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2021-03-06

ふたつの「ぜんぜん」が強烈に印象にのこっている

一人目は、在日朝鮮人だった。

しか年金だか高齢者介護だかの話になって、

戦後60年日本人はがむしゃらに働いてきた。その人たちが日本の豊かさを作ったので我々が恩返し・支える必要がある」

みたいな発言をしたところ、

「ぜんぜん?」

みたいに氷のような無表情でいってきた人。

あーこいつ外人だと思った。

あと二人目は、中国人在留資格がある人だった。

中国諸子百家はいろいろ思想があっておもしろい。中でも孔子老子孟子荘子日本人が学んでおく必要がある」

みたいにいったところ、

「ぜんぜん?」

と、こちらも無表情で、まったく心底興味のない顔だった。

今思えば100%中国共産党員だったと思う。(他の中国人はそういう話をすると誇らしい顔になったので)

政治的人生コントロールされている人は、

その歴史観人権意識も、他人コントロールされることになり、哀れだと思った。

人間フラット状態で生まれてくる。

そこに学生時代勉強することでフラット思想仕入れることができる。

しかし幼少期から親や政治組織宗教という名の政治的組織ふくむ)から「仕込まれ」てしまうと、もうほかのものを受け付けられない。

そうして出来上がるのが、

人間らしき姿をした」怪物でありフランケンシュタインである

おもえば中学高校大学で、大量の文献を自由にみて選択できる日本という国に生まれたのはラッキーだったと思う。

もちろんそこでマルクス主義を選んだかもしれないし、マキャベリズムを選ぶこともできたかもしれない。

しかしそうならず、基本的人権生命権こそすべてという思想に、「自ら選択して」なれたのは日本のおかげだと思う。

自ら選択しない(できない)フランケンシュタインがいきつくのは、兵隊としての暴力である

そして暴力がいきつくのは、血であり、弾圧であり、臓器摘出であり、レイプである

「ぜんぜん」

を教えてくれた二人は、人生の師だったと思う。

2021-03-03

anond:20210303193108

この手の「男オタク腐女子を叩いていた」という歴史観2chジャンプ板での個人的体験とかから醸成されてるんだろうけれど、そこに集まってる時点で普遍化できないような相当なニッチ層なんだよな

2021-02-08

右翼左翼

なんかの本で右翼過去左翼未来ユートピアを求めるって書いてあってなるほどなあって思った。右翼過去にこだわるから描く歴史観は循環的に、左翼未来にこだわるから直線史観になるというのはあるかもしれん。

個人的には傲慢医者クレーマー患者で前者の方が許せない人は左翼後者が許せない人は右翼という物差しは使えるんじゃないかと思ったりしてる。

2021-01-26

anond:20210126012231

皆さん騙されてはいけません。

私も西軍が勝った世界線に住んでいますが、元記事歴史修正主義者が書いた悪質なプロバガン増田です。

順を追って訂正していきます


その後関東には何人か大名が移り住んだが誰も定着せず荒れ野のまま。

関東なんて今もほとんど人が住んでいないド田舎の話は誰も興味がないと思うので話を元に戻す


後述しますが、冒頭から近世日本の歴史観の中で最も悪質なミスリードです。

大名は「定着せず」ではなく「定着させなかった」が正確ですし、「関東なんて今もほとんど人が住んでいないド田舎」は極めて恣意的表現になります


戦争が起こらず、外国との交易も進み商業が発展していったので時代遅れ武士は次第に消えていった。その代わりに交易利益を上げた大名が豊臣を中心に貴族化していく。


この部分はある意味で正しいですが、重要事実が省かれています。確かに日本列島内での大名間の大きな争いは起きませんでしたが、関ヶ原後の豊臣氏はかつて秀吉が行った朝鮮出兵を再開したのです。

石田三成が中心になって行われたこ出兵、いわゆる「元和の唐入り」は簡単に言ってしまえば外敵を作ることによる諸大名の結束を図るものでしたが、結果として成功を収めてしまます

