はてなキーワード: 発射台とは
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/sorae.info/space/20241013-starship.html
YouTube に毎週投稿される宇宙開発の進捗を伝える各種動画を見ている知識の程度の私が、界隈の事情を知らないブクマカに答えてみるね。
まず。再使用可能な打ち上げロケット(下段)は SpaceX は既に実用化していて、ファルコン9 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%B39 を今年は3日に1回程度のペースで打ち上げています。1機毎で言うと20回以上の打ち上げの実績が積まれていっていて SpaceX にとって再使用自体はもはや日常です。
今開発している Starship が目指しているのは単なる再使用ではなくて、大型化と共に fully and rapidly reusable な機体です。我々が普段利用する航空機がそうであるように、日常運用では再整備の必要がない全体の再使用、イーロンいわく https://x.com/elonmusk/status/1845633730154545465 同じブースターを一時間以後には再び打ち上げる、そんな世界です。 完全な再使用のためには上段も再使用が必要ですが SpaceX はまだ達成していないのでそこが大きな課題です。
> 普通に着陸専用台を用意すべきでは?
戻ってきたらそのまま次の打ち上げ準備を始める運用を目指しているので、打ち上げた所に戻したいわけです。
大型かつ完全な再利用で定期的な運用が出来れば、軌道に上げる重量当たりのコストがめちゃめちゃ下がることが期待されています https://youtu.be/-8p2JDTd13k?t=1834 (ところで3年前のこの動画では着陸脚を持つ予想になっていました)
> あとはその頻度で打ち上げる宇宙のゴミはどうするのかさえ打ち出せば。
全体を再使用するのでゴミは出ません(顧客の貨物として軌道に上げた衛星はゴミになりうるので、それはまた別の心配事ではありますが)。ちなみに今回の試験の上段は、周回軌道には乗らないコースを取っていて、途中で失敗があっても落下してくるようになっています。
> 制御スラスター的なものかもしれんが側面から火がチロチロ出てフラフラしながら降下してるから大丈夫か?と思ったが最後はスーッと綺麗に発射台に収まったな。これは盛り上がるわ
大きく炎が上がっていたのは燃料を流し込む接続口がある個所からでした。計画的な圧力調整のための流出なのか、不測の事態への意図的な対応なのか、弁の故障などなのか分かりませんが、姿勢の制御ではないでしょう。
> 思ってたよりふらふらしてた。
上空からの降下の段階ではタワーには向かっていません。一直線にタワーを目指すと制御失敗で地上設備を壊してしまうリスクがあるので、海側の何もない地面をまずは目指しています。そこで減速をしっかりしてからタワーへ向かっているので、ふらふらしているように見えるのかもしれません。また、エンジン噴射の方向はきわめて高速に変更できるようになっているのでの炎はあちこちに向かっていますが、機体だけを見るとブレれずに滑らかに移動しているのが分かると思います。
> この姿勢制御をするために細かいノズルがたくさんついているんだろうなー(ちょっと集合体恐怖症感ある)。サターンVの巨大ノズルもロマンがあるけど。
第一段には33機のエンジンを積んでいます。内訳は外側に20機、その内側に10機、さらに内側に3機となっています。すべて性能は同じですが帰還時に使うのは内側の13機のみで、これらは噴射の向きが変えられるようになっています。中継動画の左下の円の表示を見ると、どのエンジンが稼働しているかが分かります。ぐっと減速する時に13機を吹かして、すぐに10機は止めています。じわじわ減速すると燃料が無駄になる(余分に使う燃料の分だけ、打ち上げ可能貨物重量が減る)ので、短い時間で減速させているようです。
最後にタワーに近づく制御をしている時に吹いているのは、最も内側の3基です。 https://x.com/SpaceX/status/1845958325948895425 なお燃料が無くなっているこの時点でも機体は数百(二百?)トンはあるっぽいです。エンジンは一つで最大230トンぐらいを持ち上げられます。なのでかなり出力を絞ってるはずです(1機の故障ならリカバーできるのかも)。
ちなみに
(長すぎるためか書けないので分割するよ)
ロケット系個人勢Vtuberの宇推くりあ氏が、宇宙開発利用大賞のPRキャラに就任しました
内閣府、広報に“VTuber”起用 宇宙開発利用大賞のPRキャラに「宇推くりあ」が就任 - ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2310/13/news129.html
H3ロケット打ち上げ(失敗)の同時視聴や、イプシロンS地上燃焼試験(爆発)の現地実況で知った方からすれば
ロケットへの知識も情熱も配信時間も本物なのは把握済みであろうから、驚きではなく納得感しかないのでは?
個人的に印象に残ってるのは、スターシップ打ち上げ試験の同時視聴で
https://www.youtube.com/watch?v=D56n3d7vAXc
打ち上げ時の噴射が強力すぎて発射台付近を掘り崩してしまい、飛散した破片が当たったのかクラスターエンジンの数基が点かなくなり
高度30kmを超えたあたりで回転を始めたため指令爆破に至ったもの
花火で終わったものの発射台の強度試験と、打ち上げられたこと自体が十分な成果として
管制室で立ち会ってたイーロンマスクが一人だけ微妙な顔していたことと
テレメトリの消えてるエンジン図と、地上からのカメラで捉えたエンジンの様子が全く同じで感心したのを覚えてます
発射台付近は想定以上に破壊されておりスペースX社に安全対策ちゃんとしろと当局から怒られが発生したような記憶
さて、タイトルの本題なのですが、PRキャラ就任のTogetterのブコメになにやら不穏なものがありました
VTuber宇推くりあが内閣府宇宙開発利用大賞PRキャラクター就任 「個人勢が内閣府案件」に驚きの声も - Togetter
https://togetter.com/li/2240597
[B! Togetter] VTuber宇推くりあが内閣府宇宙開発利用大賞PRキャラクター就任 「個人勢が内閣府案件」に驚きの声も
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/2240597
https://b.hatena.ne.jp/entry/4743531899566109231/comment/mouseion
ステマ禁止法制定されたんじゃなかったっけ。この手の内閣府案件って大体中の人が内閣府関係者な事が殆ど。というのも個人情報保護の観点から完全な素人Vチューバーってあり得ないんですよ。高市早苗氏の知人では。
2.この手の内閣府案件って大体中の人が内閣府関係者な事が殆ど
3.というのも個人情報保護の観点から完全な素人Vチューバーってあり得ないんですよ
4.高市早苗氏の知人では
されましたね10/1から施行ですねドラゴンボールもダイマですもんね
それを持ち出すということは本件PRキャラ起用がなにがしかステマ規制に引っかかるものであるという指摘ですね
まだよくわからない
2.この手の内閣府案件って大体中の人が内閣府関係者な事が殆ど
え、そうなんですか?
