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はてなキーワード: 規格外とは

2020-06-30

anond:20200630130554

>妹が規格外美人なのだから、曲がりなりにもその姉の私が不細工ではないのはなんとなく理解できる。

じゃあいいじゃん

2020-06-29

野菜350gを実現するために

単価当たり(円)の重量(g)が多いものを列挙してみる。

もやし

200gで19円。(10.5g/円)

キャベツ

店や季節によってまちまち。大体1.5kgで200円ぐらいか?(7.5g/円)

トマト

400gで80円。カットホールで味が違う。(5g/円)

かぶ

ものによるが、意外な掘り出し物があったりする。600gで200円ほど?(3g/円)

白菜

冬場の王。トマトと並ぶグルタミン酸の素である。1.5kgで300円。(5g/円)

たまねぎ

洋食の基本となり、保存性がよい。セールなら250gで25円とか。(10g/円)

にんじん

規格外品を大袋などで買えればお得だったりする。基本は300gで50円くらいだろうか。(6g/円)

・だいこん

煮てよし。おろしポン酢五味揃った最強の調味料だと思う・・・1kgで150円。(6.6g/円)

2020-06-28

マジック・ザ・ギャザリングラスボスたち

ヨーグモ

ウェザーライトサーガラスボスにして、今も多元宇宙汚染しようと暗躍しているファイレクシア人たちの生みの親。

エムラクール

次元狭間に住まう規格外存在封印されてばかりの印象があるが、単純な強さで言えばおそらく多元宇宙に敵うものは居ないと思われる。

ニコルボーラ

エルダードラゴンにしてプレインズウォーカー魔王的な立ち位置で直接/間接的に多くの次元支配していた。

2020-06-20

[] ポータリア王城-2

以前死んだまま放置していたルート

細い橋の上に敵が群がっているが、走り抜けの際にドラゴンが追いすがってきて路上焼き肉パーティーにしてくれる素敵な場所

当然主人公もしくじると焼き肉になる。

ラスボスはPS5版のプレビューに出てきた規格外にでかい騎士。塔の騎士というらしい。

彼は遠距離攻撃魔法エンチャ剣をぶっ放してくるほか、盾によるバッシュ攻撃かましてくる。

その範囲が異様に広くて離れていても削られまくる。

ついでに弓兵が城壁からリンチしてくるひどいマップ

ただ、一旦城壁に登ってしまうとそれほどでもなく、一匹づつ弓兵を始末してゆけば城塞のものは丸裸になる。

本題はここから。地面に降りて戦うこと三度。近づくこともままならず一撃死を繰り返す。

次に考えたのが城壁からチキン狙撃戦法。

攻略サイトにはない方法だったがこれがうまくいった。

コツは相手が振りかぶりモーションを掛けた瞬間にソウルの矢か弓矢を放ってすぐさまローリング

これと香水瓶1つあれば完封可能だった。

エリアに居るトカゲ刈りを済ませたあとで腐れ谷へ。しかし疫病ネズミのあとに出てきたでかい棍棒さんに殴られて死亡。

今の所回避しか対処法がわからない。坑道のボス蜘蛛も保留中。

2020-06-17

anond:20200617172607

200kgな時点で論外

規格外デブ最初から論外だから敢えて言う人がいないだけ

2020-06-12

中学校の時ボコられた事ある?

俺はある。しか冤罪

中2のある日、いつもどおり何気ない一日だった訳だが、隣のクラスの友人から

友人「あのさ、3年の坂口さん(仮名)っているじゃん?」

俺 「あー。なんか見たことある。」

友人「なんかさーその人が、すげー勘違いしててさどうやら、俺達が坂口さんを馬鹿にしたって思い込んでるらしくて放課後こいってさ…」

俺 「エッ?!?!?!?!?!?!?!」

自分は、別に目立ってるようなやつでも無いし、かといって別にくらーい感じでも無くまぁ要するに「パンピー」と呼ばれるカーストだったと思う。

かなりの肥満体型で、通常ならいじめられるようなポジションにいてもおかしくないやつでは合ったが、運良く、小学校の時の友人がことごとく

上位カーストに食い込む事で、それらがいい感じに相殺されて「パンピー」にいれてるようなやつって事だ。

(いたよねそういうの)

ただ、自分自身は、本当に不良とか、そういう目立つような行為とは真逆にいるようなやつだったから、暴力だったり

ましてや「先輩に呼び出される」というイベント人生で初めてだった。

今でも覚えているが、その話を聞いただけで、膝下からの力が抜けガクガクしたのを覚えている。

それくらい。

その友人は、割と目立つ系?ではあったが、一番上位カーストの「不良」という頂点には属さな

ハッピー層」とでも言おうか、その辺のやつだった。なんでまぁ不良とも丁度いい感じに付き合うような層かな。


俺「何かの間違いでは無いのか?!」

友人「いや、絶対なにかの間違いだ。なんか知らないけどその坂口さんの事を俺たちが遠くから"アナル"とバカにしたっていうので怒ってるらしいんだよ…言ってないしさ」

俺 「いやいやいやいや、本当になにそれ?!意味がわかんない!!!

ちなみに、この時俺は"アナル"の意味すら知らない純粋なやつだった。というか、この一見で"アナル"を知る訳だが。

友人「とにかくさ、マジでめっちゃキレてて行かないと終わんないくさいからさ…」

俺 「えーーーーーー…」

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という訳で、二人して放課後体育館裏に行くことに。

坂口さんは、小学校が同じだった。話した事も無かったけど小さな小学校だったのでよく見た。身長は低く

見た目は香田晋みたいな感じの顔だ。当時、小学校では野球部リーダーがその学校で一番のボス

そのボスと中が良いのが坂口さんっていう感じだった。

なんで、小学校の時はカーストの頂点のナンバー2みたいな人だと思っていた訳だが。

坂口さん「並べ」

そういうと、俺と友人を並べさせた。

坂口さん「お前ら、先週のあの時間に、向かいの校舎の窓から二人で俺を指さして笑ってたよな…?」

怖い。マジに怖い。生まれて始めてまっこうからメンチを切られて本当にアワワワとなった。

坂口さん「どーなんだおらぁ!!」

まりの強さに頭が真っ白になっていたが、坂口さんの言っている時間帯にそんな事をした覚えは無い。

ていうか、俺はその時間帯は毎日楽しみにしていたシティーハンター再放送を見るためにさっさと家に帰っている訳で

完全にアリバイもあるんだ。

友人「いえ、言ってません!本当に自分たちではありません!」と友人が勇気を振り絞って反論した。

坂口さん「あ?!ふざけんな!俺はしっかり見たぞ!お前とこいつで、窓の向こうから"アナル"って言ってたじゃねーか!!てめぇ来い!!」

そういうと、坂口さんは友人の首根っこを掴み奥の見えない所へと行った。

「おぃ!ドス!言っただろ!!ドス!ふざけんな!!ドスドスドス!!!

怒号と、明らかに"攻撃"している音が響いている。俺たちがふざけて使う"デュクシwwwww"とはまったく違う

乾いた人を殴る音だ。

「言ってません!言って…うっ!!いってま!!っつ!!!

怖い怖い怖い怖い怖い…!!!!!!!!姿が見えず声と音だけがするのが余計に怖い。

なに最後のっつ!!!って、人って殴られるとっつ!!!って言うの?!?!?

