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はてなキーワード: 執筆者とは

2015-06-07

日本人海外記事を無断翻訳するのは何故か

定期的にQiitaで無断翻訳記事がでてくるよね

http://qiita.com/alpha22jp/items/0d634b0bb9f4ccb0cd05

原文はこれhttps://www.fpcomplete.com/school/to-infinity-and-beyond/pick-of-the-week/conduit-overview

ライセンスhttps://www.fpcomplete.com/page/licenses

記事を書くのも結構時間と体力を消費するものです。

執筆者に敬意を払いましょう。

翻訳する場合はしっかり相手に許可を取りましょう。

無断で翻訳して公開する行為は盗人がやる事です。

2015-06-02

自転車の14項目「交差点の右折車優先妨害」について

6/1から自転車の取り締まりが強化される14項目というニュースが、この半年間たびたび目にされました。

そのほとんどにおいて、8番目の項目に


交差点の右折車優先妨害


記述が使われています


この記述を読んだ時に多くの人が、


自転車交差点を直進しようと思った時に、正面から右折しようとする自動車がいたら、先に自動車を通さなければならない」


解釈してしまう可能性があります


しかしそうではないのです。


自動車免許を取った人ならば教習所で習うのですが、交差点における車両の通行の優先順位は、


1.直進、2.左折、3.右折


の順番です。

この場合の「車両」は自転車の属する軽車両を含みます


よって、自転車交差点において直進時に対向右折車がある場合、対向右折車に優先して交差点を直進することができます


http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11145743021

この知恵袋記事を参照するとよいです。


http://www.keishicho.metro.tokyo.jp/kotu/bicycle/kousyu.htm

警視庁サイトです。「交差点での優先車妨害など」となっています


http://www3.nhk.or.jp/news/html/20141130/k10013599391000.html ※現在は削除

2014年11月ニュースになったものです。

http://b.hatena.ne.jp/entry/www3.nhk.or.jp/news/html/20141130/k10013599391000.html

はてブコメントに14項目への言及があります



http://roadbikederosar848.blog.fc2.com/blog-entry-277.html

Googleの期間指定検索ででてきた「"右折車優先妨害"」に言及している最初ブログ記事です。

執筆者解釈に困っているようです。

http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/jikenbo_detail/?id=20150123-00040211-r25

はてブで「右折車優先妨害」をキーワード検索してでてくる一番古い記事はこちらです。

どちらも2015年1月20日あたりなので、このあたりのニュースにより「右折車優先妨害」という言葉が作られたことになります




誰かが「交差点での右折車優先妨害」と形をかえてしまったがために、混乱が生じています


http://jikosos.jp/jitensha.html

『〇交差点での右折車優先妨害(第36条4項)※反対側から進行してきて右折する車両妨害してはいけません。』とあります

誤った記述です。

第36条4項 車両等は、交差点に入ろうとし、及び交差点内を通行するときは、当該交差点の状況に応じ、交差道路を通行する車両等、反対方から進行してきて右折する車両等及び当該交差点又はその直近で道路を横断する歩行者特に注意し、かつ、できる限り安全な速度と方法で進行しなければならない。

これはこちらが優先でも危ないかどうか確認してくださいというものであり、優先順位に関するものではありません。

第37条 車両等は、交差点で右折する場合において、当該交差点において直進し、又は左折しようとする車両等があるときは、当該車両等の進行妨害をしてはならない。

車両等」には自転車も含まれるので、上記のサイト記述は誤りです。


http://news.infoseek.co.jp/article/lmedia_59053

『8、交差点で右折するときに他の車両の進行を妨害すること』とあります

http://www.sannichi.co.jp/article/2015/05/31/80015362

『・交差点で右折する場合、対向する直進車、左折車の妨害をしてはいけない。』とあります

どちらも第37条の記述の通りです。


しかし、これらに対して「右折車優先妨害」という名前をつけるのは適切でしょうか?


「右折時優先妨害


または


「右折時車両妨害


なのではないでしょうか??

2015-05-18

ハフィントン・ポスト記事取材せずにネットをまとめるだけ

こんなの読んで思い出した。

Spotlightの食レポは、食わないし行かないで書くんですかそうですか

http://anond.hatelabo.jp/20150518023036



ぼくはSpotlightを始めとするその種の媒体が名乗っている「キュレーションメディア」という言葉は、2chコピペブログの延長上の「まとめサイト」と同義であると、この言葉を初めて聞いた当初から思い込んでるので、昨今の「キュレーションメディアコピペだらけ」「取材しない」という批判には違和感があったりもするのだけれど、まあコピペされた人が怒るのは分かる。


取材しないネットメディア」という話だと最近では、ハフィントン・ポストやらかしたみたい。

マッカーサー言葉名取市長が出所不明情報掲載(全文)

http://www.huffingtonpost.jp/2015/03/02/the-rumor-of-mcarthur_n_6788700.html

この記事は、日本右派が広げた「マッカーサー太平洋戦争日本自衛戦争だったとアメリカ証言していた」というデマ名取市長が自分ブログ掲載してしま謝罪したというニュースのまとめ記事なのだけど、記事内容にわざわざデマと分かってる市長ブログを全文コピペして更に拡散している愚かさ。

さら最後に、過去マッカーサー発言の原文に当たってチェックした井口さんという方のFacebook記事引用されているのだが、井口さんは英語原本翻訳する際に注意深く「自衛」という言葉を使わずに、マッカーサー戦争での日本正当性を認めた文章ではない、と結論づけているのに、引用したハフィントン・ポスト石井さんの記事を「彼女によるとマッカーサーが『日本自衛戦争だった』という趣旨のことは述べている」と説明し、恣意的引用本来趣旨と違った結論を導きだしている。

この辺の解説は既に書かれていたりするので参照を。

マッカーサー自衛証言説の系譜とその黒幕、あるいは歴史修正主義デマはなぜ生き残ったか - 誰かの妄想はてな

http://d.hatena.ne.jp/scopedog/20150516/1431794907



話をハフィントン・ポストに戻すと、ハフィントン・ポストアメリカものすごいメディアとしてちからを伸ばしたネットメディアで、日本だと朝日新聞提携して記事を量産してるのだけど、すごいネットメディアという触れ込みだった割に、日本ハフィントン・ポストまとめサイトもどきコピペを貼って一言解説する記事ばかりでほんとガッカリ。多分既存マスコミ、まともなメディアならば、ネット引用で終わらせず直接執筆者取材して、極力文章解釈記者の誤解が生まれないようにする。


他人コンテンツを変に引用してアクセス稼いでるのは「キュレーションメディア(笑)」や「バイラルメディア(笑)」だけじゃないくて、まともなマスコミと手を組んでるハフィントン・ポストもだよ。こういった件はたくさんシェアされて改善に繋がってほしいのではてブほしい。

2015-05-02

米国メリーランド州立大学の研究が、大きな話題を呼んでいる。

就職面接を受ける際、男性的な魅力がある人物は不利だというのだ。

見た目の良さはすべての成功につながっていると言われていたが、特定場合においてはそれに反していたのだ。

この研究は、専門誌「組織的行動と意思決定過程研究(in the journal of Organizational Behavior and Human Decision Processes)」に発表されたもの

■顔がいいだけでライバル視、そしてハジかれる!

研究によれば魅力的な男性は“仕事ができる”と見えてしまい、それゆえに男の雇用者側にとって競争相手と感じられてしまうという。

まりコイツが入ってきたら、俺負けちゃうかも”と、イケメン面接官に勝手に思われてしまうというわけ。

ちなみに女性は逆。魅力的な女性競争相手とは思われないようで、根深偏見ブロンド美人おバカさん”というのがあるようだ。

イケメンは有能、という偏見があった!

研究執筆者の一人であるマルコ・ピテサ(Marko Pitesa)助教授によれば

イケメンはそうでない男性たちよりも競争相手として常に見られてしまうのです」とのことで、

また「男性女性をとわずイケメンは有能という認識がある」という。

魅力あふれる男たちはルックスの良さによる逆説的な偏見を持たれているということだ。

就職が上手くいっていないというあなたイケメン過ぎるからかもしれませんよ…。

http://mogumogunews.com/2015/04/topic_11309/

2015-03-07

http://anond.hatelabo.jp/20150307020910

久谷女子って、パブリックイメージが、どちらかと言うと知的とか洗練の方面ポジショニングされてたようだけど

今回の件で、下衆さや、社会性のなさ、実際の処理能力の低さあたりが露呈された。

メンバーも読者もそういうパブリックイメージプライドがずいぶんおありで、大切だったんだろうけど、

結局あんまりレベルが高いわけじゃなかった人の化けの皮が剥がれただけだったのかもね、

なんかこの増田読んで思った。

この増田が、メンバー関係当事者の誰かだったとしても、シンパだったとしても、どっちにしてもイタすぎる。

私は、下衆な内容満載の同人誌を買う趣味はないので、増田を一旦信用してこの増田引用を正しいものとして扱ったうえで色々突っ込むけども。

1 名誉棄損とは

その後に別のホテルに行ったとか行ってないとか、そういうことは一切書いていない。

その前の引用文を読むと、メメデリヘル嬢に見えたかホテルに入れなかった、と解釈できるけど、

この内容では、セックスたかどうかの事実認定よりもむしろ名誉棄損の対象になるよ。

普通ホテルは、予約人数以上の人を客室内に入れるのを目撃したら止めるのは社会通念上も当たり前だし宿泊約款にも書いてある。

連れて行った女がデリヘル嬢に見えようが深層の令嬢に見えようが変わらない。

からデリヘル嬢という形容詞自体が「ホテルに連れ込めなかった」という内容"だけ"を伝えるには不要であるし、

その表現がなければ伝えられないことがあるとしたら、「メメ風俗嬢」と執筆者が言いたかったということになる。

なので、このくだり自体が、すべてまるっと名誉棄損として扱えるし、執筆者だけじゃなくて編集者も当然責任を負うべきだよ。

2 内容証明について

内容証明とは郵便局が行っているサービスで、法的な拘束力などは何もない。久谷女子メールを読んで返事をしているのだから内容証明郵便で同じ内容のものを送られても意味がない。何がどう気の毒なのか。女性内容証明理解してないことが気の毒なのか。訴状内容証明混同しているものと思われる。

内容証明自体法的拘束力がないなんて、当たり前じゃないか。

民民で名誉棄損についての対応について交渉を行いたい、でも相手が面会してくれない、住所等の連絡先も開示されていない、という状況な訳だから

「相手に到着していることが送付者が把握できる」という内容証明機能は、メールでは補完できないよ。

BtoBの取引で、メール文面のやりとりが法的拘束力を持つことはもちろんあるけれど、双方が「メールにて取引成立でオッケーです」と合意している場合や既に取引実績がある場合一般的だよ。

そうじゃなきゃ、しょっちゅうくるスパムメールの謎の金銭請求がすべて拘束力を持つことになってしまう。

訴訟にまで至らずとも、交渉を進めるには、相手がこちらの要求を読んでいるかを知っておく方がスムースだし、住所も電話も知らず、今のところ不誠実な対応しかしていない相手であれば

「ちゃんとメールくだされば読みますから」なんて、信じにくいのが当然だろう。

このご時世、文章を集めて並べて本にするぐらい、にわとりにだってできる。

本来編集者」というのは、執筆者の書いたものをチェックして、執筆者相談し、より良い文章を作ってもらうために、そして何か問題が発生した時に対応するために存在している。

「より良い文章」とは当然「どういう本」なのかで基準が異なる。たとえばオヤジ向け週刊誌なら今回のような内容は「セーフ」だろう。実話ナックルズなら「ゆっくりセーフ」かもしれない。

そういうのから遠い場所に居たいはずだった(であろう)、久谷女子が、実は中身は下衆なオヤジ雑誌と同じだったとか、

ワタシ、シゴトデキル女です、といった様子で経営者フリー仕事している人もいるようなのに、「うわー社会人としてありえねー」という対応をしていくという化けの皮の剥がれっぷりとか

otune間抜け下半身事情も含めて、面白すぎるのは確かで、今まで面白すぎるweb事件簿に対して、嬉々として発掘してブコメしてた人たちが何も言わないってのも含めて、

