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はてなキーワード: 教育関係者とは

2018-01-01

児童ポルノを買ってたのは検事警官医師議員さんらで児童わいせつ行為教育関係者ばかり

ヒューマンライツナウさんとかはそのへんどう考えてるんですかね

2017-12-23

昨日だったか一昨日だったか女児に逃げられた増田が注目を集めていたが

奇遇にもつい昨日の夕方住宅街で車を走らせていたら歩いていた女子小学生にめちゃめちゃ警戒された。道幅狭いので徐行してたかしょうがいね

それにしても、最寄の小学校から2キロ以上離れた、街中とはいえ人通りの極めて少ない道を、年端のいかない少女が一人で重い荷物を背負ってとぼとぼ歩かなくてはならないという事自体が異常だと思った。

だって子供の頃は人気のない田舎道を一人でとぼとぼ下校してたものだが、第三者目線で見るとそれはなんて危険で異様な光景なのだろう。

昔、私の両親は仕事が早く上がれた日には私を車で迎えに来たがったけれど、当時はなんて過保護な親だ、下校の時くらい一人の世界に没頭させてくれと思ったが、今は、自分子供の親であるのであの頃の両親の気持ちが分かる。やっぱり心配だよね、ものすごく。

うちの地方都市計画杜撰もいいところで、子供の多い新興住宅地ほど学校からアホほど遠いので、ほんとスクールバスを導入してくれないかなと切に思う。それがダメなら各家庭に子の送迎をするかどうか任せてくれないだろうか。

だが、小学校保護者による送迎を原則禁止している。何故なら平等ではないからだ。学校側は児童の身の安全よりも平等が、というより保身の方が大事

それをある教育関係者愚痴ったら、それはいくら教師から文句言われようと無視して送迎をやり通すべきだ、一人で通わせた結果子供犯罪事故に巻き込まれて命を落としたって、誰も責任なんか取ってはくれないんだから、とアドバイスされた。

それでいいんだ……。

2017-10-05

博多高校暴行事件の件をもとに、拡散されているツイートに関して反

誰か、これ以下の人に投げてくれ...

ツイッタラー馬鹿にされるのも分かる気がするから...

https://twitter.com/suo714/status/915190015046557696

教育関係者でもないですし教職課程も取ってないので校長真意はわかりませんが、学校側に立って考えると校長発言は理にかなっています

対岸から渦中を眺める分には楽しいので公開には賛成ですが、そのツイートだと思慮が抜けていて馬鹿にされかねない。

こういう出来事があった場合は「生徒(&僕達外野)VS学校」という構図に感情的になりがちですが、本来生徒と学校は協力関係にあるはずです。

まり、整理すると:

1. 学校運営者(学校側と呼称)は生徒を育てるのが仕事

→ 1. つまり生徒は商品で、商品は高品質であればあるほど良い

→2. 高品質とは、対外的評価が高いものとする

→→1. 対外的評価が高いとは、態度や学力、身だしなみが好ましい状態であるとする

2. 生徒側は、以下目的があるとする

→1. 楽しい高校生活を送ること

→→1. 「楽しい高校生活」とは、定義しがたいため言及しない。

→→→1. まー笑ってればいいんじゃない

→2. 明るい将来を作ること

1. 一般的に、高収入で、労働時間が少なく、安定した状態を示すことが多い

3. 1と2-2より、学校側と生徒側の利害は一致している。

んで、校長発言が理にかなってる理由の前に今回のケースを整理すると:

1. 生徒が撮影した動画校長発言学校対応拡散される

2. 拡散されたことにより、学校に対する対外的評価が低下したと思える

3. 学校に対する評価が下がることにより、比例的に学校に通う生徒の評価も下がる

→1. 「”異物混入があった工場で作られたカップ麺”と”異物混入たことのない工場カップ麺”が同じ値段で売られていたとき異物混入が無い方を買う傾向」と同じ理由

→2. 学校に通う生徒とは、「他のクラスや他の学年の、進学予定や就職予定(活動予定)の生徒」も含む

4. 1と2と3により、今回の拡散されたこから学校からすると商品が自壊している状態になっている。

まり

1. 自壊を止めたい or 再発防止したいというのは組織管理者としては、アリ

2. 学校側と生徒側が協力関係にある以上、学校からすると一度相談してくれというのもアリ

以上により、校長発言は理にかなってる。

2017-10-03

校長は正しい」-授業中暴行高校生校長声明に関する一見

http://b.hatena.ne.jp/entry/hakata.ed.jp/highschool/_common/pdf/20171002.pdf

について。校長文章に不可解さを覚えている人が多数いるようなので解説してみたい。結論から言えば、「SNSにアップした生徒を更に強く指導する必要がある」という見解は十分ありうる。というか、教育現場判断としては十分正しい。

今回の件、講師が新任だということで納得したが、一般人として見るなら大変気の毒な先生に見えるとは思うが、教員として見るならあの対応は未熟の誹りを免れない。動画を見る限り、クレームをつけている生徒を無視して授業を継続しようとしているようだが、実際に店舗などでクレーム対応従事した経験のある人なら分かるとおり、この「黙殺」という対応は悪手だ。相手社会的経験を積み忍耐力が十分以上にあることを期待できるかあるいは力関係で圧倒的に弱い相手に対してなら有効かもしれないが、いきり立って席を立ち教壇までやってくる生徒には、明らかにそのどちらも期待できない。ここは、少なくとも授業を止めて相手と向き合い、一対一で目を見て、相手椅子に座るよう指示し、その上で話すなどの対応必要だった。にも関わらず、相手黙殺した上に、背中まで向けるとは!!

…そこから見るに、今回の件は、おそらく普段人間関係などからくる油断もあったのだろう。生徒も、怒りに我を忘れて暴力をふるうというよりは、ただ駄々っ子が親に手を挙げるような甘えたつっかかり方に見える。このことから普段から冗談に任せるように背中を叩いたりパンチの真似をしたり(そういうことをさせては絶対にいけないが)するようなコミュニケーションがこの二人の間にあったのではないか想像する。講師の側では生徒とコミュニケーションをとっていたつもりだったかもしれないが、それは実はマウンティングである。生徒の中には、「相互に信頼や敬意を持ち合う」といった人間関係形成できず、ただ身分上下や力の強弱といった人間関係しか理解できない生徒もいる。新任(身分が低そう)や気の弱そう(力が弱そう)な「センセイ」に、からかうようにマウンティングしかけてくるのは、大体そういう生徒だ。そして、それは今回のようにエスカレートしたとき暴力事象」として大事になってしまう。が、本人としては普段マウンティングが少し行きすぎたという程度のつもりなので、改めて「暴力をふるった」と言われても十分指導が行き届かない。想像ものを言うことにはなるが、こういう場合も、実は指導者の側の未熟のためにこういう事態に立ち至っているのである

ここまで述べたことは、この講師先生を責めたいという趣旨ではない。本来責任を負うべき立場にはない講師先生がこういう生徒に対応しなければならないほど大変な現場なのだろうし、それだけに教諭管理職の方々は、いっそう忸怩たる思いでこの事件を受け止めているのではないかということを言いたいのだ。

今回の動画を見て、大半の方は「修羅の国暴力教室」みたいなイメージを受けたのだろうか? 警察沙汰しろ、とか、厳しく現実を教えるべき、みたいな意見を見るに、多分そうなのだろう。だが、個人的にはこれは「やや指導規律の甘い学校で、かつ講師若いため生徒をコントロールし切れていない教室の状況」であり、極論すれば「ごくありふれた」日本高校の一風景に過ぎないように感じる。全国どこでも、学校指導規律が数年間甘くなり、そこに生徒をコントロールし切れない(個人資質能力だけでなく「講師」や「新任」という肩書きも含め)教員が配置されれば、簡単にこの風景は現出する。おそらく生徒指導プロフェッショナル先生なら、このビデオを見て「そりゃそうなるだろうよ」と思ったことだろう。

要するに、これは「起こりうる/よくあること」なのだ。この生徒は持って行きようによってはまだ「なんとかなった」生徒だし、教員も「もう少しなんとかしないといけない」、その意味忸怩たる思いを抱える、それが教育関係者の実感ではないだろうか。これは「教育悲惨な現状」などではなく、いわば「ケアレスミス」に近い、教育現場によくある失敗の一事例なのだ自分自身ちょっとした認識の甘さ、生徒把握の甘さ、指導規律の緩み、態度や言葉の綾のせいで、大丈夫だと思って対応していた生徒が突然牙を剥いてきて、あわや大事になりかけて慌てる……それなりに経験のある教育関係者なら、一度や二度は目にし経験しもしてきた風景なのではないだろうか。

そう考えるなら、教育関係者目線が、暴力を振るった生徒と講師の方にではなく、今度は周囲でこれを笑っている生徒たち、そしてビデオ撮影ネットにアップした生徒、そちらにある大きな問題に向かっていく、ということも理解できるのではないか。なぜか。まず笑っている生徒たちは、激昂している彼が「次に何かしたら退学」と言われていることくらい知っていただろう(そういう話を内にとどめておくことの出来る子はああいう荒れ方をしない)。多少荒れた学校であっても、そういう生徒が教員につっかかっていったら、普通は何人かの生徒がそれを止めに入らなくてはいけない。なのに、止めるどころか「笑って放置」されている。つまり、彼はクラスメイトに完全に見放されているということだし、クラスメイトはそんな彼が高校をやめることになるだろう状況を見て無視ならまだしも冷笑し、(こう言ってよければ)自分たちの気晴らしネタとして消費している。クラスがこのような状況にあるというのは、率直に言って担任によるクラス運営の失敗だ。あのクラス担任は今頃泣きたい気持ちでいると思う。「あの教室の生徒全員を指導しなくてはいけない」と喝破したブコメもあったが、おそらく教育関係者と推察するその意見、真にもっとである。少なくとも、あの場に自分の子どもが座っていると想像したら、誰しも自分の子育ての失敗を真剣に疑うのではないだろうか。

