2022-09-16

モバエムが許せない

ソーシャルゲームアイドルマスターSideM(通称モバエム)のサービス縮小(実質更新停止)のお知らせが9月1日に発表された

悲しむ人、寂しがる人、もうひとつSideMアプリであるサイスタに怒りをぶつける人など様々な人がいたが、自分がモバエムに感じた感情は『怒り』だった。

ハッキリ言ってモバエムにおいて担当ユニットの扱いはいいとは絶対に言えなかった。

ゲーム性もあまりにも古くイベントガチャ有償しか存在しないというあまりにも時代に逆行したゲームだったモバエムにおいて、最大の長所は長年かけて積み上げてきたストーリーにあると思う。

実際ここ近年はアイドル個人にフィーチャーした話も増えていたし、ユニット間の関係の変化を丁寧に描いていたところも好きだった。

しか自分の好きなユニットはその恩恵を受けることがあまりにも少なかった。

モバエムで1番ストーリが長いイベントは俗に言うマラソンイベと呼ばれるもので、主にドラマ映画などの演技の仕事の時に開催されることが多かった。

全25話で構成されているため全8話や全10話のイベントに比べても情報量も多かったし、ストーリー面白いことも多かった。

しかし、自分の好きなユニットマラソンイベをユニット単位でもらったのはアニバーサリーイベを除けば2019年2月上旬節分イベント最後だった上にもう1組側が掘り下げのターンだったと思う。

もちろん他の形式イベントでも面白いストーリーだったなら良かった。

しかし肝心のストーリーライブ撮影アイディアを偶然思いつく→実践して成功するというワンパターンストーリが明らかに多い時期があり、

正直サイスタよりモバエムの方がストーリー面白いって言葉を聞く度に「面白いストーリーをもらえていればそうだろうね」と荒んだ気持ちになることも多かった。

それでも、掘り下げるための伏線自体は張られているように思えていたから他のユニットが演技の面白いイベントアイドルの核心に触れるようなイベントに参加しているのを羨ましく思いながらも、いつか自分の好きなユニットも、コラボでもアニバでもないマラソンイベントが来るはずだと信じて待っていた。

それが更新停止だって

他のユニットの演技イベント投票企画でフルボイスになってる中投票できる候補作品さえ作ってもらえなかったのに。

モバエム以外の媒体では正直かなり優遇されている側だと思っているし贅沢だと思われるかもしれない。

でもSideMの軸となるゲームで掘り下げがないということは他の媒体でもゲーム以上の掘り下げができないということではないのか?

長い年月を掛けてアイドルの掘り下げをするのは実在性を高めるのにいいとして掘り下げられなかったら意味が無いのではないか

そんな中途半端状態で突然更新を停止するなんて無責任にも程があることをしたのは他ならぬモバエムなのに、サイスタにもたくさんの問題があることをいいことに責任を押しつける人たちが納得できない。

それはサイスタの問題でありモバエムの免罪符ではない。

から自分はモバエムが許せない。

からといってモバエムを嫌いになるわけでもSideMが嫌いになるわけでもなくて、飲み込めなかった感情をただ吐き出したかっただけなのだ

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