はてなキーワード: 2月とは
いや、そもそもさ、1年の目標ってでかすぎてPDCAまともに回らねえじゃん。
ひとまず「今月の目標」でいいだろ。
いや……実際には「今週の目標」……だと小さくなりすぎるか……。
「今週のマイルストーン」ってのはどうだ。
ひとまず何かやってみるか。
そうだな。
最近本を読んでないから「一ヶ月で本を10冊読む」とかにしてみるか。
まあ楽勝だな。
適当に図書館でゴミみたいな自己啓発本を10冊借りて読むだけだ。
ガチれば1日で終わるだろう。
とりあえず今週はその10冊を入れて1冊読もう。
来週は2冊。
その次は3冊。
最後に4冊。
終わりだ。
自分の所属しているサークルの部長が、精神病を患い、半年ほど幽霊部員になった末に辞めた。
わたしはずっと「精神病患者について」みたいな漫画を読むたびに、理解のある人間として振る舞う妄想をしてきた。その人が辛いとき、なにもできないとき、「それは仕方ないことだ」と理解して手を差し伸べる自分を脳内で思い描き、自分はこうなった状況でもこんな行動が取れるのだと、信じて疑わなかった。
結局それはとても難しく、私にはできなかった。
1年生の時はうまくやっていたと思う。その子は出席率がいい方ではなかったが、一番上手だったので(楽器サークルなのである)その子が次の部長に決まった。誰も立候補しなかったので、彼女が「わたしがやる」と手を挙げた。決めたのは2月くらいだ。
学年が変わり、6月の発表会(私が担当だった)の時、彼女はほとんどその練習に来なかった。本来は担当2人と、部長と副部長で協力してやるはずの仕事を、(先輩とかに助けてはもらったが)殆ど私がやった。副部長は部長の仕事もこなしていたので、申し訳なくて頼れなかった。私の学年の部員数は少なかったので、担当も私1人だけだった。
部長はツイッター更新の担当だったので、せめてこれくらいはしてくれと、その発表会の広報を頼んだ。「申し訳ないが今それをできる精神状態ではない」と答えが返ってきた。
正直、頭に来た。ツイートする文面と添付する写真をそっくりそのまま送ったのだから、ログインしてあるならコピペするだけで良いはずだ。そのくらいの仕事はしてほしいと思った。そんな事は言えないので、先輩にログイン情報を聞いて私が更新をした。
結局、その発表会に彼女は出た。
部長の仕事をこなそうと思ってくれたのだろうか、「ここはこうした方がいい、ここはこうじゃない方が」と舞台設計とかに意見を出してくれた。真っ当な意見だった。
けれど、私はちょっとイライラした。先程まで仕事をしろと思っていた癖に、いざ意見を出されると「全部放っておいた癖に何故私が準備してきたものたちに文句をつけられるのだろう」と思った。ニコニコして言うことを聞いたが、しんどかった。
演奏会が始まった舞台脇で、ふと、「最近本当にしんどくて、昨日も吐いた」と彼女は言った。
急に頭が冷めた。メンタルで吐くだなんて異様なこと、どれくらい大変なのか、馬鹿な私にでも想像がついたからだ。漫画で読むような、おそらく精神病の人(彼女がそう言ったわけではないので、その時は『恐らく』だった)を思い起こした。
それでも私は、羨ましいと思った。その時、4人がかりでやるはずの仕事を1人でやっているという自負があり、私はしんどさに酔っていたと思う。
私はこんなに辛くて大変で頑張っているのに、彼女はしんどいと周りに分かってもらえる証拠があり、堂々とサボれる。ずるいと思って、なんとか
「ほんとうに無理しちゃだめだよ〜!」と喉の奥から絞り出した。
真面目に返すのが悔しくて、女子大生のノリの馴れ合いみたいな、泣いている絵文字のついたLINEような雰囲気でしか言えなかった。
それから彼女はもう殆ど部活に来なくなった。部長の仕事はもう全て副部長がやるようになった。
せめて無理なら無理だと言ってくれればさっさと引き継ぎが出来て楽なのに、と思った。夏の演奏会も彼女は関わらなかった。
私は6月のことが尾をひいて、部長の不在の理由を聞かれる時には「うちの部長は…メンタルがちょっとアレで……あんま仕事とかしてくれないから……(笑)」と言うようになっていた。
この間、彼女は正式に部長という役職を副部長に譲り、部活を辞めた。「精神病を6月から患っていた、辞める」とのことだった。
結局わたしは思い描いていた「知り合いが精神病に罹ったとき理解のある人間として振る舞う」ことなど何一つ出来なかった。今でも出来ないし、無理だと思う。
Shrink などの漫画を読むと責められているようで苦しく申し訳なくなる。そこには何度でも、「しんどい時は、どんなものでも、できないものはできないんだ」と伝えようとしているかのようなメッセージがある。
それでも私は今でも、広報のツイートするくらいは出来たよね?6月に精神病に罹ったというなら7月くらいには「無理だから部長降ります」と言うくらいは出来たんじゃないの?と思ってしまう。
1年間ニートしてた。
毎晩0時になると近所のローソンに行ってビールと夜食を買う。素性の知らない友達とdiscordでチャットしながらゲーム。昼過ぎに起きたらササっと昼飯を食べて、親が帰るまでに家事を終わらせる。土日も変わりなく家事をする。1年間続けてた。
大学中退が決まった時、親に1年間は放っておいて欲しいってお願いしたら、毎日の家事とお金は全て自分の貯金で済ませる事を条件に認めてもらった。
2月にハローワークに行ったら暗い雰囲気で4、50代くらいの人がパーテーション越しに4、50代くらいの職員と話しているのを見て、30年後の自分がどっちになりそうか考えたら胃が痛くなった。ハローワークには3回くらい行ったと思う。意外と早く就職先が決まったので就活らしい事は全然しなかった。
1年半ちゃんと正社員として工場で勤めてる。手取りは月13万円。ボーナスは年2回1.2ヶ月分。このままでは暮らしていけないなので、今は転職の為に資格の勉強をしている。
↑の元増田。
ごめん、返答が遅れた。
このツリーの中であなたがこれまで話してた(と推測される)ことの一つ一つについて、情報源がどこにあるかを調べてた。
その過程で気になることがたくさんあって、今は法だとかそれに準ずる規則の類を読みながら、その条項を引用して、情報源と照らし合わせながら理解して、一つずつまとめてる最中。
まとめた文章は、あなたに対する反論にはならない。ただの調査結果と、どうすれば本件のようなことが未然に防げそうか、あらためて私見を述べる程度のものになる。
増田に公開するまでにはかなり日時がかかりそうだしもしかしたら文字制限でひっかかるかもしれないから、一応俺の最初の記事と相互リンクするようにして別のどこかで公開するかもしれない。
なので、以下の情報があなたから得られないのであれば一連の話はここで終わりでいい。
もし自衛隊がクソみたいな組織だと思ってくれてるなら、クソであることの証明のために、ちょっと情報提供に協力してくれると助かる。
警務隊に報告しても半年音沙汰なし、証言を集めようとしたら上からは「見ていないことにしろ」「なかったことにしろ」と周囲に圧力、検察は不起訴(検察審査会で不起訴不当と認定済み)、警察は「自衛隊内のことには関与できない」でスルー。陸幕は「検察に持ち込んだ案件に対応することはできない」で黙殺。
半年音沙汰なしっていうのは、
の4〜5の期間ってこと?
