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はてなキーワード: ティザーとは

2024-04-09

青春アーカイブアニメPV<<ティザーPVゲームOP)<<4th PV

ブルアカくん……紙芝居めっちゃお上手なのに中割りやらせると途端にしょーもないものなっちゃうのなんなの……。

もうアニメも全部紙芝居でやったらおよろしいのでは?

2秒3秒に1回動けばいいよ。

アニメーターさんの技術力を加味してナーフした絵を見せられても困るんだよね。

動かすのは俺達が頭の中でやるからさ、君は絵に集中してよ。

2024-01-28

ブルーアーカイブ/ブルアカ キララアカウントが存在した説の整理

ゲームブルーアーカイブ略称ブルアカ)」のファン界隈がちょっとザワメキたっている。ゲーム内に登場するキャラクターSNSアカウントが、X(twitter)上に4年前から存在したという。公式の仕込みの鮮やかさたるや! 

……という騒ぎだが、何点か気になる所があるので情報を整理したかった。

これは公式あるいは誰かを責める・咎めるつもりは一切なく、現状の情報を整理したいだけとを断っておく。

ひとまず以下の7つで整理したい。

終盤2つはただの言い訳なので、1.~5.までの実質5つ。状況によって追加したり削ったりするかもしれない。

1. 概要

2. 「このタイミングでの投稿スタッフしかありえない」か?

3. 「キララユーザ名が一緒!」か?

4. 「7年半から仕込まれていたんだ!」か?

5. 「キララポストしかない」か?

6. 公式なの?違うの?

7. なにかダメなの?(そんなことはない!)


1. 概要

ブルーアーカイブ略称ブルアカ2021年2月4日サービス開始のスマホゲーム

ここに登場する「キララ」というキャラクターは作中で「キラキラうるるん☆」(@kawaiikiraraddan)というアカウント名でSNS投稿しているとされ、その初出は2020年7月17日ティザーPVだ。

(ちなみにこれは、現時点で作品公式youtubeアカウントに残っている最古の動画でもある)

ブルーアーカイブ -Blue Archive-】ティザーPV

https://www.youtube.com/watch?v=0KFPtliRn_4

上の動画の0:17に映っている、「みんな聞いた?連邦生徒会の…」から始まる投稿が「キララ」の投稿とされる。

今回話題になっているのは、この内容がX(twitter)上で2020年2月24日投稿されていたこと。

https://twitter.com/kawaikiraraddan/status/1231927594875936769

リンク先を見ると、確かに投稿は「みんな聞いた?連邦生徒会の…」からまりティザーPVの内容に一致する。

ティザーPVで世に出るより約5か月も早く投稿できるのは、情報を持っているスタッフしかありえない!」

ゲームリリースされる遥か前から、こんな仕込みをしていたなんて!」

話題になっているが……

2. 「このタイミングでの投稿スタッフしかありえない」か?

これは違う。証拠を以って明確に否定できる。

というのも、ブルーアーカイブはかつて「Project MX」と呼ばれていた時代があり、当時リリースしたPVにも「キララ」の投稿があるからだ。

PVリリースに触れているニュース記事も残っていて、2020年2月17日付でティザーPVを公開したと書いてある。

https://www.excite.co.jp/news/article/Inside_127480/

うそ動画は消えているが、Xを期間指定検索してみると、2020年2月17~18日ごろから感想を呟いている人が沢山いることはわかるだろう。

Xを「project MX PV youtube until:2020-03-01」で検索したもの

https://twitter.com/search?q=project%20MX%20PV%20youtube%20until%3A2020-03-01&src=typed_query&f=live

このPVは(良くない事だが…)多数転載されており、中には2020年2月22日に転載されたもの存在する。

そして、その0:12に件の「キララ」の投稿がある。

0:12に「キラキラうるるん☆」の投稿

https://www.youtube.com/watch?v=p_VxNi6qUU4

2020年2月17日だという公式の物は確認できないが、少なくとも転載動画2020年2月22日、件のポストの2日前に存在し、「キララ」の投稿ちゃんと載っている。

なので、「2020年2月24日にあの投稿ができるのはスタッフしかありえない』 」は違う。当時PVを見た人なら誰でも再現ポストができる。

ただし、「スタッフ投稿した」を否定するものではないことに注意。

スタッフかもしれないけど、「スタッフしかありえない』 」ではない、という違いは強調しておきたい。

3.「キララユーザ名が一緒!」か?

これは一目瞭然だ。違う。何故か一緒どと言う反応もあるが……

ティザーPVの「キララ」の投稿者名とユーザー名は、「キラキラうるるん☆@kawaiikirraddan」。

件の投稿のそれは「キラキラうるるん☆@kawaikiraraddan」

PVに映るのは「kawaii」、件の投稿は「kawai」、iが一つ足りない。ユーザ名は一緒ではない。

が、これによって何かを指摘できるわけではない。ファンならもちろん、公式アカウントでもiが一つ足りないものを使う可能性はあるからだ。

4. 「7年半も前から仕込まれていたんだ!」か?

件のポストがあるアカウントが(プロフィール欄に表示される限りでは)2016年8月に開設されており、2020年投稿どころか「もう7年半も前からブルーアーカイブは用意されていたんだ!」という反応もチラホラ。

2016年8月アカウントがあったのは事実だろうが、果たしてそれがブルーアーカイブの仕込みであったかどうか……。

まず、ブルーアーカイブの開発が始まったのは2018年。これはスタッフらの様々な講演やインタビューで語られているが、確認やすいのはこの記事だろうか。アートディレクターの講演を記事にしたものだが、開発が2018年3月に始まったと書かれている。

記事の途中で2018年3月に開発が始まったと記述がある。

https://www.4gamer.net/games/519/G051983/20210609124/


ブルーアーカイブの開発はネクソンゲームズだが、運営はYostarが行っている。ブルーアーカイブファンは、ゲームを紹介するPVの冒頭で「ヨースター!」と声が入るのを何回でも聴いたことがあるはずだ。

このYostarが設立されたのは、公式サイトによると2017年1月16日だという。

Yostar公式サイト。「会社情報」→「設立日」が2017年1月16日

https://www.yostar.co.jp/



ブルーアーカイブの統括PDとしてファンに愛されている「キム・ヨンハ」氏は、ブルーアーカイブ以前に「魔法図書館キュラレ(原題:큐라레: 마법 도서관)」というゲームに関わっていた。2014年3月17から2018年6月28日まで稼働したようだが、内部で「キム・ヨンハ」氏自身がいつまで関わっていたかは解らない。

ただ、ご本人が2021年に行った講演ではキュラレこと「큐라레 마법 도서관」を「2012~2017」と書いていて、その後「FOCUS ON YOU(2017~2018)」を経て、やっとブルーアーカイブの原型であるProject MX(の更に前段階である萌えXCOM」=「MoeXcom」=「MX」)の話題が出てくる。

動画17:14あたりから

https://youtu.be/qbIBIouvHNw?si=Yho3CBgVA9xM2xlA&t=1033



まとめると、2016年8月には、ブルーアーカイブの開発も始まっていなかったようだし、Yostarも無かったようだし、統括PDであるキム・ヨンハ」氏は「魔法図書館キュラレ」に関わっていたらしい。

これが即ち、件のアカウントがブルーアーカイブ無関係だとは言えない。別の用途に使っていたアカウントを転用してブルーアーカイブに使ったのかもしれない。

ただ、少なくとも「2016年8月から=7年半前からブルーアーカイブは仕込まれていたんだ!」は現実的でないようにみえる。

5. 「キララポストしかない」か?

項の最後にも書く通り、これは大して価値のある情報ではないが……、情報の整理を目的とした日記なので、とりあえず書いておく。

件の投稿をしているアカウントは24/01/28現在、「キララ」の投稿ブルーアーカイブ公式の告知をRPしたもの、この2件しか投稿が無い。

しかし、2020年4月に3度にわたって「@kawaikiraraddan」がローソンの揚げ物クーポン抽選に応募したと思しきログは、ローソン側の投稿で残っている。

スパム対策なのかこれ以上リンクを貼れないが、

2020年4月7日

twitter.com/japan_lawson/status/1247330816675414016

2020年4月9日

twitter.com/japan_lawson/status/1248068641981071360

2020年4月10日

twitter.com/japan_lawson/status/1248505999926816769


からといって、これが何を示すものでもないことに注意。X(twitter)のユーザー名は変更可能からだ。

件のアカウントが2020年4月当時にユーザー名「@kawaikiraraddan」を使っていた保証がない以上、揚げ物のクーポンに応募したのは別の誰かかもしれない。

また、仮に、もしかして公式だとして、揚げ物クーポンに応募しないとは限らない。カジュアル言動カスタマーに親近感を抱かせる企業アカウントは存在する。

よって、これは「2020年4月当時に@kawaikiraraddanを使っていた誰か(現在と同一とは限らない)」が揚げ物クーポンに応募した?ことしか解らない。特に意味のない情報だが、この日記情報の整理が目的なので一応書いておく。

6. 公式なの?違うの?