とかなりテンパった。足の力が抜けていくのがわかった。

しばらく坂口さんの尋問が終わったあと、友人が帰ってきた。口から血を出している。

「次お前!!!来ーーーーーーーい!!!!!」

「ひぃひいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい」

泣きそう、いや、泣いてたと思う。そんなバヒンバヒンで向かう俺に友人は

「頑張れっ」と一言

友人は最後まで「やっていない、いっていない」と一点張りだったため、坂口さんもめちゃくちゃヒートアップしている。

サムスピでいうなら怒りゲージMAXだろう。とにかく怖い。今まで体験したこともない恐怖が目の前にある。そしてその矛先は自分だ。

坂口さん「お前…先週、言ってたよな…?」

俺「い、いて、い、ひ、ひ、」

坂口さん「しっかり話せ!!」

俺「いてまべん!!!!!!!!!!!!!(泣)」

その瞬間、坂口さんの方から強い衝撃が伝わった。どうやら「パンチ」されたらしい。

人生初の暴力による「パンチ」。親にぶられるのじゃなくて、完全に暴力パンチ

格ゲーでいうなら「立ち強P」

その後、腹に膝蹴りを一発。ちなみに自分人生で、膝蹴りを食らったのも、そして今後食らうのもこれっきりだ。

みぞおちあたりに入っただろうか、グボォアっ!!っとなり、前のめりになったのだけ覚えている。

その後はたぶん、なんか色々コンボをくらったんだけど、正直、覚えていない。

ただ、その時坂口さんが

「なんで!俺が!!お前らに!!バカにされなきゃいけねーんだ!!」

というセリフを繰り返し言っていた事は覚えている。

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華奢な友人と違い、無駄に巨漢な自分を痛めつけるのは、坂口さんも疲れるのだろう。

というか、坂口さん小さい。俺よりも。終わった頃には坂口さんもヘロヘロだった。

ボロンボロンな俺とヘロヘロ坂口さんが戻る。友人も面食らっている。

坂口さん「はぁはぁ…最後にもう一度聞くぞ?!いったよな?!」

もうなんか坂口さん自身も収拾つかない感じだけど、これ以上暴れる力もないからなんかまとめないとみたいになっていた。

そして、俺と友人の答えは変わらず「言ってません!!」だ。

すると坂口さんは

「よぉおおおおし!帰れ!!!!!!

といって俺たち二人は開放された。

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こんなに理不尽な事は無い。俺たちは、その後

開放された安堵感、理不尽暴力、怒り、恐怖、理解不能

そういった良くわからない感情グルグルンと回っていた。友人も悔しいのか怖いのかよくわからない感じで泣いている。

もちろん俺も泣いている。おしっこ50mlぐらいは漏らしたんじゃない?

友人「これはさすがに先生に言おう!!」

と友人が言った。割と「先生に頼る」というのが恥ずかしかったりダサいと感じる年頃なので普段ならば絶対に取らない選択肢ではあるが

こんなに理不尽で、到底中2のキャパティで処理できる問題では無かった。

職員室に行く二人。地面に叩きつけられたりしたので見た目は泥だらけ。友人は血を、俺は尿を流している。

どどどどどどどどどうしたの??!!!!と担任がびっくりしていた。

職員室のさらに奥の部屋に連れて行かれた。濡れたタオルで拭うように言われた。

アドレナリンが出てて気が付かなかったが、クソ痛い。しみる。

落ち着けという事で、コップにポカリスウェットをついでくれた。全力で否定をしていたか

喉もカラカラだった。あれほどうまいと感じたポカリスウェットそれから無い。

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諸々担任説明した。全てを話して担任

「わかった。本当に覚えがないんだな?それは坂口が悪い。あとは先生達がなんとかするから家に帰りなさい。あとから電話をするから親に全て事情は話しておきなさい」

という的確な対処とアフターフォローをもらって帰る事に。

帰りの道すがら、友人と改めて話した。

ちなみにその時、友人から初めて"アナル"の意味を知らされる。

殴られていた時に何度も坂口さんが口にしていた"アナル"という単語。その時はまったく意味がわから

"アナル"という言葉とともに激昂した坂口さんの強Pと強Kが飛んでくるので、その時の俺には

"アナル"は"バルス"に近いものがあった。

そんな"アナル"の本当の意味を知り、情けなさと、より一層理解が出来ない状態に陥った。

そして、本件について坂口さんの立場を知る事になる。

ハッピー層な友人は、割とカースト上位の情報も色々知っていた。どういう人間関係だとか、誰が誰より強くてみたいなのだ

そして、この"坂口さん"が、今現在、3年のカーストの頂点グループからバカにされ、いじめられている事を知る。

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小学校の時は、その地区カースト上位だった坂口さんも

中学校になり、様々な地区の様々なカーストが混ざる事によって

坂口さんは、中途半端カーストになっていたらしい。初期は目立っていたが、小柄だったし

何より、他地域の"不良"は、自分たちの地域の"不良"より、もっとBADだったわけだ。

バトル漫画ののインフレ減少の如く、坂口さんはわかりやすヤムチャだったらしい。

坂口さん自体いじめられていたのだ。

そして、さらに複雑なのが当時三年生の最強カーストグループの子分的なのが

今の中2グループの最強カーストな訳だが、そいつらに三年生が坂口さんに対して

"アナル"と呼びバカにするように言っていたそうだ。

友人は、この中2の最強カーストともそこそこ中が良い。友人は絶対坂口さんい対して"アナル"とは言っていないそうだが

しかしたら、そのグループの中の目立つやつと中が良く、一緒にいる事が多かったんで

マジに勘違い被弾をしているようだった。

さらにだ、その中2最強カーストグループに俺と背格好と体重ほぼほぼ同じのデブ系の不良がいた。

そう、こいつと俺を坂口さんは勘違いしているのだ。

どんぐらい似てるかというと、それを聞いた俺が納得するぐらい似てる。

何というか複雑な気持ちなったのを覚えている。殴られ損と、坂口さんの哀れさ

暴力って本当にもう…みたいな。中2のキャパじゃ処理できないよね。

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色々あって、帰宅後、母親に報告。こういう時母親烈火のごとく質問してくる

どういうことだ?!そいつは誰なんだ?!あんたはわるくないんだろう?!

と。一旦落ち着いてしまっている俺からしたら、もうこの第二ウェーブみたいなのがめっちゃしんどいわけで。

その後、学校から電話があり今から

担任坂口さんの担任坂口さんの親、坂口さんの四人で謝りに来るという事に。

夜の八時ぐらいだったか。家のベルがなり玄関先にその四人がやってきた。

「この度は…息子が本当に申し訳ない事をしました…!!!本当に本当に申し訳ない!!」

そういうのは坂口さんの親父さん。坂口さんは香田晋に似ていたが、親は香田晋のものだった。

たぶん土方の仕事だろう。ニッカポッカ姿で筋骨隆々な見た目は怖い親父そのもの

うつむく坂口さんの頭を掴み親父さんが「眼を見てしっかりと謝れ!!!」と顔をあげさせた。

ビビるぐらい青タンが出来た坂口さんの顔面ボコボコである

どんぐらいかというと、スト2ターボガイルの負け顔ぐらい。

まりボコボコなんで俺と、母親が逆にドン引きしている。

「本当に…本当にごめん…!僕の勘違いで!本当にごめんなさい!!」

と誤ってきた。その後、坂口さん側がいじめれいた件を坂口さんの親と担任からも聞いた。

友人から聞いていた話よりももっとひどい。暴力と金銭的なカツアゲ等、坂口さん自身

それらいじめにあっていたらしい。

何というか、つらすぎるというか。もうなんか俺らが殴られた件とかどっかとんじゃったよね。

謝罪と、詫びの菓子折りを受け、今後こういった事がないようにと両者で確認をして坂口さん達は帰っていった。

もともとは厳しい野球部にいた坂口さんなので礼儀等にはしっかりしていたようだ。

来る前はバチクソに言ってやると息巻いていた母親も、坂口さんの境遇や、礼儀正しさ、あと、割と香田晋似の

今で言うイケメンだった事もあり、なんか知らないが

あんたもしっかりしなさい!!!」と良くわからない感じで〆られた。たぶんこの話の中で一番理不尽なのは母親だろう。

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その後も、坂口さんは微妙カーストなままだったようだ。どうやら違う最強カースト達は別の標的みたいなのを見つけ

そいつに眼が行くことで、坂口さん自体へのいじめ等は少しマシになったようだった。なんとも言えない話だった。

当時の最強カーストはもう本当に規格外だったと思う。絶対に眼をつけられてはいけないという感じ。

ある日、2年が体育終わりで行程にいる頃に、その最強カーストが次の時限で体育らしくヅカヅカと入ってきた。

2年の不良達はその最強にヘコヘコとし、最強の眼に入ったやつを呼び出し、からかいいじめていた。

こりゃいかんとそそくさと立ち去ろうとした瞬間。

「おい」と坂口さんが声を掛けてきた。

「こっち来て」と坂口さんに誘導された。嫌な思い出が過ぎったが

「お前が通ろうとした道にあのグループの仲間が通るからしばらくここで待ったほうがいいぞお前でかくて目立つからな。じゃあな。」

そういって坂口さんは去っていった。

2020-05-24

Q.【LANケーブル】「対応」と「準拠」の違いはなんでしょうか?

