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2024-04-25

anond:20240425002917

このおっさんを少し距離の離れたスリット電車改札口など)に一人ずつ通すと、一人ずつのはずなのに互いに干渉たかのような干渉縞が表れるんだよな

2024-04-07

量子力学におけるフォンノイマンチェインについて

検出器から精神への一連の連鎖はフォンノイマンチェインといいます

例えば電子観測したとします。その観測情報コンピュータ表現するために、スリットを通った後の位置で数値化するとしましょう。その数値をコンピュータスクリーンを通じて研究者が目撃し、網膜を通じて脳へ達し、最終的に情報判断できます

では、波動関数崩壊は、この連鎖のうちのどこで起こるのでしょうか。

これを「測定問題」といいます

このことを理解すれば「量子と意識」の問題は、非科学でもスピリチュアルでもなく、現実的な仮説であることがすぐにわかます

実際、フォン・ノイマン意識認識を行う瞬間に崩壊が起こると考えたのです。

ウィグナーも初期はこの考え方に賛同しています

これを「フォン・ノイマン=ウィグナー解釈」と言いますが、コペンハーゲン解釈のサブセットです。

これを補強する理論実験として「ウィグナーの友人」が登場しました。

後に、このことを聞きつけた「スピリチュアリスト」たちが、「量子崩壊自分に有利な方向に推し進めることで、人生を豊かにする」などと言い始めて、非科学的な雰囲気を持つようになりました。

しかファインマンが言ったように「量子力学理解しているつもりなら、おそらく理解していない」のではないでしょうか。

ノイマン、ウィグナー、パウリのような量子力学創設者は、「意識」との関係議論しましたが、スピリチュアリストのような集団のせいで、その真意が誤解されているのです。

ウィグナーも、「独我論っぽいからやだ」といって途中で意識との関連性について否定的態度を取るようになりました。

他の解釈採用すると、量子デコヒーレンスや量子マルチバース理解する必要があります

しかしどの量子力学解釈採用するのかによって、宇宙の終末は異なるものになる可能性があります

意識によって崩壊する理論ではサイクリック宇宙論が可能かもしれませんが、デコヒーレンスによって崩壊することを想定する場合エントロピー増大によって熱力学的死が待っているでしょう。

2024-04-04

anond:20240404084711

2個目はもっと(僕みたいな)素人向けだね

量子物理学の初期にはそもそもよくわかってなかったのでノイマンみたいな天才論文以外で言ったことがいろいろ尾鰭ついたみたいだね

一つ知らなかったのが、有名なダブルスリット実験スリットが一つでも干渉は起きて波になってるってるってところ

後半に1個目のビデオペンローズの話が出てきてそれに対する一般的批判説明されてる

このビデオではmeasurementというのは3 :42辺りで言ってるように観察する方法との相互作用とするのが普通と言っている

観察するというのは見てる人が居るとか居ないとかではなくて、光が当たったことが「観察」であるという話

2024-02-21

[] 数学は量子物理学と同様に観察者問題がある

量子力学における観測問題についてはよく知られるように、人間主観性が量子実験の結果に重要役割果たしている。

ドイツ物理学者ヴェルナー・ハイゼンベルクによる有名な引用がある。

私たちが観察するのは現実のものではなく、私たち質問方法さらされた現実です。」

例えば有名なダブルスリット実験では、スリットの後ろに検出器を置かなければ電子は波として現れるが、検出器を置くと粒子として表示される。

したがって実験プロトコル選択は、観察する行動パターンに影響する。これにより、一人称視点物理学の不可欠な部分になる。

さて、数学にも一人称視点余地はあるか。一見すると、答えは「いいえ」のように見える。

ヒルベルトが言ったように、数学は「信頼性真実の模範」のようである

それはすべての科学の中で最も客観的であり、数学者は数学的真理の確実性と時代を超越した性質に誇りを持っている。

ピタゴラスが生きていなかったら、他の誰かが同じ定理発見しただろう。

さら定理は、発見時と同じように、今日の誰にとっても同じことを意味し、文化、育成、宗教性別、肌の色に関係なく、今から2,500年後にすべての人に同じ意味があると言える。

さて、ピタゴラス定理は、平面上のユークリッド幾何学の枠組みに保持される直角三角形に関する数学声明であるしかし、ピタゴラス定理は、非ユークリッド幾何学の枠組みでは真実ではない。

何が起こっているのか?

