「歴史的経緯」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 歴史的経緯とは

2022-06-24

ウェブブラウザ多様性かいうけど

FirefoxサポートやめたとかニュースChrome一色になることにブラウザ多様性がどうこういう言ってる人がよく出てくる

それよりもChromium内蔵系しか新規参戦がほぼ無理な状況をどうにかすべきじゃないのって思ってる

 

MDN見てるとdeprecatedって書かれた、いわゆる廃止された関数とかが多くある

しかウェブブラウザ互換性を重視するせいで廃止されても何年も残ったまま

たぶんこのまま行くとずっと残るんじゃないか

 

実装済ブラウザはいいけど新規で作ろうとしたらこういう大量にある変な仕様廃止された関数の山まで作らないといけない

廃止してるんだから不要では?って気もする

しかし、互換性重視で削除されることはほぼ無いのをいいことに気にせず使い続けるユーザーは少なくない

単純に置き換えられる関数があるならいいが、そういうのがなく手間がかかる手段に置き換えるしかない場合廃止されてようが使えるものは使う人が多いだろう

そもそも廃止されてることを知らないって人も多いと思う

●●が廃止になったみたいなブログ記事ブクマで知らなかったとか言ってる人はかなり多い

 

そのせいで廃止済み機能実装しないブラウザが出てきたとしても多くのページでは動かない

そんなブラウザを使うユーザーは多くないだろう

 

Chromiumブラウザならそういう部分はすでに実装されてるからちょっとだけカスタムだけして新規ブラウザとして出せる

から新しくなにか出てきてもChromiumブラウザばっかり

 

今はIE が死んだなんてめったにないよい機会なんだからこのタイミング廃止機能は完全に削除したり歴史的経緯イマイチ挙動になってる部分を一新してもらいたい

2022-06-21

anond:20220621121959

社会的大成した大金持ちのゲイ

そういうの持ち上げるのがあのアイデンティティポリティクスってやつでしょ

だいたいオバマにしてもハリスにしても出自としては単なる移民

黒人奴隷がどうとかみたいな過去歴史的経緯なんかほぼ無関係しかないのに、なぜか代表面してるわけで

2022-06-15

anond:20220615220949

まぁそのまえに「w」自体「草」と呼ばれることがあったり「大草原」などの用法があったので複雑に絡み合った歴史的経緯もある

日教組被害を受けた僕ら」の歴史的経緯 part2

前半→https://anond.hatelabo.jp/20220615180702

 

 

左翼/リベラル教師扇動アダルトチルドレン転用した小林

こんな形でソ連という敵を喪失してなおアイデンティティの為に日教組を叩いていた人らが居たのだが、社会的には全然相手にされていなかった。

そこでこの批判既存コードを使ってアップデートしたのが小林よしのりだった。

 

小林がやったのは主体性棄損の扇動である

左翼進歩主義者ににとって社会は変革されるべき客体である人間は変革を担う主体である

だが、最初大事なのはその主体社会的矛盾や疎外に気付く事だ。それによって「変革の主体」との主体性を得るようになる。

から大学などに進んでも尚主体性を得ずに高校の延長で勉強しているような学生には「君達は教育による馴致によって自分が何か、何がしたいか動機が予め奪われてここに居るんです」というような事が言われる。説得でもあり扇動でもある。

ルソーの『エミール』等の自然状態礼賛がベースになった考えで、本来人は高貴な野蛮人として生まれるのに教育を受ける間に躾けられ、個性を封じ込められ主体性を発揮する動機さえ喪失してしまう。

君たちは既に侵され殺され抑圧されているがそのことすら気付いていない。卵の殻を破壊せよ世界革命する為に、とそういう具合である

 

だがこの主体性への気付きというのは進歩主義者の専売特許ではない。帰国子女異文化経験によって「今ここ」が異化されており概ね主体的でありそれにより成熟している事が多い。私学エスカレーター組と比べると大人とガキの違いだ。

また就職活動仕事について真剣に考える期間を経ると顔つきが大人びてくる。

 

そこで小林がやったのは「君たちは教師によって騙されていた。君の本来性は殺されたままだ」という扇動だ。その騙しとは真実である歴史修正主義言説を隠蔽していたというものだ。

今ではこういう覚醒物語というのは「レッドピル」として一般認知されている。マトリックスでモーフィアスに「今までの生活がいいなら青カプセル覚醒して世界真実が知りたいなら赤を飲め」と言われるアレだ。

 

この扇動が奏功するには条件が必要だが、その前に指摘しておきたいのが、90年代末当時に流行していたアダルトチルドレン言説である

アダルトチルドレンとはアル中に育てられた人間自分の子供にも暴力をふるってしま現象の事だ。

だがこれが「親の教育のせいで大人になれないガキ大人」という風に俗流解釈されてこれが流布して問題を起こしてしまう。

米国弁護士事務所営業をかけて「自分大人としてうまくやっていけないのは親の教育のせいだ」として親を訴える事例が続出したのだ。

元の意味では自分問題行動が幼少期のトラウマにある事を発見して自覚し克服するのが目的になっている。

対して俗流では自分人格問題教育のせい、と問題固定化するのが目的化しているのだ。訴訟を吹っ掛けるのが目的なんだからそうなる。

さて小林日教組被害論はどっちだろうか?後者であろう。そして小林は当時この言説を知っていたはずであるビル・クリントンが「僕もアダルトチルドレンだ」なんて言ったニュースが流れたのだから

日教組被害論が受容される条件が1998年2000年頃に揃っていた

まず最初

1.主体性棄損論がリベラル教師らによって唱えられ受容されていた

これは既に言った通り。

 

2.主体性探求への強い指向

就職面接対策マナーや受け答え型の技術的なマニュアルから主体性探求型へと移っていた時期である自分が何故この会社職種に賭けたいのか、自分を探求して経験者が起業する時のような事を語るのを求めれた時代である。今の洗脳ブラック研修オリジンはこの頃にある。

別に強度がある自分探しの経験をしたとアピールする為に東南アジアの奥地で死にそうになったエピソードを語る学生が沢山居た頃である

 

3.社会経験で上書きされない

日教組被害論が端的に奇妙で揶揄対象となるのは経験で上書きされていないという事だ。普通大学社会での経験で上書きされて中高の頃の事などいつまでも覚えていない。

上書きされないのはレッドピルからなのだが、それ以外にも当時は社会経験で上書きされないという条件が揃っていた。

当時の新卒就職率は大学でも5割程度である高校卒なら殆ど就職できていない。

学校の上書き」がされずに経験類型を話す時に仕事じゃなくて学校での事で話してしまうような者が半分以上居たのだ。

みなバイト派遣してるうちに社会が変わって何とかなると考えたが何ともならなかった。

 

