はてなキーワード: 専務とは
憤慨したので書く。身バレしないように一部脚色しながら書く。
社内のIT管理関係部署所属のオレ。職位は課長級だ。従業員が1000人以上いる大企業に分類される会社勤務。
今日、部長に呼ばれて言われたのは「今度、DX推進の専務級ポストを作るから、どうしたら社内的にDXが進むかを考えろ」とのこと。
もうね、アホかと。
デジタル化とかDXとかいうのは必要性があるからするべきでしょ。それを「ポストを作るから、どうしたらDXできるか考えろ」だと?マジもんのアホですよ。
システム構築時は要件定義するのが当然ですよね。であれば、まず「DXとはなにか」「DXは必要・有効なのか」「コスト的に見合うのか」というのをまず考えてから進めるべきでしょ。
あー、また、ただただ仕事のための仕事が増えた。ダメですわ、この組織。こういうときに辞めようかなー、って思うよね。なかなか辞めらんないけど。
スゲーな。
この手の店ではよくあることだけど、予約は(普通のやり方では)取れない。
専務も他の客も、実際に店に行った時に、店主と話して次に「空いています」と伝えられた日程を
半年後でも1年後でもとりあえず押さえて、その日には仕事を入れない。
それを繰り返す。結果的に、客は常連さんか、常連が連れてきた一見客だけになる。
上司「増田君、来年4月の第1週の金曜日、夜は空いてますか?」
上司「よかったです。この日にちょっとした会があるので空けておいてください」
という会話から半年弱。4/8の午後に、新幹線に乗って静岡県の某駅に向かった。
素直さだけをウリにしていて気働きが鈍い自分も、上司がああいう言い方をした時点で、それが「ちょっとした会」などではないことはわかった。
車中で交わした会話からすると、ごく内々の慰労で、お客さんは関係ないと。
ただ、「ちょっといい店」なんだよ、と。
店に行く自体が目的だということ、自分には特にお役目がないんだということがわかった。
夕方5時過ぎに駅に着き、そこからタクシーに乗って20分ほど。
街中から離れ、周囲を夕日に縁取られれた稜線が取り囲むような里山の前で下ろされた。
看板が出ていない、綺麗に舗装されたゆるやかな歩道を上がっていくと、
簡素な門の向こうに、小さな庭園と池、RC造で軒のない平屋の建物が見えた。
玄関ドアに着いた呼び鈴を鳴らすと、和服の仲居さんが出てきて中に通された。
割烹みたいな対面カウンターに先客がいて、それがウチの専務だった。
普段なら声もかけられないような関係の人が、「おお、上司君、増田君、お疲れさま」。
自分は小心者だから、さすがにちょっと、いや相当、テンションが上がった。
専務によると、ここは以前、地元企業の経営者が所有していた別荘を店主が買い取って料理店に改装したのだという。
以前は都内で知る人ぞ知る店を構えていた店主が、一念発起して静岡に拠点を移したんだと。
肝心の料理は、突き出しの後は、天ぷら屋みたいに色々な唐揚げを少しずつサーブするスタイルだった。
揚げ油も白絞油とごま油を使い分けていた。
大半は衣の時点で調味されてるので、天ぷらみたいに、塩をするとか天つゆを使って最後に味を付ける過程がない。
硬めの衣で包まれ、噛み締めた途端に口の中で爆発するプチトマトの唐揚げ。
ほんのり香るクミンが腸の苦味と絶妙に合う、ホタルイカの唐揚げ。
芯から丁寧に外した1粒1粒の食感が楽しい、トウモロコシの唐揚げ。
神妙に味わってから、その料理の味についての話はせずに、また雑談に戻る。
これが彼らの、もしかしたらこのお店の、作法なんだなと思った。
(帰りの新幹線では3人一緒で、2人はしみじみと一品一品の論評をした。
○○鶏は、70年代に大型化して復活した肉用名古屋コーチンの原種に近い、どこにも品種登録されていない鶏だという。
唐揚げという言葉から想像するくどさとかジャンク感とは対極の、どこまでも澄んだ、静謐さすら感じる体験。
