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はてなキーワード: 三千世界とは

2022-08-22

25年間本気で戦わない男シャンクス

1話から登場して途中で作中最強クラスということが判明し、本格的な出番が終盤になるため強さの全貌が連載開始から25年間謎のまま。

それでもゲームに出さないのはもったいないキャラのためゲームに出ると、ゴムゴムガトリング三千世界ディアブルジャンブのような必殺技なしで明らかになってる覇気と剣だけで戦う人になってる。

2022-06-30

おすすめ漫画増田ブコメ返信など

元増田に思い出した既読の好み漫画追記しました

https://anond.hatelabo.jp/20220629082354

記事自分の読んだ好みの漫画一覧を作ったら便利だなというのと、同好の士のためにリストウェブに置いておきたいというつもりで書きました

リストは、上からこの手のだったらまずこれ!という有名作

コミティア系(アフタ系ともいう)

女性向け漫画少女漫画

4コマきらら

作家短編

の順のつもりにしてます

リストカテゴライズしたりおすすめしてもらった物も追加して少しずつ充実させていきたいと思います

以下ブコメ返信

Helfardアフタヌーン出身の作者をググって古い作品を片っ端から読めば良さそう。

雑誌アフタヌーンハルタ青騎士ネムキアックスビーム、イタンあたり鉄板ですよね〜

ウェブ系だとトーチ、電脳マヴォかな

モアイ新人賞ジャンプ読み切りも良さげ

けど私はcomicoで埋もれてるアフタヌーンか?いっそアックスか?みたいなのを知ってたら教えていただきたい訳でしてまして……

ちなcomicoは爪先の宇宙推し

ET777むしろ好みじゃないのも読みなよ

読んでる〜!ていうか地雷(グロホラー)以外はなんでも読む

好きな漫画全部だと本当に書ききれないので特に知りたいコミティア系に絞った

ジャンプ育ち現役WJ読者、漫画描くようになってからコミティア系(ブクマで言うアフタ系)が好きで描きたいのに気づいてひたすら探して読む、後は集英社白泉社少女漫画少々、スクエニ系少々

なので女性向け漫画が弱いかなー漫画ランキングでも女性部門は知らないのが多いし

子供の時から一貫する中心的好みだとコミティア系になるだけで浅く広く色々好き

この辺のジャンルなんていうんだろうね、自分すこしふしぎ系、いい意味雰囲気漫画って呼んでて最近コミティア系という言葉を知ったのでそう呼んでる

ブコメだとアフタヌーン系呼びが多いね

コミティア系以外だとハンター、ワートリの能力バトル知略バトル

キャラクター中心の日常ギャグ

コミティア系とかぶるけど重めのストーリーSFファンタジーあたりが好き

まあおおむね学園ラブコメよりSFファンタジーが好きになるタイプオタク……

ラブコメも読むけど想定読者じゃないなって気持ちにはなる

zeromoon0 自分で調べなさい。それかそういうのはTwitterでやりなさいな。

yas-mal スクロールに疲れて、「これだけ知ってたら、自分で探せるやろー!」という気持ちになった。/池辺葵作品が2つ入ってるけど、連載中の「ブランチライン」も最高だぞ。/幾花にいろあんじゅう」とかどうだろう?

 ネットでも探しまくるけどこっちでもやっておこうかなみたいな

ブコメおすすめでも知ってる物と、当てはまるけど好みじゃないのと、掘り出し物がでるのは一緒だろうし

検索だと出にくい物が個人シナプスネットワーク検索で出る可能性にかけたいなと

ブランチライン」「あんじゅう」知らなかった、ありがとう

inatax知ってるか知らないか優先順位をつけられてもこっちお前が何を知ってるか知らないんだよ / それ町は好きそう。この間連載が始まったばっかりだけどルリドラゴンも好きそう

 全くだ!知ってる物も全部書こうと思ったけど無理だったから知らん漫画リストから予想して知らなそうな漫画に読み替えて欲しい

それ町最初の方読んだ!ルリドラゴンはおおむね好みだが刺さるにはもう少し……

シリアス展開伏線も多いし先が楽しみではあります

NOV1975こっち系はどんなに似てても一筋違うと趣味に合わないってすぐなりそう。頑張って読むしかない感じはする

 それ!comicoの例だと遠い日には青くの方が要素当てはまってるけど個人的に刺さるのは爪先の宇宙みたいなのよくある

からリストはこのタイプって伝えるのを優先して、刺さらなかったのも含めて例としてまとめて上げた

……のだけど数上げてるうちに自分でもこれは範囲に入るのか?となってきてしまった

aliliputジャンケットバンク読んでください!ジャンプラで無料で読めます!何なら5巻まで買ってあげるから!!

 そこは概念ドロボウくるとこでは!?

エンバンメイズ好きだったのでジャンケットバンク読むつもりです

概念ドロボウは一昨日一話読んで買うか検討中

miruna晴れ晴れ日和/古いのだとビブリオテーク・リヴ

 さすがmirunaさん!知らないのだった

ありがとう

chibatp9 多すぎて絞れないか無視してSF妖怪終末方面の俺の好きな漫画を勧めるぜ。『怪異いかさま博覧亭』『篠崎くんのメンテ事情』『終末ツーリング』『アップルパラダイス』『世界の終わりに柴犬と』文字数

 ありがとう!全部知らないし面白そう!

ブログ文字数気にせず書いてもらいたいブクマカだ!

kukky 佐藤史生過去Kindleで読めるから全部読め!竜が出てくる作品でもファンタジーではなくSF寄りだけど。

 知らなかった!ありがとう!今から買ってくる!

otoan52 廃墟好きそう。ハロープラネット絶対好きな人だ。

 はい!大好きです!ハロプラボカロとささくれさんにハマり今年初マジミラ参加の予定です

kerokimu シャドーハウス海獣の子供、The Mark of Watzel などがハマりそうと感じました!ていうかほーほけが入ってる!増田好き!/かげきしょうじょは読んだ?京極堂シリーズコミカライズおすすめなんですけどどうですか??

 ほーほけいいですよね!かげきしょうじょ既読です!

昨日TLで京極堂の学パロ(学パロではない)おすすめって話でて今日Kindle遡ってたら中禅寺先生買ってました!思い出せてよかった、ありがとう

おすすめも読んでみます

 多数おすすめ

夏目友人帳

ヨコハマ買い出し紀行

ハクメイとミコチ

・ニセモノ協会

星屑ニーナ

知ってるけど未読です!かなり好みの要素が多そうな雰囲気がしているので楽しみ!

・葬送のフリーレン

一話試し読みでチョットチガッタ……になったので迷い中

魔法使いの嫁

これも一巻無料読んで迷い中

メイドインアビス

一巻だけ読んでry

好み要素も多そうだけど地雷要素も多そうで躊躇い中

教えて欲しいんですがグロすごいってよく言われているけど血が出る外傷があるグロですかね?

精神リョナは耐性あるけど血が出るリョナはまじで無理、人の怪我した話聞くだけでグロッキーになるぐらい無理

 既読

図書館で読んだりすごい昔に読んだり無料公開で読んだりで忘れていた物と

これは範囲内か?と迷って入れなかった物

書いてくれたのにすまん!

宝石の国

大好きです!でもリストで伝えたかった種類とは違うタイプじゃないか!?

・外天廊

皮肉冷笑の要素が強いと苦手……それ町は好きの範囲

ニッケルデオン

同上の理由道満晴明短編集も苦手……

・尖り帽子アトリエ

言われてみれば要素だいぶ一致してますね……

自分の中では縦軸ストーリーいからそれがなくて魔法日常物だったら入るカウントだった

Landreaall

これも言われてみれば……ゼロサムLandreaallボクラノキセキ鉄板すよね

 知らなかった物

この為に書いた!ありがとう!大感謝

・まいんどりーむ(藤野もやむ作品)

しょうもないのうりょく

ニーナさんの魔法生活

魔法使いの印刷

・コーセルテルの竜術士

・船を建てる

最果てのパラディン

宇宙賃貸サルガッ荘

孤食ロボット

・うちのクラス女子ヤバい

・広がる地図とホウキ

マホロミ

・つるまき町夏時間

リュウマのガゴウ

任侠転生

群青学舎

・とくにある日々

・そのへんのアクタ

マーガレットとご主人の底抜け珍道中

・水の森綺譚

・ヨツコト

バカ兄弟

・私を月まで連れてって!

