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2021-12-27

コンサート感想

ブログとか沢山文章を書ける場所を持っていないので持て余した感情を解き放ってすっきりしたい。

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25日クリスマス土曜日M-Line Special Make a Wishというコンサートに行ってきた。

M-Lineアップフロント所属する主にハロープロジェクトOGメンバーを中心とした歌手活動を行うアーティストたちの総称というかファンクラブ名称

私の参加した25日には元モーニング娘。道重さゆみ、元Berryz工房夏焼雅、元Juice=juice宮本佳林、元つばきファクトリー小片リサが出演。

上記以外にも元℃-ute鈴木愛理元モーニング娘。高橋愛田中れいなが出演したり現役ハロプロメンバーゲスト出演することもある。

ハロプロ同様ほぼ毎週末全国のどこかでコンサートをしていてセットリスト出演者結構毎回変わるらしい(下調べせずに行ったのでこの辺は曖昧です)

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もともとハロプロ好きではあるがそこまで熱心にOGは追ってなかったものの、昨年juice=juice卒業した宮本佳林ソロデビュー曲として収録されている「氷点下」がとても素晴らしくてどうしても生で聞いてみたくて参加した。

https://www.youtube.com/watch?v=ejeKV4zq0EI

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結果としてセットリストには「氷点下」は入らなかった。残念。

しかクリスマスということでハロプロソングの中からクリスマスソングをチョイスしていたり、今日だけの特別セットリストを聞けたのは嬉しかった。

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道重さゆみパフォーマンスを生で見るのは何年ぶりというくらい久しぶりだったのだが相変わらず彼女の放つ「かわいい」は強い。

道重さゆみが思う道重さゆみ最上級な「かわいい」を声、歌、ダンス、表情、ポージングすべてから感じて、ブレのなさ、セルフプロデュース力に改めて感服した。

卒業して何年も経つのに今でも道重Tシャツを着てコンサートに足を運ぶ彼女ファンの皆さんの気持ち共感する。

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今回の道重さゆみ夏焼雅宮本佳林小片リサという4人のメンバーの中で名も顔も一番知られているのは道重さゆみだろうが、

おそらくM-Lineの中心、エースというかセンター、顔とも言えるポジションになるのは今年ソロデビューしたばかりの宮本佳林(と、この日はいなかったが鈴木愛理

歌もダンスも申し分ない実力のある夏焼雅といるだけで存在感抜群な道重さゆみはむしろ宮本佳林小片リサを支えながらリードもする頼もしい先輩という立ち位置のような気がしていた。

(もちろん個人の感想ですし二人がこのコンサートの脇役という意味ではない。全員どう見たって主役だった)

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この4人の中で、小片リサつばきファクトリーを諸事情活動休止、脱退、そしてソロとして再デビューという少々後ろ暗い経歴があり、

なおかつM-Lineの中では活動歴が最も浅い後輩メンバーという微妙立ち位置

表向きはカバーアルバムを発表して、イベントではつばきファクトリー和解する機会も設けられ新たなスタートを切っているものの、

自分つばきファクトリーでは小片リサが好きだったこともあり、大丈夫かな、と不安で複雑な思いを抱えていた。

脱退の理由となっているものが他メンバーにも少なからず関わる内容でもあるため加護ちゃん喫煙騒動のように個人問題として自虐昇華してしまうのも難しく(自虐にできるほど時間も経ってないし)

その経歴ごと小片リサが腫れ物扱いになってしまわないか不安だった。

最初に復帰したM-Lineコンサートで暖かく迎え入れられていたというをレポを見聞きしていてもやっぱり不安なわけです。

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しかし行ってみればM-Lineではソロアーティストjuice=juiceの元センターで売出し中の宮本佳林が自ら喜んでトナカイの被り物をしたり汚れ役と言うかピエロ道化?を演じに行ってしまい、

その調子のまま小片リサ道重さゆみにも絡みにいき、道重さゆみには絡みにくいと困惑される状態。(とてもおもしろかった)