嘲笑対象なっちゃってるのはしょうがないだろうなぁ。それが「世間の反応」ってやつだ。

岡田育については、今まだログが残っているのか知らないが、twitterつぶやきで「私がどんな思いで書いたと思ってんだ」みたいなのがホッテントリ入ってたから、その辺でやり玉に上がってるんだろう。

個人的には、モノを作るの人が言ったら負けなセリフナンバーワンが「私がどんな思いで云々」のくだりだと思っている。どんな思いかを伝える力量が足りなかったことの裏返しでしかないからだ。

本を書いても売れなかった著者が、「私がどんな気持ちで書いたと思ってる」って言うの、コントぐらいだろう。そのコントすごく面白くなさそうだが。

現に、まともな編集者が居れば、こんな下衆な企画は通らない可能性だって高かったはずだし、

少なくともこんなことに巻き込まれないような内容に修正するために著者と打ち合わせをするのは編集者仕事であり、力量の差が一番多く現れる部分だ。

同人からそんな労力かけてられないし、同人からこそ好きにやらせてよ、というのなら、所詮その程度の覚悟の人が、なぜ「どんな思いで!」なんて言うんですかねって話だしね。

これだけみっともないことしてりゃ、そりゃ色んな外野が色んなこと言うよ、面白すぎるもん。

2015-02-28

増田に書けばフィクションって事で許されるよね!19

午後三時あたりになると見かける参拝者層。

中年男と、派手な女という組み合わせ。この組み合わせだけはこの時間帯に来る事が多い。

参拝者自体が少なくなる時間帯だけに余計に目立つのだが、当初はなぜこの組み合わせが多いのか理解できなかった。

不倫にしては人目を忍ぶ風でもなければ雰囲気に纏う後ろめたさもなく、あっけらかんとした軽さとノリはまるで若者のよう。厚い化粧。高いコート

しばらく相当な人数を観察し続けた結果、ようやくこいつらは「同伴出勤前」なのだという事に気付いた。

で。こういう水商売風の女と中年男という組み合わせはまず神社来てもおみくじ引いて年甲斐もなくはしゃいだり境内フラついて帰るだけでこの時間帯に祈願なんて頼みに来ないのだが、珍しく祈願申し込みに来る事があった。

おや珍しい、どういう風の吹き回しだ、出勤時間大丈夫なのかね、と思いつつ受付。



中年男「御祈願をお願いしたいのですが」

神主様「厄除けでいらっしゃいますか?」

中年男「いえ、厄年ではないです、普通ので」

神主様「(違うんかい)では家内安全でよろしいですか。それではご住所とお名前を」

中年男「〇〇市〇〇、〇〇…」

神主様「はい

派手女「……。」

神主様「お連れ様も御祈願お受けになりますか?」

派手女「…はい

中年男「せっかくだしね」

神主様「それではご住所とお名前を」

派手女「……。」

神主様「(? 何だこの沈黙?)」

中年男「………。(固い雰囲気)」

神主様「(? 何でこいつ変な集中してんの?)」

派手女「……〇〇市〇〇、〇〇番地〇〇〇」

神主様「はい(ああ、なるほど)」



何だっけ、どこぞの寺社に残されてる数百年前の祈願受付記録から前田利家父子あたりの生年がわかりましたみたいな話があったけど。

水商売女の住所やら名前やら割るのに、同伴持ちかけて、神社に誘って、祈願受けるよう話を運んで、とこういう手を使う奴もいるんだねえ。

おお俗世こわいこわい。










追記:

うわホッテントリ入りかよ。書いてて確かに、クズで下衆でゴミ増田どもが喜びそうな話だなとは思ったけど。

はいえ、ここで貼らないとこの事態で一つも得する事がないわけだし、一応貼っとくかね。

http://d.hatena.ne.jp/oramuda/



ブコメ返し:



sukekyo 一応は、神様に対するお願いごとだからウソの住所氏名をいうのもバチがあたるようで抵抗があるって心理をついた上手い方法だね。



A:一夜限りの夢を提供するお仕事プロに対して、神様の前で嘘はつけないだろうと考えるその浅慮さを考えると、とても上手い方法とは言えないだろう。ドラマとかの見過ぎじゃね?



kaerudayo ネタ 人生 日本 よいしょっと お役立ち



A:ネタじゃねーよゴミ野郎ネタならわざわざ匿名の場選んで書く必要ないわカス



sds-page 店の住所でも書いときゃええやろ



A:それが一番スマートだろうな。で、男に気付かれて「それ店の所在地じゃん!」って突っ込まれたとしても「あの店はもう、私の家のようなものから」みたいなイイ話を語り始める事によって切り返すのが、水商売の中の水商売だろうな。



anondwriter http://reisaiburoga-noakusesukojikinihakyouryokusinai で戦ってらした方?



A:戦う?(笑) 昔、大手に噛み付けばいいとでも考えたのか、アクセス乞食の零細ブロガーからブコメやIDコールを連発されたので、迷惑行為をやめるように諭したり自分が相手にしている事がどんな事か教えてあげたりした事はあったけど、戦った事なんてないなあ(笑)人違いじゃね?



anigoka 水商売だったら嘘住所とか候補として暗記してそうだけど もしかして実住所への躊躇と嘘住所の脳内検索が妙な間の正体かw



A:どうだか。相対した私の印象では、女は本当の住所を口にしたように感じたけど、でもこの状況下では十中八九嘘つくのが普通だろうしな。



toru-nakata 市役所に提出する書類ですら、年齢は鯖を読むのが、普通だ。それが世間というものである



A:この人は一体何を言っているのですか?



mrmt ライフハック



A:このエントリを読んでこういう感想が出てくるあたりが増田増田たる所以であり、そして、このようなブコメをつけていくスタイルこそクールだとか思っているあたりが糞ブックマーカーの糞たる所以だよな。



maturi 全部嘘だったんだぜ(斎藤



A:残念ながら実話。女の住所の真偽までは知らんが。



nibo_shi 前置き読まずにいきなり会話から読んだけど意味分かったわ。余計な前書きいらんかったね



A:前置きや状況設定書かずにいきなり会話だけ書くと「~かもしれない」「~かもしれない」って可能性を指摘するバカ大勢湧くんだわ。

エントリ執筆者のことを少しも考えもせずにただ書き散らす、実に浅慮極まりないお前のクソみたいなブコメなんていらんかったね



death6coin ↓信心深いと神様の前で嘘つけない。神様の前で嘘をついたなら、それはそれで責められそう



A:確かに水商売はかなり験をかつぐ方だが、そもそも本当に信心深いような人間水商売なんてやらないだろうよ。




aoi_tomoyuki 普通に嘘書くんちゃうか



A:それをさせない為に、「男だけ住所と名前を言う、と見せかけておいていきなり女にも尋ねさせる」という不意打ちをしたんじゃね?


Sediment このあとは坊主がおいしくいただきました



A:お前現国の成績悪かっただろ

2015-01-17

2015年、期待の小説原作映画五本

なんか見かけたので自分用も兼ねて訳してみた。良作映画と同時に良作小説摂取できるすばらしいリストです。

ちなみに意訳多いので「許す」と「赦す」を正しく使い分けたい向きは原文にあたってください。あと個人的には『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』も結構楽しみにしてます

記事

http://litreactor.com/columns/5-most-anticipated-book-adaptations-of-2015

執筆者マークブース三世

 毎年この時期になると、「今年期待できそうな新作映画リスト」が各所でアップされますよね。そういうリストに載せられた作品のうち何本かは、小説から脚色作品です。ところが、彼らが取り上げるのはなぜか『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』ばかり。アホか。誰がンなもん楽しみにしとるねん。というわけで、ここにあなたが本気で楽しみにできる小説原作作品リストを用意してみました。

5. ポール・マクギガ監督ヴィクターフランケンシュタイン(Victor Frankenstein)』(原作メアリーシェリーフランケンシュタイン』)

 去年『アイ、フランケンシュタイン』観た人はわかると思いますが、まあフランケンシュタインものってどうしても現代視聴者のお口にはバッド・テイストすぎますよね。しかしですよ、『クロニクル』の脚本家であるマックス・ランディスが脚色を担当した本作は、いい意味で予想を裏切ってくれるんではないのでしょうか。本作はフランケンシュタイン博士助手であるイゴール視点から、彼とまだ若き医学生だったころのヴィクター・フォン・フランケンシュタイン博士との馴れ初めを描いた、メアリーシェリー原作の前日譚的ストーリーです。

 フランケンシュタイン博士を演じるのは『shameless/シェイムレス』、『X-Men:ファースト・ジェネレーション』のジェイムズマカヴォイ。イゴール役には『ハリー・ポッター』のダニエル・ラドクリフ映画の公開は十月二日予定となっております

訳者の雑感: せむしの助手イゴール原作には登場しない人物で、出典はボリス・カーロフ主演の『フランケンシュタインの復活』(1939)です。この時点で「本が原作」と言い張るのはどうなのかな。そもそも学生時代フランケンシュタイン博士が題材ってどこに需要あるんだって思われそうですけど、なにせ『キル・ユア・ダーリン』のラドクリフと『X-MEN: FC』のマカヴォイですからね、濃厚なBLが期待できそうです。脚本家も『クロニクル』の人だし、なおさら……ねえ?

 ちなみに、監督のマクギガンは『PUSH 光と闇の冒険』などいくつか映画監督していますが、日本で有名なのはなんといってもドラマSHERLOCK』の「ベルグレービアの醜聞」と「バスカヴィルの犬」でしょう。

 日本ではなぜかDVDスル―になりがちなマカヴォイ&ラドクリフコンビですが、今作はどーなるでしょうか。やっても単館系かな。

4. ジル=パケ・ブレネル『冥闇(Dark Places)』(原作ギリアン・フリンの『冥闇』)

 去年は『ゴーン・ガール』がやってくれました。いいことに本作の原作はですね、その『ゴーン・ガール』より面白いんですよ。良い映画にならないはずがない。原作者ギリアン・フリンはいまや犯罪小説界のトップランナー映画化にもひっぱりだこです。『ゴーン・ガール』のファンは『冥闇』もきっと大好きになることでしょう。なぜなら、『ゴーン・ガール』よりイカれたお話から

 これは子供のころに両親を殺されたある女性お話です。彼女は自らの証言で実の兄を監獄送りにした過去を持っているんですね。で、それから二十五年が経って、「キルクラブ」と名乗る殺人同好会の助けを借りて、事件真相を探ろうとします。

 公開時期は未定ですが、二〇一五年のどこかにはなるはず。出演はシャーリーズ・セロンクリスティーナ・ヘンドリクス、ニコラス・ホルトクロエ・グレース・モレッツです。

 訳者の雑感:原作の『冥闇』(小学館文庫)は、個人的には『ゴーン・ガール』には及ばないものの、上に書かれているとおり傑作ミステリです。いわゆるイヤミスです。捕捉しておくと、主人公がなんで「キルクラブ」の連中と絡むようになるかといえば、過去事件によって人生破壊された彼女が日々の生活費を得るために家族の遺品や体験談なんかを好事家に「切り売り」しているからです。そうです、クズ野郎です。『ヤングアダルト』でいかんなくクズ女っぷりを発揮したシャーリーズ・セロンにはまさに適役なんじゃないでしょうか。

 フランス資本で規模的は大作と言いづらいでしょうが、出演陣がかなり豪華なのでフツーに日本でも公開されそうです。

3. ロス・クラーク監督ダーマフォリア(Dermaphoria)』(クレイグ・クレヴェンジャー原作『Dermaphoria』未訳

  実質去年公開作なんですけど、ズルしてもぐりこませてみました。だって映画祭しか上映されてなくて、筆者はまだ観てないんだもん。っていうか、ほとんど誰も観てないし。原作記憶喪失化学者を題材にしたクレイグ・クレヴェンジャーのカルト小説です。

 出演は『ヴァンパイアダイアリーズ』のジョセフ・モーガン、『Justified 俺の正義』のウォルトン・ゴギンズ、『ヘルボーイ』や『パシフィック・リム』のロン・パールマン

