定年退職した父が、ハンドルネームを考えたから聞いてみてくれと言う。
父は公務員というお堅い職業の人間だった一方で、とても詩的な人だった。
何かあるとすぐ世の無常を感じて切なくなっている。
定年後は詩人として余生を謳歌したいらしい。インターネットでの活動も予定しているとのこと。
定年退職した父が、ハンドルネームを考えたから聞いてみてくれと言う。
咄嗟に思った感想は「中学生が最初に考えたかっこいいハンドルネーム」「ヒプノシスマイクに出てきそうなゴテゴテ漢字の羅列」だ。
隣で話を聞いていた弟が「ダッサwww厨二病かよwww」と大爆笑。そこまでは言わないようにしていたのに火の玉ストレートだ。
私がここで父を止めても、父の身に起こることは「センスの改善」ではなく「子供には全否定されてションボリ」という自己肯定感の低下だけだろう。
虹ノ童子 と書いて、レインボーキッズ と読むみたいなの?
カッコいいハンドルネームなんて誰も考え付けないよ 自分から見てカッコイイかどうかしかない
ワイのハンドルネームは増田・ザ・インクリメンタル・パディやで 今つくったやで
画数がよくないって言って止めるんだ
父のハンドルネームを「ヒプノシスマイクに出てきそうな名前」にしなさい。 それなら何とかスルーできる。