仮にこの被り物や道重さゆみという大先輩にグイグイいくような役回り小片リサがしているとその経歴と元の彼女の真面目な性格から罰ゲーム感」が出てしまもの

M-Lineの輪の中心にいる宮本佳林が自ら引き受けてそこに小片リサを巻き込んでMCをしたり、SNSでも彼女との交流を重ねている様子をアピールしてくれているのは

小片リサが新たなスタートを切るにあたってとてつもなく温かい支援だと感じた。孤立させず、かと言って罰ゲーム空気も出さず、すごくうまいやり方でM-Lineに溶け込ませている。

宮本佳林本心はわからないけどサポートのつもりでやっていると言うよりは恐らく心から楽しんで小片リサ交流を重ねているものと思う。

ファンの一人として本当にありがとうという気持ちでいっぱい。

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そして今回目的であった宮本佳林の「氷点下」は聞けなかったもの小片リサデビューカバーアルバムに収録されている「真夜中のドア〜stay with me」が本当に素晴らしかった。

https://www.youtube.com/watch?v=LpFTzsG23Pw

You Tube撮影時は前髪を切りたてだったらしい)

クリスマス失恋ソングかいな、と思ったがとくに最近失恋したわけでもないのに胸に響いて涙が出そうになり気づけば前のめりになって聞いていた。

ステージで毎週末歌い続けることで既出動画音源よりも完成度を高めてきたのだと思う。本当にこの曲を聞くことができてよかったと思う。

来年M-Lineコンサートは続き、ゲストを迎えながらのソロライブもする予定らしいのでより多くの人の耳に小片リサの生歌での「真夜中のドア」が届いてほしい。

パフォーマンスに関しては先述の道重さゆみが「かわいい」に全振りしているわけだけど、小片リサ場合は本当に彼女の真面目さというのをとても感じる。

ものすごく可愛いとか大胆でダイナミックだとかそうした派手さやわかやすい特徴はないかもしれないが曲に対して真摯で丁寧。

そうだ、つばきファクトリー時代から彼女パフォーマンスのこうした真面目な部分が愛おしくて惹かれたんだったな、と思い出させてくれた。

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コンサート最後に歌われたのは「HAPPY作戦(モーニング娘。)だった。

この曲を歌う前のMC道重さゆみ

今日ここに集まっている人たちはみな違う個性を持っていて、まったく生まれたところも住んでるところ全然違って…あ、一部同じ服(道重T)の人もいるけど(笑)、それでも今日この日はここでこのコンサートに来たいと思って集まってくれたそのことが、そしてここにいるみんなが愛おしい(意訳)」と言ってくれてジーンと染み渡った。

このMCはおそらく「HAPPY作戦」の2番の歌詞『君も 私も あの子も違うんが個性なんだよ』というところに引っ掛けて話してくれたのだと思う。

そうした部分にも道重さゆみらしさを感じて、きっと道重さゆみファンはまた彼女の虜になるんだろうなあと感服。

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そしてこの「HAPPY作戦」の歌詞は、目の前にある仕事勉強もなんだって全力で頑張るんだ、手は抜かない、そんでみんなで最高の未来をつくろうよ、なんて綺麗事とも取れるが

日々仕事や色々な面倒事、聞くに堪えないニュースを見聞きしている生活の中でふとこういう曲を聞くと、「あぁそうだな頑張らなくちゃな」と思えてしまもの

そしてこの曲は少し前にも一部でツイッター話題に上がっていた。

秋元康HKT48というグループに書いた「アインシュタインよりディアナ・アグロン」という曲が簡単に言うと「女の子バカでいい」とでも言っているようで女性蔑視的だと批判されたのだが、

(見てみるとびっくりするほど薄っぺら歌詞なのでさすがにプロデューサーとしてこれを自分とこのアイドルに歌わせようと思ってしまうのどうなんだろうと思ってしまう)