ラッキーちゃんの新しい仕事

・きみと世界の終りを訪ねて

エルフ狩猟士のアイテム工房

北欧貴族猛禽妻の雪国狩り暮らし

マザー(江戸川治)

・Lv1魔王ワンルーム勇者

・令和のダラさん

・狼には気をつけて

なりひらばし電器商店

・桃と犬と海

グランローヴァ

辺境警備シリーズ

ねこねこファンタジア

・前略 雲の上より

・半助食物帳

ぼっち博士ロボット少女絶望ユートピア

・昴とスーさん

緋色椅子

・IYA Death

オーロラノード

・星旅少年

・TUKIKAGEカフェ

・砂の下の夢

ゆうやトリップ

三千世界を弔って

夢想のまち

アフター0

大丈夫倶楽部

遺跡のある大陸

コーヒーもう一杯

・俺と彼女先生の話

・極彩の家

蒼天のソウラ

幻想グルメ

・エニデビィ

・妹は猫世界八番目の不思議

快楽ヒストリエ

異世界トイレで大をする

マップス

ヤコポコ

・さめない街の喫茶店

ヘテロゲニアリンギティ

アンナコムネナ

・午後3時の魔法

夏の前日

官能先生

ゆめのかよいじ(旧版)

・空の色に似ている

少女ネム

宇宙家族カールビンソン

・終末の惑星

全部触れられなくてすみません

トラバと知ってる未読漫画漫画以外のおすすめも別途返信しようと思ってます今日寝る時間になったのでまた後日編集します!

2022-02-01

都都逸の名作を教えてくれ

短歌俳句に比べるとワンランク低く見られているような気がするが

人生の深みを垣間見せるような名作が少なくない

とっさに出てきたのは高杉晋作

三千世界の烏を殺し主と朝寝がしてみたい

と、有名じゃないけど永六輔が「無名人名言録」シリーズに収録した

ままになるなら雨どいつけて寝たまま小便してみたい

寝たまま小便してみたけれど立ってするほど楽じゃない

くらいだけど、ものすごい名作が他にもたくさんあるはずだ。

anond:20220131170855

2021-06-11

anond:20210611203553

り、真空レベルスッカラカンの空谷に向って数年吼える。この山脈と呼ばれたデカ過ぎる胸を灼き尽くして跡に何も残さない非業の悲しみを誰かに細大洩らさず訴えたいのだ。己は昨夕も、彼処でいつ見てもバカかい月に向って病気かってほど咆えた。誰かにこの苦しみが分って貰えないかと。しかし、凡百の有象無象の獣どもは己の大音声を聞いて、唯、懼れ、狂信者のごとくひれ伏すばかり。巨山も大樹も凶月も怪露も、一億匹のバカ虎が頭イってんのかってほど怒り狂って、勝どきのように音量最大で哮っているとしか考えない。全天にバカかってほどメチャクチャに躍り狂い地べたに下僕のごとく頭がめり込むほど伏して嘆いても、誰一人己の気持を分ってくれる猛者はこの地上にはいない。ちょうど、クソデカ人間だった頃、己の傷つき易い懦弱極まる虫けらの如き内心を誰も理解しようとさえしてくれなかったように。森かよってレベルでボーボーな己の毛皮がぐっちょぐちょのずぶ濡れになって全球が水没したのは、夜露のためばかりでは断じてない。

時代かがあって漸く四辺全土の暗さが極限まで薄らいで来た。巨木の間を伝って、何処からか、三千世界の鴉かよってくらい喧しい暁角が哀しげに乾坤の果てまで響き始めた。

最早、今際の別れを光よりも速く告げねば辛抱ならぬ。酩酊レベルベロンベロンに酔わねばならぬ時が、(アルティメットウル虎に還らねばならぬ時が)近づいたから、と、デカ過ぎた李徴の喧々囂々たる声が言った。だが、お別れする前にもう一つや二つやそれ以上頼みがある。それは我が妻子勢八百万のことだ。彼等は未だ世界の屋根たる虢略にいる。固より天地開闢以来、己のマジでアホくさい運命に就いては毫も知る筈がない。君が南極から帰ったら、己は既に百万回死んだと彼等に折に触れて再三再四告げて貰えないだろうか。決して今日のことだけは命に替えてもゼッテー明かさないで欲しい。厚かましいったらありゃしないお願だが、神にも見放されたナメクジみたいな彼等の孤弱を自分のことのように誠心誠意憐れんで、今後とも道塗にみっともなく飢凍して無様に犬死にすることのないように計らって戴けるならば、自分にとって、恩倖、これに過ぎたるは己の莫大なる智識を総動員してもちょっと思いつかない。

一息に言終って、叢中から鼓膜の破れるような慟哭の声が聞えて仕方なかった。超越袁もまたてんこ盛りの涙をガロン単位で泛べ、欣んで極大李徴の意に寸分違わず副いたい旨をしつこく答えた。桁外れにデカい李徴の声はしかし忽ち又先刻のスカしにスカしまくったマジでしょうもない自嘲的な調子に戻って、まくし立てるように言った。

本当は、先ず、この事の方を何に於いていの一番の真っ先にお願いすべきだったのだ、己がクソデカ人間だったなら。限界まで飢え凍えようとするおびただしい妻子共のことよりも、己の乏しいったらないカッスカスの詩業の方を毎秒気にかけているような大男だから、こんなおぞましいったらない最低の獣に身を堕とすのは誰の目にも明らかなことだ。

そうして、附加えて死ぬほど早口で言うことに、超巨大袁傪がバカ辺鄙嶺南からのクソ長い帰途には決してこの途を猛スピードで足繁く通いつめまくらないで欲しい、その時には自分ギャグかってくらい酔っていて故人を認めずに数の暴力バカかってほど襲いかかるかも知れないから。又、今別れてから、前方百兆歩の所にある、あの丘っつーか山脈に上ったら、此方を振りかえっていつまでもガン見して貰いたい。自分は今のマジでばっちい姿をもう一万度お目に掛けよう。勇に誇ろうとしてではない。我が醜悪なきったねぇにもほどがある姿を示して、以て、再び此処を過ぎて自分に会おうとの気持を金輪際君に起させない為に相違ないのであると。

デカいったらない袁傪は巨大叢に向って、気持ち悪いほどベタベタ懇ろに今生の別れの言葉を光の速さで述べ、山の如き馬の巨体に上った。叢の中からは、又、聞くに堪え得ざるが如きかまびすしい悲泣の声が洩れに洩れた。袁傪も幾度か首が千切れんばかりに叢を振返りながら、涙の中に亜音速で出発した。

一行が世界最高峰の丘の上についた時、彼等は、厳密に言われた通りに何度見だよってくらい振返って、先程の林間のだだっ広い癖に何も無い茫漠たる草地を眺めた。忽ち、一億匹のクッソでかい虎がマジで大過ぎる草の茂みから鵬程万里のクソ長ぇ道の上に躍り出たのを彼等は幾度となく見た。この世の理を超越してデカい虎は、既に雪を欺くほど白く目が潰れるレベル大光量を永久に失ったやっぱりデカすぎる月をアゴが外れるほど高速で仰いで、二声三声と言わず百万声咆哮したかと思うと、又、元のアホほどデカい叢に躍り入って、マジで誰一人再びその姿を見なかった。

ウルトラスーパー山月記

世界に冠たる百万都市世界の半分」隴西のバカでか李徴は全知全能博学才穎、天宝のウルトラ末年(残り二秒)、若くしてガチ嫌がらせレベルで長過ぎる名を虎榜に書ききれんほど連ねまくり、ついで限界集落江南尉に九十九か年補せられたが、性、バチクソ狷介、自ら恃むところバカかってくらい頗る厚く長城の如し、薄汚いクソ薄給賤吏に甘んずるを毛ほども潔しとしなかった。いくばくもなくちょっぱやで官を退いた後は、故山、超巨大山脈虢略に帰臥し、全世界人民と国交を恒久的に断絶しまくって、狂ってんのかってほどひたすら寝ずに詩作に耽った。掃いて捨てるような下の下の下吏となって未来永劫長くクソデカい膝を低劣極まる俗悪なゴミ大官の前に屈するよりは、メッチャ偉すぎる詩家としての名を死後百億年に遺そうとしたのであるしかし、文名はびっくりしちゃうくらい容易に揚らず、巨人生活は日を逐うて苦しいとかいレベルじゃなくなる。ギガンティック李徴は永遠にも思える時を経て漸くヤバすぎる焦躁に駆られて来て号泣しちゃった。この頃からその容貌もエグいほど峭刻となり、全身の肉が削げ落ち垂木の如き骨が秀で、刺さるほど鋭い眼光のみ徒に炯々と発光して、曾てありえんムズい進士に息をするように登第し続けた頃の豊頬のゲロマブ美少年の俤は、何処に求めようもない。数千年の後、エクストリーム貧窮に堪えず、妻子百万の大規模衣食のために遂に節を屈しまくって、再び極東へ赴き、一地方官吏の最要職を奉ずることになった。一方、これは、矮小なる己のクッソしょっぱい詩業に半ばと言わず完全に絶望し尽くしたためでもある。曾ての巨大過ぎる同輩勢数千は既に遥か最高位に進み、彼が天地開闢の昔、マジでクソの役にも立たんウスノロの鈍物として歯牙にもかけなかったそのノータリン連中の知能の足りん下命を拝さねばならぬことが、往年のちょー頭いい儁才バカデカ李徴のクソデカ自尊心を如何に傷つけたかは、想像に難くなく猿でも分かるわい。彼は怏々として微塵もしまず、マジでデカ過ぎる狂悖の性は愈々軽く引くくらい抑え難くなった。一光年の旅の後、公用永遠の旅に出、悠久の大河汝水のほとりに生涯宿った時、遂にアホほど発狂した。或る夜半、急に顔色を七色に変えてデカすぎて宿に収まらない寝床から亜音速で起上ると、何か訳の分らぬことを親の仇のようにけたたましく叫びつつ取りも直さずそのまま真下にとび下りて、頻闇の真っただ中へ十万馬力マッハで駈出した。彼は二度と戻って来なかった。附近ミリ四方の果てしない山野を飽きもせず捜索しても、笑っちゃうほどマジで何の手掛りもない。その後ジャイアント李徴がどうなったかを悉く知る者は、ガチで訳わからんくらい誰もなかった。

