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2024-10-16

アラフォー素人童貞素人童卒して彼女作るまでにやったこ

ジム通い(2年半)

斉藤さんとスカチャで女と会話(2年)

・一ヶ月に一回美容室

医療脱毛(髭、胸毛、腹毛、腕毛)

転職メーカー地方工場都内SIer

運転免許取得

貯金叩いてハリアー購入

実家を出て一人暮らし

マッチングアプリ

30代半ばまで素人童貞だったけど、スカチャで知り合ったシンママ素人童卒して職場女性と付き合うことができた。

2024-10-11

自分の得意分野を知る方法を教えてほしい

当方、診断済ADHD精神障害2級)で、SIerとしてクローズ就職している。

社会人らしく擬態して仕事をしているが、当然ながら、上手くはいかない。常に疲れている。

自分の得意分野がわかればもっと上手く生きていけるのだろうが、自分俯瞰して分析できない。

どうすれば得意分野を知れるのだろう?誰か教えてほしい。

anond:20241010175706

一昔前のSIerみたいな会社・・・

とりあえずPM発言技術出身だと絶対言えない言ったらコイツ何もわかってない無能だって一瞬で思われる激ヤバ発言だと思う

あと佐賀県とばっちりで笑った

さっさと長崎県にでも併合されちまえ

2024-10-07

人生に逆転ボタンがあると信じてる」←俺、コレらしい

子供の頃、俺は学校イジメられていた。

早生まれ喘息持ち、体格はクラスで一番のチビ、両親は自分学歴を鼻にかけるスノッブでその性格まで受け継いでしまったテンプレのような苛められっ子だ。

でも俺は勉強が出来た。小学生の頃は。

勉強が出来たかちょっといい私立中学に入り、勉強なんて楽勝と思ってたから退学直前まで全然勉強しなかった。

なんとか高校卒業したけど大学までのエスカレーターに乗る狭い門はくぐれず、大学受験では見事に惨敗

浪人は駄目だと言われて内心でFラン馬鹿にしていた大学に入った。

俺が選んだ学部情報系で、それは「これからIT時代だ。ブラックから避けるべきと言ってる奴は今に見ていろ」という理由からだった。

でも俺はそこでも「Fラン如き俺なら楽勝」と勉強せずに同じ失敗を繰り返し、ゲームが好きだから情報系に入っただけの連中とつるんでどん底まで落ちた。

今度は大学卒業することも出来ず、それでも就職だけはしないといけないのでとにかく数撃ちゃ当たるで人売りSIER世界へ。

ブラック企業なのは間違いなかったが、大学中退した奴が速攻で会社をやめたらイメージが最悪すぎるので必死に食らいついた。

そしてお決まりメンヘラコースへ。

壊れてしまったSIERとして頭数合わせの案件グルグルと回される人生が始まった。

そんな中、俺はどこかで「プログラマーになる才能の壁か。でも俺は子供の頃から作文が得意で学校代表して読書感想文コンクールに送られたこともあるんだ(なお、参加賞で終わった)。ラノベぐらいなら俺が本気を出せば書けるだろ」とロクに書いてもいないラノベがある日突然売れまくって人生大逆転を夢見ていた。

こんなのは妄想だと自分でも気づいているが、この妄想を手放せば俺は人生に何の希望も見出せなくなる。

ぶっちゃけ、「ロクに何も書いてないやつが突然作家として売れてしまう」なんてのは、「FXカジノワンチャンすればワンチャンあるかも知れない」よりも可能性の低い現実逃避だ。

そして定期的にその現実を思い出して「俺、何のために生きてるんだろう」となる夜があるなう

ふと人生を振り返って見ると小学生の頃は「俺は勉強が出来る!今に見ていろ!」大学では「これからITだ!今に見ていろ!」そして社会人になってからは「俺はラノベ作家になりゅ!今にみていろ!」とどこまでもどこまでも逆転ボタンをいつか押してやるぞと言って特に何もするでもなく怠惰に日々を過ごしてきた。

