はてなキーワード: 驚愕とは
ふいに昔付き合っていた人のことを思い出した。
当時私は大学生で、暇つぶしにどこかのチャットにアクセスしてた。
特に有名なサイトってわけでもなかったけど、すぐにチャット相手は見つかって、そのまま通話することに。
1個年下の男の子で、喋りやすい雰囲気だったし会話も弾んだので
なんだかんだで1時間くらい話したと思う。
最初はその場限りで終わるつもりだったんだけど、
その数日後がその人の誕生日で、
「おめでとう」を伝えるために私から連絡をした。
そこから頻繁に連絡取り合うようになって、会うようにもなって
知り合ってから2ヶ月後には私から告白する形で付き合うことになった。
当時の彼はフリーターで、高校は卒業してるけれども職なし状態。
ただ、さすがにこのままじゃまずいって思いもあったようで、
彼の仕事は3交代のシフト制で、日によって出勤時間が異なっていた。
私は大学3年だったけど、1・2年でかなり単位は取れていたので、
夏になって二人で海に行ったり、海で着る水着を一緒に買いに行ったりした。
彼の家族にも紹介してもらったり、
自分の中では上手くいってる、そう思ってた。
ただ、聞かされた時はそこまで疑問に思わなかったけど、
後々振り返ってみると彼の言葉にはかなり嘘が多かった。
例えば、
・彼の友達の妹は井上真央であり、彼に対しては生意気な態度を取ってくる
(当時の井上真央はそこまで露出は多くなくて、まだキッズ・ウォーのイメージが強かった)
・スノボがかなり好きで、私と付き合う前の年の冬は雪山にこもっており、
・IWGPが流行った頃カラーギャングに誘われて、一時期池袋で活動していた
などなど。
「あれ?」って思いつつも調べる方法がなかった。
それにたとえそれが嘘であっても、私にはそこまで影響がない事柄が多かったので、
そんな彼とも少しずつうまくいかないことが増えてきた。
大学4年になった私は実習もあり、かなり忙しい日々を送っていた。
彼ともくだらないことでケンカをすることが増えていた。
彼曰く、彼の家庭はちょっと複雑で、当時の彼は祖父母と暮らしていた。
旅行後、その時のおみやげを渡すという名目で私は彼とデートの約束をしていたのだけど、
昼を過ぎても彼と連絡がとれない日があった。
やっと電話に出たと思ったら、祖父母と外食中で電話に出れなかった+まだ時間がかかるとのこと。
私は用事があるならそれはそれで連絡してほしいということを伝え、
このまま別れることになるのかもなぁ、という予感はしていた。
私の実習が終わって余裕ができれば関係は改善されるかもっていう思いもあった。
そんな時、彼は急にブログを始めたいと言い始めた。
あまりネットには詳しくない彼は、YahooIDの作り方がわからず
「郵便番号って何?」という驚愕の質問を受けつつも、彼のID作成はなんとか終わったが、
彼はこの時にミスを犯した。
この時作ったIDを口に出して言っていたのだ
私は特にツッコミも入れずに聞き流したけど、そのIDは密かに覚えていた。
ID作成から少し経ったある日、私は彼と華屋与兵衛で食事をしていた。
そこで、ふとブログのことを思い出したかのように彼に聞いてみた。
私「そういえば、前に行っていたブログってどうなったの?」
彼「本の感想とかオリジナル小説とか載せてるんだけど、すごい人気なんだよ!」
私はこの時既に彼のブログは閲覧済みだった。
「俺はお前を傷つけてばかりだ」
「でも、やっぱり俺にはお前が必要なんだ」
ブログの内容からそこに出てくる女性は私ではないことが明らかだった。
彼に他の女がいたというショックよりも、
なんでこんな嘘ばっかりつくのかが理解できなくて、すべてがどうでも良くなった。
「つい寂しくて浮気した、ごめん」という誠意の欠片もない返事が返ってきた。
彼からは連絡がなかった。
そして繰り返される嘘。「ごめん。小さいころかかった黄疸が再発して動けなかったんだ」
見慣れない名前、だけど明らかに誰かを連想させる名前が表示されていた。
仮に彼の名前が「まこと」だとしたら、そこには「まこLOVER」という名前が表示されていた。
私は迷うこなく、「まこLOVER」のページヘアクセスした。
その横では知らない女の人が彼の頬にキスをしていた。
二人の付き合い始めた日は私と付き合い始めたすぐ後だった。
あぁ、温泉旅行はおばあちゃんたちじゃなくてこの子と行ったのね。
付き合ってから1年以上経っていたけど、ここまで気づかせないってすごいと思った。
しょっちゅう彼の家にも行っていたし、彼の母親や友達に会ったこともあったし、
週1~2のペースで会っていたし、イベントごとも時間を作ってくれていた。
でも、きっと彼はお得意の嘘で全部をごまかしていたんだろうなぁ。
結局、彼はメアドも変え電話にも出てくれなかったので、直接別れ話はできなかった。
彼宛に書いたメールはmixiから彼女に送り、彼に見せてもらうように伝えた。
彼の部屋に残っている私の痕跡を感じて彼女もイライラしていたようなので、
それはそれでよかったのかな、と思う。
その後、あてつけのように彼女のmixiページにはフォトアルバムが作られ、
彼とのラブラブっぷりが公開されていた。
心底別れてよかった、と思った。
今の時代、タトゥーが入っていることなんてデメリットしかないからね。
その趣味の悪さも含めて、二人はお似合いだったんだと思う。
その後、彼らは結婚し、子供が生まれ、離婚し、再婚し、今は二人の子供がいるようだ。
彼に対しての未練はないし、なんで今さらこんな思い出を書いているのかもわからない。
飲みの場で鉄板ネタとして話せるネタを提供してくれたことには感謝している。
彼ももういい年になってると思うけど、病的な嘘つきは治ったのかな?
ちゃんと良い夫・良い父となっているのかな?
子供のために消す人は多いようだしね。
朝、はてなを見て驚愕している。気持ち悪いプレゼントしたの俺だよ。ってか、なんで増田に書くんだ。
ものすごく胸くそが悪い。猛烈に頭にきてるけど、クソ女は先月会社辞めてるから、会いようも無い。
探偵使って住処調べてやりたいくらい頭にきてるけど、もう終わった話だからやめる。でも、お前それくらいのレベルのことしてる自覚あるか??
あいつ、絶対にただただ馬鹿にしてるんだよ。だから、もう追いかけよう無い状況になってから書いてるんだよ。ってか、最後に告白して振られた男に追い討ちかけるのなんなの?
本当に性格最悪で超最悪すぎて、思い出して吐き気がしてきた。絶対に不幸せになるように呪うわ。来世までも呪うわ。
確かにあげたプレゼントが重かったかもしれんけど、数万払ってお前のために買ったものを「困る」とか言って断るってなんなのよ。別に付き合ってほしいとか言ったわけじゃ無い。
開発のメンバーがスプラトゥーンに盛り上がって会社のWiiUでみんなで遊んだ時に「やりたいけどWii無いからなー」って言ってたからWiiUほしいのかなって思うだろ。
嫌いなら嫌いで話すのやめてくれれば良いのに、なんで話しかけた?なんで俺の趣味聞いた?なんで「私、結構アニメとか好きなんですよ」とか「ゲームうまい人って頭良い人多いですよね」なんて話した?もう、その一挙一動が可愛いと思わせるような行動した?少なくとも俺もそうだが、何人もお前に好意抱いてたのに、それをなんでそういう形で返すの?ワンピースロッカーに置いたままにして、会社辞めたじゃねえかよ。なにが持って帰れなかっただよ。引き取り手無いから今でも置いてあるんだよ。会社やめる時は私物持ち帰るのが普通だろ。ああ、もうほんと性格最悪すぎる。
ああ。好きだったよ。すげー可愛いと思ったし、好きでした。そんな人を俺みたいなキモオタのブサメンが好きになって、すみませんでした。ごめんなさい。
新海誠監督の最新作『君の名は。』が公開から2日で59万人動員だ興行収入7億だ、最終的に60億円見込みだと話題になってて、はてダ時代から棲息しているボンクラな古参はてなーどもが「誰にそんなにウケてんだ」と驚愕してる。
http://b.hatena.ne.jp/entry/eiga.com/news/20160828/8/
Hoodedcrow1 なんかブコメ見てると把握してない人多いけど、この映画のボリュームゾーンは中高生女子(オタに限らず)ですよ。新海誠だから見ている訳じゃないっす。小説は既に50万部売れてて、主題歌でさらにブーストかけてます。
raitu 新海誠の新作アニメ映画「2日間で観客動員約59万人、興行収入約7億7000万円(26日が約3億4800万円、27日が約4億2200万円)を記録」今回は「君の名は。」という中高女子向けの人気原作であることも寄与してるっぽい
まーこのあたりのブコメが正解だよね。タイムラインを追うとはっきりわかる。
2015.12.10 製作発表・公式サイト開設。2016年8月に東宝配給で全国公開、神木隆之介・上白石萌音の主演が明らかに
4.6 予告PV公開。主題歌と劇伴をRADWIMPSが担当することが明らかに。キャッチフレーズは「この夏、日本中が恋をする。」
6.18 新海監督書き下ろし原作小説刊行(角川文庫)。3日で売り上げ10万部を超える
どう見ても「勝ってから戦ってる」でしょ。最初から、神木隆之介だRADWIMPSだ、やれ「日本中が恋をする」だという要素に惹かれる層を相手どってる。
4月時点で、プリクラをtwitterアイコンにしてる地方の大学生が予告編を観てこんなツイートをしてた。
上映予定の君の名はっていうの
めっちゃ見に行きたい🙄
これ泣くやつや
https://twitter.com/youtyan731/status/725877277683159041
昔ボンクラどものカリスマ?だった新海誠が、こういう人々相手の商売に成功しようとしてるわけ。
しかし、言うほどボンクラどものカリスマだったか?という疑問があるのよね。
新海作品は初期から知ってるけど、ボンクラどもが『秒速五センチメートル』でひっかかりまくっていた「女々しさ」(敢えて言う)が、『ほしのこえ』『雲の向こう、約束の場所』あたりでは逆に若い女性にウケて話題になってた記憶がある。
14年前、『ほしのこえ』が初めて公開されたのが下北沢のトリウッドとゆーミニシアター。『雲の向こう~』も今は亡き渋谷シネマライズ。女性客多かったよ。
新海誠作品は元々そういう文脈でウケてて、扱う主題的にも、こういうふうに勝ってから戦える可能性はバリバリ秘めてた。『秒速~』がむしろ例外的に、当時のはてな村の非モテ文脈に乗せられてたことでヘンな誤読を招いてたんじゃないかと思うけどどうよ?
