はてなキーワード: 元請けとは
偽装派遣の会社はどこから人を調達してくるのか疑問に思ったことはないだろうか。彼らは会社同士でつながっていて、メーリングリスト的なもので連携している。
私はこれを「奴隷ネットワーク」と心の中で呼んでいるが、そこで元請けの会社が「こんなスキルの人が欲しい」と募集して、二次請け以下の会社がそれに応募するのである。
ここで問題なのは、偽装派遣自体の違法性はもちろんだが、彼らが「奴隷ネットワーク」以外では一切、条件にあった人を探そうとしないことである。
彼らの目的は人を回して差益で稼ぐことなので、お客様のほしい人を「調達」する際に一般の求人サイトを使ったり求人エージェントに依頼したり、フリーランスを雇ったりはせず、n次請けから「調達」して差益を稼ごうとする。
しかし昨今のお客様は目が肥えており、単純作業しかできない人は求めておらず、要求は高くなってきている。
だから「Rubyがバリバリ使えてインフラにも詳しくお客様とのコミュニケーションも上手い」みたいな人(例です)を「奴隷ネットワーク」から調達しようとして、人いないわ〜マジ人手不足だわ〜〜と嘆いている。
いるわけねーだろ!
そんな人がどうして「奴隷ネットワーク」にいて、お前らに中抜きされて偽装派遣で働いてくれると思えるんだよ!
お前らと同じように求職者だってネットで情報収集してるんだよ!偽装派遣はブラックだって、みんな知ってるの!
しかしそこを否定すると彼らのビジネスモデルの根幹が崩れるため、気づかぬふりして人を探し続けるのである。
主にキャラクターの動作に関して原画(=キーフレーム)と原画の間を埋める絵。中割ともいう。
完パケしたムービーファイルを動画と呼ぶようになってしまったため混乱が生じている(むしろこっちが問題)。
80年代に英語圏で流通して80年代で終了しているのに、90年代に「これからはジャパニメーションだ」と日本国内で言われて未だに使っている人がいる。
現在はクールジャパンと一緒に使われる場面が多い事から、半ば揶揄としての用語になっている(それに気づかずに使う人が後を絶たない)。単にアニメで通じる。
スタッフリストを見ると分かるように、アニメーション制作・元請けスタジオ名の並びになっており、アニメの呼称は制作ではなく作品に限られる。
作品自体としては、日本のマンガに見られるようなキャラクターが出てくるもの以外を指す。文章としては字数に余裕がある場合や、ジャパニメーションと同義でドヤ顔したい時に使われる。
そもそも制作ソフトとFlash Playerが必要な視聴環境・コンテンツを同じ名称にしてしまったのが混乱の始まり(前者はAnimateに改名・後者は2020年に終了)。
デジタル作画として使う場面も多いのに2Dにおいて手描きと別枠になっている。IT業界ゲーム業界で制作ソフト名やプログラミング言語などを冠して○○アニメと呼ぶ傾向が流入?GIF・CSS…等々。
これ読んで思うことがあったので書きます。
今現在、客先常駐の派遣技術者(非正規)と言う立場で働いています。はじめはこんなポジションに付くつもりは全くなかったんですけど・・・
なぜ非正規でいるのかって所にスポットを当てたいので過去のお話は省き経緯とこれからを書きます
そうです決められていたのです、5年間のひきこもり生活から抜けて情報系の専門学校に通い卒業の年。
当時は正社員で雇ってくれる大手や中小の求人の条件には漏れなく「大卒以上」の文字が記載されていました。
学歴より新卒+資格(基本情報・CCNA・LPIC lv.2・ORACLE MASTER Bronze)と知識でどうにでもなると言う勢いで20社以上に挑みましたがエントリー段階で全滅。
今ほどweb系にスポットがあてられていない時代だったので他を探すとなると中小零細SIerしか選択肢がなく否応なくそこに入社。
「大卒」と言う学歴の強さを思い知った出来事でした、今はweb系と言う選択肢があるので専門卒でも幅広い選択肢がありますね。
これは周知の事実です、つまり大手に行けなかった人は漏れなく「非正規」の仲間入りです。
派遣会社に正社員として採用され客先に常駐してる人は全員含まれているでしょう(正社員だけど派遣社員)
私はIT業界を目指しておきながらプログラミングに興味がなく、ネットワーク構築やサーバー構築が好きな人間です。
今でも家にCiscoの中古ルーター(当時1万以上した!)とかCento OSが入ったファイルサーバー(電源壊れて動かない)やライブカメラサーバが
あります、最近はLeafletに興味が沸いたのでJavaScriptの勉強を暇なときにしています。
前の会社を「これ以上、派遣できる現場はないから有給取って転職して出てって」と事実上の解雇宣告を受けてからネットワーク構築やサーバー構築や
インフラ系の保守運用の職種に行きたいと思って転職活動を始めました。
web系やSI系を歩き回り、だいたい10社くらい受けましたがweb系は「実務経歴がない知識だけの人に来られても困る、プログラミングできれば別だけど」などと言われ不採用に
SI系は「この職種は辞める人が少ないから空きがないんだよね、3年以上の実務経歴があれば違うんだけど」と言われ不採用になりました。
転職活動を始めて3か月くらいの時にやっと2社から採用通知が来ましたがどちらも客先常駐メインの自称SIerでした。
今、2社のうちの片方を蹴って某客先常駐メインのSIerで仕事をしています。
雇用条件や求人条件通りか念押ししましたが実情は予想通りでした、ネットワーク関係の仕事は元請けメインで緊急時に下請け派遣が行う現場でした。
日常業務はヘルプデスク・定例会資料の作成・カスタマーエンジニア的な仕事・事務処理がメインで面白くない仕事です。
ただ前の会社と違い有給と休日出勤時の代休が取れて夜勤も滅多にないため妥協しそうな自分がいます。(期限付き資格の有効期限は既に切れ済み)
正規のネットワーク・インフラエンジニアはプログラマに比べて空きがかなり少ない職種でした、就職活動の時は「大卒」が大きな壁になり
転職時は「実務経験」が大きな壁になりました。1度でも非正規に足を踏み入れると非正規で培った経験と知識で転職市場に売り込むこと
になるためなかなか「非正規」と言う立場から抜け出すことが出来ません。非正規が転職市場で歓迎されるのは35歳までです、36歳以上は余程の実務経験と知識がないとゴミ同然です。
プログラミングが注目を浴びている今はインフラやネットワークの知識はあまり喜ばれないので何とか実務経験を積んでステップアップするしか非正規から