それに対して恵泉女学園大学ではそれならばどういった歌詞なら良かっただろうか?という授業を行い替え歌が作られたという。

https://www.keisen.ac.jp/blog/president/2016/05/post-4.html

そしてその替え歌歌詞モーニング娘。の「HAPPY作戦」的な世界観だとして一部で話題になっていた。

HKTの曲が話題に上がった(炎上した?)のは2016年頃のようだが自分がこれについてのツイートを知ったのは先月かそこらのことだった。たまたまRTで見た。

改めて聞いて、そうだ頑張らなくちゃな、学生の頃なんかはこうした歌詞を見ても斜に構えて綺麗事言っちゃってさ、と思っていたけど結局歳を重ねていくと色んなことに真摯に立ち向かって頑張っていかなきゃいけないんだと思わざるを得ないことが多くてこうした曲に立ち戻って勇気づけられてしまうんだなと思う。

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さて、まだ明日仕事だけれど仕事納めでもある。

そんな明日も頑張って上司とやりあって最高の2022年を迎えるんだって気持ちになった。

今年の最後に良いコンサートに行けた。

この気持ち文章にできてよかった。

おやすみなさい。

2020-09-24

ハロコン2020(秋) 於 Zepp Namba感想メモ


全体的な感想メモ

以下感想だが,表記は下述の通り:

  1. 歌唱者名: 『曲名

感想

  1. 全体曲: 『365日の紙飛行機
    • やはり低音側のハモりは生ではないかと感じたが音だけではどうにも確認できず
  2. 岡村美波: 『あなたに会えてよかった
    • やはり声質が甘過ぎではと感じた
    • 音は外さないので音程は良いのだが……
  3. 宮本佳林: 『明日へ手紙
  4. 竹内朱莉: 『やさしさで溢れるように
  5. 船木結: 『もらい泣き
  6. 江口紗耶: 『Lemon』
  7. 小片リサ: 『ひこうき雲
    • 音程は安定しているが,声量が不足気味
    • (追記なし)
  8. 松永里愛: 『ありがとう
    • 安定していて,声量もある
    • 少し声がベタっとしていて,鼻声感があった
  9. 岸本ゆめの: 『大阪で生まれた女』
  10. 竹内朱莉: 『雪の華
    • この曲でファルセットが最高音のみというのは凄い;MCの司会直後に歌う順番が回ってくるのを忘れていて少し照れていたが,あれは本人の責任ではないのでは? 歌唱順が次のブロックトップなら,MCパートの司会進行役は別な人に割り当てる方が良いと思う
    • 高音でも細くならず殷々と響く声が強み
  11. 船木結: 『月光』
  12. 小片リサ: 『春なのに』
  13. 江口紗耶: 『たしかなこと』
    • 中音域の語尾の響きが良い
    • リズムが良い
  14. 岸本ゆめの: 『やさしいキスをして』
    • また聴けて嬉しい;ここもMCブロックの司会直後の歌唱順だったが,やはりこれは避けるべきでは
    • とにかくすばらしい
  15. 岡村美波: 『手紙拝啓 十五の君へ~』
  16. 松永里愛: 『ハナミズキ
  17. 宮本佳林: 『オリビアを聴きながら
    • 完全に手の内に入れている感じ
    • (追記なし)
  18. 全体曲: 『ふるさと

この回のMVPは船木さん,竹内さんの2人。ともに初披露曲も含めて高いレベルパフォーマンス披露していた。特に船木さんの『もらい泣き』には本当に驚いた。

次いで岸本さん,宮本さん。岸本さんは『大阪で生まれた女』の謎のイロモノ感がなければ船木さん竹内さんに匹敵宮本さんはとにかく全ての楽曲を「宮本佳林色」に染める能力が半端なく高い。

cf. anond:20200924072325

2020-08-01

ハロコン2020宮城公演の感想メモ

ハロコン2020宮城公演の感想メモ


全体的な感想

  • 全般的ステージが近い
  • MC矢島舞美さんは,原稿棒読みをできるだけ避けようとしていた(同じ意味でも自分言葉で話そうとしていた)印象
  • 同じチームの公演でも,日ごとにパフォーマンスも印象も変化する
    • 特に開催地が変わると歌唱順も変わり,それが印象に与える影響は絶対にあるが,個人的にはそれほど大きいとは感じなかった
    • 開催地の変化というよりは,1週間ほど日数が空くことによる,その間の日々の各者の歌への取り組みによるパフォーマンスの変化の方が大きく感じた
  • なので,あるチームの公演を一度観ても,別日の同じチームの公演を観る価値はあると思う(もちろん財布と相談だが)
  • チームごとの魅力として B > A は変わらず