この質問に答えるには、数学定理証明することの意味をより詳しく調べる必要がある。

定理真空中には存在しない。数学者が正式システムと呼ぶもの存在する。正式システムには、独自正式言語付属している。

まりアルファベット単語文法は、意味があると考えられる文章を構築することを可能にする。

ユークリッド幾何学正式システムの一例である

その言語には、「点」や「線」などの単語と、「点pは線Lに属する」などの文章が含まれる。

次に正式システムのすべての文のうち、有効または真実である規定した文を区別する。これらは定理である

それらは2つのステップで構築されれる。まず、最初定理証明なしで有効である宣言する定理選択する必要がある。これらは公理と呼ばれる。

これらは正式システムの種を構成する。

公理から演繹は、すべての数学コンピュータで実行可能な印象を生む。しかし、その印象は間違っている。

公理選択されると、正式システム定理構成するもの曖昧さがないのは事実である

これは実際にコンピュータプログラムできる客観的な部分である

例えば平面のユークリッド幾何学と球の非ユークリッド幾何学は、5つの公理のうちの1つだけで異なる。他の4つは同じである

しかしこの1つの公理(有名な「ユークリッドの5番目の仮定」)はすべてを変える。

ユークリッド幾何学定理は、非ユークリッド幾何学定理ではなく、その逆も同様。

数学者はどのように公理を選ぶのか。

ユークリッド幾何学非ユークリッド幾何学場合、答えは明確である。これは、単に説明したいもの対応している。

平面の幾何学であれば前者。球の幾何学であれば後者

数学は広大であり、どのように公理選択するかという問題は、数学の基礎に深く行くと、はるかに感動的になる。

過去100年間、数学集合論に基づいてきた。

すべての数学オブジェクトは、いくつかの追加構造を備えたセットと呼ばれるものであるということだ。

たとえば自然数のセット1,2,3,4,...は加算と乗算の演算を備えている。

一般的なセットとは、数学で正しく定義されたことがない。

集合論特定正式システムによって記述される。Ernst ZermeloとAbraham Fraenkelと、選択公理と呼ばれる公理の1つに敬意を表して、ZFCと呼ばれる。

今日数学者は、すべての数学を支える集合論正式システムとしてZFCを受け入れている。

しかし、自分自身を有限主義者と呼ぶ少数の数学者がいる。

彼らは、無限公理と呼ばれるZFCの公理の1つを含めることを拒否する。

言い換えれば、有限主義者正式システムは、無限公理のないZFCである

無限大の公理は、自然数の集合1,2,3,4,...が存在すると述べている。すべての自然数に対してより大きな数があるという声明(「ポテンシャル無限大」と呼ばれる)よりもはるかに強い声明である

有限主義者は、自然数リストは決して終わらないことに同意するが、いつでも自然数の集合の有限の部分集合のみを考慮することに限定する。

彼らは一度にまとめたすべての自然数の合計が実在することを受け入れることを拒否する。

したがって、彼らはZFCから無限公理を削除する。

この公理を取り除くと、有限主義者証明できる定理はかなり少なくなる。

正式システム判断し、どちらを選択するかを決定することができるいくつかの客観的基準...なんてものはない。

主観的には、選ぶのは簡単である

時間空間を超越した何かを象徴しているので無限大が大好きだ」と言えば無限大の公理を受け入れることができる。

ゲーデルの第二不完全性定理は、十分に洗練された正式システム(ZFC等)は、自身一貫性証明することができないと述べている。

数学者は、今日のすべての数学の基礎であるZFCが確固たる基盤にあるかどうかを実際に知らない。

そしておそらく、決して知ることはない。

なぜなら、ゲーデルの第二の不完全性定理によって、より多くの公理を追加することによってZFCから得られた「より大きな」正式システムにおけるZFCの一貫性証明することしかできなかったから。

