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はてなキーワード: 陽光とは

2022-07-14

縁側に座って、温かい陽光に当たりながら

ひざの上に猫を乗せ、何をすることもなく「平和だねぇ」「にゃー」とぼぉーっとして過ごし続ける。

そんなことができるオンラインゲームがあったら教えてください。

2022-07-06

子供の頃に読んでいた『ウルトラ怪獣大百科』の思い出

実家には『ウルトラ怪獣大百科』的な本が有って、幼い頃は夢中で読んでいた。ウルトラ作品に登場する、数々の怪獣宇宙人写真がいっぱい掲載されていたので、読んでいて楽しかった。

それらの怪獣宇宙人の多くは、本編カット以外にも、明るい陽光の下でコンクリートトタンの壁を背景にして写真に収まっていた。

大人になった今は「円谷プロスタジオの屋外に、着ぐるみを出して撮影したんだな」と理解できるが、幼い子供の頃は、スタジオのセットではない「本物の背景」の中に立つ怪獣宇宙人の姿を見て「すごい!コイツラは何処かに実在するんだ!」と信じ込んでいた。小学校高学年頃まで信じていたような記憶が有るが、それは捏造された記憶かもしれない。いくら何でも、自分がそんなに純真人間とは思えないので。

仮に信じていたとして「カネゴン円谷英二ツーショット」とか、番組撮影の合間に撮影されたと思しき写真も一緒に掲載されていたのに、よくもそれらを見た上で実在を信じ込めたものだと、我ながら思う。

それはともかく、カネゴンを好きだった当時小学生(子供カネゴン大好きだよね)の自分に対して「その元ネタはたぶんこれだ」と言って、歳の離れた兄が、高校国語教科書掲載されていた安部公房の『赤い繭』を読ませてくれた。元ネタかどうか真偽は知らないが「子供からといって、子供向けの本しか読んではならないという訳ではない」という、読書背伸びする楽しさを教えてくれたことについては、兄に今でも感謝している。

ただの思い出語りなので、別にオチはない。還暦を過ぎても兄は元気で、今でも時々は電話メールで、近頃観た映画とか読んだ小説漫画の話をして盛り上がっている。最近は『ザ・バットマン』の話をした。

2022-06-05

女に見てほしい,俺が男として生まれて良かったこと.

ごめんな,おれはもう時期この不幸自慢インターネットを離れる.

一昨日,Twitterにある自分アカウントを全部消した.

Twitter自体中学生の頃からずっとやっていたが,ついにとことん愛想が尽きて裏垢も含め4あったアカウントを泣きながら消した.もちろん泣くんだ,未練タラタラで恥ずかしいことこの上ないがそれでもそこには何があったのか語りたいんだ.その為に始めた増田だ.

白状すると,インセルとしてこのままオタクの中で持て囃されるのが嫌になったのだ.

から弱者男性必死こいてる中,同じレベル弱者女性はどうしてという気持ちが人より強くて,トレンドにある言葉引用ちょっと過激なことを呟けば,フォロワー雪だるまのように増えていった.当時は本当に酔っていたし,キショいオタク自分にも賛同者がいることに舞い上がってたんだと思う.

徐々にメッセージでやり取りしたり相談を受けることが多くなってきた.

今考えればまぁ酷い内容の女性蔑視や小児性愛者の苦悩を吐き出されたこともあったが,人生経験の一部として弱者男性たちの叫びを聞けたのは悪いことではなかったのかもしれない.だけど徐々にそいつらたちはTwitterを離れていった.現実にうまく復帰したのかもしれないし,他にやりたいことが見出せたのかもしれないし,自殺で手っ取り早く自分を無くしてしまたかもしれない.一方,徐々に離れていく奴らを見送る自分は手垢のついたスマホ将来有望インセルたちを味方につけた玉袋の王様になっていた.

ついこの前中学校来のオタク友達と久しぶりに会話した.

結論から言えば俺がティーダのちんぽで気持ち良くなってる間にそいつ彼女まんこ気持ち良すぎだろをしていた旨を,自慢された.眩暈がした.

オタクがそんなデリカシーのない陽光キャラになっていたのも衝撃だが,弱者男性でも交尾できる色々を丁寧に教えてもらった俺は,今まで自分知識をフル活用してインセル予備軍を増やしてきた期間はなんだったんだろうと頭を抱えた.

それはもちろん人生経験という体で自分の中で消化するしかなかったが,中高とインセル特化に費やした時間が消えるべくもなく,その次の日はだいぶしんどくなってしまった.客観視が発生したのもこのタイミングで,なんらかの形でこの話を残せば同じ間違いを起こす奴も少なくなると思って,この文章を残すことにした.

あとこれ最初数行で分かるだろう安易タイトル詐欺意図してやったものです.すまん.

こういう人間を産まないために自分の子供にはインターネットを適切に与えてやろうな,塩梅はクソほど難しいが.

じゃあな,お前ら.俺は周回遅れでもまだ諦めたくないんだ.

温泉娘や宇崎ちゃんやたわわは俺に女を与えてはくれないんだ.

これは俺が助長して甘やかしたインセルに対する鎮魂歌だ.

それでは聞いてください,『髪と眉毛整えてコンタクトに変えて服装落ち着かせて大学行ったらゼミの女に「デビュー遅い,もう“無理“だよ君w」と言われたのでTwitterに帰ります』(ここでイントロが流れ始める)

2022-04-09

人気キャラ配信者に粘着ファン中傷投稿繰り返す

■「勝手ストーリーを仕立て上げて発信」

同社の望月陽光社長は6日、J-CASTニュース取材に「赤月ゆにが元気がないけど、これは事務所いじめられているから、パワハラされているからと勝手ストーリーを仕立て上げて発信していました」と被害を話す。

デマ人格攻撃ツイートは1年以上続き、会社宛てに「事務所と餅月が結託して赤月を迫害している」とメールを送ってきたとも明かした。

加害者動機

次第に、加害者事実無根情報に感化されるファンが出始めた。タレント関係者精神面も考慮し、事務所は苦渋の末に前述の"ブロック宣言"を決めた。

加害者はその後ツイッター謝罪し、動機を「創業当時からタレントなのだからもっと大切にして欲しい、という感情から始まったものではありました」と公に説明している。

人気キャラ配信者に粘着ファン中傷投稿繰り返す スタッフ抑うつ状態に...事務所が苦渋の警告(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/e78ebaeeebe8f57198f7571e68636dddde3f0802

前に書いた ( https://anond.hatelabo.jp/20220211125538 ) けど、

VTuber = 声風俗、声キャバクラ

なんだから、こうなるのは自明だよね。

2021-11-22

まり気分が優れない。

アンニョ.....おはよう。

昨日から食欲がなく、

今朝の起床は4時30分〜5時頃。

今日ルー大柴のごとく文中に韓国語を挿し込む元気もない。

で、朝散歩にでかけたら曇り空。

おまけに謎の目のゴロつき(?)

うつ病とは、こういう状態なのか?

というような気分でその辺を歩いたが、

いつものように気分は晴れず、なんか頭もスッキリしない。

今日強迫観念もひどい。

「気にしない」ってこんなにも難しいことだっけか?と思う。

しかコンビニに目薬売ってねぇし。

一旦家に帰って散歩の道中で買ってみたサラダチキンを食らう。

で、ぜんっぜん食欲がわかない。

満員電車に揺られて取り敢えず大学に来た。

最近結構マジで休学を考えている。

休学の間は実家にいるつもり。

学生相談まであと2日。

ここ一週間、ジャンパーポケットの中で

予約の紙を握りしめていた。

そして、一週間後母親が来る。

その時にメンクリ行かせてもらえないか

マジで言ってみよう。

あーもう2限の講義受けたくない。

今日は一日中天気悪いんだろうか

そういえば

ココ最近ネットカフェにこもっていることが多かった

まり良くないかもね

そりゃ、外出はしてるけれども陽光を浴びてるわけじゃないもんな

相変わらず 

学内喫茶店

スペイン語ラップミュージックがうるさい

NHKでも垂れ流しておけば良いのに

ぶっちゃけ

メンクリぐらい勝手に行ったって

怒られない気がするけどネ

学校内にメンクリがあれば良いのにネ

薬の処方もできるような

それにしても

こういう「メンタル」関連の当事者になって思う

(ここまで書いてたところで知らない番号から電話かかってきてまたメンタルちょっとキツくなった)

ことは、

現代ストレスまりますわ、うん。

そんな感じかね?

アリ〜ラン スリ〜ラン。

そういえば

保健室に行ってみた。

最近謎の聴覚過敏気味(原因はだいたい分かってるんだけど)で、

まぁ、何かアドバイスもらえるだろうと思ってネ

シムジョンが学生相談室なら(そういうわけでもないと思うけど)

モムは保健室でしょう、ということで。

まぁ、実際、マジの思い立ちなんだけどネ

から色々と気持ちがつらくて、心のどこかで誰かと話したかったのかもネ?