「ちょーうまい」
「すごい!」
「最高」
私のタイムラインがそんな絶賛でうめつくされた。
あるフォロワーさんのひとりなどは「ぜひ味わってほしいのでネタバレ厳禁です!」と事実上のオススメコメントまで。
ほーーーー、これは味わわねばなるまい。
いったいどんな味かな、どんな料理かな……?
アツアツのカツ丼や脂のしたたるステーキを想像しながら、私はレストランののれんをくぐった。
ウェイターであろう、むさくるしいヒゲを生やした中年男性が料理を運んできて、わくわくをつのらせる私の前でクロッシュを取った。
そして、現れたのは……
いや、能く見れば生ではない。
ところどころシミのような紋が浮き出ており、全体的にしなびている。
これは……
丸っこ漬けは9月下旬から行われる除袋時の落ちたふじのりんご(まだ生食は無理)を活用して、翌年の田植え時のおやつ用として漬けたあおもり食の文化伝承財である!!!
生りんごを食べるようにそのままかじったり、皮をむいて切って食べる。昔は物が無く、特に田植え時の5月は収穫物の無い時なので、漬けたりんごは大切なおやつだったといわれる!(以上 http://www.umai-aomori.jp/cook/kyodoryori/densyo/104.phtml より引用)
しかも、不朽のブランド「ふじ」の最高級品を贅沢に使用している!!!!
なんちゅうことや……これに比べたら山岡はんの大森靖k、もとい「大林」は天カスや……
私が驚愕に打たれていると、ひげのウェイター(衛生のためか「M」と書かれた帽子を着用している)が気遣うようにそっと脇から付け合せのうめぼしを置いてくれた。
客人にたいする奥ゆかしいOMOTENASHIの心、これこそCOOL JAPANの精髄である。
で、丸っこ漬けを実際食べてみると、モソモソしてるようなシャリシャリしてるような、しょっぱいような甘いような味である。
お弁当箱に入れて他の食材にコンタミされたあのしなびたりんごを思い出す。
……こんなもんか?
周囲を見渡してみると、右翼っぽいあんちゃんからライト左翼っぽい感じの人間まで「うめーうめー」と叫び声をあげている。
一緒に来ていた私の夫も「いやーうまいなー、ぜひツイートしてこの感動をひろめなきゃ!」と丸っこ漬けと過疎の街五所川原市を讃えまくった。
一方の私はといえば……
いやまあ?
まあ個人の好みの問題でさーね。好きだと言ってる人を責めるつもりはありません。
ちなみに参考。:
「1980年モスクワオリンピック」→パピコの右半分
お言葉を聞いて衝撃が走った。
天皇陛下はどうやら本気で、真摯に日本国民1億2700万人の健やかで平和な暮らしを祈ってるようだ。
俺は驚愕した。天皇陛下、貴方はこんなくだらない底辺の俺の「人生の健やかさと平和な日々」を、本気で祈ってくれてるのか?
せいぜい両親の幸せは願えるけど、会ったこともない人の幸せを祈るなんて俺には無理だ。隣の席の嫌味な課長には死ねっていつも思ってるし...
あったこともない俺のために、日本国民のために、82才のおじいちゃんが祈りと寄り添いの旅を続けてる。
それってなんだかもう神じゃないか?神とまで言えなくとも、キリスト教徒にとってのローマ法王みたいなものか?
何故か分からん、深く感動した。
海から来る怪獣で、なんか水爆実験が関係してて、悪いだけのやつじゃないっぽい・・・とか、それくらい。
ガメラは2と3だけテレビでやってたの観たけど、あんまり覚えてない。
庵野監督のことも「エヴァの人」ということはわかるけどエヴァは観たことない。
使徒と戦うとか、シンクロが云々とか、「逃げちゃダメだ」とか「ありがとう」とか、なんとなくは知ってる。
特撮は日曜朝の戦隊ものをたまに観るくらい。ゴーバスターズは良いぞ。
(今、私が同じ映画を何度も観たり、映画館に年20回以上行ってるのも、すべてはパシリムがあったから)
そんな思いに駈られて、行ってきました、シン・ゴジラ。
最後列やや下手より。一席あけて右にはおじさん、左には若いカップル。
全体的な客層は男の人が多いような気がした。
「思ってたんと違う!!!!」
これにつきる。
断っておくけど、良い意味で。
良い意味で予想と期待を裏切られまくった。
以下、ネタバレ注意の覚書。
とはいうもののすでに記憶がかなり曖昧なので、間違ってるところもあるかもしれない。
シン・ゴジラのゴジラは、第一形態から第四形態まで「進化」する。
それを全く知らなかった私は、初めて巨大不明生物(=ゴジラ)がその姿を現したとき、驚いた。
なんかもうひたすらキモい!
