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はてなキーワード: 映画作品とは

2019-05-02

コナン女性監督が初めて興行収入トップ50に入ったらしい

名探偵コナン「紺青の拳」の永岡智佳監督(初監督シリーズ最年少)だ。

女性監督という点について、何故これほど少ないのかという問題は色々語りたいところがあるのだが…

とにかく凄い!よくやった!と言いたい。

オタク視点から考察すると、名探偵コナン劇場版は1作目から最新作までずーっと青山剛昌総監督でやってきている。

元々は『どうせ最初最後から』と原作でやる予定のラスト映画に渡した1作目がそのまま続いているといった印象だったが、

監督スタッフセルデジタルの変移や原作者の忙しさ、あまりにも口を出すのでスタッフに煙たがられる青山、作者の体調不良などで安定しない時期もあった。

こだま監督時代が良かったと言われがちなのは監督作品世界観理解脚本家青山剛昌と一緒に作りあげていた時代だったことも大きい。

山本監督が駄目というわけではないのだが…。(彼はテレビシリーズでも継続しているので)この時点で一時マンネリ化したシリーズを打ち破ることが叶わなかったとも言える。

静野監督興行収入を伸ばしたきっかけ『派手さ』を劇場版に与えてくれたが、一方スポンサー脚本家青山の間で噛みあわなかった印象がある。

よく言えば作家性がある。悪く言えば好き放題しすぎた。

青山がせっかく原作重要ネタ提供しているのに、その部分がないがしろにされているような気もしたし

特に櫻井脚本との相性が最悪だった。櫻井が何度「自分の案はほぼ無い」とか「こんな予定じゃなかった」発言をしたか

昨年ゼロ執行人で立川監督になり、『あの部分で揉めた』『あの意見が通らず困った』という裏話が急に消えた。

櫻井ゼロで初心に帰れたという話をしている。しか櫻井脚本場合安室透は人殺しだったというエピソードがある限り危ういものである

子どものころからアニメを見ていた立川監督バランサーとなり、軌道修正をしたとのことだ。

といっても「これは名探偵コナンなのか」「これは原作の降谷零なのか」「安室透とバーボンどこいった」という議論が付きまとう『ゼロ執行人』。

青山も前半暗すぎではないかと指摘していたりする。

初参加の監督だったので、今後に期待したいものであるが…。

今年の監督はその点を見事クリアしたと思う。

映画監督ならではの荒さはあるが、それも勢いに変えているのではないだろうか。

今回の映画はとくに今までのコナンファンには受けがよく(去年映画新規参入してきた人にはアレ?という感じだが)

特に原作ファンには評価が高めになっている。

監督が元々コナンファミリーであり作品世界観キャラクター像を理解していることや、

プロデューサーが「コナン現場で育った人」と発言していること、

子供のころから原作ファンだったことも大きいかもしれない。(脚本家大倉さんも原作ファン。二作目で小慣れてきたように思う)

伏線の多さだけではない。音楽まさかテレビアニメ2話オマージュなど、マニアしか気づかない仕掛けもある。

そして漏れ出てくる話がどれも作品キャスト真摯であり、ある種のしたかさも感じる。

青山もこれまで以上に映画に関わっているのではないだろうか。

OPまでのプロット青山が手掛けているし原画だけではなく絵コンテもかきまくりだ。さら監督青山と相当連携をとったようだ。

脚本家が困ったら青山に助け舟を出していることも大きい。脚本家も、監督コナンファンとして信頼したような話を書いている。

とくにラブコメアクションミステリー割合もよく、作画スタッフもいつもと違うことになっていて

『元制作進行』の監督の手腕がうかがえる。

作家性についてはオリジナルを見たことが無いので保留するが、何故コナンスタッフが何年も彼女をメインスタッフとして起用していたかを考えれば答えはでてくる。

さて女性監督という点について。

まり関係ないと言いたいが、キャラクター女性たちがまるでファッションから抜け出してきたような衣装を着ているのは、女性監督ならではと言えるだろう。とくに女性の描き方は今までに無かったものを感じるし「少女漫画ラブコメドラマを読み漁っている青山剛昌」にもついて行けるものがあったのだろう。

コナンという作品は多くのスタッフとしがらみの中で動いている。

したたかさ、と書いたが絶対的にこの映画作品監督にはそれが必要であり、青山脚本家スポンサー、そしてアニメファン映画だけのファン原作ファン中間で戦う能力必要だ。

そういう意味制作進行をしていたスキルと、男だらけのスタッフの中で女性青山と指揮をとるというのは、成功だったのかもしれない。

さらに噂では「今後、永岡監督テレビシリーズを任されるのではないか」との話も出ている(高齢化するスタッフ問題長寿アニメならではだ)。

コナンといえば連載中の漫画アニメの中で一番視聴率をとっているTVアニメだ。

女性監督主流時代になるのか、と無理矢理令和に寄せて書いてみる。

しかしこういった成功例を見ると、女性監督ってこういう場所でこそ力量を発揮するのではないかと考えてしまうのだ。

男は良くも悪くも身勝手からねぇ。

2019-03-27

anond:20190327104926

考えてるレイヤーはぜんぜん違うだろうけど、娯楽作品としての児童向けアニメも、ハリウッド大衆向け実写映画も、低予算日本映画も同じ映画作品だよ。

あとは出来とか興行成績が違うくらいで。特にドラえもんシャザムエンタテイメントとして割と同じ領域にあるんじゃないかな。

裏側の話やジャンルが違うみたいな「はーそうですか」という態度しか取れないけど…。

2019-03-26

AKS会見】2ch芸スポでまたF9荒らしが火消し工作してるね・・・。今度はNGT運営から雇われた模様

F9荒らしAKS記者会見以降、芸スポを中心にスクリプト爆撃しまくってる模様。

今回はいなぷぅではなく、運営からの依頼?