地鶏らしい弾力と旨味が、薄く纏った米粉の衣の香りとともに鼻腔と味蕾を満たす。
これもまた途轍もない、自分の親子丼に対するイメージを塗り替える代物だったけど、最後の唐揚げの後ではどう評しても蛇足になってしまう。
客は我々を入れて4組。それでゆったりしたレイアウトの客席が満席。
こんなご時世なのに、客の半分は外国人だった。
隣席の会話を聞くに、もう引退した有名政治家が、仲間を連れてお忍びで通ってきたりもするらしい。
自分は(接待では)超高級といわれる炉端焼屋も蕎麦屋も寿司屋もうなぎ屋も串焼き屋も行ったけど、
唐揚げというジャンルにも、そんな知られざる至高の高級店があるということを、初めて知った。
この手の店ではよくあることだけど、予約は(普通のやり方では)取れない。
専務も他の客も、実際に店に行った時に、店主と話して次に「空いています」と伝えられた日程を
半年後でも1年後でもとりあえず押さえて、その日には仕事を入れない。
それを繰り返す。結果的に、客は常連さんか、常連が連れてきた一見客だけになる。
一度常連になった客達は、みんなこの予約のサイクルを切らしたくないから、
人数合わせで知人や部下を誘うことがあって、自分は今回たまたまそのお相伴に与れたのだ。
おそらく、自分がこの先の人生で、この店の会計を自腹で払えるようになることはないだろう。
でもめいっぱい出世すれば、専務が持っている予約枠を埋めるレギュラーになって、
年に1度ぐらいは通えるようになるかもしれない。
それか、あと5年ぐらいしたら、あの目眩のするような体験を思いっきり通俗化・大衆化したような
「高級唐揚げ屋」が町場にたくさんできるのかもしれない。それはそれで楽しみだ。
先方のセキュリティゲートがその声を掻き消す。その様は1日を彩るコンツェルトとは言い難く、調のズレた2人のエチュードがガナリあっているに過ぎなかった。
生意気にも門なんか構えやがって入れやしねえってことで納品物はスーツネクタイの群れに乗じて社員用通用口から納入されることにした。
なぜだ。なぜ先方は受け取らないのだ、愛に溢れたこの俺を。俺は満足度100%だぞ。俺は顧客に必ず作用する。
「てやんでい!検品!」
USB状の纏足は、彼の気持ちを全くと言っていいほど業務基幹システムに反映させなかった。機械仕掛けの事務システムは冷酷にUSBのドライバが見つからないことを告げた。
「いっけね、USBが反対だ!」
背を天に向けPCに支えられながらアラベスクを披露するも、USB取り外しの警告が想像と現実を隔てる渓谷を仄暗く照らしたのみだった。
USBポートは回転によって捻じれ、それをUSBポート閉塞で社内セキュリティに余念なし、と評した彼は今、先方の専務によってシュレッダーの口に顔を押し付けられている。
なんで、なんで納期間に合わなかったんだろ。締切に心壊された人夫に出せる答はなかった。
ああ俺が、俺の人生の成果物が。切り刻まれて適切な個人情報保護処理の後に廃棄されるぞ。天国の入口にも戸は立っているのだろうか。
いまどきそんなの超レアケースでしかありえないだろ。士業の名前貸しくらいしか。
40歳よりちょっと上だが、社会人採用で今年の4月から公務員となった。
採用試験に合格したときはとても嬉しくて、これでやっと定年まで安心して勤められる職場に出会えたと思ったのだが、既に色々とギャップに戸惑っている。
安定した環境でそれなりに給料が貰えて福利厚生がしっかりしているのが公務員だと思っていたのに、全然違った。
末締め翌月払いなのに4月に給料が出るらしい。末締めなら4月に振り込まれるのは3月分のはずでは。貰えるなら貰うけどなんで?正直、良いことはこれくらい。
・タイムカードが無い
・始業時間よりかなり早く出勤する
新入職員らしく30分早く出社したのに、既にほかの人は来ていた。次からは更に早く出勤することに。なんで?