抜け出す方法はありません。その入りやすさと抜けにくさにはまった私はもう2年か3年くらい非正規でいることになります。
なぜ非正規でいるのか、それは入りやすさにはまったまま抜け出せなくなった人が仕方なく選択しているからです。
非正規も暇ではありません、正社員もしくは元請け正社員と同等の働き求められるため一部の人で言われている「非正規は責任がないから楽」は過去のものです。
そんなパフォーマンスを求められ有給取得もままならない環境のまま36歳になってしまってから気が付いても、もう転職市場では歓迎されません。
転職時にわかりましたがweb系も年功序列思考がうっすら残っています、そこそこ名の知れたweb企業の面接官に
「一人前になるのは20年、二十二歳で入れば42歳でうちの給与水準通りの働きをしてくれるけど君30歳でしょ?」と言われ不採用の通知が来ました・・・・現実は厳しいものです。
そんな現実があるので、解雇制限がなくなったら非正規がみんなハッピーになれるとは思いません。
元のブログは「みんな非正規にしてしまえ」と言う結論でしたが、転職市場では年齢制限が当たり前のように存在するため
正社員と言うポジションがなくなった瞬間相当数の労働者が路頭に迷うことになるか低賃金でボロ雑巾のように働かせられる事になると考えています。
小学生のプログラミングコンテストを見て、この内の何人が社会人になってもキラキラした技術者になれてこの内の何人が非正規に追いやられるのかなと考えてしまいます。
まず、仕組み説明。
これは分かりやすく言うと、土地込みでソーラーパネルの建設費コミコミ1000万から2000万円で作り、発電→売電すると年300万から200万の収益になる。
それを20年お国が保証するので多ければトータル6000万にもなる。早ければ5〜7年で投資額が回収できる。
(売り手は維持費や税金のことははぐらかす。)
金、株、不動産投資が利回り3%とか6%なところ、うまくやれば利回り20%の世界なので、お金リテラシのある人は食い付く訳です。
お金がなくても金利1%未満で金融機関が貸してくれる年もあった。
多少リスクがあっても勢いでやっちゃって、軽自動車乗ってた人がマセラティやテスラ買っちゃうのを横目にみて、さらにやる人が広がって行った訳です。
その制度が始まる前は、大型ソーラー設備の世界は一流大卒大手ゼネコンや電機メーカーが100年持続させる意気込みで真面目に建設してたり、自治体やら公共機関がエコを謳って元が取れない位の建設費用かけてたのでそこそこちゃんと作られていた。メンテ予算もかけていた。
今でも橋梁やダムに関わってたっていう業者さんの仕事見させてもらうと細部まで隙がなく、材料も耐久性を強く意識し、また最悪な気象状態でも耐えるような工夫があって感心する。
工程管理、安全管理、行政や電力会社への根回しも抜かりないので、雪が舞っても計画通りに完工しやがる。漢だぜ。
それが今の半数は、中学時代教室の後ろでジャンプやエロ本見てた連中が、電工さんや土木屋になって下請けの下請けで突貫工事にかりだされる。
ー孫請け兄ちゃん「うい〜っす。ボルトで留めてあとは電線つないどけばいいんすね。りょ」
ーー30分後「いっけねー。電ドラのバッテリ切れたぜ。手回しでやっとくか」
って言うノリで責任感なく
引き渡し時にバレなきゃいい または
言われた通り期日までに組み立てやった俺が悪いの?
という感じで太陽光設備作ってる有様なんで、パネル飛ばされたり、斜面崩れるのは当然ではあるんです。
さらに、家業を継いで40年、屋内の電工/交流しかやって来なかったオッチャンが、直流プラスマイナス200Vや防水対策もしらんまんま、パネルをつないでいる世界。
プラモデルすら作れそうもない元ヤン君、拘束時間内は手を動かしてるフリをすればお金もらえるので学習しない習慣を助長させている。
ダメの根源は、施主や元請けが、投資っていう目的だけで初期費用で選んでしまって、質を見ない。
職歴20年の工事屋でも、ちゃんと考えて行動する文系進学高の男子に負けそうな仕事センスのなさ。
問題が露見したら オーナー、元請け、下請け、孫請けが責任をなすりあって、
シラを切り通しした者か、大声で怒鳴り散らしてケツ拭かせた者 勝ちのグズグズな実態。
地域密着で逃げ場のない業者さんはまだマシだったりするが、ちゃんとパワコンやパネル、架台の施工マニュアル読んで仕様や特性を把握してからやろうぜ。
試行錯誤しなければ工期が10日が5日で済むのになあ。必要な道具や材料忘れてどうすんの?
やらかして信用失ったために天気が悪くなる度にオーナーから「様子見てきて」って軽く命令依頼されて新しい仕事に手が回らない。
ブレーカー上げに年何回いくの?
日本の太陽光関連メーカーさんは、まじめに本気で抜かりなく作ってるところがほとんど。
彼等に応えてみんないい発電所創ろうや。
土日祝日なしのシフト制だが22時帰宅の毎日で技術に対する興味が薄れて労働マシーン化していた。
そんな時に Leaflet という面白そうなモノを見つけたWeb地図のためのJavaScriptライブラリらしい。
学生の頃にちょこちょこ記録していた美味しいお店リストや忙しくなる前に遊んでたMMOのデータを元にそのライブラリを使ってwebコテンツを作りたくなった。
15年ぶりに「とほほのJavaScriptリファレンス」を見た、今はさっと読んでいる段階だ、IT業界のSIerの下請けの事務処理や保守や問い合わせの対応マシーン化していた
自分にはプログラミング言語を触れたのは15年ぶりだった・・・まったくわからないが読んでいて楽しい。
この感覚は学生の頃によくあったが社会に出たらいつの間にか忘れて早く帰ることしか頭になかった。
有給や休日での代休は取ると元請けから睨まれ最悪、自分を含めた現場の技術者を外すして別の技術者に入れ替えるよう命じられるため休むことができなかったが久しぶりに取った土日の連休に
Leaflet と言うものを見てwebコテンツを作りたいなーと思ったときに頭の中で誰かが「もっと休もう、休んで自分のやりたいことを伸ばす時間を作ろう」という言葉を自分に掛けた。
休まないのは経営者ぐらいでいい労働者はもっと休むべきだ、今日で休日は終わり明日から忙しい日がまた始まる。
Leaflet と言うJavaScriptライブラリを使って作りたいものが出来たのだから、きっとこれは何かのチャンスに違いない。
最低賃金の話になると必ず出てくるコメントが人件費も上げられない企業は競争力の無い無能だから潰れていいというもの。
ブラックだの搾取だの言いたい放題だけど、一体どんな企業を想定しているのだろうか?
