はてなキーワード: ストレートとは
リン、飼い犬のリンが今日死んだ。いや人気者過ぎて神様だか上位存在のもとに出張してやったのか、あるいはグルメだったから今の世界に飽きてちょっと三千世界だの並行世界だのを渡り歩きに行ったのかもしれない。
感情が高ぶっている。だからこの高ぶりが残っているうちにこうして文章を残す。
ただ今人生で一番の悲しみが、哀しみが、非常に緩やかに、それでいて確実に風化してしまう、過去になってしまう、忘れてしまうことが恐ろしい。
そう、全部昔のことになって、リンのことが、お犬ドッグ、猫ドッグの痕跡がすべて消えるのがたまらなく恐ろしい
ごちゃまぜにしたまま
整理もせずただ出力する
誰かの目に当たることを前提としてはしていない。もしかしたら自分からあてにいくことはあるかもしれない。
もしこれを誰かが見ているのだとしたら、恐らく自分は自分からこれを公開したのだろう。恥ずかしいやつだ。
だけどこれは、この感情が風化してしまう前に、本当にあったんだぞと。この喪失は、悲しみは確かに此処にあったのだぞと歴史に傷跡を残したい一心で残すだけの文である。
いや文ですらない、言葉っぽい何かが連なっているだけだ。いつか赤ら顔で悶絶しながら読み返すのかもしれない自分、それ以外の不幸と幸運の数奇の嵐の
旅路の中でここに立ち寄ったあなたにこれだけは忠告しておきたい。ここから読んでも何も得るものはない。
その時のことは割と覚えている。確か小学校入学を控えた私が出先でペットショップをみかけ、そこで売られていたチワワに一目ぼれして買って!とせがんだ数日後、
母親がケースに入れて
家にやってきたのがこのダックスフントロングのリン様である。えぇ・・・となったものだが
それ以前に「犬を飼うなんて!世話とかできんやろ!」という兄弟たちの猛烈な親への抗議に押されてそれどころではなかった
話は変わるが私の小学校入学までの歴史はうんこである。なんだったか、親がアメリカで真剣争いしただの外国人雇って私を誘拐しただのろくでもないワードが飛び交っている。
そのせいでPTSDだのなんだのを幼くして発症した私は家に引きこもることとなり、入学までに備えておくべき社会性だのなんだのというものはまるでなかった。
当然、学校が始まってからというものまったく馴染めなかった。なんなら字もかけなかったし口もきけなかった。
当然、つらい
そんな私を救ってくれたのがお犬様のリンだった。
何せこいつは素直だった。ごはんがあるとわかるやすり寄ってくるし、おもちゃやらなにんやらを取られるとか不快な思いをするとすぐ威嚇してくる。一般的にはワリとクソ犬の類だったと思う。
だが、やたらとクソみたいな口撃でマウントを取ってくるDQN同級生、肝心な時と肝心じゃないときにまったく役にたっても味方になってもくれない家族、クソみたいな気づかいぐらいしかできない新興宗教にハマってる女性の担任の先生。
本人がクソなら周りもクソが集まる中、お犬はストレートに感情を示してくれたし見た目も人畜生より何倍もよかったから目の保養にもなった。本当にこれだけが私の支えだった。
支えの代価としてドッグフードではなくミンチ肉を要求され続けることになるとは思ってもいなかったが。いやマジでドッグフード単品だと食べなかったよあいつグルメかよ。
んでそんなお犬様を連れて散歩などをしていると、公園に生息している同級生たちはその可愛さにつられてホイホイ♂やってくる。そして当然散歩してる自分との会話になる。こうして私は犬から社会的立場まで与えられたのだ。お犬様バンザイ。
こうして私とお犬ドッグの日々は続いた。日々飽きるごはん!(日替わりじゃないとやだ)テコでも動かない散歩!(俺はこっちの方向に行きたいんだ人間風情が決めるな)
途中で良性の腫瘍で手術することになったり、悪性のがんで手術したりしたがなんか生き残ってた。すごいなリンちゃん
これが2015年ぐらいのお話。当時大学受験を控えていた私は大層メンタルを乱されたがお犬はケロっと生きていた。だからだろう。なんとなくお犬はずっと一緒に居続けるなんて幻想を無意識のうちに抱いていた。
お犬自身はへーきそうに日々を過ごしていた。
18年19年ごろにはぴょんぴょんはねていたような段差が登れなくなった
それでもごはんはいっぱい食べてたし、まぁ多少はねという気持ちだった
20年に入ってからごはんを食べなくなった。元から飽き性だったので中々気が付かなかったが、肝臓が半分ダメになってた。それでもお肉はちょこちょこ食べてたし、大丈夫だろうと自分をいいきかせつつ、注射器でミルクを与えるなどをやっていた
お薬はもらったし、容体も安定してるからまだ
8月に死んだ死んだしああ駄目だ。
16年だ。16年以上一緒にいたのに思い出せない。楽しいと感じてたはずのあの日々が思い出せない。いや大まかにはわかる。でもディティールがわからない。あのとき具体的にどんなことがあってどんな気持ちだったのが、リンと何したのか、リンはどんな顔してたか、リンとどんなことしたのか、リンは、リンは
思い出してやりたいのにずっと最近の畳みかけるような悪化の一途の記録だけが頭をよぎる。
つらい。悲しい。ひどい。
あいつは走るのが好きだった。それはもうべらぼうに早くて、当時ディープインパクトなんて馬が流行っていたからディープコンパクトなんて親が呼んでた。近所の小学生の自転車すらものにしなかった。昨日までだって散歩してたぐらいだ
でもだんだん走ることはしなくなった。ジャンプだってしなくなった
あいつは食べるのが好きだった。しかもグルメ。ドッグフードを与えたところまったく口にせず、苦肉の策の一環でミンチ肉を混ぜてやったらバクバク食べた。以降、それが彼女の常食になった。医師からも適量であればと言われ、犬自身もそれじゃないと食べないのだからこっちは懐痛めてお肉代も出さねばならなかった。それを食べてなお、台所で何かをあさったり、おやつや野菜の切れ端をやると飛んでやってきて全てをかみ砕いて食べていった。さながらブラックホールだった。
でもだんだん食べなくなった。大好きなミンチ肉も、ささみも、きももいらないとそっぽを向いた、おやつだって途中で残した。
耳がよかった。あいつの前で隠れても物音を立てればすぐ見つかった。
聞こえなくなった。
目もよかった。遠くから俺を見つけた瞬間しゅばばばばっと風のようにやってきた
昨日まで生きてた
生きてなくなった
できなくなった、なったなったなった
老化というのは、時の流れというのはあんまりに残酷ではないだろうか
あいつにはいろんな楽しみがあった。色んな特技があった。色んなやりたいことがあったはずだ
でも全部時の流れに奪われた。挙句の果てにまだ生きられたはずなのにみんなが寝てる間に布団が絡まって呼吸困難になったのが原因で死んだ。
きっと、病魔に蝕まれたりするよりは楽だったのかもしれない
それでもあんまりじゃないか。もうちょっと穏やかな死でもよかったじゃないか。
何故私の血肉は、命は、寿命は分け与えるように、捧げられるように作られていないのか。
だから忘れられていく。いつか痕跡もなくなって、私の中からも過去になってしまう
5年前、がんと最初に診断されたときからリンが死んでしまうこと、リンが忘れられてしまうことがたまらなく恐ろしかった。恐ろしかったから、目をそらし続けた。
逸らし続けた結果がこれだ。感情を抑えきれず、認められず、八つ当たりのように何かを打ち続けてないとおかしくなりそうだ。
嘘。半分嘘
何かをやってないと狂いそうなのは本当
でもそれは全部じゃない。
書いている間。ちょうどこの欄をかいてるあたり、気持ちが落ち着いてきた
落ち着いてしまった。
まさしく上に書いた通り過去になろうとしてる。まだ知らせを聞いて数時間しかたってないのに。亡骸みて2時間程度なのに。私の悲しいとやらの感情はそんな程度だったのか。16年とはそんなに軽かったのか。自分への失望が、時の流れへの絶望で砕けそうだから、それからまた目をそらすために、文として意味を成すかも怪しい文章をつづり続けている。
話はここで終わり。
オチなんてない。きっと明日はもっと落ち着いてしまっている。過去にしてしまっている
だから、この感情の迸りだけは、残しておきたかった。その100文の1でも、読んだ誰かに伝わればいいけど。いや無理だなこりゃ
犬が死んだことについてLINEで知人に送りまくった。
天に召されたようちの犬、時々でいいから思い出してやってね。と
さながらスパムメールだ。忘れられてしまう恐怖に勝てずにありったけの種を無造作にばらまいたのだ。
そしたら、結構な人が反応をしてくれた。前から連絡のあった知人についてはすごい心のこもったであろう言葉と、忘れないという宣言をいただいた。
無理やり引き出したような感じではあるが、とても、とても救われた。クソな環境だのなんだのと一番上で言ってたが、今ではいい知人・友人に恵まれてる。というかこの知人友人みんなリンをきっかけにできたやつらばかり。また犬に救われてしまった。