酷いな。

なんなんだこの人生は。

2024-09-29

anond:20240929201733

横だけど、たぶんそれで分かってくれる会社なら元増田は苦しんでないだろう。

どうせもっとうまくやれる代わりがいくらでもいると勘違いしてる。

SIerに居た頃によく見たよ、一人情シスが回らなくなって飛んだりパンクたか業務巻き取ってくれと言われて見てみたら全部巻き取ると億越えるし保守費用も数千万とか。

結局そういう会社は本当に必要な最低限のシステムだけ巻き取って保守という選択をする。それでも数千万はするけどな。

痛い目見させないと分からんのよ。

もしくはせいぜいこのままだと大損害だぞ、と教えてやるのが優しさだ。

2024-09-16

SIerからベンチャーっぽいところに転職して1年経った

酔っ払ったので色々吐き出そうと思う!

10年近く勤めた某SIerを辞めて、1年くらい一応無事に過ごしている。

良かったこ

大変なところ・昔も良かったところ

2024-09-09

プログラマSE年収アップ術

経験とかは知らんが新卒や既にプログラマSEの人がどうやって年収アップするかを簡単に書く。

ベンチャーとかスタートアップ行くな

たまに超大当たりある以外は全部ハズレの糞くじ。金に余裕あるか、フリーランスで食える腕と人脈ある人以外は入る価値なし。

それでも入りたいなら総務と経理ちゃんとあるとこにしろ。無いと大体そこで自分への負担とか増えて効率出ない。

あと市価の1.5倍以上の提示じゃなきゃ行く価値ない。市価で働くならSESやSIerの方が100倍増し。将来の可能性より目先の金。ベンチャーで学べることは一般企業でも学べる。入社エントリとかQiitaとあZennの記事は半分嘘。もう半分は生存者バイアス

給与の次は資格補助

正直昇給より転職での年収アップの方が早い業界だし、どうせどこも似通った評価制度なので年収の次に資格補助を重視しよう。

資格給与増えるもだが、資格試験の受験代の補助も重要ベンダーは高いので会社の金で取ろう。ぶっちゃけIPAよりベンダーのほうが簡単だ。IPAの高度はネスペセキスペ、デスペ以外は流石に時代遅れすぎる。非効率勉強強制させる勉強云々以前の合格率だ

あと合格時のみとかケチなこと言う会社では無く落ちても金くれる会社にしよう。一時金とか祝い金とか要らない。取るもん取って給与上がらんかったら転職すればいい

資格とかより成果の割合が大きい会社はやめてしま

資格仕事への工夫とかより、どんなプロジェクトでどんな成果を出したかを重視して評価する会社は辞めよう。

そんな配属されたプロジェクトで決まる評価なんて個人努力でどうにもならない。できる人はどんなプロジェクトでも結果出すとか言うが、大半のプロジェクトが糞なのは発注元が糞なので個人でどうにもならないし、自社開発案件なら大体売れてないか出来が悪くてやっぱりどうしようもない。楽なプロジェクトにいる方が高評価を平気でやる会社未来はない

3年で1回冷静に会社評価しよう

新卒でも転職でも1年目はまぁ受け身に徹するしか無い。2年目で努力を見せよう。それが3年目で評価されなければもう先はない。年功序列で上が詰まっているか努力評価出来ない会社だ。即転職100万は勝手に上がる。もちろん評価面談ではアピールしまくれ。成果物作ってアピールもいいけど資料で優劣つけるのもおかしい。それやるなら100万単位年収アップしないと無理。

業界で有名より世間で有名

もちろん業界転職するならエンジニアには有名な会社でも良いが、ぶっちゃけ転職するなら名のしれた会社の方が次も決まりやすい。従業員多いほうが会社受けもいい。ベンチャーで頑張っていました!言ったところで大企業担当は「そんな小規模だと弊社のシステム任せられません」とか言う。増田化粧品メーカーで言われた。最近むっちゃ赤字出ててざまみろと思った。

転職多くても気にするな

履歴書職務経歴書が面倒になるだけで気にするな。カスみたいな給与我慢するより転職だ。何かを成し遂げたのに評価されないのは正当な理由だ。それをマイナス評価する会社給与も悪い。

給与に勝るものは無い

増田ベンチャー経験あるが、とにかく給与以外のメリットを言ってくる。でも給与がすべて。次が時間残業込みで高収入とか意味ない。残業なくて低収入カス

いろんな工程とかシステム全体とか色々言うけどそれより金。アットホーム感も大企業の方がアットホーム感ある。

でも勉強はしよう

といっても中身空っぽ転職でうまくいくのは20代までで30代以降は中身伴わないと難しい。そういう意味でも資格は大いに越したことはない。たまに資格見て一貫性がないプランが見えないとか言うカス人事いるけど、その時興味持ったり仕事に関連して取ったからこのあと仕事に活きるんだよ。将来を見越して計画的資格とるとか無いわ。というか全部金のためだ。資格意味ないとかこの業界だと言われるけど、日に10分でも勉強して取った資格はだいたいの人は評価してくれる。

社内の努力より転職

なんかエージェントみたいになってきたけど、社内で評価されようと努力するより職務経歴書と所持資格履歴書転職市場に投げ込むほうが100倍早い。それがわかってる会社新卒初任給アップと既存社員をとにかく金で繋ぐ。わかってない会社新卒だけあげる。既存はやめても新卒勉強すれば良いと思ってる。当たり前だが新卒は3年で辞めるし転職で優秀な人材取れないので結果衰退する。日経新聞がどう書こうがエンジニアは足りない。ベトナムインドもマシになるのは10年以上先だし、彼らは欧州アメリカ中国の方が好きである。もちろん金がいい。

(備考)発注元へのメッセージ

年収アップと関係ないけど、自社のシステムとか受注した案件を下に投げているいわゆる馬鹿ユーザー企業も流石にやり方変えないとマジで即切られる時代です。特に知識ないのにマウント取ろうとしてると即切られて別のベンダー探すにもみんな今までの倍くらいの値段になります。それくらい高くなってます。あとAIあるから安く済むとかも論外です。ノーコードツールとかもまやかし。kintoneとSalesforce営業の言う事鵜呑みにすると大体失敗します。

2024-08-28

DBMSに明確な優劣はない。

なんてことはなくて、SIerの謎システム使わされて死んだ経験者は多いと聞く。

2024-08-27

anond:20240827230025

そうはいっても世の中Railsサービスかなり多いで

転職活動してるとき求人結構見てたけどRailsばかりだった

自社サービス系だからSIer界隈は知らんが

anond:20240219203829

2次受けSIerだけど弊社はないよ

入社した当時の20年前はフットサル大会だの、社員旅行だのあったけど、参加者数が年を追うごとに減っていって消滅した

社長趣味文化鑑賞って名目弦楽四重奏コンサートとか歌舞伎とかを社員貸切で見られたのだけは楽しかったな

2024-08-22

自社サービスより下手なSIerの方が動きやす

https://comemo.nikkei.com/n/n84d2b6b03d3c

>現職(SIerSES)では、仕様などがトップダウンで指示されますよね(自分から意見できませんよね)。弊社のこのポジションでは、トップダウンで指示が来るだけでなく、提案もできます

とあるが、現実問題提案は難しい。小さい会社ならともかく、大手事業会社では膨大なステークホルダーがおり、それら全員にハンコリレーをして回るのは不可能に近い。何故なら最初に貰ったハンコが途中で失効するからだ。そもそも各部門とのコネクションを得るだけで膨大な労力と時間が掛かる。

また社内受託状態になっているとリファクタリングでさえ、発注内容に存在しない概念なので気軽に行うことはできない。仮にチャンスを得ても動き次第では実装した人間メンツも潰してしまうので信頼を失うことさえあり、そういった文化がなければ容易ではない。

対してSESSIerは余った時間は基本何をしてもいい。これは大抵の場合顧客自分契約が準委任などの形で時間清算になっているためだ。社内受託場合は早く終われば追加の案件が振ってきて手を止める暇もないが、SIerはあらかじめ範囲が決まっているため、地面から突如湧いてくるケースは炎上案件を除き存在しないし、炎上案件でも火消しのための改善経験上、受け入れられる。上流側の基本設計要件定義がザルなら下流から叩きなおし、顧客に直談判することすらやりようによっては可能だ。実装した人間しょっちゅう入れ替わるのでメンツもクソもないし、仮に残っていても妙なプライドを持つ人間は多くない。

事業会社では自社で抱えている社員限界まで使い倒すのが狙いなのもあり、これが難しい。外注を入れると高くつくのでギリギリの人数で仕事を回していると余白がないのだ。逆に入っている側の人間は明確な義務がないので自由に動ける(SES会社との関係悪化が起きるとよくないので使い潰すような動きはしない)

転職活動中に複数から意見を聞いたが、外部向けにアピールしているボトムダウンやら改善活動は人を集めるための方便・綺麗ごと、常識的に考えれば事業成長が優先でやる暇などないよ、と言われたので恐らくどこもそうなのだろう。

2024-08-20

ITをクソつまらなくしているマネージャーです。ごめんね。

SIerマネージャーまで出世し、いくつかのスタートアップEMCTO経験してる。

この増田には本当にごめんねと思ったので初投稿

https://anond.hatelabo.jp/20240728023355

エンジニアビジネスだとか、生成AIだとか、本当つまらないよね。俺もそう思ってるよ。

 

でもさ、CEO株主役員達が言うんだよ。

ビジネス成果も禄に出してなければ、OSS活躍している訳でもない、コミュニケーションちょっと得意なその辺のスタートアップCTOかにビジネスイベント飲み屋でそう言われてさ。

「これからは生成AIだ」とか「エンジニアにもビジネス意識を植え付けよう」って。「評価採用技術発信もそうしよう」「その方が儲かるぞ」って。

JTCがコンサルに弱いのと同じでさ、エンジニア業界評価されていないキラキラCTOみたいな人でもさ、なんか不思議な力で言われてそうなるのよ。

そして「うちのエンジニアは、多くの会社と違って、ビジネスの事考えてるし、開発生産性も高くて、生成AIも使いこなす!」みたいな事を言いたい訳よCEO役員株主も。

多くの会社ではそういう事って出来てないからさ、誇り高く気持ち良い訳よ。

 

そしたらさ、俺も家族が居るし、今の社内のマネージャー陣との関係を壊したくないから「そうですよね、検討してみます」って言うしかないじゃん。

ビジネスビジネスだ生成AIビジネスだとか、ソフトスキルが最も重要だとか、そういうのずっと言ってるエンジニア技術者的に尊敬出来る人が全然居ない事も承知の上でさ。

自分技術を磨いて今の立場に居るし、メンバーに「いや君はもっとこの技術が出来ないとキャリア的に後々しんどくなるよ」「技術に没頭する時間があったほうがいいよ」みたいな指導を散々してきた上でさ。

CTOっつったって、結局中間管理職みたいなもんでさ。

時流に乗ったフリして、偉い人に振る舞っていかないといけないってワケ。

 

周りの実績あるトップエンジニアCTOだってさ、みんな技術のし上がってきてる人ばかり。

若いから技術にどっぷりつかって、元増田みたいに徹夜しながらハードウェアソフトウェアも触り倒して、技術的な実績と評価の上に今の立場にいる。

そんな生存バイアスの塊みたいな人も、偉くなっていくと次第にみんな口を揃えて言うんだよ「エンジニアも生成AI!」「エンジニアビジネス!」ってね。

今そういう立場が求められていて、その人にも生活家族があるからね。

 

