2017-09-02

ジャズ奏者の体罰問題で試されたのは観客

そりゃ誰だって人間から怒れば相手子供だろうと手を出すことはある。手を出したか教育者に相応しくないとか一発アウト脳にはなりたくない。

子供ステージを潰したこと、ジャズ奏者は殴ったこと、お互い謝ればいいだけの話。この程度のことな当事者同士で解決できる。はずだった。

 

起きたのはコンサートの本番で偉い人含めて観客が大勢集まっていた。

このトラブルを見ての対応はそれぞれだ。

 

ある観客は問題と思わずスルーした。

ある観客は後でtwitter投稿した。

ある観客は問題と思い週刊誌に報告した。

 

だがその場で誰も干渉することはなかった。

ジャズ関係者教育関係者もその場に何人もいたはずだ。

日野さん、やりすぎだよ!」と声をかけて抑えることもできた。

その場で関わることで2人のそれまでの信頼関係の有無を瞬時に確認できる。

あとで「二人は和解していて~」と聞かされてももう遅い。

 

この話は、「お前が日野だったら問題児にどう対応するんだ」って話ではなくて、「誰かが子供をぶん殴ってる状況を見たらお前はどう対応するんだ」という話なのだ

傍観者は目の前で酷いことが起こっている時に傍観し続けるだけでいいのか。

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