・サビ残が当たり前
タイムカードも無いし、残業の申請をするわけでも無いし、上司には定時で帰ると報告しているし、でもみんなかなり遅くまでいる。
・静かすぎる
内緒話かと思うレベルの音量で喋っている。それに合わせて喋ってると声出なくなりそう。
人と話すの面倒くさいから別にいいけど、昼休みでさえ誰も一言も喋っていなくてちょっと怖い。
朝の挨拶すらなくていつの間にか座っている人がほとんど。挨拶する人も上司にだけどか、声の音量小さすぎるとか、普通の挨拶がない。
これだと多分新卒で入ると、社会人としての最低限のコミュニケーション能力を獲得するのすら時間かかりそう。
・前職のほうが給料がいい
まだ確実な給料は分からないが、俸給表を見る限り前職のほうが高い。貰えそうな手当もほぼない。
別に前の会社が特別給料が良かったわけでもない。ごくごく普通で、働いていた頃はむしろ少ないと思っていた。それより少ない気配がする。
社会人採用でも号俸が上乗せになってるくらいで役職はぺーペーからスタートなので安い。
ただ、新卒で入って自分と同じくらいの年齢の人は役職が上がってもっと貰ってるかも。
・名刺が自腹
なんで?
・縦割り過ぎる
民間を何社か経験しているが、どこも中小だからか上司や社長も専務等々、みんなフランクで話しやすく、愚痴を零したりも当たり前にできた。今は役職ついてる人全員近寄りがたいし偉そう。
何をするにも全部伺いを立てる必要があり、まだろくな仕事をしていない自分の目には、伺いを立てることが仕事そのものに見えてしまう。
そもそもそのお伺いを立てる流れが良く分からなくて質問したら、何で分からないのだみたいな顔をされてしまった。
・辞めても失業保険が貰えない
退職金が失業保険の代わりと説明してあるサイトを読んだが、退職金は退職金で失業保険は失業保険じゃないのか。普通の(退職金がちゃんと出る)民間企業なら退職金を貰い、かつ失業保険も貰えるのに。
・組合
タイムカードがなくサビ残で定額使い放題なの、組合は何とも思わないのか?
組合童貞が思う組合の存在と、実際の組合の役割は違うのかもしれない。職場環境を改善するのが組合だと思っていた。
ほぼ全員入っていると言われ、浮きたくないから入った。せめて勧誘の時に組合費を教えてほしい。そこはだんまり。
レクだの何だの興味ない。送別会やら何やらのビンゴで高額商品を景品にするくらいならそれに係る費用を全員に按分して配ってほしい。それらの行事も全て中止なので、やっぱり金を配ってほしい。
熱いお湯さえ確保できればコンロは別に無くてもいいけど、新卒で入った会社の人達は昼休みにアルミ鍋に入った鍋焼きうどんを茹でたり、冷凍庫で冷やしていたアイスをおもむろに食べ始めたり、そっち方面出身者が芋煮を振る舞ったりしていたのでコンロは必須だと思っていた。
昼休みが静かすぎて鬱々としてくるので、たまに来てくれると清涼剤になって自分としては嬉しい(保険に入りはしない)
素手で触りたくないような洗剤も全て素手で使うので荒れそうで嫌だ。業務としてやらせるなら手袋用意しろや。
働いていたときは文句ばかりだったけど、民間の仕事のほうが面白かったし活気があって良かったし、プロジェクトの一員として大きな仕事を動かす達成感なんかもあった。
達成感とかどうでもいい、とにかくワークライフバランスがまともで福利厚生が良いいところで働きたいと思って公務員に転職したのに、実は自分にとっては仕事の面白さも重要だったのだと、失ってみて分かった。
これに関しては自分の考えが浅かったのだと思っている。
でもまた転職するガッツはない。大したスキルもないから今以上に条件は悪くなるのが確実だし、失業保険がないのが地味に痛い。