そしたらもう負のループだよ。

一回社内でビジネスAIだって言ったら、お金や人が動きはじめちゃってなかなか引けない。

その体を見せるためにも外部登壇はそういう話ばかりになって、気付けばキラキラCTOの出来上がりってワケ。

自分達の使っている技術は極めていてビジネス理解をしているエンジニアこそ最高で、転職する技術を身に付けるような技術オタク文化否定する。

事業貢献や事業関心が出来ないと行き詰まるよ!生き残れないよ!」と言ってアドバイスしたフリしてね。

会社にとっての最高のマネージャー

まり俺ね。

 

そりゃ、技術コミュニティもつまらなくなるよ。

金だしてるやつら、アイデアを出すやつらが、こうなんだから

そりゃあ、そういう人に群がって、驚き屋とか典型的な変な人も寄ってくる業界になるワケよ。

でもごめんね。俺には止められない。

なんてったって、俺にも生活があるからね。

 

また明日にはイベントに登壇して「エンジニアも生成AI!」「エンジニアビジネス!」「エンジニアソフトスキルが最重要!」って言ってるよ。ああ技術懺悔

2024-08-18

anond:20240817034710

コードを書ける程度に頭の良い人たちが、他人に言われた通りにコードを書くのではなく、自分たちで自らビジネスを営むことに目覚めたから。

そういうところで使われてる技術って誰でもできるつまんないものばかりなんだよね

GoogleAppleのように技術を他社との差別化要因にしてないか

まだSIerの方がマシ

2024-08-17

anond:20240728023355

登大遊っていうけしからんおじさんが、日本アメリカでは「エンジニア」って言葉意味全然違う、日本では「言われたものをつくる人」だけど、アメリカでは「ソフトウェアが使われるであろう全ての領域についてだいたいなんでもわかっていて、自分で決める人」だと言ってたのを思い出した。

https://www.youtube.com/watch?v=Uww1CZTXfXs&t=1459s

ITがつまらなくなったってよりは、ITなんてものはもともとつまんないよ。

ITがなんでつまんないかというと、(自分たちの課題がなんなのかもよくわかっていない阿呆な)顧客要求されたものをつくるのが仕事から

それが90年代くらいからなんでおもしろくなったかというと、「IT」をやめたから。

コードを書ける程度に頭の良い人たちが、他人に言われた通りにコードを書くのではなく、自分たちで自らビジネスを営むことに目覚めたから。

ビジネスパーソン」が試しもしなかった新しいやりかた + 動くコード で古いビジネスの習慣をどんどんディスラプトしたから、シリコンバレーみたいな面白いうえに儲かる世界ができあがった。

これは「テック業界」みたいな言葉で、(特にSIer的な意味での、顧客要求されたものをつくることが仕事の)従来の「IT」とはやんわり区別されてることからもわかる。

まりコードを書くことを「IT」だと思ってて、「IT」を一瞬面白いと思って、今は「IT」がつまんないと思うようになった元増田は、もともとつまんない奴だったわけ。

(余談だけど、ここ2,3年のシリコンバレーの崩落も、儲かった結果「ビジネスパーソン」の割合が増えちゃって、「他人の言う事を聞かず自らビジネスをやる、コードを書ける人たち」の割合が減っちゃったからかもね)

せっかくソフトウェアを書く能力を持ちながら、その能力を僅かな給金で他人に売り渡してしまうのは勿体ない。

だいたい、ソフトウェアについて知らないどころか、普通ビジネス日本語会話ですら怪しい阿呆な「ビジネスパーソン」の要求通りにソフトウェアを書くのって苦痛じゃない?(それについては元増田も同感のようで、マネーの虎だとか胡散臭いだとかさんざん馬鹿にしてるけど。このへんに関しては自分結構同感で、最近はほんとつまんないtoB SaaS増えたなって思う)

