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はてなキーワード: 港湾労働者とは

2024-03-22

anond:20240322141051

厨二というかなんかカッコいい(小並感)が必要なら、エリック・ホッファー、かっくいい(小並感)

 

まったく学校へは行かず、複数言語(ドイツ語ラテン語ほか)・化学物理学鉱物学、数学地理学植物学など様々な学問を独学(図書館)で修めるだけの才能を持ちながら、

炭鉱夫・日雇い労働者季節労働者として放浪して何十年と働いて、

40歳になってようやく留まるようになっても、沖仲仕(おきなかし。船と陸の荷物の積み込みとかする港湾労働者)やって、

縁あって大学教授の得ても、沖仲仕仕事も65歳まで続けた

肉体労働とは無縁で、ただ頭だけで何事も理解した気になる知識人に対して、ホッファーは一貫して辛辣批判を投げかけてた

これが本物ハードボイルドよね。アキ・カウリスマキ監督作品も割とこれ感じる、カッケー

世捨て人になることなく、他者との関わりのなかに生きながら、他者干渉しようとはしないこと。誰かを貶めるのでも、誰かに認めてもらうのでもなく、自らの価値自分自身によって証明すること。それこそが、ホッファーの考えた「真に生きる」ことであり、「すべてが可能であると感じる」ための唯一の生き方だったのかもしれない。

 

教えることのいかがわしさ:エリック・ホッファー田中淳訳『波止場日記――労働思索』(みすず書房、2014) - うろたどな

https://urotado.hatenablog.com/entry/20190904/1567530695

 

様々な学問をぽんぽこ修める高IQ別にあってもなくても別にどうでもいいけど、肉体労働DIYをこなせる器用さと筋力と体格、これはあったらな・・・とは思うよ

まぁ、極端に不器用ゴブリンでクソオタもやしでも、自分に出来ることやればいいだけなんじゃがの

自分に出来もしないことやって、楽しむ時間なくなったら、何の意味も無いもの

 

適性や自分に出来ること考えず働くのはただの洗脳教育洗脳労働から

2024-03-02

絵師経験に学び、賢絵師歴史に学ぶ

自動車発明陸上競技消滅たか

かつて声優商品は声「だけ」だった。

声優ビジュアルが求められるようになり、SNS私生活小出しにするまでが商材になり市場は拡大した。

我々が砲丸投げに期待しているのは飛距離の結果ではない。

そんなもの機械で打ち出せば何百メートルでも何キロでも飛ばせる

人々は競技者に付随するロマン文脈ストーリー価値を見出す

 

こんなもん歴史が繰り返してきた当たり前の社会の変化なんだよ

適応できた奴が生き残る

 

絵師成果物の技工で、その中ですべてを表現し、そこに価値がある

資本主義にそんな矜持通用せんよ

うまい飯が食いたけりゃ知恵を絞れ

デジタル時代アート生き残り策

 

少なくとも上手に絵が描けるだけではもはや無価値だ、諦めろ

 

絵師の相当数が不要になる、さっさと転職するか、知恵を絞った生き残り策に掛けるか

 

でもこれお前らにだけ降りかかった不幸じゃねぇよ

 

かつて必ず街に1軒あった畳屋とガラス屋は駆逐された

港には大量の港湾労働者が働いていたが、コンテナICT発明駆逐された

 

業界の変化と斜陽を指くわえて眺めるだけでは愚痴愚痴駆逐される

 

法規制しろ、変化を止めろ、

自動車発明でも馬車主がそう声を上げた、が

無駄

2024-02-23

anond:20240223074800

エリック・ホッファーみてーに生きたいよな。選べるなら選びたい生き方ひとつ

 

まったく学校へは行かず、複数言語(ドイツ語ラテン語ほか)・化学物理学鉱物学、数学地理学植物学など様々な学問を独学(図書館)で修めるだけの才能を持ちながら、

炭鉱夫・日雇い労働者季節労働者として放浪して何十年と働いて、

40歳になってようやく留まるようになっても、沖仲仕(おきなかし。船と陸の荷物の積み込みとかする港湾労働者)やって、

縁あって大学教授の得ても、沖仲仕仕事も65歳まで続けた

肉体労働とは無縁で、ただ頭だけで何事も理解した気になる知識人に対して、ホッファーは一貫して辛辣批判を投げかけてた

これが本物ハードボイルドよね。アキ・カウリスマキ監督作品も割とこれ感じる、カッケー

世捨て人になることなく、他者との関わりのなかに生きながら、他者干渉しようとはしないこと。誰かを貶めるのでも、誰かに認めてもらうのでもなく、自らの価値自分自身によって証明すること。それこそが、ホッファーの考えた「真に生きる」ことであり、「すべてが可能であると感じる」ための唯一の生き方だったのかもしれない。

 

教えることのいかがわしさ:エリック・ホッファー田中淳訳『波止場日記――労働思索』(みすず書房、2014) - うろたどな

https://urotado.hatenablog.com/entry/20190904/1567530695

 

様々な学問をぽんぽこ修める高IQ別にあってもなくても別にどうでもいいけど、肉体労働DIYをこなせる器用さと筋力と体格、これはあったらな・・・とは思うよ

まぁ、極端に不器用ゴブリンでクソオタもやしでも、自分に出来ることやればいいだけなんじゃがの

自分に出来もしないことやって、楽しむ時間なくなったら、何の意味も無いもの

 

適性や自分に出来ること考えず働くのはただの洗脳教育洗脳労働から

2023-03-11

anond:20230311085306

以下のくだりが、とても印象的だった。

その時にわたし出身地名産が好きで、通販でたまに買って食べてるんだけど美味しいよね、とさりげなく話題をそらしてくれた年配の男性がいた。

その人が後から「あの人、悪い人じゃないんだけどごめんね、自分神戸出身でさ」と言われた。

恥ずかしい話、「神戸出身から」と言われて私は何も分からなかった。

私は自分地震津波被災者で、東北で育った私たちが一番の被災者で、今後数十年はわたしたちが一番のかわいそうな立場だという感覚を持っていた。

「なぜ急に神戸?」とポカンとして「はぁそうなんですか…」と雑に返した気がする。

その後、関東に戻ってしばらくしてから、何がきっかけか覚えていないがオウム真理教の話になったとき

上司が「あの年は神戸で大震災もあって、オウム事件もあって日本は終わりだと思った」と言ってて

やっと気づいた。


ひとの災害経験というのは、ほんと様々で、一概にかわいそうな被害者としてのっぺらぼうな面をみるわけにはいかないよね。

自分けが被害者面していたかも、という気づき。こういうちょっとワンクッションおいて、時間が経って考えること、こういうのが大切なんだと思う。

ただ、被害者という言葉共通項を見出したとしても、阪神淡路大震災経験したひとと、東日本大震災経験した増田がこうして、何かのきっかけでお互いの体験共通部分に触れようとしたときでさえ、お互いが経験したものの奥行や背景は全く違う。でもそれは、もっと言葉を交わさなければみえてこないもの

多分、増田上記言葉を交わしたとき、その手前でふと立ち止まって考えたんだと思う。

ひるがえって自分の親戚の話。自分語りをトラバに混ぜるのはなんだかな、と思うところもあるが、テーマ性質上書かせてもらう。津波から数日後、東北もっとも大きな漁港ひとつで、親戚が経営していた漁業関連会社生産工場が全滅したとの一報を受けた。一方、杜の都に住む息子娘世代は全員無事だったという朗報にほっとしたことを思い出す。

しかし、それよりも震災から半年くらい経って、父が一言つぶやいた言葉のほうが忘れられなかった。

父は東北我が家家系からすると、よそから婿養子だった。

その父が他界した親戚をふりかえってぽつりとこうつぶやいた。

「あれは天罰のようなものだったんだろうね 」と。

期待していない予想外の冷徹つぶやきに私は動揺した。

他界した親戚一家は、さかのぼると、昭和8年津波の前から漁港生計を営んでいた。1933年津波で多くの財産を失った親戚は一から再建する際に、同じ場所でやり直すのはやめるべきだと再三にわたって、周囲から助言されていたという。しかし、結局、同じ場所人生をやり直し、次世代が引き継ぎ、そして次第に事業規模が大きくなり、津波記憶が遠ざかっていくなかで、そのまた次世代の方々が財を成し、地元の名士として羽振りよく、親族のなかで存在感を持つに至る。そんななかで、半世紀以上前東京に出て行った東北の令嬢が結婚前の父と出会う。

大切な令嬢(大地主の長女)をどこの馬の骨ともわからないよその県の小作人末っ子風情に嫁がせるわけにはいかない、という大反対の嵐。本家からなにから親戚中の冷たい目線。結局、結婚は許されて、父は母の家系に婿として入ることになるのだが、その時に受けた屈辱を忘れられないらしく、東日本大震災で全滅した親戚に対して、天罰、という言葉自身のつらみを含ませて表現したのだった。

