はてなキーワード: 芸術系とは
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2411/19/news149.html
フロムソフトウエアとは、アーマードコアで有名なゲーム会社だそうで、KADOKAWAの連結子会社なのだそう。
さらにゲームのパブリッシャーとしてはバンナムと組むことが多いそうで、そこも心配の種っぽい。既にソニーコンピュータエンタテインメントの資本が入ってるが
ただ、ソニーグループがIP買ってるのはプレステがもう長く無さそうってのがあるから、わざわざ金の卵を産むガチョウを締め付けたりしないんじゃねーかな。心配はわかる。
角川学芸出版とは、俳句や古典文学関係の書籍などを出版している出版社で、昔は独立した会社だったが、今は角川のブランドになっている模様。
特に、俳句などで文化的な役割が強いが、どう見ても儲かってるわけがない分野でありどうなっとんのやと言う事で心配しているっぽい。
ただ、既に俳句や短歌については角川文化財団と言う非営利団体に移っていいる模様。残っている部分はなかなかおもしろそうな本を出しているし大丈夫じゃねーかなって思った。心配はわかる。
N高とは、角川グループが出資している角川ドワンゴ学園が運営する広域通信制の高校で、学校法人である。
ITを駆使した独自のカリキュラムが好評で、3万人を超える生徒数を誇り、中央大学並み。また出版芸術企業とIT企業が関わっているだけあってプログラミングなどの授業や芸術系の授業など多彩な課外授業も特徴。
ただ、実はN/S/R高校って授業料とか安い割に、既に独立してやっていけるだけの経営体力があるっぽいし(ソニーが切る事は考えにくい気がするけど)仮に繋がり切れてもやっていけるんじゃ。心配はわかる。
角川は当たり前だけれど出版社を祖業とするところで、特にエンターテイメントに強い。ライトノベルでは国内最強で、外国語に翻訳されるなど多数である。
ジャンプやマガジンといった王道系というより、ちょっとサブカル入ったカルチャーが強い。
ただ、単純に売上とうとうでみると、グループとしては既に純粋に出版の売上比率は低いが、稼いでいるIPはそもそも出版事業から育て上げたものが多いのでこのエコシステムを毀損するわけない気がするけど、心配はわかる。
KADOKAWAは色々なIPを創出していて、色々なところと付き合っているが、古くからはバンダイナムコグループと付き合いが深い。
ガンダムやアイマスと言ったバンナムのIPをKADOKAWAが売る事もあるし、ソードアートオンラインなどのコンテンツをゲームにしたりと、相互関係にある。
ただ、ソニーも日本のコンテンツ業界で長年商売している。外国での買収ならともかく、独占して潰すのではなく、制作委員会方式でIPを創出するやり方を変えるとは思えないけど、心配はわかる。
KADOKAWAにはBook☆Walkerという電子書籍ストアがあり、ソニーグループもReader Storeという電子書籍ストアを運営するブックリスタという会社がある。
どちらもわりと老舗で、色々な事をやっているのだが、ここが合併するのかと言う期待らしい。
実はこの2社、電子書籍ストアを運営する小売だけではなくて、電子書籍卸売り会社としても機能している会社で、合併するのは良さそうな気がするが
たぶん企業としての合併はねえんじゃねえかな。と言うのは、BookWalker社はKADOKAWAの完全子会社だが、ブックリスタは色々な会社の合弁企業で、電子書籍のインフラを提供する会社としての性質が強いから、直接特定の出版社の色が付くな嫌うんじゃないか。
ただ、BookWalkerかブックリスタの本棚連携とかは実現するかもしらねーなって思う。
まぁこれは確定的なんじゃないっすかね。ブランドは残ると思われるけど、わざわざ切り離して売るほどでもないし。
しらんけど
意味がないとか趣味程度とか言われがちな芸術系の習い事で得たもののおかげで、今とても生きやすい
絵を習っていたおかげか化粧に抵抗がなく、はじめからそこそこうまいことできた