からない。これはあくま情報を整理するための日記で、何かを断じるものでは無いからだ。

こうに違いない!というのは野暮かもしれない。

7. なにかダメなの?(そんなことはない!)

なので、言い訳として最後の項を付ける訳だが……。

この日記は何かを責めたり咎めてたりする意図はない。

仮に、これが公式だったなら、4年前から作っていたことを尊敬する。

これまでほぼ出番がなかった「キララ」は現在開催中のイベントで急にスポットライトが当たったが、これが4年前のポストから計画されていたなら凄いとしかいえない。

仮に、これが非公式だったなら、情熱的なファン心理尊敬する。

Project MXの初期には作品に着目し、PV公開から7日後にはSNS投稿再現し、今日まで追い続けてるとなれば、最古参にして非常に強いファンだ。敬意しかない。

からこの日記で何か結論をするつもりはないし、「運営や開発や誰かを責めたり、咎めたり、暴いたりする意図はない」です。

……ないんだけど、「2016年ブルーアーカイブ運営するYostarの設立からブルーアーカイブ広報活動はあったんだ!」は……難しいんじゃないかな……と思ったので、最低限の情報の整理まで。誤解されませんように。

2024-01-15

anond:20240115193602

心のなかで倒せたならクリアだろ

現時点ではクリアまで見れない原神なら進めるのに躊躇ないはずだしやろうぜ

メインシナリオだけなら3ヶ月やれば最新にたどり着けると思うが

サブまで含めてしっかり世界観理解しようとすると6ヶ月あっても足りないと思うぞ

その過程で見られる景色アート表現は正直どのゲームにもたどり着けない領域だと俺が保証する

累計の開発費では700億以上かけてると思われ、これは既存のどんな買い切りゲームよりもお金かけて制作してる事になるから

モバイルも含めたプラットフォームなのでぱっと見の美観はAAA級に劣って見えるかもしれんがアニメ調としての映像表現PC/PS上では超一流だ

序盤の国では平凡な風景かもしれないが騙されたと思って継続してみてくれ

海を渡ったり巨大な穴に潜ったりするあたりからすごくなってくるはずだ

今4年目入ってるが、6年目あたりで現存の国は巡り終わる予定だ

そっから1年くらいでおそらく第一部が完結するはずだな

サービス開始時に出てるティザーというか予言ムービーを参考にするならだが

ちなみに同社の別作品では7年目でやっと第一部完結させて今1.5部も終わったところだが

別に追加が遅かったわけじゃなくスケールが単純に大きいんだ

どんなにたくさんのプレイヤーが駆け回ってても網羅しきれない

開発規模の大きなオンラインゲームからこそ作れる世界観

からこそ増田もその場で素振りするだけじゃなく動き始める必要があるんだよ

さあ、その鍛えた素振りを別の幻想世界で活かしてくれ

2023-11-28

ダンダダンが苦手

はてブの人このマンガほんと好きだよね

いまホッテントリに4つも入ってる…

[B! anime] TVアニメ『ダンダダン』

[B! ダンダダン] TVアニメ「ダンダダン」ティザーPV|2024年TVアニメ化決定

[B! ジャンプ] 漫画『ダンダダン』来年テレビアニメ化決定 制作はサイエンスSARUでPV公開

[B! 漫画] [第130話]ダンダダン - 龍幸伸 | 少年ジャンプ+

個人的には癖が強くてめちゃめちゃ人を選ぶマンガだなあと思っていて

「クソだらあ」「オラァ」みたいな言葉遣い

下品下ネタ

オカルトホラーネタ

特撮とかSFのパロ?も

みんな同じに見える主人公たちの顔も

脇役のオジサンバサンの顔も

姿勢のいい走り方も

すんごい苦手

ここまで苦手なものが揃ってて逆にすごいと思う

から自分と逆の人間には刺さるのかな

唯一画力がすごいのはわかる

コピペ多いのは気になるけど

2023-10-04

miss you

2,3年に一度の愉悦

 

 

1.I MISS YOU

イントロギターの秋感

ギターが印象的

ハイハットミスチル史上最も大きい

サウンドダイナミックさが良い

歌詞は退廃的な世界観ブラッシュアップ

退廃的でもリズム隊が躍動しているのが良い

ラスサビ4小節で走り出すドラム未来を見た

 

2.Fifty's map

melody+i'm lovin

SMF世界観

Cメロガレージバンド感は新しい この路線を突き詰めたミスチルが見たい

 

3.青いリンゴ

イントロ乾いたギターサウンド

山田まりあ

サビはギターが弱いので、音源だと迫力不足意見もわかるが、このサウンドスカスカ感を許せるようになったのは大きな一歩

からこそ間奏のブラスが生きる

未完+FIGHT CLUB

 

4.Are you sleeping

音源の方が映える曲

血の管、さよなら2001年

間奏 実験的なストリングス

2000年代リバイバル感がある 

 

5.LOST

ラップをうまく曲調に合わせた

Bメロが良い

カスカ感はここからきているのでは

サビはベースがいい味を出すが、Cメロはいったん消える。この緊張と緩和が良い。

 

6.アート

これはラップ赤ちゃん(真似事レベル

数年後にはブラッシュアップして韻を踏みまくっているのかもしれない

挑戦することが大事

 

7.雨の日のパレード

一方ムーディーな曲作りはこなれてきた感がある

アートとの対比でこの曲が活きている

サビでベルのように鳴るアコギが心地良い。音の情景描写

サビ2連続という構成に「優しい驚き」を感じた

 

8.Party is over

ギターまりが多いな。コバタケ脱却後の答えの一つだろう。

ちょっと素晴らしい。個人的弾き語り好きなのもあるけども。

これでいい

空間を感じさせる少し遠いRのアコギ、素晴らしい。

ライブでの常套句リフレクデモ音源を聴いて、常々弾き語り曲をリリースしてほしいと願っていた。

この路線本当に今後も見たい

 

9.We have no time

cangy→ランニングハイの流れを彷彿とさせる

天頂バス+跳べ

I♥Uに入っても違和感がない

歌詞アラフィフ版「跳べ」

コード進行がこのアルバムでは珍しくシンプルなのでサウンドのいい意味での荒ぶりが際立つ

「トカオモッチャァ~ウ」「ワキオコッチャァ~ウ」のコーラスとか新しすぎ

 

10.ケモノミチ

個人的にこの曲も弾き語りで聴きたかったが、party is over弾き語りだったので2曲はいらないか

ただストリングスは完全なるオーバープロデュースで、このアルバムで珍しくアレンジ意図理解できない

これは多くの人が言うようにバンドアレンジで聴きたい

ただアルバムの流れで聴くと、このデカストリングスも悪くない気がしてくる

 

11.黄昏と積み木

歌詞LINEメールに変えればHOMEに入ってても違和感がない

さりげなく入る田原ワウギター実家感(いつものミスチル感)を生むスパイス

いつものミスチルサウンドと思わせておいてサビ終わりもう一つアクセントを作るコード進行意表を突く。「優しい驚き」パート2

 

12.deja-vu

構成シンプルAメロAメロBメロ→サビ→Bメロ大サビなのに、サビ終わりのBメロに音を肉付けすることによって大サビ昇華させ、本来大サビアウトロ的な役割果たしている

はっとした。これは「優しい驚き」

 

13.おはよう

開幕ギターのハンマリングはお馴染みの手癖

歌詞世界観がかなり現実的なのは心象風景描写に長けたミスチルでは珍しい

こんな優しい曲でも間奏でアコギソロを見せてくる。こんなミスチルは見たことがない

優しいのに乾いたアコギ演奏も珍しい。これまでだと秋がくれた切符のように高音ストリングスをこってり入れていただろう

 

 

