はてなキーワード: 脆弱とは
「文章でやり取りする人間の間では「批評」というフォーマットを取りながら中傷よりも悪意のあることをしてくるやつなんか死ぬほどいる」
こいつこんなこと言ってるけど、実例出してみたら豚まんじゅうの方がまずひどい発言をしていてそれに対してのまともなツッコミだったりすることも多いからどうしようもねえなこれ。
世間知らずで被害妄想やルサンチマンだけは人一倍強く、ちょっとでも人の自分にちょっとでも文句言う奴がいたらブロックしてエアリプでガンガン罵ったりするヘタレカスからしたら
世間一般の人のマイルドな批判でさえ全部本物川軍団やkanoeの手先に見えて発狂するのかもしれないが、みんなめちゃくちゃ無茶苦茶お手やわからに接してる方だぞ。
iPhone5sからiPhone6sに変えて2週間経ちます。
iPhone6sに変えてから既に修理費は10万円を超えています。14万ぐらいですかね。
というわけで普段は製品を批判することもしないしアップル製品が好きですがiPhone6sだけは買わないほうがいいと声を大にして言います。
2月に購入して3回壊れました。
・水滴が付着しただけで液晶が使い物にならなくなる
・落としやすい形状、にも関わらず保護フィルム付きで落としても全壊する脆さ
→中の基盤まで誤作動を起こす。
・何故か購入して3日で速度制限にかかる
・すぐカメラに傷が着く
・購入して1週間で指紋認証しなくなる
自分はiPhone4sからiPhoneにして、iPhone5sと機種変更しましたが、iPhone6sは史上最低のスマフォだと思っています。動作はところどころ引っかかるし、とにかく重い、液晶は反応悪く脆弱、画面は大きく操作がし辛い。
使い方が悪いのもあるが、こんな適当に壊れる機材もどうなのかなと。アップル製品は割と頑丈なイメージあったんだけど、いまは修理費で収益あげてんじゃないかってくらい適当な製品ばっかだよね。
自分には妹がいる。もう20年くらい没交渉だ。子供の頃からである。
妹は、自分から見ると、趣味らしきものが、ない人間だった。別段、それは全く悪くない。
彼女は自分より社交的な人間で(とはいっても、高校くらいまでしか知らないのだが)、友人がたくさんいたし、家に連れてきたり、泊まりに行ったりも自分よりもずっと多かった。
テレビが大好きだったし流行の音楽も抑えてたし友達とはカラオケに行ったり遠出したりとしていたようだ。とにかく、彼女は、彼女なりに楽しくやっていたようだ。おしゃれもしてたし、彼氏もかなりの数いたように記憶している。だから一般的にはリア充に分類されるし、「無趣味』とは言われない人間なのだ。
というのも彼女は、こちらの視点からすると、大事な何かが、ほとんど一切なかったからだ。
彼女は彼女の持っているものすべてを消費していたので、例えば手持ちの漫画でも、CDでも、服でも、アクセサリーでも、なくなっても困らなかった。正確に言うと、なくなればなくなったで困るのだが、それは金銭的な意味であって「買い直せば」全く困らなかった。彼女は「買い直せ無いもの」をほぼ全く持っていなかったし、そんなものに興味はなかった。
実を言えば母も似たタイプの人間だった。なので、彼女たちが何かのミスで、相手の持ち物を残ってしまった時、謝罪して、いくばくかの金銭を渡せば解決すると思ってたし、事実そうしていた。
むしろ、その解決手法は、新しい漫画や新しい服が手に入ることを喜んでいる節があった。
一方で自分はインドアな人間で、小さい頃から絵を書いたり、細工物を作ったりするのが趣味だった。自分にとっては、趣味のものというのは換金できないものであって、道具と製作途中と制作作品に囲まれているのが当然だった。
まだ中学生の頃、自分と妹は喧嘩をした。理由は覚えていないので、おそらく些細な事だと思う。
しかしその喧嘩は長引き、エスカレートした結果、彼女は、こちらの持っていた絵の具などの画材や過去の絵のすべてを捨ててしまった。燃やしたのだという。部屋が汚れるので嫌だったと言っていた。
自分の側も子供だったので憤りを制御できず、報復として、彼女の持っていた漫画を全て捨ててしまった。相手の持ち物を破壊する、という報復合戦は3回ほど続いた。
この大喧嘩は両親のしるところとなり、喧嘩両成敗的な言葉を言い渡された。それは、納得できる幕引きだった。
しかし彼女はどうも、この喧嘩について、何ら痛痒を受けていないようだった。大事なものが彼女にはないので、何を捨てても、痛くも痒くもないらしい。むしろ、絵の具や絵を捨てられて、なんで激怒されたのかわからないようだった。自分も彼女もお小遣いをもらい、買い直しにでかけた先で、それが判明した。
その瞬間自分は大きなショックを受けたが、そのショックは時間を経るごとにどんどんと大きくなっていった。
自分はこの時初めて「自分とは全く違う人間がいる」ということを知ったらしい。いや、年をとってみればそんなことは当たり前なのだけれど、子供の自分にとっては、それは、天地がひっくり返るほどの衝撃だった。
もうダメだ、と思った。自分は彼女(と彼女に似た一派の人間)に、未来永劫かなわないと思った。なぜかというと、彼女にダメージを与える手段を自分は持っていないと悟ったからだ。
逆に、彼女から見ると、自分のような人間は「弱点」がありすぎて、弱虫で脆弱な人間なのだろうと思った。大人になった今だと、それはそれで一面的な見方だとはおもうが、当時は、布団の中で明け方まで悩むほどの断絶だった。
以降の自分は、とても用心深くなったように思う(いや、それ以前が脳天気だったのかも)。
とにかく、世間は、理解の断絶した妖怪がうろつく場所になってしまった。
を読んで、そんなことを思い出した。
単純に言えば、それは「価値観が合わない人間もいるよね」の15文字で終わる話なのだが、当時の自分にとっては大事件だった。人間同士は、それほどまでに違っていると思ってなかったのだ(やはり脳天気だ)。
結論:めちゃくちゃ面白くて止め時がわからずやらないほうがよかった
最後にやったFPSはもう10年以上前のUnreal TournamentとCounter Strike。把握している最近のFPSの流れとしては、ガンガン突っ込んで、食らったら物陰で回復して、もし死んでもどっかでリスポーンし。ヘリ乗ったりバイク乗ったり戦車乗ったりしてどっかんどっかんやるもんだと思ってた(動画とか人がやってるのを後ろで見たりする程度)
で、レインボーシックス シージってゲームを始めた。12/10 発売。
もうね、これがね、本当にやらなければよかった。ゲームを知らなければ良かった。グラの綺麗さとかリアルさとかそういうのは知らん。
ゲーム概要は、5人1チームの対テロリスト特殊部隊(キャラクターによって出来る事や武器が違う)を操作して、立てこもってるテロリストに対して色んなアプローチで目的を達成するゲーム。対テロリスト戦における目的は色々あって、テロリスト全員殺すとか、テロリストが持ってる爆弾の起爆解除するとか、人質を救出するとか。マルチプレイではそれに加えて、特殊部隊vs特殊部隊の殴り合いもできる(ランクマッチがこれ)。
導入はこのぐらいにしてと。
1回までは近くに味方が居れば蘇生してもらえるけど蘇生され中は無防備に。
死んだらリスポーンなんてしない。ゲームが終わるまでボーっと他人のプレイを見てるだけ。全プレイヤーの頭にカメラがついてるので上手いと思うプレイヤーのプレイ観察。
とにかくライフが大事で、ガンガン突っ込んでいったりする冒頭のイメージとまったく違う。マップ把握、射線意識、位置取り。それぞれのキャラのできることの把握、プレイヤースキル力の把握(経験値ベースのレベル公開システムなので事前にある程度は分かる)。
まずは建物に近づき事前にドローンを突入させてマップのどこに敵がいるかの索敵。守備側はバリケードを築き、盾を置き、罠を仕掛け微妙な情報も取りこぼさないようにする。敵は真上の天井や真横の壁から来るかもしれない。情報を探す。脆弱なところを見つける。