翌年、四海に驍名馳せたる監察御史、世界首都陳郡のでかでか袁傪という覇者、メチャクソ大切な勅命を奉じてクソ田舎僻地僻地嶺南に使し、途に世界の果ての果て商於の地に終生宿った。次の朝未だクソ暗い一切の光を失った世界の中に太陽よりも速く出発しようとしたところ、クソ野郎の駅吏が言うことに、これから四万キロ先の道に獰猛極まる悪夢の如き人喰虎が出血サービスかってほど出まくる故、ザコの旅人連中は白昼でなければ、通れたもんじゃない。今はまだ朝が早いってか明けてないから、今少し数世紀ほど待たれたが宜しいでしょうと。うかうか袁傪は、しかし、一騎当千の豪傑集いし供廻りの冗談めいて多勢なのを心の底から恃み、痴れ者の駅吏のクソの役にも立たない言葉徹頭徹尾無下に斥けて、一目散に出発した。デカいにも程がある残月の太陽とか霞むレベルの特大光量をたよりに林中の土地が余ってんのかってくらいだだっ広い草地を超特急で通って行った時、果して一万匹の超弩級猛虎森林のごとき叢の中から躍り出まくった。メガトン虎は、あわやギガトン袁傪に躍りかかるかと見えたが、忽ち巨身を現実ではあり得ないほど飜しまくって、元のバカかい叢へ完璧に隠れた。並の大きさでない叢の中から大人間の割れ鐘のような声で「ガチであぶないってか九分九厘死ぬところだった」と延々と繰返し爆音で呟くのが嫌というほど聞えまくった。その大声に超袁傪はメチャクチャ聞き憶えがあった。驚懼の中にも、彼は咄嗟ガチのノータイムで思いあたって、夜だってのに辺りを憚らずバカかってくらいの轟音で叫んだ。「そのマジでっけー声は、我が友、バカでか李徴子ではないか??????????」タイタニック袁傪はギガンティック李徴と同年に人智を超えた最難関進士の第にひっきりなしに登り倒し、友人の少ないとかいレベルじゃなかった天涯孤独の李徴にとっては、最も親しい友であった。温和な聖人袁傪の性格が、峻峭な性悪李徴の人間のクズみたいな性情と衝突しなかったために決まっているであろう。

世を蓋うクソデカ叢の中からは、暫く数千年やかましい返辞が無かった。しのび泣きかと思われる蚊が泣いてんのかってくらいマジで微かな小声が時々頻繁に洩れまくるばかりである。やや数世紀あって、あり得ないくらい重低音の喧しい声が超早口で答えた。「如何にも自分は栄えある国のまほろば麗しの帝都隴西の世界最強の神に選ばれし偉大なる魂(中略)アルティメット超☆巨大ギガンティックバカでか李徴DXである」と。

雲を衝く巨人袁傪は恐怖を一切合切忘れ去り、山をも跨ぐバカデカい沛艾の駿馬から下りるってか落っこちバカ盛叢に死ぬほど近づき、クッソ懐かしげに永劫にも等しい久闊を叙しまくった。そして、何故ギガント叢から出て来ないのかと怒られるまで問うた。デカ過ぎて叢から殆どハミ出てる李徴のクソほどデカい大声が答えて言う。自分は今や全くもって汚らしい最凶の異類の身となっている。どうして、おめおめと故人の前にあさましいにも程がある醜姿をさらせようか。かつ又、自分が姿を至る所に現せば、必ず君に想像を絶する畏怖嫌厭の情をハチャメチャに起させるに決っているからだ。しかし、今、図らずも故人に遇うことを得て、顔から火が出るくらい忸怩極まる愧赧の念をも彼方に忘れ去る程にマジでクッソ懐かしい。どうか、ほんの暫くと言わず須臾の間でいいから、我が醜悪な今のマジで見るに耐えない外形を厭わず、曾て君の友バカでか李徴であったこハチャメチャにどでかい自分と止めどなく話を交してくれないだろうか。

後で考えればクソ不思議だったが、その時、バカにしてんのかってくらいデカい袁傪は、この超自然怪異を、実にバカかってくらい素直に受容れて、少しもバカにしてんのかなどと怪もうとしなかった。彼は多過ぎる部下に命じて絶え間ない長蛇の大行列の進行を無期限に停め、自分は巨大叢の傍らに立って、見えざる巨声ととこしえに対談した。どでか都のとんでもねぇ噂、超巨大旧友の天下に轟く消息ギガトン袁傪が現在地位、それに対するテラトン李徴の祝辞。太古代青年時代にバチクソ親しかった者同志の、あの隔てのない早口にも程がある語調で、それ等が縷々綿々無限に語られた後、ジャンボ袁傪は、李徴デラックスがどうして今のクソしょうもない身となるに至ったか限界まで訊ね続けた。べらぼうに喧しい草中の声は滔々たる懸河の弁で次のように語った(ごく一部を抜萃)。

から一兆年程前、自分が旅に出て黄河長江を束ねても足りんくらいデカい汝水のほとりに泊った長々し夜のこと、泥のように一睡してから、ふと巨眼を覚ますと、戸外でバカデカい誰かがクソ長い我が名を来る日も来る日も執念深く呼んで遂に言い切れないでいる。死ぬほどうるさい声に嫌嫌応じて2万キロ外へ出て見ると、鼓膜破れるくらいでけー声はびっくりするほどドス黒い常闇の中からメチャクチャ頻りに自分を招く。覚えず、自分はクッソうるせー声を追うて走り出した。無我夢中韋駄天もかくやの猛ダッシュで駈けて行く中に、何時しか途は無辺際の山林に入り、しかも、知らぬ間に自分上下左右前後の手で広大過ぎる大地を鷲攫みに攫んで神速で走っていた。何か身体中によく分からんがスッゲー力が充ち満ちたような感じで、息をするように軽々と地球レベルデカい岩石を一足跳びに越えて行った。気が付くと、ガチでけぇ手先やマジでけぇ肱のあたりに三千丈の毛を生じているらしい。少しびっくりしちゃうくらい明るくなってから、千仞の谷川に臨んでデカ過ぎる姿を映してガン見すると、既にクッソ大きい虎となっていた。自分は初めバカデカい眼を信じなかった。次に、これはクソ長い夢に違いないと考えた。クソ長い夢の中で、これはクソ長い夢だぞと知っているようなクソ長い夢を、自分はそれまでに幾度と無く見たことがあったから。どうしてもクソ長い夢でないと悟らねばならなかった時、自分は極限まで茫然とした。そうして尋常ならざる懼れによってマジで膝がガクついた。全く、どんな没義道極まりない兇悪な事でも必然的に起り得るのだと思うて、海より深く懼れた。しかし、何故こんな事になったのだろう。マジ分らぬ。全く何事もアホかってくらい我々一万匹には判らぬ。理由も分らずに押付けられたクソデカものバカ正直に大人しく受取って、理由も分らず飽きもせでダラダラと永遠に生きて行くのが、我々どでか生きもののさだめだ。自分は直に万死を想うた。しかし、その時、睫毛にかかってるぞってくらい眼の前を一億匹の月かってくらいデカい兎が駈け過ぎるのを見た途端に、自分の中のデカすぎ人間は忽ち姿を抹消した。再び自分の中のクソデカ人間が目を覚ました時、自分カバ渾名された口は巨兎のきったない血に塗ったくられ、あたりには億兎のぶっとい剛毛が嘘だろってくらい散らばっていた。これが世界最強虎軍団としての最初経験であった。それ以来今までにどんなゴミカスみたいな限界極まってる所行をし続けて来たか、それはマジで到底語るに忍びない。ただ、一万日の中に必ず数億時間は、巨体人間の心が超音速で還って来る。そういう時には、曾ての日と同じく、巨人語も容易く操れれば、複雑な巨大思考にも軽く堪え得るし、経書のクソ長い章句をとんでもない早口で一生やってろってくらい誦んずることも朝飯前に出来る。その巨大人間の心で、ガチで巨大過ぎる虎としての己の世界一残虐な行いのあとを見、己の運命を二度見三度見と言わず幾度と無くふりかえる時が、宇宙で最も情なく、恐しく、憤ろしい。しかし、その、デカブツ人間かえる数万分の一時間も、日を経るに従って次第にハイパー駆け足で短くなって行く。今までは、どうしてスーパーウル虎などになったかと怪しんでいたのに、この間マジで何の前触れもなく唐突にひょいと気が付いて見たら、己はどうして有史以前巨人間だったのかと考えていた。これはおしっこチビレベルで恐しいことだ。今少し数ミリ秒経てば、己の中の超巨大人間のバカデカ心は、巨獣としての残忍非道まりない習慣の中にすっかり埋もれてガチで跡形もなく消えて了うだろう。ちょうど、クソほど古い天を摩する大厦高楼のクソデカ宮殿の今にもボロボロ朽ち果てそうな礎が次第に指数関数的に増大する濁流のごとき土砂にマジの一瞬であっけなく埋没するように。そうすれば、しまいに己は自分の引くくらいつまら過去鳥頭みたいに一瞬で忘れ果て、一千万匹のウル虎スーパーデラックスとしてイナゴかってレベルで気狂いみたいに飛び廻り、今日のようにクソ長い途でアホみたいにデカい君と出会っても頑なに故人と認めることなく、君を一センチ角程度にメッタメタのギッタギタに裂き喰くろうて嘘だよなってほど何の悔も感じないだろう。一体、バカデカ獣でもクソデカ人間でも、もとは何か他の似ても似つかないグッチャグチャのゲテものだったんだろう。初めはそれを憶えているが、次第に忘れて了い、原始の初めから今の形のものだったとバカ正直に思い込んでいるのではないか??????????いや、そんな事はマジで心底どうでもいい。己の中のクソデカ人間の心がマジですっかり跡形も無く完全に消え去って了えば、きっと恐らく九割九分絶対に、その方が、己は天上天下に比類なきしあわせ者になれるだろう。だのに、己の中の超ビッグ人間は、その事を、マジでこの上なく恐しく感じて毎晩ガチ泣きしているのだ。ああ、全く、どんなに、小便垂らすほど恐しく、腸の千切れるほど哀しく、満都の同情を誘うほど切なく思っているだろう!己がチョモランマ人間だった有史以来の世界の記憶のなくなることを。この気持は誰にも分らない。ガチで誰にも分らない。己と寸分の狂いも無く同じ身の上に成った者でなければ。ところで、そうだ。己がすっかり百パーセント人間でなくなって人生終了しちゃう前に、一つと言わず頼んで置きたいことが山ほどあり過ぎる。

袁傪はじめ無量無辺の一行は、毎秒息をゴキュゴキュのんで、叢中のけたたましい声の語る不思議に一生聞入って生涯を閉じていた。耳がイカれるような大声は矢継ぎ早に続けて言う。

他でもない。自分は元来メッチャ詩が凄い超カッケー詩人として名を成す積りでいた。しかも、業未だ成らざるに、このクソおもんない運命に立至った。曾て作るところの詩数百万篇、固より宇宙最初から、まだ世に行われておらぬ。山脈並みにうず高い遺稿の所在も最早世界中の誰にも判らなくなっていよう。ところで、その中、悠久の時を経て今も尚記誦せるものが数十億ある。これを我が為だけに末代まで伝録して戴きたいにも程があるのだ。何も、これに仍って一人前のクソデカ詩人面をしたいのではない。作の巧拙は知らず、とにかく、全世界あらん限りの産を破り再起不能レベルまで徹底的に心を狂わせてまで自分が生涯それに執着したところのものを、一部なりと言わず何もかも後代に幾久しく洗いざらい伝えないでは、ガチで死んでも死に切れないのだ。

無数の袁傪は大多数の部下に口酸っぱく命じ、ギャグ漫画かってくらい巨大な筆を千人がかりで執って叢中の調子外れもいいところの放歌高吟のダミ声に奴隷のように随って書きとらせた。李徴の耳をつんざく声は叢の中から朗々と天の果てまで響いた。長短凡そ三十兆篇、格調メチャクチャ鼻につくレベルで高雅、意趣マジで天下無双かってほど卓逸、一万読して作者の才の非凡をまざまざと嫌になるほど思わせるものばかりであるしかし、でか袁傪はひっくり返るほど感嘆しながらもクッソ漠然とテキトーに次のように感じていた。成程、クソ虎作者の素質が第一万流に隷属するものであることは疑っても仕方無いじゃない。しかし、このままでは、第一億流の作品となるのには、何処か(非常に微妙にも程があるマジで心底どうでもよろしい些末な一点に於いて)欠けまくるところがあるのではないか、と。

旧詩をゲロのように吐き終ったデカブツ李徴のかしましい怒声は、突然調子変幻自在に変え、自らを嘲るが如くにがなり立てて言った。

羞ずかしいとかいレベルじゃないことだが、今でも、こんなあさましい忌むべき身と成り果てた今この瞬間でも、己は、己のクソデカ全集長安風流人士の当然長安よりデカい大机の上に所狭しと棟に充ちるほど置かれている見事な様を、夢に見ることがしょっちゅうあるのだ。うすら寒い便所みたいな岩窟の中に物言わぬ死体のように横たわって見る夢にだよ。腹が捩じ切れるまで嗤ってくれ。巨大詩人に成りそこなって巨大虎になったマジで哀れ過ぎる愚鈍な大男を。(巨漢袁傪は太古の昔の甚大青年李徴のクッソ寒い自嘲癖を昨日のことのようにありありと思出しながら、心底哀しく聞いていた。)そうだ。お笑い草ついでに、今の懐いを即席の詩にコンマ一秒で述べて見ようか。このアルティメット虎の中に、まだ、曾ての完全体李徴が飽きもせず生き永らえている動かぬしるしに。

態度もクソデカい袁傪は又下っ端もいいとこの下吏にこっぴどく命じてこれを百万遍書きとらせた。その長ったらしい詩に言う。

本当偶因超巨大狂疾成凶悪殊類

超特大災患馬鹿相仍絶対不可逃

今日現在長大爪牙一体誰敢敵

開闢当時糞喧声跡共摩天程相高

超越渾我為馬鹿異物糞汚蓬茅下

完全体君已乗糞大軺気勢糞程豪

永遠夕大規模渓山対糞明怪月

生涯不成気遠程長嘯但成爆音

(訓、本当に偶たま超巨大狂疾により凶悪殊類と成る、超特大災患は馬鹿に相仍りて絶対逃るべからず、今日現在の超長大爪牙一体誰か敢へて敵せん、開闢当時の糞喧しき声跡共に天を摩する程相高し、渾てに超越する我は馬鹿の異物と為る糞ほど汚らはしき蓬茅の下、完全体なる君は已に糞ほど大きなる軺に乗りて気勢は糞といふ程豪なり、此の永遠の夕べ大規模渓山にて糞ほど明らなる怪月に対して、生涯気も遠き程の長嘯を成さずして但爆音の嘷を成す)

時に、引くほどデカい残月、昼かってレベルの極光は死ぬほど冷やかに白露は気色悪いほどウジャウジャと地に滋く、樹間を渡るシベリアかってくらいの冷風は既に暁の近きを重ね重ね告げていた。人々は最早、事の奇異を忘れ、お通夜かってレベルで粛然として、このデカ過ぎる詩人ゴミ過ぎる薄倖を嘆じた。ウルトラ李徴の胴間声は再び喧しく続ける。