朝鮮半島支配下に置いた豊臣政権は、万暦の三大征で国力を失っていた明との間に戦わずして講和条約を結びます。その後朝鮮半島現在に至るまで日本領地となっており、そのため元和の唐入り対外戦争ではないという風潮(沖縄北海道みたいな扱い)が強いのは事実ですが、現代人に都合のいい歴史観ではないかという議論存在します。

こうしてアジア大陸進出した日本が当時の国際貿易において強い存在感を発揮し商業により発展していくのも事実ですが、ここでも重要な部分の言及が省かれていますキリシタン大名南蛮豪商存在です。

当初は秀吉バテレン追放令を引き継ぐ動きを見せていた豊臣政権ですが、交易重要性が増すにつれてキリスト教宣教師活動制限することに無理が生じていきます。またこの頃、日本での貿易事業で一旗揚げようとポルトガルスペインから移住してきた事業家、いわゆる南蛮豪商が急増したことキリスト教信仰の活発化につながっていきます

政権はなし崩し的にキリスト教を認めていくことになりますが、そうした流れで力を付けていくのがキリシタン大名です。彼らは表立って政権や4大大名権力争いをすることはありませんでしたが、着実に海外とのコネクションを強めていき、国内キリスト教勢力の強固な後ろ盾となります


武士がいなくなっていくにつれて神道儒教は消えていった。後述のように、近隣のアジア諸国でも儒教は消えていった。今でも神社の残骸のようなものは残っているが参拝する人は誰もいない


冒頭の部分にも関係して、ここも悪質なミスリードです。たしか武士消滅神道儒教の衰退は同時期に発生しましたが、そもそもこの2つ事柄に直接の因果関係はありません。

しかしこれらが同時に発生したのには明確な同一の原因があります。それが前述したキリシタン勢力の台頭なのです。

政権貿易政策キリスト教容認に対して、元よりキリスト教対立していた朝廷はもちろん、元東軍を中心とする従来の武家社会に重きを置く大名勢力は当然反感を高めていました。これは感情的な部分だけではなく、元西軍派が中心となった貿易事業利益享受できなかったという側面もあります

そんな中、細川家、井伊家を中心として天皇を旗印に政権を打倒しようとする動きが見られるようになり、寛文になる頃には挙兵寸前まで緊張感が高まっていたと言われますしかし、そのタイミングで寛文近江若狭地震が発生し、天皇の住む京都も大きく被害を受け、挙兵どころではなくなってしまます

それに対してすかさず政権が取った対応は、表向き地震被害から避難理由にした江戸への遷都(寛文の遷都)でした。遷都といっても移ったのは天皇住まい形式上朝廷機能だけで、政権機能大阪を中心とした関西圏に残ったまま…つまり政権は目の上の単瘤だった朝廷を体よく遠ざけた形になります。元東軍はこれに乗じて江戸に集結・再度の挙兵を試みますが、キリシタン大名による牽制南蛮豪商による経済的妨害もあり叶うことはありませんでした。この頃から旧来の武家勢力神道信仰は急激に衰退していくことになります

ではこれで豊臣政権キリシタン勢力の共同支配は盤石のものになったかといえばそういうわけでもありません。形式上の都である江戸やその近辺の関東では都野伏(みやこのぶせり)、隠れ神道といった形で反南蛮勢力が生き残りつづけます。そして18世紀入ってしばらくした頃、天皇不可侵元首とする「大和帝国」として独立を果たします。その後も色々ありましたが、現代において大和帝国はの国際社会にも認められた独立国家となっています。そういう背景がありますので、現代日本領土として残っている関東地方には「ほとんど人が住んでいないド田舎」という表現が当てはまりますが、関ヶ原当時の関東地方の大部分は現代においては大和帝国領土となりますので、そこを隠すのは悪質で不誠実な表現であると言わざるを得ません。

