2017-08-29

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.yomiuri.co.jp/national/20170827-OYT1T50007.html

結局この問題ポイント筑駒運命がどうなるのかに尽きる。というか、もうちょっとはっきり言うと、この有識者委員会メンバー

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/077/meibo/1376860.htm

を見ても、たぶん生涯筑駒開成、灘とかとは無縁だったのではないかなぁという人たちばかりで、この有識者委員会本来議論対象地方大学付属校ではないかと思われ、自らの議論可能能力を大きく逸脱する範囲議論を広めてしまっているように思われる(まあ、むかしか筑駒に関わる大人はそういうのが多くて、教官はよく守ってくれていたと思う)。都心の超進学校であり、大人でも解けない国際数学オリンピックとかにいけちゃうような学生を何人も擁するような筑駒とか、そこまでではないにしても学附や筑附とはなにかを知っている人間はいないように見える。

ところで歴史的経緯を見れば、筑駒というか教駒がそのレベルを上げたのは、学区制度が導入され都立日比谷が急激に凋落した時期と一致していた。筑駒教官は十分それを認識していて、目をつけられる時が来れば文部省(当時)はすぐにでも筑駒を潰そうとするだろうと語っていた。だからできるだけ目立たず隠れようとしていると。生徒のレベル筑駒開成であるのは明らかなのだ一般紙にはなかなかその事実は載らない。それはマスコミ取材をできるだけ避けるなど一応努力しているから、みたいだった。

財務と外務の中央省庁に多くの出身者がいて(文科にはあまりいないけど)、政治家もいるし企業トップ大学トップ(これが一番多い)もたくさんいるような筑駒なら、国にその出身校を潰させるような施策を決定させることはないかというと、都立日比谷が潰された経緯を見ればそんなことはない。教育関係者が潰そうと思えば潰されるだろう。

まあ、そういうことだから都立日比谷が潰された後に教駒のレベルが確定したのと同じように、筑駒が潰されれば何か他ができるんでしょうけどね。都立日比谷筑駒のような学校が嫌いな人には、この運動をしてもどうせほかにまた同じものができる、と単に伝えたい。それがもし、昔に戻って都立になるというのなら、筑駒とは違って横浜とか千葉とかさいたまの人は通いづらい高校になってしまうだろうな。そしたら県立がのびるからいいのかな。

あと、都立日比谷や西のレベルが学区制度導入でコテパンに潰された後(都立日比谷から東大入学者がゼロになった年に、都教育委員会がガッツポーズしたという噂もあり・・・)、それら高校教員のそれなりの数が予備校に流れ、そのため予備校レベルが大きく向上したとの話がある。つまり、塾や予備校に行かなければよい講師がいない、という意味での教育経済格差を生み出したのはむしろ(そういうものをなくそうとしたはずの)学区制度導入であったのではないかという見解

ここに書いたのは単なる噂話のみだ。真実性はあると私は思っているけど、それを担保するものはなにもない。しかし、もう少しきちんと専門家がこの辺りを調査して、科学的に結論を与えてから筑駒を潰すかどうかは考えてほしいもである

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