小林は囲い込みが成功する条件を知っていた

小林リベラル界隈で活動している時に薬害エイズ訴訟支援をしていたが、菅直人が厚労大臣になり原告請求是認して謝罪し一応の解決を見ても運動に参加した学生いつまでも新たな課題に飛びつき運動から離れないので嫌気がさしてしまった。

運動正義を追及する自分アイデンティティになってしまうからである

更に運動に参加した学生が一律同じことを言うようになる。戦後天皇が存続しているのもおかしい、自衛隊存在しているのもおかしい、と。

明らかに左翼運動家に「世界観」を吹き込まれているのだ。レッドピルである。それらのパッケージ全体性自己アイデンティティの保持の為に支持されている。これに「汚ねぇやり方だ」と感じるのは正当であろう。

 

こういう運動のイヤな面を見て嫌気がさして辞めたのに、その方法論を覚えて転籍先で援用したのだ。

世界提示による実存囲い込みの方法もその効果も、経験が少ない若年者を囲うと世界観の保持の為に経験での上書きを避けるというのも知っていた。就職しないで運動を続けたいというのがこれだ。

異論は個々の方法には許されるが、世界観を構成する箇所への異論NGだ。その世界は積み上げたものではなくてパッケージ全体性担保されねばならないものでそれを棄損するものからだ。

 

小林はこんな風に左翼思想/行動的に拙いところの要点を教示されるなどで認識しているのにそれを後に右翼扇動に使うという事を沢山していて例えば橋爪大三郎が後に口の端にも上げないのは小林転向の為ではない。自分説明した事の悪用のせいだ。

まとめ

まとめると、社会が安定した日教組衰退期にソ連敵性喪失した為に敵の乗り換え先としてテーゼとなったが世間では相手にされていなかった。左翼運動方法を知る小林が若年者の実存囲い込みの方法をこのテーゼコピーして実行したところ社会情勢がマッチして成功した。

 

実在有無論は意味が無い

日教組被害論者があり得ない条件を言うのでツッコミ多数で、いやあったんだ北教組は…などという話によくなっているが、日教組実在するのはみな知ってる。

そうでなくて日教組によって自分主体は棄損されて間違った世界を見せられていたというのが訴えたいことだったのだろう。あれはマトリックスに封じ込めるブルーピルだったと。

から揶揄している人は実在問題にしているのではなくて中高の経験いつまでも語るおかしさを揶揄している。思想的な事を多少知る人はその日教組存在世界全体性パッケージの外郭を保持する為のアプリオリ仮想経験だという事に気付いている。

ネットでの対話なら揶揄して終わりだが、身近に居る人なら「それに拘泥している間は経験を擦り合わせて積むことが出来ない」「自由世界住民自我は小傷が多いがそれで壊れたりしない」と忠告してくれるはずだ。

 

冷戦社会党瓦解の影響で日教組協調路線に転じたのが1995年頃なのでもう30年近く前なのだよ。その当時の中高生はもう40代半ば以上なのだ

日教組被害を受けた僕ら」の歴史的経緯

これとかもそうだが未だに日教組による教育被害が云々という言説がまだ見られるんだが。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/sivaprod/status/1536206227939950592

 

この際ちょっとその言説の経緯をまとめておくよ。

この言説のキーマン小林よしのりなんだがそこに至るまでを説明しないといけない。

 

日教組批判が激しくなったのは1980年代後半から

日教組昭和22年に結成されて昭和30年代には組織率8割以上を誇って…というのはWikiとかで勉強してくれ。

右翼による日教組批判特に熾烈を極めるようになったのは1980年代の後半からなのである

街宣車大音量日教組日教組!と怒鳴っているので一般の人の日教組知名度はこの辺りで上がった。そもそもノンポリの人は学校先生組合なんて知らんもんである。但し右翼一般受けは悪かったので日教組評価は下がらなかった。

また日教組集会を開くと周囲に街宣車が多数集結して大音量軍歌を流し音圧を競うようになった。

すると近所の会社仕事が全くできない。電話どころか窓を閉めても耳を塞がないといけないような状態だ。

でも日教組知名度が低く、どこで集会をやってるかも判らないので右翼の評判が下がるだけだった。

 

こういう極端な抗議行動が流行した背景には当時の政治的社会的状況があった。

その一つは「デタント」で、もう一つは「任侠右翼の増加」である

ソ連敵性喪失

右翼が何と戦っていたかというと、その最大の敵はソ連だった。これは街宣右翼だけじゃなくて神道系の右翼統一教会も皆同じだ。

だが1985年ゴルバチョフ書記長就任するとどうにもならないほど疲弊したソ連改革政策ペレストロイカ推し進める。最初は大した変化はなかったが、チェルノブイリ原発事故以後は情報公開も進め、世界を巻き込みながら怒涛のように変化していく。

それによって西側ではゴルバチョフ歓迎ムードが高まり、要するに憎むべき敵性国家で無くなっていったのである

更にソ連共産党活動を停止し、遂にはソ連が無くなってしまった。

これは右翼陣営勝利のはずだが、困ったのは攻撃する敵を喪失してしまった事で、自分らのアイデンティティの根幹の喪失でもあった。鈴木邦男ソ連崩壊時に「これは僕らの問題だ」と語っている。アイデンティティ喪失に苦しむのか、敵の乗り換えをしてアイデンティティを保持するかという含みがある。結局鈴木は敵の乗り換えには乗らなかった。

 

また、街宣車での街宣はやりすぎて体制側に対策が出来てしまった。

まず憲法違反の疑いもある静穏保持法が施行されてしまったので外国公館などの特定箇所で大音量を出すと逮捕される。

またソ連大使館前の道路街宣車が近づくと全交通遮断される。言っておくがソ連大使館前の道は外苑東通りという都バスも走る幹線道路である。当時は街宣車のせいで道路遮断されたりそれで周囲が交通マヒしたり運行経路が決まっているバス20分以上立往生なんて事はザラだった。

 

こんな風に最大の敵であるソ連がやたら腰が低く物分かりが良くなった上にソ連大使館に街宣掛ける事も出来ない。

だとしたら残存敵性勢力である日教組に向かうしかない。

という事でこの時期に日教組悪質性が増加したのではなく、ソ連の変化とデタントの為に日教組批判が熾烈となったのである

 

任侠右翼参入増による右翼街宣車の大増加

まずそもそも右翼だが、元はヤクザとの明確な区切りは無かった。これは土建屋、鳶や水商売テキ屋も同じだった。

区切りを引いたのは警察である

戦後右翼は、例えば児玉誉士夫など体制癒着しそれは米国従順という事でもあった。

1960年代末に左翼学生運動が盛んになるとこれに対する体育会右翼学生組織されていった。新右翼と呼ばれる。

新右翼の特徴は反ソ反共ながらも反体制反米である事だった。これは当時の世相や全共闘運動に影響を受けている。

ここを境に右翼系の政治結社誕生して行く。そしてそれらは「街宣車軍歌を流し辻説法をする」というスタイル確立していく。

この街宣車は最初旧軍自衛隊国防色(カーキと灰色バトルシップグレイ)だったのが後述の事情威圧感の強い黒塗りになっていく。

よく「街宣右翼」とネットの一部で言われるが、1980年から右翼政治結社街宣車スタイルをみな踏襲しており、それ以外はないような状態だった。ヤクザっぽいがはじめの方の新右翼にはヤクザとの殊更の関係はない。