あと、もう一つ。緊急されたって連絡が来たその時間、自分はまだ夢の中だったわけだけど
夢の中でそのリンが出てきた。
ケージの中に入れられてるリンが目の前にいて、おやおやと思って出して撫でてやるとすごい喜んで、顔を擦り付けてくるし伸し掛かってゴロゴロしてくるしでおおどうしたどうしたと、なぜか感じたリアルな重みと温かさを感じていた。そしてメールが着て目がさめて、あとはご存じのとおり。
あいつの人生ならぬ犬生の後半は特にだが、私は飼い主として至らない点が多すぎた
今回死んだのだって、私が交通云々を考えずに実家にいれば防げたかもしれないのだ。
でも、でも、夢に出てきたんだ。それっぽい挨拶をしていきやがったんだ。
きっとあいつ的には、私は及第点だったんだろうか。そう思いたい。
こうして書いてると、ディティールのつぶれた思い出がちょっと輪郭を取り戻してくる。
なんというかあいつはもふもふで、何かとみんなを魅了していた。
それでいて家では猫のようにそっけなくふるまうし、膝にのって寝てくる。ネコドオオッグ
気ままなやつだった。だから入れ込んだ。
あいつは老化と共にできないことばかりになっていった
それでも、それでも、私はこんな都合のいい夢にすがっている。救われてしまっている。
お前にしてはまあよくやったのだとあいつに言ってもらえてるような気がして。崩れ去る寸前のところで踏みとどまれてしまっている。
嗚呼リン。俺がお前にしてやれることはもうないけど、たぶんお前はいっぱいいいことをしたから、あの世やら並行世界やら生まれ変わりやら、どのルートでも幸せになれるよ。
あんなに人を笑顔にして、俺も救ったんだもの。誰も文句はいわないって。
だから、俺がソッチに逝ったときはまた気が向いたら顔見せてほしい。
いやどうせお盆だ。夢の中にでも出てきておくれ。
これから俺はお前の居ない世界で生き続けていくんだけど、さすがにつらいから。
もうちょっと、お顔見せてほしい。
いやしめくくりとしてこの執着はちょっとあれだな。
とにかく、また会ってもふもふさせてくれる日を待っている。
むしろ「○○も△△も実質同じだよね」の反語として「〇〇と△△って何が違うの」を使う人は議論巧者なのでは?
「〇〇と△△って何が違うの」と問いの形で投げかけることによって、問いを受け取った相手は○○と△△の何が違うのか、あるいは○○と△△は同じなのかについて考え、答えたくなる。結果として、相手の理解度や主張の前提を確認できるし、思考を促すことにもなる。
前提として私めちゃめちゃおっぱいが好きな女なんだけど。
久々にブラ買いに行ったら、店の真ん中に可愛く陳列されてるやつ全部肉が乗っちゃって、奥から持ってきた可愛くないやつしかなかった。
勝利。すごい。おっぱいは育つ。私が育てました。これからも精進します。
いやでも待て。
え?まじで?この小ささでG?ありえん……見た目D、いやCでは?
Gカップってもっと違くない?似合う服がないんじゃないの?肩が凝るんじゃないの?胸を潰すブラを検討するんじゃないの?
まじで潰すまでもなく潰れてる。
古いブラつけて確認してる。ああ私Dじゃねえわって。でもブラ取るとD。
胸だけでモテるくらい巨乳になりたい。みんなが乳をチラ見してくるって悩んでみたい。おっぱいの厚みの分だけ密着できない隙間が欲しい。VネックのV部分を谷間で埋めたい。プリントTシャツの胸の部分がびよーんってなりたい。おっぱいでスペースキー押しちゃって勝手に空白が挿入される怪現象に遭遇したい。
は~~~まじで骨格が貧乳。
骨格に勝てるくらい巨乳になりたい。
いくら骨格が貧乳でも、乳にメロン入ってたら巨乳。あーあ乳にメロン入れたい。痛そう。
Iカップになって、妊娠して更にKカップとかになりたい。おっぱい大きくなるから妊娠したい。
豆乳飲も。
某月某日、某所を歩いていたら「どうですかー」的な声をかけられた。20代くらいの女性であった。そういう店が並んでいる場所であった。
「ガールズバーすか?」私は言った。
「ガールズバーってゆうか、バーです。スタッフは女性が多いのでお話しながらお酒を飲める」うんぬんかんぬんと彼女は言った。
ボッタクリという現象を私は世界で一番恐れている。だって怖いじゃないですか。お金いっぱい取られるらしいし。
「ボッタクリじゃないっすよね?」私は言った。ボッタクリがボッタクリを自称することは人類の歴史上一度もないが、一応訊いてしまうのだった。
「ボッタクリじゃないですよ。10年くらいここで営業しているので」うんぬんかんぬんと彼女は言った。
2時間後くらいに人と待ち合わせをしているのでそれまでの暇つぶしを考えていた。酒が飲みたかった。
「お姉さんかわいいっすね」私は言った。私は口下手で人見知りで普段も殆ど喋らないのだが、こういう二度と会わないだろう人とは割と話すことができる。二度と会わないからと言って別にひどいことを言うわけではない。私は邪悪を憎んでいる。
「いやぁそんなことないですよぉ」うんぬんかんぬんと彼女は言った。
「お姉さんがお酒作ってくれるんすか?」と言うと「そうですそうです」と返ってきたので、私はお姉さんに連れられて店に入った。
ボッタクリ店がどういう店構え及び店内の様子をしているのか全くの無知であったが、ボッタクリではなさそうだと思った。シックな雰囲気であった。店内には先客が1名。
案内されてカウンターに着席する。最近ウイスキーにドハマリしており、毎晩ハイボールをがぶ飲みしているのだが、目の前には多種多様なウイスキーの瓶がずらりと並んでいた。
A Static Lullabyというアメリカのハードコアバンドのボーカルがインタビューで「俺はウイスキーとブラック・サバスしか信じない」と言っていたのを思い出したので、信用できるお店だなと思った。
料金システムの説明を丁寧に受けた。「こんなに丁寧に説明をしたのは初めてですよ」と呼び込みをしていた彼女は言った。
名前は知っているものの飲んだことのないウイスキーがずらりと並んでいたので心が躍った。
当該酒を「ハイボールで」と注文すると、「ハイボールないんですよ」と彼女は言った。
まじかよ。正気か。ハイボールがない飲み屋がこの世に存在するのか。ここはあの世なのか。
彼女は続けた。
「ソーダ割ならあるんですよ。ハイボールって言うと一般的な感じじゃないですか。だから、ハイボールはないけどソーダ割ならあります」
私は言語哲学の迷宮に迷い込んだ。助けてクリプキ。「じゃあソーダ割で」とクリプキは言った。
お姉さんが作ってくれたソーダ割が来た。飲むと美味かった。巷で美味いと評判のウイスキーは本当に美味かった。
「めっちゃ美味い。やっぱり作ってくれる人がいいと美味いっすね」私は言った。
これは私にとって汎用性がべらぼうに高いキラーワードである。だいたい外さない。おそらく言われた方も悪い気はしない。
「いやいや、そうですか。お兄さん口うまいっすね」的なことを彼女は笑顔で言った。おそらく「きも、なんだこいつ」とは思っていないだろう。
だが、「なんか今日クソキモい客来てぇ〜まじ勘弁だったんだけど4時間くらいいてさ〜、はぁ〜、まじキレそう、どっとつかれたわ」と帰ってから彼女が誰かにLINEを送ってないとは言い切れない。
「なんて呼べばいいですか?」と聞かれたので、「何でもいいっす」と私は言った。これはクソキモい返しだったなと反省している。
数十分ごとに話し相手をしてくれる女性が入れ替わるシステムらしく、違う女性が私の前に立った。ガールズバーはおそらく女性が刺激的な格好をしていると思われるが、この店は皆清廉潔白なバーテンダーのような格好をしている。谷間が見えたりする格好をしてる人は一人もいない。その方が落ち着くのでよかった。だからこの店は正確にはガールズバーではない。
何がどうなってそうなったのか忘れたがアニメの話になった。あちらから振ってきたのだと思われる。
「アニメ最近見始めたんですけど、なんかどんどんあれな方にはまっちゃって」と彼女は言った。
「あれなほう?」
「ディープなってゆうか」
「BLとか?」私が言うと「そうそれーーー!!!」と彼女がものすごい瞬発力を発揮して絶叫した。おっさんがBLという単語を知っていたことに驚いたのか、周りにいたスタッフも「わーーー!!!」と叫び店内が湧いた感じになった。
その次に来た女性は大変に可愛かった。野球で言うところの200km/hのど真ん中ストレート。丸顔、細い目、ややぽっちゃり、真っすぐなロングの髪。
私は可愛いと思ったら可愛いと口に出さないと気が済まないし、むしろ、可愛いと口に出さないほうが相手の女性に失礼だと思っているなんてことは別にないが、酔っていたせいもあった。
「てか、めっちゃ可愛くないすか?」私は言った。
「ありがとうございます」と彼女は言った。