総じて

世界観はだいたいアルバムティザーの通り

予想外だったのは4人の音がかなりフィーチャーされていた点。

特にギタードラムダイナミックなマスタリングヘッドホン聴くと心地いい。

これはヘッドホンで4人の音をじっくり楽しむアルバム

ダークで湿っぽい路線は前作よりブラッシュアップされている

一方弾き語りラップは初挑戦だが、こちらは今後突き詰めていった音を聴きたい

 

いわゆる売れ線を聴きたい人には全く刺さらない

2023-06-19

実写ワンピースティザー見たけど白人ってだけで雰囲気出るのズルいよな

我々平たい顔族はどれだけ映像表現に凝っても稚拙コスプレしか見えない

2023-05-26

ダンジョン飯アニメダメっぽい

わい厄介オタク

ティザー動画見たけどダメな気がするという結論に至った

でも未読勢には好評になると思う

大人しく原作よんどこ

 

原作あれだけ画力と間の作り方とギャグ表現あるのに

B級アニメくらいの作画力になっちゃってるし

声もあってないし演技も解釈違いでキツイ

そうだ、ダンジョン飯ちょっとズレるだけでキツイ、というか料理ジャンル全体でそうか

2023-02-03

テレビアニメチェンソーマン」の好きなところ・嫌いなところ

好きなところ
嫌いなところ

2022-12-21

アーマードコア二次創作について語る

前書き

かつてアーマードコア二次創作コミュニティーファンにとって分かりやす構造になっていた。


どこか有名どころのサイトアクセスすれば、そのサイトから別の有名どころへとアクセスできるネットワークが発達していた。インターネットってそういうものよね。古き良きインターネット

当初はそのような「有名どころ」について幾つか紹介しようと思っていたのだが、あんまり面白くなさそうなのでやめた。結局、ある一つの有名なAC小説について語ることにする。

タイトルは『人間世界である。今はもう削除されてしまっているが、ネット上のアーマードコア二次創作フリークの中にはこの小説を目にした者も多いであろう。冒頭で説明した通り、AC小説の有名どころに当時は簡単アクセスできるようになっていたからだ。『人間世界』が掲載されていたサイトもまた、そのような有名どころの一つだった。


人間世界

小説人間世界』は、とあるアマチュア小説家によって書かれたアーマードコア二次創作である

主人公黒人男性で、かつては妻子を儲けていたが今は独り身である。また、アーマードコアを操る"レイヴン"を生業としている。彼はある任務ブリーフィングにて、同じく黒人の、若い女レイヴンと待機室で出会う。

レイヴンには人格破綻者が多く搾取主義的な人間も多いことから、二人は出会うなり警戒心を抱き、一触即発のような状態になる。しかし、最終的に主人公の次の言葉が、二人の諍いを鎮めることとなった。

あんたは俺の妻に似ている。

毒気を抜かれた女性レイヴンは、彼が今回の任務市街地に潜伏したテロリスト殲滅する二人のレイヴンの片割れであることを知り、改めて協力関係を構築しようとする。二人はブリーフィングを経て、AC輸送するキャリアに搭乗すると、任務が行われる当該地域へと移動することとなるのであった。

これが本小説のあらすじである


この小説の特徴は、死人が出る度にその数をカウントすることである


例えばこんな具合だ。男のACの肩部からナパーム性の弾頭が発射され、検問詰所に直撃した。加熱された半固体状の燃料を浴びて、検問所にいた二人の男性が死んだ。といった具合に。

男と女はそれぞれのACを駆り、テロリストの陣地奥深くへと侵攻していく。ACは作中世界――『大破壊』と呼ばれる破滅戦争によって文明恩寵を大きく失い、地下へと追放された人々によって構築された黙示録世界――における最強の戦闘兵器であり、その前に立ちふさがった者は次々と死んでいった。老齢の戦士、二人の手練れのパイロット若い兵士女性子供。それらが死ぬ度に作者は死者をカウントしていく。"MTAC廉価版兵器)に乗ったパイロットが二手に別れ、一方が囮としてACの背後に回り込もうとするものの、ACパイロットである男はその目的を悟っていた。男は冷静に正面に立ちふさがるMT破壊する。その後、回り込もうとしたもう一体のMT破壊した。二人の男が死んだ。”といった具合に。

最終的に、二人はテロリストの陣地の最奥部へと侵攻する。その時二人が見たものは、ゲートの前に立ちふさがる複数の子供と女性たちであった。手には旗を掲げ、『Don’t fire !』と文字を書きつけている。


『こんなの聞いていない!』と女性レイヴンが叫ぶ。

それに対して男は淡々と答える。

レイヴンだろ、お前も』

テロリスト排除するのが仕事だって聞いていたのに、こんなのって』

繰り返し攻撃を打診する男性レイヴンに対し、女性パイロット否定言葉を連ね、最終的にこう告げていた。

『こんなこと、人間のすることじゃない!』

その瞬間、男は溜息を吐き、突如として女性レイヴンの駆るACへと攻撃を開始するのであった。


フロムソフトウェアの描く悪意

男は逃げ惑う四脚型ACフロート部位に攻撃を集中させ、AC回避行動を停止させる。もう逃げることのできなくなったACを前に、男はゆっくり距離を詰めていく。女性レイヴンは絶叫する。

私はあんたの妻に似てたんじゃないの

しかし、それに対して男は冷たく答える。

俺にはACしか見えん

男は女性の駆る四脚AC破壊する。作者はその淡々とした描写に更に付け加える。女が一人死んだと。

そして、男は周囲一帯にナパーム弾頭をばら撒き続ける。男たちが暮らす地下世界において空気循環は最重要インフラである。男は炎の巡りが十分であることを確認すると、ACでゲートを突破し、区画の最奥部にある空気循環装置破壊する。男は全ての仕事を終え、燃え盛る地下区画にてACを停止させた。

その後、男の過去についての描写が、あっさりと挿入される。

男はかつて妻と娘がいたが、一緒に暮らすにつれて妻は男に対して憎悪を抱くようになってきた。妻はレイヴンである男を憎んだ。あんたみたいな男は人間じゃない、と。

叫ぶ妻を前に溜息を吐くと、男は妻を殺害し、ガレージの土壌がむき出しになった部分に埋めた。

更に年月が経ち、娘は男に対して反抗的になってきた。

ある時、男はふとしたきっかけで娘を殺し、再び妻を埋めたガレージ一角に娘を埋めることになった。男は溜息を吐いた。また一人になってしまった、と。


そして、物語ラストシーン。再び男のAC炎上する町に佇んでいるシーンに合流する。そして、次のように語られる。

街が炎に包まれていた。

30679人死んだ。

そこにACが佇んでいた。パイロットは暫く死ぬ予定に無い。その男は優れた人間からだ。そしてその男世界中の全ての愚者を嘲っていた。


ArmoredCore6 Fires of Rubicon

これはあくまフロムソフトウェアの手を離れた創作であり、あるいは、フロムソフトウェア作品であるAC世界観とは、直接何の関係も無いと、そう断じることもできると思う。しかし、フロムソフトウェアACという作品を通じて描こうとしていたテーマに、底無しの悪意があるということは明らかである

ACには二十五年前から次のような場面が時折現れる。

市街地を襲撃して護衛の兵器破壊する任務鉄道インフラを襲撃しモノレール破壊する任務。多数の民間人の乗る航空ユニット破壊する任務

それらのゲーム中の要素はフロムソフトウェアが二十年以上前から描き続けてきたテーマであった。つまりは悪だ。

人間は容易に悪になることはできない。ある種の人間にとっては、それは息の詰まる事実である。そこで、フロムソフトウェアはその息苦しい現実に僅かばかりの空気穴を設けようとしてくれたのである。それは、例えば有名なソウルシリーズにおける、聖女アストラエアを自殺に追い込む一連のストーリーなどがそれに当たる。

崇高な目的を以て活動する聖女の、護衛役である男性殺害し、その事実を告げることで女性自殺に追い込むというストーリーデモンズソウルには存在している。このように、フロムソフトウェアは明らかに暴力や悪意や、煎じ詰めれば悪そのものを描き、時にそのテーマプレイヤーたちが演じられるように取り計らってさえくれているのである