30分ぐらいかな、お話しした。

耳について聞くつもりが、まぁ、こう言う聴覚過敏も心が関係することが

ある?みたいで、結局学生相談室で話したようなことと

同じようなことを話しちゃったネ

まぁ、結果は『様子見』ということで。

その後、図書館に行った。

もう、三限の出席は取られちゃってるだろうし。

今日は、陽光は浴びられなかったけど

ピの音は、これもこれで良いかもネ。チョアチョア〜。

陽も差さない、雨も降らない、TDN曇り空は

勘弁願いたいけれど。

意外と心地よいかもしれないネ。

アリ〜ラン、スリ〜ラン。

2021-10-14

anond:20211008225610

野生に還るほど味も匂いも強くなる。

使い道は葉を一枚ずつはっつけたハーブクッキー乾燥させて紅茶に混ぜる茶葉、パン種と焼く、など。

収穫したら乾燥おすすめ

地下茎でもっさり増える。

スコップで根を千切りにしたあと土を日干しして乾燥させる。

それでも水分と陽光を与えると生えてくる厄介者

根絶やしにするためには土廃棄まで考慮しての小規模栽培が良い。

植えたら汚染されると思った方がよい。

2021-09-29

帰りてえ

最近はもう、家に帰ってからも口をついて「帰りてえ〜」なんて言葉が出てくる始末で、俺はいったいどこに帰りたいのでしょうか?

知ったことじゃない?

知ってくださいよ

俺とあなたの仲じゃないですか

俺はどこに帰りたいんだと思いますか?

思うに、海辺にあるリゾートマンションに帰りたい

リゾートなんて立派なものじゃなくてもいいや

ゲストハウスみたいなさ、ちょっと綺麗な感じで、家具が揃ってて、広さはどうでもいいから、とにかく海が見える、明るい、広い窓のある部屋

そういうところで、のんびり一日過ごしたい

昼間に部屋の中にいて、自然光だけ取り込んでるとき特有の、天井らへんだけがうっすら薄暗い感じ、あれを味わいたい

基本的には明るいんだけど、ちょっと光が届きにくいところがあってさ、そういうところだけ、いい感じに影になってるじゃん

陰気な影じゃなくてさ、影なんだけど、なんか明るいんだよ

わかりますかね…

14時くらいに外でてさ、スーパー行ってなんか買って料理しようと思うんだけど、ついつい惣菜買っちゃってさ、それ食って満足するんだよな

あるいは、冬の植物園に帰りたい

冬の植物園ってあんまり人がいなくていいんだよ

植物も元気なくてさ、ほとんど何も生えてない花壇すらある

でもそこそこ整備はされててさ、なんつうか、いいんだよなあ

それで温室に行って、ベンチに腰掛けたりしたい

外が寒いぶん温室は暑くて、脱いだコートのやり場に困るんだ

水音がしていて、冬の弱い陽光ガラス越しに見えて、植物に囲まれている

そういう体験がしたいんだ

それか、海辺民宿に行きたい

お茶菓子食って、ひと息ついて、ちょっと民宿のまわりをふらっとするんだ

漁船を見たり、防波堤の先まで行ってみたり、そういうことをするんだ

夕陽が出ててキレイなんだけど、劇的に綺麗ってほどではなくて、水平線に沈んでいくのが見えるようなロケーションでもなくて、でもかえってそれが派手すぎなくて心地よいわけ

そんで、民宿のうますぎない飯を食って、綺麗すぎない風呂に入って、見慣れないニュース番組を見て、ちょっと体に馴染まない布団で寝るんだ

マジで帰りたいんですよ俺は

誰か俺を帰してくれ

2021-08-23

anond:20210823060126

まだ夏なんだからそんな時間から活動してちゃダメでしょ無惨様!陽光で灰になるよ!

2021-06-04

クアラルンプールが見せる70年分の東京

2年ほど前、留学先の友人に誘われてマレーシア首都クアラルンプール観光したときのこと。

とりあえず主要な観光地を回ろうと、観光バスに乗った。私は割と短絡的なので、観光地にやってきたおのぼりさんらしくKLタワーという塔に登ることにした。高さは東京タワーを超える421mで地上276mに展望台がある。壁一面ガラス張りになっていて、クアラルンプールの街並みが360度一望できた。早速望遠鏡を覗き込んだ。その日はよく晴れていて遠くまで見渡すことができたが、関心は眼下に広がるビル街に移る。発展途上といえども近代化著しいマレーシア首都はさすがに都会なんだなあ、などと考えたのも束の間、強烈な違和感を覚えた。その正体にはすぐに気が付いた。

街並みがおかしいのである。「ビル街」と聞いて想像するのは、ビル同士がところ狭しと立ち並ぶ日本都市だろう。大抵は、超高層ビルの間は高層ビルで埋められている。無駄のない没個性的建築物が寄せ集まり、地平線まで白い四角の集合が続いていく。徹底的な「均質」。これが都市なのだ認識してきた。対して、クアラルンプール都心部は「雑多」だった。開発が遅れている地区現代的なビル群が立ち並ぶ地区が分けられていないのだ。ガラス張りの近代建築の隣に並ぶ民家らしき平屋。40階はありそうな超高層ビルの傍を流れる小川はドブのような色をしており、対岸には廃屋が寄せ集まっている。計画性が微塵も感じられない。望遠鏡から顔を上げて、街を見下ろした。砂地の白と草木の緑、家屋の古ぼけた淡色の間に、超高層ビルの強烈な白が浮いている。マレーシア人種のように、共生しつつも混ざり合わない歪なパッチワークのようだ。

街中を実際に歩いてみるとクアラルンプールの特異さがよく分かる。バラック小屋と露店が立ち並ぶエリアには、小説で読んだ終戦直後東京雰囲気があった。露店の軒先は煤けたように汚れ、乞食があちこちで座り込んでいる。感じたことのない異質さに緊張が走った。太陽容赦なく照りつける晴れの日だったが、その一帯はどんよりと薄暗かった気がした。何だかばつが悪いような気分で、街中へそそくさと歩いて行った。街中といっても、一昔前のトレンディドラマのような古ぼけた建物がずらっと並び、頭上にけばけばしい看板がせり出たようなストリートだ。この道の先に、高架が見えてくる。見上げた先を電車が走り去っていく。高架の柱に近づいてよく見てみると、かなり年季が入っているようだった。所々コンクリートが欠けている。ぼんやり大学講義で聞いたことを思い出した。日本では、高度経済成長期に一斉に建設されたインフラがそろそろ限界を迎え、改修の時期になっているという。なんとなく、高架はその年代くらいに建てられたものだと推測がついた。都市の周縁部を散策し終えたので、私たちタクシーに乗り、中心街へと向かった。車窓からペトロナスツインタワーが見える。―なんだあの巨大な建物は。対になった2棟の超高層ビルが堂々と屹立し、スカイブリッジが2つの塔を繋いでいる。天頂部は、伝統的なモスクさながらの意匠が凝らされている。タワーのすぐ近くでタクシーから降り、仰ぎ見た。黒光りする鉄塊は天にも届きそうだ。夕暮れの陽光を力強く照り返す双塔は、最新技術の粋をこれでもかと主張してくる。究極の現代建築を前に、今日一日で見てきたクアラルンプールの街並みを思い返していた。

まるで、戦後から現在までの東京をあちこちにばら撒いたような街だ。そう思った。

2021-04-18

39歳にして上履き洗いのコツを悟る。

シューズ用洗剤をよく泡立てて、小刻みに、円を描きつつ、上履きの表面を撫でるように磨くべし!!

生きる電動ポリッシャーになったつもりで頑張るのだ!!!

……って、歯磨きのコツとほぼ同なのに何でこんなことマスターするのに39年もかかってんの?今までになくピッカピカに真っ白な上履きどもが陽光を浴びて輝くのを見ながら、はぁー、馬齢を重ねちまったよぉ、と思った。

【訂正】

×翌日泡立てて

○よく泡立てて

2021-03-07

村上春樹文章は「うまくはないが読みやすい」(補足あり)

https://note.com/historicalmoc/n/n284957b96801

出したな! 俺の前で! 村上春樹文章の話を! 

