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2017-03-01

借金玉氏が言いたかったのはこういうことじゃないの

この話って被雇用者想像すると意味がとりにくくなる。

作家とか作曲家みたいないわゆるクリエイティブ業で考えると理解やすいかもしれない。

クリエイティブと呼ばれててもウェブデザイナーとかは多分違う。一部は通じるだろうけど)

あの手の業種は時間を区切って働くことが非常にやりにくい。できる人はできるけど、できない人はまずできない。

他人から見て実際に働いてる時間が8時間でも、脳内で常に仕事のことを考えて、いいアイディアなんかが出れば夜中の三時でも仕事を始める。

本人は寝てる時以外は仕事してるのと同じ精神状態だったりする。

問題は元エントリの人が脳内でそういうクリエイティブ業務を想定してるのにそれにちょっと無自覚で、会社勤めのサラリーマンを想定したような書き方しかしてないところ。

たぶん彼の頭の中でそのへんがごっちゃになってるんじゃないか

あるいは彼は上記のようなクリエイティブ業の働き方を一般的だと思っていて、どんな仕事にもその態度で臨んでいるか

bottomzlife氏の論調自分はあまりきじゃない。障害者なんだから定型と同じアウトプットを望むなってのは、身の程を知れと言ってるのかな。

補助とか支援とか社会的扶助とか、そういうのから発達障害者は外されがちだし、特にある面で能力が高い発達障害者だと隙間から落ちるようになんの援助も得られなかったり。

(↑の主な理由は、能力をうまくいかす社会での生きにくさが減るので鬱などの二次障害罹患しにくいため。能力の高低そのものより自分に合う環境が得られたかどうか。)

(元エントリ強者弱者という軸を持ち出した理由も多分↑これだろうと思うけど、理解されてない。二次障害就労すらままならない発達障害者等に比べたら強者でも、健康定型発達者から見たら弱者であるという「狭間」にいる自意識がこの言葉を使わせたのでは。元エントリさら大企業定型発達者中小零細企業発達障害者をそれぞれ対比して語ってるため分かりにくさに拍車がかかってる。)

http://bottomzlife.hatenablog.jp/entry/2017/02/28/230920

最新エントリ長時間労働精神面に与える害を書いてるけど、元エントリは「どんどん積極的毎日でも今すぐに長時間労働したい」とは書いてないよ。

どっちかっつーと、本当はダメなの分かるし自分もやめたいけど残業する他に解決策が見つからないって話をしてる。

この状況の人に、残業いかにだめかなぜだめかを諭し続けるのは違うんじゃないの。

まず借金玉氏が9時5時会社員の働き方に馴染めない状況説明と、残業する以外に何か方策はあるかを問いかけるような書き方にすればよかったかもしれない。

発達障害者にとって社会的援助は非常に得にくい状況にあり、それでも社会の中で能力を発揮したいと思っている発達障害者の陥っている現状の解決って、どうすりゃいいんだろうね。

借金玉氏の「残業禁止強者ルールなのでは、という話。」について

「ウァァ!」

「どうも、効率の悪い人です」

については、特にありません。

生産性効率…なんですかね?」

および

創造性は時間単位では計測できない気がする」の前半は、後回しにします。

創造性は時間単位では計測できない気がする」の後半および

残業禁止強者ルール

「で、どうしますかね」

の部分が重要です。ざっくり要約します。

システム化されてる大企業と、中小零細企業は違う。中小零細企業は、たくさん働かないと勝てない。

残業禁止では、資本装備率が高いほうが勝つ。「弱者」はたくさんはたらかないと勝てない。この構図は、「大企業中小企業」に限らず、「定型発達/発達障害者」も同様。

長時間労働には問題があるため、「長時間労働させろ」とは言えない。具体策はない。残業禁止で失われるものがあり、損する人がいる。

大企業資本装備率が高くて労働生産性が高い、これは直感的にもそうでしょう。

ここにもそんな記述がありますhttp://www.chusho.meti.go.jp/pamflet/hakusyo/h20/h20/html/k2120000.html

まず大企業と同じ利益率を出したり、定型発達と全く同じ成果がだせなければ、すぐ倒産解雇になるわけではないので、「勝つ」という2値的にも見える表現はやや注意が必要です。

次に、大まかな構図としては、「大企業中小企業」と「定型発達/発達障害者」は同じでも、細かく見れば大きな違いがあります

たとえば資本装備率労働生産性が低い企業でも、一人当たり人件費をさげてたくさん雇うことができれば、理屈上は残業をなくせます

また、後述しますが「創造性」に関しても違います

そして、じゃあどうするかについてですが、「社会企業がどうあるべきか」とかは、広範で複雑なので今回は考えません。

就労意欲があり、能力的に就労ギリギリ発達障害者で、残業したい人はどうすればいいか」に限って検討します。それ以外の発達障害者についてはわかり手氏なんかがきっと考えてるんじゃないの??

法務局氏と借金玉氏のやりとりでは、「職場理解配慮を求める」ことがどの程度現実味があるかということが、重要論点になりました。

もし残業ふつうにおこなわれている会社では、そのまま残業すればいいし、残業をあきらめてもなんとかなる場合はそれでもいいでしょう。

ほかの人が残業していないなかで、黙ってサービス残業すると、企業にとって大きなリスク負担になるときがあります

労務管理上の問題以外にも、生産効率に関する情報不正確になることや、セキュリティや機密管理上の問題も生じます

そのような問題が起こるような企業では、発達障害者配慮する余裕もあるでしょうから理解配慮を求めるほうが現実的になるでしょう。

また、発達障害であることを理由にして配慮を求めることには、発達障害者に対する特例であることを周知することにより、それ以外の人への残業拡大を防ぐこともできるので、反感をかいにくい可能性があります

さらに、障害者雇用促進法には、障害者に対する合理的配慮が定められています実効性は知りませんが、無許可サービス残業がさまざまな問題を引き起こすような企業は、遵法精神が高いでしょうからいくら意味があるかも。

もっとも、管理がしっかりしてて遵法精神が高い企業では、「例外的残業を認める」なんてケチ配慮じゃなくて、もっとよい配慮が行われる可能性もあります

職場特性の見極めがたいせつですが、どれを選んでもダメ職場もあります

重要なのはここまでです。以下、後回しにしていた細かい点について。

業務の中の非効率を除去していって効率化するのは絶対必要だろ、とかその辺はわかる。

生産性向上って単純作業じゃなくてそういうのが中心でしょう。

機械化やら人件費の安い海外やらに対抗する策が「手を早く動かす」って、本当にそれでなんとかなるの?負け戦じゃね?って思うわけですよ。

「手を早く動かす」は、生産性向上のなかではダメな方だけど、機械化やオフショアへの対抗策としては、「手を早く動かす」は「残業」に比べればずっとまし。

ブログ書いてて思うんですが、かけた時間エントリ評価はまるっきし比例しないです。僕のブログで一番のヒットだったエントリは、正味45分で書きあがってますが、全く評価されていないエントリに5時間かかってるなんてのもザラです。そういうもんだと思います。僕も文章書いて長いですから、「効率よく字数を埋める」は苦手じゃないんですよ。下請けの████で他人の████を書いている時なんかは完全にこのモードですので、字数ベース生産性は非常に高い。でも、本当にそれって生産性ですかね?

で、なんですよ。単純な知的作業さえもAI化していく世界で、人間がウォー出来るエリアってもうこの「創造性」以外にそんなにないと思うんですよね。長期的にはこのエリアすらAIが殴りこんで来て尖った棒で我々を追い出すのかもしれませんが、それでも今のところ。(自動ブログ書いてPV集めて広告貼るAIはてな支配する日も来るのかもしれない)

意味がわかりません。とりあえず「(ブログなどの)創造性の領域では、かけた時間と成果がまったく比例しない」かつ「AI化が進む世界で、人間活躍できるのは創造性の領域だけ」と解釈します。

時間と成果が比例しないなら、短時間でも成果を出すことは可能で、人間AIに勝てる唯一の分野なら、その仕事には価値がある。

したがって「創造性の領域では、とても高い労働生産性が期待できる」が導けるのではないですか。創造性の領域では長時間労働必要ってのと真逆でしょう。

実際には上記の2つの主張は偽であり、創造性が重要領域では長時間労働必要かもしれません。創造的な分野では、人材管理評価がきっと難しいでしょうから、少数精鋭がいいはず。そのため長時間労働になりやすいかも。

わかり手氏の記事で、発達障害者は出力が安定しないとありましたが、創造性が重要になる領域では、健常者であっても出力が安定しないの可能性もあります。そうだとすると発達障害者が背負うハンデはすくないのでは?

これらの点も大企業中小企業の違いと、定型発達と発達障害者の違いという、二つの違いの間の違いです。

濱口桂一郎氏の記事について

その「特権」を行使できない総合職女性たちがいわゆる「マミトラック」に追いやられていくという姿は、「平等」という概念の複雑怪奇さを物語っています

マミトラック」はあっても「発達障害者トラック」はおそらくありません。それは借金玉氏が望んでもたどりつけなかった地位であり、借金玉さんからみればマミトラックこそが「特権」なのでは?

濱口氏の記事は、単体でみれば重要だとしても、借金玉氏の主張がそれに回収できるわけではないと思います

2016-12-05

Facebook見てると、隠れネトウヨはいるけど、ガチサヨはいない。

Facebookリアルな友人関係が少しで、Twitterオフ会で仲良くなった人らがメインなんだけど、

ネトウヨはいるけど、ガチサヨがいない。

TwitterでもたまにウヨRTがきてうわぁってなるけど、左よりなのは少ない感触がある。

特にFacebookだと、友達のみ公開にしてウヨ発言してる人がいるけど、ネットだと本音を言いやすいんだろか。

ウヨい人の特徴としては、面白いことに正反対で、

大企業に務めてる人とか社長(といっても、当然中小零細企業だが)とメンヘラ

まあ彼らは社会的強者から体制側になるのはある意味必然なんだけど、

ヘイトをかますのは、どっかでストレス発散したいんだろか。

そんだけ見下してるなら、中韓なんて、相手にしなきゃいいじゃんと思うんだけど。

困るのが、取引先の社長と二人で車でどっか行くときに、ひたすらいか中韓ダメかという話をされること。

別の会社で2度ほどあった。取引先だし、面倒臭いから適当に話を合わせるんだけど、

車の中でひたすらウヨい話を聞かされるのは、地味に拷問だった。

ネットde真実(もはや古語)な話をひたすらされてみろよ。キッツいぜ?(笑いをこらえるという意味でも)

あと何故かメンヘラウヨが多い。

自分より社会的弱者のはずの「在日」が、「特権」を得ているのが不愉快で叩きたいんだろうか。

おそらくマウンティング一種

ただ、ガチサヨが何故かいない。どっちかというと、自分は左寄りなのに、不思議だ。

トランプ勝利で、ポリコレ棒を回避した隠れトランプ派が云々といわれたが、

自分観測範囲では、隠れてなくて、ネトウヨはわりといる。が、左翼はいない。

ノンポリ層の方が多いってだけなんだろか。

2016-08-09

80歳現役社会いびつ

高齢化社会において超高齢者が現役で頑張る姿というのは美しく見えるかもしれない。

ただ、果たしてそれを実現するためにどれだけの犠牲必要になっているか想像に難くないはずだ。

自分が働く会社中小零細企業であるが、初代が頑なに社長の席を離そうとしなかった。

文字通り実印をしっかり握りしめ、どんな契約だろうと必ず社長が目を通して許可をもらうことが不可欠だったのだ。

自分入社した頃ですでに70を過ぎていたのだが、当然価値観も古く、新しいものの導入にはとにかく首を縦に振らなかった。

そのために競合からかなりの遅れを取る羽目になったのだが、自社に関してはまさに運だけで、本当にたまたま生き延びることができていた。

しかし、とうとう認知症兆候が現れ始め、二代目である息子たちが世代交代を申し出ようとすれば、人目をはばからずに大声を張り上げて拒否をするようになった。

その頃自分本社事務にいたのだが、それこそ毎日のように「泥棒!」「俺をそんなに殺したいのか!」などという怒号が響き、誰もが会社未来に対してただただ不安を抱え続けていた。

