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はてなキーワード: 水爆とは

2024-03-13

先日、

オッペンハイマーという話題映画日本に帰る機内の新作映画ラインナップされていたので早速みてみた。

日本賛否両論が起こりうるということで、昨年、日本での公開が見送られていた映画だ。

もっとも来週あたりようやく公開されるようだけど。

当初、配給会社忖度して日本人向けには見せてくれなかった、となると、一体どんだけ鬼畜な内容なのか?などと、

逆にヘンに妄想が掻き立てられるもの

妄想が先行していた分だけ、みた印象としては、拍子抜けとなった。

オッペンハイマー個人パーソナリティを軸に、冷戦など彼をとりま社会が興味深く描かれていた。

政府社会科学者個人を利用し、偶像化してゆく構造的な背景をのぞかせるような映画だった。

ネタばれになるので、詳しくは書かないけど、水爆開発の反対と公職追放、このあたりの描写映画としてはクライマックスだ。

ステレオタイプオッペンハイマーをみれば、彼の道義心と公職追放がセットになって語られがちであるが、実際にはいろいろな経緯が絡まり合っていた。

原爆投下という途方もない人道的な問題に対して、誰かに代表させてそれらしい答えを出させようとする世間(みている観客も含めて)の空気が鏡のように反射してみえ映画だった。

ヒーローヒール役というのはそうして偶像化される。

この映画では終始、オッペンハイマーパーソナリティを軸に展開していたので、その摩擦が却って浮彫にされた形だ。

そもそも歴史上の人物は、未来ことなどわかるはずないのだから、後世の人権感覚など何も知らないで生きている。

しかし、後世の進歩的歴史観は、歴史上の人物善意悪意をそれぞれ振り分けてして断罪・総括してしまう。ヒットラー絶対悪にするみたいにね。

しかし、特定個人悪人しかみたがらないような歴史観では、非人道的行為実像みえるはずもない。

その点、本映画では、本人をよそに、後世の歴史観にとって都合の良いレッテルやらロールモデル押し付けられてゆく、

という構造が見え隠れするという意味ではよい出来映えだったと思う。

しかし、結局のところ、一体何が日本賛否両論を巻き起こしそうな映画なのか、分からなかった。

プロットが複雑なこともあって、一度見て全部を理解できるような映画でもない。

ただ、映画を見終わったあと、そういえばトルーマンがそれほど登場しなかったな、と自分の不満ともいえる感情がくすぶり、ふと、

でもそれって、ヒール役の邪悪トルーマンをみてカタルシスを得たいだけだよな、と我にかえって気が付いた。

日本賛否両論を巻き起こしそうだという忖度って、まさにこういうことだろうと思った。

忖度のものが、原爆投下非人道的でありその野蛮さが強調されるべきだとする歴史観に知らず知らずのうちに飲み込まれていることが想像できた。

原爆の父と呼ばれるオッペンハイマー主人公映画なら、ぜひ彼に原爆開発を後悔させたい、苦悩させたい、とする心情、そういう懺悔がなければカタルシスが得られないとする心情ー

そういう道徳的な片鱗を少しでも見出したいとするのは、結局のところ未来がどこに向かっているか知る由もない歴史上の人物の顔を無理やり後世の人が考える正しい方向へ振り向かせようとする努力のようなものだ。映画のなかで彼に反省させてステレオタイプオッペンハイマー像に満足したい、というのが日本で起こりうる「賛否両論」の実像だとすれば、それこそ、オッペンハイマーに何かの役割を担わせようとする自分反省する意味でもこの映画をみるべきだ。

映画に描かれなかった広島長崎を強調させたいとする空気があるとすれば、皮肉にも、それこそが本映画で見てとれる構図、

歴史上の人物自分の持っている史観に都合のいいようにヒール役にしてみたり、ヒーローにしてみたりする空気元凶だということを再認識した。

余談だが、原語の英語の語りは、NHKドキュメンタリー並みに、かみしめ口調でゆったりとしている。

高校生くらいでも聞き取れるかもしれない。若い世代にみてもらいたい映画だ。

2023-12-23

マイゴジが米国で大ヒットした理由アジア人が最下層であるから

シンゴジラをGMKで割ったような陳腐邦画

アメリカで大ヒットしているらしい。

自分も一応視聴したが安っぽい映画だなと思った。

それでも見所は少なからずある。と言っても猛追してくるゴジラに機銃で挑む場面と高雄砲撃する合計10分に満たない一部分ぐらいしかない。大体映画構成シーケンス上記二作からパクっても換骨奪胎できずまたこの展開かと見てて眠くなってくる。

結論から言うと、高雄が近接で誘爆しても爆風で主人公らの髪すら逆巻かない低予算ロークオリティ映画である。そのぐらい送風機で飛ばせよと述べるしかない。さらに夏の終戦期間によくありそうな戦争ドラマプラスした糞脚本しろ電車内でゴジラに襲撃された浜辺美波SASUKE選手ばりの膂力でぶら下がりコンクリート並の硬度になる高さから海水に落下して無傷だったり、あらゆるところがお粗末で、敗戦した日本さら絶望さらに底に叩き込まれるという話のコンセプトから感情脱線しており作品の肝である緊張感の一抹すら感じられない仕上がりだった。

では何故天下のハリウッドでこんなチープな作品が大ウケしたのか?

ネットを定点観察するとおおよそ二論に分別されていた。

ハリウッドポリコレ映画に飽いたアメリカ人には単純な怪獣パニック映画が刺さったか

戦争トラウマを持った主人公というランボー擬きの設定が刺さった

なるほどどちらも頷けそうな凡論である自分はどちらも否定したい。

そしてタイトルの主張に移るが、マイゴジがアメリカ人(主に白人)の心を掴んだ要因は、マイゴジが特段ストレス無く人間スプラッターできる映像が見られるからというのが今回の主張である

そもそもゴジラとはなんなのか?