つまり、宇推くりあ氏は実は内閣府関係者であろうという指摘ですね
なんだかわからない
3.というのも個人情報保護の観点から完全な素人Vチューバーってあり得ないんですよ
ここが一番の難問
おそらく、インボイス登録をすると身元がバレるからVtuberには都合が悪い
結局、素人ではなく事業者系Vtuberとなるので完全な素人=個人勢Vtuberではない
いかがでしょうか
仮に個人勢Vtuberが個人事務所立てて表向きに名前出るのは事務所代表、だとしても
V活動で主な収入を得ているプロであっても、個人勢Vtuberだと思うんですけどね
完璧で究極の素人Vチューバーでなければならないと暗い怨念を燃やすV小町みたいなのがいるのでしょうか
4.高市早苗氏の知人では
1.2.3.を前提として、高市早苗氏の知人ではないかとの指摘
なんで?
そらまた安直な
1.ふたたび
高市早苗氏が、内閣府のPRキャラにこっそり知人を起用したのではないか
という主張だと見えてきました
事実だとしたらステマどうこうじゃなくて利益供与に当たるのでは
何らの根拠なく、高市早苗氏と宇推くりあ氏を利益供与の間柄だとはてブ上で指摘するのは
想像の翼を広げるのは結構なことですが、その翼で他人を傷つけていないかときどき
立ち止まって考えるとよろしいと思いますわ
それではごきげんよう
総務省も、SNS上での誹謗(ひぼう)中傷対策を呼び掛ける動画と特設サイトに、VTuberの「壱百満天原(ひゃくまんてんばら)サロメ」さんを起用
【特集】SNS等の誹謗中傷 | 安心・安全なインターネット利用ガイド | 総務省
https://www.soumu.go.jp/use_the_internet_wisely/special/sns/
岸田政権が打ち出したトマホーク巡航ミサイル導入による反撃能力の保持、防衛費のGDP2%への増額、その財源としての増税などに対し、古い考えから抜け出せない古式左派の人たちが激しい非難の声を浴びせている。
だが、私の印象は違う。私は選挙では大抵は庶民の暮らしを第一に考える日本共産党に投票しており、自分は左翼だと思っているが、岸田さんの今回の英断は大いに評価したいと思っている。
昨今の国際状況を見れば、やはりロシアのウクライナ侵攻は衝撃的だった。まさか国際法無視の侵略行為を本当に行うとは私も思わなかった。しかしロシアは侵略を行い、実際にウクライナの非戦闘員の一般人に対する虐殺も発生した。
また朝鮮は弾道ミサイルの発射実験を繰り返し、その気になればいつでも本邦領土に弾頭を着弾させることができることを執拗に示している。
勿論朝鮮は米帝の軍事的圧力に対する抵抗の意味もあろうが、それを差し引いたとしても、我が国の人民の生命に対して危険性がないと高を括る事は政府として無責任であろう。
これらの事を考えれば、国防力の強化は避けては通れぬ道であり、防衛費の増額は人民の安心安全のために必要であると認めざるを得ない。
いわゆる「反撃能力」につても賛否両論がある。反対派が言うのは、現在の朝鮮の弾道ミサイルは固体燃料ロケットであり、かつての液体燃料型のように発射前に燃料の注入などは行わず移動式発射台から即時発射されるので、発射前に弾道ミサイルよりも遥かに速度の遅い巡航ミサイルによる攻撃で発射を阻止することは不可能である、というものである。
これは全くその通りで、旅客機並みの速度のトマホークで弾道ミサイルの発射を阻止するのは不可能である。
こちらからもそちらを攻撃できるぞ、という圧力は実際に有効であることは、治安の悪い路上でもよく知られている。絶対に抵抗しないと思われている人は狙われやすい。例えば、痴漢に対してその手をピンで刺してやるぞ、という気迫は、痴漢を萎縮させるのである。
仮に弾道ミサイルを本邦に発射し本邦人民を焼き殺すなら、その発射基地の人間はトマホークで焼き殺す。それを指示した朝鮮人民の敵である朝鮮の独裁者もトマホークで焼き殺す。それでも我が国を攻撃できるのか?覚悟せよ。
この抑止力をより確かな者にするためには、数ヶ月間潜航し続けられる原子力潜水艦の導入も有効である。目標国の領海寸前から潜水艦発射型トマホークを使用すれば、朝鮮のみならず中華人民共和国の主要都市やロシア東部の主要都市も射程圏内に入る。
さて、ではその財源はどうするのか?今は亡き安倍晋三は財源として国債を考えていたらしいが、こんな無責任な話はない。MMT系の連中は「国債はいくら発行しても問題ない」みたいな話をして俺も一時信じかけたが、実際に日本でもインフレ傾向は始まっていて、小腹が空いたときに食べていたコンビニの惣菜パンや握り飯の値段は上がっている。立ち食い蕎麦やココイチのカレーも値上がりしてるじゃねえか。こんな状況でさらに国債発行したらハイパーインフレで人民の生活は大崩壊だ。最悪の場合、国家財政も破綻するだろう。
しかし岸田さんが素晴らしいのは、増税のメインとして法人税を選んだ。法人税は企業から徴収する税金であり、しかも大半の中小企業は除外し、大企業を対象としたのだ。
https://mainichi.jp/articles/20221215/k00/00m/010/300000c
もし首相が河野太郎や小泉進次郎ならば、市井の人民から巻き上げる消費税の増税を行なったはずだ。しかし、人民の暮らしを守りたい愛の人、平和主義者の岸田さんは、消費税でなく、人民を搾取する大企業から法人税で財源を調達する道を選んだ。
人民の暮らしを経済的に守りつつ、強い抑止力と国防力を以って戦争の危機からも人民を護ろうとするこの岸田文雄の姿勢こそ、まさに真の愛国者であると言えよう。知らなかった、とは言って欲しくない。
https://www.nytimes.com/2022/09/13/us/politics/ukraine-russia-pentagon.htm
By Julian E. Barnes, Eric Schmitt and Helene Cooper
ワシントン - アメリカ当局者によると、ウクライナがここ数日で急速に軍事的利益を得た背景には、数カ月前に対ロシア戦争の進め方についてウクライナとアメリカの当局者が何度も激しく話し合った際に、その戦略が具体化し始めたという。
この夏、米・ウクライナ高官による緊急協議の末に原型から修正された反攻作戦は、大方の予想を超える成功を収めている。ウクライナ軍はロシアの指揮統制を壊滅させ、同国北東部での前進と南部での別の作戦に生かす態勢を整えているように見える。