そうして、件のSNS投稿した生徒である。彼のことを「内部告発者」扱いしている人が多いが、これは失礼ながらただ事件を外部から眺めているだけの立場から意見と感じる。この生徒は、上に上げたようなクラスの一員であって部外者ではない。彼はこの状況を、他のクラスメイトのように無視し冷笑するにとどまらず、積極的ネタとしてインターネットに放流したのであるネタとしてそれが炎上するであろうことは想像に難くない。単純にその場でネタとして消費する以上にやっていることは悪質である。それだけではない。彼はその行為によって、暴力を振るった生徒の退学を世間宣伝し、振るわれている教員晒し者にし、それらをネタとして消費しているクラスクラスメイトの退廃を笑いものにしているのであるしか自分は姿を見せずに)。彼が善意の人であることは期待できない。なぜなら、彼もまた、使うはずのない授業中にiPad自分スマホを取り出して撮影しているのであるから自分のやっていることは件の生徒と同じ行為だということを、彼が認識していないはずがないかである。その意味で、この生徒はそもそも件の生徒を馬鹿にしたり批判したりする立場には全くない。にも関わらず、暴力をふるった生徒、教員クラスメイトを嘲り傷つけるような行為を行っていることになるのだ。

このことを彼が自覚しているかどうか分からない。だが、自覚していようがしていまいが、彼のやったことはそういう行為だということに「なる」。彼はこの後も学校生活普通に送るはずだが、それだけに、自分がどのような行為をしたことに「なる」のか、厳しく彼には自覚を求める必要がある。でないと、クラスメイト、退学になった生徒、そして件の教員が彼をどういう目で見るか、理解できないことになってしまう。

我慢の効かない子ども保護者かんしゃくをぶつける行為と、一時のかんしゃく世間永遠にさらして笑いものにする行為と、どちらが罪深いか? 人によって感じる罪の軽重には差があるかもしれないが、「より自覚が少ない」という意味で、後者をより「厳しく指導」することは、教育判断としては十分ありうることである。でないと、この生徒のこの後の学校生活は真に悲惨ものになりかねない。

以上を踏まえて、考えてみるとどうなるだろうか。校長的外れだとか、更には「馬鹿」だとか気楽に罵っている方々には、こういう教育現場の緊迫感は遠い世界の話なのだろうとは思うが、今回の件に関する学校この声から事件の正確な分析、原因への理解とともに、今後行うべき対応をしっかりと考えていることが伝わってくるのではないだろうか。更に言えば、上で上げたような事件発生への「無念さ」も。それと共に、このようにモノがよく分かっている人がいてもこういう事件が起こってしまうほど、学校が大変な状況にあることについて、どうしていけばいいのか少しだけでも考える人が出てくれれば、この文章を書いた意義があったことになる。

今回の件は、大事にするような話ではないし、できれば速やかに消え去ってくれればよい。暴力を振るった生徒、振るわれた先生だけでなく、あのクラスの生徒、ネットにアップした生徒のためにも、それを祈っている。

長々と拙文におつきあいいただいたことに感謝したい。筆の走った部分も多々ある。また、こうして文章を書くこと自体晒し上げの一種というご意見、これもごもっとである

それらを含め、ご批判は甘受したい。

(追記)

福岡県内の中学校で、男子生徒(14)が、男性教員(46)の顔を拳で数回殴る暴行を加え、顔面打撲の傷害を負わせた

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171003-00010010-nishinpc-soci

こちらは「単なる暴力」の実例。これなら警察沙汰になっても仕方ないとは思う。

2017-09-25

anond:20170922053438

前世紀末期に東大工学修士を出た者だけど、工学系、いろいろいいよ!

…ということを書こうと思って改めて元記事見たら追記が。

なんだ、自身の進路のことじゃないのか。

嘆くだけでは世の流れは変わらないので、教育関係者でもない限りは、各自が「夢を与えられる理系出身者」になることを目指せば良いだけのこと。

自分はまだそのレベルに達してないけど、そうなることを目指してるよ。

2017-09-02

ジャズ奏者の体罰問題で試されたのは観客

そりゃ誰だって人間から怒れば相手子供だろうと手を出すことはある。手を出したか教育者に相応しくないとか一発アウト脳にはなりたくない。

子供ステージを潰したこと、ジャズ奏者は殴ったこと、お互い謝ればいいだけの話。この程度のことな当事者同士で解決できる。はずだった。

 

起きたのはコンサートの本番で偉い人含めて観客が大勢集まっていた。

このトラブルを見ての対応はそれぞれだ。

 

ある観客は問題と思わずスルーした。

ある観客は後でtwitter投稿した。

ある観客は問題と思い週刊誌に報告した。

 

だがその場で誰も干渉することはなかった。

ジャズ関係者教育関係者もその場に何人もいたはずだ。

日野さん、やりすぎだよ!」と声をかけて抑えることもできた。

その場で関わることで2人のそれまでの信頼関係の有無を瞬時に確認できる。

あとで「二人は和解していて~」と聞かされてももう遅い。

 

この話は、「お前が日野だったら問題児にどう対応するんだ」って話ではなくて、「誰かが子供をぶん殴ってる状況を見たらお前はどう対応するんだ」という話なのだ

傍観者は目の前で酷いことが起こっている時に傍観し続けるだけでいいのか。

2017-08-29

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/national/20170827-OYT1T50007.html

結局この問題ポイント筑駒運命がどうなるのかに尽きる。というか、もうちょっとはっきり言うと、この有識者委員会メンバー

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/077/meibo/1376860.htm

を見ても、たぶん生涯筑駒開成、灘とかとは無縁だったのではないかなぁという人たちばかりで、この有識者委員会本来議論対象地方大学付属校ではないかと思われ、自らの議論可能能力を大きく逸脱する範囲議論を広めてしまっているように思われる(まあ、むかしか筑駒に関わる大人はそういうのが多くて、教官はよく守ってくれていたと思う)。都心の超進学校であり、大人でも解けない国際数学オリンピックとかにいけちゃうような学生を何人も擁するような筑駒とか、そこまでではないにしても学附や筑附とはなにかを知っている人間はいないように見える。

ところで歴史的経緯を見れば、筑駒というか教駒がそのレベルを上げたのは、学区制度が導入され都立日比谷が急激に凋落した時期と一致していた。筑駒教官は十分それを認識していて、目をつけられる時が来れば文部省(当時)はすぐにでも筑駒を潰そうとするだろうと語っていた。だからできるだけ目立たず隠れようとしていると。生徒のレベル筑駒開成であるのは明らかなのだ一般紙にはなかなかその事実は載らない。それはマスコミ取材をできるだけ避けるなど一応努力しているから、みたいだった。

財務と外務の中央省庁に多くの出身者がいて(文科にはあまりいないけど)、政治家もいるし企業トップ大学トップ(これが一番多い)もたくさんいるような筑駒なら、国にその出身校を潰させるような施策を決定させることはないかというと、都立日比谷が潰された経緯を見ればそんなことはない。教育関係者が潰そうと思えば潰されるだろう。

まあ、そういうことだから都立日比谷が潰された後に教駒のレベルが確定したのと同じように、筑駒が潰されれば何か他ができるんでしょうけどね。都立日比谷筑駒のような学校が嫌いな人には、この運動をしてもどうせほかにまた同じものができる、と単に伝えたい。それがもし、昔に戻って都立になるというのなら、筑駒とは違って横浜とか千葉とかさいたまの人は通いづらい高校になってしまうだろうな。そしたら県立がのびるからいいのかな。

あと、都立日比谷や西のレベルが学区制度導入でコテパンに潰された後(都立日比谷から東大入学者がゼロになった年に、都教育委員会がガッツポーズしたという噂もあり・・・)、それら高校教員のそれなりの数が予備校に流れ、そのため予備校レベルが大きく向上したとの話がある。つまり、塾や予備校に行かなければよい講師がいない、という意味での教育経済格差を生み出したのはむしろ(そういうものをなくそうとしたはずの)学区制度導入であったのではないかという見解

ここに書いたのは単なる噂話のみだ。真実性はあると私は思っているけど、それを担保するものはなにもない。しかし、もう少しきちんと専門家がこの辺りを調査して、科学的に結論を与えてから筑駒を潰すかどうかは考えてほしいもである

2017-06-19

部活というか

部活というか毎日時間ひとつのことに打ち込む(拘束される)ことの是非について話し合った方がいいと思うんだけど。

そこに体力、固定された人間関係、将来に向けての視野問題とか色々絡むというか。

子ども達は現在好きなことと将来のやりたいことの両方を勘案して部活というかひとつのことに長時間打ち込んでいると思うんだけど、

それっていいことなのかわからない。

食っていけるならいいんでしょうけど、みんなが食えるわけではないし、途中怪我とかあったり、グレたり。

運動なら長期休暇中は毎日半日以上もしくは1日拘束されるの当たり前の人もいるんだと思うんだけど、

体力の問題時間問題で他のこと(勉強学校外での人間関係構築など)出来なくなると思うんだけど、

それでOKと今のところ教育関係者は考えてるわけだよね。

あと、部活限定して言えば、会社員が定時に上がった後にやる読書会フットサル音楽とかと同じであると思うので、

強制加入ってどうなのか、もしくはなぜ家庭や学校外ではなく、あえて学校内なのかとか。その意味意義とか。

ひとつのことに打ち込む(拘束される)というのは授業も仕事も一緒ではあるんだけど。

だいたい8時間だしね。

でも仕事と授業には、ひたすら同じ作業を繰り返すことを続ける作業であるか続けない作業であるかの違いはあるか。

きっと部活仕事の忍耐力が鍛えられるっていうのはひたすら同じ作業に耐えられるかってところなのかな。

仕事に求められるもの




鬱を感じる。

仕事で同じ作業を続けられるか否かは、部活やったとかの問題ではなく、

その職種が合ってるか耐えられる程度のストレスで済むかの方が大きい気がするから

っていうか大学の空き時間

耐えられるストレスの業種や職種を探す時間のような気がする。

そのための小学中学高校大学の積み重ねの時間に色々触れる、もしくは打ち込むのが大事だと思うんだよな。

大学っていう場所は、

高校までの窮屈さから解放されて色々なものに触れる人と、

高校までの積み重ねを職業につなげるための段階の人と

両方行う人で三者三様って感じだな。

ちなみに私は部活で苦しんだ人だが、

部活どころか学校に登校しないで学校外でとある屋内スポーツに打ち込んで、

そのスポーツプロになって活躍した方が同学年にいるので、

まぁ色々だなーと。

2017-01-05

こどもの貧困を得意げに語る貧困な頭の人

生活保護の家庭は大学に…」

言いたいことも分かるが、この人は生活保護をどういう制度だと思っているのか?