自分は下請け製造業と関わることが多いが一定の競争力はある。なぜなら元請けの製品を作るために製造体制を整えているから。工場を建て機械を購入し人を雇って教育を施して製造ラインを構築する。人だってその人一人一人の適性を見出して作業を割振り組織立てていく。いっぱしのことは一通りやってるんですよ。
今は下請け企業が全国にあるから体力が無い順に潰れていくババ抜きをさせられてるけど、一から元請けの仕事を請けようとしても軌道に乗るには何年もかかるんですよ。
全国に下請けがあるなら競争力が無い、という意見もあるだろうが、唯一無二の技術力を誇る企業なんて世界で見ても僅かしか無いと思うよ。一から仕事を引っ張ってくる、という事がどれだけ困難か分かりづらいとは思うけど、それも一つの競争力といえるからね。もちろん残業代も払わないで人件費を抑えているブラック企業は論外だけど。
こういうのは言うべきでは無いと分かってはいるけど、下請け、孫請けのような末端製造業に集まる人材って昔から本当に酷いからね?無断欠勤、無断で退職なんて日常茶飯事すぎて気にもしてられない。犯罪犯す人も珍しくないし、コミニケーション?なにそれ美味しいの?の人ばかり。大学出て就職するような人は一生接する事が無いような人たちを集団としてまとめて作業させる事は技能と言って差し支えないと思う。
だから元請けが単価を上げればいい話なんだよ。下請けだからってこっちにおんぶに抱っこの部分があるくせに値下げばかり要求してくる。搾取されてるのは企業だって一緒。
責められるべきは過去最高の利益とかぬかしてる大企業。元請けの単価上げてくれれば人件費に回せるんだよ。責めるべき相手を間違えないで欲しい。
アニメの感想の言い合いっこを夢見つつ感想を書き溜めていたら、夢は醒めないまま8月を迎えそうなので、増田に書いてみた。まだ観ていない作品もあるけれど、このままだと一つも完走できなさそうなので切り上げる。風呂敷の広げ過ぎはやっぱり良くない。それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。
~のみ見放題…対象サービスでのみ全話見放題。その他のサービスでは有料配信。
~のみ最新話無料…対象サービスでのみ最新話見放題。その他のサービスでは有料配信。
私はTVでアニメを観ない(BS見れないし、TOKYOMXもAT-Xも受信できないし)ので、配信情報はこれ以外の手段について書いている。
なお、囲い込みをしているサイトの中ではAmazonPrimeVideoがゆるいみたい。他サイトでは有料配信しているか、放送後しばらくしたら見放題になったりする事がある。
特殊なアクション作画のスポ根アニメ。OPだけ既に10回以上見てるかも。ストーリーは高校のバド部を舞台にした群像劇で、「灼熱の卓球娘」や「響け!ユーフォニアム」に似てるけど、本作のバドは個人競技として描かれてる側面が強く、先の2作品とは違うキツさがある(灼熱の卓球娘は部内でランクマッチしてたけど)。また、主人公がとても卑屈な性格なのも輪をかけて強烈なストーリーに仕上がっている。そんな彼女らを含むバド部の子達がバドミントンを通じて変わっていく姿を描く作品。3話のエレナすごい良かった。バド部と関係ないメガネちゃんは、その「変わらなさ」が対比関係になってるのかな。
本作のアクションシーン(バドミントン)のクオリティが異常。バド独特のスナップを効かせた打ち方、ジャンプをする時の太ももの筋肉隆起、まるで実写のような(バストアップではなく)全身の動き、バレットタイムと3DCGを駆使して描かれるバドのシャトル等。インタビューによると、本作の作画工程は
とのこと(バドミントンは独特の動きが多く、想像だけでアクション作画をするのは限界があったため、実写を取り入れたらしい)。結果、まるで実写のような生々しい動きでありつつ、作画特有の柔らかさがある特殊な映像になっている。特に2話Bパートの試合はコマ数も非常に多く、「なにこれヤバイ」という感想しか出てこない。OPでアクションアニメーターが3人クレジットされていることからも、相当ガチの模様。
また先のアニメ「宝石の国」では、作画アニメが得意な演出と3DGCアニメが得意な演出の違いがちょっと話題になっていたけれど、本作ではそんな3DCGアニメが得意としていた「カメラが回り込むような演出」を作画でちょくちょくやってて、これがめちゃくちゃすごい。宝石の国が「作画アニメの良さをうまく取り入れた3DCGアニメ」とすると、本作は「VFX(ロトスコープ)の良さをうまく取り入れた作画アニメ」という感じかも。
あと、全体的に映画のような仕上がりになってるのが好き。強めの陰影や風景描写を使って心情を表現したり、オケ主体のBGMを効果的に使ってたり。加えてキャラデザがすごく好き。上記のアクションを綺麗に表現するための体格だし、加えて群像劇のシリアスさをうまく強調してる。
- 私が、聖地だ - でお馴染み日常系お仕事アニメ。体の中で起こっていることをエンタメ風に紹介していく内容。人の体は概ね、平和かつ物騒だった。
とにかくキャラデザが良い。メインの舞台は血管なので、白血球、赤血球、血小板(血液の45%くらいがこの3種)が主要な登場人物なのだけれど、赤血球は静脈にいるときと動脈にいるときで服の赤味が違うという謎のこだわり。白血球はマンガ→アニメの過程で着色されない(何故か肌の色も白)というデザインを返り血で彩るというすげえ発想、そして血小板ちゃんかわいい。血小板は1話で何をするわけでもないのに非常に作画熱量が高く、すごく惹き込まれた。自傷行為で血小板にいたずらしたい。それぞれの大きさは概ね、赤血球は7-8μm、白血球は10-15μm、血小板は2-4μmなので、その大きさも反映したデザインだとすると非常に3キャラとも完成度が高い。
そして、思った以上に専門用語のオンパレード。特に1話冒頭の「血管内皮細胞がぁあああああ」が好き。ただし作中で文字付き解説に加えて能登さんのナレーションが容赦なく入ってくるので、たとえ白血球が雑菌と殺し合いをしていてもあの声でナレーションがすべてを持っていく。エンタメとしてとても面白い。高校で生物を習っていればもうちょっと楽しかったのかな。
また、体というのは誰でもある程度関心のある分野なので、私も「あれをアニメでやってくれないかなぁ」がたくさんある。ガンとかアルコールとかインフルエンザ(ワクチン)とか骨折とか。
これまでの集大成。スタッフは2期のチーム。夏は終わっても山を登るお話。
これまでのストーリーを踏襲しながら進んでいく物語にグッと来た。教室での編み物とか、富士山の話とか、ロープウェーを普通に乗るとことか。筑波山頂のシーンなんかBGMが「スタッカート・デイズ」のアレンジったりしてすごく良かった。山の風景も引き続きムクオスタジオの綺麗な絵が見れるので、この先も非常に楽しみ。
「メイドインアビス」でおなじみキネマシトラスによる、闇のアイカツ。ミュージカル科に通う女の子たちの物語。2017年から同名のミュージカル(ライブ?)が行われている、アイドルアニメ。