突入と制圧。とにかくリスクを最低限にしたまま、なんとかこちらが有利な状況を作り出す。お互いジッとしてるだけでは当然死ぬ。動き続けないと場所がバレ、有利な場所をとられる。銃を撃つのは最低限。リロードにも、追加弾の補給にも時間がかかる。基本はツーマンセルか3人で。それ以上でも以下でも射線の確保や脆弱性になる。
制圧後に例えば人質救出ミッションなら確保した人質を外に連れ出し(その間追っ手もくる)、指定の場所まで保護しなくてはいけない。
http://anond.hatelabo.jp/20151202233120
わ か る わ
彼女らに俺の傷ついた心を癒やしてくれとまでは言うつもりはないけどさ、そっとしておいて欲しいわ。「フェミがオタク攻撃するのは、男が現実の女より二次元の女の方が価値有りとしてることが女性否定に感じられるからだ」みたいな話がある。うさんくさいなとは思いつつ多少でもその要素があるんだとしたらあなたたちがやってることは逆効果以外の何物でもないわ。
オタクにかぎらず。現実で傷ついてネットでヒャッハーしてる承認欲求豚まんじゅうやミニマリストについて厳しくしてる人たちも逆効果だわ。ただでさえ現実受け止められないくらい自我が脆弱で、豚まんみたいに現実逃避しないと生きられなかったり自我を捨てて集合体になることでやっと生き延びてるやつらに成熟するぞ成熟するぞ成熟するぞ金の匂いがしない格好いい生き方を目指すぞっていくらいったところで絶対無理だし、言えば言うほど現実逃避して一致団結してシロクマを憎むだけだわ。北極圏に住んでるからといって皆がみんな北風に耐えられると思うのは傲慢だわ。
一気書き怪文書こゎぃ
というわけで、ネット特有のスラングやネタ等が含まれるため、そういったものが苦手な方は
ブラウザバックか注意して読まれることをおすすめします。某手書き劇場じゃないけども。
24歳、学生です(大嘘)
そんなこんなで人生を歩んできたわけだが、一種の詰みという状態になっているわけだ。
具体的にどんな詰みなのかは、ここでは言及を避けておく。避けておくが、借金で首が回らない等の絶望的な感じではない。
感じではない、が、それだけに、ぬるま湯から少しづつ熱湯へと変わる水に気づかないで茹でられてしまうカエルのような、そんな最悪な気分であり状況であることは言及しておく。
そんな状況になったのも、色々な問題から逃げてきたせいだと思う。世の中すべてが自己責任なのだ。全ては自分のせいであり、他に原因を求めても仕方ないのだ。
思い返すに、一番最初に思い出せる逃げた経験は、進研ゼミのチャレンジ、特に赤ペン先生だったように思う。
一時はそれを取り返そうと、一年分の赤ペン先生提出用小テストを送ったものだ。懐かしい。
部活動の選択、いじめ・イジりからの脱却、文系・理系の選択、大学の選択、単位の取得、あらゆる勉強、交友関係、就活、エトセトラエトセトラ…
よくある感じのクズ人間だ。こうはならないようにと、心がけてきたつもりだったのにな、心がけてきただけで、実行できなかった。
なんだか怖かったんだな。実行に移すのが。まるで自分が食べることのできる大切なケーキがどんどんなくなっていくようで。
一方で、ネットにはハマった。これはもうホントに、見事にはまっていった。
まずは、中学生らしくG行為のネタだ。まずはそこら辺に転がってた18禁小説から。
クリスマスプレゼントかなにかで買ってもらったPSP1000をいじっていると、
どうやらネット機能を使えるということがわかり、若い時のドキドキを携えて恐る恐る「エ ロ」と検索したのだった。
検索エンジンが何かまでは覚えていないが、トップ近くに出てきた(であろう)18禁小説を適当に選択して読んでいた。
寒かったことも手伝って、布団に丸まって片方の手を股で挟んでいると…というテンケテキな精通を迎えたのであった、まる
今でも何故か覚えているが、最初に読んだのは姉妹のレズものだった。文体は単純なのに「ふ…ふみゅ!?」とかいった
それから、森の奥の吸血鬼姉妹のもとに仕えることになったメイドと姉妹のふたなりものとか(今でこそそれが東方Projectの二次創作だったとわかるが、当時は全く知らなかった)
社会人とヒモの物語とか、コナンの虹エロ小説のみを掲載してるサイトだとか、お寿司をホニャララに突っ込んでズルズル吸い上げるとかいう今から見ると嗚咽もののものまで、
情欲が満足するまで、ひとり夜のベッドの中で励みまくった。
そのうち小説では飽きたらなくなり、フリー公開のエロ漫画や、同人マンガっぽいものがうpされているようなサイトまで足を伸ばしていった。
そういえばえろまんがわーるどってサイトにだいぶお世話になった記憶がある。今どうなってるんだろうな。
そこから、他のネット文化に親しむ様になるのに時間はかからなかったように思う。
それこそ、上に書いたえろまんがわーるどでオナネタを探している最中に見つけた東方Projectの二次創作の同人マンガを見つけて感動し、
東方Projectとその二次創作郡(主に同人マンガ)に見事にはまっていったし、
もう黄金期は過ぎていたが、Flashのまとめ倉庫みたいなサイトを見つけて、Flash動画にはまっていったし。
2ちゃんねるへの書き込みとかも興味があったけど、なんだか殺伐とした雰囲気に「半年ROMれ」という格言も手伝って、ほとんど書き込みはしなかった。
受験勉強ほっぽり出して、冬でかじかむほど寒い中、東方星蓮船をひたすらキーボード使って、最後の白蓮の弾幕をよけながらクリアしてたっけ。
そうして辿り着いたのが、ニコニコ動画だった。
学校でいじられ続けて病み気味になっていた俺を元気づけてくれた、唯一と言っていいほどの存在だったのだろう。
そこで親なり担任なりいのちの電話なり、周りの大人に頼っていれば、道は違っていたのかもしれないが、
ドナルド、エア本、フタエノキワミ、チャー研、レスリング、最近では淫夢等、Flash動画時代を髣髴とさせるMADを食い漁るように探して見続けた。
東方にもはまっていたので、ニコニコで勢力を拡大しつつあった、同人マンガの延長線上のようなジャンルである「東方手書き劇場」も、ホント漁るようにして探して見続けた。
それだけだと飽きちゃうので、台頭し始めていたMMD系列や、サービス開始当初から人気だったVOCALOIDも時々見ていたけど、やっぱりMADと東方手書き劇場が主軸だったかなー。
みんなはどうなのかわからないが、俺の予測だとハマっているコンテンツがまずあって(つまり特定のアニメや漫画や音楽や小説があって)、
それを共有することや二次創作的な作品を見たい・作りたいって思いからニコニコ動画に登録し始めると思う。
俺も東方ProjectやFLASH動画で頭を金槌で打たれて人生が震えた人間なので、その一人といえば一人なのかもしれないが、
むしろニコニコ動画で昨今のサブカル(主にアニメ・漫画的な意味で)の流行を知って、それらにハマっていった記憶が強い。
イカ娘とか超電磁砲とか日常とか。あずまんが大王なんか、空耳ケーキのMAD見てなかったら存在も知っているかどうか怪しい…ってのは言いすぎかもしれないけど、多分「これは名作なんだな」なんて認識は
確実になかっただろう。
特に、深夜アニメ放送という概念が存在しない都道府県に生まれた身としては、身につきすぎたぐらい身についたのではないかと思う。
俺はそうして、サブカル(主にry)に関する基礎中の基礎となる知識を身に着けていったわけだ。
そんな生活をする中で、今までの勉強量という貯金を切り崩して見事よくわからん国立大学に合格したわけだが。
まわりが「よし!大学生活遊び放題だね!」と言ってくれる中、俺はそんな楽観的な観測はとてもできなかった。
その頃にはもう就活生の悲喜こもごもが聞こえ出していたし、そもそも大学選びの時点で俺はものすごく憂鬱だったのを覚えている。
「お前はこれから自分の足で立って、自分の足で生活して、自分の責任のもとで生きていくんだ」と宣告されているような気がしたから。
それを好意的に受け止める人種がいることも、今は知っているが、でも大体の、敗北を知っている少年少女たちは、青年たちは、不安と不安でいっぱいだったんじゃないか?
悲喜こもごもの悲に入ってはダメだ!、と自分なりに大学生活でやらなきゃいけないことを色々意識して、頑張って頑張っていい社会人になるんだ!