目玉ぎょろぎょろで、エラから赤い液体ドバドバさせて、不格好に地面を這いずる姿は、キモいとしか言えなかった。
私の知ってるゴジラは二足歩行で、もっと無骨な、かっこいい怪獣というイメージがあったからだ。
「このキモい変なやつを倒しに来るのがゴジラなのかな」とか思ってた。
そんな私の目の前で、ゴジラは突然「進化」した。前足が生え、直立して、吠えた。
そんな私の想いをスクリーンの中で口にしてくれたのが長谷川博己演ずる矢口だ。
進化する未知のゴジラは、そんな両者の溝を埋めてくれた気がする。
あの瞬間の「そんなんありかよ」という気持ちは、間違いなく私と映画の中の人々との間で一致していた。
そして完全に「私の知っているゴジラ」になった瞬間に流れるゴジラのテーマ!これにはめちゃくちゃ興奮した。
ゴジラだ!ゴジラがやってきた!!!!うおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
応援上映とか絶叫上映とかなら確実に叫んでた。
というか叫びたいからどこかの映画館でやってほしい。やってくれると信じてる。
ゴジラに対する「何だそれ、すごい・・・」の瞬間は、完全体の第四形態になってからも何度も訪れる。
まずこのゴジラめちゃくちゃ硬い。
完全にノーダメージかつノーリアクションで、なんかもう絶望感がすごい。
そんな絶望がさらに増すのが、火炎放射からのレーザー光線発射のシーンだ。
米軍の攻撃が効いた!これでゴジラを倒せる!と思った瞬間、ゴジラは口から火を噴く。
この瞬間まで私はゴジラが火を噴くことを完全に忘れていた。
やはりここでも、ゴジラのことを何も知らない映画の中の人々と同じ驚愕と絶望を味わうことになる。
しかもゴジラは口からだけでなく背面から無数のレーザー光線を発射。
なぎ倒され爆発するビル群、あっさり撃墜される米軍機、理解の範疇を越えた圧倒的攻撃力。
もう東京は・・・日本は・・・人類はおしまいだ・・・という気持ちになってくる。
思ってたんと違う姿で現れたゴジラは、私が知らず知らずの内に抱いていた「ゴジラってこういうもので、きっとこういう話で、こういう映画でしょ」という先入観を完全に破壊した。
私はシン・ゴジラを、パシフィック・リムやマッド・マックス 怒りのデスロードを観に行くのと同じような気持ちで観に行った。
ドーンってなって、バーンってなってズダダダドカーンってなるのを楽しみにしていた。
そしたら、全然違った。
シン・ゴジラの破壊シーンや戦闘シーンは、全体的にとても地味だと感じた。
最初に上陸した第二形態のゴジラはずるずる移動するだけだし、第四形態のゴジラも積極的に街を破壊している印象はなかったし、対する人間の方にも必殺技や秘密兵器があるわけでもない。
というかそもそもゴジラは、そういうアクションがメインの映画ではなかった。
ド派手なアクションで魅せる洋画とは全く違う、上手く言えないけれど、とても「日本の映画」だった。
でもそれは決して悪い意味ではない。むしろめちゃくちゃ良かった。
東京に巨大不明生物が現れた。そんなとき動き出すのは巨大ロボでも特殊戦隊でもなく、日本政府。
「はやくドギャーンってなるとこ見せてくれよぉ」と思いながらも、堅苦しい言葉と、面倒くさい思惑が飛び交う会議シーンに釘付けだった。
正直、政治には明るくないし、次々と表示される役職名は全然頭に入って来ないし、聞き取れなかった台詞もあったが、でも入って来なかった情報はきっとなくてもいい情報だったんだと思う。
大事なのは、「今の東京に本当にゴジラ(のような巨大不明生物)が現れたらきっとこうなるぞ」という感覚だと思う。
前例のない事態に混乱しながらも結論を急ぐべく無理やり型に嵌めようとして結局対応が後手に回ったりして、そういう「上手くいかない」「そうじゃない」ってとこも含めて、リアルでとても良かった。
でも、もたもたして見える政治家たちも、みんな事態を解決し、東京(日本、国民)を救うために全力を尽くしている点は皆同じである。
そうして面倒な会議を経て、ゴジラの脅威を一通り目の当たりにして、ようやく立ち上がるのが、巨大不明生物災害特設対策本部、通称・巨災対だ。
この巨災対はいわゆるオタクや変人の集まりで個性派ぞろいなのだが、みんな論理的なことしか言わないのがとても良い。
きっとこんな事態じゃなければ日の目を見ることのなかった厄介者たちが活躍するロマン。
アツいのは現場で戦う者だけじゃないのだ。
だからと言って、現場で戦う者たちがカッコ良くないわけがない。
だからこそ、隊列を組んで飛ぶヘリや、次々と持ち場につく戦車のかっこ良さが際立つ。
作戦を練り「確実にやります」と言い切る自衛官や、黙々と遂行する自衛隊員たちのストイックさにも惚れる。
戦闘シーンといえば、私が一番興奮したのが新幹線爆撃と在来線爆撃だ。
ここでまたゴジラの有名な曲(曲名思い出せない)が流れるのもアツい。
とくに在来線爆撃は、色とりどりの在来線が同じタイミングでゴジラに突撃し、爆発と共に宙を舞うのが最高だった。
リアルを追求した今作の中で、実際にあるものを使ったありえそうな攻撃ながらいったい誰が思いついたんだというこの攻撃。
戦闘シーンで最も「思ってたんと違う!!!!」のは、ヤシオリ作戦だ。
物語の終盤、核兵器による解決をなんとか回避しようと急ピッチで進められたこの作戦。
無人機による攻撃や在来線爆撃、ビルの爆破によるゴジラの保定を成功させる流れは堅実ながら華があり、とても良かった。
工事用車両(建設機械)が好きな私としては、コンクリートポンプ車の活躍も嬉しかった。
そうしてゴジラの活動を完全に停止させ、ヤシオリ作戦は大成功に終わるのだが、何が「思ってたんと違う」かって、この作戦終了の瞬間が地味なのだ。
観ている側としては、
「やったーーーーーー成功だあああああああああああああああ!!!!!!」
と飛び上がってハイタッチして抱き合いたいくらいの気持ちなのに、映画の中の人々は一切そういうことはしない。
でも、あとから思うと、この映画の中ではそれで正解だったのだと思う。誰もが想像もしなかった巨大不明生物の来襲。大きすぎる被害、多すぎる犠牲者を出しながら、成功するかわからない作戦にかけた結果なのだ。
現実感がない中で、静かに「俺たちはやった・・・やりきったのだ・・・」と噛みしめるのが、似つかわしいような気がする。
「倒したぞやったああああああ」は、きっと、ゴジラが虚構だと知っている側の感想なのだと思う。
シン・ゴジラに対して言いたいこと、話したいことはまだまだたくさんある。
豪華すぎる出演陣どこにいたのか全くわからなかった、とか。
石原さとみやっぱりめちゃくちゃ美しい可愛いZARAはどこ?、とか。
巨災対のメンバーの活躍だけにクローズアップしてもう2時間観たい、とか。
でもまとまらないのでこれくらいにしておく。
そもそもこうして書き殴っているのは、こういうことを話したくても話せる相手が周りにいなかったからだ。
劇場を観たあと、複数人で来ていた人たちが口々に感想を言い合っているのが、とても羨ましかった。
その物足りなさを埋めるように、今まで封印していたネタバレブログやレビューを漁って、それでますます我慢できなくなって、この文章を書いている。
ネタバレブログを読んでいて気になったのが、「万人受けはしなさそう」とか「知らない人はわからないんじゃない?」みたいな意見だ。
とくに昔からゴジラが大好きで、新作公開を待ち望んでいた人たちが、よくこう書いていた。
とりあえず私は少なくともあと2回は観たい。
そして売り切れていたパンフをなんとかして手に入れたい。
何も知らなくても、なんかよくわからなくても、ゴジラはすごかったです。
おわり。
この記事の件だが、被取材者としての俺のいままでの経験と所感を書いておく
http://anond.hatelabo.jp/20160801002932
なお、スポーツ選手ではありません。業界の有識者的な人間です。ごく狭い界隈以外では、いうほど有名でもない程度の人間です。
(追記:高木氏ではありません。高木氏なんかよりも、はるかに無名です。
たぶん、俺程度の知名度の人間は数千人レベルでいると思うよ。一日の新聞に載ってる人名ってけっこう多いからね。)
-------------
<新聞>
某全国紙その1:謝金なし。ただ、記者の人はまともに調べた取材してくれた
某全国紙その3:謝金なし。記者の人はさほど調べてはなかったが、まあ人柄には好感がもてた。
某全国紙その4:謝金なし。記者の人はそれなりに調べていて、意図もわかったし、まあまともな人だったと思う。