被爆である日本原産の作品であると思われがちではあるが、ゴジラはどちらの意味でもアメリカ起源である

ゴジラ監督した本多猪四郎満州帰りの日本兵だった。226事件の反乱部隊にいた本田は東條率いる統制派皇道派賊徒名目で一掃した後、クーデターに与した反乱部隊兵卒を全て満州飛ばして島送りにした。事実上死刑宣告であった。それでも過酷戦争経験を経て中国軍捕虜となった本田は程なくして映画監督となった。

本田従軍していたという証拠は初代ゴジラ描写として警察官死体の足を踏んで拳銃を確保するなどの戦争経験がない人間以外には当時では発想できないであろうディティーから見受けられる。

初代ゴジラの根幹は反核反戦であると巷に言わているが、実態上意下達絶対する日本軍の将校に命に渋々従っただけで満州に飛ばされ死の淵に誘われた本田憎悪を込めた日本人と国家への復讐作品であった。

本田憎悪を具現化したゴジラ国会議事堂を粉砕し永田町を焼き払い日本人を火炎放射で再度炭にして、オキシジェンデストロイヤーとご都合な兵器ゴジラを白骨化させ目出目出度とする便利なステーリングゴジラ二面性を浮き上がらせる。

ゴジラは観客の破壊衝動の加害欲の受け皿であり同時に被害者的な意識を発露させて高邁な思想にもシフトできる全く便利な投影生物であった。

この事から本土決戦を叫んでいた日本帝国からあっさり属国に成り下がった戦中派日本庶民は自らが英霊となった者たちを裏切った事への罪悪から焼き殺されるマゾヒズム的な自罰快感戦争遂行を断念した責を政治家政治中央転嫁して他罰できる作品として本田思想とは裏腹に国民感情を射抜かれ初代ゴジラは大ヒット作品となったのである

このステーリングシンゴジラでも受け継がれており、タカ派オタク庵野秀明ゴジラ反日的作品から東日本大震災戦犯として民主党閣僚菅直人らをレーザービーム天誅を下し殺害米軍と共同し巨大生物の如く進化を遂げた軍事大国中国メタファーであるゴジラオキシジェンデストロイヤー的なデウスマキナで倒す火葬戦記的な愛国作品コンバートしてはたまたシンゴジラは大ヒットした。

シンゴジラエンディングゴジラの火炎放射で東京一帯を燃やし尽くすところまでであり無類の戦争オタクである庵野のタバ作戦でAH-64Dやら90式やらの兵器群で攻撃を仕掛けるが核武装国の中国メタファーであるゴジラには全く通用せず火炎放射(核攻撃)で東京を逆に更地にされるリアリティ庵野脳内シミュレーションで前半は幕を閉じた。後は電車特攻を仕掛けというあまりにも荒唐無稽な展開が続く。これはあくまコンテンツである"作品"としての体面を保つためであろう。

このようにゴジラとは自罰他罰生物であり絶妙に使い分ける事で作品としての玄妙さが出る。

アメリカ人に大ウケしたのはアメリカ人として自罰感情ラインが欠落し他罰ライン感情を射抜かれ特にポリコレらの罪悪感情ハードルに足が掛から日本人が虐殺されるスプラッター安心して楽しむことができるからであるシンゴジラと違いマイゴジには米兵死ぬシーンがないのも興行に影響したであろう。作中で浜辺美波が仮に黒人女だとしたらリベラルは悲しむだろうし共和党支持者は黒人女なぞ出すなと怒り狂うに違いない。こういった心理的ストレスパブロフの犬の如く視聴者に影響し鑑賞への妨げとなるがマイゴジではストレスフリーだったに違いない。

アメリカゴジラ作品では体面での反戦反核の要素が極端に低い。

ギャレゴジではビキニ環礁水爆実験からまれアメリカの罪の生物ゴジラから自然発生した恐竜となって一応のモチーフが崩れていたし、その後の米ゴジラ作品では当たり前ように核攻撃がなされる。

自罰ラインを抜いたら単なるスプラッターポルノであり山崎アメリカ人(白人)の特性を見抜いて逆算的に作品製造していたらまさに白眉しか言いようがないであろう。

ポリコレとはあくま白人黒人での適用内でありアメリカではアジア人特に日系人価値が低い人種として見なされていたとこの作品を通じて偶発的に警鐘されているとしか思えないのである

過去アメリカに起きた2021年アトランタ連続8人銃撃事件でも報道したのはCNNでもなく第一報を報道したのはFOXニュースだけであった。BLMの運動に見られるリベラル激情特にアジア人には注がれていないようである

ウクライナに続いて台湾有事などのキナ臭い戦争ネタが続くが、果たしてアメリカウクライナのごとく軍事支援できるか日本攻撃されても防衛し貫徹できるか。してそれを貫けるのだろうかと合衆国憲法にもある万民平等果たして存在するだろうかと頭を擡げざる負えない。

ゴジラなどという自罰他罰も全て受け止めてくれる都合の良い生命体は現実には存在しないのだから

2023-12-13

ゴジラ原爆示唆していることは被害類似性から想像できるが

漁船が戦うのは、キャッスル作戦示唆するのだろうな

第五福竜丸事件の後で、国の原爆調査隊が入ったことは、ほとんど要られてないけど

それで地上原水爆実験禁止に至ったことは歴史上の偉業

 

被害レベルが明らかだからこそ抑止力があるとされている

同時に非核戦争ならば良いわけでもないので核兵器禁止活動戦争禁止活動にとっては壁の役割になっている

2023-12-12

anond:20231211195237

どこにでも武器を持ち込めるので、テロリスト向きだと思うなあ。

でも、「殺傷能力」ってどれくらいなんだろ。

水と水がぶつかって火花が散るってことは、水爆レベルなのだろうか。

Mr.ニョー、次の依頼だ。NYに飛んでくれ。彼の地を真のグラウンドゼロにしてやろう。」

セクション8のブエノにやられそうな未来が見える。

2023-12-08

anond:20231208103601

bingに聞いたら3候補出たぞ

こんにちは、これはBingです。あなたが探している怪獣絵本について、私はいくつかの候補を見つけました。もしかしたら、これらの中にあなた記憶に残る本があるかもしれません。