世の中には3種類の人間がいる。「可愛いですね」と言われて「ありがとうございます」と返す女性と、「可愛いですね」と言われて「そんなことないですよぉ」と返す女性と、「てか、めっちゃ可愛くないすか?」といきなり言う男性である。彼女は1番目の人間であり、私は3番目の人間であった。
「この前ぇ、電車で寝ててぇ、起きたらやっべあたしが降りる駅じゃね、って思って降りたんだけど、そこ1駅手前だったんだー。それ終電だったからさぁ、仕方なくタクシー呼んで、1万円かかった。はぁ、まじキレそうなんだけど」と彼女は言った。
「そういえば待ち合わせしてたんじゃないですか? 大丈夫?」と誰かが言った。酔っていて誰が誰だかよくわからなくなっていた。スマートフォンを確認すると、着信が来ていた。
こちらから電話をかけると、「あーごめんごめん、なんか盛り上がっちゃってさ、もうちょっと時間潰せる?」と彼は言った。
彼がどこで何をしているのか全く知らないが、おそらくハプニングバー的なところにいるのだと私は推測している。
わかった終わったら電話してくれと言って電話を切った。まさか待ち合わせが延びるとは思わず、この店で時間が潰せてよかったと思った。
だいぶ飲んだのでよく覚えていないのである。ブルックラディというウイスキーがべらぼうに美味かった。到底ウイスキーとは思えないターコイズのような水色のボトルが特徴である。
スタッフの女性が通りがかりにカウンターに置かれたそのボトルを見るにつけ「えーなにこれー」と必ず言っていたので、ブルックラディを頼むと女性に「えーなにこれー」と言われることができるようである。
24時で退店するつもりが、26時半くらいまでいた。
私は普段自分の話をほぼせず、自分の話を聞かされた方もつまんないだろうなと考えているので、基本、相手の話を聞き、適切に相槌を打つことを好む。この店でも向こうが話すことをうんうんと聞いていたと思うのだが、何しろだいぶ飲んでいたので、酔った勢いで蘊蓄や武勇伝をぺらぺらと喋っていた可能性は否定できない。
「なんか今日クソキモい客来てぇ〜まじ勘弁だったんだけど4時間くらいいてさ〜、はぁ〜、まじキレそう、どっとつかれたわ」と帰ってから誰かが誰かにLINEを送ってないとはまじで言い切れない。
会計は約3万円であった。そのくらい飲んだしそのくらい滞在したので妥当な金額であった。そういえばボッタクリを警戒してこの店に入ったんだったな、と今これを書きながら思い出した。ボッタクリではなかった。
最初のお姉さんに「なんかめっちゃ疑ってすみませんでした」と言ったのは覚えているし、めっちゃ可愛いお姉さんに「めっちゃ可愛くないすか?」と少なくとも3回は言ったのを覚えている。多く見積もって30回は言っているかもしれない。
退店して、例の友人と合流した。すぐにビジネスホテルにチェックインし、寝た。次の日は仕事だったが眠気がやんごとなかった。「あーめんどくせ」と言いながら厨房で料理を作った。
あの時間がずっと続けばいいのにと思ったのは久しぶりのことだった。
私はキャバクラというところに人に連れられて何度か言ったことがあるが、何が楽しいのかさっぱりわからなく、自発的に行ったことは一度もない。しかし、ガールズバー(正確にはガールズバーではない)はかなり楽しかった。
歓楽街をふらふらとしているとキャッチのお兄さんに「なんか予定ありますか? 抜き? ガールズバーとかもありますよ」なんて言われるのだが、その度に「ガールズバーって何なんすか?」と答えていた。
おおよそ「キャバクラよりもライトな飲み屋。キャバクラほど堅苦しくないから最近はガールズバーの方が人気」と説明されるのだった。
なるほど、ということは、これは私にとってキャバクラは楽しくないけれど、比較的ライトなガールズバーは性格上合っていた、ということにはならない。おっさんになっただけの話である。若い女の子と喋りながら酒を飲むことに喜びを感じるような寂しい人間になってしまっただけのことだ。
それに気づいて愕然とした。
機会があればまた行こうと思った。
めっちゃ分かる
痴漢撲滅ポスター作ってるのってもう女として賞味期限切れてて何年も痴漢されたことが無い女が作ってるんだろうと思う
最近の痴漢の実態に全く即してない内容なんで、見ていて「全然分かってねーな」って呆れる
今時普通にスカートの上からとか服の上からストレートに触る痴漢が居るかっつーのって見てて腹が立ってくる
痴漢する側だって日進月歩で進化してるわけで、電車の揺れにあわせて体を密着させたり、非接触で匂いだけ嗅いだり
サッカーでいうところのマリーシアみたいなかんじで、痴漢と判定されるかされないかギリギリのグレーゾーンを攻めるようにしてる
そういうのも分からずに「痴漢は犯罪です」みたいな使い古されたフレーズでいかにもって見た目の不審者が痴漢してるポスターとか見ると本当に吐き気がする
定年退職した父が、ハンドルネームを考えたから聞いてみてくれと言う。
父は公務員というお堅い職業の人間だった一方で、とても詩的な人だった。
何かあるとすぐ世の無常を感じて切なくなっている。
定年後は詩人として余生を謳歌したいらしい。インターネットでの活動も予定しているとのこと。
定年退職した父が、ハンドルネームを考えたから聞いてみてくれと言う。
咄嗟に思った感想は「中学生が最初に考えたかっこいいハンドルネーム」「ヒプノシスマイクに出てきそうなゴテゴテ漢字の羅列」だ。
隣で話を聞いていた弟が「ダッサwww厨二病かよwww」と大爆笑。そこまでは言わないようにしていたのに火の玉ストレートだ。
私がここで父を止めても、父の身に起こることは「センスの改善」ではなく「子供には全否定されてションボリ」という自己肯定感の低下だけだろう。
頭が良い。努力家。背が高い。細い。面長。男らしい。周りの人を大切にする。人に好かれる。丁寧に話す。文章が綺麗。良く笑う。人と歩調を合わせるのが上手い。声が甘い。ターンが美しい。ロング丈が似合う。修士号を持っている。天職に着いている。アピールポイントを持っている。生きている。
私は頭も良くなければ何につけても三日坊主で努力できない。チビ。デブ。勿論脚は短い。可愛らしくもかっこよくもない。友人は少ない。関わりたくないときは半年くらい人と連絡しない。話をまとめるのが苦手。語彙が少ない。ストレートで卒業できない。長所が浮かばない。安楽死の機会があれば死にたい。
自担は驚くほど良く出来た人間だ。歌も踊りも喋りも大好きで録画して何回も同じ場面を再生したりする。最高にかっこいい。こんな人が現実に存在する。自担は最近クイズ番組に出ることが多い。アイドルでは無いから比べるもんじゃないけど畑違いでも自担と同じかそれ以上知識も経歴も何もかも持っている人がごまんといる。
打ちのめされる。好きな人の輝きに潰される。こんな矮小で価値の無い人間で申し訳なくなる。十人十色と言われても私は銀鼠色とかなんだろう。自担を愛するために生きている。自担の活躍を目で見るために生きている。自担の舞台が、コンサートが、動画投稿が、次はいつだからそこまで頑張ろう。そういう活力なはず。なのに惨めになる。自担は悪くない。私の考え方がおかしいだけだ。自分と正反対だから自担が好きなんだろうか。ただのコンプレックスによる気持ちなんだろうか。そんなの自担に失礼すぎる。
恥ずかしくない自分になりたい。堂々と人に紹介できる自己が欲しい。背が欲しい。細くなりたい。知識が欲しい。人を大切にしたい。自分を大切にしたい。努力ができるようになりたい。きっとずっと私はこうやって思い続けるだけで行動しないのだろう。そこが自担と私の決定的な差、一生かけても私は自担のようにはなれない。
こんなになりたいけど多分なるつもり無いんだろうな。
普通にネカマやってて、相手から「ところでムギたん何歳なの?」って聞かれたときの
ベストな年齢を答えなきゃという圧
「24です〜」とか答えると
「ふーん彼氏は?」と続いたりして
「いる」って答えると、「どんなセックスしてるの?」とか聞いてくるし
「いない」って答えると「身体は寂しくない?」とか聞かれる
あー下ネタで返して欲しいんだろうなーと思いつつ、俺は戦線を上げることに集中したいから、やんわりかわしたいんだけど
かわしたときの相手が、がっかりしたり不機嫌になったりするときのことを考えて、ついおっさん同士でエッチな話で盛り上がってしまう
こっちの精神は盛り下がってるのに
何も楽しくない
ドストレートに性欲をぶつけられる
だから辛い
応じなければならない
本当は応じたくない
表記は以下:
(URL貼りすぎるとスパム扱いで投稿できないっぽいので不便な感じになっています)
車をどう作って良いかは細かく「レギュレーション」で決まっていて、それぞれのチームがレギュレーションの範囲内で頭をひねって車を開発しています。
そうして違う人たちが作ったあらゆるパーツが違う車が、1分以上のサーキットを走ってきて0.1秒差とか0.01秒差とか、果ては全く同じタイムになることも!
