はてなキーワード: オトメイトとは
乙女ゲーム大手のオトメイトがメディア化の一環としてでも悪役令嬢ものを出すなんて本当悪夢だ。よりにもよってヒロインを重視するので有名なオトメイトが。アイディアファクトリー名義だったらまだ収まりがついた。乙女ゲームで有名なオトメイト名義で出すのが、本当悲しい。
オトメイト名義で出すことで、乙女ゲーム企業は悪役令嬢を肯定した、シナリオとして破滅する悪役令嬢(ヒロインが破滅させる)と言えてしまう。腐媚びシナリオよりも圧倒的に悲しい。
悪役令嬢が流行って、乙女ゲームは売れたのか?悪役令嬢が乙女ゲームにいるという風潮も、ざまぁの対象となる風潮も嫌いだ。オトメイトのアムネシアに悪役の女性キャラがいたとプレイして知っている。でも彼女は悪のままだとフェードアウトするだけで和解エンドもあるし、悪になったのもそのルートのキャラに理由があって彼女は悪くないと思っている。
悪役令嬢ブームは、女性文化は馬鹿にしていいというミソジニー的目線も含んでいると偏見がある。そうでなければエロゲギャルゲの主人公からヒロインを奪うジャンルがなぜ一般化しないのか。エロゲギャルゲ男性向けラブコメの主人公からヒロインを奪うもの、主人公によって滅ぼされるとされるキャラの話が乙女ゲームほど出ているだろうか。
ドキ文をプレイして、アンチギャルゲかつギャルゲへの愛で溢れていると思ったが、アンチ乙女ゲームをするのなら乙女ゲームへの愛がなくてはいけないのではないだろうか。乙女ゲームシナリオに踏み躙られる悪役令嬢を書くのなら、乙女ゲームへの愛がなければただ乙女ゲームやプレイヤーを馬鹿にしているだけだ。
乙女ゲーマーのコンシューマ移行遅いなどゲーマーにも問題があるのは認める。ただ企業として腐媚び、リメイク商法など問題があるところに自らイメージダウンするような行為はやめてほしかった。
乙女ゲームをヒロインがいるから楽しんでいたから、次買うのはできればオトメイト以外にしようと足が遠のいてしまう。
ここで死んだら乙女ゲームがこれ以上貶められるところを見なくて済むのだろうか。どうして乙女ゲームは悪役令嬢やモブをいじめる悪の存在となってしまったんだろう。愛もなくネタとして消費されるのは悲しい。死にたい
鬼滅の刃って作品は読んだことないからしらんけど、ワイがここ数年で話が面白いと思った作品は、あいりすミスティリアっていうDMMのR-18版もあるソシャゲと、ららマジっていうサービス終了したけどスマホのソシャゲの2本やで。
前者はオーガストっていうギャルゲの老舗がシナリオ書いてるから良いんやろなあと思うし、後者は西村悠さんって人がメインシナリオライターで、オトメイト系の乙女ゲーのシナリオで有名な人だったらしい。これは道半ばでサ終してしまったから後にクラウドファンディングで続編小説の企画が立ち上がって、目標額を大幅に上回る3000万円弱が集まったっていうから、どれだけファンに愛されてた作品か分かると思うやで。
オタクがする女性向け作品の紹介で「乙女ゲームではないこと」が売りとして挙げられることが多いとの話題を見かけた。
確かに「乙女ゲーム」のタグが付けられた瞬間、sageても許されるような風潮を感じることは少なくはない。
乙女ゲーを筆頭にギャルゲー・BLゲー等の恋愛ゲームが好きなオタクとしては、「乙女ゲームじゃないから!」等の言外の「乙女ゲーム(笑)」な軽視に辟易しているが、本当に乙女ゲームを軽視している層の他に、ユーザーと非ユーザーの間で想像する「乙女ゲーム」が別物のため生じる誤解も感じている。
男性キャラクターが多く、主なターゲット層が女性に設定されている作品は広く「女性向けゲーム」と呼ばれているが、乙女ゲームとは限らない。
イメージ的には下図。
└ その他
話題のツイステッドワンダーランドはあんスタやA3に形態が近いため育成ゲーム(主人公がキャラクターと交流することはあっても恋愛には発展しないため)に分類されると思われるが、公式サイトや配信サイトにて表記が確認できないため、ユーザーによって解釈が異なる場合がある。
コメントを読んでる内に気づいたが、二次創作をそのままゲーム本編の内容として受け取っている層もいるのではないだろうか。
上で例に挙げた育成ゲームは乙女ゲームではないが、二次創作では主人公とキャラクターが恋愛成立しているIF創作もよく見かける。未プレイでは二次創作の内容が本編に沿っているかIFなのか判断ができないため「恋愛要素の話や創作をよく見る」印象から女性向け育成ゲーム全般=恋愛要素あり=乙女ゲームだと誤認している可能性がある。
テレビCMで見るようなイケメンが壁ドンしてキザな台詞を言うものを想像する非ユーザーが多いと推測するが、一般的に想像されがちなアプリの乙女ゲームは、オタクではない人をターゲットに開発されている。
やっぱり、30〜40代の女性が多いですね。よく「オタク向け」だと思われているのですが、ごく「ふつうの人」があそんでいるんですよ。
ただの「いい人」はゲームでも現実でもモテない。1本で1億円を稼ぐ「恋愛ゲーム」の裏側と、モテる二次元キャラの法則をアリスマティックが語る。
もちろん、ユーザーの想像する乙女ゲームにも上記のような要素は含まれるが、それが売りとなる作品は多くはない。そのため「乙女ゲームではない」の指す「乙女ゲーム」と、ユーザーが愛好している「乙女ゲーム」は別物の場合がある。
分類としては同じ乙女ゲームだが、言うなれば、同じ「読書」でも「小説好きと漫画好きの指す本は違う」のような感覚がユーザー間である。
「乙女ゲーム」と聞いて想像するものが人によって違うからと言ってどれがマシ等の評価は誰にも出来ない。また、興味がない人から見たらどれも同じだろう。
ただ、乙女ゲームに限らず「興味がないからどれも同じ」な思考停止に「そうじゃないんだよなぁ」と歯痒い経験をしたオタクは少なくないはずだ。多少なりとも共感があるなら、乙女ゲームではないことを売りにするときに「乙女ゲーム(笑)」が含まれていないか考えてもらいたいし、その「乙女ゲーム(笑)」のどのようなところが「(笑)」なのか掘り下げてもらいたい。
軽視するつもりがない場合は、できれば「乙女ゲームではない」ではなく「恋愛要素がない」「異性から言い寄られない」「チヤホヤされない」等と具体例を挙げてほしい。なぜなら、乙女ゲームに馴染みがない層が想像するよりもはるかにバラエティ豊かで、異性から言い寄られなければチヤホヤもされない乙女ゲームも存在するから。(恋愛要素がないと乙女ゲームではないため、恋愛要素は必須条件)
乙女ゲーム市場は小さく、滅多に話題にはならないが、偏見を吹っ飛ばすような名作も数多くある。恋愛を主題にしている作品もあれば、他の主題の過程で恋愛を育む作品もある。名作ではなくても個人の感性と合致する作品もあるはずだ。
漠然とした偏見で誤解したままだと勿体無いから、乙女ゲーム、プレイしてみたら楽しいよ。
ある程度乙女ゲームに興味を持ってる人の目に止まったら僥倖程度の文章だったため加筆。既知前提で書いてしまって申し訳ない。
強要する意図はなく、ユーザーと非ユーザーで言ってる「乙女ゲーム」が違うことも結構あるよなぁ、これを読んでもし何か思うことがあれば考えてもらえたら嬉しいなぁ話である。本件は単なる分類として使用する「乙女ゲームではない」には言及していないため悪しからず。
ブコメでもすでに言外の軽視や『「乙女ゲーム」と聞いて想像するものが人によって違う』が見えて興味深い。
余談だが、乙女ゲームはキャラ×自分として夢的に楽しむユーザーもいれば、キャラ×主人公としてCP的に楽しむユーザーもいる。(中には自分×キャラや主人公×キャラやキャラ×キャラの人もいる)いわゆる夢女子だけが楽しめるようにできている作品ではないから、やっぱり漠然としたイメージだけで語るよりは、触れてみたら意外と面白かったりするよ。
ターゲット層と相互的な敷居の例として純文学とラノベを挙げたらアプリの乙女ゲームをsageているとの意見があったため、誤解を招かないよう修正。しかしながらいちノベルゲー好きとして純文学とラノベに上下がある見方には疑問が残る。無意識の軽視についてより考えていきたい。