怪獣王国1979年出版されたこ絵本は、怪獣たちが住む島に迷い込んだ少年冒険を描いています怪獣たちは人間敵対的で、水爆を使っても倒せないほど強力です。少年怪獣たちと戦いながら、島から脱出する方法を探します。この絵本は、怖いけれども魅力的な怪獣イラストが印象的です。

怪獣大戦争:1973年出版されたこ絵本は、地球侵略してきた宇宙怪獣地球怪獣たちとの戦いを描いています宇宙怪獣近代兵器では傷つけられず、人類絶望的な状況に陥りますしかし、地球怪獣たちは人類の味方となって、宇宙怪獣と激しく戦います。この絵本は、迫力ある怪獣戦闘シーンが目立ちます

怪獣たちの夜:1980年出版されたこ絵本は、怪獣たちが夜になると町にやってきて、人間たちにいたずらをするという物語です。怪獣たちは人間たちを殺すわけではありませんが、家や車を壊したり、食べ物を盗んだりします。人間たちは怪獣たちに恐怖し、逃げ惑います。この絵本は、ほのぼのとした怪獣イラストが特徴です。

あなたが探している絵本は、これらの中のどれかに似ていますか?もし違っていたら、もう少し詳しい情報を教えてください。私はあなたのお役に立ちたいと思っています。😊

詳細情報:

1. hugkum.sho.jp

2. junaida.com

3. ja.wikipedia.org

追記

みなさん、情報提供ありがとう

本当にありがとう!!

「新・世界怪獣」だぁ

何が決め手って

第六話

魔神怪獣

リオのカーニバル

怪獣、リオにあらわる

壮烈!! 魔神怪獣

このリオのカーニバルでピガシャーーンって感じで電流走った

記憶自体は、この辺の書籍群の複合かも知れないけれど

「新・世界怪獣」は絶対に読んだと断言できる

すっきりした

nejipicoさん、マジ感謝です

追記ここまで】




から40年前に学校図書室で読んだ怪獣の本がすごい怖かったんだけど

調べてみてもピンとくる書籍がないんだよね

図鑑みたいなのじゃなくて、物語になってる絵本みたいな奴

もう朧気で「怖かった」という強烈な記憶しか残ってなくて

とにかく絶望的な話だったんだ

近代兵器全然効果がなくて

水爆でも倒せないで人々がただ殺されていく

ウルトラマンとか超越兵器とか存在しない、滅ぼされるだけの世界

あれがホラーオカルト系を好きになる原体験だった気がするんだけど

どんな本だったのかはわからない

二十歳のころ結構図書館を廻ったけど、見つからなかった

実際には存在しない記憶なのかもしれないし

存在しても今読んだら大したことないのだろうから読まない方がいいか結論付けて今に至るけれど

ゴジラ話題とかが盛り上がるたびにふっと思い出す

そんな記憶

2023-11-20

anond:20231120222101

そうだな。未来の事は誰にもわからないよな。

ロシアキチガイ水爆を発射して世界が滅ぶかもしれないし

暗黒物質の塊が空から降ってきて地球が滅ぶかもしれないからわからないよな





こういうのをな、未知論証というんだ。覚えておこうね。

2023-11-10

ゴジラ-1.0のストーリーについて皆どう思ってる?

原子爆弾怪獣化したよ!どうする? → 脱出装置つけた戦闘機特攻してぶっ殺しま

これで本当に良いのか?

原子爆弾投下が映画になったよ!どうする? → バービー映画とくっつけて茶化しちゃいます

よりは間違いなくマシなんだけどさ。

でも本当にこれでいいのかよっていう。

あと「日本は命を大事にしなすぎた。命を大事しましょう」を美談みたいに言ってるけど、それが正しいなもう自衛隊なんて成立しないじゃん。

服務の宣誓で「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に務め、もって国民負託に応える決意であります」って言っちゃってるんだよ?

これつまりは作中に出てきたボロ船掃海みたいな仕事やれって言われても「お国のために死んできます!」と言えってことだからね。

あくま民間人作戦の中での目標として言ってるだけだからっていうエクスキューズは確かにしてるけど、実際にアメリカロシアが本物の原子爆弾持って襲ってきた時に民間人特別原爆ぶっ殺し隊を結成するのかっていうと無理じゃん?

別にそこに対しての完璧な答を出す映画じゃないんだけど、初代ゴジラの「そもそも兵器なんて全部クソだよ。だから俺は責任を取って一緒に沈むんだ」は命を効率よく奪う装置との向き合い方としてある種のけじめがちゃんとついてた気がするんだよね。

そっからゴジラシリーズはどんどん意味不明面白兵器を量産しては「これ普通に軍事転用されそうだが???」という疑問にまみれてきてたんだから-今更みんなが投げ出した宿題を-1.0にだけ解けっていうのも理不尽なのかも。

でもその大問に真っ向からぶつからないといけないような物語自分でやっちゃったわけじゃん。

じゃあちゃんとした答を見せるべきだと思うわけ。

水爆実験由来のゴジラ原子爆弾、ひいては近代兵器メタファーなのは自明の理なわけで、それはVSシリーズならともかく初代モチーフであれば逃げようがないわけよ。

シン・ゴジラはその辺を「いいえこれは災害メタファーなのです」で逃げ切るっていう凄いことやってみせたけど、今回の-1.0はそれをやってないよね?

戦争が残したものに対して兵器をぶつけあって相殺させるようにぶっ壊しあおうっていうストーリーラインなのは白だしさ。

別に逃げてはいないと思う。

でも「強力な力と戦うには軍事力必要不可欠だ。そしてそれを行使するためには命を投げ出す覚悟必要だ」と「誰も死なないことを目指しましょう」を同時にやるのはアクセルブレーキの同時踏みでしかないよ。

それで本当にいいのか?

ブレーキがない車に乗れと言ってるわけじゃなくて、全力でブレーキ踏みっぱなしにしたままでアクセル踏もうとするのはおかしくねっていう。

それとも「そういう欺瞞のもとに今の日本はある。口では命を大事しろといい、実際には命を捨てろと命じる。そういう卑怯さを今も日本はずっと続けてる。本当に酷い国だ。サイテー。マジ日本ダッサー」がこの映画メッセージなの?