先日発表された最新作、アーマードコア6の副題は『ルビコンの炎』である。つまり、かの英雄カエサルが渡ったルビコン川の存在を、象徴的に用いている。

そして恐らくは、そのタイトル原初戦火を、つまり暴力の始まりを指しているのであろうと推察される。


先日公開されたティザームービーでは、凍結し白化した地球映像と、人工の構造物の映像ばかりが流れる中で、川や森といった自然の造形物は映し出されなかった。一方で、過剰なほどにクローズアップされていたのは、ACの頭部に映ったカメラアイの赤い光である

人間を模した頭部の、瞳を模した部分に絶えず映り続ける、赤い光。暴力目的とした兵器の頭部に映り続ける、赤い炎。

恐らく、ルビコンの炎とはそれのことだ。人の瞳の奥底に映る、仄暗い暴力と、憎悪と、悪意を秘めた炎。

古代における戦争の端緒は、兵器にあったのではなく、人間のそのような悪意にあったのではないだろうか。ルビコンの炎とは、我々の中に巣食う原初の悪意と暴力を名指しているのではないだろうか。そのような印象は、前作タイトルAC5のキャッチコピーが、『全てを焼き尽くす暴力』であったこからも無理なく推察できると思われる。

我々人間は悪意を時に成す。我々の瞳の奥底には仄暗い炎が灯っている。それは、いずれ戦火の発端となるだろう。この世界のどこかでは、そのような炎は未だ燃え広がり、人を殺し続けている。

灰の最後の一片に至るまで燃やし尽くす、暴力と悪意の火を焚べること。それが、AC6の描こうとしているテーマであろうと私は推察している。

2022-12-02

灰原哀ちゃんについて 原作アニメ違いまとめ

名探偵コナン灰原哀ちゃんについて

原作アニメの違い、変更あれこれ

黒鉄の魚影(サブマリンティザー発表で、さっそく界隈の治安悪化しておりますね。

長い作品なので設定が変わったり追加されたりして、ややこしいことになってるのが、より一層治安悪化拍車をかけているような気がします。

そこで、メモを兼ねて、灰原哀ちゃんの設定についてまとめておこうと思います

灰原哀あいアイリーンから→〇

先生佐藤健さんとの対談にて明言。

作中では「V・I・ウォーショースキーから」と博士と哀ちゃんで決定した設定。

黒幕灰原哀のヒミツ… 『名探偵コナン青山剛昌佐藤健につられて衝撃ネタバレ

https://ddnavi.com/news/190845/a/

アイリーン・アドラーはホームズが愛した唯一の女性→✖

コナン作中では「ホームズが認めた唯一の女性」「あのホームズを出し抜いたっていう」という言及で、上の対談でも「ホームズを負かした」。

まり先生アイリーン観はこれ。

しかし「唯一愛した女性」というカプ解釈をする派もおり、人気キャラで後世のパスティーシュ作品二次創作)にロマンスが描かれまくっている。

イカ脚本担当作家さんも同様だったのか、ベイカーではああ言われたと思われる。

まり、愛した女性解釈先生解釈ではない。

コナン作中ではアイリーン解釈違いで事件まで起きているのでデリケート問題なのです。

ややこしいのでWikipedia読んでください。

★哀ちゃんコナンアイリーン存在→✖

現時点では✖。

最後に出し抜いたりする展開が来ればそう言われるかも?

とりあえずキャラ命名アイリーン由来というだけで、コナンにとってアイリーン存在とは、アニメ原作双方で一言も言われていない。

★哀ちゃんコナンワトソン存在→✖

アニメキャストがそんな風に発言しているのでややこしいが、アニメ原作両方で言われていない。

しろ、作者が「新一のワトソンは蘭ちゃんです、いつもそばにいるし、ホームズってワトソンのことしか考えてないんで」とTV番組にて発言

★哀ちゃんコナンの「相棒」→▲

劇場版紺碧の棺」にてコナンが「助手じゃなくて相棒かな」と発言

以降哀ちゃんキャラ紹介に「相棒存在」と書かれることがあるようになった。

これは山本監督(当時)によるもので、先生に怒られるかなと思ったが、修正がなかったので(通った)というもの出展:哀ちゃんシクアカ

なお原作では一切言われたこともなく、哀ちゃん自称したこともない。

まりアニメオリジナル設定。

キャラクターでも千葉刑事の後輩設定でもなんでも逆輸入する先生が、原作逆輸入しない設定。

そのためか、近年はキャラクター紹介でも「相棒存在」とは書かれないようになってきた傾向にある。

★哀ちゃんが「蘭ねぇちゃん」呼び→▲

劇場版アニメ緋色弾丸」のみ。

原作では「探偵事務所彼女」「あの子」「彼女」と名前を呼んだことはない。

これまでのアニメ名前を呼ぶときは「蘭さん」(業火向日葵)だった。

要するに「蘭ねぇちゃん」は脚本監督によるキャラブレである

★哀ちゃんは蘭をこころよく思っていない→✖

登場当初は苦手意識が強く〇だが、現時点でアニメ原作共に✖。

現在は亡き姉を重ねて、無意識ですがることもある。

だが緋色弾丸の嫌味「蘭ねぇちゃん」、海老蔵小馬鹿にして「うっそ~」のように、

アニメで古い哀ちゃん像で対抗意識的なものを出してくることがある。

これも脚本監督によるキャラブレ。ブレすぎ。

★哀ちゃんは「運命共同体」「この世でたった一人、コナンが同じ境遇を分かち合える相手」→✖

現時点で✖。

昔「アニメキャラクター紹介」でよく使われたが、近年は書かれない。

声優陣の発言などでは未だに見られる)。

現時点での運命共同体赤井(と日本にいるFBI)になりつつあるし、幼児境遇で言えばメアリーが出てきてしまったため。

また、原作関連では一度も使われたことのない表現

★哀ちゃんハッキングプログラムのすごいパソコンサポート→▲

アニメのみ。

オープニングでパソコンに向かっていたせいか

アニオリや劇場版での活躍が後方でバックアップが多い。

脚本家に便利に使われているだけで、実はアニメオリジナル

原作だと薬の解析、研究などに使用している以外の描写はない。

★哀ちゃんハーフ→✖

古い資料などではハーフのままだが、設定変更がなされ、クォーターに(母がハーフ)。

★哀ちゃんはAPTX4869開発者→▲

「私が作った薬だもの」と18巻で発言しているが、復元者。復元した薬の開発者ではある。

両親が組織に命じられ作らされた薬だったが、事故死したため途絶。

成長した哀ちゃんが残った資料を元に復元、引き継ぎ研究をさせられていた。

★哀ちゃん天涯孤独→✖

まれから会ったことはなく、把握もしていないと思われるが、

伯母、従兄妹がいることが判明。

また従兄妹のうち1人は面識がある(血縁があるとはお互い知らない状態)。

博士健康管理をしている→○

先にアニメカロリー制限をしている描写が出て、原作でも食事管理をしている描写が出るようになった。

★哀ちゃんブランド好き→○

フサエブランドを好む。

冗談?でハンドバッグを博士にねだったことも。

ただしフサエブランドは高級から蘭でも買えるハンカチである幅広いブランド

思いつくところだとこんな感じかな

なぜかアニメ原作ごちゃまぜに語る人が多くて余計にカオスってる気がする

2022-10-09

きららアニメぼっち・ざ・ろっく」の作画について語らせてくれ

ぼっち・ざ・ろっく』の作画過大評価されている気がする。


個人の感想

ぼっち・ざ・ろっく(以下、ぼざろ)』は難産作品だ。

2021年2月アニメ化発表から10ヶ月、ようやく公式サイトが開設され、情報が解禁された。


ぼざろの前評判きららにしてはかなり高いものだった。

次にくるマンガ大賞 2019」で8位にランクインした。

これでぼざろは2位の『チェンソーマン』や6位の『その着せ替え人形は恋をする』と並んだことになる。この2作は、いずれも2022年代表する大ヒット作だ。

さらに、制作は着せ恋と同じCloverWorksなのでなおさら出来が期待できるものだった。


実際、ティザービジュアルを見たら「れいいね」だった。

さすがCloverWorks、作画がすごく綺麗。特に喜多ちゃんティザービジュアルはすごく好きだった。


ところが、後に出たキービジュアルを見たとき第一声は「なにこれ」だった。

これCloverWorksでやってもいいのか。非常に評価が高かった着せ恋や明日ちゃん放送されていた頃だったから落差が凄まじかった。


そして10月9日の深夜0:00、ついに『ぼっち・ざ・ろっく』は放送を開始した。

実際に視聴したけど、作画は確かに綺麗だ。しかし、なんか違和感がある。


ぼざろの放送終了後、担当していたアニメーションプロデューサーの梅原翔太さんが作画スタッフを丁寧に紹介していた。

梅原さんは2022年に大ヒットアニメ『この着せ替え人形は恋をする』でもアニメーションプロデューサーを務めており、美麗な作画を実現する原動力と言ってもいい存在だ。

そして、ぼざろには着せ恋や明日ちゃんをやってた優秀なスタッフを贅沢に起用していた。さらに、OPムービーではけいおんキャラデザを務めていた堀口悠紀子さんを起用していた。

