生中学生(勿論もっと大きくても)の子の身の上に身体接触をもって起きたと思ったら、泣きそうにつらい。先日8歳からジャニー氏の加害に晒されたというインタビューを読んだ。つらい話だったし、その手段のおぞましさたるや…という内容だった。私の兄にも子どもがいる。甥が夢見て芸能界に入って、知識経験も乏しい中性加害されたら、耐えられない。

男性が性被害にあうことは非常に表明しづらいことなんだと思う。被害者の多くはもう大人になって社会的地位知名度もある。家族がいる人もいるだろう。だから世間に向けて全部を公にしろ、とは全く思わない。セカンドレイプにもなり得るし不幸の再生産だ。でも当事者側は全く違う。事務所側が調査をして事実関係を把握して、被害者には謝罪補償をしたり、事実関係に基づいて責任の取り方を考えることは必要だと思う。

1番許せないのは加害者本人。次いで見て見ぬふりや助長をした関係者だと思う。関係者はまだ生きてるんだから、本人が亡くなったのでもーわかりません!は許されないと思う。

それでいくと、友人はジャニーズへの依存が強すぎて、擁護というか、事務所側の気配がある。

先日会った時もジャニーズエンタメにおいて重要存在ジャニーズが好き、と話していて、その屈託のなさに怖くなって、長い間聞いてた話が急速におぞましく思えてきた。この騒ぎになっていても何もなかったみたいな態度なんだ…って。別にファンにも加害責任が!どうするつもりだ!とまでは言わないけど、不信感がつのる。軽く、「ニュースになって騒ぎになってるよね」と世間話的に出してみたら、ジャニー氏や事務所の功績を引き合いに出してきたので、あ、もうダメかもと思った。

かつて、ジャニー氏が死んだ時に、あんまりに世の中が氏を持ち上げるのでなんかなぁと思って彼女に性被害問題はどうなるんだろうって話したことがあるんだけど、その時も「そうだよねぇ〜」って流されて、しばらくしたら某グループが氏との思い出を歌にした話をされた。その的外れ危機感のない会話の流れに感じたゾワゾワ感が蘇ってきた。

なんで私がもっと直接彼女にこの話をしないかって、ガチトーンでジャニーズ性加害問題を持ちかけても、以前のように流されるか、気を損ねるイメージしか持てないから。あまつさえTwitter彼女がリツイしている「告発だって後ろ暗いところがある」的なセカンドレイプみたいな話を真正からされてしまったらどうしよう。そこまでいったら彼女も人の不幸をエンタメ搾取する「あちら側」で、もう話すのも嫌になってしまう。

とか言って言わなくてもこのままなんとなく関係フェードアウトしてしまうような気もしてる。

ジャニーズ性加害問題20年来の友人をなくしそう

ジャニーズファンの友人がいる。彼女子供のころからジャニーズが好きで、それこそ知り合いであるこの数十年、ずっとジャニーズ所属タレントグループをおっかけている。

本命の最推しグループはあれど、他にもいくつもファンクラブに入っていて、数グループかけもちしてる。

その姿をずっと見てて、好きなものを好きと言えるのはいいことだよねーと思っていたし、一緒にライブ連れてってもらったこともあるし、話聞いてるからメンバーグループのこと私もそれなりに知ってるから応援する気持ちはあるんだけど、最近どうしても気になることがある。ジャニーズ性加害問題に関心が低いんだよ。いや、低いと言うより認めていないというか…。

私は昔からジャニー氏の性加害問題経営陣の噂が気になっていて、いまいちジャニーズを推す気になれなかった。某氏激太り某氏の鬱っぽいうつろな瞳、某氏の休養、某氏の脱退、なんか心を病む子が多くない?と思ってたし、そういったことを見てきて、おかしさや違和感みたいなのはずっとあった。

所属タレントを色眼鏡で見てるとかそういう訳じゃなくて、単純に心配だし怖い。自分痴漢や付き纏いの被害にあったことがあり、それだけでも暫くは人が怖くなるくらいの気持ちだった。性被害というものは心に傷をつける。それが小学生中学生(勿論もっと大きくても)の子の身の上に身体接触をもって起きたと思ったら、泣きそうにつらい。先日8歳からジャニー氏の加害に晒されたというインタビューを読んだ。つらい話だったし、その手段のおぞましさたるや…という内容だった。私の兄にも子どもがいる。甥が夢見て芸能界に入って、知識経験も乏しい中性加害されたら、耐えられない。

男性が性被害にあうことは非常に表明しづらいことなんだと思う。被害者の多くはもう大人になって社会的地位知名度もある。家族がいる人もいるだろう。だから世間に向けて全部を公にしろ、とは全く思わない。セカンドレイプにもなり得るし不幸の再生産だ。でも当事者側は全く違う。事務所側が調査をして事実関係を把握して、被害者には謝罪補償をしたり、事実関係に基づいて責任の取り方を考えることは必要だと思う。