この作戦は、ウクライナのヴォロディミル・ゼレンスキー大統領が、ロシアの侵攻を押し返すことができることを示すために、劇的な行動を取りたいと将軍たちに告げた直後から始まった。ゼレンスキー大統領の指示の下、ウクライナ軍は南部全域でケルソンを奪還し、マリウポルを東部のロシア軍から切り離す大規模な攻撃を行う計画を立案した。
ウクライナ軍将兵とアメリカ政府関係者は、このような大規模な攻撃は膨大な犠牲者を出し、大量の領土を迅速に奪還することができないと考えた。ウクライナ軍はすでに1日に何百人もの死傷者を出しており、戦闘は激化していた。ロシア軍も同じような犠牲者を出しながらも、ドンバス東部地域のウクライナの町を蹂躙しながら、じりじりと前進していた。
ウクライナの司令官たちは、長い間、計画の詳細を共有することに消極的だったが、米英の情報当局に対してより心を開き、助言を求めるようになった。
政権高官によれば、国家安全保障顧問のジェイク・サリバン氏とゼレンスキー氏の最高顧問であるアンドリー・ヤーマク氏は、反攻の計画について何度も話をしたとのことである。統合参謀本部議長のマーク・A・ミリー元首相とウクライナ軍幹部は、情報と軍事支援について定期的に話し合っていた。
また、キエフでは、ウクライナと英国の軍当局者が引き続き協力し、米国の新しい国防アタッシェであるギャリック・ハーモン准将は、ウクライナの最高幹部と毎日セッションを持つようになった。
米軍とウクライナ側は、「一刻を争う」と考えていた。ウクライナ側が効果的な反撃を行うには、ロシアのプーチン大統領がガス供給のコントロールを利用してヨーロッパに圧力をかけることができる初雪の前に動く必要があった。
この反攻作戦までの経緯は、ウクライナの指揮官が戦闘を形成するのに役立った、ワシントンとキエフ間の機密協議について説明を受けた複数の米国高官やその他の人々へのインタビューに基づいて書かれている。多くの高官は、協議の内容が秘密であることを理由に、匿名を条件に話した。
米国政府関係者は、反攻の完全な影響を判断することをためらい、それがどのように展開し続けるかを見守ることを懸念していた。今のところ、キエフが有利である。
この夏、米軍とウクライナ軍による戦争ゲームでは、南部への大規模な攻勢が成功するかどうかが試され、ひとつの決定的な瞬間があった。CNNが先に報じたこの演習では、そのような攻勢は失敗することが示唆されていた。アメリカの懐疑的な見方を受けて、ウクライナ軍関係者はゼレンスキー氏のところに戻ってきた。
国防総省の政策主任であるコリン・カールは、電話インタビューで、「我々はいくつかのモデル化と卓上演習を行った」と語った。「その演習では、ある種の反撃の方法が他の方法よりも成功しそうだと示唆された。我々はその助言を行い、ウクライナ側はそれを理解し、自分たちで決断したのです」。
賭け金は大きかった。ウクライナは、これが単なる凍結した紛争に終わらないこと、領土を奪還できることを示す必要があり、国民の士気を高め、西側諸国の支持を強化するためだった。
8 月に入ってから、ウクライナ側の要請で、米国当局はロシア軍の位置に関する情報の提供を強化し、 ロシア軍の戦線の弱点を浮き彫りにした。また、ウクライナの反攻準備を察知しても、モスクワがウクライナ北東部の部隊を迅速に強化したり、南部から部隊を移動させたりすることは困難であるとの情報もあった。
「ロシア軍は、ウクライナ軍が開始した反攻作戦に備え、優秀な部隊の多くを南部に移動させたという事実がある。「ロシア軍の士気の低下とウクライナ軍の圧力により、ロシア軍の一部は見た目よりも脆くなっていると思われる。
ウクライナ軍は大規模な攻撃を1回行う代わりに、2回の攻撃を提案した。一つはケルソンで、ロシア軍が集中しているため、劇的な成果が出るまで数日から数週間かかると思われる。もう1つは、ハリコフ近郊で計画されていた。
イギリス、アメリカ、ウクライナの3カ国は、この新計画を評価し、もう一度、戦争ゲームにしようとした。そして、ゼレンスキー氏が望んでいた「明確な大勝利」を得ることができた。
しかし、キエフのある参謀によれば、この計画は、米国からの追加軍事援助の規模とペースに全面的に依存しているという。
旧ソ連製の旧式兵器を使用していたウクライナは、自国の弾薬をほとんど使い果たしていた。戦争の最中に新しい兵器システムの使い方を学ぶのは難しい。しかし、これまでのところ、この危険な行動は成功している。例えば、155ミリ砲弾は80万発以上がキエフに送られ、現在の攻勢に一役買っている。米国は、2月の開戦以来、145億ドル以上の軍事支援を行っている。
ウクライナ軍将校によると、反攻作戦の前に、ウクライナ軍は米国に計画を成功させるために必要な兵器の詳細なリストを送ったという。
高機動砲ロケットシステム(HIMARS)のような特定の兵器は、戦場で圧倒的な効果を発揮している。GMLRSと呼ばれるこの発射台から発射される衛星誘導ロケットは、それぞれ200ポンドの爆薬が入った弾頭を持ち、ここ数週間、ウクライナ軍が400以上のロシアの武器庫、司令部、その他の目標を破壊するために使用されているとアメリカ政府関係者は述べている。
さらに最近、ウクライナ軍は、ソ連が設計したMiG-29戦闘機に、アメリカが供給したHARM空中発射ミサイルを搭載した。このミサイルは、ロシアのレーダーを破壊するのに特に効果的である。
先週ドイツで開かれた、ウクライナに軍事・人道支援を行う50カ国の会議で、ミルリー将軍は「これらのシステムの使用で、ウクライナから実際に測定可能な利益が得られている」と述べた。"彼らは軍隊に補給し、戦闘損失を補うのに非常に苦労している "と述べた。
ウクライナとアメリカの政府関係者は、ペンタゴンが毎週または隔週で発表するアメリカの備蓄品からの武器や弾薬の新出荷が、キエフの上級司令官に複雑な同時攻撃を計画する自信を与えていると語った。
「西側の軍事支援の重要性は、特定の兵器システムだけでなく、ウクライナ人が将来の計画に利用できる保証と自信にある」と、最近ウクライナから帰国したロンドンの王立連合サービス研究所のジャック・ワトリング上級研究員は言う。
週末にウクライナ軍兵士が北東部の地域に移動すると、ロシア軍は崩れ落ちた。米国防当局によれば、ハリコフ周辺のいくつかの場所では、ロシア軍は装備や弾薬を残して戦闘から立ち去っただけだという。
計画について説明を受けた人々によれば、ケルソン攻撃は決してフェイントや陽動作戦ではなかったという。そして、モスクワに、ケルソン地域の一部がロシアに加わることを望むかどうかの偽の投票を延期させることに成功したのである。しかし、ハリコフに比べれば、ロシア軍の数がはるかに多いため、予想通り、反攻はよりゆっくりとしたものになった。
結局、ウクライナ当局は、長期的な成功には、ザポリジャの原子力発電所の奪還、マリウポルのロシア軍の遮断、ケルソンのロシア軍をドニプロ川を越えて押し戻すなど、破棄された戦略の当初の目標に進展が必要だと考えていると、アメリカ政府関係者は述べた。
ロシアは弱体化した。ハリコフ周辺でのウクライナの増強を察知できなかったことで、ロシア軍は無能さを示し、確かな情報力を欠いていることが明らかになった。その指揮統制は壊滅的で、部隊への供給にも問題があり、今後数週間でウクライナに隙を与えることになる、と米政府高官は述べた。
ウクライナは東部でより多くの領土を奪還する機会があるかもしれないが、米国とウクライナの当局者は、南部が戦争の最も重要な舞台であると述べている。
「国防研究機関CNAのロシア研究ディレクター、マイケル・コフマン氏は、「ケルソンとザポリジャーが潜在的な目標になりそうだ。「将来、そこで突破口を開くために、ウクライナ軍のさらなる作戦が見られるかもしれない」と述べた。
真夏の話し合いから生まれた計画は、アメリカの情報とハイテク兵器に大きく依存したものだった。しかし、アメリカ側は、ハリコフで比較的小さな部隊を大勝利に導いたゼレンスキー氏とウクライナ軍の功績が大きいと主張している。
「まだ誰もサッカーボールのスパイクを踏んでいない」とカール氏。しかし、「ウクライナ人が複雑な攻撃的作戦を行えることを世界に示したと思う」とも付け加えた。
ここ最近、各種世論調査では憲法改正に賛成の意見が増え、多数派になっている。
この理由として、タカ派ネトウヨ思想の安倍政権の下での改憲に警戒していた国民も、ハト派で平和主義者の岸田政権の下でなら改憲してもいいんじゃない?と感じているからだろう。
私も、憲法改正に賛成だ。憲法9条を改正し、自衛隊を明記するべきだ。そして敵基地攻撃能力を持ち、その抑止力によって安心・安全な日本にしてほしい。こういう事を書くと「朝鮮は既に移動式発射台や潜水艦搭載弾道弾を持っているので敵基地攻撃能力は無意味だ」という人もいるだろう。しかし、場合によっては国家主席の居場所を攻撃できる、というのが抑止力になる面はあるのである。
また、9条を改正して国防のための実力を持つ事を宣言することは、対米従属からの離脱への道を切り開く面もあるのだ。
さて、改憲に賛成というと、凝り固まったオールド左翼の人たちは自民党が野党時代に作った改憲草案を示して「改憲されると日本はこんなに恐ろしい国になる」などと的外れな事を言い出す。しかしちょっと待ってほしい。自民党の改憲草案は確かに最低最悪だが、自民党が今進めているのはあの改憲草案ではなく「改憲4項目」である。いまの時点で古い改憲草案を持ち出して騒いでいる人たちには白けてしまう。
その意味では旧改憲草案の復活を目論む極右の高市早苗ではなく、平和主義者の岸田が新総裁になったのは本当に良かったと思う。
では「改憲4項目」なら問題無いのかと言えば、もちろんそうではない。改憲4項目とは「9条への自衛隊明記」「緊急事態条項」「参院選合区の解消」「教育の充実」からなるが、極めて危険なのが「緊急事態条項」である。こんなものは不要だ。「参院選合区の解消」「教育の充実」は別に憲法を改正しなくても関係する法律を改正すれば可能なのだから、これらはデコイとして持ち出されたものだろう。
しかし9条改正と自衛隊明記については、安心・安全な日本のために必要である。
先程の衆院選で自公与党に維新、国民民主を含めた改憲勢力が2/3を超えた。おそらく来年の参院選でも同じことが起こるような気がする。衆参両院で改憲勢力が2/3を超えると、改憲への動きは一気に進むだろう。数年のうちに国民投票は実施され、中国の覇権主義的圧力に対する脅威感から大半の国民が賛成票を投じるだろう。10年以内の日本の改憲はほぼ確実である。
そうなると、緊急事態条項の危険性をいかに封じるかが重要となる。緊急事態条項は他の先進国にも存在する。問題は自民党案は政府の独裁につながる危険性があることだ。この危険性を抑え、あくまで国会の承認を前提とする民主国家的な緊急事態条項に修正する点では、国民民主党に期待するしかない。
統計情報で、論文数が増えているとか、ロケットの発射台数は日本より多いとかは知っているのだが、
中国が広すぎるのと、都市部と農村部で違いがありすぎるのも知っているが、どうも捉えどころがないのだ。
最先端のデータセンター向けの機器を作っている工場もあれば、できの悪い偽物を作っている工場もある。
中国の大学の授業レベルも伝わってこないし、日本のような雑用が多くて研究に専念出来ないような環境なのか、それとも研究に専念できる仕組みがあるのかもわからない。
中国の技術者がどのレベルの書籍で勉強しているのかもわからない。
なにせ日本でアメリカの技術書情報は入ってくるが、中国発の技術書の情報は入ってこない。
各ジャンルの中国で最先端を走っている人の名前も日本には入ってこない。
サイクルロードレースがこんなに注目されること、ない。
弱虫ペダルが流行っても、レース運営の仕組みとかプロトン内の駆け引きとかトニー・マルティン(落車させられた人)の
なので、きっかけはどうあれ、なんだかうれしい。
東京オリンピックのロードレースも、これを機会に見てほしいと思う。
(オリンピックの開催自体には私は反対だが、ロードレースは観戦ポイントを調べるくらいには楽しみに
してしまっている。ちなみに平坦区間での観戦はおすすめしない。プロトンは時速40km以上で走るので、一瞬で通り過ぎる。
おすすめは、激坂と呼ばれる急勾配の山道の、できればヘアピンカーブの内側だ。坂を駆け上がれば2回見れるからな)
サイクルロードレースというのは機材スポーツであり、団体競技であり(ツールの場合は1チーム8人)、同時に個人競技である
(エースを勝たせるために、他の7人が存在する)という特殊性もあってか、多士済々を絵に描いたように
フィリポ・ガンナ(伊)/もともとはトラックレース(競技場内でぐるぐる回るやつ)の世界チャンピオン。ロードも走ってみたらめっちゃ速かった。
ついたあだ名が「トップ・ガンナ」。ブラッド・ピットには似てない。
アレハンドロ・バルベルデ(西)/今年41歳。毎年「これが最後。もう引退」って言いながらビッグレースに出場し、あげくにステージ優勝の1つ2つ
マチュー・ファン・デル・プール(ベルギー)/3代揃ってレーサーという自転車一族の御曹司。体形的に大谷翔平とかルカクに近いのか?
なんか見るからにすごい。シクロクロス出身(自転車競技なんだけど、泥まみれになりながら自転車を人が担いで坂を登ったりする謎の多い競技)で、
山も登れるしスプリントの発射台もできるし、何をやらせても完璧超人。ちなみに現在マイヨジョーヌ)。
ナイロ・キンタナ(コロンビア)/顔が村長っぽい。村長と呼ばれている。
とか、色々すごい人が来る予定なんだよ。
新城幸也(日)/石垣島出身。高校までハンドボールやってた。2009年にツールに初出場して以来、
グランツール(フランス、イタリア、スペインにそれぞれある)に14回出場、すべて完走。
3週間ほぼ毎日、延べ3500キロとか走るんだよ。その中で、こないだみたいな落車もあるし、
体調不良やチーム事情(次のレースのために途中でリタイヤとか)も影響するので
実際の完走率って確か80%くらいだったはず。
それを、新城は14回完走してる。鉄人かと。そんでいつもにこやか。明るい衣笠かと。
付け加えると、今回のツールはアジア人は一人も出てない(カレブ・ユアンが韓国系オーストラリア人だけど)し、
黒人も多分一人だけ。理由は経済的なこととか文化的なこととかいろいろあるんだろうが、
日本人選手は何度もツールに挑んでは、跳ね返されてきた歴史がある。
それが、14回。新城すごない?
前なんか、逃げにのってステージ優勝一歩手前まで行ったこともあるんだぜ。
ちなみに奥さんはサイクルカメラマン(カメラパーソンていうのか?)。たまに中継に映る。
あとは、アラフィリップ(大スター)を見たかったけど、出場しないらしい。残念。アラフィニッシュが見たかった。
*アラフィニッシュとは! 最後のスプリント勝負で、ゴール前に勝ちを確信してハンドルから手を離し、
バリエーションとして、実際差されてしまったものの直前の斜行により自分が失格になっていたので、
恥ずかしい記録は残さずに済んだってこともあった
まあそんな感じだ! チャオ!
結論、やはり中学受験からはマスト。もしかしたら小学校もさせた方がいいかも?と言うことになった。
せっかくなので、言葉にしてまとめておく
親の役割の一つに勉学の機会を提供することがあると思う。言い換えれば、現代社会の仕組みを理解し、対策を立てることとも言える。教育は機会を通して本人が親を離れても自分自身の人生を開拓する力をつけることである。
大学は多くの人にとって社会人の1つ前のステップだ。人生において、学生の後に40年以上つづく社会人に飛び立つための発射台であるとも言える。
いい大学がなぜいいのか。なぜなら人が集まるからだ。そして、良い環境に飛び込ませる方が、高度な知識や機会に恵まれるという仮説があるからだ。売り上げが1番の会社の製品はみんなから選ばれるつづけるし、選ばれ続けるために努力を惜しまない。「こういうことができないか?」という未踏な相談を受けることも、内側からのチャレンジも多い。
一位と二位の差はここにあるのではないだろうか。
つまり、一位の大学はそういったやる気や機会を求めている人が集まる。そこに飛び込むことで、本人の価値観を大きく揺さぶられることになる。人や機会が多いと言うことは、それだけ選択肢に恵まれることになる。今まで、小さい世界で生きてきたことに気づく。そして、自分のやりたいことや成し遂げたいことをみつけるのだ。
そのための逆算に高校や中学の受験がある。プロセスを通して知識を獲得する。知識を獲得すると言うことは世の中の解像度が上がり、今まで素通りしていた現象やメカニズムを理解できるようになる。この解像度の高まりは好奇心や先進性へのタネであり、発見や発明、熱中、そして本人の豊かさにつながるのである。
受験で点数を取ることは手段であって、過程に過ぎない。そのプロセスに価値がある。そのためにはチャレンジ一択だと思っている。
そしてこれは、誰もが理解しているのが大きい。それだけ価値観としてインプットされているので、確率が高い手段でもある。
「中卒・高卒」で人生を切り拓いている人たちもいると思うかもしれない。それは、「コントラストが強い」レアなエピソードだから、メディアにも取り上げられるやすいし、記憶にも残っているだけに過ぎない。それが1万人中何人いるのか?その方法が全うなら、大学を出ていない人の平均年収は大学を出た人を上回るだろう。
NHK朝ドラ「エール」の主題歌「星影のエール」のMVが先日公開された。
曲も映像も素敵で、ストーリーも素晴らしいような気がして初見で泣いてしまった。Youtubeのコメント欄でも泣いたファンは多かったようだ。
それで立て続けに何回も観たが、見れば見るほどストーリーは分かるようで分からなくて、考える余地がたくさんありひどくハマってしまった。ストーリー重視のMVはたくさんあるけど、こんな刺さり方をしたことはなかったので、妄想したことをひたすら書いていきたい。
まず私について簡単に。
しがない社会人。かつてはこういうコンテンツに興味があって勉強をしていたこともあったし、なんならそういう職に就いていたこともあった。
くじけてそうじゃない職に移ってしまい、いまはただの消費する側になってしまった落ち武者。仕事しんどいと思いながら虚無になる前にコンテンツを消費することで救われている多くのうちの一人。
少しだけ作る側の現場や状況を知っているので、そのことに思いを馳せて敬意とか羨望とかを織り交ぜながら楽しませていただいています。
GReeeeNの明示的なファンではないけれど、めっちゃ有名な曲とかはスマホに入れてて、星影のエールは朝ドラの主題歌なんだーと思って買ってた。
星影のエールの作品世界を考察しながら、MVをリピートしまくっているところ。
〜〜〜〜
〜イントロ〜
〜1番〜
光る星と遠ざかる青い惑星
〜2番〜
星空を見つめるロボット
〜Cメロ〜
浜辺。流星群を見つめる男女
宇宙船内。眠っている老婆
それを見つめるロボット。窓外に青い星
〜大サビ〜
意を決するように胸のスイッチを押すロボット。激しい光があふれる
倒れるロボット
構成は「段階的に年老いていく女性」と「段階的に老朽化していくロボット」の変化が主軸。1番サビではロボットに庇護される赤ちゃんの笑顔、2番サビではロボットと少女の喧嘩と対置されている。怒っている少女はこの作品の芝居の中では最も感情が発露されるアクション上のピークだが、その直後には宇宙船内から回想へ移る展開の落差が用意されている。流星郡や星空を含め無数の星が描かれている作中で「誰よりも私には輝く星」の箇所では、青年はそれらの一切は眼中になく少女を見つめているのが印象深い。そのあとは老婆とロボット、宇宙船の行く末という作品の山場に雪崩れ込む。
宇宙船のデザインやロボットのデザインはレトロフューチャーなのであまりカッチリ考えてもというところではあるが、楽しいしその後の考察の手がかりとして重要なので考えておきたい。
つまり近未来か遠未来かという点だが、ロボットに人格や精神を転写したり、恒星間宇宙船を建造できるくらいには未来、ということになると思う。
宇宙船は、メインの舞台になっている広間の「大窓」がイントロのカットでも確認できるので、居住区を回転させて遠心力で擬似重力を得るタイプではなく、狭い範囲の重力制御とかを実現しているのかもしれない。
また、ラストで事実上船員がいなくなった宇宙船をオートバイロットで着陸させられる程度に進んだ科学技術がある。
超光速航行は実現していない、重力制御はできる遠未来、と考えたい。
眉間の間に指を持ってくる謎の仕草をたびたびするが、これが回想に登場する青年と同じ癖であることが描かれる。このことからロボットと青年は深い関わりがあると考えられ、「ロボット化した青年」もしくは「青年の精神や人格を引き継いだロボット」だと考えられる。この差はSF的には重要で繊細だけれど、これ以上判断材料は提供されていない。ひとまず設定上の同一人物として扱っていいと思う。
青年がロボットになった理由はなんだろう?宇宙船は恒星間航行ができるが、超光速ではない。生身の人間は保たない。だがそれでは「少女はロボットではない」理由にならない。
作中、そのボディは徐々に劣化していく。記号的にボロにしているといえばそれまでだけどあえて考えてみる。宇宙船内だけで活動している場合、こけて塗装がはげるくらいは起きるだろうが、大袈裟にへこむことは考えづらい。赤ちゃんの世話だけでなく、船外活動など宇宙船のハード的なメンテナンスも多いに請け負っていたものと考えられる。大型の飛来物は宇宙船を操作して避けるだろうが、小型の飛来物は当たってしまうのだ。天文学的確率で。(あたったらへこむどころでは済まないんですが、そこは主人公補整)
冒頭で産声を上げ、時にはロボットと喧嘩をし、回想後にはカプセル内で眠っている老婆。これらは同一人物として見ていいと思う。その後、ロボットがトリガーした謎の発光により、再び赤ん坊へと再生する。歳を重ねてから赤ん坊へ戻る仕組み(能力)の詳細は不明だが、トリガーはロボットのボタンと女性が握った星型のアイテムにある。
回想の中で登場する女性と同一人物かどうかは分からない。ただ、別人と考えた場合、回想の男女のうち男性はその後ロボットになったのに女性が描かれない、ただ数秒登場する男性の恋人ということになる。その二人の子供が冒頭の赤ちゃんだと考えてもいいが、それだと母親は乗っていないのか、乗っていないにしてもロボットだけで行けばいい(お子さんは連れて行かなくていいんじゃ?)という話にもなるので、そのすじは想像を膨らませすぎというか、素直に回想の女性=宇宙船の女性と考えていいと思う。少女時代の姿もとても似ている。
GReeeeNらしい緑色の星。作中たびたび光の強さが変わるが、冒頭は光っていない。赤ちゃんが嬉しそうに持ち上げている時にぼんやり光り、ロボットと少女が喧嘩した時には光が弱まった。回想には登場しない。終盤、ロボットが胸のスイッチを押すと激しく発光し、女性の体が薄く透けていく様子が確認できる。
このことから、女性の生命の様子に深く関係し、影響を与える(具体的には身体を若返らせる)。
また、ロボットと二人の関係に影響を受けることが分かる。若返り発動が「女性が星を握る」「ロボットがスイッチを押す」という両者のアクションで発動した(女性ひとりのアクションで発動しない)ことからも、星は両者に関係して動くのだと考えられる。
感情に感応する・若返り効果を発揮するといった現象が、登場する二人だけに生じるのか、人類全般に対して生じるのかは不明だが、「互い照らすその意味」を司るアイテムだと考えたい。
終盤、老婆になった女性が、ロボットがスイッチを押した途端発生した光により赤ちゃんへと若返る。途中、老婆の手が透けてうっすら星が見えることから、コナンくん的に身体が縮むというよりは、もっとファンタジックなものだと思う。なのでやっぱり、若返りというよりは転生という語が適当だと考える。
船員はこの女性とロボットの二名で、ほかの船員は描かれない(最初はいたのかもしれないが、空間に余裕のある船ではなさそうだし、二人だけだと思う)。となると、出発時点で赤ちゃんだということは考えづらいので、MV開始時は「旅路の途中で、女性が老婆から赤ちゃんへ転生したあと」ではないか。
なので、MVのクライマックスで描かれる発光と転生はMV開始時点で最低一回は行われていることが分かる。そうなると問題になるのは回数だ。何度もできるならロボットが最後に「意を決するように」押す必要もなく、気軽に押せる。おそらく回数制限があるし、多分MVラストのそれが文字通り最後だったのだと考えられる。
冒頭、転生直後のためか星は光っていなかった。ラストでは淡く光っており、ロボットすら転生する様子はまさしくキセキということだと思う。
回想シーンでは、夜空に流星群が飛来している。GReeeeNのキセキでも同様のモチーフが使用されていて、同MVがYoutubeに登録されたのは2010年7月のようなので、ほぼちょうど10年ということになる(10年前でももう少しグラフィカルな合成はできたと思うのでMV制作の厳しい予算のことなんかを考えてしまった。このフルCGアニメは仕上がり通りの潤沢な予算で作られていてほしいと流れ星に祈るなどした)。
流星群と言っても放射点がない?ので、この呼び方が適当かはわからない。
流れ星には「良いことの前兆」「悪いことの前兆」両方の伝承があるようだが、今回はどちらだろうか。流星の色、宇宙船内の星形のアイテムの色をみると、両者に関係があると考える方が自然で、もっというと両者は同一物だと思う。
悪い物を持ち込んで旅をするのは苦しいし、実際転生のアイテムでもあるので、ここは吉報の方の流星だと考える。カタストロフの前兆を描いたものではない。
そんな特殊なものが降っていると考えると、自然現象としての流星ではなく、人為的な何か(人工物は降っている、または軌道上にあった人工物が飛び散って降下している)ではないかという妄想も膨らむ。
そろそろまとめていきたい。
流星が飛来し、それに祈る女性とその女性にみとれる男性がおり、二人は姿を変えてすごく長い宇宙の旅に出かけた。その理由はなんだろうか。
彼女は、流星として降ってきた何かの作用を受けて、若返ることができる。ロボットはできない。では男性は、同じことができただろうか?