ちなみに、空気の流れでどうやって強く車を地面に押し付けるか(ダウンフォース)が大きなテーマです。飛行機の逆をやっています。
ドライバーだけでなく、当日サーキットに来ているスタッフだけでなく、車の開発まで沢山のスタッフが関わっているところも面白いスポーツだと思います。
検知ポイントで前の車の1秒以内に入れると、DRS(リアウイングがパカっと空いて空気抵抗が減る)がストレートで使えて追い抜きしやすくなります。
なので1秒以内に付けば有利ですが、近付いていると空気が乱れるので走りにくくなります。あと、長い間近付いていると、早くタイヤが傷んだり、車のどこかの冷却に問題が出たりしてしまいます。追い抜き前の駆け引きも楽しいポイントです。
あと、コース上での追い抜き以外にも、ピットでの追い抜きもあります。
車の特性やドライバーの頑張りによってタイヤを長く持たせることで、ピットインでタイヤを交換するタイミングをずらすことができます(そもそもライバルと違うタイヤを履く、という戦略もあります)
ピットインのタイミングをずらしたり、減らしたり、時には増やしたりもします。相手を欺いたり、相手にプレッシャーを掛けたり、こうした戦略によって順位が変わることもあります。
各チームとも遠隔にストラテジーチームがいるのもすごい!!
さっきのタイム差の話はドライバーの凄さも物語っていて、200km/hとか300km/hとかのスピードで1周走ってきて、全く同じタイムになることもあるって信じられない世界じゃないですか…?
ストップウォッチを10秒ぴったりで止めるのすら難しいのに、物凄いことをしているなあと思います。
ものすごいスピードで走っているのに、数cm単位でドライバーは車をコントロールしていて、壁すれっすれを走るコースなんかもあります。
さらに高速コーナーだと強い力(横G)が掛かって、息すらできなくなります。その横Gに耐えるために、みんな首がものすごく太いので注目してみてください…!
首に限らずドライバーはしっかり鍛えていて、緻密なコントロールを求められているのに、体的にはずっとハードな状況が続くスポーツです。
どんなスポーツでもそうですが、見続けたり、情報を追っていると、「チーム」「ドライバー」の背景が分かってきます。
これが一番楽しくなる要因かもしれませんが、興味を持って追わないといけないのも難しいところです。
チームは率直に言って、開発予算=車の速さになりがちなので予算の序列で並びやすいのですが、当然全て予算の順に並ぶ訳ではないので、予想される序列より頑張った/調子悪いあたりが楽しめるポイントです。
ドライバーは、インタビューの内容、表情、ドライビングスタイル、課題、エピソードなどなど知れば知るほど楽しくなると思います。
F1の情報サイトは色々あって、ドライバーのコメントを追いかけると色々分かって楽しいです。
Netflixが見られるなら、とっつきやすいドキュメンタリーが配信されているのでおすすめです。
そして、応援するチーム、応援するドライバーを作るととっても良いと思います!
あと、ドライバーは小さい頃からカートで戦ってきた仲間だったりもします。
少し前だと、ハミルトンとロズベルグ(引退しちゃった)は幼い頃からカートで一緒に走っていて、「いつかF1でチームメイトになれたらいいね」なんて話していた友達でした。それが本当にメルセデスというトップチームで叶ったのですが、その二人で何年もワールドチャンピョン(その年に一番ポイントを獲ったドライバー。みんなの目標)争いをすることになり、様々な事件を経て二人の仲は超険悪になってしまう……なんてこともありました。
今だと、フェルスタッペン、ルクレール、ラッセル、アルボンあたりは同世代で、昔から下位カテゴリーで凌ぎを削ってきた同士で仲良しです。
フェルスタッペンとノリスは大のレースゲーム好きで、ノリスはすごいドライバーですが、Twitchでゲームを配信していてお茶目なガキっぷりも垣間見られて親近感が湧きます。
他にもドライバー(やチーム)のTwitterやInstargamも色々な一面が見られて面白いですよ!
順当でグルグル回って終わるレースもたまにありますが、何にも見所がないレースはそんなにないかな。。
あと、決勝レースだけでなく予選から見た方が絶対に楽しめます!
7番手スタート予定だったフェルスタッペンが、スタート前のテスト周回(レコノサンスラップ)で雨で濡れた路面に滑って、ウォールにクラッシュしてしまいました。
車が壊れたので諦めてピットに戻ろうとしたのですが、スタートまで20分もない中、メカニックたちの必死の作業でギリギリ間に合い、7番手から2番手まで順位を上げ表彰台に上がったのです!その表彰台はメカニックに捧げられました。
メカニックとそれに応えたフェルスタッペンのことを考えるとウルっとすら来ました。。
今年の開幕戦でノリスが初めて表彰台に乗りました(順当にいって表彰台に乗れるほど速い車に乗っている訳ではない)
それが、2番手を走っていた車(ハミルトン)に5秒加算ペナルティがあるので、ハミルトンとのタイム差が5秒以内なら初表彰台!という状況で、担当メカニック(無線で色々教えてくれる)のサポートを受けつつ、素晴らしい最終2ラップでギリギリ5秒以内に入ったのです。その最終ラップは、ファステストラップ(レース全体ドライバー全体で一番速かった一周)でもありました。
喜んでるノリスかわいい…!
そして、その1週間後のレースでもノリスが最後に大活躍で、最後の2周で混乱に乗じつつも3台をパスし5位に入賞しました。
こんな感じで、リアルなドラマが沢山あるのも楽しいところです。
「暖炉の傍らでバスローブ羽織りワイングラスを片手に葉巻をくゆらせながら『ふっ…』とニヒルに笑う。」
「渾身の右ストレートをぶち込む。」
母親の虐待によって普通じゃない身体になった。普通じゃない心になった。
世の中において「普通じゃない」という事は想像以上に大きなハンデ。
特にメンタルや「お育ち」の部分は取り繕おうとして簡単に取り繕えるものではなく、世間との違いに苦しんでいた。
辛い事もあったが、一度も不登校・留年・浪人といった脱落イベントを起こすことなくストレートで大学まで学校に通い、正社員として就職出来た。
母親にこれ以上人生を狂わされてなるものかと必死だったからだ。
幸い俺の損害は「コミュ障」程度で済んだ。最終的にはこれも解消していけたらいいと思うが。
俺は当然、母を恨んでいる。
あいつのせいで人生が狂った。正確には「狂いそうな人生に抗う」という、本来しなくていいはずの苦労を沢山した。
母が変な宗教に目覚めたのだ。最初はああ、やっぱりこいつバカなんだな。しょうもない人間なんだなという呆れからやってきた。
だがその口から「天使様の愛を受けているの」とか「ママほど愛に溢れた人はいないわ」みたいな事を言い出した時、魂が凍るような冷ややかな衝撃を受けた。
しかも口で言うだけで、俺に対しての態度を改めることはなかった。
流石に幼少期のようにもう支配されてはいないが、冷たく当たったり俺のやることなすことを否定し蔑んだり、相変わらずだった。
何が愛だ。バカにしやがって。幼少期からの憎しみがふつふつと湧いてきて、湯が沸騰しそうなほどの怒りが立ち上った。
この時は本当に日本の法律が許すなら殺してたと思う。だが現実として殺したら俺は捕まる。母にこれ以上人生を狂わされてはいけないので踏みとどまった。
大学を卒業して就職したが、俺は長男なので固定資産の後継ぎとして家に残って暮らしていた。
大人になると、子供の頃あれだけ畏怖の対象だった母親がどんどん小さく見えてくるようになった。
俺は一人の人間として母を見た。
変な宗教にハマって、両腕に五つずつ、足首に一つずつ、首に三つの水晶をつけて、胡散臭い言葉を並べながらジャラジャラと歩いていた。
夫に否定され、子供たちにも見放され、親兄弟はもう全員この世にいない。孤独な存在だった。
その時俺は母の事をはじめて、可哀想な人だと思った。誰にも愛してもらえない可哀想な人がそこにいた。
一度可哀想だと思ったら、なんだか可愛く見えてきた。この感情はインターネットで煽りで使われる「かわいいw」とニュアンスが近いと思う。
俺は試しに、母の事を何かにつけて褒めるようにしてみた。
今日の服が可愛いことや、容姿が年齢よりは若々しく見えるとか、今まで気づかなかった身体的な細かい特徴、たまに良い事を言った時は必要以上に持ち上げたりした。
すると面白いことに、母親はストレスで気が狂い始めた。どうやら自分の容姿の細部や細かな言動に注意が向かれる事がストレスだったようだ。
あの人は多分、完璧主義なんだと思う。見られてると思ったら、それが他人に見られて完璧でないといけないと思っているのだ。心配しなくてもぜんぜん優れてないよ。
「そういうのやめて!もう何も言わないで、話しかけないで!」と騒ぎ出すようになった。
一応言っておくが、俺はただ単に褒めただけだ。「今日の服、爽やかでいいね!」と言っただけで、上記の反応になるのだ。
俺は味をしめた。褒めるだけで相手は気が狂ってくれる。ストレスで寝込んでくれる。俺にとってこんなに都合の良い事があるだろうか?