1番許せないのは加害者本人。次いで見て見ぬふりや助長をした関係者だと思う。関係者はまだ生きてるんだから、本人が亡くなったのでもーわかりません!は許されないと思う。

それでいくと、友人はジャニーズへの依存が強すぎて、擁護というか、事務所側の気配がある。

先日会った時もジャニーズエンタメにおいて重要存在ジャニーズが好き、と話していて、その屈託のなさに怖くなって、長い間聞いてた話が急速におぞましく思えてきた。この騒ぎになっていても何もなかったみたいな態度なんだ…って。別にファンにも加害責任が!どうするつもりだ!とまでは言わないけど、不信感がつのる。軽く、「ニュースになって騒ぎになってるよね」と世間話的に出してみたら、ジャニー氏や事務所の功績を引き合いに出してきたので、あ、もうダメかもと思った。

かつて、ジャニー氏が死んだ時に、あんまりに世の中が氏を持ち上げるのでなんかなぁと思って彼女に性被害問題はどうなるんだろうって話したことがあるんだけど、その時も「そうだよねぇ〜」って流されて、しばらくしたら某グループが氏との思い出を歌にした話をされた。その的外れ危機感のない会話の流れに感じたゾワゾワ感が蘇ってきた。

なんで私がもっと直接彼女にこの話をしないかって、ガチトーンでジャニーズ性加害問題を持ちかけても、以前のように流されるか、気を損ねるイメージしか持てないから。あまつさえTwitter彼女がリツイしている「告発だって後ろ暗いところがある」的なセカンドレイプみたいな話を真正からされてしまったらどうしよう。そこまでいったら彼女も人の不幸をエンタメ搾取する「あちら側」で、もう話すのも嫌になってしまう。

とか言って言わなくてもこのままなんとなく関係フェードアウトしてしまうような気もしてる。

2023-07-07

イラストの無断学習をやめろ!って言ってる人たちが海外の反対派と会話する際にGoogle翻訳やDeepLといった文章の無断学習あまつさえそれを知りながら使ってるのを見ると

結局は自分が良ければいいというのが見えてAI以前から絵師の一部でちらほら見えてた選民思想が強く見えて気持ち悪くなる

それはそう

2023-07-05

私の近所にいた弱者男性

ひょっとしたら俺は殺されるかもしれん

2ちゃんねるブラック企業のことを書き込んだら、誹謗中傷で開示請求がされて通ってしまった。その結果、裁判こそおこされていないが、不定期でその会社ロゴの入った封筒が届くようになった。開封したことがないので、何が入っているのかわからない。

どうしてこんなことになったかというと、その会社アルバイトをしていたからだ。その会社テック系のスタートアップだったのだけど、そこの社長チヤホヤされたいか起業したようだった。そのため、その時期にバズった技術学生インターンにヤラせて「オレは凄いでしょ?」みたいな何かを作って、本を出したり講演会をしたりすることで、資本金を募ったりアイドルセックスをしたいようであった。

自分はそのことがゆるせなくて、匿名でめちゃくちゃに暴露しまくったら、名前と住所がバレてしまった。そこの社長アウトロー違法薬物の自慢や未成年に対する性的搾取を自慢してきて、あまつさえ外国籍労働者の紹介を未許可でしていた。自分違法なことに巻き込まれたのだけど、所轄の国家機関に報告しても動いてくれなくて、ネットに書き込んだらこのザマだ。

それで、冒頭の内容なんだけど、自分がコロされたらその会社悪事を世の中の人に知らしめたいと思ったのだ。いちおう、カネはあるので弁護士かに資料を預けといて、問題が起きたら小説なりドキュメンタリーにでもしてくれてほしいのだ。そいつに殺されたら、ただの殺人事件にはならないからね。ただ、ちょっと、これが最善なのかわからないのだ。それで、賢明なる増田諸君たちよ、殺されたら確実にネタとして提供できる方法を教えていただけないだろうか。

このままだと、オレは無様に殺されて、消えてしまうかもしれない。どうしても、それだけは避けたい。

anond:20230705082131

一言で「見られたくない」というが、「見る」方からしても様々なレベルがあるわけで

  • 視界に入る
    ↑ これは流石に回避しようがない
  • ちらっと見る
    ↑ 正直これくらいは無意識とかあるので勘弁してほしい
  • 二度見とかじろじろ見るとか
    ↑ この辺りからちょっとよろしくない
  • 胸とか脚とかガン見する
    ↑ さすがに嫌がられるって分かるやろ
  • すれ違ってからも振り返ったりわざわざ追いかけたり声をかけようと近づいたり
    ↑既に「見る」を超えてるけど
  • 同意なしに勝手写真とったり動画とったりあまつさえSNSに上げたり
    ↑怒られたり通報されたりしろ


下の方行ったら周囲も協力して排除する、くらいが理想なんだろうけど

上の方で文句言われるんだったらそれこそ家から出てくんなやでいいと思う

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