某大手地方新聞:謝金なし、メール質問のみ。返答したが返事がなかった。そこは失礼だから返事一行でいいからたのむよ。
その他新聞系の記者:謝金なし。電話取材30分。質問の内容も常識的なもので、まあ、こんなものかといった印象。
某宗教系新聞:吉田選手が求めるのと同等の謝金が支払われた。記者の人はかなりよく調べていて驚いた。やたら丁寧だし、インタビューの要約のクオリティもかつてない高水準だったので驚愕した。
<テレビ>
某キー局のニュースその1:謝金なし。いきなり忙しいところに電話かけてきて初歩的な話の説明(しかも、こちらに悪意のありそうな)をさせられた挙句、夜のニュースに出てくれとのこと。断った。
某キー局のバラエティ番組:謝金なし、電話取材のみ。けっこう丁寧だったし、好感がもてた。
某キー局のニュース番組その2:謝金なし。Wikipediaぐらい調べてきてから来いよお前、というレベルの人がやってきた。カメラで撮られて、20秒ぐらい出たはず。取材の人は失礼だったが、別の事務方のスケジュール担当の人はやや丁寧だった。
NHKのニュースその1:謝金とかはなかったけど、全般に丁寧な対応だったと思う。特集コーナーでの報道だったので、2週間ぐらいかけて2回ぐらいに分けて取材。
NHKのニュースその2:謝金はなかった。まったく別の番組。特集コーナーでの報道。かなり手間はかかったが、取材してきた記者の人の熱意もあり、とても丁寧で人間的に好感度はとても高かった。
NHKのバラエティ番組その1:確か、吉田選手が求めるのと同等の謝金が支払われた記憶がある。
ヨーロッパのTV局ニュース番組 その1:某国のNHKみたいなとこ。謝金なかったけど丁寧。
ヨーロッパのTV局ニュース番組 その2:別の国のところテレビ局としてのポジションわからなかった。謝金なかったけど丁寧。
<ラジオ>
某ラジオその1:吉田選手の求める謝金よりは些少だったが、謝金あり。とても丁寧。
某ラジオその2:吉田選手の求める謝金よりは些少だったが、謝金あり。とても丁寧。
某ラジオその3:吉田選手の求める謝金と同等ぐらいだった。とても丁寧。
某ラジオその4:吉田選手の求める謝金と同等ぐらいだった。丁寧。
某ラジオその5:吉田選手の求める謝金と同等ぐらいだった。丁寧。
<紙の雑誌>
某有名週刊誌:謝金些少。ただ、こちらの言ってないことが書かれており、正直失礼な奴だなと思った。最低限の連絡はきちんとしてたけど。
某有名週刊誌その2:謝金なし。ただ、おいしいごはんを奢ってくれた。記者の人はあんまりきちんと調べてなかったけど、妙に愛嬌のいいおっさんで失礼とは感じなかった。
某BtoB業界紙:謝金なしで依頼きたけど「いや、それは謝金ください」と言ったら、5000円くれた。たぶん、言わなかったらくれなかった模様。記者の人は、仕事で仕方なくやってる感あり、やや失礼。
某BtoC業界紙:謝金1万ぐらいだったかな?忘れた。記者の人はかなり熱心で好感度高し。
なお、取材ではなく執筆の場合はどの雑誌も1万~10万ぐらいの幅で執筆料くれる。
紙の雑誌で執筆する場合には、いうほど嫌な思いをしたことはない。
取材料もらった記憶がない。まあ、そのぶん、記者側でちゃんと記事を作ってれるて、こちらの手間は少ないことが多い印象。
取材料もらえないかわりに、経費でごはんおごってもらったりすることが、そこそこあるかな。
国内のメディアでも、外国のメディアでもそんな感じだという印象
いまのところ「あー、ちょっと、こういう書き方だと違うんだよなー」ぐらいのことはあるけど、そこまで致命的に不愉快になるほどの記事になったことはない。
なお、ウェブ媒体で原稿依頼されて執筆する場合、原稿料をもらえる確率は半分ぐらいという感じ。
けっこう有名どころでも、謝金が雀の涙みたいなもんだったりして驚くことが多い。
----------------------------
<まとめ>
1.速報系の部門の連中は失礼な対応が多い。ギャラの習慣はもちろんない。
失礼な奴は基本的に、民放大手のニュース部門の記者、週刊誌の記者が多い。
速報性が重要なせいもあるのかもしれないが、何も下調べなしで突撃してくるのが多すぎて閉口する。
仕事の性質上、ある程度は仕方がないことは理解するが、それにしてもひどい。
Wikipediaの最初の三行ぐらいは読んでから来てくれ、マジで。
例外的に丁寧な人もいたことにはいた。ただ、その人が職場でどれだけ評価を受けているのかは謎。
2.特集系のコーナーであれば、おおむね記者のまとも度合いは大きく上昇する。取材先としての扱いによっては、ギャラが支払われる可能性もある
同じテレビのニュース部門でも、速報系ではなくて、特集系のコーナーになると、対応がかなりまともになる印象。
まあ、民放だと、やっぱひどいとこはひどいんだけど。NHKとかだったら、いまんところ、ひどい人が来た記憶はない。
特集系のコーナーだと、記者の人にも熱意が感じられる場合が多いし、だいたいの場合下調べもそれなりにしてきてるので話が通じる。
それなりに、人も時間も割くことのできる報道部門であれば、新聞であれ、雑誌であれ、テレビであれ、ちゃんとした取材をしてくるな、という印象。
あと、なんのかんの言っても、やっぱ新聞社の人はどこの新聞であれ、まじめに勉強してきた上での取材をする慣習が最低限のものがあるな、とは思った。
新聞社に採用する時点で、そういう人を採用してるんだろうな、と思う。
雑誌は、雑誌によってピンキリ。下世話なネタを扱ってる週刊誌みたいなとこだと、やっぱひどい記者がいる。すごい人もいる。
ウェブ系の情報サイトとかも、ほんとピンキリで、アホみたいな記者もいるけど、この記者さんすごいな、という人もいる。
理由はわからないが、ラジオで、ギャラもらえなかったことがほとんどない。
そうはいっても、数万程度のギャラではあるのだけど、
なんかよくわかんないけど、ラジオは毎回もらえる。
まあ、ウェブの情報に積極的に金払ってるひとほとんどいないし、仕方ないね。
追記:
なお、
を考えたら結局自分がやってきたこととやりたいことだったという話。
まぁ結果的に本人が自分で考えて自分で決めることが大切ではあるけれども、親としてはそれができるように手助けとなることに全力で取り組むべきかとは思う。
それでとりあえず親が様々な経験や物事を与えることによって子供にとっての選択肢を増やしてあげるということがあり、重要なことの一つだと考えた。
自分の経験から思いついたり軽く検索したりして考えたものを挙げてみるが、ほかに何かあったら教えてもらいたい。
以下、順不同。
これはこの記事(http://blog.tinect.jp/?p=27400)が話題になってたので思いついたこと。ここに書くきっかけに。
通う学校でどの程度教わることになるかはわからないが、これができるかできないかでは何をするにも雲泥の差なのは明らかなのでしっかりと教えていけたらと思っている。
大人になってイヤというほど重要性がわかるのが法律。自分も必要に駆られて結構本格的に(行政書士合格レベル)勉強して実生活で役に立っているのを実感している。
憲法・民法の入門書等の良書で法律的な考え方なんかを中学生くらいで教えたり、労働法や著作権法、個人情報保護法等に該当するような部分を高校生くらいで教えたりしたい。
道路交通法(というか交通ルール)や刑法なんかは小学生前後からある程度教えてあげられるか。
ある程度は公民とかで習うかもけど暗記するだけだった気がするし学校の授業で習うような部分は役に立たないような気がする。
お金のことや政治経済について、税金、保険、福祉などなど社会保障など。池上彰みたいな本に書いてあるレベルの知識くらいでもあると良いと思う。
どんな形であれ社会に出るより前に基本的な仕組みだけでも十分なので知っていると、何かと助かる部分が多いのではないか。
中3とか高1の夏休みにでも簿記2級でも勉強させてみたいなと考えている。(ちなみにうちの娘はまだ2歳である。)
これも学校で習うことはあるが、あまり役に立たなかったので上手に教えてあげたい。
自分の場合ある程度親から与えられてきたので実感としてあってよかったと思っている部分。人によって意見が分かれそう。
(ピアノ習ってたり親が美術系の学校出てたり茶道やってたり景気良かった頃なので家に絵画や美術品が溢れてたり色々見に行ったり)
色々と社会でも実生活でも役に立ったりするし趣味としても楽しめて生活が豊かになる(気がする)。
親がある程度裕福でないと十分には与えられないかもしれないが、お金をかけずともできることもそれなりにはあると思う。