まず今回のQuinRose rebornの五月攻さんが戸田睦都美社長(商工リサーチにも載っているのでそのまま載せます)なのかどうかで大きく話は変わってくるかと思います。
もしそうだった場合はあまりにもユーザーやクリエイターさんや取引先さんに対して不誠実だと思います。
しでかした事に対して昔から謝罪も説明も何の対応もしていません。やり逃げ状態です。
確かに倒産してもう終わった事かもしれませんがしでかしました、倒産しました、区切りがついたのでクリーンですとはならないので不信感を覚える人がいて当然です。
それを許したとしたらオトメイトも信じられません。
また元増田には書かれていませんがミュージカルを控えた状態での倒産でした。
製作はポリゴンマジックというところでアートムーヴから版権を借りるという形での公演です。
アートムーヴとなんの関わりもありませんがそんなの舞台に慣れていない人には区別がつくわけがないですし
ニュースでも”再演が発表されていましたが、アートムーヴの事業停止により実施は難しくなるものと思われます"(今もニュースサイトを探せば出てきます)などと書かれていたので
ミュージカルはどうなるんだと各所で混乱が起きました。
それでもQuinRose側からユーザーへのアクションは何もありませんでした。
自分が作ってるわけじゃないからかもしれませんが自分のせいで起きた混乱に素知らぬ顔というのはどうなのでしょうか。
こういうところにも会社として不誠実さを感じました。
もし今回の五月攻さんが社長とは別人だった場合でも何か釈明などが必要ではないでしょうか。
数々のトラブルに触れないまま五月攻さんとして楽しいだけのツイートをするのは無神経に見えます。
また元増田が触れていてる③についてですが被害を受けた原画担当の方がツイートをされています。
https://twitter.com/Miya_Taira/status/1134867134612295680
https://twitter.com/Miya_Taira/status/1134869832115953664
https://twitter.com/Miya_Taira/status/1134870206252109831
https://twitter.com/Miya_Taira/status/1135195657877069825
こうおっしゃってくださっている通り好きな人も喜びたい人も自由でよいと思います。
私たちの怒りに必ずしも同調しなくちゃいけないわけではないです。
ただ私はQuinRose側は何もかも不誠実だったなという思いを新たにしました。
でも不誠実なままの人たちが今までのことを無かったことにして素知らぬ顔で開き直って作品を今後も発表するつもりなら私は無邪気に喜ぶことはできないです。
2019年6月1日、乙女ゲームを作っている会社アイディアファクトリーが祭典「オトメイトティーパーティー」にて、新ブランドを発表した。
これが、実質、株式会社アートムーヴ(2015年9月25日付けで事業停止)の復活だった。
(倒産に関して→https://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20151001_02.html)
アートムーヴが抱えていた乙女ゲームブランド「QuinRose」「QuinRose Underground]は「ハートの国のアリス」を作り、業界内ではそこそこ有名だったように思う。
ここではまとめてQuinRoseと呼ぶことにする。
QuinRoseは殆どすべてのゲームのメインシナリオライターに五月攻氏を据えており、氏が社長業も行っていた。
ここでは氏の問題点を書いていこうと思う。
①「五月攻」とは誰なのか問題
たとえ外注であっても五月攻の名前で発表される。(※本人名義でクレジットにのったライターもいる)
何が問題なのかというと、誰が問題の責任を負っているのかプレイヤー(買い手)には一切わからないという所。
②借金を抱えて倒産、フリーランスの方々に給与未払いのまま逃げた問題
詳しくはトゥギャッターを読んでくれ。
(https://togetter.com/li/900777)
(https://www.sankei.com/west/news/160523/wst1605230007-n1.html)
軽く説明すると、いわゆるコラでキャラクターを勝手に裸にし、性行為場面のスチルを作り、DMMで配信した。
裁判沙汰にもなっている。
五月攻氏は会社倒産の直後に、個人サイトとしてBurlesqueを開設。
QuinRoseで制作、著作権・使用権を有している作品の全文公開・新規公開を目的としている。
オトメイトパーティーでは元々QuinRoseで組んでいたスタッフとともに、
アイディアファクトリー内で新ブランド[QuinRose Reborn」として「ハートの国のアリスシリーズ」の新作を出すと発表。
問題を起こしたから怒ってるんじゃないです。問題をどう解決したのか、説明していないから怒っているんです。
謝罪をしろとは言いませんが、何食わぬ顔で復活するのが心底許せない。
裁判があったから、五月氏と絵師は何もかもわかっているかもしれないけれど、プレイヤーは何も知らされずに、ただ好きなキャラクターをレイプされて終わったままなのです。
ゲームを作ってくださった方々にちゃんとお金が支払われたのか、説明がないから怒っているんです。
私がこれまで10年間クインロゼを好きで居続けたのは、こんな結果を望んでいたからではないのです。
ヒプノシスマイクの脚本は、その楽曲の質の高さに比べてかなり質が低い。
彼が手がけた作品は、帯にたくさんの業界人のコメントをつけた大々的な売り出し方に比べても、まったく無名といっていい。そんな百瀬氏の初めてのヒット作がヒプノシスマイクなわけだが、それにしても彼の脚本が評価されてヒットしたわけではない。ヒプノシスマイクがヒットしたことは、百瀬氏の脚本家としての能力の高さを証明するものではないのだ。
ファンが増え始めた時期が物語が大きく動く前(バトルシーズンCD発売前)ということからもそれが分かる。音楽を取り除き、純粋に百瀬氏のシナリオライターとしての力を試されるコミカライズが連載された際、ファンからは激しい拒絶反応が起こったのも記憶に新しい。
これは『解釈違い』という言葉で表されていたが、その言葉選びはファンなりのオブラートであると考えている。『多くのファンの要望に応えられていない』と言うのが正確ではないか。少なくともこのファンの拒絶は、ただのヒステリーではなく評価と捉えられるべきだ。
音楽が一番で、テキストやドラマは二の次の作品だから仕方ない、という人もいるだろう。だが、だとして質が低いことの理由にはなれど、買い手たるファンへの言い訳にはならない。少なくとも、コミカライズにCDを特典でつけるなんてことは、すべきではなかったと思う。この商法によって、音楽第一コンテンツという言葉には説得力がなくなってしまった。本来一番の売りであるはずの音楽をオマケにつけるなら、それに見合うだけのクオリティを求めるのは当たり前の話だ。
さて、この問題にぶち当たったとき、私が知りたいと思ったのは「なぜ彼がシナリオ担当になれたのか?」ということだ。百瀬氏には特に有名な仕事はないし、出資元のひとつであるオトメイトの仕事経験もない。それどころか女性ユーザー向け作品の経験すらない。ではなぜ百瀬氏がシナリオを担うことになったか、その理由のひとつはおそらく『ツテ』だ。
百瀬氏のデビュー作「オール・ジョブ・ザ・ワールド」の帯には先述のとおり多くの業界人のコメントがある。その中にヒプマイの速水奨氏、斎藤壮馬氏の名前がある。ヒプマイのキャスト内でもかなり売れっ子のお二人に帯を書いてもらえるほどの縁ならば、参加する新しいプロジェクトのライターとして名前を挙げてもらえる可能性は高い。
もっともそれだけではなく、普段からラップと親しんでいるだとか、ある程度ドラマCDでもマンガ原作でも書ける脚本家であるとか、様々な理由はあるだろう。だがやはり初めの一手はツテではないかと思う。(もちろんツテで仕事をもらうのが悪いとは言えない。ヒプマイであれば野津山幸宏氏も速水奨氏経由での採用だと思われるが、野津山氏は同作キャストにも言及されるほどラップに優れている)