独り身で養う人もいないし金のかかる趣味があるわけでもないから転職して生活に関わるような大問題が起きるわけでは無いが、転職活動がただただ面倒くさい。
幸い定年まで20年もないからこのまま定年までなんとかやり過ごそうと思う。
まだよくわからない部分も多いから上記には入れなかったけど、異動がよくあるくせにろくに引き継ぎをせず、それぞれの解釈でやってる仕事なんかが端から見ていて見受けられる。そういう独特の文化も妙ちきりんだと思ってしまう。
地方は特に公務員信仰が強い。公務員になりさえすれば一生安泰みたいな意識がある。
でも、きちんとした民間のきちんとした会社に入った方が楽しい人生を送ることが出来るのじゃないかと今は思っている。公務員は組織としての体質が古すぎる。働き方改革なんて言葉は存在しなかった。
そんな感じで眠れない夜を過ごしている。
確定申告を始めて15年ほどたった。
業種はまぁデジタル土方(リアル労働メイン)と言った所だろうか。
華やかに見えるが実態は泥臭く、いつも同じような違うような作業を繰り返している。
ようやく今年開業届けを提出したが、劇的に変わったことは何もない。
時給にすると600円以下である。
よく辞めなかったと我ながら思う。
所謂デキナイ子で、仕事終わりに一時間の説教タイムなんて事も度々あった。
それまで最大半年程度で、様々な職場を渡り歩いていた自分としては、なぜ時給600円で働き続けられたのか、未だに理由はわからない。
一年経って、さすがに可哀想と思われたのか職場内の試験を受けることなくランクが上がり、1件4,500円に報酬が増えた。
一気に1.5倍である。
時給換算900円ほど。
責任ある持ち場を任され、またそれが性に合っていたので仕事そのものは楽しかった。
仕事のない日あるいは休みを取った日には、都会のクラブイベント等に行くために高速バスに乗り0泊3日遠征をしてそのまま仕事に行ったりしていた。
土日メインのその仕事だけでは食っていけず、他のバイトも掛け持ちで糊口を凌いでいたが、繋ぎの仕事も当時のバイト相応の時給800円程度。
平均月給10~15万程度で親の脛をかじりまくって、好き勝手生きていた。
当時車の整備不良で警察に止められた時に職業を聞かれてフリーターです、と言い
「あぁ、無職ね」
と返されたのを強く覚えている。
10年近くその生活を続けると1件6,000円に給料は上がっていた。
そして私は35歳になろうとしていた。
求人募集を見るのが趣味の一つだったのだが、35歳を過ぎると途端に正社員の募集が減るのだ。
焦っていた。
このまま一生を生きていけるのか。
人生の墓場と言われる結婚をするつもりはなかったが、天涯孤独が予想されていたこの身を養っていけるのか。
その時、同じ業種の人から、正社員にならないかと声をかけられた。
少し悩んだが、手取り17万円もらえるなら、とその会社に入ることにした。
なんて布陣だった事は入社して一か月で初めて知った。
平社員の人以外は入社前から面識があったのに気づかなかったのが敗因だ、特に奥さん。全く気づかなかった。
使用期間の3ヶ月で辞めたが、主な理由は関係性の複雑さより、確かに手取り17万円もらえたが、社会保険諸々はもちろん雇用保険すら入れてもらえなかったからである。
これまでと同じように報酬で支給してもらえるなら何とかやりようがあったが、交渉してもダメだった。
その後はその会社からフリーランスとして仕事をもらうことになった。
1件1万円。
時給換算2,000円。
ジャンプアップ。
3ヶ月で辞めた恩返しにと3年そのまま働いた。
その間会社のもらう金額は25,000に増えたらしいが、私への報酬は変わらなかった。