【回答】

弊社では、以下の内容として定義しております

対応

 規格で定められている(カテゴリー5、カテゴリー6など)通信速度、材質、寸法・形状など

 全ての項目を満たしているもの

準拠

 通信速度は各カテゴリーと同等の品質を持つが、材質、形状・寸法などが規格外となるもの

 準拠品の多くはそれぞれのメーカー独自の形状や機能を持った製品となっています

2020-04-22

見ずして死ねない日本の伝統建築10

友人と旅行すると,興味ない人には日本の伝統建築って全部同じに見えてるんだろうなーって思うことが多い.つまり,「見えて」いても「見えてない」んだな.解像度が低い.だから,その深み凄みを紹介するために10建築を選んでみた.

この増田で,日本建築のどこをみればいいかが少しでも理解してもらえればいいな,と思っている.あくま日本建築を楽しむための「入り口」として,もしくは旅行の楽しみを一つ増やすためのお手軽ツール(やや自嘲をこめてるよ,これ)として,読んでくれると嬉しい.

法隆寺中門~回廊(奈良県生駒郡飛鳥時代

 法隆寺は誰もが行ったことがあるだろう.しかし,一般人教科書に載っている五重塔と金堂があるなーって思って,終わりなんじゃないだろうか.違うのよ本当に.中門なんだ.中門から回廊にかけての柱.伊東忠太エンタシスと呼んだ,胴張りの柱.この列柱をみて,何も感じない人間は,おそらく建築に対するセンスを持ち合わせていないのだろうから,これ以降この増田は読まなくてもよろしい.建築は細部に宿るのだ.その原初的プロポーションは,日本にも偉大なる古典クラシック)があったという証なのだ

東大寺法華堂(奈良県奈良市奈良時代

東大寺に行くと,一般人大仏殿で満足して帰る.ちょっと詳しい人は,二月堂まで登って景色を楽しんで帰る.じゃあ玄人は?その横の法華堂だ.しかも,入り口ではなく,裏側からまずその建築美を楽しむ.この風景こそが,まさに創建時代東大寺からだ.実はこのお堂は,左半分が奈良時代仏堂であり,鎌倉時代に右半分の礼堂を増築している.だから側面からみるとチグハグな印象を受ける.なぜこんな事になっているか原初的には,仏像は外から拝むものなのだ.お堂の中は仏の領域であり,そこに人が入ることはなかった.しかし,日本は雨が多いため,実用的な理由で,仏堂に並び建つ形で礼堂という,人が入って拝むためのお堂が作られるようになる.そして,その後この仏堂と礼堂を一つの大きな屋根で覆うようになったのが,日本の最も一般的正方形に近いお堂の形だ.なぜ奥行きがあるのか,それは二つのお堂を包摂してるから.そして,内部を内陣(仏の領域)と外陣(人の領域)に分けている.

 とまあ,東大寺法華堂だけで日本建築史が語れるんだけど,法華堂自体価値とは,その仏堂と礼堂の処理の過渡期的な建築であることはもちろん,何よりも,天平建築天平彫刻がそのままの形で残っていることだ.奈良時代日本はやっと中国・唐から最新の様式を導入できるようになった.そしてそれは王者建築なんだな.力強く,おおらかで溌剌とした建築.柱と梁によるシンプルで強い建築.その素のままの美しさでは,天平建築にその後の建築は敵うはずがないのだ.

富貴寺大堂(大分県豊後高田市平安時代

平安時代建築って,数も少ないし奈良時代以前の建築に比べて,それほど素晴らしいとは思えない.よくも悪くも日本ナイズされて,よく言えば品のある住宅風の,悪く言えば構造ダイナミズムが弱い建築が作られた.平安時代,人は仏堂の中に入り,座って祈りを捧げるようになった.それゆえ,天井は低く,落ち着いた空間が好まれるようになった(卵が先か鶏が先かはわからないが).軽く高床にして,床下の風通しをよくしているのも日本化のひとつ.これらの日本的要素を建築史的には和様と呼ぶ.平等院鳳凰堂和様代表みたいに言われているけど,あれはまあ,例外的な派手派手金持ち建築なわけで,一般的仏堂というのは,この富貴寺大堂のような三間四方(柱が4本で間が3つの正方形型)の阿弥陀堂だろう.これがよい.実に素朴で,柔らかい建築.人と仏像距離がちょうどよくて,いつまでも中に入って祈りを捧げられるような,そんな自然体の空間.こういう空間は,奈良時代ダイナミックな,ところせましと仏像が建ち並ぶ空間とは異なり,ほっとするんだな,日本人なら.とはいえ,この富貴寺は大分のド田舎にあるので,さすがに東京から行くにはマニアじゃないと無理かな.東日本なら,福島県いわき市にある白水阿弥陀堂も同様の建築でよい(らしい.東国はいまいち詳しくない).さらに,平安時代に由来する浄土庭園の中にあるので,こちらの方が平安時代的でよいかもしれない.

東大寺南大門奈良県奈良市鎌倉時代

日本建築史上の最大のトピックといえば,鎌倉時代東大寺再建に関わった僧,重源の大仏である.先述したように,平安時代には天井を低く住宅風の落ち着いた仏堂が好まれたが,重源が宋からもたらした建築は,その真逆をいくエポックメイキングものだった.天井は貼らず,屋根裏まで高く伸びる柱.縦横無尽に頭上を飛び交う貫(ぬき,柱と柱をつなぐ水平の補強材).そんな規格外建築東大寺大仏殿という世界最大級木造建築を作るためには,従来の和様建築では構造的に不可能であった.それゆえ,より合理的ダイナミックな中国・宋由来の建築が取り入れられた.日本建築史上最も巨大な,今見られる大仏殿の3倍にもなる内部空間.それはパンテオンにも劣らぬ迫力のものであったろう.そんな鎌倉大仏殿を今,見ることはできない.戦国時代田舎侍が燃やしてしまたから.しかし,東大寺南大門は当時のまま残っている.東大寺南大門をくぐる時は,ふと上を見上げてみよう.そして,圧倒的な上昇感に震えてみろ.

金剛三昧院多宝塔(和歌山県高野町鎌倉時代

多宝塔って知っているだろうか?下層が方形,上層が円形の平面を持つ,ちょっと変な建築だ.空海に由来するため,真言宗系の寺院によく見られる.これ,塔がそもそもインドストゥーパ釈迦の遺骨を納めた仏教最初期の半球系の建造物)に由来していることをあらわしている.先祖帰りの建築だ。中国にも存在しない、日本オリジナル奇形建築木造建造物としては,かなり無理矢理な形をしていることから,よほどの宗教的意味があったのだろうと思う.今は15mほどの小型のものが多いが,そのオリジナル高野山のコアである根本大塔だ.しかしあれは無理があったのか,燃えては再建を繰り返し,今ではもう鉄筋コンクリートだ.そんな中,金剛三昧院の多宝塔は本場高野山にありながら,鎌倉時代のもので,有名な石山寺多宝塔と並んで最も古く美しい形をなしている.どっちでもいいんだけどね,やっぱり本場の多宝塔を見た方がよいかな,と思うわけだ.