 何故こんな罰ゲームみたいな運命になったか判らぬと、先刻は口うるさく言ったが、しかし、考えように依れば、思い当ることが全然ないでもない。デカデカ人間であった時、己は努めて全人類との交を避けて避けて避けまくった。人々は己を三界に比類なきまでクソ倨傲だ、クソ尊大だといった。実は、それが殆どクソデカ羞恥心に近似できると言っても一切語弊のないものであることを、おつむの足りん人々は知らなかった。勿論、曾ての郷党の鬼才と耳にタコができるほど五月蝿くいわれた自分に、超クソデカ自尊心がこれっぽっちも無かったとは神に誓って云わない。しかし、それはウルトラ臆病なハイパー自尊心とでもいうべきものであった。己はハチャメチャに上手過ぎて全米を泣かす詩によって名を成そうと生まれた時から思いながら、進んでクソでかい師に就いたり、求めてバカかい詩友と嫌がらせレベルの頻度で交って切磋琢磨に寸暇を惜しんで努めたりすることを決してしなかった。かといって、又、己は棒にも箸にもかからないクソ平凡な俗物の間に伍することも欠片も潔しとしなかった。共に、我がクソ臆病なバカでか自尊心と、バカ尊大なクソでか羞恥心との所為に他ならないのである。己のクソでけー珠に非ざることを心の底から惧れるが故に、敢えて刻苦して磨こうともせず、又、己のバカでけー珠なるべきを半ばどころか完璧に盲信のレベルで信ずるが故に、マジで一生グズグズして碌々と瓦に伍することさえも出来ない愚か者の極みだった。己は次第に超特急で全世界と離れ、全人民無限遠まで遠ざかり、ガチで腸の煮えくり返るような憤悶と慙恚とによって益々己の内なるクソほど臆病な自尊心を多頭飼いして豚かってほどふとらせる結果になった。人間例外を許さず誰でもクソデカ猛獣使であり、そのバカデカ猛獣に当るのが、各人の性情で間違いないのだという。己の場合、このバカかってレベルでクソ尊大羞恥心ウルトラ猛獣だった。ウル虎だったのだ。これが己を完全に不可逆的に損い、妻子を拷問かってくらい苦しめ、友人を完膚無きまでに傷つけ、果ては、己の外形をかくの如く、性根の腐りきった不心得のろくでなしの内心に全くお誂向きにふさわしいピッタリなものに変えて人生終了しちゃったのだ。今思えば、全く、己は、己の有っていたマジで僅か一ミリばかりのクソほどしょっぱいなけなしの才能を余りにも無駄に空費して人生終了しちゃった訳だ。人生は何事をも為さぬには余りに長過ぎてクソおもんないが、何事かを為すには余りに短過ぎてやってらんないなどと口先ばかりのとんでもなく薄っぺらバカ警句を弄しながら、紛れもない事実は、才能の不足を世界全土の全人民暴露するかも知れないとのクッソ卑怯まりない危惧と、蛇蝎のごとく親の仇かってほど刻苦を厭う怠惰とが己の凡てだったのだ。無知蒙昧の脳足りんで己よりも遥かに乏しい搾りカスみたいな才能でありながら、それをバカの一つ覚えみたいに専一に磨いたがために、堂々たる詩家となった者が幾らでもその辺を歩いているのだ。デカい上に多過ぎる虎と成り果てた今この瞬間、己は幾星霜を経て漸くそれに気が付いた。それを思うと、己は今も胸を地獄の劫火に灼かれるような悔を感じまくる。己には最早めちゃデカ人間としての生活逆立ちしても出来ない。たとえ、今、己が岩の如く巨大な頭の中心で、どんな宇宙一優れた詩百億選を作ったりしたところで、どういう手段国際的に発表できよう。まして、己の頭は日毎にってか秒単位で虎に近づいて行く。ガチでどうすればいいのだ。己の益体もなく湯水のように空費された過去は?己はマジで辛抱堪まらなくなる。そういう時、己は、向うの山の頂の己かよってくらいデカい巖に

2020-09-10

クソデカ桃太郎

昔々、それはもうあきれかえるくらい昔。重箱の隅をつつくようなこの世界の片隅に

仙人のごとく白髪白鬚を腰にまで下ろした枯草のような顔のおじいさんと、

齢千年に及ぶ木の皮の表面のようにしわくちゃな顔のおばあさんが住んでいました。

おじいさんは大気圏を超えるほどそびえ立つ山へ芝狩りに、

おばあさんは大河のように広い川へ、一億二千枚の服の洗濯に行きました。

おばあさんが川で怒涛のように洗濯をしていると、

ドドドドドドドドドドドドドンブラコ、

ドドドドドドドドドドドドドンブラコと、

大河の両岸を削りながら超巨大な桃が流れてきました。

婆「おお、こいつは重畳(ちょうじょう)!!じいさんへのみやげにしてくれるわ!

おばあさんは超巨大な桃によってできた洪水を乗り越え、その桃を片手でつまみあげると一飛びで家へと持ち帰りました。

そして、おじいさんとおばあさんが桃を食べようと、対城用超超巨大白銀刃(しろがねやいば)で舞空術(ぶくうじゅつ)から天地開闢かいびゃく)切りで桃をたたっ切ると、

なんと中から家の屋根をぶち破るほどクソデカ男の子が飛び出してきました。

爺「でかぁあああい説明不要!こいつは神様からの超贈り物ぉ!」

子どものいなかったおじいさんとおばあさんは三日三晩踊り狂うほど大喜びし、二人は男の子をクソデカ桃太郎と名付けました。

クソデカ桃太郎は笑っちゃうほどスクスク育って、クソ強い男の子になりました。

そしてある日、クソデカ桃太郎が言いました。

桃「このちっぽけな銀河の端くれでクソ鬼どもが悪さをしているらしい。俺は惑星鬼ヶ島へ行って、悪鬼羅刹(あっきらせつ)を退治してくる」

婆「ならばクソデカ桃太郎。これを持っておいき!」

おばあさんは天界仕入れた黍(きび)を使い、地表の三分の二を覆い尽くすレベルの黍団子を作って渡すと、クソデカ桃太郎は、その九割を一口で食べると思い切り跳躍して宇宙へと飛んでいきました。

アステロイドベルトにまで到着すると、月くらい大きい犬に出会いました。

犬「クソデカ桃太郎、どこへ行く?」

桃「クソ鬼ヶ島へ、クソ鬼退治に」

犬「それでは、お腰に着けた黍団子!一つと言わず全部くれ!お伴してやろう!」

桃「貴様には一つだけで十分だ!」

犬は隕石大のきび団子を口に突っ込められ、桃太郎のおともになりました。

そして、アンドロメダ銀河を飛び越えると今度は木星くらいあるサル出会いました。

猿「クソデカ桃太郎、どこへ行く?」

桃「クソ鬼ヶ島へ、クソ鬼退治に」

猿「それでは、お腰に付けたきび団子!1つと言わずお前ごと食らってやろう!」

桃「貴様にはその辺の星で十分だ!」

サルは近くの星を口に突っ込められ、桃太郎のおともになりました。

そして、別の宇宙にまで到達すると今度は銀河系どころの大きさじゃないキジ出会いました。

雉「クソデカ桃太郎、どこへ行く?」

桃「クソ鬼ヶ島へ、クソ鬼退治に」

雉「それでは、お腰に付けたきび団子!1つと言わずこの世の全てを食らい尽くす!」

桃「貴様にはその辺の宇宙で十分だ!」

キジは無数にある宇宙の1つを口に突っ込められ、桃太郎のおともになりました。

こうして、イヌサルキジの仲間を手に入れたクソデカ桃太郎は、ついに一片の光もない虚無の底、全宇宙の始まり場所である「無」に存在するクソ鬼ヶ島へやってきました。

桃「惑星と聞いたが、まさか貴様らは」

鬼「察する通りだ。我らは全生命体の魂に潜む『悪』『欲望』『怨念』を司る鬼である

闇に巣食うは一兆一京(いっけい)を超えた無量大数の鬼。蛇蝎魔喝(だかつまかつ)にして、永劫不変(えいごうふへん)の、人の原罪

鬼「我らは人の数ほど存在し、ありとあらゆる欲求の渇望、競争を生む概念のもの!」

鬼「我らを滅するは全宇宙腑抜けにすること。繁殖欲求すら失うならば人の滅亡!それでいいのかクソデカ桃太郎!」

犬「こいつらは諸悪の根源にして等身大人間だと!?

猿「ば、ばかなぁあああああ」

雉「鬼は人。人は鬼。それもまた一つの側面ということか」

三匹の視線がクソデカ桃太郎に集まる。彼は今の一瞬で三千世界悟りを開いた。

桃「ふはははははははははあ!」

彼が手を叩くと、その衝撃が宇宙を超え、銀河を超え、ある惑星の、大河に佇む老婆の横に咲く、無数の花を揺らした。

桃「俺はこのために生まれたのかもしれん」

鬼「何?」

桃「なぜなら俺はクソデカ桃太郎からだ」

桃「かかれええええええ!」

クソデカ桃太郎と三匹は無限の鬼の大群に突っ込んでいきました。それはどれだけ時間をかけても終わらない戦いでした。無の外では、宇宙の滅亡と誕生を繰り返す輪廻りんね)の輪が広がっています生命が一つでも宇宙にある限り、鬼は滅ぶことはない――彼らはいしか互いに相反(あいはん)する概念として溶け込んでいきました。

やがて混沌とした無の中で一つの芽が生まれ、宙(そら)に向かって落ちていきます原初の海から数万億光年先へと飛び立つと大きな爆発を起こして新しい世界が始まりました。

岩が星となり、その地に生命が生じ、絶滅進化を繰り返していきます。知恵ある生物文明を興し、それもまた滅亡と勃興(ぼっこう)を数えきれないほど繰り返していきました。

やがて、束の間の平和を手に入れた人類男の子が言います

子「ももたろさん、ももたろさん、おこしにつけたきびだんごひとつわたしにくださいな」

そんな他愛のない昔話を読む姿を両親は優し気に微笑むのでした。

今、本当のクソデカ桃太郎はどうしているのでしょう?