他にも諸々嫌になって辞めることにしたが、ありがたいことに会社に仕事を振っていた上の会社から(孫請であったのだ)直接仕事を依頼したいと言ってもらえた。
しかし社長が糞だったので難航して一年ほど仕事のない状態になった。
たまたま疎遠だった実親が亡くなり、遺産はなかったが500万円ほどの生命保険が転がり込む事になったので、カードローンを返した残りと仕事のない時期にしていた時給900円5時間のバイトを週4日に増やしてどうにか生きていけた。
コロナがきた。
イベント業に隣接した我が業種は大打撃。
仕事は軒並みキャンセルが続き、持続化給付金を満額もらいようやく生き延びた。
そして、オンライン化に関した勉強を繰り返し、何とか仕事が安定してきた去年。
未だに仕事が入っては無くなりまた入ると慌ただしいが収入は増えた。
年収の推移は節目毎に130万→180万→350万円程度。
経費をきちんと計算し、確定申告二年目からずっと住民税非課税世帯でございます。
仕事で使う範囲より少しだけ多めに家事案分を分けたり、少しの節税はしている。
今となっては実入りはそこそこあるけれど、社会保障のある会社員の額面年収には程遠く、ローンすら組めないこの身体。
あ、ちなみに中卒です。
いじめを受けたり睡眠相後退症候群と思われる症状が出たりで学校生活をまともに送れませんでした。
多分ADHDも持ってる。
生きていくために何とか何とかズル賢く立ち回ってきました。
とは思いつつ、選挙の参加や反対の署名など少しだけ動いてはいます。
多分売上に消費税は足してもらえないので、変わらず節税を続けて生き抜くしかないです。
仕事の仕入れによく使う業者さんがインボイスを導入してもらえるよう願って、この酔っ払いの駄文にピリオドを打ちます。
ここまで読んでくださった皆様、ありがとうございました。
マジレスすると、業種による。
何もしなくても一定の十分な売り上げ、利益を長期間確保できる業種・会社で非上場だったりすると、仕事はしなくても給料が払えてしまう。
そのときの評価は、仕事ができるかどうかじゃなくて、金を分ける権限のある人から見て気持ち良いかどうかだから、
社長とか専務とか部長とか、上役に取り入ることがすべてで、たとえば、社長の娘さんと結婚するのが昇進の早道だったりする。
昭和の高度成長期には大体どこの会社も何も特殊なことしなくても売り上げが毎年増加して利益も増加したからこういうことがあった。
いま少子高齢化で、中年以下向けの商品サービス販売はどんどん萎んでいくから、働いて売上を獲ってこないと給料が払えなくなる。こういう業種業態の
とします。
どこで何を見たのかわからないのですが、ときどき一緒に働きたいと志願してくる人がいるんです。こういう人は大抵キラキラしたものに寄ってきます。ある分野のことに知識があるとか、この分野をこうしてみたいという具体的な志は無いような気がします。
と私は呼んでいます。
どんなに外見がよくても実務はコツコツしたもんですよ。そうすると不満を感じるみたい。その矛先は社長の私へ向かいます。
何故か社長対専務の構図を作り上げ、専務はこんなに素敵アピール。
そんな暇あったら目の前の業務こなしてよって感じなんですけど。
私も専務も対立してません。ってかここまで作り上げてきた戦友だし。これから道を分つときがくるかもしれんけど、それは個々の問題だし。
なのに何故か、「何者かになりたいけれどなれない人」は分断を煽って居場所を作ろうとする。
こういう人には一度キラキラした場面を用意してあげるんだけど、結局力不足で自滅すんのよね。
そりゃそうよ、私も専務も他の人たちもコツコツやってきて仕組みをつくってその土台があるのにさ。
なんでそこをスルーできるとおもってるんだ?きょうび地下アイドルだって地道にレッスルしとるで?