軽くさわりだけなのに,予想以上に長くなってしまった.まだ鎌倉までしか進んでいない.この増田反響があったなら,あとの5つも書いてもいいかな.


消えてたのでキャッシュからリカバリー

2020-03-09

ゲーム面白さは「未来」にある

ゲーム面白さ談義

以前増田にてゲーム制作増田猛虎弁だった)と面白さの要素とは何かという話になった。自分はとりあえず面白ゲームには繰り返し要素がある、とだけ返しておいた。しかし繰り返し要素が必ずしも面白さに直結しないのは自明で、繰り返すから飽きられるゲームと、繰り返したくなるゲームの違いは論じることができなかった。

実のところ、ゲームの繰り返しを行う上で脳内では「試行錯誤」が繰り返されている。何を当たり前のことを、と思うかもしれない。しかゲームにおける試行錯誤を更に還元すると「着地点/完成」を探している自分がいることに気づく。例えばハクスラRPG場合プレイヤーは沢山の装備や魔法職業を取捨選択して最適解を探す。言ってみれば安定するかどうかを探していると言っても過言ではない。なぜならこの鉄則は全てのゲームに当てはまるからだ。格ゲーもそうだ。格ゲーコマンド入力フレームリーチディレイなどを頭に叩きこんで安定して勝てるパターンを作り上げてゆく。パズル連鎖を頭に叩き込んで最も安定して高得点を出せるかどうかを練り込んでゆく。



未来とはなにか

ゲーム面白いと言えるシンプルな要素がある。それは「未知」だ。人は未確定で未知なるものを探求する脳の構造をしている。とりわけこれは狩りに必要だったらしく、やはりゲーマー殆ど男性である断じてジェンダー論に帰結するつもりはない)。未知のものを安定させる間が面白さになっている。曰くどう立ち回るか。曰くどう早解きするか、どうすれば早くアイテムを回収できるか。どうすればイベントが進行できるか。このときプレイヤーは未知を楽しみながら未来の着地地点を夢想している。この夢想が更にプレイへの希望をもたせることに一役買っている。まるで人生設計のようだが、実のところ未来への希望を抱いて確定できる「かも知れない」チケットを購入する時点で人生はまさにゲームである

となれば次なる問題は自ずと浮かび上がってくる。ゲームバランスだ。



ゲームバランス

ゲームバランス基本的にな何が破綻せず、何がノーマライズされているかを突き詰める作業ではないかと考えている。いわゆるバランスだけに絞れば出てくるアイテム能力も平均的なものにならざるを得ないし、一点突破させるには他の強さも並列して上昇させなければならない。実はこの問題には解決策がある。破綻した強さに弱点をつけるのである。これを国内で有名たらしめたのはかのFFシリーズだ。FF画期的な要素の一つとして弱点属性なるものがある。これは完全にじゃんけんになっており、いずれかが一方的に強いわけではない(もっとホーリーフレアなど規格外の無属性存在するが)。この完璧ではないもどかしさが重要である。数あるカードゲーをプレイした人はわかるかも知れないが、壊れカードには必ず致命的な弱点が存在する。弱点は完璧性の欠けであり、未来を夢見るプレイヤーにとってできうる限りの完璧を目指すきっかけとなる。ここで多くのプレイヤーが夢中になるのである完璧ではない現状に多くのプレイヤーは満足せず、何がしかの補助手段で弱点を埋めようとする。しかゲームバランスが優れたゲームはその補助も渋い仕様になっており、そう安々と運用させてくれない。

かくしてプレイヤースキルが上昇してゆく。

だが一方で、やりこまないタイプの人もいる。例えばバイオで一周すれば無限ロケランが手に入ると聞かされても、イージークリアすれば十分弾薬も足りるだろうという心境の人たちだ。



ストーリー

こうした人たちの楽しみとは、ゲームに一度きりだけ没入できる演出や飽きるまでの操作感、そして何よりストーリーだろう。

ストーリーは未知に対する動機の一つとなる。プレイヤーはまだ見ぬ着地点であるエンディングに向かってひた走る。少なくともゲームという体感する分野においてストーリー体験して消化する最も大きな要素の一つだ。しかし多くのゲームシナリオがメインではない。あくまでもその世界プレイヤーが何をするかが主軸になる。したがってシナリオクリア後、前述の彼らはゲームパッドを床においてしまう。なぜなら彼らにとってシナリオの完結はゲームという体感世界における完成形であり、それ以上のやりこみ意味を感じられないからだ。実はこの問題には以下のような仕組みがある。

例えばプレイヤーが一周目をクリアして隠し要素が姿を現したとしよう。この場合隠し要素を観るためにプレイヤーゲーム性のみならず「シナリオを含めて」続きをプレイすることになる。この隠し要素の方向性はとても大事だ。なぜなら新しい要素があることと、今までやりこんだ高難易度版が敵配置を変えて登場する、などでは意味が変わってくるからだ。後者場合基本的にはやってもやらなくても知ってることだらけであるし、前者の場合未知は残されている。また、マルチエンドのゲーム場合でも別ルートは未知であり、多くのプレイヤー分岐を試したくなってしまうだろう。

まとめるならば、ゲーム面白くしたいならば、「完成形に向かって未知を突き詰めようとするが、実際には完成形などない」状態を作り出すことだと言える。先程は人生に似ていると言ったが、この感覚習い事にも通底する。プレイヤー学校会社から帰ってきて、学習効率の良い箱庭でまるで仕事のような成長を楽しんでいるのだ。

わざわざである。この体験学習現実世界のロールプレイでもある。

2020-02-19

追記

https://anond.hatelabo.jp/20200218234717

なんか伸びたので、ブクマコメへの返信を少し。元記事に足そうとしたのだけども、なぜか更新に失敗するので追記を別記事します。

ストレッチャーについて

ストレッチャーは全体伸ばすのではなく、ポイントストレッチャーを想定してる。あと、原因のすべてではないので、「可能性」という形に留めている。

https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A2%E3%83%AA%E3%83%88-%E6%8B%A1%E5%BC%B5%E5%99%A8-%E3%83%9D%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC/dp/B0091G31GE/ref=asc_df_B0091G31GE/?tag=jpgo-22&linkCode=df0&hvadid=204069524581&hvpos=1o1&hvnetw=g&hvrand=13035839360606291840&hvpone=&hvptwo=&hvqmt=&hvdev=c&hvdvcmdl=&hvlocint=&hvlocphy=1009282&hvtargid=pla-339920255903&psc=1&th=1&psc=1


なお、日本人タイトフィットを好むけど、海外ではそうでもないって話。伝聞だけど(ビスポーク界隈の話)

小さいサイズ

サイズがないって人にはビスポークオーダーメイド)をお勧めしたくはあるが、お高いので沼に引き込まれていない人にはちょっとお勧めできない。

ほら、趣味って採算度外視から見合うんであって、実用一本勝負の人には向かないからね。


中国のビスポークとか比較的安いし、彼らも手先が器用なので、実用かつサイズなしって人には良いのかも。これも自分では試してない。伝聞です。


日本製最初に試すなら宮城興業かなぁ。一応サイズ展開を貼っておくので参考にして欲しい。

https://miyagikogyo.co.jp/cms/original#step4

1日おきの話

テクシーリュクスが1足6千円、シューキーパーが2千円とすると、2足分でも16000円。

一時的な出費は多けれど、交代で履くから最低でも倍は長持ちになるので、ランニングコストは変わらないはず。


で、なぜ1日休ませるかといえば、靴が湿気を吸っているから。

詳しく知りたい人は以下のまとめ辺りから調べてみて欲しい。

https://matome.naver.jp/odai/2142953842048043801

これによって、倍どころか3倍くらいの期間持つようになる(ランニングコストが安くなるね!)