アイドルアニメを殆ど観たことがないのだけれど、こういう登場人物が多い作品は、なるべく早い段階で各キャラの印象を視聴者に与えるため「ほぼ全キャラの自己紹介パートを設ける」とか「各キャラ同士の関係性を描くため、楽屋みたいなところでやいのやいのする」という描き方が多いのだけれど、その辺りの演出がとても控えめ。名前を言う流れも、表示する白文字のフォントもすごく良い。また「メインのストーリーをメインキャラ同士の会話で進めながら、音声なしの映像でその他のキャラ同士のやり取りを描く」等、声だけではなく身体表現によるキャラ紹介がすごくうまくて、各キャラを覚えるのが楽だった。
同様に、心象風景や陰影表現を使ってキャラクターの心の機微を描くというか、行間を読ませるような演出がすごく決まってて、まるで映画みたい。キャラ紹介に尺を取られるとこういう演出が難しいので、ほんとすごい。特に東京タワーから落ちるシーンとかほぼ静止画だし、演出の引き算がめちゃくちゃ優れた作品になっている。
演出の緩急が優れているといえば、特に1話ラストのミュージカルシーン。あそこまで劇的な転調は殆ど見たことがないかも。「輪るピングドラム」とか「天元突破グレンラガン」くらい?このパートでは、リアルでミュージカルを観ているときに感じる「五感が全て奪われるような不思議な魔力のようなもの」を、非常に高い作画熱量によって見事に映像化している。起きている事自体はファンタジーだけど、実際ミュージカルって超現実的な体験なので、もし映像化するなら本作のような感じが一番近いのかもしれない。マジですごい。
本作の音楽を担当するのは、「宝石の国」「宇宙よりも遠い場所」でお馴染み藤澤慶昌。題材が歌劇なので、劇的なオケがメインなのだろうか。もう劇伴だけでご飯3杯はいける。
Netflix独占
100年くらい前の日本を舞台にした、殺し屋家業の日常アニメ。ヨルムンガンドみたいな?ゴリッゴリのP.A.Works作品。
まず戦闘シーンの熱量がヤバイ。京アニの作品「境界の彼方」の戦闘シーンくらいすごい。純粋にアクションがぬるぬるというのもあるけど、加えて出血表現がめちゃくちゃ美しい(境界の彼方も出血表現きれいだよね)し、SEが圧倒的にヤバイ。一撃を防いだ三節棍の音とか、マシンガンの弾丸が石畳に刺さる音とか、横転した車が鉄橋のフレームにぶつかる音とか(やっぱり音響効果:小山恭正だった)。挙げるとキリがない。ヨルムンガンドやGGOみたいに純粋な銃撃戦ではない(強いて言えば異能バトル系)ので、色々な戦闘音が発生する。これはこれで耳が幸せ。横山克の音楽も最高にかっこいいし、とても戦闘シーンの中毒性が高い作品。
また、舞台となる大正〜昭和の町並みがめちゃくちゃ丁寧に描かれている。東京駅から始まり、看板建築の町並み(ということは震災後。新聞を見る限り1930年頃っぽいけど)、和洋入り混じった街ゆく人々、自動車、路面電車。主人公たちの向かった邸宅も和洋の融合した、時代を感じる日本邸宅。ちゃんと道場、和室、洋室、洋風庭園など網羅していて強いこだわりを感じる。その後出てくる、街灯に照らされた夜の町並みも非常に美しい。背景美術を担当しているのはスタジオなや(有限会社GREENが解散後、事業を継承した会社)。モブで言えば、特に日本の警官の描き方がすごい活き活きしててめちゃくちゃ好き。あと邸宅の主人も、葉巻に火をつける仕草がすごく良いのでぜひ見てほしい。
AmazonPrimeVideo独占
いろんな愛の形を描く、狂人の手記。ガンガンJOKERという雑誌は魔境かなにかなのだろうか。子煩悩な主人公が愛のためにあらゆる受難と戦う話なので、概ねハートウォーミングなストーリー。久野美咲(先のアニメ「ひそねとまそたん」では甘粕ひそねを好演)のグロい演技もあってしおちゃんマジ天使。
1話ではヤバイ主人公がバイト先のヤバイ店長を打ち負かす話なので、ともすれば勧善懲悪ならぬ勧悪懲悪、ダークヒーローみたいな話っぽい?のだけれど、ちゃんと1話のなかで「その限りではないからこその狂人」であることが描かれているのが好き。
狂人の話でいえば「殺戮の天使」も狂人の話だけど、あっちは狂人であることに対して自覚的な登場人物の話で、ディケンズの短編「狂人の手記」も『実は私、狂人だったんです!』みたいな話。対して本作は無自覚な狂気を描く作品なので、めちゃくちゃ怖い。また彼女は非常に器用な女の子なので、あらゆる困難を自力で乗り越えてしまいそうな悪寒があって非常に良い。主演の花澤香菜といえば、物語シリーズではヤンデレ子ちゃんこと千石撫子を演じていて、あっちも後者(無自覚)の話だけど、物語シリーズが「恋に恋する女の子の話」に対して、本作は「愛に目覚めた女の子が、愛の力で頑張る話」みたいな、ステージの違うヤンデレ物語になっている。どっちも好き。
主人公の心にフォーカスを当てた、とても静かな演出が印象的。彼女の感じた穏やかさ、満たされた感じ、燃えるような敵意が、とてもかわいいキャラデザや演出によって描かれているのでなおさら強烈に仕上がっている。
制作のEzo'laは初元請けっぽいので、ぜひうまく行ってほしい。
AmazonPrimeVideoのみ見放題
アニメで観るOUTLAST。原作の脱出ゲームのシナリオを踏襲したストーリー。とはいえパニックホラーでもなく(1話は結構その気があるけど)、主人公の心情を丁寧に描いている。また「主人公だけがマトモ」ではなく全員やばい人なので割とツッコミ不在のブラックユーモアボケ合戦みたいになってる。
ストーリーの縦軸はフロア移動→その階のやべーやつに気をつけながら謎解き→フロア移動なのでやや単調になりがちだけど(ずっと室内だし)、全体的に凝った演出が多いのでずっと緊張感があるし観ていて飽きない。OUTLASTみたい。ゲームの雰囲気をそのままに「主人公の視線」をうまく映像化していて好き。音作りが岩浪美和と小山恭正なので、バトルシーンもとても良い。大鎌がシンクの金属板に刺さる音とか。
http://blogos.com/article/307660/
単純にいうと、元請け、一次受け、二次受けなどの人の時間単価が異常に高いから。
普通なら、その仕事を受けた元請けが、社員を雇うべきなのだが、元請けが大企業の場合、直接雇用すると、福利厚生などが充実しすぎている為、それを正社員でこなそうとすると、時間単価が高過ぎる為に、160時間の作業をすると、100万では収まらなくなる。
なら、非正規を雇用して、仕事をさせれば良いじゃないかという話が出てくるが、非正規で雇用しても、雇用管理のコストが色々と掛かってくる。諸々の手続き、健康保険や雇用保険、労務管理など、人を雇うと膨大なコストが発生する。
で、大企業だとその管理費(本部費・本社費)も馬鹿高い。なにせ大企業だと、本社の総務や労務課の人員も一流大学卒で、時間単価が高いからだ。
なので、諸々の雇用管理に掛かる費用負担を避ける為、発注という形で、20%ぐらい中抜きして一次受けに丸投げするわけ。
一次受けも、そこそこの規模の会社だと、本部費などの費用も高いままなので、直接雇用すると利益が出せないので、また20%ぐらい中抜きして二次受けに丸投げする。
それが延々と繰り返されるわけ。
じゃあ、元請けが、三次受けとか四次受けと直接取引きすれば良いじゃないかという話になるけど、元請けの大企業は売掛金の未回収を防ぐ為に、一定以上の信用ランクがある会社としか取引きしない仕組みになっている。
三次受け、四次受けは中小企業ばかりだから、当然信用ランクは高くないし、実際に簡単に倒産する。なので、元請けが直接、こういう三次受け、四次受けの会社と取引きすることはできない。その為、系列会社に丸投げするのだ。
GIGAZINEから夏の便りが届いたので、気になった作品だけ。備忘録とは名ばかりの、個人の主観をまとめただけの、まったく邪悪なエントリー。
※ここで触れる作品はほぼすべて原作未読の上PV見てないので、どんな物語なのか分からないまま書いてます。あとソースはWikiなので多分間違ってるとおもう。
ビジュアルノベル原作。制作はfeel.(ヒナまつり、月がきれい等)。
監督:川口敬一郎(PSO2アニメーション、FAG等。今期は中間管理録トネガワの監督も兼任)
シリーズ構成:荒川稔久(狼と香辛料、まおゆう魔王勇者、この美術部には問題がある等)
総作監:川村幸祐(FAG、対魔導学園のキャラデザ・総作監等)
good!アフタヌーン連載の漫画原作。制作はライデンフィルム(レイトン(カトリー)、LOST SONG、ロクでなし魔術講師と禁忌教典、キリングバイツ等)。
監督:江崎慎平(ガンスリンガーストラトス監督、僕だけがいない街7,11話絵コンテ、灰と幻想のグリムガル9話絵コンテ等)
シリーズ構成:岸本卓(ハイキュー!!、91Days、僕だけがいない街のシリーズ構成等)
総作監:飯野まこと(がっこうぐらし!、ロクでなし魔術講師の総作監、Vivid Strike!アクション監修)
背景:草薙
OP:YURiKA ED:大原ゆい子(宝石の国ペア。共にTOHOアニメーション絡み)
3期。制作は引き続きエイトビット。ほぼ2期のスタッフが続投。
監督・音響演出・シリーズ構成:山本裕介(少年メイド、ナイツ&マジック等)
脚本:いつものふでやすかずゆき(今期はヤマノススメ、異世界魔王、邪神ちゃんを兼任)
美術:ムクオスタジオ(アイカツフレンズ、こみっくがーるず等)
音楽:yamazo/Tom-H@ck(オーイシおにいさんの相方)
マーベラスの展開するメディアミックス作品。制作はトムス・エンタテインメント。
監督:カサヰケンイチ(バクマン、あまんちゅ(1期)監督等。)
シリーズ構成:あおしまたかし(ゆるゆり、うまる、アホガール、サンリオ男子のシリーズ構成等。刀使ノ巫女5,7,11,15,18,20,22話脚本)
監督:川口敬一郎(PSO2アニメーション、FAGの監督等。今期は中間管理録トネガワの監督も兼任)
シリーズ構成:広田光毅(PSO2アニメーション、アニメガタリズのシリーズ構成等。今期は中間管理録トネガワとゾイドワイルドを兼任)
総作監:高田晴仁(逆境無頼カイジ 破戒録篇 総作監)
漫画4コマぱれっとで連載の漫画原作。制作はSILVER LINK.。
総監督:いつもの大沼心(あんハピ、妹さえいればいい、プリズマ☆イリヤ、デスマ等)
監督:湊未來(あんハピ3,5話、プリズマ☆イリヤ、妹さえいればいい6,10話絵コンテ等)
シリーズ構成:いつもの志茂文彦(未確認で進行形、NEW GAME、ステラのまほう、りゅうおうのおしごとシリーズ構成等)
音楽:川田瑠夏(ごちうさ、学園ベビーシッターズ等)
講談社ラノベ文庫刊行のラノベ原作。制作は亜細亜堂(1978年設立。元請けは終末のイゼッタ等)。
シリーズ構成:いつもの筆安一幸(今期はヤマノススメ、異世界魔王、邪神ちゃんを兼任)
監督:鈴木健太郎(じょしらく5,11話、ふらいんぐうぃっち7話、スロウスタート5話絵コンテ等)
シリーズ構成:藤岡美暢(京極夏彦作品アニメ脚本等。ミステリー小説作家)
月刊少年シリウス連載の漫画原作。制作はdavid production。
監督:鈴木健一(JOJOシリーズディレクター、DRIFTERS監督等)
シリーズ構成:いつもの柿原優子(ちはやふる、月がきれい、アイカツ、学園ベビーシッターズのシリーズ構成等。今期はあそびあそばせも兼任)
音響監督:いつもの明田川仁(今期はたらく細胞、ゆらぎ荘、ゴクドルズ、天狼を兼任)
音楽:末廣健一郎・MAYUKO(リゼロ、少女週末旅行、こみっくがーるず、ゴールデンカムイ等)
ヤングアニマルで連載の漫画原作。制作はLerche(ダンロン、ようこそ実力至上主義の教室へ、このはな綺譚、ハクミコ等)。
監督:岸誠二(ゆゆゆ、月がきれい、ダンロン、ようこそ実力至上主義の教室へ等)
シリーズ構成:いつもの柿原優子(ちはやふる、月がきれい、アイカツ、学園ベビーシッターズのシリーズ構成等。今期はあそびあそばせも兼任)
COMICメテオ連載の漫画原作。制作はノーマッド(元請けはヨザクラカルテット、帰宅部活動記録等)。
シリーズ構成:いつもの筆安一幸(今期はヤマノススメ、異世界魔王、邪神ちゃんを兼任)
キャラクターデザイン:古賀誠(ARIA キャラデザ・総作監、帰宅部活動記録 総作監等)
監督:山川吉樹(キルミー、ダンまちの監督、アリスと蔵六2,4,10話絵コンテ等)
シリーズ構成:いつもの浦畑達彦(GATE、六花の勇者、徒然チルドレン シリーズ構成、ヴァイオレット・エヴァーガーデン3,6,11話脚本等)
音響監督:いつもの明田川仁(今期はたらく細胞、ゆらぎ荘、ゴクドルズ、天狼を兼任)
アニメーション制作統括:いつもの松倉友二(ダンまち、ふらいんぐうぃっち、あまんちゅ、アリスと蔵六等)
ゲーム画面を収録するため、”高田馬場ゲームセンター ミカド”に協力してもらう本気っぷり。
ガンガンJOKER連載の漫画原作。制作はEzo'la(元請けは初めて?)。
総監督:草川啓造(銃皇無尽のファフニール、風夏、アホガール、アクションヒロインチアフルーツ等)
シリーズ構成:いつもの待田堂子(からかい上手の高木さん、こみっくがーるず 脚本、カリギュラ シリーズ構成等。今期はるかなレシーブも兼任)
音響監督:立石弥生(OneRoom、RoomMate、徒然チルドレン等)
声優陣にヤバみを感じる。なおキャストの梅原裕一郎が病気療養のため石川界人に変更。
週刊少年ジャンプ連載の漫画原作。制作はXEBEC(フルメタIV等)。
監督:長澤剛(今日の5分の2、ニャル子さん、クロックワーク・プラネット等)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180512/k10011436321000.html
読んだ、攻撃手法の巧妙化が進めば人やシステムでは対処しきれなくなる。
1日に100通以上のメールが届く現場とかめちゃくちゃ忙しくてセキュリティを気にしている余裕がない現場は運用保守・ヘルプデスク・開発・設計・構築とあらゆる現場で見てきた。
自信はSI業界の人間なのだが秘文が動くシステムでは、件名と宛名を見ただけで問題ないと判断し「.exe」ファイルだろうとダブルクリックで実行または即解凍する人が多い。
運用にIT関係の知識に疎い人が関われば正体不明のファイルでも宛先に知ってる会社や取引相手の名前があれば疑うことなく開く開く。
社内のセキュリティーポリシーが厳格化されていても課長以上の人が「どうしても取り込めないファイルがあるんだ、なんとかしろ!」と言えばセキュリティーポリシーが無効化されるし
顧客企業の社員が「このファイルが開けないと仕事にならない何とかしろ!ITに詳しいんだろ!」と怒れば特別扱いで従うしかない。
一番驚いたのが開発とテスト時に使われるIDとパスワードを本番環境でも使い、当たり前のようにそのまま納品してしまう現場に立ち会ったことだ。
そのシステムに関わった下請け技術者数千人が知っているIDとパスワードと言えば恐ろしさが伝わるだろうか?
下請けである自分が「変更した方がいいのでは?」と心配になって言っても元請けのPMは「お前が考えるような事じゃない」と、何処吹く風。
そんな環境が実在する今、巧妙化するサイバー攻撃に対処するのはほぼ無理だと思う。
気を付けるにしても気を付ける余裕も時間もないどころか気を付けると客に怒られる現場も存在する中では漏らさない前提のセキュリティ対策は無意味。
漏れる前提でセキュリティ対策を考えた方が良いのではないかと思う。
一番簡単なソーシャルエンジニアリングは、大企業や官公庁のシステム開発に関わるSI企業に下請け技術者として潜り込む事だと思う。
遅田だけど、A「〇〇面白いよね」→B「△△観てないの?」みたいなやり取りが嫌になったので色々観てみた。地上波でアニメを観ないので、配信を待ってたら遅くなってしまった。まだ観ていない作品もあるけれど、ウマ娘の4話が配信されてたのを見て心が折れたので途中送信。それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。
ネトフリ限定。航空自衛隊のおしごとアニメ。自衛隊等、軍隊の色んなお仕事を描く場合、「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」みたいに架空の戦争を描くのがセオリーというか、一番手っ取り早い気がするのだけれど、本作は日常業務を割とメインに描いている点で珍しい気がする。そのための「ドラゴンの世話係」というモチーフはすごく好き。
何よりこの作品が良いのは、メインで描かれているのが「様々な事件を航空自衛隊が解決していく姿」とかではなく「そういった様々な業務をこなしていく中でもみくちゃにされる主人公の、心の機微」なところ。1話で既に胸がいっぱい。
全体的にテンポが良い&笑ったり泣いたり出来る内容なので、「宇宙よりも遠い場所」が好きな人はツボかも。円盤買おうか検討中。
かっこいい大人を描くアニメ。ある日主人公の前に超能力を持った少女が現れて云々というモチーフはとても好き。特に「特殊能力を持った子供と、精神的な支えになってくれる保護者(大人)」という関係を描く作品がツボなのでもっと観たい。「アリスと蔵六」とか。
とにかくギャグとシリアスのバランスが秀逸。「シリアスなシーンっぽいけどBGMがギャグ」とか「イイハナシダッタナーと思わせといてツッコミで落とす」とか。特に及川啓監督作品「この美術部には問題がある!」にも共通しているツッコミの良さが健在で嬉しい。
公式ラジオによると「アイッター!」はアフレコ現場のノリで思いついたらしく、本作に限らずのびのびと声優が演技している作品は観ていて楽しい。「この美術部には問題がある!」でもアドリブをどんどん採用していくスタイルだったそうなので、本作もすごく楽しみ。
なお監督は今期「ウマ娘プリティーダービー」も兼任しているらしいのだけれど、控えめに言って命燃やし過ぎじゃないだろうか。
P.A Worksによる競馬場の擬人化アニメ。田舎から上京した主人公が、ウマ娘の頂点を目指すスポ根モノ。でもライバルもみんなおんなじ学校にいたり、しかも割と仲がいいというのがすごく今っぽくて好き。でも実際そういうもんだよね。
とにかくレースのシーンが非常に良く出来ている。草薙の背景美術によるリアルな競馬場、キャラクター同士の会話が聞こえないくらいうるさい歓声、ウマ娘の走るフォームやめちゃくちゃ重い足音、アツイ実況と落ち着いた解説、他の子に追い抜かれるときの「むりー!」とかすごく秀逸なセリフだし、そもそものレースシーンの尺とか(アニメの尺で1~2分。わざとかな)。競馬を好きになりそう。
あと競馬の小ネタが満載の作品になっている、らしい。私みたいに競馬初心者はニコニコ動画等外部記憶を利用しながら観ると10倍位面白いのでおすすめ。
50周年につきリライトされたあしたのジョー。スラムからボクシングで成り上がっていく主人公を描く作品。各所で有名なイラストレータが監督を務めているらしく、キャラの造形にすごく味があって良い。それにスタジオ風雅の背景はドンピシャ過ぎる。
いくつも映えるシーンがあるんだけれど、その度に主人公やライバルがジョーや力石にしか見えないところがとても良く出来てる。
アウトサイダーの主人公を描く作品にヒップホップミュージックはよく合ってる。個人的に大好きなジャンルの音楽なのでそれだけでもツボなのに、加えて音楽を引き立てるような演出もあったりして最高すぎる。音楽を担当するmabanuaの楽曲はgoogle musicとかで聴けるのでみんな検索してみてね。
私は原作未読なのだけれど、当時もボクサーと呼ばれる人たちは本作みたいなアウトサイダーだったのだろうか。今ではオリンピック種目にもなってるくらいメジャーな競技なので、そういう「ボクシング=クリーンなイメージ」と距離を置くために、メガロボクスというモチーフを作ったのかも。
アマプラ限定。2010年代のヲタクを描く日常アニメ。最近観たオタクx恋愛な作品は「ネト充のススメ」と「3D彼女 リアルガール」だけれど、前者はトレンディドラマ、後者は少女漫画テイストな感じ。対して本作はもっと、有り物としてのオタクを描くことがメインになっていて、よくツイッターとかで流れてくる「オタクを相方に持つ(自身もオタクの)漫画家さんが、実際にあった面白いことを漫画にしてみました」的なものに近いかも。かつ、これまでのアニメ作品の中でも特に(私の知る限りの)リアルなオタク像に近く、オタク=不健全な人みたいなイメージではなく「ほとんどのオタクは(多少不健全であっても)割とマトモに生きているんだよ」という描き方がされている。私はオタクではないのだけれど、とてもわかりみが深い。
個人的に一番好きなシーンは「職場で昼休憩の時間になり、おもむろにイヤホンを取り出し、カロリーメイトを加えながらSwitchでモンハンを始める主人公(男)」。なおクレジットにちゃんとモンハンの名前がある。間違いなくモンハンをプレイしていて笑った。
驚いたのは「出ねえじゃねえかよ紅玉よお!物欲センサー発動してんじゃねえよ!(リオレウス狩りながら)」というくだりがノイタミナ枠で流れたこと。すっかり市民権を得たんだなぁ、としじみ。
公式ラジオでも言っていたけれど、ネットスラングの発音がすごく難しそう。正解がないだけに、「なんか違う」って思う人は多いんだろうか。
かわいいコメディ。ソシャゲ原作なのに、自らを容赦なくネタにしていくスタイル。監督は多くのラブコメ作品を作った人なので、コメディ要素が非常に良く出来ててとても面白いし、女の子がみんなかわいい。
特にソシャゲ要素のネタ化が秀逸で、一度でもソシャゲをやったことある人なら刺さると思う。老若男女誰でも?気軽に楽しめる感じがある意味ラストピリオドらしさなのかも(やったことないけど)。
ロボットアニメを題材にした、宇宙戦艦乗りの日々を描くギャグアニメ。「いつ戦闘になるかわからない中逃げ場所もなく、毎日同じ兵士たちと衣食住を続けてたらストレスで絶対頭おかしくなる人出てくるよね」を体現したような主人公の悲喜こもごもを丁寧に描いている。何が良いって、短いアニメなのに作画がめちゃくちゃしっかりしているので、色々ヤバイことになってる主人公を見ていると脳裏に他作品の主人公の姿がチラつくこと。マジで実際ありそう。それにしても主人公の狂いっぷりが最高すぎる。
FOD限定。アイヌを舞台にしたモンスターハンターみたいなゆるキャン。制作は「虐殺器官」「刻刻」のジェノスタジオで、元請けは本作が3つ目。なんでハードな作品ばっかなんだろ。
物語の縦軸は悪人を倒し、素材を剥ぎ取って集める事だけれど、乱入してくるイビルジョーみたいなヒグマのほうが怖い。登別にある(´(ェ)`)牧場行ったことあるけどヒグマはめちゃくちゃ怖い。アレと対峙する主人公のフィジカルは、モンスターハンターの世界で最強の生物ことハンターのそれである。
一方ゆるキャン要素がとても良い。風景のロングショットの多さや焚き火が何度も登場する感じとか。そういう雰囲気を大切にしてる作品。
音響が良いので、自然音(焚き火の音とか)も戦闘音(爆発音とか、銃のリロードをして排出された薬莢が岩の上に落ちて転がる音とか)もとても雰囲気が出ていて痺れる。
音楽は全体的にストリングスでまとまっていて、映画みたい。サントラ買おうかな。
アイヌ語監修、アイヌ設定監修がおり、アイヌの文化について丁寧に描かれているのが印象的だった。なによりアイヌの人→アイヌの人ではなくアイヌの人→アイヌじゃない人の構図でアイヌの話をするので、細かい説明付きでとてもわかり易い。
OPがMAN WITH A MISSIONなのは流石に草。絶対顔で選んだだろ!