俺は母を愛そう。でも愛した結果どうなるかまでは分からない。どうなっても俺は母を愛しただけだ。
その愛は歪んでいる?でも歪んだ愛も愛だと教えてくれたのこそ、あなたじゃないか。俺は親からもらったものをちゃんと返す、それだけだ。
知らんけど
リプライ欄に普通に突撃しちゃった人が大勢いるのは仕方がないとして、
釣り針デカいとか炎上商法乙とか言ってる人が散見されるのは違う気がした
釣りって、トラップみたいなコンテンツ用意して誰かに的外れな突撃させて笑いものにする営みのことじゃないですか
あれって、誰が見ても間違いだってわかるインスタ映え女子の主張を題材にしてツイッターのお気持ち漫画を揶揄してる、トラップでも何でもないストレートなおちょくり漫画じゃないの?
友人だけ白人間なところとか、「こういう人と○○すると悲しくなる」文法とか、「最低限のマナーです」って言い切りとか、最後の謎の動物でお茶を濁す感じとかさ
私からは以上です
東京にいる嫁の親戚から8月に一緒に避暑地に旅行に行こうと誘いが来ました。
私も子供いるので行くと来なくて困る気持ちはよく分かる。しかし正直断りしたい、が相手の気分を害せず断る口実が見つからない。
ストレートにコロナが心配というと、東京都民を差別しているように聞こえそう。
ヘルプミ〜
ゲームボーイのパワプロクンポケット2のコンピューター対戦で、相手をモグラーズにして、自軍はサクセスでパワーをほぼマックスまであげたホームラン選手で固めて9回設定で対戦開始
1回で打点を99点以上(99点を超えるとスコアボードが文字化けする、尚別に1回で99点以上入れる必要は無し。とにかくたくさん打点を稼ぐこと)入れる勢いのまま、9回まで続ける
なぜか対戦相手の投手(ぼんだくん)は交代することなく9回裏まで登板し続ける。9回付近までくると、ストレートでもスローボール並に球速が落ちるが、それでも投げ続けてくる
私は将棋の知識がほぼゼロなんでめちゃくちゃざっくりとしか説明できないんだけど、将棋について一家言持ちのじいちゃんによる渡辺明棋聖対藤井聡太七段の棋聖戦のポイント解説がへたなテレビの解説よりなるほど〜となったのではてなに記す。既にみんな知ってるようなことだったらごめん
じいちゃん曰く、勝負の明暗を分けたのは、藤井七段が序盤やらかして不利な局面に入った少し後らしい(何手目とか言ってたけど忘れちゃった、じいちゃんごめんなさい)。
そこで渡辺さんは金を打って攻撃すべき場面があったらしいんだけど、金を打たずに守りに入った。その金打ちは、単純にどんどん攻撃するぞー!みたいな素人くさい手だったのと、藤井七段相手に安易に攻め込むことを躊躇してのことと考えられるらしい。渡辺さんはなんか、よりスマートな?手を選んだそうな。だけどこれが失敗だったらしい。金でどんどん攻撃していれば、もしかしたら藤井七段は反撃しきれなかったかもしれなかったところを、ストレートに攻撃されなかったためその隙をついて藤井七段は反撃態勢に入った。
で、普通なら棋士は目の前の角や飛車といった大駒を狙いがちなところ、藤井七段は飛車をエサにして渡辺さんを引きつけ、その間自分の陣地を整えていたんだってさ。最終的に、自分がとられたらまずい駒を歩でうまく守れるようにわざといらない駒を捨てながら罠を張るように陣地作りを行う藤井七段のやり方はまあ想定されないものらしい。実際の戦闘で言うなら、敵に唯一の武器である銃をわざと奪われた後死なない程度にタコ殴りにされながら相手を地盤のもろい場所に誘導し、なおかつどこをどの程度の力で蹴ったら何分後に地盤が崩れるかを素早く計算しつつ的確に相手の立つ場所を崩していくようなものだ。並の頭の回転と度胸じゃない。
渡辺さんは思惑にはまり、藤井七段にとって都合のいい形にすることを許してしまった。そして、終盤、さあ藤井七段を攻撃してやる、というところで一気に足元を崩されたらしい。
じいちゃんは、そういうところを解説すれば藤井くんのすごさがもっとみんなに伝わるのになあとぼやいていた。私は終盤の足元が一気に崩れるシーンについて、ジャンプ漫画の見開きコマみたいだなとばかみたいな感想を抱いていた。おわり
(例によって今回も分割しています。両方載りたいとかそういうわけではなく、単純にやべー増田を挙げていくと文字数が足りないだけなのです。→【今回の幕内】)
再投稿ネタを指摘する増田。複数人おり、微妙に仕事ぶりが異なる。ただご存じの通りブクマカはトラバも本文も読まない上、過去の再放送ネタにも平気で釣られて伸ばすダボハゼなので、あまり意味はない。
プロテインの「ザバス」をなぜか「サバス」であるとしつこく主張する、高速道路逆走系増田。一応おすすめのプロテインとして挙げてはいるのだが……。この他にもパリコレや「ADHD」を「AC/DC」に訂正しようとする増田など、増田には同様のしょうもないネタが多すぎる。
(こちらも「GSOMIA」ではなく「GOSMIA」が正しいと主張する逆走増田。増田によれば新聞社も政府高官もみな間違えているらしい。んなわけあるかい。
突然現れては規約違反を厭わずブクマカや増田のダブスタを暴こうとする、やたら血の気の多い増田。超長文で口も悪いが、文章のキレに関しては一定の評価を得ており、出てくるたびにブクマを稼いでいる。
「ヤベーブクマカ」の動向をウォッチし、増田にレポートを投下している増田。↑とはたぶん別人。増田ブクマカ以外もカバーしており勉強になるが、やはりidをモロに出しており、いつ消えるか不安になる。
こちらも文字通り変な増田を挙げている増田。せいぜい数行の説明に留まる当番付に比べると、内容は概ねあちらの方が充実している。特にパリコレ増田のヤバい自分語りを押さえていたのはポイントが高い!
標準語に親を殺されたらしき関西弁派増田。標準語は「ジークジオン弁」みたいなものらしい。他に武士道批判なども行っているが、よく見ると同じ内容を何度も投稿している。
回文になっていない回文から始まる増田。水曜日以外もすいすいようび。超長文だが日に二度以上の連投は行わず、概ね無害で愉快な存在。しかしあの文体とテンションは別の意味でヤバい。
車を負債とみなし叩く増田。出現頻度は低いが、一度出てくるとしつこく連投するのが特徴。これも同じ主張のidおよび同名のツイ垢があるが活動停止中。🍏
「40歳以上はインターネットを使うな」と主張する増田。趣味は盆栽やゲートボールや登山、ボランティアしか許されないらしい。意図が謎だが、本人らしき投稿によると、なんと過去の性被害が原因らしい。えぇ……?