なお、流石に出張云々は真似しなくても大丈夫です。日常的に毎日同じ靴を履くのを止めた方がいいということでよろしゅう。


あと、シューキーパー自体は買わなくてもいいけど、靴以上にロングスパン運用できるものから、買っといて損はないよ。

シューキーパーは靴を長持ちさせてくれるお得なアイテムである(故に高級靴では必須ともいえる)


追記:隙間時間で書いたか言葉足らずで誤読されたようなので補足。


1足の靴の寿命毎日履いた時100日だとする。

1足履き続けたら100日目で再度購入になる。

2足交互で履いたら200日目で2足購入になる。

どちらも2足履きつぶすまで200日だからランニングコストは変わらないというのが前提。


で、交互に履くことで劣化速度が鈍化し、1足あたりの寿命が150日に延びるからトータルでは300日持つからお得だよみたいな話でした。

具体的な日数を示せるほど検証されている訳ではないですが、そういう傾向にあります

お勧め本格革靴

先に挙げたクロスバイクの例でいくと、余り安めの靴を買っても、シティサイクルに毛が生えた程度で、痛みに耐えてまで履きたくないって話になる。

なので、少しお高め(GIANTかFUJI辺り?)くらいのを考えたほうが良いと思う。いわゆるミドルレンジね。

それでも、最初から高いものは買えない、安く済ませたいというなら、レイマー辺りだろうか。

レイマーは靴職人PCレビューしてたので動画を貼っておこう。彼は靴修理を生業にしており、かつ靴に誠実であるため、動画コメントは信頼に値する。

https://www.youtube.com/watch?v=QM5pXJqwqOk


こういった本格的な革靴は形がしっかりしてるため、大事なことは自分の足型に合った靴を履くこと。どのブランドというより、試着してフィット感を気に入ることが一番大事である


この価格帯の靴は、1月7月辺りにセールを行うことが多いので、本格的な革靴の最初の1足は、セール検討してみてはいかがだろうか。

あとはファミリーセール。これは規格外品を安く売りだすもので、スコッチグレイン大塚製靴、GMT Factoryなどが不定期に行っている。

毎年同時期にやってるから、前の開催時期を確認して、今年はいつぐらいにやるだろうって調べればわかる。

例えば、2019年11月GMT Factoryでやったファミリーセールでは、ジャランスリワヤが2万円で買えた。4割引きくらいだろうか。


なお、個人的に好きなブランドオリエンタル。以下の記事で一位になってたので、俺が持ってる靴とは違う型式だけど、興味があれば見てみてください。

https://io-shoes.jp/posts/1600261619/

靴磨き沼

沼に落ちますと、

道具として、埃落とし用馬毛ブラシ、磨き用豚毛ブラシ、仕上げ用馬毛ブラシ(コードバン用)、ハイシャイン用のヤギ毛ブラシかグローブクロスペネトレイトブラシ

消耗品として、クリームワックスを靴ごとに色が違うので複数種類、リムーバーネル布等の生地

辺りを揃えて1足あたり累計1時間くらいかけて磨いたりします。


詳しい手法はここに書くには余白が足りないので自重しようと思う。

或いは磨き沼から這い出て俺の代わりに書いてくれる人が現れることを期待しつつ。


ここもお返事があったので追記

リムーバーは皆大好きステイリムーバーと、コードバン用にステイクレンジングウォーターを所持してる。

あとは、鏡面落とすためにコロンブスハイシャインクリーナーも。

ブコメでも、靴磨き芸人奥野スタンダードな磨き方してると書いた。

紹介した以下の動画ではステイリムーバーは使っている。そして私もほぼ同じやり方をしてるので、リムーバー重要性は理解している。

https://www.youtube.com/watch?v=5cPc0XV3NIE


サドルソープは使ったことはないし、多分今後も使わない。

物は試しということで、その昔テクシーリュクスをリンス使って丸洗いしてみたが、

やはり乾燥機とかの各種ツールがないと辛かったり、乾き具合に応じてデリクリ入れたりと結構シビアから

お高い靴は流石にその道のプロに任せようというと考えてる。


ソール交換とか、普通プロに任せる訳じゃない。同じことだと思う。

自分でやるのはビブラムのシートを買って、自分で切って張り付けるくらい。


なお、クリーナー周りの話を一切せずにナイトリキッドだけを勧めたのも、未経験者に向けてお勧めするにはレベルが高いという判断です。

そのため、リムーバー使わない前提で寿命が来るまでのメンテをするのであれば、2か月毎くらいがちょうどよい塩梅だろうという考えでした。


あとは、1年に1回くらい靴修理店などで靴磨きして貰うとか、手間を余りかけずにやる方法レベル感に合わせてご案内したいところだけど、

これまた話だすと元記事を超えるくらいに長くなるので、今回はやめておこうと思った次第。(流石に元増田への言及からかけ離れるしね)


やぁ、しかしこんなにブクマがつくとは思わなかった。偶には長文を書いてみるもんだね。

2020-01-04

anond:20200104002453

●お母さんはお父さんの体調が心配なんだね。やさしいね。でもお母さん自身も無理して一人で抱え込まないでね。いつでも相談してね。

カーテンはいい案だと思う。最近規格外でも安く作ってくれるようなネットのお店があるから調べてみるよ。予算希望生地規格を教えて。

●でももしかしたら、カーテン予算よりもっと手軽に寒さを解消できる案があるかもしれないねセンサーヒーターとか、ペアガラスとか。カーテンと同じような予算でできるとしたら、そういうのに興味はある?ほら、家造りの技術も昔に比べたら進化しているから、調べる価値はあるかもって思ったんだ。

●いずれにせよ、色々気回りして考えてくれてありがとう。離れて暮らしいるから、そういう悩みに気づけなくてごめんね。気軽に相談してね。他に何か困ってることはない?

なんだろう、今とてもモヤモヤしている

母の、家の廊下寒いからなんとかしたい、けどリフォームまでやる金はない

という話に付き合っていた

寒さ対策としてカーテンを付けるつもりだが、工務店に頼む場合規格外のものは高額になる、職人さんに工事してもらうようなものだとさらに高くなる…という

それを聞いていて自分は、寒さ対策としてカーテン以外の案もあるかもしれない、工務店相談してみては、と伝えた

母はカーテンにこだわり過ぎているように思えたし、餅は餅屋で専門家に聞くともっとうまい案があるかもしれないとの思いからだ

が、それが地雷だった

そんなことをしてみれば家ごと改築の提案になってしまうに決まっている、だいたい予算内に収めると言いながらだいたい足が出るものだ先日もそうだった、そもそもおまえは問題を分かっていない、家が寒いのではなく廊下なのだ父親老いて体も弱り部屋の出入りで大きな温度差になるのは決して良くない、父親が広い座敷に客を通した時に古くてデカイ火力の大きいストーブを使ったせいでフスマも障子も全部ダメしたことがあった、父親も年をとって日々の記憶曖昧で、他にもこんな失敗をして、そのくせ悪態をついて…

エンドレス反論とも愚痴もつかない言葉が続いた

もう私が口を挟む余地はなかったし、口を挟めば余計に母の機嫌を損ねて話も終わらなくなることは目に見えていた

うんうんそうだね分かる、と返せば良いのだなという事は察したが、そんなことをやれる器量は私にはなく、ただ黙って聞いていた

母は私が聞き疲れていることを察したようで、どうしようもないことを私に言い過ぎたね、と謝った

母の、家の廊下寒いという問題は、いろんな問題が絡まって解決が難しい

たまに帰省した私ごときが思いつきで提案するような事は、当事者である母はとっくに試しているし、それでもなお他の問題解決しないのだ

私ごときが偉そうに上から口をきくなどおこがましく、ただただ頷き母の日々の努力肯定し尽力を労い、笑って聞き流せば良かったんだろう…

それで良かったんだろう…

そう思いながらも、モヤモヤする

まず、解決に向かわない話の展開がスッキリしない、気持ち悪い

とはいえこれは普通のことだ、女性特有共感を求める話法なんだろう、気づかなかった私が悪い

そして次に、本当に解決できないのか、というところに自分が納得ができていない

本当に手はないんだろうか?