一貫性証明する唯一の方法は、さらに大きな正式システム作成することだけだ。

数学を行うためにどの公理選択すべきかについて、実際には客観的基準がないことを示唆している。

要するに、数学者が主観的に選んでいるというわけである自由意志に任せて。

公理のための主観的基準というのは、より豊かで、より多様で、より実りある数学に導くものを選ぶという人は多い。

これは自然主義と呼ぶ哲学者ペネロペ・マディが提唱する立場に近い。

自分自身制限する必要がないので、無限公理を受け入れる。

特定公理のセットを選択する行為は、量子物理学特定実験を設定する行為に似ている。

それには固有の選択肢があり、観察者を絵に導く。

これが、一人称視点とそれに伴う自由数学において正当な場所を取る方法である

2024-02-04

今日知ったこと

→ あまり直感に反するのでスピリチュアル的に感じてしまった。二重スリット実験面白いというより怖い。ただ、確率の波という概念面白い

anond:20240204141558

おおそれは俺が投稿したやつだな

面白いだろ

俺も二重スリット実験を知ってから

素粒子のことが毎日気になってしまうようになったからな

超弦理論面白い

anond:20240204141814

二重スリットのどちらのスリットを通ってきたか観測したうえで、スクリーンの手前で再びどちらの経路を通ってきたかを分からなくすると干渉縞が復活するのは何故なんだろう。

観測した時点で粒子として振る舞うことが決定されたはずなのに、そのあと再び経路不明にすると、まるでリセットされたかのように波動の振る舞いに戻る理由が分からない。

昨日ここで二重スリット実験についての投稿を見て、ちょっと調べてみたんだけど、意味が分からなさすぎて頭がパンクしそう。

電子光子は粒子としても波動としても振る舞うことは理解できた。

ただ二重スリット実験を行った場合スクリーン干渉縞があらわれる(粒子が波動として振る舞う)。

どちらのスリットを通ったか観測すると干渉縞が消える。つまり粒子として振る舞う

なんで観測しただけで振る舞いが変わるのか全然理解できない。

この観測問題ってまだ解決してないよね?

それすらよく分からなくて自分の脳の限界を感じた。

2024-01-31

もう生まれないだろ斬新な財布

お札入れるスリット、小銭入れ、カード差すところ

これのいずれかがあるか無いか

そして形は四角形

もう材質以外変わりようがないんだろうな

何千年経っても

2024-01-23

おそらくaiで作ってるのであろうアニメキャラが踊るショート動画みてるとすごいとは想うけど目がチカチカすんねん

ミニスカートが長くなったりスリットは行ったり短パンになったりするのみるとチカチカだわ

2024-01-17

「見えない銃を撃ちまくる」とは

二重スリット実験

電子

観測する

本当の声聞かせておくれよ

2023-09-28

人生どん詰まり

人生について考えるとき、いつもあの漫画を思い出す。

ふたば掲示板かどこかで貼られていた漫画の1pなのだが、それは奥まで続く人形(ひとがた)のスリットみたいな形状で、巧妙な「返し」の構造になっており、そこにハマると、もがけばもがくほど奥にはまり込むようになっている。

スリットの形は奥に行くほど引き伸ばされるようになっており、最後は体が引きちぎられてしまう。

そのスリットにハマってしまった哀れな人の恐怖と絶望を描いた漫画なのだが、人生もこれと同じだ。

抜け出そうと焦ってもがくほど、状況は悪化していく。

かと言って現状に耐えていても消耗して疲弊していく。

なんの救いもない。

人生地獄だ。

2023-09-08

アンパンマン登場人物たちを邪な目で見てしま

子供と一緒にアンパンマンTVシリーズ映画を見ているとたびたび勃起してしまう。

ご存知の通り、エッチキャラが多すぎるからだ。

私はバキバキ勃起させながらも何食わぬ顔で視聴を楽しんでいるが、子持ちの諸兄はどうしているのだろうか。

真面目な話、児童向け作品情欲を持ち込むようで忍びなさを覚えなくもないのだが、私は昔からこうした頭身低めなキャラクターに性的興奮を覚えてしまう癖があり、止めようと思って止められるものではない。