これはやはり必要かと思う。肉体的な病気もそうだし鬱や発達障害なんかの正しい知識は小中学生からしっかり持っていてほしいなと思う。
自分が小中学生だった頃、同級生に今考えるとどうみても結構重度の発達障害だったなという子が何人かいたけど、教師も含め誰も正しい知識がなかったことはとても残念に思っている。
ちなみにその中の一人、中学の同級生は後年たまたまネットで学習障害について調べているときに本名写真付きで障害に関するサイトに紹介されていて驚愕したような納得したような覚えがある。
今は当時よりは環境はよくなってはいるかもしれないけど、巷ではガイジだのアスペだの叫ばれてるしまだまだかなと思う。
それと食べ物に関して、栄養とか成長に関わる知識もある程度身につけておいて欲しいような気がする。自分が中学高校くらいの時にもう少しまともに栄養とって運動していれば、と後悔しているので。
きちんとした運動についても、例えば正しい走り方のフォームとか、効率的な運動の方法とかって全く習っていないし子供には教えてあげたい。
数学的素養があるとどのように役に立つかとか歴史を学ぶことが社会を知る上で役に立ったり仕事にも活きてくることとか、英語ができるとどれだけ便利で楽しいかとか、
後々になって勉強しておいてよかったと思えるようなことを経験せずに理解するのはかなり難しいことではあるが、時間をかけてコミュニケーションをとってじっくりと教えていけたらと考えている。
古文漢文あたりはなんの役にもたってないような気がするけど。(一応、歴史を学ぶことになると考えてももっと軽く短時間教えるくらいで良い気がする。)
宗教、哲学、心理学とか。結構大事だったり役に立つ気がするけど、自分も多少本を読んでかじった程度しか知識がないのでこれからもう少し勉強して教えてあげられたらなと思った。
自分が子供の頃は、本好きで結構な量読んでたと思うけど今思うとジャンルは結構偏ってたような気がする。自主的に興味持った分野ばかり手を出していた弊害か。
自分の子には自主性も尊重しつつバランスよく与えていけたらと思う。
それと意外と漫画から得た知識やそこから興味を持ったことも多い。昔のこち亀はなんだかんだで偉大か。手塚治虫みたいな古いのも親が好きだったから色々読んだかな。
結局は多種多様な本を読ませたり経験させたりするだけでは足りず、それについて一緒に話したりしてコミュニケーションをしっかりとるのが重要そうって感じか。
あと、これじゃこういうことについて全然足りないよとか、こういうことはしておいた方がいいよとかこの本読むといいよとか意見もらえるとうれしい。
もちろん比喩ではない。
私は最寄の駅にあるコンビニで、40度のウイスキー二本と梅酒と炭酸ジュースを買って家に帰った。
そして「次に死にたくなったときのために」ととっておいた向精神薬(よく覚えてないが、ストラテラやジプレキサ、トリプタノールなど10種類くらいあったと思う)を酒で煽るように飲み込んだ。
私は夫が自室に入ったのを見計らい、薬・酒・財布・電話だけを持って逃げるように家の近くの公園に走り込んだ。
そこにあったベンチに座り、なにも考えず、とにかく飲み続けた。
私が覚えているのはそこまでで、気がついたら家の布団にいた。
私は驚愕した。酒を飲んでいたのは金曜日の話で、土曜日がなくなっていたからだ。
夫によると、公園で倒れていた私を誰かが通報したらしく、警官が私を家まで連れてきてくれたそうだ。それからずっと眠り込んでいたと。
もちろん、そんなことは一切覚えていない。
夫は泣きそうな目をして、君が生きて帰ってきて本当によかったと言った。一言も私を責めることなく、泥まみれになった私を洗い、トイレに連れて行き、ずっと私のそばにいてくれたようだ。
私は今、正規の社員として勤め、そこそこの収入があり、優しい夫がいる。
それでも私は、会社で同僚に言われた一言に激しく傷ついた時、「これがきっかけで、やっと死ねるのではないか」と一種待ち遠しい気持ちになったのだ。
私が初めて死にたい気持ちになったのは小学生の時だった。当時見た「シックスセンス」の中で、母親が食事に洗剤を混ぜて子供を殺害したシーンをみて、「これだ!」と天啓を受けた気持ちになった。
私は観賞した数日後に、台所にあった味噌汁の中に洗剤を混ぜて飲み込んだ。何かに混ぜなければ、原液ではとても飲み込めなかったからだ。
だが、私の身体には何の変化も訪れなかった。
その後も、友達とふざけたふりをして体育館のギャラリーから飛び降りたり、完全自殺マニュアルを買って首吊りを試みたりした。
電気の延長コードがカバンの中に入っているのを見た友人は不思議そうな顔をしていたが、まさか何時でも首を吊れるように持ち歩いていたなど知る由もないだろう。
自殺を試みていることを人に言ったことはない。 身体に跡が残るようなこともあまりしない(リストカットなどは考えたこともない。あれ、死ねないらしいから)。
自己啓示欲でも本当に迫れているわけでもないなら、私は何でこんなに死にたいのだろうか。
私が発達障害者だからだろうか(でもそれならこの世に発達障害者はいなくなってしまう)精神科にはずっと通っているが、はっきりしない。
きっとまた、私は死にたくなるのだろう。
ブコメで「嫌なことから逃げ出したいけど確実に死ぬのも恐いから不覚時な方法をとって死ねたらラッキーくらいの気持ちなんだろう」とつきそうだし私もちょっとそう思う。
数年前からダイソーで見かけるようになったおじぎが気持ち悪い。
どんなおじぎかというと、おへその上あたりの高い位置で手を重ねるおじぎ。
昔からあったのかもしれないが、見かける頻度が高くなってきたので違和感を感じる。
まず、不自然なしぐさが急に接客で行われるようになった裏に、マナー研修のようなクソビジネスの匂いがすること。
次に、ダイソーのような低時給の職場でここまで「百均おじぎ」が徹底されているということは、従業員に対して理不尽な強制が行われているのではないかということ。
自分が昔接客をしたときにもおじぎの方法の講習は受けたが、現場では徹底されていなかった。
「6角形に直線を引いて三角形を」を読んで疑問に思ったことがある。
”頭の体操が解けなくて殺意を抱く理系の人々 - Togetterまとめ”
【頭の体操クイズ】 ”次の図(6角形)に直線を1本引いて三角形を2つ作りなさい。”
私はこの問題は Q「パンはパンでも空を飛ぶパンは?」A「フライパン」と同じレベルの「みんな知ってる、単なるなぞなぞ」だと思っていた。しかしそうは捉えられない人がいることに驚いた。
そこでみんなに聞きたい。次の二つの問題を見聞きしたことはある?
Q1.「この橋、渡るべからず」A.一休さん「端っこじゃなくて真ん中を渡ればセーフwww」(トラバより「このはしわたるべからず」と平仮名だったからその頓智が許された、とのことです。言われてみればそうでした)
Q2.「あなたはいま川の前にいます。ここから斜め向こうの、対岸から上流へ500m移動した地点へ渡りたいと思います。川に直角に橋を架ける場合、どのような橋を架ければ最短距離で渡れるでしょうか?」A.「幅500mの橋を架けて斜めに渡る」
二つとも知っていた人は、これらの問題に対して「いやそれは"橋"ではなくて"端"だろ。言葉の定義は正しく」だとか「幅500mの橋はすでに橋とは言えない。面である」なんて言わないと思う。
なぞなぞの"フライパン"という答えに対して「揚げるフライであって空飛ぶフライじゃねーし」とマジレスはしないはず。(”「直線」という言葉には「パン」ほどの曖昧さは許されない”という理屈はなるほどとは思ったけど「なぞなぞだからいーじゃん」という一言を覆せる力はないと思う)
「数学の問題」ではなくあくまで「頭の体操クイズ」と記載されている「(6角形)に直線を1本引いて三角形を2つ作りなさい」に対してマジレスしてる人たちは上記二つの問題も聞いたことがないの?一休さんだよ?
そうだとしたら、あの"頭のクイズ"が解けないというのも分からないではない。
ただ、私はこれらの問題は嘉門達夫の替え歌メドレーのごとく「どこから広まるのか謎だが、なぜか全国津々浦々の小学生に脈々と受け継がれている」レベルの話だと思っていた。
しかし、Toggetterやハテブを見る限り「この類の問題に生まれて初めて出会った」ように見える人が多数いる。
自分が常識だと思ってることが別に常識でもなんでもないなんてことは幾らでもあって当然なんだけど、それでも今回は平行宇宙の話かと思うくらい驚愕した。マジで知らなかったの?