因みに日本会議中央の人士らはこういう街宣ではなく、就職しないで大学に残り学生運動を続けた人たちである

 

80年代になると校内暴力学校が荒れ、ツッパリ型不良が大増殖して暴走族も大増殖した。また暴走族右翼感染が進んだ。特攻服旭日旗暴走族の印となったのもこの頃だ。不良or大人への反抗=右翼ファッションだったのである

更に暴走族ヤクザ構成員リクルートの場になる。

こうして右翼≒不良≒ヤクザが緊密化したところで任侠右翼の街宣参入が増えたのだが、もっと大きい商機的な問題があった。

 

思想右翼の主な資金源というのは機関紙販売である。これは志を同じくする人からの購買もある。

が、もう一つのパターン不正思想的に看過できない行いをした法人へ抗議街宣をして、その手打ちとして機関紙の購買を取り付けるという方法がある。

ヤクザが参入する主目的後者の方で、民事介入暴力の支払い手段として機関紙購買を取り付ける為に政治結社を立ち上げるのである民事介入暴力というのは殴ったり蹴ったりじゃなくて、企業商業活動暴力団が威圧をもって参入する事だ。

企業恐喝街宣車を利用するのだ。国防色より威圧感がより強い黒塗りが主流になっていったのはこの為だ。

暴力手段行使されないようにみかじめ料として機関紙を購読する会社も多く、大変な出費になっていた。

 

因みに総会屋も同じことを70年代にやっており、機関紙/誌の執筆者編集者需要が高まり学生運動就職が困難になった学生運動家が多数その仕事に就いた。総会屋の多くは内容には口を出さなかったので社会不正糾弾する記事を書きまくり総合誌ブームが起きたが、80年代初頭の商法改正総会屋が潰されると大方廃刊

だが技能を身に付けた者は大手メディアフリーランスとして雇用された。リベラル/左翼ライターには総会屋の手先出身結構居たのである

 

こういう訳で街宣右翼業界は膨れ上がり、日教組集会8月9日反ソデーには黒塗りのハイデッキバスが大挙して集合し爆音軍歌を流すようになった。それまでのライトバンやタウンエーススピーカーつけてる貧乏右翼とは大違いだ。

ハイデッキ観光バスというのは6000万円以上する。それの座席を取っ払ってラウンジ型にしてシャンデリアやカラオケ自動車電話冷蔵庫バーカウンターをつけて車検を通したら1億を超える。それに自民党共産党のようなプロの街宣用スピーカーアンプを搭載して、北方領土の日にはフェリー陸路釧路とかの空港回送しておくのだ。組員は飛行機で向かってバスに乗り納沙布岬に向かって「露助この野郎」とかやって帰るんである

しか一社あたり3台とか6台とか持ってるのだ。沢山来すぎて根室渋滞になるほどだ。当時の任侠右翼の羽振りの良さが判るだろう。

 

ハリウッド映画でもジャパニーズヤクザ描写されていた頃で、特に企業活動への威圧的介入は警察問題視されていた。

そこで暴対法施行される事になる。これは大抵の暴力団を社会的に殺す大変大きな力がある法律だった。

伊丹十三ミンボーの女には暴力団が右翼街宣車企業恐喝に来るシーンがある。この映画暴対法施行直後に公開されたので同法施行で先を案じているヤクザを大いに怒らせる事になって伊丹ヤクザに襲撃されて重傷を負ってしまった。

余談だが、この時伊丹を襲撃した組は後にJR東本社前の土地を巡って殺人事件を起こした。JR東本社道路に面しておらず、また同社は本社付近建物を次々に押えているのだが、購入すれば都道と面して建築基準が大幅緩和されるその土地に手を付けなかった。それほどヤバい土地だったのだな。

 

ちょっと長くなったが、「えせ右翼在日朝鮮人右翼の評判を下げる為になりすましてる」とか噴飯物の事をいう人が多く居る界隈なので一応説明した。

えせ右翼とは一般には上記のように民事介入目的ヤクザ運営して構成員も被る政治結社の事だ。もっと硬い警察用語では「右翼標榜暴力団」という。

 

90年代右翼不遇の時代 

こうして

1.バブル的に増加した任侠右翼暴対法により急速縮小

2.ソ連消滅により敵を喪失

となってソ連勝利したはずなのに右翼/保守業界というのは停滞してシュリンクしてしまう事になる。

そして当業界では超直的なそれに代わって冷戦後政治リアリズムを中心に多様性がある論説が流行するようになった。産経新聞コラム「斜断機」が柔軟で面白くて単行本化されてしまうような時代だ。因みに吉本隆明の門下生が多く書いていた。

そんな中で反共反ソイデオロギー一本の人らには居場所が無い。ソ連無き後に残った残存敵性勢力日教組をひたすら叩きながら閉じた業界で腐っていたのである

当時は欧州もみな社民政権リベラル人気で冷戦後世界情勢にも楽観的だった時代だった。 

 

 

 

続き→https://anond.hatelabo.jp/20220615180755

日本リベラルって女性性的自己決定権を重視はしてなくない?

https://anond.hatelabo.jp/20220613095621

この増田に付いているこのブコメが気になった。

性的自己決定権は「貞淑であるべし」ではなく「都合よく淫乱/貞淑を強いるな」だし結婚についてはそれに伴う法的社会的権利希求なのだが、物事に昏いとこう見えるのだな。アレな人の思考垣間見えたよ。

これ、翻訳すると「我々は「貞淑であるべし」ではなく「都合よく淫乱/貞淑を強いるな」と言っており、それは性的自己決定権の重視なのだ」と言う意味だと取れるのだけど、

「都合よく淫乱/貞淑を強いるな」は兎も角、性的自己決定権に関しては「日本の」リベラルはむしろ余り重視してないものじゃない?

なので違和感が有った。

 

「都合よく淫乱/貞淑を強いるな」は男性女性構造を前提にしている訳だけど、これは行為者が女性自身である場合に当然破綻する。「強いる」主体が居ない訳だからね。

これは性的自己決定権も同様で、日本リベラルがやって欲しくない事も、行為者が女性である限り「性的自己決定権を重視するなら」止められない。

セクシー衣装を着て広告に出たり、或いはそのような表現をしたり、AVへの出演もそうだよね、それが女性自身意志である限りは当人性的自己決定権尊重せざるを得ない。(つまりある種の愚行権をも認めざるを得なくなる訳だね)

特に典型的なケースとしては、日本リベラルがやりがちな「この表現は悪影響を与える」といった批判対象表現主体女性であった場合

その悪影響(尤も、多くの場合証明されてすら居ない訳だが)と表現者の性的自己決定権の衝突を、どっち側に付いて解決するつもりなの?当然性的自己決定権尊重するんだよね?