かつてこういう人が数名来た。ある意味強烈な印象として残ってる。
──日本電産といえば、買収した五十数社すべてをほぼ1年以内に黒字化させてきた会社ですね。
再建に向かう際、永守重信社長から真っ先に言われるのが、意識改革、企業カルチャーを変えろ、です。再建メソッドに対する受容マインドをまず上げておく必要がありますから。そしてA3の紙を1枚ポンと渡される。日本電産芝浦の再建のときは「1年以内の売上高倍増」、そしてたった1行「営業マン1人当たり訪問件数月100件」と書いてあった。月20件だったのを100件に上げれば、引き合いは増え受注件数は増え、売上高は上がる。従業員全員をやる気にさせる、そこを徹底するカルチャーにするのです。
日本電産のスピード感覚はハンパなものじゃない。会社全体にスピード感が行き渡り浸透している。見積もり作成に1週間もかけるな、より早く、ライバルよりも断然早く。他社なら1カ月かかる試作品も1週間で仕上げろと。ライバルはついていけなくなり次々脱落していった。最終的には精密小型モーター世界シェア80%を達成するわけですが、競合が消えても手を抜くことがない。会社のDNAとしてしみ付いているわけです、スピード感覚が。
そして会社の機関車は営業、開発・工場は支援部署。市場にいちばん近い部門が会社を引っ張れと。
──本書でもその営業強化策に紙幅を割いていますが、中でもフォローの重要性を強調されていますね。
川勝宣昭(かわかつ のりあき)/1942年生まれ。早稲田大学商学部卒業後、日産自動車入社。中近東アフリカ事業本部部長、南ア・ヨハネスブルク事務所長など歴任。98年日本電産にスカウト移籍。取締役経営企画部長(M&A担当)を経て、日本電産芝浦専務、日本電産ネミコン社長歴任。2008年経営コンサルタントとして独立。(撮影:梅谷秀司)
トヨタ自動車がなぜあれほど強いか。トヨタは「カンバン方式」などメソッドの宝庫です。でもそれと同等以上にフォローの強さがある。未達に対して徹底的な再発防止策を講じる。日本電産にも未達を許さないカルチャーがある。未達しないための準備を重ねる。売上高計画達成が微妙なときに、未達は不可というカルチャーが浸透してると、どうしたらいいか必死で考えますよね。既存領域でまだ拡販余地はあっても、新規客の訪問をかけようとか。あるいはまったく違う提案をしてみようとか。営業マンがどんどん考える営業マンになります。それが大事で、それがフォローの重要性なんです。
強化策のひとつに、週次管理があります。1週ごとに月末着地見込みをにらんで、未達の可能性があれば挽回策を練る。着地をブレさせない。
私がいた頃の日産自動車の年度方針発表会は、業績未達の説明に精緻な図表を作成し、いかに納得させる他責要因ストーリーを組み立てるかに心血を注いでいました。ところが日本電産では、過年度説明は1欄、○△×のみ。簡潔クリアに説明して、大半は新年度目標に向かってどう戦うかの作戦説明に割かれていた。経営者の「未達をしない体質にする」という決意とマネジメントスタイル、組織の中にどれだけフォローの仕組みを組み込んでいるかの違いを見る思いでした。
1週ごとに全社で行うフォロー管理の仕組みが、社員の日常業務管理力を向上させ、後戻りしない体質を作っていたんです。まさに日本電産の看板である「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」を体現している。言い換えれば、スピードの文化、必達の文化、フォローと徹底の文化が浸透していた。
組織体質を変える一番の早道は
その第一歩が、まず訪問件数を100件に上げろ、なわけです。整理・整頓・清掃・清潔・しつけの「5S」もしかり。まず実践の場で形、行動から入らせる。それを繰り返して固め、思考様式を変えていくことが、組織体質とカルチャーを変える一番の早道です。会社の改革は人の改革ですから、着慣れた服を脱いで新しい服に着替えてもらわなきゃいけない。それは着づらいし着たくないかもしれない。でもそれじゃ変化はない。韓国・中国のような、コピーも速い一点突破・集中型ガムシャラ経営が台頭するレッドオーシャン時代には、スピードと徹底を身につけないと蹂躙(じゅうりん)されてしまう。