まあバーベンハイマーよりはまだマシだと思うよそこは流石にね。

2023-10-27

anond:20231025161953

映画ドラえもん のび太の誰でも知りたがっているくせにちょっと聞きにくいSEXのすべてについて教えましょう

映画ドラえもん のび太異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

2023-09-14

ガンダムにおけるアムロの意義

後付けで何でもひっくり返るガンダム時空にナニカをいうのもどうかとは思うが

結果から言えば物量と補給関係アムロいなくても遅かれ早かれ連邦が勝ってたんやろな

アムロエースしまくったか戦線崩壊して加速しただけで


後付け外伝のせいでメチャクチャになった

たまにこういうのを見るけど

実際は違うんだよなぁ

ガンダムのすごさは、「教育コンピュータ」にこそある

ぶっちゃけジーンがガンダムやっていたら、ジオンはあの戦争に勝ってた


全くの素人状態から熟練度を上げていき、NTとして覚醒する

オデッサの時点で、黒い三連星を倒せるほどであり、水爆攻撃箇所をピンポイントで叩ける精度

それを、ジムに反映したんだ

アバオアクー時には、新兵の乗ったジムでさえ、そこそこ戦えたはず

ジオンエース級を当てる事で、結果としては連邦のMS開発を助けてしまった


あの短期間でジム生産が間に合ったことも大概だが

それよりも、全く操縦系の違うMSに連邦兵士対応できてたことの方がおかしくて

前もって練兵したジオンと違い

何の前準備もなくジムをあてがわれて戦える

スレイヴレイスの面々とか、モルモット隊とか

普通に考えたら頭オカシイから

2023-08-30

anond:20230830040626

三重水素なんて自然界にも山ほどあるし、空気海水宇宙線受けて物凄い量生成されとるんよ。処理水程度じゃ水爆作るのには端数にもならん。

経口摂取による死亡例もメチャクチャ高濃度のを7年間飲み続けたバカじゃなかったっけ。

そもそも冷戦期とか全世界核実験やりまくってて毎年500京ベクレル垂れ流してたけど人類滅亡してないでしょ。780兆とか文字通り桁が違うんよ。誤差。

anond:20230830032139

でもトリチウムを濃縮すると水爆の原料になっちゃうからねえ…濃縮したい?

ちなウィキペディア日本語版に、昔トリチウム被曝死者事故があったと書いてあるが、英語版グーグル先生ではその事故は見つからない

2023-08-15

核の平和利用

線状降水帯台風とかを小型の水爆とかで吹き飛ばせないのかなぁ

まぁ核兵器に限らず爆発物で水害前に吹き飛ばすとかの研究くらいあってもいいんじゃないだろうか

2023-08-03

そもそもアメリカ人にとっては原爆は悪ではない

反核教育をする国は世界でも珍しい。

原爆を悪の兵器だと考えているのは日本人ドイツ人くらいではないか。それくらい珍しい。

 

アメリカでは反核教育をしない。もし仮に教わるとしたら

原爆のおかげで第2次世界大戦を早期終結被害を最小に防げた」と習うだろう

 

日米の原爆に対する反応の違いは教育の結果であるということは意識した方が良いと思う

 

 

核に対する立場は3つある

アメリカイギリスロシアフランス中国のみが保持して良い。他の国は禁止するという立場

当然アメリカ立場はココ。

 

  • 自国の核の保持を求める(核不拡散に反対)

核拡散防止条約は不平等だとして反対する立場

インドパキスタンイスラエル南スーダンなど。

 

世界からの核の根絶を求める。

多くの日本人はこの立場

 

 

ただしちょっと複雑なのは日本国としては核拡散防止条約批准しているのである

国としては核不拡散国民一人一人の思想としては反核という少し不思議な国なのだ

 

一方、現在アメリカ立場として核兵器放棄ができないというのはなんとなく感じるところだと思う。

アメリカ国民反核教育を施すことはこれからもおそらくないだろう。

日本人も元から反核だったわけではない

米ソ冷戦時代には日本核武装も盛んに議論されていた。世論が一気に反核に傾いたきっかけは第五福竜丸事件である

1954年ビキニ環礁アメリカ軍により行われた水爆実験に巻き込まれ被爆した。

このタイミング撮影されたのが初代ゴジラである

  

初代ゴジラ原水爆

シンゴジラでは役人達の群像劇だったが初代ゴジラ研究者達による群像劇である

水爆実験で生み出されたゴジラが街を破壊し始める。そこに三人の研究者が登場する。

 

一人目はゴジラ兵器利用を訴える

二人目はゴジラ平和的利用を訴える

三人目はゴジラ研究して理解することを訴える

 

上の二つは 核武装原子力発電 のことである。三つ目は当時原子力委員を務めていた湯川秀樹の主張である原子力発電を輸入する前に基礎研究を進め理解することを訴えたが受け入れられずに辞任した。以降湯川反核運動を率いた。

 

 初代ゴジラ主人公もまた研究者であるゴジラを倒す兵器オキシジェンデストロイヤーを開発するが、それを公表すべきか苦悩する。使えばゴジラを倒せる。でも戦争で新たな犠牲者を生むかもしれない。

 主人公オキシジェンデストロイヤーを使いゴジラを倒した後、ゴジラと共に海に沈んだ。自らの命を断ち兵器秘密を守ったのである

以上が初代ゴジラのあらすじだ。当時の世相、そして原爆を生み出した核理論屋の苦悩を色濃く映し出している。

 

無自覚反核思想を広める日本コンテンツ

日本アニメ漫画ゲーム等のコンテンツには悪の兵器として核兵器が登場することがしばしばある。

例えばメタルギアシリーズ

メタルギアシリーズでは悪の兵器として核搭載二足歩行ロボが登場する。

初代の時点では特に他意なく、悪役の持つ最悪な兵器といえば核兵器、という日本アニメでは特にめずらしくもない設定であったと思う。

ところがメタルギア・ソリッドが米国で大ヒットしたことで「アメリカ若者反核思想を植え付けている」と批判の声が上がった。

小嶋監督がこの反応をどう受け止めたかからないが、MGS2 以降ごそっと反核テーマにした作品になった。

 