成績順に4つのグループに分けられて自分は3ヶ月目くらいからはずっと1番上のグループにいました。
でも、入社半年でじんましんが出てきてきたりまつげがピクピクしたり大変でした。
ブラック企業関連のエントリーを見て、あの時を思い出したので振り返ってみようと思う。
体制的なブラックとしては20時間のみなし残業はあるけど実際は40時間くらい残業していたこと。
あと健康保険とかなかった。そんな感じ。ブラックとしてはあんまり凄くないかも。
でも、営業のやり方がきつかった。
・雑誌やインターネットを使ってのリストの作成(美容院、接骨院、サロン、飲食店など)
・訪問して90分くらい話す。
・価格交渉を行う。
・契約書をその場で書いてもらって終了。
1点目。実際に顧客と話をするのはホームページの新規作成またはリニューアルの提案です。
無料でホームページを作成するとうたい、月々のサーバー管理費など別途かかると相手には伝えます。
3点目、契約後、自社の運営するアフィブログで相手を特集し、PVを稼ぐことがこちらのメリットと相手に伝える。
古いホームページやホームページを持っていないところをリストアップします。
過去の訪問先はデータベースにいれているため訪問して怒られた会社や電話して怒られた会社はリストから除外。
過去に何度電話をかけていようが怒られていなければ再度電話をかけます。
訪問して断られていても、断る理由が時期やお金の問題だったなら電話をかけます。
電話をかける時は一日100件ほどかけるのですぐにリストがなくなる。
数ヶ月もすれば雑誌もネットも使い切る感じになって、リストの作成がとても時間がかかったなあ。
営業先の地域で良さそうな店があったら飛び込んで挨拶して後日電話する許可をもらったりもした。
基本的に”無料で作るんだから話だけ聞いてよ”というのをゴリ押し。
電話のスクリプトがあっていくら工夫しようが改善しようがアポ率はあんまり改善できなかった。悲しい。
ただ、ものすごく声の可愛い女の子が平均の3倍位のアポ獲得率を出しているのを見て驚愕しました。努力して追いつくことができない存在。
非通知でかける理由は電話をかけて繋がらないことが多く、折り返しを受けるとコストが増えると判断しているためです。
かけまくっているから誰がかけたかもわからないことが多くて時間にロスが生まれる。
この非通知戦略が本当に営業効率がいいのかとも疑問が湧きますが、そこはそういう会社でした。
基本は話ができずガチャ切りはよくあったし、話を聞いてもらえず切られたり、明らかに苛立った声で対応されたり色々あったし辛かった。
営業はアポを取るのに必死になりすぎて、アポの内容が曖昧なまま電話で話を終えることがあります。
「ホームページの話をする」ことと「60分の時間を確保する」ことと「良かったらやってもらう」という相手の意思が契約率に影響するためその内容の確認を上司が行います。
「そんなガチなら良いや」と断られることもあり、アポを取った人は祈る気持ちで確認の電話を見守る。
この選別を乗り越えた場合、話を聞く体制ができている場合が多かったので必要事項だったと思います。
営業も雇われて2日目からは電話をかけるため適当に話をしてアポを獲得する場合が多いです。
そんなに時間はかからないとか言ったり、ホームページの話をしてなかったり、訪問日時が決まってなかったり、などなど。
また、営業成績が出ていない人はとにかくアポをとりたいと思う。
だから内容が相手に伝わっておらず内容確認で泣く泣く撃沈というのもよく見る光景。
無料というのを怪しむ人にはこのタイミングで費用がかかることを伝えて撃沈する。でもホームページ自体に興味があってそのままアポになる場合も稀にある。激アツの客。
X通信系から受け継がれる営業手法を駆使して相手の購買意欲を高めます。
・アフィブログのアクセスを伸ばして稼ぎたいから特集できる相手を探していることを納得してもらう。
・アフィブログの知名度を高めたいから相手のホームページにアフィブログのバナー広告を貼ることを了承してもらう。
・いずれはホームページ制作も事業として行いたいので実績作りで無料で作っていることを了承してもらう。
・相手がやりたいことがホームページを活用することで実現できるとイメージさせる。
・サーバー管理費とかは絶対にかかるものでホームページを運用するなら絶対にかかるものだと当然のことのように言って納得してもらう。
・契約の対象はソフトウェアでリース契約というのをさっくりと伝える。重く伝えると相手が慎重になるのでだめ。
これだけの話をすると90分は超えます。
しかも無料だと思って時間をとって話を聞いていたのに費用がかかる。
なのでいかに、アフィブログのアクセスを伸ばすことがこちらのメリットになるかということ。
相手がやりたいことが提案したホームページで実現できることをイメージさせることが営業序盤で重要になります。
相手との距離を縮めることはとても有効。なくても取れるけどここを突き詰めれば契約率が数%違ってくる。
相手も長く話を聞いてるし、成功体験のイメージをして興奮したりするので頭が麻痺して判断力が鈍くなってきます。
だんだん周りが見えなくなってどこで話していようが個室でふたりきりで話している感覚になっているか確認。
なっていなければトークのミスでかけていると思われている説明や提案にもどる。
再度アポをとるよりも初訪問のほうが契約率は上がるのであまりオススメできない。
ホームページを、ものすごく欲しいか、ものすごく必要だという状態にさせれば価格面で熱い勝負ができます。
メルマガつけるとかRSSつけるとかスライドつけるとか、FLASHやるとかスマホ対応するとか、ページ数増やすとかいろんなオプションや理由をつけて価格を釣り上げ。
大したオプションでもないのに管理費が月々数万違うなんてことは実際はあり得ないけど、インターネットを無知な人は当時は多かったのでここまでくると話を通せます。
相手が欲しい機能を決めて、具体的な価格を提示してから勝負です。
3万円提示して、1万5千円ならだせるとか言ってる場合は、「オプション削りましょう!」とか「顧客を獲得するためこうしましょう!」とか色々提案。提案と言うにはアレだけど。
「今、こういうお客さんのところに訪問していて、すごい方なんです。こんなにすごい方をアフィブログで特集すればPVも伸びます!ページの話でオプションはこれで金額はここまでならだせると言ってるんですがどうにか値引きとかできないでしょうか。」
とかなんとか。
この茶番。こんな胡散臭いの意味あるのかと思うだろうし、俺も思っていたよ。
でも実際に困ったときにこれをやることで契約に結びついたことも多々あるので当時は有効な手段だった。
そして、上司に検討させるため一度電話を切って5分か10分また盛り上げる。
上司からの折り返しの電話を受けて「役員たちが決定した」金額を提示。
基本はここから下がることはなくなり、そこでできるかどうかで勝負を行います。
また、オプションの話をしたり提案を繰り返して、相手が根負けすれば契約。
ここまで話すには相手に突っ込める領域に入っているのがとても重要だったから、”自分を売る”ことの意味もわかるし言い方を工夫して営業指導を今もする。
これがとても面倒。
実際にホームページの話で盛り上がっていたのに契約をするのはソフトウェア。
相手はホームページのことに夢中なのでここでそこまで問題になることはない。
でも、金額提示で即OKと価格交渉がなかった場合はここでひっかかることがある。
リースの契約書は保証人とかも必要になって面倒だけどちゃんと書いてくれるのには驚いた。
以上が契約までの流れ。
トップ営業は20%ちょっとの契約率で、下のグループでも10%は取れたりしてた。
1ヶ月で契約取れない人はだいたいクビ。
・ホームページ製作の話なのに契約がクソみたいなソフトウェアで高額リースだったこと。
・週6日勤務なのに週5扱いにされてたこと。
・残業代や休日出勤代がみなし残業で全然足りていなかったこと。
・会社用の電話を休日でも携帯させられていつ電話がなるかわからなかったこと。
・非通知でかけて怒られたりガチャ切りされたこと。
・リストを作ろうとしても過去に訪問した店ばかりになり新しい店を探すのが難しくなっていたこと。
・アフィブログのアクセスなんてほとんどなかったし、社内の誰も期待していなかったこと。
・実際に作るページは高く見積もっても50万円程度のものだったこと。
・詐欺だと罵られたこと。
・契約して半年してもトップページすらできていないケースが多かったこと。
・アポイントの日時に訪問したら誰もいなくて店の前で1時間待ったこと。
・新しく入った人が1ヶ月生き残る確率が30%くらいだったこと。
・全体的に契約数が落ちていって会社全体の雰囲気もピリピリしていたこと。
・退社後に労基署に相談して超過勤務代を貰えるかと相談して勤務のログも提出したけどダメだったこと。
・退社して長くないうちに会社が潰れたこと。
・上司が部下に物を投げるとかはなかったこと。
-----------------------------------------------
追記:ここで学べた契約を取るために必要な要素も書いてみるので参考になると嬉しい。
1.人として気に入ってもらうこと。
2.相手が商品やサービス、ものを使っているイメージをしていて、それを現実化したいと思うこと。
4.買って欲しい旨をうまく伝えること。
これらを抑えれば大体落とせる。
補足すると、
1は相性があるけど見た目とか話し方は磨ける部分がある。無理してもそれは相手に伝わるから素の自分は大切に。
2は相手を知る必要がある。限られた時間でどこまで掘り下げられるかがポイント。
3は簡単に比較できるものより優れている、もしくは同等程度であることが大事。
4を伝えなきゃ基本的に始まらない。相手のことを知ってどう切り出すか戦略を練ろう。
これでダメなら縁がなかったということで次にいこう。
もちろん改善できることは次に活かして。
http://seramayo.hatenablog.com/entry/2016/05/23/121352
「国立大で税金のおかげで教育してもらってるのにもったいない」という意見に対して
費用対効果は当然考えるだろ。
教育を何だと思ってんの?
なんで国は回収出来もしない遊びでやってくる大学生のためにお金使わなきゃいけないの?
ボランティアじゃねーんだぞ?
教育は受けられて当たり前、とか思ってんの?
高校生授業料無償化とか言ってた時点でなんか変だなー、とか思ってたけど。
とうとう大学まで「行けて当たり前」って考える人が増えちゃったの?どうしちゃったの?
「音楽学なんて学んだって社会の役に立たないからいーよいーよ」
…だってさ。ふざけんなよ。じゃあ何で大学行ったんだよ。何で音楽学学んだんだよ。
趣味のためか?「わー、着付けできたら楽しそう♪」「わー、茶道できたら楽しそう♪」みたいなお稽古事のノリで大学で勉強したの?
国のお金使って?馬鹿にしてんじゃねーよ。うちら君のお稽古代払うために働いてるんじゃないのよ?
音楽学を社会の役に立てられる人にその席を譲って自分は私立行くなり独学でやるなりお稽古に通うなりしろよ。
なに国の予算使って勉強して「役にたたないから専業主婦しますね」とか言ってんの?
おかしいだろ。
考える余裕はなかったの?
学べること、当たり前だと思ったの?
大学でみんなが学ぶことって、
体系付けられた形にしていって、
それを教授たちが頑張って勉強して、その集大成をみんなにわかりやすいような形にして、
ようやくみんなが勉強できるようになるんだよ?
本気で、大学で学んだことが社会で役に立たないと思っているんなら、
大学なんて行かないで欲しい。
を体得するために大学ってあるんだよ?趣味なら生涯教育でも受けててよ。
日本はもう、そんなに豊かじゃないんだよ。
趣味で勉強する人のために税金投入できるほど、余裕は無いんだよ?