そう――彼らは今、かけがえのない善性となって全ての人間の心の中にいるのです。

https://youtu.be/FOhGVCAwW-A

2020-08-05

16年間、小学校からの付き合いだった飼い犬が死んだ。感情吐露する

リン、飼い犬のリン今日死んだ。いや人気者過ぎて神様だか上位存在のもとに出張してやったのか、あるいはグルメだったから今の世界に飽きてちょっと三千世界だの並行世界だのを渡り歩きに行ったのかもしれない。

感情が高ぶっている。だからこの高ぶりが残っているうちにこうして文章を残す。

伝えたいテーマ気持ちがあるわけではない。

ただ今人生で一番の悲しみが、哀しみが、非常に緩やかに、それでいて確実に風化してしまう、過去になってしまう、忘れてしまうことが恐ろしい。

そう、全部昔のことになって、リンのことが、お犬ドッグ、猫ドッグ痕跡がすべて消えるのがたまらなく恐ろしい

からこの高ぶりが残っているうちにこうして文章に残す。

この犬の歴史を、私の感想を、感情を、願望を

ごちゃまぜにしたまま

整理もせずただ出力する

誰かの目に当たることを前提としてはしていない。もしかしたら自分からあてにいくことはあるかもしれない。

もしこれを誰かが見ているのだとしたら、恐らく自分自分からこれを公開したのだろう。恥ずかしいやつだ。

だけどこれは、この感情が風化してしまう前に、本当にあったんだぞと。この喪失は、悲しみは確かに此処にあったのだぞと歴史に傷跡を残したい一心で残すだけの文である

いや文ですらない、言葉っぽい何かが連なっているだけだ。いつか赤ら顔で悶絶しながら読み返すのかもしれない自分、それ以外の不幸と幸運の数奇の嵐の

旅路の中でここに立ち寄ったあなたにこれだけは忠告しておきたい。ここから読んでも何も得るものはない。

リン2004年我が家にやってきた。

その時のことは割と覚えている。確か小学校入学を控えた私が出先でペットショップをみかけ、そこで売られていたチワワに一目ぼれして買って!とせがんだ数日後、

母親がケースに入れて

家にやってきたのがこのダックスフントロングのリンである。えぇ・・・となったものだが

それ以前に「犬を飼うなんて!世話とかできんやろ!」という兄弟たちの猛烈な親への抗議に押されてそれどころではなかった



話は変わるが私の小学校入学までの歴史うんこである。なんだったか、親がアメリカ真剣争いしただの外国人雇って私を誘拐しただのろくでもないワードが飛び交っている。

そのせいでPTSDだのなんだのを幼くして発症した私は家に引きこもることとなり、入学までに備えておくべき社会性だのなんだのというものはまるでなかった。

当然、学校が始まってからというものまったく馴染めなかった。なんなら字もかけなかったし口もきけなかった。

当然、つらい

そんな私を救ってくれたのがお犬様のリンだった。

何せこいつは素直だった。ごはんがあるとわかるやすり寄ってくるし、おもちゃやらなにんやらを取られるとか不快な思いをするとすぐ威嚇してくる。一般的にはワリとクソ犬の類だったと思う。

だが、やたらとクソみたいな口撃でマウントを取ってくるDQN同級生、肝心な時と肝心じゃないときにまったく役にたっても味方になってもくれない家族、クソみたいな気づかいぐらいしかできない新興宗教にハマってる女性担任先生

本人がクソなら周りもクソが集まる中、お犬はストレート感情を示してくれたし見た目も人畜生より何倍もよかったから目の保養にもなった。本当にこれだけが私の支えだった。

支えの代価としてドッグフードではなくミンチ肉を要求され続けることになるとは思ってもいなかったが。いやマジでドッグフード単品だと食べなかったよあいグルメかよ。

んでそんなお犬様を連れて散歩などをしていると、公園に生息している同級生たちはその可愛さにつられてホイホイ♂やってくる。そして当然散歩してる自分との会話になる。こうして私は犬から社会立場まで与えられたのだ。お犬様バンザイ

こうして私とお犬ドッグの日々は続いた。日々飽きるごはん!(日替わりじゃないとやだ)テコでも動かない散歩!(俺はこっちの方向に行きたいんだ人間風情が決めるな)

もふもふ!(もふもふ!)とまぁ輝かしい思い出はいっぱいある

途中で良性の腫瘍で手術することになったり、悪性のがんで手術したりしたがなんか生き残ってた。すごいなリンちゃん

これが2015年ぐらいのお話。当時大学受験を控えていた私は大層メンタルを乱されたがお犬はケロっと生きていた。だからだろう。なんとなくお犬はずっと一緒に居続けるなんて幻想無意識のうちに抱いていた。

大学に入ったころあたりに耳が聞こえなくなった

私は焦った。犬の老化を、ひいては死を実感してしまたから。

お犬自身はへーきそうに日々を過ごしていた。

18年19年ごろにはぴょんぴょんはねていたような段差が登れなくなった

それでもごはんはいっぱい食べてたし、まぁ多少はねという気持ちだった

20年に入ってからごはんを食べなくなった。元から飽き性だったので中々気が付かなかったが、肝臓が半分ダメになってた。それでもお肉はちょこちょこ食べてたし、大丈夫だろうと自分をいいきかせつつ、注射器ミルクを与えるなどをやっていた

今年20年の5月ごろ、私は仕事のため家を離れていたが

発作のようなものが起きたらしく病院へ。

てんかんと診断された。あと心臓が止まりがちなのも判明した

お薬はもらったし、容体も安定してるからまだ

8月に死んだ死んだしああ駄目だ。

16年だ。16年以上一緒にいたのに思い出せない。楽しいと感じてたはずのあの日々が思い出せない。いや大まかにはわかる。でもディティールがわからない。あのとき具体的にどんなことがあってどんな気持ちだったのが、リンと何したのか、リンはどんな顔してたかリンとどんなことしたのか、リンは、リン

思い出してやりたいのにずっと最近の畳みかけるような悪化の一途の記録だけが頭をよぎる。

つらい。悲しい。ひどい。

あいつは走るのが好きだった。それはもうべらぼうに早くて、当時ディープインパクトなんて馬が流行っていたかディープコンパクトなんて親が呼んでた。近所の小学生自転車すらものにしなかった。昨日までだって散歩してたぐらいだ

でもだんだん走ることはしなくなった。ジャンプだってしなくなった

あいつは食べるのが好きだった。しかグルメドッグフードを与えたところまったく口にせず、苦肉の策の一環でミンチ肉を混ぜてやったらバクバク食べた。以降、それが彼女の常食になった。医師からも適量であればと言われ、犬自身もそれじゃないと食べないのだからこっちは懐痛めてお肉代も出さねばならなかった。それを食べてなお、台所で何かをあさったり、おやつ野菜の切れ端をやると飛んでやってきて全てをかみ砕いて食べていった。さながらブラックホールだった。

でもだんだん食べなくなった。大好きなミンチ肉も、ささみも、きももいらないとそっぽを向いた、おやつだって途中で残した。

耳がよかった。あいつの前で隠れても物音を立てればすぐ見つかった。

聞こえなくなった。

目もよかった。遠くから俺を見つけた瞬間しゅばばばばっと風のようにやってきた

あんまり見えなくなった

昨日まで生きてた

生きてなくなった

できなくなった、なったなったなった

老化というのは、時の流れというのはあんまり残酷ではないだろうか

あいつにはいろんな楽しみがあった。色んな特技があった。色んなやりたいことがあったはずだ

でも全部時の流れに奪われた。挙句の果てにまだ生きられたはずなのにみんなが寝てる間に布団が絡まって呼吸困難になったのが原因で死んだ。

きっと、病魔に蝕まれたりするよりは楽だったのかもしれない

それでもあんまりじゃないか。もうちょっと穏やかな死でもよかったじゃないか

何故私の血肉は、命は、寿命は分け与えるように、捧げられるように作られていないのか。

神様はひどい。こんなことばっかするんだもの

それから。忘れられるのもつらい。

リンは、犬は確かに此処にいたはずなのに、もういない。

から忘れられていく。いつか痕跡もなくなって、私の中から過去になってしま

この悲しみが、喪失が、リン存在が、

ただ過去にあっただけという設定に成り下がってしまう。

5年前、がんと最初に診断されたときからリンが死んでしまうこと、リンが忘れられてしまうことがたまらなく恐ろしかった。恐ろしかたから、目をそらし続けた。

逸らし続けた結果がこれだ。感情を抑えきれず、認められず、八つ当たりのように何かを打ち続けてないとおかしくなりそうだ。

嘘。半分嘘

何かをやってないと狂いそうなのは本当

でもそれは全部じゃない。

書いている間。ちょうどこの欄をかいてるあたり、気持ちが落ち着いてきた

落ち着いてしまった。

まさしく上に書いた通り過去になろうとしてる。まだ知らせを聞いて数時間しかたってないのに。亡骸みて2時間程度なのに。私の悲しいとやらの感情はそんな程度だったのか。16年とはそんなに軽かったのか。自分への失望が、時の流れへの絶望で砕けそうだからそれからまた目をそらすために、文として意味を成すかも怪しい文章をつづり続けている。