正直ずっと「もっと他に適した脚本家を探せなかったのか? 現在のこのシナリオは、本当にきちんと監修されブラッシュアップされたものなのか?」という疑問が続いている。女性ファン界隈は良くも悪くも自浄作用が強く、ファンが苦言を呈することをよしとしない。嫌なら見るなの考えが非常に強い。そのため愚痴垢以外ではこういう話は出てこないが、早めに問題点についてはっきり表面化させた方がよいのではないかと思ってこのエントリを書いた。自浄作用に抑圧されたファンの行く先は、他の新しい作品に移ることだけだ。公式にはあまり胡座をかかずに作品の質と売り方について考えてほしい。百瀬さん、もうちょっとなんとかマシな話書いてくれよ。頼む。それか脚本家増やして。
なぜヒプマイが現在荒れているのか、何が悪いのか、という疑問を持っている方(疑問を持っていない方は結構です)は、
男性向けジャンルの美少女キャラが19歳の乙ゲー顔イケメン弟にブラコンを発動していて、さらにその弟がメインストーリーの根幹に関わってきたらどうなるかってことを考えてみるとわかりやすいかもしれません。
(私の答:男性向けジャンルなのに、イケメンキャラが出張ってきたら、イケメンキャラいらんやろ!と、おそらく荒れる)
それのなにが駄目かわからない人は、ハイキューが今週から突然超次元バレーバトル漫画になるとどうなるかってことを想像してみるとわかりやすいかもしれません。
(私の答:王道スポ根漫画なのに、ビームが出る必殺技とかし始めたら、なんか違うので、おそらく荒れる)
追記:これも感じ方は人それぞれですので言っても詮無いこととは思いますが、オトメイトがキャラ原案に関わっていて、謳い文句が「男性声優×ラップ」のプロジェクトですので、たとえ続けていく中で男性の支持者が増えても、根っこは圧倒的に『女性向け』かと。
男性声優×ラップのヒプノシスマイクが女性キャラクターの立ち絵を公開した件でまた炎上している。私調べで1週間ぶり5回目の炎上。燃えすぎ。もはや燃えカスになっているのではないかと思いきや、まだ燃えてる。すっごい。
かくいう私も1週間くらい前、新しいドラマトラックの公開を機にヒプノシスマイクを降りた。コミカライズ1話を読んだ時から降りるか降りないかウジウジ悩んでたんだけど新しいドラマトラックが酷すぎて秒で降りることを決意した。ちなみにヨコハマ推しだった。
降りた後は、一応かなり思い入れのあるジャンルだったので、RADWIMPSの「もしも」の「もしも時が戻るならば純粋そのものだった君にまた出会いたい もしも時が戻らぬなら素晴らしかった君に恋してた僕のままで」という歌詞に自分とヒプマイを重ねてシクシク泣いたりした。完全に彼氏と別れた後みたいな感じだった。
だって過去のヒプマイは本当に素晴らしかったのだ。こう言うと何だか古参面してるみたいでイヤらしいが本当に割と古参だったので許してほしい。
そもそもが2017年の秋に始まったプロジェクトなので古参も新参もクソもない気もするけど。でもヒプノシスマイクというジャンルを新と旧の大きく二つにわけると、その分かれ目はあのめちゃくちゃバズったバトルアンセム(全員が歌ってるやつの二曲目)が公開された頃ということにはなると思う。むちゃくちゃかっこいい曲だったよね。かっこよすぎて、初めて聴いたとき「こんな幸せでいいの?」って泣いたし。
あの曲のおかげでヒプノシスマイクというジャンルが本格的に世間に認知されるようになったのかなと思う。し、同じように思ってる人も多いはず。
さてそのようにして2018年夏頃人気を爆発させたヒプノシスマイクだったが、この後から雲行きが怪しくなり始める。仕上がっていない声優のいるライブ。まったく出ない円盤(でも映像はあるらしい)。音ゲー化決定。歩数計バトル(これは面白かったけど)。バトルの勝者に贈られる賞品(これは賛否両論あるけど、物議は醸した)。
そしてCDについているドラマトラックの、脚本。これに関してはかなり早い段階からおかしくなり始めてはいたのだ。というかそもそも最初からおかしくはあった。でもそのおかしさがなんか面白かったしウケていた。ように思う。
声だけで展開されるので、多少キャラクターがブレていてもトンチキな言動をしていても私たちはそれをスルーというか、見て見ぬ振りをしていた。もしくはなんかいい感じの妄想で補って脳内でいい感じの方に持っていっていた。
私は入間銃兎推しだったけど、ドラマトラックで彼が中高生に喧嘩を売り始めた時点で「ん?」とはなっていた。でもそんな気にしてなかった。
もう一回言う。そんな気にしてなかった。というか気にしないようにしていた。なぜならヒプノシスマイクにおいて最重要なのは楽曲であり、ラップバトルだったから。曲とラップがむちゃくちゃ楽しかったのでストーリーはまあそんなに気にしなくていいかな、て感じだった。
しかしそのようなスタンスだった私のような者に致命傷を与える事件が起こる。
これに関しても、最初は「へー!コミカライズ?立ち絵数枚の推しがついに……」みたいな感じだった。だってコミカライズって、"スピンオフ"でしょ?って感じだったからである。
インターネットの奥地でこんな愚痴を読んでいる人は全員知っていると思うけど、知らない人もいるかもしれないので説明する。ヒプノシスマイクはキングレコード内のレーベルが手がける「男性声優×ラップソング」のプロジェクトである。
その言葉の通りオタクコンテンツでヒップホップのガチ曲を男性声優が正々堂々と歌う。そしてファンが得られる情報は公式HPの立ち絵とキャラ紹介と楽曲とCDに収録されているドラマトラックのみ。完全に"音"がメインで展開されていくジャンル。
一体誰が、そういった音楽がメインのジャンルで、突然コミカライズがストーリーの本筋を描き始めると思うだろうか?
誰も思わん。私も思わなかった。周りのみんなも思ってなかった。不意打ちだった。
別にドラマトラックをなぞるだけならいい。それならあくまでメインは、ドラマトラックであり、耳から入る情報だから。けれど三つある(なんで三つもあんの?)コミカライズのうち一つは、作中で伝説とされているグループTDDの結成から解散までを描く前日譚だった。それだけならまだいいよ。本編の補完って感じなら、別にいいよ。
でも、世界観の重要な設定とか、今後のストーリーに絡んでいく新キャラとかをコミカライズで出すのは流石に違う。
違うでしょ。違うよな?私の感覚がおかしいのかな?そんなわけないよね?だって実際かなり燃えたし。
今まで"音"がメインだったわけですよ。楽曲とドラマトラックのみでストーリーが展開されていくっていうワクワク感が私は好きだったわけ。わかるか?わかってくれるよね この気持ち
それにドラマトラックをなぞるだけならまだいいってさっき言ったけど、音声だけならスルーできていたキャラのトンチキな言動とか、ちょっと現実離れした設定とか、視覚化されたら、もう見て見ぬ振りできんのですわ。もう見逃してあげられない。嫌でも目に入ってくる。圧倒的違和感。
と、いうわけで冒頭に書いたみたいにコミカライズ1話を読んだ私はかなり悩んだ。理由は上に記したことと、もう一つ。ストーリーがすんごいつまんなかったから。もう話が矛盾してるとか破綻してるとか世界観があやふやすぎるとかこのご時世にジェンダーに関わる話にするならもっと考えなよとか色々全部ひっくるめて、「つまんなかった」で表現してもいいか?いいよ
それでも過去のヒプノシスマイクがむちゃくちゃ楽しいジャンルだった(お正月remixとか)ということや、仲の良いフォロワーがいることなどを考えるとなかなか離れる踏ん切りがつかなかった。
もしかしたらコミカライズはこれから先面白くなるのかも。話も辻褄があうのかも。もしくは、コミカライズは読まないでCDだけ聴けばいいんじゃないか?今までだってCDとドラマトラックだけでこのジャンルは成立していたんだし。ね?
コミカライズ読まなければいいんじゃない?楽曲を楽しんで、ドラマトラックだけ聴けば話がわかるんじゃない?ね?
だってCDが、楽曲が、ドラマトラックがメインの原作でしょ?だよね?ね?ね?そうだよね?ね?