違うのであれば、情報源の外部リンクだけでいいので教えて欲しい。
証言を集めようとしたのは検察と思っている。違ったら外部リンクを教えて欲しい。
これらの情報源が見つからなかったので、情報源の外部リンクが欲しい。
上記の情報提供が得られない場合、あなたのこれまでの回答は、情報としても意見としても最初から最後まで全く聞き入れるに値しない。
当然これは、最初から言っているように、被害者の方を否定することを意味しない。
俺の意見に対してはいくらでも否定や誹謗中傷をしてくれていい。元々あなたに意見を支持してもらおうと思ってはいないし、否定や誹謗中傷をしてきたところでなんとも思わない。
俺が苛ついているように見えるだろうけど、事実苛ついている。
否定や誹謗中傷はいくらでもすればいい。俺が苛ついているのは否定や誹謗中傷をされたからじゃない。
あなたは俺の言っていることを逐一否定はするけれども、「ではどうすべきか」を全く語らない。それでは何も考えてないのと同じか、より悪い。
否定だけなら乳児でもできる。むしろ無邪気でなく、誹謗中傷をちょくちょく挟む分乳児よりいっそうたちが悪い。その上あなたは乳児のようなかわいげも全くない。そりゃあ苛つきもする。
否定するだけじゃなく、どうすべきかを語れ。じゃないと誹謗中傷の部分だけ切り取られていずれ訴えられる。そんなのあなたも被害者も誰も得をしない。
それに、あなたの一連の記事からはいくつかの報道と矛盾する・一向に情報源が見つからない記述がいくつも見られた。その中から知りたいと感じたのが、情報提供をお願いした部分だ。
あなたの一連の記述だけで見ても明らかな矛盾がいくつかある。よく見返した方がいい。
以上。
22年2月開戦時、ウクライナの「非ナチ化」「非軍事化」がロシア政府のナラティブだったことを覚えているだろうか。そのために『わが闘争』の本がウクライナ軍陣地跡から出土した、というような馬鹿げたプロパガンダをしていたことも。ウクライナを含めたロシア圏を西側の影響(文化的なそれを含む――LGBTの排除が典型)から守るというナラティブであった。それが「戦争」ではなく、「特別作戦」というネーミングにつながっている。これは不戦条約および国連憲章による武力行使禁止への言い訳に過ぎないかもしれないが※、ここではそれを思想的に少し本気に受け止めておこう。
今は違う。ロシア政府は「戦争」と言い出した。悲喜劇となっているめちゃくちゃな動員も行い、ウクライナ国内への容赦ないインフラへの打撃――戦略爆撃など、本格的な戦争にいちおう移行しつつある。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2022102300113&g=int
では、NATOが本格的に軍事介入(空爆にせよ、陸戦にせよ)すればカタがつくかと言うと、そうでもないように思われる。実は、それこそがロシア政府の望んでいる事態なのではないか。上記記事では、現時点でもロシア政府が「戦争の責任を負うのは北大西洋条約機構(NATO)側と主張。ロシアが仕掛けたにもかかわらず、「被害国」だと訴えている。」という認識を示していることが語られている。これは、どう考えても欧米諸国に向けられたメッセージではない(彼らも、本気でこういう認識を欧米諸国が認めてくれるとは思ってはいるまい)。ロシア国民に対する敗戦の言い訳である。そしてNATOが本格的に軍事介入すれば、この言い訳をNATO自らが裏書きすることになる。
この戦争の思想的原動力になっているのは、要するにロシア民族優越主義であることが指摘されている(例:イリインの思想についてhttps://book.asahi.com/article/14612140。小泉悠氏の著書やフォルカー・ヴァイスの『ドイツの新右翼』を読むと、かのドゥーギンの思想は、シュミットのグロースラウム論の応用のようだ。それも結局一言でいえば自民族優越主義だろう)。他方で、この戦争の敗戦の原因になっているのもロシア民族優越主義である。弱い(ということになっている)ウクライナ如きに敗北するから、国民の士気が下がる。士気が下がるからまた負ける。
NATOが軍事介入した場合、NATOが完全に結束し続ければいずれすべての戦場で優勢となるだろうが、ロシア人は、強いアメリカと戦っているから負けているのも無理はない、と考えることができるようになる。これは1941年12月8日の状況と似ている。弱い(ということになっている)中国に全然勝てず、不平不満が鬱屈していた日本人が、相応の知性あるはずの者も含めて対米開戦に快哉を叫んだ※のは、もちろん主力艦を奇襲攻撃で大破して望外の大勝を得たこともあろうが、他方で戦場での劣勢への言い訳が見つかったからではなかろうか。
※ 「一歩たりとも、敵をわが国土に入れてはならぬ」(坂口安吾35歳)。「みんな万歳を叫んだ」(井伏鱒二43歳)。逆に、理性を失わなかった例として、「僕達が努力しなかったのが悪かった」(ジャーナリスト・清沢洌51歳)。
https://book.asahi.com/article/11852364
戦争の哲学者クラウゼヴィッツによれば、攻撃にとって最も重要なのは敵の重心(Schwerpunkt)への打撃である。重心とは、敵軍のすべての要素がそこでバランスを保っている一点である。それは戦場の軍勢とは限らない。敵国首都とも限らない(ナポレオンはこれを誤った)。クラウゼヴィッツの洞察が正しければ、今回の場合、ロシア民族優越主義が破滅するような道筋をつけるべきなのだろう。つまり、「弱い(ということになっている)ウクライナ※がロシアを倒した」というナラティブ、これである。NATOの介入はかえって害悪になるかもしれない。帝国日本は対米開戦から3年半以上持ちこたえた。むろん、ロシアの軍事力は当時の帝国日本よりもアメリカに対して不利だとは思うが、それのみならず、「中国に負けた」ことを受け入れられない日本民族優越主義者がけっこう多いことにも注意したい。このような観点からすると、バイデン大統領――彼は連邦議会議員としては上院外交委員長を長年勤めた老練政治家である――がロシアと直接交戦はしないという態度を開戦前から決め込んでいるのは、きわめて適切な対応のように思われる。さすバイ
※客観的に考えればウクライナは別に弱い国ではない。中東欧では最大クラスの軍事大国と言って良いのではないか? ヨリ客観的にみれば、この紛争の根源は地域大国ウクライナと地域大国ロシアの、ロシア語地域圏におけるシマ争いという風に考える余地がないではない(なお、武力衝突に至った責任は大方ロシア政府にあるから、ウクライナ政府を非難するつもりはない)。
一式陸攻の渾名として「ワンショットライター」(一発着火ライター)または「フライング・ジッポー」(空飛ぶジッポー)が有名である。これは翼内の燃料タンク容積が大きく、加えて防弾タンクの採用が進まなかった関係で、被弾に弱く、一掃射で炎上したという意味で使われた。
このニックネームについて、日本の著作では、1952年(昭和27年)初版の堀越二郎・奥宮正武『零戦 日本海軍航空小史』ですでに言及されている[3]。その他、1942年2月に空母レキシントンを中心とする米機動部隊がラバウルへの空襲を行った際に迎撃に出てきた一式陸攻17機中13機を撃墜したレキシントンのF4F隊のパイロットが使い始めたと言う説もある[4]。一方、航空評論家ウィリアム・グリーンが自著中で“日本人のかげ口”として引用しているということに過ぎず、真偽の程は疑わしいとする意見もある[5]。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%80%E5%BC%8F%E9%99%B8%E4%B8%8A%E6%94%BB%E6%92%83%E6%A9%9F
前編からのの続きです。
https://anond.hatelabo.jp/20221022145133
舞鶴の「舞鶴クリエイティブアソシエーション(MCA)」というNPO法人が 「艦隊これくしょん -艦これ-」のIPを勝手に使って商売していて、KADOKAWAから警告書が届いたら市長候補の森本さんが怒ったというお話です。
MCAと言えば、地元の事業者に声をかけて「砲雷撃戦!よーい!」への協賛を集めていたというネタもありました。
もともとMCAと「砲雷撃戦!よーい!」の関係が既にアウトなので付加的な話ではあるのですが、二次創作の同人イベントに企業の協賛を集めるという「赤信号みんなで渡れば怖くない」的な行動力は目を見張るものがありますね。
協賛した銀行や信金に関しては法務部仕事しろと言いたくなります。
もしKADOKAWAが訴訟を起こしていたら影響範囲は図り知れず、商店街が焼け野原になっていたことは想像に難くありません。
移動、宿泊、飲食、お土産と、艦これのIPを勝手に使って、8年の間に何億くらい舞鶴市内の経済を動かしたんでしょうね(参加者のべ1万人の市内での平均消費額が1万円なら、それだけで1億円です)。
「砲雷撃戦!よーい!」が廃止になった途端に舞鶴市と艦これのコラボが始まったのは偶然ではないのだろうなと思います(廃止が2021年9月、コラボ発表が同年12月)。
舞鶴市からのオファーだったそうなので、これは想像ですが、商店街を守るため訴訟を思いとどまらせる代わりに公式コラボを提案するというバーターだったのではないかなと。
せめてそのくらいはないと、何年にも渡ってフリーライドを続けてきたMCAに対してKADOKAWAは優し過ぎませんかね。
展開している場所が赤れんがパークなのも、MCAの関わる同人イベントへの牽制にも見えてきます(もちろん海軍ゆかりの場所というのが表向きの理由でしょうが)。
当のMCAは「舞鎮駆逐隊」で一発逆転を狙い、森本さんは市役所をKADOKAWAとズブズブの関係だとか、市がアニメと提携するなんて論外だとか仰っているのですが、皮肉なものだなあと思います。
その森本さんですが、動画では散々「著作権侵害はだめですよ」と仰っていたのですが、実は自身で著作権侵害を行っていました。
2014年7月の「砲雷撃戦!よーい!」で森本さんは屋台を出しており、「提督」というワードを名称に含めた艦これと直接関係のないアイテムを販売していました。
そこで使われたポップに、艦これの二次創作イラストが使われていたんですね。
屋台の写真が残っているのですが、ご本人は認めていません(ノーコメントを貫いていました)。
ただし、MCAと言いますか地元事業者が「砲雷撃戦!よーい!」の運営で使っていたイラストを勝手に転用したという話がちらほらあるため、そのイラストを描いた人が当時どのような意図で描かれたのかは分かりません。
また、同じ出処のイラストが森本さんの会社の通販サイトに使われていたという事案がありました。
そのページに登録されていた製品は上記の「提督」グッズ等で、値段までバッチリ入ったものでしたが、森本さんは「打ち合わせ用の仮デザインでネット販売には使用していません」と仰っていました。
普通に考えて、イベントで販売したアイテムの販売ページを5製品分も作って売っていないとは考えにくいわけですが、残念ながら外部からは確認できません。
