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2018-03-27

エロ漫画アナルセックス描く奴がむかつく

もちろんそういう趣味自体否定しないから「アナルセックス特集号」とか「アナル専門作家」とかいうことでやっていくなら文句はない。

けど普通エロ漫画誌にアナルセックスを混入したり、

普段そういうの描かない作家バリエーションしましたみたいな顔でアナルセックス描くのはほんとむかつく。


牛丼屋に入ってシェフのお任せで蕎麦を出されたら困るだろ。

そのぐらいにはジャンルが違うんだよ。

軽い出来心気分転換アナルセックスを描くんじゃねえ。

蕎麦をやりたいなら蕎麦屋に転職してからやれ。


具体的に今何にむかついてるかというと

快楽天2018年3月号のこんちき漫画だ。

こんちきはずっとweb雑誌面白くもない一般漫画描いてたのが終わって、

ようやくエロ漫画雑誌に帰ってきて、それに気付くのが遅れてアマゾンじゃ売り切れてたからたくさんwebショップ探してようやく3月号の在庫残ってるとこ見つけて入手して、それがギャグっぽくお茶を濁したアナルセックス漫画だった時のむかつきがわかるか?

俺はマジでむかついてんだぞ。


大体お前は一般漫画の時もこな仕事感が半端ないんだよ。

のびのび輝けるエロ漫画を休んで一般漫画に身を押し込んだ覚悟がぬるいわけはないよな。

それなのにあんなに誌面から伝わってくるほどのこなし仕事感を放射してたのは何故だったのか?

お前は照れてるんだよ。

いまだに本気の自分をぶつけることを恥ずかしがってる。

エロ漫画描いてる時より一般漫画描いてる時の方が照れが激しい。

からことさらテンプレルーチン感の強い展開やキャラ出しばっかり選んだ。


お前いつまでそんなことやってるんだ?

お前みたいに斜に構えてパンツ脱げないまま歳食った作家でろくなことになってる奴は居ないぞ。

「なんでもっと全力でやってみなかったんだ」っていう後悔を抱えてつまんない漫画描いてるだけのやつになる。

お前みたいに結構画力が有って器用な奴ほどテクに驕って自分大事にし過ぎて恥ずかしがってそういう末路になるんだ。

SUTOSHIとか新貝田鉄也郎とかみたいにな。エロ漫画ならかるま龍狼とかがお前に似てるよ。

かつて人より抜きん出た技術がありながら斜に構えるのがかっこいいと勘違いして

一度も全力でやれずにパッとした代表作もなくいつが全盛期だったのかもわからないまま老い果てて取り返しが付かなくなった奴等だ。

(今現在進行形でその道歩んでるのは篠房六郎だな。

 あいつは木尾士目ひぐちアサ等がかっこつけるのやめてパンツ脱いで大成したのを見習えないみたいだ。)


お前はまだあそこまでいってない。まだギリギリ間に合うだろ。

パンツ脱がなかったらもうチャンスはないぞ。

危機感がないのかガッツが落ちてるのかしらないが、今が正念場だと思ってくれよ。

エロ漫画でまで照れのあるお茶濁し漫画描いてる場合じゃねえんだよ。

もっとお前が全力でエロいと思えるエロエロでも、恥ずかしいぐらいのラブラブでも、そういうの描いてみろよ。

もう一回一般やりたいなら一般でもいいけど、「こなしてまーす」みたいな言い訳オーラ出すのもうやめろよ。

入れ込むのでも冷めるのでもなく、落ち着いて自分を見つめて、自分の中から出てくるものを恥ずかしがらずぶつけてくれよ。

魔乳がお前の代表作でいいのか?

あれが全力だったと認められるか?

お前が全力だったと自分を騙しても俺が認めねえよ。

いい加減「結構描けてるよな」っていう器用さや技術に逃げ込むのやめて、そこから飛び出してくれよ。


まだ全然間に合うぞ。

でもこれからまたお茶濁したエロ漫画をダラダラ描き始めたらほんとにもうおしまいになるぞ。

2015-08-23

アメリカ万歳は許せて日本万歳フィクションでも許せない人たち

自衛隊アニメGATE」は右翼的なのか 兵器で敵を蹂躙して美少女ゲット

http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20150820/E1439867935066.html