ぐらいには頑張ろうと息巻いていた。たくさん読書して、たくさん学部の専門科目を勉強して、できるだけ早く単位をとって、卒業研究も今のうちに足場を固めてしまって…
もうおわかりだと思うが、結局どれも実現しなかった。4年間通して。草生えますな。
機会損失という概念がある。なにか始めるのには、結局何かを、上で書いた例だとケーキを諦めなければならない。どのケーキがどれだけなくなるのかがわかっていればまぁあきらめも付くというものだが、なんと失ったケーキの種類も量も正確にはわからないというのがこの世のニクイところである。
俺は大学生活というあまりにも貴重だとわかりきっている時間に、勉強も遊びも将来の担保も全部全部つめ込まなければならないと思うあまり、何にも手が出せなくなってしまったのだ。何かを諦めるという、その勇気がどうしても出せなかった。
と書けばなんだかかっこが付いたふうだが、単にやる気がなかっただけだと思う。根性がないよね。だって全部詰め込んでる人は、それこそネットを探せばいくらでもいたし、周りにもそういう人はいたんだから。
一日一日を後悔しながら、ニコニコ動画を始めとしたネット文化・サブカルへはもっとハマっていった。そこで、俺はサブカルには詳しいんだぜという変な自負心も生まれかけたんだけど…
大学の友人たちが、そんな自分のちっぽけな自負心をも打ち砕いていった、という、またテンケテキテキなパターンになった。
一人は俺よりニコニコ動画歴が長く、尚且つ知っているジャンルもあまりに広く、信じられない程深かった。それに、プラモデル、ゲーム、その他のサブカルにも造詣が深く、もう尊敬せざるを得なかった。
二人は一つのジャンルを突き詰めに突き詰めていた。宇宙語と俺には思われる言語で会話して、なおかつ他のサブカルに関しても基礎的な知識をちゃんとおさえていた。
なにより、ひねくれた俺よりよっぽど常識があって、性格のいい奴らだった。
もう俺は、ひねくれて性格が悪い上に唯一ほかより得意で知識のあるネット文化・サブカルですら圧倒されているこいつらはなんなんだ。そんなことよりそれに比べた俺の価値の無さは何なんだ…唯一深い知識があると思っていたジャンルにすら引けを取る俺の価値の無さは…
そんな感じのタコツボ化でもう自分がいよいよ嫌になったり、ついでにニコニコばっかで学業をまともに修めていない自身の将来の不安がますます増えていったりした。
突然だが、俺の将来の夢はマンガ家だったりする。
上記の偏歴を見ればまぁ予想はつくだろうが、好きなマンガを描いて楽しく生きていきたい。そういう意味では、マンガ「家」ではなく、「趣味」マンガ、なのかもしれない。
その他にも、MADを作ったり、音楽で既存の好きなゲームリミックスを作ってみたり、SSみたいな小説を書いてみたり、3分くらいのアニメ作品を作ったり、スレを立ててコピペとして受け継がれる書き込みしたりと、そういう、ネット・サブカル文化に深く関わって生きていきたいと思って生きている。
そして、そういう活動を、大学のうちに出来たはずなのだ。出来たはずなのに…
思えば、学業も、ニコニコ・アニメ・マンガ・小説・絵その他ネット・サブカル文化に関する活動も、資格取得や就活等の将来に対する投資も
中途半端どころか、自分のやりたいこと・やるべきことが何も達成できない、真空もびっくりの空虚な生活になってしまった。
4年間だ。4年という歳月をだ。
願うなら、この後悔を一緒に大学入学のあの日に持って行って、もう一度やり直したい。
いやそれができるのなら、高校入学のあの日まで行って、部活選びをやり直して、もっと必死に勉強したい。
いや、やっぱりそれが叶うのなら、中学入学のあの日まで行って、やっぱり部活選びをやり直して、もっとまともな交友関係を築きたい…
思えば、俺がアニメにハマったのは、マンガにハマったのは、ニコニコにハマったのは、Flashにハマったのは、東方Projectにハマったのは、エロ同人にハマったのは、18禁小説にハマったのは、PSPでネットに助けを求めたのは、
結局何かから逃げ「続けた」からじゃないだろうか、と、今振り返って考えてみると思う。
なんだか、この文章を書く前と結論が違っているような気がするが、やっぱり文字に起こして出力してみるって違うんだね、と。
学校での日々のイジり(悲観的に捉えれば、いじめ?)や勉強からのストレス、将来への得も知れない不安から唯一開放されていた、このPCの窓。そこから広がるインターネッツ。
そういえば、今これを書いている時と同じような、肌寒さもいよいよな低音の中、ひたすら「インターネットしていた」な。あの頃の俺は、何かのバランス感覚を失っていたんだと思う。
そしてそれは、社会人として仕事に勤めている今にも、強い影響力を残している。
帰ってからもずっとネットにかじりついてるし、土日はほとんど外に出ないで、頭が痛くなっても構わずアニメを見て、マンガを見て、MADを見ている。
別にそれらは、異常なことじゃない。もともと、異常か正常かということを言い出すこと自体、なにかものさしを使っているということだ。
この場合、俺の今住んでいる地域で、コミュニティで、ちょっと異常だということが言えるくらいで、さして間違った生き方ではない、と俺自身は思う。
思うが、それは、きちんと仕事と趣味を両立して、充実した人生だと思えるような、色々な意味で自立した人間が生きるべき生き方であるとも、誰よりも俺自身が思う。
そして何よりも、俺自身が、今、そうではない。
今、実は岐路に立たされている。時間は1年と無い。始めの方に書いたように、具体的にどんな岐路なのかは書かないが、やっぱり岐路であることに変わりはない。
先日、俺が大好きなブログで、戦後70年をテーマ的なものにして、ブログ主がこういった趣旨のことを書いていた。
「戦後左翼思想家は、敗戦の総括をしないと前に進めないといって、政府が現実の問題を四苦八苦して解決している中、ずっと空論や理想論を掲げ続けてきた。戦争とは、平和とは、と。それも戦後半世紀近くずっと。それは、理想論を突然語り出す中高生と同じ。自身の親が抱える現実的な問題に、いつか自分もぶつからないといけないんだと知った時、現実逃避して、問題を先送りにしている。その中高生たちとおなじだよね。」
前半の思想家の部分が本当なのかどうかはともかく、大事なのは、後半の「問題を先送りにしている」という部分だ。
俺はおそらく馬鹿であるため、理想論など掲げることもなく、ただひたすら目の前の問題を見ないよう聞こえないようにするために、ひたすらネットとサブカルの世界に没頭し続けた。
そして、大人に「なってしまった」今、その先送りにした問題が、いま目の前に、もし解決していた場合と比べてとんでもなく性質を悪くして立ちはだかっている。
ところで、最近キルミーベイベー熱が再燃した。どしたのわさわさなんでもなーみん。あの歌詞にあんな深い意味が込められていたとはね…
そんなキルミーベイベーにハマるキルミストたちがいつも貼る、あのチャーリー・ブラウンのAAをみんな知っていると思う。
(崩れちゃうかな?)
,, _
/ ` 、
/ (_ノL_) ヽ
/ ´・ ・` l キルミーベイベーは死んだんだ
(l し l) いくら呼んでも帰っては来ないんだ
. l __ l もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ
> 、 _ ィ
/  ̄ ヽ
/ | iヽ
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もう、死んだんだと思う。何とは言わない。言わないが、俺ももういい年なんだ。
もうあの時の、Flashやニコニコや東方Projectにハマっていたあの時の輝きに満ちた時間はもう終わっていて、もう死んでいて、もう腐っているんだと思う。
逃避し退避し、遠ざけていた人生と、強制的に向き合う時期が来てしまったんだと思う。
それに加えて、アニメも、マンガも、ニコニコも、ここ最近そこに割く色んな意味でのリソースなんか無いことに気づいた。
岡田斗司夫が、「強いオタク」と言っていたが、この定義からすると、ありとあらゆる中傷があっても、理論武装でも何でもして、自身がオタクであるということを保っていくことこそが「オタク」である条件だった時代があったらしい。
正直、それは今も変わらないところがあると思う。どんなに仕事が忙しくても、どんなに私生活が忙しくても、アニメを、マンガを、ラノベを、その他サブカルに使う時間と金だけは絶対に惜しまない、その体力だ。
俺には、そんな心の強さも体力も理論武装するような頭も、何もかもが資格不足だった。
もともと俺には、向いていない趣味であって、生き方であったということを、ここ数年間で、嫌というほど味あわされてしまった。こんなにネットとサブカルに関わるあらゆる物事が大好きなのに。
でも、資格が不十分だった。ちょうどある一定の身体条件を満たしていないと、宇宙に行くことができないように。目が見えないと、運転免許が取れないように。
俺には仕事と炊事洗濯等の基本的な私生活を送るだけで、どうやら大半の脳のリソースを使ってしまうようで、そこにネットとサブカルを放り込むと、何もできなくなってしまう。どんなに頑張っても。
現実は、そういうことだった。
俺は、大したことのない、ただの平凡の、平凡以下の、ただの、しがない人間だった。
一発逆転の、いきなり三千院状態にならない限り、俺は大好きなマンガにもラノベにもアニメにもゲームにもイラスト制作にもMADにものめり込むこともできない、まとめサイトで斜め上からのニヒルでひねくれて皮肉が効いたあの空気を共有することもやっとの、平々凡々とした、無趣味な人間だった。
とりあえず俺は、目についた片っ端のウェブサービスからアカウントを消していった。
TwitterやらPixivやら、ニコニコ動画でのチャンネルも次々退会していった。
思えば、高校からずっとの付き合いだった。
俺はニコニコで笑い、考えさせられ、知識と知恵を学んでいった。
ニコニコは俺の青春のすべて、とは言わないが、俺の青春の明の部分であり、花であり、やっぱりほぼすべてだった。
音楽も思考も動画コンテンツも、そしてそういったものの質の善し悪しも、全部ニコニコやそこから派生したものから学んだに他ならなかった。
ニコニコのネタを通じて大学で無二の親友たちができたし、どんな嫌なことがあっても、ニコニコがあったから笑って、なんとなく流して、なんとかやってこれた。
ニコニコは、やっぱり俺の人生を、とんでもなく支えてくれたと同時に、俺がダメなハマり方をしたせいで、こんな状況を招いてしまった。
俺はニコニコ動画を、退会した。
もちろんニコニコ動画と決別するわけではない。ましてや、俺の思考や趣味趣向の基礎基本を叩き込んで、教えてくれて、俺を最高に楽しく生かしてくれた、ネットとサブカルと決別する気なんか毛頭ない。
いつか、経済力も、思考力も、精神力も、色々なものが「大人」になってから、それから戻ってくる。それだけの話だ。
文字にするのはそれだけで、実行していくのは、きっととても遠い話だ。
もしかしたら、一生戻ってこれないのかもしれない。
それはそれで、そういう運命だったというだけもお話だと思う。運命という言葉がなんかアレなら、その程度の才能、身体、能力、DNAしか持っていなかった、というだけのお話なんだろう。
先ほど上げたブロガーの言を借りれば、人類の生きてきた何京通りのパターンの中で、たまたま幸せになれなかったパターンを引いてしまった、それだけなのだと思う。
それでも、俺はニコニコに戻ってくることを、ネットとサブカルの中で再び熱狂する日に戻ってくることを目指して、どんな手を使ってでも、(いくらかの倫理と法律を守った上で)脳みそパンパンになってはじけ飛んででも、突進していきたい。
とりあえずそのために卒業式を自作自演し、なんとか卒業していった。
24歳、学生でした。
そういえば、ニコニコ動画のアカウントを削除するにあたって、特に好きな東方手書き劇場動画と、懐かしのFLASH動画まとめ動画をみていたわけだが、
Flash動画の中でも、知っていたものは良くて半分くらいだったのが、ちょっと衝撃だった。
「おいおいこれを知らないとはモグリのにわかめー」と、Flash職人であるポエ山の作品「quino」を知らずに友人にからかわれたことが一度だけあるが、それもわかる。
僕の人生における目標が抽象的で、どう使っていけばいいのかわかりません。
目標は「楽に生きて天寿を全うしたい」です。
楽に生きるためなら、ある程度の苦労をすることと投資が可能な性格です。
皆さんなら、百万をどう使うことでこの目標を達しようとしますか?