父にとっては、かわいそうだね、では決して片づけられない感情

個人的には、なにより、貧しい者も栄華を誇った者も等しくなぎ倒した大津波の、客観的な、物理的な力に圧倒せざるを得なかった。

たとえ、誰と震災経験の話をするとしても、このようなパーソナルヒストリーの違いによる温度差は避けることができない。そう思っている。

震災経験していようがいまいが、あるいは同じく焼け出された隣人でも同じではない。大地震大津波破壊力を前には、あの家は無事だった、無事でなかった、そういうさまざまな経験がそれぞれにあるにすぎない。

こうしたファミリーヒストリー視点でそれぞれの思いがある一方で、

上司が「あの年は神戸で大震災もあって、オウム事件もあって日本は終わりだと思った」と言ってて

やっと気づいた。

という上司言葉。そして、「やっと気づいた」という言葉。このつながり方は、大変興味深い。「あの年は~」というのは個々の経験の違いを超えた、歴史を振り返った俯瞰的な総括を含んでいるからだ。1995年という時代、そういったマクロ視点での気づきをもたらすのも災害だ。

そして、それが何かの理由で、自分自身ファミリーヒストリー神戸出身者とのちょっとした会話と結びついたのだとすれば、それは自分ある意味「かわいそうな」私的な思いを、歴史の一コマなかに着地させようとする、そういう覚醒だったのかもしれない。

実をいうと、よりマクロ視点で、それぞれの災害にはそれぞれの社会的な背景があり、その脆弱性被害を増幅させている、という視点最初に提起したのは、阪神淡路大震災だった。

1990年代以前は、災害被害者というのは、災害管理文脈で救援対象として、比較ステレオタイプに捉えられていた。しかし、その認識を大きく変え、都市社会構造脆弱性に関心が高まったきっかけが1995年震災だった。こう書くとなにやら上から目線風だけど、阪神淡路大震災自分仕事として防災世界に入るきっかけを作った。

ざくっとまとめると以下のような歴史神戸にはある。

神戸都市としての成り立ちは、明治の初め、神戸港が開港された時から始まる。以降、港湾労働者が多く流入低所得層脆弱埋め立て地や条件の悪い内陸部へ集住するようになる。他方で、20世紀鉄道時代に入ると、阪神間交通網が充実し、六甲山ろくに高級住宅地が開発されるようになる。高度経済成長期には六甲の開発で切り崩した丘陵地住宅地建設、その残土で海岸が埋め立てられ、工場用地や港湾建設が進められていく。おりしも公害問題が深刻化した時代都市生活環境はますます深刻化していった。そんななか、オイルショックを契機に産業構造の転換という時代の変わり目を迎え、神戸産業シンボルであった造船、鉄鋼は停滞してゆく。それは関連する神戸の零細地場産業を苦境に陥らせ、今度は人口流出が起こり都市部の空洞化が始まった。都市部に残っているのは、流動性の低い層つまり高齢者低所得者ばかりとなった(インナーティ形成)。

これに対して1980年代神戸市の政策的な対応としては、財政問題の打開が先行した。バブル前の当時の考え方では、大規模開発こそが地域経済再生をもたらすと信じられていた。埋立地の利用による、ポートラインラド、六甲アイランド建設物流機能強化のための明石大橋建設最先端技術産業の誘致、ニュータウン建設など、新たな付加価値の創出が事態打開の切り札だった。

その一方、社会脆弱層への支援行政による市街地再生は後手に回っていた。

オイルショック後の産業構造の転換で取り残された低賃金労働者の町、老朽化の進んだ木造住宅密集地域長屋建ての住宅の占める割合の多い市街地長田区スラムのようなオールドタウン)は新陳代謝が進められなかった。地震対策の上でも洪水対策の面でも取り残された街となった。どのような地域であったか番町地区検索をしてほしい。

このような経済格差脆弱性が生み出された、マクロ構造変動のなかで襲ったのが1995年大地震であり、被害社会経済的脆弱な人々に集中した。暴力団員が懸命に救助活動していたエピソードを覚えている人もいるだろう。そういう街だった。

社会学的な視点でみれば、この地震の教訓として、被害高齢者低所得者に集中したのは、ある意味歴史的必然だ。格差が生み出された背景などのマクロ政治的経済的な動向と切り離せないということだ。

そして、このような格差脆弱性という切り口でみる構造分析は先月発生したトルコシリア大地震でも、当てはめることができる。

このように、可哀そうな存在というのを社会学的に脆弱性として構造的にとらえる、ひとつきっかけは、やはり他の災害を知るということであるし、昔の災害を知るということだと思う。

パーソナルヒストリーとしてお互いに触れあうことで、お互いに違うバックグラウンドにあることがうすうすわかってくる、それもまた、大切な気づきなのだと思う。

また、パーソナルなコミュニケーションが、例えばまさに「通販でたまに買って食べてるんだけど美味しいよね」みたいな会話、これが実はマクロ特性を知るうえでも、その人のパーソナルヒストリーをしるうえでに、もっと重要エントリーポイントだったりする。仕事上、ひとから話を聞くときにいつも気に留めていることでもある。

からトルコシリア現在進行形震災について全体状況を大きな視点理解している国際機関よりも、よりミクロ視点で、特定家族地域の人たちにコンタクトがとれる小規模のNGO支援団体に私自身は微力ながら支援金を送付している。たまたまシリア難民支援をしている人と知り合いの知り合いくらいの関係SNSでつながっていたのがきっかけだ。アサド政権物資を止めてしまう現状も現地の声としてより関心を持つようになった。そのほうが確実に、受け取った人の顔がみえ、困っている状況がミクロにもマクロにもわかってくる。自分支援したお金支援先の一家族あたりの支援額(しか第一バッチ)の1/4にも満たないことを知る。こういうことも大切だと思う。

そのように、何かをきっかけに、他の災害に対して接点を持つ機会を大切にしたい。

その人が後から「あの人、悪い人じゃないんだけどごめんね、自分神戸出身でさ」と言われた。

というのは、居酒屋トイレ洗面所とかで何気なくかわす会話、とか想像していたのだけど、そういうのが大切だよね。そういうのが心の残って覚えている、ということがさ。もちろん完全にひとのことを理解するなんてことはどんなに会話を交わしてもない。でも覚えてさえいれば、そのなぜか覚えていた思いを何かにつなげることができる。その「きっかけ」というのはとても大切に思う。

災害を忘れない、というのはそういうことだと思うので。

2023-01-08

anond:20230108065750

ふわふわで美味しい港湾労働者を買っちゃうことが多い、だと......?!

さてはおまえ自立した女だな?

2022-06-28

なんでみんな港湾作業員にならんのか(6/29追記しました)

身体健康ならという但し書きつきだけど、40代経験でも雇ってもらえて初年度でも年収600万くらいは貰える。

監督管理者級まで上がれれば大手なら1000万超えるし中小でも1000万弱くらいはいく。

ぶっちゃけ特に学歴かいらない現場仕事系として雇われでこれ以上の収入ある職種ってレアだと思う。

港湾作業員ってどんな仕事

簡単に言うと

のどれかをやる仕事

一番メジャー作業は、車両船に車を積むやつかなあ?

車を運転して車両船に乗り入れるあれ。

時々ニュースで流れたりする。

大半の作業はそんな難しくないけど難しいやつもある。でも難しい作業はやれる奴にしかやらせない。

港湾作業員メリット1.給料が良い

前述のとおり実質学歴不問の現場系でこんだけ貰える業界職種ってなかなか無いと思う。

あと業界全体的に残業代とかの払いはやたらキッチリしている。

働いた分だけ金は貰える。

メリット2.転職が楽

業界全体的に人手不足なので、同業他社でよければ転職も楽だったりする。

※ただしあん素行不良だと会社間で情報共有されてハネられたりする

あと職場によっては重機系の資格とか取らせてくれるので、そういうのを持ってれば更に楽になる。

港湾作業員デメリット1.本当にキツい

特に船に乗る部隊所属だと本当にキツイ

船って夏本当に暑いのでめちゃめちゃキツイ

※でも業界全体として熱中症対策に取り組んではいる、一応。

作業メインだと船よりは楽かもだけど暑いもんは暑い

あとクーラー付きの重機オペレーターかになれれば環境面ではましかも。

デメリット2.休みが少なくて拘束時間長い

土日休みが基本ではあるけど、船のスケジュールに合わせて仕事が決まるのでカレンダーはあって無いようなもの

前日または前々日の昼過ぎ仕事の有無&何時から何時までかが決まるのでプライベートの予定組むのは難しい。

※どうしても休みたい場合、〇日は仕事振らないで欲しいまたは有休使わせてくれ等の下準備が必要

実質的に週休2.5日くらいの感覚だろうか。ちゃんと数えたことねーけど。

船によっては20スタートで翌12時終わりとかだったりするので拘束時間も長い。

陸メインの部隊所属なら基本的には定時ベースなので不規則ではなくなる。

ちなみにこのキツさが給料に見合ってると思えるかは微妙個人的にはもっと給料上げてやるべきではないかと思う。

デメリット3.人間関係キツイ

基本的に6人1組の班で活動するため、同じ作業員とずーっと活動することになる。

そこで先輩に合わない人がいるとキツイ

業界的にどうしても荒い人多めだったりするので。

※でもアラフォー以下くらいだとそこまでめちゃくちゃな人はいない印象

ちなみに仕事不定期なせいで飲み会とかは滅多に無い。

デメリット4.危ない

まれたり落とされたりしたら死ぬ荷物ばっか扱うので正直危ない。

フルハーネス所作業もそれなりにある。

しか業界全体的に安全にはうるさいので、今は業界全体で労災亡者は年間10人くらいだと聞いたことがある。

1980年代くらいまでは年間数百人とか死んでいたらしい

まとめ

まあめっちゃキツいけどぶっちゃけ頭が悪くてそして稼ぎたいって人には向いてる業界だと思う。

筆記試験に受からないので運転免許持ってないなんて人がいたりする。

親方衆に気に入られるかどうかが大事

ちなみに土地で言えば京浜名古屋比較環境が良いらしい。

阪神価格競争がキツくて待遇あんま良くないらしい。

anond:20220626211311

追記

なんか一晩経ったら伸びててビックリ

「ならない理由」が全部書かれててワロタってコメントは正直そのとおりで、わかってて書いた。

そりゃ人手不足になるよなと俺は思っているので自虐ネタだったのよね。

以下ブコメ返信等(ブコメ確認次第順次追記してるので段々増えてます

ヤクザ

「直接的には」という但し書きつきだが今は関係ない。

表立ってヤの人が現場にいたりとか会社と組が付き合いあるとかそういうことはない。

しかし水面下では関係ある。具体的にはマジで言えないけどある。

繰り返すが、普通従業員普通業務する限り関係することは絶対に無いので安心して欲しい。

ただ作業員の中には「身内にそういう奴がいる(いた)」人はいると思う。

俺が聞いた話だと、現時点で80歳以上くらいの作業員には背中キレイな人(隠語)がすごい多かったらしい。

現場事務

事務員と作業員がハッキリ別れているので事務員は基本普通サラリーマンOL

日本島国輸出入必須であり、エネルギー効率的に、船による輸送を超える輸送手段が登場しない限り、絶対に無くならない業界なので安定感はある。

なので中規模以上の港湾企業事務職として入るのは割とおススメかも。

作業員は「親父が作業員やってた」とか「友達がやってる」とか、身内でやってた人がいるからこの業界知ってるみたいな人が多い印象。

作業員管理部署事務員は朱に交わって赤くなってる感じで、荒くてキツめの人が多い印象。

現場のこと

キツさを前面に押し出して書いたんだけど、それこそコンテナの積み下ろしみたいに機械化は進んでいる。

でもコンテナだって固縛作業は人力だし、コンテナジョイントパーツつけたり外したりするのも人力。

コンテナ以外だと「クレーンにワイヤー等で荷物をひっかける」「逆にワイヤー等を外す」部分がまだ機械化できてない。

この部分はマジで人と同じ動き出来るロボットが開発されない限り無理だと思うのでまだまだ人力が必要

というか「港湾作業」の根本部分がこれ、と言ってもいいかも。コンテナ化されてない貨物なんてたくさんあるので。

これを機械化できたら業界革命が起きると思う。

ガントリークレーンオペレーターやれる作業員は少ないので、やれる奴がいる部隊はそればっかやってる印象。

逆に言えばそうじゃない部隊だとコンテナなんてほぼやらない。

余談として、大昔は本当にクレーン以外全部人力でやっていたので自然筋肉ムキムキになったとか。

今の港湾作業員は肉体的にそんなムキムキって感じじゃなくても普通にやれる。本当に重たいモノは機械に持たせるし。

ただ暑さ寒さ耐性的なスタミナはやっぱ必要だと思う。やってれば慣れるけど。

虫とか

コンテナの外にはほぼいない。いるのは基本的に中。

なのでコンテナを開ける係の部隊はそういう意味では嫌かもしれない。

近年だとヒアリコンテナの底材の木に巣を作ってたのが日本に入ったのよね。

危ない

まあホント危ないけど、俺が知ってる限り死亡災害はだいたい安全対策的に「やっちゃいけないことをやった」場合なので、本人と親方衆がやるべきことやってる限りは大丈夫

そういう意味では会社として経験の少ない貨物を扱う時が一番危ないかも。

熱中症もものすごくうるさいので熱中症での死亡は少なくとも最近は聞いたことがない。

救急搬送されて1日入院くらいは年間数件起きてる印象。

個人経験だと木材丸太)の降ろし作業が一番怖かった。

あと、昔はすっげえ人が死んでたのが今はそうじゃないってのは、日本空気が変わったからだと聞いた。

要は「現場やってれば人なんて死ぬもんだからそれが普通」 → 「死亡災害起こすと会社の信用を失うので安全最優先」て感じみたい。

これは建設現場とかでもそうじゃないだろうか。日本全体として人の命の価値が重くなったってことじゃないか

40代経験

本当に人手不足なので、40代経験でもそこそこ健康なら雇ってもらえると思う。実際にそういう同僚いるし。

聞いた話だと100㎏超えは流石に弾かれるとか。

あと、同時期にもっといい人が応募してたらそりゃ弾かれるだろうけど。

船の学校を出る必要

それは船員さんの話なので。港湾作業員と船員さんは違います

労働組合

昔は超強かったらしい。何せ作業員作業しねーぞと言われたらどうにもならんから

今でも組合はあるしデカいけど、強くはないんじゃないかな。労使協調路線をやたら強調してる印象。

特殊労働

さっきも書いたように日本輸出入必須なので港湾作業重要インフラ事業なのよね。

から国が法的に業界をかなり保護しており、具体的には「港湾作業港湾作業員じゃないとできない」って法規制されてるし、会社自体も許認可制かつ基準が厳しいので、新規参入事実上不可能

確か小泉政権の時に規制緩和つって免許制から許認可制になったんだけど、同時に役所基準を引き上げて骨抜きにした流れだったはず。

なんで同業他社は広い意味での仲間って感じで競争あんまない感じ。

特に大手の船会社はどこの港湾作業会社使うかももう決まってるので新規営業とかもほぼ無い。

よっぽどのやらかし連続でやったら船会社から切られることはあるかも。

あと意外なところで良いお客としては製鉄業界と電機業界かな。原料を船から積み下ろす作業があるので。

年収の話

ごめん誤解を招く書き方だったんだけど「そんだけ残業とか休出がある」という前提。

から暇だったら400万台だと思う。俺の知ってる会社待遇が良いだけかもしらんけど、1年目でも400万切ってる奴は見たことない。

最初にいったけど、あくまで「実質学歴不問未経験でも入れる雇われ現場仕事」としては高年収だという話。

あと事務職はかなり偉くなるまでは作業員より低い。たぶん地域平均くらいだと思う。

年間10人はまあまあ死んでる

業界全体の話だぞ? 作業員が全体で3万5千人くらいいて、それで年間10人ならまあそんなもんじゃね?

労働者数に対する死亡者数の割合で言えば、もっと危ない業界業種はあるし。

年取ったら

ざっくりだけど経験年数20年~25年くらいで人柄に問題無ければ、作業員管理者的な感じになるので、そうなると自分はほぼ動かなくなる。

平助の作業員が手順どおりちゃん安全作業するかと荷物に異常が無いか監視する感じ。

経験年数浅かったり人柄に問題あるとずーっと現場作業なのでキツイけど、逆に50代とかでキツイからって辞める人はほとんどいない。

多分一つ一つの作業は皆さんが思うほどキツくない。船や倉庫環境キツイってのと拘束時間キツイので、そこまでやれたら肉体的には50代でも何とかなるらしい。

そういえば後輩の方が偉くなって使われるのが嫌だからって理由で辞めた人はいたな。

潰しが効くかと言われると、どうかなあ。事務職もやれる人なら事務職種転換したりとか転職したりするけど、作業員しかやれない人は転職するにしても結局どっかの作業員しかやれないと思う。

外国人労働者

うろ覚えだし明確に法規制されてるかどうか忘れたけど、確か在日の人除いて外国籍の人は日本港湾労働者になれなかったはず。

港湾設備って国の重要インフラ施設から外国人やらせない的な理由だったはず(ごめん本当にうろ覚え)。

外国人を使ってるのは船員の方。てか船員と港湾作業員混同してるっぽい人がちょいちょいいるけど。

船員は船を動かすのと船に載ってる荷物管理をする人で、港湾作業員荷物の上げ下ろしをする人。

法的にも色々あって、お互いの領分には絶対に手を出さない。

余談として港湾会社事務職が現場行くこともあるけど、事務職は現場には絶対に手を出さない・貸さないことになっている。

飲み物とか飯を運ぶくらいの手伝いはするけど。

職場が遠い

これは本当にそうで、現場港湾エリア=海沿いで住宅地から離れてるのよね。

毎回じゃないけど、出退勤時間そもそも電車無い時間だったりもするし、だいたい車通勤必須

※「俺は文字が読めたらこんな仕事やってねえよ!」と言ってた免許持ってない先輩は自転車通勤してた。

でも作業員そもそもちょっとガラの悪い」あたりの人が多いかも。具体的には港湾近くの県営・市営団地とかに住んでる感じの。

ある意味世襲制みたいになってるのかもしれない。

逆に港に住むのは嫌だつって遠くても良いか都市部に住んでるみたいな人もいるけど。

ついでに言うと、作業員詰所みたいなとこに集合して、そっからハイエースかに乗合して皆で現場行くのが普通

そもそも港湾エリア個人車では立ち入り禁止のとこばっかだし。

船に乗る部隊現場も基本毎日違う。つっても広い意味でその港湾のどっかではあるからパターンは決まっている。

族上がりの人とか

そこまでガチもんの経歴持ちは今は滅多にいない。ゼロとは言わないが。

若手はそんな変な人多くないよ。

他業種のブラック現場から転職してきたとか、親父がやってたからとか、学歴なしで働けるからとか、ホントそんな感じ。

レアなところでユニクロ店員から転職してきたって人がいた。これもある意味ブラック現場系ってことなんだろうか。

転職組はだいたい「残業代ちゃんと出る!」てめっちゃ喜んでる。

でもやっぱ全体的に学校勉強はできない系で、体育会系のノリで、喫煙率はこのご時世でも50%超えてたりする。

その中から、勤務態度が真面目、人柄が良くて統率力がある、会社の言う事を聞いてくれる、みたいな人が出世していく感じ。

事務職に「俺はお前の言う事なんて聞かねーぞ!」とか言っちゃうはいて、やっぱそういう作業員出世できない。

逆説的に言うと、そうやって事務職ともまともな会話できる人が、事務職との窓口業務をする代わりに出世してるとも言えるかも。

作業アシストスーツ空調服

作業アシストスーツは知らん。俺の現場では、人がそこまでめちゃくちゃ重いものを運ぶことはないか必要ないんじゃない。

空調服は、検討自体はしたんだけど、作業員からむしろ割と不評で見送りになった。

もっと性能よくてかさばらない空調服が出てきたら導入されると思う。

女がいない

女の作業員はいいねー。俺の知る限りでは一人もいないけど全国どっかにはいるのかも。

ぶっちゃけ大半の作業は女でもやろうと思えばやれるレベルなので、人手不足だし、どっかのタイミングで使いだす会社出てくるかもね。

事務職も船の担当は男ばっか。某大手倉庫に限って女の担当がいると聞いた。

船の担当だと、事務職も現場が動いてる時は会社にいないといけないので、時間規則だし、あとやっぱ性犯罪予防的な意味で女にはやらせないみたい。

2019-05-07

労働組合組織について執行経験者が解説するよ

ここ最近労組関連の増田はてブコメントを見ていると、どうも労組の内部(?)事情というのは思ったより知られてないようだぞ、と感じたので少し知見を共有したいです。なお、当方は小規模な単組の執行経験者です。また、ここで記述する内容はどの組織オフィシャル見解でもなく、個人理解をまとめているだけです。

労働組合階層について

労働組合」という同じ名称で呼ばれる組織でも、大きく分けて2種類に分かれます。「企業労組(単組)」あるいは「ユニオン」と呼ばれるような、直接的に組合員所属する組織と、「産別組織」「上部団体」と呼ばれるような労働組合を束ねる組織です(名称の揺れは多少有ります特に後者はまとめてどう呼べば良いのか私はよく分かっていません...)。

多分、皆さんが「労働組合本来任務」と思うような、会社との交渉・折衝を行う組織は前者の「企業労組」「ユニオン」になります。ただし、(当然ですが)基本的には組合員所属する会社以外のことには口出ししませんし、出来ません。

「産別組織」「上部団体」にも階層があって、例を出すと自動車産業の単組が集まった「自動車総連」、その上部団体の「日本労働組合総連合会連合)」や「金属労協」、といった具合にツリー上の組織構成になっています。大体、「産別」と呼ばれる団体が単組が1次加盟する組織だと私は理解しています。この産別から、すでに個々の会社とのやりとりはしませんが、大体企業側も対になるような組織(何度も例に出して申し訳ないのですが、自動車総連に対しては「日本自動車工業会」など)を作っているので、そこと大枠の交渉・折衝をしていますイメージとしては、個々の企業・単組に対するガイドライン出しをする感じです。産業別、言い換えると同業界ですから景況感などが概ね共通するため、割と単組と会社の折衝でも使えるようなアウトプットが出てきます。ただし、拘束力は皆無だという感触ですが...

追記・ここは書き方が悪く誤解を与えてしますみません。産別で出されたアウトプット、例えばお互いのトップコメントなどはガイドラインになります拘束力はないと感じる、と言う意味です。上部から要請、例えばイベントの人だしは人数必達で、バリバリ拘束力あります…)

さらに上部の連合などまで行くと、もはや単組や個々の企業など見えていないですね。じゃあ何が任務となるかというと、「政治活動」「平和活動」などの、労組活動じゃないでしょ、と思われがちな(最近評判の悪い)ところをやっています。実際の行動および結果に対する評価は別としますが、理念としては、労働者の数を束ねに束ね、圧力団体として労働者に有利なロビー活動をしよう、あるいは労働者に有利な社会を作ろう、と言うことだと理解しています

単組の活動について

続いて、簡単に単組の活動について触れていきたいのですが、その前に少しご質問労働組合という組織は、会社にとって有益無益か?色々な角度から考えることが出来ると思いますが、労働組合会社にとってメリットをもたらす側面があります。その一つが、対労働者の折衝窓口の一本化。労働協約労使協定企業が人を使う上では労働基準法が定めるとおりにいろいろな取り決めを労働者と結ぶ必要がありますが、全労働者の明示的合意を都度取るのも結構大変です。なので、法律上は「労働者過半数以上で組織する労働組合」あるいはそれがない場合は「労働者過半数代表する者」との間で合意を取ればOK、となっています((法の意図するところが違ったら訂正コメントください))。過半数代表者は真実1名だけが選出されるので全員の意見集約は実質的に難しいと思いますが、労働組合は一応意見を吸い上げるシステムを作っている場合が多いです。なので労働組合と折衝して決めた事項については、話す相手は1つで済む反面、後から個別労働者から文句が出にくい、という利点があります ((ただ、これが悪用されて、労働者の大半の意見無視されて労働組合勝手企業の良いような条件を飲んで協定・協約を交わしてしまう、というのがいわゆる御用組合問題ですね。また、そこまで邪悪でなく、己の怠慢で聞き漏らした声に対しても、事後に上がった声に対しては組合は冷淡な傾向があると思います。)) 。

前置きが長くなりましたが、そういう背景があるので、大体の単組は企業の(あるいは各事業所の)総務部門と密にやりとりをしながら、時に(と言うか大体)労使協調して諸々の業務に当たります。実際の内容については、単組で結構異なるかもしれないので詳述を避けますが、概ね、個人レベルまで見る粒度企業(あるいは各事業所)の労働環境が適正になるような活動をしているのは共通していると思います。例えば、36協定がらみで特別条項適応申請があった人とかは、過去残業時間をチェックしたりして本当に認めて大丈夫判断したりします((しますよね?これは共通でなされていると思いたいのですが...))。

それから、当然ですが組合員の皆さんとの情報共有・吸い上げも重要ですので、そのための業務します。多分、ほとんどの単組は代議員会というシステムを持っているかと思います。個々の組合員の皆さんは、一旦意見代議員の方に集め、その意見を持って代議員さんが代議員会に臨み、議案に対して賛成反対を述べる、あるいは代議員会で連絡のあった事項について代議員さんが個々の組合員の皆さんに展開する、と言った具合に、ここでもツリー上の構成を持っています。このシステムを以て、「全組合員意見を集約した」形を作っているので、この存在は非常に重要です。ですので、各単組は定期的に代議員会を開催するのはもちろんのこと、代議員さんが適正に任務を果たせるような教育を施したりフォローをしたりします。

後は、ろうきんとか全労済とかの労働者互助会的な出自金融機関の窓口にもなります

ここまで明示的に述べていなかったのですが、色々な行為主体が「単組」と表記されていることに違和感を持たれた方もいらっしゃると思います。正確には、「各単組の執行部」がこれらの実際の仕事をこなしており、その構成員には執行部活動だけをして通常の企業営利活動に関わる業務を行わない「専従」の人と,どっちもやる「非専従」の人がいます。これらの人の人数は単組によりバラバラで,全員専従の単組もいれば、全員非専従の単組もあります

ここまでを前置きとして、最近覚えている範囲増田へのコメント


さて、長文を書き慣れていないので大分時間がかかってしまいましたが、上記最近見かけて思うところのあった匿名ダイアリーニュースへの意見として書いた側面もありますので、ちょっとコメントを書かせてください。

https://anond.hatelabo.jp/20190328211509

NTT労組の話で、私はこの記事以外に内情を知らないんだけど、ここまで分かり易く強制力を出すんならユニオンショップ制に出来ないのかな、とか思っちゃいます。ただ、ここまで書き連ねて来たとおり、組織率が高いことが単組活動の暗黙の前提みたいなところがあって、非組合員労働者がいるとその人には会社個別アプローチしないといけないとか、最悪過半数割れすると協定を結ぶ権利すらなくなるとかで、全員加入は必達になるのもよく分かります。でも初っぱなから悪印象を持たれちゃうと、執行部としても後々やりづらくなるので、こういう形になっているのは非常にモヤモヤしながら読みました。

ところで、個々人の組合員が、単組を評価して「こいつら居なくても良いんじゃないの?」という感想と、自分労働環境評価して「まぁ今の待遇特に不満無いかな」という感想を両立して持っているなら、単組の活動としては概ね成功しています労働組合基本的に、有事の際、すなわち労働者権利侵害されたときにその真価を発揮する組織であって、実は会社側に切れるカード結構な枚数を持っています。ので,有事には頼れる組織なのですが、残念なのはそのカードを切るより組織を維持することの方に莫大なコストがかかってしまうことです。つまり活躍していてもしていなくても大体かかるお金は一緒です。上記のように平常運転でもそれなりに業務が発生するもので、その人件費馬鹿になりません。自分が払っている組合費と、自分事業所の人数をかけ算してみて、人が何人雇えるか考えて見るとイメージがつくかと思います。もし、今の待遇に不満を持っているならそれは執行部に(というか代議員に)伝えましょう。それが出来るのが、組合費の対価だと私は考えます。...なので、あんまり組合のことを悪く思わないでね...


https://www.asahi.com/articles/ASM4J55H4M4JULFA021.html

ニュース記事へのリンクですが、港湾労働者ストライキの話。正直すごいと思いました。ストを打つとなると、当然組合員にはもれなく業務放棄してもらわないといけないのですが、私の肌感覚ではまぁこ理解を得ることが無理だろうな、と思っていたので。みんな、業務に対する責任感がすごいですよね。メンバーシップ雇用型の作用かもしれませんが、上が一元で責任を持たないので、割と組合員層まで責任を感じて仕事に励む傾向があると思います会社の発展のためとか、本人のモチベーション維持的には良いと思うのですが、この状態だとスト中の逸失利益とかも自分責任と感じますし、だから業務放棄したくないですよね。私が執行部だとすると、説得する自信がありません。まぁ業界とか色々あるのかもしれません。

と言うことで、お願いなのですが、「港湾でスト打てたんだから他産別・他単組で打てないのは労組の怠慢だ!戦え!」とは言わないでくださいね(まだそういう意見は見かけていませんが)。


https://anond.hatelabo.jp/20190504184608

さて、本当に長くなりました。直接的にこの匿名ダイアリーを書こうと思った理由記事です。とは言っても、もう結構な前半でこれに対するアンサーは書いていて、ここで言う「労働組合の本分」は各単組がやっています。で、反戦活動平和活動は上部団体がやっています役割分担。ただ、当然、個々の賃上げ資するような活動も上部団体ミッションなので、そういうロビー活動はやるべきです。ただ正直、もはや連合レベルまで行くと、単組の交渉で使えるようなアウトプットがない気がするんですよね。高プロの件だって阻止できなかったし(なので、単組レベルで阻止するしかないですよね。自分企業労働協約改悪しないようにする形で)。ただ、生臭い話ですが、圧力団体ロビー団体政局に影響を与えられるレベルの集票力が背景に無いと成立しないので、支持政党民進党(か立憲民主党?正直どっちになったかよく分からない)をもっと当選させられる集票力が無いとそういうことが出来ないんでしょう。

労働組合話題については、正規非正規問題や、同一労働同一賃金話題とか、同じ労働者の中で対立が生じる矛盾もあり、当然批判はあるべきかと思っています。ただ、政治参加の話と同じことで、コメントしている人が労働者であれば、その人も労働活動の一端を担っているわけです。多分、政治家になるよりは遙かに簡単に、労働組合組織の中でステップアップが出来るんじゃ無いかと思います労働者が、労働組合活動を「享受するサービス」ではなく、「共に行う活動」と考えてくれることを祈り、本稿を終えたいと思います

2019-05-06

[]【5】2019 春、韓国釜山・光州

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anond:20190506094948




5일



5日目

釜山港へ帰るんだってばよ


明日帰国は早朝便だ。

ゆっくり眠れる保証もないので、充分な睡眠時間を取れるのは昨夜しかなかったが、やはり眠りは浅かった。

釜山で迎える2度目の朝、疲れが取れているかどうかは疑わしいが、今日は名所観光お土産購入、食べ残し釜山グルメなど、予定を詰め込んだので、直ぐに部屋を出た。

まず目指すのは、チャガルチの朝の名物になっているという、シンチャントーストだ。


地下鉄1番線に乗り、朝のチャガルチ駅に到着。

BIFF広場を通り抜け、裏の小売店街に向かう。

まだほとんどの店が開店前で、人もいるにはいるがほとんどは開店準備の搬入路地工事

本当にやってるのだろうか。

路地クルクル迷いながら進むと、まだ閉店してい暗い店が軒を連ねるなか、30㎡程の縦に細長い店の前でコック帽に白衣のオジさんが黙々と店先でトーストを焼いている。

釜山の朝の味、シンチャントーストの前では、そこだけ行列ができていた。

しばらく待って、トーストフルーツジュースを頼む。

卵とハムチーズが挟まれトーストは、洋食なのに滋味深かった。


シンチャントーストの御主人に支払いを済ました時に、残りのウォンが心許ない事に気付いた。

チャガルチから程近い南浦洞のヨンジン両替所に向かう。

南浦洞は西面と並ぶ釜山繁華街だが、土曜の朝9:30に開いてる店はほどんどなく、人もまばらだった。

午前の強い日差しの下を歩き、両替所に到着。

手元の3000円を両替する。

ナヨンの時は実は数えてなかったが、ここでの両替は少額なので数えやすい。空港より明らかにレートが良かった。


南浦から引き返し、港町釜山の顔が最も見える場所、チャガルチ市場に向かう。

広い市場では、いけすの中にカニエビなどがひしめき、山盛りに積まれサザエやホンビノスなどの貝類太刀魚などの魚、イカタコナマコに果てはエイまで、あらゆる海産物が並べられていた。

ここで海産物を買って、2階で調理してもらえるらしく、お母さんに声をかけられるが、既にトーストを食べていたので、固辞して、市場の棟の反対側に出る。

海が目の前だった。

海風にあたりながら、あたりを眺めていると、韓国語演歌らしきメロディーが流れてくる。そういう音楽韓国にあるかどうか分からないが、メロディーといい、コブシの利かせ方といい、どう聴いても演歌だ。

韓国であっても、港では演歌流れるものらしい。


室内市場の脇の青空市場を歩いて抜ける。

ここでもたくさんの海産物が売られていたが、端まで抜けると食事のできる店がある。

漁師港湾労働者、仲買人などはここで食事をとるのかも知れなかった。

歩きながら日本韓国意見の相違のある日本海の呼称問題について考える。

このチャガルチ市場を埋め尽くす豊富な海の幸を見ていると、韓国の人がこの海を「東海」と呼びたいのもわかる。

目前にある日々の漁場が「日本海」では、借り物で漁をしているみたいだ。

日本人として韓国人の主張の是非や正当性は一旦脇に置くが、ナショナリズムじゃなく、釜山市民生活者の実感として「ここは自分たちの海だ」とスッキリしたいという、その気持ち理解できる。



韓国青春グラフティ


市場を後にし、韓国旅行に当たって一番最初に決めた観光地、山間の民家をカラフルに彩った甘川文化村に向かう。

バスに乗るてもあったが、地図上では歩いて行けない距離とも思えなかったので、その足で向かった。


実際に歩いてみると、考えが甘い事に直ぐ気付いた。

市場に程近い有名観光地なのに、歩いて向かう人が殆どいないのもさもありなん、山道結構なのだ

「実際に過ごしている人を見れるのも良い」と無理やりポジティブにかんがえたが、やっと観光客で賑わう村の高台に着く頃には、脚の疲れがえらい事になっていた。


カラフル屋根を一望できるカフェでまず一休み。

甘いカフェラテが身に染みる。

デッキではカップルロマンチック風景をバックに写真を撮っていた。


糖分を補給した後は高台散策

辺りには、たくさんの国からやってきた観光客が写真を撮っていた。

実は釜山にきて見て気付いたのだが、この街で最もよく見かける外国人は「日本人」で、それ以外の外国人存在が薄かった。

しかし、ここでは中国台湾ベトナムヨーロッパから来た人など、多彩な国々の面々が並ぶ。

やはりというか、若い人、カップル10代の少女が多かった。

韓国民族衣装を身につけた3人組の少女、2人は明らかに韓国人ではない。

多分ベトナムタイの人だ。

韓国友達を頼ってやって来たのだろうか。

まりに似合っていたので、写真を取らせてもらう事にした。

ピンク黄色、水色のスカートが風に揺れていた。


村の坂道階段を行ったり来たりするうちに、「ギャラリー」の文字が。

興味をそそられて階段を上ると、登り終えてまだ続く坂道の上で、学生服少女が同じく学生服少年写真を撮っていた。

青春ドラマのような光景に関心して咄嗟に一枚。

ギャラリーは閉まっているらしく、腕章を付けた彼ら以外に周囲に誰もいない。

プライベートも極まる時間だろうが、輝く記憶を少しだけおすそ分けさせてもらった。



釜山餐丁・バタードーナツと血羊羹


たっぷり写真もとって満足したので、下山する。

さすがに歩いて降りる気力がなかったので、バスを使ったが、山道を下るバス運転が荒い。

座れてなかったら大変だった。


バスの最終停留所、チャガルチで降りて再び南浦洞へ。

チャガルチから南浦洞への道すがら、行く手から派手な太鼓鈴の音が聞こえてくる。

デモだろうか。

韓国社会はどうやらパレードが大好きで、到着2日目にも地下を歩きながら、実体こそ見なかったが、パレードの音を聞いた。

時節柄、ちょっと緊張する。

からやってきたのは、釜山の対岸、九州からの踊り手達だった。

彼ら自身は踊ってないので、既に演目を終わったのだろう、しばらく歩くと、今度は韓国民族衣装に身を包んだ踊り手達が舞っていた。

音は此処からだ。

そういえば、釜山であった日本人と少しだけ会話してみると、九州からの人が多かった。

岸の両岸では、それぞれの人々が交流している。


南浦洞では、韓国旅行で2番目に決めた目的ナッツ入りバタードーナツのシアホットクを買い求める。

生地を大量のバターで豪快に揚げ、横に挟みを入れポケット状にして、蜜とナッツを詰め込む。

形状は平たい円形だが、なぜか平たく潰した紙コップに入れて供される。

しょっぱくて甘い味は疲れた体に沁みた。

これも日本に持ってきたら流行るかも知れない。

でも、どうも日本に入ってくる韓国グルメは、1個流行るとそれ一色になっちゃうんだよなー。


さて、夕方前に一旦ホテルに戻るつもりだが、その前にここのロッテマートお土産を買う。

出発直前までなかなかイメージが湧かなかった韓国土産だが、同僚の勧め通り、インスタントラーメンにした。

韓国即席麺大国なのだ


ホテルに戻って、明日朝の空港に向かうタクシーの手配をして、すぐ出発。

海に突き出した岩場に建つ寺院、海東龍宮寺に向かう。

なんとか時間的に間に合いそうだ。

ここに訪れれば、今回の韓国旅行で行きたい観光地は大方回ることができる。


地下鉄を乗りついで向かうが、どうやらエネルギー切れで気力が切れてきた。

山道を歩き回ったのに、朝から食べたのがトーストドーナツだけじゃ足りないのも当たり前だ。

とにかく何か食べないとまずい。海雲台駅で降りると、バーガーキングに吸い寄せられるように入った。

異国の地で、何が出てくるか想像できる上に早いジャンクフードはいざとなると頼りになる。

バーガーキングカウンターの福々しいお姉さんは、言葉が怪しい日本人にも親切だった。


ちょっと迷ったが、海雲台から海東龍宮寺に向かうバスに乗車。

30分ほどの乗車で龍宮寺に到着した。

龍宮寺までの参道は曲りくねった階段なのだが、辺りは台湾九份もかくやと思わされる人出で、細くて急な階段を歩くのが怖い。

しかも疲れている所に再びの山道なので、なんとか転ばないように慎重に歩く。

距離がなかったのだけが救いで、やがて海を望む龍宮寺が姿を現した。

既に夕方だったので、だいぶ光が赤く、海の青さはちょっとくすんでいたが、それでもなかなかの絶景写真に収めることができた。


満足したので引き返してバスを待つ。

やってきたバスに乗り込んだが、ここで思わぬ苦労をする羽目になった。

椅子に座れず立ち乗りだったが、渋滞に巻き込まれバスがなかなか進まない。

その上、運転が荒い。

急発進、急ブレーキ、急ハンドル

外国バス運転は概ねこんなものだと思ってはいものの、いい加減ヨレてきている足腰には辛かった。

このワイルド運転にも韓国若者涼しい顔をして立っている。

どういう鍛え方をしているんだ、いや、これ自身が日々のワークアウトになっているのか。

ユラユラ揺れる自分も、友達恋人と事も無げに談笑する韓国男子も、真反対の意味で慣れというのは恐ろしいものだ。


渋滞に巻き込まれた結果、1時間強の乗車となったバスを降り、海雲台の駅から地下鉄に。

食べ残し最後ご当地グルメを目指す。


釜田の駅から程近い「カヤポヂャ ソンジクッパ」に入る。

釜山最後食事は、牛の地を羊羹状に固めたソンジが浮かぶソンジクッパだ。

「ソンジクッパ ジュセヨ」席に座る前に頼むと、やがてグツグツ煮えたソンジと牛もつ入りの赤いスープがやってきた。

ごはんを入れながら食べる。

パッと見、キワモノっぽく見えるソンジだが、動物の地を固めてスープの浮き身にするようは食習慣はアジアでは珍しいものではない。

台湾にも猪血糕や鴨血などがあるし、タイにも類似料理があるという。

四角く赤黒いソンジは、特に強い匂いもなく、レバーっぽい羊羹という感じで口に抵抗なくいただけた。

これで韓国旅行で事前に設定したタスクは全て果たすことができた。


ホテルに戻って、荷物の整理をする。

個人的旅行あるあるなのだが、なぜか海外旅行では額にして3000円前後の小さな落し物をすることが多い。

りある旅行であればあるほど、その傾向が出る。

今回もカメラレンズアクセサリーリング所在不明になった。

別に機能に致命的な影響が出るわけではないが、無くしたいわけでもない。

こういう時、何かの引き換えになったとでも考えるようにしているが、少しだけ残念だ。

荷物の整理をして、この旅行記を書いたら時間は0:36分。

3時間程仮眠をしようと思う。寝過ごさないといいが。


【6・了】2019 春、韓国、釜山・光州  6日目|ありがとう/カムサハムニダ へ >>

2019-04-22

そろそろアニメ不買運動をしないか

アニメ制作現場労働改善を目指し、アニメ不買運動を行おう。

労働者だけでなく、消費者に出来ることもあるはずだ。

奴隷制度のようなアニメ制作現場への不支持を表明するための不買運動を行おうではないか

製作委員会方式諸悪の根源だと考えるのなら、製作委員会方式だけに不買をしてもいい。アニメーターから不満が聞こえる制作会社だけでもいい。

アニメーターから搾取しているのは資本家だけでなく、それを知りながら受益する消費者も同罪である

港湾労働者ストライキを支持していたはてなーなら賛同してもらえると思う。

労働環境改善のためにアニメ消費者不利益を受け入れる必要がある。

2019-04-16

港湾ストが報道されないって言うけど、

港湾労働者ってヤクザイメージしかない

報道しないの当然じゃね

2019-04-15

anond:20190415184052

今まさに港湾労働者がストやってるけどそれは?

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190415/k10011884581000.html 

組織率あがるようなこといえてないもんな

お手盛り労組から

非正規でも労組は入れるけど

正社員ノブレス・オブリージュ

港湾労働者ストライキ話題ですが、現在ストが少ない理由労使交渉手段としてストを選択肢にしない理由はあまり知られていないようです。

労使交渉にストが用いられなくなった理由は主に二つ。

一つは職場非正規が多くなったから。もう一つはストにはお金がかかるから

ほとんどの労組非正規組合員しません。大きな会社だと正社員組合非正規組合というように別れているところもあるかもしれませんが、ほとんどの非正規労働組合に入っていないと思います

ストライキやろうぜ!って音頭を取るのは労組ですが、同じ職場複数労組があれば労組間で足並みを揃える必要がありますし、労働組合に入っていない労働者にはストを強要するわけにもいきません。

労働者がいっせいにストをすることが難しい職場が多いためストライキが難しくなっています

次にストにかかるお金について。

ストライキ中、労働者は働いていないので給料は発生しません。

なので、労組はその分をある程度補填する決まりになっていると思います。そうじゃないと組合員同意が得られず足並みが揃いません。同じ職場労働者がみんなでやらなければストの効果が(あまり)ありません。

仮にスト1日に対して1万円を補填するという場合組合員100人いれば1日100万円必要になります港湾労働組合10連休ずっとストを続ける場合組合はどれだけのお金必要になるか考えると現実的ではないことはわかると思います

外野応援したところで背に腹は代えられないというか、続けられるものじゃありません(20年間、組合費を貯めながらストの効果が最大になるタイミングを伺っていたのかもしれません)。

労組は毎月天引きされる組合費をコツコツとプールしていないとストができません。

しかしながら、労働組合組織率は低く組合費も集まらないのでストを諦めている組合も多いのではないかと思います

ストライキ労使交渉に復活させるためには正社員非正規の分も組合費を負担したらいいと考えています

非正規ストライキ中の金銭保証を行いストに参加してもらう。

上野千鶴子祝辞じゃないですが、非正規と比べたら正社員も恵まれ環境にあったことで得られたのかもしれないのだから非正規のストに必要お金負担しよう!と声を上げるべきでしょう。

2018-12-02

anond:20181202010259

Twitterで元記事が流れてきて、自分も同じような境遇だったかちょっと書きたくなった。

自分も両親がヤンキーで(父親高卒的屋の元締め、母親は中卒で水商売してた。)、教育に金を掛けるなんて発想は全くなかった。

父親アル中DV気味だし、母親はひたすら週刊誌を読んでるだけの人だから文化的に良い影響を受け継ぐこともできなかった。(というかそもそも無いし)

まれた所は港湾労働者が集まる町で団地も多くて、小学校運動会とかあれば金髪父兄がひたすら飲酒しながら怒号をあげて応援しているような地域だった。

大卒なんてもちろん近所にいなかったから、自分高校を出たら働くんだと幼い頃から思っていた。

でも中学校の時にすごく教え方の上手い数学先生出会って、その人のおかげで勉強が楽しくなった。

どうせ家に帰っても地獄だし、ずっと図書館参考書漁りながら勉強してた。

そのおかげか高校県内で一番の進学校に進むことができたんだけど、友達はだいたい工業高校私立の誰でも入れる高校に行ったから新しく友達を作らないといけなかった。

から入学してから色々な人に話しかけてたんだけど、みんなが当たり前のようにする話についていけなくてびっくりした。

習い事ピアノをするとか、海外旅行に行くとか、ほんとにそんな人いるんだって初めて知った。

その時に増田みたいに自分の生まれをすごい惨めに感じた。

でも、よく考えると目の前にいる恵まれた子たちも祖先の誰かが頑張って身を立てたから今があるんだなって思って、自分がその祖先になった気持ちで頑張ろうと思った。

そうやって惨めな気持ちがありつつもとりあえず頑張ることにしたおかげで、なんとかゴリラが現総長をしている大学に入ることができた。(当時はカレー好きの人が総長だった)

大学ではもっと上流の人たちがうじゃうじゃいて惨めな気持ちは加速したけど、色々と頑張ったおかげで学生生活楽しいものにすることができた。

今は最近退職話題会社の主要子会社研究所研究してる。

未だに実家に帰るたびにキツい家だなとは思うけど、努力したおかげでなんとか楽しい人生にはできた。

自分も「努力すれば解決する」価値観は無かったけど、とりあえずやってみたらどうにかなったし、やっぱり今までの諸々を赦した上で自分が何かを始めるしかないんだと思う。

今までの環境を赦すには本当に辛いものがあると思うけど、理想を持って信じて行動できるのが人間のいいところだよ。

多分ドリルとかの文物よりもランニングとかそういう身体的なものから入った方が話のネタにもできるし周囲と関わりやすいしオススメ

本当に応援してる。より良い人生を歩めますように!

2017-07-30

コマンドー港湾労働者組合だが、ねとらぼに言いたいことがある

いったいナニが始まるんです? 「1/12 仮設トイレ」が発売決定、洋式・和式・小便器の選べる3タイプ - ねとらぼ

※「一体何が始まるんです?」と間違って使うカカシをよく見かけるが、これはシンディの「一体何があったのか教えて頂戴!」という台詞が影響しているものと思われる。

何が始まるんです?とは (ナニガハジマルンデスとは) [単語記事] - ニコニコ大百科

口だけは達者なトーシロねとらぼ記者コマンドー語録をずっっっっっと間違って使ってるのが気になる

今度余計な語録を使うと口を縫い合わすぞ?

いったい何が始まるんです? 円谷プロ、初代ウルトラマンのリアルなCG動画公開 - ねとらぼ

いったい何が始まるんです?:「コマンドー<日本語吹き替え完全版>」発売を記念して「第三次大戦キャンペーン」開催 - ねとらぼ

一体なにが始まるんです!? デヴィ夫人、ゲーム実況配信サイト「OPENREC.tv」で新番組を立ち上げる - ねとらぼ

いったい何が始まるんです? 「ポケモンの新事業戦略」発表会、9月10日15時からニコ生で放送 - ねとらぼ

いったい何が始まるんです? Jリーグアドバイザーに夏野剛氏と堀江貴文氏が就任 - ねとらぼ

「が始まるんです?」サイト検索

2015-12-29

映画評:クリード チャンプを継ぐ男

クリスマスが週末という曜日の並びから、「ひょっとしたら9連休になるんじゃないか」という期待をよそに、月曜もしっかり働いってやっと今日から冬休みになったのだが、別段帰省の予定もなかったので、ひとつ映画でも観ようと、「クリード チャンプを継ぐ男」を見てきたら、わりと良かったので見所を紹介しようと思う。



ネタバレ上等で書いてるわけではないが、それでもほんのりネタバレはしちゃうかもしれないので、観る気満々のひとは読まないほうが良いかもしれない。



巷の映画紹介で紹介されてる程度に物語のあらすじを紹介すると、かつてロッキー死闘を繰り広げた伝説王者アポロクリード隠し子、アドニスが、自らの情熱を注ぐ夢として、ボクシングの道を選び、トレーナーを頼むため、すでにボクシング世界から遠ざかっていたロッキーの店の門をたたく。初めは拒むロッキーだが、やがてアドニスとともに頂点を目指すというおはなし。



見所1:あらゆる前提が普通白人ヒーロー映画と逆。


さて、このアドニスだが、とにかく周囲からの愛されっぷりがハンパない

隠し子ということもあり、出自こそ施設だが、その後引き取られた家庭で良い教育を受け、投資銀行社員になり、会社からは高級車で「家族2人で住むには広すぎじゃないの?」というような家に帰ってくる。

良い家で育ち、良い教育を受けた2世のお坊ちゃんなのだが、じゃあいけ好かない奴なのかというと、これが思わず可愛がりたくなる様な素直な良い奴で、まず自分施設から引き取ったアポロ夫人メリーアンに愛され、すったもんだボクシングの道を志してからも、ロッキーは実の息子の様に愛情を注ぐ。物語中盤では恋人も現れ、終いには色眼鏡で見ていた様なストリートキッズたちまで彼を応援する始末。

彼は彼で、学のないロッキーを案じて、息子のごとく的確で愛に溢れたアドバイスまでする。

彼を包む環境のものが豊かな愛で包まれており、妙にほっこりした気持ちにさせられる。



一方、彼が挑むチャンピオンリッキー・コンランは、リバプール港湾労働者の息子で、あまり良い教育を受けた風でないので、対戦前に相手を口汚く罵ったりするし、トレーナーとの関係も「こいつあんまり愛されてねーなー・・・」という気の毒な感じで、見ていて切なくなってくる。



黒人の方のアドニスの方が、良い教育を受け豊かな愛もあふれる世界で育った良い奴で、白人チャンプが、下流から腕一本でのし上がったのに粗野でトレーナーにもいまいち愛されてない、という感じで、白人主人公になりがちなアメリカ映画にあって、バックグラウンド逆転現象がおきている。



物語視点も偉大な父の名前を巡る2代目の苦悩だったりして、「下層からのし上がり」ではなく「恵まれた奴にもそれなりに大変な事はある」という方向からストーリーになっている。



見所2:スタローン映画バカぶり


ロッキーのヨボヨボ具合がハンパない

この映画は、無名ライアン・クーグラー情熱に、シルベスター・スタローンが応えて、ロッキーシリーズを託したという。

その若造脚本にのって出てくるロッキージジイっぷりといったら。

スタローンも真面目にやっていて、そのヨボヨボぶりは物語が進むにつれどんどん加速していき、絵面がNHKドキュメンタリーかよという感じになってくる。



中盤では、人種を巡るちょっとしたやりとりがあるんだが、そのピリッとした空気でまた、スタローンボケることボケること。

スタローンを見て感じる「凄い人だけど、この人ひょっとしたらバカなんじゃないかなぁ」というイメージを飄々とやってしまう。



よくぞまあスタローンもこれを「よしやろうぜ」って言ったなと思う。

スタローンの器の大きさと映画人としての凄みを感じる。



見所3:ボクシングシーンの迫力


ロッキーシリーズでは、どうしてもボクシングのシーンがスローモーになり勝ちなきがするのだが、今回はピチピチの若手が主人公ということもあって、なかなかのスピード感



敵役のチャンプを演じるアンソニー・べリューは実際に英国チャンピオンでもあるボクサーという事で、迫力あるボクシングシーンとなっている。

画的にも、派手に血が舞う感じで、痛さが伝わってくる。



気になる点を挙げるとすれば、主人公アドニスは魅力的だが、どうしても「ロッキーの愛弟子」感が強い事か。

スタローンとしては2もやるぜといったとか言わないとかで、そうなってくると、「ロッキーのとこの子アドニス」が、ロッキージジイ圧を乗り越えて、本当に物語全体を支配する魅力ある主人公として独り立ちできるかがポイントのように思う。



そんな感じで、ちょいちょい「おっ」と思う見所もあり、全体としても派手な盛り上がりにこそ欠けるもが、親子愛、師弟愛を感じつつ、しっかりスポ根ものの感動が伝わってくる良い映画だとおもう。