それとも、気に入らない物は全て「それは本当は女性自身意志ではなく、社会男性に強いられた行為なのだ」と避けるつもりなのかな?でもそんなどうとでも言えるやり方で否定してしまえるなら、「性的自己決定権」なんて最初から無いに等しいよね?

人は様々なものの影響を自身の中に取り込み、常に自己更新していく、その「影響」の末に出来上がった「自己」を自己だと認めないならば、一体あなた方にとっての自己とは何なのだろう?赤ちゃんの頃のその人?それだけが自己」?

そういう「性的自己決定権」を無意味化、形骸化する思想は明らかに性的自己決定権尊重」はしていないよね?つまり、そうはならないんだよね?

また、AV出演関連でも女性自身性的自己決定権を軽視する発言日本リベラルから良く出ている気がするんだけど、これも性的自己決定権尊重するなら言えなくなるよね?

ただ主体女性であるだけで、今まで言っていたつべこべが言えなくなるのだけど、本当に良いの?

勿論本来リベラルならそれで困らない筈なんだけど、正直な所、日本リベラルは「自由」や「自己決定権」が大嫌いな保守的風紀委員に見える事が多いので、本当にそれでいいの?と心配になってしまった。

自分の言っている事を理解せずに、雰囲気だけで意に反する事を言ってしまっては居ないかな?大丈夫

よくよく考えた方が良いよ、自己決定権とはつまり自由の基礎なんだから、それは自由肯定に「なってしまう」んだよ。

そこに何らかの制限を加えたいのがあなた達では無かった?

あなた達は「女性性的自己決定権を守りたい人」ではなく「女性性的自己決定権に何らかの制限をかけたい人」では無かった?(気のせいだったら良いのだけど)そんな人がそんな事を何の留保も無しに言ってしまって、本当に良いの?

 

別にそれでいいならいいんだよ、これから日本リベラル女性性的自己決定権尊重してくれるなら、それは本当に本当に喜ばしい事だし、ただ単に私が日本リベラルの事を誤解していたのかもしれない。

それにもしリベラル女性性的自己決定権を軽視するような言動を取った時には「話が違うよね?」と指摘出来る様になる。それは非常に有益から、歓迎したい。

余りに上手い話だからこそ改めて、念の為確認しておきたい、女性性的自己決定権尊重するべき、という事で良いんだね?

 

 

追記

 

気になったブコメが有ったので追記

まーたーリバタリアニズムリベラリズム区別の付かない増田ですか。増田が言ってる自己決定権マンセー立場リバタリアニズムでっせ。リベラリズム自由大事だがそれ以上に平等を重視するの。

気になったのは2点。

まず1点目は、リバタリアニズムリベラリズム区別について、この人が言ってるのはあくまで「アメリカでのリバタリアニズムリベラリズム区別」じゃない?

アメリカでは確かに歴史的な経緯から他国での自由主義リベラリズム)がリベラリズムとは呼ばれずリバタリアニズムと呼ばれ、リベラリズム社会主義に近い思想呼び名になっているけど、

何故アメリカでのこの特殊歴史的経緯に基づいた呼び名日本で(しかも「まーたーリバタリアニズムリベラリズム区別の付かない」と正しさを自明視して)採用しなければならないの?

何故日本でもアメリカ以外の(というかヨーロッパで行われている様な)自由主義リベラリズム呼び方で呼んではいけないの?

というより、そこがややこしいからわざわざ「日本の」リベラルと書いてるのに、読み取れない?

というか、前々から気になっていたんだけど、日本リベラルって反米の人は多い気はするのだけど、その割に垣間見えるこのアメリカ中心主義というかアメリカ覇権主義は一体何なんだろうか・・・・?何でアメリカでの特殊呼称普遍的ルールだと思い込んでいるんだ・・・アメリカ世界じゃないですよ・・・・?

 

2点目は、仮にアメリカ的なリベラル呼称採用したとしても、この人文脈を一切理解してなくない?

アメリカでの呼称採用したとして、ここで書いたのは

あなた日本リベラル自由自己決定権が嫌いな「リベラル」であって、自己決定権を重視するリバタリアンじゃないでしょう?なのに「女性性的自己決定権尊重するべき」として本当に大丈夫?」

という内容だよね?

まり最初から私は「あなた達は「自己決定権マンセーリバタリアニズム」とは違う立場の筈だよね?」と言ってるので、あなたは私と同じ事しか書いて無いんだけど、文章読めてますか?

 

 

主語過大定期 // 増田みたいな主張はフェミニストに求めるべきだけど、リベラルフェミニストではないと知ってるはずなのにカマトトぶる辺りが生理的にマジ無理、って思いました。

これ、逆じゃない?

そもそもフェミニストにもいろいろな派閥があって、中には家父長制的フェミニストなんてのも有り得る訳で、自分から自由主義リベラル)」を自称しない限りはフェミニスト全体に求められる内容では無いでしょう。(勿論私個人意見としては、この内容はフェミニスト全体に求めたい所ではあるけど)

反対に、少なくともアメリカ的ではなくヨーロッパ的な「リベラル呼称採用するなら、自由主義標榜する限り、自己決定権の重視は全体に求めても(フェミニスト全体に求めるよりは)おかしくないと思うけど、どう?

簡単に言うと、「自己決定権自由を重視しよう」と求めておかしくない相手は、自由主義者か、フェミニストか、どっちだと思う?

あとそもそも、冒頭にあるように「我々は自己決定権を重視する」と言ってきたのは私ではなく、あちら側なので(そして元の増田リベラルに対するものだったので、「我々」リベラルだと読んだので)そのあたりの文脈ちゃんと踏まえてくださいね

この会話、おかしいと思わない?