世代交代にはそこから数年を要することになったのだが、最終的には本人の記憶曖昧になり、現場社員レベルではうかがい知れない間に専務である長男世代交代書類が交わされることとなった。

それからも先代の社長がふらりと会社にやってきては、社長室の椅子腰掛ける新社長に対して「なぜお前がおれの椅子に座っているんだ!」などと叫ぶ姿がみられた。

そのためしばらくの間、社長室は決裁や業務に関わる機能を全てなくした状態で先代のために開けつづつけることになってしまうほどだった。

先代が老衰でこの世を去るまでその習慣は続けられたが、入院してから亡くなるまでの期間があまりにも短かったことや、先代の功績に対し葬儀があまりにも質素で、さら葬儀会社と思われる外国人がちらほら出入りしている姿が見られたことは、社員たちの間で口に出してはいけない雰囲気に包まれていた。

それから程なくすると、2代目社長は突然の世代交代を発表した。社長になってからたったの5年。年齢で言えば60になったばかりの頃だ。

確かにその5年間は激動の5年だった。それまでの遅れを取り戻すように様々な設備を導入し、新事業部もできて(自分はそこに異動することになった)会社の規模は1.5~2倍近くになった。

先代が実権を握っていた期間が長すぎたことで、2代目はいわゆる道楽社長だったのは確かだ。この5年の急成長も、実を言えばその息子である3代目による功績が大きい。

からその功績を讃えようという意思さらに先代の轍を踏みたくないという意思による世代交代であると聞かされたが、正直、社長という肩書も持ったし、さっさとリタイアして遊んで暮らしたいというのが本音だろうというのがもっぱらの評判だ。

そんなわけで今の社長は35歳という若さでその立場に就くこととなった。

しかし、先述の通り初代に抑え続けられた鬱憤と2代目に対する不信感が功を奏してか、会社の業績は今も伸び続けている。

一度カバン持ちで経営者同士の会合に参加した事があったが、高齢経営者に囲まれながらも謙虚ながら対等に話をする社長の姿はなかなかに見応えがあるものだった。

初代が実権を離さなかった反動で、一気に3代目が就任できたことは会社にとってメリットしかなかった。

もしこれで道楽者の2代目が未だに実権を握っていたら、本当に会社はどうにかなってしまたかもしれない。

この会社で起きたことを振り返るとこうだ。

・初代が一代で築き上げた会社であり、常に実権を持ち続けていたために2代目が育たなかった。

・古い価値観商売人独特の頑固さによって、新しい技術の導入に対し致命的な遅れを取ることになった。

しかしそれを危機と考えていた3代目が陰で人一倍努力をしていた。

・それを感じたのか、それとも単なる道楽好きが幸いしただけか、2代目の就任期間が短かったことで、若手社長誕生により会社は持ち直すどころか成長することができた

たまたま立地に守らてていたことで初代の行動が許されたということもあるかもしれないが、一歩間違えればいつ潰れていてもおかしくなかった状況だったといえるだろう。

ここまで長々と書いてしまったが、高齢者が現役であることの一番の問題は、後継者が圧倒的な経験不足に陥ることだ。

そのことは親族経営会社で働く人間は痛いほど痛感しているのではないだろうか。

しかし、戦後高度経済成長を経た今、その頃に成長を遂げた企業ほとんどは親族経営であるのも事実だろう。

自分にとって、天皇陛下による生前退位意向は、そうした社会のあり方に対する警鐘であり、まさに自信の退位を手本として日本の象徴としての務めを全うしようとしているように見えて仕方がなかった。

昭和という激動の時代を動かし続けてきた先代の背中を見てきた上で、子供の著しい成長を感じるからこその、まさに平成天皇しか成し得ない判断ではなかろうか。

高齢者が働かざるをえないような社会保障不安定な状況の中で、実権だけを手放せというのは都合のいいことに聞こえるかもしれない。

しかし、我が社において何をおいても悲しいことは、認知症が始まってしまったことで2代目との関係悪化の一途を辿り、先代はせっかくの功績が讃えられることもなくこの世を去ることになってしまったことだろう。

自分が作り上げた会社から自分自由にしたいと思う初代の想いがわからないわけではない。しかし、個人のわがままで数百人の従業員が露頭に迷うことが許される世の中であってほしいわけでもない。

願わくば高齢でありながら自社の実権をしっかりと握ったままの経営者は、自分思考価値観が明晰である自覚ができているうちに、後継者へと席を譲ってほしい。

それこそが自社の未来を育てるための投資であり、自分ができる会社に対する最大の貢献となりえるのだ。

2016-03-22

サラリーマンの才能

世の中のサラリーマンには二種類いる。サラリーマンの才能があるんでサラリーマンやってる人と、他の才能(例えば経営者の才能)がないんで消去法的選択でサラリーマンやってるひとだ。後者は、別にサラリーマンの才能があるとは限らない。そして多くの場合中小企業役所うだつの上がらない仕事をしてる。つまり実は多数派だ。

経営者にも二種類いて、経営者の才能があるんで経営者やってる人と、経営者以外の才能がない(他人の指示に従うとか才能が必要なのだ)ので経営者やってる人だ。経営者っていうと随分大げさだけど、フリーランスとか、中小零細企業社長なんかはたいていこのタイプなのだワンマン馬力はあるが組織に合わせるのが苦手な人たちだ。

「世の中不景気ブラックでまじうんこ経営者死ね」って労働者立場から投げつけるWeb記事読むけど、多くの場合それ才能のないサラリーマン世界呪詛してるわけだよな。でも正直チョットまっただぜ。才能のない(ほかにやれることないんで仕方なくやってる)経営者だっているんだよ。そんな呪いを向けられても困る。お前らだって「超有能なサラリーマンが今の八十倍生産性あれば日本は救われるのに」って言われても困っるだろ? 経営者は思ってるぜ。「まじ労働者うんこの群れ。犬の方がよっぽど賢いぜ」って。だからあんまり殺意向けるな。日本死ねかいったってどうせ自分も含まれてるんだから

結局どんなカードをもってたってそのもち札で勝負するっきゃないんだぜ。まじで犬は賢い生き物だ。

2016-03-20

ショーン・マクアードル川上 ラストコメント書き起こし

報道ステーション 2016年3月9日放送より


保育園落ちた…」で直訴”2万7000人”の署名大臣



保育士給与は全職種の平均より10万円ほど低い。

保育士不足は慢性的で来月には結婚出産理由に4人いなくなる。

新たに確保できたのは一人だけだという。

園長言葉

保育園は作ったが保育士がいない

これは大きな問題ですよね。

国を挙げて、県を挙げて、市町村を挙げて、取り組まないといけないでしょうね。



(VTR終了)

古館

ショーンさんね、あのー、切実な声として直接大臣に訴えた方々なんていうのは、

たとえばですよ、今後、今、政府が言っていることは、ある程度仮に、楽観的に、

その手当が進んでいったとしたって、あぶれる方々ですよね

ショーン

そうですね

古館

いま、急には救われないから

ショーン

そうですね、ええ

古館

これ、緊急措置必要なくらいだと思う

ショーン

テロップ差し込み)

企業戦略コンサルテンィグに従事/テレビラジオ経済番組に出演多数/

経営コンサルタント ショーン・マクアードル川上

そうですね、もう、喫緊課題の解決ってことと、これから、中・長期で見た時の解決って

やっぱり、変えてく必要はもちろんあると思いますけれども

あのー、直近で、私も、一億総活躍加藤大臣とですね、あるシンポジウムとご一緒させて

いただいて、

あのー、この一億総活躍とは、ということで、あのーホームページにもですね、出てるんですが

その、社会的包摂という言葉ですね

古館

ああ

(「社会的包摂」と書かれたフリップを上げる)

ショーン

あの、政府も使っているわけなんですね。

包摂って耳慣じみがあまり無い言葉かと思うんですけど、

ようは、その、年齢や性差や、あるいは障害難病を抱えてらっしゃるかた

あるいは、失敗を一度経験した人も社会に取り込まれる、

取り込まれて、活……、一緒になって参加できる、活躍できる社会を、ということで

包摂」という言葉が使われているんですけど

この保育の問題も、包摂的に解決してゆかないと、なかなか一点改革では難しいのではないかと

いう気がいたしま

あのー、保育所の数を増やすというのももちろん、重要ではありますし、

一方で保育士労働環境、あるいは条件を改善するというのもそうですし、

あるいは、その、保育をする、育児をする方々が働いてらっしゃる企業側も、

あるいは自治体も一緒に改革しないといけないと思うんですけども。

古館

ああ、ああ(何度もうなづく)

ショーン

私、企業現場にいると、企業側も、もっとできることはあるのかなという気はするんです

古館

あっ

ショーン

やっぱり、その、育児休業の制度を持っている、規定を持っている会社でも、やっぱり

育児休をとれている人は40%と、規定のない会社だと5%未満ということもありまして

なかなか思い切って、その、育児にといくのは、なかなかいかない

で、企業から論理からいきますと、これ、コストとかって、託児所作るのは非常に

コストがかかることだと。

え、休業の間にも給料を払うのも、コストだと考えがちですが

古館

はい

ショーン

そういう労働環境のある会社というのはい人材が集まってくるんですね

古館

うーん

ショーン

したがって、いい人材が返って集まってくる、リターンのことをしっかり考えて

そして、介護問題も非常に大きな問題があって

古館

まったく底通してます

ショーン

そうなんですね、介護なんていうのも、今240万人といいますけども、

働きながら介護に行っている、その中で7万人弱ぐらいの方が、いわゆる介護休業

というもの取れているということなので

ま、このあたりのことに対して、もう、本当に、一体に、包摂的に解決をしてゆく

という覚悟

古館

(「社会的包摂」のフリップを置きなおす)

ショーン

本当に必要時代になったなという気がしま

古館

本当にこれ、私の大反省なんですけどね、いろいろ調べてみると、このノルウェー

はじめとして、各国で、

ショーン

はい

古館

もう、全員が、保育所の入ることができているところは、根本的に給料いいわけで、

ショーン

はい

古館

なぜ、給料がいいかっていったら、教職員先生と同じ、基本。

なぜかって言ったら、教育立場にある職だと

ショーン

うーん、はい(大きくうなづく)

古館

でも、日本場合だと、福祉である

ショーン

うん

古館

から私なんか考えてみると、ついこないだまで、子供の面倒をみてくれる人、保育士さんは

で、子供と遊んでくれる人。

そんな考えだったら、これ、今と待遇変わんないって

ショーン

そうですね

古館

もっと根本的な保育士さんの仕事のありようということを

ショーン

そうですね

古館

理解しないと、本当に、社会的包摂フリップをあげる)