アニプレックス芳文社もぼざろに社運を賭けていると言ってもいいほど、ぼざろに最高のスタッフが集結していることが分かる。

実際、作画が非常に綺麗だった。でも、そこが裏目に出てる。


原因

ぼざろの作画違和感を感じる原因は端的に言ってこんな感じだ。


キャラデザが垢抜けない。


キャラデザデフォルメが強すぎて、綺麗な背景作画に付いて行けてない。

京アニアニメに例えてみれば、ヴァイオレット・エヴァーガーデンの背景に日常キャラデザが混ざっているような感じ。

デフォルメレベルが噛み合っていない。

そのせいで、実写風景落書きを入れたような感じになっている。


その点、けいおんゆるキャンはすごかった。原作作画キャラデザはあまり良いとは言えなかったが、アニメになってだいぶ垢抜けた。

基本、美少女アニメというのは女の子キャラデザで魅せるものから、もう少し女の子の方に力を入れたほうが良かったのではないかと思う。


私の主張に対してこういう反論が来るだろう。

ギャグ重視の日常アニメから女の子デフォルメが強くてもいいじゃないか

残念ながら『あそびあそばせ』という前例がある。

この作品もぼざろと同じく、陽キャコンプレックスをこじらせた陰キャギャグ漫画であり、過激な顔芸も多い。

しかし、あそびあそばせはぼざろと違って、女の子の等身と肉感が高い。


ぼざろに対して作画比較するとすれば『王様ランキング』であろう。

あのアニメキャラデザデフォルメが強く、背景の作画がきれいだ。しかし、ぼざろほどやりすぎてはおらず、ちょうどよくデフォルメされていた。

作画デフォルメについて考えさせられる話だ。


まとめ

近年では、作画クオリティの向上が叫ばれている。

しかし、ただ作画が綺麗なだけでは良いアニメになるとは言えない。背景とキャラデザ協調性重要だ。

ぼっち・ざ・ろっく』はそこを踏み間違えていて、好き嫌いが出やすものになっている気がする。

2022-02-03

愚痴

嫌なら見るなで済む話。

他の人のツイートも見ながら自分思考をまとめていった感じなので流されてる部分もあるのかもしれないけど、もやもやの正体が分かってきた。本当に複雑ではあるが気持ちを整理したい。

まず当初は、よく考えてなかったというよりも、好きなものと好きなものが合わさってくれて嬉しいという感情が大きかった。だから無条件に受け入れることができた。もし当時私が彼らを好きじゃなかったら(なんで実写やんの?)とアンチになっていただろう。今思えばアンチになって「こんなの観ねえよ」と切り捨てられていればどんなにラクだったかと思う。

公開が決まったときキャラビジュアルとかが出て、一体どんな映画になるんだろうと純粋にワクワクしてたし、すごく公開が待ち遠しかった。配役もまぁ理解できた。このアイドルグループ性格とか関係性とかも知っていたのでそれとも関連付けて、なるほどと思った。(といっても自分推しに関しては、地球上のいかなる人間にも実写化なんて出来るはずないと思っているので、この時点で既にキャラ演者を切り離してはいたのだが)

たこコラボレコード会社の策略だと分かってはいたが、何せ好きなもの同士の共演なので私は積極的お金を落とす気でいた。

最初ティザーキービジュアルの解禁。

これもまだ嬉しかった。各々のセリフとか表情とかが断片的に出て、どんな形であれ彼ら兄弟概念が具現化されたものを見れるのはいい事だと思った。

確かこの辺りでストーリーも公開されたと思うのだけど、私は過去の2.5舞台のこともありシナリオには全く期待していなかったので、(ふーん)と流し読みする程度だった。唯一ネックだったのはj'sが演じるに当たってキャラの1番大切な設定である純潔無職がなかったことにされるのでは?という点だったが、ちゃんニート童貞と書いてあったので安心した。(まあアイドルが演じてる以上無職童貞感なんて1ミリも漂っていないけど、設定があるだけマシだと思った)

先月くらいからの情報解禁。兄弟それぞれがピックアップされ、前回よりも映画の内容に迫った感じだった。

まず推しセリフめっちゃ笑った。しかしそれは私の推しキャラセリフではなくて、推しとある要素を(申し訳程度に)あてがわれたいちアイドルセリフしかなかった。この時にはもう完全に彼のことは推し名前だけつけた別人として認識してる。

三男に関しては、情報解禁した頃から既に(当時は冗談で)「解釈違いだわ」と言っていたけど、彼の演技を見て冗談じゃなくなった。キャラ面影すらない。この人は同じ演技しか出来ねぇのかよと思った。お前の引き出しにある演技だけで三男を表現できるとでも思ったのか?と憤りを感じた。まだ本編見てないから早とちりなだけかもしれないけどさ。

四男は、配役はいいなって思ってたしセリフとかも他に比べたら別に違和感ないんだけど、キャラ本人としては見れない。それだけ。

五男を演じた彼は原作を好きでいてくれてるからちゃんリスペクトを感じるんだけども、うん、頑張ってねと言うことしか出来ない。

末っ子は、可愛くてずるくてあざといところもわかるんだけど、そもそもアイドルとして小生意気キャライメージついて大丈夫そ?と心配になる。ただでさえ天狗とか言われてるのに事務所はそこ平気なのか?って思う。

そして今日予告を見て、キャラ改変はシナリオ上どうしても不可欠だったんだと強引に自分を納得させた。(筋肉とかホストとかね)

こうでもしないと見に行くモチベが立たない。

予告後半の意気込み映像意味がわからないと思った。要らねぇだろ。

そしてパブサして、ああこの作品は利用されただけだったんだなと確信して悲しくなった。

今このアイドルへの熱が冷めてるからこんなことを考えてしまうのかもしれない。でもこれ以上彼らの情報を入れたらほんとに嫌いになってしまうから映画を見に行くのがこわくて仕方ない。見なきゃいいじゃんって話なんだけど、この原作の名のついている物はチェックしておきたいし、このアイドルのことも好きだから彼らが主役を張っている姿を見たいという気持ちも大いにある。

しか正直しんどいレコード会社が思い直して「やっぱやめ」って言ってくれない限りどうにもならないのがしんどい

大丈夫そ?」と公式のことを煽りたい。

唯一の救いは、アイドルのほうの推しがこの映画だけのオリキャラであることだ。ここはもう腹を括って、オリキャラを演じる彼の勇姿を見るためだけに映画館に通おうと思う。

2022-01-14

anond:20220112204009

ティザーもぜんぜんバズってないし、公式アカフォロワーも少ないし、ほんとに期待されていたの?

2021-12-26

FFドラクエの古き良き「思い出」を超えろ――絶滅危機を乗り越え、再注目されるドット絵

12/26(日) 17:01配信

14

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Yahoo!ニュース オリジナル 特集

画像提供スクウェア・エニックス

任天堂の家庭用ゲーム機ファミリーコンピュータ」の誕生から38年。16×16の四角形の集合体にすぎないドット絵の「マリオ」は世界の人々をとりこにした。ゲーム進化して実際の映像に近づく中で、衰退したはずのドット絵復興し、若い世代にも広がっている。その魅力とは。(取材・文:河村鳴紘/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部

脱「思い出補正」 ドット×3DCGの新表現

今年5月、「ドラゴンクエスト3」のリメイク対応ハード未定)が発表された。公開されたティザームービーにはキラキラと光を反射する水面や、住人の息づかいが感じられる町の灯りと影の世界描写されている。

こうした臨場感あふれる表現可能にしたのが「HD-2D」だ。四角い点を枡目状に並べて表現するレトロドット絵3DCGを融合させる手法で、懐かしさと新しさが同居する不思議な魅力がある。

ドットに関しては『今の時代にこれか』というユーザーの声ももちろんあるんです」

そう語るのは株式会社スクウェア・エニックスプロデューサー高橋真志さん。

高橋さんの制作チームでは「狭くともちゃんユーザーに刺さるものを作ろう」というコンセプトのもと、ドット絵ベースゲーム制作を開始した。

オクトパストラベラープロデュサー 高橋

初めて「HD-2D」を採用したタイトルは、2018年リリースした「オクトパストラベラー」だ。同作では試行錯誤の末に「HD-2D」というアプローチを見いだした。

「『ファイナルファンタジー5』や『6』のようなドット絵を目指そうとやって……できた試作版の感想が、いい意味でいうと “懐かしいね”、悪い意味でいうと“古臭い”というものでした」

明らかに試作版の方が昔のものよりきれいな絵なのに、なぜか「劣る」ように思えてしまったのだ。

「それは過去の思い出が美化されてしまう『思い出補正』のせいでした。私は初めてスーパーファミコンプレーしたのが『ファイナルファンタジー5』なのですが、当時の体験とともにドット絵原風景として強く残っているんです。ユーザーさんも同様に感じ取ってしまうはずだから、その分の下駄を何で履かせるか考えた先に3Dに行き着きました」

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12/26(日) 17:01配信

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任天堂の家庭用ゲーム機ファミリーコンピュータ」の誕生から38年。16×16の四角形の集合体にすぎないドット絵の「マリオ」は世界の人々をとりこにした。ゲーム進化して実際の映像に近づく中で、衰退したはずのドット絵復興し、若い世代にも広がっている。その魅力とは。(取材・文:河村鳴紘/Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部

脱「思い出補正」 ドット×3DCGの新表現

今年5月、「ドラゴンクエスト3」のリメイク対応ハード未定)が発表された。公開されたティザームービーにはキラキラと光を反射する水面や、住人の息づかいが感じられる町の灯りと影の世界描写されている。

こうした臨場感あふれる表現可能にしたのが「HD-2D」だ。四角い点を枡目状に並べて表現するレトロドット絵3DCGを融合させる手法で、懐かしさと新しさが同居する不思議な魅力がある。

ドットに関しては『今の時代にこれか』というユーザーの声ももちろんあるんです」

そう語るのは株式会社スクウェア・エニックスプロデューサー高橋真志さん。

高橋さんの制作チームでは「狭くともちゃんユーザーに刺さるものを作ろう」というコンセプトのもと、ドット絵ベースゲーム制作を開始した。

オクトパストラベラープロデュサー 高橋

初めて「HD-2D」を採用したタイトルは、2018年リリースした「オクトパストラベラー」だ。同作では試行錯誤の末に「HD-2D」というアプローチを見いだした。

「『ファイナルファンタジー5』や『6』のようなドット絵を目指そうとやって……できた試作版の感想が、いい意味でいうと “懐かしいね”、悪い意味でいうと“古臭い”というものでした」

明らかに試作版の方が昔のものよりきれいな絵なのに、なぜか「劣る」ように思えてしまったのだ。

「それは過去の思い出が美化されてしまう『思い出補正』のせいでした。私は初めてスーパーファミコンプレーしたのが『ファイナルファンタジー5』なのですが、当時の体験とともにドット絵原風景として強く残っているんです。ユーザーさんも同様に感じ取ってしまうはずだから、その分の下駄を何で履かせるか考えた先に3Dに行き着きました」

再び活況を取り戻したドット絵ゲームだが、2006年ごろになると、モバイルゲームトレンドMobageGREEなどのプラットフォーム提供する「美麗カードゲーム」へと移っていく。小林さんも現場から退きディレクター職に軸足を置いていた。またもドット離れの時代の到来か……。そんな諦念を払拭したのが、2013年エイリムから出たスマートフォンアプリゲームブレイブ フロンティア」だ。ドット絵ベースRPGスマートフォンタップ操作を掛け合わせたゲーム性が90年代ゲームファンを魅了。全世界で合計3800万ダウンロードを記録する大ヒットとなった。

勢いに乗るエイリムにいた元同僚から声がかかり、小林さんも再びドッターとして腕を振るうこととなった。現場では、ユーザーダイレクトな反応にも触れることができた。

「『やっぱりドット絵好きです』っていう声が、具体的に上がるようになったんです。過去産物とかではなく、ドット絵ドット絵でいいよね、って認識できました」

海外インディーズゲームが広げた認知

さらに大きなうねりをもたらしたのは海外インディーズゲームだった。

2011年正式リリースされた「マインクラフト」はドットテイスト3Dブロックによって自由世界を構築するゲーム。複雑な造形物を描くにはドット絵素養必然的要求される。さまざまなプラットフォーム配信され2億本以上売り上げるなど、一大ブームを巻き起こした。

(Christian Petersen/Getty Images News/ゲッティイメージズ)

完全ドットベースインディーズゲームでは2015年リリースの「Undertale」もその代表格だ。アメリカゲームクリエイターであるトビー・フォックス氏の個人開発で、100万本以上の売り上げを誇る。モンスターのすむ地底世界舞台に、子どもが地上に戻るための冒険をする……という内容だ。ゲーム好きをうならせるストーリー個人開発とは思えぬほどの異常な細部へのこだわりが熱狂的なファンを獲得し、口コミで広がっていった。

CGに比べて制作コストの低いドット絵インディーズゲームクリエイターに好まれた。しかし、あくまクリエイター趣味領域にとどまり、それ以上の広がりにはつながりにくい一面もあった。そこにSteam等のゲーム配信プラットフォームや、TwitterYouTubeといったSNSの普及もあいまって多くの人の目に触れ、ドット絵の灯が紡がれたといえる。特にマインクラフトに関してはティーン層にも広くリーチし、新たなドット絵ユーザーの拡大に大きく寄与している。

JKクリエイター誕生 高まる芸術的側面

テレビゲームからモバイルゲームへと、時代に応じて活躍の場を広げてきたドット絵

近年はゲーム世界だけでなく、「ピクセルアート」のように、ドット絵ゲーム以外の文脈接続しながら新たな魅力を発信する試みもある。

シブヤピクセルアート プロデューサー 小野氏(左)・代表 坂口氏(右)

東京渋谷2017年から毎年展開されるアートイベント「SHIBUYA PIXEL ART」。

「近年、街がDX化される中で、文化的もの組み込みたいと考えた」

こう話すのは、実行委員会代表坂口元邦さんだ。

ゲーム文脈から拡張されたピクセルアートを、多様な形で展開できる場所として渋谷を選んだ」

現在は50人以上のクリエイター国内外から参加し、大手企業による協賛やアーティストゆずとのコラボレーションなど盛り上がりを見せている。

参加クリエイターのうち、3割が1020代若い。彼らにはドット絵シンプル技法が新鮮に映るという。また、四角形の集合体構成するドット絵に対して縦横ではなく「斜め」の線を使い物議を醸すなど、“常識”に挑む斬新なアプローチが光る。

バウエル・ジゼル・愛華さん

「SHIBUYA PIXEL ART 2021」で優秀賞を受賞した高校生モデルのバウエル・ジゼル・愛華さんもその一人。ドット絵プログラムで動かすYouTube企画きっかけで、ドット絵を描くようになった。「少ないピクセルの中でどれだけきれいに描けるか、というのが楽しい」と話す。下書きもせず何となくテーマを決め、タブレットペンバランス良くモノを配置しながら作りあげてしまう。

「SHIBUYA PIXEL ART 2021」で優秀賞を受賞したバウエルさんの作品

「粗いドットデジタル雰囲気が逆に新しい」とバウエルさん。ドット絵は新たなファンクリエイターを取り込みながら、活躍の場を広げている。

新世代も取り込みながら進化を続けるドット絵制作中の「ドラゴンクエスト3 HD-2D リメイク」にも、新たな可能性を示す仕上がりを期待したい。

2021-08-15

anond:20210815200424

学生とかだとかなり多いみたいね公式ティザーの下に出てくるから予習に見てる人もいるとか。信じられん...

https://eiga.com/news/20210726/29/

2021-07-19

から一般層にアニメが普及するのは嫌だったんだ

こいつら声だけは一丁前にデカくてその実アニメ自体に興味なくてただ単に共感したいだけだから人気のアニメは中身がなんであれ鬼のような人気になる

鬼滅の次はチェンソーマンになりそうなのかな?ティザームービーゴキブリみたいに人が集まってたけどかなり人選ぶからなまあそれもどうでもいいのかみんなが見てるから見てるのか

それだけならまあいことなんだがアニメという実質的に秘めてるまあどう頑張っても一般層に理解されない性癖エロを出した作品は忌み嫌われるだってこいつらは二次元に興味がないか

から一々リアル話題を持ち込む現実はこんな女性いないこんな体型のやつはいない倫理的にどうなのとか

うるせええええええええええええ!!!