アニメゲーム反核思想を広めるというのは興味深い動きだと思う

 

 

終わりに

取り留めもなくなってしまいましたが

バーベンハイマー」で怒るまえに、ちょっと自分立ち位置確認してみませんか?という気持ちで書きました

ゴジラ対ヘドラを見た

唐突ながら見た。

ゴジラはほぼ見たことなくて近作もシンしかみてないけど唐突昭和ゴジラへ行った。

採用理由はふらっと見るなら知名度があるヘドラかなと思って選んだ。

(モスラキングギドラメカゴジラシリーズもの過ぎる気がして避けた。)

 

テーマソングの「かえせ! 太陽を」は結構好き。でも汚れちまったときたら悲しみにが脳に割り込み処理されて困った。

同時に流れる海のヘドロもよくできてると思った。

映像と言えば試験管やシャーレのオタマジャクシのCG?はよかったし、チャレンジングなアニメーションも今から見ると昭和実写映像より見所があったし被害地域シームレスになる演出はええやん!て思った。ミニチュアとかも予想よりはマイナスにならず気にならなかったけど、テレビへの映像はめ込みはなぜか、かなり気になった。我ながら細かい

 

ヘドラの造形もいいよね。目が横型でまぶたが外側になっているのがお気に入り。瞳が赤いのもいいしおたまじゃくしよりかはデメキンっぽいなと思ってた。ただ飛行形態はちょい雑かなって。あと光線の出る場所ももちょっとこだわって瞳孔から出すか涙腺を意識するかしてほしかった。なんか目の辺りから適当に出してた印象。

 

対してゴジラは、うーん…クソダサくない?もっとダサいゴジラも居ると思うけど単体で見てもなんかね。首あたりが。やっぱ着ぐるみ首長は合わないよなあとゴジラが苦手な原因を再確認。でもなぜか最終決戦ではそこらへん気にならなくてかっこいいまであった。謎。

しかし最終決戦は最終決戦で空飛ぶゴジラがありますからね。

飛行シーンは最初見たときそりゃねえだろって気持ちとまあいいかぁ!って心が二つある~。最初飛ぶのはもう昭和センスからかと許せたけど、せめてポーズはもうちょっとあっただろといいたかったし、許した後にヘドラを掴んでカムバック飛行したときはそら許せませんわなぁ!となった。掴んで飛ぶことありきで最初単独飛行もあのポーズになったと理解してやっぱ許せねぇ!ってなるよ。

 

そういう怪獣の動きは全体的によくはなかった。特にゴジラ

怪獣映画はまあ怪獣プロレスを期待してるしゴジラ過去シリーズのどこかはそういう傾向になったらしかたことも見たことあったんだけど。それでも(思考が)人っぽいなあと感じることがあった。

ヘドラゴジラを掴んで飛んでいい感じのくぼみに落としてヘドロ攻めするところとか。余談だけどこのシーン、ヤギコン好きな人にはたまらないだろうなと思う。ドロまみれであがくゴジラえっちくない?

ゴジラは人っぽい動きのうえに意味不明が重なって最悪だった。

ヘドラと鳴き声で意思疎通してる風なシーンがいくつかあったけど意味を推察することはできなかった。後述すると思うけどゴジラ立ち位置もわからなかったし。

一番辛かったのがしつこく繰り返される腕をちょいちょい(こいこい?)動かす場面。変則でちょっと顔を触って腕ちょいちょいもある。

あれまっっっったく意味わからんかった。最初は「帰れ帰れ」かと思ったけど終盤でもしてるし、「俺はやるぜ」的なヤンキーポーズなのかなと捉えたけれど、いやいらんだろ。俗っぽすぎる。人っぽい。人外生物の威嚇でも成立してない気がする。なんだろ、当時流行っていたポーズオマージュなのかな?とにかくゴジラが独り腕を動かすだけのシーンが出るたびにテンポ死ぬし人っぽいしイライラした。

 

さらに悪い知性でいうと最後の人類の兵器ゴジラ活用して倒したこと人類が一度動作させたのを見ていたならわかるけど一度も動かなかった謎の建造物活用して倒したのは(偶然にしても)最悪だった。しかも一度ならず活用している。最後執拗死体損壊からの徹底的な焼却は動物本能で飲み込んだけど、ゴジラ自分の熱線より強い人類兵器を(熱線を使い)活用して倒したのは賢いゴジラというよりは強者生物プライドがないゴジラだなぁと感じた。もう少しシナリオカバーできた部分だと思う。(ゴジラは他でも賢いしコミカルな・俗な動きもするヤツだといわれればそうだろうけど)

ウルトラマンポーズは…一瞬だしサービスシーンとして許すよ。

 

そんな感じで作品の悪い部分はだいたいゴジラに集中する。そもそもゴジラ水爆実験放射能汚染誕生したんだっけ?詳しくないんだけどたしかそんな風だったと思う。で、人類への怒りとか警鐘テーマとして少しは背負ってたのかな。

そんでヘドラ公害汚染からまれ怪獣で、ある意味被害者の会の友じゃない?人っぽい動きするなら人っぽく共感が生まれそうだけど。

それをヘドラから人類を守るってのはなんかなぁ。執拗人類を狙わず海でひっそり暮らせってスタンスならわからんでもない(からゴジラの腕クイクイは最初、余計なことせず帰れ帰れの意味じゃないかと考えた)

過去作で人類との和解があったのか既にヒーロー路線に入っていたのかはわからないけど、そんな人類(地球?)の守護者的なのはガメラさん担当じゃないのん?って。ガメラもしらんけど。今回空飛ぶし。それガメラさんちゃうの?って。後追いの後追い?