イラストの詳細については、「おそらくネット上でアップされている絵師さんのご自由にお使いください的なイラストを使わせてもらった」と嘘をついています。
動画へのコメントでMCA提供ですよと教えたのですが、頑なにノーコメントを貫き訂正もしてもらえませんでした。
許諾に関しては「艦これ運営に許諾は取ってないです(8年前当時には許諾が必要な認識が無かった)絵師さんを差し置いてこちらが独自に許諾を得ることはそれはそれで別の問題になります」とツイートしており、ご自身でアウト判定であることを証言しています。
最高裁まで争った「キャンディキャンディ事件」で、二次著作物(いわゆる二次創作物)の著作権は原著者と二次著作作者の双方に権利が発生し、利用の際には両方の承諾が必要という判決が出ています。
森本さんは少なくとも原著者の承諾は得ていないわけですから、著作権侵害にあたります。
森本さんがツイートしたような「8年前の社内のコンポアライアンス的には問題は無いです」では済まないんですよね。
今になって法的に問題化できるかと言えば難しいような気もしますが、動画で「著作権侵害はだめですよ」と繰り返し仰っていて自分のことは「8年前だからセーフ」とは…。
舞鶴での著作権侵害と言えば、「海軍御用達おみやげ館」も外せません。
これはMCAが運営している店舗なのですが、日常的に艦これの同人誌や同人グッズが販売されていたようです。
「舞鎮駆逐隊」の運営が「海軍御用達おみやげ館」にグッズ販売を委託する旨のツイートをしていたなど、ここでも親密さが伺えます。
同人誌や同人グッズの店売りは個人と法人の線引きが難しくなるものではありますが、同人ショップ以外の店売りは相当高リスクだろうと思います。
同人アイテムは販路や販売機会が限られているからこそ営利目的ではないという建前が成り立っている部分があります。
常設の店舗で売っており、売り切れたら補充します、次の製品も企画していますという話になれば営利目的と判定されるリスクは高くならざるを得ません。
同人ショップはどうなのかというのは難しいですが、あれだけ堂々と店舗を構えて公式とのコラボもやっていたりするので、関係者間でコンセンサスが取れているのであれば特に言うことはないかなとも思います。
大手同人ショップはコンテンツ業界にいれば知らない人はいないでしょうし、問題行為があればちゃんと問題になります。
あと、ここ2、3年は外していたようですが、「海軍御用達おみやげ館」は艦これキャラクターのスタンディング(キャラクターの大型立て看板)があったことでも有名ですね。
Googleのストリートビューに写真が残っていると少し話題になりました。
今年(2022年)7月に「はまっこ夜の市」という夏祭りのようなイベントが商店街でありました。
そこでドール系コスプレと言うのでしょうか、顔に被り物をしたコスプレの人がいまして、それが艦これのキャラクターでした。
お祭りなので多少は多目に見られても良いだろうと思うのですが、今年の話なので、「砲雷撃戦!よーい!」がなくなった後にこんなことしてていいんですかね…、とは思いました。
さて、MCAの話ばかりしてしまいましたが、森本さんの話に戻ります。
森本さんは、「砲雷撃戦!よーい!」の近くで展開された屋台村でモヒートやボルシチを販売し、人気を博した名物おやじでした。
多分人柄は良い人です。
本業は建材屋の社長で、2023年2月に行われる予定の市長選に出馬するそうです。
この話の発端は、「Aさん」のもとに角川アーキテクチャの弁護士から警告書が届いたことです。
いわく、「ルールを逸脱したイベントの開催の誘致や貴店その他における無許諾グッズの販売等本件作品の著作権や商標権等を侵害する行為や本件作品やその登場キャラクター世界観等にフリーライドした不正競争行為等及びにこれらに加担する行為を行わないように本書を持って警告します」。
ここまで読んで頂けたのであれば、この警告書が何を表しているかは明白であろうと思います。
森本さんは商店街のオリジナルキャラクターを持ち出し、「世界観等にフリーライドした不正競争行為等及びにこれらに加担する行為」のくだりをこれらのキャラクターの展開を阻害するためのSLAPP的な警告だと主張しました。
それどころか、艦これのモチーフである海軍文化は舞鶴等ゆかりのある地元のものであり、艦これはそれにフリーライドし、文化盗用をしているのだと持論を展開したのです。
しかし、そもそも現在の商店街のオリジナルキャラクターの源流にある「軍艦通り擬人化キャラクター」群は、艦これをヒントにして生み出されたとMCAが公表しています。
他のもっとヤバそうな部分は無視して、自分たちのキャラクターの元ネタに対して文化盗用とか言うんですか、そうですか…。
後編に続きます。
2022年9月中旬に注目を集めた、艦これと舞鶴市、来年の2023年に予定されている市長選挙に関わるお話をまとめました。
事情をよく知らない人にも分かるように書いているため長いのと、当時深掘りした人にはあまり新しい情報はないと思うのでその点もよろしくお願いします。
京都府舞鶴市は2023年2月に現市長の任期が終わり、市長選があります。
それに関わり、既に立候補を表明している松本隆さんという人がいます。
こういう話に個人名を出すのはあれかなとは思ったのですが、公人になろうという人ですし公開情報なのでいいかなと思い直しました。
さて、この松本さん、「やばいぜ舞鶴 森本たかしならこう変える!」というYouTubeチャンネルを開設していまして、日々動画を投稿されています。
このチャンネルで9月中頃に投稿した動画が軽く炎上したことで、にわかに一部界隈で注目されました。
いわく、舞鶴市には古くから海軍文化があり、KADOKAWAは「艦隊これくしょん -艦これ-」というコンテンツで文化盗用をしていると。
にも関わらず、森本さんの尊敬する「Aさん」に対し、知財の侵害をやめるよう警告書を送りつけたと。
私は森本さんの動画に「それはKADOKAWAの方が正しいのではないか」という趣旨でコメントをしていたのですが、この度ブロックされ、コメントができなくなりました(正確に言うとできることはできるのですが、YouTubeの仕様上自分以外は森本さん含め誰も読めないのです)。
そこで、備忘録がてら今回のことをまとめておこうと思いました。
なにぶん市長候補とその周辺の不祥事なので、公共性があるものと考えています。
特定の個人や団体を批判的に扱っていますが、憎悪を煽る目的は一切ありませんのでよろしくお願いします。
*固有名詞がたくさん出てきますが、見やすさを優先し、初出の場合やおおむね5文字以上の長いものにだけかぎかっこを付けています。
とても長いので1行でまとめると、舞鶴には艦これのIPを勝手に使って地域振興を目論む人たちがいて、そのお仲間の森本さんが市長選に出馬しますよ、というお話です。
Aさんに警告書を送ったKADOKAWA(厳密にはグループ会社の角川アーキテクチャ)ですが、2013年から「艦隊これくしょん -艦これ-」(以下、艦これ)というゲームをEXNOA(旧DMM GAMES)のプラットフォームで展開しています。
ゲームやアニメのファンであれば、触れたことはなくても名前くらいは知っているでしょう。
そして「砲雷撃戦!よーい!」という、艦これのオンリー同人イベントがありました。
さまざまな地域で開催されたイベントで、舞鶴も会場の1つだったのですが、2021年3月のイベントを最後に現在は廃止となっています。
廃止の理由は公開されていませんが、舞鶴市内で別の同人イベントは開催されており、別の地域で艦これの同人イベントは開催されており、「砲雷撃戦!よーい!」運営の別のイベントも開催されていることから、「砲雷撃戦!よーい!」だけの事情があったと推測されています。
同人イベントとは、主に個人が制作した作品で一般流通では販売しない(できない)ものを会場限定で販売するというイベントです。
原作なしのオリジナル作品だけを扱う同人イベントもありますが、現在どちらかと言うと主流なのは二次創作、つまり既存の作品をモチーフにした作品を扱ったものでしょう。
オンリーイベントは、参加者が全員同じモチーフを使うというルールを設けたイベントです。
イベントではコスプレのように本やグッズ制作以外で参加できる場合もあります。
既存作品をモチーフにする以上当然なのですが、二次創作は原則として著作権を侵害します。
しかし、同人イベントで販売される二次創作作品は見逃される傾向にあります。
こうしたイベントがクリエイティブな人材を養成する場になっている面があり、多くの版元がそれを尊重しているからです。
権利者側がガイドラインを示し、その範囲で二次創作を認めると宣言している場合もあります。
ガイドラインがない場合は目安すらありませんが、版元が問題視すれば著作権侵害等を問われることになります。
そのためOKとNGの境界はあいまいで、二次創作活動は「版元に怒られないようにしよう」が大原則になります。
常に議論のある部分ではあるものの、建前として「ファン活動であって営利目的ではない」というものがあり、二次創作では作品の「販売」ではなく「頒布」という言葉を使うことが多いようです。
往時の「砲雷撃戦!よーい!」は大変大きな盛り上がりを見せ、開催期間2日でのべ1万人以上を集めたこともあるようです。
最盛期には周辺のホテルが満室になり、地域を走る電車がイベントのために増発するという事態にまでなりました。
ここまで盛り上がった要因の1つとして、地元商店街の協力がありました。
会場のすぐ近くで屋台村を形成し、地元の美味しいものを提供したのです。
最高じゃないですか。
ところが、ここで1つ問題が発生するのです。
するとこの屋台村、艦これに便乗して商売している、法律用語で言うと「冒用」しているのではないか?という点です。
ごく初期は、これを誤魔化すために「同人イベントをやっていたら、たまたま近くに屋台村が出ていた」という体裁でいたと記憶しています。
ところが、いつからか2つは一体化し、「砲雷撃戦!よーい!」は屋台村をイベントの売りの1つとして扱い始め、同じポスターで案内までするようになりました。
ここで出てくるのが「舞鶴クリエイティブアソシエーション(MCA)」というNPO法人です(マカと読むそうです)。
MCAは2014年2月に開催された「砲雷撃戦!よーい!」のにぎわいを見たTさんとMさんが発足した団体です(私人なので一応イニシャルにしておきます。MCAを調べればすぐ出てきますが)。京都府への登録は2015年7月になっています。一応、地域振興や文化振興を目的としたNPO法人ですが、ネット上に残っているインタビュー記事などを読む限り、発足のきっかけは「砲雷撃戦!よーい!」です。
このMCAが地元の事業者を誘い、「砲雷撃戦!よーい!」に併設する屋台村を作ったというのが実情のようです。
なかなか凄いな、と思ったのが、府に提出した活動報告書に堂々と「艦隊コレクションイベント」と記載していることです。
あれ、同人イベントなのでKADOKAWAの許可は取ってないですよね?なんでNPO法人の活動報告にゲームタイトルが出てくるんですか?しかも表記が間違ってる?