きらぎらしい素顔ではないけど、化粧姿がデフォになってからは美人だと言ってもらえることが増えた すると素顔もわりと美人判定してもらえるようになる 不思議だけどありがたい
なんというか、今ルッキズムが厳然として存在するからこそルッキズムをわざわざ否定しようとするわけで、つまり見た目がある程度良いほうが人生イージーモードなのは事実だ
他にもピアノをやっていたおかげか英語もまあいい感じの発音で話せる(=流暢、ではないけど)とか
会社でピアノを披露することなんてないけど、間接的には仕事に役立っている
ある程度成長してからだけど、茶道を習ったのもよかった まあこれは作法という意味では直接的かもしれない
AIってすごく便利で大量生産できるから誰でもすごい気分になれるいいものですね
医療とか車とか…
そっちの画像識別はちゃんと許可得た形で作ってるから画像生成AIが人間識別で未来に役に立つ…とかもうできてるからいらないんすよね…
AIは育ちかけてる下の層を低賃金にし、新人が来なくなり、AIの結果を後から修正する人も材料にされ、学習し終わったらバイバイと用済みにする
人口減少してる国でAIで労働人口問題どうにかしようと思ってる政府もなんかバカなんだろうなって思います
足りてないの手作業で行う必要性があるところばかりだし、ここも低賃金で人気ないのに賃金あげない
セキュリティ対策とかマジで後進国なのにAIが出す大量の情報を修正できる人材がぽっと湧き出てくることないんだよなぁ
大企業でさえセキュリティ対策出来るような人を募集するのに金を渋いのに
イラストレーター界隈に打撃を与えて喜んでいるというか、みんなで金を稼げてるよりは生成AI者が増えれば増えるほど賃金下がって全員の首を絞めてるようにしか見えない
元々薄給で使い倒して後進を育てなかった業界がAIなんかでどうにかできると思ってるのが恥ずかしい
アニメーターなんて何年薄給のニュースや番組作って放送してて なんにも改善されてきてない
作監ただでさえ不足してるのにAIが出したものを修正できる人がどれだけいるんですか?
漫画界隈はアシスタントを育てて大作出してきたのにその制度無くしていくんですか?
多分導入できるのお金に余裕ある大御所だけで下の金ねー層はAI導入コストも難しいし、できたとて仕事量増えるだけで
どっちの界隈も 出版社は漫画家にお金出さないし、会社は、出版社とかにお金取られすぎてアニメーターにはお金出せない
広告会社とか出版社の富んだ懐を末端に排出するほうが先だと思いますけどね
結局のところ
こういうクリエイター業界にAIを導入してもどうにかできる人ほとんどいなくて、できたとしても市場壊してるだけだし、なんかついでにモラルない人が入りやすくなっただけにしか見えないんですよね 現在
これすごい!素晴らしい!ってAI紹介してる人に聞きますけどお前らの周りで手に数えるくらいでしょ、それ修正できるの
https://togetter.com/li/2402260
撮った人がプロすぎるし全部マニュアル(オートフォーカスもOFF!)なので参考にならない
そもそもプロはマニュアルしか使わないしプロユースとして使いやすいかどうかという視点しか持ってない
実際にデジタル化以降のメニュー画面等の操作系はSONYが圧倒的に良い(他が弱すぎるのもあるが)
他のメーカーはセンサーの供給を受けてるけどCanonは独自センサーを使って頑張ってる
そのせいもあってダイナミックレンジ(撮影できる暗所と明所の幅)が狭くてこんな感じの白飛び黒潰れ写真になりがち
ただ、今はその辺も改善されて他社とほぼ同じレベルになってるので
この前のWebサイト画像問題でも炎上したPanasonicだけど実際にあんまり力を入れていない
そもそもプロユースしている人はほぼ皆無で一般人向け家電に振り切っている
ネタとして手振れしてる画像になってるけど、これは「一般人は手振れしがちだよね」という意味合いが大きくて
Panasonicだから特段手振れしやすいとかそういうわけではない
まぁ会社の歴史的にもそりゃそうなんだけどもはや画像処理でどうとでもなってしまっているのが悲しいところ