なぜゴジラが現れるのかってのはもうこの時代ですでに考えないお約束になっていたのだろうか。(住処の海をヘドロで汚染された怒りが拡散させそうなヘドラにも向いてたのかなぁと考えている)

 

公害テーマもわりと淡々としていて、ヘドラが出現したことによる人類全体への警鐘反省感はやや薄い。いえね、本当に100万人集まって公害反対できればよかったねと言いたいわけではないの。あの彼ら以外のメディアとかの人々のヘドラの出現やその原因についての反応が結構淡白で、公害からまれちゃったかーしゃーねーどうやって倒すべかなって雰囲気。まさに当時の人々そのままで風刺しているとも言えるけどね。環境を綺麗にするとか体内のヘドロを浄化するとかでアンチヘドラするんじゃなくて(ゴジラの初登場含め)焼却してまえ人々は退避してまえとヘドラへの向き合い方は普通のいち怪獣だった。だから公害あくまで当時取り上げたテーマで、反公害への"強い"メッセージ性はそこまで感じなかった(無いとは言わない)。見る前の印象が「かなり異色中の異色作」だったから、視聴後はギリ普通作品範疇かなと印象を落ち着かせた。

ゴジラ最後のひとにらみが警鐘だ、と解説されてもうーん。わからんかったよ。人が作った兵器で倒して人にメンチ切るのはダサいと感じた。ただ「人原因のヘドラを俺に尻拭いさせんなよ」的な怒りは伝わった。悪く外して読むと「兵器ちゃんと使ってお前らで始末つけろや」みたいな(ゴジラさんのプロレスで壊れたんだけど)

 

不満たらたらな部分を多く書いたけどヘドラ怪獣の出来はいいしテーマもいい。人間部分もそんな悪くない。昭和映画と身構えても全然見れる映像だったし、トータルでいうと悪くない作品ゴジラがあまりよくないとは逆に言えば別にゴジラきじゃない人間には減点になりにくいのかもしれない。

 

あ、あとゴジラさんなんかリジェネかかってません?目がつぶれっぱなしのヘドラに比べてヘドロが落ちてたりとダメージ描写はあるけどピンピンしててずるいと思いました。

 

他のゴジラ作品見てみようという気に少しはなる作品でした。

 

 

なお、作中一番好きシーンは車のライト誘導されるも爆弾邪魔されてテンション激落ちしてガチ萎えているヘドラさんです。

2023-08-01

バービーハイマーへのノーランやマーゴットの関係と、大事な2つの

バービー×オッペンハイマーの件、宣伝担当問題であって監督クリストファーノーランや主演のマーゴットロビーたちは関係ないみたいな擁護が目につく。

どちらも日本での人気は高くファンが多い。

私もノーランほとんど見てるしマーゴット主演作も複数見てて今回も観るつもりだったか気持ちめっちゃわかる。

でも彼らを無関係扱いして庇うのはちょっと違うなと思う。

これがもし人種問題ホロコーストでもネタにしてたらどうなってたか映画ファンの人ならよく知っているはず。

即座に配給が声明を発表、監督や主演俳優SNSコメントしてファンを窘める、不支持を表明する、そういうムーブメントが起こる。

残念だけど今回そんな動きはない。

昨日今日起きたばかりの話ではないしもちろん期間的に全米俳優組合のストも関係ない。

まり彼らはこれをまったく問題だなんて思ってないということ。

から抗議するならノーランもマーゴットも対象であるべきだし、「やられた側」が安易に「やった側」を擁護するような動きは慎むべきだと思う。

 

私は今回の件で2つの大事なことを改めて考えた。

 

ひとつは彼らは外国人だということ。

何を当たり前なと言われそうだけど、来日した彼らの「日本大好きです!リスペクトしてます!」みたいなリップサービスを聞いているとつい勘違いしてしまう。

こちらのことをよく理解してくれてる、味方になってくれるような気がしてしまう。

でも実際には住む国が違いバックボーンが違い価値観がまったく違う。

戦争原爆は彼らの国ではネガティヴ歴史じゃない。

私たちと衝突する部分は絶対にある。

から排斥しよう、とかそういう話ではない。

私たちは違う価値観を持つ者同士でも友達にはなれる。

たとえファンでも迎合したり一体化してしまうのではなく、時に毅然要望も伝えられるような適切な距離感は忘れないようにしたい。

 

もうひとつ自国コンテンツの大切さ。

ハリウッド映画世界アメリカを売り込むプロモーションとして機能している。

そこで描かれる戦争は勇ましいものが基本だし原爆水爆描写というと単なるストーリー中の派手なアトラクションしかないことが多い。

アメリカコンテンツが輸出されることでそうしたアメリカの考える戦争観や原爆観が世界に広まってしまう。

幸い日本には自国豊富アニメ漫画ゲームのようなコンテンツがあり世界に輸出されて人気が高まっている。

戦争原爆を直接描いていなくとも、日本人が作るものには戦争悲劇原爆のような兵器は悪という価値観根底にある。

そういう価値観コンテンツと共に世界に知られ浸透していくことは日本平和の維持にも世界平和にも資すると思う。

 

バービーオッペンハイマーも私は観に行きたい。

バービー配給のワーナージャパンアメリカ本社対応を求めているという。

どうなるか見守りたい。

2023-07-26

オッペンハイマー』を見た感想

当方ヨーロッパ某国にいるので、先日クリストファー・ノーラン監督の『オッペンハイマー』を視聴することができた。

同日公開だった方向性の全く違う『バービー』との造語ミームになるなど、英語圏を中心に話題になっているが、『オッペンハイマー』は原爆開発のマンハッタン計画を指揮した物理学者の伝記映画であるため、日本での公開は未定であるという(しか8月が近いこの時期なので)。

本稿では、映画を観て思った感想を徒然に書いてみたい。

ネタバレ等は気にしないで書くので、情報を入れないで視聴したい向きは注意されたい。

複雑な映画である

この映画では、3つの時間が並列で進む。

戦中の原爆開発まで、戦後赤狩りによるオッペンハイマーの失脚、さらにその後のストラウス(オッペンハイマーへの個人的因縁から裏で糸を引いた人物)の議会公聴会だ。

人間関係は多層的で、時間経過とともに関係も変質する。

また、最初マンハッタン計画までを除けば、基本的法廷である

当方英語リスニングに慣れているとは思うが、聞き逃した事柄もあった。日本語字幕で見ればこの苦労は少なかったかもしれない。

さらに3時間と長い。劇場結構混んでいたが、途中で携帯を見たり同伴者と話したりするガキ共もいた。

原爆の扱いを巡って

映画的なクライマックスは、一応ロスアラモスでの原爆の爆発実験に置かれており、中盤に訪れる。

これによってオッペンハイマープロメテウスとなり、世界に滅亡をもたらす「死」となる。

オッペンハイマーはこの後苦悩し、戦後水爆開発に反対し、それが戦後公職追放の憂き目を見る仇となる。

日本人として気になる広島長崎描写は、直接行うことは避けられている。

しかし、罪の意識に苛まれ主人公が投下後にロスアラモスの職員を前に演説する際、喜びを口にしドイツに落としてやりたかった(オッペンハイマーユダヤ人)と盛り上げながらも、皮膚がポロポロと崩れ落ちる幻影を見せる(これは『はだしのゲン』での描写が思わず想起された)、職員向けの広島視察報告会で残虐な写真想像させるリアクションを演じさせる、という程度は行っている。