社会心理学者「高史明氏」アニメGATE』について「自衛隊が村を焼いたアニメ」等とデマを流す→謝罪までまとめ - GATE(ゲート)

http://cupo.cc/archives/27966


篠房六郎アニメGATE」ヘリでの出撃で自衛隊が「ワルキューレの騎行」を流すパロディネタ批判

http://togetter.com/li/858113


アニメGATE』に登場する自衛隊サイコパス軍団?「PTSDにならないのはおかしリアリティがない」と話題

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1848180.html


GATE』は2chまとめサイト鵜呑みにしたような世界観政治観がきつい

http://togetter.com/li/851078


アニメGATE』が見てて辛い

http://anond.hatelabo.jp/20150717111517


アニメGATE』の描写は「正しい」か?

http://togetter.com/li/850772


GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』の、せまい世界観段取り不足

http://d.hatena.ne.jp/hokke-ookami/20150711/1436645467



米軍エイリアンと戦ってもここに書いてあることを指摘する人たちはいないだろう。基本的日本が嫌いで、自衛隊が嫌いで、どうしようもないからフィクションでも自分の考えとは違うものが出たら、わざわざ嫌いなものをみて、批判して、わざわざネットに書いて、ストレスを溜めている。で、自分の中で整合性をつけるためにデマまででっちあげて批判すると。


素晴らしいことだこと。

2011-05-29

今、武装神姫がアツイ!

武装神姫の新作ゲームのオープニングムービーが公開されました

http://www.youtube.com/watch?v=8va7IvZ8Pc8&feature=player_embedded

武装神姫 BATTLE MASTERS Mk.2のオープニングアニメーションが公開されました

PSP武装神姫ゲーの第二弾と言うか、前作も丸々収録したアップデートバージョンです

http://www.konamistyle.jp/item/71061

購入はコチラ

以下の行で武装神姫という萌えメディアミックス展開のすごい所を列挙してみる。

武装神姫デザイナーキャラクター総数がすごい!

浅井真紀・島田フミカネBLADEカサハラテツロー篠房六郎GOLIokama柳瀬敬之間垣亮太清水栄一下口智裕・鬼頭栄作・CHOCO・たにめそ・マーシーラビット・DOGMASK・羽音たらくいづなよしつねかこいかずひこNiΘ ・nuno・NAOKI黒星紅白明貴美加

全員全員有名デザイナーというワケではないが、個性豊かかつ、そのネームバリューだけで玩具を買いたいと思わせてくれる素晴らしいラインナップだと思う。

そして、美少女モノと一口に言っても現在までに公式販売でビックバイパー型含めて57体。それぞれ再生バージョンやリペイントカラー等でほぼ2倍の商品数がある。

さらに携帯電話漫画のForget-me-not限定の個体を含めるとさらに5体ほど増え、非公式のワンダーフェスティバル販売の浅井さんの神姫のブルーライン、ハイドファイア等も含めるともっと多い。

オンラインゲーム武装神姫バトルロンド武装神姫ジオラマスタジオで使える神姫達はここから確認可能だ。

http://www.shinki-net.konami.jp/shop/model12.html

武装神姫声優がすげぇ

阿澄佳奈茅原実里福井裕佳梨喜多村英梨橋本まい笹川亜矢奈沢城みゆき門脇舞以釘宮理恵小林沙苗名塚佳織柚木涼香加藤英美里井上麻里奈清水香里植田佳奈桃井はるこ生天目仁美堀江由衣田村ゆかり野川さくら浅野真澄藤田咲白石涼子津田美波Jenya戸松遥豊崎愛生原由実大久保瑠美本田貴子沼倉愛美日向ゆきこ・さとう実琴・後藤麻衣東山奈央中島愛水橋かおり高垣彩陽平野綾小林ゆう金田朋子遠藤綾中原麻衣朴璐美桑谷夏子伊瀬茉莉也日笠陽子

累計48名の声優が、今まで武装神姫バトルロンド武装神姫バトルマスターズで声優として神姫に声を吹き込んでいる。オタクであれば誰か1人ぐらいは知っているだろう。

豪華声優陣!を謳った作品は数あれど、ここまでのラインナップはそうそう無いと思う。

そして、玩具原作の作品ながらキャラクターソングまで出していて、全てiTunesで購入可能だ。

それなのに…何故かメディアあんまり注目していない。

新作ゲームコンプリートセットは22,320円という高価格なのにもかかわらず、予約開始後3日も待たずにソールドアウト。現在予約を受け付けているのは発売2週間後に届けられるバージョンの物に限定しており