『友達とバンドをやってる』というタイトルの釣り増田。何度も何度もしつこく再放送されている、この手のネタの代表的な存在。
ただ初出は相当前らしく、元の作者がやっているのかそれとも別人なのかは不明。同様の釣りネタとしては、他に「ゲーセン増田」や「ゲームキューブ増田」などがある。
帰り際に「今日はブクマやトラバがつきませんでした」と報告してくる増田。ただしこの増田自体はブクマカからタグつきでウォッチされており、3桁ブクマを集めたこともある。これ以外の投稿については不明。
「そもそも日本は騎馬民族による征服者のトップであった天皇に従う者が~」という定型長文トラバを投下していた、今時珍しくノリが反日極左な増田。いつの間にか失踪し、いつの間にか復活した。
同カテゴリー参照。独特の用語を使いまくっているが要するに猫が嫌いな増田。1年以上の休場からまさかの復帰を果たす。ここから照ノ富士関のような復活劇を見せることになるのだろうか。
注目エントリには だいたい顔を出し すぐに消して逃げるという ピンポンダッシュで遊ぶ キッズじみた 自己顕示欲を 発揮していたが このところ 投稿が 確認されていない。
なお 人力検索はてなに 同様の書き方をする idが存在し 本人の可能性が 指摘されていたが 当該idが 前回の番付に対し 一時的に同じノリのブコメを 書いていたため 自ら答え合わせをする 形となった。
これも「うんち」同様、オリジナルの手を離れ増田ミームと化したワードのひとつ。彼(ら)の涙ぐましい努力にも関わらず、増田に毒親叩きの種が尽きることはない。
かつてはオリジナルの増田が存在し、「今日も女は○○」という、毒親ネタ以外にもTwitterの男女ネタなども拾うセルフパロディ的な何かを投下していたが、こちらは最近あまり見かけない。
再投稿警察に対して毎回粘着していた増田。しかしその執念深さから「お前の方がよほど人を刺しそう」と突っ込まれることも。4月を最後に登場せず。
e-Sportsの話題になるとやってくる、個人攻撃が大好きな御仁。言わばeスポ版低能先生。界隈の有名人「バカボット(Bakabot)」と同一人物説がある。現在は主にヤフコメなどで活動している模様。
うんちトラバへの抗議として「そうだね。うんちだね。💩」とトラバしていた粘着系増田。しかしこのポジションを新参のミソジニー連呼増田に取られてからは精彩を欠き、そのまま姿を消す。
同カテゴリー参照。名前からすると、消えそう・消しそうな増田を狙ってコピペしているのだろうか? ただ消えていない増田の方が多い。今のところ5月の投稿が最後。
同カテゴリー参照。「小説家になろう」の某作者。ここには進捗しか書かないが、その進捗から特定は可能で、タイトルのせいで他の増田にも捕捉されていた。5/11を最後に、連載もこちらの投稿も途絶えている。
「おーん?」という語尾を使い、他人を論破しようとする増田。語尾は「ぱおーん」になることも。これもどちらかというと増田ミームの一種である。
(絵文字分類はめんどくさいのでやめました。なお、これまでの番付をまとめてくださった方は別人です。→前回の【幕内】・【十両以下】)→【今回の十両以下】
昭和時代やイオン、ぷちくらちゃん(女装子?)などごく一部の例外を除き、森羅万象を罵倒する増田。罵倒の対象をよく「お前」呼ばわりするが、誰かは不明。
何度も削除を食らっては毎回戻ってきており、かつての安倍botや低能先生に劣らぬやべー増田筆頭。
近頃では他の増田にその座を脅かされている感もあるが、通報即削除の低能先生枠に入りながらも増田に居座り続けるヤバさにかけては、やはり他の追随を許さぬ存在。
文頭をスペースで空けるため「字下げ増田」と呼ばれるが、ごく稀に空けないこともある。
「子供に虚を突かれて殺された」という、確認されただけでも2015年の増田まで遡るフレーズを用いることから、実はかなりのベテランだった説がある。
ひたすらIT関連と思しき意味不明な愚痴ポエムを垂れまくるメンヘラ系増田。AKBや乃木坂などのアイドルネタや下ネタなども繰り出し、なぜか「ヒロポンの街頭配布」を訴えている。
相変わらずの暴れっぷりで、文句なしの横綱昇進を果たした。まさに令和の怪物。
やたらとひらがなを多用するのが特徴で、他人の増田にいきなりクソリプをかましたかと思えば、その後に自演トラバを延々と伸ばしたりする。
この点、病的な駄文を垂れ流す点では共通しているものの、他人に絡むことは少ない↑の字下げとは対照的。出現頻度の異常な高さもあり、もはやこいつの方が迷惑という説もある。
THEクソ増田。自己顕示欲とイキりだけはいっちょ前だがユーモアが全く追い付かず、「増田のチンフェのような存在」と称される。「ポリコレ」ではなく「パリコレ」が正しいと勝手に主張し、文中に「ポリコレ」が含まれた増田に「パリコレ」とトラバを繰り返すのが名前の由来。
他にも「エビデンス→エビでやんす」「フェミ→笛民」など意味不明な言い換えを提唱しているが、もちろんどれも根拠などなく、「ゾーニング→ゾーサイス」に至っては「ネトゲでムカついた奴の名前を挙げただけ」というただの私怨。
またこの他にも猛虎弁・トラバ誘導・KKO増田に金正恩など他人のパクリも含めた様々なネタを操る(以下の増田もこいつと同一人物と思しき奴がちらほらいる)が、やることなすこと全く面白くない生粋の荒らし。技のデパートならぬ技のバッタ屋。
増田で音楽関係のネタを出すと「ゴミを○○するな」と言及を飛ばす音楽嫌いな増田。たまに他のものにも噛みつく。↑のパリコレが同一人物と主張しているが真偽不明。
無駄に長い語りに過剰な自意識を挟んだクソエモ長文増田。このところ尋常でない勢いで増えているので小結から昇進。
書いているのは別人のはずだが、あのテンプレみたいに似たような文体はいったいどこで覚えてくるのだろうか?
女性向け厨ジャンルにクソ長文が湧く法則は相変わらずで、鬼滅の刃終了後の現在はツイステ長文が覇権ジャンルとなっている。正確に言えばDオタ側からのツイステ叩き長文がバズったことを契機に始まった感のあるこの流れだが、正直どっちもめんどくさい。
さらには同人界隈の奇怪な人間関係を描いた「おけけパワー中島」なるワードがこれをも押し流さんばかりの勢いで大流行中。お前の界隈おかしいよ。
そして毎年恒例、総選挙の時期に大量発生するアイマスクソ長文もやはり健在。ただ今回は中間発表がなかったためか、最終結果発表後に一気に増えて一気に落ち着いた感がある。
その名の通り句点2つ「。。」を多用する増田。以前増田で大暴れした「句点増田」に酷似しており、本人も同一人物と主張している。
異常な自己顕示欲からのどうしようもないつまらなさ、そして高い出現頻度と、まさにパリコレ増田の生き別れの弟のような存在である。
クソ投稿&クソリプ(相槌だけの無意味なクソトラバを異常なペースで垂れ流す)に加え、他人の投稿につくブクマ数を勝手に予想しトラバするという妙な技を繰り出す。
パンティー
「でもキモくて金のないおっさんは……」と、KKOに対する差別や無関心を訴える増田。活動は長いものの、相変わらずあまり共感されている様子はない。
最近はオリジナルと思しき増田の活動が極端に減り、代わって「でもキモ」とだけ書かれた省エネバージョンがよく見られるようになったが、人の真似をするなら文章ぐらいは考えてもいいんじゃないかと勝手に思ってしまう。
同カテゴリー参照。厨二臭い上に意味不明なSSをひたすら垂れ流すクソ増田。無駄にキャリアが長い割には成長している様子もない。質より量を体現する増田の三峯徹的存在。でも正直なろうかどっかでやってほしい。
文字通りのクソリプ。特定の増田に限らず流行し、増田ミームと化した。「ドラゴンうんち(通常よりさらにうんちなものが対象?)」や「リベンジうんち(再投稿のものが対象?)」などのバリエーションがある。
最近では「マイリトルポニーうんち」・「うーん、この」・さらには絵文字など亜種が次々と現れており、もうわけがわからない。絵文字に至っては💩より🐉の方がメインになりつつあるという、謎の逆転現象まで起きている。
おそらく複数人が同時にやっており、長文自分語り増田など「うんち」がつきやすい増田に一定の傾向はあるものの、基準が統一されているわけではない。うんち同士がかぶることもたまにある。
一方、この増田自身も↓のミソジニー連呼増田など、特定のクソリプ増田から粘着を受けている。同様のミームに「しゃぶれよ」などもあるが、こちらは一応励ましの意図があるらしい?