「自分がこういう奴だったら~」と思って考えてくださるとありがたいです。
以上です。自己顕示気持ちえがったー!!!相談について答えてくださると嬉しいです。
遠くない業界(非SFのエンタメジャンル商業出版)から、小声でそーっとコメントする。
SF業界っていうのは、もうすでに業界っていう言葉を使うのも躊躇われるくらい小さくて脆弱なのだが、他に適当な言葉もないんで業界っていう言い方をするのを許して欲しい。
とにかくこの日本のSF業界ってのはあんまりにも小さくて脆弱であり、そこに住む住民は岐阜県の山間にある過疎の村にように全員顔見知りであり、それは作家編集者どころのレベルではなく、ハイアマチュアであるとか、ちょいと発言力のあるBlogレビュアーレベルで、顔見知りではないにせよ「ああ、あの人」程度の認知がある世界なのだ。そしてそこの住民全員は自分たちの住んでいるその過疎の村が、村どころか、浸水しかけたボートであるという共通認識を持っており、降って湧いたような夭折の天才(真実かどうかはともかくそういう設定の)のもたらす「業界の利益」には逆らえないのだ。映画化さえされるのだ。それは過疎の村にとっては逆らいがたい「巨大な天意」である。
こんなちっぽけで権益もクソもないような、初版数千部のジャンル――Exelで読者の総数が管理できるような規模はもはや不特定多数ではなく特定多数であり、実売数に占める献本の割合が誤差じゃないような、そんな小さな小さな世界。
にもかかわらず、SFを読む方ならご存じだろうが、日本SF作家クラブの一件はああなった。
業界という言葉を使わざるを得ないのは、まあ、要するにそう言うことなのだ。
ライトノベルという様式(個人的にはジャンルじゃなくて出版様式だと思っている)というものがあり、それは出版業界や読者に低俗と見られることも少なくはないのだけれども、しかし「SFで育ったオレなのだが、オレは俺の好きなSFを書きたいのである」という作家を、ハヤカワではなく救ったという事例はある。
読者のみなさまは、面白いものを読んだときに、「くあーこれ面白れええええ、やっべええ、脳汁ぷしゃったわー!!」と読んでいただけるのが一番良いと思う。「あれ、これなんだかちょっっと……」と思ったら口をナプキンで拭いてスルーしてもらえればなお良い。SFだから、とか、SFジャンルでの出版だから、とか、SF老舗の、SF業界での評判だから、というような文脈で読まずにも楽しめる読書体験であれば、とてもとても嬉しく思うし、それが最終的には「業界」を健全化すると考える。
ところで、せっかくの退職エントリですので感慨深いものですし、ここはひとつ昔話などをしたいと思います。
まずはAppBank GAMESの軌跡を年表にして振り返ってみました。
2012年2月 AppBank GAMESがスタートしました。
2012年7月 G君という大変優秀なレベルデザイナーがジョインしました。
2012年10月 Dungeons and Golfの追い込み時期にとある出来事が発生しました。
2012年12月3日 Dungeons and Golfがリリースされました。すごいバグってました。
2012年12月 第二次反乱が発生しました。G君が辞めました。
2012年12月 ゲーム業界きってのベテラン、I氏がジョインしました。それと同時に正式なジョインではないのですが、もう一人とあるソシャゲを作っていたベテランのZ氏が時々お手伝いに来てくださるようになりました。
2013年春 第二作目、トキノラビリンスの制作が開始されました。
2013年10月 第三次反乱が発生しました。このタイミングで私が退職、それに合わせて9人ぐらい合計で退職しました。多分I氏もこのぐらいのタイミングで辞めたかと思います。Z氏については詳細不明です。
2014年5月ぐらい トキノラビリンスがリリースされました。
なかなか壮絶な年表ですね。語りたいことがたくさんあるので順々に語っていきたいと思います。
社長のブログにも挙がってましたけど、まずなんといってもI氏について思い出があるので簡単に語らせていただきたいなと思います。
私はI氏のことを(50台とは思えない勢いだから)炎上おじさんっていつも呼んでたんですけど、なにやらゲーム界隈ではちょっとしたレジェンドだったらしいすね。私は全然知らなかったですしその意識は今でもないです。そのI氏ですけど、2012年の末にやってきて開口一番「このゲーム(Dungeons and Golf)はクソだ」みたいなことを言い出しまして、現場一同全員「よく言ってくれた!」と陰ながら感動していたのをよく覚えています。なにせ社長から社員に至るまで誰一人F2Pゲームのことを理解しないでつくったものですから課金メソッドも継続させる手段も何もないですからね。申し訳程度にガチャっぽいものがついてた程度でした。そりゃ儲からねえよと。今の私はいろいろと勉強して分かるようになったのですが、当時は本当に何もわからなくて。
そこでI氏がいろいろと改革に着手して社長と揉めてどうのこうのになったわけなのですが、そこについては社長がご自身のブログでなにやらご意見を述べられているようですね。ということでここでは私の目線から見たI氏をちょっと語ってみようかと思います。
I氏の経歴はよく知らないのですが、いろいろF2Pのゲームを作られたりして経験があられたようです。経験と知識は間違いなく底が深くて、当時のF2Pのゲームの定石についてもまるで詩経を諳んじるがごとくに次々に語ってくださいました。その内容についても適切だったのを覚えています。I氏は自分で適切に考えられるし適切に決められるし適切に分析できる方だったかと思っております。私がF2Pのゲームロジックを考えられるようになったのは間違いなくI氏のおかげです。
ただ2点ほど、社長が今でもI氏をご自身のブログで随分批判されている原因になったと私が思っている点があるんですね。
一つはI氏が過去の経験に少し引きずられていた可能性が否定出来ないこと。
一つはI氏が高齢だったことです。
Dungeons and Golfを当時分析すると、最初の設計からまともな課金ロジックが一切喝采抜け落ちていて、ゲームとしては遊べるんだけど課金はまずできないという形になっていました。そこでI氏は一般的なF2Pの課金ロジックの仕組みを導入しようとしたのですが、今考えてみればむしろ最近勃興しているF2W(Free 2 Win、LoLやWoTなどのまともな課金要素が一切ないゲーム)にDungeons and Golfは近い形になっていました。であれば無理無理F2P要素を付けてしまうよりはF2W要素を強くして、プログレスもない、まともなガチャもない、ただ延々とゴルフが遊べるだけ、みたいなゲームみたいな感じに着地させるほうがおそらく無理はなかったんじゃないのかなと思うんですよね。
この点に関してはI氏と話し合ってないのでわかりませんが、社長からこれぐらいの数字が必要なんだって話がされていたので無理やりF2P要素をつけたのかもしれませんし、I氏が過去の経験に引きずられてF2P要素を導入したのかもしれません。これはわかりませんが、ひょっとしたらI氏は過去の最適解にとらわれすぎてしまったのかもしれません。
もう1つ、I氏は先程申し上げた通りご高齢の方なんですね。高齢になるとまずどうしても頑固になる。自分の意志が強くなるといいますか。その上子供っぽい方ですから、それで社長とよく揉めてたんじゃないのかなと。あと高齢の方なのでどうしても体力がない。デスマができないんですね。XXXをやる、とはいってくださるんですが、当時のAppBank GAMESはそれこそ連日デスマの嵐みたいな日々でしたから、体がついてこないんでしょう。提出物が上がってこないことがありまして、私の右腕にW君という大変面白い若いゲームプロデューサーがついていてくださったのですが、彼も「Iさんは考えは素晴らしいんだけど手が追いついてないから俺らがやらないとね」と言っているような具合でした。
さてAppBank GAMESを語る上で避けては通れないのは、やっぱり社長についての思い出ですね。
みなさまは小学校や中学校のころに、このような担任の先生をお持ちになったご経験はありませんでしょうか。
何かクラスで問題(いじめなど)が起きた時に、クラスの全員を集めて、みんな!XXXくんが悪いことをしたけど、許してあげてくれるよな!と言って形だけのクラス会議を開き、
「前向きな成り行きで」
「皆と承服し」
「皆が納得して」
「無事に万事解決」した
と満足しているような奴
皆様、一度ぐらいはあるのではないかと思います。その度に「何だあのハゲ野郎は」と子供心ながらに思われたのではないでしょうか。
まぁそういう感じの人だと思っていただければ結構です。
年表に残った「Dungeons and Golfの追い込み時期にとある出来事が発生しました」について、当時リリース直前の追い込み時期で、しかしながら決まってないところが山程あって、でも年内リリースは死守というし到底間に合わねえよみたいな状態になってたんですね。それで何度もミーティングとかが行われていたのですが、その最中に私こっそりEvernoteにメモを書き残してたんですね。
2012年10月11日 23時09分に書き残されたメモです。
「タマガミ全然使われてないし継続課金の動線にしたいので修正しようぜ」
その内容
・タマガミが装備されていないとショットが劇的に弱体化する、実質何らかのタマガミを装備する必要が発生する
→すでにリリースまで全て予定が積まれている岩井ちゃんにしか実装できないような箇所
→実現したとしても正直イマイチに見える
・タマガミの使用が強制されるが、その結果消費が増すとは思えない(タマガミの魅力は増さない)ため障壁にしかならずユーザから見ても運営側から見てもイマイチ
がく
「先に今タマガミがどれぐらい使われているかベータテスタのデータ見たほうが良くない?すぐ見られるけど」
↓
↓
「いまの段階でもタマガミが使われているのであればテコ入れる必要なくない?」
↓
「だからそれ関係ないし。タマガミ使われてるとかじゃなくて継続課金するようにしないと意味ない」
「その仕様だとタマガミの使用は強制されるけど最後の一匹で粘るだけになるし課金障壁にしかならない」
↓
(明示的な回答を避ける)
あきすて
「その仕様無理やりすぎでは?UIも体験もイマイチにしかならない。タマガミ自体抜いたほうがまだいい」
↓
たくま
「スケジュールアホでしょこれ」
↓
「じゃ黙ってろ俺がやるよ」
「大体が賛成のようなのでこれでいくかー」
録音すればよかったわ
まぁこんな感じです。
先ほどの年表に3回「反乱」ってのが登場しますね。つぎはこちらについて語らせていただきたいと思います。
最初の反乱は当時アートを担当されていたA氏が主導だったんですね。彼は長いことゲームでアートをやっているベテランでしたから、もともと社長が考えていたDungeons and Golfより面白そうなプランとかを考えてついたんですね。ある意味元の原型がとどまらないぐらいのプランを。で、それを社長に提案したんですね。
そこで社長がキレた。それはもう猛烈に。怒号が隣の部屋にいる私たちに聞こえるぐらいの勢いでね。「裏切り」とかなんとか言って怒ってましたが詳細はよく覚えてません。自分でドンドン提案しろとか言ってる人なんですけどね。