違った。1週間くらい前にyoutubeで先行公開された、次のCDに収録予定のドラマトラック(てか30分全部公開とか、CD売らん気か?)。コミカライズに登場した新キャラたちの名前が当然のように出てきた。
つーか名前がキラキラネームすぎて目で受け取った情報と耳で聞いた音とがイマイチ合致しないけど、当然のように名前出てきた。あとキャラクターの1人の口調が変わってた。そんなのありかよ
コミカライズを読んでいない人は、確実に話についていけないだろう。
というか読んだ私も話についていけなかった。
全員別の人みたいだった。
そこで私はようやく、私の知っているヒプノシスマイクが全く別の、私の知らないヒプノシスマイクにいつのまにかすり替わっていることに気がついたのだ。
こうして私はもうこのジャンルについていくことは無理で、私とヒプノシスマイクは完全に志を違えてしまったのだという実感を得てRADWIMPSを聴いて泣くことになる。
以上、ジャンルから離れて微妙に日数経ってるのに、オトメイトが関わっているジャンルで既存キャラのイラストも数枚しかない状態で女性キャラの新規絵を出したヒプノシスマイクが面白すぎて我慢できなくてこんなん書いてしまいました。
コミカライズが無理で、ストーリーが無理で、新しいドラマトラックが無理で、と言うと必ず「脚本家はずっと一緒の人なのになんで急に無理になったの?」という疑問をぶつけられますが、それはつまり、こういうことなのです。
見て見ぬ振りしてきたところを、見て見ぬ振りできなくなったから。
そして見て見ぬ振りできなくなるような売り方に変えたのは公式です。いやまじで公式に恨み言とか言いたくないし、私ヒプノシスマイクのこと大好きだったから、本当に、別れるのは辛い。横浜とかなんかもう元カレとの思い出の場所みたいになった。
私だって出来ることならずっとヒプノシスマイクを応援したかったし推しのことを好きでいたかった。でも無理になった。公式の売り方のせいで。
変わったのは私じゃない。ヒプノシスマイクだ。そしてそれに怒るのは絶対に悪いことじゃない(すごく攻撃的になるのは違うけど)。私は自分勝手なので、これだけは言いたかったんです
読みました。
一つのコンテンツとして世に発表された以上は、いろんな意見があって当然だと思います。
また、作り手が意図しなかった方向へ解釈されることだって仕方がないことです。
しかし今回のエントリーを読んだジャンル外の方々やフェミニズムに詳しい方々が、エントリーから得たあらすじと偏った知識のみでコンテンツを批判しているのを見かけました。非常に悲しく思いました。
一ファンとして該当エントリーに対して感じた違和感を述べていこうと思います。
>体制側に女性を置き、打倒すべき相手として設定することで、今の社会なら「クソ女」と言えば差別で蔑称になるのを、不満や怒りの発露、当然の悪口のようにしてしまう。
ここまでの説明だとヒプノシスマイクを知らない人は登場キャラクター全員が「女性」に対するヘイトを抱え、ミソジニー発言を頻発しているのだと勘違いしてしまうのではないでしょうか。
そもそも「クソ女」という言葉を使ったのは12人いるキャラクターのうち、ヨコハマディビジョンのリーダー左馬刻ひとりです。
彼は「クソ女どもが支配するこの世界を力でねじ伏せる」「俺様の理想とする世界に強制的に作り変える」とドラマCD内で発言しています。
一方でその発言に対しヨコハマディビジョンのリーダー一郎は「強制された世界に何の意味がある。今のこの状況と何も変わらねえじゃねえかよ」と返します。
実はこの二人は過去に左馬刻が女尊男卑から男尊女卑の世界を作り上げようとしていることに反発して、一郎が過去に袂を別ったという経緯があります。
左馬刻がミソジニー発言を行なっていることについて触れながらも、ジェンダフリーの考えを持つ一郎が存在することについて触れられてはいないことに対して、違和感を感じます。
>オトメイトレーベルは女性向けなのもあって女性キャラクターがほとんど出てこない。そこに正当な理由があるんですよ、としたいがための設定に過ぎないんだと思う。それを元に作り込むような丁寧な世界観構成とは言い難い。
>言い訳にしては、女尊男卑の世界観はあまりにメインターゲットに失礼ではないか。
>本当に女尊男卑が貫かれているならいい。税金10倍、手取りも悪くて、がんばってもマトモな仕事につけない。女性からは常に舐められる。正社員なのにお茶汲み、ものを頼めば「ほんと生意気、やっぱ男だから仕方ないか〜(笑)」と言われる、そういう世界観なら確かにキャラクターに肩入れして「このクソみたいな世界を変えてくれ!」に素直になれる。
H法案制定以前の男性主体の政治で戦争が勃発したため、女性が政権を握るようになっただけの世界だと私は解釈しています。
あくまでも「中王区の女」が政治を行なっており、そこに男性は参入することができないというのが現時点で公式から発表されている情報です。
中王区外の女性と男性にも差があるというような設定は最初から出ていません。
作り込まれた世界観が一体何を指しているのかはわかりませんが、勝手に完全な女尊男卑の世界だと解釈し、肩透かしを食らっただけではないでしょうか。
>こういう時、「あなた達皮肉られているかもしれないんだよ!」とファンに言っても無駄だ。
自分たちが男性を消費する悪趣味さを皮肉られる、そういったブラックさに惹かれる人間の気持ちは理解できないのでしょうか?
そういった部分を面白く感じる層を公式はターゲットにしているわけで、そこに違和感を感じた時点でそれは公式がお客様としている層ではなかったというだけです。
それをわざわざ誰もが見える場所で発信し、ヘイトスピーチを行う必要はなかったのではないでしょうか。
また、「公式にバカにされていることに気づいていないバカな女性に啓蒙して差し上げている」というような考えが透けて見えて非常に不快です。
>ヒプノシスマイクが女性が権力を握る社会への単なる下克上ストーリーではなく、ジェンダーで立場が縛られる価値観への一石になることを願ってやまない。
ヒプノシスマイクは弱い男性たちが社会への下克上を行うストーリーではありません。
メインがラップバトルによる領地争い。そしてその目的は「世界を変える」ことです。
全員が女性政権を打破しようとしている、というような設定はありません。
また、前述した通りイケブクロのリーダーは「ジェンダーで立場が縛られる価値観への一石」を投じようとしています。
それを最後まで伏せ、このように結んだ時点でしっかりドラマを聴いていない方なのか、もしくは”元”ファンの方なのではないかと感じました。
勿論、そこには多大という言葉ではくくれない程の犠牲を払ったのだ。
中王区と呼ばれる、男性を完全に排除した区画で政は行われるようになった。
そこで新たな法が制定された。その名もH法案。人を殺傷するすべての武器の製造禁止、及び既存の武器の廃棄。しかし、それだけでは愚かな男性の争いは根絶されない。
なので、争いは銃ではなく人の精神に干渉する特殊な【ヒプノシスマイク】にとって変わった。
言葉が力を持つことになったのだ。
そして争いに親和性のあるラップを使い、優劣を決する世界になった。
男性は中王区外のシンジュク・ディビジョン、シブヤ・ディビジョン、イケブクロ・ディビジョン、ヨコハマ・ディビジョン等の区画で生活をすることになる。
各ディビジョン代表のMCグループがバトルをし、勝った地区は決められた分の他の領土を獲得することができる。
これは、兵器ではなく言葉が力を持つことになった世界で紡がれる男たちの威信をかけた領土バトルなのだ。
有名なライターのダイマツイートや新譜の影響で今かなり注目されている新進気鋭のジャンルだ。要はいわゆるオトメイトにありがちなキャラクター個性の強いイケメンたちの話なのだが、今までになかった「オタク向け×ラップバトル」という所が独特である。
現在、アニメや小説ではなく、オーディオドラマとキャラクターのラップの収録されたCDが主体のコンテンツになっていて、このラップパートにかなり力が入っている。藤森慎吾やサイプレス上野、新譜にはラッパ我リヤやAvecAvecが参加していて、どれも中毒性の高い曲に仕上がっている。
正直、結構ハマっている。新譜が更新された日も、日付が変わってすぐに聴きに行った。前述の通り曲もかっこいいしかわいいし、ドラマパートも思いもよらない掛け合いや、思いもよる掛け合い、オタクなら妄想した展開が起きたりしていて、5年前の自分なら「マジ公式が最大手wwww病気www」と呟いていたと思う。
だけど一方で、このジャンル、かなり危険なんじゃないか、とも思っている。完全に馬鹿にされて乗せられているんじゃないかと感じてしまう。
女尊男卑のH歴では男は女の10倍の税を貸されていて、中王区を囲む高い壁と厳重な門は税金で作られている。男と男のディビジョンを巡るラップバトルの際は許可を得てその門をくぐって中王区に入り、そのバトルは恐らく放映なり中継なりされて、女性の巨大エンターテインメントになっているらしい。しかもかなり人気があるようで、次の日に初バトルが控えているキャラクターが女性に追い回される、という展開もあった。
この「女性に消費されるエンタメとしての男」という在り方は完全に女性向けジャンルの在り方と一致している。イケメンが出てきて、カッコイーだの顔がいいーだの個性強すぎだの言って話題にする。物語の中でもラップバトルの勝敗は女性が付けるようだけど、CDに投票券が付いているので、これはリンクというより完全に重なり合っている。