以下各チームの感想だが,表記は下述の通り:

  1. 歌唱者名: 『曲名

Aチーム: 0725昼

  1. 松永里愛: 『ただ泣きたくなるの
  2. 岡村まれ: 『M』
    • 良くなっていた;特に前半切なさが出ていた;後半はやはり平板に感じた
  3. 新沼希空: 『会いたくて 会いたくて』
    • 良かったが,一曲通じて同じ感じで,少し単調だったか
  4. 江口紗耶: 『Lemon』
    • 相変わらず謎に良い
  5. 井上玲音: 『糸』
    • 相変わらず良い;中音域の響きが素晴らしい
  6. 西田汐里: 『PRIDE
    • 声があっていないという印象は変わらない;前後半で変化を付けると平板さが減るのではないかと思う
  7. 段原瑠々: 『見上げてごらん夜の星を
    • 2回声が少し裏返った;まだ段原版のこの曲がどういう感情を伝えようとしているのか理解できていない
  8. 船木結: 『大阪で生まれた女』
  9. 羽賀朱音: 『もしもピアノが弾けたなら』
    • だんだん良くなってるが,これも新沼さんと同じで一曲通してトーンが同じなのが平板さに繋がってるように思う
  10. 加賀楓: 『楓』
    • 良い;大阪2日目より良かったと思う;サビより大サビを盛り上げる感じがもう少し欲しいか
  11. 小林萌花: 『私はピアノ
  12. 譜久村聖: 『僕は君に恋をする
  13. 高瀬くるみ: 『Time goes by
  14. 小片リサ: 『明日へ手紙
  15. 石田亜佑美: 『なごり雪
    • 大幅に良くなった;ほぼ声の震えがなくなった(まだホンの少し残っているが)ことにより,本来の切なさがちゃんと伝わるようになった;一挙に上位集団に躍り出たと思う
  16. 秋山眞緒: 『春なのに』
    • 歌い方と声質のせいだと思うのだが,演歌っぽく聞こえてしまうのが難
  17. 川村文乃: 『未来へ』
    • 技術的なミスは3ヶ所ほどあったように思うが,それを補って余りある情感で素晴らしい

チーム内での個人的評価は,

  1. 第一集団加賀さん,譜久村さん,高瀬さん,石田さん,川村さん
  2. 第二集団井上さん,船木さん
  3. 第三集団岡村さん,江口さん,小林さん

という感じ。

第一集団にあえて順位を付けるとすると,大幅に良くなって驚きを提供してくれた石田さんがトップで,高瀬さん加賀さんが続き,その後に川村さん譜久村さんという感じ。

Bチーム: 0725夜

  1. 里吉うたの: 『赤い風船
  2. 小野瑞歩: 『I LOVE YOU
  3. 佐藤優樹: 『ひこうき雲
    • 低音は多少改善されたようだが,今度は高音が苦しそうだった;前回高音あまり気にならなかったこから考えるとたぶん調子が悪かったのだろう;合った音域ではブルージーな声が出ていて本家より良いのではと思うくらいなので(というか本家は声が独特すぎる),この不安定さがなくなればという期待はある
  4. 金澤朋子: 『Jupiter
  5. 上國料萌衣: 『さよなら
    • さよなら」の「ら」で切らずに「らぁ」と少し弱めに伸ばす感じになっていて,前回の個人的な不満が解消された;その結果ものすごく良くなってて,その効果は「さよなら」の部分よりもその直後の部分(「もうすぐ外は白い冬」や「そのままのキミだけ」等)に現れて,切なさが強く表現されているように感じた
  6. 島倉りか: 『スローモーション
  7. 山岸理子: 『想い出がいっぱい』
    • まだ不安定だが,音を外すのは大幅に減ったのでは
  8. 野中美希: 『Hello, Again ~昔からある場所~』
    • 歌い方が変わったように感じた;個人的には好きな歌い方に近づいた(まだ裏声への切り替わり等数ヵ所にハロプロ歌唱っぽさが残ってはいると思うが)
  9. 佐々木莉佳子: 『ハナミズキ
    • 息の流れが気になる箇所が大幅に減って素晴らしく良くなった;感情表現は前回同様素晴らしかったので,トータルでトップクラスのパフォーマンスだったと思う;歌を聴いて泣くことは滅多にないのだが,少し泣いてしまった
  10. 伊勢鈴蘭: 『三日月
    • 引き続き素晴らしかった;今回は高音が少し苦しそうな箇所もあったように思うが,本人はMCコメントで「今までで一番入り込めた」と言っていたので,苦しそうな感じも含めての感情移入だったのかもしれない
  11. 小野田紗栞: 『プラネタリウム
    • 今回も良かった
  12. 高木紗友希: 『ワインレッドの心』
  13. 平井美葉: 『海の声
  14. 稲場愛香: 『明日への扉』
    • 可愛い」ではない歌い方を模索している印象;一部それができてるなぁと感じるところもあって,あの歌唱が全編でできたら新しい表現がでてくるんじゃないかという期待は感じた
  15. 北川莉央: 『ありがとう
    • 本人コメントとは異なる(矢島さんのコメントと被る)けど,一部本家に寄せようとしてるのではと感じたところがあった(どこか忘れたが「る」の歌い方等);彼女くらいの歴だったら,まずは本家をできるだけ完璧になぞるのを目指しても良いのではと思う(個性の追求はそのあとでも良いと思うし,モノマネに走らなければ個性なんて自然とにじみ出てくるのでは)
  16. 前田こころ: 『366日』
  17. 森戸知沙希: 『会いたい』
    • 高音の必死さがだいぶ減って表現する余裕が少し出てきた印象(特に前半);「悲しい歌」と言いながら笑ってしまう森戸さん実に森戸さんらしくて良い;実はバラード向いてないのかもしれない(笑)
  18. 生田衣梨奈: 『キミを忘れないよ』
    • フラットしてる印象は前回比でだいぶ減った;でもまだ精度を上げている段階ではと(個人的には)思った

こちらのチーム内評価

  1. 第一集団金澤さん,上國料さん,島倉さん,佐々木さん,伊勢さん,高木さん
  2. 第二集団小野さん,平井さん
  3. 第三集団前田さん

という感じでかなり激戦。3人1組の2番目のブロック金澤さん,上國料さん,島倉さん)がとにかく強くて,そこに他ブロック強者が食い込んでいった感じ。

こちらも第一集団にあえて順位を付けるとすると,技術的に大幅に改善されて飛躍的に聴きやすくなったことで,もともと強いエモさがより強烈に伝わるようになった佐々木さんがトップ,次いで同じく改善された(というか自分の好みに近づいた)上國料さん,僅差で高木さん伊勢さんが並び,また僅かな差で島倉さん金澤さんという感じだった。

A,Bとも開催地宮城県出身のメンバートップだったのだが,これは自分としてはたまたまで(もちろん彼女らが凱旋公演ということでより一層研鑽した可能性を否定する気は全くない),2人とも前回個人的欠点と感じた箇所がほぼ解消されて,歌の良さの伝わり方が大幅に良くなったことによるところが大きい。。

cf. anond:20200724054425

2020-07-24

ハロコン2020大阪公演の感想メモ

ハロコン2020大阪公演の感想メモ


全体的な感想

  • 全員「聴ける」レベル歌唱からこそ成り立つ企画だと思った
  • もちろん中で上手い下手はあるし,プロ歌唱として「この人の歌を聴きたい」いうレベルの人は限られると思うが,52人全員障りなく聴けるレベルというのは相当なものでは
  • バンドではなくもちろんカラオケだが,(たぶん52曲全ての)トラック既製品ではなく,このコンサート用に独自に作ったものだと思われる
    • さすがに全トラックを生楽器で作ったとは思えないので,打ち込みが大半だとは思うが,それにしてもかなりの手間ヒマはかかってると思う
  • 個人的な好みでは B > C > A (好みであって上手い順ではない)
  • 選曲的には「適合型」と「挑戦型」の2タイプに大きく分けられるように思う
    • 前者は歌唱者に合った曲を,後者は(スキル表現の幅を広げるために)あえて歌唱者のスキルタイプからは外れる曲を選ぶもの
    • 挑戦型の場合,歌い方等が合わないケースはともかく,声質に合わない曲を歌うことになると割とつらい印象
    • 本当に上手い人はそういうの関係なく歌を掌中に収めて自分の歌として昇華させていたように思う