ヤフーオークション等では発売済み神姫の内、限定販売の物なら発売時の2倍以上の高額で取引されている。一般販売でも1.5倍以上の値段は軽くつく。

なのに!大手玩具レビューサイトの多くが、武装神姫レビュー敬遠ゲームサイトでも今やファミ通以上の支持を得ようとしている4gamer武装神姫と関わりが深い電撃オンライン以外は、どこの企業サイトも大手個人ブログ武装神姫を特集しない。

人気はある。しかし、マニアにのみ人気がある状態で、ファン同士のやりとりは活発なのに、東方アイドルマスターボーカロイドのようにファン以外の人は誰も概要を知らないという空気なのだ。

何故だろうか。

若いオタクにはネームバリューが通じない。

新作ゲーム主題歌は、聖戦士ダンバインOPED重戦機エルガイムOPED等々の数々のアニソンで知られるMIQだ。

これだけで、古いオタクはググっと釣られるし、上記のような圧倒的なデザイナー声優ネームバリューで、オタクならば一度は武装神姫というブランドに興味を持たざるをえないだろう。

なのに、悲しいかな、若いオタクネームバリューという物にさっぱり釣られない。自分から作品を探そうとせず、作品が流行ってからその作品に食いつくのだ。

よくある話だが、自称「平野綾という声優が好き」という若いオタクがいて、そのオタクに「じゃあ、錬金3級 まじかる?ぽか〜んは見た?いい作品だったよね。平野綾が主役の1人だったし」と聞いてみても「見てない」となってしまうのだ。

島田フミカネってデザイナーが好きなんだ」→「じゃあ、武装神姫は持ってる?」→「え、なにそれ」となってしまう。お前別に島田フミカネ好きじゃねーだろ。

何故、ネームバリューが通じないか、個人的には理解できない。好きな声優や好きなアーティストがあれば、彼ら彼女らの新作の情報は即チェックが基本だと思うのだが…不思議でならない。

いから買ってみるんだ!

一般的な美少女キャラのラインナップに含まれづらい黒人がなんと2人もいる。メガネも1人、ナース巫女武士騎士に建機に羊に虎にカブト虫クワガタ虫にお箸にスプーンケルベロスヴァイオリンにタコにサソリコウモリに、美少女勢揃い物に珍しいラインナップがてんこもりだ。

是非とも1体、手にとってほしい。そうすればいつのまにか50人以上お迎えしてしまっているから…。

http://www.busou.konami.jp/

公式サイトのトップはこちら。ほとんどの神姫は売り切れ済みだが、圧倒的なラインナップの広さは伝わると思う。

2010-08-20

http://anond.hatelabo.jp/20100820164727

そのスレに載ってる発言まとめに捏造がないなら

まあ「バカにしている」は合ってるんじゃない?

主なつぶやき

・唯は将来零細企業の事務職OLくらいしか働き口を求められず、仕事もまったく出来ないウスノロで、上役男性に好きにされて生きていくんだろうな。

その日も上役に求められフラフラになって歩く帰り道、出会った野良猫の背を撫でながらHTTの曲をぼんやり口ずさむ姿しか浮かばない。そう思うと泣けた。

違法動画問題で出版社アニメ制作会社が動かない明確な理由はわからないけど、現状では裁判で勝ち目がないらしい。本当によくわからないけど。

・憂には姉より大事な対象(男)が出来てしまい、以来距離が開いている。たまに心配の連絡もよこすが、唯は気丈に振舞い逆に妹の幸せを願うのだった。

・給湯室で唯が上役にガンガン突かれているカットにはトンちゃんが水槽で泳ぐ画とエアポンプの作動音をフラッシュバック気味に挟む。意味は持たせない。




篠房六郎がなんとかいう萌えアニメに批判的な批評して叩かれてるのは無茶苦茶だと思ったけど

(篠房の発言は「脚本のここがおかしい」とか「この演出を自分ならこうする」みたいな話で、

 あれに文句があるならきちっと質問や反論して作品論交わせばよいだけ)

そのTAGROの発言はファンに嫌な思いをさせるだけの気持ち悪い発言だと思う

2009-01-01

昨年読んだ漫画とか

新年に入ったことなので、2008年に読んだ漫画自分的に面白かったものをつらつらと書いてみる。

百舌谷さん逆上する

 篠房六郎は、「家政婦が黙殺」の様な漫画の方が自分は好きだと再確認した作品

3月のライオン

 アニマルでの連載は心配でしたが、やっぱり羽海野チカの感じに持って行かれて

 これからがとても楽しみ作品

・四方遊戯

 ジャンプ読み切りでずっと印象に残っていた作者・遠藤達哉

 ジャンプスクエアでの連載作品「TISTA」の終了と同時に短編集として出されて

 荒削りな部分が多いけど、引き込まれていく

 また連載を持って欲しい作者の一人です。

GIANT KILLING

聖☆おにいさん

きのう何食べた?

宇宙兄弟

よつばと!

なんだか、ネット情報に踊らされている気もするけど、

お勧め漫画だと思うわけで、他にも色々あった気がするけど、

とりあえずこんな所です。

2008-02-04

tumblr問題を少し読んで

今は「製作者への敬意」というものがないな、と思った。

げんしけん9巻の特典「PROJECT G2」に載っている篠房六郎漫画を見ると、何となく今のオタクと昔のオタクの違いが分かって面白い。

要約すると、篠房六郎(なぜか巨乳美人)が母校の漫研を訪問し、今と昔のオタクのギャップに驚くという話だ。

細かい内容は実際に手にとって貰って読んで欲しいので、必要な部分だけ引用する。

以下は篠房六郎と母校の漫研に所属する一部員の会話。

篠房六郎作家さんではどーいう人が好きなわけ」

…中略…

漫研部員「うーん、作品ではあるんですけど 作家さんでは…」

何となくこの会話だけで温度差というものが感じられる。

昔はひとつの作品を気に入ったら、その作者についてもとことん調べ上げる。

今はひとつの作品を気に入ったら、それだけ。

そんな違いが見えるような気がする。

tumblr問題も、今のオタク作家のことまで知りたがらないからここまで酷いことになったのだろう。

ニコニコ動画で「とある作品」のMAD流行ったとしても、元の作品について知ろうとする人はあまりいない。

作者について知りたい、というユーザーが多くならないと、tumblr問題は根本的には解決しない気がする。

※でも、画像電子透かしのようにアドレスを組み込めるようになれば、この問題もわりと楽に解決しそう…。

話は変わって。

なぜpya!などの昔からある転載主体サイトが叩かれないのか、と考えた。

tumblr転載が話題になっているのは俗に言う「萌え絵」などイラスト

一方、pya!などのサイト転載が行われているのは「ネタ画像」。

萌え絵だと。

仕事で描いている人から趣味で描いている人まで山のようにいるのが認知されている。

現実世界サラリーマンのようにわらわらといるのだ。

それに今のところ転載されるような絵を描く人は日本人が多い。

つまり、割と作者が身近なのだ。

ネタ画像だと。

ニュースサイト(朝日新聞Yahoo!など)からの転載など、それこそ写真が多い。

ネタイラストがあっても、実際にインターネットでその描き手を見かけることは少ない。

また、ネタ画像になると海外のほうが皆はっちゃけてるからか、海外サイトからの転載も多くなる。

こちらでは、作者はあまり身近に感じられない。

町内の誰かが被害を受けるのと、アメリカのどこかの誰かが被害を受けるのでは、感じるものが相当違ってくる。

なのでtumblr問題に乗っかってpya!などを叩こうとする人は少ないのだろう。

2006-12-17

AKIBA FUTURE -オタサイト秋葉原

はじめに

秋葉原現在もっとも注目される街の一つである。IT・ハイテク技術聖地として、あるいは現在国が推進するソフトウェアコンテンツの見本市として、またはサブカルチャー文化が生まれる一観光地として、政府である『官』やソフトウェアハードウェアを生産する『企業』、そして秋葉原を目指す『個人』の視線がそこに集中し、ひとつのムーブメントを作り出している。

この記事は、秋葉原歴史については軽く触れる程度にとどめ、主に90年代後半??今後の秋葉原について参照し、今後秋葉原がどういった発展を遂げるかについて将来像を探るものとする。

1 電脳都市秋葉原誕生

電気屋街としての秋葉原歴史は、終戦直後に作られた露天市までさかのぼれる。戦前秋葉原にも山際電気現在ヤマギワ電気の前身)なども存在はしたが、当時電気屋の主流であった「電気材料卸商」(電化した工場設備に必要な部品を販売する商店)の中心的な場所ではなかった。戦後焼け野原になった秋葉原で近隣の電機工業専門学校(現東京電機大学)の学生ラジオを組み立て販売するというアルバイトをしたところ、これが大繁盛。その結果、他の露天商も品物を真空管などラジオ部品の販売に転向、その上電気に詳しい露天商の参入もあり、120軒あった露店のうち約50軒が電器商という、まさに電気屋街の前身ともいえる様相を見せた。

この初期の秋葉原の発展について、近くに工学専門の学校があったという地理的要因のほかに、交通の便のよさというのが上げられるだろう。終戦直後にできた闇市で活況を見せたのは、上野新橋渋谷など国鉄の乗降客の多い駅の周辺にできたものだった。秋葉原国鉄都電が通るアクセスのよさは、そういった「人の流れの結節点」となって、秋葉原に人を留める要因になったと思われる。

その後、GHQにより道路拡張工事を行うため、露天撤廃令が施行され、露天商は国鉄秋葉原駅ガード下で営業をはじめることになる。これを秋葉原電気屋街の原型とし、以後日本高度経済成長とともに、電気屋街は拡大していくことになる。この成長を支えたのは家電だった。人々は豊かな生活を追い求めるため、「三種の神器テレビ冷蔵庫洗濯機)」に代表される電化製品を求め、家電が安い秋葉原に足を運んだ。しかしその人の流れは昭和50年代後半で終わることになる。家庭に普及した自動車郊外型の家電チェーン店に向かうといったライフスタイルが定着し、それまで主要客層だった家族層が秋葉原に足を向けなくなる。また、昭和60年代のAVブームと高級家電のブームの反動による家電不況などもあり、秋葉原は新規顧客層の開拓と、それに伴う主力商品のシフトを図ることになる――「情報家電」。昭和にはマイコンとよばれ、現在パソコンと呼ばれるマルチメディア機材である。平成6年、電気街の売上においてPC関連商品が家電商品を上回って、名実ともに秋葉原電脳街となるのである。

2 オタク層の流入??趣都の誕生

秋葉原の主力製品となった情報家電は、アニメゲームを愛好するオタクたちと親和性が高い。アニメを見るためのTV、エアチェックする為のレコーダー、ゲームだけでなく、ファンとの交流を図るコミュニケーション・ツールとしてのPC――しかしそれだけが、秋葉原を「オタク聖地」としたのではないと、建築学者である森川嘉一郎は言う。

秋葉原に点在する「まんだらけ」や「海洋堂」、「ゲーマーズ」などの同人誌アニメグッズ、ガレージキットフィギュア)専門店はそれまで秋葉原になかったものであり、それらは秋葉原移転するまで吉祥寺渋谷新宿などに点在して存在していた。しかしそんな専門店が97年以降秋葉原に集中するようになった原因を、森川は『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』において、(株)海洋堂宮脇修一専務のインタビューをヒントにこう記している――アニメ新世紀エヴァンゲリオン』のヒットと、それに付随したサブカルチャー・ブームにより未曾有のバブルに沸いたサブカルチャーショップが、その勢いに乗り秋葉原への出店を促したのだと。確かにこの時期、東京ビッグサイトで行われたコミックマーケットの入場者数が25万人(95夏 90年からこの人数が横ばい)から35万人(96夏)、40万人(97夏)へと急激に膨張するなど(ちなみにこの後入場者数は横ばいになる)、この時期サブカルチャー文化への大幅な人口流入があったという見方もできるだろう。しかし、アニメマンガ界隈において、エヴァ以降現在に至るまで、エヴァと比肩し得るヒット作は生まれていないのが現状である。しかしサブカルチャー産業は萎むことなく、拡大し続けているのが現実である。エヴァ現象によってサブカルチャー文化に入ってきた人びとは何を飽きずに摂取し、そこにとどまり続けているのか。まずこのことを明らかにしてから、秋葉原の現状について考えてみたい。

3 社会最適化されたオタク??個のオタクから公のオタク

批評家東浩紀によれば90年代以降、アニメ物語よりもそこに登場するキャラクターや設定などの断片を愛好するオタクが増えたと、著書『動物化するポストモダン』で述べている。東浩紀によれば「オタクたちは、物語メッセージなどほとんど関係なしに、作品の背後にある情報だけを淡々と消費している」と指摘し、そのことを「キャラ萌え」している(この言葉はやや古くなった感があるが、そのことについては触れないでおく)と表現した。1960年生まれのライターである竹熊健太郎氏も、「オタクとは何か? What is OTAKU? | Web草思」において、まず自身の立場を「(アニメ作品などにおいて)トータルで作品は見るべきだという思いがどうしても強い。」と表明し、「もちろん心の深いところでは、キャラ萌えのような感情はあるんですけどね」としながらも、かれらについて「でもそれを外部に表明するのは、自分はバカですと言ってるのと同じで、とてもできないわけですよ。」と違和感を語っている。しかし、その中で竹熊はこうも語っている。曰く、キャラ萌えという衝動は「アニメブームの頃、中高生ミーハー女子が「シャア素敵??」って黄色い声をあげていたのと同じ」であると。

東はオタクの嗜好が変わった原因を大きな物語の凋落に求め、結果大きな物語に付随する「小さな物語アニメにおけるキャラクターロボットなどの一要素)」を単独で摂取するようなオタクが現れた、と前述した著書で述べている。このことについて東はインターネットの世界を例に挙げてうまく説明しており、少々長くなるがここに引用したい。「すべてのウェブページを規定するような隠れた大きな物語存在しない。(中略)インターネットにはむしろ、一方には符号化された情報の集積があり、他方にはユーザーの読み込みに応じて作られた個々のウェブページがある、という別種の二層構造がある。この二層構造が近代のツリー・モデルと大きく異なるのは、そこで、表層に現れた見せかけ(個々のユーザーが目にするページ)を決定する審級が、深層にではなく表層に、つまり、隠れた情報そのものではなく読み込むユーザーの側にあるという点である。」「ポストモダンデータベース型世界では、表層は深層だけでは決定されず、その読み込み次第でいくらでも異なった表情を現す。」

この件について森川も同じくインターネットを紐解き、インターネットにおける「地縁血縁に因らない趣味や関心の共通性に基づいたコミュニティコミュニティ・オブ・インタレスト」が、秋葉原の構造の変化を促した、と記している。つまり、「パソコンを好む人は、アニメの絵柄のようなキャラクター好み、そうしたキャラクターが登場するアニメゲームガレージキットも愛好する傾向がある」というオタク趣味の構造が、現在秋葉原を形成したのだと。しかし私は、この変化を趣味の変化や世代の変化ととらえるのではなく、技術進化趣味の構造の変化をもたらしたのだ、と主張したい。

オタクについて、まずかれらについて、サブカルチャー文化を愛好するものたちだと捉えよう。サブカルチャー文化はメインカルチャーにたいするカウンターである為、自ずとその文化を愛好するものはマイノリティとなる。そしてマイノリティである為、常に外部から奇異の視線に晒され(宮崎勤事件を参照されたい)、それに対抗するためオタクたちは様々な我流の理論武装を施し、それによって更にオタクオタクとして、孤立、タコツボ化を極めた(こういった空気は、ガイナックスの元社長である岡田斗司夫が記した『オタク学入門』(太田出版)を参照されたい)。そしてオタクはまた、サブカルチャーの知識を深めるための仲間を必要とし、オタク仲間に出会える場所を強固に求めた。漫画家篠房六郎氏は、かれ自身にとっての同志が集う場所であった武蔵野美術大学漫画研究会について、「かつてはクラスの隅っこにいた痛々しい孤独連中が、自分と同じものの見方を持っている人がいると知って、救われる場所がここだった。」と表現している。

しかし技術の発展が、限られていた場所を無数に生み出すことになる――具体的に言うと、ネットに生まれた「コミュニティ・オブ・インタレスト」である。

秋葉原が「趣都」となった97年以降、PCインターネット整備網、そして文化は急激に発展し、一般家庭に普及していった。オタク情報家電親和性は「2 オタク層の流入??趣都の誕生」の冒頭で述べた通りであり、また、Windows95以前もニフティサーブパソ通などで、一部のオタクBBSを通じて他のオタクとのコミュニケーションを図っていた。その後インターネット人口が拡大するにつれ、オタクたちはかつて無い数の「同志」と出会うことになる。現実世界では「距離」によって出会えなかった人々と、モニター越しに交流することができ、どんなにニッチ趣味でも「仲間」を見つけることができるようになったのだ。

「仲間」と「コミュニティ・オブ・インタレスト」を形成できるというのは、前述したような「我流の理論武装」をする必要がなくなったことを現す。なぜなら形成したコミュニティを安定維持するため、構成員の視線は外部より内部に向かうからだ。よって仲間同士、理解しやすく、されやすくするため、お互いにとって理解しやすいものを求めるようになり、その為表層と呼ばれているデータベースを、お互いのコミュニケーションにおいて重要視して使用するようになった。「巫女」や「ツンデレ」など、キャラクターの要素をあたかも服装の組み合わせによる着こなしように消費し、コミュニケーションのための文法とするオタク。作品から好みの要素切り離して楽しむことができるからこそ、エヴァンゲリオン以降ヒット作に恵まれなくとも、オタクたちはサブカルチャー文化を愛好し続けることができたのだ。

4 個の聖地秋葉原??インタラクティブ都市としての発展

秋葉原の今を見つめるブログとして、アキバbloghttp://www.akibablog.net/)というサイトがある。このサイトは毎日秋葉原の店先をチェックして、物品の販売価格のほかに、店員が作る個性的なPOPを“ネタ”として紹介することをメインコンテンツにしている。このサイトを眺めていて目に付くのは、店が掲げるPOPに書きこまれた“ネタ”はマスメディアが流布したイメージよりも、インターネットから生まれたジャーゴンである場合が圧倒的に多いということだ。普通の店なら「○○という番組で紹介された??」という文句を掲げるはずのものが、ここではネットジャーゴンを絡めて、連帯感を出して売られている。また、匿名掲示板群である2ちゃんねるから生まれたキャラクターグッズを売るショップもあり(因みに同じ2ちゃんねるで話題になったのまネコFlashとそのキャラクターがAVEX資本で商品化されたときには非難が集まり、秋葉原発のグッズショップにはなんら実害を及ぼさなかったこの対比は興味深い)、現在秋葉原オタク文化というマスではなく、ネットというマスに向けて情報を発信していると言えよう。話題になったドラマ「電車男」も、触れ込みは「オタク発」ではなく「ネット発」とうたわれていたのも思い出させるし、そもそも秋葉原名物となったメイドも、(始まりこそあるアニメコスプレ喫茶として生まれたものの)オタクたちが共有イメージとして持っていた「メイド」を現実化したものであり、特定のアニメ作品というマスメディアから生まれたものではないことも記しておこう。

高度成長時代、メーカーにとって秋葉原とは、特例的な値引きを許し、かつ消費者の反応をフィードバックさせるための実験場であり、社員の技術者が新製品とともに、専門知識を備えた販売員として小売店へと配備された場所だった。今秋葉原では同じように、ネットから生まれた文化を貪欲に取り込みそれを街の貌とする実験場になっている。インターネットの発展により、個の集合体があたかもマスコミュニケーションのように総体として機能し始めた現在。「趣味の構造が場所を変えた」都市に加え、「既存のマスメディアだけでなく、個々が生んだネットメディアと交流をとる」最先端の都市として、現在秋葉原は評価されるべきだろう。

参考文献

「週間大衆:昭和54年8月9日号」焼跡のバラック問屋街を『世界のアキハバラ』に高めたガンコ一徹

http://www.shimura-musen.co.jp/home_2/kiji_02.htm

秋葉原歴史

http://www.akiba.or.jp/history/index.html

オタクとは何か? What is OTAKU? | Web草思

http://web.soshisha.com/archives/otaku/index.php

伊藤計劃:第弐位相 - 学園祭の話

http://d.hatena.ne.jp/Projectitoh/20061029#p1

秋葉原におけるメイド喫茶コスプレ喫茶歴史

http://sotokanda.net/his_cafe.html

註:ちなみにメイド喫茶が爆発的に増えたのは、私の記憶によればドラマ「電車男」以降のはずである。

コミックマーケット30’s ファイル 発行:(有)コミケット 発行人:米沢嘉博

カーニヴァル化する社会 講談社 著者:鈴木謙介

動物化するポストモダン 講談社 著者:東浩紀

趣都の誕生 萌える都市アキハバラ 幻冬舎 著者:森川嘉一郎

 
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