ショーン

そうですね

古館

から、それぞれの立場で、深さ深さ含めて、全部を理解しないと

ショーン

はい

古館

だめですね

ショーン

そうですね

古館

一点突破は無理なんですね

ショーン

そうですね、もう、全体で、考えてゆく必要絶対にあると思うし、

私はもう、何度も申し上げておりますけど、あの、企業だけではないです、

ただ、企業の中でも大企業の中で、非常に大きな企業ではやれていることだけども

日本の95%以上の産業構造を支える中小零細企業ではまだまだ、それは難しいよと

古館

(おおきくうなづく)

ショーン

そのあたりの格差是正させていく、ということは非常に必要なことだと思います

古館

いやあ、本当ですね。そしていま、ふと思ったんですけど、次のニュースにもこの

フリップあげる)考えがすごく重要だなと思いました




「NEXT 広島中3男子自殺 父親が思いを語る」


------

自殺した広島 中3男子の父「自分を責めることも…」

(VTR終了)

古館

ま、このことを本当、今後のために教訓にしないといけない部分もあります

ショーン

そうですね

学校の責(せき)は本当に大きいと思います。本当に、まずは非行歴に関する事実確認ということでも

これは文字通り、致命的な不備があったということ。

それからこの非行歴が仮にあったとして、いかなるその、進路への影響があるのか、

ことの重大さが分かっていれば、もっと慎重に、かつ丁寧な対応、態度がとれたはず、という

こともあるんですけど

古館

はい

ショーン

やっぱり、その、教育現場ということはありとあらゆる可能性を排除しない、

ありとあらゆる、その、選択肢排除しないというのが教育現場ではないかなと

思うんですよね

といいますのは、もし、仮に非行をしていたとして、もしそれが専願できなかったと

したらだったらこういう道もたくさんあるんだよって、

えー、落ちないでね、ということも言えたはずです

それから、その言葉を受けた子供がどういう印象や心象を持っているのか、という

選択あるいは可能性ですが、

ある子供にとっては死というものは、ある問題の解決の方法手段として身近にある

かもしれないというところに対する、想像力というもの

古館

はい(やや話をせき止めるかのように)

ショーン

はいえ、ま、いかなる問題の解決にも、死の選択はあってはならないという社会全体から

の支えというものが私はなにより重要かな、というのは思います

古館

ああ、そうですね。いま、ショーンさんがおっしゃってくれた前半部分でいうと学校側に

必要なのは寛容さだと思うんですね

ショーン

そうですね、ええ

古館

今回は、間違って万引きしたと

ショーン

そうですね

古館

いうことになっちゃったんだけど、それ以前の問題として

このケースじゃなくって

ショーン

はい

古館

仮に中一のとき、一回こっきり万引きしちゃった子がいたとして

ショーン

はい

古館

それを時間をかけて

ショーン

うん

古館

教育していって、反省しているとか、そういううことになった時に

なんで、願書とか、あの、内申書なのか

ショーン

うんうん

古館

推薦状だか知りませんけど

ショーン

はい

古館

そういうところにもっと寛容さを持ってね、いい事を書いてもらいたいと思います

一方で、その先生と親っていうだけじゃなくて、その以外に、なんか煮詰まったと

とき相談できる相手というのが

ショーン

そうですね

古館

社会存在すると

ショーン

そうですね

古館

さっ、と救われますよね

ショーン

そうですね。社会全体が子供の駆け込み寺になっていなきゃいけないというのも

そう思います

古館

いまのありようがまったくそうじゃないから。痛切に感じますね。

ショーン

そうですね

古館

いろんなことが世知辛すぎて

ショーン

うん、はい

古館

ねえ、優勝劣敗の競争社会ということが強くなりすぎて

ショーン

そうですね、うん

古館

(正面を向いて)次、参ります

「NEXT 米。共和党 トランプ氏 新たに勝利 勢い止まらず」

(略)

人口知能はどこまで進化? 囲碁の”世界最強”に勝利」



「対局前、イ・セドル九段言葉

イ・セドル九段

「私は負けるかもしれないが”碁の価値”がなくなるわけではない」

コンピュータは”碁の美しさ”を理解しているわけではないからだ」

スタジオに笑い声で入る)

古館

敗北を予期していたんでしょうかね

女性アナ

囲碁界での魔王と呼ばれているイ・セドルさんです、ふふふ

古館

ああ、そうですか。ショーンさん、ちょっとどうですか、このAI

ショーン

はい

古館

台頭ぶりは

ショーン

そうですね、AIといえば、AI脅威論というのが必ずでてくるわけですけど

古館

はいはい

ショーン

AIというのは人工知能で、目的を与えれば最前の策を得……、出してくるのが

AIなんですけども

古館

ええ

ショーン

勘違いしちゃいけないのは、目的のものは持つ……持ち得ないですから

人間のですね、あの、能力を全部を置きかえるみたいな話があります

古館

ええ

ショーン

それは安心してくださいということで、いつも申し上げてます

古館

そうですか。やっぱり立派です。僕なんかはすぐ飛んじゃうんですよ。

AI感情を、人工知能感情もっちゃってって

ショーン

はい

古館

また、すぐ、その大丈夫なのみたいな

ショーン

大丈夫です。AI目的を設定するのが人間、であります

古館

あくまでのそれは大丈夫なんですか

ショーン

大丈夫です

女性アナ

人間AI支配されるということは

ショーン

映画世界では必ずそれは出てきます

女性アナ

出てきますよね

ショーン

ま、これからITは、もう、AIと物のインターネットIoTと、それからロボティクスと

三つですので。これからの動きは、非常に、こう、え、注視していますはい

古館

そうですか

ショーン

はい

古館

でも、今の話を聞いてまた納得しかかったのだけど

ショーンさん自身AIという可能性だってあるわけでしょう

ショーン

(苦笑)

女性アナ

(苦笑)その可能性はないかと

古館

そこは疑心暗鬼にならなくてはだめでしょう

女性アナ

ないです、それは

古館

ないですか、はい、わかりました

(正面を向いて)じゃ、気象情報のほう。AIじゃない林さん、どうぞ。

---

震災から5年”復興”の現実 見直せぬ事業と町民の願い




古館

うーん、これはショーンさん、重いお話だと思うんですね

何の、節目でもありませんよ、と。

われわれメディアが、五年たったとか

ショーン

うーん

古館

仰々しく言いますけど、やっぱ、地元の方々、現在進行形で行きつ戻りつですもんね

ショーン

そうですね。まさに、折り返し地点にも至っていないとおっしゃっておりましたけど、

これ、どこにむかって、どういう復興デザインを描かれているということ自体

住まう方々にとってもわからない状況だと思うんですよね

古館

うーん

ショーン

やっぱり、今見て、私たちがこうやって見るのは、グレイ灰色の復旧のほうで

まさに地方創生なんて言葉がありますが、それこそこの東日本、あるいは被災地

まずは適用されて、復興、その、本当の意味での住まい産業や、雇用を含めた、あの、

新しい何かが生まれてくると、そこに適用されて

やっぱりそのデザインが見えないという中で、これからどこにどう向かっていくのか

ということをまず、皆さんで共有されるという

古館

そうですね

ショーン

これが一番重要かなと思います

古館

それぞれみな違いがあると思いますし、あの、それこそ今日朝日新聞

慶応大学教授小熊英二先生が書かれていましたけど、

これは、高度成長経済ときだったら、もう、道路作るも

ショーン

はい

古館

なにもふくめて、環境を整備する

ショーン

ええ

古館

たとえば災害に対する激甚災害だって、古い法律から、まず、道路作る

復旧させるというのが第一義になっている。これはいいだろう、と。

ショーン

はい

古館

しかし二十歳の時の処方箋と、六十歳になった処方箋が違うんだから

ショーン

うんうん

古館

やっぱり、直接被災者への支援ということを反面で考えるべきだと

ショーン

はいはい

古館

インフラ整備も重要だけども、ピカピカの町を作ったらゴーストタウンだったなんて

ショーン

そうですね、ええ

古館

まったく皮肉なことになると。だから直接支援ってことを考えたら

ショーン

ええ

古館

それこそさっきのAIじゃないけど、年齢とか考えとか個々にあわせた形、

内陸に住みたい方、そうでない方

それでそれぞれの何か支援というものを出して

やっていくとか、その、とんでもないぐらい、とっぴなことすら考えないと

ショーン

うん

古館

なんか一様な感じじゃだめな感じがする

ショーン

そうですね。とにかく今は自治体で全体で本当に予算組み、消化で終わっている

気がしま

古館

そうですよね


所感

ショーンさんは相槌が非常にうまい。非常に小気味よく、若干早めにうなづくので、台本かもしれないが、古館さんはとても話しやすそう

 経済番組で何百人もインタビューしてきたのは伊達ではないのだろう

保育士不足問題で、さりげなく大臣シンポジウムで会ったなど、威光効果を発揮するような発言を入れている

・具体的数字積極的に出すことで説得力を増そうとしているように思える

保育士不足の話で、社会的包摂対象として「失敗を一度経験した人も」といれているが文脈上やや突飛。今となってみては気になる。

 その後の中3自殺事件のことが念頭にあって、先にテーマを入れてしまったとも取れるが。

・中3自殺事件では、そもそも事件のものが無かったという点が問題なのに、「仮に非行をしていたとしても」と、

 微妙問題となりそうな話の流れを作っている。ここも今となっては、どういう思いでの発言か気になる。

古館さんのコメントは、ショーンさんよりさらに薄い。無味なニュースに、時にはべらんめい口調や、いかにも同情してます

 といった抑揚で、無理に「感情」を付与しようとしているようにも見える。

古館さんのAI下り冗談はあまり面白くないが、その後のショーンさんのことを振り返ると皮肉にさえ聞こえた。

・なお、この日、巨人高木京介野球賭博に関する謝罪会見が長々と番組で放映された。ショーンさんはどのような気持ちでこれを

 見ていたのか、想像力がかきたてれられた。

2015-08-21

中小企業

中小零細企業の75%が債務超過をともなう赤字

新たに起業した95%が10年以内に消滅

保証協会が代位弁済した額が国家予算規模

これマジかよ

俺の会社だけじゃなかったのかー安心

2014-08-30

面接して100%落とすのは、元社長と元役員。元部長はあり。

面接に混ざってくるのは中小零細の元社長と元役員だけど

相手に合わせてガラッと態度が悪くなる。人のせいにしていたのか行動力が無くなっている。

中小零細企業役員はならないほうが良い。

2014-08-13

黒字化した法人についてのメモ

会計事務所転職して5年が経った。

自分担当で格付けで言うと、要注意先、破綻懸念先と呼ばれるような毎期大赤字で、かつ大幅な債務超過法人が数件あったんだけど、ようやく全部黒字化したので、自分へのメモ代わりにここに書いていく。

はてなを見る人達は頭良いイメージがあるので、中小零細企業経営者ってこんな人なの?っていう、一時期話題になった「うちらの世界」の企業版だと思って下さい。手法には革新性、専門性は全く無いので注意。

建設業

事業内容:いわゆる人工出し。社長方針社員はみんな多能工。よって何でもやる。ゼネコン大手の1次下請け

関与した時の状況:売上高は4億円ほど。

社長はとにかく現場主義決算書?ああ、年に1回おばちゃん(前任の税理士)が持ってくるやつね、って感じで興味なし。この業界こういう数字に一切興味が無いって社長ばっかり。赤字の金額だけは聞いているのと、会社お金が無くなって、社長個人のお金を注ぎ込んでるので危ないことは承知してる。借入は自分とこに関与した年に返済猶予してもらった。