 

A「リベラルは女に貞淑さを求める」

B「いや、我々(リベラル)は女性自己決定権を重視する」

C(私)「いや、あなた自己決定権を重視する立場では無くない?」

D「そういうことはリベラルではなくフェミニストに求めるべき」

 

書いてみて改めて思ったけど、どういう会話なんだよ・・・まるで通じてない・・・

追記しかも、もしかしてと思って確認してみたらこの人元のブコメスター押してるよ・・・・。「いや、我々(リベラル)は女性自己決定権を重視する」というブコメスター押しておいて、「そういうことはリベラルではなくフェミニストに求めるべき」って、一体どういう風にこの人の中で辻褄が合ってるんだ・・・?訳が分からない・・・・。

 

2022-04-30

anond:20220430175957

腐女子表現規制のために利用できるはず、というのがそもそも思い上がりやで

これまで声を上げてこなかった腐女子連中が

「このままBL規制で燃やしたら男性向けも燃やされるぞ、さっさと助けろ」

BL規制されたら男性けが規制されても手助けしないからな」

と言い出したところで歴史的経緯ぜんぜん分かってないんだから戦力どころか足手まといにしかならない

腐女子無能な味方だから勝負所背中を刺してきてもおかしくない、と見られてんのに

それが読み取れてなくて「キモオタにはアタシたちの協力が必要に決まってる」と思い込んでる

まさに言語能力低いバカ女やんけ

2022-04-27

anond:20220427093537

ほんと不思議なんだけど、

訳知り顔のドヤ顔ウクライナ支援をする人は大量発生しているけど歴史的経緯とか全部把握した上で支援してるの?みんなそんなにウクライナに詳しかったの?俺何も知らないんだけど・・・

ソ連だったけど崩壊後にバラバラになった端っこの国々ってたくさんあるけど何なの?よく知らないんだけど・・・

チェルノブイリがあるところ」しか知識がないんやが。

同情はするけど経緯をよく知らないので手を差し伸べていいものなのかよくわからないんですよね。

2022-03-18

anond:20220317174449

アメリカにとって真珠湾は「自国領土が突然侵された忌まわしき日」以上の意味はないのよ。

当時の世界情勢とか日本の都合とかそこに至る歴史的経緯とか1ミリも興味ないの。

日本にとって二発の原爆が「アメリカによってもたらされた日本史上最悪の惨禍」でしか捉えられないのと一緒ね)

ゼレンスキーは「アメリカにとっての真珠湾」を正確に理解しているからこそあの演説をした。

(実際に話を作ってるのはブレーンだろうけど)

からそういう指摘はクソリプしかない。

2022-03-17

PDF受容の歴史が知りたい!

PDFってどういう歴史的経緯意思決定があってこれほど日本官公庁公式ドキュメントフォーマットに成り上がったの?

教えて偉い人!!!

2022-03-13

ロシアvsウクライナ戦争があほくさすぎる

歴史的経緯とかプーチン国内支持率とか、NATOアメリカの思惑とか、

情報が入ってくれば来るほど、マジでしょうもない理由で殺し合いしてて

マジ人間ごみなんだなーっていう思いしか無い

2022-03-08

anond:20220308135133

英語公用語になるのはたまたま歴史的経緯が便利だから

日本英語教育は10年倣っても話せない!」

朝鮮暴力日本しか教えなかった

台湾朝鮮も、母語日本語流ちょうにしゃべれるがな

anond:20220308134028

文化侵略かいう怪しい概念を振り回すの良くない。

 

マクドナルドが広まるのはマックが安くて美味いからだし

英語公用語になるのはたまたま歴史的経緯が便利だから

イオンモールが勝つのは、商店街より便利でサービスがいいからだし

転スラが文化面の無双できるのはあの世界がもともと未熟って設定だから

 

要はただの自由競争の結果。それを侵略かいちゃうと、田舎っぺは一生商店街で不便な思いをしろ、転スラのゴブリンは一生迫害されとけ、ということにしかならん。文明フラット化することは基本的生活が良くなることだ。

田舎イオンが出来るのは、自国に初のマクドナルドができるのは、外野がなんといおうと嬉しいことだ。

文系偏屈学者が、文化個性の方が生活より大事だと言うけど、あんなのは文化差異消滅することが自分の飯のタネがなくなるからって話。

 

マジの文化侵略の話にするなら、暴力を背景に朝鮮子供日本語しか教えなかったとか、そういう場合からにしよう。

2022-03-01

ロシアチンパンジーを感じることはないが🐵

この戦争の発端はどこにあったかをたどっていけば、

NATOは東に一インチたりとも拡大しないとの発言

でも法的拘束力のある文書条約にはない

というロシアソ連?の詰めの甘さというか、アメリカ調子の良さというかがスタートラインになっている。

それまでも歴史的経緯あんだけど、今日に至るまでと考えたらここかなと思う。

NATO解散しなかった理由としては、東西統一されたドイツ単独行動をさせないためという立て付けであるが、

それならばなぜその後東に拡大していったのか?

なぜその時にロシアNATOに加盟させなかったのか?

対立構造を作りながら東へ東へ幅を利かせてロシア圧力をかけていったのはなぜか?

そこに納得のいく理由は見つけられない。

NATO口約束反故にし東へ拡大しはじめたとき冷戦下で対ソ連包囲網作戦指揮を担当していたおっさんは、「これはいつか戦争火種になる。絶対にやめるべき。愚策にも程がある」という旨の発言をしていたそうだが。

当たり前だけど、ロシアが今現在やっていることには一ミリたりとも賛同しない。賛同しないけど理解はできる。

西側が唱える平和及び対話によってというのは賛同しかないが、これまでやってきたことにはまったくもって理解できない。

結構複雑。

anond:20220227123313

2022-02-28

ロシア情勢眺めてて欧州各国が援助されているのを見てふと思った野田

これ相手ロシア

危機感を感じているか

歴史的経緯があるから

助けてくれるだけで

日本中国に襲われる時はこれ、確実に誰も援助がこないよね?

日米同盟破棄しようとしてた政党おかしくね?

2022-02-27

anond:20220227093616

ロシアシンパシーを感じることは無いが、この戦争の発端はどこにあったかをたどっていけば、



というロシアソ連?の詰めの甘さというか、アメリカ調子の良さというかがスタートラインになっている。

それまでも歴史的経緯あんだけど、今日に至るまでと考えたらここかなと思う。

NATO解散しなかった理由としては、東西統一されたドイツ単独行動をさせないためという立て付けであるが、

それならばなぜその後東に拡大していったのか?

なぜその時にロシアNATOに加盟させなかったのか?

対立構造を作りながら東へ東へ幅を利かせてロシア圧力をかけていったのはなぜか?

そこに納得のいく理由は見つけられない。


NATO口約束反故にし東へ拡大しはじめたとき冷戦下で対ソ連包囲網作戦指揮を担当していたおっさんは、「これはいつか戦争火種になる。絶対にやめるべき。愚策にも程がある」という旨の発言をしていたそうだが。