日本生活保護を受ける人の割合は、もっと比率の高い大阪ですら1%に遥か届かない(0.3%程度)。一方、日本大学進学率は依然として60%を越えない。

筆者は、その0.3%レベルの子に、全体の半分以上のレベル教育を受けさせないとヒンコンノレンサガー、というもの。ごくごく一部の実例だけをみて、しかも各種奨学金制度の話などを全部すっとばして制度設計を語る。そういう思い込み制度を作るほうが危険

妊娠したら高校退学」

まず大前提として、育てられないんだから妊娠すんなというのがあるが、退学については「そういう学校もあるしそうでない学校もある」としか。たとえば、2000年以降に全国でわーっと作られた単位制高校(昼間定時制)なんかは、成人が通うことを想定してるんだから当然「妊娠したら退学」なんて校則あるわけがない。障害をもった生徒も可能な限り普通科高校でともに学ぶ環境をつくることが、社会全体としては将来的に重要という観点から、いまインクルーシブ教育の推進が全国で進められようとしており、それに伴ってまた全国の高校の「校則」は大きく変わっていかざるを得ないと思う。「筆者の知り合いの文科省関係者」はずいぶん頭が悪いようだが(文科省関係者現場を知らないから仕方ないが)「全国の教育関係者」は当然考えているし、筆者が騒がなくても変わるべきことは勝手に変わる(変わったからと言って筆者の手柄ではない)。

その他、児童手当の問題学費以外の費用の件(制服高校なら教科書代の問題は、地元利権問題があるのは事実だが、安いメーカーが参入することによって発生する問題もある(「高い」制服を着られる生徒と「安い」制服しか変えない生徒間の差別感の発生等)ので一概には言えない)、医療ケア児の問題についても、いろいろ言いたいのは分かるが、最大の問題役人文句言って解決すると思うなということ。だって、それほぼ全部金があれば解決する(金がないか解決してない)問題からね。じゃあどうやって金を回す?予算をつける?法を通す?

三権分立習ったでしょ、中学校公民で。行政文句がある場合役人文句言っても徒労感しかない。だって仕組みを決める権限は彼らにはないんだから。彼らは法に則って、政治を「執行」するのが仕事であって、仕組みを決めるのは法であり法を作るのは議会なんだから議員陳情に行きなさいと。そんで選挙に行きなさいと。今ある仕組みを作った議員政党はどこで、そんでそれに反対しているのはどの党で、ってちゃんと調べたのか君ら?

別に、その党が議会多数派を握らなくてもいいんだよ。委員会発言権があり、役人に物言える程度に力のある議員なら仕組みを作る程度の力はあるんだから資料を整えて陳情に行きなさい。ネットで与太記事書きとばしてそういう現実的な部分を他人任せにしてちゃ、あなたの言う何事も変わりゃしないよ。

2017年にはぶっ壊したい、こどもの貧困を生みだす日本の5つの仕組みとは

http://bylines.news.yahoo.co.jp/komazakihiroki/20170104-00066222/

http://b.hatena.ne.jp/entry/bylines.news.yahoo.co.jp/komazakihiroki/20170104-00066222/

2016-09-20

http://anond.hatelabo.jp/20160920013432

元増田です

結構教育現場(とりわけ授業論)のホットイシューに詳しいですね

教育系の方ですか?

アクティブ・ラーニング」「問題解決学習」「協働学習」など

見栄えの良い授業をするための演繹型授業なのかと。

この点、あれですよね、非常に勢いありますよね、僕はその勢いに乗る気はないんですが

この時代にあって、ALとか問題解決学習とか、聞こえも耳障りも良いと思います

国語教育論の話題から逸れますが、

ALとか問題解決学習って、

コミュニケーションの「発信」に重きを置きすぎていて、「受信」に注意を払ってないんです

コミュニケーション力が大事なのは事実だし、学んだことを共有する場も必要だと思うんですよ、確かに

ただ、正しく「受信」する能力も大切だと思うんです

「発信」と「受信」が相互に噛み合ってこそのコミュニケーションだと思います

ALや問題解決学習だけやってしまうと、「発信」は上手いけど、何にも「受信」できない人間を育ててしまうんじゃないか

という危機感個人的に持っています

誰もかれも「発信」はするけど、それを「受信」してくれる人は誰もいない、ディストピアですら裸足で逃げ出すレベルです

(しかし、この一連の流れは、従前の教育システムが「受信」に偏り過ぎてたことへの強烈なバックラッシュであるということも忘れてはいけないでしょう)

1人の教育関係者として、今の流れは、なんだかなあ、と思ってしまます

http://anond.hatelabo.jp/20160920005340

元増田です

それ以外の読解なんてない

国語教育においては、まさに自分はそう思っていますが、

一部の教育関係者には、「つまらない授業」を極端に忌み嫌う界隈がいて、

ボトムアップ式の読み方は「つまらない授業」「時代遅れ産物」のレッテルを貼られ、

まさにその界隈に狙い撃ちされてる現状であります

現状の大学入試知識偏重で、考える力を養わない!とか、

平気でのたまう界隈に敵にされて、むしろ正当性が高まったような気も、冗談です

しろ自分は、トップダウン式の読み方で具体的にどんな教育活動をしているのか興味があります

大体想像はつきますが、うーん

2016-06-05

格差教育無料でも広がる

金さえ有れば良い教育が受けられて、良い人生が過ごせると思っている皆さん、間違いです。

金持ちの子は良い教育を受けて、良い学校に入り、良い仕事につくというのは一面の事実では有る。

しかし、あくま金持ちの家に多い「傾向」でしかない。

本当の所は「まともな親は、比較金持ちに多い」のだ。まともな親に育てられるからまともに育つのであって、金持ちからまともに育つのでは無い。


貧乏人に多いクズ親の特徴はこんな感じだ。

子供が家に帰ると親が寝転がってポテチ食いながらワイドショーお笑い番組を見ている。

肥満あるいは栄養失調。三大栄養素食育など考えた事も無い。

家に有る本といえばマンガ芸能人名義のゴミ本。

掃除洗濯をまともにしない、当然片付けも教えない。

喫煙者、安酒飲み。

趣味パチンコorスマホゲーor改造車宝くじを常習的に購入。

仕事単純作業or非正規、数年かけてスキルキャリアを積む仕事についた事が無い。

例えば、上記のような暮らしをする人間に、いくら金をやってもまともな子供は育たない。

貧乏の子供は貧乏になる確率が高いのだが、それは最も長い時間を過ごす家庭がそのように運営されているからだ。


多くの金持ちの家庭はそうでは無い。

家に帰ると宿題を見てくれて、親は休日美術館に行ったり読書をしている。子供自然に学び、本を読み、豊かな文化的素養を養う。

整理整頓自分人生効率的に生きる手段である事を身をもって教えられる。

海外に友人が居る。子供の頃から多様な文化に触れ、その中でアイデンティティ確立する機会が有る。

積み重ねた努力で、ある程度の地位仕事についている人に囲まれ生活をしている。努力すれば、具体的にどうなれるかを日常的に見ている。

親共大学を出ている。子供の頃から大学に行くのが「当たり前」になっている。海外へのホームステイ留学視野に入り、経験者の話をいつでも聞ける。

高い能力を持つ人に囲まれ、日々の生活の様々な場面で礼儀を学び、見聞を広げられる。

このような日々の暮らしこそが「文化資本」なのである。カネを持っている事など、瑣末な事でしかないのだ。(もちろん文化資本の無い金持ちも居る)

例えば貧乏人にカネだけ与えても、こんな暮らしは出来ない。せいぜい半額惣菜外食になり、しまむらの服がブランド物に変わるくらいだ。(文化資本を持った貧乏人という存在は極めて少ない。)


東大に入る学生の親は約半分が年収1000万以上だと言う。日本年収比率から考えれば明らかに偏っている。

もちろん、小学校からSAPIXをはじめとする有名塾に通える環境一助にはなっている。まぁ塾代だけで、本気で通わせると小学1年から高校3年までで1000万以上かかるし。

しかし、家庭環境が壊れている子供SAPIXに通わせたとして、有名私立に入れるか?と言われれば無理なんだよね。最も重要な家庭での学習が出来ないから。

良い教育とは、まず最初に家庭で行われる。家庭で教育を受けられない子供は、最初から大きなビハインドを食らって社会に出る。そこにいくらカネをつぎ込んでも無駄

稀にトンビが鷹を産むが、そんな子供現在制度でも返済不要奨学金いくらでも有る。

格差とは経済力では無い。本当の格差とは、誰もが選べない幼少期の環境の事なのだ

その格差を国が是正する方法など無い。


教育に過剰な期待をしているブコメが多いけど、家庭でするべき教育学校が肩代わりしろと言っても無理ですよ。

何事も本人のやる気が無ければ始まらないのだが、その「やる気」をステロタイプ貧乏親は削りとる。

まともな親の子供は親&周囲のまともな大人からやる気をもらい続ける(ついでに良質な知識、コミュ力、広い見聞も)