ちなみにF9ってこんな奴。2ch名物荒らしの大半はこいつの仕業らしく、プロ荒らし業者でもある。

気を付けよう。

F9鋼兵が同一人物だと確定し、身バレしたことでこれらの荒らし川本によるものだと判明している。(これでもごく一部である

全てが全て確定しているわけではないことは留意しておくこと。

下記の荒らしやクソコテ達はF9特定騒動の際に一斉に活動停止をするという不自然動作IPアドレスや●の一致などが確認されている。

2ちゃんねる全土以外にも、ふたば☆ちゃんねるやしたらば、カラケーなどの外部掲示板でも荒らし行為を行なっていたことが分かる。

F9と同一人物荒らし疑惑一覧(現時点)

ID加速中(ネ実SS速報、ニュース極東) 東北在住◆ejxn/axu1m、可変ID草加埼玉ぱよちん天文気象) スマホこそ至高、ことせん君(ノートPCスマホモバイル) ジャスティスマン、◆rXI836SrvM、ヌケサク(生き物苦手、犬猫大好き) めらるー(ネ実2、3) ピノキオ国内サッカー) オムコシ★(ニュー速+、萌えニュース+)

アンチ自転車スレage荒らし自転車) 保守地震なし、埋め茸、まど豚ももラブライブ) 絵スレ荒らし東方マルチVIP等の絵関連スレ) 板脈、ひなこうららメイドラゴン埋め立て(アニメ関連) 鴨=死刑執行人(pinkちゃんねるパチンコ、週刊漫画等多数)

リスカ大佐ニュー速VIP君◆8QXm00ah(メンタルヘルス) シンゴジおじさん、君の名は。コピペスクリプトアニメ映画、映画作品・人) 雌豚連呼(化粧) 東海実況埋め立て(東海実況) 発狂ハゲDownloadパチンコスロット) 工場長芸スポ海外サッカー国内サッカー) ディープ基地ウォッカ基地競馬競馬2)

波平哲学) なんJ君 ◆11s.vtgkao(VIP+、国内サッカー) カワハギ(ロボゲ、ゲハ) 化粧(大学生活) マクドナルド荒らし料理お菓子) トンキン、レンくん、煽りカスカラオケ書斎魔神ミステリー

クソコテ都民食文化関連、関東) 義男、義男ストーカー、ちゅん次郎、guu◆yUALFxM8wQ、同志社ハンター(全て釣りバス釣り) コナおじ(独身男性) オカルト太郎 ◆9543h7rjnu(パチ、スロ機種) 暇つぶし◆Naoki28pY.(ニュー速+、番組ch) 悪魔将軍アンチ少年漫画

トミカアンチおもちゃ) 草プ(モバイル) ビチクコビトジジイ、ビチク連呼ダイエット) 中指厨、界隅(アニキャラ個別) ホワイトブター(アーケード) 絵は才能、江戸天皇、病巣院クルリ、エルティー、きなこテュヌス ◆khAB87mOfY、斉天(´・_・`)大聖(VIP) FF15ホモAAゲハFFDQ) BE渡邊ゲハ、ロボゲ、最悪、VIP等) 反日荒らし鬼女

ageteoff茸、指原アンチ福島地下アイドル) 宇部松木豚(相撲) ヤギ汁(なんJ) テンパ、プリ吉、田村仁寿(ネトゲ実況関連) ティファデブスチョン、したらば(FFDQ) とんねるずアンチ広瀬すずアンチ芸能女優) クレシン手動荒らしHIPHOP

酢豚、すずはらさきち◆5oR0dKBDzY(ラジオ実況、テレビ関連) 北退(週刊少年漫画関連) バカセ(楽作) 古着屋ワタナベ(ファッション) ヨウ素ニュー速ゲハ) 馬超、馬糞(ニュー速pink) IDコロ助appleスレチマン電子書籍無職ホモキチニンウナ(B級グルメ

トコロテン射精趣味一般) インフォガー(B級グルメ関連中心に2ch全域) 自爆ちゃんスケートニコニコ) ドトールコピペニュース関連) 反日ネ実コピペ安室コピペ芸スポ) 木立コピペメタル

えふくん(遊戯王ゲーム関連) イカ埋め立て(なりきり) ロレ厨連呼時計) あすむ、れいぱあず、ら抜き特撮) 角将、森内荒らし将棋チェス) ( ● ´ ー ` ● ) はスバシイハゲキ、ち〜ん、アザラシ伍長嫌儲) ドブスマンモメン、アフィカスロンダ茨城ν速嫌儲

川本無罪)◆j0i4N57j0TMa(運営関連) アオイ ◆vTMp3MyKDtq9、レンくん ◆RENKUN/oe6(Youtube) ア二オタ、青森OCN規制議論) ウンコカイーワ、ソース君(ウエイト格闘技等) ホモチキン釣り刃物) 漫画スクリプト荒らし=マジ闇(漫画板、少年漫画など)、アンチ殲滅部隊員 ◆vFjctpT14Q(漫画キャラゲームキャラ、他複数板のアンチスレ全般)

広島世界一方言) けいべつはしていない(地震臨時地震等) 猫、¥(数学) NBA、乱立(バスケ) gifスクリプトなんJVIP嫌儲) 旗(高校野球カッシー荒らし生物理系全般物理化学

なんJwikiコピペニキ(なんJ芸スポ) 名作劇場荒らしVIP、最悪) 全レス東方project) 逆説(心理学) パズ四、やでおじ、偽クロス、スプマンスマホアプリ) 壊レコ(神社仏閣・オカルト冠婚葬祭占い) 名無しの妙心=バカトーアルバイトFFDQ

外部

ミムラSS速報) 鋼兵滋賀荒らし、乱射魔(ニコニコ) 終了AAF9の前コテ葉っぱ天国) 麦茶(フミコミュ) 糞虫小僧アディダスふたば) でぃー和尚Youtube) 豆大福(ハセカラキッズ速報(アフィ)管理人、カラケー、ゲハ) ひなだお(マジキチ速報等のまとめサイト) よしお(小説家になろう) muyo(Wikipedia)

等(他多数)

ソース(●一致やIP一致検証

http://agree.2ch.net/test/read.cgi/mango/1505891595/

https://www65.atwiki.jp/f9kawamoto/pages/13.html

2019-03-21

日本を描く映画作品教えて

ハリウッド映画の特典映像見ていたら、これまでにないロサンゼルスを描きたかった、と監督プロデューサーが言っていたんだけど、日本で、最近そういった作品があれば教えて欲しい

2019-01-17

著作権法における「実演家の権利」とアダルトビデオ配信停止

id:BigHopeClasicです

さて、このエッセイについて

AV人権倫理機構へ「作品販売等停止依頼」をしました。|森下くるみnote

https://note.mu/kurumimorishita/n/n0d06015a3fd1

作家森下くるみさんが過去に出演したアダルトビデオ二次利用としての配信販売の停止の依頼をしたという内容です。

これについて、以下のようなブコメがあり、スターを多く集めていました。

b:id:aramaaaa これは微妙問題を含んでいて、通常の映画作品出演者の誰かが販売を停止したいと考えた場合できるのかってこと。AVとはもちろん若干違うのだが、法律上は同じ「映画著作物」ではないかと思うので

b:id:unfettered アダルトだけに、この行為理解できるものの、今後あらゆる表現物が、出演者の「忘れられる権利」によって廃盤にされたり本人出演シーンにぼかしが入れられたりすることにはならないか、が心配