左翼・フェミ叩きに対して憎悪を燃やす超ベテラン増田。「711」「R30のところにコピペしないの?」「いつもの地ならし」「○時まで寝ていたんだ」「見つかりそうか」「ということにしたいのですね」「おばさんはいいんだよ」などと、意味不明なクソリプばかり飛ばす。
また「プライベートで○ブクマwww」「自演ツリー」などと、むやみやたらに自演を疑うこともあった。
id:Ereniおよびid:iteau両氏の名前を出すことが度々あり、おそらく本人の脳内では毎回特定の相手に粘着しているつもりなのだろうが、実際には明らかに政治や思想と無関係な増田に因縁をつけていることも多く、結局のところ噛みつく基準がよくわからない。
とにかく自衛隊を叩きたいらしい増田。某議員の件がよほど癪に障ったらしく、何度も何度も蒸し返してくるのが特徴。最近では「ブルーベリーフランペチーノ(?)」や「24億円」など妙な陰謀論の連呼も始め、ますますビョーキの進行に歯止めがかからなくなっている。
何の話題でも強引に新自由主義叩きを展開し、毎度おなじみの長文を投下する。さながら青汁のCMのような増田。反緊縮などの話題が出た時は文体からしてだいたいこの人。
「日本の医師と専門家は飛び抜けてレベルが低い」という謎の使命感にかられ、医師免許更新制などを唱えている増田。コンプでもあるのだろうか? 一時は新型コロナにちょっとでも関係する増田に無差別トラバを飛ばしてきており、もはやコロナの大先生と化していた。
最近では「日本人は教育に社会選別以上の価値がないと思っている」という持論を振り回し、同様に日本の教育界を叩いている増田がいるが、手口が似ていることからこの大先生と同一人物と思われる。やっぱりコンプでもあるのだろうか?
「池田」なる人物を憎む増田。この増田によると「池田」はサイコパスで、信者を操ってネットリンチやストーキングを行うらしい。もちろん真偽は全く不明。
過去の投稿をよく消す(消される?)ため投稿は残っていないが、名字だけでなく下の名前や他の情報も漏らしており、粘着対象の人物がモロに特定できる状態だった。5月を最後に投稿が途絶えていたが、6月下旬になって復活。
こちらも当該人物に粘着し、同じタイトルの書き込みを繰り返す増田。以前は毎日2回の投稿を欠かさなかったが、最近は若干ペースが落ちている。
何の前触れもなく「ワイは~」と誰も聞いてない自分語りトラバ爆撃を繰り返すなんJ臭い増田。横綱・パリコレ増田も同じネタを使うことがあり、元々この増田をパクったと称している。よって正確には何人いるのか不明。
同カテゴリー参照。あらゆる事象を「ってマ?」という語尾で検証しようとするが、大半はしょうもないダジャレ。やはり質より量の増駄。
こちらも「非モテの女は『いないこと』にされている」というのが大好きな青汁増田の一人。なお、同様の主張をしているidがあり、現在もはてブで活動中。
反フェミ・反リベラル増田の一人。名前の通りかつてはTogetterのまとめを引用することが多かったが、現在はそれ以外のネット記事へリンクを貼っている。
フェミやリベラルを目の敵にするが、現政権や自民党の熱烈な支持者というわけでもない。特に山田太郎議員や赤松健氏などは頻繁に叩く姿が見られる。いわゆる表現の自由戦士としては一貫している?
こちらも(自分で作ったと思しき)Togetterのまとめを増田で拡散しようとするツイフェミ。なぜか「全員同じような文体で」「同時に同じ人物ばかり叩く」特定の3垢から引用しており、3つ全てを一人で使っているものと思われる。
はてブでも活動しており、日々男叩きばかり垂れ流す某フェミidとほぼ間違いなく同一人物と特定済み。というのも、「Togetterに書いたコメントや増田に書いたトラバと一字一句同じ文章をなぜか自分のブクマにも書いてしまう」というなんともおマヌケな習性があるため。
ちなみにはてブでは複垢利用で404化を食らった(※2つ同時に消えたことから判断。そして別idで即復活している……)前科があり、確認されただけでも2度の転生を経験しているが、文体にもこの手口にも全く変化がなく、戻るたびにすぐ足がつく。
※追記 TogetterでBANを食らい、複垢が使用不能になった模様。過去のまとめも全て消えたが、案の定別垢で同じ内容のまとめを作り直している。
こちらもたまに見かけるフェミっぽい増田。男女の産み分けを提唱し、産まれる男を減らすべく活動している。つまりはTwitterによくいそうなノリの人。
うんちトラバを見かけるや「ミソジニー」云々というトラバをせずにはいられない増田。うんちを求め増田を彷徨う姿は哀愁を誘う。自称フェミ男らしいが詳細不明。
なお、実際には男性と思しき増田にうんちトラバがついている例も多々あるのだが、やはりそれにも雑な認定を下してくるあたり、おそらくミソジニーの意味を理解していない。
同カテゴリー参照。かつての「Bluetooth変態オヤジ日記」(※こちらはいつの間にか全て消えていた)同様、増田本人が(以下略)
疑問形の増田を嫌い「ママに聞け」という言及を繰り返すクソリプ系増田。たまにママ以外も登場する。かつて引退宣言の後に姿を消していたが復活を果たし、当番付に対し4000字超の謝罪文を要求するという意味不明な行動に出ている。
変なリンクを貼る増田。一応後で消されるが多い時は多い。なお、最近は「他人の増田をパクり、文中にわかりづらいリンクを追加する」というスパムも出現し、釣られてマジレスする増田がたまにいる。
こちらも🌈死のコロナビーーーーム🌈をまき散らすクソリプ増田。←の由来はコロナ騒ぎで話題になったMTGのカードと思われる。過去の書き込みは消えていたが、番付発表後なぜか復活している。
東京のコロナ感染者数を毎日のように挙げ、「指数関数増加厨」に対して謝罪を要求している増田。要求のバリエーションが無駄に多い。
なろう系作品にありがちな設定にいちいちツッコミを入れ、愚痴と不満を垂れてばかりいる増田。言いたいことはわかるが読まなきゃいいのでは?
一局目:
後手番だったこともあり、まずは相手の指し手に乗ってじっくり戦う → じっくり矢倉に組んで戦うも、複雑な終盤に読みの深さを生かした強烈な踏み込みで一気に寄せられる
二局目(ストレート負けは避けたい渡辺三冠が先手番を生かして容赦なく勝ちに来るだろうとの下馬評):
用意してきたであろう急戦矢倉で、自分が指しやすい流れに持ち込もうとする→異筋の54金で中央を支配されて異筋の31銀で攻めを封じられて、気がつくと成すすべもなくボコボコ、これはヤバい
三局目(このままストレート勝ちしそうなところ渡辺三冠が意地を見せられるかという空気):
藤井七段なら三連続での矢倉を避けて角換わりにするとおそらく予想した上で、手段の限られる後手番ながら研究手順に呼び込んで勝ちにいく→持ち時間や堅さといった実戦面含めての大きなリードを取って、きっちり勝利、これもすごい。ほんとは(序盤研究が非常に深い豊島名人竜王に挑戦中の)名人戦で使いたかっただろう研究を……
四局目(角換わり相掛かり矢倉どれもあって戦型から読めない):
二局目の作戦を修正して再度ぶつける→渡辺三冠やや良しの流れに持ち込むことに成功するも、藤井七段がまったく離されることなく付いてきて、終盤に一瞬の緩手から見えづらい手順の寄せを食らって負け
けれど、ここでは、番勝負で敗れた渡辺明二冠の話をさせてください。
いつものようにニヒルな笑いを浮かべて、彼はあっけらかんとこのようなことを言った。
しかし、この発言は私にとっては結構な衝撃であった。渡辺明は、羽生の次は藤井の時代だ、自分は時代を作る棋士ではない、そう言ったのである。
中学生で棋士になり、20歳で将棋界の最高タイトル、竜王を獲得する。
玉を堅く囲い、針の穴に糸を通すような細い攻めを見事に通す。理路整然としたその将棋は、美しく、絶品である。
2008年には、羽生善治との頂上決戦を3連敗4連勝という劇的な結末の末制し、初代永世竜王の座を手にする。
こうやって書くと、渡辺の棋士人生は栄華に満ちているようである。しかし、そうではない。彼の棋士人生は、常に孤独との闘いであった。
渡辺の同世代で、彼と同じレベルでトップを張り合える棋士はいなかった。渡辺は、若い頃から、一回り以上も上の羽生世代と「たった一人で」しのぎを削り続けた。