リーマン後に元請けから大幅に単価を切られたことで、一気に赤字体質になった。

やった事:何て事はないがいわゆる限界利益率ってやつの改善。まずは、自社がいかに同業他社の黒字企業と比べて安く仕事してるかデータ比較して見せた。(TKCのBASTってやつマジ便利)

同業他社に比べると10%ほど低い。社長唖然としてたけど、そこで2点ほど対策を実行することになった。

1つは仕事の量を交渉するのをやめて、人工単価の値上げを交渉した。もう1つは同業他社に比べて外注比率も高かったので、社員を増やして外注を減らした。

他には一応経営計画書なるものも作って毎月業績確認してもらった。

一応経費削減も考えたけど、あんま好きじゃないので、役員報酬減らして、役員借入金返してっていう王道しかしてない。

結果:売上高は3億円台になったけど、限界利益は増えた。滞納してる税金をまずは優先してもらったけど、返済を再開できそうなほど黒字になった。

社長自分財務諸表は見ないけど、毎月の自分の業績報告を良く聞いてくれるようになった。物足りないが前には進んでいるかなと思う。

ちなみに見た目、口調は完全にその筋の人。

自動車部品製造業

事業内容:主にトラックハーネスを製造。チェック以外は完全な単純手作業。ハーネスは2次下請け

関与した時の状況:売上高は約5千万円。

この頃は普通乗用車のハーネスも作っていた。リーマン後の落ち込みでとんでもない大赤字を計上していたけど、それより前に単純手作業ってこともあり、製造現場海外に移行してて、縮小傾向からわずかな赤字が続くようになってた。

毎期こんな赤字出してまだ債務超過にならないの?ってくらい昔は儲かっていた。加えて無借金社長借金するなら廃業するって言ったので、決算書見て、じゃあこのまま現状で推移すると2年で廃業ですねって言ったら絶句してた。ご多分に漏れ決算書?なにそれ?美味しいの?って社長です。

やった事:好きではないがまずは経費削減。こんなに売上落ちてるのに、何でこんな役員報酬社長家賃払ってるの?って少し呆れるほどに高額だったので、大幅にカット。この辺が決算書に興味ない計画者の恐いところ。ちなみにそれでも、まだまだ大赤字

次に受注の確保。話を聞くと、全国にここと同じような2次下請け会社があるみたいで、不良率の低いとこに受注が多くいくらしい。なので不良率の低下に取り組んでもらった。単純手作業で時給も低いので従業員は来るもの拒まず。言い方は悪いが質は期待できない。色々やったけど、効果があったのは社長交代。社長は物凄く従業員から舐められてて言うことを聞かない。でも人手不足から強く出れなかったけど、社長の娘婿を社長にしたら強く出なくなった。まぁ人を見て態度変えてたってことです。

他には乗用車のハーネスに見切りをつけて、海外移転の話しがないトラックハーネスの製造に専念した。

結果:トラックハーネスに集中したのが大きかった。製品も少なくなって不良率も低下して受注が増えた。

あとは結果オーライだけど震災オリンピックトラック需要がとんでもなく高まって今は売上が2.5倍になった。もちろん黒字に。

長くなったので2社だけ。会計事務所なのでポジショントークも入ってます。あと、対策を考えたのは社長役員で、自分は悪いとこを指摘して、しつこくどうします?なにします?って言う立場。少しは意見も出すけど、やはり素人なので。

こんな人経営者失格だろと言われるとぐうの音も出ませんが、従業員想いの好い人なんです。

はてブで返済猶予記事が出ると市場から淘汰されるべきというコメントをよく見かけるのですが、少しのきっかけでこんな風に黒字化する会社も多いので少し見守る気持ちを持ってもらえたらな~と思ってます

追記:思いがけないブクマ数に驚きです…

顧客情報守秘義務について懸念の声があったので追記します。

書くことでもないと思っていたので書きませんでしたが、ネットに載せるので、内容に支障ない範囲特定を避けるために設定はいじってます

ただ①はV字回復ぶりが凄いので雑誌により詳細に記事が掲載されました。(会計事務所とその関与先向けマイナー雑誌ですが)

②や他にも書こうかと思ってる企業については、他の関与先やセミナー等でよく話しに出します。社長自ら講師してくれることもあります。一時期自社のHPにも事例で紹介していました。

売上高だけはイメージを掴んでもらうための完全フェイクです。

2014-07-24

そういう女性根本的に認識を誤っている

高度かつ高額な医療技術生殖技術を使ったら男性出産できるような時代が来るかどうかはわからないが、現実問題として出産女性しか出来ない。

女性社会進出により、程程の自律した社会的地位確立する。

ことは、コネがあるとか並みの男性よりも高学歴高知能だとか何か卓越した能力を持っているか等の利点があって育児休業産前産後休暇を利用しても問題なく職場に復帰できる労働環境正規雇用された女性だけの特権だ。

普通職場で程々の自立した社会的地位確立すれば、出産社会から離れても復帰できると考えているのだろうけども、

それほどの地位を手に入れようとすれば出産適齢期が終わってしまうほどの時間必要とする。

四年制大学卒業して5年位働いて出産して退職っていうのは、社会ちょっとかじってみただけの年月でしかない。

歴史を追ってみれば、女性学問は要らないと言われていた時代から国連東大女性など男性よりも高度な知性を持った女性を中心に異論が起こって

現在企業社会での女性社会進出が進んだ。あくまでも官公庁大企業中心に。お金があるから

中小零細企業などは均等法以前とあんまり変わりません。お金がないから企業にとって女性社会進出は贅沢品なのです。

高校短大を出て若いうちに出産するのが原則だとしたら、大卒女性仕事出産育児を並立するのは官公庁大企業女性主体運営してきた一部の業種職種でのみ可能な例外措置でしかない。