国に、支えてもらうためには、
私達も、国を支えないといけないんだよ。
私たちはバブル期にためた貯金を、もう使いきろうとしてるんだよ。
分かってくれ。大学は遊びじゃないんだ。
専業主婦になったって良いけど、
「なんでもったいないなんて言われるのかしら」
っていう、メンタリティは、多分、間違っているよ。
http://anond.hatelabo.jp/20160524012315
追記
バブルについては勘違いしていたみたいだ。バブル⇒高度経済成長にすればおかしくないか?
いずれにせよ、過去の貯金で日本の研究がなんとか持っているのは事実だよ。
あの頃の資金がなければカミオカンデは作られなかったろうし、ノーベル物理学賞も得られなかったろうな。
(本文にも専業主婦への投資が失敗だなんて書いてないのは読んでもらえればわかると思う)
専業主婦にだっていろいろあるしさ。大家族を切り盛りするにはそれは専業主婦としての能力が必要だろうし。
家庭として構成員が家事、育児を担って他の構成員が仕事に集中するという役割分業はメリットも大きいだろうと思う。
(自分は、労働する親の姿を見せることこそが最高の教育だと思っているけど)
国や親に教育を受けさせてもらった恩恵に対しては、感謝の念があってしかるべきだと思うし、
与えられた恩恵は返すように努めるべきだと思っている。
国と個人を別々に考えている人が居るみたいだけど、何でなんだろう?
なんで生活保護の話で「もらえるもんはもろとけばええんや」っていうのは非難されるのに、
高等教育に関しては「学ぶだけ学んであとは個人の好き勝手にすりゃええやん」っていうのが許されるのか?
それは、もちろん全て回収しようと思っているわけじゃない。
いろんな可能性に投資するのが教育だっていったらそのとおりだけど。
でも、そもそも全く大学の勉強を役に立たない、と思っている人に投資するのはやっぱりおかしいよ。そりゃただの詐欺よ。
「みんな、うちの株買ってねー!まぁ、それで社員が豪遊するんだけどね!」
教育を受けられたことに感謝しながら、社会に貢献するように努めるのって、そんなにおかしいか?
そんなに社会主義的か?ふつうのコトだろ、受けた恩を返すのは。
まぁでも、
数ヶ月前の事は、やたらと鮮明に思い出せる。
友人がお手洗いに立ったのを見て、スマートフォンでツイッターとはてブを緩く見回っていた時に、見つけたのだ。正直眼を疑うような記事見出しだった。本文を見てからは思わず驚愕して叫んでしまったほど。(というよりも、「あ…ああ…」と狼狽した声が行き場を失いながらも出てきてしまったような形なので、端から見たら知人の訃報が入ったか身代金でも揺すられてるかのように見えたと思う)
お手洗いから帰ってくる友人に助けを求めるかのごとく話を振ろうとしたら、彼の方からも話を振ってきた。多分、彼も同じように記事を見たのだ。2人でほとんど声を合わせるように、私たちは同じことを口にした。
と、ここまで来て頭の中で3代目J soul brothers from EXILE TRIVEのストームライダーを頭に浮かべている人はちょっと一度冷静になって、東京ディズニーシーの方のストームライダーを思い出して欲しい。
そう!そうそう!それ!う、うん、そうね、「緑のチカチカチェックするやつ!!」って間違っちゃいないんだけどそれしかないアトラクションみたいな思い出し方はやめなさいね、その後、仮にもストーム消してるんだから。
「空を斬り走るやつねー」って、え?あ、まあ間違ってはいないけども随分とポエミーな表現ね…
「疾風迅雷 蒼の魂」ってだからそれは3代目の方のストームライダーだろうが。
そんなこんなで、今日はTDSストームライダーのラストフライトの日である。こんなにアトラクションクローズでここまで衝撃なのはミクロアドベンチャー!やビジョナリアムに個人的には並ぶ。ツイッターによればあの人気のトイマニ、タワテラをぶち抜いて今日はストームライダーが最大の待ち時間のようである。センターオブジアースやレイジングですら待ち時間緩いのにストームライダーが120越えってもうなんだか異常気象を発見したかのような気分である。それこそ台風のような。個人的には、ストームライダー60分越えはシンドバッド15分待ちに並ぶ混雑のバロメーターだったのだけどなぁ。
今日はそれほどまでに、ストームライダーを愛する人がいる事を確認する日になる。ここまでくると宗教に近いかもしれない。ストームライダーという儀式を執り行うために長蛇の列をなす信者たち。ポートディスカバリーは聖地。
私ももし舞浜に行けるならそのお姿を拝みにポートディスカバリーへと足を運んでいただろうし、もし入園できなくてもベイサイドステーションからゆるゆると海岸線を回り、最もポートディスカバリーに近い地点からストームライダーに向かって祈りを捧げるくらいのことをしていただろう。エルサレム。
どうかしてると言われそうだが、今私はiPhoneのコンパス機能を始めてフルに生かし割り出したディズニーシーの方角に向かって文を書いている。
ストームライダーの何処がそれほどまでに私を魅了したのか。というと本当に答えになっていないのだけども「どの点においても優秀であった」というのが正直な答えである。
オープン当初としては驚きの、かなり精巧なフライトシミュレーター系でスタツアとの出来の違いにまず驚いた。
動き細やか!窓の外も見れるし!
まさかストームディフューザー刺さると思わなかったし。アトラクションのそういった出来が本当に段違いだった。
キャラクターたちも良い。デイビスのお茶目だけどイケメンな雰囲気(ホラーなら最初におどけて殺されてるタイプ)をよく声優は表現したと思う。ストームを目の当たりにした時のセリフは、その声色だけで息を飲んでいるのがありありとわかる。スコットとベースもいい味を出している。「司令室に来なさい!今すぐ!」の声は今も幻聴のように思い出せる。
バックグラウンドストーリーは、オープン当初はストームライダーがかなり大きなバックグラウンドストーリーを持っていた。だって、ポートディスカバリーの設定がストームライダー計画成功のお祭りって設定なのだから。あのポートディスカバリーの雰囲気も好きだったので、その真髄を味わえる、という点でもストームライダーは価値があった。CWC Center for Weather Controlのロゴなどもリアリティがあった。そういった、ディズニーならでは作り込みを感じ取りやすいのもストームライダーの良いところだった。
アメフロのSSコロンビア処女航海設定がタートルトークやオーバーザウェイブ、セイリングの看板の入れ替えなどでしれっと消えてるあたり、ポートディスカバリーの設定もふわっと変わってしまうのだろうなぁ、と思うと少し切ない。
音楽は言わずもがな、TDS、いやTDR、もっと言えばディズニー最高峰の楽曲だろう。
出来ればCDにはストームライダー組曲だけでなく、搭乗前の部屋で流れるイントロリピートのやつも何処かで収録をして欲しい。
あの名曲が、演奏される場所を失うのは本当に惜しい。ミクロアドベンチャー!の素晴らしいテーマ曲が今はTDLエントランスの一部になっているように、ポートディスカバリーのエリアミュージックとして生まれ変わってくれることに期待をしたい。
そして私が最もストームライダーを愛してやまない理由をあげたい。
なんじゃそりゃ、って人に説明すると、ストームライダーではキャビンに搭乗する直前に、気象コントロールセンター研究員であるキャストさんが実演でミッション内容を説明してくれるのである。
私はこれが本当に好きだった!!