昔は「フィルムっぽい写真が撮れますよ!」とアピールしてたけど
芸術系にたまにいる印象
オリンパスといえばPENでミラーレスカメラの先駆者となったイメージだけど
個人的にセンサーサイズ至上主義には反対なのでマイクロフォーサーズで頑張って欲しいけれど
まぁ市場的に無理だろうと思う
とはいえ画像の通りOLYMPUSは医療機器メーカーであってついでにカメラを出してるので
別に売れても売れなくてもいいんだろうな
昔から「動体はCanon、静止物はNikon」と言われたようにNikonはAFが全然ダメ
レンズが良いから写りはいいんだけどピンボケしてると台無しになる
とはいえ前述したようにプロはどうせマニュアルしか使わないのでプロユースではCanon、Nikonの二極化が起きてたけど
ミラーレス化にはCanonより先に成功し(Nikon 1は無かったことにされたが)
Twitterをダラダラ眺めてたら、有名なデザイン賞を獲った自慢をしてるポストが流れてきた。
なんか見覚えがある名前だったんだけど、思い出したぞ。
高校の時に同級生だった男で、当時美術部で結構イケイケだった俺をライバル視してたやつだ。
キョロ充を絵に描いたようなやつで、あちこちに顔出しては誰も聞かない自分語りをするやつだった。
卒業が迫ってきて、自分は芸術系の大学に進むことになって、そいつはどっかの大学が決まって「俺も運がよければ同じ大学行ったのに」とか言ってきた。
卒業文集のレイアウトとか表紙を先生からお願いされてて準備してたんだけど、そいつが「俺にやらせてくれ」って勝手に先生に直談判して、先生も俺がOK出したものと勘違いしてそいつが全部担当することになった。
結果、まぁそれは酷いもので、なんでこんなものを作ったんだレベルだった。
挙げ句の果てにクラスのページではそいつが写ってる写真ばかり載っていて、俺の写真は一枚もなかった。
まさかTwitterでたまたま見ることになるとは思わなかった。
過去のポストを見ても、謙虚そうに見えてめちゃくちゃ自慢してる感じは当時から全く変わっていない。
その仕事の成果はお前だけやった成果じゃないだろう、って突っ込みたくなる。
でも作品を見ると、悔しいことに結構いい、というかめちゃくちゃいい。
マジで悔しい。
やっぱり、人の仕事とかあんまり他人がどう思うかは関係なく自慢した方が、次に繋がる世界なんだろうか。
俺も今同じような仕事をしているけど、明らかにそいつの方が上を行ってるのは間違いない。
ああ悔しい。
「理系に女が少ないのは構造的な差別が原因である」と決めつけて「男女」という属性だけを見てなぜか女性優遇という性差別を始めるバカどもがたくさんいる。
そもそも男女では興味対象が異なる。もちろん個々で状況は変わるし外れ値も存在するがあくまで全体の傾向として男女では興味対象が異なる。よく言われるのが男はモノに興味があるのに対し女はヒトに興味があるというものである。モノに興味を持つ男はモノを扱う自然科学の学問対象に興味を持ちがちなので理系に多くなる。ヒトに興味を持ちがちな女は外国語であったり文学であったり看護保育であったりとヒトに関連するものヒトに触れ合う学問や職を志す。
こんな単純な事実がなぜ分からぬか。男女で興味が大きくことなるという単純な事実さえ否定しようというのか。
むしろ芸術系に女が多いことの方が男女差別の現れである。男だって将来のことを気にせず芸術にのめり込みたい人だって多かろう。芸術系の女性比率が高いのはひとえに女性が構造的に甘やかされている以上でも以下でもない。
「習った」 「書いてある」 「”常識”」
「ちゃんと読んだのか」 「勉強してくるべき」 「〇〇という書物に記されている」
に価値があるようにふるまう
何がどういった動作をしようが、実際の結果にそれが反映されていないと意味がない事にいまだ気が付いていない人間はおそらく世にあふれるその文系そのものであってそれは文系を含む全体の人間が相互に理解に苦しむ
なぜ小学校を卒業したのに小学生レベルの〇〇が出来ないのか、とさも疑問でもあるかのように問う
どんな学歴でどれほどの能力を専門分野で発揮していようとも、出来ないことは出来ない
理系は、違いの有無や、それぞれの傾向がどんなものであるかを分けることが出来たとして「違いを分けました」という動作自体に意味があるとして完結と見たりしない
違いはどうして発生するのか、その違いはどういった結果に至るか、を再現性をもつまで分化しなければ、違いがある事自体を指摘したところで何の意味もない
たとえば、文系がどういった行動をするのか、とするならば理系を分けて対比させて、炎上をさせたという結びつけ困難な結果に「原因」の一つとして結び付けたりしない
なぜならば炎上という現象の成分にある人間と道具と条件のそれぞれがはっきりしていないのに、原因がそれだと結びつく発想があるわけがない
理系と文系の違い、というなぜか2択になる分け方をもってきて「これが常識」だと思っているのでその他の選択肢を出さずに、分かれた片方が「一見無関係な現象の原因である」と説明するのはもはや小説である
何人が炎上にどういった方向で参加し、どれだけの規模がそれに反応し、その反応を助長したのはどういった規模の環境だったのか、という事が全く不明なのに「文系の思い込みが炎上をさせる」という結果になりえる事が、正常ではないと判断できないことは語っているそれの完全にブーメランである
文系がそれを見て発想するのは、そういう構造が動作をして結果を成すから、結果を得るために「似ている何かを投入してみよう」という荒唐無稽な好奇心
どちらが劣っていてどちらが優秀なのかという話ではない
両方があって、それぞれに全滅の危険性もあり発明や発見の可能性もある、そのための分布なだけ
世には理系や文系のほかに直感的に感性に訴える芸術系や、反復動作によって上達する体育会系ほか様々に系統はあるだろう
理系を語るために文系能力を発揮しようと思うのならば、まず結果ありきで分岐を成り立たせない事が、よりそのアイデアを発表したときに反発が少なくなるだろうと私は思うよ
思うに才能っていうのは80を100とか120に引き上げるものであって、0を60くらいに持っていくのは(時間をかければ)誰でもできるんだろうな。
芸術系の大学に合格してるんだったら間違いなく才能はあったんだろうが、一般的に「上手い」と言えるレベルの絵は練習すれば誰にでも描ける。
子どもたちと接する機会があり、一緒に絵を描いていたらその親?に言われた。
子どもたち「絵、うま!どうして?」
親「ないないw最初から上手いから描き続けるんだよwいいな~ずるいよねw」
子どもの前で何をいってんだこいつ…と思いながらその場は適当にあしらった。
こいつに初めて描いた絵を見せたいもんだ。
ただのぐちゃぐちゃの線だぞ。
最近はオタク文化が根付いたのか絵描く子多いから今の子の方が上手いだろ。(おそらく)
というか「ずるいよねw」ってなんだ…。ずる…?
ふと絵描き人生でも振り返るかと思い、吐き出しがてらここに投げることにした。
*
初めて絵を描いたのは覚えていない。物心ついたときから暇だったら絵を描いていた気がする。
想像が目に見えるという楽しさで描いていた気がする。
しかし当時は
みたいな時代だった。それか自分の学校の治安が悪かったのかもしれん。
「うえ~wこいつ絵なんて描いてるぜ~wキッショ!」
である。
移動教室でちょっと自分の席を離れていたら、しまっていた自由帳を黒板に張り出されているし。
色鉛筆や道具箱消えているし。
女キャラを描いていたら
「おっぱい描いてるwきっも~~~www」
だ。
しばらくして図工教室に籠もるようになった。
担任も「絵なんて描いてないで外で遊ぼう!」しか言わんかったし。
その中でも絵を描く同士で集まって、出始めたころの初音ミクの衣装を考えてみたり、好みのイラスト本を共有し合っていたりした。奪われて晒されて怒られたこともあったけど。
同士がいることは本当に心強かったな。
絵がとんでもなく上手い奴がいたのだ。
マジで上手い。
な…なんだ…これ…背景?!…ぽ、ポージング?!横顔?!うま?!なんで?!