それ以来そのアート担当のA氏は一切社長に提案もしなければ信頼もしなくなってしまいました。まぁ当の社長は覚えてないでしょうけど。
二回目の反乱はG氏に関するものです。レベルデザイナーとか運営経験のある人が必要だからということで、G氏を社長が雇い入れたんですね。でまぁ、12月になって社長が「お前は運営プロデューサーとして雇ったのになんだこれは!責任を果たせ!!」みたいなことを言い出しまして。
責任を果たせもクソもリリース当時のDungeons and Golfにはイベントを打つ機能もなければ課金動線も何も一切無いんですから運営しようがないんですけどね。社長はそういうのゲームデザインしてくださいませんでしたので。なおそういう機能はI氏が考案してくださいました。
三回目の反乱は私に関するものです。当時私はとある事情で二作目トキノラビリンス、社内ではまだポケットラビリンスって呼んでたんですが、そいつの制作指揮をやってたんですね。でまぁこれも年内に出せと。1年前どっかで聞いたぞそのセリフ。しかしながらサーバもクライアントもアートも音も何もかも未完成、どう考えても年内リリースは無理、多分来年の夏ぐらいになるんじゃないんかなってぐらいの見積もりだったんですね。私もエンジニアの端くれですから大体の見積もりとかはわかるわけで。
そういうわけで社長に相談してみたりもしたんですが、「年内にリリースされないと計画上の売上が達成できないからなんとか」とか、あとは「SEGAさんと組んでるから遅れてお客さんを待たせるのはプロとしてありえない」とか言われての一点張りでして。なるほど社長、あなたのおっしゃる「先進的かつ斬新な開発マネージメント」というのは見積もりを無視してとりあえず線を引いてみて気合で煽ることですか。そりゃ仰るとおり斬新ですね。計画上の売上が出ないなら外注でも何でも営業して持ってきて辻褄合わせていただくなり、運転資金を持ってくるなりしていただけると社長っぽくて助かるのですが。
ただこの点に関しては実際社長の言い分ももっともで、私のゲームの制作指揮をする能力不足が多分にあって後から追加した機能とか変更した仕様がたくさんあるんですね。それで予定よりはるかに遅延してしまっているのも間違いなくて。2013年、まさにソーシャルゲームの内容と規模が拡大し製作コストと期間が肥大化し始めていたころですから。作る側の能力も圧倒的に不足していたと思っています。
こんなあたりの顛末が社長のブログで闇とか言って語られてますが、そりゃ闇ですよ。まともに現実見てる人間が引いたスケジュールじゃないんですから、終わるわけがない。皆病んでしまいました。
それで私の精神がおかしくなってしまったところを師匠(仮)にTwitterでメッセされて、「いいから今すぐ辞めろ」とアドバイスされまして。そのままアドバイスに従って今すぐ退職した次第であります。多分退職してなかったら間違いなく本当に気が狂っていたかと思うと今でも師匠には感謝申し上げる次第です。それから社長、途中でほっぽりだして本当に申し訳ありませんでした。
でまぁ私がやめたら皆堰を切ったようにやめちゃって。I氏が他人を勧誘して引き抜いたんだ〜みたいな書かれ方をされていますがこれは大嘘で、皆辞めたかったんですよ始めっから。単に私が堰を切っちゃった。あんなリーダーシップのない人間の下でのデスマに耐えられる人間はそうはいません。私が単に一番脆弱だっただけで。
その後、トキノラビリンスは半年ずれ込んでリリースされたようです。リリースされてよかったです。本当に。完成させてくれた皆さん有り難うございます。ま、トキノラビリンスのクレジットを見たところ私は居なかったことになってましたけど、しょうがないかなと思います。この点に関しては私も多分に悪いですから。
さて最後に受託、社長はブログであれは輝かしい復活みたいなことをいろいろ書かれているようなんですが、これって実は簡単な話なんですね。
受託先の方がゲームプロデューサーで、すべてのスケジュールと線を引いているんですから。マネジメントはそちらなんですね。ウチラは人を出してるだけ。社長は技術顧問ということにしてメンツの上で置いておくだけという体制です。そうするとうまく回ったという。これは当時そちらの受託の中で仕事をしている人から直接内情を教えてもらったので間違いないかと。
結局、社長が主張していることはいつでも三つしか無いようにみえるんですね。
全て自分は悪く無い(自分の理論の中では、自分の行動は間違っていないのだから周りが間違っている)
私が退職してから2年が過ぎましたが、彼は何一つ変わりませんでしたね。今も変わっていないようで大変残念です。未だに「ご自身がAppBankから直々に株式没収されて会社ごと消された」「そのためにAppBank社内およびAppBank GAMES現場社員による大変な尽力の裏工作が発生していた」ことに気づいていらっしゃらないようですしね。
どうも3年間ありがとうございました。
みなさまも口だけの人には十分ご注意いただければと思います。
沢山のソシャゲタイトルを下請けとして日夜開発いただいてる沢山のソシャゲの開発会社のエンジニアさんらを見ていて、いつも思う。
正直これだけ理不尽さと過酷な未来のもとで、とにかく成果を出そうと頑張って、一時的に報われたかのように見えて、でも、本人の努力の甲斐なくほぼ漏れ無く人生沈んでいく沢山のソシャゲのエンジニアらを見ていると、この人たち凄いマゾだな!と思えて仕方がない。彼らのモチベーションって一体なんだろう?自分には想像もつかない...
ことについていつもうまく書けなくて途中でやめてしまうから めちゃくちゃでも途中でもとにかく登録してしまおうと思う
だいたいどんな意見 話を聞いても それはちょっと でも うーん わかる わからなくもない みたいな ふにゃっとした曖昧な感想を持つ
正論とか道理 倫理的に考えたら全面的に賛同はできないのだけれど 心情的には お話としては 共感できるところもあるし なんだかなって
なんかもっとずばーんと すっぱりと メッタ斬りにして 正しい! ダメ! ゲンコツ!! って肝っ玉母ちゃん?みたいな?
バシっときついこと言ったあとはさくっと切り替えて サバけた感じで 引きずらない さふいふ人に なりたい
なりたいような わからない なったほうがいいんだと思う なれたらなとか ならなきゃなとか うじうじ考える なれたらうまくやっていけるのかなって
「学生時代にできちゃったカップル(?)がいてカンパ募っていたから『★★★★★の金か』って言って断ってやった」と武勇伝として話されたことがある 某バンド的に伏せた
当然そのカップルはよくない いいとはいえない 事情もどういう経緯でその決断とカンパに至ったのかも知らない そう言われても仕方がないのかもしれない
でもそれを武勇伝として話すことにドン引いてしまった ことに困ってしまった ドン引いてしまったけれど正論ではある 理はあるはずだ それが正しいと称えるべきなはずなのに
言い方は悪いけど言い方の問題じゃないと思っていて じゃあ何の問題なのかわからない
ネットでは浮気とか不倫は心の殺人だから加害者は死刑にするべきのような理屈がまかり通っていて 被害者の精神的なダメージを想像すると 当然よくないことであるし
一方で「すごく弱っている時に恋人以外の人に優しくされてつい甘えてしまった」という話をしてくる人もいて 「浮気最低!!汚い気持ち悪い消えろ!!」と詰ることはできなくて
「仕方ないよ」「よくないからやめなよ」どちらを望んでいたのか どちらも望まれていなかったのか わからないけれど
どちらにしてももう起きてしまったことに対して 部外者が何か言っても なんにもならないし 時間は戻らない
「悪いのはわかっているんだけど、でも、どうしても」どんな類であれそんな瞬間が 絶対に訪れないとはとても思えない 意志が脆弱すぎるかもしれないけれど
依存性は本人が治そうとしないと治らない 本人がやめようという意思を持って行動しないと意味がない
じゃあ そこに至るまで周りにいる人たちはどうしたらいいの? 止めたり注意して機嫌が悪くなるくらいはいい 隠れてやるようになる 誰にもわからなくなる
よく距離を置くしかない 付き合いを辞めるしかないという意見を見るけど 嫌いじゃないから 心配だからなんとか止めてほしくて
ごめんで済むなら警察はいらなくて ごめんで済まない時に私刑にならないように警察がいるはずで
でもごめんで済みそうにないけれど 警察の管轄ではないようなことが たくさんあるような気がする
「ごめん」と言われたら「いいよ」と言わなければいけないような 暗黙の強制力のようなものも苦手 嫌い 嫌いだ
「仕方ないよ」と言われるために あるいはちょっと叱られるために それ以前に誰かに 告白を 懺悔を 聞いて 受け止めて あわよくば受け容れてほしい
そんなエントリが少し前に話題になっていた 独りよがりな こんな支離滅裂な文字列を打ち込みながら人のこと言えないけれど
彼を責めても拒食症の子が寛解するわけじゃない だからといって彼が責められなくてもいいということはなくて ないの? 責めるのに資格は要る? そんな資格ほしくないけれど
過去のことよりも今後どうするのかで でも未来は過去の積み重ねで
懺悔をして許されてすっきりなんて かといって
ここまで書いて もう起こってしまったことや変えられないこととこうあるべきだったはずの正論との間の整合性が取れないことがこの辛さの本質のようだと感じた
一瞬ごとに膨らんでいくもやもやを ああするべきだったのにそうできなかった過去を一生抱え込んでいくしかないのだろう 重みで動けなくなるのは正しくなかった所為だから自己責任
綺麗事だけ口ずさんで 最後までただ正しく 綺麗事みたいに死にたい
カイシャクはお任せします
追い出し部屋の話題になる度に、「悪く言うけど必要だから」みたいなこという人いるんだけど、そうじゃないんだよね。
一定以上の規模の会社になると、雇用イコール地域社会への貢献、みたいな人を雇うことそのものがエライみたいなことになる。
そうすると、当たり前なんだけど、少数の有能が、多数の無能を働かせる職場になる。
馬鹿でもできるように仕事を分解して機械的な作業に落とし込んで、作業をさせる。
無能な働き者が一番困るって言うけど、無能な怠け者が大多数で、その無能な怠け者を使って組織が回せてナンボ。
そもそも、筆者は、終身雇用がちゃんと維持されている組織で、“追い出し部屋”的な要素がまったく存在しない組織はありえないと思っています。どんな組織であれ、雇用調整の要は必ず生じます。であれば、人を解雇できない以上、追い込んで自発的に辞めさせるための仕組みが必ず必要だからです。
たぶん、この人も経営層と同じ目線で仕事してるんだろうなと思う。
有能な働き者しか居ない企業って、地域社会への雇用貢献を一切してない、言わば資本主義社会の上澄みだけ使う社会への寄生企業だよね。
つまり、追い出し部屋が必要だって叫ぶコンサルは、たぶん、人を雇うことが企業の社会的な責任だって認識がない。
もちろん無能な怠け者とか馬鹿とか言ったけど、それは仕事の上のことだから、人格とは別だよ?