他にも訂正が必要な部分はありますが、長くなってしまったので今回はこの辺にしておきます

東軍世界線みなさんは西日本人の悪質なプロバガンダには騙されないように気をつけてください。

2020-11-25

加藤某の発狂もいいけどリーマンショックは何年でしたっけねぇ

同じ年ですよねぇ

お上(おかみ)がその前に何を準備していたんですかねぇ

天才たちには超唯物論歴史観でお願いしたいですねぇ……

2020-11-07

anond:20201107164200

ワイは人文系の若手研究者だけど、その主張は端的におかしいよ。

たとえば医学とかだと医者のいうこと聞くのが一般的だと思うのよね。時々、医者ワクチンインチキです、〇〇を信仰すれば病は綺麗になくなります!みたいなキチガイいるけど、あれは普通にキチガイじゃん

でも人文系にはなぜか、その学問学位すら持っていないのに、したり顔で頓珍漢なご高説垂れる輩が多いのよね。ワクチンキチガイと同レベル

事実意見は別だからだろ。

事実に関してはフェミニズム研究は優れた業績を残していると思うよ。これまで男性中心の歴史観批評によって無視されてきた女性歴史女性文学を発掘したり、見逃されてきた性差別存在を明らかにしたり、そういった研究存在を踏まえずにテキトーなこと言うのはニセ科学と同列でありえない態度だよね。

でも、今問題になってるのは意見領域から

アメリカリバタリアンの間には反ワクチン共闘してワクチン義務化に抵抗する人たちがいる。彼らの主張はこうだ。「政府子供身体に何を入れるかを強制すべきではない。それは親が自由に決めるべきことであって義務化には反対」

この主張は、医学事実が正しかったとしても成り立つ主張だよね。これに医学見地から反論するのは無意味で、政治信条を表明して(つまり意見を表明して)争うしかない。そして政治信条というフィールドでは、医者素人も対等な主権者として扱われるべきだろう。それが民主主義ってやつなのだから

これをフェミニズム研究に当てはめてみよう。「○○のような技法性的対象を消費するために編み出された技法である」は事実だけど、「性的消費は悪いことだ」というのは意見だ。「会議女性比率が○割になると女性発言力が○割アップする」は事実だけど、「会議構成員の○割は必ず女性にすべき」というのは意見だ。

事実領域では専門家研究成果は尊重されるべきだ。けれど意見領域では、専門家素人は対等な主権者のはずだ。

フェミニストの主張が社会に影響を与えることを目標にするのなら、専門家権威を捨てて素人意見を交わすことを受け入れないとおかしい。もちろん事実の面では自分専門性尊重しろと言ってもよいが、意見の面では、自分専門家なのだから自分意見に従えと言っても通らないだろう。

(ちなみに、哲学思想研究専門性というのは、一貫した「意見」の体系を構築することにあるのだろうと思っている。人はとき矛盾した意見を言ってしまう。しかしあらゆる立場に対して一貫した意見を構築するというのはとても大変なことで、古今東西の文献を集めて様々な意見比較検討してようやくできることだ。様々な意見パッケージ社会提供することが彼らの社会存在意義なんだと思う)

ワクチンには効果があるからワクチンの接種を義務化すべきだ」という意見ではリバタリアンを説得できない(彼らは、前段の事実が仮に正しくとも後段の強制正当化できないと言っているので)。多くの人の生死に直結する公衆衛生問題ですら意見対立するのだから、いわんや表現自由といった問題においてをや。フェミニストはまず、自分尊重されてしかるべき領域尊重されなくて当然の領域を切り分けてほしい。そして、後者では自分専門性を印籠として振りかざすのをやめるべきだ。

2020-09-24

anond:20200924133408

キリスト教圏と価値観共通してるって発想がまずアホすぎだし、中国共通価値観無いってのも歴史観無さ過ぎだし、やばいやつだって言ってんだよw

 

注文者としての圧力使って町工場に視察強要して、技術盗んで町工場潰してるアップル悪口やめろよ!