 まだ公開時期は公式アナウンスされていませんが、推測するに、今年中には拝めるんじゃないでしょうか。っていうか、そうじゃなかったらキレる。

 訳者の雑感: 未訳作品な上に原作者自体が数年前に一作ちょこっと訳されてそのままなカルト作家なんで、どうにも前情報がない。ある朝、記憶喪失化学者麻薬密造に関わった容疑で監獄にぶちこまれたと思ったらこれまた唐突解放され、失われた記憶と失踪したガールフレンドを求めて彷徨う話らしいです。元記事引用されてる画像がいかにもいつものロン・パールマンってふてぶてしさで好印象ですね。http://litreactor.com/sites/default/files/imagecache/header/images/column/headers/487195087_640.jpg

 ロス・クラーク監督ドキュメンタリー中心に撮ってきた人で、本作が劇映画監督トレイラーをみるかぎり、なかなかシャープな画作りしてます日本では公開されるかなあ……ロン・パールマン効果でDVDスルはギリギリ保証されそうではありますが。

2. ベン・ウィートリー監督ハイ-ライズ(High-Rise)』(J.G.バラード原作ハイ-ライズ』)

 J.G. バラードは難儀な小説家だ。『ハイ-ライズ』はおそらく彼の最高傑作でしょう。ちょっと前にこの小説映画化されるって聞いて、マジビビりましたね。原作を読んだことのない人たちに説明しておくとですね、タイトルにもなってるハイ-ライズとは超豪華高層マンション名前で、その内部では文字通階層によって分断された住民たちによる血で血を洗う階級闘争が勃発しています高層マンション版『蝿の王』みたいなもんです。とってもバイオレントでとってもクレイジーで、とってもワンダフル映画もおんなじくらいクレイジーであってほしいですね。

 主演は『アベンジャーズ』、『マイティ・ソー』でお馴染みトム・ヒドルストンと、『バットマン vs スーパーマン』でバットマン執事役が決まっているジェレミー・アイアンズ。公開日の九月十七日をお楽しみに。

 編集者コメント: !!!!! ベン・ウィートリー監督作じゃん!!!! よっしゃあああああああああ!!!!!!

 訳者雑感: ベン・ウィートリーは第二のデヴィッド・クローネンバーグの座を狙っているんでしょうか。せいぜいブランドン・クローネンバーグと争ってほしいものです。他に誰もそんなポジション欲しがらないでしょうけど、がんばれ、応援してるぞ。

 ともかく、『キルリスト』や『サイトシアーズ』で日本でも熱狂的なファンを生み出した「奇妙系スリラー界の風雲児」ベン・ウィートリーが、あのバラードの、あの『ハイ-ライズ』を映画化する、これは期待しないわけにはいきませんよね。原作はおなじみハヤカワ文庫SFからですが、当然のごとく絶版なので、なんとか日本でも映画劇場公開までもってって復刊の一助となっていただきたいものです。DVDスルー(『キルリスト』)→アートシアター系公開(『サイトシアーズ』)と順調? にステップアップしているので芽はありそう。

 

1. リドリー・スコット監督火星の人(The Martian)』(アンディ・ウィアー原作火星の人』)

 アンディ・ウィアーの『火星の人』は、二〇一四年に筆者が読んだ本のなかでもマイベストな一冊です。クソみてえな『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』の記事を山ほど読んで損した時間の埋め合わせに、ちょっとこの映画化作品について調べてみましょう。ちなみに私は先月作った「今年のマイベストリスト」にも『火星の人』を選出しております

 概要はこうです。ある宇宙飛行士火星で一人、遭難します。もしかすると、そこから永久脱出できそうにないかもしれない。彼は生き延びるために「科学」と呼ばれるふしぎな力を行使することを強いられます。自らの命をかけて惑星に戦いを挑む男と、全力で彼をぶち殺しにくる惑星との、知的で、ユーモアに溢れたアツいバトルがはじまる!!!

 映画リドリー・スコット監督予定で、主人公マークを演じるのはマット・デイモン。十一月二十五日公開予定です。

 訳者の雑感: 原作の『火星の人』はハヤカワ文庫SFから絶賛発売中。「ライトハードSF」と称される軽妙な作風も相まってか、最近のSFにしてはめずらしく幅広い層から広範な支持を集めています。今年の「SFが読みたい!」のランキングでも票を集めるんじゃないんでしょうか。いっぽうで監督リドスコは『悪の法則』、『エクソダス:神と王』と近作がこのところ立て続けに興行批評両面で失敗してやや低調。『ブレードランナー』の続編を作ると宣言して即監督を降りたりと何かとケチがついてますが、『プロメテウス』以来のSF回帰作は吉と出るか凶と出るか。日本ではおそらく二〇一六年公開でしょうね。

 

 さて、以上が私が最も期待している今年の小説原作映画作品です。ほんとは他にももっとあることはあるんでしょうが……でもまあぶっちゃけゴミばっかなんで語ったところで意味ないでしょう。上にあげた五作品は「すくなく見積もっても傑作になりそうなチャンスはある」作品です。とりわけ『ダーマフォリア』は僕達を導く希望の光なんで、今年公開してくれないと困る。

 ところで、リストにあげた五作品原作小説もぜひ読んでみてください。どれも一読の価値がある逸品ばかりです、たぶん映画もね。

2014-12-30

はてな村話×卓上ゲーム、略してはて卓その一

aukusoe「よろしくお願いします」

コウモリ『よろしくお願いします』

(以下、aukusoeの台詞は「」で、コウモリ台詞は『』で表す)

「2d20、15」

『2d20、6』

「うーん、先行で」

はい

ドローなし、スタンバイ、メイン」

はい

「初手エクシーズもいいけど、アドとれるランク4ないんだよねえ、《忍者マスター HANZO》通常、効果までいいですか?」

『どうぞ、チェインでも出せばいいじゃん』

「びみょー、《忍法 超変化の術》サーチ、シャッフルお願いします」

はい

「二枚セットして、エンド」

ドロー、スタンバイ、メイン』

はい

『うーん、悩む』

普通局面でしょ」

『いやコレは悩ましい』

「ふーん」

『とりあえず、《BF-暁のシロッコ》 通常』

「考えます

はい

「うーん」

『それこそ普通でしょ』

「たしかに」

『どうします?』

シンクロまで通してもよさそうだし、スルーで」

はい、じゃあ、バトルフェイズ

「あーそうきますか、じゃあリバースオープン忍法 超変化の術》発動します」

はい

「シロッコとHANZO墓地で、《ライトパルサードラゴン特殊

『うーん、ブラフじゃなかったか

「そりゃね」

『いやでも、aukusoeさんだから

「なんだよー!」

『まあいいです、じゃあエンドで』

「おっ、バックなし? いいねいね

『まあ大丈夫でしょ』

「ふふふ、どうかなー、じゃあエンド時に《明と宵の逆転》発動」

『え!?

効果いいかえ?」

『どうぞ』

「手札のHANZO捨てて、《成金忍者》サーチ、シャッフルお願いします」

『その動き強いね

「そうか?」

『うん、じゃあエンドで』

「ほいきた、ドロー、スタンバイ、メイン」

はい

「うーん、BFにコレは残しておきたいドローだな」

『なんだろう、オネスト?』

「さあ、どうでしょう、とりあえず《明と宵の逆転》発動」

『ほいほい』

「手札の成金捨てて、《忍者マスター HANZO》サーチ、シャッフルお願いします」

『罠がなかったのかな?』

「今からサーチするよ、《忍者マスター HANZO》通常」

『手札誘発ないから、さくさくどうぞ』

「よっしゃ、《忍法 超変化の術》サーチ、シャッフルお願いします」

はい

「そのまま、バトルフェイズ、HANZOからパンチ」

『ほい、6200』

「ほんまにないんやね、ならライパルでパンチ」

『3700』

「二枚バックでエンド」

『さあ、頑張るぞー、ドロー、スタンバイ、メイン、《黒い旋風》発動!』

「ごめんなさい、チェーンで《砂塵の大竜巻》」

『きついなあ』

「だしょー」

墓地確認いいですか』

「ほいよ」

『HANZO2、成金1かあ、返せてもカオスが出るのかあ』

「この状況は返せるの?」

『多分、《サイクロン》、対象は伏せで』

「《忍法 超変化の術》でしたー」

『当然そうだとして、でだ』

普通に汎用ランク4で返せるでしょ」

『なんだけど、ライフがなあ』

「初手シロッコが難しかったね」

ランク5が出るから強いと思ったんだけど、厳しいかなあ』

「どうだろー」

『まあいいや、《BF-東雲のコチ》通常』

「エクシーズまでどうぞ」

『なんじゃそりゃ、《BF-黒槍のブラスト特殊

「ほらエクシーズじゃん」

『うーん、カステルかアークか』

「ゴドバ後引き考えてカステルかなあ」

『だね、エクシーズ鳥銃カステル》 特殊

「ほいほい」

『着地して、二枚落として効果対象はライパル』

「戻りまーす」

『HANZOなぐる』

「7800」

『エンド』

「よしきた、ドロー、スタンバイ、メイン」

『バックが薄いよお』

「本当だね、では《フォトン・スラッシャー》特殊

『キツい』

「《速攻の黒い忍者》通常」

戦士って強いな』

「それね、黒い忍者とフォトスラでオーバーレイ、《H-C エクスカリバー特殊

効果と殴りまでどうぞ』

「いいの? じゃあ効果使って、パンチ」

『残り1700』

「手札ゼロです、エンド」

ドロー、スタンバイ、メイン』

はい

『まあ三枚もハンドがあって墓地もこれだけあるんだから、返せるよ、返せるんだけどさあ』

「いやでも、ハンドゼロからこっちも」

『バック引かない』

「それな、一枚も伏せてないよね」

『うん、まあしゃあないね墓地闇三体』

「その詠唱は!」

『《ダーク・アームド・ドラゴン特殊

効果までどうぞ」

『コチ除外して、エクスカリバー破壊

はい

ライフ残りいくつ?』

「7800」

ワンパンは無理だなあ』

「あとハンド二枚もあるじゃん

『そうなんだけど、《BF-極北ブリザード》通常』

「6シンクロかあ」

効果までいい? 墓地からブラスト釣ります

「星影さんがくるのか?」

『きますブリザードブラストチューニング、《BF-星影のノートゥング》特殊

「残り、7000」

『星影の効果で、《BF-精鋭のゼピュロス》通常』

「ほいよ」

『バトルフェイズ、ゼピュロスパンチ』

「5400」

『星影パンチ』

「3000」

ダムドパンチ』

「200」

『足りない! エンド』

「さあ、ディスティニーだ、ライフ残りは?」

『1700』

微妙だけど、俺はデッキを信じるぜ!」

『格好いい!』

ドロー!」

『ドキドキ』

「スタンバイ!」

『おう』

「メイン!!!

はい!』

かい。。。。」

『びゃ?』

「クではなく、ライー」

『パ?』

「ルではなく、よいー」

『なんだっけ?』

「《カオスソルジャー -宵闇の使者-》!」

『え? 出るの?』

「でないよ、光が四枚に、闇が二枚だから

『じゃあ俺の勝ちじゃん!』

コウモリくーん、このカードを忘れていないかな?」

『あっ!』

「そう! 《明と宵の逆転》発動して、宵闇捨てて《カオスソルジャー -開闢の使者-》サーチ」

『えなに、開闢サーチするために宵闇とそれ入れてるの?』

「そうわよ」

ないわー

「負けて言う台詞じゃあないね

『けどさー』

「では、シャッフルお願いして」

最後までやるのね』

「一応ね、墓地の光と闇を除外して」

詠唱だ!』

「光の道と闇の道が交差するときまれいでる、これが俺の天地開闢! 俺の未来! カオスソルジャー、開闢の使者、特殊召還!」

『なんか混ざってるし』

「ゼピュロスと星影なぐって終わりだね、ありがとうございました」

ありがとうございましたー』

以上。

http://anond.hatelabo.jp/20141130202457

増田アドベントカレンダー2014の30日目です。執筆者はaukusoemasterでした。

次回、31日目はid:TM114514さんこと青五七三才さんの「今年面白かったフリーゲームベスト10です」を予定しています

それじゃあ、はてなばいばいー。

2014-12-19

頑張ってるんで応援したい

http://anond.hatelabo.jp/20141130202457

増田アドベントカレンダー2014の19日目です。執筆者はクソアニラジオタことid:cider_kondoです。

アニメーター給料が低い」というのはよく言われるけれども、実態や原因をきちんと分かっているオタクは少ない。

しろ手塚治虫が全部悪い」とか「テレビ局広告代理店中抜きガー」とかなんとか、何の根拠もない間違った話がはびこっていたりする。

そういうわけでこの場を借りて、ちょっとした構図の説明と、それからタイトル通りのちょっとした「応援」の話を書いてみる。

アニメーターって誰のこと?