ああ、自分が金を出すという解決はあるのか

でもきっとそういう話でもないんだろうな

2019-12-16

[] #81-12AIムール」

≪ 前

担当者と話したいなら、内線で呼ぼう」

ムカイさんを宥めながら、俺はクラスメートタイナイに目配せをした。

「あ……ああ、分かった。呼んでくるよ」

しかし、タイナイが内線に向かおうとしたとき、近くにいたアンドロイドのエーゼロワン作業の手を止めた。

どこかに移動しようとしているが、あっちは充電所じゃない。

今まで見たことない挙動だ。

「ブザーを鳴らすつもりだ! 警備ロボを呼ばれるぞ」

どうやら俺たちとムカイさんの動きを、異常事態だと感知したらしい。

出来る限り穏当にいこうって時に、そんなことされたら話がこじれる。

「ウサク止めるんだ! タカ派の力を見せてやれ!」

タカ派じゃないし、貴様タカ派をなんだと思って……まあ、その話は後にしよう」

ウサクは渋々といった具合に、エーゼロワンの前に立ち塞がった。

「エーゼロワン、異常はないか

はい、エーゼロワン、異常ありません」

いつものように質問をすると、エーゼロワンは動きを止めて応答した。

それが終えると再び動き出そうとするが、同じ質問をする度に律儀に動きを止める。

「エーゼロワン、異常はないか

はい、エーゼロワン、異常ありません」

これで時間稼ぎができると思った束の間、今度は監視ロボットがこっちに向かってきている。

「わー! 見て見て~!」

それにいち早く気づいたカジマは、監視ロボットの前で不自然におどけて見せた。

ロボットはそれを避けようと順路を変えるが、カジマは反復横とびでひたすら妨害し続ける。

些か強引だが効果的な方法だ。

「オマエラ……そこまでして戦うのが嫌なのか」

その様子にムカイさんは少し呆れているようだったが、おかげで冷静さを取り戻したようだ。

「戦うことに意味があるのは否定しないさ。でもムカイさんだって、戦うこと自体は好きじゃないだろ?」

そうじゃなかったら、“戦わない理由”を自らプログラムしたりしないだろう。

「それでも戦う必要があるのなら、暴れるんじゃなくてスマートに行こうぜ」

「ふっ、スマートか……オマエたちの慌てぶりを見ていると、確かに説得力があるな」

うん?

もしかして今の皮肉で言ったのか。


しばらくすると、あの担当者部署にやってきた。

「『とりあえず来てくれ』とだけ言われましたが、何かありましたか

俺たちはムカイさんと担当者の間に入ると、その旨を伝えた。

「つまりこちらのムカイさんが、ご自身への待遇が不当だと……おっしゃるので?」

これまで淡々とした調子を崩さなかった担当者が、ここにきて初めて眉をひそめた。

機械労働に異議を申し立てるなんて前代未聞だから困惑するのも無理はないが。

だが、だからといって俺たちの理屈が通らないわけじゃない。

「『256』に、ちゃんと支払っているのですが……」

「それってムカイさんに対する報酬じゃないっすよ」

「充電はしています。あと、メンテナンスも」

「それって一定額までなら無料食堂と、健康診断がついているようなものだろ」

「つまりヒトでいうなら福利厚生範疇だ。仮に報酬だとしても、対価に見合っているとは思えないが」

そもそも、ワレは充電しかしてもらってないぞ」

規格外の機体ですからメンテナンスするとコンプライアンス違反になりますので」

コンプライアンスを遵守するなら、それこそムカイさんに対する扱いが不当だろって話をしているんだ」

「ヒト相手にやったら完全にクロ。労基違反だ」

「いや、しかし彼は……」

俺たちが詰問するたび、担当者の顔がどんどん険しくなっていく。

困惑嫌悪が入り混じったような、何ともいえない表情をしていた。

次 ≫

2019-12-15

[] #81-11AIムール」

≪ 前

AIムール』は社内の事業機械ほとんど担っている。

からトラブルが発生した場合、その原因と是非は機械に求められるだろう。

ひとつ機械が起こした問題だとしても、人々は同社の製品全てに不信感を抱く。

それを解消するために全ての機械を作り直す、なんてのは大きな損失だ。

再発防止の強化にしたって新たなコストが発生するし、作業効率性も落とす。

リスクヘッジのために、そこまでやるのは割に合わない。

ましてや、『AIムール』は出来立ての企業だ。

この会社を作るだけでも莫大な金がかかっているだろうし、できれば余計な出費は避けたいはず。

そのためには“最小限の犠牲”が必要だ。

「つまりトカゲの尻尾切り”さ」

いや、この場合は“スケープゴート”といったほうが正しいか

からさまに尻尾の形をしていては逃げられない

スペアの頭”が必要だ。

「そのためにワレを“リーダー”に……“名ばかりの重役”にしたというわけか」

規格外派遣アンドロイドであるムカイさんは、『AIムール』にとっては都合がいい存在だろう。

派遣させた『256』にとっても、今は亡きメーカー中古品管理しているだけ。

あわよくば処分したい位に考えているのかもしれない。


「うへえ、えげつな~」

酷いやり口に、しばらく沈黙していたクラスメートたちも思わず声を洩らした。

だが、それを最も酷いと感じているのは、当事者のムカイさんに他ならない。

「ヤツラめ、どこまでコケにすれば気が済むのだ!」

ムカイさんは声を荒げ、勢い良く立ち上がった。

表情こそ変わらないが、そこから読み取れるものは難しくない。

次に繋がる行動も、誰の目から見ても明らかだった。

タントウシャはどこだ! ワレをリーダーに任命した、あのタントウシャだ!」

そう言葉を繰り返しながら、ギシギシと音を立てて歩き出す。

今にも暴れだしそうな勢いだった。

ムカイさんは“戦わない理由”をプログラムすることで、戦闘行動を自主的に抑えている。

言い換えると、“戦う理由”があれば歯止めがきかないってことだ。

「ど、どうしよう、マスダ」

このままムカイさんを行かせるのはマズい。

いくら武装解除しているとはいえ本来スペック戦闘用のそれだ。

その気になれば、この会社なんてひとたまりもないだろう。

「マスダの母さんを呼ぼう! 昔はムカイさんとよく喧嘩してたって聞いたぞ」

「それだ! 彼女なら止められる」

クラスメートたちはよほど混乱しているらしく、とんでもないことを提案してくる。

うちの母を荒事に介入させようとするなよ。

バカなことを言うな。そんなことしたら、なおさら収拾がつかなくなるだろ」

そりゃあ、母ならムカイさんを止められるだろうが、それはあくまで“物理的な仲裁”だ。

それでは大事になるし、みんなも無事じゃあ済まない。

血もオイルも流させないことが肝要だ。

「ムカイさん、ちょっと待ってくれ」

俺は回り込んで、ムカイさんの進行を遮った。

「マスダ! ワレに命令する気か!?