だからこそ、働きたくないでゴザル頭も使いたくないでゴザルって人達が、仕事は仕事として、酷いことにならないように法律の縛りがあるわけだし。
だから、追い出し部屋とか作っちゃ駄目だし、必要だからってうそぶくコンサルは無能で、社会の敵みたいな会社になっちゃうから聞いちゃダメよ。
hitodie いつも分からんのだが、解雇できなくても降格させて新卒並みの給料にすれば辞めてくれるし辞めなくても大したコストにならんだろうと思うが、降格も法律で縛られてるの??
労組の専従でもボンヤリしてると知らないので無理も無いんだけど、縛られてるよ。
正確に言うと、降格は別にすりゃいいんだけど、給与はガッツリ減らせない。
雇用者が一方的に給料の切り下げをするのは、法的にNG。(高裁の判例が出てる)
10%っていうのは、なんかやらかした社員を罰するために減給する幅が法律で決まってて、日給の半分&月給10%超えはダメ。
制裁でも10%なんだから、普通の理由で10%越えるときには社員の理解が必要だろうって事。
管理職なんかは別になるんだけど、面倒なので不祥事の時も減給じゃなくて自主返上ってなってるはずよ。
(さっきの高裁の判例って、給料下げないと会社潰れる!みたいな時の話なので、普通に下げるとかまず無理だね)
よく大手企業が超絶な赤字決算でも社員のボーナスがカットされないとかって話題になるけど、上記のが理由ね。
ボーナスも含めて生活賃金扱いになるので、それも含めて10%超え給与削減は裁判沙汰になったら負けるから。
日本企業の賃金カーブが緩やかであんまり上がらないのは、下げられないようにしっかり縛られてるから。
もちろん功罪あるんだけど、そうじゃない給与体系も組めるし、法律的な枠組みも有る。
その上で正社員でちゃんと給料払うから来てねって言っといて、一方的に給与下げたり追い出し部屋に追い込んだりするのは、経営者が無能な以上に無責任だと思うな。
おっ俺も同い年だ。
30過ぎて畑違いに転職して今はなぜか(いや会社から派遣されて来たんだけど)海外で学生みたいなことやってる。
中々成果も出なくて毎日死にたい気分だけど新しいことやるのは楽しいな。もうちょっと成果出せるようになって落ち着いたら違うことも始めたい。
密かに思ってる、今とは別のやりたいことの本場でもあるんだよなこの辺…。基礎もクソも全く無いから青い鳥にもほどがあんだけどなー。やりたいんだよなー。
俺は絶対これで天下とってやるぜ!みたいなのは思わなくなったけど、なんつうか、人生はもっと自由でいいんじゃないかと思うんだよなあ。
背負い込んだ責任で自由を塗りつぶして社会を支えてる人たちも沢山いるんだけど、彼らは彼らでそれに誇りを持ってて社会的に認められた幸福の有り様を体現してたりするわけで、
社会からは承認されないかもしれないけど、もっと自由に生きて、また違った形で社会に何かを残していくのもアリなんじゃないかと思うんだよなあ。
多様性が無いと何事も脆弱になるしな。最近はあんまそういう時代の空気じゃないけど、個人ベースの意思決定では大局観はあんま効かないと思うなあ。
http://kyoumoe.hatenablog.com/entry/20150919/1442671034
id:Sinraptor 広告ブロックする層はどっちみち広告から商品選んだりしないんだから、広告ロードだけして表示しなきゃOKだね。
私はiPhoneの広告ブロック使ってますが、広告から商品を選ばないというのは同意できません。
PCなんかだと楽天やamazonの広告よくクリックして商品見てるから。
id:yumekurage ティッシュ配りの人がティッシュはタダじゃないって演説してたらどう思うかな。
ティッシュはタダじゃない。
あれには広告が入っていてもらって、開けるとき、使うときに必ず見るものだから。
アドブロックはティッシュ配りの人に広告抜いてからティッシュくれって言ってるようなものだろう。
id:toririr アマゾンの有料会員なんでアマゾンの広告消します
そうじゃないだろ。つっこむのもめんどくさい。これはただのばか。
id:sds-page はてなオフィスは福利厚生が超充実してるのでまだ大丈夫かな。電子レンジとポットぐらいしかないうちの会社並みに落ちぶれてきたら有料会員になる
id:hisa_ino 広告ブロックするような人は仮に強制的に見せてもその商品を買ったりしないのでは。だから、広告主にとってはブロックされても全く損失にはなってない気がしてしょうがないんだが。なんで無理矢理見せたいの?
テレビCMだって、放送中に消す方法があったとしたらほとんどの人が消すだろう。
テレビCMがブロックされても広告主には損失ないと思うの?ばかだろ。
id:munioka303 アホか。マネタイズの方法なんか提供側が勝手に考えるもんであって、多少の広告ブロックで潰れるならそもそもの設計がクソって事だ。他人の良識に頼る構造なんて脆弱すぎんだろ。フリーミアムの意味分かってる?
良識に頼れないなら決まりが増えるだけだよ。広告がなくなることはない。世の中みればわかることだろう。ばかだな。
こいつらあほだな。
AdBlockという、Web上の広告を非表示にするツールがある。
はてブほか、このようなアド(=広告)ブロックツールを喜んで使っているやつらは多い。
しかし、彼らは自分たちが「割れ厨」と同じことをしている自覚が無いのだろうか。
割れ厨とは、漫画・アニメ・ゲームなどのコンテンツやソフトウェアを正当な対価を支払わずに
無料で入手している人たちのことを指すのは御存知の通り。
このワードのポイントは、「正当な対価を支払うことなく」、「無料でコンテンツを取得」しているという点だ。
殆どのアドブロック利用者は、自分の行動が割れ厨の行為と類似していることに無自覚である。
特に、Web上のサービスというものは、サーバ代がかかる以上は必ずお金がかかる。
つまり、Web上のサービスにおける広告表示とは、サービス料金がタダである代わりに利用者側が支払う対価である。
だからこそ、多くのWebサービスやアプリで、お金を支払うことで広告が非表示にする機能があるのだ。
すると、AdBlock利用者のやっていることは、本質的には割れ厨となんら変わることがない。
「正当な対価を支払うことなく」、「無料でコンテンツを取得」しているからだ。
これは、言うならば「アド割れ厨」とでも呼称すべき存在だろう。
厳密に言えば、マンガのダウンロードに関しては現在も罰則規定はない(よって、民法上の争訟しか存在しない)。
一応法律上の規制はあったが、歩行者の信号無視や自転車の並走禁止と同レベルの規制でしかない。
だから、割れは問題無いと主張する割れ厨が多かった(今も多い)ことはご存知か?
アド割れは現在のところ刑事罰の対象になっていないが、それは法律の問題でしかなく、倫理的にやっていることは大差ない。
以下の記事にもあるが、米ネット広告業界ではこの機能への訴訟が検討されている。
http://zen.seesaa.net/article/425387889.html
もし訴訟で勝った場合は、アドブロック行為が犯罪であることが法的にも示されることになる(あくまでアメリカでだが)。
答えは単純で、ライバルの利益を阻害しつつApple自身の売上には全く響かないからである。
Appleは基本的にハードウェアを売って儲ける会社であり、Webサービスを売上として会社ではない。
それはさながら、Winnyでファイルを大量にアップロードしたものが捕まっても、ダウンロードしか行っていないユーザーは捕まらないので割れを続けている状況に似ている。
確かに、ウザい広告はある。特に小さい画面を専有する広告がウザいのは私も同意だ。
だが、それがなんだと言うのか。
「この本は、本文で著者が他の作品の宣伝をしていてウザいから無料ダウンロードしても問題ない!」
「この映画は、動物虐待があるインモラルな映画だから無料ダウンロードしても問題ない!」
と主張することと何が違うのか?