一般的法律上制度上、企業女性雇用するのはデメリットだとされている。

女性労働について労働基準法均等法育児介護休業法など様々な規制があって違反したら最悪、事業を存続できなくされるのだから

日経メディアなどの記事でドヤ顔している働くママの多くが巨大組織に属する高学歴者なことからわかるように、

結婚後も働くことを望むのであれば、早くからそれが可能な環境に入り込む努力をすればよかった。

現状の日本女性が出来る事はそれだけしかない。出遅れたのなら、雑誌の記事じゃなく自分に可能な選択肢の中から最もマシなものを選ぶべき。

http://anond.hatelabo.jp/20140724125339

2014-03-17

個人保証

以下、ウチみたいな中小零細企業の話。

抵当に入れるものが無くたって、銀行は金を貸してくれる。

社長の個人保証って奴だ。

無担保融資もあるけれど、決算の内容が相当良くなければそのハードルクリア出来ない。

そもそも、潤沢な内部留保がある会社が切羽詰まって融資を求めることなど無いだろう。

この個人保証経営者を悩ませ、不安にさせ、うつ病にもなるだろうし、最悪自殺もする。

そりゃ、自分で好きで始めた商売なんだから最後責任を取るのは当たり前だよ。

ただ、何かあった時に失うものが大きすぎるんだ。

数千、数億の借金が残って、最悪破産にでもなれば、残して良いと認められるのは現金100万円まで。

残りの資産は全て失ってしまう。

この、「全て失う」の中で最も怖いのが「住まい」だ。

家を失うと言う事は、イコール家庭崩壊と同義だ。

家を失い、身内に頼み込んで保証人になってもらったアパートでの再スタート

最初は強がって、また再起を図って家を買い戻すぞとか、破産してある意味さっぱりした気持ちで前向きに家族自分に言い聞かせるけど、

もうお金を借りれなくなってる以上、再起を図る事も、家を取り戻す事は不可能なんだ。

それに気がついた時、家庭には暗い影が落ちる。

転職しようにも、経歴と年齢で取ってくれる所は殆ど無いだろう。

バイトみたいな仕事にありついたって、既に一家を支えられる収入にはなりえない。

今まで、専業主婦か経理をやらせていた妻もパートに出るようになる。

そしてお互い疲れてくる。

疲れてくれば、ストレスとなり、前向きな気持で押さえ込んでいた不満が爆発する。

こんな惨めでつらい思いをするならと、妻は離婚を考える。

妻につらい思いをさせるならと、夫は離婚を考える。

ただ、家が残っていれば別だ。

日本人にとって家というのは、人生集大成みたいなもの家族アイデンティティと言っても過言じゃない。

その家さえ残っていれば、どんなに疲れていたって、職場で惨めな思いをしたって、きっと耐えられるんじゃないだろうか。

高級車も、現金も、不動産も株も、何もかも失ったって家さえ残っていれば、慎ましくも家族の絆を保って過ごせるのではないか。

なんだ、周りに迷惑を掛けたんだから当たり前じゃないか。

債権者は心の底からそう思うだろうか。

家を取られていい気味だと、思うだろうか。

債権者会議で誠心誠意お願いをしている元社長に、家を取られて当たり前だ、家庭崩壊なんて知るかと言えるだろうか。

何もかも奪わなければ、納得出来ないと思うだろうか。

俺は債務者でもあるし、債権者でもある。

800万程の金を回収できていない。

もし債権者集会が開かれたら、家まで取ろうとは思えないだ。

但し、その社長がまっとうな人物で、普通の家に住んでる場合に限るけど。

最悪の事態は経営者ならだれでも考える。

破産した元社長を前に、明日は我が身だと構える社長も多いはず。

やるだけやって、肩書権力財産も信用も失う人間に対して、せめて家くらいは残してやっても良いと思うかもしれない。

翻って、我が身にその災難が降りかかった時、同じように家だけはと思うはずだから

今回は何故こんな事を書いたかというと、取引銀行から案内が来ていて、債務整理破産(免責は生じてない事)したとしても

一定資産を手元に残す事を申し出ることが出来ますよと、そういったガイドライン作りましたよって内容だった。

そこには、「華美でない自宅」の項目もあって、最悪何があっても自宅を守れるならば、経営者もっと前向きに事業展開出来るんじゃないかと。

実際、この一文だけで俺も心の中の得も言われぬ不安が少し取り除かれた気がして、今日何だか気分が良いのです。

余談

世間が思うような経営者像として、社員薄給でこき使いながら自分は贅沢三昧で高給取りってのがある。

お気楽なもんだと。

だが、実際はそんな経営者はごく一部であって、殆ど中小零細の経営者会社を守ることに苦悩しており、

さら保証、担保、抵当、と会社につぎ込んだ借金の返済について、昼と夜とを厭わず精神的重圧に悶え苦しんでいる。

その結果として、ベースアップ抑制したり経費削減をするから社員から不満が出る。

しかし、会社を守る=社員安定的雇用する事なので、結果的には社員を守っているという意識社長の中には必ずあるのだ。

社長はその多大なるリスクと引き換えに、多少の贅沢をすることで精神不安から逃れようとしているので、そのへんは大目に見て欲しい。

2013-11-27

アフィリエイトとある男の10年間の話

この記事を書くキッカケになったのは、こちらの方が書かれた記事を読んでから

http://anond.hatelabo.jp/20130517213002

そしてこの記事を書いた目的は、自分アフィリエイトに携わった約10年間の軌跡を記すことと、

自分人生を再出発させる為に書きました。

読みづらい文章ですが、興味があれば読んでみてください。

出会い


私がアフィリエイト出会ったのは今から11年前、当時はブログSNSなんて媒体メジャーではなく

個人が情報発信するには、ホームページ作成と呼ばれる特殊技術を持った一部の人間だけが、それを

許されていた時代です。

当時の私は、どこにでもいる中小零細企業正社員で、Webの知識など皆無、当然

ホームページ作成する技術や知識すら持ち合わせていませんでした。

しかしそのアフィリエイト存在を知ってから約1年後、当時勤めていた会社部長と折り合いが悪くなってから

少しずつ、私の人生方向性は狂っていたのかもしれません。

「こんな会社やめて、もっと大きく成功してやる!」そんな漠然と、フワッとした

野心、野望、甘え、現実逃避を当時25歳位の私は抱いていました。

そしてその当時、常に私の心の奥底にあったのが、アフィリエイト存在でした。

たいした資本必要とせず、個人で月収50万、実力次第では月収100万も夢ではない。

「ひょっとしたら、俺にも出来るかも。」

「もし俺にも出来たら、俺の人生は大きく変わって、ビッグ成功できるかも!」

そんな甘ったるい思考を持っていた事を今でも覚えています

そしてココから、苦悩と不安の日々が始まることになります

狂った思考


部長との折り合いが悪くなって、すぐ私は当時勤めていた会社退職し、

派遣社員として、工場勤務の職を得て新しいスタートを切ることになります

もちろん、その工場仕事がしたかたから働き始めた訳でなく、

アフィリエイトで稼ぎ独立して成功していく為の、とりあえずの日銭稼ぎの仕事

割り切って仕事をしていました。

当然、当時はアフィリエイト報酬は月に1000円も稼げていませんが、とにかく勉強し、

ホームページビルダーと呼ばれるソフトを使い、何とかサイトを完成させるまでの

スキルを身につけることができました。

しかし、そのスキルアフィリエイトで稼ぐスキルはまるで別物。

サイトを作り上げるスキルは日々上達しても、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)の

報酬画面はいつも0円が並んでいました。

それでも、絶対にアフィリエイトで生計を立てる。

絶対にこれで人生を変えてやる!

そんな、狂った思考を持ち続け突っ走っていました。

当時まだ26歳だったと思います

孤立と金


サイトを作り続ける日々は続きます

昼間は工場で働きながら、そして空いた時間はすべてアフィリエイトで金を

稼ぐ為だけに注ぎました。

そして今でこそ分かるのですが、私は当時働いていた職場での人間関係積極的に築こうと

しませんでした。

なぜなら、私の心のどこかで、この仕事はそのうち辞める仕事、俺はお前達とは違う。

必ずアフィリエイト成功して、独立して優雅に暮らす。

そういった思考を持ち続けていたので、私は意識的に人との関係を避けるようになったのだ思います

もし仮にココでアフィリエイト挫折していたら、まだ人生選択肢は多く残されていたのですが、

不幸にもアフィリエイト報酬右肩上がりになってしまいました。

厳密に言うとアフィリエイトではなく、アドセンス報酬だったのですが、月に30万以上を

稼ぐ月が続いてしまいました。

私の交友関係が狭まるのと比例して、今まで稼いだことのないようなカネを稼げるようになりました。

当時28~29歳位の話です。

分岐点


アドセンスで稼ぎ続ける日々はそう長くはありませんでした。

当時のアドセンスは、クリックさせさえすれば、ある程度の報酬が見込めましたが、

それが通用しなくなったのです。

アドセンス報酬はガタ落ち、アフィリエイト報酬ほとんどありませんでした。

当時、私は個人事業主としてアパートの一室でアフィリエイト事業をしていたのですが、

アドセンス報酬に頼って生計を立てていたので、報酬が減ることはイコール、死を意味します。

「何とかしないと。どうにかしないと。」

心は不安と焦りで一杯でした。

ココで真剣自分人生を考えればよかったのに、やはり私の当時の思考は偏っていたので、アルバイトを再開し

その金と少ないアドセンス報酬で生計をたて、今度はアフィリエイト報酬目的サイトを作り続けていました。

もう気付かなければいけないのに。

もう一度自分人生真剣に生きなければいけないのに。

しかし当時の私はまだそこまで考えられない短絡的で無計画な男でした。

そして何とかして、この業界で生きていく。

絶対に、アフィリエイト報酬100万稼ぐ。

それが、俺の道。

まともに、働いて微々たる金を稼ぐなんて、俺には出来ない。俺には無理。

そんな人生まっぴら御免。

こういった思考を持ち続けていたのです。

当時私が30歳位の話です。

幻想不安


アルバイトをしながら、アフィリエイトで何とか生計を立てる日々は続きます

しかし、状況は好転し、ネット上ではPPC広告を使いアフィリエイト報酬を得る手法流行り、

私もその手法に便乗します。

広告費30万突込みアフィリエイト報酬60万~70万程、月に稼ぐことに成功します。

驚くほど稼げる。簡単に稼げる。

凄すぎる世界でした。

日に5万以上のアフィリエイト報酬を得るのも珍しくなく、私は有頂天になりました。

昼間は好きな所へドライブに出かけ、好きな所へ旅行へ行き、日々の生活怠惰になっていました。

朝は起きたい時に起き、仕事!?アフィリエイト)は気が向いた時にやり、寝たい時に寝る。

嫌なことは一切しない。

煩わしい人間関係とは無縁。身の丈以上の金を稼いで自由に生きていました。

しかし、心のどこかで常に不安を抱いていました。

きっと私の心は気づいていたのだと思います

足がしっかり地についていないことを。

全て幻想砂の城人生を間違えていることを。

しかし、私の思考はそれを否定する。

そんな事はない。

コレが俺の道。コレがコレが......。

しかPPC広告を使った手法終焉を迎えます

当時私は31歳~32歳だったと思います

栄光と転落


時間は流れます

私は主にサイトアフィリエイトに力を注ぎ、安定して50万~80万程度の報酬

稼ぐことに成功していました。

金を稼げているうちは、まだ心は安定しているのですが、やはり常に不安があり、

次へのステップ(商売)を考えていたのですが、一歩が踏み出せない。

なぜなら、私にそういったアドバイスをしてくれる同僚、友人、先輩もいませんでしたし、

何より、私自身に自信が欠如していたのだと思います

どこか、何となく金を稼いできた。

そんな自分に自信が持てなかったのかもしれません。

例えば大工見習いが地道に頑張り、一人前になり工務店を構える、

料理人見習いが地道に頑張り、店を構える。

そういった背景が私にはなかったのだと思います

ただ何となく感覚的にアフィリエイトに取り組み、そして金を稼いでいたのだと思います

もっと言うと、金を稼ぐ目的が異常だったのだと言えます

成功する為に金を稼ぐ。

成功とは何?何を成功と呼ぶのか?

私の成功は金を稼ぐこと?

なぜその仕事をして金を稼ぐのか?

そのもっと重要な部分が欠如していたのだと言えます

もちろんココまで全て自分が撒いた種ですので誰にも文句は言えません。

ただただ自分の考えの甘さに恥ずかしいだけです。

そして2012年グーグルアップデートが入り、全ては転落へと向かいます

当時私が35歳の話です。

恐怖とうつ状態


アフィリエイト報酬は急降下、何とかしなければ、何かしなければ。。。。

しかしもうアフィリエイトには嫌悪感すら抱いています

もう関わりたくない。二度とこんなモノに自分人生を預けたくない。

そんな強い想いがあります

しかし、金を稼がなければ生きてはいけない。

厳しいとは分かっているが、就職自分人生再起動させるしかない。

分かっています。どの選択肢を選んでも厳しい。死ぬほど厳しい。

でもココでもう一度頑張らないと、私には未来はない。

ネットハローワーク求人をチェックする日々。

そしてWeb系(デザイナーCSSHTMLコーディング)の仕事に応募。

自分でも分かっています

イラストレーターフォトショッププログラムなどが組める訳ではありません。

もちろん、簡単なホームページは作れますが、私自身が自分Webデザイナーではないことを自覚しています

しかし、とにかく何かしなければ。

時間は待ってくれない。就職するには年齢の壁が迫っています

時間が経てば経つ程、再就職は厳しくなる。

そして何年ぶりかの正社員を目指してのWeb系の面接

面接感想一言

想像以上に厳しかった。

職を転々としていると指摘され、一つ一つ、退職理由を突っ込まれる。

そしてWeb系で必要な実務経験がないこと。

その後、私との面談が終わると、会社内を案内してくれました。

そこの会社で働くスタッフの年齢層をみると25歳~30歳位。

みな若い....。

今まで煩わしい人間関係を嫌がっていた自分が、一から自分の居場所を築くことが

出来るのか?そんな漠然とした不安が心を支配しました。

しかし、その不安はすぐに晴れます

面接官が一通り施設を案内してくれた後、優しく私にこう言いました。

「現時点であなた正社員として雇うのは厳しい。ただ、うちにはキャリアアップ制度

あるからアルバイトとして2年もしくは3年働いてもらい、あなたがうちに貢献できる人材なら、

正社員の道もあるよ。でもだからと言って、かならず正社員として雇用するとは断言できない。」と。

現実を見せつけられました。想像以上に厳しい。

そして、もう一つ見せ付けられた事実

それは自分が知らないうちに、おっさんになっていたこと。

思考や外見、その他色々なことが堅くなって柔軟性が無くなって来ていること。

20代の頃のような若さはもう無い。

周囲も"まだ君は若いから"と言う言葉を掛けてはくれません。

不安に苛まれ、夜、眠れない日々が続きます

心療内科にいくと、うつの症状が出ていますね。と言われ薬を処方される。

しかし、悪いことばかりではありません。

アフィリエイト報酬が0円になったかと言うと、そうではなく、まだ月に7万~10万程度は

見込めるということ。(二度とこの報酬に頼る生き方しませんが)

もう一つ、過去職場で取得した工場系や運送系で使える資格を保有していること。

これを活かせば、自分の熱意があれば再就職も十分できる。

焦ってはいけない。でも急がなければいけない。

自分をしっかり見つめ直し、どうのように今後生きていくか、どの業界プロになるのか、

それを考えて考えて考え抜いて答えを出そうと思います

気付き


コレまでの約10年間、よくココまでデタラメに生きてこれたと思います

それまでも、かなりデタラメに生きてきたので(職歴転々)、ある意味私の人生自体がギャンブルのように

なっていました。

しかし今回、自分が自信を失うという一件があり、自分を見つめ直す良いキッカケになりました。

まだ36歳で自分自身の性格、適正なども含め、言葉では言い表せない色々な事に気付けて良かったと思っています

そして何より、前向きに地道に頑張っていく決意が出来ました。

大切なことは、自分が何をしたいのか。もしくは、どんな風に生きたいのか。

何なら出来るのか。何なら社会に貢献できるのか。

そしてその道でプロを目指すということ。

どんな業界でもプロになれると言うことに気付けてよかった。

"金を稼ぐと言うことは、その道のプロになると言うことだ。"

私の人生の先輩がアドバイスしてくれた言葉です。

ありがとうSさん

以上。

2013-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20131113222055

ベンチャー定義が変ではない?

ただの(先鋭的でもなく、革新的でもない)中小零細企業をさしていない?