かに、こういう点は気になるかと思います。ですが、結論から言うとそのご心配は「杞憂」です。アダルトビデオを含む「映画著作物」は、通常は出演者意向によって廃盤になることはありません。

「実演家の権利」について

アダルトビデオといえども、著作権法上における「映画著作物であることは基本的否定され得ないですが、その出演者であるAV女優には、出演したアダルトビデオ著作権は別途契約上の定めがない限り与えられません。

しかし、このような「映画著作物出演者」を含む「実演家」に対しては、著作権法は「実演家の権利」を与えています

例えば、著作権法91条1項は、実演家の有する「録音権及び録画権」について次のように定めます

実演家は、その実演を録音し、又は録画する権利専有する。

これによって、AV女優は、アダルトビデオメーカーに対して、自らの演技を録画させることを許諾することができるわけです。同様に著作権法は実演家に対して「放送権及び有線放送権(テレビラジオに限りネットは含まない)」「送信可能化権(平たく言うと、ネット配信のためにデータサーバにアップする権利)」「譲渡権(録音物録画物の頒布権利)」「貸与権音楽のみ。映画は含まない)」を与えています

映画著作物」における「実演家の権利」のワンチャン主義

そうすると「なんだ、実演家の権利簡単に出演作の販売差し止めできるじゃん」と思うかもしれませんが、話はそう簡単ではありません。

映画著作物」に出演した実演家の権利は、著作権法は非常に厳しい制限をかけているのです。

先ほど上げた実演家の録音権録画権に関する著作権法92条2項は以下のように定めます

前項の規定は、同項に規定する権利を有する者の許諾を得て映画著作物において録音され、又は録画された実演については、これを録音物(音を専ら影像とともに再生することを目的とするものを除く。)に録音する場合を除き、適用しない。

どういうことかというと、映画サントラ映画の音を録音する場合を除き、「一回出演OKって言ったら、その後あんたの録音権録画権を行使する機会はないからね」という意味です。つまり、昔だったら録った映画フィルムを複製するのは映画会社の自由だし、いわゆる二次利用のためにビデオテープDVDを作りまくるのも許諾なしにしていい。加えて、先程挙げた「放送権及び有線放送権」「送信可能化権」「譲渡権」全部そうです。つまり撮影時のギャラだけ払って撮影OKと言ったら後は著作権者は二次利用し放題、再放送映画専門チャンネルでの配信パッケージソフト販売ダウンロード販売自由ということです。

なんでこうなっているかというと、まあ、映画産業においてこれを俳優に与えていたらとてもじゃないけど産業が成立しない、ってことなんですけどね。もちろん契約で上書きすることは可能ですけど、そんな面倒くさい俳優使う理由もないですし(大物になれば別かもしれませんけど)。

#ちなみにワンチャン主義適用のない音楽業界はどうかというと、これは録音時にレコード会社が「実演家の権利」を買い取ってしまうのが通例です。こっちはこれでなんで問題にならないかと言うと、まあ、そういうもんだで通っているからですかね。

というわけで、「映画著作物」は、「通常の場合出演者意向によって廃盤になることはないのです。

さはさりながら…

とはいえ、もちろんこれは「出演に同意があった」場合の話です。昨今問題になった「出演強要」あるいは「台本と異なる強制性交」これらはもちろんのこと「出演の合意」など仮にあったとしても無効ですから二次利用についても同様に消すことができます。そういう意味で言えば、アダルトビデオメーカー側も、女優契約書を交わして「何がOKで何がNG」と女優意思を残しておくことが、メーカーを守ることにもつながるのですけどね。これについては毎日新聞がいい記事を書いていてくれました。

女優が語った本音 新ルールで変わる撮影現場

https://mainichi.jp/articles/20180419/k00/00e/040/258000c

森下くるみさんの場合は、契約書なんてなかったとはいえ、御本人の執筆活動などを通して「出演への同意はあった」ことは「黙示の同意」として明らか(なんか変な表現だな)ですから、ここは問題に成りえません。

また、アダルトビデオは通常の映画著作物と異なり、一旦出演者が出演に合意したとしても、その後になって出演者人権を著しく侵害するおそれを持ちうる性質のものです。こういうものに関しては、個別事情ごとに考慮することで、人権著作権バランス考慮するような裁判所判断が下ることもありうるでしょう。

自主的な取り組みとして、AV人権倫理機構による配信停止申し込みの代行とそれに応じるメーカープロダクションの動きも重要です。これについては、AV人権倫理機構が自ら書いている通り、「当機構賛同する枠組み内のAVメーカープロダクション対象としております。それ以外のメーカー無修正などのAV作品場合、当機構では対応が出来ません」という限界はありますが、逆に言えばこれらのメーカープロダクションユーザー側が支持することで、市場原理により賛同しないメーカー市場から退場させることもできるでしょう(闇市場については完全に刑事機構に委ねるしかないため、そこは本稿では触れられません)。

補足:TV番組について

アダルトビデオ専門チャンネルAV大賞のようなイベントAV女優トーク番組を除く「放送するためだけのアダルトビデオ」を制作することがあるかどうかわかりませんがそれがないという前提で本論から外れるので補足としましたが、上記の「ワンチャン主義」はあくまで「映画著作物」に適用されるもので、TVドラマTVアニメには適用がありません。

まり、かつては「録音録画」の概念がなかった生放送は言うに及ばず、一旦収録した後編集等を加えてから放送するドラマアニメにしても、こちらの二次利用映像ソフト化やネット配信など)は、収録の契約とは別途の契約必要になるのです。なお、放送の許諾を出演者から得た場合放送のために一旦収録することや、それを系列局に送ったり他の局に放映権を売って放送することはできますが、その場合出演者に「相当な額の報酬」を払わなければなりません。ブコメid: shigak19 さんが書いていたのはこれに基づくものです。また、映像ソフト化やネット配信は当然できません。

なんで映画(含むパッケージソフト産業)とTV番組でこうも違うんだと言うと、まあ立法された1970年メディア産業構造の違いによるとしか言えないでしょうね。その後で産業側の方が構造固定化されたために、実務上も問題になっていないということで。

ただ、この違いがとんでもない問題になっているのが「昔のTV番組WEBアーカイブ化」で、映画(含むセルビデオ)は文化遺産としてのウェブアーカイブ化は著作権者の同意があればできるのに対し、TV番組著作権者だけではなくエキストラの一人にいたるまで同意を得ないとWEBアーカイブができないのです。本人が死亡した場合は遺族の発見とか、存命中でも芸能界引退した人とか、元子役とかだとまず連絡を取ることができません。しか結構な大物でも、死後や引退後数年で簡単に連絡先不明になりますTV番組ワンチャン主義採用されていないのは、この点では問題なのです。