最近では「つまんない「IT」」の象徴だったデカSIerですら、「顧客に言われたとおりにソフトウェアをつくる」のではなく、「顧客と一緒に課題を深堀りして、新たな価値創造する」を商売にするところも増え始めた。

かつてはスタートアップ専売特許だと思われてたリーン・アジャイルデザイン思考を使いこなす大企業も増えてきた。

この先鋒にはみんなが馬鹿にしてるデジタル庁や東京都デジタルサービス局の姿がある。

いわゆるデジタルトランスフォーメーションだ。

まり、かつて「スタートアップ的」とされてたツールマインドセットが浸透するところには浸透してきて、世界が「大企業スタートアップ」ではなく、デカい小さい若い年寄政府民間関係なく、シンプルに「面白い奴とつまんない奴」って構造になってきたってわけ。

元増田の言う通り、つまんないものはつまんない。なぜならばそれは偽物だから

本物に出会うと常に「これはおもしろい」って気持ちにさせられる。

もっと自分意思に従って、自分の信ずるものソフトウェア表現して、世界面白く変えていけばいいのに、って思った。

2024-08-13

SIerとは結局何であり、なぜ滅びないのか

誰も教えてくれないSI本質SIerの世界観

https://zenn.dev/sta/articles/2024-08-10-sat-what_is_si


少し前にブクマの集まっていたこ記事について、SIerでなぜITが軽視されるのか、SIerがしぶとく生き残っているのが何故なのかをもう少し深堀りしてみたくなった。なお俺自身は、もうずっと長いことSIerの中で働いている、現役のSIerの中の人である

これから書くのはSIerの中でもBtoB業務システムの中身の構築を主に手掛けていて、なおかつ元請けに近い組織の話だと思ってほしい。


業務プログラム可能な形に翻訳する専門組織

まずSIerでITが軽視されがちな理由である受託開発を主に手掛けるSIerの顧客は、だいたい以下のような特性を持つ。


このような顧客日本社会にはまだまだいくらでも存在しており、その市場に特化した業態SIerだ。このような市場は、いずれ消えると言われながら今でもしぶとく残っている。

こうした顧客の元では、新しい技術チャレンジしてもあまりメリットがなく、枯れた技術や使い尽くされたフレームワークを使って、すでにどこかで見たようなシステム生産するのが最適となる。古い技術は長期的には先細っていく運命にあるが、一方で経験者が多く失敗事例が出尽くしている、過去資産を利用できるなどの利点があり、顧客側も冒険よりはリスク回避を望むため、古くて安定した技術採用するメリットが大きい。


それを請け負うSIerで重宝されるのは、IT知識よりも顧客業務理解してロジックに落とし込むスキル、いわば業務プログラム可能な形に翻訳するスキルだ。

顧客自分説明する業務ルールはだいたい矛盾していたり、条件が不足していたり、例外ケースが考慮できていなかったりするので、それらを整理してプログラム可能な形に変換する必要がある。特に金融などの業務ガチガチ法規制されている分野は業務ロジック法律制度に適合させる必要があり、そういう時に業務ロジックを「業務専門家立場で」検討できる人材SIer側にいると顧客安心して設計を任せられる。だからSIerでは上流工程が重視され、それができる人間が重宝される。


余談だが、俺自身経理システムを専門として長い間この業界で働いているが、俺がここに残っているのはIT技術も好きだけど経理勉強をするのもそれと同じぐらい好きだったことが大きい。いざとなったら経理知識だけでも食いつなぐことができるぐらいには、そっち方面知識もある。IT技術への興味は趣味で発散させており、仕事でそれを生かせる機会はなくてもいいと割り切っている。そういうタイプが、この業界には向いている。