広告がウザかろうが、それはコンテンツ配信者が選択した広告なのだ。
つまり、コンテンツ利用の対価として運営者が設定したものなのだ。
その対価がウザい(=料金が高すぎる)というなら、そのサイトを見ないようにすれば良い。
幸いにして、普通のボッタクリ店と違い、うっかりそのサイトをクリックしても、広告が表示されるかされないかの段階でブラウザバックすれば対価は取られずに済む。
広告がウザいからブロックして問題ないという主張は、どう考えても割れ厨の自己正当化(どうせ買わない作品をダウンロードしているだけだから問題ない、など)とあまり違いがない。
コンテンツを読むなら対価を払え。それが嫌ならブラウザバック。
ただ、それだけの話なのだが。
以上より、アド割れ厨たちのメンタリティがいかに割れ厨と被っているか、また彼らが自分たちの犯罪的行為を正当化するために用いている論理がいかに脆弱かが分かったと思う。
しかし、割れ厨がいくら批判されても割れを止めないのと同じく、この文章を読んでもアド割れ厨たちはアド割れを止めないだろう。
碌に仕事をしない職員の代わりに、店内の施錠や点検を終わらせて、外周巡回に出た。最低賃金で24時間ぶっ通しで働く、警備員の仕事。初めは本当に辛かったが、慣れてくると肉体的にはどうということはない。寧ろ、これだけ働いてもまともな給与を貰えない現実を肌身に感じるにつけ、モチベーションの維持が難しくなっている方が問題だ。
「仕事に身が入っていない」
「お前は、自分で判断が出来ないから、何をやっても無駄に終わるだろう」
簡単にできると思って嘗めてかかっていた警備員の仕事だが、今の上司からも同じ事を言われ続けていて、また社内で崖っぷちの状態に立たされている。
集中力、判断力が無い。自らの仕事ぶりを振り返るに、確かにその通りだと思うのだが、自分が何故これほどまでに仕事が出来ないのか、30歳になるまでずっとよく分からなかった。
店舗の屋上に上ると、冷たい風の隙間に、町の街灯がぽつぽつと煌めいて見える。排水溝には蟋蟀が住んでいるようで、頼んでもいないのに、哀愁漂う合唱を思う存分聞かせてくれた。
巡回をする間、また余計なことを考えていた。
3ヶ月前、前の会社の後輩が結婚した。私は結婚式に招待すらされなかったが、後輩は結婚にかかった資金を一時、消費者金融で工面したらしく、返済のために私に金の無心をしてきた。利用しやすく押しに弱い、こちらの性格をよく知ってのことだろう。
私も後輩の性格はよく知っていたので、きっぱり断れば良かったんだが、前職時代、散々仕事上で迷惑をかけていた罪悪感があって、結局彼に40万円を貸した。私は、彼が私よりも遥かに高給取りであることを知っていたので、来月のボーナスで返済するという言葉を信じてしまったのだった。
結局、彼は借金が会社にばれたのか、仕事を辞めてどこかで逃亡生活を送っているようだ。貸した金は15万円だけ返して貰ったが、残りが返済される当てはほぼ無い。騙されたも同然だが、彼が悪いとは思わない。結局、私に判断力が無かったことが原因だから。
上に書いた貸金とは別に、貯金と退職金とから成る100万円ほどを元手に、半年前から株を始めた。半年で40万円ほど稼いだが、先日の大幅下落で10万円の損をしてしまった。これも判断のミスだったかもしれない。官製相場だからと、調子に乗っていたから隣国の経済状態にも気がつかなかったのだ。
こうやって書き出してみると、段々「理由」が見えてくる。
バカで無能なんだから、実家に帰省してニートでもやっていれば良かったのに、片親に迷惑をかけたくなくて、無理に遠い職場を選んで一人暮らしをした。慣れない土地でパワハラに追い詰められ、職場を辞して、自分でも出来そうだと言うだけで次の仕事を選び、また同じ事を繰り返している。
やりたいことなど何も無い。
中途半端な知性と脆弱な心のせいで、まともな人なら誰もが思うように、己の道を切り開こうとか、年相応のスキルを磨こうとしてこなかったツケを払い続けているだけだ。
周りに流され、怒声に怯えるだけの男に、正常な判断力や集中力など身につくわけが無い。それに相応しい人生が待ち受けているだけだ。
何が間違いだったのだろう。
どこで間違ってしまったのだろう。
子供時代がそんなに輝かしかったわけではないけれど、思うに、最初から間違っていたのだ。
この世で何も為す気が無いのに、生まれてしまったことだけが過ちだった。
建物の外に、一匹の猫が居た。
ライトで照らすと、彼は足早に駐車場の外に去って行って、その行く先には大きな北極星と、満天の星空が輝いていた。
ABA: 応用行動分析 [Applied Behavior Analysis]
AC: 従順な子どもの心 [Adapted Child](エゴグラム)
AC/ACoD/ACoDF: アダルトチルドレン [Adult Children of Dysfunctional Family]
ACT: アクセプタンス&コミットメント・セラピー [Acceptance and Commitment Therapy]
AD: アスペルガー障害 [Asperger disorder]
ADD: 注意欠如障害 [Attention Deficit Disorder]
ADHD: 注意欠如・多動性障害 [Attention Deficit / Hyperactivity Disorder]
AN: 神経性無食欲症 [Anorexia nervosa]
AS: アスペルガー症候群 [Asperger Syndrome]
APD: 回避性パーソナリティ障害 [Avoidant Personality Disorder] / 不安パーソナリティ障害 [Anxious Personality Disorder]
ASD: 自閉症スペクトラム障害 [Autistic Spectrum Disorder] / 急性ストレス障害 [Acute Stress Disorder]
ASPD: 反社会性パーソナリティ障害 [Antisocial Personality Disorder]
ASPS: 睡眠相前進症候群 [Advanced sleep phase syndrome]
AUD: アルコール使用障害 [Alcohol use disorder]
BD: 双極性障害 [Bipolar disorder]
BDD: 身体醜形障害 [Body dysmorphic disorder]
BN: 神経性過食症(過食症) [Bulimia nervosa]
BPD: 境界性パーソナリティ障害 [Borderline Personality Disorder]
BPRS: 簡易精神症状評価尺度 [Brief Psychiatric Rating Scale]
BT: 行動療法 [Behavioural Therapy]
CBT: 認知行動療法 [Cognitive Behavioral Therapy]
CCT: 来談者中心療法 [Client-Centered Therapy]
CDD: 小児期崩壊性障害 [Childhood Disintegrative Disorder]
CFIDS: 慢性疲労免疫不全症候群 [Chronic Fatigue and Immune Dysfunction Syndrome]
CFS: 慢性疲労症候群 [Chronic Fatigue Syndrome]
CP: 臨床心理士 [Clinical Psychologist] / 脳性麻痺 [Cerebral palsy] / 厳格な親の心 [Critical Parent](エゴグラム)
C-PTSD: 複雑性PTSD [Complex post-traumatic stress disorder]
CT: 認知療法 [Cognitive Therapy] / コンピュータ断層撮影 [Computed Tomography]
DA: 発達年齢 [Developmental Age]
DBT: 弁証法的行動療法 [Dialectical Behavior Therapy]
DCD: 発達性協調運動障害 [Developmental coordination disorder]
DESNOS: 特定不能の極度ストレス障害 [Disorder of Extreme Stress not otherwise specified]
DD: 解離性障害 [Dissociative Disorder] / 気分変調性障害 [Dysthymic Disorder] / 発達障害 [Developmental disability]
DDNOS: 特定不能の解離性障害 [Dissociative disorders not otherwise specified]
DD-NOS: 特定不能のうつ病性障害 [Depressive disorder not otherwise specified]
DID: 解離性同一性障害 [Dissociative Identity Disorder]
DIQ: 偏差知能指数 [Deviation IQ]
DMDD: 破壊的気分調節不全障害 [Disruptive Mood Dysregulation Disorder]
DPD: 依存性パーソナリティ障害 [Dependent Personality Disorder] / 抑うつ性パーソナリティ障害 [Depressive Personality Disorder]
DSM: 精神障害の診断と統計マニュアル [Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders]
DSPS: 睡眠相後退症候群 [Delayed sleep phase syndrome]
DQ: 発達指数 [Developmental Quotient]
ECT: 電気痙攣療法 [Electroconvulsive therapy]
ED: 摂食障害 [Eating Disorder] / 勃起障害 [Erectile Dysfunction]
EEG: 脳波 [Electroencephalogram]
EFT: 感情焦点化療法 [Emotionally focused therapy]
EMDR: 眼球運動による脱感作と再処理法 [Eye Movement Desensitization and Reprocessing]
EPS: 錐体外路症状 [extrapyramidal symptom]
EUPD: 情緒不安定性人格障害 [Emotionally Unstable Personality Disorder]
FAS: 胎児性アルコール症候群 [Fetal alcohol syndrome]
FASD: 胎児性アルコール・スペクトラム障害 [Fetal Alcohol Spectrum Disorders]
FC: 自由な子どもの心 [Free Child](エゴグラム)
FD: 注意記憶 [Freedom from Distractibility](WISC)
FM: 線維筋痛症 [Fibromyalgia]
FMS: 線維筋痛症 [Fibromyalgia Syndrome]
FT: 家族療法 [Family therapy]
FXS: 脆弱X症候群 [fragile X syndrome]
GAD: 全般性不安障害 [Generalized Anxiety Disorder]
GH: 幻聴 [Gehörshalluzination]
GID: 性同一性障害 [Gender Identity Disorder]
GLA: 全般性不安障害 [Generalized Anxiety Disorder]
HFA/HA: 高機能自閉症 [High-Functioning Autism]
HFPDD: 高機能広汎性発達障害 [High Functioning Pervasive Developmental Disorder]
HPD: 演技性パーソナリティ障害 [Histrionic Personality Disorder]
IBS: 過敏性腸症候群 [Irritable Bowel Syndrome]
ICD: 疾病及び関連保健問題の国際統計分類 [International Statistical Classification of Diseases and Related Health Problems]