要するに、日々の生活追い風になるか逆風になるかの差がデカイのだ。これに比べれば、スタートラインの差など無いに等しい。

教育費を無料にした所で、大学に遊びに行くバカと、目標持った優秀な学生に二分されるだけ。

優秀な学生は大体親が金持ちだし、そうでなければ奨学金を取れる。

教育無料なんて教育関係者ポジショントークしか無いよ。乗せられている貧困層は利用されているだけ。



解決策は無いのか?という話だが、これ以上のバカ底上げ無意味なのでしない方が良いという立場だ。

そもそも日本は、ホームレスですら字が読める国だから初等教育は行き渡っていると言って良い。

教育費でよく話に出てくるOECD各国だが、字を読めない人が普通に居る国だらけだからな。

日本識字率は99%以上だから初等教育バカ底上げ)に成功している国とも言えるのだ。

巷で叫ばれている大学無償化奨学金返済不要については、費用対効果が悪すぎるのでやめた方が良い。

20年ほどクズ親に育てられれ、何の文化資本も持っていないFラン大学生なぞ、支援しても無駄から

一定数、世間知に長けたワンチャンを掴める層は居るが、そいつらは放置してても勝手に伸びる。学校教育範疇ではないからな。

やるなら一定以上の偏差値を持つ世帯年収が低い家庭の小中高生に集中して支援するくらいか

または、いくつかブコメで出ていたが幼児教育シフトするか。

しかし、いずれの場合バカ感染を防ぐために寄宿舎で預かる必要が有るが、日本でやる事は不可能だろう。

日本国が行う学校教育幻想を持っている人が多すぎだが、そもそも東大すら世界的には有象無象の一大学しか無い訳で、本物のエリート欧米アジアエリート養成大学に行ってる。

世界的な流れはバカを救済するよりもエリートを伸ばす方向だ。

ただし、日本エリート養成をする事は無駄平等を重んじる文化から無理だろうなと思う。

みんな平等格差をなくそうという思想はご立派だけど、現実的に考えると家庭に介入出来ない限りは不可能だという事。

国(あるいは他人)に出来るのは自力一定ラインを超えてきた人を支援するくらいだ。

やる気のない(あるいはやる気を奪われた)人は、自助努力が出来ないので救いようがない。




共産党機関誌である前衛」を読んでいるコミュニストが、この記事ネタに書いているので見てみた。

格差教育無料でも広がる」のか - 紙屋研究所

http://d.hatena.ne.jp/kamiyakenkyujo/20160605/1465138757


まぁ一言で言えば「そう出来たらいいですね、ところでどこから金が出てくるの?」である

 松本は、さらにそこから夫が主な稼ぎ手で、妻が専業もしくは補助的な労働でそれを支えて、子どもケア労働担当する「標準家族モデル」がいか危機トラブル脆弱かを述べる。

 そして、もし子どもに関わる費用をすべて社会負担するようになれば、親は自分の食い扶持さえ稼げばよくなり、シングルでもダブルでも不利や不公平は解消すると述べる。これこそが「強い家族なのだと。


さらにこう続ける。

もし小学校中学校のように、高校大学に誰でも行けることはおろか、医療住宅もそして食事文化に触れる機会も、子ども無料アクセスできるようになれば、その時初めて子ども貧困は親の責任から切り離される。そこまで社会を進めることの覚悟とセットでなければ、容易に元増田のような非難に遭遇するハメになる、と松本警鐘を鳴らしているのである


ユートピアを追求するコミュニストらしい意見だ。で、そんな国どこにあるの?日本人は1億人以上居るので、中東産油国でもこんな暮らし出来んぞ。

ちなみにその理想を実現しようとした国知ってる、ソ連かい強制収容所国家だ。

まぁ共産主義者に財源を追求しても仕方ない。彼らは責任をもって行動した事が無いのだから

仕方がないので、テキトーだが俺が考える。

日本の0~14歳までの年少人口は1613万人。彼らに衣食住+文化的生活学習無償化したとする。

かなり安めに見積もって1人1ヶ月10万円の経費がかかるとして、1年で120万×1613万=19兆3560億円

更に高校生大学生まで含めると900万人ほど増える、1人月10万で年間10兆円ほどかかる(年齢が高くなるほど消費が増えるが、面倒を見る職員の数は減らせるので同じ経費とする)

合計して約30兆円、数字を見ただけで非現実的だとわかるだろう。

まぁ所得税を3倍にすれば実現可能だ。もしかしたら、共産主義者として望む所なのかもしれない。

現在日本において、財源を示さずに甘い夢だけを語るのは誠実な態度だろうか?

耳障りの良い話、目の前の人を気分良く救える話は正しいのだろうか?

共産主義者家族解体を是とする。旧ソ連では集団主義教育が行われていた事は周知の通りだ。

全ての子供を「学習はおろか、医療住宅もそして食事文化に触れる機会も」親の責任から切り離す覚悟が問われるそうだ。

まさしくコミュニストに相応しい思想ですねとしか言いようが無い。


ちなみに私が提唱する解決策?はこんな感じ。ブコメにも有ったが、教育は数世代解決するしか無いので、まず1代目はお金を稼ごう。

1代だと所詮成金なのだけど、2代続けばその子供は教育が行き届くようになるだろう。

年収1000万になる方法

http://anond.hatelabo.jp/20160225194038

内容は一言に集約される(私の言葉じゃないけど)

人並み以上の努力をすれば年収1000万ってそれほどの高い障壁じゃないと思うんですよ。


とりあえず年収1000万くらいにはなって、経済活動に貢献してから社会保障を語ろう。

他人の財布で天下国家を語るその姿、ダサいですよ。

まぁ共産主義者が語る、財源の裏付けが全くない甘い夢を見たいならご自由に。夢の見過ぎで虫歯にならないようにね。

2016-04-20

http://anond.hatelabo.jp/20160420213221

わかる。

子供の頃は同級生の知らないことを知っていることで偉いような感覚になって調子に乗ってしまものだし、それをたしなめられて腹をたてるのもまあ理解できる。

しかし、大人になっても当時たしなめた教師の考えや気持ち理解できていないというのは、根本的に知性がないんだなあという感じがする。

私は教育関係者じゃないけど、学校というのは子供保護者地域住民教員たち自身も、いろんな知的レベルの人が集まっていて、マトモな人ほど苦労しそうな職場だなあという(勝手な)印象がある。

頑張ってください。

2016-04-06

例のビデオ見た

そっか、ダウンロード対応してるから、売れても売れても無くならないんだ…

教育関係者という設定がよく解らなかったが、そんな事はどうでもいい。別にイヤな感じとか嫌いになるとか無いけどなぁ…いや、勿論、情感たっぷりで十分にエロいですし、『鑑賞』させて頂きましたが。色々苦労されているんだなぁ…としか

反対に引っかかっている人は何に引っかかっているのか、本音が知りたいなと。

2015-12-19

誰が草食系男子を嗤ったか

たまにネットとかで「女が草食系男子かいって叩きやがって」とか「草食系って馬鹿にされた」っていう人がいるんだが、いまいち実感がわかなかった。

そもそも笑ったり叩いたりする対象としてできた言葉だっけ?

調べてみたところ、お誂え向きに大宅壮一文庫特集記事が組まれていた。

大宅壮一文庫:草食系男子

簡潔にまとまってるので詳しくはリンク先を読んでもらいたいのだが

ざっと流れを書くと

07年 『平成男子図鑑 リスペクト男子としらふ男子深沢真紀)』のなかで「草食男子」という分類が生まれ

08年 『草食系男子の恋愛学森岡正博)』で注目される

09年  流行語大賞に選ばれる

ちなみにすでに言葉としてのブーム終焉を迎えているようなので、「草食系男子」ってセクハラを受けた男性は「まだ草食とか言ってんのかダッサ」と思っても別にいい気はする。


上記記事掲載されている雑誌女性向け・男性向けに分けてまとめなおしてみる。

年齢層と雑誌カテゴリは各誌の媒体資料等を参考にしている。

女性誌における「草食系男子

年代掲載誌読者層・中心見出し
2007With20代/ファッション男の本能を知れば、恋はどんどんうまくいく! あなたのまわりにも急増中! 口グセでわかる“7大平男子カタログ(内1カテゴリとして「草食男子」)
2008non-no1020代/ファッション出会い「4月革命」に勝利せよ! 巷で急増中!「草食男子」の実態に迫る! サバサ女子モテる理由男子の変化にあり!
2009OZ plus20~30代/ライフスタイル恋愛リアル白書 今どき男子攻略編 “肉食系から草食系”まで、今どきの男子の「生態分類図鑑」 生態別で考える男子攻略テク
 清流中高年/総合情報白河桃子トレンド講座 3回 「草食系男子
 an・an20代/恋愛総合情報男を見る目 良さも悩みもそれぞれです。草食と肉食、どっちと恋する? ※草食系男子肉食系男子
 家の光40~60代主婦/食と農情報早わかり!ニュースナビ 経済 お酒よりスイーツ草食系男子経済に影響を与える!? ※自動車販売台数の減少、草食系が増えた背景
 シュシュ20~30代/総合情報婚活」の生みの親・白河桃子アラサー婚活常識非常識 11回 好きですか?草食男子 ※草食男子を好きな女性のほうが結婚に近い?
 Hanako WEST20代/総合情報タイプ別分析! 草食、肉食だけじゃない。今どき男子のホンネ 本当のところ男子は何を考えているの?
2010清流中高年/総合情報オトナになりなさい! 23回 「草食男子」はなぜ増えた?
 non-no1020代/ファッション恋愛崩壊の緊急リサーチ男子編 今ドキ男子白書2010春 ※ツルみ男子の過ごし方調査、草食派・肉食派の本音と生態、男子趣味ストレスイライラ劇場彼女を作らない本当の理由
 CREA30代/美容テーマ読書という冒険 心に効く!読書処方箋 アラサー女子の悩みを解決する魂の100冊! 草食系男子感性を知る10冊 ※『風の歌を聴け』『本当はちがうんだ日記』『銀河鉄道の夜』他
2011女性セブン50~60代/週刊誌澤口脳学堂 7回 人差し指と薬指の長さでわかる脳的「草食系男子

男性・一般誌における「草食系男子」 (12/19一件追記)