これが例えば「女性アイドルが露出や過激なサービスを男性に消費されていることへのアンチテーゼ」とか「流行り廃りの早い女性向けジャンルの在り方へのジョークで笑い所」ならかなりブラックだとは思うがまだいいのだ。けれど、設定の基幹、何度も繰り返し強調される部分で行われている。
体制側に女性を置き、打倒すべき相手として設定することで、今の社会なら「クソ女」と言えば差別で蔑称になるのを、不満や怒りの発露、当然の悪口のようにしてしまう。逆に「所詮お前も男ということか」というセリフが出てくるが、これは侮蔑として受け取れるし、そう発する女性に対してキャラクターたちは唇を噛む訳だ。
私にはこの置き換えがホモソーシャルにおいて女性を排除する事への正当化にしか思えない。
オトメイトレーベルは女性向けなのもあって女性キャラクターがほとんど出てこない。そこに正当な理由があるんですよ、としたいがための設定に過ぎないんだと思う。それを元に作り込むような丁寧な世界観構成とは言い難い。
言い訳にしては、女尊男卑の世界観はあまりにメインターゲットに失礼ではないか。
本当に女尊男卑が貫かれているならいい。税金10倍、手取りも悪くて、がんばってもマトモな仕事につけない。女性からは常に舐められる。正社員なのにお茶汲み、ものを頼めば「ほんと生意気、やっぱ男だから仕方ないか〜(笑)」と言われる、そういう世界観なら確かにキャラクターに肩入れして「このクソみたいな世界を変えてくれ!」に素直になれる。
ホストはもてはやされ、お客の女の子を「子猫ちゃん」と呼ぶ。別に上から目線の営業、という訳ではなく、むしろ紳士的な営業のタイプだ。
サラリーマンと同じ職場には女性もいるし、その友達(ホスト)が職場に来た時にナンパをしまくった、という描写から、少なくとも声を掛けられるような関係だとわかる。
警察官という官職にも、医者にも男はなれる。それがとても恵まれた特別なことというような描写はないし、そういう仕事は権力の弱い男に押し付けるということでもないようだ。
ヤクザは「権力・金・女に酒」と歌っているから、少なくとも世の女がほとんど皆男に対して高圧的で支配的な訳ではなく、むしろ逆の立場の女性もいるということがはっきりわかる。
別にこれらだけを抜き出せば女性差別すぎるという訳でもない。現代と変わらないレベルだと思う。
あるいは女性だけのクラス壁の中だけ異常に差別が強いのか、と思えば、レストランの店員の女性に生意気な口を訊いても追い出されるわけでもなし、道で女に声を掛けても「キャー!」と黄色い声を上げるだけで、デリカシーのない発言は返されない。
そのような実状の描写がありながら、ストーリーの旨みのために「覇権を女ばかり握る間違った世の中」としてしまって、巨大な壁を描写して、わかりやすい敵として女性全体を想定することはおかしいのではないかと思うのだ。それならもっと徹底すればいいし、あるいは燃えやすいジェンダーへのdisは避けるのだって定石だ。
しかも元々ラップやヒップホップというのはかなりミソジニーな文化である。FSDではラッパーの女性に「おまえもいつか妻になる 妻になり母になり、そのあと『なんでお母さんあんなことしていたの』っていわれないように」と向けられたほど、女性はスタンスや地元、これまでのバトルよりもジェンダーをdisに上げられてしまう。
それが問題視され始め、ジェンダーフリーなヒップホップをと少しずつ声が上がり始めたまさにその今、こういう性差別的コンテンツが出て来た意味は、偶然というには出来すぎている。単に商業的にいいフィールドだったとしても悪趣味だ。
ヒプノシスマイクというジャンルが怖いところは、ポップでキャッチーなキャラクターや、「ラップで回復・精神干渉・防御する」というコメディチックでバカバカしい、笑ってしまうような楽しいジャンルとしてパッケージングされているところだ。twitterで検索をかけても、ヒプノシスマイクのミソジニーを指摘している人はいるにはいるがそう多くない。みんな楽しんで考察や二次創作をして盛り上っている。
こういう時、「あなた達皮肉られているかもしれないんだよ!」とファンに言っても無駄だ。女性向けジャンルでソシャゲのトレス疑惑が騒がれた時、ファンは指摘する側を非難して意見を潰そうとした。ましてやはっきりいけないことという訳でもない思想の話、騒ぐ方が野暮だといえば黙って頷かざるを得ない。
けれどここで不快なジャンルは無視しよう、になれないのは、私もまたファンの1人だからだ。好きなキャラクターもいるし、新曲はかっこよかった。投票結果がどうなるのかも楽しみにしてしまっている。ここでとりあえず文字にすることで、あるいは盛り上がりの中心まで届くんじゃないかと思うのだ。
創作物と現実はもちろん違う。しかし、創作物の行間においてこそ現実の常識や意識が反映される。行間を埋める努力が足りないままセンシティブな問題をただ面白みとして利用するのは軽率だ。純粋なファンにしてみればうるさいだけだとしても、世に出した以上、世間の流れと切り離すことは不可能だ。
先程書いたように、ヒップホップはジェンダーフリーを目指すべきだ、という転換期に来ている。勿論、ヒップホップ以外も世間全体が性別に囚われない個人評価の時代になってきている。ヒプノシスマイクが女性が権力を握る社会への単なる下克上ストーリーではなく、ジェンダーで立場が縛られる価値観への一石になることを願ってやまない。
遅田だけど、A「〇〇面白いよね」→B「△△観てないの?」みたいなやり取りが嫌になったので色々観てみた。地上波でアニメを観ないので、配信を待ってたら遅くなってしまった。まだ観ていない作品もあるけれど、ウマ娘の4話が配信されてたのを見て心が折れたので途中送信。それっぽく並べてあるけど、作品の優劣は付けてない。容赦して。
ネトフリ限定。航空自衛隊のおしごとアニメ。自衛隊等、軍隊の色んなお仕事を描く場合、「GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」みたいに架空の戦争を描くのがセオリーというか、一番手っ取り早い気がするのだけれど、本作は日常業務を割とメインに描いている点で珍しい気がする。そのための「ドラゴンの世話係」というモチーフはすごく好き。
何よりこの作品が良いのは、メインで描かれているのが「様々な事件を航空自衛隊が解決していく姿」とかではなく「そういった様々な業務をこなしていく中でもみくちゃにされる主人公の、心の機微」なところ。1話で既に胸がいっぱい。
全体的にテンポが良い&笑ったり泣いたり出来る内容なので、「宇宙よりも遠い場所」が好きな人はツボかも。円盤買おうか検討中。
かっこいい大人を描くアニメ。ある日主人公の前に超能力を持った少女が現れて云々というモチーフはとても好き。特に「特殊能力を持った子供と、精神的な支えになってくれる保護者(大人)」という関係を描く作品がツボなのでもっと観たい。「アリスと蔵六」とか。
とにかくギャグとシリアスのバランスが秀逸。「シリアスなシーンっぽいけどBGMがギャグ」とか「イイハナシダッタナーと思わせといてツッコミで落とす」とか。特に及川啓監督作品「この美術部には問題がある!」にも共通しているツッコミの良さが健在で嬉しい。
公式ラジオによると「アイッター!」はアフレコ現場のノリで思いついたらしく、本作に限らずのびのびと声優が演技している作品は観ていて楽しい。「この美術部には問題がある!」でもアドリブをどんどん採用していくスタイルだったそうなので、本作もすごく楽しみ。
なお監督は今期「ウマ娘プリティーダービー」も兼任しているらしいのだけれど、控えめに言って命燃やし過ぎじゃないだろうか。
P.A Worksによる競馬場の擬人化アニメ。田舎から上京した主人公が、ウマ娘の頂点を目指すスポ根モノ。でもライバルもみんなおんなじ学校にいたり、しかも割と仲がいいというのがすごく今っぽくて好き。でも実際そういうもんだよね。
とにかくレースのシーンが非常に良く出来ている。草薙の背景美術によるリアルな競馬場、キャラクター同士の会話が聞こえないくらいうるさい歓声、ウマ娘の走るフォームやめちゃくちゃ重い足音、アツイ実況と落ち着いた解説、他の子に追い抜かれるときの「むりー!」とかすごく秀逸なセリフだし、そもそものレースシーンの尺とか(アニメの尺で1~2分。わざとかな)。競馬を好きになりそう。
あと競馬の小ネタが満載の作品になっている、らしい。私みたいに競馬初心者はニコニコ動画等外部記憶を利用しながら観ると10倍位面白いのでおすすめ。
50周年につきリライトされたあしたのジョー。スラムからボクシングで成り上がっていく主人公を描く作品。各所で有名なイラストレータが監督を務めているらしく、キャラの造形にすごく味があって良い。それにスタジオ風雅の背景はドンピシャ過ぎる。
いくつも映えるシーンがあるんだけれど、その度に主人公やライバルがジョーや力石にしか見えないところがとても良く出来てる。
アウトサイダーの主人公を描く作品にヒップホップミュージックはよく合ってる。個人的に大好きなジャンルの音楽なのでそれだけでもツボなのに、加えて音楽を引き立てるような演出もあったりして最高すぎる。音楽を担当するmabanuaの楽曲はgoogle musicとかで聴けるのでみんな検索してみてね。
私は原作未読なのだけれど、当時もボクサーと呼ばれる人たちは本作みたいなアウトサイダーだったのだろうか。今ではオリンピック種目にもなってるくらいメジャーな競技なので、そういう「ボクシング=クリーンなイメージ」と距離を置くために、メガロボクスというモチーフを作ったのかも。