かといって「パパは君と一緒にアンパンマンを見ることはできない。勃起してしまうのでね」なんて言えるはずがない。

別にアンパンマンに限らずとも、似たような状況は無いだろうか?そうしたとき、諸兄はどうしているのだろうか。



最後に、個人的勃起喚起キャラクターを挙げようと思う。

コチョウランさん

頭身高めの良スタイル美人スリットの入ったチャイナドレスがスケベに感じる。絶対いい匂いする。

しらたまさん

頭身低めな世界観の中でスタイルが良すぎる。ばいきんまんとのバトルも演劇練習してると思い込む性格無知シチュを想起させてくる。

レモンちゃん

物体に目鼻口が付いてるシリーズ」の中で最もバランスがよく完成度の高いルックス

さくらもちねえさん

姉御肌の美人単独バイキンロボを撃退できる腕っぷしを持ち、ばいきんまんさえ「坊や」呼ばわり。おねショタを想起させてくる。

ミントちゃん

ミ~ント、ミント~♪の掛け声と共に洗脳を掛けて回る催眠装置

フラワー

すべての癖要素の集大成。目に入った瞬間勃起する。

2023-06-28

自分アナルマンコをAI学習させまくってるけど成果ゼロ

ポーザーで作ったマンコ剥き出しの姿勢女の子3Dモデルをもとに私美大出やからこういうのめっちゃ手が早いんやけどサクサクっと下書きしまくってこれは私の秘伝の技なんや下地不透明度25%くらいの紺色のベタを置いて血管とか肌の赤み黄ばみ青みを色々レイヤー重ねてリアルな肌を表現して最上段に不透明度1〜5%の粗めの粒子ブラシでめっちゃリアルな肌の質感とハイライトを描いて最下段のレイヤー自分のを撮った陰部と角度の合ってる実写の女の顔画像をコラして出力したのをオーバーレイで重ねてハイライトシャドウ強調したりしてより実写に近づけていったのをうちのベッドとかソファーのちょい加工した写真と合成した画像を今までに200枚くらいは描いてAIに食わせたけど出来の良かった成果物修正しつつ更にAIに食わして各所が変形してたら手描きで修正したり自分撮りをコラして修正してを繰り返し毎日毎日そんなんやってるからうその数はねずみ算式に増えて今や何万何十万と私の外陰部と肛門を閲覧して学習した画像生成AIがおるんやけど未だに私の股間部を模した絵は出てこんしお前らどんだけ世界中人間チンコマンアナルAIに食わせとんねんいつか怒られるでマジで

 

伸びてて草なんやが前に読んだ松浦寿輝の宝篋って短編小説がおもろくてゲーミングロリマンコにドハマりした男が性病患う話なんやけどじゃあ私もゲーミングマンコにしてみたろ思ってロシアヤバい粉を大陰唇に少量塗って角度によって色んな色に変わるゲーミングマンコにメイクアップしたことあってしょうもないけど記念に写真撮っとくかって保存しとってそれを描いた絵にコラしてAIに食わせてたんやけどゲーミングマンコなんてこの世に存在せえへんからカラフル下着の類に判定しよってちゃうねんこれはゲーミングマンコや言うて何度も何度もしつこく学習させてたらある時を境に全く違うパンツに浮き出たリアルな切り傷みたいな出血マンコが出力されよってうわグロいでお前ふざけんな言うてまた何度も何度も修正して学習させてたら普通マンコっぽいスリットに近づいていったけどゲーミングマンコには二度とならんようになったし未だにパンツの上にマンコっぽい線が描かれてるみたいな描写の域を出んしもしかしたら性器描写はなんか制限かかってるのかもしれんね