表記は以下:

  1. 歌唱者名: 『曲名

Aチーム:0718昼,0719夜

  1. 譜久村聖: 『僕は君に恋をする
  2. 松永里愛: 『ただ泣きたくなるの
  3. 船木結: 『大阪で生まれた女』
    • これはぴったり;もちろん上手い;MCでの「プチ千秋楽」に拍手
    • 船木さんの年齢でこの曲の哀切さを出せるのが意味不明で,人生何周目?という感じ
  4. 羽賀朱音: 『もしもピアノが弾けたなら』
    • ネットの評判に反して普通に上手かった;けど哀愁が足りない気が(年齢的に厳しいのでしかたないとは思う)
    • 素っ気ない感じが哀愁の足りなさの原因?
  5. 川村文乃: 『未来へ』
    • 伴奏ピアノのみなので難しいはずだが,上手い
    • 初回より(さらに)情感がこもっていたように思う;その分少し行き過ぎてしまった部分もあったように思うが,個人的にはこの回の方が良かった
  6. 新沼希空: 『会いたくて 会いたくて』
    • 新沼さん上手いし曲にも合ってて良かった
    • この人がグループで歌割り少ない理由がわからない;声が特徴的すぎるのだろうか?
  7. 加賀楓: 『楓』
    • この回のNo.1大サビ感動したし,曲は相当難しいはずなのに(特にサビから降りていくところ)ちゃんと歌えてた
    • Bメロ少し声が弱いかと思ったら,サビは力強かったので,サビとの強弱を付けるためにあえて弱くしたのかもしれない
  8. 高瀬くるみ: 『Time goes by
    • 上手いし情感も込められてて良かった
    • 加賀さんと並んでこの回のNo.1;安定して上手いのだが,個人的にはスキル面より感情を乗せる部分で初回より良く感じた
  9. 西田汐里: 『PRIDE
    • 悪くないけど何か違和感
    • 曲に対して声が絶望にのどかなのが辛いのかもしれない
  10. 秋山眞緒: 『春なのに』
  11. 石田亜祐美: 『なごり雪
    • 本人も言っていたがたぶん苦手な曲調なのでは;『ふるさとの夢』を連想した
    • 情感は出てたと思うが,声が震えてしまっている箇所がけっこうあった
  12. 江口紗耶: 『Lemon』
    • すごく上手いわけではないがこれはこれで個人的にはかなり良かった
    • この曲難しいのでところどころミスはあったが,曲意はつかんでたと思う
  13. 井上玲音: 『糸』
    • 非常に良かった;中低音はほんとに強い;高音曲も聴いてみたい
    • 中低音の豊かなので,同じ「糸」でも彼女の織り成す布は柔らかい布,という印象
  14. 段原瑠々: 『見上げてごらん夜の星を
  15. 小片リサ: 『明日へ手紙
    • 悪くはなかったが,上手いと言われているほどではなかったように思う
    • ほぼ全曲ファルセットなので,初回の評価は多少厳し過ぎたかもしれない
  16. 小林萌花: 『私はピアノ
  17. 岡村まれ: 『M』
    • 悪くはなかったが,オリジナルがかなり強いので,それに寄ってしまうとどうしても比べてしまって評価が厳しくなる
    • 歌えてはいると思うが,この歌を歌うには声が絶望的に幼い