さらによく見ると「従事者の人数」という項目に「10人」とあり、MCAから人が派遣されていたことが分かります。
ちなみに「砲雷撃戦!よーい!」の名前も出てくるので、「艦隊コレクション」であって「艦隊これくしょん」ではないという言い訳はできないですね。
また、「砲雷撃戦!よーい!」の前夜祭を委託事業として請け負って20万~30万円前後の報酬を受け取っているので、完全に艦これの名前を使って商売をしてます。
この時点でMCAによる知財の侵害がほぼほぼ確定したと言ってよいかと思います。
ゲームのキャラクターを第三者が描いていれば著作権のうち翻案権の侵害になるでしょうし、艦これの名前を使って人を集めてイベントを行うのであれば不正競争防止法に抵触するでしょう。
森本さんはTwitterで「私達の知識レベルでは一線を超える事は無いとは思います」と仰っていましたが、まあ嘘ですよね。
他社のIPを勝手に使って商売していいなんて法理はありません。
余談ですが、IP(知財、知的財産)は著作権法や商標法、不正競争防止法などいくつかの法律で守られるものをまとめた広い概念です。
今回の件は著作権だけでは語れないため、このワードがたくさん出てきます。
もう1つ余談として、艦これ公式は「砲雷撃戦!よーい!」について発信したことはほとんどありません。
会場でのトラブルで逮捕者が出たという報道があった際に「これは…無許諾の非公式な催しですね。企業が関係しているでしょうか。であれば、問題ですね。少し調べてみましょう。」とツイートしていただけです。
「砲雷撃戦!よーい!」廃止の情報が流れたのはその約9ヶ月後なので、公式もそれまで全く知らなかったということはないだろうと思いますが、この事件が介入の呼び水になった可能性はあるかと思います。
当初メディアに「艦隊これくしょんのイベントで…」と報じられたので、いい迷惑だったのは間違いありません。
MCAがアウトなら「砲雷撃戦!よーい!」もアウトなのでは?という素朴な疑問が生まれると思います。
結論としてはそうなると思いますが、実はもう少し面倒な背景があります。
艦これ運営は2013年の頃から二次創作やIP利用に関するガイドラインを出しています。
正式な文書にはなっていませんが、DMMプラットフォーム内や公式Twitterアカウントで発信したものなので、正式なものとして扱うのが正道でしょう。
このガイドラインでは、個人が楽しむ範囲(同人活動)で、他人や他社、運営等関係者に迷惑をかけなければ黙認するということになっています。
一方、法人や自治体、団体が利用する際は必ず運営に相談するように、としています。
MCAと「砲雷撃戦!よーい!」は、片方は法人、もう片方は個人と両方の要素を持っています。
つまり、MCAの屋台村と「砲雷撃戦!よーい!」が一体になった場合、同じイベントでありながらガイドライン上は屋台村はアウト、「砲雷撃戦!よーい!」はセーフということになります。
まあ、実際は半分だけアウトとはならず、アウトの要素を持っている時点で個人側のガイドラインの「迷惑をかけない」に抵触するわけで、結果的に「砲雷撃戦!よーい!」そのものが廃止となったのは当然と言えば当然のことでした。
冷静に考えればNPO法人が他社のIPを勝手に使って活動をしていいはずがなく、どうしてKADOKAWAにお伺いを立てなかったのかという疑問は残るのですが、残念ながらそうなってしまったのです。
MCAの知財関連の知識や運用はあまりにお粗末で擁護のしようがないのですが、1つだけ気の毒に思うのは、最初に触れたのが「砲雷撃戦!よーい!」という同人イベントだったことです。
実際のところ、MCAが利用したかったのは艦これのIPではなく、舞鶴市内に市外の人が集まっているという状況だったわけです。
実際に人を集めていたのは「砲雷撃戦!よーい!」だったので、手を組むならこちらだという発想を持ってしまったのは仕方がないことだと思います。
問題は、艦これがKADOKAWAのIPであるということは当然分かっていたのに、冷静になってIP侵害であるということに向き合えなかったことです。
同人イベントを隠れ蓑にしているから安全だと思ったのでしょうか。
一緒に盛り上げた以上「砲雷撃戦!よーい!」は仲間であり、仲間を裏切ることはできなかったということでしょうか。
それとも、ここまで大きく育てたのだから、版元と言えども奪うことはできないという奢りがあったのでしょうか。
結果、(おそらくKADOKAWAの介入により)全てを失ってしまったわけです。
ただ、MCAは「砲雷撃戦!よーい!がなくなっても同人イベントとの協業を諦めなかったようで、その後は2019年から始まった「舞鎮駆逐隊」というイベントに傾倒していたようです。
この「舞鎮駆逐隊」は後でまた出てきますが、今年9月に6回目の開催を目前にしてKADOKAWAから盛大に怒られて中止になり、主催者は今後艦これのイベントを行わないと誓約させられました。
そしてこの中止になったイベントのサークルスペースに、MCAの内部組織である「舞鶴鎮守府実行委員会」が割り当てられていました。
KADOKAWAと「舞鎮駆逐隊」の間でどんな交渉が行われたのかは分かりませんが、MCAが絡んでいたことを責められた可能性もないとは言えないのではないかと思います。
もっとも、それ以前に「舞鎮駆逐隊」は主催によるイベント内外におけるグッズ販売が問題視された可能性も高く、確かなことは分かりませんが。
(イベント主催は個人でやるには負担が大きいので、組織を作る、法人が主催になるというパターンが多く、主催が二次創作グッズを販売する=同人活動の枠を超えたと判定されるリスクが高くなります。)
中編に続く
[B! Netflix] ネットフリックスは、アニメ制作を根底から変えようとしている https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.businessinsider.jp/post-160917
[B! anime] 【独占】ネットフリックスはアニメーター貧困問題の救世主か? アニメ業界の“本当の課題” —— 「けもフレ」福原Pインタビュー https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.businessinsider.jp/post-164211
[B! Netflix] 「日本の製作委員会方式は岐路」 Production I.Gとボンズのトップが明かす「Netflixとの業務提携の真意」 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/24/news003.html
[B! Netflix] ネットフリックス、アニメ界に一石 日本の5社と提携 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkei.com/article/DGXMZO45956900R10C19A6EA1000/
[B! netflix] 日本アニメはネットフリックスを救えるか?|ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/11/post-13358.php
[B! Netflix] NETFLIX アニメ業界を「ホワイト」にする https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nikkei.com/article/DGXMZO53825160W9A221C1000000/
[B! netflix] 動画配信急拡大でクリエーター争奪戦 テレビ局守勢「ネトフリは信じられないお金を…」 | 毎日新聞 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20200208/k00/00m/020/262000c
[B! Netflix] クリエーター争奪戦 テレビ局守勢「Netflixは信じられないお金をだす」→お金のせいにしてるけど、本当にそれだけ? https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1466995
うちの子供らは下の子がもう小2なのでもはや関係のない話なのだけど。
子供らがまだ幼稚園の頃にはランドセル争奪戦をいかに勝ち抜くか問題でよく子供の親同士で話し合った。
とにかく、女の子のランドセルはボーッとしてるとすぐに売り切れるっていうことで、年長さんの4月にはラン活始めないとヤバいとのことだったので、私もメーカーからいそいそとパンフレットを取り寄せたものだ。
聞いた話によれば、GWとお盆は出資者であるジジババと共に展示会を見に行く期間なので遊んでいる場合じゃないとのこと。
だが、我が家の場合は私も夫も親に出資させる気がミリもなかったので、世の年長さん親がジジババと子供とを連れてわたわたと展示会巡りをしている頃、我が家はのんびりと休暇を楽しんでいた。
ちなみに、何故うちは親に金を出させなかったのかというと、夫のほうは母親が生活保護で暮らしているからで、私のほうは両親に金はそこそこあっても二人とも性格に難があり……超押し付けがましいので出資権を握らすと当事者たるうちの子の意見もガン無視してくること間違い無しで火種でしかないから……だった。