ID: 知的障害 [Intellectual Disability]
IP: 患者とみなされた人 [Identified Patient](家族療法での用語)
IQ: 知能指数 [Intelligence Quotient]
K-ABC: [Kaufman Assessment Battery for Children]
LD: 学習障害 [Learning Disabilities]
MAO: モノアミン酸化酵素 [monoamine oxidases]
MAOI: MAO阻害剤 [monoamine oxidase inhibitor]
MBCT: マインドフルネス認知療法 [Mindfulness-based cognitive therapy]
MBSR: マインドフルネス・ストレス低減法 [Mindfulness Based Stress Reduction]
MDD: 大うつ病性障害 [major depressive disorder]
MDI: 躁うつ病 [Manic Depressive Illness]
MR: 精神発達遅滞 [mental retardation]
MRI: 核磁気共鳴画像法 [magnetic resonance imaging]
MSLT: 反復睡眠潜時検査 [multiple sleep latency test]
MTBI: 軽度外傷性脳損傷 [mild Traumatic Brain Injury]
NaSSA: ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動性抗うつ薬 [Noradrenergic and specific serotonergic antidepressant]
NDRI: ノルアドレナリン・ドパミン再取り込み阻害薬 [Norepinephrine-Dopamine Reuptake Inhibitors]
NLP: 神経言語プログラミング [Neuro-Linguistic Programming]
NP: 保護的な親の心 [Nurturing Parent](エゴグラム)
NPD: 自己愛性パーソナリティ障害 [Narcissistic Personality Disorder]
NT: 物語療法/ナラティブ・セラピー [Narrative therapy]
OCD: 強迫性障害 [Obsessive Compulsive Disorder]
OCPD: 強迫性パーソナリティ障害 [Obsessive-Compulsive personality Disorder]
OT: 作業療法 [Occupational therapy] / 光トポグラフィ [optical topography]
PANSS: 陽性・陰性症状評価尺度 [Positive and Negative Symptom Scale]
PCA: 人間中心療法/パーソンセンタードアプローチ [Person-Centered Approach:PCA]
PD: パニック障害 [Panic disorder] / パーソナリティ障害 [Personality disorder]
PDD: 広汎性発達障害 [Pervasive Developmental Disorder]
PDD-NOS: 特定不能の広汎性発達障害 [Pervasive Developmental Disorder - Not Otherwise Specified]
PDNOS: 特定不能のパーソナリティ障害 [Personality Disorder Not Otherwise Specified]
PE: 持続エクスポージャー法 [Prolonged Exposure]
PET: ポジトロン断層法 [positron emission tomography]
PIQ: 動作性IQ [performance IQ]
PMDD: 月経前不快気分障害 [Premenstrual Dysphoric Disorder]
PMS: 月経前症候群 [Premenstrual Syndrome]
PMT: 月経前緊張症 [Premenstrual Tension]
PO: 知覚統合 [perceptual organization](WAIS / WISC)
PPD: 妄想性パーソナリティ障害 [Paranoid Personality Disorder]
PS: 処理速度 [processing speed](WAIS / WISC)
PSD: 心身症 [Psychosomatic disease]
PTG: 外傷後成長 [Post Traumatic Growth]
PTSD: 心的外傷後ストレス障害 [Post-traumatic Stress Disorder]
REBT: 理性感情行動療法 [Rational emotive behavior therapy]
RLS: むずむず脚症候群 [restless legs syndrome]
RT: 現実療法 [Reality therapy] / 論理療法 [Rational therapy]
SA: システムズ・アプローチ [Systems Aproach]
SAD: 社会不安障害 [Social Anxiety Disorder] / 季節性情動障害 [Seasonal Affective Disorder]
SARI: トリアゾロピリジン系抗うつ薬 [Serotonin antagonist and reuptake inhibitor]
SAS: 睡眠時無呼吸症候群 [Sleep apnea syndrome]
SD: 身体表現性障害 [Somatoform Disorder]
SDA: セロトニン・ドパミン拮抗薬 [Serotonin-Dopamine Antagonist]
SLD: 限局性学習症/限局性学習障害 [Specific learning disorder]
SLTA: 標準失語症検査 [Standard Language Test of Aphasia]
SMIT: 自己洞察瞑想療法 [Self Insight Meditation Technology/Therapy]
SNRI: セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害薬 [Serotonin and Norepinephrine Reuptake Inhibitors]
SPECT: 単一光子放射断層撮影 [Single photon emission computed tomography]
SPD: スキゾイドパーソナリティ障害 [Schizoid Personality Disorder] / サディスティックパーソナリティ障害 [Sadistic Personality Disorder]
SRS: 性別適合手術 [Sex Reassignment Surgery]
SSRE: 選択的セロトニン再取り込み促進薬 [Selective serotonin reuptake enhancer]
SSRI: 選択的セロトニン再取り込阻害薬 [Selective serotonin reuptake inhibitors]
SST: ソーシャルスキルトレーニング/社会生活技能訓練 [Social Skills Training]
TA: 交流分析 [Transactional Analysis]
TBI: 外傷性脳損傷 [Traumatic brain injury]
TCA: 三環系抗うつ薬 [Tricyclic Antidepressants]
TS: トゥレット症候群 [Tourette Syndrome]
VC: 言語理解 [verbal comprehension](WAIS / WISC)
WAIS: ウェクスラー成人知能検査 [Wechsler Adult Intelligence Scale]
WISC: WISC知能検査 [Wechsler Intelligence Scale for Children]
WPPSI: WPPSI知能診断検査 [Wechsler Preschool and Primary Scale of Intelligence]
WM: 作動記憶 [working memory](WAIS)
http://webbingstudio.com/weblog/cms/entry-773.html
小規模の商用サイトでは、フォームを暗号化する際には、共有SSLを利用するのが当たり前となっています。独自ドメインのSSL証明書を取得すると、フォームを通して得られる収益よりも、維持費の方がはるかに高くなってしまうからです。
とこの記事では書かれていますが、一体どこで「当たり前」なんでしょうか?
SSL証明書の取得費用は、サーバーホスティングによって額がまちまちなのは確かですけれども、
安く独自SSL証明書を取得して利用できるサーバーホスティングは山ほどあります。
WEB制作者として「自分が良く知っているだけ」のサーバーのレンタルをクライアントに押し付けてはいませんか?
また、小規模商用サイトにしても、仮に年額35,000円のSSL証明書をつけ、かつ、月額3,000円のサーバーを借りていたとすると
月額でいえば6,000円くらいの負担ですが、
いくら小規模とはいえ、広報活動の中核をなすWEBサイトであるならば、
月額6,000円をペイできないとすると、
(というか、効果測定をしていないだけ?)
共用SSLのリスクに関して言えば、この記事が引用している、高木浩光氏の書かれている通りではあります。
cookieが取得できてしまう結果として、一番最初に狙われるのは、管理画面へのログイン。
いわゆるセッションハイジャックです。
ログイン状態を乗っ取られた時点で、どんなCMSでも、WEBサイトの改ざんは可能です。
なぜか。
そのコンテンツは多くの場合MySQLに代表されるDBに保存してあります。
したがって、ファイルの改ざんなどを行わずとも、WEBサイトの内容は書き換えることが可能なのです。
「なるほど」と思ってしまうかもしれないので、
早々に訂正していただきたい。
また、この記事にある a-blog cmsというCMSについてはよく知りませんが、
多くのモダンなCMSでは、ほとんどの管理画面ログインにおいて、
セッションハイジャックに対する防衛は行われていますので、
cookieの取得が、即WEBページの改ざんに繋がるような書き方も、
ここも早々に訂正していただきたい。
この筆者さんは、a-blog cmsというCMSを利用されているようだ。
このCMSはどうやら、PHP製ながらPHPのソースを暗号化しているようだ。
こう言ってはなんですが、攻撃者にしてみれば、a-blog cmsを攻略するくらいならMovable TypeやWordPressを攻めた方が楽というものです。
この記述はむちゃくちゃである。攻撃者にしてみれば、誰でも手に入れられるCMSであれば、
a-blog cmsの公式サイトを拝見すると、MySQLを利用しているようで、
ファイルの暗号化はなされていようとも、DBの中身の仕様は丸見えだ。
前提条件として「知っている」「知らない」の差はあれど、攻撃に関して「ラク」というのは
どう考えても楽観的に過ぎる考えだ。
どうも「SSLで確保される安全の領域」について、かなり認識が甘いようだ。
SSLはあくまで、TCP/IPネットワークにおいて通信経路を暗号化するための技術だ。
通信する際に、通信先のサーバーが正しく認証されているかどうか?に必要なのはSSL証明書。
で、ここに書いたとおり、SSLはあくまでサーバーと利用者の通信においての暗号化だ。
この記事に書かれていることは「メールフォームについて」のことのようだが、
サーバーに到達したあとのメールについては安全性をかんがえていますか?
メールは全く暗号化されず平文で送信されるとても脆弱な通信手段だ。
いくらSSLで通信を暗号化しようとも、問い合わせフォームの送信がメールだったとすると…
とこの記事ではかかれていますが、そもそもHTTPやHTTPSの通信を傍受するより遥かに
メールを傍受したほうがラクとも考えられるはず。
CMSの機能に甘んじて、こういったベーシックな問題に考えが及んでいないとすると、
とおもう。
記事に対するつっこみではないですが、
正しくは「TLS」でっせ。