アニメっつーのは本来キモオタのためのものなんだよ

エヴァだって一般層に取り入ってるように見えるけどピッチピチのプラグスーツで何人の性癖歪ませたと思ってんだ

エロ関係以外でも一般層は人気じゃないアニメはとことん見ないかちゃん面白い作品があっても見ない

滅茶苦茶埋もれてるアニメ格差社会よラピスリライツ見た?見てないよね

売れてるやつはとことん売れて売れないやつはとことん売れてないそれも昔より見てる人が増えたはずなのに

アニメ界が盛り上がってるようにメディアとかでも多く取り上げられる機会が増えたがその実儲かっているかといえばそうでもない

だって一般層の声がデカいだけだから 

つかよ話題がほしいならキャンプなりスキーなり行けやこっちにすり寄ってくんなよ

中途半端アニメに関わられると正直迷惑

2021-05-20

ブギーポップ(2019)は大失敗。

元増田

結局ブギーポップの2019年の再アニメ化は失敗なのか?











「完全にうまく行くことなんかこの世にはないさ。みんな、多かれ少なかれどこかで取り返しのつかない失敗をしながら、それでも生きているんだ」

「失敗するとわかっていても?」

「それが失敗だと誰が決めるんだ?」

俺がだ!

VSイマジネーター!

飛鳥先生〜!苦悩する能力者がイマジネーターに精神的に追い詰められて新世界の神みたいに堕ちてくとこがたまらん!さすがマッドハウス

ブギポに扮した正樹がチンピラボコり倒して衣川琴絵(中身はEちゃん)の頭に銃口ゴリッと突きつけるアクション!凄すぎて、その後の本命のはずの凪をちょっと食ってたぐらいだからね(苦笑)

飛鳥井仁とスプーキーEの対決と、あっけない幕切れ!鳴り響くマイスタージンガーの中、遂に「本物」と出会う偽ブギーポップ=正樹!ブギーポップ飛鳥井仁の対決と、やはりあっけない幕切れ!終盤のこの辺は普通に盛り上がるところを、普通に盛り上がらせてくれたので満足!

最長エピソードにふさわしい特殊EDも豪華!

夜明け!

あ、あぁあ゛あ〜〜(語彙喪失

原作読者は当然、初見の人々からも圧倒的な高評価ヒーローオリジンエピソードとして、原作のエモさの勘所を的確に拾いつつ、アニメらしく膨らませるべきところ(特にアクション)は大きく膨らませるセンスの良さ!一挙放送で一本の映画のように見せたかったのも頷ける、間違いなく本アニメベスト

改めて語るのもタルい(「タルカスっぽい」の略)から、詳しくはこの辺を参照してくれ!

原作読者によるアニメ「夜明けのブギーポップ」メモ1(10話)

歪曲王!

ゾーラギゾーラギ!原作でもシリーズ中一、二を争うようなド派手な対怪獣戦を、「飛んでくるコンクリート片を素手で受け止めるブギー」「コンクリートの壁をワイヤーでバラバラにするブギー」といった、悪ノリすれすれのTUEEEムーブまで追加して、よくもここまで爽快なアニメーションに仕立ててくれましたね!TRIGGER存在にここまで感謝したことないよ!

あれ、もしかして「笑わない」の……?と思わせてからの、オリジナルの竹泡エピローグ!なるほどなあ!こう来たか!「歪曲王」単体ではなく、アニメ最終回にするならこれもアリ!泣くわこんなの!

笑わない!

笑わないは……いや、笑わないだって、全アニメ平均で見ればそこまで悪くもないよ。

よく文句を言われるモノローグカットも、小説ラノベ原作からこそ敢えて、言葉から映像に変換することを最大限試みるべき、という心意気と言えなくもないし。実際、得体の知れない緊張感でいえば随一だったしね。

キャスト

ブギー・藤花のみならず、藤花の中学生高校生微妙な演じ分けも完璧だった悠木碧氏!ありがとうありがとう

細谷飛鳥井!こういう、実は脆いところを抱えたイケメンほんと似合うな〜!

ハナカナ水乃星!あ、ヤベー女だ!巫女にして!

小林竹田!失礼ながら本作で初めて知った人だけど、竹田現代高校生としてアップデートできたことの、最大の功労者だと思ってます

他も全体的に良いんだけど、個人的にあと一人挙げるなら、来生真希子(フィアグール)の木下紗華氏!怪人としての本性をむき出しにした時の怪演ももちろん印象的だったけど、普段の(欲望を抑えた)声もいいんですよね〜!

音楽

牛尾憲輔氏はメインスタッフ中で唯一、原作読者だったことを公言してるだけあってジャストフィット!鬱々とした日常の中にそれでも仄かな希望が見えるような原作空気感をズバッと捉えてくれてました!





――といったように、ブギーポップ(2019)には評価すべき点がいくらでもある。

しかし、それでもブギーポップ(2019)は失敗作なのだ。そう言わねばならない。残念ながら。

あのアニメには、もっともっと良い形があり得た。それを我々は既に知っている。

原作読者の狂信か?違う。

第1弾PVがあるからだ。

TVアニメ『ブギーポップは笑わない』 ティザーPV

アニメ化決定の発表と同時に公開されたこPVは、ブギーポップ宮下藤花・霧間凪・水乃星透子こそ登場しているものの、描かれているシーンはほぼ全て、原作には存在しないものだ。合成人間・MPLSらしきオリジナルキャラクターの姿も見られる。

にも関わらず、このPVファンが「ブギーポップ」に求めるであろうものが全て詰まっている。都市で暮らす若者たちの閉塞した日常。その影で行われている人間超人の、あるいは超人同士の暗闘。そして、それらとは一線を画す、単なる能力のぶつけ合いには留まらない、世界の敵と死神の戦い。BGM牛尾憲輔による曲だが、コンサートホールで手を振るブギーポップというマイスタージンガーを思わせる要素すら含まれている。

これらが、冷たく硬質な空気感でもってまとめ上げられた一本の完成した映像作品が、このPVなのだアニメ本編では、監督自身絵コンテ担当した笑わない編の1・3話の映像面にはやや近い方向性がある気もするが、それでも質では遠く及ばない。

そもそもPV予告編とはそういうものなのだ、と人は言うかもしれない。短いだけに刺激がギュッと凝縮されるのであって、それを長丁場のTVアニメ本編にそのまま望むのはものを知らない愚かなことなのだと。

しかし、本当にそうなのか?あのPVを見た俺以外の原作読者は、ああいブギポアニメが見られることを少しでも期待していなかったのか?またアニメスタッフは、自分たち自身が作ってみせたあの素晴らしいPVに迫るような内容を本編でも実現しようとは、一度も思わなかったのか?本当に?