当たり前だけど、ロシアが今現在やっていることには一ミリたりとも賛同しない。賛同しないけど理解はできる。

西側が唱える平和及び対話によってというのは賛同しかないが、これまでやってきたことにはまったくもって理解できない。

結構複雑。

2022-02-19

anond:20220219051920

指摘してくると思った。

三国人発言差別語を使っただけであって、本人としては差別的意味で使ったわけではないというのが微妙

文脈上もド直球の差別にあたるかどうかは微妙配慮のない発言ではある。

まあ石原はわざと使ってるあたりが悪質ではあるけど、昔は普通に使われていた本来的には差別的意味のない言葉

歴史的経緯差別語として扱われるようになり、常識アップデートできずにそれを使ってしまうのは老人あるあると言える。

反石原派はこの発言根拠差別主義者と攻撃するけど、うっかり放送禁止用語を使ったタレント糾弾するようなもんで

まり本質的ではないから、言葉狩りみたいな揚げ足取りじゃなくてもっと別のところを攻めた方がいいと思うぞ。

2022-02-10

思想信条自由表現の自由宗教戦争産物として生まれ

18世紀の中欧神聖ローマ帝国領土内と周辺国で30年戦争という長期間戦争が発生する。

双方が戦争によって疲弊したことによってその停戦合意として「思想信条自由」が生まれ歴史的経緯がある。

なので当時のドイツ人人権感覚が優れていたと言う話ではなく、単なる戦争産物に過ぎない。

ウィーンカトリック派と、ライン川流域のプロテスタント派が30年間の戦争の果てに国土は荒廃し、最終的に共倒れする。

その停戦合意として「帝国諸侯カトリックプロテスタント、どちらの宗派を選んでもいい」ことになり、これが思想信条自由理念となる。

帝国諸侯とは、神聖ローマ帝国内で自治権をもっていた主権国家であり、日本で言えば江戸時代の藩みたいなものイメージしてほしい。

何が言いたいかと言うと、今はてな界隈で色々話題になっている表現の自由議論を見ていると、その点を無視しているように見える。

18世紀の神聖ローマ帝国ではカトリックプロテスタントと言う「水と油」の両者が聖戦志向で激突し、30年間戦ったあげくに共倒れして、お互いの主張を認めると言う意味で「表現の自由」の概念が生まれた。

今のネットでは、フェミと反フェミと言う水と油の両者がネット上で30年戦争のごとく大激突している。

萌え絵やBL市場の全部を焼き尽くした上で、フェミと反フェミの双方が「これ以上の戦いは止めて、今後はお互いの意思尊重しよう」という機運になった時に初めて表現の自由理念が成立するのである

なので、今後も徹底的にやりあえばいい。

ちなみに私自身は反フェミなので、BLを燃やしつくす所存でございます

2022-02-09

結局のところ自分の都合で

歴史的経緯があるからしょうがない」って言うんだから意味ないよな

2021-12-25

大雪立往生での一酸化炭素中毒の原因について

大雪になると立往生した車のCO中毒死の危険が叫ばれるが、はっきり言ってこの責任メーカーにある。車の構造問題からだ。

そして構造的にCO中毒死し易い車の方が売れているのである

更にちゃんとその辺りの説明が出来ずに漠然危険性だけを叫んでいるマスコミにも問題がある。

これについて説明する。

CO中毒死の最大の危険性は通気口にある

自動車エアコンシステムには冷暖以外に内部循環と外気導入があるのはご存じと思う。

外気導入にするとバルクヘッド(運転席と前部エンジンルームの隔壁)に開いた穴のシャッターが開き、ファンを通して室内に外気が吹き込まれる。

だが出口が無ければ室内の気圧が少々高くなったところで空気は入らなくなる。

その為に出口となる通気口必要だ。そしてこの通気口は換気の用を為すためにも室内空間のなるべく後ろ側にあった方が良い。

因みにこの通気口はドアを閉めた時の閉まりやすさにも影響する。通気口が無いか狭い場合、ウエザーストリップ(ドアのゴムパッキン)の圧縮にも力が奪われた上で空気圧縮する事になるので、力の弱い人はドアを閉める事が困難になる。

 

ここから排気ガス侵入するのである。そして構造上、ワンボックスワゴン型がとにかくこの問題脆弱である

最近売れているトールバントールワゴンもこれに含まれる。

後部通気口はどこにあるか

この問題の後部排気口は今の車では隠されている。

それ故オーナーがその危険性を認識しにくいし、掘り下げ力が足りないマスコミも然りである

車内の最後部に配置する必要から、その場所は車種により異なる。

 

セダン

最近めっきり減ったセダンだが、後部通気口位置は洗練されていることが多い。

概ね、左後ろ座席のドア(右ハンドル車)に仕込んである事が多い。ドアを開けるとドアか車体側のウエザーストリップの外側にスリットや穴が見える。これが外側の通気口だ。

内側はドアの内張りにスリットがあったり、アームレストに隙間があったりする。更にシートの裏側に穴があって、トランクを通過してドア部シャーシ側に開口している凝った作りのものもある。

いずれにしろこの構造だと排気ガスを吸いにくいか比較安全構造と言える。

 

ワンボックストールワゴン

ズバリ言うと、左側ボディ側面最後部のバンバーに隠れる場所にある。具体的にはこの動画の14:53付近を見てもらうと判り易い。

https://youtu.be/4fphaU3cdVo?t=893

これは今塗装中でバンパーが外してある。これは外車左ハンドルなので右にあるが、右ハンドル日本車なら反対側の左の同じ場所に同じように配置されている。

内側はその上の荷室内後部に内張りにスリットがある場所や内張りに隙間が設けてある場所があるはずだ。トールワゴン所有者は実車確認して欲しい。

 

この場所ははっきり言って最凶最悪の場所だ。何故なら普段バンパーで蓋がされているが、そのバンパーはフラッシュサーフェス化の為に下部以外車体をピッタリ覆うものからだ。

降雪立往時のワンボックストールワゴンの車内は水上置換実験と化す

この構造で後ろのマフラー付近が雪で覆われたらどうなるか?

車体下部はさながら水上置換の集気びんだ。排気ガスはどんどん供給され、更に暖かいので上に上ろうとする。そこに脱出口が一つだけある。

それが後部通気口だ。排ガスに含まれるCOは重いので普段は下にたまるが、排ガス自体暖かい上に閉鎖空間にどんどん供給されるので一緒に室内に入っていく。

ここの通気口にはバルブやシャッターはない。入りたい放題だ。「換気の為」と思い窓を少しだけ開けていればその速度は加速されるかもしれない。

嘗ては車体外板に開口があった

昔はこの後部通気口もっと車体の上の方に見える形であった。

例えばこれはケンメリ型スカイラインだが、Cピラーにある。

https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Nissan_Skyline_C111_2000_GTX-E_001.jpg

ガーニッシュ(飾り)を兼ねていた時代のものだ。必要な開口なのでデザインに取り込んだのだな。

 

これは80年代ハイエースだが、車体後部にスリットが見える(この型は車体両側にある)。

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/64/Toyota_Hiace_50_Wagon_001.JPG

 

こうやって見える所にあると、排ガス侵入しにくいだけでなくて、オーナーがその役割や仕組みを認識やすい。

ここに水がかかれば車内に侵入しそうだし、外部の臭い有毒ガスもここから入りそうだと想像がつく。

騒音低減の為に場所が隠された

これらの開口部はフラッシュサーフェス化の邪魔になる。

そもそもフラッシュサーフェス化する理由は、空気抵抗低減と騒音低減の為だ。出っ張りや凹みというのは高速走行時にそこで空気の乱流や渦(カルマン渦列)を生む。乱流はゴーーという音で、カルマン渦はピューーという音だ。