「違う、これはお願いだ。ひとまず座ってくれ」

ムカイさんとは家族ぐるみの近所付き合いだ。

母とは和解したし、弟はムカイさんのことを気に入っている。

こんなことで斜向かい空き家を作りたくはない。

次 ≫

2019-12-14

[] #81-10AIムール」

≪ 前

機械のやることは労働じゃないのだから、労基を守る必要もないってことだ。

それは労働力を搾取される社員機械に置き換えているだけともいえたが、この会社は、この社会事実上それが認められている。

人道に機械の通る道はない。

「ぬううう、納得いかんぞ! オレは人間によって生み出されたが、人間のために働きたいわけじゃない!」

ムカイさんにそのつもりがなくても、機械は人々のために作られていることは大前提だ。

そこを否定してしまうと、そもそも作らなければいいって話になってしまう。

さすがに、それをムカイさんに面と向かって言えるほどの胆力は俺にはないが。

「オマエたちは不服じゃないのか!? 人間たちよりも長く、多く働いているにも関わらず、マトモな見返りも敬意もないんだぞ!」

ムカイさんは作業場アンドロイドたちに、そう投げかけた。

しかし、まるで反応がない。

専門的なことは分からないが、多分あのアンドロイドたちはAI最適化されているのだろう。

見返りも敬意も欲しておらず、自分たちのやっていることに疑問を持つ余地がないよう設計されている。

だけど、少し妙だな。

言っていることの内容を理解できない場合でも、最低限「異常なし」って応答はするよう設計されているはずだが。

まさかAIに不調が?

「やはりダメか……ワレが何を言っても、ヤツラはいつもあん調子だ」

と思ったが、どうやら以前から反応していなかったらしい。

だったら考えられるのは、ムカイさんが規格外からだろうか。

対応していないメーカー機械音声には反応しないのかもしれない。

或いは、あえてムカイさんの声にだけ反応しないようプラグラムされているか

「まったく、これだけ無視されるというのに、なぜワレはリーダーに任命されたんだ」

当人もその点については不可解だったらしい。

俺はこの時点で凡その見当はついていたが、言うべきかどうか悩んでいた。

どうしても憶測が混じるし、それを聞いたムカイさんがどういう行動にでるかも不安だ。

それに俺の考えていることは邪推しかなく、何事もなく終わる可能だってある。

このまま黙っているのも一つの選択ではあった。

「マスダ、他にも何かあるのか?」

ムカイさんが詰め寄ってくる。

こちらの躊躇いが態度に出ていたのだろう。

こうなったら、もう言うしかない。

「えーと、そのことなだけど……」

俺は飛行している監視ロボの位置確認する。

巡回ルートを考えると、しばらくはこちらにこないはずだ。

まあ、どこかで会話の音声を拾われているかもしれないし、今さら気にしたって仕方ないか

「多分……それはムカイさんを“名ばかりの重役”にしておきたいからさ」

「ナバカリ……ジュウヤク? どういう意味だ」

「この会社アンドロイドと、ムカイさんとの決定的な違いって何だと思う?」

「んん……AIか?」

「半分正解。厳密に言えば、“この会社管轄していないアンドロイドだってこと」

そんな立ち位置アンドロイドリーダーを任せる目的を考えるなら、導き出される答えはそこまで多くない。

次 ≫

2019-12-11

[] #81-7「AIムール」

≪ 前

リーダーに後ろから近づく。

まさかとは思っていたが、やっぱりだ。

至近距離で見てみると、その大きさがますます分かる。

アメフト選手相撲レスラーを足して、2で割らなかったような体躯だ。

もしも、ここで勢い良く振り向かれたり、抱えている荷物を落とされたりしたら大怪我は確実だろう。

客観的に見れば剣呑としているが、俺は気さくに話しかけた。

「やあ、調子はどう?」

「ん?……よもやワレに聞いているのか?」

リーダーは首だけ180度回転させ、こちらに顔を向けた。

俺の予感は確信に変わる。

「うぬ……マスダ、の長男

「そんな気はしてたけど、やっぱりムカイさんか」

「なぜ、こんなところにいるのだ?」

「それはこっちも聞きたいな」

漠然とは思っていたが、まさか本当にムカイさんだったとは。

…………

俺の知り合いだと分かるとクラスメートたちも会話に参加し始めた。

「怖くて近づけなかったとは、オマエラも薄情なヤツだな」

「ははは……ムカイさんに指摘されると、なおのこと申し訳なくなるね」

ムカイさんは戦闘用の兵器で、今は無き企業によって作られた。

AI戦闘用に作られているはずだが、感情表現は人並みに豊かだ。

現在武装解除され、『256』という会社が名義上ムカイさんを管理しているらしい。

しか実質的に放逐状態で、俺の家の斜向かい普通に生活している。

「ワレの戦闘プログラムをいじれる技術者が見つからなくてな。仕方なく、自ら“戦わない理由”を新たに規定することで抑えているのだ。そのせいで行動に大きなラグが生じてしまう」

「どれくらい?」

「平均0.2秒だ。以前は0.1もかからなかったというのに」

「いや、十分早いじゃん……」

「オマエラ基準で言われても慰めにすらならん。何をするにも戦闘プログラムと紐付けられているから、その度に処理が発生するんだぞ。この煩わしさはシェア不可能だ」

とはいえ現代社会に溶け込むためには色々と不便もあるらしい。

この『AIムール』で働いているのも、『256』に言い渡されて渋々やっているようだ。

「つまり、ムカイさんは派遣社員ってわけか」

なるほど、会社が未完全の状態にしては、アンドロイドだけ妙に揃いすぎていると思った。

足りない部分は、そうやって穴埋めしてたってわけか。

ムカイさんにチェックを必要としないのも、『AIムール』の管轄外かつ規格外からだ。

下手にいじれば改造行為にあたるため、コンプライアンス的にマズいのだろう。

ただ、未だ疑問も残る。

そんな派遣アンドロイドに、なぜ『AIムール』はリーダーを任せているのだろうか。

いや、なんとなく分かるような気もするが、その“可能性”はあまり考えたくない。

次 ≫

2019-12-05

anond:20191205181527

どっちかってーと隗より始めよメソッドで一人二人規格外のを採ってあとは不釣り合いに高能力の人を釣るだけだろ。そういう労働力バランスする話ではない。

2019-12-04

貧乏性から貧乏になるんだなあ

製品機械にかけて自動的に処理しきれなかった分というのは規格外れだからそうなっているわけだよね

で、それを人力で手直ししろっていうんだけどさ、規格外れだからだいたい不良品しかならないわけよ

そしてその不良品を除ききれるかっていうと人力だからなかなか怪しい

しかもこの製品ほとんど検査しないで出荷したいとか言ってる

ほとんど検査しないところにかなり不良が混ざってそうな奴をぶち込んでるの

機械で処理できなかったのは捨てりゃあいいのにケチって捨てないかクレーム危険を抱え込んでるわけ

こんな貧乏性からいつまでも中小企業なんだなあと思いました

2019-11-08

ちょっと肉付きがいいくらいの女だと太ってることを気にするのに規格外レベルデブ女だと開き直ってるのか知らんけど「アタシ太ってませんケド?」みたいな態度になるのマジでムカつく

2019-10-23

anond:20191023164131

そもそも現実の乳って抑えれば縮むから服が入らない、なんてそうそう無いんだよな

シャツだとボタンが広がるからみっともないけど

どうしてもそういうの着たいならでかい胸のボリューム抑えるブラも売ってるし

そうやって抑えても5Lなどという規格外デブサイズでないと服が入らないくらいとてつもなくでかい胸、だと最早奇形レベルでしょ

市販のブラなんか無いだろうし整形しないと生活に困るレベルだと思う

2019-09-14

anond:20190914132040

ググってみると本棚って高さ170cmまでが一般的みたいだな

本棚 高さでググると、60、120、140、170とプラス検索条件がでてきて(スマホ)くるので175は少し規格外みたい

なので幅をもたせた結果になってしまうんだろう

2019-08-13

anond:20190813090006

なんとなくだけど、自分気持ちがわかる気がする。嫁さんが「規格外」だからじゃないか?とは思ってる。ライバル視したり張り合う対象じゃないからかな?自分より少しできるだけの嫁だったら、こうはなっていない気がする。

2019-08-12

パワハラ・鬱・専業主夫(^ω^)

どもども(・∀・)ノシ

増田37歳♂、職業専業主夫だお(^ω^ ≡ ^ω^)