自分の絵なんて赤子どころではない。猿がかいた…いや猿の方がもっと上手い。
下手すぎる。なんだよ横顔をかけないからって逃げるなんて。
しかも鈴木は堂々と絵を描いていた。小学校時代に怯えながら描いていた自分とは違う。
「増田、どうしてそんなキャラをたくさん生み出せるの?!え、漫画も描いてる?!すごい!」
いいやつすぎる…なんだこいつ…。
私立だったからしらんけど、絵描きをいじめるやつはいなかった。
そして鈴木を中心にどんどん上手い奴が集まってくる。
「うまくならなきゃ!!!みんなに失礼のないように!」
鈴木がコミケに遊びに行こうと誘ってくれて、デジタルというのを知り親に頼んでみる。
「パソコンで絵が描けるみたいだけど、何か知ってる?」と父親に相談した。
父親は電化製品が大好きで、PCを自作するタイプの人間だった。
父親はペンタブという存在を知っていた。イラストソフトっていうのも知っていた。
「一緒に買いに行こう」と初めて秋葉原に遊びに行った。
すげぇ…あんなに迫害されていたオタクという文化が街に存在している…。
逆に渋くてかっこいいのもある!
ペンタブというものがあり、デジタルだとあんな絵が描けるというのも知った。
レイヤー?バケツ?解像度?ペンの種類多すぎじゃね?色どうやって作るの?絵の具とは違う?
でも毎日触っていた。機能がわからなくてもペンを動かすのは同じだったから。
このくらいからまわりが「アニメ絵やポップな絵が欲しいなら増田に頼む」という認識になった。
鈴木が「めっちゃ絵上手になれた。増田のおかげ」と言ってくれたこともあった。
自分にとって、鈴木は目指すところだし、憧れて悔しいところもいっぱいある。
でも一緒に上手くなっていくのが楽しかった。ライバルってこんな感じかもしれん。
鈴木にもようやく追いつけたぞ!と思った。
Twitterが盛り上がり時期で、このあたりでネットにも投稿し始めた。
ネット上にはもっともっと上手い人がいる。激うま。みんなプロじゃないのか?
でも自分の中では「自分はまだ高校だし」と思って、いつも通り適当に絵を描いていた。
大学受験が疎かになってペンタブを没収されるくらいに絵を描いていた。勉強しろって話だ。
変わらず授業中に絵は描くし、風邪ひいていても絵が描きたくて起きたり、兎にも角にも絵が描きたい!!!!!!!!!!という中高時代だった。
そう、これがやばい。
第二の衝撃。
みんな………………絵が………………うますぎる。
え?みんな先月まで高校生だよね?
え?え?
鈴木の絵は上手いと思っていた。まじでリアルの周りで頂点だと思っていた。全然だった。
鈴木の5000000000000000倍上手い奴らしかいない。(鈴木も十分上手い)
(ネット上だとプロとかもいるしと、なぜかフィルターをかけて「しょうがないよね」ってなってた。たぶんネットだから実感がなかったんだと思う)
比較して鈴木が下手の分類になると、必然的に追いつけたくらいの自分はもっと下手になる。
改めて自分の絵を見る。
へっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっっただな!!!!!!!
クソみたいに下手な絵だな?!?!?!これで投稿していたんか!!!
みんななんで上手いんだ?!デッサンしたほうが良いのか?!
でも、デッサンをやっていない人ばかりだし、それでも絵が上手いってなんでだ?!