羽生世代は、底知れぬ力を持った将棋の怪物たちである。渡辺は、たった一人で怪物たちと剣を交え、互角以上の戦いを続けてきた。
最強の羽生世代と争ってきた彼は、これまで年下の棋士にタイトルで敗れたことがない。はっきりいうと、「格」が違うのである。踏んできた場数も、積んできた経験も、何もかもが違う。孤独と闘ってきたものだけが持つ、底知れぬ「凄み」のようなもので、彼は年下の棋士たちを蹴散らしてきた。
2017年度には、大きく勝率を下げ、プロ入り後初の負け越しを喫する。「衰え」がきたのか-そう思った人もいたかもしれない。
しかし、渡辺は死ななかった。自らの将棋を大きく改造し、再び上昇気流に乗る。鬱憤を晴らすように勝ちまくり、再び三冠の座に上り詰めた。
そんな渡辺明という天才が、当時まだタイトルを獲得していない棋士を、タイトル99期の羽生の次だと言った。自分を飛ばして、である。
渡辺明は、本音をはっきりと口にするタイプで、お世辞で人を持ち上げるようなことはしない。
「羽生と藤井の間」との発言も、率直な彼の実感なのだろうと思った。そう思うと同時に、私は恐ろしくなった。
藤井聡太とは、いったいどれほどの棋士なのか。どこまで行く棋士なのか。
天才にしか、見えない世界があるのだろう。言わば藤井聡太は、「天才から見た天才」。雲の上の、そのまた雲の上にあるような世界は、想像も及ばなかった。
想像も及ばないから、見てみたいと思った。渡辺明と、藤井聡太によるタイトル戦。その舞台を、心待ちにした。
待ち望んだ舞台は、時を経ずに実現する。2020年6月。渡辺が保持していた棋聖のタイトルに名乗りを上げたのは、藤井だった。
「なるべくなら藤井と当たりたくない」そう言って笑っていた渡辺だったが、藤井聡太にとって初のタイトル戦を待ち受けることになるのは、自分だった。
このあたりは、強者の宿命である。あるいは、将棋の神様が、渡辺に課している試練なのかもしれない。
渡辺明は、自らが「時代を作る棋士」と評した最強の挑戦者と、盤を挟むことになった。これまで蹴散らしてきた年下の挑戦者たちとは違う。そのことは、渡辺自身が、始まる前から一番分かっていただろう。
第1局、矢倉を選択した藤井は、凄まじい、人間離れした踏み込みで渡辺を圧倒する。1三の地点に、飛車と角が次々に飛び込む。鮮烈な寄せ。驚異の見切り。
第2局。この将棋に関しては、今も冷静に振り返ることができない。これまで見てきた将棋の中で、一番の衝撃だった。
先手番で矢倉を選択した渡辺。将棋は、基本的には先手が主導権を握ることのできるゲームで、特に渡辺の先手番は抜群に強い。用意周到な作戦で一局を支配する、それが渡辺である。
その渡辺が、何もさせてもらえなかった。王手すら、かけることができなかった。藤井が放つ異筋の手が、渡辺の矢倉を破壊した。観戦しながら、頭が割れるような、足元が崩れ落ちるような感覚に陥った。こんなことは、もう後にも先にも訪れないかもしれない。
「いつ不利になったのか分からないまま、気が付いたら敗勢」。渡辺はブログでそう回顧した。理路整然とした彼の口から出たことが信じられない言葉だった。
2連敗。これまでタイトル戦でストレート負けをしたことのない渡辺が、あっという間の土俵際である。羽生の次は藤井の時代だといった渡辺の言葉は、残酷にも証明されようとしていた。私は茫然とした。最強の渡辺明が、手も足も出ない。自分が見ているものは、悪夢だと思いたかった。羽生世代という怪物たちと剣を交えてきた渡辺。その渡辺の、剣先すら届かない。こんなことがあるのか。私は叫び出したい気持ちだった。
2020年7月9日、棋聖戦第3局。私は仕事を休んでこの将棋を観戦した。藤井聡太の初タイトルを見るためではない。渡辺明の「意地」を見るために、仕事を休んだ。このまま終わる渡辺ではない。そう自分に言い聞かせながら、食い入るように盤面を見つめた。
第3局、渡辺は角換わり腰掛け銀で、90手目のあたりまで想定していたという、圧倒的な研究を投入する。研究の多さと深さは棋界随一の渡辺だが、今回投入したのは、とっておきの中でもとっておきの研究だったと思う。藤井聡太から白星を挙げる。たった一点の至上命題を果たすため、渡辺はついに、極限まで研ぎ澄ました剣を抜いた。序盤から中盤、ほとんど時間を使わない渡辺。研究範囲は時間を使わずに指す、この徹底的な合理主義も渡辺の特徴だ。用意周到な研究でリードを奪い、抜群のゲームメイクで、渡辺は一局を支配し、離さない。藤井の追撃も凄まじかったが、序盤を飛ばして残しておいた時間が最後に物をいう。渡辺、腰を落とし、崩れない。そして、ついに藤井が頭を下げる。
渡辺明、藤井聡太に初勝利。「これが渡辺明だよ!」今度は、本当に叫んでいた。もし、渡辺が何もできないまま3連敗していたら、私はしばらく将棋を見られなくなったかもしれない。しかし、3連敗する渡辺ではなかった。3連敗など、するはずがなかった。
この勝利は、たんなる1勝ではない。もはや渡辺明の「凄み」としか言いようがない。盤を挟んだ目の前にいる棋士は、まさに今、次の時代を切り拓こうとしている。渡辺にとって、その「圧」は凄まじかったと思う。自らを飲み込もうとする圧倒的な濁流に、渡辺は自らの強みである「研究」で立ち向かい、そして振り払った。あの舞台でこんなことができる棋士は、渡辺明以外にいない。大舞台で、濁流に抗う。孤高の棋士、渡辺明が報いた、最強の「一矢」だった。
棋聖戦第4局。先手番となった渡辺は、第2局で完敗した急戦矢倉の作戦を再び用いた。胸が熱くなった。「気付いたら敗勢」そう振り返った、渡辺にとって悪夢のような将棋である。負けたら終わりの一戦で、再びこの作戦を選択することには相当な勇気がいる。しかし、渡辺は悪夢を悪夢のまま終わらせておく男ではなかった。自身が完敗した将棋を徹底的に研究し、改良手順を藤井にぶつけたのである。妥協を許さない、トッププロとしての威信をかけた将棋だった。
渡辺の研究は功を奏し、互角からやや渡辺有利の形勢で局面は進行する。しかし、藤井は全く崩れずに渡辺のすぐ後ろをひた走る。紙一重の攻防の中で、渡辺に盲点の一手があった。藤井の攻め駒が、気付けば渡辺の玉を左右から包囲していた。「負け」。渡辺は、このあたりで覚悟を決めたという。
ピンと背筋を伸ばした渡辺が、「負けました」と声を発する。渡辺明の棋聖戦が終わり、史上最年少タイトルホルダー、藤井聡太棋聖が誕生した瞬間である。
激闘を終えた当日の深夜、渡辺は自身のブログを更新した。そして、自身の将棋を、淡々と、それでいて的確に分析する。信じられないような完敗を喫した第2局の後も、タイトルを失った第4局の後も、その姿勢は全く変わらなかった。目を覆いたくなるような将棋を、淡々と振り返る。それも、当日の夜に。普通の人間なら、抜け殻のようになっていてもおかしくない。すぐに敗局の分析をする。これもまた、渡辺の「凄み」である。
「負け方がどれも想像を超えてるので、もうなんなんだろうね、という感じです」
渡辺はそう述懐した。藤井聡太と初めてタイトル戦を闘った男の、偽らざる本音なのだろうと思った。棋界のトップを走り続ける男が、「想像を超えている」と述べた。その意味は果てしなく重い。
渡辺はトッププロとしての矜持を胸に、全力で闘い抜いた。第1局、第2局では、昼食に高額なうな重を連投した。これは、藤井聡太が昼食の値段を気にせず、好きなものを頼めるようにした配慮だと言われている。藤井聡太が残り時間3分の場面でトイレに走った時、渡辺は次の手を指さなかった。そこですぐに指せば、藤井の持ち時間を減らし、追い詰めることもできた。しかし、渡辺は藤井が戻るのを待ってから盤上に手を伸ばした。藤井を戸惑わせるような「盤外戦術」はいらない。時代が動くか動かないかというこの戦いにおいて、そんなものは「邪道」でしかない。渡辺は、藤井が全力を出せるように環境を整え、「将棋」で真正面から勝負した。
結果は、1勝3敗での敗退。「羽生の次は藤井の時代」という渡辺の言葉が、現実のものになろうとしているのかもしれない。藤井聡太の時代が、今まさに幕を開けたのかもしれない。
しかし、渡辺は抗う。自らが発した言葉に抗い続ける。そう信じている。
「次の機会までに考えます」渡辺はそうブログを締めくくった。渡辺は、もうすでに「次の機会」を見据えている。ここからまた、渡辺明の闘いは続く。