2024-10-06

anond:20241005214708かいちゃったね、ライスシャワー

太陽容赦なく街を照らし、アスファルトから陽炎が立ち上る。朝からうだるような暑さに、ライスシャワーは思わず顔をしかめた。

「コー……ホー……」

まるで溶けてしまいそうな暑さだ。昨日までの彼女は、電車の中で、シャツの中身が透けてしまうという屈辱的な経験を繰り返していた。周りの視線、恥ずかしさ、そして、どうしようもない絶望感。

「…もう…あんな思いはしたくない…」

ライスシャワーは、決意を込めて、家を出た。

今日彼女は、一味違う。

なんと、全身を鎧で覆っているのだ。

カッケー……」

道行く人々は、鎧をまとったライスシャワーの姿に、驚きと感嘆の声を上げた。しかし、ライスシャワーは、そんな声に耳を貸さない。

「これで…もう、大丈夫…」

ライスシャワーは、鎧の中に身を隠し、安堵の息を吐いた。

鎧の中は、まるでサウナのようだ。汗が滝のように流れ落ち、体中を伝っていく。

下着はつけていない。少しでも風通しを良くするためだ。胸元や尻の中を、汗がねっとりと流れる感覚に、ライスシャワーは顔を赤らめた。

ライス天才かも…」

しか彼女は、自分の奇抜なアイデアを褒めた。対策方法が少しズレているが、彼女本人は上手くやっていると思っていた。

駅に着くと、ホームはすでに人で溢れかえっていた。

ライスシャワーは、ガションガションと鎧の音を鳴らしながら、人混みをかき分け、電車へと乗り込んだ。

「うわっ…!」

「なんだ…?」

周りの人々は、突然現れた鎧姿の少女に、驚きを隠せない。

しかし、ライスシャワーは、そんな声に耳を貸さない。

「これで…もう、恥ずかしい思いをしなくて済む…」

ライスシャワーは、心の中で呟いた。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、周囲に漂っていた。

男たちは、その香りに惹かれ、ライスシャワーに近づこうとする。

しかし、鎧が、彼らの行く手を阻んだ。

「…よかった…」

ライスシャワーは、鎧の効果を実感した。

しかし次の瞬間。

何故か、ライスシャワーの鎧は、不思議な力で爆発した。

「うわあああああああああああああああああっ!!!

ライスシャワーは、悲鳴を上げた。

「なんで…!? どうして…!?

ライスシャワーは、何が起こったのか理解できず、呆然と立ち尽くした。

「ううっ…、やっぱり…私は…」

ライスシャワーは、自分の不幸体質を呪った。

「…もう…なんで…」

鎧を失ったライスシャワーは、白いブラウスと紺色のスカート姿。少しでも風通しを良くしたかったので、下着はつけていない。

ブラウスは、汗で透け、中の肌が、周りの人の目にさらされている。

「どうしよう…どうしよう…」

ライスシャワーは、パニック状態に陥った。周りの視線が、まるでレーザービームのように、ライスシャワーの体を突き刺す。

透き通るような白い肌は、汗で濡れて輝き、その滑らかな質感が、男たちの理性を崩壊させる。小さな胸は、ブラウスの薄い生地越しに、その形を恥ずかしげに主張していた。

「見ないで…お願い…見ないで…」

ライスシャワーは、心の中で、そう叫んでいた。

周りの視線は、ますます熱くなる。ライスシャワーは、まるで、公開処刑にかけられたかのような恥ずかしさに、顔を真っ赤にする。

「ううっ…もうダメ…」

ライスシャワーは、絶望の淵に立たされていた。

「お兄さま…どこにいるんですか…」

心の中で、お兄さまに助けを求める。

「こんな時くらい…そばにいてくれてもいいのに…」

少しだけ、お兄さまに悪態をついてしまう。

その時だった。

ライス──!!」

聞き覚えのある声が、電車の外から聞こえてきた。

「お兄さま!?

ライスシャワーは、驚いて窓の外を見た。

なんと、昨日も一昨日も爆発したはずのお兄さまが、電車に並走して走っているではないか

「助けに来たぞ──!!」

お兄さまの叫びに、ライスシャワーは目を輝かせた。

次の瞬間、お兄さまは、バナナの皮を踏んで転倒し、爆発した。

「お兄さま!?

ライスシャワーは、愕然とした。

「…なんで…?」

お兄さまは、三度目の正直も失敗した。

「…もう…本当に…どうしようもないんだから…」

ライスシャワーは、失望と共に、お兄さまに悪態をついてしまった。

電車は、容赦なく走り続ける。車内は、相変わらず蒸し暑く、ライスシャワーの汗は、止まらない。

白いブラウスは、汗でびっしょりになり、中の肌がはっきりと見える。スカートも、汗で濡れて、体のラインに張り付いている。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、周囲に充満していた。

周りの視線は、ますます熱くなる。ライスシャワーは、耐えきれず、顔を覆った。

「恥ずかしい…」

ライスシャワー制服は汗で体に張り付いている。下着はつけていないので、中の柔らかそうな肌が透けて見えている。

そして、ようやく、電車が駅に到着した。

「ふぅ…」

ライスシャワーは、よろめきながら、電車を降りた。

ホームに降り立った瞬間、ライスシャワーを襲ったのは、容赦のない太陽の光と、湿気を含んだ熱気だった。

「ううっ…」

汗は、滝のように流れ落ちる。ブラウススカートも、完全に透け、中の肌が丸見えだ。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、周囲に広がっていく。

近くの男は、その香りに耐えきれず、爆発してしまった。

ライスシャワーは、うつむき加減に、学校へと向かった。

「…もう…どうすればいいんだろう…」

ライスシャワーは、途方に暮れていた。




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