改めて言っておくが、ブギーポップ(2019)は決して、原作レイプで作画崩壊RTAといった最底辺アニメなどではない(円盤売り上げはひどいらしいが)

だが俺は、ブギーポップアニメで、そしてあのPVを作ったスタッフアニメで、「良かった探し」なんかしたくはなかったのだ。良くも悪くも圧倒されたかった。どうせ高みに届かないなら、いっそ本当に地獄のような最悪の出来になっていてほしかったとすら思う。

現実にいま俺の前にあるブギーポップ(2019)は、良いところも悪いところもそれなりにある、そこそこのアニメだ。俺はそれを敢えて「失敗作」と呼ばせてもらう。

放送から既に2年が経つが、この事実を素直に受け入れるためには、まだまだ時間がかかりそうだ。あるいは、本編終了から始まったこ葛藤こそが、「ブギーポップアニメ化」というイベント本質だったのかもしれない。お気持ち長文ポエム失礼。

「なるほどな……それではやはり、この中途半端状態もまた、俺の〝強さ〟のひとつというわけだ」

2021-05-16

批判もできない結果速報

NIJISANJI ENデビューティザー動画

ということで本日配信だった、にじさんじ所属英語圏向けVTuber3人組。

なんだけど…初日からお先真っ暗って逆に凄いというか。


一応大手の箱のはずなのに、待機人数含め3人とも同接が1万ちょっと。あのセレ女未満である

しかも3人目は配信から欠席という前代未聞のやらかし

絶対に失敗できない初配信コケるって、タイトル通りコメントする気力すら湧かないわ。

内容的にも、悪い意味でいつものにじさんじ配信英訳版だったというか、微妙な生歌を初手に持ってきたあとは、ただ英語でダラダラ喋っておしまい

結果的にHololive ENやVShojoが、いかに化物スペックなのかを改めて思い知っただけという。


黒の日曜日でした。

2021-04-10

「究極進化したフルダイブRPGが (略)」と宝塚記念ファンファーレ

競馬まとめブログで知ったのだけど。

「究極進化したフルダイブRPG現実よりもクソゲーだったら」とかいアニメがあるそうで、そのティザーTwitterにあった。

https://twitter.com/fulldive_anime/status/1342802340420739072

で、このムービーの冒頭のファンファーレが、JRA宝塚記念だけで使われるファンファーレと同じなんだ。

https://www.youtube.com/watch?v=UtxAswuxlQY

アニメサウンドトラッククレジットされている中西亮輔って人は、いろいろ実績がある人みたいだけど、その中にアニメウマ娘」の楽曲編曲も含まれるんだよね。

・七色の景色 (TV Edit) [第1R 挿入歌] 作詞作曲:瀧田綺美 編曲中西亮輔

 歌:サイレンススズカ (CV.高野麻里佳)

・恋はダービー☆ (TV Edit) [第3R/第10R 挿入歌] 作詞Cygames (corochi) 作曲Cygames (本田晃弘) 編曲中西亮輔

 歌:トウカイテイオー (CV.Machico)

ということは、さすがに「競馬はまったく知らない、どこかで偶然耳にしたメロディに似てしまった」ということも難しいと思うんだよね。

ファンファーレからきっとクラシックだろう、著作権なんてないだろう、みたいな意識譜面にしたのかな。JRAファンファーレすぎやまこういち宮川泰鷺巣詩郎服部克久川口真というそうそうたる面々の作曲で、宝塚記念1999年から公募で選ばれた早川太海氏の作品から、どれもまだまだ著作権は健在なんだけどね。

2020-08-07

ぐらんぶるを見終わってしまったので次に見るアニメを探す。

もう…ホントに見るものが…

とりあえず、revisionsというのを見てみることにする。

ティザーを見る限り、ポリゴン作品ぽい(制作は違う会社だけどね。というか、CG系としてはポリゴンよりも老舗だった)

なんか色々混ざってる感じが。漂流教室ベースで色々。

監督谷口

期待しないで見てみよう。

それにしてもだ。

貴重な2連休アニメ視聴に費やす

しかも見たくて仕方ない作品ではなく、何となく流しとく感じで見れるものばかり。

酷い有様だなー。

また明日からクソ仕事なのに。何もリフレッシュ出来てないやー。

まあこのご時世だからショッピングモールだの水族館だのに遊びに行く訳にもいかねーし。

というか、コンビニすら行ってない。

丸二日一歩も外に出ていない。

腐ってんなー。

次の2連休はもうお盆だしなー。人混みになるだろうから増々出掛けたくない。

はー。

せめて次の休み整体にでも行こう。営業してたらの話だが。

2020-04-24

攻殻機動隊が大好きな自分ドロヘドロを見て号泣した

攻殻機動隊SACというアニメをご存知だろうか。

2002年放送されたそのアニメは、当時ネット黎明期だったとは思えないほど

技術によってもたらされる人々のドラマリアルに描いている。

放送から18年経つが、技術が発展した今だからこそより楽しむことができるほどだ。

たことない人はぜひ見てほしい。

 

自分はこのアニメが大好きだ。初めて見たのは12年前。

当時インターネットはすでに日常の一部になっていて、話の内容はとても身近なものだった。一気にハマった。

SSSの3D上映も見に行ったし、渋谷のIGストアにグッズを買いにも行った。

そうして1ファンとして楽しんでいたある日、攻殻の新作が発表された。

ARISEというシリーズだ。

 

正直、受け入れられなかった。

まあ、それでも、シリーズが違うということで納得はできた。

攻殻機動隊は、漫画版も、GITSも、SACも、それぞれ違う世界出来事なのだ

 

攻殻が好きなまま時代2019年になった。

そしてあるプレスリリースを目にした。

攻殻機動隊SACの続編が出るのだ。しかも、2045。SSSの15年後になるらしい。

一気に心拍数があがった。そして、キービジュアルを見て一気に血の気が引いた。

だれだ、この女は。

おそらく少佐だろうその女は、自分の知らない見た目をしていた。

ただ、少佐義体を頻繁に乗り換えていた。少佐の見た目が違うくらい、些細な問題だ。

そう言い聞かせて、ちゃん文字を読む。

フルCGアニメ。嫌な予感がした。

 

正直に言おう。自分神山健二の3DCGアニメが嫌いだ。

ゲームが好きで3Dモデルを見る時間が多い自分には、

正直彼が作った009の映画は耐えられなかった。

いや、しかし、それも何年も前の話だ。

最近神山監督もっとうまい3DCGアニメを作ってるに違いない。

Netflix神山監督制作しているULTRAMANを見た。嫌な予感は更に深まった。

妙に女っぽい体型の男が、話しながらずっとせわしなく体を動かしている。

後ろのモブの動きが鼻につく。

アニメのようにデフォルメされたモデルモーションキャプチャーリアルに動くと、こんなに気持ち悪いのか。

しかしたら、自分は、攻殻機動隊の新作が生理的に見れないかもしれない。

 

不安を抱えながら、それでも時間は流れ、ティザームービーが公開された。

 

PS2だった。

 

いや、この際、妙にきついハイライトや、色気のない影、

テクスチャー感が凹凸と合っていないヤシの木には目をつぶろう。つぶりたくないけど。

本当に衝撃なのは少佐が、地面に降り立つときSEが、軽かった。

まるで、見た目の少女相応の軽い音をたてて、全身義体少佐は車から降りた。

些細なSEだ。が、自分の求めてる攻殻機動隊SACは見れないだろうな、という確信を抱いた。

ただ、その後田中敦子の声を聞けたのは最高だったけど。

 

自分がどういう感想を抱こうと、制作は進むしPVはどんどん公開される。

当初SSSの15年後と聞いて想像した、年季の入った9課メンバーはいない。

シワがないのだ。体型が幼いのだ。もはや前作よりも若く見える。

しかし、前回のPS2かくやというPVを見て期待値は地に落ちていたので、思ったよりもショックは受けなかった。

音楽菅野よう子じゃないし。

まあ、声優が同じだし一回はみたいな、くらいの気持ちだ。

 

そうして公開までの日常を過ごしていたある日、

何気なくNetflixランキングに入っていたドロヘドロを見た。

それは、未来3DCGアニメだった。

3DCGアニメって、今、こんなにいいものが作れるんだ。

アニメならではのかっこいい演出自然モデルケレン味のあるモーション、

気がつくと、自分は泣いていた。

 

なんで攻殻機動隊はこうならなかったんだろう。

攻殻機動隊の3DCGアニメがこれだったら良かったのに。

俺はバトーのシワも、少佐の年増感も大好きだったのに。

リアルになんか動かなくていい、アニメには静と動、かっこよく動いていれば誇張してたっていい。

あんリアルにもデフォルメにもよりきれていない中途半端モデルになるくらいなら、

俺は攻殻機動隊SAC作画のまま続編が見たかった。

ももう、2045が出てしまったら、俺が見たいSACの続編は一生出ないんだ。

悔しくて涙が止まらなかった。

 

そして、ついに攻殻の新作が公開された。

今、途中まで見てる。

やっぱりモーションキャプチャーはやめてほしかった。

なんで少佐とトグサが同じような動きしてるんだ?

少佐は、今まで散々「一目で全身義体だとわかる」と言及されてたんだ、

ただ立ってる時にも義体らしく無駄な動きは無いはずだ。

…そんな怒りもただ虚しい。

 

自分みたいなファンは、いわゆる老害ってやつになるんだろうな。

老害は、もう二度と見れないだろう、production IG作画攻殻SACを夢見て寝ることにするよ…

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