息をするように神うま激うま絵が出てくる!!
困惑しつつも、成人して鈴木と一緒にコミティアに出た。イラストと漫画。
計5部くらい売れた。終わり。
ようやく現実を突きつけられた。
「自分はうまくないんだ…」
鈴木は楽しそうだった。上手い・下手だけで生きていない聖人だったから。
「もっとうまくなりたい」とぼやいたら「向上心の塊か?なろう!もっと高みに行こう!」と言ってくれた。
何をすれば絵がうまくなるんだろうと悩んだ。
ペンを動かしても「違うよな…」となった。
塗り方を変えてみたりした。
たくさんのメイキングを見たり、ペンには何があるか、生物の構造は何があるかちゃんと勉強した。
なんとなく模写していたら上手くなっていたし、ちょっと意識すれば上手くなったからだ。
でも限界があった。
嘘みたいに絵を描く気力が落ちていった。
だって自分より上手い人なんてごまんといる。比べ始めてしまった。
絵を描いて…何がしたいんだろう。仕事にしたいわけじゃない。
どんなにインプットしても思い通りに描けない。アウトプットがうまくいかない。
授業中に絵を描くのは大学生になっても続いていたが、なんか満たされない。
片道2時間半の通学も車窓の景色を見つめてぼーっとしてしまう。
周りの真似や、メイキングをあさっても、なんかピンとこない。
「十分上手い」と言われても自分では納得できなかった。
つか、上手いってなんだ?何をもって上手いなんだ?
人体通りに描けていれば上手いのか?
でもそうじゃない人もいる。
崩しが上手い人、デフォルメが上手い人、モンスターが上手い人…。
ここで初めて「絵が上手い≠綺麗に人体が描ける」と思った。
絵が上手くなりたい。でも明確なゴールって?
鈴木を超えたら終わり?
楽しければいいと思っていたが、うまくなればもっともっと楽しい。
でも上手いってなんだろう?
『芸術は人の感情を動かすことができる。自己完結ではなく、第三者に影響を及ぼせる。
技術も科学も芸術も一人で終わってはいけない。第三者に影響させてこそ輝く。
社会貢献という形で自己の確立にもなるんだ。すでに君たちは与える側に立っているんだ』
その世界が伝わるから絵を見ることは楽しいし、すごいってなる。感動する。
絵を描き続けるだけが楽しいと思っていたが、元はそうじゃないって気が付いた。
想像を形にして、自分にそれが伝わるから楽しい。絵で感動しているからだ。
なら第三者に伝えられることができればもっと楽しいのでは?!感動させたら?!
せっかく芸術系の大学に入れたんだ!しかも他の学科も受けれる大学だ!
他のジャンルの授業を受けてもっともっといろんなものを見よう!
そこから自分が手にしたい絵柄、表現にたどり着こう!第三者に伝えられるように!
それでこそ自分の想像が完成する!自分の勘違いで終わらせない!
という結論になった。
流行りやあこがれで選んでいた絵柄は自分では表現しきれないと諦め、アニメ・ギャル塗りを極めようと絞った。
そして、好きなものは何だろう。自分が良く描くものは?と徹底的に自分が100%実力が出せるように調べた。
大変だった。
初めて絵を描いて「違う!!」「こんなの下手すぎる」となった。
漫画を描いてもストーリーはまた別の技術。これまた自己嫌悪になった。
何を描いても必ず楽しいにはならなかった。
「ゴミみたいな作品生みやがって…」と自分にキれることも増えた。
何作も描き終えては「ゴミだな…」となり、試しに小説を書いたりもした。
「くそみたいな話だな…微塵も面白くねぇ…」と二度と読み返さないのも増えた。
ふと、気が付いたらなんか想像していた通りの絵が描けた。
急にだった。どうした?
徐々に上手くなったのかもしれないが、突然意識して「あれ?上手くね?」となった。
無我夢中だったのか?
SNSでも反応が増え始めた。
完売した。50部
え…?
