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2017-07-01

続・藤井聡太四段で学ぶ「観る将」入門

こんにちは。ほんの思いつきで書いた「観る将」入門記事https://anond.hatelabo.jp/20170623083815 )が怒涛のブクマいただきましたこと、厚く御礼申し上げます増田で1000どころか20もついたことないのに!

なるべく平易に、軽く、それでいて軽薄にならないように書いたつもりでしたが、「本当にこれで分かりやすいか?」「飯の話しかウケないんじゃないか?」などの葛藤もあったのでこの反響は素直に嬉しく思います

Twitterを見ると将棋漫画の作者様や本職の将棋ライター観戦記者の皆さんに怒涛のごとくシェアされており、極度の緊張で1日8時間しか眠れません。

さて、29連勝ですね。何が何やら分かりませんが、ともかく未知の領域です。

対局の雑感や今後の展望を語るとともに、前回の記事にいただいた質問等、私に分かる範囲でお答えしたいと思います

対局雑感

仕事の合間に中継をチラチラ見ていました。夕方頃には増田四段が勝ちやすそうな局面に見えたのですが、その後の藤井四段の角と桂を生かした反撃が鮮やかでしたね。

私のへっぽこ棋力では増田優勢に見えても、プロ的にはまだまだ難しかったということなのでしょう。

増田四段も持ち味を見せましたが中終盤にかけて藤井四段の強さが際立ったといった印象です。はてなの皆さんはもちろん増田推しでしたよね?残念でした~。

Q.将棋ことなんてわかんねえよ!そんなことより飯はどうだったんだ飯は!

竜王戦本戦比較的持ち時間が長い(各5時間)ので、昼夜2回の出前チャンスがあります

藤井四段→昼:豚キムチうどん 夜:五目炒飯品切れのためわんたんめん変更

増田四段→昼:ミニとんかつ定食 夜:ヒレカツ定食ライト(+肝吸い)

不本意な注文変更を強いられた藤井四段に対し、増田四段が気合のカツ連投で藤井四段の作戦変更を咎めていく展開となりました。

しか藤井四段が得意の麺類に切り替えて頑強に抵抗したため、最終的には増田四段にミニ+ライトという軽い打撃のツケが回ってきた格好です。

歩は将棋で最も重要な駒だが、歩のみで勝つことはできない。同様に、ジャブだけで飯対決には勝てないのだ。

ちなみに私が確認した中で藤井四段は本対局を含めこれまでに出前を22回、うち15回麺類を含むメニューを注文しています特に多いのはうどん(6回)や日本そば(6回)などの和麺であり、みそ煮込みうどんなど熱々系の注文も辞さない構えです。

これは「鍋焼きうどんも好きなのですが、熱いので、冷めるまで待っていると15分ぐらいかかる」とうな重転向した加藤一二三 九段とは対照的ですね。

前回いただいたコメント

いつも対局料とか賞金見ると将棋界のお金の回り方がよくわからなくて、スポンサーってどのくらいいてスポンサードすることでどれだけ利益があるのだろう

これはプロスポーツにおけるスポンサーと似たような話ですね。

スポーツにも囲碁将棋にも言えることですが、競技へのスポンサードは広告だけでなく文化振興という意味合いも少なからずあるので、スポンサードすることでこれくらい利益がありますというような定量化が難しい側面があります

分かりやすい例としては出版関連事業でしょうか。報道各社は主催する棋戦の観戦記等を出版したり、本紙に棋譜掲載しています。またマイナビ女子オープン主催するマイナビも棋書を多く出版しています

このような事例はスポンサードしたことによって直接的な利益を得ているとも言えるでしょう。

ちなみに日本将棋連盟の「棋戦一覧」( https://www.shogi.or.jp/match/から各棋戦の「詳細情報」を見ると主催者スポンサー)が分かります

主要タイトル戦は全国紙主催地方紙の共催が多いですね。他には囲碁・将棋チャンネルNHKなどの放送局リコーなど民間企業加古川市倉敷市など自治体主催のものもあります

日本将棋連盟収益が実際どうなってるのか気になる!という方は財務諸表https://www.shogi.or.jp/about/information_disclosure.html )などを眺めてみるのも面白いかもしれませんね。