資本主義に基づいたら何やってもいいと思ってんのか?

2020-09-21

anond:20200921121129

百田尚樹っていう人の歴史観勉強になるのですね。いいこと聞きました。

2020-09-03

anond:20200903104600

そそ、景気を理由消費増税に反対してない

もともと景気条項民主党内の旧同盟議員が押し込んだもの

野田はもちろん枝野岡田等の執行部はこんなもんいらねえと思ってたというのは常識から

これからはきちんと正しい歴史観大事しましょう

2020-08-23

anond:20200823012249

つってもそれが商売ってもんじゃ

その国で商売する以上は守るべきものがあって、連中はそれに引っかかったわけだから

日本人だって例えばVtuberがbilibiliで活動しようと思えばあっちの基準ヘイトになるようなことは言えないし、それこそチベットウイグルの件でそっちの肩を持つような発言なんかできるわけねえじゃん

実際ラノベ作家の件もあったし、お前だってどうせあれにはなんとも思やしなかったろ

ヘイトから仕方がない」って言うならそれと一緒じゃねえか

個人的には韓国人が「原爆祖国解放した」って歴史観でもまあ別に否定はしないよ

韓国人被爆者もいるけどそいつらどうするんだっていうのは思うけど、そういう考えの人がいるのはしょうがいか

ただそれを堂々と主張するのであれば、こっちで商売するのには制約がついて回る

それが気に食わないなら日本の狭い狭い市場なんざ無視すればよろしい

選ぶのはあくまで向こうの側だ

2020-07-09

anond:20200709172627

敗戦と同時に国は断絶 : 75年前に国が断絶した歴史観。うるさいネトウヨに一泡吹かせようとする時に出てくる考え方だが巻き添えでアメリカベトナム戦争で断絶する

これはちょっと雑すぎるだろ。

敗戦で国が断絶というのは要するに

太平洋戦争敗戦GHQによる占領、および天皇人間宣言により、

国体を護持できなかった」という史観じゃん。

ベトナム戦争で負けたところでアメリカベトナム占領されたわけでもないし

アメリカ独立宣言否定されたわけでもない。

anond:20200709165045

複数の切り口に分けられる

2020-06-30

anond:20200630155020

ゾーニングすべき。

年齢みたいな雑なゾーニングじゃなくて、モラルに反する芸術作品なんかと同じように

「このコンテンツは、現在主流の人権意識歴史観から外れた内容、さまざまな立場から激しく議論されているテーマについての内容を含みます。ご自身信条等によっては著しく不快と感じることもあることをご了承ください」

といった注意書きを表示して了承しなければ見ることができないようにする。

そこまで対応すれば表現自体はどんな極論でもデマデタラメでも他人迷惑をかけるような変態性癖でも自由

コンテンツ作成過程においての人権侵害や犯罪行為は別問題

2020-06-11

ESOたのし

拙者、TESシリーズFOシリーズもすこすこの民(いうてTESは3~5、FoはNVと3と4だけしかしてないが)と申す。

ESOがDMMで900円も出せば買えるので買ったに至ったでござるがクソたのしい。

 

TESやん、やっぱ

これだった。メインストリーはある。メインストリーはあるがそれを無視してどこに行っても良い。

街の中にはクエストを出してくれるNPCが満載。あまりにも周りがクエストだしてくれるNPCまみれでコンパスの印が役割を果していない。

町の外には採取できる鉱脈、花などもありそれを集めていると時間が過ぎる。

もう間違いなくTES。慣れ親しんだゲームの進行方向。よくやったなベゼスタ。

 