2期。1期のときと変わって監督が佐山聖子(総監督は引き続き佐藤順一)、脚本が赤尾でこ、福田裕子に。やさしいせかいの部活モノ。私は他校との競争がメインの部活よりも「その生徒にとって、一生モノの楽しい思い出や趣味、居場所作り」がメインの部活のほうが好き(必ずしも両者が対立するわけではないけれど)で、本作は後者。
以前「高校時代は一生懸命部活に打ち込んでいたのに、高校を卒業したあともその分野を続けてる人がほとんどいない」みたいなニュースがブラック部活問題で話題になったけれど、本作のダイビング部であったり、ゆるキャンの野クル(部活じゃないけど)みたいなのは、部活という在り方に対する一つの答えなのかも知れないなぁ、と思った。何より先生が良い人で、悩む主人公を導いてあげる役目を負っているのが好き。
背景美術の雰囲気、なんか変わった?と思ったらスタジオカノン→J.C.STAFF美術部に変更してた。どちらも非常に綺麗。
物語の縦軸は「てこの成長」なので、1期を見ていないとピンとこないと思う。
ネトフリ限定。ミュージカルアニメ。そもそもディズニー作品以外にミュージカル風のアニメを見たことがないので、すごく新鮮。ストーリー自体は王道で、「不思議な力を持つ主人公」「ギークでちょっと頼りない兄弟」「正義感の強い騎士」「悪い王子」「心の優しいお姫様」等キャラクターの描き方もわかりやすい。そういうベクトルの作品なのがネトフリらしさなのかも。
抑圧に対する開放の象徴として「歌」があるストーリーがとても良いし、「歌っちゃいけないと言われてるけど、つい歌っちゃう主人公」と「国民から好かれているから歌ってるんだけど、その歌を政治の道具にされているお姫様」という対比も良いなぁと思った。お姫様の中の人が田村ゆかりなのもハマリ役すぎるし。クラシックを基調とした音楽がめっちゃ良い。
背景美術はでほぎゃらりー。この会社はドワンゴとカラーとポノックが立ち上げた会社なのだけれど、クオリティがめちゃくちゃ凄い。森の中のシーンとかジブリの男鹿和雄が描いた森みたい。まだまだ歴史の浅い会社なのでうまくいくと良いな。
甘味処の日常アニメ。メインキャスト達の低音成分が凄い(そういうディレクションなのかも)のに、やさしいせかい+飯テロ+スイーツテロも相まって非常に強烈な癒し系アニメ。和な雰囲気も良いし、1話完結になってる点も観やすくて良い。
雰囲気の良い日常アニメ。高校生+カメラ+青春といえば「Just Because!」が思い浮かぶけれど、本作は日常のウェイトが大きい作品。タイトルから「お、恋愛モノかな?」という先入観で観ると肩透かしを食うかも。タイトルを意訳すると「A子ちゃんはB男くんが気になってて、でもB男くんはC子ちゃんにゾッコンで、D子ちゃんはE男くんが好きで、F男くんはG子ちゃんが好き。でも多田くんは恋をしない」みたいな感じ。
日常と恋愛のバランスは「のうりん」とか「日常」とか「月刊少女野崎くん」くらい?日常やコメディがメインの脚本になっている印象。かといってボケをツッコミで落としていくわけでもなく、ゆる~い感じがとても良い。各話サブタイトルの「まぁ、間違っちゃいない」「それ、好きだなぁ」あたりが本作のゆるさをうまく表している。3話における喫茶店のシーンの雰囲気が、音楽も相まって本当に良すぎて辛い。
オトメイト原作の大正浪漫譚。華族出身のツグミは、ある日弟のヒタキが稀モノの起こした事件に巻き込まれてしまい、これをキッカケにツグミはアウラが見えるようになる。そんな彼女の前に帝国図書情報資産管理局、通称フクロウが現れ、稀モノの調査協力を依頼される…というストーリー。
大正時代がテーマになっていて、主人公の格好、お屋敷の内装、装飾品、小物、街並み、イケメンたちの衣装等、細部までこだわりを感じる。私は大正時代の建築が大好きなので、本作の雰囲気はドンピシャすぎる。色彩もすごく綺麗だし。やることが本集めなのも良いよね。
ネトフリのみ。マクロスでおなじみ河森正治による新規IP。クレジットに重慶市があるので、実質中国のご当地アニメ。
まず主人公の設定が良い。主人公は新しいエネルギーの研究をしている量子物理学の研究者で、ひょんなことからその新エネルギー施設の事故で世界が軽く滅んじゃって、その影響で世界中の動植物が機械化してしまい、そいつらによって人類が滅びそうになっているので、人類を救うために日夜研究している、みたいな。主人公がギークっていうのも珍しいけど、動機とか哲学が独特。特に2話が象徴的で、主人公の持つ正義の危うさが描かれているのがツボだった。
世界観はフォールアウトに近いかも知れない。上記の事故で風景はウェイストランドみたいだし、フォールアウトにおけるミュータントやグールがこっちの機械生物に相当する。フォールアウトが人vs人の世界とすると、こっちは人vs自然。とても良い。
あとロボデザインが好み。手書きではなく、3DCGの味を出したデザインなのだけれど、微妙に人型じゃないところとかアーマード・コアっぽくて好き(主人公機は人型だけれど、2話の作中で「クソの役にも立たない」と酷評を受ける)。
本作のクレジットに重慶市があったので、そのうち中国でも放送されるんかなぁ?とか思っていたのだけれど、公式ラジオによると、本作はアフレコを日本のスタジオと並行して中国のスタジオでも行っていて、オンタイムでそれぞれの地域の言語で放送しているらしい。「いつの日か、日本のアニメが字幕じゃなくて現地語でアフレコされた上で日本と同じタイミングで放送される作品とか出てきたりするんだろうなぁ」と思っていた矢先だったので、そういう意味でとても興味深い作品。
今期随一の萌アニメ。萌アニメと言えばいろんな属性を持つ多くのキャラクター達が出てきて、自分の推しを見つけるのが楽しいのだけれど、本作は主人公に可能な限り多くの属性付与を行うという手法をとっているのが斬新。3話まで観た限りでも主人公は”女子高生、カワイイ、アイドル、歌がうまい(?)、ダンスが得意(?)、食いしん坊、魔法少女、イケメン、パーフェクトボディー、強い(物理)、百合、BL、NTR、etc”と幅広い属性を持っているので、理論上ストライクじゃない人はいないはず。CV.大橋彩香(CV.石川界人)も非常にハマリ役で好き。原作者の担当するED絵めっちゃ綺麗だし。
新卒が社内SE(開発部門)として一年間働いた感想。配属理由はなんかパソコン詳しそうな顔だったから、らしい。たぶん冗談だろう。情報系でもないのに何故と当時は思った。
私の勤め先では、自社開発のパッケージをお客さんに納めている。自社パッケージは要件定義から開発、運用まで全部自前でやる。外注にはごく一部しか投げない。
パッケージを導入してもらうとき、他システムの元請けSIerと肩並べて仕事する機会がある。金の流れで言えば元請けのはずだが、協議とかでの実際の立ち位置は二次請け的になりがち。