比較して、技術も含め、大企業の方が能力つくとは、一概には思えない。

大企業の良い所は、

目標を見つけやすい(とんでもなく凄い人がいることが多い)

人脈、ルート作りができる

悪い所は、

一人のやることが狭すぎて、深くなるが、時代に取り残された場合、なんの役にもたたなくなる。

大多数の無能な人と一部の超有能にわかれるが、多数派は無能自分無能の中に入りやすい。

ベンチャーの良い所は、

ほんとの死線が見える

早い段階で全工程をやらざるおえない

ごくごくまれに多額の現金はいる(宝くじよりは確率高いでしょう)

本当に、世界の先端にいる人が所属している時がある

悪い所は、

お金がかけられないから、できる幅、ツールが限られる。

他多数

ああ、私は、大企業を勧める。

独立するにしろベンチャー行くにしろ大企業内でルートを作ってからする方が良い。

2013-10-07

ブラック企業を無くす方法

元・経営者だった自分経験からブラック企業を無くす方法がある。

以下のたったひとつ方法だ。

■それは、「含み残業にする」ことだ。

例えば額面を23万円払う場合、基本給を14万円にし、見込み残業として9万円をつける。

するとどうだろう。残業させても、法律的には全く問題無い。

これで世の中の「サビ残」というものが消滅する。

※注意点

上の例だと残業が月に100時間を越えてくると注意だ。

深夜や休日の割り増し賃金は注意だ。

また、基本給を14万以下にすると最低賃金を下回る可能性が出てくるので注意だ。

「法を守れ」という輩は、上記の待遇だと問題無いであろう。全くもって合法だから

ちなみに、結構な数の中小零細企業は上のようにしていると思う。

2013-05-24

ハロワ職員の仕事してる振りがムカつく

わかものハローワークでよく見る、わたしは仕事してます。という素振りは本当に見ていてイラっとくる。

新規卒の子なんかはあんまり知らないだろうけど、相談者の情報に誤りがあってもその場で編集ときますって素振りだけ見せて

何か月経っても更新されない事がままある。それだけなら別にイラっとするだけでいいが、問題は相談者の質問に的確に答えられていない事。

未だに男は営業、女は事務という固定観念相談者の仕事選びの幅を狭くしているにも関わらず、それを改善しようともしない。

一部セミナーでは男女参画について熱心に講義するんだけど、当の現場男女差別OKな社会観を植え付けていれば何の意味もない。

さらに、ハローワークではブラック企業について、一応審査しているという話を耳にするが、そんなものは嘘。

毎日モンテローザワタミ広告を見かけるが、改善要望をしてもずっとこのままなんだから審査なんて見せかけでしかない。

しかも、モンテ等ブラック企業については、求人一覧の約3ページに渡って独占掲載という嫌がらせを、ハローワークが認めている事を見ても

そういった取組みには何ら無関心なのだろうということがよく伺える。

そういう意味では、ブラック企業だらけのハロワ求人いか陳腐なのか嫌でも分かる。

一方、この様子はハロワに限った事じゃない。

マイナビリクナビも未だにブラック企業を載せ続けているし、あろうことか特集まで組んでいるありさまだから、有料サイトという利点が全く感じられず

それならハロワ利用するのと同じじゃないかと思うもの

就活サイト何気に利用価値があるとかいうが、大企業がよく掲載されていて中小零細があまりないという事でその手に特化したサイトなのがよく分かるが、

また、特集にしても合説イベントにしても各々の出展企業に色はなく、ほぼ同一の顔ぶれであることも忘れ難い。

実際の所、就活サイトですらも実はあまり無関心なのでは?と思う。

まして、就活応援といいながら、実は就職採用をしていない会社まで出展させるなどの詐欺も行っているのだから就活者を馬鹿にしてるというもの

けれど、それでも一応仕事をしているのでこの辺りはリクルートプロなんだと無理矢理納得する。

さて、話は戻るが、ハロワはこの有料サイトに比べると無料で掲載できるため、どちらかといえば中小零細企業が多い事が特色ではあるが、実際の所、

まり熱心じゃないのが見て取れるのも、あのやる気の無さげな普段と、就活者に対してのみ真面目に仕事してる素振りギャップを見れば余裕で分かるもの

からハロワ職員の仕事してますという素振り無性に腹が立つんだろうな。所詮ハロワ職員も臨時ばっかで食うために仕方なくといったところか。

ただ、普段通ってる者から見れば、あれこそ税金無駄遣いの極みだなと思う。

2012-10-15

とある地方公務員日本共産党について書いた

平素よりお世話になっております

またもやブックマークが予想以上に増えて大変恐縮しています

公務員だけど、公務員残業代問題に潜む高齢者問題

http://anond.hatelabo.jp/20120922164617

とある地方公務員が日々思ったことを10コラムに分けて書いてみた

http://anond.hatelabo.jp/20121012225331

とある地方公務員生活保護について書いた

http://anond.hatelabo.jp/20121013233222

今回は地方で地味に活躍している日本共産党について書いてみたいと思います

※これは地方公務員立場というよりも、あくまで私の個人的意見です。

※私は日本共産党員ではありません。

※また、一部は私自身の体験ではなく、別の同僚の体験も含まれています

日本共産党議員は世話焼きおばちゃん

職務を行なっていると、地方議員と絡むことが多いです。特に議員地域と密接に関係しているので支持者の陳情や苦情などを仲介して窓口にやってくるわけです。

たとえば、コンバインを通したいから農道舗装してくれとか、今度町内会イベントするから職員を派遣してくれ、といった類ですね。

その中で日本共産党の主戦場は、なんと行っても福祉部門です。生活保護健康保険介護保険、といった分野は特に力を入れています

そして、生活保護では一緒に窓口にやってきて、受給希望者にマンツーマン手続きを教えている光景を見ることができます

共産党議員生保の窓口に来るというと、何か高圧的なイメージを持つ人もいるかもしれませんが、むしろ逆でお手数をおかけしてすみません、といった感じでやってきます

日本共産党議員は、元々福祉現場で働いていた経験のある人も多いので、福祉現場の苦労がわかるのかもしれません。

また、日本共産党はおばちゃん議員も多いので、気楽な感じで話せることも多く、生活保護受給者の世話を焼いているおばちゃんって感じです。

私は役所に入る前は、日本共産党左翼ヤバい人みたいなイメージしかなかったのですが、福祉に関われば関わるほど日本共産党福祉における役割は大きいと感じるようになりました。

ケースワーカー民生委員だけでは対応できない地域特殊問題も、共産党議員、もしくは共産党関係者が間に入ることで解決した事例もあります

※逆に保守系議員は、横柄な人が多いです。やはり、地方議員といえど地域に対して一定の影響力をもっていますので、農業団体建設業医師自営業、商工などなど、あらゆる方面でやはり保守系議員の影響力があります

地方はやはり、保守系議員の力が圧倒的に強いので職員も神経を使う相手です。ただ、保守系議員といっても、別に熱狂的な自民党議員というわけでなく、農家おっちゃんだったけど青年活動していた成り行きで自民党会派に入ったというケースが多いです。

なので、根が地方おっちゃんなので理屈よりも情とかお付き合いとか理屈じゃないところで落とし所を探るらしいです。(ベテラン職員はこれが本当に上手い。)

逆に若手保守議員は、尖閣問題とか憲法改正とか異常に関心が強いので、ちょっと怖いです。まぁ、元々代議士秘書していた人が多いからかもしれませんが、、、

困った人も見捨てない日本共産党

生活保護希望する人の中には、本当に困った人がいます生活保護支給してもすぐパチンコに使ってしまう人。家庭訪問で話をしようにも、すぐ怒る人。要するに普通生活が営めない人です。

そういう方の自立支援サポートするのを本来ケースワーカーに求められているわけですが、現在ケースワーカー一人当たり100世帯以上受け持つ事もザラなので、そんな余裕ありません。

また、公務員の人事システム上、ケースワーカーとして十分に実力が身につく前に異動になってしま専門性が身につかないという問題があります

その間隙をついて、日本共産党独自支援体制を作っています。具体的には地区ごとに相談窓口(法律医療税金)などをワンストップに受け入れる体制を作っています

これは後述しますが、これが日本共産党の強みであり、他の政党にはない点でしょう。

また、日本共産党の人は、何というか普通の私達がみたら、ちょっとお人好しなんじゃないか、ということ平気でやります

・知らないホームレスにご飯をおごる(またはお金を貸す)

・時々いる困った市民にも切々と説得

・深夜12時過ぎに寂しいと電話があってもちゃんと対応

などなど、はっきり言って行政なら、それはいくらなんでもやりすぎ、業務の範囲外とおもわれることもやります

当然、いくらなんでもということはしませんが、基本的に良い人が多いです。

日本共産党の地道なマーケティング

生活保護は、現在日本共産党オスプレイ原発大阪維新の会と同じくらい関心のあるテーマの一つです。

日本共産党という政党基本的に個人事務所というよりも、あくま日本共産党の支部ということで地方議員事務所を構えています

その日本共産党事務所は、だいたい経済的に困窮した人の相談場所として利用されているようです。

どういうマーケティングを行なっているか本当に謎ですが、日本共産党事務所にはワーキングプア高齢者障害者といった社会的弱者を見つけ、行政支援につなげています

日本共産党支援生活保護受給した方に話しを聞いたことがあるのですが、その方はもともとホームレスをしていたところに共産党議員差し入れ毎日持ってきてことがきっかけで知り合い、生活保護受給した方です。

最初生活保護は恥ずかしいと思っていたが、毎日その議員と話をしているうちに考えが変わってきたとのことです。

なので、共産党マーケティングと書きましたが内実は地道なドブ板営業なのかなぁと思いました。確かに共産党の支持組織としては医療生協民商共産党系の労働組合である自治労連などがありますが、案外普通議員なら相手にしないような、つまり票にならないような市民特に重視しているのかもしれません。

侮れない共産党ネットワーク

かつてエントリーの中で共産党ネットワークについて書きましたが、改めて書きたいと思います日本共産党は先述の通り医療機関として医療生協中小企業零細企業組合として民主商工会、その他にも多くの組織連携しているので非常に行政としては重宝しています

だいたい地域貧困問題に取り組んでいる団体があれば、直接的、間接的にせよ、共産党関係者が絡んでいることが多いと思います。それは共産党に限らず、社民党にせよ、民主党左派にせよ、いわゆる人権派リベラル派というもの草の根ネットワークを作っているようです。

現在日本は、自民党にせよ、民主党にせよ、基本的保守派が大多数であるので、リベラル派というものが弱いという土壌があります。なので、人権問題に取り組んでいる弁護士活動家は、政党選択肢が少ないので共産党を支持しているというのが現状のようです。(当然、熱狂的な共産党支持者もいますが)ただ、弱者救済積極的に取り組み、それなりに体制ができているのは今の主要政党では日本共産党ぐらいであるのは事実だと思います

取材力は最強、しんぶん赤旗

告白すると、お付き合いの関係で私もしんぶん赤旗を取るようになりました。ちなみにしんぶん赤旗というのは共産党機関紙ですが、しんぶんという名前からわかるように独自視点からニュースを発信しています

最初はお付き合いで購読していたのですが、案外おもしろい。当然、あくま共産党バイアスがかかっているわけですが、それが逆にはっきりしているからわかりやすいです。

たとえば、最近話題になった次長課長河本問題も、生活保護扶養義務について詳細に書いていました。あれは実務をやっている人間ならわかるのですが、そもそも不正受給ではありませんし、扶養義務道義的には人それぞれ感じるところがあるかもしれませんが生活保護法では定められていません。