2018-10-02

anond:20181002172253

男も割と死ぬぞ。女の子主人公映画だと結構確率で男が死ぬ

今でこそちゃんとした役が多い岡田将生なんかも、数年前までは映画に出たらまず死ぬとまで言われた歩く死亡フラグだったんだぞ。

映画作品などでクライマックス付近にて異性が死ぬってんは大体今も変わらんよ。

2018-09-03

日本映画史上最低最悪とされる映画

映画『デビルマン』を2017年にもなってようやく観た。|alohatengu|note

という去年の記事ホッテントリ入りしていたので、つい気になって私も見てしまった。

 

まりにも酷い酷いと聞いていたから、そのバイアスのお陰で意外と冷静に見ることは出来た。

ここまで呆れるほど酷い映画、おそらく誰も二度と撮れないんじゃないかと思われる。

一応ある程度の金が掛かってるからこそ、この惨劇可能だったのだろう、見る前の予想を上回る酷さに終始唖然としたというか、ほとほと呆れたというか。

監督那須博之氏はこれを撮った翌年に肝臓癌で亡くなられているが、もしかするとすでにご病気悪化していたので、まともに映画を撮れるような状況ではなかったのかもしれない。

だとしても、例に漏れ委員会方式で作られたこ映画、よくこれを公開して大人一人頭1,800円も取ろうと思ったものである(5億くらいの興行収入はあったそうなので、ざっと三十万人程度は映画館で鑑賞したみたいだが・・・)。

ともかくも、最初から最後まで酷評するしかない映画なんて、見たことがない。酷評することを楽しむ映画としてだけの価値はあるので、中途半端に出来の悪い映画のようにそう簡単に忘れ去られることだけはないだろうが・・・

あるいは、やってはいけないことのオンパレードのこの映画反面教師として使うのはアリかもしれない。誰かもそんなこと言ってたっけ?

そういうわけで、世には数知れぬくらいの映画作品があって、その中にはこうした酷い作品もあり得てしまうのであろうけど、これほどまでに酷い作品は決して作ってはならないという戒めとしての価値しかないと、映画作りをされる方々には心していただきたい。

噂に違わぬ酷い映画だった。これより酷い映画であるとか、これよりはマシだとか、そんな基準にすらして欲しくない映画だ。

 

追記

北京原人キャシャーンなどがブコメで上がっているが、デビルマンはそれらとは少々レベルが違う。それらは変な映画だったり、ただ単につまらない映画だったりだと思うけど、デビルマンは作りからしてやる気が無いのか、徹頭徹尾最初から最後まで滅茶苦茶。私自身はデビルマンデザインだけは評価するが、他はほぼ全般に渡って酷すぎる。上で紹介しているページやググって貰えばすぐ分かる通り、突っ込みどころがあまりにも桁違いと言っていいほど多過ぎる。世界中探してもここまで酷い映画はないのではないか。わざと酷くしようったってこんなの無理だろう。

2018-08-19

人のおすすめ作品をすべて見る必要はあるか?

会社趣味人のおじさんが多いので、こちから聞いても無いのに膨大な数の映画作品ドラマ、昔の車やカメラおすすめされる。(後者はだいたいアルファベット数字の羅列なので聞いてて辛い)

自分が読みたい本、調べたいこと、みたいアニメがある中で、これらすべてのオススメを見きれるかというと、不可能なんじゃないか

5,60年生きてきたおじさんたちの図鑑みたいな知識量を20代後半の自分がこれから後追いしようとするとおそらく5,60年はかかる。

全部見てたら最新の知見、考え方、価値観仕入れことなんて出来なくなるに決まっている。

ああそうか、書いてて気がついた。

おじさんたちは若者が新しい知見を持ち合わせているのが気にくわないのか。

自分たちの知らない何かを若者が知ってるのが気にくわないんだろうな。

からまりにも膨大な「オススメ」をして、「オススメ」を見たか確認してくるんだろうな。

2018-04-04

anond:20180404135215

神山健治監督の直近の映画作品

東のエデン 劇場版

考えてみればデスゲームものの走りともいえる作品だが、攻殻機動隊からバイオレンス要素を抜いて何故か日本沈没要素を足して羽海野チカキャラコーティングするという謎マリアージュは正直受けなかった。滝沢朗が何者でもないオチはそんなに好きくない

009 RE:CYBORG

見てないけど、なんかつまんなさそう。

この前後神山監督は「すっごい綺麗なクレヨンで絵を描いたとしても、話がついてこなければ『で?』で終わりなんですよ」みたいな迷言を沢山遺してしまう。

CYBORG009 CALL OF JUSTICE

MMDを駆使した映画です! と言われても納得のクオリティ。絵も話もショボい。

ひるね姫 〜知らないワタシの物語

君の名はっぽく宣伝されたがそうではない映画ジブリクローンっぽい絵作りに

エヴァっぽいエンジンヘッドと、それらがどれも微妙に話とはかみ合ってなかった

未だに干されてないのが不思議だな…

10年位ヒットに恵まれてないぞこの人…

2018-03-02

R15+映画シェイプ・オブ・ウォーター」を見に行った

ツイッターでこんな記事拡散されている。


私が「シェイプ・オブ・ウォーター」を劇場に見に行かない理由 映画作品に”手を加える”ということ

表現規制と、責任所在

http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1803/01/news032.html#utm_term=share_sp

ちゃんとした筆者名が無いので、増田並みの責任の取り方をする記事であるが)

言いたいことは、まぁ分かる。ただし問題としてこの映画を見ずに批判してしまたこと。これがあまりにも残念である

きっと筆者は大事なシーンがグロシーンだと思ってたのだろうし、筆者はある映画に対してトラウマを持っていたのだろう。

見ずに強い論調で書いてしまったのだ。

実際見ると、あまりにも美しい映画だった。ロマンチックでビューティフル。

難しそうに見えるかもしれないが、ストレートラブストーリーである

そしてすぐに、何故この映画がR15指定になったのか気付く。

そこにはグロではなく、エロがあった。

「一か所ぼかしを入れています」というアナウンスがあったのだが、確かにぼかしがあった。

明らかにぼかしていた。ちょっと笑えちゃうくらいあからさまに「その部分」だけぼかしていた。

でもこれは確かに日本ではR15でも見せられないシーンだ。

それ以外はむしろ平気なのか、という疑問が湧いてくる、丸出しのおっぱい。アンダーヘア。男女のケツ。

こんなの15歳以下が見たら鼻血だろう。そして15歳には鮮烈な記憶が残るだろう。

R18にならず、この映画が公開されたこと。なんというか、ありがたささえ感じる。広く開かれるべきなのだ。年齢を偽ってでも見たらいい。

しかしあの「ぼかし」がなくR18になってたら、きっとアンダー30・40・50の人でも敬遠していた。「なんかヤバいグロとかでも入ってるんじゃないだろうか」って。R15でよかった。15なら行けるかもしれん無い…と勇気を持って見て良かった。