一番広い意味では、アニメの絵を描く人の総称だけど、じゃあ例えば総作画監督とかキャラクターデザイナーやるような人まで含めて話してもややこしいだけだよね。

まあ、監督含めて、そのあたりの偉い人が技術の割に低給って問題もあることはあるけど、そこまで話を広げても風呂敷に収まらないので省略。

神山健治監督が言ってたように、「みんなの懐に入るべき金を抜いてる悪い奴なんていなかった」のであって、すぐに解決できる話ではない。

というわけで実際に画面に出て来る絵、動画を描く人たちの手取りが一番少ないのが大変、ということで話を進める。

本当の収入ってどのぐらい低いの?

を読んでもらうといいんだけど、長いし前提となる知識がそこそこ必要なので数字だけ書くと、

アニメ会社の大半は西東京に集中しているわけで、こんな収入一人暮らしできるかというと、普通は無理ですよね。新人を採るとき

「親から仕送りがあるか、もしくは通勤圏内実家があるのか」

重要なチェック項目になっている話もあったりしてさもありなん。

なんでこんなに低いのかというと、アニメーターキャリアパス関係あります

アニメーターの育ち方

専門学校なり独学なりである程度の基礎持ってる人がアニメ会社映像というか絵を作る会社)と契約して業界に足を踏み入れたとき最初に振られる職種は「動画」と呼ばれる、人物が動くところを描く役職です。

ここの値段は1枚150円とか200円とかの世界です。ですが、動画経験2年とか3年とかある人でも、月に500枚ぐらいしか描けません。

200円×500枚=10マンエン=いろいろ無理

さらに本当のド新人の時期だと、もう「最初の月は100枚しか描けなかった」的な武勇伝を語る人とかいて、本当かどうかは怖くて確認してませんが、まあそれがフカシで本当は200枚とか300枚だったとしても、まるで食っていけない収入しかならないのはおわかりいただけると思います

昔は月産1000枚、2000枚といった嘘みたいな数字可能だったとは聞きますが、40年前のアニメと今のアニメを見比べると誰でも分かるように、絵が遙かにかに緻密になりすぎてそんなの無理ゲーです。

ですので、現在業界構造としては、

動画見習い期間」です。

ある程度の枚数こなしたらさっさと原画に引き上げて少しでも手持ちの収入を増やす機会を与えるようにしてしまます

これは無理矢理の促成栽培みたいなもんで、問題視している人も多いのですが、食ってけないポジション長期間若者を留めておくよりはマシってのは事実です。

ここの単純な解決策はすぐに思いつきます。たとえば「見習い期間は固定給として最低限食っていける給料保証する」とかです。

ですが、上手く行きません。アニメーター契約はほぼ全員がフリーランスで、極端な人材流動性の高さが特徴です。

今の狂った製作本数が続く限り、一定以上の腕前の人は(人格に少々問題があっても)まず間違いなく新しい職場はいくらでも見付かります

ですので、見習い期間が終わると、さっさと好きな人・憧れの人のいる職場に移る、なんてのは当たり前です。会社コスト負担して育ててさあこれから! って時期に逃げられて丸損って話ですね。

また、某社の偉い人が某大学で語っていたところによれば「固定給にしたら絵がまったく上達しなくなった」人もいる、なんて話もあるみたいです。これまた怖いですね。

また、もともと動画に関しては海外との競争という面もあり、そこまで単価を上げられるわけでもない、という根本的な問題があります

さりとて、動画を実際に描くというのがアニメーターの最良の訓練だというのは事実であり、誰がどうにかコスト負担していかないと、新しい世代が育たなくなってアニメ産業が滅んでしまます

応援の話

NPO法人アニメーター支援機構、という組織があります。そこがやっているプロジェクトこち

本当はアニメ産業構造を変える方法があればいいんですが、そんな青い鳥というか銀の弾丸は今のところ発見されてません。

新人の本当に食えない時期を抜けてある程度の技術さえ手に入れれば、今のところアニメで食っていくのは不可能ではありません。

そういうわけで、

会社が育成コスト負担するのが難しいなら、かわりに『みんな』に応援してもらってそれを実現しよう」というのがこのプロジェクトです。

昨年、寮を開設する時は少々ファンディングに応じたんですが、今期は青い円形の板の入った箱を買う予定が割とカツカツなんで、まだ支援してません、はい

終わりに

かなりの走り書きになりました。本当は自分の書いた下手な文章をよむぐらいなら、

URLを貼ったBIZ誠の記事とか、そのもととなったJaniCA日本アニメーター・演出協会)の実態調査報告、

http://www.janica.jp/survey/survey2008_rquest.html

概要報告書とか読んでもらった方がいいんですが、今まで現実世界で薦めた人は2人ぐらいしか読んでなかったので、そこはあまり期待しないことにしてます

本当はアニメ産業構造の話(海外発注意味とか、SHIROBAKOに絡めた制作進行という役職の意義とか)をした方が、逆に構図がわかって理解やすいかなと思ったんですが、「応援」という初期ワードを生かすのと、執筆時間関係でこんな形になりました。

2014-12-18

ラジオCDのススメ

http://anond.hatelabo.jp/20141130202457

増田アドベントカレンダー2014の18日目です。執筆者は名も無き増田です。

コメントで予告していた内容は面白料理することができそうになかったので、違う話をします。

今日ラジオCDについて語りたいと思います

ラジオCDとは何ぞや? と思われる方もおおいでしょう、

ラジオCDとは「ラジオ過去放送が入ったDVDみたいなもの」です。

ラジオCDの魅力その1「値段に対してボリュームが凄い」

普通アニメだとよく入ってて3話か4話ぐらいですよね。

一本30分で計算しても2時間ぐらい。

ところが、ラジオCDはなんとだいたい10本分のラジオが入っています

しかも、ここ最近インターネットラジオの普及により、放送時間は30分を超えることが多いです。

なんだったら、1時間ぐらいの放送になることもままあります

そのため、値段に対してボリュームがぱないです。

3000円で300分は楽しめちゃいます


ラジオCDの魅力その2「ジャケット楽しい

ベタアニラジジャケットだと、

キャラクタたちがラジオブースにいる画が描かれています

これが、楽しい

本来仲良くないはずのキャラや、敵対するキャラたちが仲良くラジオブースにいる。

この画を見るためだけにも、買う価値ありまっせ、おまっせです。

ラジオCDの魅力その3「新規取り下ろしラジオゲストが大体豪華」

ラジオCDの基本構成は、

アーカイブ10本が入ったデータCDが一枚と、

新規取り下ろしのラジオが入ったオーディオCDが一枚の構成です。

この新規取り下ろしラジオ

これは大体、豪華なゲストを呼んで収録していることが多いです。

普段聞けない大御所話題や、人気声優さん話題が聞けちゃう新規取り下ろし、聞かないわけがない!


ラジオCDの魅力その4「根本的にラジオって楽しい

もの凄く根本的な話になってしまますが、ラジオって楽しいです。

僕は家にテレビがないので、年がら年中ラジオを聞いています

特に今はニートで暇なので、ずーっとラジオを聞いています

いやあ、ラジオって本当楽しいですよ。

じゃあ、そのラジオの魅力って何なのか?

一言じゃあ言い表せないですけど、あえて一言表現するなら

パーソナリティとの距離感」これに尽きるとおもいます

テレビとも違う、インターネット動画とも違う、

ラジオ」という媒体しか出来ない事、やれないこと、たくさんあります

これを聞き逃しちゃあ、もったいなぜい!

みんなラジオCD買おうね!

2014-12-11

増田益荒男とaukusoeの「増田を増々楽しむラジオ」書き起こし

http://anond.hatelabo.jp/20141130202457

増田アドベントカレンダー2014の11日目の被せです。執筆者は予定表の増田益荒男ではなく、名も無き増田です。

〜オープニング〜

aukusoe「はてなにちはー、パーソナリティー兼、このラジオ支配人を勤める、aukusoeです」

増田益荒男『はてなにちはー、パーソナリティー兼、このラジオコンシェルジュを勤める、増田益荒男です』

(以下「」がaukusoe、『』が増田益荒男の喋ったこと)

はい、というわけで始まりした、増田を増々楽しむラジオ、略してマスラジ。

このラジオ番組は、増田ホテル支配人aukusoeが増田を増々楽しむために、増田の色々なことを紹介していく番組です」

増田のことを皆さんにより知ってもらうため、増田ホテルコンシェルジュの益荒男、頑張ります!』

「それではー、『マスラジわっしょいしょい!』」

ジングル〜「ふつおたのコーナー」〜

はいというわけで、始まりました、マスラジですが、早速お葉書がきています

『告知なかったのに?』

「え?」

『いや、告知なかったですよね、この番組

「そうですね」

『どうやってしったんですか、葉書送って来た人』

ちょっとよくわかんないです」

『いやいや、わかるでしょ! っていうか今時お葉書て、メールでしょメール

はいFAX紹介しますよー」

FAX? FAX!』

ラジオネームid:cider_kondoさんより頂きました。

マスラジのスタートおめでとうございます

『ありがとー』

ラジオが始まったといえば、ラジオネームに変わるの名前を決めるくだりをやらないといけませんよね」

『それアニラジだけですよー』

「僕が考えたラジオネームは、マースーネーム、ですどうでしょうか」

普通です』

はい、というお葉書でした」

『いやこれ決める必要ある?』

「いやあるでしょ、はてなにちはー、って挨拶もちゃんと決めたんだから

『それは打ち合わせで決めたんでしょ?』

「僕は不満ですよ」

『何故?』

「ちゃんとみんなのお葉書募集たかったんです!」

『はあ、このくだり意味あるのかなあ?』

「まあお葉書紹介のコーナーなんで、この辺はさくさくっと消化していきますよー。次は益荒男っち読んで」

はい増田ネームid:metroqさんより頂きましたメールです』

「あっメールも別の言葉にしたい、増ールとか」

無視してメール読みます。僕は最近ラブライブにハマっていますパーソナリティーのお二人はミューズでは誰が好きですか?』

「にこまき」

『それカップリングですからね』

「のぞえり」

『それもです』

「にこりんぱな」

ラジオです、あっさっきのもラジオです』

「親鳥×ほのママ

『親鳥!』

「益荒男っちは?」

『えー僕ですかー、うーん、ラブライブよくわからないんですよね』

画像しましょうか、ブースの向こうの人ー画像ますかー?」

『あっ出て来た、ディレクターサイバーメガネ仕事早いなあ』

PCスペックが段違いですからね」

うーん、このロボみたいな子ですかねえ』

「ロボ!」

『え? ロボって可愛いですよね』

増田益荒男の闇は深い」

『えー、可愛いのに』

はい、というわけでお葉書をいくつか紹介しましたけれど、当番組、もといホテルではお葉書募集しています

『お葉書は、ますますあっとまーくあいくらうどどっとこむまでお願いします。』

ノベルティ希望される方は、タイトルに『ノベルティ希望』と鍵括弧をつけてお送りください。後日、こちらから住所問い合わせメールを送ります

住所氏名を最初からメールに記載するのは辞めてください」

『次のコーナー!』

ジングル〜『コンシェルジュ増田いろはにほへと』〜

増田ファーストブックマーカーNettouochiをお気に入りに追加しようの巻』

「ごほんごはんコンシェルジュコンシェルジュー」

はい支配人、こちらに』

今日オススメ増田を紹介したいのじゃが、何を基準に選んでよいのかわからーん!