アマプラ限定。2010年代のヲタクを描く日常アニメ。最近観たオタクx恋愛な作品は「ネト充のススメ」と「3D彼女 リアルガール」だけれど、前者はトレンディドラマ、後者は少女漫画テイストな感じ。対して本作はもっと、有り物としてのオタクを描くことがメインになっていて、よくツイッターとかで流れてくる「オタクを相方に持つ(自身もオタクの)漫画家さんが、実際にあった面白いことを漫画にしてみました」的なものに近いかも。かつ、これまでのアニメ作品の中でも特に(私の知る限りの)リアルなオタク像に近く、オタク=不健全な人みたいなイメージではなく「ほとんどのオタクは(多少不健全であっても)割とマトモに生きているんだよ」という描き方がされている。私はオタクではないのだけれど、とてもわかりみが深い。
個人的に一番好きなシーンは「職場で昼休憩の時間になり、おもむろにイヤホンを取り出し、カロリーメイトを加えながらSwitchでモンハンを始める主人公(男)」。なおクレジットにちゃんとモンハンの名前がある。間違いなくモンハンをプレイしていて笑った。
驚いたのは「出ねえじゃねえかよ紅玉よお!物欲センサー発動してんじゃねえよ!(リオレウス狩りながら)」というくだりがノイタミナ枠で流れたこと。すっかり市民権を得たんだなぁ、としじみ。
公式ラジオでも言っていたけれど、ネットスラングの発音がすごく難しそう。正解がないだけに、「なんか違う」って思う人は多いんだろうか。
かわいいコメディ。ソシャゲ原作なのに、自らを容赦なくネタにしていくスタイル。監督は多くのラブコメ作品を作った人なので、コメディ要素が非常に良く出来ててとても面白いし、女の子がみんなかわいい。
特にソシャゲ要素のネタ化が秀逸で、一度でもソシャゲをやったことある人なら刺さると思う。老若男女誰でも?気軽に楽しめる感じがある意味ラストピリオドらしさなのかも(やったことないけど)。
ロボットアニメを題材にした、宇宙戦艦乗りの日々を描くギャグアニメ。「いつ戦闘になるかわからない中逃げ場所もなく、毎日同じ兵士たちと衣食住を続けてたらストレスで絶対頭おかしくなる人出てくるよね」を体現したような主人公の悲喜こもごもを丁寧に描いている。何が良いって、短いアニメなのに作画がめちゃくちゃしっかりしているので、色々ヤバイことになってる主人公を見ていると脳裏に他作品の主人公の姿がチラつくこと。マジで実際ありそう。それにしても主人公の狂いっぷりが最高すぎる。
FOD限定。アイヌを舞台にしたモンスターハンターみたいなゆるキャン。制作は「虐殺器官」「刻刻」のジェノスタジオで、元請けは本作が3つ目。なんでハードな作品ばっかなんだろ。
物語の縦軸は悪人を倒し、素材を剥ぎ取って集める事だけれど、乱入してくるイビルジョーみたいなヒグマのほうが怖い。登別にある(´(ェ)`)牧場行ったことあるけどヒグマはめちゃくちゃ怖い。アレと対峙する主人公のフィジカルは、モンスターハンターの世界で最強の生物ことハンターのそれである。
一方ゆるキャン要素がとても良い。風景のロングショットの多さや焚き火が何度も登場する感じとか。そういう雰囲気を大切にしてる作品。
音響が良いので、自然音(焚き火の音とか)も戦闘音(爆発音とか、銃のリロードをして排出された薬莢が岩の上に落ちて転がる音とか)もとても雰囲気が出ていて痺れる。
音楽は全体的にストリングスでまとまっていて、映画みたい。サントラ買おうかな。
アイヌ語監修、アイヌ設定監修がおり、アイヌの文化について丁寧に描かれているのが印象的だった。なによりアイヌの人→アイヌの人ではなくアイヌの人→アイヌじゃない人の構図でアイヌの話をするので、細かい説明付きでとてもわかり易い。
OPがMAN WITH A MISSIONなのは流石に草。絶対顔で選んだだろ!
2期。1期のときと変わって監督が佐山聖子(総監督は引き続き佐藤順一)、脚本が赤尾でこ、福田裕子に。やさしいせかいの部活モノ。私は他校との競争がメインの部活よりも「その生徒にとって、一生モノの楽しい思い出や趣味、居場所作り」がメインの部活のほうが好き(必ずしも両者が対立するわけではないけれど)で、本作は後者。
以前「高校時代は一生懸命部活に打ち込んでいたのに、高校を卒業したあともその分野を続けてる人がほとんどいない」みたいなニュースがブラック部活問題で話題になったけれど、本作のダイビング部であったり、ゆるキャンの野クル(部活じゃないけど)みたいなのは、部活という在り方に対する一つの答えなのかも知れないなぁ、と思った。何より先生が良い人で、悩む主人公を導いてあげる役目を負っているのが好き。
背景美術の雰囲気、なんか変わった?と思ったらスタジオカノン→J.C.STAFF美術部に変更してた。どちらも非常に綺麗。
物語の縦軸は「てこの成長」なので、1期を見ていないとピンとこないと思う。
ネトフリ限定。ミュージカルアニメ。そもそもディズニー作品以外にミュージカル風のアニメを見たことがないので、すごく新鮮。ストーリー自体は王道で、「不思議な力を持つ主人公」「ギークでちょっと頼りない兄弟」「正義感の強い騎士」「悪い王子」「心の優しいお姫様」等キャラクターの描き方もわかりやすい。そういうベクトルの作品なのがネトフリらしさなのかも。
抑圧に対する開放の象徴として「歌」があるストーリーがとても良いし、「歌っちゃいけないと言われてるけど、つい歌っちゃう主人公」と「国民から好かれているから歌ってるんだけど、その歌を政治の道具にされているお姫様」という対比も良いなぁと思った。お姫様の中の人が田村ゆかりなのもハマリ役すぎるし。クラシックを基調とした音楽がめっちゃ良い。
背景美術はでほぎゃらりー。この会社はドワンゴとカラーとポノックが立ち上げた会社なのだけれど、クオリティがめちゃくちゃ凄い。森の中のシーンとかジブリの男鹿和雄が描いた森みたい。まだまだ歴史の浅い会社なのでうまくいくと良いな。
甘味処の日常アニメ。メインキャスト達の低音成分が凄い(そういうディレクションなのかも)のに、やさしいせかい+飯テロ+スイーツテロも相まって非常に強烈な癒し系アニメ。和な雰囲気も良いし、1話完結になってる点も観やすくて良い。
雰囲気の良い日常アニメ。高校生+カメラ+青春といえば「Just Because!」が思い浮かぶけれど、本作は日常のウェイトが大きい作品。タイトルから「お、恋愛モノかな?」という先入観で観ると肩透かしを食うかも。タイトルを意訳すると「A子ちゃんはB男くんが気になってて、でもB男くんはC子ちゃんにゾッコンで、D子ちゃんはE男くんが好きで、F男くんはG子ちゃんが好き。でも多田くんは恋をしない」みたいな感じ。
日常と恋愛のバランスは「のうりん」とか「日常」とか「月刊少女野崎くん」くらい?日常やコメディがメインの脚本になっている印象。かといってボケをツッコミで落としていくわけでもなく、ゆる~い感じがとても良い。各話サブタイトルの「まぁ、間違っちゃいない」「それ、好きだなぁ」あたりが本作のゆるさをうまく表している。3話における喫茶店のシーンの雰囲気が、音楽も相まって本当に良すぎて辛い。
オトメイト原作の大正浪漫譚。華族出身のツグミは、ある日弟のヒタキが稀モノの起こした事件に巻き込まれてしまい、これをキッカケにツグミはアウラが見えるようになる。そんな彼女の前に帝国図書情報資産管理局、通称フクロウが現れ、稀モノの調査協力を依頼される…というストーリー。
大正時代がテーマになっていて、主人公の格好、お屋敷の内装、装飾品、小物、街並み、イケメンたちの衣装等、細部までこだわりを感じる。私は大正時代の建築が大好きなので、本作の雰囲気はドンピシャすぎる。色彩もすごく綺麗だし。やることが本集めなのも良いよね。
ネトフリのみ。マクロスでおなじみ河森正治による新規IP。クレジットに重慶市があるので、実質中国のご当地アニメ。
まず主人公の設定が良い。主人公は新しいエネルギーの研究をしている量子物理学の研究者で、ひょんなことからその新エネルギー施設の事故で世界が軽く滅んじゃって、その影響で世界中の動植物が機械化してしまい、そいつらによって人類が滅びそうになっているので、人類を救うために日夜研究している、みたいな。主人公がギークっていうのも珍しいけど、動機とか哲学が独特。特に2話が象徴的で、主人公の持つ正義の危うさが描かれているのがツボだった。
世界観はフォールアウトに近いかも知れない。上記の事故で風景はウェイストランドみたいだし、フォールアウトにおけるミュータントやグールがこっちの機械生物に相当する。フォールアウトが人vs人の世界とすると、こっちは人vs自然。とても良い。
あとロボデザインが好み。手書きではなく、3DCGの味を出したデザインなのだけれど、微妙に人型じゃないところとかアーマード・コアっぽくて好き(主人公機は人型だけれど、2話の作中で「クソの役にも立たない」と酷評を受ける)。
本作のクレジットに重慶市があったので、そのうち中国でも放送されるんかなぁ?とか思っていたのだけれど、公式ラジオによると、本作はアフレコを日本のスタジオと並行して中国のスタジオでも行っていて、オンタイムでそれぞれの地域の言語で放送しているらしい。「いつの日か、日本のアニメが字幕じゃなくて現地語でアフレコされた上で日本と同じタイミングで放送される作品とか出てきたりするんだろうなぁ」と思っていた矢先だったので、そういう意味でとても興味深い作品。
今期随一の萌アニメ。萌アニメと言えばいろんな属性を持つ多くのキャラクター達が出てきて、自分の推しを見つけるのが楽しいのだけれど、本作は主人公に可能な限り多くの属性付与を行うという手法をとっているのが斬新。3話まで観た限りでも主人公は”女子高生、カワイイ、アイドル、歌がうまい(?)、ダンスが得意(?)、食いしん坊、魔法少女、イケメン、パーフェクトボディー、強い(物理)、百合、BL、NTR、etc”と幅広い属性を持っているので、理論上ストライクじゃない人はいないはず。CV.大橋彩香(CV.石川界人)も非常にハマリ役で好き。原作者の担当するED絵めっちゃ綺麗だし。