果たしてこの映画、なにがR15+なのか。正直、噂されているほどグロシーンは無い。ほんとその辺の映画のPG13レベルだと思う。

答えは映画館に…と言いたいがもう言っちゃう。「人間同士の結合部分がチラ見えしそうなところにモザイクが入ってます

そんな理由でこの名無しの筆者は傑作映画劇場で見ないのである。ああ、なんという悲劇

2018-02-21

繰り返す合図のある映画作品

七人の侍」で志村喬が頭さするとか,

鉄道屋」の軌道ヨーシ後部ヨーシとか,

「白い嵐」でマストの鐘が鳴らされるとか,

もらとりあむタマ子」のスポーツ用品店の開店ルーチンとか。

好きなのでもっと見たい。

他にどんなのあるかな

2018-01-07

anond:20180107180613

わかる。

コメント邪魔って人もそりゃいるが、コメントがあった方が楽しめる!っていう層も沢山いるし、

それは文字コメントでなく音声コメントのようなものである応援上映会が人気なことからもわかると思う。

コメント付きでネットで見ることばかり楽しまれるからディスクが売れなくなり、アニメから距離を取られる」なんて話もあるみたいだけど、

それなら何か新しいシステムでもって、ネット接続してるPCテレビBDプレーヤーならディスクと同時に最新のコメントを見られるとかすればよかったろう。

映像も音もないが作品ごとにコメントだけする場所とかあってそれは無料で見られて、ディスク再生と共にそのコメントを流せるとかやれば、

アニメに比べて繋がりが弱かった映画作品ももっと連携できるだろうし。

2017-11-13

NETFLIXHULUどっちがいいプログラム多い?

映画好きな人って、二者択一なら結局どっちを評価してるの??

オリジナル作品システム的にNETFLIXのが圧勝なんだけど劇場映画ラインナップはHULUの方がいいと思うの。特に過去の名作と言われるたぐいが多い傾向を感じていて、あ、これ色々評判は聞いてるけど、一度も見たことなかったなあってな目的外の収穫が多い印象がある。例はなんでもいいけど、ヒッチコックしかり、兵隊やくざ一連しかり、だ。

でも、比較ブログ(おトクな生活にのっぴきならない関心はあるが、映画等に一般人に勝る関心を持っていなさそうな筆者であると思われる場合が多い)とか見てると、ネットフリックス一択気味な説明が多いか映画作品主体観点HULU擁護する意見を持つ人やその逆が他にいたら、どんな意見か聞かせて欲しいです。

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追記

言及ありがとうございます。一件もつかないと思っていたので驚いています自分が見ない番組基準評価されていたりして、視聴したい番組の傾向によって評価は人それぞれなんだなあと当たり前すぎることを感じました。今後のサービス継続や解約の参考にしたいと思います

2017-11-06

anond:20171106125803

それに関連してスウェーデン映画「ぼくのエリ」も同様。こちらがオリジナルだけども、映画作品いずれもスウェーデン作家による「モールス」という小説原作になってる。

2017-10-31

ポリコレあくま商売の種

はてなでは「そんなもん気にする人の方が少数派なのに

そんなノイジーマイノリティの為に下らない配慮をさせられて表現の自由度が減っているのはけしからん

的に決めつける物言いが多いけど

実際は「そうすると売れるから(そうしないと売れないから)」って商業的な事情の方が大きいんだろうな。

まり、「そんなもん気にする人」は沢山いるわけで。

その辺を配慮したワンダーウーマンは大ヒットしたし(日本はいまいちだが、世界的には)、その前にアナ雪が大ヒットしたのも記憶に新しい。

それ以外にも、洋画や洋アニメ世界では「ポリコレ配慮した作品でなければ売れない」と言うのが定説になって来ている。

LGBT市場人口の1割と言われて、相当大きいと言われてるのに

今の所まだまだ商業介入が少ないブルーオーシャン扱いだからこそ市場として狙われているだけで、

別に「儲かりもしないのに嫌々配慮させられている」訳ではない。

http://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20171029165127

hanyan0401 素朴な疑問ですが、その人権意識日本の遙か先を行っている欧米で、現代的な感覚希薄日本企業である任天堂謹製マリオゼルダ等のゲームが、日本と変わらず人気を博しているのはなぜなのでしょうか。

恐らくゲーム、それもストーリー性やキャラクター性で売れている作品ではないもの場合

ゲームとして面白いかどうか」が最優先されて、それ以外は二の次になるからだろう。

しかもどちらも昔からゲーム界でブランド確立しているシリーズから、既に熱心なファンが多数いるわけだし

これから新たにゲームを始める子供に売り込むとしても、完全新作より知名度という点で断然有利だしね。

(まあゲームでも、最近の完全新作であるスプラトゥーンなんかは割とその辺配慮しているように見えるけれど)

でも映画アニメ場合は、ストーリー性やキャラクター性が第一ジャンルなのでそうはならない。

同じような設定で新作映画作品なら容赦なく叩かれる、或いは「これではヒットしない」と最初から予算下りない・作らせて貰えない、んじゃないか

2017-10-15

他者評価を気にするなというけど

SNS全盛のこのご時世、いいねをたくさんポチしてもらったらそりゃ嬉しいよね。インスタ映えとか気持ちわからんでもないが、はてブスターって人のフンドシで相撲とってる感すごくね?はてぶって肯定的コメント少なくね?評論家気取りっていうか。ひねった意地悪感を感じるんですが、きっとそれも自意識過剰とか言ってくるんでしょうな。話がそれたが、とある映画作品について星をつけるのではなく、その映画についての評論に星をつける、的なイメージアナ雪について星をつけるのではなく、おすぎアナ雪に対するコメントに星つけます、みたいな。

2017-09-01

解釈

https://anond.hatelabo.jp/20170901024357

解釈

前提:「ミスト」「ダンスインザダーク」が駄作映画であることは誰もが認める。

要望駄作であることを誰もが認めるアニメ作品を教えてほしい。

解釈

前提:「ミスト」「ダンスインザダーク」がストーリーに救いがない映画作品であることは誰もが認める。

要望ストーリーに救いがないことを誰もが認めるアニメ作品を教えてほしい。

解釈

前提:「ミスト」「ダンスインザダーク」がストーリーに救いがない映画作品であることは誰もが認める。

要望駄作であることを誰もが認めるアニメ作品を教えてほしい。

みんなの感想

①の場合:前提が受け入れがたい。ストーリーに救いがない作品駄作と見なす見識のなさが絶望的。「ミスト」「ダンスインザダーク」は実際駄作ではない。

②の場合日本語不自由ストーリーに救いがないことを「クソ」と呼ぶ用語法は標準的ではない。

③の場合:話の組み立てが不自由。前提と要望の間に通常期待される関連性がない。

わたし感想

ミステリアスかつ頭悪いかんじがあるとモテる

2017-01-05

戸田奈津子尊敬されるための唯一の方法

インタビュー字幕翻訳者戸田奈津子さん「エッ?と思う字幕は、どこかおかしいの」

https://www.buzzfeed.com/eimiyamamitsu/interview-with-natsuko-toda?utm_term=.bhpJ8y62dK#.pf3GDwzR2e

 

を読んだ。全体的には一方的自己弁護を垂れ流すだけの提灯記事だが、インタビューという性質上これは仕方のないことなのだろう。この記事の良い点は、戸田奈津子という人の見当違いな自己顕示欲を浮き彫りにしているところだ。

 

「叩く扉もなかった」字幕翻訳という仕事に、その道の第一人者に直接食らいつくようにして取り組んでいった前半生は感動的でさえあるし尊敬もしよう。しかし一人前として仕事を任され、一定の地歩を固めつつあった頃には、質的研鑽よりも量的なアピールに重きを置く仕事ぶりだったことがよく分かる。

 

それは時代というか当時の映画産業要請でもあって、戸田個人責任を帰すことも出来ないだろうが、何度も立ち止まるチャンスが有ったにも関わらず、過剰な自信に満ちた「職人魂」みたいなもの自分を虚飾したい一心で、本質的には作品奉仕するべき字幕翻訳者のあり方を歪めた自己像を描出し、直そうともしなかった。それがこのインタビュー記事表現されている「字幕翻訳女王」の実態だ。彼女はことあるごとに「文字数自由だし調べ物にもゆっくり時間をかけられる文芸翻訳とはわけが違うのよ」式の言い訳師匠発言の一部を都合よく切り取ったものだ)をして、質を犠牲にしてることを棚に上げて早業自慢を繰り返すが、この記事もまさにその例を一歩も出ていない。ほとんど馬鹿の一つ覚えだ。

 

せっかく日本一名の売れた字幕翻訳者になったんだから個人の早業を自慢するよりも、字幕質的向上のために制作・配給側が用意する時間予算の拡充をアピールするのが筋なんじゃないのか? と私などは思うのだが、そんなことは自己否定になりかねないのでできない。映画や観客より自分大事からだ。徹底して裏方仕事に向いてない性格なのに(だからこそ喰らいついていけたとも言えるが)、なぜか字幕翻訳者なっちゃった人で、その上根っからダンピング体質なんである。広く「第一人者」と呼ばれるものの最悪の事例として歴史に記録されるに値する人物だろう。

 

戸田字幕の具体的な問題点については、今ではある種のネットミームと化していて、山のように検証を綴ったページがヒットするので、ここでいちいちあげつらうことはしないが、この記事を読んでそれらガッカリ字幕根本的な原因を確信できた気がする。戸田奈津子自身映画作品に対する理解力が低いのだ……というのはあまりにも失礼なので、観客(想定読者)の理解力を低く見積もりすぎ、と留保つきで言うべきなのかもしれないが、とにかく画面に映っているもの脚本に対する読解力が低い翻訳をしてしまっている。軍事用語や「指輪物語」の専門用語に通じてないせいで勝手流に造語ちゃうみたいなことは、専門の監修者をつければ(それさえ不服のようですが)済むことだが、理解が浅いまま手癖で字幕をつける悪癖についてはせめて直そうとする姿を見せてほしいと思う。

 

どんな作品であれ受け手によって読み出せる情報量は変わるものだが、戸田字幕はその理解力の設定が最小限になってるみたいな字幕なのだ。そんなとこを端折ってしまったら、まるで子供の頃に見た「大人映画」のように途中で筋が追えなくなるだろうな、と思うことさえある。一通りセリフが聞き取れるとか、背景知識も揃っているような人間が見ると「エッ?」となるような訳を乱発してしまっているのである。これは映画字幕という表現媒体のものの制約なのだろうか? 単に投下すべきコスト時間人員)をケチってるだけじゃないのか? なにしろ理解力が乏しいゆえにかえって回りくどい表現をして、大切な字数を浪費している例さえあるのだ。単にこなした本数が多いから下振れが記録されているだけと擁護することも出来るが、それを言うとかえって早業自慢の露悪性が強調されるというものである

 

そして戸田字幕に感じる理解力の低さ、雑さの遠因が、このインタビューでは明らかにされている。ただの映画ファンとして、「作品ファン」としての経験を積まずに映画を見まくった原体験が、映画を十分理解せずに、ざっくりと筋がわかれば(たまにそれにも失敗する)いい、という仕事を次々とこなすことを良しとする「映画字幕女王」を産んだのだ。それは映画というもの立ち位置が変わってしまった現在には全くそぐわない態度であると私は思う。

 

多くの人が週末には何かしらの映画を見て、学生なんかは金の続く限り映画館に入り浸って、それ自体が楽しみで、何度かに一回面白いものがあったら儲けもの、といった時代はとっくに過ぎ去った。多少荒っぽい仕事があっても、「まぁそんなこともある」と納得してすぐにまた映画館に足を運んでくれる観客は絶滅危惧種と言っていい状況で、「とりあえず筋の追えるものを今週中に」みたいな品質でつけられた字幕を使う理由ほとんどないと言って良いんじゃあるまいか。なにもタコツボ化したマニアけが字幕翻訳者理解不足を責めているのではない。字幕スクリプト情報量100%伝えろという不可能要求しているのでもない(そんなことを言ったら、原語が完全に理解できても伝わらない部分は常にある)。娯楽が多様化する中で、金と時間を使うに値する丁寧な仕事競争できているか問題なのだ

 

そもそも多くの映画は長い時間をかけて作られるものだ。製作に着手してから数年かかることはザラだし、驚くべき短期間で撮影が終わったというような作品でも、原作を読み込んで脚本化するのに何十年もかけていることだってある。そしてそれを待つファンも何十年越しで待っていることだってある。それだけの労力と期待を集めて公開される作品最後工程に、パッと見の印象を伝えるので精一杯みたいな字幕がついていて良いのだろうか? 日本人英語力の向上には役立つかもしれないが、自分で聞き取れるようになったからといって問題が無くなるわけではない。「自分は内容がわかっても、あまりにも作品無理解字幕がつけられていることに耐えられない」という作品ファン心理考慮せずに仕事を続けることは、今や娯楽の王座から落ちて、比較的嗜好性の強いものになった洋画ファンには悪印象しか与えない。それに洋画ファンだけの問題でもない。どんなジャンル仕事であっても、雑な仕事というのはそれに初めて触れる者に「なんとなく面白くないな」という印象を与えてしまものである。それを防ぐために必要なのは、十分な準備期間と作業時間を用意することによって得られる翻訳者の深い作品理解だ。翻訳者に十分な時間リソースが与えられ、一つの作品に使える労力を拡大することのほうが誰にとっても良いことなのではないか? すべての原因を「文字数の制約」や「納期の短さ」に帰することが出来るという甘ったれた足かせを自慢できればそれでいいのか?

 

戸田字幕映画理解力の低さが、意図的に設定されているものではないと疑う理由がもう一つある。戸田字幕翻訳単独作業である理由として、「セリフ言い回しリズム統一するのに余計な時間がかか」るということを挙げている。そんなことを言っていたら、作中でセリフ言い回しリズムを敢えて変えることで、登場人物心理的変化や場面転換を表現する映画原理的に字幕に乗らないことになる。これほど馬鹿な話はない。「こいつは最終的に悪ものになるやつだから最初は丁寧にしゃべってても荒い口調で統一しとくのが親切」みたいな字幕が付けられた映画を、誰が見たいだろうか? 一つ一つの映画作品性質をよく理解しないまま、ちぎっては投げみたいな仕事を続けてきたせいで、どんな映画も同じような構図に当てはまるよう訳すのが当たり前になってしまっているからこそ、セリフ統一感があることが「透明な字幕」の必要条件だという勘違いを起こしてしまうのだろう。映画が転調したときには字幕も転調するのが「透明な字幕」で、そのためには複数視点必要になることだってある。脚本演出意図を読み違ったまま、理解をし損なうことは避けられないからだ。いつまでも「一人の字幕翻訳者が短い期間で理解できた範囲」としての映画字幕が作られ続ける状況を肯定することは、この人の取るべき道ではない。それは決して映画のためにはならない。

 

ロード・オブ・ザ・リング」の第二作以降は、原作翻訳者スクリプトの全訳を事前に行った上で、それを参照して戸田字幕作成し、改めてチェックを受けるという体制が敷かれたようだ(インタビューではその経緯をまるっきり無視していて、結果的に監修者の仕事を貶める傍若無人ぶりが表れている)が、これに似たことが常識的に行われるように働きかけしているんですよ、といった風のアピールをするほうが、「第一人者」としての尊敬を集めるのではなかろうかと私は思う。

  

現在洋画の年間公開本数は80年代末以来の第二のピークを迎えている一方、戸田仕事は当時の1/5近くまで減っている。文芸関係に限って言えば50歳ごろに確立した仕事のペースを守っている80歳なんていくらでもいるので、年齢のせいばかりでもないだろう。その事自体戸田翻訳者待遇改善に取り組んだことの証左だと弁護することも出来るかもしれないし、実際にセリフ聞き取りながら見て「ここをこうやってまとめるのか、上手いなぁ」と思える翻訳者が増えてはいるので、まぁ戸田奈津子問題ある訳というのも、そろそろ過去の話だよね……と最近は思っていたのだが、私はこのインタビューを読んで気が変わってしまった。やはり早いとこ全面的に後進に道を譲って、ご自身字幕翻訳質的向上のために翻訳者待遇改善する言論を起こされるなどしたらいかがだろうか。それが名の売れたものの使命と思ってはもらえまいか。いい年してよいしょインタビューに答えて、自分の大ポカで迷惑をかけた監修者の名誉を傷つけるような非道言い訳を垂れ流している場合ではない。

 

さら早業自慢を封じられるのは、自己認識からすれば転向に映るかもしれない。ひょっとしたら一気に老け込んじゃうかもしれない。しかし、昔よりずっと観客同士の横のつながりが強くかつ広範囲で、作品についての情報も手に入れやすい今だからこそ、字幕翻訳要求される水準が上がっていることを認識し、それに適切に対応するように送り手たちに働きかけをする姿は、映画ファンの心に強い印象を残すはずだ。個人的な快刀乱麻の仕事ぶりを自慢するのはもうやめて、業界全体で作品の質に貢献する、充実した作業環境を残せるよう声を上げる好機なのではないか。それでこそ「字幕翻訳女王」としての尊敬を集められるのではないか。今のままではせいぜい良くて「時代の徒花」といったところである

2016-12-11

http://anond.hatelabo.jp/20161210230245

なんでここにと思ったけど、確かに話題になった映画作品にたいしてあれほど鋭い批評を大量に書いているはてなーにならさぞかし素晴らしいアドバイスができるんだろうしな。

2016-12-06

http://anond.hatelabo.jp/20161206062631

映画社会批評人間批評が入ってないとダメ、って考えてる批評家が多いんじゃないかな。

しませるだけのエンターテイメント批評するための思考の型を持ってないというか。

からエンターテイメント映画意味不明もの価値のないものとしてしか映らないというか。

逆に言えば、社会批評人間批評の入っている映画は、批評が楽なのかもしれない。

わりとテンプレが利くのかも。ヒューマニズムに基づいた批評をしてればいいから。

映画作品自体ヒューマニズムから逃れられないとも言える。人間が作ってるから

ヤクザ映画批評はどうかは知らないけど。ヤクザ映画見たことないし。

でも、それらの映画スプラッターを見せることで

逆説的にヒューマニズムから逃れられないと思う。

2016-11-19

映画この世界の片隅に」のギャグシーン

素晴らしい映画作品だと思うけど、ギャグシーンに今一キレがないと思う。

「里帰り」のところとかすずさん憲兵さんに見つかるところとか。

緩急があまりないというか間の取り方が悪いというか。惜しいなぁって見るたび思う。

2016-11-02

邦画の90%はクズである

ただしすべてものの90%はクズである。ご存知スタージョンの法則である

さて、今回は次のブログエントリー反論していきたい。

邦画はクソ!」というあなたに見て欲しい日本映画黄金期の名作 - シロッコ手習鑑

http://sirocco.hatenablog.com/entry/Japanese-Movie

1行で要約すると

邦画はクソ、つまらない」という人は日本映画黄金期の名作見てないんじゃないの?「七人の侍おすすめ

通常であれば、うんうん「七人の侍」いいよね。黒澤映画の基本だよね。で済ませていたところだが、

面白いという保証のない現代映画をみるなら映画黄金期の名作を見るのをオススメします。

という一文がどうにもひっかかったのでここにキーボードを執った次第。

1.「邦画はクソ」とは基本的現代の新作邦画への評価なのでは

邦画について検索すると「邦画はクソ」という結果が出てくるらしく、その一例として示されたまとめサイト

記事過去の名作邦画も含めて批判する主張。

でも現代人が「邦画クソ」という場合、この前見に行った邦画がつまらなかった、ハリウッド大作と比べると

どうしても全米が泣けない、原作改変しすぎて新規ファン流入もないし原作ファン激おこだし誰得なの?

マンガ実写化文句言うのはカッコ悪いってカッコつけるために言ってるんじゃねえよこちとらカッコ気に

してられないほど必死なんだよ。

みたいな文脈だと思うんだよね。もっと良い新作邦画を作ってくれよ、の裏返しの邦画クソ。

もちろん全ての新作邦画ダメだとは増田も思わないけど。

まずいものを食べてまずかった、という生の声味噌汁がしょっぱいので盛り上がらなかった、とかね。

そこへ評価が確定している過去の名作を見ればいいのに、とアントワネットばりにケーキを薦められても違くない?

オールタイムベストランクインしている名作を見るランキング型消費では、「君の名は。」「シン・ゴジラ」が

ブームからと見に行くのと大差ない、いやむしろ悪いんじゃないか

新作を見て評価するのは、きさんがやらねば誰がやる?

面白いという保証のない現代映画をみるなら映画黄金期の名作を見るのをオススメします。

新作映画は見てみるまで面白いかどうかわからない。評判はあっても時間の審級を経てはいない。

それでも、新作を見る人がいるからこそ映画は作り続けられる。回転資金がなくなれば味噌汁さえも作れなくなり作品数は減る。

最初スタージョンの法則に戻る。名作は幾多の駄作の屍の山の上にわずかに咲く花だ。

山が小さくなれば名作のド壌も枯れてしまう。

新作見るより過去の名作を見ればいいのには、映画興行否定だ。

邦画の良さを紹介するために邦画を殺したら本末転倒ではないか

2.映画黄金期について

1.で大体言いたいことは終わった。あとは重箱の隅です。

当時の娯楽の王様である映画作品が数多く作られていた50年代60年代日本映画黄金期なのには異論はない。

しかし、その後テレビの隆盛、レンタルビデオの登場など、作品数・入場者数が減っていくには理由があり

単に数が下だから今は暗黒期、だから黄金期のを見ようという論は雑である

物価の上昇はあるが、観客動員数映画館の数は最盛期より減っているにもかかわらず興行収入上位には

現代作品ばかり並んでいる。現代だって捨てたもんじゃないよ。上位=名作とは言わない。

では黄金期に多く作られた中でどれほどの作品が今に伝えられているのか。直木三十五作品は読み継がれているだろうか。

名作とされるものしか今に至るまで残らないか黄金期はより素晴らしく見え、洋画もヒットが見込める

ものしか伝わってこないから大作・名作の粒揃いに思える。

現代邦画は、ダメものも全部さらけだされているか相対的に90%クズ感が増してしまう。

上澄みと生データを比べたら勝ち目無いよね。観る側向けにはこの点クギをさしたい。

だが、過去の名作を踏まえた上で今映画を作っている方々には、なんで見えてる地雷そびえ立つクソを作りあげてしまうのか。

味噌汁のミソとクソを間違えてはいいか映画評論してきた経験製作現場には役立てられないのか。

各自点検をおねがいしたい。

3.「七人の侍」(1954)

名画が今もスクリーンで上映されるのはいいことだと思う。

金と時間が許せば名画座毎日入り浸って映画漬けの日々を送り何百本のノルマ果たして蓮見ゼミに潜り込むんだ。

という夢の前提条件も今ではhuluなりNetflixなりで自宅に居ながらにして叶えられる。

しかし大スクリーンで一時停止も巻き戻しもなく集中して見る体験映画館しか味わえない。

七人の侍」が公開された1954年、「ゴジラ」と「君の名は」も公開されていた。

奇しくも今年、その系譜を継ぐ「シン・ゴジラ」「君の名は。」が、それぞれ好評を得ながらヒットしている。

過去の名作は逃げない、銀幕にまたかかることもあるだろう。

シン・ゴジラ」「君の名は。」が新作としてかかるのは今しかない。

面白いという保証がなくても現代映画を見ていこうよ。

4.シネフィルアマゾンプライムで見られる映画おすすめ

ドリーマーズ」(2004)R-18 

ラストエンペラー」のベルトルッチ監督作品

1968年五月革命パリ舞台パリ留学中のアメリカ人青年マシュー

シネマテーク抗議デモを通じて知り合ったテオとイザベルの家に転がり込み……。

エヴァ・グリーンおっぱいがきれい。

邦画でなくてすまんね。

2016-09-13

http://anond.hatelabo.jp/20160913214238

アニメイトタイムスのインタビューを見つけた。サンキュー

──この『君の名は。』というタイトルへ行きつく経緯を教えてください。

新海:有名な先行作品(※1)があることはもちろん承知の上で、これしかないとこのタイトルに行きつきました。かなり迷ったのですが、最初は仮タイトルとして小野小町和歌から『夢と知りせば』というタイトルを付けていたり、あとは『かたわれの恋人』だったこともありました。でも何か足りないという気持ちがあって。

※1:1952年ラジオドラマとして放送された『君の名は』。1953年映画1962年1966年1976年1991年2012年TVドラマとして放送されています

実は『君の名は。』というタイトルは頭から候補の中にあったんです。ただそれは有名な作品があるからっていう気持ちが大きくて、候補の上のほうに上がってこなかったんです。でも、去年の12月東宝の今年の映画作品ラインナップの発表があるからタイトルだけでも決めなければいけなくて、もう一回脚本を読み直したんです。そうしたら、「君の名前は」ってふたりとも何度も叫ぶ訳ですよね。もう言ってる、こればっかり言っていると(笑)

一同:(笑)

新海:だからやっぱりこれで良いんだと思いました。タイトル先行で物語を書いた訳ではないけど、作中で何度もお互い問いあっているんです。「君の名は」で断絶してしまう個所もあれば、「君の名はから始まる個所もあると。であるならば断絶するというところと、ここから始まる必ずしも問いではないというところから句点を付けて少し差別化を入れました。20代以下の、場合によっては30代以下の方はこの作品で初めてこのタイトルに触れるという人も多いと思いますが。

──朝ドラを見ていた人たちの興味は惹くかもしれませんね。

新海:それに「どこかで聞いた名前だな、と思えるくらいのほうがいいんだよ」って、川村元気プロデューサーも言っていたんです。

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