そうです。本を書くに当たっていちばん思いを込めたのが企業カルチャーの変革についてでした。なぜ皆がこぞってトヨタをまねてもトヨタになれないのか。問題は企業カルチャーなんです。トヨタ流の「なぜ?」を5回繰り返すフォローの文化なしに、いくらカンバン方式を入れても定着しない。かつて日産も研究し尽くして導入したけどダメでした。GMもダメだった。どちらも苗が生き生きと育つための土壌改良をしていなかったから。それと同じことです。
どの会社にも必ず問題意識が高く改革に前向きな少数派の“火種社員”がいるものです。経営者は彼らをまず自陣に引き込みタッグを組んで、彼らを改革のモデルとすることでその他大勢のヒラメ社員に新しいカルチャーを浸透させていく。私の経験上この方法がベスト。社長がいくらガナリ立てても変わらない。
──明日から実践できる作戦満載の本ですが、特に重視した点は?
『日本電産流「V字回復経営」の教科書』(東洋経済新報社/318ページ)上の書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします
課題を図表で「見える化」し実践メソッドを紹介すること。日本電産時代に、病巣はどこなのか、どうメスを入れるべきか、レントゲン写真が欲しくて、多様なパターンの図表や見える化マップを独自に創作し用いてきました。見える化することで、改善への切り口がわかります。自社の現実を図表化して見せるとみんな乗ってくる。たとえば市場構造に対し当社の顧客構造はズレている、というのが1枚の図表で明らかになる。
最初は中小企業の経営者を念頭に置いていましたが、だんだんとマネジメントの進化を求める管理職にも伝わる本がいいと思うようになった。それで改革メソッドを提案する章は、オリジナルの2面パレート図などを駆使し厚みを持たせました。営業に回るべき100件をどう選ぶかもきちんと分析・抽出できるようにした。自分で言うのも何ですが、見えていなかった部分の見える化をハンパなく提案したつもりです。
「ここまでやれば必ず変えられる!」がこの本の宣伝文句。日本電産時代の買収先の再建、独立してからのコンサル活動を通して、会社は変えられるという変なクソ自信がついちゃいましたね。独立する際に永守さんに書いた「たった7年在籍しただけの日本電産で学んだものは、三十数年いた日産の数百倍以上だった」というのは本当の気持ちです。
長男、東大卒。卒業後、外資企業勤務で海外勤務したり、大学院に入りなおしたりして、年収1500万。独身。結婚する気は皆無な模様(女を選びすぎて疲れたらしい)。家業を継ぐ準備に入り、父のもとで専務やりはじめた。
俺この長男に近い立場だけど、こういう家庭出身でこういう立場になると周囲にいる人間とのギャップで苦しむんだよね。
大学の同期や仕事の同僚は家族一同優秀という奴らばかりになるので、歳食って家庭が話題の中心になってくると会話に加わりようがなくなってくる。
弟はなんたら大で助教なんだけど〜とか、兄は一流企業勤めで駐在中なんだけど〜とか、大学教授の親父が最近引退して〜とか、そういう話ばかりだから。
まあどうしようもないんだけど。
ちなみに俺の親の場合は脱サラ()して始めた零細企業を潰して借金だけが残って資産とか無いし家業も当然無く、俺は根無し草リーマンやってる。結婚はしてる。
あとさすがに80代後半からの世代、この世代は漫画とかアニメ自体もう異世界の何かぐらいの隔絶した感情しか持っていない人たち。
20~40代の親世代どころか60代はふつうにいる、70代ぐらいまでならあちこちで観測されてるから驚きだわ。
実際自分の周辺でも「叩き上げの専務が映画3回目見る、ブルーレイも買うと言ってた」とか「普段アニメ見ない親父が号泣してた」とか
「なんか最近はやってるんだって?なんとかってアニメ?とか言ってたはずの60代の母親に数か月後会ったら見事に漫画全巻揃えて毎日アニメ見るようになってた」とか
そんな話は枚挙にいとまがない。
この間どこの集計だっけ?
