わかものハローワークでよく見る、わたしは仕事してます。という素振りは本当に見ていてイラっとくる。
新規卒の子なんかはあんまり知らないだろうけど、相談者の情報に誤りがあってもその場で編集しときますって素振りだけ見せて
何か月経っても更新されない事がままある。それだけなら別にイラっとするだけでいいが、問題は相談者の質問に的確に答えられていない事。
未だに男は営業、女は事務という固定観念が相談者の仕事選びの幅を狭くしているにも関わらず、それを改善しようともしない。
一部セミナーでは男女参画について熱心に講義するんだけど、当の現場が男女差別OKな社会観を植え付けていれば何の意味もない。
さらに、ハローワークではブラック企業について、一応審査しているという話を耳にするが、そんなものは嘘。
毎日モンテローザやワタミの広告を見かけるが、改善要望をしてもずっとこのままなんだから、審査なんて見せかけでしかない。
しかも、モンテ等ブラック企業については、求人一覧の約3ページに渡って独占掲載という嫌がらせを、ハローワークが認めている事を見ても
そういった取組みには何ら無関心なのだろうということがよく伺える。
そういう意味では、ブラック企業だらけのハロワ求人がいかに陳腐なのか嫌でも分かる。
一方、この様子はハロワに限った事じゃない。
マイナビやリクナビも未だにブラック企業を載せ続けているし、あろうことか特集まで組んでいるありさまだから、有料サイトという利点が全く感じられず
就活サイトは何気に利用価値があるとかいうが、大企業がよく掲載されていて中小零細があまりないという事でその手に特化したサイトなのがよく分かるが、
また、特集にしても合説イベントにしても各々の出展企業に色はなく、ほぼ同一の顔ぶれであることも忘れ難い。
実際の所、就活サイトですらも実はあまり無関心なのでは?と思う。
まして、就活応援といいながら、実は就職採用をしていない会社まで出展させるなどの詐欺も行っているのだから就活者を馬鹿にしてるというもの。
けれど、それでも一応仕事をしているのでこの辺りはリクルートのプロなんだと無理矢理納得する。
さて、話は戻るが、ハロワはこの有料サイトに比べると無料で掲載できるため、どちらかといえば中小零細企業が多い事が特色ではあるが、実際の所、
あまり熱心じゃないのが見て取れるのも、あのやる気の無さげな普段と、就活者に対してのみ真面目に仕事してる素振りのギャップを見れば余裕で分かるもの。
だからハロワ職員の仕事してますという素振りに無性に腹が立つんだろうな。所詮ハロワ職員も臨時ばっかで食うために仕方なくといったところか。