年代掲載誌読者層・中心見出し
2008DIME20~30代男性/トレンド情報DIME BUSINESS REPORT 外よりウチが好き、仕事中にお菓子を欠かさない、女子の間にいても自然… 「草食系男子」が増えてるってホント!?
2009日経エンタテインメント20~30代男女(男性2/3)/エンタメ情報2009年ヒットを見通す!ヒット10大予測 モテ 草食系男子vs肉食系女子 「受け」のおっとり男と「攻め」のイケイケ女がモテる
 週刊プレイボーイ20~30代男性/週刊誌佐藤優の「セカイを見破る読書術」 19回 草食系男子がわかる2冊 本当は彼女が欲しい草食系男子! 瞳読みの技法を… 森岡正博草食系男子の恋愛学』 ローレンツソロモン指輪
 週刊新潮中高年男女/週刊誌あとの祭り 249回 草食系男子論 その1/その2
 AERA30代~男性/週刊誌勝間和代のあの人をまねたい 6回 今月のテーマ 男と女 森岡正博 哲学者 ※草食系男子ブームきっかけをつくったこの人に会ってきました
 サイゾー30代男性/エンタメ情報ベストセラー草食系男子の恋愛学』著者を直撃 “草食系応援団長森岡正博に聞く 「ブーム違和感」「草食系の落とし方」
 クーリエ・ジャポン2040代男女/国際ニュース世界が見たNIPPON 「草食男子」の台頭は果して日本社会にとって悪いことなのか 消費にも恋愛にも消極的男性が急増している。「男らしさ」が変化する日本社会世界が注目している
 DIME20~30代男性/トレンド情報DIME REPORT 次世代を担う「G25男子」の実態レポート モノを持たない、買わない“草食系男子”の消費動向をつかむヒント!
 マンスリーウイル読者層データなし/オピニオンHEADLINE オバタカズユキのしょせんヒトゴト 「草食(系)男子」の就職活動 ※某私大で行われた就職活動イベントでの男子学生の印象は草食男子というより“へたれ男子”…
2010週刊文春50代以上男女/週刊誌勘三郎勝新石田純一…最強の「肉食男子」は? 竹内久美子の新説 「草食」「肉食」は薬指で決まる ※薬指と人差し指の長さのさでわかるオス度
 正論読者層データなし/オピニオンもう1つの日本危機 草食系男子を生んだ時代精神分析する なぜかくも欲望の欠如した男が大量に生まれるのか ※2度にわたる日米戦争の敗北、続く卑屈な米国への依存、他
 現代エスプリ医療教育関係者/心理臨床学系性とこころ 性と現代若者 草食系男子肉食系女子 ※物欲競争欲も弱い草食系男子、親と仲がいい「イエラブ族」、見た目にこだわる理由、受け身で男女平等恋愛感、肉食系女子婚活、他
2011週刊プレイボーイ20~30代男性/週刊誌科学恋愛講座 19回 草食系男子結婚市場で人気!? 男には「肉食と草食を使い分ける演技力」と「知性をお金に換える能力」が求められている!
 週刊プレイボーイ20~30代男性/週刊誌篠田麻里子草食系男子改造計画(連載/~2013)
2014SPA!30代~男性/週刊誌第1次世代大戦 169回 草食化男子 異性との接し方がわからない 失敗することを強く恐れている
2015週刊プレイボーイ20~30代男性/週刊誌爆笑問題の笑えるニュース解説 182回 草食男子を超えた絶食男子話題! 絶食男子が急増中!? 爆笑問題と考える性交渉問題

ざっと見た感じ

08~09年 女性誌で、『気になるあの人の攻略方法』みたいな感じで使われる(ここまでは肯定的

09年 「若者論」として高年齢向け雑誌が使い始める

10年 高年齢向けや特定政治思想雑誌で「無気力若者」の代名詞として扱われ始める

って流れのような気がする

ネットをもう少しもぐればまた違うかもしれんが

草食系男子」をいじめてんの、基本的には若い女じゃなくて、おっさんおばさんじゃね?

12/19追記)

「だから女の子は悪くないんだもん☆☆」というニュアンスで受け取ってる人がいるようで、文章力がなく申し訳なかったが

そうじゃなくて、冒頭に書いた「女が草食系男子を叩いてる!」という認識は不完全じゃねえのかと言う話である

女が叩いてないわけではないだろうが、おっさんも叩いている

っていうかここに取り上げられた雑誌記事範囲だと、おっさんが率先して叩いている

草食系男子が叩かれる」背景にあるのは、男女対立の構造ではないよねってこと

(12/20追記)

他の記事と関連させて読んでいるのか、

「(言葉意味肯定的否定的かに関わらず)お前は草食系男子だと発言するのはセクハラになりうる」

という旨のコメントしてるひともいるようだけど

べつにその点に異論を挟もうとしてる記事ではないし、文中でも最初段落で、その点について肯定スタンスで触れている。

ある言葉セクハラかどうかは、その言葉が発された文脈に大きく依存するが、

ある言葉を「叩き」と受け止めるには、語義自体の変化があるのではないか?という仮定の下、

雑誌の扱われ方から語義の変遷やその震源地を追おうとしたのがこの記事

なんでかって言われたら興味があったから。

例えば「美人」の現在の語義は肯定的ものだが、時と場合と相手によってセクハラになり得ると考えている。

しかしそれとは別に、「美人」って言葉を「叩き」と受け止める人を複数見かけたとしたら(「美人って叩かれた」とか言う人がいたら)、自分不思議に思うし、美人の語義の変化を疑って状況を調べると思う。

そういうわけなので、別に男性セクハラ問題矮小化しようとかそういう意図は一切ありませんし

増して「こっちの語義が正しくてこっちが間違ってるんです」というような主張もありません。

2014-11-15

子供自然の中で育てろ!」の常識を疑え!

よく「自然の中で子育てさせたい」と田舎ファミリー移住するケースを、マスコミ好意的に取り上げる。

その辺は個人の価値観から自分がとやかく言う筋合いはない。

でも、そういう人の言説が、

「都会で子育てするのは間違ってる、子供が可哀想」

なトーンで書かれてるのにはカチンと来る。

保育所待機児童数が少ない」「実家に近いケースが多く、親のヘルプが得られる」「居住面積が大きい」という点で、

地方部に子育てアドバンテージがあるのは認める。

だが、それらの点を都市部が解決した場合本質的

自然が多いことが、子供の情操上プラス」と定量的に言えるのか疑問。

それなのに、今の教育関係者、そして政府

自然が豊かな方が、児童の肉体的発育・精神的発育に、必ずプラスな筈だ」

という思い込み所与の前提として、さまざまな政策を出そうとしている気がする。

多分、地方創生絡みで、地方の子育て誘導政策が出てくるだろう。

その辺の「常識」を、疑うべき。

まあ、「アトピーの子供を持つ家庭が、地方移住することで症状が改善した」みたいな事案もあるから

中には地方移住、「自然が豊かなエリアへの移住が、子育て有効なケース」もあるのは事実だろう。

しかし、100%ではない。

「元々ダンナさんも奥さんもアウトドアが好きで、自然が大好き」というケースなら、

たぶん子供にも好影響だと思うが、一方で、

「奥さんが都会の味を忘れられず、諸般の事情田舎に行かざるを得なくなったが、

 いつも「都会に戻りたい戻りたい」と言ってる」ようなケース、これだと間違いなく子供マイナス

「親のクルマにばっかり載っている田舎の子」の方が、「電車に立っていたり、駅から歩いている都会の子」よりも

肥満比率は多い、との話もある。

かつては田舎は「徒歩通学距離が長いから結構歩いていた」のかもしれないが、

不審者対策云々でバス等を使わせるようになったりしてるから、歩かなくなってきている

・・・なんだろうな、この「子育てには自然豊かな環境がいい、田舎がいい」という思想って、

どこかロハス香りが漂っているんですよね。

ロハスで終わっているうちはいいが、その先ホメオパシーあたりまでいっちゃいそうで嫌だ。

2014-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20140418225812

労働者はなぜ声を上げないか、労働運動はなぜ日本で起きないのか、という問題は、歴史的経緯とかそういったことよりももっと大きな問題として、そもそも一世紀以上かけても日本民主主義が定着してない問題と同根だと思う。

昨日ホッテントリで見た、これ

「■[自閉症関連]自閉症の子供がレストランに来たらどうするか?アメリカ警察恐るべしhttp://d.hatena.ne.jp/kuboyumi/20140416/1397793621

自分は、一応教育関係者で、言わば民主主義教育者であり、差別偏見やなんかについても教育する立場にある人間だが、この動画見てものすごい敗北感と無力感に襲われたよ。上の動画自体は、所詮テレビやらせじゃねえの、とか、そもそも風紀のいい地区ちょっとお高いレストランとかじゃねえの、とかいろいろ批判を言いたい人もいるかもしれない。(やらせだとしても、これを放映できる雰囲気があることだけでもすごい。また、確かに客は白人ほとんどに見えるし、そういった地区を選んだというのもあるかもしれないけど、ポテトの山盛りとか食べてるところを見れば、せいぜいファミレスに毛が生えた程度の店ではないかと思われる。)

そもそもどんな風に教育すれば、子どもらを、このレストランにいた客たちのように振る舞えるように育てられるのか、正直分からない。これが民主主義であり市民か!と思った。学校という閉ざされた社会の中で、そういう風に振る舞いなさい、振る舞うべきです、それが民主主義です、と教えること、そしてそう振る舞わせることは、もちろん可能だ。問題は、そのスタンスを、全ての子どもに内面化させる方法だ。つまり、心の底から納得し信じさせ、自分自身をそのように律し行動させるよう仕向けるような教育

配慮/察する」「謙遜」「迷惑」といった同族集団主義的タームを美徳とする(そのこと自体が悪いという意味ではない)日本の文化社会と、構成員多様性を前提とした民主主義とは、そもそも相容れないようだ。そして、世界ますます狭くなる時代には、どう考えても多様性を前提とした民主主義的な考え方がますますスタンダードにならざるを得ない。だから後者価値観を少しずつ学ばせれば、社会も少しずつ変わるのではないか、と思っていた。だが、文化根本にあるそれらの美徳の影響力は、後天的学習効果を遥かに凌駕する。上の動画を見て、

 「障がいのある子がいたら実際迷惑じゃん?」

 「家族も周囲への配慮が足りないよねー。モンスター消費者だねー。」

 「周囲への迷惑を折角察して、そして自ら憎まれ役を買って出たかもしれないオッサンを排除するなんて心の狭い社会だねー」

…というような感想があっても、今は別に驚かない。それが日本文化であり社会美徳に根ざす考え方だから。でも、そういう文化社会は、これから時代対外的にはどんどん敗北していくほかないのではないか。(クジラしかり、おそらくTPPもしかり。)労働運動なんてとんでもない、という人に言いたいけど、労働雇用契約というのは労働力売買契約なんだよね。つまりサービス残業ブラック企業というのは、労働力ダンピングであって、市場経済においては犯罪行為の一種なわけ。そういうことを日本という国が組織的に許容してる、と判断されたらどうなるの、ということは想像できる? TPPが開く未来を、たとえばそういう面で想像してみれば、特に現実的な想定の話をしてるわけじゃないということは分かって貰えるんじゃないかな。

 「デモとか大声で主張するとか迷惑じゃん?」

 「組合って、会社立場への配慮足りないよねー。雇われの立場でさ。」

 「周りの雰囲気を察して自分残業しよう…もちろん無給で。」

こんな言い分は、昔々の同族集団世界以外では通らないんだよ。

から、もはや右や左やといいながら内輪で争っているような場合/状況ではない、危機的な状況と思うんだよね。正直なところ。

2014-01-28

「ご職業教育関係ですか?」

身内の葬儀があったのだけど、私の父が喪主だったので、葬儀の前に一家で僧侶から説法のようなものを聞く時間があった。

  

僧侶「ところで、ご主人のご職業教育関係でいらっしゃる?」

父「いいえ、普通会社員です」

僧侶「そうですか。てっきりそういう風に見えましたので」

父「よく言われます」(ドヤ顔

  

家族であるからすると、父の外見も口調も別に教育関係者っぽくは感じないので、

(そもそも『教育関係者っぽい』とは何だろう。やたら声が通るとかか)

あれは僧侶リップサービスなのではないかと思った。

  

ニュースでは教育関係者イメージダウンにつながりそうな事件も見聞きするけど、

それでも未だに「教育関係者っぽい」と言われて嫌な顔をする人はそう多くないように感じる。

教育関係者っぽさ」の定義曖昧なうえ、文系理系体育会系(・芸術系)をカバーできる。きっと便利だ。

  

それにしても、あれに対して「よく言われます」のドヤ顔は正直恥ずかしかった。

実は外の人間から見たら、ほんとうに教育関係者ぽいんだろうか。

もしくは父がリップサービスを見抜き、それを制するためにわざと「よく言われます」と返したんだろうか。

私にはどうも「リップサービスを真に受け続けてきた人」にしか見えなくて、気が重くなった。

私がひねくれ者すぎるという点は自覚している。

2013-10-04

中学義務教育考察

戦後中学義務教育過程に加わったが、これは親にも地方自治体にも大きな負担だったらしい。

まり知られてないが、当時は「ウチの倅に中学教育なんざ、ちゃんちゃらおかしい」として、学校の説得にかかわらず、子供中学に通わせない親が続出してたらしい。

一方、戦後の資材不足の状況下で中学校校舎建設を強いられた地方自治体負担も相当なもので、中学校舎を財源不足で建てられなかった村の村長が、引責自殺した、というニュースもあったそうだ。

このように親も自治体も貧しい時代義務教育拡大を強引に導入したGHQは、やはり巨大権力者だった、ということだろう。

裏を返すと、日本敗戦を迎えず、大日本帝国が存続し続けていたら、義務教育の3年拡大というのはなし得なかったのではないか

大日本帝国崩壊は「1945革命」とも言われるが、教育制度の抜本改革というのは、革命的な社会変動がないと、なかなか導入しずらいんじゃないか、とも思う。

アメリカでは義務教育12年間と長い。

日本でも「高校でも義務教育を」と主張する向きもあるが、「平時」において、義務教育制度をいじくるのは、非常に難しい。

親のみならず、地方自治体にまで重たい財政出費を強いる義務教育の拡充は、明治政府GHQ政府のような強権政府でないと、なかなか導入はできないんじゃないか、と思う。

ところで、旧制中学は兎も角、新制中学は、設立後70年を経てない学校ばかり、ということになる。

一方で、大都市圏は兎も角、地方とかでは「創立100周年、120周年を迎えた小学校」というのは、珍しくない。

この数十年の歴史の差、というのは、小学校と新制中学との間に「地域コミュニティーの核になりえるか否か」に影響を与えていると思う。

要は、歴史が古い小学校の方が、地域の核となりやすい。

或いは、「OBの層の厚さ」という点でも、小学校の方が有利だ。

小学校の方が戦前から運営されているため、年配の人、有名な人とかを、(新制中学よりも)より多く輩出している。

からOB会とか、母校への寄付金集めとか、同窓会とか、小学校の方が「有利」だ。

あと、「児童の発達過程からすれば、6•3制は望ましくない」とする教育関係者もいる。

自分教育学は詳しくないのでなんともいえないが、今の6•3制は、「GHQがムリやり3年をくっ付けたので、木に竹を継いだ状態」なんだと思う。

しかし、それを正常化するには、強権政治でないと難しい。。。

2013-09-03

このネット授業に賛成する人の意見が聞きたい。

更新履歴


目次(長くて途中で切れてしまったので分割しました)



本文ここから

http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1773671.html

これなんだが。

俺はこの記事を読んで、こんなネット教育はまったく論外だしとんでもないやり方だと思った。

ところがはてブコメントを見ると、約半数が賛成しててびっくりした。あまりにも意外だったので、ぜひ賛成している人たちの考えを聞いてみたいと思い、この増田エントリーを書いている。

はてなブックマークの現状》

まずはどんな具合に約半数が「賛成」なのか現状をざっとまとめる。

現状といいつつトップ10コメントだけだが、はてブページは 2013/9/3 12:40 時点でこんな感じ。順番もはてブページの通り。

賛成か反対かは俺の独断で分けてみた。

一部のユーザが大量スターしてるため(見たところ賛成派、反対派ともに各1名かな)、スター数と順番の関係おかしなことになってたりするが、大多数のユーザは1スター、たまに2スター3スターといった感じなので、状況としては、賛成・反対でまっぷたつと言っていいのではないかと思う。



《賛成コメントに対する俺の意見

あらためて賛成コメントを抜き出してみると、「この程度の」「体験させる」「経験しといた方が良い」「一つの試みとしてあり」といった言葉からコメントした人やスターをつけた人が、この授業での経験を軽くて大したことじゃないものと考えていることがわかる。同様に「試行錯誤」や「体験」「経験」「試み」といった言葉からは、やり直しのきくものだとも捉えているのだろう。

ほんとうにそうだろうか。「誹謗中傷したら実名さらされちゃう経験」って軽いものだろうか。その後の学校生活にたいした影響を及ぼさない経験

そうじゃないだろう。自分が誰かの悪口を書いたら、それが自分名前付きで相手に伝わってしまうのだ。そうやって損ねた友人関係は簡単にやり直し修復がきくものだろうか?

大人でも大変なことなのに、学校世界のすべてというような子どもにとっていかに重大なことか。

誹謗中傷してはいけない」ということを伝えるのに、このような過大なコスト子どもに強いるのが適切だとは、俺にはどうしても思えない。

反対コメントでも指摘されてるように、別のメッセージが伝わってしまう可能性すらある。対人関係教育するのに隣の席の児童の悪口を言わせて「ほら、○○君は嫌な顔をしただろう?誹謗中傷したらいけないよ」なんて教育はしない。別の方法がいくらだってあるだろう。

教師が実名ボタンを押す頃合いをちゃんと見てるからそこまで大変なことにはならないはず、とか、ネットでの失敗は結果が取り返しがつかないからこの程度の体験をさせることは必要、とか、そもそも誹謗中傷のような負の感情をもっている本人が悪いか自業自得だ、とか、そういう反論を受けるだろうか。

大変なことになるかならないか属人的な要素が強すぎて、授業手法として一般化するには危険すぎるし、ネットでの失敗が取り返しがつかないことを伝えるという使命があるにしても、それと子ども学校生活を引き換えにしてよいものではない。自業自得論については敢えてコメントすることもないだろう。

「この授業で伝えたいことは『誹謗中傷してはいけない』ではなくて『ネット匿名だと思って調子に乗っているとひどい目に会う』ということだから、この手法で問題ない」

この意見は賛成する理由として少しは有望な気もするが、やはり子どもに負わせるコストが過大だという反論を覆すには至らないのではないか

《まとめ》

当り前だが、俺はものごとには色んな意見があってしかるべきだと思っている。問題が複雑であればあるほど、正誤を判断するのは難しいし、そもそも何が正しく何が間違っているか確かなことは誰にもわからないことだってたくさんある。

消費税増税タイミングTPPの参加可否、移民受け入れ問題、原発再稼働か電気代値上げか、解雇規制緩和か派遣労働の拡大か、きのこの山たけのこの里・・・

こういった複雑な問題は人によって意見が違うのは当然だし、さまざまな意見がぶつかりながら社会的コンセンサスを形成していけばよいと思う。

今回記事で紹介されたネット教育はどうか。

繰り返すが色んな意見はあるだろうとは思う。この授業のやり方にしたって一部の教育関係者が考えつくこととしては想定の範囲内かもしれない。考えついたことを実際に提案し、なんちゃら会議に諮り、そこで働くべきブレーキ機能が働かず実現に至ってしまった。今回の授業はおおかたそんな経緯かな?・・・そう思っていた。

それがたまたまメディアの目にとまり報道されたが、きっと世論でもはてブでも盛大な批判を浴びて、このような授業は二度と行われないに違いない。そんなことを考えながらはてブコメントを開いてみたわけだが、予想は大幅に裏切られ、約半数が賛成を表明していた。

俺が驚いたのはこのような授業が行われたことそのものではなくて、はてブの約半数の人間が賛成を表明していたことだ。

ごくごく少数ならば「えーーありえねーー」で済ますこともできるが半数だと理由を知りたくなる。こんな授業が当り前のように全国の小中学校で行われるような世の中にはなって欲しくないし、自分の子どもをそんな学校に通わせたくないからだ。

からブコメ書いた人でもスターつけた人でもそれ以外の人でも構わない。

上の反対意見を見てもなお賛成なのか、俺が書いたことに対してどういう反論が成り立つのか、読んだ人、どうかよろしくお願いします。

2013/9/3 18:15ごろ ブコメ等への返信を追加



id:salvatore8 「反対のトップは賛成意見

反対のトップid:nakex1氏のコメントことですね。このコメントは「全員に公開して相互不信のタネをまいてしまうのはやり方が雑」と書いており、この授業のポイントである実名を公開すること」には明確にノーと言っており、俺の意見と近いという点で「反対」に分類しました。もっとも賛成反対は便宜上のものなので、異論があるのは理解します。

id:ktasaka 「誰に対するどういう方向の批判なのか不明。教師の学級経営がここまで信頼されていないものなの?自分でも簡単にできると思ってる?」

→わかりにくくてすみません。この授業手法の是非を「子どもに負わせるコストが過大だ」という俺の批判意見を読んでもらった上で、あらためて問いたいということです。教師の学級経営が信頼できるかどうかという属人的かつ大きな主語の話をするつもりはなく、あくまで今回の授業手法の是非の話です。どんな授業手法であっても結局は教師次第じゃないかと言うかもしれませんが、であればなおのこと、わざわざこのようなリスキー方法をとらなくても、他にいくらでもやり方はあるんじゃないかという話をしています。「自分でも簡単にできると思ってる?」については「ネットリテラシー教育自分でも簡単にできると思ってる?」という意味かな?「親として子どもにすべきことをしっかりしたい」と考えていますが、それはこの増田の主旨ではないです。

id:mizunons 「この人は、いったいどういうパーソナリティ傾向の人が「この学習で、うっかり他人を批判してひどいめに会う」と想定しているんだろう。その想定と、この懸案内容は一致していて妥当なんだろうか。」