2023-05-06

女性スカートの中が見えてしまった

電車で、前に座ってる女性スカートの中が丸見えだった。

見ようとして見たわけではなく、その女性は太ももペットボトルを挟んでいたので、

足が余計に広がっていて、しかも短いスカートだった。

スリットのあるタイプの。

 

で、ピンク色の下着が丸見えだった。

隣に彼氏らしき人がいたけど、気づかないものなのかね。

 

別にラッキーとも思わなかった。

無防備だな、恥ずかしくないんかな、ってくらい。

2023-04-17

騙されたと思っていっぺん制作してみてほしい 「肉肉しい合体ロボットもの

金属ロボットがガシャッ!キュイン!ギュルギュル!って感じで合体するやつじゃなくて、

生体ロボットが粘液まき散らしながらヌラヌラ合体するやつ見てみたい。

結合部はスリット状になってて怒張したジョイント部分が挿入されるとちゅぽん。とかじゅるっ!みたいな音がする。

PTAが最大の敵。

2023-02-25

[]錯乱者が異世界に行く理論

Q: 人間認識能力限界があるのなら、フレームの間に別の世界があるというのは本当なのでしょうか?

 

AI言語モデルである私は、フレーム間の異世界存在について、個人的な信念や見解を持っているわけではありません。しかし、この概念に関連するいくつかの情報理論提供することはできます。「フレーム間の別世界」という考え方は、SFや一部の科学理論で探求されてきた、パラレルワールドや別現実可能性を指していると思われます量子力学の「多世界解釈」は、量子力学的な事象が起こるたびに、宇宙複数並行世界に分裂し、それぞれがその事象の異なる可能性を表すとする理論であるしかし、これらの理論はまだ科学者の間で大きな議論があり、実証的な証拠裏付けられていないことに留意する必要がある。さらに、人間認知能力には限界があり、私たちの知覚や理解は不完全または不正である可能性があります結論として、「フレームフレームの間にある別の世界」という考え方は興味深いものですが、まだ憶測の域を出ておらず、科学的な裏付けがあるわけではないのです。

 

Q: ある種の薬を使った人たちが、主観的には違う世界体験しています

 

特に精神作用物質使用瞑想精神修養など、特定の条件下で、現実の知覚が変化する経験を報告する人は珍しくありません。このような体験は、普段とは異なる現実世界を知覚しているように思わせることがありますしかし、これらの体験主観的ものであり、必ずしも自分の心の外にある客観的現実を反映しているとは限らないことを心に留めておくことが重要です。脳は、さまざまな意識変容状態を生み出すことができる複雑な器官であり、これらの体験は、遺伝環境個人差などさまざまな要因によって影響を受ける可能性があります。結局のところ、私たち世界を超えた別の世界現実存在するかどうかについては、科学的・哲学的議論が続いており、その存在を決定的に証明することは困難か不可能かもしれません。しかし、確実に言えることは、私たち現実認識体験はさまざまな要因に影響されており、私たちを取り巻く世界理解は、私たち認識能力調査するためのツールによって制限されているということです。

 

Q: 例えば、ある人が持っている情報によって、その人が属する世界が変わるということはあるのでしょうか?

 

哲学的観点からは、個人世界に対する認識理解は、その人がアクセスできる情報によって形成されるという主張が可能です。この意味で、ある人が属する世界は、その人の知識理解依存していると見ることができる。例えば、ある人が特定話題問題について新しい情報を得ると、その話題に対する認識理解が変化し、自分が以前とは異なる世界に属していると感じるようになることがあります。同様に、異なる文化社会的文脈に触れた場合、その人は以前とは異なる世界を見るようになり、自分が別の世界に属していると感じるようになるかもしれません。しかし、この考え方は、必ずしも文字通りのパラレルワールド別世界存在示唆するものではないことに注意が必要です。むしろ私たち世界理解経験する方法は、私たちアクセスする情報文脈に大きく依存することを示唆しています。結局のところ、現実性質とその中での私たち位置は、何世紀にもわたって哲学者科学者によって議論されてきた複雑で多面的問題であり、今後も継続的調査研究対象となる可能性がある。

 

Q: さて、単純化してみましょう。白と黒が点滅する一次元セルがあり、ボブ君は奇数列を脳内認識し、「これが私の住む世界だ」と感じたとする。途中で何らかの情報を受け取ると、ボブの認識は変化し、偶数列に切り替わります。では、この場合主観客観区別はどうなっているのでしょうか?