プロ入り28連勝の棋士を5敗もさせる3段リーグかい地獄があるのか」

「あまり注目されないけど、プロ無双している藤井くん奨励会ではそれなりに負けている」

「これほどの怪物に5敗も土を付ける三段リーグが如何に地獄の魔境かってことだよな」

そうなんですよね。前回もさらっと説明しましたが、三段リーグは年に2回開催され、奨励会三段たちが各18局を戦って上位2名が四段昇段・プロデビューを果たすという地獄リーグ戦です。

これまでに60回開催されたものの未だに全勝で突破した三段はおらず、現時点では16勝2敗(5名)が最高成績です。

中には11勝7敗で辛くも昇段した者(2名)もいれば、14勝4敗という好成績を挙げながら昇段を逃した者(4名)[注1]もおり、年齢制限と相まってこの辺りも地獄とされる所以でしょう。

三段リーグで5敗してるってことは、やっぱこの連勝中に飛躍的に強くなってるってことだろうか。それともいまの三段に化け物の卵がひしめいているのか。

これはどちらとも言えるかなと思います。前回の記事でも触れましたが、棋士の力のピークは30代半ばまでとされており、例えばそれを過ぎた棋士が絶賛修行中の三段とまみえれば敗れることもあるでしょう。

新人王戦では都成竜馬三段(現四段。イケメン)が奨励会員でありながら優勝を勝ち取った例もありますインターネット対局や棋譜データベースの発達で研究障壁が下がった点も無視できません。

このあたりは現役棋士大平武洋六段のブログhttp://oohira243.blogspot.jp/2017/06/blog-post_36.html )が現場の肌感覚として参考になる気がします。

ただ、その一方で藤井四段が急速に成長しているのもまた事実だと思います。ここで彼の奨励会時代の成績を見てみましょう。奨励会ウォッチャー情報の継ぎ接ぎなので多少ずれがあるかもしれませんがご了承ください。

段級位勝敗規定
6級○○○●○○●○○○○昇9勝2敗
5級○●○○○○○●○●●○○●○●●○●●○○●●○○○●○○●○○○●○昇9勝3敗
4級○●●○○○○○○昇6連勝
3級○●●○●●●●●●B○○○A●○○○○○○昇6連勝
2級●●○○●●○●○○○●●○○○●○○●○●○●●○○●○○○○○●○●○昇9勝3敗
1級○●●○○○○○○●○○○○○昇12勝3敗
初段○●○●○●○●●●○●●●○○○○○●●○○●○休○○○●○昇12勝4敗
二段●●○●○●●●○●○○●○○○○○○●○●●○●○○○●○○○昇14勝5敗
三段リーグ○●○○○○○●○●○○○●○○●○13勝5敗・1位

通算208局132勝76敗(.634)

ご覧の通り昇級・昇段ペースはかなり早い部類ですが、プロデビュー後の彼ほど圧倒的ではない、というのはお分かりいただけるでしょうか。

3級まではあっという間でしたがここで少し足踏みをします。6連敗してるんですよ!6連敗!【アルファベットの補足:成績が悪いと「B」を取り、Bを保持した状態で再びBを取ると降段級、という仕組みです。規定の成績でA(通常の状態)に復帰します。】

初段・二段あたりが顕著ですが、昇級・昇段直後に少し黒星を重ねたのち、ぐっと勝率を上げていますカテゴリが上がるごとに成長曲線を描いてきているというわけですね。

二段で白星を重ね始めた頃から新たな成長曲線を描き始め、その勢いのまま三段リーグ突破し、プロデビューしたとすれば…?今の大ブレイクも決して不思議ではないのかもしれません。いや十分不思議だけども。

"三浦弘行九段騒動で揺れる将棋界に一時の安寧をもたらしました。"三浦九段冤罪被害者である事を今や将棋連盟も認めているのでここだけ訂正して欲しい

この件に関しては記事の本題から外れていたので詳細への言及を避けただけであり、三浦九段嫌疑をかける意図がないことは当該段落から十分読み取っていただけると思っています

したがって文章自体の訂正はしませんが、三浦九段への処分は明確に不当であったという事実はこの場で申し添えておきます。(「訂正」ではなく「補足」してほしい、という趣旨ならば理解できます。)