20xx年、宇宙から飛来したものに、一部の人類の身体を転生させる効果があることがわかった。
そして、なんらかの理由でそれを多量に行使する必要が出てきた。収穫するために、宇宙を渡る旅に出なければならない。
なんらかの理由とは、やはり人類が滅びるようななにかではないかと思う。その着想はYoutubeの考察コメントで見かけたものだが、細かい理由はMV内に描かれていないしなんでもいいのだけど、このご時世、どうしても強大な病原体による感染症を考えてしまう。
人類が滅びに向かう中、かつて流星群で飛来した物体に特殊な作用があることが分かる。それは使用回数に制限のある消費物で、できればたくさん欲しい。
一方で転生に耐えられるのは人類の全員ではなかったのだと思う。なので、適性が見られた彼女が、星を摘みに行くミッションを担うことになった。
男性は病魔に屈する(または、転生の適性がなかったのでやばいことになった、という想像もできる)が、ロボットとして彼女をサポートし続けることを選ぶ。
SFで恒星間航行といえば冷凍睡眠だが、設備が大きく収穫物を積むスペースはできるだけ確保しなければならない。冷凍睡眠設備は搭載されなかった。その意味でも、転生可能な人材はこのミッションに適切だったし、それをサポートできる誰かが必要だった。
一人と一機は地球のために旅立った。
どれくらいの旅路だろう?
回想で高らかに歌われる歌詞。普通に考えて2020年の現在からみて星座を眺めた数千年前(ギリシャ時代とか)を指した歌詞に違いないが、ここは妄想の翼を広げたい。この歌詞が流れる瞬間が千年前の出来事。作品が描いている時間と、回想とで、1000年程度の開きがあるという妄想だ。
片道500年以上の旅だ。光速の何パーセントの速度が出るのかはわからないが、計画の時点でわかっていた数字だと思うと絶望が深い。
宇宙船建造時点でも、現代より進んだ科学で人の寿命は伸びていると思う。それでも何度となく転生が必要だ。
MV内で描かれた赤ちゃん、少女、老婆は、それぞれが通しではなく、転生した時々の一コマ一コマであると考えたい。転生する度にロボットと喧嘩をしたかもしれないが、孤独な旅に耐えるために、おそらく女性は感情を抑制する精神改造か何かが必須だっただろう。喧嘩なんて起きない、そんな中での感情の発露。あの衝突は、数ある転生の中でもほとんど起こらなかった、非常に珍しく尊いといえるような出来事だったのではないか。
窓の外の星はどうだろう。冒頭、大窓の外には青い星が見え、子供が歩き出すころには遠ざかっている。
ただ、最低一度は転生を実行し、新たに産声を上げたにしては、地球が近い気がする。また、赤ちゃんの一人歩きは1歳三ヶ月で80%とのことだが(ググった)、それだけの期間が経過したなら、青い星はもっと遠ざかっていてもいいのではないか。冒頭に環のある惑星が写っているが、土星軌道から見た地球であれば遥かに小さいはずだ。
ふたつめの理由については、推進剤を節約するためにスイングバイしていたと考えることができる。
ひとつめの理由については、「出発時点=赤ちゃん」はSF的な筋立てを思い浮かばないのでここでは支持しないのだが、そうするとMVが描いているのは「行き>回想>帰り(到着)」ということになり、作品としての納まりはなんとなくいい。そうでない場合、あの星は地球ではなく目的地の星だと設定できる。MVは「帰り>回想>到着」という流れで、こちらは描かれているものの背景の勘ぐりとしては納まりがいい(と思っている)。冒頭の環のある惑星も、目的地近傍の土星ではない巨大ガス惑星だと考えると辻褄が合う。
最後の転生は、女性が自ら動けなくなるほど老いてから行われた。転生の回数券がいよいよ最後だと判明し、可能な限り老いてから実行することになったのだろう。目的の星での収穫物を使えればいいのだが、察するになにか使えない理由があったのだろう。
「時に私の後ろに光る星」
それまで暗い星空で埋め尽くされていた大窓には、いま青い星が大きく見渡せる!