この為にドア外板の中とかバンパーの裏に移動させられたのだ。更にバンパーもフラッシュサーフェス化されているので鉄のバンパーむき出しではなく、ウレタン樹脂で車体と面一にするカバーが付いた。

走行中の車体付近空気が流れているから負圧になっており(ベルヌーイの定理)車体下も然りなのでこんな奥に隠された場所でも空気が吸いだされて用を成す。

 

代わりに全然考慮されていないのが停車時の排ガス侵入である。ウレタンバンパーの上部は外板と密着しているから上った空気は上に抜けず通気口に全量が入ってしまう。

排気管破損でのCO中毒死も惹起する

2016年には三重県駐車場で仮眠中の19才二人がCO 中毒で死亡するという事故も起きている。

https://www.sankei.com/article/20161007-EJKMGZCUSJIRFLJ6U4NPX3TUMA/

この車両も軽のトールワゴンである。軽微なマフラーの破損が死亡事故に繋がったものだ。

一般的マフラーの破損はCo中毒に繋がりやすく注意が必要故障なのだが、それでもトールワゴンのこの通気口場所という脆弱性が無ければ死亡には至らなかったとしてか思えない。

 

マフラーが少々壊れただけで死ぬ、という構造安全性の面からどうなのか?個人的には相当にイカレてると思う。

トールワゴン流行歴史的経緯使用目的

トールワゴンSUVから派生した、クロスカントリー性を撤去した低床レジャービークルである

故にこういう特徴がある。

セダン車中泊しにくい、通気口安全場所にある

 ↓

SUV車中泊やすい、通気口排ガス侵入やす危険場所にあるが車高が高いので塞がれにくく事故には至らない事が多い

 ↓

トールワゴン車中泊やすい、通気口危険場所にあり車高が低いので雪で容易に水上置換状態になる

 

という訳で、構造的な危険性がちゃん認識されないままになし崩し的にSUVをそのまま低床化してしまったのだ。

 

更に車中泊やすいのが問題で、起きていればCO中毒の初期症状、頭が痛い、眠いなどに気が付くが、寝てしまえば死亡事故まっしぐらである。つまり使用目的の上でも危険性が高い。

 

メーカー危険性をちゃんと周知させ構造も変更すべき

隠されているために後部通気口の事など知らないオーナー殆どだろう。

からマニュアルにも記載し、シール貼付などで「この車の通気口はここにある」「ここから排ガス侵入する」と表示するのが必要と思われる。

またマスコミちゃんとこの事故構造問題認識して啓蒙に努めて欲しい。バンパーを外して「ここに通気口があるせいで排ガスが入るんですよ」「寝てた場合は必ず死にます」という報道をしているのを見た事が無い。

 

更にオーナー団体の元締めJAFですら認識が不十分だ。

https://jaf.or.jp/common/kuruma-qa/category-natural/subcategory-snow/faq255

「外気導入口から排ガス侵入」とか書いてるのよ。その前に後ろの通気口から入ってるんだよ!内部循環にしてても後ろの通気口にはシャッターが無いの!窓を開けても煙突状態になるから余計に車内に入っちゃうの!

JAF実験セダンには該当するがセダンよりワゴントールワゴンが売れてる現状では認識が不十分としか言えない。

 

最終的には低床車でも密閉型バンパーの裏に隠す今の方法を止めて、コストが少々かかっても安全なところに開口する方法にしないといけないだろう。

だが消費者運動が下火になり国交省EU規制に倣っているだけの現状だとそれも難しい。遺族が構造問題を訴えたりすれば流れは変わるかもしれないが。

マスコミの探求心の無さも困ったものである

 

尚、セダンなどでも車体下部に排ガスが溜まってしまえばシフトレバーの穴やら水抜き穴、前部の導入口から入ってくるのは同じなので時間の差こそあれ中毒死の危険は同じなので安心してはいけない。

2021-12-24

anond:20211223171928

自分はたぶんどっちかというと死刑廃止派で、だけど自分の大切な人がむごい殺され方したら「犯人を殺したい」と思うはず、という人間です。


日本における死刑議論において、当然のように前提となっているのが「司法復讐の代行機関(たるべし)」という考え方です。


しかにそうであれば胸がスカッとするかもしれませんが、果たしてそうなのでしょうか?


結論から言うと、歴史的経緯からは「NO」です。このあたりの話はこちらのエントリがよくまとまっているので、一度読んでみてはどうでしょうか。

https://kihamu.hatenadiary.org/entry/20071206/p1

https://kihamu.hatenadiary.org/entry/20080707/p2

https://kihamu.hatenadiary.org/entry/20080816/p1


もう一つは、西洋における死刑歴史を紐解かなければいけません。


西洋に限らず、アニミズムに端を発する文化圏ではしばしば生贄という慣習がありました。

これは自然や不運という「命を奪いに来る制御しがたいもの」に対し、あらかじめ命をささげておくことでそれを鎮めるという狙いがありました。

なので、何らかの理由を持って定期的に人を殺害するというのは文化的には自然なことであり、その標的となるのは罪人や余所者であることが多いのも納得しやすいでしょう。


また西洋における近代法人権の考え方として、国家権力というもの暴走し、それを個人市民)がけん制しなければならないというものが基礎としてあります

フランス人権宣言以降、西洋の法というのは個人を縛るものであると同時に国家を縛るものでもあります


よって、西洋諸国家には国家あくまで法に則して虐殺恣意的死刑執行した歴史があり、その反省として死刑廃止トレンドになっているという経緯があります

日本でもたまに、政府高官不審死することがあるでしょう。あれも広義の国家権力暴走による死刑です。

冤罪だったらどうする」論もこの辺に含まれものと考えていいでしょう。つまり裁く側の権力が間違ってたらどうする?って話なわけです。


ここで困るのは、そうした西洋近代法の成立に通底する思想と、天下り的にそれを”輸入”した日本人の仇討ち感覚との間で、死刑けが異質なものとして浮き上がってしまっているのです。

刑法論には「応報刑論」と「目的刑論」というものがあり、簡単に言えば「刑罰犯人に同じだけの苦痛や損害を与える」というのが応報刑論で「刑罰でその犯罪を思いとどまらせる」というのが目的刑論です。


例えば次のような命題がそろっているなら、論理的に考えて死刑廃止に賛成する人がいてもおかしくないはずです。

・「司法歴史的に見て復讐を代行する機関として成立したものではない」

・「法律Hackして悪さをする権力者が出るかもしれない」

・「死刑があるからといって凶悪犯罪を思いとどまる奴は少ない」(目的刑論)


しかしこれは日本では受け入れられないでしょう。

司法歴史的に見て復讐を代行する機関として成立したものではない

 ⇒知らねーよ輸入したんだからこちとら150年前まで仇討ちやってたんだよ。

法律Hackして悪さをする権力者が出るかもしれない

 ⇒法律って市民が悪いことしないようにするもんじゃないの?