連勝記録が28、24、22、20、18と全て偶数になってますが何故ですか

ほんとだ……え、ほんとだ!すごい!気づかなかった!ちなみに18の下は17連勝(佐藤天彦佐藤康光丸山忠久)なのでたぶん偶然です…たぶん…。

おやつがどうのこうのいわれるのってニコニコが乗り込んできてからって印象だったけどそんなことないのかな

これはニコニコドワンゴ)がというより、インターネット環境それ自体の普及がもたらした現象であると言えるでしょう。もともと観戦記などで棋士食事話題にあがることはありましたが、

ネット中継が始まると盤上・盤外問わずあらゆる情報コンテンツとして逐一伝えられるようになりました。中でも画像情報は非常に訴求力が大きい。その流れにぴったりハマったのが食事おやつではないでしょうか。

各々の将棋スキルが観戦の満足度を左右していた将棋中継において、初心者上級者も一緒になってあれが旨そう!これが旨そう!と楽しめるものができたということは、昨今のブーム形成にとって非常に大きかったと私は思います

このあたりは観戦記者松本博文氏の記事https://cakes.mu/posts/12986 https://cakes.mu/posts/16722 )が参考になります

羽生さんの、タイトル持ち22連勝が偉業すぎる」

羽生さんの四冠時18連勝の対戦相手空前絶後

どちらも圧巻の記録ですね。四冠時の18連勝(2005~2006)を例にすると

日付勝敗先後氏名棋戦
9月10日藤井猛第64期順位戦 A級 3回戦
9月12日佐藤康光第46期王位戦 タイトル戦 第6局
9月16日佐藤康光第53期王座戦 タイトル戦 第2局
9月21日佐藤康光第46期王位戦 タイトル戦 第7局
10月1日佐藤康光第53期王座戦 タイトル戦 第3局
10月6日鈴木大介第64期順位戦 A級 4回戦
11月25日谷川浩司第64期順位戦 A級 5回戦
12月2日井上慶太第77期棋聖戦 最終予選 1回戦
12月11日中村修第55回NHK杯本戦 3回戦
12月14日郷田真隆第64期順位戦 A級 6回戦
1月12日佐藤康光第55期王将戦 タイトル戦 第1局
1月16日久保利明第64期順位戦 A級 7回戦
1月19日佐藤康光第55期王将戦 タイトル戦 第2局
1月24日先崎学第19期竜王戦 1組 ランキング戦 1回戦
1月26日佐藤康光第55期王将戦 タイトル戦 第3局
1月30日村山慈明第77期棋聖戦 最終予選 2回戦
2月1日佐藤康光第64期順位戦 A級 8回戦
2月12日谷川浩司第55回NHK杯本戦 準々決勝

NHK杯戦の日付は放送日)

竜王戦1組(全棋士上位16名のクラス

順位戦A級(全棋士上位10名のクラス

王位戦王座戦王将戦(全棋士参加棋戦を勝ち抜いた1名とタイトル防衛戦)

以上の5棋戦で驚異の14勝(!)を挙げています。ちなみにそのうち8勝を挙げた相手佐藤康光ですが、当時の彼はA級に所属し、棋聖タイトルを保持し、王位王座王将の3棋戦全てを勝ち抜いて羽生四冠への挑戦権を得た強豪中の強豪です。

その他の棋士たちも皆当時の一線級ばかりです。もう何が何だかわかりません。一体何なんだよ。将棋星人かよ。

Q.で、藤井四段の次の相手は?

次の対局は前回と同じ竜王戦決勝トーナメント2回戦!勝てば77万円!

https://www.shogi.or.jp/match/ryuuou/30/hon.html

相手佐々木勇気五段(4組予選優勝)です。ジュネーブまれ埼玉育ち、ピュアで熱い好青年です。レーティングは1779で全棋士中14位。(2017/7/1)

昨年藤井四段が最年少(13歳2ヶ月)で奨励会三段となってちょっとした話題になりましたが、実はそれまでの最年少三段記録保持者(13歳8ヶ月)が彼、佐々木勇気です。

1回戦の増田四段と同じく16歳でプロデビュー竜王戦4~6組予選は若手の登竜門であり、若手有望株はやはりデビューが早い傾向にありますね。

そうした経緯もあってか、彼自身藤井四段に対しては胸に秘めたものがあるのかもしれません。

叡王戦藤井聡太四段vs梶浦宏孝四段)では定刻前の対局室に現れて並外れた存在感を放ち話題になりました。おそらく彼は秘めてもバレるタイプですね。(参考: http://www.nicozon.net/watch/sm31378949

そしてこの二人がいつ戦うのか?という話になるわけですが…なんと明日です!

https://www.shogi.or.jp/news/2017/06/72_12.html

将棋連盟ライブの他にもニコニコ生放送AbemaTVで中継されます日曜日なので視聴者数がすごいことになりそうですね。

いい機会なので将棋よく分からない…という方も少し覗いてみてはいかがでしょうか。おすすめ時間帯はお昼前と夕方です。昼前にはどういう戦いになるかがおおよそ定まり、昼食予想でコメント欄が賑わいます

また夕方以降は一手一手が形勢を左右するスリルがあり、飯だけでない真剣勝負の一面を垣間見ることができるでしょう。

土曜日ですね

本当は昨日書き上げるつもりでしたが、プレミアム残業フライデーで無理でした。

藤井四段の連勝はいずれ止まります。それは明日かもしれないし、ひょっとしたらあと何ヶ月も続くかもしれません。それまでの間、将棋界の外をも巻き込んだ狂騒を楽しみたいと思います

ちなみに私の今日の昼食はベーコンを大量に入れたペペロンチーノでした。シンプルで奥深い棒銀のような料理ですね。では。

[注1]14勝で昇段を逃した4名は全員その後のリーグで四段昇段を果たしているため、14勝できるほど強ければいずれは上がれるとも言えます。4名の中にはあの豊島将之八段も!

2016-12-08

シャドウバースがもうすぐ半年だけど相変わらず切断ゲー

このゲームには「切断」というテクニックがある。

これはタイミングよくゲームを終了させることで敗北を無効化させる技術である

悪用されては困るので具体的なタイミングは書かないが実際にこれは行われている。

このゲームプレイした事がある人はこのゲームの切断頻度が異常な事に気づくだろう。

試合で負けが確定したかスマホの電源を落とした。

負けた腹いせ。

考えられる要因は複数あるがそれでも同じ系統の他のゲームと比べて明らかに回数が多い。

その正体は切断による敗北無効にあるのだ。


「切断」が大きな効果を発揮するのはランク戦と2pick(リミテッドドラフトモードハースストーンにおけるアリーナ)だ。

ランクでこれが成功すれば勝率100%(流石に毎回は難しいだろうから少しは下がるだろうが)で突き進むことが出来て簡単ランクが上がる。

特に今月からランキング上位になると報酬が与えられるようになったので切断の頻度が上昇している。

ゲームにおいて特別な事をする必要はなく普通に試合をして負けそうになった時に「切断」を使えばいいだけなのだからそりゃ増える。

やる理由がないうちはやらなかった人が次々に手を出している。

さらに2pickではいよいよやる理由が出てくる。

このモードは5回戦った成績によって貰える報酬が変化する。

5回戦って一度も負けなければ結構な量のゲームマネーが手に入り無限にこのモードを回す事が出来る。

ここで「切断」を使って負けた試合を無かったことにし勝つまで試合を続けることができればアリーナ全勝の報酬を貰える確率はグッと高まる


abemaが問題を起こしたことでシャドウバースまで風評被害を受けた事は残念に思う。

ネット住民のよく調べもせずに何でも叩いて回る性質についても残念に思う。

そしていまだにその話題ちょもちょもすと暴れまわっている人達の頭も残念だ。

だが「シャドウバース問題のあるゲームである」という指摘だけは間違っていない。

その理由運営している会社がアソコだからではなくこのゲームにまかり通るこの「切断」が未だに放置されているからだ。

このゲームが始まった当初から問題になっていたこ問題運営はい対処するのだろうか。

アリーナが始まって少し立った頃に報酬を下げられたことがあるが今思えばあれは「我々は切断に対処することが出来ません」という白旗だったのかも知れない。

通常の勝率でなら問題なかった報酬の配分に「切断」が加われば本来あるはずだった黒星が消え白星けが残ることになる。

そうなれば当然プレイヤー全体における報酬の量が入場料を大きく上回ってしまう。

そこでやるべきは「切断」が出来なくすることだったはずなのだが、サイゲームスが選んだのは報酬を下げることだった。

という話だ。

まあ報酬が下がった事自体はどうでもいい。

「切断」への対処を出来ないまま半年が過ぎ未だに知らん顔をしている態度に問題がある。

しかしたらサイゲームスという会社は本当に駄目な会社なのかも知れない。

今更ながらにそう思えてきてしまった。

2015-09-25

3つめのアウトで素直におしゃべりできない

青波のような侘びしさに

あ、井納……怯えてる Woo(ds)..

メローニ会えたときから死ぬまで勝つと言って

加賀美のようなハズレくじに

白星をくれたのは誰?

好きなのに泣いたのは何故?

思い出はいつの日も……負け

2015年9月24日(木)vs 東京ヤクルト(18:00)神宮

×2-4

順位 6位 首位まで 12.5 ゲーム差

2012-10-31

日本ハム7-3巨人テキスト速報詳細

日本ハムが「大地」で息を吹き返した。打線けん引したのは、稲葉篤紀外野手(40)だ。2回に巨人先発ホールトンから右越えに先制ソロを放つと3回には右中間に適時二塁打だ。勝負強さを発揮した稲葉が4打数安打打点と大暴れすれば、打線も先発全員の2桁12安打、相手のミスも生かして7得点。「道産子の大声援」を背に元気白星を手に入れた日本ハムが、2連敗で迎えた落とせない一戦で見事に踏みとどまった。

http://www.nikkansports.com/baseball/news/f-bb-tp0-20121030-1040050.html

2012-08-10

iTunesメモ

白星の消し方

アルバムのレートを出して黒星を消す

アルバムのレートを隠す

2011-06-29

http://anond.hatelabo.jp/20110629212545

だよね。処女厨をこちらから振ったとしても、「でも処女を頂いたしw」と調子に乗られそう。

処女を頂いて別れる=いいとこ取りして責任は負わない、男として最高の勝ちパターン」なんて思ってそうで、

私は白星のうちのひとつになりたくない。だから処女厨には反吐が出る。

2009-06-29

中日ドラゴンズは嫌われているのか

僕は東海地方田舎に生れ、物心ついた頃から中日ファンである。


落合さんが監督になり、ここ5年は常に優勝争いに顔を出していて、ファンにとってはとてもうれしい状況だ。

今年は、藤井、野本、平田などの若手がそれなりに活躍しているし、ブランコは頼りになるし、先発・中継ぎは少し安定しないところがあるけど、常に試合が楽しみである。


平日の仕事中は試合を観戦できないので、帰宅してからのスポーツニュース楽しみにしているのだが、今年はなんとなく中日の扱いが悪い気がする。

現在、僕は東京に住んでいるが、夜22時以降のスポーツニュースはどこの地方もだいたい一緒だと思う。)