トラバは会話を追わないと理解できないし、AA荒らしはおるし、増田の闇は深すぎる!」

支配人、そんなときは、こちらのページをご覧ください』

「なんじゃこれは?」

はてな匿名ダイアリーの新着エントリー −はてなブックマークでございます支配人

支配人っていうの面白くなってるでしょ」

『ははは』

(画面に http://b.hatena.ne.jp/entrylist?url=http%3A%2F%2Fanond.hatelabo.jp%2F への誘導リンクが表示される)

「なるほど、これならトラバを追うのが面倒くさいときや、増田のよくわからん闇を追う事なく新着記事が読めるのう!」

『そうです支配人はてなブックマークを旨く使いこなして、楽しい増田ライフを送ってください』

しかし、このはてなブックマークをしておる連中はなんなのじゃ、コメントがうざい!」

支配人なにをおっしゃっています、彼らは増田ファーストマーカーですよ』

増田ファーストブックマーカー? なんじゃそれは」

『ぷっ、お前の事だよ』

「急に素になるなよ、っていうかお前もだろ」

『えーもとい、増田ファーストブックマーカーとは、増田を専門にブクマする連中の中でも、増田本体を見て、1番目や2番目にブックマークする増田に常駐するキ(バキューン)ガイの種別です』

「え? キ(バキューン)ガイ?」

『もとい、増田の闇の1つです』

「へー」

『中でもオススメなのがid:Nettouochiです』

「何故彼がオススメなのじゃ! aukusoeだって良いコメントのこしておるぞ!」

『彼は基本的に無口なのでうざくないのです、あとあんたはアイコンが昔うざすぎた』

「むきゅー!」

今日増田いろはにほへと、Nettouochiをフォローしよう』

「これで増田が増々楽しくなるぞ、コンシェルジュ!」

『ええ、支配人!』


ジングル〜「支配人今日オススメ」〜

「いらっしゃいませお客様

『いらっしゃいませ』

本日オススメする増田はコチラ」

(画面に http://anond.hatelabo.jp/20141211001453 への誘導リンクが表示される。

また、以下、上記URL朗読のため書き起こしはカット



ジングル〜「『エンディングのコーナー』」〜

はい、というわけで、やってきた増々ラジオなんですけども」

『長かったねー』

「いや長くないよ、途中でディレクタートイレにいって録音が中断しただけだからね」

『何故か口の回りが茶色のが気になりますね』

ブースの外くっさいんだろうなあ」

はい、何かお知らせありますか?』

「aukusoeはブログTwitterハイク色々やっています、aukusoeで検索してください、今ならGoogle+のせいで名字まで分かります

『益荒男はサブ垢で色々やっているので、教えません』

「教えろよー!」

『イヤです』

「っていうか、10番組はさすがに短いですね」

『そう?』

もっと喋りたいよー!」

『1人で勝手に喋っててください』

「むきゅー!」

はいさよなら挨拶しますよ、あなたからですよ』

はいはい、それでは来週も」

『このホテル増田を増々楽しんでくださいね

「『はてなばいばいー!』」


「今日クイズ! 今日クイズはこの増田を書いた人の尊敬するラジオ構成作家を当てようというクイズです。

正解が分かった方は、ブクマないしトラバしてください、それじゃあ本当にバイバイー」

2014-12-10

最近女性向け同人アンソロの誘い方が雑すぎる

10年近く女性向けで同人活動をしていて同じジャンルアンソロ企画から声がかかる事も少なくはない。これまで、何冊ものアンソロ執筆依頼を光栄に思い、その度に全身全霊をもって応えてきた。しか最近はそういった気持ちよりも疑念を抱く事の方が多くなった。

ここ数年の間に頂いた執筆の依頼があまりにも雑だからだ。

私自身もアンソロジーを何度か主催してきたため、雑な執筆依頼のメールには肩を落とさずに居られない。微々たる経験値だとは思うがこれから執筆依頼のメールを出す方は以下の事を最低限の事と考えて参考にして欲しい。

まずはじめにこういった依頼はメールで送るのが基本である

連絡先がわからない作家に対しては…

pixivメッセージで依頼する。(連絡先がわからないためSNSから打診することについて一言お詫びをいれる)

twitterで依頼したい案件があるとメールアドレスを尋ねる。(タメ口は勿論駄目!)

最初に送るメールはファンメール

・件名「△△△アンソロジーへの執筆のお願い/自分名前etc
名前を名乗る(当たり前だ)
・某日開催予定の〇〇〇の即売会にて△△△のアンソロジーを発行することに至った事を書く
・つきましては×××様に執筆を依頼したいとの旨を書く
簡素アンソロジー概要サイズなど)や、依頼内容(カップリングや全年齢向けであるかどうか、テーマなどがあればそれらも)、締め切り(具体的な日にちは書かず、○月上旬など大まかなスケジュールでOK)、謝礼についてリスト状で書き連ね、執筆をご承諾頂けた場合更に詳しい原稿のの詳細について折り返し連絡したいと書く。
・ここからラブコールをする(とても重要

執筆者は何故自分を誘ってきたのか、意図不明瞭であればある程、ただの数合わせなのではないかと不安になり、やる気が削がれていく。

公募型のアンソロジーについては詳しくないので省くが、私の場合はこの人の〇〇がどうしても見たい!アンソロジー掲載したい!と、いう強い想いから執筆をお願いする。

なぜそう思うに至ったか?相手がこれまで発表してきた作品に感銘を受けているからだ。その想いを素直に丁寧な言葉で書き連ねる。

執筆依頼の返信の締め切り期限(こちらの都合で申し訳ない旨も書く)とお忙しい中お目通し頂いた事への謝辞を述べ、しめる。
・末尾には自分名前メールアドレス(あればホームページpixiv)などの連絡先を記載する。(主催が何者であるかわからないと不安になる事が多い!)

執筆を快諾された場合

執筆を快諾して頂いたことへの謝辞
原稿の詳細について書く。(メールだと長文になりすぎるため、WEBに◇の必要事項だけを掲載した執筆者専用のページを作成し、そのURLをお報せするのも良い。(勿論そのURL執筆者以外に広めることがないようにお願いする)
アンソロジー概要

タイトル(仮題でよい)、本のサイズ装丁が決まっていれれば装丁なども

◇発行イベントとその会場
◇依頼形式漫画イラスト小説などなど)
原稿サイズ形式

イラスト漫画場合解像度や塗りたしを含めたサイズカラーモード、推奨ファイル形式など)

小説場合青空文庫を流したwordテンプレートを配布する)

◇具体的な締め切り日時

あくま私生活の合間を縫った執筆である人が大半である。万一の事を考え早めに設定しておく必要がある。)

◇謝礼について

(完成本の他に原稿料が出せない事へのお詫びと代わりに粗品を渡したいという旨だけ書いておく)

(※1完成本と一緒に1000〜3000円相当の菓子箱等やAmazonギフト券図書カードなどを渡すことが多い/粗品の内容については勿論メールで触れなくて良い)

(※2原稿料を設定する主催も勿論居る)

◇完成本の受け渡し方法
◇その他:ご留意頂きたい事柄や再録時期についてなど

(頂戴する原稿の一部を告知の際にこちらでトリミングし使用するお願いと作品の各々の再録時期に着いて明記する。

また、原稿の全体を公開しない形であれば、各々で作品の一部を公開し企画宣伝することも可能だと書く。サンプルを告知するまで個別宣伝を避けたい場合はその旨も)

・返答期限を設定した参加形態についての回答テンプレートコピペして記入してもらい、返信して頂く)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(ご参加頂ける名義の確認PN

漫画なのかイラストなのか小説なのか)

漫画小説場合は後日また期限を設定し頁数、左右の始まり自己申告して頂く形にする)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

・何か質問などがあれば連絡が欲しい旨、今後何度もこちらからご返信をお願いさせて頂く形になる事へのお詫び、アンソロジーを良い物にしたいという豊富、改めて執筆のお礼を伝え、しめる。
・末尾には自分名前メールアドレス(あればホームページpixiv)などの連絡先を記載する。

執筆拒否された場合

・この後音信不通という事はあってはならない。きちんと返信する。マナーである
・今回は残念だが先方の今後の活動を応援している旨を書いて、しめる。
・末尾には自分名前メールアドレス(あればホームページpixiv)などの連絡先を記載する。

その後のやり取りの一例

【頂戴した寄稿原稿感想(内容に触れた感想を書かない主催さんが多すぎる!)】
入稿完了とサンプル告知のご報告】
献本の受け取り方法
イベント終了後、無事に発行し頒布を終えたことのご報告と謝辞など】
【郵送の場合は発送のご報告】etc

主催はその後も様々な用件で執筆者の皆さんと連絡を取り合っていく必要がある。

しか企画が進めば進むほど、締め切りが近くなりイベントも近くなり、入稿データの準備や個人誌の原稿イベント参加の準備で、主催尋常でないほど忙しくなる。

しかしそれを理由に、執筆者達に適当な連絡を取っていいというわけではない。

また、こういったメールでのやり取りだけに気を配っていれば良いというわけではない。

企画が無事に終えるまで、主催執筆者からの信頼を失わないようにを日頃から心がけておくべきである

例えば…

ツイッターブログpixiv軽率発言をしない(私生活愚痴や他のカップリング地雷だと公言する、他の作家揶揄する、他のジャンル馬鹿にするなどなど…)
執筆者が見ている場所特定作家原稿だけをやけにアゲる発言(実際に多い、あまりにも純粋過ぎて驚く。アゲられない作家は「期待に添えた原稿が渡せなかったんだ」と自分を納得させるがやはり印象はすこぶる悪い(しかもこういう場合に限って原稿を提出した後のメールで全く内容に触れた感想を書いてこない))

などである

最後

アンソロジーならば個人誌よりもハードルが低いと勘違いされることが多いのか、twitterなどのSNSで流れに任せてアンソロ企画を強行してしま若者をよく見かける。特にこれは同人初心者であることが多く、目も当てられない事態だと感じた。

ある程度同人活動経験している者であればある程、原稿執筆する事の精神的肉体的負担理解しているし、人の原稿を頂戴する事が決して軽い事では無いと想像する事は容易いはずだ。

同人活動は「好き」の気持ちで本を作ることが殆どであるが、アンソロジー場合はそういった熱意の他に様々なスキル必要になってくる。

原稿にかける時間は人それぞれであるが、どんなに好きな作品カップリング企画であろうとも自分原稿私生活に宛てがうはずの時間を割いて執筆する事に変わりはない。そんな中だからこそ、同人経験が豊かで原稿の扱いに慣れており、自分原稿を期待して待っていてくれて、その作品カップリングが好きな方達が喜んでくれるような一冊を作りたい、そういった熱意がしっかり伝わってくる主催原稿を提出したいと考えるのは当然ではないだろうか?

アンソロ主催とはボーッとしていれば執筆者原稿勝手に集まってくる役得仕事ではなく、執筆者達に最大限の敬意と気配りをしながら、企画をまとめあげなければならないパワフルな仕事である事を念頭に置いて欲しい。

※ここに書いたことは私がこれまで経験してきた連絡手順であるので、一意見として参考にしてください。気配りの仕方は人それぞれなので、主催さんは自分で考えて執筆者さんへの配慮をお願い致します。

※2何故か去年の記事が今年になって拡散されていたので書き忘れていた部分を少し足しました。依頼文が不安な方は信頼出来るお友達などにメール文を一度チェックしてもらうのもアリです。素敵な企画成功する足がかりとなれば幸いです。(追記2015.09.08)

最近ゲイ出会い系にハマってる話

http://anond.hatelabo.jp/20141130202457

増田アドベントカレンダー2014の10日目です。執筆者は名も無き増田です。

最近ゲイ出会い系にハマっています

ゲイ出会い系の何が楽しいかを書いていくので、皆さん参考にしてください。

ですが私は生粋ノンケです。

オナニーオカズは必ず女性男性の絡みのアダルトビデオです。

男性相手に勃起しますし、射精しますが、それは単に刺激により反応してしまうだけで、私はノンケです。

でも、私はゲイ出会い系で、ゲイの人と知り合い、ゲイの人と恋愛をし、ゲイの人とセックスすることを楽しく感じています

ゲイノンケかバイの違いはともかくとして、

男性との恋愛はひとえに『楽しい』それにつきます

それを詳しく説明していきます

女性と話すと緊張する、でも男性となら緊張しない!