小学生くらいの年代であれば「この学習で、うっかり他人を批判してひどいめに会う」のは誰にでも起こりうることではないでしょうか。どのようなパーソナリティの子どもであれ、人を傷つける発言をしてしまうことはあるでしょうし(記事にも5分ほどで誹謗中傷が増え始めたと書かれています)、そうやって言われたことに傷つくこともあるでしょう。それが原因で当人同士の、あるいは友人まで巻き込んだ人間関係が壊れてしまうこともあるでしょう。もちろん全員がそうだという話ではありません。一般的に起こりうることとして想定可能な事態だと俺は考えてます

Twitter @coneko 「匿名チャット実名表示授業への意見。締めに「自分の子どもをそんな学校に通わせたくない」と言っているんだけど、こういう状況になっても悪口を書かないような子供を育てる、という気にはならないのかな。」

→ここは誤解されているようなので補足します。俺も3人の子の親として、自分の子匿名であれ実名であれ、事実であれ妄想であれ、悪口を安易に外に吐き出すような子になって欲しくないと思ってます。嫌いとか気に入らないという感情のものは人として誰しも持ちうるもので悪いことではないけれども、それを外向けに表現するには配慮が必要だという、当り前のことを当り前に学んで育って欲しいと思ってます。この授業で問題なのは、そういうことを率先して教えるべき立場の大人が、チャットで実際に誹謗中傷が増えてきたのを確認してから実名ボタンを押し「ほーらみろ悪口なんてめったに書くもんじゃないぞ」という、俺から見れば最悪の方法で教えようとしているという点です。親としてなすべきこととは別に、こんな授業がまかり通ってしかも賛同を得ている事実に、俺は驚きを感じています

2013/9/4 00:00ごろ ブコメ等への返信を追加。それ以降に面白そうなブコメついたのでまた来ますすみません



なんか全レスに近いかたちになってきた。暇だなー俺。まあ誰に迷惑かける話でもないし「なげーよ」という批判には「ああなげーよ!」で返したいと思いますレスしてないブコメについては基本同意だったり、レス必要としないブコメだったり・・・そんな感じです。同意してくれてるブコメにこそうんうんと頷いてレスしたいんだけど気持ちだけにしておきます

トラバ「賛成: HNの相手に悪口いうことあっても名前だしていわないだろ」

http://anond.hatelabo.jp/20130903210843

ブコメトラバありがとう。そうだね。チャット上のやりとりまですべて匿名ならば少しはリスクは減ると思う。ちなみにどういったルール、どういった運用でやっているか予測であれこれ書いてもしかたないと思ったので、実はい岐阜聖徳学園大学附属小学校に問合せてる。まあ匿名ダイアリーの記事ごときで回答が得られるとは思ってないけどね(問合せは実名でやったよ)。

id:uduki_45 「万が一のシミュレーションにもなるし、何より問題を表面化させることが大事だと思う いじめに関しては手遅れになってから解決なんてまず無理な話なんだし」

誹謗中傷シミュレーションではないよ。そして、いじめの表面化の大切さについてはネット教育とはまた別の議論だよ。

id:kanjin30203小学生くらいの人間関係って陰口言っててもちゃんとゴメンナサイすれば大概元に戻る。中学生以上にやらせるのは確かに危なそうと思うけどね。先生技量に大きく左右されるから全国でやるべきとは思わない。」

→「大概元に戻る」のが本当だとしても、この授業を実施する積極的な理由にはならないよね。

id:rx7502 「授業の手法にこだわってるけど、そんな小手先ではなくて、主眼が達成できているかや主眼が発達段階を鑑みて適切なのかで、授業を見るべき。成長させる上で、失敗させることも大切。」

→うーん、その失敗の重大さ、取り返しのつかなさを問題にしてるんだけどな。それからもうひとつは失敗のさせ方。友達との喧嘩トラブルを通して子どもは人付き合いを学んでいくものだけど、だからといって大人が意図的喧嘩トラブルを発生させようとするのは無しでしょう。実名さらされてさ。自分がそういう目にあったらと思うと俺は笑えないよ。

id:akikan2 「少し関連記事を探せば、「特定のテーマ上で、特定の個人を誹謗中傷しないルール」で授業が行われたことが分かる。大して調べずに匿名ブログで物事を語る大人を産まないためにもこの授業は必要なのでは。」

→これかな。情報ありがとうhttp://www.j-cast.com/2013/09/03182883.html?p=all ここには「特定の個人攻撃につながるものではありません」とはっきり書いてるね。いっぽうで日経記事には「5分ほどで相手を誹謗(ひぼう)中傷する言葉が増え始めた」と書いてあり、両者の記事は互いに矛盾してるよね。あなたは、なぜJ-CASTの記事が正しくて日経の記事が間違っていると判断したのだろうか。J-CASTの方が新しいから?でもこれは日経記事への反響をうけて教頭インタビューに答えたものだよね。日経の記事は第三者である記者が授業を取材した事実が書かれており、J-CASTニュース当事者である教頭コメントを紹介しているという点で、両者の言い分が矛盾しているならどちらを信じるかという問題だな。俺なら、第三者の日経の方に若干重きをおきつつ、予断ははさまずに態度保留するけどな。少なくとも後者を無条件に信じるのは少々危ういと思う。あとさ、具体的なテーマを与えるとなぜ特定の個人攻撃につながらないと言い切れるのか。俺にはなんの因果関係も感じられないよ。

id:QJV97FCr 「て言うか、あなたが何でこの授業に反対なのか書いてないよね」

→上記本文からコピペします。これが俺の反対理由→【「誹謗中傷してはいけない」ということを伝えるのに、このような過大なコスト子どもに強いるのが適切だとは、俺にはどうしても思えない。反対コメントでも指摘されてるように、別のメッセージが伝わってしまう可能性すらある。対人関係教育するのに隣の席の児童の悪口を言わせて「ほら、○○君は嫌な顔をしただろう?誹謗中傷したらいけないよ」なんて教育はしない。別の方法がいくらだってあるだろう。】

id:tonapa 「多分に囮捜査的な手法だが、悪口はダメと理解していて当然の小六児童の間ですら、実際に「匿名前提の誹謗中傷が起きた」時点で意義ある授業だと思う。机上の知識だけで感情や悪意を抑え込める子供は意外と少ないよ。」

→その囮捜査は本職の警察ですら是非が問われてる(というか禁止されてなかった?)というのに、「机上の知識だけだと効果が少ないから」という理由だけで、その囮捜査子どもしかけるとは、それこそ問題では?

id:blue1st 「この人の論点とはちょっとズレるけど、「バレる可能性があるからダメだよ」的な方向での啓蒙果たして正しいのかな、と疑問には思った。」

コンビニ店長も同じ主旨のコメントしてたね。その通りだと思う。

id:kotetsu306 「"自分が誰かの悪口を書いたら、それが自分名前付きで相手に伝わってしまう" ←「陰口たたいてたら『帰りの会』で晒し挙げ」なんて何十年も前からあるけど…?」

→ならやってOKということにはならないし、それを「大人が後出しで」やるのがどうなんって話よ。まったく別の問題です。

id:alph29 「そりゃベストではないけど、ただ「インターネットで人の悪口を書いてはいけません」と言う授業よりは(どうして駄目かを理解するためには)ベターだとは思うよ」

ベターかな。どうだろう。そうは思えない理由は本文に書いたつもり。そこに同意してもらえないなら仕方ないな。俺の思い込みが強すぎる面もあるのかもしれない。実際にはそんな心配することじゃねーだろ、こんなんで壊れる人間関係なんてないよ・・・てことかな。

id:kain397 「例えば、生徒全員に対して個人面談を行うみたいな指導方法もアリだと思う」

→多いにありだよ。ただ学校にいる教師だけでは時間がとても・・・という話になって、結局は教育予算の話になる。この記事では私立小学校の話だけど、それでも予算ありきで動くのは変わらないし、なによりこの問題は最終的には私立公立関係なく、すべての子どもに共通する問題だからね。

ちょっと脱線するけど、現状では教育カリキュラムネット社会対応したものにないというのは、親として俺が日々痛感していることで、それ抜きにしても、親が子どもネットとの接触、エログロとの接触やゾーニングについて積極的に動かなければいけないと思ってる。だってさ、ファミコンしかなかった時代と、スマホタブレットで隠れていくらでもSNSエログロに接触できる時代とは、気を配らなきゃいけないレベルがまったく違うんだよ。小学低学年の娘に見せたくないコンテンツがいっぱいある。大げさな話じゃなくてさ、仮に積極的に見ようと思わなくたってスマホウェブ閲覧すると下の方にアンアン言ってる広告がすぐ出てるよね。

もうここまで書いちゃうと何書いても嫌われるパターンかもな。俺ネットリテラシーなさすぎ。ごめんなさい。

id:fiiguy 載せたでー!