憲法25条を持ち出すこともなく、現在法制度では特に問題はありませんでしたが、ある保守系女性議員きっかけで、マスコミが一斉にキャンペーンを行なっている中でしんぶん赤旗だけは筋が通っていました。

しんぶん赤旗は、大企業スポンサーがいないということでスクープが多いように思います原発の裏にあった談合などは、原発ムラの実態もわかりましたので非常に興味深いものでした。

なので、他の新聞にはない視点を与えてくれるのがしんぶん赤旗面白いところかな、と

ただ分析に関しては、特に安全保障についてはちょっと疑問が残るところは多々ありますが。その話題は今回のエントリーから外れるので控えます

また経済政策に関しても、消費増税内需を冷え込ませるのはそのとおりですが、その財源として法人税増税といった大企業社会的責任の強化、労働規制の強化というのはちょっと今の社会情勢から見て厳しいのかなぁとも思います

ただ何にせよ、分析能力に関しては僕も修行中ですので、コレも控えたいと思います

また、やっぱり共産党機関紙であるせいか、やたら大躍進とか、大きな一歩とか、煽りっぽい見出しになるのは仕方がないですね。

日本共産党はやっぱり必要かも

確かに日本共産党与党に入るのは、やっぱり怖いです。ただ、日本共産党現在のような貧困存在している社会情勢ではやはり必要だと思います

今後、消費税増税によってより一層中小零細企業が淘汰され、失業が増えれば、より共産党存在意義が増すことになると思います

これって、大学の時にちょっとカジッたマルクス歴史観そのままじゃないかと、ちょっと不安になったりします。

ただ、本来政治役割あくま弱者のためにあり、決して圧力団体の手足ではないはずですが、現状は後者の方が当たり前になっています

弱者救済は、地方であれ、生活保護受給者であれ、時にバラマキと呼ばれます。なので、強い人に力を集中させれば、結果的弱者おこぼれが回ってくるという学説がありますが、果たしてそうでしょうか。

仮にそれが事実だとしても、その恩恵はい弱者に回るのでしょうか。だったら、行政、ましては政治なんて本当に要らないのかもしれません。

資本主義の発展でも、弱者の救済でもどちらにせよ共産党存在必要だと思います

皮肉なことに資本主義の発展を語る上で、所得の再分配がなくては資本主義の発展はありえませんので、共産党活動結果的資本主義延命に貢献しているのではないかと思ったりもします。

以上のように共産党推しでちょっと辟易した人もいますが、共産党のあの直向な姿はそれなりの奉仕精神がなければ真似できないと思います

共産党の実直な姿こそ、本来公僕としての公務員に求められているのかと思うと、何だか身の引き締まる思いです。

追記です。

http://anond.hatelabo.jp/20121022220611

追記 2014/12/20

ブログを始めました

とある地方公務員ブログ

http://toarukomuin.hatenablog.com/

2012-08-27

大手はともかく中小零細企業が成長著しいとか説得力ゼロなんだが

ハローワークの事業内容や特長で「不況の中成長し続けている」といった売り文句。

職員に聞くと確かに成長しているらしいが、不況の中で成長するとは如何に?

職員いわく「ナンバーワンでなくオンリーワンを目指す」企業が年々増加してるようだけど、

どうせならナンバーワンを目指してその順位格付けなら納得できるんだけど

誰もやらない、やりたがらない物のオンリーワンって何が誇れるのか全く理解不能なわけで。

まして中小零細が自分のやりたいようにやれてるというのが何処かで無理してる部分があるんじゃないかと勘繰りたくなる。

たとえば給与面で「基本給19万」の求人があったとしよう。

その中に「基本給=A+B」という項目あって、「Aは手取り」「Bはそれに足される調整手当のようなもの」がある。

中小はともかく零細は大抵Bの値が大きくAの値が非常に少ない。

大阪某所の婦人服の卸売営業での事例を挙げると、基本給が19万だが「A=10万」「B=営業手当5千、残業手当3万、家族手当2万、住宅手当2万、調整手当1.5万」となっている。

手取り10万なんて最近は割とざらで、営業職が事務職よりも低い時がある。

これが中小零細なのだ

そんな所が成長著しいとは説得力もだけど求人募集できる余裕があるのかすら疑わしい。

2011-11-20

http://anond.hatelabo.jp/20111120003035

あのなぁ、民主党政権を獲って、年をまたいで、梅雨から

報道番組が町の中小零細企業を取材して、

経営が厳しい。リーマンショック以降仕事が激減した」と嘆いていたんだけど、

民主党マスコミは足を引っ張りまくったのに麻生政権の足を引っ張りまくったんだぞ?

越冬闘争は今までずっと行われてきたのに、民主党が乗っ取って「年越し派遣村」とネーミングされたけど、

どちらも民主党政権を獲った後はどうなったよ?

民主党党利党略に振り回されて、民主党の都合で使い捨てられた連中が「弱者」だよ。

越冬闘争は2010年から2011年一月だって行われたけど、おまい知ってたか

TPPだって、そりゃ参加が決定するまでは「日本のためになる」って言うだろうさ。

言うのは「強者」であって、「弱者」じゃないもの

ワーキングプア問題はどうなった?

原油高騰に苦しんだ漁業関係者や陸送関係者は、いまどうなってるよ?

繰り返すぞ、「弱者」ってのはな、時の「強者」に出汁にされて煽られて、

騒動が一段落したら解決してないのに「いないことにされた」連中だよ。

2011-06-20

菅総理が反原発を争点に解散総選挙をやるのでは?と言われ出した。

やるかもしれない。やらないかもしれない。

しかし、被災者には申し訳ないんだけど、非被災者にとって原発問題って、今も解決されていない、

ワーキングプア、待機児童リーマンショック以降の中小零細企業経営

宮崎県口蹄疫家畜を死なせなければならなかった畜産業者、沖縄県基地問題、その他その他の問題に泣いている人達

あなたたちの苦しさよりも反原発のために管民主党投票してくれ」と言うのだろうか?

小泉政権下の郵政選挙になぞらえる向きもあるけど、あのときはさまざまな問題を後回しにする余裕があった。

報道井戸端会議で“忘れられている”人達に、反原発を理由に管民主党に入れてくれと言うのだろうか。

それとも上記問題を抱えている人が率先して反原発選挙菅総理圧勝したら、自分たちの生活がよくなるかのように

選挙を待ち望んでいるんだろうか。

2011-03-06

http://anond.hatelabo.jp/20110306223452

私自身は、中小零細企業技術職で営業経験はない。参考になるか分からないが

私が見てきた一人の営業さんは、特に②に注力していた。③もある程度あったかな。

その営業さんは中国人だったんだけど

日本語は通常的な会話に特に問題はなかった。

しかし、文章を書いても表現いまいちだったり、商品説明も下手だったり

行動が計画的でなく、場当たり的なことが多く、深い付き合いのある社長との

約束をすっぽかしそうなったことは、1度や2度ではない。

 

だけど、過剰かなと思えるくらいに積極的なアプローチをすることで

だんだん人脈が出来ていき、出来た人脈は見ていると人柄がでているのか

感じのよくひとばかりと御付き合いしているように思えた。

そのような人脈があれば、会社が潰れてもどこか拾ってくれる

会社はあるだろうなとは思う。

(実際、私の周りの営業さんは、元々付合いのある企業に拾ってもらった人が多い)

 

その営業さんは、説明はあまり上手くないが、知り合いの社長と一緒に

営業に出かけていき、商品説明は社長さんで、ちょっと技術的な説明は

うちの営業さんがしていました技術者目線で見ると、どうかなと首を

かしげたくなるところもあるけど、それでも必要最低限は説明していたし

受け答えもなんとかこなしていたから問題ないかなとも思える。

 

そんな営業さんを見ていて、時に色々な提案をお客さんにできるって

かっこいいし面白そうだとさえ思えます

2011-02-06

[]正社員既得権ってまだタブー視されてるの?(´・ω・`)

正社員既得権ってまだタブー視されてるの?(´・ω・`)

http://anond.hatelabo.jp/20101111151244

中の人です

結構多くの人に読んでもらえたようで嬉しいです

トラックバックの中の内、http://anond.hatelabo.jp/20110202044044に対して、自分の分かる範囲で答えたいと思います。

自分もすべての事に関して詳しいわけではないので、わからないところもあります。その点はご容赦頂きたい

http://anond.hatelabo.jp/20110202044044

ということで,

と言えると思いますが,どうですか.

まさにその通りだと思います。

正社員職が(契約社員派遣フリーターなどの非正規雇用職に比べて)特権的なものであると薄々自分でもわかっているからこそ、解雇規制に反対する。まさか、自分の今の地位的経済的な裕福さが、非正規雇用の人の”犠牲”の上になりたっているという厳然たる事実を、正社員の人は明示的にでないにしてもわかっている。無意識的に理解はしていても、それを事実であるとは(口に出して、明示的に)認めたがらない。「自分が、他人の“犠牲”によって成り立たせるような”悪い”人間はない」と思い込みたがるというバイアスがかかっているから。

実際に、民間企業正社員として勤めてる友達に話そうとしても、仲がこじれそうで気軽に言えないわけですよ。理解力ある人ならいいけど、そうでない人に関しては絶交されるのも覚悟するくらいの意気込みで(それくらいの強い意志をもって)話さなきゃいけないのは辛いです。

ということで,

と言えると思いますが,どうですか.

的確にまとまっていると思います。私にこれだけキレイにまとめるだけの文章力はないですw

5.については、あまり深刻に考える必要はないと思います。

解雇比較的自由な理想的な労働市場想像してみればわかると思うけど、今の正社員職と非正規職の垣根がなくなるわけです。つまり、(理想的な市場であれば)全員が正社員といってもいいし、全員が非正規雇用者になるようなものだと思います。解雇されやすい代わりに再就職もしやすい、そんな環境です

解雇規制緩和脊髄反射的に反対している人は、「会社に必要とされていない」と本人が一番感じているから反対するのかもしれない。解雇規制が緩和されたとして、会社労働者解雇しだすのかどうかというと実際はそんなことはないと思うのですだって企業が、その企業に固有の慣れ(職場人間関係や慣習)を身につけている人をわざわざ解雇して失われる利益と、新しい人間を雇ってその企業に慣れさせるコスト比較したら、手間をかけて解雇して手間をかけて新たに雇うのはバカバカしくなるだろう。

だとしても、「自分解雇されてしまう」と思う人は、「自分のやっている仕事は誰にでもできる仕事だ」ということに薄々感づいていて、言ってみればその会社に見切られたときに、他に行くあてがないということが分かっているのだと思う。つまり、その会社にしがみついていて、放り出されるのが怖い。クビにされたら再就職もままらいから怖い。それは労働市場において自分価値が低い、と自分でもなんとなくわかっている人だと思う。

日本雇用終身雇用年功序列新卒採用- を撤廃させるには、つまり雇用が流動化されるには少なからず混乱が起きるだろし、 落ち着きを取り戻したとしても決して全員の給料が良かった時代には戻れないだろう。 雇用流動化によって損をするのは既得権をもった人★29だ。誰も損をしない革命★30なんかありえない。 彼ら、いやあなた自身が血を流さなければ状況は全く変わらない★1-10

「彼ら,いやあなた自身が」というのは誰なんでしょ?

解雇規制により恩恵を受けている人(既得権を持った人)ということなですかね.