この場合非モテというのは、女性に対してという意味です。

私は女性モテたことがありません。

しかし、それは環境によるものが大きかったと思います

中高と男子校で、大学は一学年に2人ぐらい、職場には3人ぐらいしか女子がいませんでしたから。

なので、女性と話すと非情に緊張します。

どのぐらい緊張するかというと、くるくるその場で回ってしまうぐらい緊張してしまます

ですが、男性相手には一切緊張しません。

それどころか、自分要望を伝えたり、相手の要望を汲み取ったりと

「会話」すら成り立ちます

これは大きな違いです。

女性相手には「会話」以前に、ボディランゲージですら自分意思を伝えられません。

ところがどっこい、男性相手なら会話どころか、ボディタッチすら余裕です。

まり女性男性比較したとき、僕は男性といる方が楽しいということです。

女性とのセックスはよくわからない、でも男性とのセックスはよくわかる

非モテですけど、私は風俗などで女性セックスをしたことがあります

ですが、女性とのセックス非情にわかりにくい!

いつハメていいのか、相手は感じているのか、相手はちゃんと行ったのか、風俗からというのはもちろんありますが、さっぱりわかりません。

理解できません。

勉強しないといけません。

でも面倒です。

ところがどっこい、男性相手のセックスは非常にわかやすい。

「相手が射精できた」

自分射精できた」

この2つさえ守れれば、何をしても多分大丈夫なんです。

(ケツ穴を使ったセックスはあまり経験が無いので、この場では省きます

ちんちんを舐めてあげたり、しこってあげたり、乳首をつねってあげたり、アナルをさわさわしてあげると、相手のおちんちん勃起して、それらを繰り返すと射精する。

なんて、シンプルでわかりやすいんでしょう!?

そして何より、それらの機能自分にも搭載されているので、練習や勉強も楽チンです。

まり女性セックスするより、男性セックスする方が僕は楽しいということです。

○年上の男性に「甘える」ことの楽しさ

皆さん、最後に甘えたの、何時ですか?

僕は先日の土曜日たっぷり出会い系で知り合った男性に甘えてきました。

ご飯を奢ってもらい、銭湯を奢ってもらい、たっぷり責めてもらい、たっぷり射精させてもらいました。

そして何より、たっぷり相手に気持ちよくなってもらえるよう、必死にご奉仕しました。

たまに実家に帰ると、据え膳上げ膳でとっても楽ですよね?

自分わがままを沢山言えて楽ですよね?

それの数倍、年上の男性に甘えるのは楽です。

なんたって、親と違って、独身だし子供もいないから、金持ってますからね。

親に甘えるのとは違って、金銭的に甘えても、

「その分、たっぷりエロいことさせてもらいまっせ」という打算的関係で帳消しです。

まあ、僕はエロいこと大好きなんで、完全にWin-Winどころか

Perfect Win-Win関係ですね。


年上の男性は金持ってるから甘えられて、僕は楽しいということです。


男性といるとありのまま自分でいられる

女性といると緊張していしまう上に

自分をよく見せよう」とか

「相手に好かれよう」という意識がとても強く働いて、

自分を取り繕ってしまます

対人関係においてそれは非情大事なことですが、

それって大事なだけであって、楽しいことではないですよね?

少なくとも僕はそうです。

僕はありのーままのー自分を見て欲しいですし、相手もありのーままのー自分でいて欲しいです。

上辺を取り繕うことももちろん大事ですし、

特にビジネスの場や、社会ではそれは欠かす事の出来ない要素だと思います

でもそれって楽しくないです。

僕は女性といるより、男性といる方が楽で、楽しいということです。


結論

皆さんも、「恋人といるより、友達と遊んでる方が楽しい」とか

恋人作るよりも、友達の方が欲しい」とかって思ってませんか?

でもそれって、友達の上に、セックスまで出来たらよりハッピーだと思いませんか?

僕の師匠は言っていました、

「男の人は男の人同士で 女の子女の子同士で恋愛すべきだと思うの」と。

「すべき」はもちろん言い過ぎです。

女性といる方がありのままでいられる男性もいるし、

男性といる方がありのままでいられる女性ももちろんいます

でも、自分もそうだと決めつけていませんか?

自分ありのままでいられるのは、女性といるときですか? 男性といるときですか?

もう一度よく考えてみてください。

僕はよおく考えてみました。

考えて、考えて、やっぱり男性といる方が楽で楽しいのだと気づけました。

楽で楽しい方が、楽しいですよ!

2014-12-04

ある同人サークル完膚なきまでに消滅するまで

(追記:H26/12/05)

 元ネタになった方々に騒がれているようなので、格好悪い形になりますがいくつかの点について付記を加えておきます

 まず当エントリあなた方の何かを批難し、留まらせようとして書かれたものではないことを強く主張しておきます

 後半の(ブックマークコメントを借りれば「国語力の低い」)文章には、

 あるジャンルに対する愛の形に優越も何もあったものではないのだ、という思いを、あなた方の遊びに対する私が抱いた「気持ち悪さ」それ自体茶化す寓話に変え、

 更に本エントリ自体リチャード・マシスン著「アイ・アム・レジェンド」との”クロスオーバー小説”へと転換することで込めたつもりでした。

 それが全く伝わらず、怒りの対象となり、ましてやトラックバック先の不可思議な関連エントリ(”マシンスパイゼロクロー”)による批難を「ユーモア」と称することで

 その溜飲を下げていらっしゃるのであれば、それらにはご指摘の通り私の文章力の低さに責任がありますすみません。三号買えなかったんです。

 書き手・語り手としてサークル側の立場を騙ったのは、これを書くうえでやはり一種の寓話として成立させるためです。

 また書き手特定等行っているようですが、文中にあります通り私は真実ツイッターアカウントを所持しておらず、

 元ネタとなった当該サークル様とはなんら面識等関わりのない一読者です。

 それら無用な争いの火種となり、徒に皆様の感情を刺激してしまったことについて大変申し訳ないと思っております

 誠に申し訳ございませんでした。

--------------

 特定はほぼ確実にされるだろうが(見る人が見れば一発でわかる)、まあ出来る限り伏せていく。

 今年の夏まで、ある映画二次創作を行うサークルを主導していた。

元ネタ作品軍事・諜報、及び公務員としての警察組織の軋轢、更にテロの絡んだ国際問題技術革新問題にまで踏み込み

旧来のマフィア映画や諜報ものと比べその圧倒的なリアリティ評価されていた。

監督脚本演出とその全てが見事に釣り合い、作品単体としてきちんとエンターテイメントしているのみでなく、

題材となった問題についての正しい知識・見識を広めることで、その理解を深めるものとして機能しており、そこから製作陣の志が読み取れた。

舞台である近未来の厳密な時代考証一見突飛に思えたキャラクター設定を納得させる脚本演出の力。

物語の筋そのものが秘めている魅力。どれをとっても一級品で、インターネット上の口コミのみならず、業界人から評価も非常に高い作品である

 「ムービーパラダイス」というイベントがある。

年に数度行われている同人誌即売会で、コミケ文学フリマのようなものだと捉えてくれればいい。

コミケがその題材について自由であり、文学フリマも同様であることと異なり、本イベント映画関係二次創作評論であることが参加の条件だ。

先ほど「業界人から評価も高い」と書いたが、昨年春頃の段階ではまだその評判が広まってはおらず、作品の話をすることができる相手は限られていた。

そこで某壁サー(ようは人気サークル)にコネがあった私は、何人かの知人友人と共に50Pほどの合同誌を作成し、そこに置いてもらうことにした。

私は如何に本作が優れた軍事考証を行い、また現実に向き合った誠実な作品作りを心がけているか

拙い語学知識を駆使して英文記事を読み、著者の意図を最大限汲み取ろうと努力し、その紹介につとめた。

他の書き手の皆もイラスト漫画創作小説など凝ったアイデアを出してくれ、読み上がったテスト稿に目を通した時は「非常にいい出来になった」と素直に喜べた。

また委託サークルの方にも口絵を書いてもらい、70部ほど刷った結果売上は40弱。初参加にしては、これはほぼ盛況といっていいだろう。

 「艦これ」や「東方」、「アイマス」などのメジャー作品同人作品に接しているとわかりづらいかもしれないが、マイナージャンル同人世界はとても狭い。

しばらくして作品自体の人気が向上するとともに、本作唯一の同人サークルであった私のものに便りが寄せられるようになった。

大方の内容は「合同誌の在庫はないか」といったもので、余っていた30部ほどは瞬く間に売り切れた。

また「次回があるなら是非参加させてほしい」という声も聞かれた。原作はちょうど二作目の発表直後であり、イベントの締日も近づいてきていた。

正直なところ、もういいかな、と思った。

私はこの作品を多くの人に紹介したかったのであり、それは既に成されていた。

が、他のイベントに出ていた委託サークルの方にも同様の問い合わせが相次いだため、結局彼女迷惑をかけない意味でも「出よう」と思った。

再び合同誌の執筆者を募り、原稿が集まった。前回の寄稿者が私を含め5人であったのに対し、今回は11人。

前回の依頼者は本業が忙しく不参加となり、全員が新人で、更に大幅なボリュームアップとなる。正直嬉しかった。

執筆者募集の際、「どのようなジャンルでも構わないが、極端に下世話なものはやめてほしい」

「前回の合同誌を見て、その意図に沿うように」とのみ告知した。あまり上から目線で人を縛りたくはなかったし、私も過去にそれで何度か嫌な思いをしていたから。

私は原稿に目を通し始めた。そして目を疑った。

 評論は0。

 そして集まった創作小説は、クロスオーバーものが大半であったのだ。

 クロスオーバーとは、例えば「アベンジャーズ」「リーグオブレジェンド」、「シュガー・ラッシュ」のように複数作品キャラクターが同じ作品に登場し、

物語の主役となるもの。また、「シャーロック・ホームズ vs モンスター」をはじめとした「このキャラクターをこのジャンルに放り込む」という、無茶苦茶な設定を持ち込む

ジャンルであるホームズ恐竜と戦ったり、映画ではないが、ゾンビ魔法少女の形をとって襲い掛かってきたりする作品のことだ。

集まった原稿も、それと似たようなものだと思ってくれればいい。だが内容がひどい。

諜報部がロリ少女に変身してマフィアと戦い、突入部隊恐竜召喚してホワイトハウスを守る。

悲惨な死を遂げたヴィランキャラクターたちがブードゥーの魔術によって毒々モンスターとして蘇り、警察組織ハイパーヨーヨーを操ってそれらを撃退する。

ネコミミの生える奇病にかかった中間管理職が、侍の操る機械兵とカードバトルに勤しむ…。

読み通すのも苦痛作品がそこに並んでいた。あまりにも酷すぎる。惨いといってよかった。

しか印刷所への締め切りは迫っており、原稿はまごうこと無く完成していた。私はそれを出す他なかった。

結果は100部印刷が1時間完売。遅れてきた客にどのような口調で完売を告げたのか、私は覚えていない。

イベント終了後、ツイッターで彼らのアカウントを覗いてみた(私はアカウントを持っていない)。どうやら日夜これらのクロスオーバー二次創作の話で盛り上がっているようだ。