おれニートだけどさ、ずーっと付き合いある友達は何人かいて、よく仕事の愚痴とかいろいろ付き合うんだけどな(話聞くのとか好きで平気な方なので、電話で3時間とか)
まぁ確かにここまで酷くはないんだけど、中小の身内企業というか、そういうとこでは結構あると思うよー。上は現場なんてそんなしっかり見てなかったりして、ひどい罵倒とか、社長や専務の思いつきでころっと方針が変わったり、結構聞いたな。そこもバシバシ人辞めてて「辞めたら募集すりゃいい」くらいに考えてる風な感じとかね。
もちろんおれは、友達から聞いてるだけだから、どこまでどうなのかはわかんないけど、無いとは言いきれないと思うよこういう話。
地方だけど、地元ではそこそこ大きめの会社。不正の巣窟でもうこんな会社イヤだって今なってる。直属の上司はパワハラ野郎で、詳しく書くと特定されそうなので書かないけどとにかく糞野郎。専務は、個人的に副業をしていて、その商品を社員に売りつけてる。経理の偉い人やらは会社の金を個人的に使い放題していたという噂。同僚には大声をあげてキレまくる奴やら悪口ばかり言う奴、不機嫌に周囲に当たる奴がいてうんざり。最近になって会社が違法行為をしているかもしれないと疑うような事を知った。まあ、それ以前に、入ってすぐに直属上司がやっちゃいけないことを堂々としててヤバいなこの会社と思ったんだけど、すぐに転職できるわけもなく今までずるずると……あー早く転職したい。書類で落ちまくるんだよ。やっぱ40過ぎるともう人生やり直しはできんのかね。
中途入社したときは部署に10人いて、俺はエンジニアで入ったので、依頼のあったシステムをいろいろ作っていた
この頃はサーバーサイドからクライアントサイドからネットワークまであれこれ全部やってたと思う
専門的なことしかしてなかった
人員削減の流れで、部署の人は単純作業してるパートや女性から減らされていった。残ったのは俺と上司他数名
俺以外はプログラム作れない
そうなると、今まで女性やパートさんがしていた雑用を俺たちがする様になる。誰かがやらないといけないので。
ヘルプデスク業務も、前は若手がやってくれていたが、いないので俺たちおっさんがやる
そうなるとプログラムを組む時間も、ネットワークあれこれする時間も何もかもがなくなるので、外注して他社にやって貰うことになる
これこれこういうシステム作って、は他社に頼めても、会社の内部統制用の資料作って、専務のおっさんのPCにphotoshopを入れてあげて、なんかは社内の人がやるしかないからだ
つまり仕事レベルは著しく下がったが、年をとったので給料は上がるという状態で、鼻穿ってて高給取りって感じ
いや、いいんだけどさ。
なんか勿体なくないか。他社に頼んだら数百万の仕事だけど、別に自分で出来るんだけどなこれ。雑用がなければ。
そもそも俺を中途入社で採用したのは、そういうのを他社に頼んでて金がかかるから、内作したいからって最初言われたはずなのに、意味なくないか?
雑用をやってくれる社員かパートさえ入れてくれれば俺がその辺のシステム作るから外注しなくて済むんだけど
進言してみたが、社員を入れるのはお金がかかるので…って言われちゃったよ
本末転倒感が拭いきれないでいる
まあいいけどさ、エクセルの関数の使い方とかおっさんに教えてるだけで年収一千万近く貰えるわけだし。エンジニアとしては死んだ気がするけど