展示会に子供を連れていくことは結局なかった。うちの子供らの性格上、現物を見ればそれを今すぐに欲しい! となるし、持ち帰ったら弄らずにはいられないので、新一年生をピカピカのランドセルで迎えることが出来なさそうだと考えた。
それで、私だけが一人で百貨店の鞄売り場に赴き、人気メーカーのランドセルを比較してみた。機能性デザイン性の面では天使の羽が突き抜けているように思えた。だが、どうやら子供の幼稚園ではふぃっとちゃんを買ってもらったという子が既にいたとかで、うちの子もふぃっとちゃんがいいなーと、よくわかっていないなりに言っていた。ふぃっとちゃんはお手軽価格だし一番高いやつはほどほど良い。でも機能性と質はお値段なりだ。
当時はちょうどサーティワンと天使の羽がコラボっていたので、各社のパンフとともにサーティワンコラボのパンフももらってきた。うちの子にウケそうだなと思ったのだが。
ミリもウケなかった。
乙女心って難しい。
子供の前に各社パンフレットを並べてみると、案外どれもピンとくるものがないらしかった。友達が買ってもらったというふぃっとちゃんもいまいちであるらしい。
で、中でもこれがいいかもーと言ったのが、ララちゃんランドセルだ。これのパンフは百貨店で貰ったのではなくネットで取り寄せたものだった。昔、私がまだ小学生だった時代にCMでみたことがあったので取り寄せてみたのだ。
子供はララちゃんランドセルのセミオーダーで、自分のデザインしたランドセルがいいと言った。スマホでお手軽にデザイン出来るのだ。ランドセル全体、バイアステープ、糸などのカラーと、刺繍の有無や名前入れなどを自分で選ぶことで、世界に一つしかない自分だけのランドセルを作れる。
それで、デザインを子供に任せたら、子供はスマホをスイスイと操作してかなり個性的なランドセルをデザインした。
自分でデザインしたものだから、絶対に後でやっぱりこれじゃ嫌だとは言わないと子供は約束した。実際、翌年の2月にランドセルが届いたとき、子供はやっぱりこれじゃ嫌だと言わなかったし、むしろ飛び跳ねて喜んでいた。
お値段は消費税を含めると60000円くらいだったかな。気に入ってくれてホッとした。
三年後、下の子のランドセル選びのときは話が速くて、じぶんもお姉みたいにランドセルをデザインするんだ!! と力強く主張するので、そうしてもらった。
下の子もスマホをスイスイと操作してデザインを拵えたが、なんとオーソドックスな赤いランドセルに刺繍を入れたものだったので、ちょっと驚いた。これが個性ってやつか。上の子は何かにつけて奇抜なものを選ぶが、下の子はいつも中庸オブ中庸をピンポイントで突いてくる。二人とも、おもしれー奴らだ。
そんな訳でランドセル代はうちら夫婦で出し、子供達には好きなように選んでいただいた訳だが、後から私の両親がやっぱりお金出すからいくらかかったか言ってみ? と言ってきたので、「アバウト60000円」と答えたら、両親は絶句していた。私や弟のランドセルは2万もしなかったから、今はそんなに金がかかるとは思わなかったのだそう。
私のランドセルはどこかの鞄屋で買ったらしい本革の血のように赤いランドセルで、弟のランドセルは誰かの口利きで安く買えた黒いランドセルだった。
両親的にはいい買い物をして満足だったらしいけど、私自身は、幼稚園のクラスメートがみんな幼稚園で一括購入したお手頃価格で明るい赤色の合成皮革のランドセルが良かったなーと実は思った。
小学校へ上がってみると、どこの幼稚園や保育園出身の子達であれ自分の居た園を通して買ったランドセルを使っていて……つまり私以外の全員が全員とも同じメーカーの同じランドセルを使用していたから、私だけが激しく浮いていたのだ。
【追記】
昔のランドセルは黒も色味が違ったけど、今はどうかな。遠目に見てあまり違いがわからない。
まあ、昔の場合はメーカーがどこかというよりか素材の違いだったように思う。本革のランドセルはツヤツヤに光る黒だったけど、合成皮革のランドセルは安いソファーみたいなぼやっとした感じの黒だった。
ちなみに、男子のランドセルは大急ぎで買わなくても、三月になってもまだお店に並んでいるし、お金をかけたくなければネットオークションとかで安く買えるって、男児持ちの親御さんから聞いたことがある。
【追記2】
ブコメ見たら感覚過敏でランドセルは背負えないかもっていう人がいたけど、展示会で実物をお子さんに背負わせてみたらどうかなと思う。
リュックも良いかもだけど、教科書とか入れるもんの形状によって形がデコボコしてしまうのがネックかなと。
ランドセルの良いところは何を入れても形状が大きく変形しないところ。背中がやたらデコボコもこもこしないのは安心だと思う。が、背中の広範囲にふかふかなパッドが当たって蒸れる感じが嫌だというかもしれないし、背負ってみないことにはわからないからね。
ちなみに私は身長が150cmしかないので、子供のランドセルをベルトの調節もせずに背負えるんだけど、背負ってみたら今のランドセルは肩ベルトも背中のパッドも柔らかくて背負い心地がいいよ。
男の子の親御さんはあまりランドセルを買うのに時間とお金を使わない傾向があり、私の知る範囲では特に40代で出産した人はそうだった。世代的にヤンキーが肩で風を切って跋扈していた時代をサバイブしてきた人達は、息子に変な(≒かわいい)ランドセルを持たせるとナメられていじめられるんじゃないかって畏れているのだ。だから適当に黒でいいよ黒で! って。発想が本当にツッパリハイスクールロックンロールで恐いよ。
男児の親御さんにもランドセルにお金をかけたい人はそれでもいて、そういう人はえーと、軽井沢かどこかに有名な鞄店があるらしくて、そこに出向いて実物をフィッティングしてきたと言っていたけど、息子さん本人の反応はいまいち良くなかったみたいだ。まあ、大人目線では極上の革製品だけど子供にとっては見た目が地味なんだろうな。
ランドセルの見た目を重視するような男の子は、黒字に深紅の火炎が施されたようなイカしたランドセルを持ちがちだ。
うちで買ったランドセルのお値段60000円に驚いた人もいるみたいだが、有名メーカー品だとこれくらいが普通かなって思う。消費税が10%だからお値段にやや迫力が出てしまったかもしれない。
イオンのカラフルなやつならもっとずっと安い。有名メーカーでは当時ふぃっとちゃんが一番安かったが、店頭に並んでいてその場で買って持ち帰れるもので40000円くらいだったかな。きっと本体価格がそれなので消費税がついたらヒィッ! ってなるかもしれないが。
知り合いに娘さんのランドセル選びに余裕ぶちかましたら選択肢がほぼなくなってしまった人がいる。だが一応入学までには間に合ったらしい。
慌てて購入したというランドセルを見せてもらったが、超絶プリンセス仕様……!! 輝く白さのボディに金糸で繊細な刺繍が施されていた。チャームもお洒落だし、スタッズに何か宝石みたいなキラキラ光るやつが埋め込まれていた。乙女の憧れがフルで詰め込まれていらっしゃる……。値段は恐くて聞けなかったが、確か有名メーカーのカタログには100000超えのハイクラスのランドセルも載っているんだけど、まさにそういうお品もの。
[B! togetter] 2ちゃんねるの開設当初の裏話をひろゆきが発言
この件もそうだが、あめぞう掲示板の話題になると事実を確認せずにテキトーなことを言い始める人が出てくるのはどうしてなんだろうか。
『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』で有名なばるぼら氏の掲示板考察~あめぞう型掲示板(ウェブアーカイブ)によると
という一連の流れがあり、あめぞう氏も「Terra氏はパイオニアとして師として仰いでおります」と語っている。
よって「あめぞうが発明したスレッドフロート型掲示板をひろゆきがパクった」という定説はそもそも前提が間違っている。
あめぞう氏はスレッドフロート型掲示板を発明していないし、掲示板CGIをフルスクラッチで書く技量があったわけでもない。
あめぞう掲示板はあくまでresbbsやMiniBBSといった既存の掲示板CGIにTerra氏のスレッドフロート機能を移植していただけで、何か技術的に優れたことをやっていたわけではないのだ。
俺も死にたくない
厳密には死にたいと思ったことは何度もあって、その度に適当に電車やロードバイクに乗ってあてもなく遠くへ出かけて死に場所を探した
一番死を身近に感じたのは、10年以上前にロードバイクで通った2月末の青梅街道
奥多摩湖から大菩薩峠の脇を抜けて甲府市内に入るまで、雪がまばらに積もる道を車にも人にも動物にも一切遭遇しないまま走り抜けた
野宿の覚悟は出来てたつもりだったし、それまでも色んなところで野宿してきたけど、この道のどこかで野宿したら真面目に死ぬなと思った
その後も懲りずに事故後の福島第一原発の近くに行ってみたりした
何回もそういうことを繰り返して、一生懸命死に場所を探してる時点で死にたがってないじゃんってことに気づくまでにずいぶん時間がかかった
死ぬのは怖い、無に帰るのは怖い
アンセルくん
なんでこんな可愛い子がいるって教えてくれなかったんだよぉ!!!!教えてくれてたらさっさと始めてたのに!
ピンク髪で、うさ耳のたれ耳で、ヒーラーで、ショタなのに一人称が私の真面目な社会人で、ドクター(主人公)の健康を気遣ってくれて、夜食にカップ麺を食べると注意してきて…
初見だとうさぎのたれ耳のせいでピンク髪ツインテ少女に見えなくもなく、女の子かと思っていた
が、立ち絵だとしっかり半ズボン履いていて、あっこれはショタだと察した
思わずロップイヤーでググってたれ耳うさぎの写真を見たわ。たれ耳うさちゃん可愛すぎる
ゲーム中のSD立ち絵だとたれ耳がクソデカになってプラプラ揺れてるのも可愛い
あとうさぎだからってプレイヤーから年中発情期なんじゃと邪推されてるのえっちやんか
極めつけは夏服スキン
完全に女の子
説明文には「好評の男性モデル」って書いてあって違和感しかない
めちゃくちゃ欲しい。しかしこれは配布スキン。今はもう手に入らない。なんで?欲しい。売ってくれよ。
アークナイツって配布スキンを売ってくれんの?????いまだかつてなくスキンが欲しいんだけど
そういやアンセルくんと同じ部隊の子たち、女子しかスキンがなくて男子は実装されてないんだよな
おっさんのスキンもあるゲームなんだけど、低レア部隊だから女子優先になってるんかな?
これってアンセルくんは運営にそういう枠だと思われてる…ってコト!?
男女比もアンセルくんがいることで2.5:2.5になるしさ
あぁあああぁあああアンセルきゅんの可愛い夏服欲しいよぉおおおおおおおおおお…
とにかく今はこれにつきる欲しいぃいいいぃいいいい
ミヅキきゅんを目当てに始めたら配布のアンセルきゅんにドハマリしてしまった…
ミヅキくん
ミヅキくんも可愛いんだけど最高レアだからおいそれと手に入らない
なんか中国サーバの実績からするとミヅキくんが登場したイベントが来年2月に復刻するらしい
2月まで!待てと!言うのか!待てねえよ!!!今すぐ可愛い男の娘くれ!
仕方なくYoutubeでCM動画を見てみる。テレビで見た覚えがあるな、と思ったら一瞬だけ映るミヅキくん。
再生速度を落として…は!こっちに向かって手を振ってる!可愛い!
しかしこんな一瞬じゃ可愛い男の娘(CV:村瀬歩)がいるなんて分からんやろがい!!!!!!!
このイベントのプレイヤー投票じゃ「可愛いは正義」が70%を超えてたとかなんとか。ブリジットきゅんで売上爆増もあったんだし、ゲーム業界は宣伝していってくれよぉおおおおぉおお!!!需要はあるんだよぉぉおおおおお!!!!!!!!
まじでミヅキくんのCVが違ってたらおそらくアークナイツはしていなかった。アークナイツをやってる知り合いもいない。Twitterのトレンドも見ないからアークナイツの話題がバズってても知る機会がない。CMはときどき見かけてたがまったく刺さらなかったのでスルー
Youtubeでボイス集を聞いたんだがあざとさとえっちさがヤバい
可愛い少年キャラの中に名状しがたい不穏さが見え隠れするのがえっちぃ。まさにスイカにかける塩の如き、あざとい可愛さを引き立てて性癖(誤用)をズキュンズキュンしてくる。この声が30代成人男性から出てる。日本の声優業界の層の厚さ、すごい。
アークナイツの男の娘ってちゃんとショタファッションで、男の子っぽさを残しつつ可愛いのがええな
完全に女の子の格好だと響かないんだよな、メイドインアビスのマルルクちゃん系
見た目は女の子みたいに可愛いが男の子だと自認してる、そういう男の娘が好みなんじゃ…そっちの方が堕ちた時にえっちだし(マルルクちゃんは男の子自認っぽいが他の要素が女の子により過ぎてて好みから外れる)
ディズニーって、ある程度成熟した大人の目で見たらよくできたハリボテみたいにも見えるし、
何よりも世界観に入って視野狭窄を起こす人が一定の割合で現れる場所がTDRで、みんなにとっての「夢の場所」ではないよなあって。
もちろんスタッフの人は世界観を作るためにすごく頑張っているし、清掃に頑張っている人もいるのだろうし、動線設計とかは最高によくできてると思う。ギミックも素晴らしいよ。
元増田のようなスタッフの話もいて本当に残念だけど、夢の国を作ろうとしているほとんどのスタッフは尽力している気がする。
ショーは最高。だからちゃんと見たかったけど、問題の彼女に連れてこられた日は体調悪化し過ぎてそれどころじゃないし。彼女とショーの終わりとか最初をちょっと観たけど、それで横で面白かったー!とか言い出しててショー全部をみて組み込まれた全体的な世界観やメッセージを把握して楽しめる感性が全く育ってない人だと言う事が分かって悲しくなってしまった。
結局4時間付き合わされてほぼベンチ。アトラクションは1回しか乗らなかった。
早く帰らせて欲しいけどちょっと異常者とはいえ長年の友人を放置して出ていくのも、その瞬間は憚られたんだよね。
夢の国の中に過ごす自分は「客」であり「主人公で優先されて当然」という価値観で育った人はディズニーファーストになって
一緒にいる友人が困っても、叫び回って我を通すのかなって。
ディズニー作品が訴える人間愛や平等に他者を思いやる気持ちと逆の結果になるって皮肉。
彼女は仕事で扱った物で事故があってリハビリしてて、その時からたまに発言がおかしくなってたけど
美術館にいくのも本当なら別の日の予定が、ご家族のことで外せない立ち会いが重なりました。
取りやめてもいいって言ったけど、結局は予定を早めることになって、5月なのに夜には2月下旬の寒さになったその日になりました。
一度病気をしたり不安が生じた時、気のおけない人と普通に振る舞う事がかなり精神面での助けになるのは経験上知ってたし、
本人も美術館に行きたいって事前には行ってたし、友人として何かできるをしよう。
この日も会った途端、彼女は突然予定を変えて、ディズニー行きたいと言うのを5回くらい断ったのだけど、美術館行く気でもなくなったし、
その辺でお茶して近況聞いて帰ろうかと思ったけど、もう呪われたかのようにずーっとディズニーディズニー言い続けている。
ここまで言うくらいディズニーで癒されるなら、じゃあシーに行って適当な店に入って静かにしてればいいし、行ってみるかなと。
判断間違えた。もっと前の時点でおかしいと気づくべきだった。考えたら昔からたまに失礼な事がある人だった。
我が家の家族が癌になったら死亡後の話をし始めたり、身近の人が怪我してしばらく治るのに時間かかる話をしたら障がい者認定の取り方の本を渡そうとしてきたり。
でもまあ学生時代はそこまでおかしくなかったし、家庭や仕事で大変な事が人生あると判断がおかしくなる事もあるよなって。
この人以外のディズニー好きの人たちによるディズニー語りは常に若干おかしいので、ディズニー好きの人とは身構えて距離を置いていたけれど、
この人はこの日まで一度もおかしな語りもなく、むしろディズニー好きの人ちょっと怖い人もいるからと引いた発言していたし、(結婚式場も相手の趣味と言ってたし)
私の持病についても知っていて今までも体調崩しそうな時は無理させないでくれた事が何度もある。だから信頼していた。
でもこの日は違った。本当に気持ち悪いからちょっと休みたいって伝えたら
ギャグだと思うでしょう。こういう発言が口から明瞭に出る人が世界にはいるんだよ。きっと500人くらい。その一人だった。
ディズニーきたら元気になる程度の仮病を私が使っている、と信じて私の体調について矮小化してないと出てこない発言で。びっくりした。
ちょっとめまいがしたよね。いい成人で30過ぎててプライム企業でエンジニアやってて職場に部下がいる人だよ?まあうちの会社もプライムだし部下の数は私の方が多かったけど、この後少し休暇とらざる負えなくなるし部署替えで部下いない所に移ったから今は知らない。
そんなに元気になれるなら重病が見つかった親御さんと一緒に来ればいいのに。親御さん元気になるよ。ディズニーの魔法とやらで。
世迷い言は不快なので無視して、どんなにダサくてもいいから上に着られる服が欲しいと訴えたら水避けのポンチョを差しながら「あれシー以外できたら恥ずかしいけどね」(ケラケラ)とか