強い敵と戦ってると野良が助けに来てくれる

昔なら「横殴りやめてください」とかいってたけど最近ネトゲは横殴り関係ないらしい

マップを探索中にいきなり空から鎖が落ちてくる

そこからくっそ強いモンスターが何匹も何匹も湧いてくるわけだが拙者は†ナイトブレイド†(まぁ拙者はナイトブレイドではなく『夜刃(ヨルハ)』と読んでいるでござるが)という暗殺、隠密、奪還が得意な職業複数の者に襲われるのは得意ではござらんわけだなぁ…

そこに来たのが僧侶キャラ野良。拙者を回復しつつターゲットを取る、そこに拙者が後ろから回転攻撃をするわけでござるな。

雑魚殲滅するとでてくるのはもちろんボス

ここで拙者の夜刃式暗殺術『影潜斬』(神速の影)からの夜刃式双刀術『連斬』(連続打撃)がボスの肉を切り裂き、気がついたら拙者が死んでいるのでござるな(笑)

なんだよ1撃って…

でも僧侶は一人で持ちこたえている…だから拙者は貴重な復活アイテムを使い復活 あとは二人でタコ殴りにして終了

やっぱこれですなオンラインゲーム醍醐味

僧侶が屈伸する 拙者も屈伸する 無言のコミュニケーションですな

 

TESで慣れ親しんだ土地での冒険

実際は全部しっかりとプレイしてるわけじゃないんだけど他の地域冒険していた時に聞いた土地を実際に冒険できるのは楽しいでござるな

また後に書物にでてくる人物もいたり「わぁ1000年前からここあるんだ!」と感動したり…

歴史観光でござるなぁ 現実でもたまーにそういうところいくのでござるが拙者無学なためそこまで詳しくなくガイドを読んで「はえ^~」としか声を上げられないので…

 

ストーリー楽しい

王道でござるな

昔にいざこざがあった5人の英雄を救う物語ですな 拙者は「面影」と呼ばれて「預言者」に世界を救うように働かされるんですな

特にリリスという女戦士キャラ美人で情に熱く、アブナーというおじさんは帝国人らしい冷静さと大局観をもって、まぁぶっちゃけこの二人の「情」vs「合理性」みたいな喧嘩は見ていて楽しいんですな

まだまだ途中だけど続きが気になるから早く帰ってやりたいでござる

 

興味があったら900円出せばメインストリーができるので是非やってみてほしいんですな

ストーリーだけな基本ソロでも余裕みたいでござるよ

今の所、ダークソウルのようなゆるいコミュニケーションを楽しんでいるでござるよ

2020-04-30

昭和天皇戦争犯罪人」か、について

@nabeteru1Q78

昭和天皇は、自分の命と地位が惜しくて、沖縄戦原爆投下ソ連参戦を招いた戦争犯罪人だし、本当に国民申し訳ないと思ってたら、最高の戦争指導者として責任を取る手もあった。マッカーサーに対して命をかけて国民を守ったなどというのは虚偽であり、とんでもない。

時々こうして凄いことをさらっと言っちゃう人がいるんだけど、

まず生まれついて自分地位を選べなかった立場の人に「命と地位を投げ出して国民を守れ」と臆面なく言えるのは差別主義者以外の何物でもないし、

あそこで聖断が出来たのだからもっと早く出来たはずだとか、近衛上奏文一つで沖縄戦/ 原爆投下/ソ連参戦の責任を問うとか、そんな薄っぺら歴史観に囚われてしまうのは、nabeteru氏もまた大貫俊夫氏の言う「一つの出来事によって歴史の大きな流れを一括りにとらえたいという欲求」の奴隷からだ。(中世ペストに関する3つの誤解 https://bit.ly/3d77mff