閑話休題

SIerでは上流工程が重視される一方、実装フェーズでは使い尽くされたフレームワークを使って作るので最新技術への理解必要なく、実装上の創意工夫が必要なほど難しいもの新規性の高いものを作るわけでもないため、設計書に書かれたことをそのまま実装できる人であれば十分、ということになる。そのため、実装要員は単価の安い人を大量に集めればいいという発想になり、かくして派遣ビジネスの隆盛へとつながっていく。

実装フェーズ業界全体で単価が安いため、元請け比較的高給取りな社員実装を任せてしまうと、それだけで利益率が悪化する構造があり、ハイスペック社員はなるべく単価の高い上流工程アサインしないと勿体ないという話になる。

実装フェーズを丸ごと外注することも多い。フェーズ単位外注する方式ウォーターフォールと相性がよく、発注のためにはきちんとした設計書を外注先に渡す必要があり、かくしてSEドキュメントをひたすら書き続ける。


SIerは「ITを専門とする組織」ではなく「業務プログラム可能な形に翻訳する専門組織」であり、翻訳した後の作業を自社の社員はあまりやっていないので、そもそもIT企業と言えるかは本来微妙立ち位置なのだ。実際には翻訳成果物である設計書でさえグダグダなことは多いのだが。


とはいえパフォーマンスチューニングなどで技術面の創意工夫はしばしば必要になるのだが、それが実装の工夫だけでどうにかなるものであれば、大体は現場エース級の人(自社社員とは限らない)がなんとかしてしまい、経営者を含む大部分の人にはその必要性があまり深く認識されず、エースの人がどうやって解決たか理解されない、というのが実情ではある。技術スペシャリストSIerでは立場が弱く、裏で活躍していてもそれが日の目を見ることはあまりない。

こうした姿勢のためにSIerはたまに来る技術の変化の波に弱く、大波が来た時はしばしば多くの人が新技術適応できずにドロップアウトしたりする。日進月歩IT世界で、お前は本当にIT企業かという感じではあるが、そもそもITの専門組織とはいえい組織なので期待するのは無駄である


社会現状維持させるための業種

ではSIerがしぶとく生き残っているのは何故なのか。

SIerとは「業務プログラム可能な形に翻訳する専門組織」だと言ったが、もっと大きなことを言うと、総じて日本SIerというのは、日本社会現状維持させるために存在する業種なのだろうという気がする。(日本限定したのは、海外の状況はまったく知らないからだ。)

顧客IT化の波に対応しないといけないが、かといって現状の業務を変えたくないし、ITのことを学びたくもない。SIer自身も新しい技術積極的に取り入れない。その両者が結託して、古い技術社会現状維持させている。その良し悪しはともかく、多くの人がそれを望み、その望みがSIerという業種を存在させている。まるで邪教徒たちの祈り邪神を生き永らえさせているみたいな話である


古い技術革新しないと社会が変わっていかないとしたら、SIerは変化に対する抵抗勢力であり、SIerの古い技術者が変化の波でドロップアウトするのは、社会にとって必要新陳代謝といえる。

からもし、技術社会を変えようと望むなら、SIerは来るべき業種じゃない。技術先駆者たちが社会を変えようとして切り拓き舗装した道を歩きながら、すでに出来上がった仕組みを維持するために働いているのがSIerだ。技術社会を変えようと望む人は、是非他で活躍して、技術変化の波を起こし、俺をドロップアウトさせてみてほしい。

2024-08-12

Web系ってなんでSIerや電機メーカに突っかかってくんの?

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/zenn.dev/sta/articles/2024-08-10-sat-what_is_si

Web系とSIerネット上では対立してるって言ってるけど、Web系がSIerや電機メーカ(組み込み系)を馬鹿にする内容がほとんどだよね。

ソフトウェアで食ってるという共通点だけで、ビジネスモデルが違えば求められるスキルセットも全く違う(Web系はハードスキルSIメーカソフトスキルを重視しがち)のに、自分たち基準他人を測ることに何の意味あんの?