月の光に導かれ、前世からの愛を告げられる捜査本部長。謎の覆面五人組によって救われるロシアンマフィア麻薬漬けにされパンツレスリングに興じる闇市場ギャングたち…。

彼らはこの作品を、彼らなりに心から愛しているのだろうと想う。だが私にはその愛が受け入れられない。原作で遊ぶことしか考えていない、怪物どもには。

その愛が正しいとはどうしても思えなかった。許せなかった。

から殺すことに決めた。

 「次回用のフリーペーパー見本が早めに刷り上がったので、先にサンプルを送ります」とメールを打てば、氏名付きで住所が送られてくる。簡単な仕組みだ。

大半の女が都内近郊、単身者向けの安アパート暮らしていた。電車で30分もかからないだろう距離に全員が住んでいたのは好都合だった。

一人一人、作品の「ありえなさ」順に殺していった。包丁で抉るのが、鋸で刺すのが、最も下手なときに、最も嫌いなやつを殺してやりたかった。

彼女らは私の顔を見て戸惑った。まさか自宅に来るとは思っていなかっただろう。

「何度出しても住所不備で戻って来ちゃうんですよ」と微笑めば、皆が皆後ろを向いて茶の用意をしてくれた。そこで首を絞めた。

ベッドに縛り付け、何度も謝らせた。口に刷り上がったばかりの合同誌から担当ページをちぎり取り、口に詰め込んだ。

すべて飲み込むまで許さなかった。飲み込んでも許さなかった。

守らなければならなかった。この映画を、作品を、この怪物たちから

ひとりは太った女だった。腹を割いてもなかなか死なず、頭を割らなければならなかった。

ひとりは痩せた女だった。首を絞めただけで死んでしまたから、便器に顔を突っ込んでおいた。

ひとりは若い男だった。私を見て赤らめた頬がみるみる血に染まっていった。

そして最後の一人の家を訪れ、インターホンを押したとき、不意に頭部に衝撃が走った。

 目が覚めると、法廷のような場所にいた。すり鉢状に抉られた岩場、私を見下ろすように無数の女たちが並んでいた。

皆手に石を持ち、こちらに投げつけてくる。大半は当たらないが、うち一発が右眼窩を砕いた。一滴の血が頬を伝い、漆黒の闇へと堕ちていった。

顔を覆おうとしたところで、手足の自由が効かないことがわかった。広げられた腕は手首のあたりで縛り付けられ、足首の腱は切られているようだった。

自分十字架に縛り付けられていたことに気がついたのは、松明に火がともされてからだ。何が始まるのかは明白だった。

私は殺されるのだ。この怪物どもに。

私の愛するものを壊し、踏みにじり、これからも汚し続けるやつらに。これで本望か。私を殺し、晒して、あざけ、笑いものにして。

叫ぼうと思ったが、口からは呻くような音しか出てこない。歯は抜かれ、喉も潰されているようだった。

私は唯一動かせる乾いた眼で、焼けつくように痛む瞳で彼らを睨みつけた。口角をあげ、指を指し、ごらん、こいつがいから死ぬんだよ、と子供に教える母親を。

肩を組んだ恋人たちを。

叫びながら絶え間なく石を投げる女を。

 そこに見えた表情は私の考えとは違っていた。眉をひそめ、眼を細めて、唇は固く引き締められている。

瞳に涙を浮かべているものも少なくない。彼らは怯えているのだった。

子供は母の影に隠れ、母はそっと子の頭に手を置いていた。

恋人たちは寄り添い、震えるように松明を支えあっていた。

女の叫び慟哭だった。石を持たないほうの手に抱えているのは、遺影だろうか。そこに写っている白黒の写真は、いつか殺した男の顔に似ているような気がした。

 ああ、と気が付いた。

 そうか、奴らにとっては、俺こそが怪物だったのだ。

2014-10-31

チラ裏

「悪質バイラルメディアにはどう対処すべき? BUZZNEWSをフルボッコにしてみた」

この記事は、作成者であるヨッピー有限会社ノオトが独自に行った取組の内容および見解に基づくものです。

Yahoo! スマホガイド運営会社であるヤフー株式会社は、記事内容については関与しておらず、ヤフー株式会社見解を表明するものではありませんので、ご了承ください。

記事内容責任執筆者ヨッピー氏と有限会社ノオトの連名

有限会社ノオト?

トゥギャッチ運営

投稿TwitterAPIで埋め込んで記事にしている

TwitterAPIの利用範囲

 規約

ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介して、自ら送信、投稿、または表示するあらゆるコンテンツに対する権利留保するものします。ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介してコンテンツを送信、投稿、表示することをもって、媒体または配布方法 (既知のまたは今後開発されるもの) を問わず、かかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、改変、修正、公表、送信、表示および配布するための、世界的な非排他的ライセンスを (サブライセンスを許諾する権利と共に) 当社に対して無償で許諾するものします。

ユーザーは、このライセンスに、Twitterが本サービス提供宣伝および向上させるための権利が含まれること、ならびにコンテンツ利用に関する当社の条件に従うことを前提として、本サービスに対しまたは本サービスを介して送信したコンテンツを、他の媒体サービスで配給、配信、配布または公表することを目的として、当社のパートナーとなっている他の会社組織または個人に対して提供する権利が含まれることに、同意したものします。

Twitter、またはTwitterパートナーとなっている他の会社組織または個人は、本サービスを介してユーザーが送信、投稿転送または提供するコンテンツについて、ユーザー報酬を支払うことなく上記のように追加的に利用できるものします。

パートナーならAPI使って無断でも自由に使えるという解釈?


こういう使い方はどう?

うわぁ~この給食、食べたいよー!「紅の豚のスパゲッティ」「となりのトトロのサツキのお弁当」を再現した給食がうらやましすぎる…

この人に許可申請してるのはねとらぼだけっぽい。

http://img.togech.jp/wp-content/uploads/2014/10/5451e3a979efe-160x120.jpg

画像サーバーに直接置くのはあり?一般の考えであればAPIを使用せず画像を直接置くのはこの場合無断転載になるのでは?

Twitter規約では「かかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、改変、修正、公表、送信、表示」とあるが、それは何をさすのか?

規約クリアになったとしてもニュースサイトとしての道義的責任は?

無許可掲載したものを他サイト転載するのは?

http://news.livedoor.com/category/vender/togech/

3:運営方針改善が見られる

これがたぶん決定的だったんですが、「刑事告訴するか、それとも和解するか」ということをみんなで話し合っていて、WebTechAsiaの代表がまだ若いことや「BUZZNEWSが今どうやって運営しているか」っていう話になった時、確かに以前のBUZZNEWSは盗作盗用なんでもござれで好き放題やっていたのが、問題が発覚してから改善意図が見られるかな、という部分。

クリエイター掲載許可を取ったり、画像自分たちで作ったりなどの対処をしているようなので

刑事告訴して前科をつけるのもちょっとかわいそうかな、という意見が出ました。

今の基準だとほかのバイラルメディア運営方針についてはあまり変わりません。

自分達は?

https://twitter.com/inago_cha/status/489029370405588992

ヨッピー氏の活動は応援するし、記事内容ほとんどに共感する。

しかし上記会社については、記事責任に名を連ねるなら自分達もそうあるべき。

2014-10-23

エンジニア執筆業の現実

【翻訳】エンジニア向け技術書購入の裏側 | POSTD

の、執筆者収入の件が、エンジニア執筆業の現実。実際には技術書が1万部も売れたら相当にスーパーヒットなので、一冊あたり100万以下の著者の一時的収入現実かと。

で、運良く当人ブランドっぽいもの築けたとしても、そのブランドを利用して事業化かライセンス化でも出来ないと、その人ひとりがサラリーマンで稼ぐ以上に稼げるなんて難しいのでは?とオモタ。

 こういったことからエンジニア向けの技術書を書こうとしている人は一体何がメリットなんだろう??と正直疑問に思う。こんな事するぐらいなら、本を執筆という、労力の割にメリットの見合わないことはさっさとやめてしまって、代わりに、エンジニア向け同人誌ぐらいにとどめ、執筆労力適当でゆるゆる書いて、代わりにいろいろな場所PDFとかで適当に売り出した方が、よっぽど労力と得られるメリットが程よくバランスしてるのでは?と思ってしまった。実際どうなんだろうね?

2014-10-22

http://anond.hatelabo.jp/20141022211203

んん?

記事執筆者って体じゃないとしたら

良ければ好調な滑り出しとか書くんだけどね

これが不自然じゃん?

好調な滑り出し”ってニュースによくある見出しだけど、「お前が書いた記事じゃねーだろ」ってなるじゃん?

http://anond.hatelabo.jp/20141022185659

ん?

数字持ち出してるのはYahooにあがってるリンク先の記事でしょ?

良ければ好調な滑り出しとか書くんだけどね

数字持ち出したのは制作側への批判だったんだけど理解されず残念です

そんで、この書き込みは、Yahooにあがってる記事執筆者(という体)でしょ?

ライターがこんなとこに書き込むかよ」ってツッコミならわかるけど、キミの書き込みはすごく変。

2014-10-19

プロに(プロが?)無料仕事する人求む、という件

どうなん?

前の出版社とか大阪市だっけ?無料とかすっげー低賃金で働く労働者募集して、すんごく叩かれたけど、

この香山リカ意見を「いいんじゃね?」っつー人は、出版社大阪市おkだった?

http://togetter.com/li/733670

いっそのこと「創」はしばらくは、資本主義システムの埒外の雑誌と宣言し、執筆希望者が審査受けて掲載料払ってスペースをもらう雑誌、とかにしてもいいんじゃないかな。で、売り上げが出たら配当もらえるようにして。それでも書きたい、という良質の書き手はいると思う。

もちろん「原稿料未払いは困る」と執筆者が訴えるのは正当なことだけど、そこから「創」のもの編集長批判するのが「正義」となってる今の流れは違うなーと思ったので、ひとこと言いました。あ、だからといって私の未払いチャラにするわけじゃないですよ~!(笑)おしまい

2014-09-26

「新着」と「暮らしカテゴリ」ははてなブロガー宣伝の場か?

ってくらいひどい。

いくつかのブログがよく載ってるけどブクマしてる人は毎回同じだしコメント適当。で、それにブログ主スターを付けてって読みましたよ~ってことを知らせてる。さらにそのブクマをした人もはてなブロガーからそのブログにお返しとしてブクマをつける。いいね!みたいな感じで。内容はともかく読んだことをアピールして「今後もよろしく!」ってやってるようにしか見えない。

彼らはPVを上げるためにいろいろ考えているみたいなんだけどブログをやってなくてブクマを見てるだけの俺からすれば結構邪魔なんだよね。

しかつのブログ執筆者が三人いてブクマを全員がつけて新着入りさせてたって事例は過去にあってそれはスパム扱いになってたはずだけど俺からすれば最近の一部のはてなブログの新着入りのさせ方もそこまでひどくはないにしても邪魔さでいったら大差ないんだよね。

身内ブクマ対策に関してははてなは昔同期ブログとかで話題になった時に対処してた記憶があるけど最近は甘くなってるんじゃないか?

特定サイト非表示ができれば全く文句はないんだけどさ。

2014-09-05

ブクマコメント非表示の件

これから書きたいことは特定個人に関係することになる話ですが、揉め事の話ではありません。

揉め事にまつわる個々の主張や、関係者人格とは全く関係のない話です。

それでも削除されるのであれば、仕方がないと思うことにします。

印象操作

http://anond.hatelabo.jp/20140902121535

これの件です。


結論は以下3点です。

非表示機能必要

(度を越した誹謗中傷が書き込まれる可能性は必ずあるから

ブクマコメント一覧ページには「n件のコメント非表示になっています」というアナウンスを設けるべき

(すでにブコメで指摘されてます

個別非表示機能を使用する人はサイトのどこかに「非表示にすることがある」「非表示を決定する基準」を書いたほうが信頼を得られるのでは?


実際に非表示にされたコメントを見ましたが、非表示にされて当然と私が感じたものは1件のみ。

そのコメント一般的罵倒語を文中に含んでいました(ちなみにグレー領域も1件あると思った)。

それ以外は個々の立場から感想意見の表明です。

ブログ執筆者は「攻撃性が高いもの非表示にしている」と説明されていますが、

コメントに含まれる言葉を1つ1つ見ていくと、一般的意味で「攻撃性が高い」言葉特に見当たらないのです。

これは私の推測ですが、「攻撃性」が言葉意味によってではなく、誰が語った言葉であるかによって決定されているのではないか?ということです。

非表示コメントには過去揉め事名前が上がった人が含まれていることもあり、私にはそう見えたのです。

まりブログ執筆者主観において「攻撃的」と判断されて消されたということです。

コメントした人の立場主観は“ないこと”になりかけた。

もっとも、他者主観をすり合わせることはきわめて困難です。不可能かもしれない。

ただ今回のような感情の行き違いがバックにある揉め事であれば、それほどの大問題ではないかもしれませんが、正確性を争ったり検証する話題になった場合どうでしょう

ちょっと例を思いつかないのですが。

ソーシャルブックマークと強く結びついてるからこそ、はてなブログは多くの人の目に触れる機会を得るのではないでしょうか。

はてなブログサービスを使うのであれば、ブクマの取り扱いには慎重になったほうが信頼されると思います

結論最初にあげた通りです。

個人的にはちきりんさんの時にもいろいろあったなーなんて懐かしく思い出したりもしたけど、真面目に考えるのも疲れちゃったから、また「○○かと思ったら××だったらどうする?」ネタでも考えてこようと思いますそんじゃーね

2014-07-22

wikiで見かけた荒らし

ウェブ関係コンテンツ荒らしがつきものなのは、少しでもウェブをやった人間なら誰でも同意するところだろう。

wiki例外ではない。

wiki荒らし場合、まず挙げられるのが、明らかにwiki内の特定のページの価値を貶める目的で、公序良俗に反する内容やAA等を書き込む輩である

しかしそういう奴のみならず「黙って投稿内容を削除する行為」も、これまた立派な荒らしであることを、恥ずかしながら最近知った。


詰まるところwiki執筆投稿基本的善意の貢献によって為される物なので、その結果がたとえ有難迷惑に過ぎなかったとしても、その善意については相応の対応をするのが、人として当然なのだ

具体的に言うなら、文章の長さや書き方に問題があるなら最大限文意を汲みつつ読みやすく改変する、脱線しすぎ等の理由から改変程度では解決しない内容ならその旨を書いてとりあえずコメントアウト、あるいは目につきにくいよう畳むなどなど。

こうした対応が面倒というのは、自分が書いた内容を予告もなしに全て削除され、何度復活させてもそのたびに消され、しかコメント欄で抗議し追記の提案をしてもなお罵倒され、つっぱねられても構わないというポリシー執筆編集メンバー全員が共有していない限り成り立たないくらい、あってはならないことだ。

もちろん、そんなディストピア感ハンパ無いwiki執筆者が激減して早晩成り立たなくなるだろうけど。


・・・という普通感覚を物ともせず、彼ら荒らしは削除という横車をはたらき、さらにそれがwiki内で問題になると、複数端末でなりすましを弄してまでコメント欄に議論の木を乱立し、釣られた相手に反論しまくってログを荒らす。

のみならずDiffAnalyzer等のログ解析ツール悪用し、削除に反発する人の発言ログ晒す、無記名だった名前欄を改変して反対者を晒す、深夜に多数決を取って(それも無記名投稿可能でIDもない板で)強引に削除するなど、やりたい放題を働く。

見てる方としては「ひったくりに遭って犯人追いかけたら刺された」という感覚に近い事態に発展してしまった。


なんかもう、ただ消すだけという行為から想像できなかったレベルクズキチガイということはようやく分かったけど、そこまでして消したがる心理って一体何なのだろう。

似たような記述は当該wiki内の他のページにも散見されるのだが、標的にした1ページのみを狙い撃ちし粘着する。

意味が分からない。

2014-05-03

id:xevra先生の世直しブクマコメント

http://xevra.hatenablog.com/entry/2014/05/03/165034

おお、早速返信くださった。ありがとうございます

執筆者の為を思うなら、... 個人の感想っぽくすると、アドバイス違和感なく入ってきて、行動の改善に繋がりやすいと思います

に対して、id:xevra氏は

私のブコメtwitter合わせて3000人弱の読者が居る。読者以外にも読まれるから1万人弱が見る事になるだろう。それに対して執筆者はたった一人。1万:1であるのだからどっちを向いて書いたらより社会に貢献できるかは自明。元記事の執筆者など最初から興味ないのだ。

なるほど。その動機なら納得です。確かに、それなら一見して目にとまる様なコメントにするのがベストですね。

たとえ目の前の相手を自分の悪口でいくら傷つけても、批判が一万人に届けば良い、というスタンスは、俺に無い考え方ですが、意識が高くて大変素敵なことだと思います

俺個人としても、あなた動機がわかったので、スッキリした感があります

ネガティブコメントで救える世界があるのか

ただやはり、ちょっと疑問なのはあなた最近コメント

男女問わずパートナーが居ないというのはメンヘル自分の心と対峙して調和していれば相手など放っておいても勝手にできる。ここで出てくる下手な受け答えなどメンヘルの症状としか見えない。まず自分の心に寄り添え

というセリフがあったと思います

確かに一瞬ギョッとして、なかなか忘れられないコメントです。

でも、これをみて、「自分パートナーを探そう」という気になる人がいるでしょうか。

こういう呪詛を受け取った、パートナーのいない人は、「私ってやっぱりダメなんだな」と、ちょっとうつ”になると思うのです。

そういう状態で建設的な行動が出来るでしょうか。

あなたがやっているのは、”相手をうつにするテクニック”によく似ています

もっとブログを書くべき

自分はかつて、あなたコメント読んで、その背景の思想に興味がわきました。

それであなたブログを訪ねたのですが、残念なことに満足行く理解は得られませんでした。

きっと3000人の読者の中にも、そういう方がいらっしゃると思います

自分の心と調和すると、何故、そしてどのように、何もかも上手くゆくのか”

そういうことに興味があります

これらの記事をxevraさんが書いてくれるなら、喜んで読みます

ネガコメの不確かな世直し効果に期待するよりも、ブログで一貫した思想を広めたほうが、読者も増えるのでは、と思います

2014-03-23

歴史修正主義=疑似歴史学

最近従軍慰安婦問題を中心とした歴史修正主義大手を降って表通りを歩く様になって来ていてまったく嘆かわしい限りだが、要するになんでこんな馬鹿げた嘘つき連中に騙される善良な市民がいるのかと言うと、それはヘイトスピーチがその定義に「出自アイデンティティに関わる属性などによって差別する」という意味があるのも知らずに、「差別をしたら罵倒された。これはヘイトスピーチに対するヘイトスピーチだ」などという滅茶苦茶な主張に騙されてしまうのにも似た、まあ一言で言えば「言葉定義を語感でなんとなくしか捉えない」国語力の低下に起因するものであろうと考えられる。残念ながら、「歴史修正主義」という言葉を前に「歴史は仮説に過ぎないのだから、見直すのは良いことなんじゃないの?」というような自分では冷静に考えたつもりであろう意見は、単なる無知の成せるわざと断ぜられる。なんとなれば、簡単に歴史を「見直せる」と考えること自体が、疑似科学ならぬ疑似歴史学とでも呼べるような間違った発想だからだ。

歴史は元々、矛盾内包するものである。それはどういうことかというと、普通どんな定説が作り上げられる過程にも矛盾した史料と言うのは必ず存在するということである現存する矛盾した史料を全て集め、突き合わせ、読み込むことによって、「少なくともこの出来事はあった/なかった」をひとつひとつ確定していったもの歴史定説なのである。この過程史料批判と言い、要するに文書と言うものはどうで執筆者主観立場、その他もろもろの事情から切り離せぬものなのだから、そこを考慮して信ずべきところとそうでないところを選り分けるという作業である特に言えば、官僚作成した政府資料などと言うものとき政府の都合に合わせきった単なるプロパガンダと見るのが当然であり、そんなもの歴史に限らず今のご時世だって政府発表の資料や説明をそのまま鵜呑みにするのは馬鹿のすることだとまともな大人ならわかることなので、「当時の政府は悪いことはしてないと発表している。だから悪いことはしてないはずだ」などと言う幼児のごとき論理は真っ先に排除される。

矛盾する史料を付き合わせて組み立てられた歴史の「定説」は、当然ながら、仮に今新しい、何か定説矛盾するところのある史料発見されたとて、そう易々と覆されうるものではない。本当にそれが未発見の新史料とでも呼べるものであったのならば、それまであった他の史料と同じ様に読み込まれ、史料批判を行い、もしかしたら定説に多少の修正が見られる可能性もないではないが、殆ど場合それほど影響をもたらさない可能性の方が高いであろう。言うまでもなく、「ここに新たなる史料の見つかった。これは定説矛盾するからして、定説は見直されるべきである」などという歴史修正主義によくある主張は純粋ナンセンスである歴史学は、人の書いた文章の嘘を見抜くのがその手法重要な部分を占めている学問である。嘘をつかない自然を相手にしている自然科学とは違い、単純にひとつ事象観測して、その観測勘違いがなく、その上で定説既存理論と折り合わないようであれば十分な反証が得られたと考えるような、いわば性善説にでも則ったような発想はしないのである

以上が、原理原則から歴史修正主義の疑似歴史学性、それが如何に歴史学的な主張として正当を欠いたものであるのかの説明であるが、もっと現実的処世術として持っていると便利な視点は、歴史修正主義とはためにする運動以外の何ものでもないと言うことだ。歴史修正主義者は常に結論から全てを考える。結論に合わせて史料を探し(多くの場合彼らのいわゆる「新史料」は実は史料批判の終わっている既知のものである)、求めるものから逆算して史料を読み、ときにその史料が結論を裏付けてくれるものでないと知れれば、あっさりとそれを捨て別の史料に根拠を求める。こういったやり方が史料批判という歴史学的な手法に反しているのは言うまでもないが、残念ながらこの恥知らず姑息さこそが、善良な素人をして歴史修正主義に理ありと錯覚させることもある要因となっているのも否めない。素人目に一見正しそうに見える主張をしている手合いにこそ、その「正しそう」に見える部分が何か狡猾な手段から来たものでないのか、学問的な手順の不正によるものではないのかと疑うことが必須である

歴史修正主義は疑似歴史学である。それが用いるロジック一言で言って詭弁であり、歴史を簡単に見直し、修正することが出来るかの様に喧伝する議論は学問的にまったく正当性がないのみならず、不見識な素人を騙すためならなんでもする詐欺師にも似た卑劣な活動に他ならない。昨今の日本の歴史修正主義の台頭は、国外から戦後体制に対する反逆と見られるのみならず、こと21世紀に至ってもまったく成長の見られない日本人論理的な思考力の弱さ、都合の良い結論への飛びつきやすさ、畢竟ためにする勢力のプロパガンダに如何に簡単に騙され流されるかという知的脆弱さを露呈しているのである

2014-03-22

話題になっている「こんな就活生はイヤだ」という記事を読んだ。

http://anond.hatelabo.jp/touch/20140321060847

フェイスブックタイムラインに出てきて、みんながみんな「なんでこんなことを言うんだろう」「悲しくなった」「不快だ」と言っている。

だけど、私はそんな風に思えなかった。

この記事のどこがそんなに異常なのかと不思議になったくらいだった。

就職活動をしていると、ある程度の常識を求められるというか、「おかしくない奴」であることが必要なんじゃないかという思いに駆られる。

そして、自分はそういう常識が人より欠けているのではないかとも思っている(正確には、去年の6月から始めた就職活動を通して思い知らされた。)。

大多数の人と違う感覚を持っているのではないか、この記事を読んでまたそんな風に思わされてしまった。

私はこの記事の執筆者が批判されるような内容を書いているとは思えない。

社員就活生に会うのはコストだと思うし、就活から学ぶことは何一つないっていうのも本人がそう思うのならそうであって、そこに他人がとやかく言うのは違うと思う。

考えてみれば、就活生に会って社会人が得るものとはなんなんだろう?

人事部の人なら面接をするスキルを磨くうえでプラスになると思うけれど、それ以外の人はどうだろうか?

学生の話を聞いて勉強になった、と言う社会人に会ったことは何回もある。けど、具体的に何が勉強になったのかはわからなかった。

その人の個性に触れて、知見が広くなることがプラスなのだろうか。

日本社会人ほとんどが「元大学生」だと思うし、大学生と話す機会なんて掃いて捨てるほどあったはず。

ただ、社外の人と話すのと、社内の人と話すのと、学生の人と話すのでは会話の内容に大きく違いが出るだろうし、

面接ではその人の内面に迫るようなことを聞くのが普通なので、面接を通じて他人の価値観に触れる、と言う意味では学ぶことがあるというのも頷ける。

しかし、それとてどれほどのことであろうか。

今後何年たっても忘れらないような人物に会うことなんて、一年に一度あるかなかぐらいではないだろうか。

仮に、出会った学生すべてに関してメモを取り、保存しておいて、度々見返すようなことがあったとしても、それがいったい何の役に立つのか?

人生経験としてカウントされるに過ぎないのではないだろうか。それかその学生と再び会った時に好印象を与えらえるぐらいか。

そんなこと、企業で働く社会人必要だろうか。その経験を大切にするくらい社会人生活には刺激がないのだろうか。

些細なことでも勉強になる」「刺激になる」ということを大切にするのはよいと思うけれど、それがどれほどのインパクトを持つのかという観点を私は大切にすべきだと思う。

また、その意味でこの記事の執筆者新卒採用に関して「利益に繋がらない」「コストも下げない」と言ったのだと思う。

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