今でこそタートルトークにタワーオブテラーとキャストが説明をしてくれるアトラクションは増えたものの、昔は無かったのだ。
もう、カヌーかジャングルで体育会系なノリしか無かったわけです。
もっとさかのぼればシンデレラ城ミステリーツアーがあったけれども、シーではストームライダーくらいしか無かった。2つのシアターでも説明はあるけど本当に説明くらいなので、ストームライダーが1番エンタメ性があったのだ。
初めて見たときはベースとの掛け合いなどももしやここにいるのか?と思ってしまったほど。
最近では「今の…100万倍くらいですかね?」
はすべり芸としての地位を築いてしまったけども、話口調や映像を使ったパフォーマンスは、本当に素晴らしかった。
東京ディズニーシーはオープン当初は全体的にキャラに頼らない、生身の人間が見せるパフォーマンスを重視していた節がある。アンコール!やミスティックリズムはその最もたるものだけれども、アトラクションで初期のシーが標榜していたライブパフォーマンスのエッセンスを取り入れていたのは今思えばこのストームライダーだけだった。
そこまで難しいことは考えずとも、初めて乗ったとき、あの説明を受けたとき、「これが、これからのTDRのアトラクションなんだ…」と衝撃を受けた。
そう、思い起こせばオープン当初のシーの人気アトラクションの中で、「原作がないアトラクション」はストームライダーだけなのである。
今のファストパス対応アトラクションの中でもレイジングスピリッツとストームライダー、タワーオブテラーだけだ。(タワテラはトワイライトゾーンとはもはや無関係なので)
鑑みればあのあたりのオリエンタルランドはディズニー脱却をコンセプトにしていたのか、イクスピアリにオリジナルキャラを作ったり(何処に行ったんだネポス…)前述の通りアンコール!などのキャラ無しのショーが多かったり、シーではグリ施設は無かったり、かなりストイック、というかランドとの方向性の違いを明確に出そう、という気概があった。自分たちで新しいものを作るんだぞ!という。そんな中で作られたこのストームライダー、力が入らないわけが無いし、面白く無いわけが無いのである。
そう、シンドバッドが友愛のストーリーに書き換えられたり、グリ施設が4つもできたり、キャラ無しのショーは全部廃止された、オープン当初のコンセプトもへったくれも無い今のシーの中で、唯一、ストームライダーはあの頃の雰囲気を持っていた。ある意味では、ストームライダーはオープン当初のシーの遺跡なのである。
そして個人的なことを言えば、プレフライトクルーになりたかった。
たくさんの人の前で、ご案内をする姿が眩しかった。子供ながらに憧れて、いつしかあの案内はすべて諳んじれるようになっていた。
その影響もあってか、演劇部に入ったこともある。今の仕事でも司会業を少し受け持っている。
あのプレフライトクルーへの憧れ、ストームライダーへの憧れが、こっそりと私の人生に種をまいていてくれたのだと思っている。
ストームライダーは、思い出であり、人生の起点であり、唯一無二のアトラクションだった。
明日からは、ポートディスカバリーにストームライダーはいない。
それに伴い、14年に渡るストームライダーによるストーム消滅ツアーは廃止となる。
同センターによると、今後の学術研究へ注力するための選択だそうだ。
本日の閉鎖を持って、センターに勤務の全職員は新事務所へ移ることになる。
そしてたくさんのプレフライトクルーは明日も、新しい場所ながらも変わらずにストームや異常気象と戦う日々が続くのだろう。
もう二度と、凄まじい破壊力を持つストームの中になんか入れない。
もう二度と、100万倍くらいの小粋なジョークにクスリと笑うこともできない。
もう二度と、緑のチカチカの部分だけ決めゼリフのように声を被せる高校生の集団も見れない。
おやつのピーナッツのチェックも、雨に驚くゲストの姿も、エンジンがやたらと故障する機体にも、会えない。
そして、外へ出たときにより美しく感じる空と海のきらめきと潮の香りにも。
ストームライダーはなくなっても、乗った記憶、そしてそこに確かにあったという記憶は誰もの心に、残る。
だからこそこの寂しさは抑えて、大きな舵を切るオリエンタルランドを応援したい。
ここまで記憶に残るものを作ってくれたのだから、きっとそれを超えてくれるだろうと期待をしつつ。
本当に、ありがとう。
ポートディスカバリーは、今日も、晴れている。
俺は男なので男目線での自分の嫌いな性癖との向き合い方をアドバイスしてみる。
男なのでCPとかは無い、好きなシチュ嫌いなシチュに置き換えさせてもらう。
俺はおねショタが好きだ。
おねえさん側が精神的に優位・受け手に回っても肉体的に優位・淫乱であればあるほど嬉しい。
おねえさん側は守りたい甘やかしたい性的に食べたいという欲求があり
ショタ側はわけもわからず飲み込まれる・抵抗できない・実は自分も好きだったという関係性なので
これがショタおね、ショタ×おねえさんになると全くといっていいほど別物になる。
ショタが体力的に負けているのに弱みを握ったり、性的に落とす話になるのだが、
あまつさえ、多少ショタ側からの暴力や複数人でのレイプすら見られる。
最悪ショタ側を汚いおっさんの外見をショタにしたものでいいわけだ。
そこにお互いが心の底から愛し合う背景もなければ
純朴であった少年の白さが混乱と性欲で塗りつぶされてピンク色に染まっていく背徳感もない。
本当に竿役がおっさんでよくね?と1万回以上は思いながら苦虫をかみつぶしてきた。
しかし商業的に売れる以上、確実にショタおね派も存在するということだ。
そこでなぜおねショタの持ち味を殺すようなショタおねを支持するのかを確認してみた。
そうすると、肉体的に負けている相手を性的に落とすことが快感であるという回答を得た。
つまり欲求がおねショタは保護欲や被レイプ願望であるのに対し、
ショタおねは屈服させる征服欲や勝利願望、レイプ願望であることが判明したのだ。
同じ題材を扱いながら、こうも向けられる欲求に違いがあるのか、と俺は驚愕した。
扱う題材が例え同じでも捉え方が違うというだけでコンテンツの質が変わるのだ。
ここまできて、ショタおね派がより大きな対象をレイプしたい願望の表れであるとわかったところで、
自分はめちゃくちゃにされたいレイプされたい願望がある人間であることがわかった。
同じ題材で正反対の性癖をぶつけられたのだからそれは不快感を持つに決まってるよな、と。
そして、同じ題材のように見えて向けられたユーザーは確実に違う、別ジャンルであるということも納得した。
それからというもの、ショタおねを見かけても「あれは俺の好きなものと違う」と冷静に受け流すことができるようになった。
似てるようで違うのだ、という認識を理論的に補強することで自分の心を守ることができるようになった。
僕らは同じおねえさん好き、ショタ好きであって、
けれども、それに求めるものが違うから理解し合えないだけなんだ、と。
それでも、おねショタのほうが絶対においしい、おねえちゃんにめちゃくちゃにされたい、
そういう願望のせいで「途中で攻守逆転すんなよクソが…」とか作品に対する裏切られたという気持ちはある。
しかしそのたびに思うことが、性癖は人それぞれだから仕方ないよね、という当たり前の想いなのだ。
彼氏に振られて3ヶ月が経った。
経験してみて初めて、世の中で失恋ソングが流行るわけが分かった。
ピンク色の失恋本も重版になるし、買えば彼が戻ってくる怪しい壺も売れるわ。
これは辛い。本当に辛い。
元彼は同じ大学の同級生で今年度新卒入社、私は去年から社会人。
3年半付き合って大学時代は2年間同棲もしていたし、もう家族みたいなものだった。
がーーーん!どころではない。寒気がして身体が震えた。西野カナもバカにできない。
こんなに長く付き合って、最後はこんなシンプルな文字列のやりとり(LINE)だけで終わっちゃうのかと驚愕した。
ちょっと前まで本当にくだらない話で笑っていて、四六時中連絡取り合って、ゴルフに一緒に行こうなんて話もしていたのに。
大体、振られると1ヶ月をこんな↓サイクルで送ることになる。
第1週
落ち込む。涙が止まらない。起きている間は始終元彼を思い出す。
寝る前は付き合ってた頃のLINEやメールのやりとりを見直して、まだ付き合ってるのではないかと自分を錯覚させながらなんとか眠る。
朝起きた瞬間から、振られたという事実が押し寄せてきて絶望する。
第2週
またいつか戻ってきてくれるのではないかという、根拠のないポジティブシンキングが発動する。
それまでの間に自分磨きしておこう!(キラキラ)と、英語の勉強や彼に食べて欲しい献立の練習等を始める。
第3週
やっぱり振られたんだから戻ってくるわけない……とネガティブモードに。
ああしていればこんなことには…とifの世界に浸りまくる。泣く。
大体思い出すのはいい思い出ばかり。
元彼のいいところに浸り、あんなに素敵な人とはもう付き合えないと将来を悲観する。
付き合った頃にした約束(あそこに行こう、あれをやろう、など)が叶えられないことに胸が痛む。
第4週
もう元に戻れないことは分かってる、だけどもしまた会えた時のためになんとか成長しなきゃという気になる。
第2週にやっていたことを思い出してまた始めてみる。
自分の欠点、改善すべき点などを分析してみて、良き人間になれるよう改善に努める。
時折涙が出る。
第4週の感じを維持できればいいんだけど、その後また何もできない第1週の状態になる。
事情があってちょうど遠距離になっていた時期だったので、もう半年くらい会っていない。
それなのに顔や声や手の感触なんかがまだ残っていて、全く消えてくれない。
時間が経てば経つほど楽しかった思い出や、日常の何気ない瞬間が蘇ってきて余計に苦しくなる。
元彼がもうこういう記憶を思い出すこともないんだろうと思うと、余計に辛くて悲しい。
よく3ヶ月経てばと言われるが、3ヶ月経っても全然平気にはならないものだと知った。
時が忘れさせてくれるというのは本当なんだろうか。
とりあえずこの苦しみは経験してみないと本当に分からないものだった。
そういう意味では自分の成長に何か意味のあるものだったのかもしれないけど。
苦しすぎる。