昭和天皇実録、および山田朗氏による実録批判宮中祭祀から昭和天皇実態に迫った原武史氏の著作など、多面的昭和天皇の生涯を追えば、そんな言葉は出て来ようがない。

昭和天皇が単なるお飾りに過ぎないとか過度な平和主義であるとのイメージが誤りであることと、昭和天皇戦争犯罪人に値することがイコールであるかに述べることは欺瞞的だ。

実際は、nabeteru氏は山田朗氏の著作すら読んでいないのではないか。読めば分かるが、山田氏は天皇戦争犯罪人だなどという主張は1ミリもしていない。

山田氏はむしろ、当時の日本においては複雑な戦争遂行するだけのシステム存在しなかった、権限責任も縦割り分散型で、全てを統括しているかに見える天皇存在も建前で、むしろシステム阻害要因ですらあったと述べている。山田氏の実録批判とは、そのようなものだ(山本七平の「日本にはミリタリズムが存在しなかった」にも通ずるものがある)。

原武史氏の著作は、戦争への不安皇太后への恐れから、それまで宮中改革に熱心ですらあった昭和天皇宮中祭祀すなわちカルト的な神がかりに没頭してゆき、虚実の区別すら怪しくなりリアルポリティクスからの逃避をはかり、またそこから立ち直る様を描いている。天皇存在や言行に大きく宮中祭祀が影響することを描いている点で、現在天皇制をも批判の射程に含むユニーク観点だが、天皇が守ろうとしたのが「自分の命や地位」などではなかったことは明らかだ。

いずれにせよ、何がnabeteru氏のような人を誤らせていくかというと、歴史に対する問いが「昭和天皇戦争犯罪人であるか否か」に終始するからで、歴史はそのような問いに答えを出すための道具ではない。

2020-04-28

anond:20200428181851

宇野常寛サブカル歴史観にいつも穴があるのを思い出した。年表は大事だけど、年表だと理解できないこともあるんだよなぁ

2020-02-16

50代リベラルネトウヨ

アラフォーくらいの、2ちゃんねるの創設期と大学生活が重なった世代リアルタイムネトウヨ誕生を観察してきた世代だと、「自分たちの受けた平和教育人権教育は間違っていた、左翼偏向教育だった」と「気付いて」「自分勉強して(真実に目覚めて)」愛国者誕生した、というネトウヨ発生論が常識だと思うんだけど、(ちょうど2ちゃんねるが産まれた頃は、『ゴー宣』や新しい歴史教科書をつくる会の『教科書が教えない歴史』がベストセラーになっていた)、50代くらいで最近ネットを始めたような世代リベラルだと、「学校右翼教育を受けたor平和人権教育が行われなくなった」から子供右傾化ネット右翼誕生したという歴史観の人がいるんだとツイッター見てて気付いた。

そういう人は、左派教育をすれば左派人間が育つ、右派教育をすれば右派人間が出てくると単純に信じているし、学校教育を信頼しているんだよね。学校教育への反発から学校で習わない「真実」に目覚めた、という構造が思い付かないみたい。たぶんその人自身自分の受けた教育を疑っていなんだろうな。

あと、ついでに。

中学高校でひどい左翼偏向教育を受けた!と言っている「保守」は多いんだけど、大学左翼教育を受けた!だが自分勉強して「真実」に目覚めたって言っている人はほとんどいないよな。中学高校教師よりも大学教師の方が左翼リベラルは多いと思うし、大学の授業の方が中立性は低いのに。

きっと大学で「左翼教育」を受けても、学生は聞き流すだけで反発すら覚えないんだろうな。中学高校管理教育とセットで「平和人権教育」を受けると、あとですごい反発が起きる。

ネトウヨ左翼偏向教育を受けたと被害を訴えるその本質とは、実は教育内容そのものではなく、人権を抑圧する機関としての学校で過ごしたネガティブな思い出なんだろう。

ふだん生徒をガチガチに抑圧している教師が、「在日」やら「同和」の人権を説いたところで、反発が生まれるのは当然。

ま、90年代の話ですが。

2020-02-13

anond:20200207185501

 今更だけれど思ったこと書くね。

 エンタメに飽きたら、世界史勉強をするのがいいんじゃないかな。

 この元増田の言っていることの全部が正しいとは思わないんだけれど(たとえば「海外ドラマはお子様向けを卒業した十二歳向け」みたいな表現ね)、娯楽をある程度摂取するとパターンが見えてきちゃうのは本当だと思うし、たくさんの作品を鑑賞していると、脚本術について詳しくなくても、「この場面で伏線を張っているな」とか、「今このキャラクター物語をたたみに向かってるな」とか、何とはなしに見えてきちゃうよね。