一緒に仕事するよその大手SIerと比べて、私のいるとこはおそらくゆるゆる。たぶん承認とかに要するコストがだいぶ少ない。DB設計なども形式張ったレビューがなく、ここはこうしたら?と口頭で指摘される程度。
テストコードを書く文化はない。気合でExcelに書いたとおりにテストする。他の人がそれに慣れきってるし、余計な口は挟めない。
ソース管理は管理されていない。誰もなかなか最新のソースを取得してくれない。よく衝突が起きる。これも慣れた。
仕事で一番重いのは社外社内問わずやってくる怪文書の整理。ひたすら読解して要件に落とす。SEでこんなに国語力使うとは思わなかった。
人間関係で気をもむことは多少あるが大体、たいした事じゃない。部署の人の人柄には比較的恵まれてる方だろう、と認識してる。
たぶん、先輩から言葉で体系的に学ぶ機会よりも、自分自身の苦労や失敗から経験的に学ぶ機会のほうがいくらか多い。なので待ちの姿勢はやべぇなと思う。
就活してるときは待遇や業種しか見れてなかったが、実際のところ働きやすさ、つらさの大部分は職場の人間関係で決まると思う。しかし、外から観測できるものでもないしめっちゃ流動的。
自己満足したのでおわり。
都内某SIer(とは名ばかりの人材派遣業)を退職しました。見る人が見れば特定できるかもしれないけど、↓のような会社。多少フェイクもあるし、答え言う気もないから特定されても良いや。ちなみに職種はバックオフィス。
■会社が酷い点
・リーマンショックで貸し剥がしと受注減に合い、借金が返せなくなって銀行にリスケ(返済条件の見直し)。その承認が下りるまで借金返済を優先したため最大2ヶ月半の給与遅配。運転資金確保しておくか、多少なりとも社長から貸付しろよ。
・その結果、ボーナスは1万円を現金で社長が社員に手渡す。しかも社員から社長に支給してもらってありがとう、と半強制的に言わせる。これで求人情報を「ボーナス支給 有り」とする酷さ。
・9時〜18時勤務を9時〜17時勤務に変更して、一方的に基本給を12.5%カット。なお17時〜18時は休憩時間となり、居ても居なくても給与は発生しない。あと翌年、祝日が出勤日に変わった。カットされた基本給はなぜかそのまま。
・最近話題のみなし残業制度。もちろん超過分は未支給(というか、プロジェクト原価管理システムが二重帳簿になっており、対外的には超過していないことになっている)。
・リスケ以降は、銀行の格付引き下げによる一括返済を求められることを恐れ、ほぼ恒常的に数千万円単位の粉飾決算を行う。過去に経理が疑問を感じてコンプラに調査を依頼したら、コンプラから社長に情報が上がり、経理社員はその日のうちに懲戒解雇になった(不当解雇が認められて賠償金払う羽目になった)。
■社長が酷い点
・当初の役員報酬は月給800万。リスケの条件として銀行に指摘されてしぶしぶ月300万まで減らすも、実は役員報酬以外に月200万はP/Lの社員給与に紛れ込ませて支払い済み。年収証明出せって言われたらバレるだろ(税金とか社会保障どうなってるんだろう?)。
・交際費の締め付けを図ると宣言したものの、自身は変わらず毎月100万近く飲み歩く。そのくせ、営業担当役員が顧客(大手企業の現場部長級)との接待をセッティングすると理由をつけて逃げる。聞いた話だと、社長就任前の接待で顧客を怒らせたことがあるらしい。
・よく分からんNPO(お局さんに聞いたら社長の妻が関与しているっぽい。少なくとも理事に1人名字が同じ人がいた)に毎月50万払ってる。また最近、社長の息子が新卒で入社した。主任待遇で月給35万。彼もある意味犠牲者か。
・11時に出勤して15時に帰っている。ちなみに昼食は2時間弱。仕事ができる社長なら労働時間に文句を言う気は無いが、周りの士気を落とすのは止めて欲しい。それでいて残業している社員を働きすぎだと茶化す(人が辞めて少人数で売上立てるため、120%の稼働が目標なんですが…)。
・役員の親が亡くなった時に参列した通夜の精進落としの場で泥酔。数日経って、香典の出金伝票(さすがに領収書を請求するほど馬鹿では無かったらしい)と馬鹿高いタクシー代(役員の親は千葉、社長は横浜在住)が回ってきた時は、本気で全社員にメールを流してやろうと思ったけど上司に諌められた。
・泥酔ネタまだあったわ。東日本大地震の時、帰れない社員を集めた上で、バックオフィスの社員に酒を買って来させて宴会開始。その後、次々と電車が動き帰る社員を「危ないから!」と無理矢理引き止めるも、自分は22時頃にバックオフィスの社員に探させた近くのホテルの空きが見つかると「じゃあ俺は行くわ」と早々にそちらに移動(聞いた話だと元請けの大手企業が、都内に100室単位で抑えている1室を無理言って回してもらったらしい)。震災明けには、社員を置いて帰るなんて管理職としての意識に欠けているとお説教&役職手当の減俸(寄付するんだとさ)。
・頑張っている現場を報いたいと言って年度末で納品近いのに飲みに誘い、散々自慢話と相手の話を否定しまくった上で、精算時に堂々と領収書を請求した精神的貧しさ。忙しい中、1円でも利益を出すために頑張ってくれている&部下にら動員かけてくれた現場の課長に土下座したかった。
・社員が過労死した際に遺族からの報復をビビったのか、弁護士とボディガードを同伴させて通夜と葬儀に参加(弁護士事務所から、顧問契約以外のオプション費用の請求が回ってきて気がついた)。これでも最初は行きたく無いと散々ゴネていた。
・会議では人格攻撃や批判しかしない。他者を批判することで自分の格が上がると思っている。
・結局、能力と人格の無い2代目のボンボン。親から会社を引き継ぐも、貯金も無いのかまだ株は創業者である親のもの。今まで稼いだ額面10億の金、どこに消えんだろ。
書いていたら、またイライラしてきたわ。ネタじゃ無いんですよ。ホントに。このボンボン、もうすぐ50ぐらいだけど会社潰れた上で、粉飾で刑事罰とか喰らわないかな。残りの人生惨めに歩んで欲しいわ。
先代からの番頭してた役員も役員で、もう出世できないためチマチマとした横領とか業者からのキックバックで小遣い稼いでるし(やけに多額な勘定科目があるんだよなぁ。数百人の会社だと保険料とかバックオフィス管轄の予算だけでもそこそこ大きな金額だし)、ずっと社長の下にいた人事は権威を傘に来て、現場の社員に対してパワハラまがいのことしてるし(これがあるからバックオフィスは現場から嫌われているんだと思う)。
ちなみにこれだけ放蕩経営でも、日本有数企業の一次請けで、20億ぐらい売上てるんだぜ。まぁ、リーマンショック前は40億近くあったけど。昔は派遣と請負五分五分だったけど、人が辞めて技術力落ちたことを見抜かれたせいか、今じゃ派遣(準委任含む)が8割近いし。そんな中でも、日々長時間労働してくれてる現場社員に申し訳が立たないよ。