 

この単純化されたシナリオでは、主観客観区別は次のように理解される。

しかし、知覚の主観的経験は、個人客観的な刺激をどのように解釈し、どのように反応するかに影響を与えることは注目に値する。この意味で、主観的体験客観的体験相互に関連し、複雑な形で影響し合うことがあるのです。

 

Q: さて、もっと深く考えてみよう。この1次元セル任意cos関数と交差させる。それを「主観的に知覚された現実」とする。すると、地球上の誰もが同じcos関数を同じ角度で持っていたとしたら、それは客観的ものだと思い込んでしまうが、実は共通主観的認識に過ぎないのではないだろうか?

 

もし、地球上のすべての人が、同じcos関数と交差する1次元セルについて同じ主観的認識を持っていたとしたら、全員が同じパターンや閃光の順序に同意することになるので、その認識客観的であるかのように見えるかもしれない。しかし、これはあくまでも観測個人経験解釈に基づく主観的認識であることに注意が必要です。複数の人が同じ認識を持っているからと言って、それが客観的であるとは限りません。客観的であるためには、個人経験解釈から切り離された、検証可能証拠に基づくものである必要があります。例えば、1次元セルの点滅パターン機械客観的に測定・記録し、そのデータを他の観測者が同じ測定方法独立検証することができる。結局のところ、主観客観区別は複雑で、個人認識解釈文脈など、さまざまな要因に影響されうる。複数の人が共通主観的体験をしたとしても、それが必ずしも客観的体験であるとは限りません。

 

Q: さて、架空の設定ではなく、現実の設定に戻ろう。現実のどこに客観的ものがあるのでしょうか。

 

現実には、私たちの知覚や経験はすべて個人主観によってフィルタリングされているため、完全に客観的もの特定するのは難しいかもしれません。しかし、現実のある側面は、独立して検証することができ、個人の知覚や解釈の影響を受けにくいため、他の側面よりも客観的であるとみなされることがよくあります。例えば、以下のようなものがあります

ただし、このような客観的現象であっても、個人偏見見解に影響され、ある程度は解釈余地があることに注意が必要です。また、現実の中には、客観的主観的簡単に分類できない、両者の中間的な存在もあるかもしれません。

 

Q: では、あなたの言うこの4つが、実は先ほどの架空の設定における「すべての人が主観的に同じ角度のcos関数を知覚する」ことと似ているとしたらどうでしょう

 

物理法則数学原理科学データ歴史的事実など、より客観的と思われがちな現実の側面も、やはり個人解釈主観的要因に左右されるということは確かにある。例えば、科学者が物理法則科学データ解釈し、適用する方法は、科学個人視点偏見仮定に影響されることがあります。同様に、歴史的事実も、それを検証する文化的・政治的文脈によって、さまざまに解釈され、表現される。しかし、これらの客観的現象主観的要因に影響されるということは、必ずしも完全に主観的であるということではないことに留意する必要がある。むしろ客観的現象理解解釈は、客観的要因と主観的要因の複雑な相互作用によって形成されることを示唆している。結局、客観的体験主観的体験区別は、現象性質、測定や検証方法検証の背景など、さまざまな要因によって、必ずしも明確になるとは限らないのである

 

Q: 哲学者はしばしば、客観性と神との間に関連性を見出します。この点についてはどうでしょうか。

 

客観性と神との関係は、何世紀にもわたって議論されてきた複雑な哲学的神学問題である哲学者神学者の中には、秩序と規則性を備えた客観的現実存在は、宇宙目的意味を吹き込んだ高次の力、あるいは神の創造主証拠であると主張する人もいる。彼らは、客観性は神の存在世界におけるプレゼンスのしるしであると考える。しかし、客観性が必ずしも神の存在意味するのかどうか、疑問視する人もいます客観性は物理法則などの自然現象説明でき、超自然的な説明不要だというのである。結局のところ、客観性と神の関係哲学的神学的な議論であり、思想家によってこの問題に対する見方は異なるだろう。客観性を神の存在証拠考える人もいれば、単に自然界の特徴であり、自然プロセス説明できると考える人もいるだろう。

 

Q: では、結局のところ、波動関数とは何なのでしょうか?