そんなにWeb系が賢くてSI馬鹿なら、SIの方が儲けてるんだからさっさと成り代わって代わりに稼げばいいじゃん。個人単位でも技術力軽視なSIer異世界転生して無双とか出来るんじゃないの?でも現実はそうなってないよね?なんでだと思う?

2024-08-08

anond:20240808124537

SIerというかIT系研究職ってマジで貴族だよな。

最前線プレッシャーに晒されながら後ろから刺されないようにあれもこれも確認承認、板挟みの状況で落としどころ考えて調整、お前らで直接会話しろよって状況で間取り持って合意形成。みたいなストレス

MAX現場とは無縁でまったりマイペース楽しい技術を追っかけてれば良し、メーカー研究職のように売れる製品を作らなくてはいけないというプレッシャーもない。

その割に穀潰しみたいな扱いはされずリスペクトされた待遇享受できる。ちゃん勉強してきて報われたねって感じ。

anond:20240807161020

JTC SIer研究職と長年お付き合いしてきたけど、彼らはそもそも研究なんて高度なことをしてる人はごく少数で、ほとんどの人は要件定義フェーズ派遣業をしてる感じだね。

研究所も自分お金を稼ぐというプレッシャーのせいか事業部門募集する「研究(依頼研)」という名の開発をする作業員をやっている。

その中で適当新規性を見つけて(無理やりひねり出して)特許書いて研究所としてのノルマ達成。

ちなみに研究職の人月単価は通常SEの数倍に上るため基本は上流工程しかさせられない。また研究職のためかドキュメントはあまりかけないし、

プロダクトコードレベル品質を作ることはもちろん、プロジェクトマネジメント等もできない。

となると一体何をやっているかというと、PJ初期段階の技術調査という名のAWSドキュメントを読んでまとめる作業をしてたりする。

から別に優秀さは特にいらないんだよね。作業員として真面目にやってくれればそれでOK

2024-08-06

anond:20240806100230

開発するのはSIer社員じゃなくてその下請け(協力会社)でしょ。

anond:20240806095930

SIerだけど、そんなことは無いよ。

ソシャゲでも開発してるのかね

2024-07-24

ITエンジニアってそんなに偉いのか?

はてブって定期的にIT求人年収が安すぎるとか、リモートから強制出社になってけしからんみたいな記事話題になるけど、正直、非ITエンジニアの俺からするとITエンジニアってそんなに偉いんか?って思ってしまう。

たかが「いち企業情シス」に年収1000万とか2000万が妥当か?リモート云々もあーだこーだ言ってるけど結局楽したいだけじゃん(まあ、労働者として条件が良いところに働きたいというのは理解するが)。

そもそも日本ITエンジニアって何してるんだ?大半はSIerってやつで業務システムを作ってるか、受託開発でアプリ開発してるだけだろ。

画期的先進的な事業をしてる企業とか、アメリアシリコンバレー企業なら年収千万にフルモートが当たり前って分かるけど、果たして日本ITエンジニアってやつは年収2千万が当たり前の仕事なんかね。

すくなくとも社内情シス年収1千万とか2千万とかはおかしいよ。

今の時代IT重要なのは分かるけど、メーカー設計者や研究者よりも情シスITエンジニアに高い給料を払うのが当たり前?それとも設計者や研究者給料も全員2千万にする?それは無理がすぎる。

上流階級を気取ってるけど、そもそも社会現場に出て年収400万とかで働いている人たちのおかげで成り立ってるって分かってるのかなぁ。

2024-07-20

anond:20240719013244

社名変更して光回線業者SIerやってるんでそっとしておいて

当時(と言っても末期らしいけど)開発担当してた人は20年前にデータセンターの所長やってたよ

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