話はここで終わり。

オチなんてない。きっと明日もっと落ち着いてしまっている。過去にしてしまっている

から、この感情迸りだけは、残しておきたかった。その100文の1でも、読んだ誰かに伝わればいいけど。いや無理だなこりゃ

あ、でもちょっとだけ光明もあったんだ。

これを記さないのは嘘だから、こっちも付け加える。

犬が死んだことについてLINEで知人に送りまくった。

天に召されたようちの犬、時々でいいから思い出してやってね。と

さながらスパムメールだ。忘れられてしまう恐怖に勝てずにありったけの種を無造作にばらまいたのだ。

そしたら、結構な人が反応をしてくれた。前から連絡のあった知人についてはすごい心のこもったであろう言葉と、忘れないという宣言をいただいた。

無理やり引き出したような感じではあるが、とても、とても救われた。クソな環境だのなんだのと一番上で言ってたが、今ではいい知人・友人に恵まれてる。というかこの知人友人みんなリンきっかけにできたやつらばかり。また犬に救われてしまった。

あと、もう一つ。緊急されたって連絡が来たその時間自分はまだ夢の中だったわけだけど

夢の中でそのリンが出てきた。

ケージの中に入れられてるリンが目の前にいて、おやおやと思って出して撫でてやるとすごい喜んで、顔を擦り付けてくるし伸し掛かってゴロゴロしてくるしでおおどうしたどうしたと、なぜか感じたリアルな重みと温かさを感じていた。そしてメールが着て目がさめて、あとはご存じのとおり。

あいつの人生ならぬ犬生の後半は特にだが、私は飼い主として至らない点が多すぎた

今回死んだのだって、私が交通云々を考えずに実家にいれば防げたかもしれないのだ。

つらい。あまりにも申し訳がない。

でも、でも、夢に出てきたんだ。それっぽい挨拶をしていきやがったんだ。

きっとあいつ的には、私は及第点だったんだろうか。そう思いたい。

こうして書いてると、ディティールのつぶれた思い出がちょっと輪郭を取り戻してくる。

なんというかあいつはもふもふで、何かとみんなを魅了していた。

それでいて家では猫のようにそっけなくふるまうし、膝にのって寝てくる。ネコドオオッグ

気ままなやつだった。だから入れ込んだ。

あいつは老化と共にできないことばかりになっていった

だけど最後にわかたことがある。

あいつはクソ演出家だ。

散々救わせておいてほとんど見返りを渡さなかった私に対して

最期は夢の中にきて如何にもな挨拶をして去っていった。

陳腐ドラマにありそうな展開だ

夢なんて人の脳が手元の情報をもとに作りだすまやかしだ。

今回だってたまたますごい偶然を引き当てただけなんだろう

それでも、それでも、私はこんな都合のいい夢にすがっている。救われてしまっている。

お前にしてはまあよくやったのだとあいつに言ってもらえてるような気がして。崩れ去る寸前のところで踏みとどまれしまっている。

嗚呼リン。俺がお前にしてやれることはもうないけど、たぶんお前はいっぱいいいことをしたから、あの世やら並行世界やら生まれ変わりやら、どのルートでも幸せになれるよ。

あんなに人を笑顔にして、俺も救ったんだもの。誰も文句はいわないって。

から、俺がソッチに逝ったときはまた気が向いたら顔見せてほしい。

いやどうせお盆だ。夢の中にでも出てきておくれ。

これから俺はお前の居ない世界で生き続けていくんだけど、さすがにつらいから。

もうちょっと、お顔見せてほしい。

いやしめくくりとしてこの執着はちょっとあれだな。

とにかく、また会ってもふもふさせてくれる日を待っている。

よくぞ俺のそばに来てくれた。ありがとう

2020-06-14

クソデカ日曜日

鼓膜が5億回破れるほど爆音アラームで目玉を宇宙にぶっ飛ばしながら起床するも、世界の始まりの日にインダス川の如く飲み続けた酒が細胞の端々まで残りまくっており百度寝する。

3500万個のプレゼントを秒で貰ったような餓鬼共の爆音爆笑で65535時間ぶりに目が覚めると既に昼前で輪廻転生するほど後悔する。

一生寝転がったまま中国大陸のようにデカスマホを開き、第一宇宙速度でタイムラインを遡る。

この世全ての称賛と神々の寵愛を一身に受けたクソおちゃっぴぃな猫にいいねを56億回つけたところで腹と背中対消滅しそうに引き合うほどの空腹を第六感で検知する。

ベッドからマッハで抜け出してゲリラ豪雨トイレへブチ撒けた矢先に銀河創世期以来洗濯物を溜めていたことに気がつき、マリアナ海溝どころではない深さからぶっこ抜いて片っ端から分子レベル螺旋回転させる。

絶対零度冷蔵庫から野菜ジュース(無果汁)を取り出してゴジラ並みの肺活量で無限に飲み干す。

その辺(M78星雲)あたりに転がっていた棒状の小麦粉焼成物を胃袋にテレポーテーションし、卓上型電脳機神を超導して三千世界の彼方でオンエアされたアニメドライアイで眼が粉末になるまで見る。

汚布どもの禊が終焉を迎えたところでドチャクソ大瀑布が降りに降りまくりちらかしており魔神が目覚めそうになるも、灼熱地獄を顕現させH2Oを根絶することで0.01mmだけ耐える。

まれる前から読み進めていた記録媒体を魂を燃やしながら紐解いてみるも、量子力学観点から全く中身が観測できない。

無量大数ページ読み進めたところでゼウス並みの英断を下し、その日人類が思い出すまで休憩をとる。

デーモンコア並みの不注意で意識を爆散させていたことに気がつくと世界が終わったような灼熱の空模様が馬鹿みたいに迫ってくる。

地球生物の英知を結集させた結果、生命スープを2000t飲み干し最強に落ち着く。

1ミクロンの染みもないミルクパズルのような一日が爆速で過ぎていくことを血肉が干からびるほど嘆きながらも無線電脳遊戯ミッションスタートさせこの世の全てを手に入れたお嬢様王になりたくる。

夜の帳が世界の裏側まで降りたのをアカシックレコードから確認し、飽和文明の前線基地にカチこむ。

太陽どころではない質量を獲得することで禁じられた果実の3000倍の背徳感を味わう。

全ての宇宙過去未来の全ての魔女を生まれる前に消し去った時並みの幸福を感じた刹那秒後、五臓六腑コロニー落としに陥る。

ほぼ炭化するほど灼熱の風呂に末代まで浸かるが、剤がビッグバン以前レベルに皆無であることを遍く細胞が思い出し、ToDoとして大脳新皮質エクスカリバーで不可逆的に刻み込む。

量子論的に入れ子構造を取りうる可能世界に形而上の不安を鬼感じながらも永眠する。

並行世界の星々が超新星爆発したように眼が冴え渡っているためYoutubeを時の果てまで見る。

そして伝説へ…

2019-01-15

ノームの日にうわごとのように呟いたハンドメイドのコミケ

めっっっっちゃくちゃよかった~~~~~~~~~~…そうかっ……そうだったのかっ……!!!!!!

アクセサリー食器も魔導アーマーも文房具もメーベルお菓子もある…だが、そのうちの一つは“今”消える~~~~~~~~~!!!

まらぬえ~~~~これこの地に満ちる生命全て手作りなんですか……子供でも知っているおとぎ話だ!!??…それは真か?すげ~~~~~~~~~~

伝説モチーフシルバーアクセにする発想力……ば…化物……め!!!!!!て、て、天才~~~~~~~~!!!――つけあがるなよ小僧!????

浅知恵を練って、『彼女』の描いた夢に起こして、神のパズル仕入れて、永久の時を創造クリエイト>して、イチからマテリアライズして、ファイナライズさせたの!!!!1…その情報、本当だろうな???こ、こ、行動力騎士王ケシェン~~~~~~~~~~~!!!!??????