死刑があるからといって凶悪犯罪を思いとどまる奴は少ない

 ⇒でも犯人殺してすっきりしたいじゃん?(応報刑絶対正しいマン


これは日本人が法律に疎いと言っているのではないですよ。

日本には死刑廃止に至る十分なロジックがないということなのです。


私も親や配偶者子供を殺されたりレイプされたら、それ以上の苦痛を与えてやりたいと思う程度には俗な人間ですが、でもそれって俺の感情であって司法のあるべき姿とは限んないよな~とも思います

光市母子殺害事件なんかで遺族の男性が会見している風景テレビでよく見ていました。

非常に痛ましい事件ですが、あのあたりから「遺族の感情司法に反映すべき」みたいな意見が増えて、なんかモヤっとしていました。

そして裁判員制度までもを輸入した日本ですが、上のような議論を経ずに来ているので変なことになっているなと思います


「うるせぇ、俺は加害者殺して気持ちよくなるんじゃ!」とクールジャパン法整備をしてもそれはそれで結構なんですが、外国から「お前の国って法学無くなったん?w」って笑われるのがオチだと思います

2021-11-27

北陸3県の学力テストの平均点が高い本当の理由を考えてみた

今回の考察にあたって、「都道府県ベストワースト - とどラン」さんの統計を参考にさせていただきました。

https://todo-ran.com/t/bestworst

はじめに

公立小中学生対象とした学力テストの結果を見ると、福井石川富山の3県は毎年のように上位5位以内に食い込む。この結果に対し「私立校が少ないからだろう(だから結果はすべて統計的に意味がない)」という声がよくある。実際、進学校としての私立小中学生の多い都市圏では、この学力テスト順位実態とかけ離れていることが多く、統計的に正しい結果とは言いがたいだろう。では、都市圏を除く多数の地方に関してはどうか。実は、ロクな私立校が少ない地域ほど平均点が高いわけでも、地方の平均点がどんぐりの背比べで結果がまぐれというわけでもない。各都道府県の正答率分布正規分布になっており、北陸3県は毎回およそ偏差値70以上に位置する。

統計データから

北陸3県の平均点が高い理由考察として、多くのメディアは「勤勉な県民性から」「学問の神様が見守っているから」などとふわりとした精神論しか語らない。しかし、もっと統計的に有意と言えるデータ存在する。子供学力テストの平均点は、正規雇用率と正の相関があり、非正規雇用率と負の相関があることが判っている。つまり、親の正規雇用率・非正規雇用である

他に正規雇用率と直観的に関係がありそう かつ 北陸3県が高いレベルランクインしているランキングには以下のものがある。

もちろんこれらは偶然ではなくすべて繋がっている。北陸地方は総じて景気が良い地域なのである

特に世帯年収は、何かしらの相対的な値でなく絶対的な値として全国上位なので超重要である。1人当たりの平均年収人口都市の規模)の割に高めとはいえぱっとするほどでもないが、世帯年収東京都に次いで愛知県神奈川県に並ぶ。地価物価の安さを考えれば相対的に裕福な家庭が多いと考えられる。そして、多くの場合親の経済力子供学力に大きな影響を与えるのである

(余談だが北陸3県は平均身長平均寿命も高い。ここらへんも裕福さが関係していそう)

景気が良い理由

では北陸地方の景気が良い理由は何か?理由は正直よくわからないしネットでも他人考察が見つからなかったが、調べてコレではないかと思ったものが2点ある。

1つめ。

ものづくり系の製造業がさかんである特に大手グローバル企業であるM社の巨大工場が多数存在している。工場といっても設計開発を担う研究所を兼ねたホワイトカラーの大規模施設であるグループ最大にして本社から最も寵愛を受けている工場北陸某所に存在する。非公開情報なので具体的にここに書くことはできないが、ツテで聞いた話では、北陸3県のM社からの税収は驚く割合を占めている。当然、県民経済にも直接的・間接的に大きな影響を与える。

2つめ。

地理的要因。関東中部関西比較的豊かで、その他は遠ざかるほどそうでないことが窺い知れてしま統計が数多く存在している(北海道沖縄県歴史的経緯から例外的である場合も多い)。未だに日本の中には地域格差が存在している。北陸日本海側の目立たない位置ではあるが、場所で利を得ている可能性がある。

結論

景気の良さはだいじ。

2021-11-16

anond:20211116160340

カレンダーってなんで日曜から始まってるんだろ。


   って、何言ってんだよ。上の方に書いてあるだろ。歴史的経緯政府通達の話も。

2021-10-03

anond:20211003085454

名誉職型大統領制というとインドなんかもそうだな

ただその場合は、大統領という職責を現状の天皇と同等か、それ以上に権威を持った統合象徴だと国民の大多数が認識する様に持っていく必要がある

そうでなければ統合象徴たり得ない訳だから

から天皇制を廃して、ただの一般人をポンと持ってきても上手くいかない可能性が高い

もちろん方法はあって、それは皇族血統人間大統領を務めてもらえばいい

それを数世代続ければ皇室血統から大統領という職責へ権威が移行し、皇室血統人間以外を大統領にしても統合象徴として機能する様になるはずだ

このやり方でも懸念する点は2つある

一つは移行のタイミングの難しさだ

権威というもの曖昧もので、その時の雰囲気によっても増減するもの

それだけに大統領が持つ権威が、大統領個人資質血統によるものなのか、大統領という職責によるものなのかを判別するのは難しい

しか大統領という職責の権威大統領個人権威よりも高まったタイミング皇室血統外の人物大統領に据えなくてはならない

かといって元皇室権威が下がりすぎると、大統領統合象徴として機能しなくなってしま

ろくに数値化もできない権威を高め過ぎず、かといって下げすぎずという絶妙バランスを取らねばならない

ぶっちゃけかなり難しいと思う


2つ目は権力志向人間大統領になった時のリスク

もちろん名誉大統領から、その権力については憲法で厳密に制限する形になるとは思う

ただ天皇皇族はその歴史的経緯から権力回避生存戦略の柱にしてきた一族で、それが権威権力が結びつく事を防ぐ安全装置になっている面もあると思うんだな

皇族権力回避は、幼少期からそういう教育を受ける事による皇族伝統芸能に近い(これが皇族人権侵害になってるところはあるとは思うけどね)

名誉大統領制への移行は憲法皇族伝統芸能権力回避による二重の安全装置が、憲法のみになってしまリスクがあると思うんだよ

憲法大統領制についての条文を足す場合にその部分だけ改正を難しくしたりといった事が可能なのかどうか、その辺の議論必要になると思う

あと書き忘れてたが天皇から名誉大統領制に移行する場合は、当然ながら憲法改正必要になるな

これについては改憲派護憲派もそれぞれ意見が分かれそうではあるなぁ

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん