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はてなキーワード: 恋人たちとは

2021-06-06

anond:20210605224323

恋人たちはとても幸せそうに手をつないで歩いているからね

まるで全てのことが上手くいってるかのように見えるよね

ほんとうはふたりしか知らない

2021-06-01

日記読んでて思い出した

ネット婚活は1週間で飽きました

悪い人ではなかったんだけど毎日毎日メッセ送られてきて

もうストレスで画面を開けなくなって終わった

世の恋人たちってこんな毎日ラインしてんの?なにを喋ってんの…?

日頃考えてることがしんどい寝たい会社行きたくないしかないので

しかけてくる人めんどくさいし話題考えんのもダルい

週一しか連絡しなくてもいいって人いないのかな

2021-04-18

俺のセフレ理解ありすぎる

あんまり恋愛に興味なくて恋人関係億劫に感じているので、かれこれもう5年彼女がいない。今年で三十路なのにいまだに結婚願望なし。ちょうど彼女と別れたあたりで知り合ったセフレは今まで交際してきた恋人たちよりも長く関係が続いてる。

俺と同い年でもあるそのセフレが今までの恋人よりよっぽど理解があってなんか普通にいい女な気がしてきた。

  • ホテル代、飯代は必ず割り勘(流石に飯は俺の方が食べるし全額払ってるが、どこかで埋め合わそうとしてくる。男がお金を全額持つというジェンダーロールに囚われていない)
  • お互いに一人暮らししていて、お金に余裕が無いのは理解しあってるので、セックス抜きでお互いの家に行ってご飯作って飯食うだけの日もある。(会う度に外食したがる元カノがいた)
  • 職場性格に難がある異性との付き合い方について相談に乗ってくれる。(他の女の話をするだけで癇癪を起す元カノがいた)
  • お誘いの連絡が入るも仕事で疲れててお断りの返事をしても不機嫌にならず「おつかれ!また今度ね」と速攻理解してくれる(機嫌を悪くしたり、嫌われたとか妙な勘繰りをしてこないので無駄な弁解をせず助かる)

セックス中に「好き」とは言いあうけど恋愛感情は一切なくて、相手も俺も「友達としてはいいけど恋人同士としてはリスキー」だと思ってる。話を聞く限り相手不特定多数セフレがいそう(本人は明言はしてない)なので、恋人にするにしては信用できないけど、友達としては信用できるという線引きがキッチリと引けていて踏み込んでこない。

もともと恋愛感情もないし、相手恋人が出来たらサッと身を引くけど、なんか友人としては普通に居心地がよくて、こういう恋人だったら長く続いたのかなぁとか思ってしまう。でも恋愛感情抜きだからこういう関係が構築できたってのもあるのかな。双方独占欲ないし。お互い恋人同士だったら色々こじれる事もあったのかもしれないなと、セフレからの連絡を読んでてふと思った日曜の17時。

2021-03-17

 私にとっての恋愛は、奉仕献身だ。誰かと交際していると、とにかく盲目的に尽くしてしまう。何らかの目的、例えば私をもっと好きになって欲しいとか離れないで欲しいとか、そういうもののために尽くすわけではなく、ただただ目の前にいる人を失望させたくなくて、相手要求に応え続けてしまう。だから私は恋人を作るとたいていやつれる。

 じゃあなぜ恋人を作るのかといえば、これもやはり求められるからだ。私は恋人からのものに限らず、人の要求を断るのが苦手だ。さすがに知らない人から要求は断れるが、顔見知り以上から要求を突っぱねるのが苦手だ。ほとんど脅迫観念的に。そういう性格なので、例えば社内では仕事を抱えやすいし残業もしがちだ。そして、友人から彼女を探している人がいる」「合コンの人数が足りない」「飲み会に女の数が少ないから来て欲しい」と言われると、断れないで請け負ってしまう。

 男女の出会いの場に行くと、私を気にいる人が出てくる。あるいは、私が「この人ともう少し話してみたいな」と思う人が出てくる。2人で話す。相手が明らかに私を気にいる。その瞬間に、私は「私のことを気に入ってくれたこの人を失望させるわけにはいかない」という使命感に駆られる。そして私は謎のサービス精神を発揮し、彼に喜ばれる振る舞いを始める。彼が告白やすいようにあからさまな好意を滲ませるし、彼が一緒にいて心地いいように会話や立ち振る舞いにも気を使う。彼の趣味の道具を扱う店(アニメイトだったり、スポーツ用品店だったり、カメラ屋だったり。色々)の中で1時間放置された後に、間髪入れずラブホテルに連れ込まれても嫌な顔をしない。たまの休みだもんね、好きなことしたいよね🖤なんて笑ってみせたりする。一緒にいて損したと思われたくないから、お金も一銭も払わせない。結果、外から見ると「彼にベタ惚れしている女」状態だ。本当は、相手のことは「ちょっといいな」位にしか思っていないのに。

 私が全力で奉仕するので、私の過去恋人たちはそれにあぐらをかい浮気をするか、こんなに楽な関係はないと結婚を申し出る(匂わせる)のどちらかだった。でも、彼らがそうしたフェーズに入る頃には私はボロボロで、そこで大抵ギブアップをする。別れた後、私は安堵する。ああ、もう彼に尽くさなくていいのだと嬉し泣きすることさえある。

 何でこんな風になってしまったのか、私にもわからない。私だって恋人から優しくされたいし大事にされたい。私のために何らかの労力を払ってもらいたいし、私のサービスではなくて私自身を好きだって言って欲しい。だけど、私は私自身の力で男性と仲良くなる方法がわからない。

 

 

 

2021-02-22

きっと世の中の恋人たちはまだ大好きんぐホールディングスを決めて居るのだろう

我々に出来ることはもう小型灯油ストーブで腰を温めくねらせ多少の精子を混ぜてやりたいと言うこの願いを込めて腰の調子を整えるのみ

2021-01-01

……セントラルヒーティングセントラルヒーティングうるさい……

……寒冷地ビジネスマンなんてどうでもいい

……凍らねえ部品のほうが重要だろうが

……クソ野郎クソ野郎クソ野郎クソ野郎クソ野郎クソ野郎クソ野郎

……回る回るよ寒さは回る

……喜び悲しみ繰り返し

……今日は別れた恋人たち

……困り困ってホームセンター

2020-10-09

別の非モテ女だけどこのゲイ増田気持ち少し解った気がする

anond:20201007220421

モテすらない俺可哀想

なるほどこの「ゲイに掘られた非モテ増田」は、

「穴モテすらない俺(たち)可哀想、穴があるだけマシだよな」

と言っているんだね?

私は女だけど、

(と書くと急にネカマ臭くなるけどそれは置いといて、)

かに心も身体も何もかも求められず、

存在自体否定されるのは素直に可哀想だし、

そりゃ人生ハードモードだと思う

穴があるのに穴モテすらされない非モテ女の存在

でもさー

それって穴があるのに穴モテすらされない非モテ女も確かに存在するわけで、

そっちの方がハードモードというか、

みじめさ半端ないと思うわ

自分で言ってて辛くなるけど

男女比は知らんけどでも私の友達みんなこんな感じよ?

モテ不快屈辱で『ハードモード要素』である可能

それにね、

穴だけ愛されて嬉しくないんだよね、

個人的には

しかしたら男のひとは

貴方の竿だけ愛してるの!顔とか性格とかバックボーンとかどうでもいい!貴方の竿大好き!」

って言われると嬉しいのかもしれない

竿=俺だから

でも私は

「お前の穴だけ愛してる。」

と言われても、

「はぁ…?オナホ扱い?私モノじゃないんですけどー!?

と怒ると思うし、まぁ、

「お前の穴は名器だ。素晴らしい名器を持っている君は素晴らしい人間だ。」

とまで言われたら、それは嬉しくなるかもしれないけど、男側はこんな意味で穴を愛してないと思うんだけど、違うかな

「お前個人はどうでもよくって穴が気持ち良ければそれでいい。つまり誰でもいい。」

ではないか

それって嬉しいどころか不快になる言わば『ハードモード要素』ではないか

「ついでに『支配欲』『自己顕示欲』『優位に立ちたい欲』などなどを満たしたいので加害や陵辱、痴漢などをしたい」

という不快感凄まじいハードモード要素付き

逆に加害ご褒美だと思う人間も居るけどさ

まぁでもこれも男女関係なく所謂身体だけでも構ってほしい人」や「ドMの人」には寧ろご褒美で、

ウルトライージーモード」なのかもしれないな

「竿ならなんでもいい、誰でもいいから竿持ってる人間イジメ気持ちよくなりたいだけだ」

って言われて嬉しいの……え?嬉しい?

はてなーはド変態ばっかだな…

月並みだけど、人生難易度は考え方

とにかく、月並みだけど、考え方だし人それぞれなのかもしれないね

余談

因みに私は三次元に興味がなく二次元派なので、趣味に生きる人生が楽しくってしょうがない

色濃い沙汰の楽しさ苦しさは知らんけど、

趣味の楽しさは知ってるのでそこそこ楽しく生きれてると思ってる

二次元や同志と繋がれるネットがある時代イージーモード

でも恋人たち溢れる日などは特に現実逃避したくなるハードモード!!

まり非モテ現実ハードモード!!

早く二次元に入れる日来るといいな…

2020-09-09

anond:20200909123625

一般人に有名というよりも、業界では有名って感じなんだよ。あの人。

女性有名人彼氏として、何度も界隈を賑わわせている

伊勢容疑者芸能界でも屈指のモテ男といわれ、これまで人気女優モデルら数々の女性有名人と浮名を流してきた。人柄をよく知る芸能関係者は「普段はそっけないのに突然甘えてきたりするなどツンデレな面があって、女性はそのギャップメロメロなるみたい。過去恋人たちにとっても今回の逮捕は衝撃であり、残念でならないでしょう」と話している。

2020-08-25

悔しくてこんな時間に目が覚めちまったんだがよぉ……

世の中の恋人たちなり夫婦なりはセックスを息を吸うように普通のこととして定期的にやってるんだよナァ……

なんでおれは童貞なんだろう……

セックスしてぇよォ……

悔しいよう……

2020-08-16

性風俗店 卍 好きじゃないんだよね

https://anond.hatelabo.jp/20200815111332

 先生今日は以前申し上げましたあの人の話をお聞きいただけたらと思い伺ったのですが、ご迷惑ではございませんでしょうか。

このコロナの時勢の中、顔を合わせてお話しするというのも気が引け、小説のように書き上げてお送りしようと何度か試したのですが、普段書かない身からするとどうも難しくて。

拙い文章お読みいただくのもかえって失礼かと思いまして、身勝手とは存じておりますがお会いしてお聞きいただくほかないと思い参りました。

先生はいつもご親切にしていただき、ご恩を頂いてばかりでお返しできず大変申し訳ございません。

 もう半年近くも前でしょうか、前に少しお話しましたがその頃私には親しくなったばかりの女性の友人がおりまして、

私は彼女恋人になれたらと思い、週に1回ほど連絡を取って食事をしたり街歩きをしたりとデートのようなことをしておりました。

 その日は彼女夕方まで仕事だったものですから、私が店を予約しておいて仕事帰りに合流して夕飯を一緒に食べました。

店を出たあとカフェにでも入ろうということになり、彼女が近くにスターバックスがあると言うのでそこに向かいました。

コーヒーケーキつまみながら話すうち恋愛の話になりました。彼女が私に恋愛経験を尋ねたのですが、恥ずかしながら私はこの年で経験がないものですから

正直に言うのはためらわれて、中学生の頃にでもいたことにしようかとも思いましたが、

変に見栄を張ってそれが嘘だと知れたときのことを考えますと、相手失望させるでしょうし、

何よりその時の自分の姿を想像するとなんと哀れかと思い、正直に話しました。

彼女は見たところ特に驚くでも蔑むでもない様子でしたが私に何と言葉を掛けたらよいのか迷ったのでしょうか、

少し間が空いたのち、悪いことではないと思うと短く言ったと覚えています

今思い返せば彼女言葉を待つ私の表情は必死のものであったような気がし、それが彼女の同情的な言葉を引き出したようで恥ずかしくなります

今度は私が彼女恋愛経験を尋ねました。彼女はこれまでに2,3人ほど恋人がいたとのことで、

どのような人だったかを控えめに尋ねてみると嫌な顔をするでもなく淡々と話してくれました。

彼女の話を聞くと、元恋人らは中々癖があり、いえ、もっと直接に言いますと幼稚、傲慢共感性の欠如という言葉が似あう方々で、

彼女はそれらに振り回され消耗し、結局付き合いきれず別れてしまったとのことでした。

私はふんふんと相槌を打ちつつ話を聞き、彼女の巡り合わせの悪さに同情しましたが、同時に元恋人たちと比べればよっぽど自分がまともだと感じ、

ある種のチャンスを感じたことを白状しなくてはなりません。

今にして思えば彼女の話す元恋人らが一片の人間的魅力もないことに彼女バイアス

まり都合の悪いことを隠していることを感じとるべきでしたが、捉えたチャンスに舞い上がりそのまま信じてしまいました。

一通り彼女の話を聞いたのち、私は彼女に同情していることを示すために元恋人らの振舞いを取り上げ、この行動はこういう理由でよくないというように説明し、

自分は何が問題か分かっており、自分はそういうことをしない人間だとアピールしました。彼女自分肯定するそれらの言葉を微笑みながら聞いていたように覚えています

私の元恋人への非難に促されてか彼女はそういえばと言って、最後に付き合った人間アルコール依存症セックスができず、

そのせいかやたらと細かいことで難癖をつけてきて鬱陶しかったと加えました。それを聞いて私はそういう行動はお互いにとって不幸にしかならないと、

彼女共感して怒る言葉を発しながら、その裏側では自分童貞であることのコンプレックスを刺激され羞恥心を感じ、

心臓どくどくと鳴り顔が熱くなりました。私が黙ったせいかそこで話が不意に途切れました。

何か話さなくてはと頭を巡らすうち平静さを失っていたせいか気づけば自分童貞であることを話していました。

言ってすぐにこんなことを言うべきではなかったと後悔しましたが、

彼女は落ち着いた様子で再びそれは悪いことではないと言い、加えていくらか私を擁護するようなことを言ったので私は安堵しながらそれを聞いていました。

すると不意に性風俗に行ったこともないのかと私に聞きました。私は行ったことがありませんのですぐにそれを強く否定しました。

彼女は男が性風俗に行くのはありふれたことだと考えているのか少し驚いているようで曖昧にそうなんだというような言葉を発して細かく頷いておりました。

今にして思えば敢えて言う必要のないことなのですが、私はここで性風俗に行かない理由説明する必要がある気がし、それを頭の中で探しました。

私が性風俗に行かない理由は明確にある訳ではわけではなく、反社勢力が絡んでいる、性病危険性がある、望まぬ従事者がいるといった、

どこかで触れた断片的な知識が組み合わさって行くべきでないという認識になっているに過ぎません。

これらを順序付けて説明しようとも思いましたが、先生もご理解いただけると思いますが、

実のところ性風俗に行くべきでない理由というのは丁寧に述べようと思うと中々に難しく、1つ理由を述べてもそれに色々と反論ができるものです。

また理屈っぽく長々と話すのは気持ち悪い印象を与える気がし、敢えて藪をつつくこともないと考え、細々と理屈をつけるのはやめにして、

別に行きたいと思わないのだと彼女に言いました。

すると一瞬彼女が強張った顔をしたかと思うと冷笑するようにはっと息を吐いて、何で自慢げなのと言いました。

その反応が全く予想外でしか彼女の表情が静かながらも明らかな怒りを秘めていたので私は狼狽え、なんとか弁解しようと自慢げなつもりはないと絞り出しました。

彼女は依然として目を見開いて怒っている様子でしたが、申し訳ない、そういうつもりはなかったと平謝りしたところ、

ひとまず納得したようで、ならいいけどと言いその場は収まりました。

私は実際自慢げだったのかもしれませんがその意図はなかったため私の腹にもくすぶるものはありましたが、こんなことで喧嘩をするのも馬鹿らしいのでそれで終わりにしました。

結局その日はそれで気まずくなりすぐに解散しました。

 その後もしばらくは定期的に会って食事をしていたのですが、徐々に細かいことで突っかかってくる頻度が増えました。

私が何となく言ったことに彼女は問いただすような口調でそれはどういうことかと尋ね、

困惑しながら意図説明すると何かと理由をつけて私を糾弾したり被害者のように振舞うのです。

それまでの彼女の様子とは大きく変わってきたため私のことが嫌いになったのだろうかと思い、私の方も言いがかりうんざりしていたので、

もう会いたくないのならそう言ってくれればいいのにと思いつつも、他方で非常に熱心に私を糾弾するので私が変革することを望んでいるのかもしれないと考え混乱しました。

結局私は彼女の熱心さに報いるような気分で言いがかりに謝ったり反論したりしていたのですが、あるとき彼女は少し前に恋人ができたか関係を終わらせたいと言いました。

私はこれを聞いて寧ろ安心するような謎が解けるような気がしました。新しい恋人ができたために私が煩わしくなったが自分の都合で切り捨てるのが嫌で、

私に執拗言いがかりをつけ捨て鉢な反応を引き出し、私が一方的に悪いと言える状況で関係を終わらせようとした。

そう考えると全てが繋がるようで妙に納得し、私が言いがかりに逐一対応していたのが滑稽に思えて笑えてきました。

ええ、それで終わりで、それっきり会っていません。

2020-07-27

朝の海(別増田修正してみた)

朝の海には一度も訪れたことがない。だけどボクの脳裏には、焼き付いて離れないほどの郷愁が映る。

太陽はまだ水平線の向こうで眠っている。空は色づいていて、夜の帳を押し広げてゆく。

静寂の海岸は波音以外の音が消えている。波音を時折かき消すかのように背後の国道を車が通り過ぎ、やがて再び潮騒に紛れていった。ああ、鳥の鳴き声も目を瞑ると聞こえるし、今しがた羽音を鳴らし始めた蝉の声もかすかに響く。

水平線は霞がかっていて息は白い。空は橙から紫へと移り変わってゆく。

夏の初めを思わせる雲は、入道雲には程遠い。それは扁平で、紫立ちたる雲の細くたなびきたる――そんな一文を片隅に思い浮かべるほどには劇的じゃない。

海岸は冷たい空気にかき消されたかのように人を拒んでいる。だからきっと人は少ない。遠く小さく見える恋人たちは、この場所に招かれたみたいだ。現地のおじいさんは犬に導かれて駆け足になる。もし鴨川がとても大きいのなら、こんな風になるだろうか?

ボクは堤防の先にたどり着いた。太陽が目の前に迫ってくる。うん、いよいよ日の出が見える。そう思ったのだけれども、雲の流れがこちらに挨拶する陽の光を細く遮り、やがて太陽は見えなくなってしまった。ボクは仕方なく堤防の下を覗き込むと、退屈まぎれに小石を蹴って魚群を驚かせてみた。

魚が人懐こい顔を覗かせる頃、ボクの顔は真っ白になる。目を細めて、手のひらをかざして。

太陽と空の境目にある虹色は青い銀河のように左右両手いっぱいに広がっている。そんな風に思えた。 

ボクにはそんなイメージがあります。いきたいなー、朝の海。

朝の海に行って何をすると思う?

モチロン増田をするのだよ。

波音を聞きながらさ、早朝ののんびりした増田を見るんだーよ。

最高ですかー。

壱弐参ダーッ!

anond:20200727205134

なんにょ?

2020-06-07

個人撮影もので胸に響いたやつ3つ

突然だが個人撮影ものが好きだ。

ワンパターンの構図、暗い画面、撮影者(男)の声や身体が混じる不愉快さ、AV女優ほど美人でもない、これらから自分素人のハメ撮りなんか見て何が面白いんだと思っていたが、究極のプライベートを覗き見ているという悪趣味な一面に気付いて以来、よく見るようになってしまった。

そんな個人撮影もので印象に残ったものを書き残してみたい。

流出動画

自分をこの界隈に落とした主犯

JKぽい制服着た女性撮影者とする動画で、撮影者の猫なで声がちょっと気持ち悪い。女性結構美人でありながら積極的で、カメラに対しても特に嫌悪を示さないところから所謂デリ嬢との行為を撮ったものなのだと思っていた。ある時ふと続きの動画や関連動画がないかと調べてみてやっと、2人は恋人同士であることを知る。その時の感想は「世の中の恋人はこんなAV紛いの行為をしている…だ、と…?」であり、とてもとても哀しい思いをしたのをよく覚えている。

やたら重い台詞唐突に挟まる動画

1回戦後フェラ中。

男「毎日は無理だから一週間に3、4回とかw」

女「いいよそれでも。お金も要らないし」

男「いやそれはちょっと…」

女「寂しさを紛らわせてくれたらいい。気が向いたらお金払って」

男「…………」

ここで何も言わない男はクソだと思ったけど、何を言ったところでやっぱりこの男はクソだなとも思う。しかし恐らくは行為であることを理由に、編集カットしなかった点にはプロ意識を感じる。

写メ動画

個人撮影ものには、希に写真(写メっぽいやつ)と動画がセットでzipになっているものがある。写真は全てエロとは必ずしも限らず、普段日常を映したものも多少混じっていることがある。

これは女性個人写真だけでなく、付き合ってると思しき男性も一緒に映っているものだった。男は正直、ちょっと小憎らしい顔の小僧だ。こんなもん一緒に入れるなよと思いながらホイールを回していくが予想外に枚数が多い。非エロなんて精々10も無いのが相場のはずが、20、いや30以上もある。遊園地デートに行った日、変顔プリクラを撮った日、一緒に花火をした日、初詣に行った日、布団の上でじゃれついてる日、どの写真を見ても、小僧なりに彼女を大切に思っているのが嫌でも伝わってくる。そして気付いたら泣いていた。こんな、ゲームラノベみたいな恋人たちの日常現実存在するなんて知りたくも無かった。このzipを作った奴は一切の選別をせずに固めたのだろう。そしてこのzipを作ることができるのは彼らの近しい関係の誰かなのだろう。悪趣味にも程がある。

2020-05-09

anond:20200506105509

演劇界

 劇団papercraftオンライン公演『恋人たち自粛』を基本無料配信

演劇界だってちゃんと頑張ってる人たちいるんだから平田なんちゃらと一括りにしないでください

2020-03-28

今の世間一般恋人たちって、いつ会えるかわからない遠恋みたいなものでは

2020-03-23

( ・3・) クラシック好きの上司ディランを聴きたいと言いだして 3

https://anond.hatelabo.jp/20200323025005

クリスタルマジック

――ところで、わたしは昔から最後のスタンザは少し弱いのではないかと思っていたのですが……。

( ・3・) 弱い? 「リング」と「スプリング」とで韻を踏むのはありきたりだとか?

――弱いというよりは、ピンとこないといったほうが正確かもしれません。「彼女は春に生まれたが、わたしは生まれるのが遅すぎた」――これはどういうことなんでしょう。

( ・3・) 彼女のほうが歳上だったんじゃないか? 50歳くらい。

――それはたしかに too late な気がしますが、もし年齢が離れていることが問題なら、彼女三月まれであれ、七月生まれであれ、一年のうちで生まれた時期に言及する意味はないはずなんです。

( ・3・) 春に生まれようが夏に生まれようが誤差みたいなものからな。

――はい。これではまるで――占星術ではないか

( ・3・) ははは、まさか

――ここに一枚の写真があります1975年に撮られたものです。

https://twitter.com/kedardo/status/1242030916232339458

( ・3・) ボブ・ディラン、本を読む。

――何という本ですか?

( ・3・) 『クリスタルマジック』と書いてある。マジックのつづりが変だけど。

――目次には次のような言葉が並んでいます。「ケンタウルス獅子を狩る」「シャンカラ理論現実をどう捉えるか」「ハクスリーの知覚の扉」「アジナチャクラあるいは第三の目」「カバラの諸相」

( ・3・) 神秘主義ロイヤルストレートフラッシュという感じだな。

――星座が何であれば、支配星は何、エレメントは何、という表も載っています

( ・3・) 本を読め、ただしまともな本を、と釘を刺したばかりだというのに。

――まともな本も読んでいますよ。このころディランチェーホフコンラッドに傾倒していたはずです。 [3] [4]

( ・3・) じゃあ『クリスタルマジック』はたまたま手にとっただけで、内容を真に受けたとまではいえないんじゃないか

――1974年コンサートツアーを再開した理由を、ディランは次のように語っています。「わたし惑星系 (my planetary system) において土星障害となっていた。その状態がしばらく続いていたが、いま土星は別の場所へ移動した」 [5]

( ・3・) プラネタリ・システムて。

――1976年アルバム『ディザイア』のバック・カヴァーには、タロットが描かれています

( ・3・) タロット! イタロ・カルヴィーノの『宿命の交わる城』は何年だっけ。ちょっと待って――第一部・第二部の合本が出たのが1973年英訳1977年だ。

――1978年のインタヴューでは、占星術を信じているのかと単刀直入に訊かれています

PLAYBOY: OK, back to less worldly concerns. You don't believe in astrology, do you?

DYLAN: I don't think so.

PLAYBOY: You were quoted recently as having said something about having a Gemini nature.

DYLAN: Well, maybe there are certain characteristics of people who are born under certain signs. But I don't know, I'm not sure how relevant it is.

PLAYBOY: Could it be there's an undiscovered twin or a double to Bob Dylan?

DYLAN: Someplace on the planet, there's a double of me walking around. Could very possibly be. [6]


( ・3・) 信じているかといえば、信じてはいない。星座人間気質とのあいだには何か関係があるかもしれないが、どの程度なのかは分からない。――うーん、言質を取られるのを避けているみたいだ。

――もともと質問に率直に答える人ではないのですが。

( ・3・) 思い出した。昔、日本の有名な批評家イェール大学文学を教えに行ったんだが、向こうでは占星術流行っていて、同僚の学者の生年月日がどうのこうのと書いていたっけ。あれも70年代半ばじゃなかったかな。

――期せずして、アメリカにおける神秘主義流行、というテーマに足を踏み入れてしまいました。

( ・3・) ……引き返そうか。

転がる石はふりだしに戻る

――「彼女は春に生まれたが、わたしは生まれるのが遅すぎた」の意味をめぐって脇道にそれてしまいましたが、実は、意外なかたちで問題消滅します。

( ・3・) 占星術よりも説得力のある解釈が見つかった?

――いえ、問題自体が消えてなくなってしまうんです。アルバム発表から一年も経たないうちに、歌詞が書き直されて、最後のスタンザは大きく変わります1975年ライヴ録音を聴いてみましょう。

https://youtu.be/BP_pZ841Nqs

People tell me it's a crime

To know too much for too long a time

She should have caught me in my prime

She would have stayed with me

Instead of going off to sea

And leaving me to meditate

Upon that simple twist of fate


( ・3・) ジェミニ連想させる "she was my twin" も含めて、占星術につながりそうな表現はなくなったな。詩の問題解決を、人は問題消滅によってうやむやにする。

――「彼女わたし双子だった」も、考えてみれば謎めいた表現です。「本当の恋人だった」と「双子だった」とが置き換え可能かといえば、そうではないと思います

( ・3・) 歌詞だけじゃなくて、コード進行旋律も変わっているぞ。

――そうなんです。これまでわれわれが検討してきたことの少なからぬ部分が、このヴァージョンには当てはまらなくなっている。ディランにしてみれば、もう「わたしはそこにはいない」んです。

( ・3・) うなぎみたいなやつだな。

――歌詞の変更は1975年以降も続きます。「彼」と「彼女」とが入れ替わったり――

( ・3・) 体が?

――立場がです。第一タンザで「孤独を感じ」「まっすぐに歩いていればよかった」と願い、第二スタンザで「夜の熱気に打たれるのを感じ」るのは、「彼」ではなく「彼女」になります80年代にはさら全面的な変更があり、90年代には――

( ・3・) もはや原形を留めなくなった?

――いえ、それが――。

( ・3・) それが?

――おおむね元のかたちに戻りました。

( ・3・) ……。

――……。

( ・3・) 「彼女は春に生まれたが、わたしは生まれるのが遅すぎた」も?

――はい。細部の表現は今でも揺れていますが。

( ・3・) 抑圧された占星術回帰……。なくなったはずの問題の再燃……。まるで人生のようだ。

An’ I have no sense of time

――これで「運命のひとひねり」は概観できました。全体について何かありますか?

( ・3・) 英語は易しめだったな。

――ほかの曲はもっと歯ごたえがあるので安心してください

( ・3・) 「彼」と「彼女」との間に何があったのか、曲のなかでは詳しく語られないけど、これは、その、いわゆる一夜の関係というやつなの? [7]

――なぜそう思ったんですか?

( ・3・) 「ネオンの輝く見知らぬホテル」とか。

――ただ、それだと、彼女がいなくなったときの彼の傷心ぶりや、「指輪をなくしてしまった」のくだりはうまく説明できません。

( ・3・) そうなんだよな。じゃあ、ある程度つきあった恋人たちの最後の夜だったんだろうか。

――第一タンザに、「体の芯に火花が走るのを感じた」とありますが、これは恋に落ちるとき表現だと思います。まあ、よく知っている相手に対して改めて火花を感じる、という可能性もゼロではありませんが。

( ・3・) すでにつきあっている恋人同士なら、見知らぬホテルの前でまごまごするのも不自然だしな。うーん、こんがらがってきた。一方では、彼と彼女とは一夜の関係に見える。ある日の夕暮れに物語が始まって、翌朝には彼女は姿を消している。その一方、物語の後半では、彼は生涯の伴侶を失った男のように見える。

――常識観測結果とが矛盾するときは、常識を捨てなければなりません。

( ・3・) 何を言いだしたんだ急に。

――ある日の夕暮れから翌朝まで、と考えて矛盾が生じるのであれば、そう考えるのをやめればいいんです。

( ・3・) いや、でも、ある日の夕暮れから翌朝までじゃないの? ネオンの輝く見知らぬホテル長期滞在して、数年後の朝に彼女はいなくなりました、なんていくらなんでも無理があるだろう。

――キュビズム絵画では、ある対象複数視点から捉え、平面のキャンバス再構成して描きます

( ・3・) 何を言いだしたんだ急に。

――ある日の夕暮れから翌朝まで、という枠組みのなかに出会いから別れまでの一切が凝縮されたかたちで描かれているとしたら?

( ・3・) 時間の流れが一律ではなかったということか? 

――いいですか、時計の秒針が聞こえてくるのは、彼女がいなくなった後です。それから彼にとっての永遠現在が始まり彼女がいた過去は、彼の記憶のなかで遠近法的な奥行きを失うんです。

( ・3・) 時計一種の仕掛けと見立てて、内在的に解釈するわけか。理屈は通っているかもしれないが、常識を捨てさせるには、まだ十分ではないと思うぞ。

――では、時間の流れが一律であるとは限らないという外在的な傍証を。1978年のインタヴューです。

Everybody agrees that that [Blood on the Tracks] was pretty different, and what's different about it is that there's a code in the lyrics and also there's no sense of time. There's no respect for it: you've got yesterday, today and tomorrow all in the same room, and there's very little that you can't imagine not happening. [8]


( ・3・) おい、詩に暗号が隠されていると言っているぞ。

――その点は保留にしてください。

( ・3・) 時間意識は失われている。過去現在未来が同じ部屋に混在して、想像しえない出来事などほとんどない。

――はいどうでしょう

( ・3・) 「運命のひとひねり」の解題ではないんだな?

――アルバム全体についてのコメントです。

( ・3・) そうだな、まだ腑に落ちるとまではいかないが、時間の扱いは気に留めておいたほうがよさそうだ。

――はい。実は、キュビズム絵画や、時間意識をもちだしたのは、次に聴く曲「タングルド・アップ・イン・ブルー」でも同じ問題がでてくるからなんです。邦題は「ブルーにこんがらがって」。ディラン重要な曲を挙げるとしたら、まず10位以内には入る。人によっては1位かもしれない。というわけで、ウォーム・アップは終了です。次は少し難しくなりますよ。

おいとま

そのようにして彼らは「タングルド・アップ・イン・ブルー」を聴き、「シェルターフロム・ザ・ストーム」を聴いた。窓のかたちをした陽だまりが床を移動し、寝ていたストラヴィンスキーの首から下が影に入ってしまった。もう次の曲に進む時間は残っていなかった。デレク・ベイリーCDを持って帰らなければ、と彼は思った。マイルス・デイヴィスビル・エヴァンスならいつでも買い直せる。しかベイリーは品切れのまま再発されないことだってありうるのだ。

「もう帰るのか?」と上司は言った。

はい。それで、デレク・ベ」

「おまえの家は一戸建てだったな、たしか。陽当たりと風通しは良好か?」

「陽当たり? まあ、それなりには。それで、デ」

「窓からの眺めは?」

「眺め? まあ、壁しか見えないということはありませんが。そ」

「じゃあ、決まりだな」と上司は言い、リムスキー=コルサコフの両脇を後ろから抱えると、目の高さまで持ち上げた。

「新しいパパだよ」

それから

かくして予言成就し、わたしは持っていったもの以上を持ち帰ることになる。小さなモフモフと、モフモフの当面の生活必要なモフモフ用品とを。

まずはこの子に、猫としてまっとうな名前をつけよう。このままだと、もし何かの拍子に迷子にでもなったら、「リムスキー=コルサコフ! リムスキー=コルサコフ!」と大声で呼びながら近所を捜し回らなくてはならない。獣医にかかるとだって、きっと問診票に名前を書く欄があるだろう。常軌を逸した飼い主だと警戒され、信頼関係を築くのに支障をきたすかもしれない。

しかし、猫に名前をつけるのは難しい――T・S・エリオットOld Possum's Book of Practical Cats にもそう書いてある。クラシック作曲家では大仰すぎる。ジャズミュージシャンではどうだろう。わたしCDレコードの棚の前に立ち、名前候補ピック・アウトしていく。チェット。論外であるマタタビに耽溺してばかりの猫になってしまいそうだ。ドルフィー。才能も人格も申し分ないが、早世の不安がつきまとう。ベイリーデレク・ベイリーCDを取り戻すまで、わたしはあとどれだけの道を歩まなくてはならないのだろう。

わたしは気づく。予言成就していない。少なくとも完全には成就していない。人知を超えた力によって予言ねじ曲げられ、わたしは持っていったもの以上ではなく、持っていったもの以外を持ち帰ったのだ。新しい家の探検を終え、お腹を上にして眠るさなモフモフよ、おまえのしっぽが曲がっているのも、運命のひとひねりのせいなのか?

[1] 実際にはEより少し高く聴こえる(テープ再生速度を上げているため)。

[2] これ以降、歌詞引用は2小節ごとに改行を加えている。

[3] Bob Dylan. Chronicles: Volume One. Simon and Schuster, 2004. p. 122.

[4] Sam Shepard. Rolling Thunder Logbook. Da Capo Press, 2004. p. 78.

[5] https://maureenorth.com/1974/01/dylan-rolling-again-newsweek-cover-story/

[6] Interview with Ron Rosenbaum. Playboy, March 1978; reprinted in Bob Dylan: The Essential Interviews. Wenner Books, 2006. p. 236.

[7] 草稿では、第三スタンザは以下のように書かれたあと、大きなバツ印がつけられている。"She raised her weary head / And couldn't help but hate / Cashing in on a Simple Twist of Fate." 初めは娼婦として描かれていた点を重視することもできるし、その構想が放棄された点を重視することもできる。

[8] Interview with Jonathan Cott. Rolling Stone, November 16, 1978; reprinted in Bob Dylan: The Essential Interviews. Wenner Books, 2006. p. 260.

2020-03-22

( ・3・) クラシック好きの上司ディランを聴きたいと言いだして 1

https://anond.hatelabo.jp/20150214223556

( ・3・) クラシック好きの上司ジャズを聴きたいと言いだして、から数か月後――

ある朝の会話

その朝、彼が職場に着くと、クラシック好きの上司は目を閉じて見えないオーケストラの指揮をしていた。腕の動きが激しさを増し、握った拳が垂直に振り下ろされる。1、2、3、4、5、6、7、8、9、1011

おはようございます」と彼は上司に声をかけた。

「なんだ、来ていたのか」と上司は目を開いて言った。「春の祭典の第二部なんだが、どうにも縦の線が揃わなくてな。リハーサル不足だ」

空想オーケストラにもリハーサルがあるんですか?」

「高度に発達した空想現実と見分けがつかないくら不自由ものだ。ティンパニ奏者とシンバル奏者はもう何年も口をきいていない。――それはそれとして、ボブの件、明日の日曜はどうだ?」

ボブというのは、ボブ・ディランのことだった。上司の娘さんが英語の授業で「はげしい雨が降る」を習ってきたらしく、それ以来、上司は彼にディランについてのレクチャー要請しているのだった。彼が娘さんに教えるのではなく、彼が上司に教え、上司が娘さんに教える。ディランことならパパに任せなさい、と目論んでいるのは明らかだった。

明日。彼は断ろうとしたが、適当な口実が見つからなかった。高齢の親戚はひと通り殺してしまっていたし、このあいだ死んだ祖父にもう一度死んでもらうには、まだ少し時間必要だった。

「じゃあ、決まりだな」

事の次第

こうして、彼は休日をつぶして上司の家を訪ねることになった。どの作品を題材にするべきか迷ったが、一日でディランキャリアを追いかけるのは無理だと割り切って、彼自身ディランを聴き始めた高校生のころに感銘を受けたものを選ぶことにした。『ブラッド・オン・ザ・トラックス』だ。このなかの数曲を検討するだけでも、一日まるごとかかってしまうだろう。たくさんのアルバムを持っていかずに済むのが救いといえば救いだった。

駅に到着

最寄駅に着くと、もう上司は車で迎えに来ていた。大きな声で名前を呼ぶので、きまりの悪い思いをしたのをわたしはよく覚えている。車に乗り、しばらく走ると、左手惣菜パンの店が見えてきた。看板にはアルファベットDELI BAKERY と書かれていた。

デレク・ベイリーCD今日こそは返していただきます」と彼は言った。

「そんなことを気にしていたのか」と上司は笑った。「大丈夫。おまえは持ってきたもの以上を持ち帰ることになるだろう」

おまえは持ってきたもの以上を持ち帰ることになるだろう。それはまるでデルポイの神託のように聞こえた。彼は運命うねりが身に迫ってくるのを感じた。しかし、現実物語とは違う。成就しない予言。読まれない遺書。途切れる伏線。それが現実だ。

デレク・ベイリーというのは、あのヴェーベルン風のギタリストだな?」

「そうです」

「あれをかけると、猫たちが爪とぎを始めるんだ。何か感じるものがあるのかもしれないな」

「猫たち、とはどういう意味ですか?」

「猫たち、とは」と上司は言い、長めのフェルマータを置いた。「猫の複数形だな」

「また拾ってきたんですか?」

「いや、拾っていない。拾ったのはちーちゃんだけだ」

「猫の方から入ってきた?」

「いや、入っていないし、出してもいない」

「じゃあどうして増えるんですか?」

「さて、どうしてでしょう」

家に到着

ちーちゃんベルリオーズリムスキー=コルサコフストラヴィンスキーお客様にご挨拶だ」と上司居間の扉を開けて言った。居間には母猫のちーちゃんと、三匹の子猫たちがいた。上司公園で拾ったときちーちゃんはすでに出産を間近に控えていたのだ。

「お母さんとは名前方向性が違うようですが」

里子に出すまでの幼名だよ。正式名前里親がつければいい」

猫たちは来客には関心がないようで、ストラヴィンスキーリムスキー=コルサコフに背後から跳びかかり、ベルリオーズは伏せの姿勢でおしりを振りながら取っ組み合いに加わる間合いを計っていた。

「みんな元気だな。よし、そっちに掛けてくれ。いまコーヒーを淹れてくる」

ブラッド・オン・ザ・トラックス』までのボブ・ディラン

( ・3・) まずはバイオグラフィからだな。ボブの経歴をざっとまとめてくれ。

――いえ、それをやっていると時間がなくなるので、今日は『ブラッド・オン・ザ・トラックス』というアルバムだけを聴きます

( ・3・) それにしたって、そのアルバム位置づけくらいは踏まえないと。

――では、Rate Your Music のページを見てください。

https://rateyourmusic.com/artist/bob-dylan

――アルバムが発表順に並んでいますね。デビューしてまもなく、1963年最初ピークが訪れます。このころのディランがお手本にしていたのはウディ・ガスリーで、ギターハーモニカ、歌というフォークスタイルで世に出ました。

( ・3・) 「はげしい風が吹く」か。

――「はげしい雨が降る」と「風に吹かれて」です。ディラン1941年まれなので、22歳前には代表作を発表していたことになります

( ・3・) 詩人早熟なんだよな、たいてい。

――1965年から66年にかけて、二回目の、そして最大のピークが訪れます演奏フォークからロックへ変わり、詩の内容も変わります

( ・3・) どう変わるんだ。

――初期の詩は、一言でいえば真面目で、真面目な人たちに支持されるものでした。そこに、散文的な感覚では理解できない要素が入ってきます。「イッツ・オールライト・マ」「デソレイション・ロウ」「ジョハンナヴィジョン」といった大作が次々に書かれるのがこの時期です。

( ・3・) 理解できない要素というのは?

――たとえば、「ジョハンナヴィジョン」はこんな感じです。

Inside the museums, Infinity goes up on trial

Voices echo this is what salvation must be like after a while

But Mona Lisa musta had the highway blues

You can tell by the way she smiles


( ・3・) 「ダビデの職分と彼の宝石とはアドーニスと莢豆との間を通り無限消滅に急ぐ。故に一般東方より来りし博士達に倚りかゝりて如何に滑かなる没食子が戯れるかを見よ!」

――どうしました?

( ・3・) 西脇順三郎だよ。よく分からない詩には、よく分からない詩で対抗だ。

――なぜ対抗しなくてはいけないんですか?

( ・3・) ただなんとなく。

――はい。続けますが、1960年代後半は、ロックが急成長する時代です。しかし、ディラン自身は、その運動の先頭に立とうとはしません。1969年の『ナッシュヴィルスカイライン』は、カントリーアルバムでした。

( ・3・) 帽子に手を添えてにっこり。

――捉えどころのない人である、というディランイメージは、このころにはできあがっていたと思います。そして、三回目のピークが訪れるのは、1975年

( ・3・) 『ブラッド・オン・ザ・トラックス』だな。

――録音は1974年なので、33歳のとき作品です。

( ・3・) 33歳。――それだけ?

――伝記的な情報はいろいろあるのですが――というか、常に伝記を参照しながら語られる作品なのですが――今回は知らないふりをします。「この女性は誰々がモデルから」といったアプローチとりません。捉えどころのない人、謎めいたよそ者であることを行動原理にしている人が、久しぶりに本気を出したらしい、くらいで結構です。

( ・3・) そう、じゃあ聴いてみようか。1曲目は――

――1曲目は後にして、2曲目から始めましょう。「シンプル・トゥイスト・オブ・フェイト」。「運命のひとひねり」という邦題がついています

( ・3・) なんで? 有名な曲なの?

――ほかの曲より易しめだからです。ディラン重要な曲を挙げるとしたら、おそらく50位以内には入ると思いますが。

第一タン

オーディオ

https://youtu.be/sGnhyoP_DSc

歌詞

https://www.bobdylan.com/songs/simple-twist-fate/

They sat together in the park

As the evening sky grew dark

She looked at him and he felt a spark tingle to his bones

’Twas then he felt alone and wished that he’d gone straight

And watched out for a simple twist of fate


――ディラン歌詞は本人のサイトで公開されているので、それに基づいて進めていきましょう。では最初のスタンから、どうぞ。

( ・3・) 訳すの? 俺が?

――訳ではなくてもいいので、どういうことが歌われているのかを説明してください。

( ・3・) 夕暮れの公園男と女がいた。女に見つめられると、男は体の芯に火花が走るのを感じた。彼が孤独を感じたのはそのときだった。彼は思った。まっすぐに歩いていればよかった、運命のひとひねりに気をつけていればよかったと。

――はい特に難しいところはなかったと思いますが。

( ・3・) そうだな。恋人たちがいい雰囲気になっているのかと思いきや、なんだか雲行きが怪しい。急に孤独を感じちゃったりして。

――人は恋に落ちると孤独を感じるものではありませんか?

( ・3・) そうなの? で、まっすぐに歩いていればよかった、というのは比喩的表現だな?

――もちろん。

( ・3・) われ正路を失ひ、人生の覊旅半にあたりてとある暗き公園なかにありき――

――?

( ・3・) ともかく、この男はあるべき道を見失って、運命の力が自分に働きかけているのを感じているわけだ。でも運命って、注意していれば回避できるものなんだろうか?

――回避できたら運命ではないような気もしますね。

( ・3・) 運命からねえ。

脚韻について

――次のスタンザに進む前に、脚韻の形式を見ておきます。2小節ごとに改行を加えると、以下のようになります

They sat together in the park

As the evening sky grew dark

She looked at him and he felt a spark

Tingle to his bones

’Twas then he felt alone

And wished that he’d gone straight

And watched out for a simple twist of fate


( ・3・) 1行目・2行目・3行目の park, dark, spark で韻を踏んでいるな。4行目・5行目の bone(s), alone もそうだ。それから6行目・7行目の straight, fate も。

――はい。この形式は次のスタンザ以降も同様です。

サブドミナントのひとひねり

https://twitter.com/kedardo/status/1241415360672219137

――ついでにコード進行確認しておきます。これは実際に鳴っている音ではなく、説明のために簡略化したコードです。元のキーはEですが、ここではCに移調しています。 [1]

( ・3・) いったい誰に対する配慮なんだ。

――まずは1小節から8小節目まで。何か気づいた点はありますか?

( ・3・) 見たままじゃないか。ド、シ、シ♭と半音ずつ下がっていって、ラに落ち着く。

――はい。ラはサブドミナントコードであるFの構成音です。しかし、まだラは終点ではありません。

( ・3・) 半音下降は続くよどこまでも。

――Fの次のコードFmです。どの音が変化しまたか

( ・3・) Fの構成音は「ファ・ラ・ド」で、Fm構成音は「ファ・ラ♭・ド」だ。長三度のラが短三度のラ♭になる。なんだか言うまでもないことを言わされているようだが、どこに誘導しようとしているんだ?

――ラからラ♭へ半音下がることによって、コードに影がさします。その箇所ではどんなことが歌われていますか?

( ・3・) 「彼が孤独を感じたのはそのときだった」

――はい。彼が孤独を感じるのは、サブドミナントコードメジャーからマイナーに変化するときなんです。

( ・3・) ああ、それが言いたかったのか。つまりコード進行歌詞の内容とが結びついている、と。

――そうです。それから、もう一点。この曲は、コードが頻繁に変わる曲でしょうか。それとも、あまり変わらない曲でしょうか。

( ・3・) また誘導が始まった。1小節から10小節目までは、2小節ごとにコードが変わる。C7からFへの進行を除けば、コード構成音のうちのひとつ半音下がるだけだし、曲のテンポゆっくりだし、あまり変わらないんじゃないか

――はい11小節から12小節目、"and wished that he'd gone straight" と歌われるところはどうでしょう

( ・3・) ここは2拍ごとにコードが変わる。あまり動かなかったコードが動きだす感じだな。

――"and wished that he'd gone straight" の "straight" は、この曲の旋律で最も高く、長く、強く歌われるところです。コードの動きと旋律との関係を見ると、11小節目に助走が始まって、12小節目の頭で大きくジャンプするようにできています

( ・3・) ……ハーモニック・リズムと言えば済む話じゃないのか?

――その用語は使わず説明していたのですが。

( ・3・) いったい誰に対する配慮なんだ。

小休止

( ・3・) はっさく食べる?

2020-03-03

anond:20200303074846

じぶんたちが

あわせてやれば

つぐないになるとかんがえた

加害者

あわせようとして

あおうとしていた恋人たちNGだしあった

つぐなえるとおもってるかがいしゃ

つぐなおうとするたびに

男女の仲がわかれている

努力する加害鞘

れいいな

努力する加害者

2020-02-26

anond:20200226103132

♪回る回る~よ コロナは回る~

感染 くしゃみを 繰りかえ~し

昨日 別れた恋人たち~も

感染死亡し 巡り合~うよ~♪

2019-12-01

街を流れるクリスマスソングを聞くたびに胸が苦しくなる。

街を歩く恋人たちを目にするたびにつらい気持ちになる。

昔は「リア充爆発しろ」っていう人の気持ち、いいこぶりっことかじゃなくて本心からからなかった。

もちろんクリスマスソングだってなんとも思わなかった。

でも生まれて初めての彼氏ができてからのこの一年、ようやくリア爆の気持ち理解できるようになったしクリスマスソングの悲しさもわかるようになった。彼氏とは今も付き合っている。

なんで… かなりしんどい

2019-11-20

anond:20191116152607

回転寿司だけどなパンティーとは何事だパンティー!!語尾にパンティーを被せるのは意味が分からいからやめなさいパンティー!!

まわるまわるよパンティーはまわるパンティ

喜び悲しみくり返しパンティ

今日は別れた恋人たちパンティ

まれ変わって被りあうよパンティー!!

何だそりゃパンティー!生まれ変わってもまたパンティーを被るのかパンティー!一度目の人生だけじゃ飽き足らず、二度目の人生でもパンティーを被るのかパンティー!老病死を乗り越え、生まれ変わっても再びパンティーを被るのかパンティー!そんな時代はないパンティ!!!わらいあう事もないパンティー!俺は完全に真顔だパンティー!!怒りのあまりパンティみゆき(パンティみゆきって何だパンティー?)を口ずさんでしまったじゃないかパンティー!来世になってもパンティーを語尾につけるのは許さなパンティー!来世になってもお前の語尾のパンティーを注意してやるパンティー!まわるまわるよパンティー!!語尾にパンティーをつけるのはまわるよパンティ!!!

2019-10-06

ジョーカー

映画が終わって、立ち上がって拍手をしたのは初めてだ

隣にいたカップル怪訝そうな顔でこちらを見ていたが、構うもの

劇場をあとにしてショッピングモールにあふれる家族連れ、恋人たちの間を、

俺は満足気に笑みを浮かべながら闊歩する

お前達にはわからないだろう

これは俺の映画だ、俺だけの映画

エスカレーターに乗って、思わず見よう見まねで「死の舞踏」を踊った

ジョーカーは俺だ

足を踏み外して、下に転げ落ちた

床にうずくまり、痛みに身悶えしながらも、体の内側から湧き上がる笑いを堪えきれない

Smile,though your heart is aching

Smile,even though it's breaking

人生肯定する高らかな哄笑

そうだ、ジョークひとつ思いついたんだけど、聞いてくれるか?

2019-05-06

[]【4】2019 春、韓国釜山・光州

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anond:20190506092812




4일



4日目

強者韓国」と「弱者韓国


チェックインした当日に見つけられなかったアメニティは、不注意で見落としていただけで、実は室内の革のバッグに収納されていた。

芸術の都らしく、こういったところもオシャレだ。

遅めに起きたが、チェックアウトが12:00なのでまだ余裕がある。

散歩と軽い朝食ついでにロッテマートお土産インスタント麺を買う。

緑豊かな光州の午前の空気気持ちよかった。


広いとは言えない韓国地域対立意識が強く、特にこの光州の人達は他の地域の人々から嫌われているらしい。

曰く「手先が器用で芸術の才能がある。日本人に似ており、社交的でソツがないが、計算高く、最後には裏切る」

近世新羅百済高麗対立からともいわれているし、朴正煕時代選挙戦の影響とも言われている。

観光ちょっと撫でただけ、その上言葉不自由なので、深いところは全く分からないが、顔つきは日本人に似ている人が多いし、ソフトムードの人が多いなとは感じた。

韓国社会に深くコミットすれば、違う印象も持つのかもしれないし、逆にそれが偏見だと感じるのかもしれない。


ホテルをチェックアウトし、地下鉄バスセンターに向かう。

しばらくすると中高生の一団が賑やかに乗り込んで来た。

男同士で楽しそうに談笑していたが、やがてオバちゃんの一団が乗り込んでくると、座っていた一人が席を譲る。

青年は非常に自然に席を譲ったが、オバちゃん日本だったらまだ席を譲られるほどの歳ではない。

歳上を大事にする韓国社会の一面を見た気がした。


バスセンターに到着して、釜山への切符を買い求める。

しばらく待つと釜山行きのバスがやって来た。

光州を出発したバスは東に向かい、窓の外の景色は再び緑豊かな山道となった。

バスの車内では、民主化運動に参加し、5.18の時には予備で拘束されたという現職の文大統領について調べる。

5.18民主化運動の地を訪れた後、テキストを読んで感じることは、韓国社会には「強者韓国」と「弱者韓国」の2つがあり、彼のアイデンティティが一貫して「弱者の味方」であるということだ。

日本韓国双方の財閥日韓間の慰安婦合意否定的なのも、「弱者韓国」にとっては日本や旧日本統治時代の流れをくむ財閥は「開発独裁主義弱者を顧みなかった強者」であり、そこで立ち上がってくる彼の願いが「強者に虐げられた弱者を救う」事だからだろう。

大統領権力集中にも否定的で、権限の縮小や任期の変更も主張しているというし、地域対立の解消も目指しているという。

上手くいけば、韓国行政の積弊である大統領悲劇的な破滅歴史に終止符がうたれ、光州の人達への差別意識も和らぐかも知れない。

うまくいかなければ、諸外国に振り回され、経済を停滞させ、反動韓国社会の分断をさらに進めるかも知れない。

果たして彼を待っているのは、改革英雄未来か、理想主義者蹉跌か。


実際に地域を訪れて、テキストの背景の感覚が色彩を帯びて見えてくることもある。

日本人にとってメジャー観光地とは言えない光州だが、是非訪れて見たほうがいいと思う。



釜山


3時間半の乗車ののち、バスは最終目的地に到着したようだった。

乗客がどんどん降りていく。

釣られて降りたのだが、2日前に乗った場所全然違う。

しまった、周りの動きに合わせて降りてしまったが、実は釜山に着く前に降りちゃったかな?」

さっぱり分からないので、チケットカウンターに行って、お姉さんに状況を説明した。

「I'm going go to Busan, but I had mistakes. I had put down bus.

Do you mind teach me How to go to Busan?」

お姉さんはキョトンとして下を指差して答えた。

「Busan.」

西部バスターミナルとのあまりの違いに驚いたが、自分が降りたのは釜山北部郊外総合バスターミナルらしい。

比較的街中にあって小綺麗な西部バスターミナルと違って、総合バスターミナルは山間にあり、設備も古め。

駅前ではオバちゃん路上で芹を売っていた。

ともあれ、釜山市内であれば地下鉄で市の中心部アクセスできる。

駅前東横インに再びチェックインしよう。



デブは歌が上手い・世界真実


釜山駅に着き、東横インチェックイン

東横イン日本語が通じるので、ホテルの免税の手順や、空港の早朝便に間に合うようなタクシーの手配など複雑なコミニュケーションを取ることができた。

これで不安はかなり減った。

夕食を食べに行こう。

目指すは若者の街、西面にある「ソンジョン3代クッパ」だ。


地下鉄に揺られ、西面駅で降りる。

地上に出るとすごい活気だ、夜の西面は若者でごった返している。

そうか、そう言えば今日は金曜の夜だ。

ネルギッシュな街を歩いていると、ゲーセンがあった。

韓国E-Sports強国である。入ってみよう。

対戦筐体を見ると、鉄拳では対戦が繰り広げられていた。

日本では下火になりつつあるゲーセンだが、韓国では若者の娯楽として健在だった。


西面のメインストリートの反対側、飲食店街を歩くと「ソンジョン3代クッパ」は見つかった。

中に入って人差し指を立てると、にこやかに迎えられる。

韓国語で聞いてくるオバちゃんに「テジクッパ ジュセヨ」と伝えると、すぐにお盆に乗せられた一式がやって来た。

豚肉入りのスープご飯小皿薬味を混ぜて、自由に取れるキムチつまみながら食う。

名店の名物だけに間違いなく美味かった。

美味くて一気に食ったために、詳細な味の分析は忘れた。

そしてキムチは光州のものほど辛くない。

やっぱアレは特別辛かった。


一気に食い終わって、会計を済ますと、レジのおじさんがアメちゃんを勧めてくれた。

釜山韓国大阪と言われるらしいが、こんなところもなんだか似ている。


22:00を過ぎた西面はまだ若者でごった返している。

というか、この時間からが本番という感じだった。

黒いマスクをした10代の若者からワンレンパットのお姉さん(マジでいる。しか結構いる)、恋人たち、果ては迷彩服青年兵まで、ありとあらゆる若者エネルギーで通りは充満している。

日本10代の特に少女韓国カルチャーが人気な訳が少しわかった。

センスというより、このエネルギーの量だ。

韓国社会では、まだ若者存在感が大きく、ユースカルチャーを駆動しているエネルギー絶対量が多い。

その様は、日本で例えるなら、バブル末期に似ている。

そのさきにあるものを少し思いながら西面の街を歩く。

メインストリート入り口では、2人組デュオストリートライブをしていた。

白いイケメン風と黒い恰幅のいい兄ちゃん

2人とも上手いのだが、太っているほうがより歌が上手かった。

デブは歌が上手い」のも万国共通なのかも知れない。


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