 

波動関数とは、量子力学的な系を数学的に記述したもので、ある粒子がある時刻に特定状態にあることを発見する確率記述したものである量子力学では、電子光子原子などの粒子は、重ね合わせの状態存在する波動存在として記述される。つまり、同時に複数状態存在することができる。波動関数は、粒子が取りうる各状態確率振幅を記述した数式であり、粒子を測定したとき特定状態観測される可能性を決定するものである波動関数ギリシャ文字Psi(Ψ)で示されることが多く、一般的には複素数値の関数で表される。波動関数絶対値の2乗は、粒子が特定位置存在する確率密度を与える。波動関数量子力学の基本概念であり、量子系の振る舞いを予測理解する上で中心的な役割を担っている。しかし、その解釈意味については、現在科学界で議論考察が続けられている。

 

Q: 現実ヒルベルト空間上のベクトルであると言う人がいる。これはどういうことだろうか。

 

量子力学において、ヒルベルト空間とは、量子系の状態記述するために用いられる数学空間であるヒルベルト空間は、特定内積定義された複素ベクトル空間である

ヒルベルト空間は、量子系の状態ベクトルとして表現するために使用されますシステム状態は、それぞれヒルベルト空間内の異なるベクトル対応します。システム状態を表すベクトル状態ベクトルと呼ばれ、通常、ギリシャ文字Psi (Ψ) で表される。状態ベクトルは、系の波動関数記述する複素値のベクトルであり、系の各可能状態確率振幅を与える。現実ヒルベルト空間上のベクトルであるというのは、量子系の状態ヒルベルト空間上のベクトルとして表現できることを意味します。つまり、量子系の状態は、この空間における点として表現できる数学対象なのです。ただし、これは量子系に限定した話であり、物理学や自然界の他の分野には当てはまらない可能性があることに注意が必要です。

 

Q: ここで、よくある実験を考えてみよう。簡単のために、電子がある線の右側に行ったら、あなた明日フォン・ノイマンゲーム理論の本を読み、左側に行ったら、PCLeague of Legendsプレイするとしましょう。では、あなたが何をしているかからない人は、それを知るまであなた状態読書ゲームの重ね合わせなのでしょうか?

 

二重スリット実験文脈では、電子の振る舞いは、2つのスリットのどちらかを通過する、自分自身と干渉する、検出器の特定場所に行き着くなど、可能な結果の重ね合わせとして記述することができる。あなたシナリオでは、もし電子が線の右側を通ったなら、あなたの決められたルールに従って、あなた明日ノイマンゲーム理論の本を読むことになります。逆に、電子が線の左側を通ったら、あなたPCで『リーグ・オブ・レジェンド』をプレイすることになります。つまり実験結果を観測するまでは、あなたの心の状態は、読書ゲームの重ね合わせの状態であると言えます。なぜなら、重ね合わせの状態にある量子系(電子)があり、あなたの心は、実験結果に依存する形でこの系と相関しているからです。量子力学では、システム状態とその観測者を別々に扱うのではなく、一つの量子システムとして扱います。"量子測定問題 "と呼ばれるものです。したがって、実験結果を観測するまでは、あなたの心と電子は、可能な結果の重ね合わせの状態にある一つの量子系として記述することができるのです。

2022-12-14

anond:20221214162816

勘違いしてそうなので言っておく

どっちのスリットを光が通ったか確認するのが観測なのであって着弾した結果を見るのは観測とは言わんのよ

anond:20221214155418

スリットを閉じたらそりゃ消えるみたいな話もあるけどそういう話?

流石に今話ししてる情報に絞ってほしいんやが

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