え……?
た、たどり着いたってこと?!
人生で積み重なって山になった自信がようやく噴火した瞬間だった。
つか作るのたのしぃ~~~!!
思った通りに!意のままに!絵が描ける!描けている!自分の勘違いじゃない!
賞をいただけて、意図が伝わっている!
伝わっているってこんなにも楽しいなんて!
20何年。ようやく堂々と絵が上手いと言え、それにうなずいてくれる第三者がいる。
なんとなく絵が上手いよねくらいじゃない、絵が上手い人にへと!
*
「「ずるい」は、自分に有利にするために、汚い手を使ったり、ごまかしたり、だましたりするさま。」ってgoo辞書にある。
どう見たってずるじゃねぇだろうがい!!!と叫びつつ、これをどうにか圧縮して投げつけたい。
「絵が上手いね。どうして?」と言われたら
「ずっと描いていたからね」と回答する。
とりあえずの最適解なんだよな。
でも、これを3年くらいでやってのける人間もいるしな~。世界は広いよな。
自分の絵は上手いと思うが、でもやっぱり去年の絵をみて「まだまだ」と思う。
だからおおっぴらに自慢できないけどさ、ここに残しておいてもいいよな。
AI絵とかできて自分の絵は不必要になるかもだが、それでも描いていたい。楽しいんだもん。
ちょっとでも誰かがすごいって感情が動いて、感動してくれれば、自分がこの現実に生きているって思えて嬉しい。
考えればこの親もずるいっていう感情が生まれている。嬉しいことかもしれない。
<余談>
鈴木のことは超えられない。というか超えるっていうの止めた。
鈴木も当然とんでもなく絵が上手くなっていて、すごいことになっている。
絵のジャンルは違うけど、いまだに嫉妬しつつ憧れているし、お互いの絵を褒め合って羨ましがって「いいだろ~」「お前上手いな!」と言い合っている。
なんで独身女性のイメージって一向にアップデートされないんだろ
いつまでも独身女性というと、自立した女!バリキャリ!男なんて不要!というイメージで語る人ばかりだよね
恋愛や結婚をしたくないと積極的に思っている訳じゃなく、自分のスペックが低すぎるので無理だと諦めてるんだよ、全然違うんだよ
だって弱者男性は確かになんにも売り物が無いから一生市場参加できないってやつもいるのかもしれん。
でも弱者女性は若いうちは売り物って言うか武器があるから普通に市場に参加できるじゃん。
だから独身女性は「結婚しなくていいや」方針の人だと見なされがちってだけでしょ。
(今言ってる”弱者”は軽くない身体障碍とか知的障害とか発達障害とかの話はしてないぞ念の為。元増田もそういう人じゃないと思う。)
「若いうちに男がいるとこバンバン出掛けてって良さそうな男を捕まえる」って戦略をとると思う。
てかほとんどはそうだろ。
俺の姉も美大出て更に芸術系の専門出て全然実入りの無い舐めてる仕事ついてるオタクっぽい垢抜けない女で
20代のうちに6つ上の堅実な男捕まえて悠々やってるぞ。義兄には感謝しかねえ。
義兄は派手とかモテモテとかイケメンとかってタイプではないしなんかオタクっぽい(収入は高いし安定)。
俺の姉はメスとして競争力が強いタイプではないと思うし義兄が他の女と争われたようにも思えない、失礼だけど。
要するに若い女ってだけで義兄みたいな男なら全然捕まえられんじゃないの?
「でもそういう男は嫌」ってだけなんじゃないの?
別に嫌なのは尊重するし無理して結婚する必要全くないと思うけど、
選択肢が無かったわけじゃなくね?って話な。
男の弱者は多分ガチで選択ウィンドウ事態が発生しないわけじゃん。
「弱者だから独身なんです」って言えるのは弱者男性だけの特権だろ。
選択ウィンドウ出る側が出ない側からそんなものまで奪っちゃダメだろ。