村上春樹作品はほぼ読んだので大体同意だけれど、肝心の文章について全く語られていないのは片手落ちしか言いようがない。こういう何かを語っているようでその内実がわかりにくい言葉を並べるからハルキストだのなんだの揶揄られるんだ。ファンなら真面目にやれ。村上春樹以外の人間村上春樹の真似したら中身がない駄文しかならないって小学校で教わらなかったのか。

つーか村上春樹文章別にうまくねえから。特徴的で読解大好き人間ほいほいってだけ。

  1. リズムがあり、断定調である(巧くはないが読みやすい)
  2. 比喩表現を多用し、不思議モチーフをたくさん取り入れるが、書いてることの中身について説明しない
  3. めちゃくちゃはっきりした含意が含まれていることがある(ないこともある)

というこの3点が村上春樹文章もっとも印象に残る要素である。本気で語るなら時期によっての文体の変化とか、もっといえば情景描写についてもまとめたいのだけれど、とりあえず書き散らす。なお、3に関しては他作品に関する読解を含み、ひとによってはネタバレ解釈しうるものも混じるので注意。

1.リズムがあり、断定調である(巧くはないが読みやすい)

実例を挙げてみる。

四月のある晴れた朝、原宿の裏通りで僕は100パーセント女の子とすれ違う。

正直言ってそれほど綺麗な女の子ではない。目立つところがあるわけでもない。素敵な服を着ているわけでもない。髪の後ろの方にはしつこい寝癖がついたままだし、歳だってもう若くはない。もう三十に近いはずだ。厳密にいえば女の子とも呼べないだろう。しかしそれにもかかわらず、3メートルも先から僕にはちゃんとわかっていた。彼女は僕にとっての100パーセント女の子なのだ彼女の姿を目にした瞬間から僕の胸は地鳴りのように震え、口の中は砂漠みたいにカラカラに乾いてしまう。

村上春樹4月のある晴れた朝に100パーセントの女の子に出会うことについて

1文1文が短い。技巧的な表現を使うわけでもない。文章から浮かんでくるイメージ閃烈鮮烈なわけでもない。日常語彙から離れた単語を使うこともない(「閃烈鮮烈」とか「語彙」といった単語が読めない人間は思いの外多いからな。ここでの「外(ほか)」とか/悪いATOKに頼りすぎて誤用なの気づいてなかった。指摘ありがとう)。ただただ「シンプル」だ。わかりやすい。

また、冒頭の1文の次にくるのは「~ない」で終わる文章連続だ。テンポがいい。あと、どのくらい意図的なおかわからないが、↑の文章音読していみると適度に七五調がまじっているのがわかる。そして、大事なところで「彼女は僕にとっての100パーセント女の子なのだ。」という断言を入れる。リズムで読者を惹きつけた上ですっと断定されると、その一文がすっと印象的に刺さってくるのである

まり別にうまい」わけじゃないんですよ。ただ「読みやすい」。それにつきる。読みやすい以外の褒め言葉あんまり信用しちゃいけない。「うまさ」って意味なら村上春樹をこえる作家なんてゴマンといるし、村上春樹の「文章」がすごいなんてことは絶対にない。うまいとか下手とかを語るならナボコフあたり読んだ方がいい。

とはいえ個人的な所感だと、この「読みやすさ」は村上春樹発見あるいは発明した最大のポイントだ。「リズムがよくわかりやす文章で圧倒的リーダビティを獲得する」という、一見してみんなやってそうでやっていない方策村上春樹が徹底しているせいで、誰でも座れそうなその席に座ろうとすると村上春樹と闘わなければならない。

2.比喩表現を多用し、不思議モチーフをたくさん取り入れるが、書いてることの中身について説明しない

で、そのあとにくるのが「彼女は僕にとっての100パーセント女の子なのだ彼女の姿を目にした瞬間から僕の胸は地鳴りのように震え、口の中は砂漠みたいにカラカラに乾いてしまう。」という文章である村上春樹比喩表現は独特で、たとえば『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』を適当パラパラめくって見つけた表現として、「不気味な皮膚病の予兆のよう」「インカの井戸くらい深いため息」「エレベーターは訓練された犬のように扉を開けて」といったものもあった。この、比喩表現の多様さは彼の最大の持ち味であり、真似しようにもなかなか真似できない。

そして何より、「100パーセント女の子である。何が100パーセントなのか、どういうことなのか、この6ページの短編ではその詳細が説明されることはない。ただ、語り手による「彼女は僕にとっての100パーセント女の子なのだ。」という断定だけが確かなもので、読者はそれを受け入れざるをえない。それはこの短編に限らない。「かえるくん、東京を救う」におけるかえるくんとは。『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』における〈世界の終わり〉とは。「パン屋再襲撃」はなんでパン屋を襲うのか。「象の消失」で象はなぜ消失するのか。「レーダーホーセン」でどうして妻は離婚するのか。羊男ってなに。

こういった例には枚挙に暇が無い。文章単体のレベルでは「読むことはできる」のに対して、村上春樹小説比喩モチーフ物語様々なレベルで「言っていることはわかるが何を言っているかがわからない」ことが、ものすごく多いのだ。

3.めちゃくちゃはっきりした含意が含まれていることがある(ないこともある)

じゃあ、「村上春樹作品ふわふわしたものを描いているだけなのか?」と言えば、そんなことはない。村上春樹作品には「答えがある」ものが、地味に多い。

たとえば、「納屋を焼く」という作品がある。ある男が恋人の紹介で「納屋を焼く」のが趣味だという男性出会いふわふわした会話をして、ふわふわとした話が進み、語り手は時々恋人セックスをするが、そのうち女性がいなくなる。読んでいるうちは「そうか、この男は納屋を焼いているのか」という、村上春樹っぽいよくわからないことをするよくわからない男だな……という風に、読んでいるうちは受け入れることができる。

だけれど、この作品問題は、「納屋を焼く」とは「女の子を殺す」というメタファー可能性がある……ということを、うっかりしていると完全に読み飛ばししまうことだ(あらすじをまとめるとそんな印象は受けないかも知れないが、本当に読み落とす)。それが答えとは明示されていないけど、そう考えるとふわふわとした会話だと思っていたものが一気に恐怖に裏返り、同時に腑に落ちるのである

その他、上記の「レーダーホーセン」においてレーダーホーセンが「男性にぐちゃぐちゃにされる女性」というメタファーでありそれを見た妻が夫に愛想をつかした、という読みが可能だし、「UFO釧路に降りる」でふわふわゆきずりの女と釧路に行ってセックスする話は「新興宗教勧誘されそうになっている男」の話と読み解くことができる(『神の子どもたちはみな踊る』という短編集は阪神大震災地下鉄サリン事件が起きた1995年1-3月頃をモチーフにしている)。

勿論、これらはあくまで「そういう解釈可能」というだけの話で、絶対的な答えではない。ただ、そもそもデビュー作『風の歌を聴け自体断章の寄せ集めという手法をとったことで作中に「小指のない女の子」の恋人が出てきていることが巧妙に隠されていたりするし(文学論文レベルガンガン指摘されてる)、「鼠の小説には優れた点が二つある。まずセックス・シーンの無いことと、それから一人も人が死なないことだ。放って置いても人は死ぬし、女と寝る。そういうものだ。」と書かせた村上春樹がその小説の中で実は死とセックスに関する話題を織り込みまくっている。近作では『色彩をもたない田崎つくると、彼の巡礼の年』で○○を××した犯人は誰なのかということを推測することは可能らしい。

何が言いたいか

まり村上春樹は信用できないのである

たとえば、『ノルウェイの森』で主人公自分のことを「普通」と表現する箇所があったが、村上春樹作品主人公が「普通」なわけない。基本的信頼できない語り手なのだ。信用できないからしっかり読み解かないといけないようにも思える。

(なお、なんなら村上春樹自分作品について語ることも本当の部分でどこまで信用していいのかわからない。「○○は読んでない」とか「××には意味がない」とか、読解が確定してしまうような発言はめちゃくちゃ避けてる節がある)

ただ、勿論全部が全部そうというわけじゃなく、羊男とかいるかホテルって何よとかって話には特に答えがなさそうだけれど、『海辺のカフカ』『ねじまき鳥クロニクル』『1Q84』あたりは何がなんだか全くわからないようにも見えるし、しかし何かを含意しているのでは、あるいは村上春樹本人が意図していないことであっても、読み解くことのできる何かがあるのではないか、そういう風な気持ちにさせるものが、彼の作品なかにはある。

このように、村上春樹メタファーモチーフには、「答えがあるかもしれない」という点において、読者を惹きつける強い魅力があるのである

増田も昔は村上春樹を「雰囲気のある作家」くらいの認識で読んでたんだけど、『風の歌を聴け』の読解で「自分作品ちゃんと読んでないだけだった」ということに気づかされて頭をハンマーで殴られる経験してから村上春樹には真面目に向き合わないと良くないな」と思い直して今も読み続けてる。

……なお、それはそれとして、セックスしすぎで気持ち悪いとか(やれやれ。僕は射精した)、そもそも文章がぐねぐねしてるとか(何が100パーセントだよ『天気の子』でも観とけ)(なお「4月のある晴れた朝に~」が『天気の子』の元ネタひとつなのは有名な話)、そういう微妙な要素に関して、ここまで書いた特徴は別にそれらを帳消ししてくれたりする訳じゃないんだよね。

たとえば『ノルウェイの森』は大多数の人間経験することの多い「好きな人と結ばれないこと」と「知人の死を経験し、受け入れること」を描いたから多くの人間に刺さったと自分は思っているが、だけどそれが刺さらない人だって世の中にはたくさんいるのは想像に難くない。

から、嫌いな人は嫌いなままでいいと思う。小説は良くも悪くも娯楽なんだから

余談

マジで村上春樹論やるなら初期~中期村上春樹作品における「直子」のモチーフの変遷、「井戸」や「エレベーター」をはじめとした垂直の経路を伝って辿り着く異界、あたりが有名な要素ではあるんだけれど、まあその辺は割愛します。あと解る人にはわかると思いますがこの増田元ネタ加藤典洋石原千秋なので興味ある人はその辺読んでね。

文章うまい」に関する長い補足(「小説文章」に限定

「うまくない」って連呼しながら「『うまい』のは何かって話をしてないのおかしくない?」 というツッコミはたしかにと思ったので、「この増田が考える『うまい』って何?」というのを試しに例示してみようと思う。村上春樹に対する「別に文章うまくない」とはここで挙げるような視点からの話なので、別の視点からのうまさは当然あってよい。

小説家の文章が読みやすいのは当たり前だが、「文章が読みやすい」なら「文章が読みやすい」と書けばいいのであって、わざわざ「文章うまい」なんて書くなら、そこでの文章」は「小説じゃなきゃ書けない文章であるはずだ。

じゃあ、増田が考える「(小説の)文章うまい」は何か。読んでる間にこちらのイメージをガッと喚起させてくるものが、短い文章のなかで多ければ多いほど、それは「文章うまい」と認識する。小説のなかで読者に喚起させるイメージ情報量が多いってことだから

具体例を挙げてみる。

 長い歳月がすぎて銃殺隊の前に立つはめになったとき、おそらくアウレリャーノ・ブエンディーア大佐は、父親に連れられて初めて氷を見にいった、遠い昔のあの午後を思い出したにちがいない。

 そのころのマコンドは、先史時代怪獣の卵のようにすべすべした、白く大きな石がごろごろしている瀬を澄んだ水がいきおいよく落ちていく川のほとりに、竹と泥づくりの家が二十軒ほど建っているだけの小さな村だった。

ガルシアマルケス百年の孤独』の冒頭。大佐子どもの頃を回想して大昔のマコンドに話が飛ぶ際、「先史時代の」という単語を選んでいることで文章上での時間的跳躍が(実際はせいぜいが数十年程度のはずなのに)先史時代にまで遡るように一瞬錯覚する。

津原泰水バレエメカニック』1章ラスト昏睡状態のままで何年も眠り続ける娘の夢が現実に溢れだして混乱に陥った東京で、父親世界を元に戻すために夢の中の浜辺で娘と最期の会話をするシーン。

「お父さんは?」

「ここにいる」君はおどける。

彼女は唇を尖らせる。「五人兄弟の」

「さあ……仕事で遠くまで出掛けているか、それとも天国かな。お母さんがいない子供は いないのと同じく、お父さんのいない子供もいない。世界のどこか、それとも天国、どちらかに必ずいるよ」

 彼女は君の答に満ち足りて、子供らしい笑みを泛べる。立ち上がろうとする彼女を、君は咄嗟に抱きとめる。すると君の腕のなかで、まぼろしの浜の流木の上で、奇蹟が織り成したネットワークのなかで、彼女はたちまち健やかに育って十六の美しい娘になる。「ああ面白かった」

 理沙は消え、浜も海も消える。君は景色を確かめ自分腰掛けていたのが青山通り表参道形成する交差の、一角に積まれ煉瓦であったことを知る。街は閑寂としている。 鴉が一羽、下り坂の歩道を跳ねている。間もなくそれも飛び去ってしまう。君は夢の終焉を悟る。電話が鳴りはじめる。

作中の主観時間にしてわずか数秒であろう情景、ありえたかもしれない姿とその幸せ笑顔から夢のなかで消えて一瞬で現実に引き戻すこの落差、そこからまれる余韻の美しさですよ。

あるいは(佐藤亜紀小説ストラテジーから受け売りで)ナボコフ「フィアルタの春」という小説ラスト

フィアルタの上の白い空はいつの間にか日の光に満たされてゆき、いまや空一面にくまなく陽光が行き渡っていたのだ。そしてこの白い輝きはますますますます広がっていき、すべてはその中に溶け、すべては消えていき、気がつくとぼくはもうミラノの駅に立って手には新聞を持ち、その新聞を読んで、プラタナスの木陰に見かけたあの黄色自動車がフィアルタ郊外巡回サーカス団のトラックに全速力で突っ込んだことを知ったのだが、そんな交通事故に遭ってもフェルディナンドとその友だちのセギュール、あの不死身の古狸ども、運命の火トカゲども、幸福の龍どもは鱗が局部的に一時損傷しただけで済み、他方、ニーナはだいぶ前から彼らの真似を献身的にしてきたというのに、結局は普通の死すべき人間しかなかった。

ふわーっと情景描写ホワイトアウトしていって、最後にふっと現実に引き戻される。この情景イメージの跳躍というか、記述の中でいつの間にか時間空間がふっと別の場所に移動してしまうことができるというのがナボコフの特徴のひとつである

散文として時間空間が一気に跳躍して物語世界を一気に拡張してしまう、この広がりを「わずかな文章」だけで実現していたとき増田は「文章うまい」と認識する。自分村上春樹文章を「うまくない」って書く時、そのような意味での「小説としての文章」を判断軸にしてた。

村上春樹は下手ではない。村上春樹に下手って言える人いるならよっぽどの書き手だし、その意味村上春樹に関しちゃ言うことはないでしょう。しかしごく個人的私見を言えば、「文章」って観点だと、文章から喚起されるイメージに「こちらの想像を超えてくる」ものがめちゃくちゃあるわけではないと思う。

日本語文法に則りシンプルで誤解の生まれにくい文章を書くことは高校国語レベル知識可能で、その点村上春樹文章プロとしてできて当たり前のことをやっているに過ぎない。平易な文章を徹底しつつその内実との間に謎や寓話モチーフを織り込んで物語を構築するところがすごいのであり、そこで特段褒められるべきは構成力や比喩表現の多様さだろう。その際に使うべきは「構成力がうまい」でも「比喩表現うまい」であって、「文章」などという曖昧模糊とした単語で「うまい」と表現することはない。小説=散文芸術において「文章うまい」と表現しうるときもっと文章としてできることは多いはずなので。そして、このことは、村上春樹がしばしば(「小説」ではなく)「エッセイ面白い」と言及されることと無関係ではない。

ちなみに、増田津原泰水ナボコフ文章技巧には翻訳村上春樹じゃおよぶべくもないと思ってるけど、面白いと思うのは圧倒的に村上春樹ですよ。技巧と好き嫌いは別の話なので。

ここで書こうとした「うまさ」は佐藤亜紀がいうところの「記述運動」を増田なりに表現したもので、元ネタ佐藤亜紀小説ストラテジー』です。

2020-12-24

同窓会の帰り、おれはUFOさらわれた。

同窓会の帰りに、UFOさらわれた。

気がつくと、おれは真っ暗なコックピットの後部座席に座っていた。

目の前には大きな台形の窓がぽっかり空いていて、その向こうに東京夜景が広がっている。さっき飲んでた居酒屋も見える。

そして隣の座席を見るとなぜかメグミさんが同じように座っている。

大学時代ティム・バートンとか美味いラーメン屋かについて語り合ってたメグミさんは、当時ゼミ山口先輩に惚れてて、おれは自分の浅い経験を棚に上げてはよく相談に乗っていた。ていうか密かに好きだった。

「メグミさん」と呼びかけると「あ、岡本氏」と、同窓会で見たかわいい顔がこちらを向く。あれから7年経って、おれだってそれなりに恋愛に慣れたと思ってたのに、「また会ったね」と微笑むその顔を見ると、当時の恋心があたかも新入りのように現れて胸を締め付けてくる。そういえばまだ独身だったはずだ。

岡本氏もさらわれたの?」

「らしい。これUFOなのかな」

「だね」

「てか落ち着いてんね」

「そう?…岡本氏がいてくれたからかな」

突然、目の前の床から座席が音もなくせり上がって、そこには宇宙人が座っている。くるりと振り向いた顔がどっかで見たことあると思ったら、ロマサガサルーインそっくりだ。

岡本進一くん、君を選んだのには理由がある」

サルーインフルネームで呼ばれておれは逆に萎える。なんかドッキリくさい。そもそも日本語だし。

現在の時刻は0時23分。終電はすでに練馬駅を出ている。明日は朝から打ち合わせだろう」

「はあ」

「私は、終電を逃した者を救う為にこの星にやってきた」

「…」

「君には現在家に帰る手段が無い」

「……」

「私の船ならば、君を横浜マンションまで送り届けることができるだろう」

「いやあの、タクシーとか」

「私は見返りを要求しない」

「はあ」

「一瞬にして君は横浜に帰る。そして万全の態勢で朝日を迎えるだろう」

まあ別にモニタリングならモニタリングでいい。タクシー代も気になってたし、それなりに話を合わせながら送ってもらおうと思ってたら「じゃあ私も?」と、メグミさんが身を乗り出してきて、サルーインは小さく驚く。ん?想定外なのか?

「浜浦メグミ、君の家は区内だ。歩いて帰れるだろう。なぜ乗っている」

「えっそうなの?」

「うん、練馬区だけど」

「では歩いて帰れ」

せっかくだから夜景が見たい」

「…既に見えている」

「じゃなくて、いろんな夜景が見たい!」

しばらく悩んでからサルーインが言う。

「いいだろう」

いいのかよ。

それからおれたちは、サルーインの船で博多松山大阪名古屋仙台函館夜景を見せてもらう。

数分で移動していたにも関わらず窓の外に広がる夜景は明らかに映像には見えないリアルさで、もしかして本当の宇宙船なのかと疑ってしまう。

グミさんは綺麗な夜景にはしゃいだり途中で寝たりしながら自由に過ごし、しまいには「ニューヨーク夜景が見たい!」と言い出す。「あっちは現在午前中だぞ、夜景ではない」というサルーインに「UFOなら行けんだろうが!行けよできないのかよ!」と喰ってかかるメグミさん。同窓会ではだいぶ飲んでたけど、そんなに酒乱だったっけ?

「…いいだろう」と渋々サルが折れて、10分後にたどり着いたのは昼間のマンハッタン

陽光を反射して輝く摩天楼に、おれは普通に感動する。生まれて初めて見る景色

キレイだね」と思わず呟くおれに「そうだね」と向き直ったメグミさんが途轍もなくかわいい。手を繋ぎたくなる。でもおれは手を握らないし告らない。目の前にくたびれ果てて不機嫌そうなサルーインいるから。

13分後、UFO横浜マンションへ到着する。

「なんか、すいませんでした。ありがとうございます」というおれに、「明日から人生がより豊穣であることを」とサルうんざり顔で応え、UFOが飛び立って行く。「じゃーな!」というおれの声に「またねー!」というメグミさんの声が遠ざかる。

マンションのドアを開けながらおれは思う。

そもそもなんでメグミさんはあのUFOに乗ってたのだろう?さらわれたおれを追ってきてくれた?いや、あんなに酔っ払ってたんだし。大体「家に送る」という善意宇宙人だったんだから先に送って貰えば良かったのだ。

もしかして、おれと一緒に夜景を見たかったのか?

すぐさまメグミさんにメールしたけど、返事は無かった。

その後、会社倒産やら実家遺産騒動やらでバタバタしながら更に10年が過ぎ、久方ぶりの同窓会で、メグミさんがあの日以降消息を絶ったという事実を知っておれは気づく。

彼女目的最初からサルーインだったのだ。

過去に一度送ってもらったのか、さらわれた時に惚れたのかはわからないけど、あの時メグミさんはきっと奴と二人きりになりたかったのだ。

日本全国の夜景や白昼のマンハッタンを一緒に見たい相手はおれではなかった。というかむしろ早く帰って欲しかったのだ。そういえば山口先輩はサルーインに似ていた。

ひとり家に帰る道端で、おれは静かに泣いた。

おれのことを好きじゃなくていい。好きな人がいるなら全力で手伝うつもりだった。だからサルはすぐに横浜でおれを降ろしてくれてよかったんだ。こっそりでも事情説明してくれたらおれは手伝ったしすぐに船を降りたよ。あれから10年、心の片隅でずっと待ってた。信じてもらえてなかったことがただひたすら悲しかった。

そしておれは今も地球の上でちまちま生きている。あの夜のことを思い出しながら。彼女幸せ祈りながら。

でもきっと、地球人はそれを「失恋」とは呼ばない。




(冬につき再掲)

2020-12-01

anond:20201201071838

その結果子どもが生まれる、で気になるんだけど

鬼って生理とかあるのかなーってたまに考える。あと鬼が生殖行為不要は「不要なのか不可能なのか」も。

 

無惨が珠世を引き連れていた理由なんか、普通なら「自分に反感をもつ美女を組み敷く征服感&性のはけ口用」みたいなダーク用途入りそうだけど、無惨は徹底して長生き以外興味がない模様。

無惨だったら「鬼と人間とのハーフだったら陽光を克服できないか」みたいなこと考えてもおかしくないのに…。

上弦5人とか数百年も鍛錬と無惨の奴隷以外、女はべらすこともできないのか?!それで生きてるってどうやって実感すればいいんだよ、

みたいなことを考える。

ツイッターにはつぶやけんな

2020-11-15

都市緑化植物園

昨日はひさしぶりにちょっと出かけて、都市緑化植物園なる場所を訪れた。

ひと駅の近場にも同じような名前施設があるが、そこははっきり言ってショボい。植物園と言いながらほとんど温室だけの存在で、その温室も2〜3部屋くらい、チョロっとあんまり華のない植物があるだけ。デザインもそんなに洗練されてなくて、逆にそこが魅力といえば魅力なんだが、とはいえまあショボいものはショボい。無料なのはひとつの強みだけど!

それにたいして、昨日の都市緑化植物園は立派だった。敷地が広くてハーブ園なんかも併設しているし、温室だって二階建てデカかった。ガラス張りの大部屋が吹き抜けになっていて、開放的空間・絶え間ない水音・ガラスで弱まった陽光エキゾチック植物が織りなす最高の雰囲気がそこにはあった。

カフェ風の椅子と机なんかも置かれていて、その気になれば数時間ボケっとしてられそうだった。温室の外にはちょっとした池、ちょうど紅葉した背の高い木から落ち葉が舞い散るのをベストアングルで見られるテラス席なんかもあり、マジで超よかった。西日を浴びていっそう黄色紅葉

 

植物園は安い。

広くて、温室では空間トータルコーディネートみたいなものを楽しめて、全体的に人が少なくて、落ち着ける。

そしてアホみたいに安い。

終の住処を選ぶなら植物園そばにしたい。

そう強く思った。

2020-09-26

理想暮らし

季節:冬

 寒いと一日中外に出なくても罪悪感がない。暑くてもそうだが、暑いと布団の中にいるのがキツくなるのに対し寒いとむしろ気持ち良くなる。外は適温じゃなくて寒いくらいが篭るのにはいい。

天候:晴れ

 なんやかんや言って晴れてないと気分が塞ぐ。冬の晴れた空はマジで良くて、眩しくないしクソ青いし雲も全然ないしで本当に爽やか。

 夕方くらいの、阻むものがないのに弱い日差しも好きなんだよな。当たっても全然あったまらない陽光のほうが共感できる

場所:海のそば

 海のそばに住みたいという思いがずっとあって、やってみたい。潮風とかキツそうだけど、まあそこは理想暮らしだしなんとでもなる。

高さ:地上20階↑

 エレベーターで部屋まで登るって行為結構好きで、日常的にやりたい。そしたらイヤになるのかな。大いにありうるが、今のところの理想だし……

 高いところにある部屋から海とか街とかを見下ろしたい。動きのある景色はかなり長時間眺めてられる。

キッチン:コンロがたくさん

 3口くらいほしい

買い物:デカスーパー複数

 デカスーパーが大好きなので近くにいろいろ取り揃えたい。すげー近いけど品揃えはそこそこのやつから遠いけど超デカいやつまでほしい。それぞれに長所短所があってほしい

買い物:カルディ的な店

 普段使いというよりは面白い感じの食い物を売ってて、わりと行くたびに変化があるような店が欲しい

風呂:デカい浴槽、デカ空間

 浴槽もデカくあってほしいし、浴槽以外の部分もそう。寝そべりながらシャワー浴びられるくらいの広さがほしい。毎日入浴剤入れた風呂に入りたい。

レジャー:植物

 近くに植物園があってほしい。植物園の温室に気軽に行ってベンチとかに座っていたい

 温室って最高じゃない?静かさ・暖かさ・気怠さ・水音!

レジャー:でかい

 ときどき無性に遠出したくなるんだけど結局デカい駅が好きって話なんじゃないかといま思った。ターミナル駅みたいなところの、清潔な床・大量の店舗・行き交う人々・ずっと聞こえるアナウンスあたりの要素が複合的に好きな気がする。

 俺は寂しがりというか人間存在を感じてたいという気持ちがある一方で人付き合いは嫌いなので、その点でかい駅は突っ立ってるだけで人間存在バリバリ感じられて最高

食事:日替わり定食

 500〜800円くらいで日替わり定食が食える店が近くに欲しい。

 明日の日替わりなにかな、おっチキン南蛮やんけ!久しぶりに行くか!っていうのをやりながら暮らしたい

2020-07-16

下半身露出してベランダタバコ吸うと気持ちいい

タバコ青空の下で吸ってこそ。汚い狭い喫煙所なんてもってのほかと考える小生ですが、先日知人の家のベランダタバコを吸ったらふと下半身露出できることに気がつき冒頭の知見を得た次第です。ベランダ構造を逆手にとったライフハック。狭苦しい喫煙所に押し込まれ日々肩身の狭い思いをしている愛煙家諸兄殿におかれては梅雨空に差す一筋の陽光となりますことを期待します。

2020-06-24

朗報飯塚幸三さま、ついに許される

爽やかな初夏の陽光は嫌な思い出も忘れさせてくれる模様

2020-04-21

人混みを避ける意味で夜だけコンビニで買い出しをしてたんだけど、日用品が欲しくなって久々に夕方買い出しへ出た

 

そしたら、商店街が活き活きしてた

てっきり意気消沈していると思いこんでたからこれは意外だった

 

オレンジ陽光で染まる街

そこを昭和からの魂が満たし、元気のない街に力をあげている

 

都市部商店街が今回の禍下において意外と強い事がわかった

細いし駄サイクルかもしれないけど、商店街のお店は地元需要と消費のパイプがあるから強いんだな

あと自主判断で気さくに動けるんだよね

 

閉じた自分の店前に掘っ立て小屋みたいな屋台立ててテイクアウト商品を売ってたり、

地元の小物屋や着物屋手拭いガーゼや布マスクを売る

一方で閑古鳥タピオカ屋がマスクありますとアヤシク宣伝してたり

 

思いがけず蘇生した商店街

一軒一軒眺めながら歩く老若男女

シャボン玉で遊ぶ親子

ひなたぼっこする大人と老人

犬に手を振る青年

 

一方でマスクを二枚つけたり

から除菌札下げてる人や

相変わらず乗客の少ない列車が行く街

 

ちょっと上手く書き表せなかったけど、

今日光景と感じた感動はこれからも覚えておきたい

2019-06-02

天使 焦燥 関係 粘着質 羽 形而上 幽霊 屋上 薄紫 規範 妄想 屍体 女 無表情 残酷 迷走 陰核 夜 過去 驟雨 矢 憂苦 母親機会 意図的 破瓜 斜陽 無防備 脳髄 充実 無力感 果実 紅潮 神聖視 震動 無数 裸 花壇 懐疑 判断 舞台裏 悲傷 不意 免罪符次元 谷間 消極的 筆跡 刺激 黄金分割 幻覚 同等 慟哭 饒舌 望郷 下半身 肉塊 恍惚 否定 白墨 時間 淫液 支配 居心地脊髄 射精 変貌 御法神 緊張 視界 吐息細胞 苦痛 五官 断続的 証明 断片 逆撫 肉孔 孤独感 屹立 階段 保健室笑顔 給水塔 非道 快楽 我侭 近道 思春期 容赦 世界 気怠 猫 憧憬 休館日 淫猥 怪物 口腔 空 同化 圧力 感覚 網膜不思議 悲鳴 存在 弔問客 赤面 標本 無言 潤滑油 芳醇 自分 一瞥 凝視 液体 過信 雑木林 命運 陰鬱 神秘警報 放物線双眸 一筋 凶裂 突然 舌先 狭間 廊下 透過速度 秘肉 空虚 朦朧 天国 躊躇 煙草 錯覚 悲鳴 唯心的 収縮 自意識 忽然 不可能輪郭 彼岸 絞 無念 緋色 毛根 蠢 足早 脆弱 緩急 阿頼耶識 経緯 媚薬高潮 情事 性的衝動 違和感 構成 堕落 動悸 胸元教師 妖艶 複雑 子宮崩壊 硬直 整理 辟易 肉壷 発端 膨張 一抹 長髪 対峙 奥底 好奇心 警告 曖昧 払拭 偶像 人形 正反対柔肌 後悔 磁力線 重心 出血 不変 障害 役割 邪気 艶 窓際 凄絶 土埃 小水 焦点 符合 脚立 抵抗 拒否反応 維持 消毒 昼 必死勃起 蜜 金網 触発 混沌 丁寧 記憶 漆黒 満足感 激怒 抗議 汗 着席 飛沫 初恋 驚愕 眼鏡 白濁 益体 戦慄 相似形 特有 殴打 淫情生物学 逡巡 天然 理由 邪魔者 非才 縁石 悲願 努力 暴言 施設 尋常意味心 平静 隘路 裏手 肉 反射的 義務 渇望 肉感 気配没頭 自涜 皮肉 夕闇 津液 空白 様相 奇妙 卵 顕現 同居 溶解 不安 絶頂 才能 露呈 叙情陳腐 懸命 痙攣 粘膜 密集 安堵 接点華奢 分解 喉仏 自覚 水滴 歪曲 無情 沈黙 質感 橙 講釈 先端 素直 具象 高揚感 無駄 準備室 感心 残留 陽光 閲覧 司書 彷徨実習授業 夕刻 根拠 吐露 連日 相応 無彩色 悲哀 偏在 容易 耳元 焦慮 隙間 落第 狂熱 理性 源泉 出入口 清楚 積極的 搬入 消失盲信 慎重 苦悶 満喫 愉悦 軌跡 脳裏 悪意 恋人 贖罪 内臓 蔵書 一緒 羞恥 熱気 溜息 虚言 透明 不可思議 動揺 拒絶 間髪 柑橘乱暴 視線 接合部 供物 指定席 浄化 嗜虐心 単語 永遠 花心 境界線 解体理論武装 本棚 地獄 器官 呪詛 几帳面 縄尻 精神 翼蔽雑然 雰囲気 将来 畏怖 迷走 蹂躙 憎悪 懊悩 侮辱 如実 脳髄 下腹部 雛鳥 黒板 愁嘆 衝突 陶酔 中途半端 別離 痛覚 眩暈 子供 霧散狂騒 性交 言葉少女 さよならを教えて 天使 焦燥 関係 粘着質 羽 形而上 幽霊 屋上 薄紫 規範 妄想 屍体 女 無表情 残酷 迷走 陰核 夜 過去 驟雨 矢 憂苦 母親 機会 意図的破瓜 斜陽 無防備 脳髄 充実 無力感 果実 紅潮 神聖視 震動 無数 裸 花壇 懐疑 判断 舞台裏 悲傷 不意 免罪符 次元 谷間 消極的 筆跡刺激 黄金分割 幻覚 同等 慟哭 饒舌 望郷 下半身 肉塊 恍惚 否定 白墨 時間 淫液 支配 居心地 脊髄 射精 変貌御法神 緊張 視界 吐息細胞 苦痛 五官 断続的 証明 断片 逆撫 肉孔 孤独感 屹立 階段 保健室 笑顔 給水塔 非道 快楽 我侭 近道 思春期容赦 世界 気怠 猫 憧憬 休館日 淫猥 怪物 口腔 空 同化 圧力 感覚 網膜不思議 悲鳴 存在 弔問客 赤面 標本 無言 潤滑油 芳醇 自分 一瞥凝視 液体 過信 雑木林 命運 陰鬱 神秘警報 放物線 双眸 一筋 凶裂 突然 舌先 狭間 廊下 透過速度 秘肉 空虚 朦朧 天国 躊躇 煙草 錯覚悲鳴 唯心的 収縮 自意識 忽然 不可能 輪郭 彼岸 絞 無念 緋色 毛根 蠢 足早 脆弱 緩急 阿頼耶識 経緯 媚薬高潮 情事 性的衝動 違和感 構成 堕落 動悸 胸元 教師 妖艶 複雑 子宮崩壊 硬直 整理 辟易 肉壷 発端 膨張 一抹 長髪 対峙 奥底 好奇心警告 曖昧 払拭 偶像 人形 正反対 柔肌 後悔 磁力線 重心 出血 不変 障害 役割 邪気 艶 窓際 凄絶 土埃 小水 焦点 符合 脚立 抵抗 拒否反応維持 消毒 昼 必死 勃起 蜜 金網 触発 混沌 丁寧 記憶 漆黒 満足感 激怒 抗議 汗 着席 飛沫 初恋 驚愕 眼鏡 白濁 益体 戦慄 相似形 特有殴打 淫情 生物学 逡巡 天然 理由 邪魔者 非才 縁石 悲願 努力 暴言 施設 尋常意味心 平静 隘路 裏手 肉 反射的 義務 渇望 肉感 気配 没頭自涜 皮肉 夕闇 津液 空白 様相 奇妙 卵 顕現 同居 溶解 不安 絶頂 才能 露呈 叙情陳腐 懸命 痙攣 粘膜 密集 安堵 接点 華奢 分解 喉仏 自覚 水滴 歪曲 無情 沈黙 質感 橙 講釈 先端 素直 具象 高揚感 無駄 準備室 感心 残留陽光 閲覧 司書 彷徨 実習授業 夕刻 根拠 吐露 連日 相応 無彩色 悲哀 偏在 容易 耳元 焦慮 隙間 落第 狂熱 理性 源泉 出入口 清楚 積極的搬入 消失 盲信 慎重 苦悶 満喫 愉悦 軌跡 脳裏 悪意 恋人 贖罪 内臓 蔵書 一緒 羞恥 熱気 溜息 虚言 透明 不可思議 動揺 拒絶 間髪 柑橘 乱暴視線 接合部 供物 指定席 浄化 嗜虐心 単語 永遠 花心 境界線 解体理論武装 本棚 地獄 器官 呪詛 几帳面 縄尻 精神 翼蔽 雑然 雰囲気将来 畏怖 迷走 蹂躙 憎悪 懊悩 侮辱 如実 脳髄 下腹部 雛鳥 黒板 愁嘆 衝突 陶酔 中途半端 別離 痛覚 眩暈 子供 霧散 狂騒 性交 言葉少女 天使 焦燥 関係 粘着質 羽 形而上 幽霊 屋上 薄紫 規範 妄想 屍体 女 無表情 残酷 迷走 陰核 夜 過去 驟雨 矢 憂苦 母親 機会 意図的破瓜 斜陽 無防備 脳髄 充実 無力感 果実 紅潮 神聖視 震動 無数 裸 花壇 懐疑 判断 舞台裏 悲傷 不意 免罪符 次元 谷間 消極的 筆跡 刺激 黄金分割幻覚 同等 慟哭 饒舌 望郷 下半身 肉塊 恍惚 否定 白墨 時間 淫液 支配 居心地 脊髄 射精 変貌 御法神 緊張 視界 吐息細胞 苦痛 五官 断続的証明 断片 逆撫 肉孔 孤独感 屹立 階段 保健室 笑顔 給水塔 非道 快楽 我侭 近道 思春期 容赦 世界 気怠 猫 憧憬 休館日 淫猥 怪物 口腔 空 同化圧力 感覚 網膜不思議 悲鳴 存在 弔問客 赤面 標本 無言 潤滑油 芳醇 自分 一瞥 凝視 液体 過信 雑木林 命運 陰鬱 神秘警報 放物線 双眸 一筋凶裂 突然 舌先 狭間 廊下 透過速度 秘肉 空虚 朦朧 天国 躊躇 煙草 錯覚 悲鳴 唯心的 収縮 自意識 忽然 不可能 輪郭 彼岸 絞 無念 緋色 毛根 蠢 足早脆弱 緩急 阿頼耶識 経緯 媚薬高潮 情事 性的衝動 違和感 構成 堕落 動悸 胸元 教師 妖艶 複雑 子宮崩壊 硬直 整理 辟易 肉壷 発端 膨張 一抹長髪 対峙 奥底 好奇心 警告 曖昧 払拭 偶像 人形 正反対 柔肌 後悔 磁力線 重心 出血 不変 障害 役割 邪気 艶 窓際 凄絶 土埃 小水 焦点 符合 脚立抵抗 拒否反応 維持 消毒 昼 必死 勃起 蜜 金網 触発 混沌 丁寧 記憶 漆黒 満足感 激怒 抗議 汗 着席 飛沫 初恋 驚愕 眼鏡 白濁 益体 戦慄 相似形 特有殴打 淫情 生物学 逡巡 天然 理由 邪魔者 非才 縁石 悲願 努力 暴言 施設 尋常意味心 平静 隘路 裏手 肉 反射的 義務 渇望 肉感 気配 没頭 自涜 皮肉夕闇 津液 空白 様相 奇妙 卵 顕現 同居 溶解 不安 絶頂 才能 露呈 叙情陳腐 懸命 痙攣 粘膜 密集 安堵 接点 華奢 分解 喉仏 自覚 水滴 歪曲 無情 沈黙質感 橙 講釈 先端 素直 具象 高揚感 無駄 準備室 感心 残留 陽光 閲覧 司書 彷徨 実習授業 夕刻 根拠 吐露 連日 相応 無彩色 悲哀 偏在 容易 耳元 焦慮隙間 落第 狂熱 理性 源泉 出入口 清楚 積極的 搬入 消失 盲信 慎重 苦悶 満喫 愉悦 軌跡 脳裏 悪意 恋人 贖罪 内臓 蔵書 一緒 羞恥 熱気 溜息 虚言 透明不可思議 動揺 拒絶 間髪 柑橘 乱暴 視線 接合部 供物 指定席 浄化 嗜虐心 単語 永遠 花心 境界線 解体理論武装 本棚 地獄 器官 呪詛 几帳面 縄尻 精神翼蔽 雑然 雰囲気 将来 畏怖 迷走 蹂躙 憎悪 懊悩 侮辱 如実 脳髄 下腹部 雛鳥 黒板 愁嘆 衝突 陶酔 中途半端

2018-11-25

anond:20181125143227

最近理系とは?一般的にいって、理系に限らず理解力がない人は多いし、クルクルパアでも今時はiPhoneを持ってるし、ウィキペディア一生懸命読んだだけの知識人気取りは多いですよね。私が知らないだけで最近理系に関して特別話題流行しているのでしょうか。

関係ないけど去年の冬に一念発起して丸坊主にしたんですよ。

それで一番意外だったのは、陽光があたると頭皮が熱いということでした。それは主に夏です。

2018-04-08

Primus circumdedisti me

私は昔から自分名前が好きになれなかった。黒須。闇を匂わせるその名字男子揶揄いの対象となり、その内クロという渾名が付けられた。

白河はそんな私とは対照的で、いつも太陽のような微笑みを浮かべている。

黒は、白と交じり合う事が出来ない。寄添いはしても近付き過ぎると互いの色を浸食してしまう。ありがちな話だが私はそれを恐れた。

高校卒業から十年も経つと、白河は二児の母となっていた。

私は働いた金で小さなバンを買った。チャコールグレーの車体は陽光を眩しく照り返す。一度の給油で行ける所まで行った。時には海岸線沿いを無心で走った。日没が訪れ夕食の支度をする為に人々は街へ帰っていく。私はといえば途方もなく自由だった。そこは日本東端の岬、浜に聳え立つホテル群の窓から灯りが漏れていた。水平線の彼方に沈む夕日を見ながら、地球に果てはない事を知る。

不意に、白河の事を思い出した。高校時代小説を見せ合っては感想を述べ、編纂したものを部誌に寄稿していた。彼女文体は美しく怜悧だった。責任感の必要仕事を任されるのも大体彼女だった。

我々は、全く正反対性質を持ちながらも未だ郷土に縛られていた。

しかしもう私は白側の人生に寄せるつもりはない。いっそ更に深みを増した色へと変化したかった。車を振り返る。手に入る筈だったもの、手に入れたかったもの、様々思い出されるが今は手となり足となるこれ一つで十分だ。行ける所まで行ってそれから考えればいいとすら感じる。迷いが出るとすればそれは途方もなく自由からなのだ

2017-12-21

一点の曇り

空は快晴、昨日まで続いていたあらゆる痛みから解放され街に出た。

実家へ行けば犬の毛が陽光に晒されて黄金に光っていた。撫でると温かい。ふぐふぐ、と何か言っている。ちょっと濡れた鼻すら世界で一番愛くるしい愛犬。幸せな心地に包まれる。

そのまま自転車で食料調達の為に駅へと向かった。

色取り取りの色彩を帯びたお弁当の数々。カニ、ケーキおむすびエビチリ。どれも魅力的だが手を出さずにパン屋へと向かう。昨日買う予定のパンを購入出来ずにいたのだ。

和雑貨屋に行き箸を見る。そろそろ新調しても良いかも知れない。

この時点で午後2時。朝から何も口にしていないのを思い出した。なんとなく飲食店レジに並び商品を持ち帰ろうとした。

数日前クレーマーに絡まれていた店。さほどお腹も空いていない気がした。

促されるまま注文する。やる気のない接客態度。窘めようとして、急に胃痛を覚えた。今日一点不満があるとすればそこだけだろう。あの店、行くんじゃなかった。

2017-08-29

Call Me By Your Name@miffレビュー

8月29日、思ったより拡散したため追記。自分ではネタバレなしのつもりで書いて、ツイートにもそう明記してしまったが、ネタバレという言葉には個人差があることをすっかり忘れていた。ネタバレ見たら死ぬタイプの風上にも置けない。地雷を踏んでしまったら申し訳ない。配慮したつもりですが、どうぞご注意ください。太ももの話以外もします。

なにせ太ももがすごいらしいのである

俳優アーミー・ハマーの太ももである

サンダンス映画祭直後、賞賛と祝福の声とともに、あまりの刺激のために悩殺されてしまったという感想ツイート散見されて、映画祭参加の幸運に預かれなかったファンはもどかしさに身悶えしたのであった。

Call Me By Your Name1983年北イタリアとある町のひと夏を舞台にした、二人の青年あいだの恋を描いた映画である。くわしくはimdbを参考にされたい。

http://m.imdb.com/title/tt5726616/

この映画2016年5月世界中の一部界隈にて話題になった。言わずもがなアーミー・ハマーファン界隈である。そのあまりに蠱惑的なあらすじにつられて手に取ったのが原作小説である

そんなごく軽くかつ不純な動機で読み始めたAndré AcimanによるCall Me By Your Nameだが、回顧体で描かれた物語に一瞬で虜になった。

冒頭のシーンからして心憎いのである

まりにも印象的な出会い、一生を変えてしまうたった一言から語り始められるその物語は、意識の流れを実に巧みに取り込んだ、プルースト研究者でもある著者ならではの文体で読者を陶酔させる。やがて語り手であるエリオと一体化した読者はオリバーの冷淡さに苦しみ、意外な素顔を見せられはっと息を呑み、ただ呆然と結末を迎えることになる。

ツルゲーネフの「はつ恋」やらナボコフの「ロリータ」やらをこよなく愛するわたしにとっては好み直撃ど直球であり、そのうえアーミー・ハマーの太ももやばいとあってはなにがなんでも映画を見なくてはという気持ちになった。

しかネタバレ見ると死ぬタイプオタクにつき、どうしても世界公開より先に見たいという気持ちを抑えられない。はたしてMIFF(メルボルン国際映画祭8月3〜20日、CMBYNは4日と6日上映)に飛んだのである

笑ってほしい。

かなり早い段階でチケットも売り切れ(一度キャンセルが出たが、最終的に上映日までには両日完売!)ていたため、予想はしていたが、当日は冬のメルボルンにて1時間から長蛇の列である

席は早い者勝ちなのでみんな普通に必死だ。特に二度目の上映での、劇場をぐるり半周する列は写真に撮らなかったのが悔やまれる。みんなが手の端末にQRコードを表示させ、南半球ならではの冷たい南風に身を縮めながら待機している。

2度のCMBYN上映の他は同じくアーミー・ハマー出演のFinal Portraitに参加したばかりだが、それに比べるとやや平均年齢が下がるかなという感じ。

それでも、老若男女ということばがふさわしい、実に幅広い客層。

そんなことより映画だ。ここからネタバレはなるべく避けて進める。なにせネタバレ見ると死ぬタイプなので安心してほしい。後日一部シーンバレ感想もあげるつもりでいる。万全の態勢です。

さて、本編はピアノ音楽によって始まる。

劇中曲について、MIFFのQ&Aにてルカ・グァダニーノ監督が語っていたことだが、基本的には登場人物が耳にした音楽……エリオの弾くピアノ曲ギターオリバーが身を委ねて踊るダンスミュージック家族が耳を傾けるラジオレコード……に限った、とのことである。それを知らされるまでもなく、最初楽曲から没入感があり、一息に世界に引き込まれる。

そしてオリバーが現れる。イタリア太陽である。明るい陽光主人公エリオのいる部屋の暗がりを際立たせる。

エリオを演じる当時弱冠20歳ティモシー・シャラメは終始少年健全さと病的な魅力をひとしくたずさえて美しいが、とりわけ夜、ベッドでのシーンでの肌は内部から光を放つようだった。

アーミー・ハマーが、その見せ場においてはつねにイタリア太陽に照らされて灼けたなめらかな肌とあかるい金色に見える髪を輝かせているのと好対照で、一場一場面が絵画を見るようだった。あるいは、冒頭でわれわれを一息に映画世界に引き込む、連続的な彫刻群のショットのようだ。

この対照関係意識されたものだと思う。

エリオオリバーに魅了されるのはかならず真昼の屋外だし、エリオオリバーを室内に引き込むと、オリバーは初めて(ようやく、と言ってもいい)エリオに見とれるのだ。

野外と屋内、昼のシーンと夜のシーンが交互にさしはさまれて、われわれ観客はふたりうつくしい青年に2時間超の間目まぐるしくも目移りしてしまうのだった。

そしてくだんの、アーミー・ハマーの太ももである

ももに殺されたひとびとのツイートがいまならよくわかる。

しかしいざ太もも談議をするとなると血で血を洗う戦争になるにちがいない。

短いショーツか、あるいは水着でのシーンが大半で、太ももは終始晒されているので各人のフェイバリットももがあることだろう。

マイフェイバリットももとある場面にてエリオとともに床にぺったりと座るオリバーの太ももである。だが自分多数派である自信はない。これについてはまたあとで。

オリバー原作よりもなお複雑で謎めいたキャラクターになっていると感じる。

原作では物語がすすむにつれ、読者はエリオとともにオリバーの知らなかった一面に驚かされるのだが、映画ではむしろ序盤からオリバー大人の男としての魅力と奔放な子どものような無垢さが入れ替わり立ち替わり現れてエリオないし観客を翻弄するのである

(シーンバレありの記事にでも書くつもりだが)序盤からオリバーエリオよりも幼い子どものようないとけない振る舞いを見せ、グァダニーノ監督言葉を借りるなら、エリオより「なおイノセント」だった。

アーミーハマーファンの同志は心してかかってほしい。奇声を発するか原作エリオ言葉を借りるならswoonに至らないよう上映中握りしめるなり揉みしだくなりできる柔らかい布など持っていくことをおすすめする手ぬぐいとか)

そのような差異こそあれ、アーミー・ハマーオリバー原作を読みながら夢想していたオリバーほとんど完璧に一致していた。

この結論にはアーミーハマーのじつに感情たかな目の表現が大いに寄与しているのだと思う。たとえば「J・エドガー」でのクライドトルソン役において彼が見せたような目つきだ。沈黙の場面で熱っぽく目が話す。このものを言う目がとくに生きるのは、逆説的だが目の映らない場面で、たとえば映画の中でもひとつクライマックスにあたる戦争慰霊碑のシーンがその一例だ(トレーラーにも引用されていた)。

もうひとつ、結末に近い重要な場面でピントを外したカメラオリバーをとらえる。オリバーの顔が長く映されるのだけれど、けして鮮明な像を結ばない。観客は食い入るようにスクリーンを見つめてはじめて、自分エリオと同じようにオリバーの目に浮かぶ表情を読み取りたいと熱望していることに気づかされる。

目について語るならばティモシー・シャラメにも言及しなくてはならない。

ティモシー・シャラメは今後少なからず目にする機会が増える役者だとつくづく思いしった。身体の使い方が素晴らしく、手足の隅々まで神経を張り詰め、あるいは意図的脱力し、髪の先まで演技していると感じさせる。(この先エリオ面影を振り払うのが難しいのではとも感じるが、むしろその印象を己に利するものとして使ってほしいしこの期待は報われるにちがいない)

だがなによりも、その目つきである! トレーラーにも含まれていた、踊るオリバーをじっとりと見つめるあの目が全てではない。映画から小説通底する一人称の語りが省かれているものの(あれば安っぽくなり得たと個人的には思う)それを補って余りあるティモシー・シャラメの目つき。

まさに小説が羨む技法で、文字で書かれたフィクションを贔屓しがちな身としては、こういった映画化を見せられるとただひたすらに喜びを感じてしまう。

さてトレーラーといえば、あの実に夢見心地で幻惑的で、緊張感とせつない予感に満ちた映像を、わたしだってリリース直後には再生する手が止まらなかったほど熱愛しているが、 本編とは少しトーンが違っているとも思える。

トレーラーから、そして原作から想像していたものにくらべると、より明るく、ユーモアがあり、笑いだしてしまう瞬間がある。

かなりの頻度で笑いが起こっていたが、これは映画祭だったのと、おそらく英語圏中心とおもわれる観客層も関係してくるのかもしれない。

ただ、エリオ食卓でのとあるシーンについては国内映画館でも笑いが起きると予想できる。そしてその直後におとずれるエリオオリバー官能的な接触に息をのむことになることも。(さてくだんのマイフェイバリット太腿はこの場面で登場する。すくなくとも個人的にはこの場面はお祭りだった。細いのに肉感的な大腿部に釘付けになるあまり台詞をごっそり聞き逃したのだ……)

こういった感覚の急激な転換は映画全体を通して言えることで、一瞬たりとも気を抜けないと感じた。ほほえましく口元を緩めた直後に、心臓が指でひっつかまれるように締め付けられる。

ところどころに埋め込まれた、笑える箇所について、今ふと思ったが、これは原作にて重要役割果たしているが本来映画だと表現しにくい「時間性」をどうにか持ち込もうとした結果なのかもしれない。

10代のころの恋愛とか、恋愛でなくてもエモーショナルなやりとりは当時は必死真剣なんだけれど、そのときの行動を大人になって振り返ってみると、わがことながらおかしくて笑ってしまう、あの感じがよみがえるみたいだ。

そのようなノスタルジーを引き起こす展開に身を委ねるうち、二度の上映は割れんばかりの拍手でしめくくられた。自分も同じように手を叩きながらLater、と軽やかな別れの言葉脳内で繰り返していた。原作で読んで想像していたよりもなおあっさりと、冷淡で、なのに奇妙に耳に残るオリバーの声。

一夏の客人のその挨拶を、エリオが、母が、父が真似たように、自分もつい口にしたくなるはずだ。

じつは原作を読んだ時から自分は最適な読者じゃないと思っていた。

小説として心から好んではいものの、「この物語自分物語だ」「この物語によって救われた」「こういう物語が描かれるのをずっと待っていた」と感じる人がいることを、一行読むごとに、確信し続けたからだ。

この映画現代を生きるごく若いセクシュアルマイノリティに届くことを願っている。

キャロル』がそうであったように、相手性別特別なのではなく、ただその相手特別だっただけ、ということを描いた映画。だが一方で、両親という存在の描かれ方において、この作品はこれまでのクィア作品と一線を画している。

そして、『ムーンライト』があまりにも普通恋愛映画であるという事実特別だったのと同様に、Call Me By Your Nameエリオの一夏の恋愛は美しいと同時に「ごく普通青少年悶々とする」という部分が色濃くて、その事実をとにかく祝福したい。

自分はこの映画クィア映画だとは思っていないのだとグァダニーノ監督がQ&Aで語っていたが、この言葉がすべてだと思う。

10代の頃に出会ってたら人生が変わっていたなと確信を持つ映画はいくつかあるけれどCMBYNはそのトップに躍り出た。

現在のところレーティングはR18のようだけれど、そこまで直接的なショットはなかったように思う。

何かが起こったこと、そして何が起こったかから目をそらすという悪い意味での曖昧さは無いが、物語破綻させないように、そして必要以上にセンセーショナルに煽らないと努めての結果なのかもしれない。

からこそ、PG12かR15バージョンが作られるといいなと思っている。エリオと同年代の、この映画肯定感を本当に必要としているひとたちに見てもらいたい。

キャストきっかけに興味を持ったCMBYNだが、自分の中にそびえる金字塔を打ち立てた。日本に来た時にも従来の俳優物語ファンに愛されるのはもちろん、新しい映画として多くの観客に愛してほしい。そして本当に必要としているひとにぜひとも届いてほしいと思う。

ちょうどこのレビューを書いている最中8月23日)にMIFFの観客賞が発表され、Call Me By Your Nameが晴れて1位を獲得した。http://miff.com.au/about/film-awards/audience#

もちろん自分も最高点の星5つで投票したし、あの盛り上がりを考えると納得の結果だ。

アジア内では台湾映画祭での上映が決まっているCMBYN。東京国際映画祭に来ないはずがない、と信じている。

お願いします。

邦訳本もどうぞよしなに。

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