9月26日、ブルームバーグがSIE(ソニー・インタラクティブ・エンターテインメント)の社長が「ニンテンドースイッチに対抗するゲーム機を開発する計画はない」という発言をした記事(英語ソース:https://www.bloomberg.com/amp/news/articles/2017-09-25/sony-vs-nintendo-playstation-boss-sees-limited-handheld-market。日本語ソース:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-09-25/OWTSR06JIJUO01)を公開し、主にゲームマニアの間で波紋を広げている。
これはあくまで増田の認識だが、「ニンテンドースイッチに対抗する機器」とはすなわちPSPやPSVitaに続く携帯ゲーム機という認識で十中八九合っているだろうし、PSVitaの後継機がリリースされる予定がないのは間違いないだろう。
SIEの本社は既に北米に移っており、日本を中心としたアジアでしか売れないハードは求められていないからだ。
※それはそれとして後継機の開発予定がないというだけでまるでPSVitaの生産終了が決定したなどとデマを拡散する秒刊サンデーとかいうデマ製造機は滅ぶべきである。
そこで、増田は暇人なのでツイッター他でPSVitaの後継機の開発予定がないというニュースに対する反応を調べていた。
てっきりPS4ないしNintendo Switchを買う金のない貧乏な学生などが悲嘆に暮れているのかと思いきや、このニュースに一番反応していたのは意外な層だった。
調べてみると、家庭用ゲーム機にリリースされた乙女ゲームを調べることができるOTOMEXというサイト(http://otomex.net/game)があり、乙女ゲームがリリースされた本数を機種別に調べることができる。(本来はそういう使い方ではないし、おそらく限定版なども含まれているかもしれないので多少のズレがあると思われる)
※後からBLゲームの集計も行ったが、増田は一般男性ゲーマーなので直接はわからないが乙女ゲームとBLゲームは違うものなので同じ枠でくくるのは危険である。
乙女ゲーム | DS | 74本 |
PSP | 573本 | |
3DS | 20本 | |
PSVita | 321本 | |
PS3 | 10本 |
BLゲーム | DS | 0本 |
PSP | 14本 | |
3DS | 0本 | |
PSVita | 11本 | |
PS3 | 0本 |
ここで増田は「意外にも家庭用ゲーム機にはBLゲームが少ない」という知見を得た。
ツイッターでとある乙女ゲーム開発者が「任天堂はCEROとは違う独自規制が厳しいせいで乙女ゲームを出しにくい」とツイートしていたので、同じくOTOMEXでパッケージをざっと眺めてみたところ、任天堂機種はCERO:A(全年齢対象)からCERO:B(12歳以上隊)が多く、PS機種ではCERO:BからCERO:C(15歳以上対象)、CERO:D(17歳以上対象)のゲームが多いように見られた。
また、迷惑なことにとある乙女ゲーム開発者にツイッター上で尋ねてみたところ、かつて任天堂機で開発していた頃は規制が厳しくゲーム内容を変えざるを得ないことがあったという証言を頂いた。
一部ゲーマーの間では「任天堂はCEROの基準さえ満たしていればそれでよく、ゲーム会社に対して独自の規制は強いない」という噂がまことしやかに囁かれていたのだが、どうやら違う可能性が高いようだ。一介のゲーマーにはゲームプラットフォームの規制について詳しく知ることはできないが、少なくとも、今までは家庭用ゲーム機の乙女ゲームを開発・販売しているゲーム会社にとってはPSプラットフォームが一番やりやすかったのだと思われる。
さて、上のグラフに対して違和感を感じなかっただろうか。実はPS4が含まれていないのだ。
なぜかというと乙女ゲーム集計サイトOTOMEXにPS4の欄がないからである。
PlayStation Blogの「乙女のためのPlayStation♪」(http://www.jp.playstation.com/psblog/pickup/otome/)やPlayStation Storeの「乙女ゲーム&女性向けゲーム特集」(https://store.playstation.com/#!/ja-jp/%E4%B9%99%E5%A5%B3%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%EF%BC%86%E5%A5%B3%E6%80%A7%E5%90%91%E3%81%91%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E7%89%B9%E9%9B%86/cid=PN.CH.JP-PN.CH.MIXED.JP-WOMENMDN)のページを見てもPS4のソフトは一向に見当たらない。
一応9月19日に行われたPlayStationConference in Japanではアイディアファクトリーによるオトメイト(恐らく乙女ゲーム大手)がPS4向けに5本発表している。現時点でもPS4向けに既に2本リリースしているみたいだ。
しかし、PSVitaがなくなったら困るという乙女ゲーマーや実際に乙女ゲームを販売しているゲーム会社の動向からわかる通り、乙女ゲーム界隈全体が据え置きゲーム機に対してあまり積極的になれないようだ。
最たる理由は「テレビで乙女ゲームをプレイするのは恥ずかしいから」だという(ゲーム機を買い替えるのが面倒だという意見は無とする)。
増田は深夜アニメをタブレットやPCから見る習慣がついているとリビングのテレビで見たときにあまりの画面の大きさに謎のこっぱずかしさを覚える。
(閃乱カグラは元はそういったコンセプトでかつては3DSやPSVitaから始まったシリーズだったが現在はPS4やPC、番外編のみスイッチなどを中心に展開されている)
PSVitaの寿命が尽きて後継機がいないとなると残りはPC(Steam)かスマホかNintendo Switchかという話になるが、日本はPCゲームの認知度が他国と比べるとかなり低いし(市場そのものは伸びているし、最近は乙女ゲームの海外展開もありますが)、スマホだと基本無料型のゲームが中心で買い切り型のゲームは苦難を強いられるし、任天堂機は乙女ゲームに対する規制が強いしと八方塞がりとなっているみたいだ。
増田としては、任天堂機といえどもWiiUの頃からCERO:Zのゲームが頻繁に出てくるようになっていて、Nintendo Switchには既にSkyrimやDOOM、WolfensteinIIなどの大人向けなCERO:Zのゲームが販売予定である。例に挙げたものと方向性は違えど、Nintendo Switchも大人な乙女ゲーマーのためのゲームもリリースされるような豊かなゲーム市場に育ってほしいと切に願う。
自分用まとめ
ドラえもんやムーミン、ラスカルカフェのような非萌アニメは除外。
2015.7.1現在
場所 | 秋葉原 |
URL | http://cafe.animax.co.jp/ |
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予約 | 予約無し、注文メニュー一つにつき一時間。混雑時は時間制限有、事前予約可 |
注記 | グッズ販売有/メニューにコースター等付属 |
定期的にアニメ等と期間限定でコラボカフェを開催、また別途店頭にてキャラ焼という人形焼も販売中
混雑度合いによって整理券性。
場所 | 秋葉原/池袋 |
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URL | http://www.adores.jp/anipla/ |
予約 | 予約無し、混雑時は事前予約抽選+整理券制の時間制限有、事前予約可 |
注記 | グッズ販売有/メニューにコースター等付属 |
プライズに定評あるゲームセンター運営会社が運営する秋葉で一番新しいコラボカフェ
一階二階はクレーンゲームやショーケースにカラオケとエンタメ推し
定期的にアニメ等と期間限定でコラボカフェを開催、秋葉も池袋も今のところ女性向けジャンル推しが強い
混雑度合いによって整理券制。
場所 | 秋葉原 |
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URL | http://www.animate.co.jp/special/cafe/pc/akihabara/ |
予約 | 事前完全予約制+時間制or整理券 |
注記 | 店内でPV等映像公開有/グッズ販売有/メニューにコースター等付属 |
フィギュアメーカーのグッドスマイルカンパニーがアニメイトと組んだコラボカフェ。
コラボ作品のフィギュア(グッスマ等の連合フィギュア)が展示、他設定画等が展示される事も。
アニメイトカフェとの違いはターゲットが秋葉原の客層であることから男性向と思われる。あえてアニメイトカフェと分割扱い。
場所 | 秋葉原 |
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URL | http://www.curemaid.jp/ |
予約 | 予約無し(有料会員のみ事前予約可)混雑時は時間制限有 |