他にないのか聞いてもはぐらかされる始末。高級お散歩の時間が減っちゃうから。この時点でこんなバカ置いて帰ればよかったと思う。体調悪くなると動くのが億劫だし、まともな判断が出来なかった。
もう縁は切ったからいいや。
このまま付き合いを続けて、今度は自分の命が亡くなるような事があったら許せないし私が家族に申し訳が立たない。
でもきっと彼女にとったら、私が大変な思いをするとか命を落とすとか、どうでもいいんだよ。その後も自分を擁護する発言ばかり言い回ってたから。
増田の言う通り認知症かなにかしらの疾患が出てきているのかなって思ったけど、何よりも恐怖しかないよ。
どこから見ても普通にしか見えない30代が、突然ぬいぐるみの世界で束の間自己中心的になって同行者の人生が狂うくらいのダメージを与えるの。めちゃくちゃ怖い。二度と会いたくない。
だからもう終わった話。
ディズニーランドとかシーとか好きな人はただ趣味が幼いのかなぁ、くらいに思ってたけど、そうじゃ無くて
から、好きなんだと思う。もちろん全員そうではないけど。
友人はゲートをくぐって変化。まさかの同行者がキチガイのインパクトが強すぎた。
だけど、ベンチで座ってずっと見てるとそれだけじゃないし。ストローラーでまだ歩けない子供を乗せて人にぶつかって行ったり、
馬鹿騒ぎして子供にぶつかったり、連れている女の子にぶつかったからって相手に因縁つけて喧嘩をしようとしたりする人たちが居たりして、治安が悪い。
この甘やかされた空間で勘違いした人がざっと数時間に複数回エンカウントするのは異常でしょ。やはりディズニーランドとかシーとかキチガイの巣窟だよ。
まあ甘やかされた空間という意味では匿名ダイアリーも同じかもね。
元増田が出会った人もそういう種類の人なのだろうし、昔はそんなにいなかったよ。怖い所になったなって。
体調不良は直後から発熱10日→ 診断A → 診断B →みたいなことが起きてドミノ倒しでした。丈夫な人にはわからんだろうけど。健康のジェットコースター、落ちる時は直角。気をつけてね。
お大事に、がもし私宛ならありがとう。本当大事にする。そして勘のいい増田もいい事ありますように。
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追記:
2021年2月のアニメ化発表から10ヶ月、ようやく公式サイトが開設され、情報が解禁された。
これでぼざろは2位の『チェンソーマン』や6位の『その着せ替え人形は恋をする』と並んだことになる。この2作は、いずれも2022年を代表する大ヒット作だ。
さらに、制作は着せ恋と同じCloverWorksなのでなおさら出来が期待できるものだった。
さすがCloverWorks、作画がすごく綺麗。特に喜多ちゃんのティザービジュアルはすごく好きだった。
ところが、後に出たキービジュアルを見たときの第一声は「なにこれ」だった。
これCloverWorksでやってもいいのか。非常に評価が高かった着せ恋や明日ちゃんが放送されていた頃だったから落差が凄まじかった。
そして10月9日の深夜0:00、ついに『ぼっち・ざ・ろっく』は放送を開始した。
実際に視聴したけど、作画は確かに綺麗だ。しかし、なんか違和感がある。
ぼざろの放送終了後、担当していたアニメーションプロデューサーの梅原翔太さんが作画スタッフを丁寧に紹介していた。
梅原さんは2022年に大ヒットアニメ『この着せ替え人形は恋をする』でもアニメーションプロデューサーを務めており、美麗な作画を実現する原動力と言ってもいい存在だ。
そして、ぼざろには着せ恋や明日ちゃんをやってた優秀なスタッフを贅沢に起用していた。さらに、OPムービーではけいおんやキャラデザを務めていた堀口悠紀子さんを起用していた。
アニプレックスも芳文社もぼざろに社運を賭けていると言ってもいいほど、ぼざろに最高のスタッフが集結していることが分かる。
ぼざろの作画に違和感を感じる原因は端的に言ってこんな感じだ。
キャラデザが垢抜けない。
キャラデザのデフォルメが強すぎて、綺麗な背景作画に付いて行けてない。
京アニのアニメに例えてみれば、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの背景に日常のキャラデザが混ざっているような感じ。
そのせいで、実写風景に落書きを入れたような感じになっている。
その点、けいおんとゆるキャンはすごかった。原作の作画やキャラデザはあまり良いとは言えなかったが、アニメになってだいぶ垢抜けた。
基本、美少女アニメというのは女の子のキャラデザで魅せるものだから、もう少し女の子の方に力を入れたほうが良かったのではないかと思う。
私の主張に対してこういう反論が来るだろう。
「ギャグ重視の日常系アニメだから、女の子のデフォルメが強くてもいいじゃないか」
この作品もぼざろと同じく、陽キャコンプレックスをこじらせた陰キャのギャグ漫画であり、過激な顔芸も多い。
しかし、あそびあそばせはぼざろと違って、女の子の等身と肉感が高い。
ぼざろに対して作画で比較するとすれば『王様ランキング』であろう。
あのアニメもキャラデザのデフォルメが強く、背景の作画がきれいだ。しかし、ぼざろほどやりすぎてはおらず、ちょうどよくデフォルメされていた。
ソーシャルゲーム版アイドルマスターSideM(通称モバエム)のサービス縮小(実質更新停止)のお知らせが9月1日に発表された
悲しむ人、寂しがる人、もうひとつのSideMのアプリであるサイスタに怒りをぶつける人など様々な人がいたが、自分がモバエムに感じた感情は『怒り』だった。
ハッキリ言ってモバエムにおいて担当ユニットの扱いはいいとは絶対に言えなかった。
ゲーム性もあまりにも古くイベントガチャは有償しか存在しないというあまりにも時代に逆行したゲームだったモバエムにおいて、最大の長所は長年かけて積み上げてきたストーリーにあると思う。
実際ここ近年はアイドル個人にフィーチャーした話も増えていたし、ユニット間の関係の変化を丁寧に描いていたところも好きだった。
しかし自分の好きなユニットはその恩恵を受けることがあまりにも少なかった。
モバエムで1番ストーリが長いイベントは俗に言うマラソンイベと呼ばれるもので、主にドラマや映画などの演技の仕事の時に開催されることが多かった。
全25話で構成されているため全8話や全10話のイベントに比べても情報量も多かったし、ストーリーが面白いことも多かった。
しかし、自分の好きなユニットがマラソンイベをユニット単位でもらったのはアニバーサリーイベを除けば2019年2月上旬の節分イベントが最後だった上にもう1組側が掘り下げのターンだったと思う。
もちろん他の形式のイベントでも面白いストーリーだったなら良かった。
しかし肝心のストーリーもライブや撮影のアイディアを偶然思いつく→実践して成功するというワンパターンなストーリが明らかに多い時期があり、
正直サイスタよりモバエムの方がストーリーが面白いって言葉を聞く度に「面白いストーリーをもらえていればそうだろうね」と荒んだ気持ちになることも多かった。
それでも、掘り下げるための伏線自体は張られているように思えていたから他のユニットが演技の面白いイベントやアイドルの核心に触れるようなイベントに参加しているのを羨ましく思いながらも、いつか自分の好きなユニットも、コラボでもアニバでもないマラソンイベントが来るはずだと信じて待っていた。
他のユニットの演技イベントが投票企画でフルボイスになってる中投票できる候補の作品さえ作ってもらえなかったのに。
モバエム以外の媒体では正直かなり優遇されている側だと思っているし贅沢だと思われるかもしれない。
でもSideMの軸となるゲームで掘り下げがないということは他の媒体でもゲーム以上の掘り下げができないということではないのか?
長い年月を掛けてアイドルの掘り下げをするのは実在性を高めるのにいいとして掘り下げられなかったら意味が無いのではないか?