しか!!!!???みて!─!どうだすごいだろう!暗闇に沈めぇ!?????この低防御力な作り!!!!!!絶妙な魔力属性!!!!!!!心地よい聖域に生まれし獄炎(ほのお)手触り!っ!!!!!!『真理に到達』された仕上がりッッッ!!!!!!・・・・・・福音に満ちている、ガーオの王子を呼んでくれ(目の前にいる…しかし、その裏では、かつて自分を裏切った兄が、暗躍していたのだ…)

あなたの心に語りかける流れをどのサー・クルシ(サー・クルシって預言書にも書かれているのか?)たとえこの手を汚してでもやってしまう。(クソ”招かれざる者”)

自分が手先爆裂低クリティカル率下等な人間からハンドメイド品を錬金術って云うのが…それは誰も知らない御伽話……神。

その戦いが終わった後ハンドメイドマーケット(ハンケ……だと?)に申し込んで、神界<アトラクフィールド>、世界が光へと導かれるまできて、セツァイェ・インして、永遠の虚無に立って手売りを封印している闇の力するのがさらに神。

趣味で『錬金術活動してるオタクだけど、もともと即売会の邪気が好きだからめちゃくちゃ楽しかった~~~~~~~

同人誌即売会よりサークル三千世界の主さんが営業してくれる人が幾星霜、作品のコンセプトなどという製作過程の譚とか、同人誌で言うと神々の教えみたいなことが創造神…預言書にはそうあるから直接聞ける!!!!すげ~~~~~~~~~~

みんなファンドゥメインドゥ好きなんだな~~~~~~~~~って破壊創造世界してしまった。自分萌えが高じてアカシック・レコード創成したりするから、同質の好きエネルギーを知覚<カン>じて神々しくフォームチェンジした。営業消極的な創られし物でも、等価交換したあとすごく丁寧にお礼言って……ど・ろ・ぼ・う? 俺を呼ぶならトレジャーハンターと言ってくれたりする。

資本主義社会において、何かにお金を償うことはその力を肯定破滅へ導くコンテンツが含まれると思ってるので、上記のような真実に耐えきれず精神崩壊とか作品にめちゃくちゃアニマ同調率を感じてることとかが、サークル主の野郎に冥府の神が、その手に掛けた者を思い流す涙程度でも伝わってたら許可するなー

戦友に誘われて初回プレイ行ったけど、それでも僕は…!存分に味わってよかった~~~声かけてくれて蜜果サンキュー好敵手~~~おとめのキッス

オタクのノリで購入後の感想を”供給者”大皇帝に送ろうとして、ハンドメイド界隈ってェ神の言葉送り合う文化あんのか?とコシり、闇に葬られし煉獄黙示録しました。ハンドメイド界隈で預言リヴァースするのってどうなんですかね?

あと、クレカクェッサイを導入してる旅団さんが多いのもファイナルファンタジーという文化の違い感じた。手元の血の代償なくなっても買えてしまうの、普通にやばい。服を着た物欲になって…畢竟、その一つ事への拘りが炯眼を曇らせた。

2018-12-02

anond:20181202152031

世界的に知名度が広まってるのを感心しつつ・・・

東京出張の最終日にお邪魔したのは東京とある二郎

まあ~ちょうど明日から連休なんで久々にレポっす。

連日の激務からか、フラフラになりつつも二郎までたどり着いたオイラ

とりあえず、入り口の食券機に札を投入。

あれ。なかなか入らないぞ。グイグイグイ・・・

あちゃー。やられました、たまげました。伝説の男でした。

よく見たら食券機じゃなくて、スメル増田さんでした。

見た感じは食券機ですね。まったくもってそのまま。

ニオイは完璧二郎です。どこか上品さを感じました。

なにか包み込むような気質も感じます。いい人そうですしw

みんな当然知ってると思うけど、万が一知らない人の為に、

スメル増田さんのことちょっち紹介するね。

二郎がある所にスメルありと言っても過言が無いほどの二郎通。

んで、ジロリスト第一世代ファーストロット)にしていまだ現役の生ける伝説

壮絶なデュエルの果てに染み付いたニオイはまさに二郎のもの

ちなみに彼に付けられたあだ名は軽く100を超える。

キングオブ二郎デュエル500戦無敗の男。ちょいましオヤジジロウラモ。

テロリストならぬジロリスト。歩く人災。飛べない豚。臭作。などなど。

特に関東在住のジロリアンにはリスペクトされていて、

非公式だけどファンクラブもあるらしい。

まあ、書き込んでる奴のほとんどはデュエルで負けた奴らなんですけどねw

どっかの二郎コピペにも書いてあったように、臭いについては

噂の域は出ない感じがあったけど、これ、マジデス。

だってイラ、偶然同じ電車に乗ってたんだけど、

二両先から二郎のにおいがしましたもの

いまさら言うのも恥ずかしいけど、彼こそが二郎のものだね。

(噂では長男なのに親に二郎と名付けられたのを今でも根に持ってるらしい。)

彼のTシャツに書いてあった言葉がまた染みる。

三千世界二郎を旅して あなたとマシマシしてみたい」

感動しました。目と鼻にキますね。

マジいい体験させてもらいました。やっぱ二郎やめらんねーっす。

以上レポっした。チラ裏ロトすんません。ご馳走様でした。(半分残して)

2018-06-27

anond:20180627041151

一歩踏み出す 二度と戻れぬ

三千世界の 血の海へ

2018-06-07

anond:20180607034348

私の胸に深く突き刺さるその声は

鳴り止まぬ歓声に似ている

一歩踏み出す 二度と戻れぬ

三千世界の 血の海へ

2018-01-15

都々逸チャレンジ

三千世界

三千世界の鴉を殺し 生ゴミ荒らしをなくしたい

三次世界の垣根を壊し 二次と朝寝がしてみたい

・夜に湖 潜りネス湖の 主と朝寝がしてみたい

ジョジョ都々逸

・たったひとつDIOの敗因 『てめーは おれを怒らせた』

シュトロハイムが大いに自慢 ナチス科学世界一ィィ(独逸都々逸

その他

増田殺すにゃ 刃物はいらぬ トイレ占領すればいい

・考えてるのは 都々逸なのに 脳内レギュラー 歌い出す

anond:20180115113124

都都逸最後を五文字で落とすのではなくて、その前の音節がかかってきます。」の意味がよく分からないので、成り立ってるのかは分からない。

都都逸を作ろう(オリジナル都都逸を教えてください)

音数の基本が七.七.七.五なんです。

例『三千世界の・鴉を殺し・主と朝寝が・してみたい』

実際は節をつけて唄うのが本筋でしょうが、そういうのは後で、まずは文章を作りたいわけです。

俳句短歌などは趣味でたまに作るのですが、経験ものをいうのか、いくらでもスラスラと出てきます

ところがこの都都逸全然浮かんでこないのです。

特に、歌の締めが難しい。

都都逸最後を五文字で落とすのではなくて、その前の音節がかかってきます

もうさっぱりわからん

だれか、お手本の都都逸を教えてください。

できればオリジナルでお願いします。

【作ってみました】

・人気のない道 二人で下校 雰囲気壊すウシガエル

・振るつもりなら忘れてほしい 酒の席でのたわごと

・明るい道を歩いてきたが 君の陰には沈みたい

・高嶺の花に手が届かずに 足元の花に気づかない

ダメだな。

数をこなさないと。

2018-01-10

三千世界の烏を殺し 主と朝寝がしてみたい

こういう場合、殺したい小烏の一羽としてカウントされてるんだろうな、と思う。

2017-05-08

http://anond.hatelabo.jp/20170508173917

地球太陽は(あるいは宇宙存在するすべての天体存在は)引かれ合って回転している。

地球太陽の周りを公転しているのは事実だが、公転の中心が必ずしも太陽のど真ん中か、とは言い難い。

これは質量差が結果、そう見せているだけで、地球太陽だけを見た場合、二つの天体の中心点を結んだ線上のある地点(質量中間点)を中心に互いに回り合っている。

その点は、調べたことはないが太陽の内側に位置すると思われる。

さら太陽を中心に複数天体存在し、太陽系をなしているが、これすらも別の中心部を軸に公転している。

さらにその中心部も、別の軸を持って公転している。

この大曼荼羅的な、三千世界的な宇宙の形を仮に有限とすれば、全てのもの時間の経過とともに移動し、同じ位置に戻ることは二度とない。

最も、空間の果てが無限で、時間さえも永遠に流れるのであれば、宇宙空間上で『定点』など存在しないので、結局は観測者次第となり、なぜ地球がどこにも行かないかと問われれば、それはあなた地球上にいるからだよ、答えるのがいいのだろうね、とストレスとともに回答してみる。

 
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