また、アメリカ軍原爆投下地を選定する際、

などと軽い調子で話し合う場面は生々しい。

僕は被爆出身ではないし、広島高校修学旅行で一度訪れた程度なのだが、上述の演説中のフラッシュバックの場面では、被爆者が受けた残酷な苦悩を思い、思わず涙がこぼれた。

これはアメリカ人が憎いとかどうのという話ではなく、(戦後も含めた)歴史という大きな対象個人との対比に心が動いたという話と言えようか。

あとちょっと思ったのは、爆発前のカウントダウンAVJOIみたいな効果がある。

個人的営為の究極であるAV鑑賞と、大衆娯楽にする装置であった映画館での映画観賞との接続は興味深い。

アメリカ合衆国暴力映画

アメリカ合衆国原罪のようなものも、映画に盛り込まれている。

まず、ロスアラモ研究所を作った砂漠原住民土地であり、オッペンハイマー自身戦後インディアンに返せと言う台詞がある。

原住民から取り上げて作った研究員居住空間は、まるで西部劇舞台である

ガランとした土埃舞う道、左右に並ぶ木製の建物

妻がシーツを取り込む場面はフォードにありそうだし、ロスアラモスに引っ越してきたオッペンハイマーの妻はサルーンがあれば完璧ねと言う台詞もある。

事程左様に西部劇的な舞台が用意されるが、アメリカ合衆国西部劇で描いてきた神話や、その自警的な暴力性と法による支配との相克は、これまで様々な映画で繰り返し取り上げられてきた主題である

この映画でも、原爆を無事作り終えて職員に肩車されるオッペンハイマーの背景には、星条旗がはためく。

アメリカ合衆国原理的に持つ暴力性を描いているのだろう。

科学者戦争協力

自明テーマであるが、見逃すことはできない。

オッペンハイマーナチズムへの反発からアメリカ軍原爆開発をリードする役目を引き受けた。

科学政治関係というテーマは、コロナ禍での専門知の活用学術アカデミー問題、そして2011年原発事故など、日本でも問題になってきた。

現代的でアクチュアルテーマを扱う映画である

共産主義科学資本主義

この映画テーマはもちろん原爆というプロメテウスの火である現代的なテーマである

しかし今一度思い返してみると、科学共産主義資本主義関係にも踏み込まれているのではないかと思う。

科学の進展と共産主義は切っても切れない関係にある。ソ連科学推し進め、オッペンハイマーマルクス主義科学的社会主義)に興味を持つなど、科学者共産主義楽園が訪れるのではないかと期待した。

しか共産党による独裁となったソ連崩壊し、その混乱を収めたプーチンウクライナに核の脅しをかけている。

では資本主義勝利かと言えば、その限界が指摘されて久しい。アメリカ合衆国共産主義への恐怖から赤狩りを進める。さら戦争に勝つために原爆まで作ってしまった当事者である

この映画は、冒頭で述べたように3分の2が赤狩りに関するものである

原爆映画ではあるのだが、共産主義科学に関する映画と考えることもできよう。

日本で公開すべきか・できるか

3時間という長尺の映画であるが、これだけ多様で重層的なテーマを盛り込み、商業作品にしたクリストファー・ノーラン製作チームの意欲は素晴らしい。

しかし、あくまでもアメリカ国内の話であるという感じもする。ソ連、そしてヨーロッパ中国の動向も薄い。

そして日本では、まずもって娯楽作品ではないから、商業成功は見込めるのかは分からない。

さら原爆開発に対する反発も大きいだろう。被爆者が親類にいる訳でもない私でも涙がこぼれたので、当然のことだと思う。

しかし、重く重要主題を扱う映画ではあると思うので、公開の判断がなされて多くの人が視聴する文化的土壌に期待したい。

2023-03-01

[] そのごひゃくはちじゅうはち

マルティアリーッス

 

本日ビキニデー日本ではデコポンの日、マヨネーズの日となっております

ビキニビキニでもビキニ環礁での核実験、その中の一つとなる水爆実験キャッスル作戦のうちのブラボー実験が行われた日でございます

水着元ネタの方は第一回目の原爆実験クロスロード作戦の中の爆発試験の一つエイブル実験元ネタになります

ややこしい、

ブラボー実験の方では被爆した船が1422隻もあり、そのことから今日ビキニ・デーとなっております

 

まぁさらっと言いましたが人間人間が扱うにはとても危険すぎるものを取り扱ってなんとか文明進化させております

危険な火を火傷や燃焼させながら使いこなしているのだから、僕らは生来から懲りない性格なのかもしれません。

 

ということで本日は【危険物の適切な取り扱いよいか】でいきたいと思います

危険物の適切な取り扱いよいか危険物の適切な取り扱いヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2023-01-26

全面核戦争へ秒読み開始

ちなみに日本程度は一発で消し飛ぶレベル

https://twitter.com/taiyonoibiki/status/1618254472249225216

The Sun Snores Press

@taiyonoibiki

全面核戦争へ秒読み開始 1/2

「私が間違っていると、どうぞ証明してください」スコット・リッター

Scott Ritter "Prove me wrong”/ Diane Sare

※残念ですが、私の限られた翻訳時間関係からスコット・リッターの発言部分(0:00~15:04)のみの全訳になります

午後11:28 · 2023年1月25日

The Sun Snores Press

@taiyonoibiki

21時間

返信先:

@taiyonoibiki

さん

①スコット・リッター:このフォーラムに招いてくれてありがとうございます。私はダイアン合唱団演奏するワグナー(モーツアルト)の『レクイエム』を聴いて、胸を打たれました。私は、ダイアンのようなクラシック音楽愛好家ではありません。

The Sun Snores Press

@taiyonoibiki

·

21時間

②スコット:私は労働者階級の家に育ち、労働者階級的な音楽環境の下で育ちました。しかし、現在私たちが直面している核戦争危機を端的に表現していると思う音楽を私はここで紹介できますJohnny Cashの ”The man comes around”という曲です。実際に死の床から歌ったような凄みがあります

The Sun Snores Press

@taiyonoibiki

21時間

③スコット:そのオントロ歌詞から

“And I heard a voice in the midst of the four beasts

And I looked, and behold, a pale(white) horse

And his name, that sat on him, was Death

And Hell followed with him

The Sun Snores Press

@taiyonoibiki

21時間

④スコット:四匹の獣に囲まれ、私は一つの声を聞いた。

私は目を凝らして、それを見つめた。私がそこに見たものは一頭の蒼ざめた馬であった。

それに跨る者の名を「死」という。

地獄が彼の後に付き従う。(TSSP

The Sun Snores Press

@taiyonoibiki

21時間

⑤スコット:まさにこれこそが、私たちが今いる世界です。私たちはここで遠い未を話しているのではありません。ここから見える直近の未来図は地獄のような地上の有様です。こうして私たちが話をしている間にも「死」が青ざめた馬にまたがっているのです。

アルブレヒト・デューラー/黙示録の四騎士

The Sun Snores Press

@taiyonoibiki

·

21時間

⑥スコット:もし、あなたがまだその事に気づかないのなら、あなたはそのまま喜び勇んでその深淵へと向かうのです。ヘルガが話したアルマゲドン水爆核戦争深淵へと向かうのです。私たちは今、文字通り水爆核戦争瀬戸際にいます

東京は既に軍事力の大幅な増強を決定。アジア某国舞台にしてウクライナ工兵への訓練を支援し、ナチキエフに対しては日立製作所を中心とした発電機合計300余機を直送するなど、具体的にもナチウクライナ支援を進める。中国への攻撃手段と準備を開始することと併せて、中、ロから報復覚悟してと理解するが、果たしてそれが可能であるか否かは不明だ。私は日本列島を防衛するには魔術師でさへも至難との司馬遼太郎師の警告を憶い浮かぶ

通常兵器ロシア通用しない。

ドイツの豹戦車など意味がない。既にイタリア戦車は歯が立たない。

ウクライナが勝っているとそのカルトぶりを公に晒してなんら痛くも、痒くも、頬になにも疾らない人は、間違いなく死ぬ。なぜ死ぬかはこれから火をみるよりあきらかになる。そうでない人、生き残る可能性が強い人たちに向けては次の数字有効に働くだろう。2022年2月24日からきょうまでナチス・ウクライナが失った数字だ。航空機374機、ヘリコプター200機、戦車及び歩兵戦闘車7,569台、特殊戦闘車813台、野砲及び迫撃砲965基、多連装ロケットシステム985基。地対空ミサイル983基、無人攻撃機2,903機。ここでもう一つの指標を記す。彼らが事変前に保有していた航空機は、戦斗機が98、特殊作戦機3、輸送機59、練習機61、ヘリコプター15、無人攻撃機6だ。誰が敗北するのか?。答えはもう出ている。それでも風車に向かって突進する。その答えは更にくっきり見える」

2022-12-22

anond:20221222105242

ウルトラスーパーデラックスマンみたいに水爆でも死なず、世界中がヤツは不死身だ!て戦慄したのにあっさり死んじゃったものね。

不死性にたいする観測範囲は常に不十分なのですな。

2022-11-22

anond:20221122220222

核分裂らしきもの論文をみて、ユーケーで水爆研究し始めたフリッシュとパイエルスも男性だし

2022-10-27

水素危険性はないのか?

水素は、容易に酸素と反応する(=燃焼しやすい)可燃性の気体です。そのため、その性質を正しく理解したうえで扱う必要があります

水素は爆発するから危険」というイメージを抱く方も多いかと思いますが、これは「水爆原爆核分裂よりも大きなエネルギーを出す核融合を用いた爆弾)」と「水素爆発」を混同していることによる誤認といえます

甚大な被害をもたらす水爆を起こすには原爆使用が不可欠であり、水素漏れただけでは水爆は起こり得ません。一方水素爆発は空気中に漏れ水素圧縮され、爆発的に燃焼した現象を指します。ただ水素爆発は常温・常圧では規模が非常に小さく、燃焼の程度でいえばガソリンのほうが大きく危険です。

量産型燃料電池車FCV)のMIRAIを販売するトヨタでは、燃料としての水素安全性証明する要素として以下の点を挙げています

水素安全ポイント

・発火温度が527℃と高く、自然発火しにくい(ガソリンは300℃)

水素空気の約14分の1と非常に軽く、もし漏れたとしても空気中で拡散してすぐに薄まってしまうため、空気中の水素が発火する状況は起こりにくい

※参考:水素の疑問に答えますトヨタイムズ

水素は正しく扱えば、ガソリン石油などと同じく安全使用することができるのです。

https://car.rakuten.co.jp/magazine/articles/2022/carlife09/

2022-10-05

原爆水爆本来逆の作用をしなければならないはず

原子爆弾核分裂

水素爆弾核融合

仮に核分裂反応が膨大なエネルギー放出するなら、核融合反応はその反対なんだから膨大なエネルギーを周りから奪わなければならないはずだろ。

何で両方とも大爆発起こすんや。ペテンやろ。

原爆が大量破壊を引き起こすなら、水爆は大量建設を引き起こすべきなんだよなあ…。

2022-10-02

anond:20221002210839

アメリカだって水爆に頼ったよね。

でも先制攻撃したのは日本から咎めなし。何が悪い

でも先制攻撃したのは統一教会側なのにお咎め無しとはならない。死刑になる。

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