年末にやる事が決まっていない諸兄、スターウォーズの盛り上がりについていけない方などは、こちらもどうだろうかと思う次第であります

2015-10-18

バーガーキングポテトが不味くなった

最初の頃のカリカリで細くて塩気が少なめのに、ケチャップつけて食べるのが一番好きだった

この前までの皮付き風味もなかなか良かったが今のは変に甘くて重くて好きじゃない

っていうか、バーキンしょっちゅうポテト変えすぎ

ちょっと前の港湾労働者問題とかの影響もあるのかもしれないけど、代替品使うにしても方向性統一してくれよ

ポテトの味って、複数あるファーストフードのどの店を選ぶかって時に、かなり重要な要素だぞ

あとケンタのカーネリングポテトは美味かったので、あれはレギュラー化してくれるとうれしいです

2015-10-09

[] 沖仲仕

沖仲仕(おきなかせ、おきなかし、ステベドア/ステベ Stevedore)は、狭義には船から陸への荷揚げ荷下ろしを、

広義には陸から船への積み込みを含む荷役を行う港湾労働者旧称

  

1960年代以前の貨物船ほとんどは在来貨物船であり、荷揚げ荷下ろしの作業は本船から艀、艀から桟橋と荷物を移動させるために、

多くの作業員を要する仕事であった。港湾荷役事業元請けの下に複数下請けがあり第三次、第四次の下請け現場作業を担当した。

体力のない下請け作業員雇用維持が出来ず、手配師と呼ばれるコーディネーターに人集めを依頼する形態常態化した。

高賃金で体力勝負となる労働現場は荒くれ者が集まることから荒廃しやすく、暴力団などに対する人的供給源や資金源となることもあり、

反社会的な位置づけを受けることがあった。

  

1970年代以降、各地の港湾が整備され大型コンテナ船の利用が主流になると、艀を使った労働集約型の作業は瞬く間に減少し、

沖仲仕港湾労働者として括られるようになった。現在、船の荷揚げ荷下ろしの作業を行う港湾労働者仕事は、ガントリークレーン

代表される大型機械操作などオペレーター的な作業が中心となり、かつて沖仲仕活躍していた時代とは作業内容が大きく異なっている。

  

沖仲仕を父に持つ作家火野葦平の著書『青春の岐路』には「請負師も、小頭も、仲仕も、ほとんどが、酒とバクチと女と喧嘩とによって、

仁義任侠を売りものにする一種ヤクザだ。大部分が無知で、低劣で、その日暮らしといってよかった。普通に考えられる工場などの

労働者とはまるでちがっている」とある

  

日本において今日、「沖仲仕」という言葉差別的である、とされ、一般の報道などに際しては自主的に「港湾労働者」などに

置き換えられて表現される。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B2%96%E4%BB%B2%E4%BB%95

2015-07-22

戦時機雷掃海国際法上は武力行使

だが

朝鮮戦争当時、日本からは、日本占領下においていた連合国軍要請事実上命令)を受けて、海上保安官民間船員など8000名以上を国連軍作戦に参加させ、開戦から半年に限っても56名が命を落とした。また、アメリカ軍によって集められた日本人港湾労働者数千人が韓国の港で荷役作業を行った。

朝鮮戦争には、第二次世界大戦の終戦以降日本占領下に置いていた連合国軍特に国連軍として朝鮮戦争に参戦していたアメリカ軍イギリス軍の指示により、日本海上保安庁掃海部隊からなる「特別掃海隊」も派遣され、死傷者を出しながら国連軍作戦遂行に貢献した。

しか

この文脈で「戦時」のホルムズ海峡機雷撤去に行く想定してんの?マジで?誰が?

2015-06-26

猫を捕まえる

震災前の話、神戸で猫を捕まえるバイトをしていた。

1匹3,000円。

平日の真っ昼間。東遊園地で酒を飲んでいたボクに

港湾労働者風のおっちゃんが声をかけてきた。

「ボク、猫は好きか?」

なんでも、とにかく猫をつかまえたらお金をくれるらしい。

バイトをしていなかったボクは興味を持った。


ちょっとやってみたが猫を捕まえるのは思っていたよりも難しい。

そして公園にいる野良猫を狙うのは効率が悪いことに気がついた。


そこでボクは少し考えて、商店街ではなく住宅地に罠を仕掛けることにした。

当時は飼い猫も家の外にも自由にやっている家が多く、

野良よりも飼い猫の方が警戒心が薄いとあたりをつけた。

このヨミがあたった。

コーナンホームセンター)で害獣駆除用の捕獲罠を買ってきて、

日が暮れてから宅地児童公園に罠をこっそり隠すように置いた。

(ひと目にはつかず、猫目にはついてくれよ)

いつも祈っていた。

早朝に回収に行くと面白いように猫がかかっていた。



はいろいろ試したけど、固形キャットフードは缶詰よりも

魚肉ソーセージの方が効果があった。

ボクはすっかり猫を捕まえることが楽しくなってきた。

毎日猫を捕まえに行くようになった。

そしてしばらくすると周囲から猫がいなくなった。



あれから20年。

震災があり、おっちゃんとも連絡がつかなくなった。

そして、街の復興とともに神戸には猫が戻ってきた。

2015-05-05

魔女の宅急便

15年ぶりくらいに見た。

最後トンボ救出シーンは不要論もあるらしいが、やはりあったほうがいいでしょ。

このシーンにまつわる素敵なピースが数多くある。

事故を写す白黒の家具調テレビだったり、テレビにかじりつくバーサさんの静かでゆっくりとした興奮ぷりだったり、「夏にたまにこんな風がふく」という窓をゆらす風の描写だったり。デッキブラシのオヤジや、デッキブラシで飛行するキキを写すために画面に入ってくる街の描写

どれも愛おしい。

それから、キキ。パンチラしすぎだろ。

チラというよりパンモロシーンも結構あって、これはいかんでしょと思った。

中身が成熟しつつあることを考えると、13歳のパンツはやはりだめだよ、ぱやお。

宮崎作品で印象的な役割を与えられるのは少女か老女だな。

少女幼女はぱやおが世界で最も愛するものから、まあ仕方がないとして。

老女も結構キャラが立っている人多い。

ナウシカの婆様、ラピュタのドーラ、トトロの「めーいちゃーん」のババア魔女宅の奥様、紅の豚で働く老婆。

例外もある;もののけ烏帽子

とにかく少女か老婆なんだよ、女は。

ハウルでは主人公がその2つの属性をもつわけで、ぱやおの女に関するある種のこだわりがこの点にあると見て間違いないんじゃないのって思った。

フェミニストに嫌われるわけだ。

上野千鶴子が言うには、13歳は初潮の来る年齢であり、黒い魔女服がつつむキキの体は女性性を帯びてうんちゃら…

というのには、うなづくことはできなかったが。

今回は2度再生したわけだが、1回目は普通にまわし、2回目は人物や筋を見ずに背景の書き込みだけを見た。

圧倒的に美しいな、街も海も空も緑も。

これは夏の風景なんだな、ヨーロッパの夏だけど。

ウルスラが「夏の間は(山小屋に)いるつもりだから」と言ってたり、トンボが「夏休みの間に飛ばすんだ」みたいなことを言っていたので初めて認識した。

あと、トンボの家は金持ち

友達の感じはいかにも夏休みを謳歌する富裕層のクソガキドであるところは記憶にあったが、トンボの「家」そのものが写っていることに改めて気づいた。

あの家は金持ち

パン屋のオソノさんちや、何度か映る港湾労働者の家とは明らかに違う階層

同じ映画を何度も見るのって、おもしろいね

いやー映画っていいですね。

2013-05-29

http://anond.hatelabo.jp/20130529172303

全力スルーでしょ。

閉山で職を失った炭鉱夫やコンテナ化によるばら積み船廃止で職を失った港湾労働者に対して、共産党社会党はとても冷淡だったんだよね。彼らは労働者を心の底では徹底的に見下しているんだよね。まったくあてにならないと思うよ。

2012-11-25

http://anond.hatelabo.jp/20121125001119

戦前政治家の警護とかやってたし、戦後は芸能・スポーツ関係タニマチや底辺労務者の管理に携わってたよ(因みに山口組港湾労働者の互助会が発祥)。

特に力道山全盛期のプロレス界(これは正力松太郎東スポも一枚噛んでるけど)、演歌界は暴力団の絶大な支援を受けてると言っても過言じゃないぐらいだったし(興行の際の人手と騒動抑止の為)。


ただ警察と違うのは「業務の為なら触法行為すら厭わない」点かな。

北朝鮮からヒロポンジェネリック薬品を「輸入」したり、夜逃げした会社の後片付けや曰くつき物件の占有とか真っ当な企業組織じゃ出来ない事もやってのけるしね。


ただ、改正暴対法施行以降、「半グレ」って独立愚連隊的な集団が無茶してるみたいだから、そっちへの抑止力が弱まるのが懸念される所だね。

 
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