その2はこちら → http://anond.hatelabo.jp/20130904124430

2013-08-22

はだしのゲン閉架処分反対派と表現規制賛成派は同じである

大前提となる大きな事実関係

 先週「はだしのゲン」を巡る大きな騒動があり、ここはてな界隈でも話題となったことは記憶に新しいと思われます

はだしのゲン閉架」に 松江市教委「表現に疑問」

http://www.47news.jp/CN/201308/CN2013081601001339.html

 また、教育委員会自体は否定しているものの、右翼系団体から圧力があったという話があったことも話をさらに大きくさせました。

 荻上チキ氏のはだしのゲン閉架騒動について

http://togetter.com/li/549915

 この辺の話は極東ブログさんが事実関係及び時系列客観的にまとめた記事があるので、そちらを読んだ方が手っ取り早いと思われます

 松江市教育委員会による「はだしのゲン学校図書閉架問題について

 http://togetter.com/li/549915

前提となるこまごまとした事実関係

 さて、ここでブックマークを拾いながら「はだしのゲン」を閉架処理にしてしまうことがいけない理由を見てみたいと思います。なお、これは私がチェックした時点(8月22日深夜0時)においスターを多く集めている順に書いていることをあらかじめここに記しておきます

 まずは一番目に挙げた記事から見ていきましょう。

id:Lobotomy

漫画からって軽い気持ちで手に取ったガキにトラウマを与えるのが、はだしのゲン存在意義なのに……。

id:panamolyfumizou

こういうの見ると、じゃあ発達段階にガッツリ読んでた私ら世代おかしく成長したのかと問いたい。

id:nanaoku

調べてみたら在特会が噛んでいた事案だった http://www.nicovideo.jp/watch/sm17718509

id:fulci

ロイドまみれの人とかヒロポン中毒者とか、発達期の子供が読むとトラウマになる描写ばっかだからいいんじゃん。おかげで子供ながらに戦争原爆とか絶対ダメだこれって思えたよ。

id:IGA-OS

絵が嫌いで読まなかったけど、それを選ぶのは子ども自身であり、閉架扱いにしたら選択の機会が事実上殆どなくなる。閉架は隠すことと同じだろ。

id:nonpori

松江で今年の最高気温華氏451度)が記録されました、というニュース

id:NOV1975

わからんでもないんだけど、これって「なんか聞かれても答えられる自信がありません」っていう教育委員会の敗北ではないのかな。

id:susahadeth52623

不謹慎な言い方かもしれないけど「はだしのゲン」はホラー漫画であり、仁義なき戦いであり、人間の虚飾を引っぺがしつつ、人間賛歌でもあるという極上のエンターテインメントだよ。ぜひ小さいうちに読むべし!

id:honeybe

代わりに古典的名作「火の鳥」を入れようぜ!(レイプ殺人なんでもありですが)

id:yachimon

進駐軍によるレイプシーンの事かな。私はあれでレイプの酷さを知った。小学生高学年以上なら大丈夫だと思うけど。/戦争の汚くそして酷い面を覆い隠して、何がしたいんだろう。

 以上が人気のブックマークトップ10です。

 こうして見ると、はだしのゲン戦争悲惨さを刻み付けるために読ませるべきだという意見は三人ほどおり、またそれに賛同の意を示すかたが意外と多いという事実が分かります。(ちなみに、私はスターを入れていませんが、id:panamolyfumizouさんや、id:IGA-OSさんの意見共感しました。)

 二番目に挙げたブックマークでは某レイシスト集団、ひいては歴史修正主義者に対するコメントばかりなので、「はだしのゲン」という作品そのものに関するコメントは、人気ブックマークに現れていませんでした。もちろん、そういったコメントもあることにありましたが、人気のブックマークの一覧にはありませんでした。当該まとめが取り上げている事案が事案なので仕方がないでしょう。

 とは言え、他の「はだしのゲン」を取り上げた記事においては、必ず一つは人気ブックマークおいて「はだしのゲン」でトラウマが、「はだしのゲン」の描写によって戦争反対が云々、などと言及されているものがあります。また、子供の頃トラウマになった作品挙げていけなどといったしょうもないまとめ系記事でも必ず挙がり、ここでも戦争が云々などと必ず触れられます統計的なデータは取っていませんが、ネット界隈を見渡す限り、このあたりは共通認識であると言っても構わないでしょう。まあ、統計云々以前に、少なくとも、「はだしのゲン」を読んで性的欲求を満たされただとか、積極的に首ちょんぱしたり戦争を行うべきだという思想を獲得したなどという感想はないことは言えるでしょう。

本題

 さて、長くなりましたが、ここからが本題、即ち表題に書いてることについてです。

 表現規制賛成派がどういう理由でもって表現規制に賛成しているかはみなさんもよくご存知の通り、漫画アニメにおける描写が現実性犯罪を引き起こす恐れがあるということからです(もちろん、他にも理由はありますが、ここではこの理由に絞ります)。

 つまり、例えば漫画アニメの中で小学生あるいは中学生しか見えない見た目の登場人物が、和姦であれ強姦であれ触手であれ蟲であれ、何らかの性的行為を行っている描写を読者が見て、現実世界でも実行しようという誘引が働くという訳です。米国で問題になったレイプレイの議論も参考になります。また、他の暴力描写が含まれる作品、例えばバトルロワイヤルなどを巡る議論も同様です。フィクションにおける描写が、現実世界おいても同様の事例を発生せしめる可能性があるという科学的根拠のない意見でもって、規制をなそうという暴論がまかりとおっているのです。

 ところで、上記に述べた「はだしのゲン」を小中学生に見せようという意見を見てみましょう。彼彼女らは、「はだしのゲン」を読むことによって子供達に何らかのトラウマを与えて、また戦争悲惨さを教え、更にはレイプシャブ非道さを教えられるというのです。

 今度はポルノ表現を見てみましょう。ポルノ規制反対派は、猥褻描写が行われている漫画あるいはアニメを見ることによって、例えばレイプされても感じるのだからレイプしようだとか、現実児童にも手を出そうとか、そんなことを読者が考えるとみなしているわけです。

 この論理構造本質的には一緒じゃないですか?即ち、何らかの視覚表現が何らかの影響を読者に与えるというのです。私は、この点でもって、「はだしのゲン」は戦争悲惨さを云々だという論理には危うさを覚えています。しつこく繰り返しますが、描写が凄惨漫画を読んで反戦争を唱えると、レイプ漫画レイプされている人が感じるということを"知って"実際にレイプするとは、本質的に同じ論理構造です。

私の考え

 私自身は、今回の閉架処分には反対です。理由は実に簡単で、漫画表現なんて現実世界に何の影響も及ぼさないし、そもそも現代おいては「はだしのゲン」なんか可愛く見えるくらいグロテスク表現を使ったブツが大量にあるからです。そんな中で「はだしのゲン」だけを閉架処分にするだなんて無知きわまりないです。また、表現の自由という観点からもありえない決定です。ましてや、「はだしのゲン」が特定個人を誹謗中傷している作品ならまだしも、少なくとも史実にしたがって描かれた作品なのです。やはり、今回の松江市の決定は悪しき前例以外の何物にもならないでしょう。

 なお、反戦に関しては、個人的にはたか漫画を使うのではなく具体的なデータ及び記述でもって丁寧に教えた方がよっぽど良いと思います情緒反戦を訴えても意味がありません。それは、より強い思想によって塗り替えられるだけです。確固たる客観的記述を知ることの方が、歴史修正主義者たちの出す捏造された資料を読んで騙されることがなくなるためはるか有用です。個人的に、ネトウヨがこうもうじゃうじゃいる理由はここにあると考えています教育関係者には自省を促したいところです。

2013-04-22

http://anond.hatelabo.jp/20130422141843

増田のご父母が教育関係者なのかな。

「じゃあ、あの時自分が親の立場だったらもっとマトモな対応ができたか?」

と今の自分に問いかけたら、答えはNOだから

自分にもできないように人にも出来なかったよな、と。

同じだ(。-_-。)

父(故人)の人生子育て観に代わるものを私も見つけられずにいる。

もう一生越えられないんじゃないかな……

http://anond.hatelabo.jp/20130422114814

>昔から中学校不登校率が一番高いというのは初耳、というよりもすごい驚きなんだけど、これって知る人は知ってるの?

教育関係者にとっては常識

ただ、この“教育関係者”に教員が含まれてなかったりすることがあるのがなんとも。

でもまともな教員なら、たとえ自分中学校教員でなくても「全てにおいて中学が一番ひどい時期」ってのはちゃんと知ってる(ハズ

自分は「昔の自分の行状」を親に聞かされる度に

「あー、こんな人間がマトモな社会生活ができるわけがねぇ(笑」

って割り切る理由付けができたので、そういう意味じゃ過去のことはそれはそれで現在自分にとって役には立ってる。

社会的には最底辺もいいとこだけどね。

親のことは一生涯許すことはないと思ってるが、でもだからって殺してやろうとか一生顔も合わせたくないとも思わない。

「じゃあ、あの時自分が親の立場だったらもっとマトモな対応ができたか?」

と今の自分に問いかけたら、答えはNOだから

自分にもできないように人にも出来なかったよな、と。

2013-04-02

教育カリキュラム設計に、「捨てる」技術必要

日本教育関係者って、若者全員を

グローバル社会に伍して行けるマルチ人間に仕立てなきゃならない」という強迫観念があるのでは? 

から政府自民党内の議論で「大学生全員にTOEIC義務付け」とか、「文系大学生にも数学入試義務付け」とか、

「いや、理系学生にも、国際社会に出ても恥ずかしくないよう、日本史古典を学ばせるべきだ」

と、とかく科目の積上げに議論が流れてしまう。

自分が知っている某東大理系関係者

文系大学生が、原子崩壊方程式(って言うのですか?)を知らないのはオカシイ、義務付けるべきだ」と

吼えていたそうだが、文系自分は、その意味がわかりません、ええスミません。

まあ曽野綾子は「文系方程式教育するのは不要」と語ったそうだが。

このように、とかく専門教育関係者

自分の専門分野は、全学生全日本人が知っておくべきだ」と視野狭窄に陥りがち。

こんな専門家意見を真に受けて、学習科目を積上げていけば、日本小学生中学生高校生

1日24時間勉強しても、まだ足らない。

教育カリキュラム設計というのは、

「どのレベル学習が、義務教育には必須か?」

「どのレベル学習が、高校生には必須か?」

「どのレベル学習が、文系大学生には必須か?」

「どのレベル学習が、理系大学生には必須か?」という「積上げ方式」で設計すると、必ずパンクする。

無理やり詰め込みすぎると、消化不良を起こして、後々の躓きになる。

こういうのは、積上げ以上に「捨てる技術」「仕分け技術」が欠かせないと思う。

事業仕分け、部屋を片付ける技術と一緒。

「ここまでのレベル学習は、義務教育には不要では?」

「ここまでのレベル学習は、高校生には不要では?」

「ここまでのレベル学習が、文系大学生には不要では?」

「ここまでのレベル学習が、理系大学生には不要では?」という引き算も定期的に行って、

教科のスクラップビルドを行うのが肝要。

あと、日経朝刊に

大学を出たが就職できない日韓と比べ、ドイツ大学を目指さない若者専門学校に進み、

 それがドイツグローバルニッチ中小企業に入って、ドイツ技術レベルアップを支えている」という記事があった。

言われて見れば、ドイツには「オックスフォードケンブリッジ」「ソルボンヌ」

ハーバードスタンフォード」のようなビッグネーム大学は乏しい。

しかし、超名門大学は乏しいのに、ドイツ技術水準は高く維持されている。

日本競争力を保つためには、東大京大慶応などのトップ校を、世界最高レベルに引き上げなければならない」と

口酸っぱく言われるが、ドイツを見ていると、その常識も疑ったほうがいいのかも。

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