今日増田専業主夫になった経緯をぽまえらにきいてもらおうと思うお(^ω^ ≡ ^ω^)

増田はそう裕福ではないものの、教育費を惜しまない家庭に生まれたんだお!増田はわりかし学校勉強が得意だったから、中学受験大学受験第一志望に合格したで!進学したら周りが賢くて、自分なんか全然・・・みたいな話をたまに聞くけど、幸か不幸か増田は進学先でもデキる方やったんや。女の子にもそこそこモテたし、就活無双やったんで(※無理なところは狙わなかったのもデカイ!)、人生楽勝ワロリンコ〜!!!・・・思ってた・・・んやけど・・・・・・

就職後、わいの配属先はざっくり言うとバックオフィス系やったんや。人生で初めて(社内とはいえ)望んだところに行けなかったわいは、人生初の挫折を味わった、と、当時は思ったもんだお(^ω^)わいの行きたかった部署に配属された同期はひぃひぃ言いながら連日残業三昧で、「俺なら絶対もっとやれる」と根拠なく思っていた・・・んだお・・・・・・・・・

2年後、増田自分から希望を出して、花形部署に異動したんだお!それが地獄のはじまりだったお〜〜〜!!

端的に言うと、増田仕事ができなかった!!その仕事では、計画を立てることや計画通りの進行はもちろんのこと、なにより臨機応変な行動が求められたんや。その柔軟さとか空気を読んだ駆け引きとかが、わいには難しかったんや・・・

上司との相性も悪かった。上司昔ながらの根性があれば何でもできる!」「やる気!元気!いわき!」ってタイプで、面倒見がいい代わりにパワハラポケモンだったんだお。出来る部下、可愛い後輩のミスは全力でフォローする一方、一度ダメなやつ認定した部下の扱いはゴミ以下で、もちろん増田ゴミ側やった。

同期たちとも仲良くやってるつもりやったが、デキる面してた増田からっきし使えないとわかって、同期の中の扱いも変わってきたんや。簡単に言えばいじられキャラになった。今思えば、いじってくれるだけマシだったしそれも気遣いだったのかもしれんが、わいには耐えられんかった・・・。その場では笑って過ごせても、家に帰ると涙が止まらんかった。こうして少しずつ、わいの心は壊れていったんや・・・

休職余儀なくされたわいには、復帰できる保証もなかった。当時の彼女は「支えられる自信がない」とすたこら逃げて、1年後には弁護士奥さんになってたお。

1年後に復職したものの、すぐにまた休職するはめに・・・部署も変えてもらったんだけど・・・からさまな窓際で、「もう自分人生は終ったんだなぁ」と、生産性のないクリックスクロールを繰り返すのが、情けなくて情けなくて・・・1番死にたかった時期だお・・・

そんな時、同期の女子に飲みに行こうと誘われたんや。この同期は武士のような女で、忠義礼儀!剛毅!みたいな・・・。とにかく自分に自信があってひるまないタイプというか、上司からパワハラも「出るとこでんぞゴラァ」ができるし、それでいて基本は忠実・「お世辞は言わぬが上司を立てる」をやるもんだから不思議と可愛がられているというわけのわからない女であった。増田の苦手な臨機応変が得意で、ちょっとガサツなところもあるけどとにかくデキる女やった・・・

実は増田、この同期には一度告白されているんや。まだバックオフィスにいた頃で(女武士最初から花形配属やった)、入社1年経ってなかったと思う。同期数人との飲み会帰りに、普通に「好きだから付き合わない?」って言われた。いやマジでびびったし、彼女がいたし、タイプじゃなかったから断った。武士は「そう」とだけ言って、その後は普通に会話して帰った。その後も態度は変わることなく、部署が一緒になってからもメチャメチャ助けてくれたんや。パワハラポケモン理不尽精神論(まあでも一理あるっちゃある)で詰められて、軽いいじめみたいのにあった時、表立ってかばってくれたのはこの女武士だけだった。当時は「女子に守られて・・・鬱だ氏のう・・・」という思いもなくもなかったが、それをきっかけに味方が増えたし、それきっかけで「パワハラポケモン上司であって神ではない」ってのが増田を含めて部署のみんなにも伝わったのではなかろうか。神に嫌われたら死ぬしかないが、上司に嫌われるなら道はいろいろあるのである。結局休職したんだけどね(^ω^)(ドッ)

二度目の休職はさすがにセカイノオワリ感がすごくて、出世はおろか会社にも長くはいられないとは思ってて、転職・・・くだらないと思うかもしれんが、自分プライドを満たすような転職先にはもうありつけない。増田を「デキるお兄ちゃん」として誇りに思ってくれてる実家に帰って腫れ物に触る扱いをされるくらいなら死にたい金銭的な問題もあるが、今思えば当時の増田を殺しかけていたのは、他でもない自分プライドやったんや。

会社の同期たちとは疎遠になっとった。みんなデキる子で、それぞれ活躍していたし品の良い奴らが品よく向ける「無理すんなよ」が一番プライド(←またこれ)にクるからだお。でも女武士との交流は続いていた。なぜならす女武士規格外すぎて既に自分と比べる対象ですらなくなっていたし、女武士は憐れむ素振りを全く見せなかったかだお。気は使ってくれてたと思うが。

久しぶりの飲みの席で、女武士転職すると話してくれた。外資のでかいとこ。海外転勤あり。素直に寂しくなるなと思った。女武士は、その頃の増田が唯一かっこつけずに話せる友人だったので・・・

そこで「ついてくるか」と聞かれた。あっけにとられたが、「結婚して専業主夫やらないか。少なくとも金銭面での苦労はかけない」という話だった。かっこよすぎね????流石に即「抱いて・・・」とはならんし戸惑ったが、女武士に会えなくなるのは嫌だった。これが恋愛感情かはわからなかったし、まぁたぶん違うんだけど、なぜか自然に「それもありやな」と思った。

その後のことは、結論から言うと増田と女武士半年たたずに結婚した。親は死ぬほど驚いていたし、父親は一時キレていたけどまあそれは・・・仕方ないね・・・増田専業主夫を数年、そこから自宅でちょっとした仕事を始めた。でも基軸は子育て家事専業主婦女性が抱く不満を増田も抱き、片働きの夫が言うようなセリフをたまに女武士が吐くが、わりかし仲良くやっている。

プライドの高い増田が、どうして専業主夫の道を選べたか。それは自分でもちょっとからない。「激務の妻を支える」という大義名分のある、単なる逃げ道だったのかもしれない。専業主夫は思ったよりも大変で(特に子供が産まれからは)増田ヒス起こしたりもしたけれど、臨機応変対応が身についたようにも思う。外で働くのとは違うプレッシャーがあるが、増田こちらの方が向いていたっぽい。

妻に対する感情は、今でもよくわからない。付き合っても結婚しても、いわゆるときめき?みたいなものほとんどなかったが、安心感がぱない。妻と一緒に住み始めたら不眠が治った。かたじけない、かたじけない・・・増田に対しては基本的にはよきにはからスタイルだが、たまに「いざ出陣!!!!」って場面があって振り回されるけど、妻のことはすごく信頼している。恋愛をすっとばして家族になったって感じだろうか・・・

終わり方がわからなくなってきた。とりあえず、来週は妻の誕生日なので、レモンケーキを焼くつもりだお(^ω^)(^ω^)(^ω^)!

2019-07-09

俺もフェミニストに守られてえ

吉田沙保里ブラジャー広告に「抜けないw」とリプした男がいて、とあるフェミが「お前がそんなこと言っても吉田沙保里高潔な魂を傷つけることはできない」って言っててさ。フェミとか女中心にリツイートされてんのな。

俺は正直、羨ましかった。俺だってそれなりに理不尽経験するが、こんなことを言って守ってくれる属性人間なんていない。フェミたちの持つ規格外情熱で守られる、女という存在が羨ましい。

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