解雇規制により恩恵を受けている人(既得権を持った人)

そういうつもりで書きました

上にも書いたとおり、労働者の大半をしめる正社員職の人にこそ、むしろ読んで欲しい、考えて欲しいと思って、先のエントリを書きました

ちなみに http://anond.hatelabo.jp/20110130114254 のつっこみによると,

解雇規制や法の問題ではなく,企業労働者ルールの問題らしいですね.

その辺の「具体的に何を変えるべきか」も明らかにしていかないといけないですよね.

法的な問題は詳しくないので、あくまでも、一人の法律に関する素人として、日本社会の一人の市民としての意見として読んでください。

http://twitter.com/theophil21/status/26808239597289472#

(1)同感です。周知のように日本の法制度は、ドイツなどと異なり「正当な理由がない解雇違法」というルールを設けてはいません。先進国ならどこでも違法である差別解雇や、期間を定めたにも関わらず期間途中で解雇する場合規制しているほかは、労契法16条があるだけです

労働契約法に関してです

解雇)第16条: 労働契約

http://roudoukeiyakuho.seesaa.net/article/89148150.html

◆ 定年制 ◆

 就業規則に定めた定年制が、労働者の定年に達した日の翌日をもって、その雇用契約自動的に終了する旨を定めたことが明らかであり、かつ、従来この規定に基づいて定年に達した場合は、当然雇用関係が消滅する慣行となっていって、それが労働者にも徹底している限り、解雇の問題は生じない。    

しかし気を付けなければならいのは、定年後引き続き継続雇用されるという慣行があり、特定の労働者だけを継続雇用しないということになったら、定年による退職はなく、解雇の問題が発生してきます。☆   

まさにこの法律が反映された司法判決に関して城繁幸氏が指摘したことがある

http://twitter.com/joshigeyuki/status/8467969965297664

これ結構キツイかも。ますます内定率が落ちていく様子が目に浮かぶ。:定年後の雇い止めは無効「雇用継続期待できる」 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/467815/

http://twitter.com/joshigeyuki/status/8483360695394304

裁判官コメント意訳「業績悪いか嘱託雇い止めしたいっていうけど、新卒採っちゃダメでしょ。まず新卒採用から中止しないと」 もう無茶苦茶http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/economy/policy/467815/

http://twitter.com/joshigeyuki/status/8629180774227969

問題の企業、従業員46人の中小企業なんだな。よく中小はクビ切り放題って言う人がいるが、だいたいはこういう風に法律守ってる。つまり、この判例はそういった多くの中小企業にも「負の影響」を与えるということ。

定年後の人を解雇できずに、新卒採用が絞られる。

この司法判決一つで、数百、数千の新卒採用の枠が狭まっていく。

それはつまり世代間格差を助長させる。

http://twitter.com/theophil21/status/26813074828697600#

(8)わかりやすく言えば、「雇用は保障するから企業に服従せよ」という使用者側の提示に労働者側も応じていた、というのが実態でしたしたがって、それにもかかわらず使用者が「めったなこと」も生じていないのに解雇することは、約束違反になるので、裁判所はこれを「裏切り」と判断してきました

終身雇用年功序列賃金とは、若い時の給料を不当に安くされるかわりに、ある程度年をとってからその分を貰うという後払いのことだ。

今までなんとなくは分かっていたのだが認めたくなかった。

それはつまり、今まで(バブル以前まで)の経済発展はある意味虚構だったのだ。

それはつまり、使用者は本来支払うべき賃金を後回しにして、その分を設備価格競争投資して業務拡大してきた。それが通用したのは団塊世代が40を超えるころになる1990年ごろまでだった(下記の画像参照)。1990年代バブルの後処理でおわれたのでなんとなくやり過ごした気になっていたかもしれないが、団塊世代が高年齢化していくにつれ構造的に人件費が膨らんでしまう。

そして、そのツケは先の氷河期世代が負ったわけだ。なぜ、1990年以前はそれが通用したのかというと、すべての人、低所得者も含めての人の賃金があがっていったからだ(少なくともそういう幻想を抱けた)。それができなくなったのは、先の構造的欠陥もあるのだろうが、一番大きいのは物価が上がらないことだろう。そういう意味財務省日銀が(インフレ目的した)大胆な財政金融緩和を打たないのかが皆目わからない。

団塊世代が引退していく2006-2008年だけは特に景気が良く新卒採用も活発だったが、2010年から次の就職氷河期がツケを払っている最中だ。

今、画面の目の前で「んなモン、今の大学生勉強してなくて馬鹿なだけで自己責任だろ」なんて思ってるそこのアナタに朗報!

そもそも、いつの時代も8割の大学生勉強なんかしてないでしょう。団塊の世代学生運動ばっかだったし、バブル期入社の人も研修旅行と称した拘束旅行に行ってたわけで。ちゃんと勉強している2割の人はいつの時代でもちゃんと就職出来てるわけで。ダメ人間で何もしない2割の大学生はいつの時代でも就職できないわけで。で、俺が問題にしているのは、遊んでいたとしても6割の普通の人は昔は就職できたのに、今の時代に生まれちゃっただけで就職できないっていうのは可笑しな話でしょう?

百歩譲って、そのことは認めたとしよう。それでも、この上下世代間格差と同一世代内の格差をどうにか吸収できるシステムを構築しないと、勝ち組アナタも結局不幸になるんですよ?え、だって、今の30代(=氷河期第一世代)って、世代内でものすごく格差があるでしょ?(参考→格差世代 - Chikirinの日記 http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20080421)

これ、ほっとくと危ないですよ。まだ、30代で派遣だったら今のところ問題がないように見えるかもしれないけど、20年後、30年後は間違いなく社会に負担が掛かる。それは生活保護受給者の激増という形に現れてくるだろう(予言)。正直、今の生活保護制度が問題ありすぎるから、そのころまで今のままの制度っていうのはありえないと思うけど、それに変わるセーフティネットに負担がものすごく掛かるだろう。それを負担するのは「自己責任だ!」と叫ぶ我々自身だろう。

この国の労働構造を変えないで子ども手当も何もあったもんじゃない。

そもそも定職につけなければ子供を生もうなんて思えやしない。

それが大半の人の思うところだろう。

日本GDP画像http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/04122001/013/image/001_002_01.gif

(ソース)http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/04122001/013/001.htm

http://twitter.com/theophil21/status/26814303956897793#

10)これに対して、濱口桂一郎先生が強く指摘されているように、中小零細企業では、「解雇の自由」という原則がずっと定着しており、国際的にみてもそれほど日本が異質なわけではありません。 他方で労働者の移動も頻繁であり、雇用保障と絶対的人事権の取引関係は希薄です

中小企業にとっての解雇規制大企業にとっての解雇規制は大きく異なる。

大企業は、裁判沙汰になって信用が失墜するのを恐れて今の法制度(法律司法判断、省令等)では整理解雇をできない。事実上倒産したJALですら整理解雇違法であるとして元従業員から訴えられている。普通に考えればそこまでリスクを取って整理解雇しようと思わない。

一方で、中小企業社会的信用はそこまで気にしなくてもよいので、バシバ解雇してしまう。

下でも言うように法律による解雇規制はそこまで厳しくないが、規制を頑なに守って身動きがとれない大企業規制を建前として遵守しようとしないブラック中小企業に二分化されている。

参考↓

規制”と“規制監視監督”の違い - Chikirinの日記

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20090112

世代間格差若者犠牲者!? 老人天国ニッポン~」 - BLOGOS編集部 - BLOGOS(ブロゴス) - livedoor ニュース

http://news.livedoor.com/article/detail/5061847/?p=7

一方で、解雇規制の緩和方向に法律を変えたら、状況も変わると言う人が多いけれど、もっと根深い問題ですよね。実は法律上の解雇規制はそんなに厳しくない。大部分は司法でやっています。しかも、その司法判断を支えているのが、マスコミ正義感です労働弁護士とか、昔ながらの左翼的な人がたくさんいますよね。現在日弁連会長を含めて、正義の味方でメシ食っている人がいっぱいる。そういう人たちがマスコミは大好きなんですよ。

解雇規制に関しては、法律による規制が問題・なんじゃなくて、それの法律を元にした(城繁幸氏が指摘したような)司法判断が問題になっている。

このことは池田信夫氏が言うように非常に根深い。そして、私自身は(法律に疎いので)法律をいじれば解決するのかどうかはわからない。解雇規制法律上の問題ではなくて、司法判断の問題だとしたら、そしてそれがマスコミ正義感(つまり日弁連社民党共産党のように、正義を実践しれいるつもりなのだがそのことによって構造的に不幸を作り出している偽善的な正義感)に支えているとしたマスメディアの問題でもあるし、そのマスメディア情報を無批判に受け取っている我々自身の知性の問題であると思う。

参考↓

マスメディアの凋落 (内田樹研究室)

http://blog.tatsuru.com/2010/04/02_1243.php

正社員既得権ってまだタブー視されてるの?」というタイトルだけど,

個人的には別にタブー視なんてされていないけど,それでメリットを受けている人がたくさんいるのでつっこまない,

つっこみを入れる人は意見を言うだけにとどまって具体的なアクションにつながっていないので変化が見えない,

>個人的には別にタブー視なんてされていないけど,それでメリットを受けている人がたくさんいるのでつっこまない

私は、上にも書いたように、頭の硬い友人には「話せない」わけですよ。

別に本人は自分幸せならいいのかもしれないけど、彼は社会がどうあるべきか、という理念がない(ようにみえる)。

で、鋭い友人は先のエントリとこのエントリくらいのことなら大体分かっている。

で、大半の人(私の周りの友人含めて)は前者なわけであって、リアルではカンタンに話せることじゃない。

それを、私は「タブー」といっただけです

>つっこみを入れる人は意見を言うだけにとどまって具体的なアクションにつながっていないので変化が見えない,

これはまさにそのとおりだと思います。リアルにしてもネット上にしても。

2010-12-01

http://anond.hatelabo.jp/20101201223849

学歴収入もパッとしなくて生活苦しいけど底辺を見て自分あいつらよりマシだと言い聞かせる層にあの手の漫画はよく売れるよ!

業界中堅のパッとしない大企業中小零細企業の形だけ正社員サラリーマンとか中堅レベル大学生とかが大好き!

ぜんっぜんチガウヨw

あい漫画に変な風に入れ込むのはま社会に出てない子供

「不幸知らずの不幸好き」と言う言葉がありまして、

まだ大して辛い目やシリアス人生の場面を踏んだことがない子供

あい酷薄過剰な描写を見て「世の中の真理に触れた」気がして絶賛する。

逆に、零細中小のサラリーマンがあれ見て楽しむかね。

ゾッとしたり暗い気分になったりするからよう読まんわな。

いいとこのサラリーマンだって「何か転落があったら自分の身だって」という想像力ぐらいはついてくる。

恐々と読むサラリーマンは居ても無邪気に楽しめるサラリーマンはいない。

ウシジマくんは読者が多い割りに単行本の売れ行きが悪いそうで、

「あの本を家に置いておくのは気がめいる」って読者が多いかららしい

こんなこともわからん元増田

まだ社会に出ていない若い学生さんか、

歳食ってるけど親の庇護がまだあるニートさんみたいな人だろう。

2010-10-30

http://anond.hatelabo.jp/20101030034443

最近テレビワイドショーインタビューで、中小零細企業経営者達が「リーマンショック以降仕事が激減し、経営がきつい」って言っているのを、麻生政権の足を引っ張りまくった民主党議員達が他人事のように聞いていて、「これからの政策に期待してください」なっていっている国だからな。なおさらかわいそうだ。

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