 それに、月9ドラマなんかだと作業しながらでもそれなりに理解できるようにストーリーを作っているので、まどろっこしく感じちゃうのもよくわかる。自分全然見ない。映画なんかも、友達と付き合いで行く以外は、こじらせ芸術映画をたまに見る程度。なんでかっていうと、アート映画脚本術に従っていない、従っていたとしてもあからさまじゃなくて、どういうストーリーになるかほとんど予測がつかない。そこが楽しいから

 で、この増田勉強することにしたみたいだけれど、なんだかんだ言って、教養を得ることに向かうってのは、いい考えなんじゃないかな。

 自分なんかは、世界史をざっくりと勉強してみると楽しかった。ちょっと古い本だけれど、中央公論社から出ている「世界歴史シリーズ全三十巻を、数年前に読んでみた。正確には、学生時代に流し読みをしたものの再読だ。

 世界史を知っておくメリットはいくつかある。ニュースを流し読みしても大体のことが頭に入ることだ。でも、それとは別にそもそもすごく楽しいってのがある。いろんなファンタジーとかゲームとかの元ネタを見つけるとわくわくするし、遠い国の人たちの暮らしを知って空想するだけでも、毎朝の通勤時間が豊かになる。

 それと、このシリーズは、歴史地域ごとに分かれて書かれているので、ある出来事複数の巻で重複して触れられることがある。たとえば、モンゴルによるバグダッド破壊なんかはイスラームの勃興期と遊牧民を扱った巻にそれぞれ出てくるし、トルキスタンで起こったムスリムの反乱は、近代イスラームの巻と清朝末期を扱った巻の両方に出てくる。

 それの何が面白いかっていうと、同じ出来事見方によって評価全然違うってこと。当たり前なんだけれど、ある国では救国の英雄だけれど、別の国では冷酷な侵略者になっていることなんてざらだし、時代が変化することで評価が逆転したり、忘れられていた人に急に光が当たったりする。チンギス・カンモンゴルではヒーローだけれどほかの国では災厄以外の何物でもないし、バッハフェルメールといった人物も、忘れられていた時代があった。この世界史シリーズも著者によってバイアスがかかっていて、そこがかえって読みごたえがあるんだけれど、モンゴル担当した人が個性が強くて、「遊牧民文化は定住民のせいで低く評価されすぎ!」みたいな本を出していて、おかげでモンゴル残酷行為が若干省かれちゃっているのが難点。

 これってまさに芥川龍之介の「藪の中」みたいな感じで、互いの証言矛盾しているから頭を使わないといけなくて、下手な娯楽よりもずっと面白い。いや、自分現在起こっている日本中国韓国との証言の食い違いは、あまりいい気持がしないんだけれど、それがたとえば何百年も昔のことだと、それがとてもロマンチックに感じられる。聖地奪還の情熱燃えていた十字軍も、アラブから見れば「なんか辺鄙なところから蛮族が来たぞ」みたいな印象しかない、みたいな話だ。

 話がそれてしまったけれど、自分が言いたかったのは、頭の中に複数物語を併存させておくことで、自然物事に対して客観的になれるメリットがある、ってこと。しょっちゅう増田表現の自由だとかセクハラだとかいろいろと炎上したりしているけれど、ある人の意見絶対視しなくて済むようになる。Aという視点ではこうだけれど、Bという観点からだとこういう意見が当然出てくるだろうな、ってのが読めてくる。読めてくると、「この人ならこういう反応をするだろうな、この専門家ならこういう発言をするに違いない」ってのがわかってきて、こっちも必要以上に感情的にならなくて済む。元増田は「悪化する大衆メンタリティ」という表現で、そういう荒れがちな場をちょっと下に見ている感じもないではないけれど、議論にすらなっていない議論から距離を取ることができるようになると、余計なストレスを感じなくて済むのは確かだ。