Cチーム:0718夜,0719昼

  1. 横山玲奈: 『ひまわりの約束
    • 悪くはないが普通過ぎた気がする
    • 出だし声が震えてたような;曲に対して声質が甘過ぎるのかも
  2. 植村あかり: 『駅』
    • 悪くはなかったが,正直これは植村さんには厳しい曲だと思った
    • 出だし良かったがその後が少し平板になってしまう感じ
  3. 岸本ゆめの: 『やさしいキスをして』
  4. 工藤由愛: 『さよなら好きな人
    • 上手かったが,さらっと流れすぎている気がした
    • 1回目より高音の情感が出てた気がして良かった;足開き気味で棒立ち歌唱するの何でだろう?
  5. 宮本佳林: 『オリビアを聴きながら
  6. 笠原桃奈: 『あなたに逢いたくて~Missing You~』
  7. 清野桃々姫: 『香水
    • ビックリするくらい上手かった;この曲相当難しいはずなのに,ほぼ完全に歌いこなしていたように思う
    • 本当に上手い;リズムだけじゃなくグルーヴがあるのが凄い
  8. 一岡伶奈: 『TOMORROW
  9. 牧野真莉愛: 『夢をあきらめないで』
  10. 岡村美波: 『あなたに会えてよかった』
    • 悪くなかったが曲のイメージに合ってないような
    • 原曲と比べて声が可愛過ぎるのがイメージに会わない原因かも
  11. 山崎夢羽: 『愛唄』
  12. 浅倉樹々: 『カブトムシ
  13. 小田さくら: 『もののけ姫』
    • 上手い;一ヶ所だけ「ん?」と感じたところがあったが,この難曲をそれ以外ノーミスで歌いきったのはさすが;しかキーを上げてるとか凄い;ただこの曲技術は示せても情感の表現はないので,なぜこの選曲という疑問はある
    • 今回はノーミスだったように思う;足開き気味で棒立ちで歌うのはなぜ?
  14. 橋迫鈴: 『セーラー服と機関銃
  15. 竹内朱莉: 『雪の華
    • 岸本さんと並んでこの回のNo.1岸本さんと違い,オリジナルからは離れた竹内朱莉の歌になっていた
    • やはり優勝;斜め立ちなのなぜ?;初回もそうだが1か所「し」が「ち」に聴こえた
  16. 山崎愛生: 『手紙拝啓 十五の君へ~』
    • 悪くはないが,上手いという評判だったので思ったよりは「?」だったような…
    • 曲調が数分の曲の中で目まぐるしく変化するので難度は高い;声が少し裏返ってしまパートが実は一番良く感じた
  17. 谷本安美: 『打上花火

Bチーム:0719朝

  1. 平井美葉: 『海の声
    • 普通に上手いし,曲と声質が非常に合っていて良かった
  2. 島倉りか: 『スローモーション
    • さすがと思わせる上手さ;曲を完全に掌中に入れていて,随所にオリジナリティを感じた
  3. 稲場愛香: 『明日への扉』
    • 上手いが声が可愛過ぎて曲と合っていない感……
  4. 前田こころ: 『366日』
  5. 小野田沙栞: 『プラネタリウム
  6. 高木さゆき: 『ワインレッドの心』
  7. 小野瑞歩: 『I LOVE YOU
    • 上手い;この曲は声量がないと囁くように歌うところが(逆に)ダメになると思うのだが,ちゃんとできていた;原曲尾崎豊込みで強すぎるため,独自表現に振ってきた感じだったが,それが成立していた;この回のNo.2かも
  8. 佐藤優樹: 『ひこうき雲
    • 低音にやや課題がある感じだが,上手い
  9. 佐々木莉佳子: 『ハナミズキ
  10. 森戸知沙希: 『会いたい』
    • 高音ちょっと苦しそうだったが,基本良かった
  11. 上國料萌衣: 『さよなら
  12. 野中美希: 『Hello, Again ~昔からある場所~』
  13. 山岸理子: 『想い出がいっぱい』
    • 音域が合っていないのか,ところどころ音程しかった印象
  14. 里吉うたの: 『赤い風船
  15. 金澤朋子: 『Jupiter
    • 低音が凄い;完璧に近い;高音も伸びよく出ていた;ただ金澤さん割とファニー・ヴォイスで,それが曲のイメージと少し合ってなかった気はする
  16. 北川莉央: 『ありがとう
    • 上手かったと思うが,なぜか印象が薄い
  17. 生田絵里奈: 『キミを忘れないよ』
    • 外しているというほどではないけれど,ところどころフラット気味に感じた
  18. 伊勢鈴蘭: 『三日月
 
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