注記 | グッズ販売有/メニューにコースター等付属 |
定期的にアニメ等と期間限定でコラボカフェを開催するが、有料会員でなければ予約不可+整理券対応無しの為
コラボ作品によっては長期の待機列を覚悟する必要有。コラボ期間中は設定画展示等も有。
場所 | 秋葉原 |
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URL | http://www.paselabo.tv/collabotown/starchild/ |
予約 | 予約無し。混雑時は整理券配布対応 |
注記 | グッズ販売有/メニューにブロマイド等付属 |
パセラ×スターチャイルドレーベル作品・アーティストとの常設コラボメニューの他、期間限定アニメコラボ有。
場所 | 秋葉原 | |
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URL | http://g-cafe.jp/ | |
予約 | 予約無し | |
注記 | 店内でPV等映像公開有 | グッズ販売有 |
メニュー自体がモビルスーツをかたどったり、メニューの名前も洒落ていたり。
ガンプラ焼はお土産にしたい。個人的にはターンAコラボやって欲しいですがね><
場所 | 秋葉原 |
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URL | http://www.paselabo.tv/collabotown/otomate/ |
予約 | 整理券事前配布の抽選制。時間制 |
注記 | グッズ販売有/メニューにコースター等付属 |
パセラ×アイディアファクトリーのゲームブランド「オトメイト」人気作品19タイトルとのコラボレーションカフェ。
早い者勝ちで整理券を受け取っても抽選くじで当たらなければ入場出来ない方式。
整理券配布開始時間に整理券を受け取り、その整理券で入店出来るかの抽選くじを引くシステム。
整理券配布時間と抽選くじ開始時間を事前にチェックする必要有。
場所 | 池袋/秋葉原 |
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URL | http://www.namco.co.jp/am/characro/ |
予約 | 事前完全予約制。時間制。 |
注記 | 店内でPV等映像公開有/グッズ販売有/メニューにコースター等付属 |
メニュー及びグッズ販売は入店してから○分まで、という時間制限がある為要注意。
カフェ内で無料イベントや簡易アトラクション(抽選制)を実施する等、ゲーム会社らしいサービスも。
場所 | 池袋 |
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URL | http://www.animate.co.jp/special/cafe/pc/ |
予約 | 事前完全予約制+時間制or整理券 |
注記 | グッズ販売有/メニューにコースター等付属 |
他、アニメイトカフェキャラバンという車での簡易販売カフェが池袋アニメイト前にあり。
場所 | 池袋 |
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URL | http://www.patisserie-swallowtail.jp/honten/ |
予約 | 予約無し |
注記 | 店内でPV等映像公開有/グッズ販売有/メニューにコースター等付属 |
池袋の乙女ロードから少し奥に入った人通りの少ないビル一階にある絵本カフェ
他のコラボカフェと違い本来は絵本カフェである為、カフェメニューにこだわりがある
定期的にコラボメニューを提供しているがメニュー品数は少ない上、
ただし店頭のみでしか提供しないパフェメニューもあるので要確認を
場所 | 池袋(J-world内) |
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URL | http://www.namco.co.jp/tp/j-world/foods/ |
予約 | 予約無し |
注記 | カフェマドモワゼルはメニューにコースター等付属/他は期間限定でメニューにポラドイド等付属 |
J-WORLD内に常設されている週刊少年ジャンプ作品コラボカフェ。メニューを食べるには別途入場料が必要な為、やや敷居が高い。
カフェマドモワゼルはワンピースのサンジが提供する~というコンセプトのワンピースカフェで
J-WORLD KITCHEN及びJ-PATISSERIEはジャンプ作品全般メニューとスイーツ食堂。
場所 | 池袋 |
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URL | https://twitter.com/cafebar_giorno |
予約 | 予約制 |
注記 | 特に無し |
店内と店員はジョジョグッズと愛で溢れ、定期的にコスプレイベントやキャラにちなんだイベントを実施
公式が運営しているお店の為コラボグッズやコースター等の配布はないが
キャラ愛に満ちたメニューが提供される為ジョジョオタならニヤリと出来る
とここまで書いて実は行ったことがない
場所 | 池袋 |
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URL | http://nicohonsha.jp/nicocafe |
予約 | 予約不可、混雑時時間制 |
注記 | グッズ販売有/メニューにコースター等付属 |
Wi-Fi、電源を完備、生放送バーカウンターはニコニコプレミアム会員無料
池袋のファッションをカバーするパルコの地下一階二階にあるニコニコ本社のカフェ
ニコニコ動画が運営する為生放送を傍で見られたり、ネット環境完備
乙女ロードと離れている上ほぼ駅のすぐそば、パルコ地下という立地の為割と空いている印象
場所 | お台場 |
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URL | http://www.noitamina-shop.com/event/id/56 |
予約 | 予約無し |
注記 | 店内でPV等映像公開有/グッズ販売有/メニューにコースター等付属 |
フジテレビの深夜アニメ枠ノイタミナ作品とのコラボカフェ。ノイタミナショップと併設されている。
シーズン毎に放映しているアニメのコラボメニューを提供している。定期的にノイタミナ作品先行上映会等イベント有(整理券配布)
東京タワーやレインボーブリッジが前面に見える窓に向かって階段状のカフェになっている為どの席に座っても夜景は綺麗。
場所 | お台場(フジテレビ内) |
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URL | http://op-bt.com/ |
予約 | 予約無し(団体予約可) |
注記 | グッズ販売有/グッズ付メニュー有 |
ワンピースのゼフが開いているレストランバラティエをイメージしたコラボレストラン。
フジテレビの社内に併設されている為、店内装飾もバラティエ内をイメージした装飾品が。
シーズン毎に○○編をイメージしたメニューに変化する等、長編アニメの特色と飽きさせない工夫有。
場所 | 高円寺 |
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URL | http://www.ufotable.com/cafe/ |
予約 | 予約無し。混雑時は時間制限有(整理券配布対応) |
注記 | 店内でPV等映像公開有/グッズ販売有/メニューにコースター等付属 |
アニメ制作会社ufotableが運営するカフェ。型月信者御用達
定期的にゴッドイーターやテイルズ、空の境界Fate等携わったアニメ作品やアーチストと期限限定でコラボカフェを開催。
人気作品とのコラボは土日に整理券配布となる場合が有。原画展示等有。
場所 | 新宿 |
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URL | http://www.ufotable.com/dining/ |
予約 | 事前完全予約制 |
注記 | 店内でPV等映像公開有/グッズ販売有/メニューにランチョマット等付属 |
アニメ制作会社ufotableが運営するダイニング。型月信者御用達
定期的に空の境界Fate等携わったアニメ作品と期限限定でコラボダイニングを開催。
コースメニューのみの取り扱い。アニメーター生イラストが当たるくじが引ける特典も。
場所 | 渋谷 |
URL | https://www.facebook.com/tower.shibuyacafe |
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予約 | 予約無し。混雑時は整理券配布、時間制限有 |
注記 | グッズ販売有/メニューにコースター等付属 |
定期的に色んなジャンルとコラボするが、時にアニメ等とコラボカフェを開催する
音楽や映像を手がけるだけあり、カフェ内でも編集映像を配信している
人が多い立地とコラボジャンルが一般認知の高いアニメとあり数時間待ちも・・・
上映映画とのコラボメニューを提供し、コースター等もセットになっている。
コラボに定評があるパセラが提供するコラボバー。一度は行ってみたい。が、下戸。