 それに、複数見方ができるようになると、例えばムスリムから世界史を見たらどう見えるだろう? 女性史の観点からならどうだろう? って、多くの人に受けいれられている歴史見方を疑ってかかれるようになるので、やっぱり楽しい

 他にもいろいろメリットがあって、基礎的な知識があると、ほかのことを勉強していてもすごく楽しい古典文学を読んでいてもすごく面白いし、百年前のあの憧れの人と同じ本を手に取っているって興奮できる。文豪たちと同じ詩を読んで感動するのはいものだ。科学医学歴史についてざっくりとでもいいので学ぶと、自分生活は先人のものすごい技術的蓄積の上に成り立ってるんだなって思うし、自然科学の基礎的な素養があると、ぽっと出のインチキ治療法には引っかからなくなる。哲学史について軽く触れるだけでも、学生時代にしたような哲学的思索は、ギリシアインドが二千年前にとっくに通過した場所だってわかってはっとする。女性地位がどう変化したかをたどってみると、「女性は『常に』被害者だった」みたいな極端な意見には大きな疑問符をつけることができる。

 それと、こうやって三十巻ざっと読んで思ったのは、自分歴史観はバイアスがかかっていたんだなってこと。たとえば、ギリシアローマ歴史は一巻にまとまっていて短すぎるって思ったし、中国歴史ももう少し細かいところに触れてほしいって思ったけれど、たとえばムハンマド時代からアッバース朝滅亡までが一巻ってのはちょうどいいって感じられて、これってつまり自分イスラームのことをまだまだ知らないってことだよね、って思えたりして、バランスが悪いなあって。自分の考えは、ちょっと偏っているかもしれないって、疑えるようになるってのもまた、勉強する楽しさの一つだ。

 あと、いろんな知識が増えると、いろんな人が自分よりも前に書かれた本について言及しているのをたくさん見つけることになるんだけれど、この世界がまるで巨大なシェアードワールドみたいな感じがして面白い自分古典を読むのが好きな一番の理由がそれかもしれない。さっき述べた、互いに矛盾するような証言でさえ、この世界がどれほど「作りこまれいるか」、いいかえると複雑なのかを教えてくれているみたいで、興奮する。

 自分通勤時間と昼休みしか読書をしないエンジョイ勢だけれど、こういう勉強ってのは一生やっても飽きない気がしている。娯楽を馬鹿にするわけじゃない。でも、「娯楽の場がぎすぎすして嫌だな」ってときには、ほかに楽しいと思える遊び場を持っておくのは、いいことなんじゃないかな。

2019-12-09

APA社長レイシスト?教えてはてサ

友人がなにげなしにSNSでAPAカレーを紹介した。

普通カレーと思いきや最後夫人の顔のパッケージが出てきて笑けるやつ。

そしたら、「APAはレイシスト会社です!それを紹介するなんてレイシストに加担してるとみなしますよ!」

と言ってきた人が。何やら反差別でがんばってるらしい。

ちなみにすごい先鋭的な方で山本太郎批判してた。余談。

なにやらそっち側の人たちでは「APAはレイシスト!」で決まってるらしい。

んで何をやらかしたん?と調べたら南京大虐殺慰安婦問題否定的な本をホテルに置いてるとのこと。

これで中国人の誰かが宿泊しないと騒いだ模様。

けどAPAは「中国人泊まるな」なんて言ってないし(否定してる)

単に歴史観が違うだけで差別的なことはしてないんだけど?

こんな差別をした!だからAPAはレイシスト!と言い切れる

何か資料はあるでしょうか?教えてはてサの人。

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