巨人を中心にとりあげるのは何か大きな力が働いているので、仕方ないと思っているが、

例えば、中日×阪神で、中日が勝った時。

阪神は痛い敗戦です。」

例えば、交流戦最後の試合で、オリックス中日が勝った時。

オリックス交流戦最後を、白星で飾れませんでした。」

例えば、中日×ヤクルトヤクルトが3連勝したとき

ヤクルトはうれしい3連勝です。」


1/2でどちらかがよく言われ、どちらかが悪く言われるのはわかるけど、中日が悪い方に言われるパターンが圧倒的に多い気がする。

僕は毎日すべてのスポーツニュースを見ているわけではないので、断言できるわけではないけど、僕が見る限りではそうだ。


そういえば、オールスターファン投票でも中日選手は人気がなかった。

いろいろな組織票があるにせよ、一人も選ばれなかったという結果は、ファンとしてとてもさみしい。


やはり、WBCで全員辞退したことが嫌われている原因になっているのか。

マスコミ情報を流さないことがアンチ報道の原因になっているのか。

ただの、自分の過剰に反応する中日へのファン心理なのか。

2007-11-25

なんたらサーガ

 地響きがする――と思って戴きたい。

「――君は、」

 判る者には判るであろうが、地殻変動の類のそれではない。

世界征服をどういうことだと考えるかね」

 目の前に、一人の女が立っていた。

 なかなかの巨体だ、と問いを投げかけた男は思う。

 だが、男のその認識は間違っている。

 巨体というのは、基本的に縦と横――特に縦――が揃って異様に長く、ある種の威圧感(オウラ)を放ってこその巨体であると思う。

 たとえば、アンドレ・ザ・ジャイアント

 たとえば、ジャイアント馬場マウント斗羽でも可)。

 たとえば、大豪院邪鬼(初期)。

 しかし、今男の目の前に立つ女は、全く縦は長くない。

 横長。女性に向かって言うのもアレだが、正直べらぼうに太い。

 最早ここまでくると、お世辞にも丸いとは言えない。

 プッチンしたプリンと表現すればいいのだろうか。

 それとも鉄人定食の中華丼の飯の盛り方、のほうが適切だろうか。

 まあ要するに、それは霊峰富士と言うかアンコ型、というか。

世界ちゃんこ)の半分を征することだと思うでごわす!」

 頬の肉がふるふると揺れた。

 声は意外に可愛らしい。外観と全く釣り合ってないが。

 『バカばっか』とか『――長い夢になるわよ』とか言っている人に(言いたくはないが)かなり声質が似ていた。

 一体どのような素材なのだろう、今述べたような体格だというのに着ている服は全くはち切れる様子を見せない。まさに繊維の神秘。

 腰には何故かまわしが巻いてある。謎だ。

「――ほう?」

 確か“ちゃんこ”とは、我々が潜伏しているこの愚国が国技などとのたまっている競技の選手主食とする鍋物だったか、などと思いながら、男は続きを述べるように促した。語尾が少々気になったが。

ちゃんこを征するにはちゃんこの半分をどすこい! その半分を征するにはそのまた半分をどすこい――」

 何か致命的な言語較差を感じながらも、男は黙って聞き進める。

 そのまま熱く語り続けた女のほうはと言えば、

「(中略)――するには、はあはあはあ、一枚の肉からでごわす!」

 息切れしていた。

「――よかろう」

 ナニが良いのかは今イチよく判らなかったが、男は満足げな笑みを浮かべ、うやうやしく両手をひろげて立ち上がった。

 そして、

「君を我が理想推進機関! アクロスの構成員として迎えよう!」

 女の瞳が輝く。

 いよいよ。いよいよ待ちに待った――、

「君のコードネームは…………そう!」

 “四股名コードネーム)”を戴く時!

「“ハイアット”!!」

 ――灰熱徒(はいあっと)。なんと良い四股名なのだろう。

 このような名を戴いたからには、この身捧げて命投げだし脇目も振らずただひたすらに騙してすかして横入り他人を踏み倒し蹴りをかますがトンズラはこかない愛という名の忠誠心を誓わねばならない!

 感謝の意を込め、親方に敬礼を!

 女は忠誠心燃えていた。

ハイル!」

 両足を直角ガニ股に広げ、両手をその膝にあてがう。

「イル!」

 その体勢から右足の直角を維持したまま高々と上げ、そして、

「パ」

 ……降ろすことはできなかった。

 何故なら。

「――――ゴッ」

 びっしゃああああ。

 と、派手な音を立て、灰熱徒はおびただしい量の血を吐き、

 どっすううううん。

 と、派手な音を立て、あくまでも体勢は維持しながら、倒れた。

 男――アクロス総帥・イルパラッツォの身体が、瞬間的に浮いた。

「ふむ?」

 いきなり倒れたハイアットを見て、微笑みとともにつぶやく。

「――――やれやれ、血気盛んなことだ」


 惜しいけどなんか違うぞ。


      『灰熱徒白星番付表(ハイアットサーガ)』

             又の名を

        『エクセル(との体重の)差が』


 一方そのころ本編ならば主人公エクセルは。

「何も考えずに、走れぇ―――――――ッ!!! ナニ!? 『無理ですよこんなの』? 馬鹿ッ! 大丈夫! 理屈じゃないの! 理屈じゃ!」

 不法入国者収容施設にて反乱煽動していた。(一部原作と異なる)

 
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