安堵もある、悲しさもある複雑な美しさに目眩がする。
地上300〜400km程度の低軌道で、降下は始まっていただろう。時間がない。最後の転生の光に包まれながら、宇宙船を地上へ降りていく。
二人を迎えてくれるのは、二人を、あるいはほかの多くの収穫者たちを打ち出したかもしれないマスドライバー発射台。人類の残り時間が少ない中、限られたリソースで建造されたそれは、いまは朽ちて鉄骨を晒している。(そうではない頃に作られた灯台は、長らく無人の状態でもメンテナンス機構が行き届いているようだ)
地上に着いてすやすやと眠る赤ちゃんだが、誰一人迎えには来ない。滅びかけの人類は、おそらく地上設備では可能だった冷凍睡眠を実行し、ミッションの成功とともに目覚めるのだろう。
女性はロボットと喧嘩する前、空の絵を見ていた。その次のカットでは引きの絵になるが、反対のページにはほとんどなにも描かれていない。おそらく商業的な画集などではなさそうだが、船内スペースが貴重な中で持ち込まれたものなので、とても大事な、プライベートな冊子だと思われる。
「明日はきっといい天気/青き春もまた そうであれ」
青き春の時代に、白紙の状態から、誰と物語を描いていくのか、考えながら描かれた絵。回想に登場する二人にまつわる品、もっというと青年にとっての「輝く星」である女性を描いたものだろう。流星群を見る前の昼間か、「夜明け前の空」を見たあとの絵だ。そう考えると、右ページに見えるスケッチが回想に出てくる帽子に見えてくる。
そんな思い出の絵なのに、少女は空のみに注目して、暗い星空と見比べる。
ロボットの手を払いのけて、少女は怒りながらなんと言っただろうか。たとえば「こんな空を一体いつになったら見られるのか」。
自分が描かれていることには気づかない……転生しても、記憶は引き継がれないのだ。いま怒っている彼女は、だから青空は見られない。
答えられるわけがない。
ロボットの献身、ふたりの悲哀に残酷ささえ感じるが、それでも困難を乗り越えて互いに照らし続けた二人が、数百年の航海を終えてのちには青空の下で安らかに眠っている。
〜〜〜〜
だいぶ書きたいことは書けた気がする。
ここで明示しておきたいのだが、「公式はこう考えて制作したに違いない!」と当てようとしているわけではない。むしろ、私はここでこう考えたが、全く違う考えで作られていたのならその方が面白い。そうあって欲しい。
残念ながら、設定を徹底的に練りきった上で作られた作品なんて、それこそ恒星間航行でデブリにぶつけられるくらいの低確率で、どんな作品も多かれ少なかれ作りながら決めた・変えたことが無数にあり、特に理由もなく決めたことも無数にある、ということを私は想像してしまう癖がついている(そういうナイーブさはないけど「考えてなかったけど結果的に筋が通って見える」みたいになってる箇所には、謎のかっこよさを感じたりする。このMVにもそういう箇所があったら楽しいなと思う)。このMVの制作期間中には緊急事態宣言とか自粛とか、ままならないことがあったと思うし、その意味でも、隅々に渡って「ここはこういう考えで作られたに違いない」という考察態度でいることは難しい。
いや、そのあたりはなんでもいいけど、とにかく妄想が捗る作品に出会えて嬉しいってことです。
監督の森江康太さんは、ヨルシカやAmazarashiのMVもやってるひとっぽい。探したら観たことあった。
顔を出してない歌い手のMVをよく手がけているのかもしれない。
同じく8/7に公開が始まったドラえもんのポスターにも名前が載ってる。
誰にいうでもなく自前の発表の場があるでもないので、初めて匿名ダイアリー使ってみた。
誤字とか見つけたら直します。
(「地球を滅ぼすようななにか」の所ですが、SFに興味がある方は「天冥の標」(小川一水)を読んで思い浮かべるといいと思います
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
---|---|---|---|---|
00 | 50 | 8172 | 163.4 | 47 |
01 | 34 | 6713 | 197.4 | 50.5 |
02 | 24 | 2463 | 102.6 | 47.5 |
03 | 14 | 4355 | 311.1 | 98.5 |
04 | 11 | 649 | 59.0 | 44 |
05 | 18 | 2582 | 143.4 | 51.5 |
06 | 18 | 1298 | 72.1 | 44.5 |
07 | 30 | 2498 | 83.3 | 46 |
08 | 45 | 6782 | 150.7 | 47 |
09 | 127 | 16087 | 126.7 | 74 |
10 | 190 | 24241 | 127.6 | 45 |
11 | 200 | 14174 | 70.9 | 39 |
12 | 162 | 14679 | 90.6 | 39 |
13 | 131 | 18071 | 137.9 | 48 |
14 | 189 | 11786 | 62.4 | 38 |
15 | 286 | 19275 | 67.4 | 33.5 |
16 | 160 | 16766 | 104.8 | 45.5 |
17 | 134 | 14349 | 107.1 | 46.5 |
18 | 124 | 10629 | 85.7 | 47 |
19 | 137 | 10528 | 76.8 | 34 |
20 | 115 | 14901 | 129.6 | 27 |
21 | 108 | 16669 | 154.3 | 40 |
22 | 102 | 17501 | 171.6 | 79 |
23 | 77 | 12122 | 157.4 | 52 |
1日 | 2486 | 267290 | 107.5 | 43 |
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たとえば製造工程、たとえば陳列、たとえば運搬、たとえば保管、たとえば廃棄
それぞれの場面にあわせて部分や色や素材が選ばれて商品になってるわけですよね
それをはずすともちこみの容器に入れるとか、その場で食べるとかになって、デザインはその場や空間や時間についてになりますよね
ローソンのそれは家に置いたらかっこいいかもしれないしかっこいい先輩がオフィスでつまんでたらかっこいいかもしれないけど
そこにもっていくためには大量に同じものが並んだ中から探し出して買うという場面がでてくるわけで
アップルコンピュータ製品みたいに使っている場面を想像して購買意欲にするのであればシーンをうちだしてそこに商品を陳列するような
デザインがなければ飛び出す機構と爆発力を搭載していても発射台がないからその場で爆発してるロケットみたいなことになりそう
まずはそこで爆発することでみんなが振り返るという戦略だったとしたら成功だったかもしれないとそれはそう思います
そこで振り返ったみんなが駆け寄って手を差し伸べるでしょ?というのはちょっと想像が過ぎるのではないかな
振り返って、ひどい事故だったと口々に唱えながらまた普通の生活に戻るだけなんじゃないかな
最近よく見かけるんだけど、
たまたま見た雑誌でもサウナVS銭湯ってこれって何の対決なのかしらって言うほど、
トムヤンクンとクロワッサンを戦わせた特集を組む雑誌の編集長に問いたいところだけど、
一度でいいから私も整ったーって言ってみたいわ。
たまにはゆっくり広い湯船にも浸かりたいところだし、
FMが出来る、
FUROからのMESHIって言う流れがお風呂入ってからご飯食べられるところなんかルービーなんかのめちゃって最高の沢の贅よね。
回数券までは買わないとしても、
ここんとこのこの寒さたるや、
急に寒くなってきたじゃない。
そして「整ったーやっほー!」って窓から叫んで「私もー」ってのコールアンドレスポンスも定番のFMの流れだわ。
そんなわけで、
バブみって言うのは、
バブが溶けるときの救えなかった感の切なさと愛しさを表した様よ。
そうそう思い出したんだけど、
パスタを茹でるときにパスタソースのレトルトパックもパスタと一緒に鍋に入れて茹でれるか問題の名称。
パッケージの箱を発射台みたいにしてレンジにセットしてチンして温められる分1歩先行ってるわよね!
もっぱら常温で食べなければって言うのがちょっと可愛そうなポイントだけど。
とりあえず
あの名称にはあの名称にはしっかりと名前を付けて欲しいとこだわ。
ちゃんと整えて欲しいわ。
うふふ。
なんかドライフルーツをヨーグルトの中で戻すのも一部では流行ってるらしくて、
私も今度やれたらやってみたいと思ってるところよ。
ジャスミンティーホッツウォーラーに今が旬の柚子を輪切りにして加える
いわゆるレモンティースタイルの柚子ジャスミンティーホッツウォーラー。
試してみてね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!