そんな中途半端な状態で突然更新を停止するなんて無責任にも程があることをしたのは他ならぬモバエムなのに、サイスタにもたくさんの問題があることをいいことに責任を押しつける人たちが納得できない。
だからといってモバエムを嫌いになるわけでもSideMが嫌いになるわけでもなくて、飲み込めなかった感情をただ吐き出したかっただけなのだ。
https://www.nytimes.com/2022/09/13/us/politics/ukraine-russia-pentagon.htm
By Julian E. Barnes, Eric Schmitt and Helene Cooper
ワシントン - アメリカ当局者によると、ウクライナがここ数日で急速に軍事的利益を得た背景には、数カ月前に対ロシア戦争の進め方についてウクライナとアメリカの当局者が何度も激しく話し合った際に、その戦略が具体化し始めたという。
この夏、米・ウクライナ高官による緊急協議の末に原型から修正された反攻作戦は、大方の予想を超える成功を収めている。ウクライナ軍はロシアの指揮統制を壊滅させ、同国北東部での前進と南部での別の作戦に生かす態勢を整えているように見える。
この作戦は、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が、ロシアの侵攻を押し返すことができることを示すために、劇的な行動を取りたいと将軍たちに告げた直後から始まった。ゼレンスキー大統領の指示の下、ウクライナ軍は南部全域でケルソンを奪還し、マリウポルを東部のロシア軍から切り離す大規模な攻撃を行う計画を立案した。
ウクライナ軍将兵とアメリカ政府関係者は、このような大規模な攻撃は膨大な犠牲者を出し、大量の領土を迅速に奪還することができないと考えた。ウクライナ軍はすでに1日に何百人もの死傷者を出しており、戦闘は激化していた。ロシア軍も同じような犠牲者を出しながらも、ドンバス東部地域のウクライナの町を蹂躙しながら、じりじりと前進していた。
ウクライナの司令官たちは、長い間、計画の詳細を共有することに消極的だったが、米英の情報当局に対してより心を開き、助言を求めるようになった。
政権高官によれば、国家安全保障顧問のジェイク・サリバン氏とゼレンスキー氏の最高顧問であるアンドリー・ヤーマク氏は、反攻の計画について何度も話をしたとのことである。統合参謀本部議長のマーク・A・ミリー元首相とウクライナ軍幹部は、情報と軍事支援について定期的に話し合っていた。
また、キエフでは、ウクライナと英国の軍当局者が引き続き協力し、米国の新しい国防アタッシェであるギャリック・ハーモン准将は、ウクライナの最高幹部と毎日セッションを持つようになった。
米軍とウクライナ側は、「一刻を争う」と考えていた。ウクライナ側が効果的な反撃を行うには、ロシアのプーチン大統領がガス供給のコントロールを利用してヨーロッパに圧力をかけることができる初雪の前に動く必要があった。
この反攻作戦までの経緯は、ウクライナの指揮官が戦闘を形成するのに役立った、ワシントンとキエフ間の機密協議について説明を受けた複数の米国高官やその他の人々へのインタビューに基づいて書かれている。多くの高官は、協議の内容が秘密であることを理由に、匿名を条件に話した。
米国政府関係者は、反攻の完全な影響を判断することをためらい、それがどのように展開し続けるかを見守ることを懸念していた。今のところ、キエフが有利である。
この夏、米軍とウクライナ軍による戦争ゲームでは、南部への大規模な攻勢が成功するかどうかが試され、ひとつの決定的な瞬間があった。CNNが先に報じたこの演習では、そのような攻勢は失敗することが示唆されていた。アメリカの懐疑的な見方を受けて、ウクライナ軍関係者はゼレンスキー氏のところに戻ってきた。
国防総省の政策主任であるコリン・カールは、電話インタビューで、「我々はいくつかのモデル化と卓上演習を行った」と語った。「その演習では、ある種の反撃の方法が他の方法よりも成功しそうだと示唆された。我々はその助言を行い、ウクライナ側はそれを理解し、自分たちで決断したのです」。
賭け金は大きかった。ウクライナは、これが単なる凍結した紛争に終わらないこと、領土を奪還できることを示す必要があり、国民の士気を高め、西側諸国の支持を強化するためだった。
8 月に入ってから、ウクライナ側の要請で、米国当局はロシア軍の位置に関する情報の提供を強化し、 ロシア軍の戦線の弱点を浮き彫りにした。また、ウクライナの反攻準備を察知しても、モスクワがウクライナ北東部の部隊を迅速に強化したり、南部から部隊を移動させたりすることは困難であるとの情報もあった。
「ロシア軍は、ウクライナ軍が開始した反攻作戦に備え、優秀な部隊の多くを南部に移動させたという事実がある。「ロシア軍の士気の低下とウクライナ軍の圧力により、ロシア軍の一部は見た目よりも脆くなっていると思われる。
ウクライナ軍は大規模な攻撃を1回行う代わりに、2回の攻撃を提案した。一つはケルソンで、ロシア軍が集中しているため、劇的な成果が出るまで数日から数週間かかると思われる。もう1つは、ハリコフ近郊で計画されていた。
イギリス、アメリカ、ウクライナの3カ国は、この新計画を評価し、もう一度、戦争ゲームにしようとした。そして、ゼレンスキー氏が望んでいた「明確な大勝利」を得ることができた。
しかし、キエフのある参謀によれば、この計画は、米国からの追加軍事援助の規模とペースに全面的に依存しているという。
旧ソ連製の旧式兵器を使用していたウクライナは、自国の弾薬をほとんど使い果たしていた。戦争の最中に新しい兵器システムの使い方を学ぶのは難しい。しかし、これまでのところ、この危険な行動は成功している。例えば、155ミリ砲弾は80万発以上がキエフに送られ、現在の攻勢に一役買っている。米国は、2月の開戦以来、145億ドル以上の軍事支援を行っている。
ウクライナ軍将校によると、反攻作戦の前に、ウクライナ軍は米国に計画を成功させるために必要な兵器の詳細なリストを送ったという。
高機動砲ロケットシステム(HIMARS)のような特定の兵器は、戦場で圧倒的な効果を発揮している。GMLRSと呼ばれるこの発射台から発射される衛星誘導ロケットは、それぞれ200ポンドの爆薬が入った弾頭を持ち、ここ数週間、ウクライナ軍が400以上のロシアの武器庫、司令部、その他の目標を破壊するために使用されているとアメリカ政府関係者は述べている。
さらに最近、ウクライナ軍は、ソ連が設計したMiG-29戦闘機に、アメリカが供給したHARM空中発射ミサイルを搭載した。このミサイルは、ロシアのレーダーを破壊するのに特に効果的である。
先週ドイツで開かれた、ウクライナに軍事・人道支援を行う50カ国の会議で、ミルリー将軍は「これらのシステムの使用で、ウクライナから実際に測定可能な利益が得られている」と述べた。"彼らは軍隊に補給し、戦闘損失を補うのに非常に苦労している "と述べた。
ウクライナとアメリカの政府関係者は、ペンタゴンが毎週または隔週で発表するアメリカの備蓄品からの武器や弾薬の新出荷が、キエフの上級司令官に複雑な同時攻撃を計画する自信を与えていると語った。
「西側の軍事支援の重要性は、特定の兵器システムだけでなく、ウクライナ人が将来の計画に利用できる保証と自信にある」と、最近ウクライナから帰国したロンドンの王立連合サービス研究所のジャック・ワトリング上級研究員は言う。
週末にウクライナ軍兵士が北東部の地域に移動すると、ロシア軍は崩れ落ちた。米国防当局によれば、ハリコフ周辺のいくつかの場所では、ロシア軍は装備や弾薬を残して戦闘から立ち去っただけだという。
計画について説明を受けた人々によれば、ケルソン攻撃は決してフェイントや陽動作戦ではなかったという。そして、モスクワに、ケルソン地域の一部がロシアに加わることを望むかどうかの偽の投票を延期させることに成功したのである。しかし、ハリコフに比べれば、ロシア軍の数がはるかに多いため、予想通り、反攻はよりゆっくりとしたものになった。
結局、ウクライナ当局は、長期的な成功には、ザポリジャの原子力発電所の奪還、マリウポルのロシア軍の遮断、ケルソンのロシア軍をドニプロ川を越えて押し戻すなど、破棄された戦略の当初の目標に進展が必要だと考えていると、アメリカ政府関係者は述べた。
ロシアは弱体化した。ハリコフ周辺でのウクライナの増強を察知できなかったことで、ロシア軍は無能さを示し、確かな情報力を欠いていることが明らかになった。その指揮統制は壊滅的で、部隊への供給にも問題があり、今後数週間でウクライナに隙を与えることになる、と米政府高官は述べた。
ウクライナは東部でより多くの領土を奪還する機会があるかもしれないが、米国とウクライナの当局者は、南部が戦争の最も重要な舞台であると述べている。
「国防研究機関CNAのロシア研究ディレクター、マイケル・コフマン氏は、「ケルソンとザポリジャーが潜在的な目標になりそうだ。「将来、そこで突破口を開くために、ウクライナ軍のさらなる作戦が見られるかもしれない」と述べた。
真夏の話し合いから生まれた計画は、アメリカの情報とハイテク兵器に大きく依存したものだった。しかし、アメリカ側は、ハリコフで比較的小さな部隊を大勝利に導いたゼレンスキー氏とウクライナ軍の功績が大きいと主張している。
「まだ誰もサッカーボールのスパイクを踏んでいない」とカール氏。しかし、「ウクライナ人が複雑な攻撃的作戦を行えることを世界に示したと思う」とも付け加えた。
2014年5月:KADOKAWA・DWANGO(現KADOKAWA)代表取締役会長
2015年5月:KADOKAWA・DWANGO(現KADOKAWA)代表取締役社長
2019年2月:カドカワ(現KADOKAWA)代表取締役社長を辞任、ドワンゴ取締役を辞任
関係者によると、元理事はKADOKAWA側から相談を受け、16年ごろから同社と別の大手出版社の2社を合同で出版分野のスポンサーにする計画を立案したという。17年5月には東京都内の飲食店で、元理事と角川会長、大手出版社社長、当時の組織委会長の森喜朗元首相らが参加した「顔合わせ」の会合が開かれた。その後、大手出版社は18年ごろに辞退し、KADOKAWAだけが19年4月にスポンサーに決定した。