「状況設定」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 状況設定とは

2019-04-17

若者応援おじさんの思い出

https://twitter.com/MAEZIMAS/status/1113114798672113665

若者説教する老害は二流。

一流の老害は「君たちこそが真のニュータイプだ」とか言って、若者自分既得権益確保のための鉄砲玉にする。

…いやマジ本当に、若い人気をつけてね。若者説教おじさんは、せいぜいまだ極限の不愉快ですむけど、若者応援おじさんに乗せられると最悪人生詰むので…

というツイート流行っているので、私が遭遇した若者応援おじさんについて書こうと思う。

当時の私は親との折り合いがつかず、学力もそこそこあったし、勉強もしていたのにも関わらず大学に進学せずにフリーターをしていた。実家を出たかったし、大学にも進学したかたから金の工面が当面の目標だった。そんなとき出会ったのが若者応援おじさんのAさんである。Aさんはバブルの頃に就活をしていて、まだインターネットやパーソナル・コンピュータというのが流行る前から電子工作プログラミングをやっていた人だった。実際、経歴を聞いてみると10回以上転職を繰り返しているものの、有名企業(今にして思えば、カビ臭いSIerだが)で部長をしていたことがあって、年収が1700万ぐらい稼いでいたこともある人だった。

最初出会ったとき自分が如何にすごいかということを熱心に語っていた。80年台後半ぐらいのコンピュータ開発の大型プロジェクトに関わっていたとか、セキュリティ専門家とか、今までに触ったことのあるプログラミング言語が300個を超えるとか。でも、当時の技術的なトレンド(MongoDBRuby on Rails、AngularJSとか)についての知識が限りなく少なく、「フレームワークなんてその場で覚えればいい」みたいなタイプだった。中学生の頃にラジオ工作したとか、はんだごてで電子回路設計したとか、そういう話は熱心にするのに、Bram Moolenaarの名前を知らなかったりした。要は、最近プログラマがどういう関心やインセンティブプログラミングやってるかを知らずに、過去の栄光を語ってるようなタイプだったと思う。

まぁ、それでも、その人のコネで中規模程度のSIer入社して、そこそこいい感じの待遇だったように思う。当時の私の技術力は『わかりやすJava入門』『たのしRuby』を一通り終わらせて簡単言語仕様を把握したぐらいでろくにコードも書いたことのないような人間だったから、定時で帰れて手取り二十万もらえるのは甘い汁を吸えたとは思うんだ。

でも入社を決めた一番の理由が、そのAさんが私の関心に理解があると思っていたからだ。というのも、当時の私は「人工知能人工生命に興味があります。三年後に大学入学するまでにプログラミングスキルを磨きつつ生活費学費を稼ぎたい」ということを明言した上で、それを叶えてくれる会社を探していた。技術力はないものの、「自頭がいいか入社してからプログラミングを覚えればすぐに戦力になるよ」と複数人間から言われていて、それぞれ就職先を紹介してもらえるような状況になっていた。今から思えば、そんなコードを書けない人間を自頭なんて胡散臭いもので褒めるような人間は信用してはいけないと思うし、口車に乗せられたと思うのだけど。そこは自分にも甘いところがあったように思う。あ、あと、補足しておくと、当時はDeep Learningなんていうのは全く人口膾炙してなかった時期で、スチュアート・カウフマン金子邦彦に憧れてたような、周回遅れの複雑系に魅せられた若者が私だった。

駄文を書き連ねてしまったが、要は

①親との折り合いが悪く、大学に進学したいが、金が足りない

実家を出るために生活費を稼ぐ必要があったが、飲食バイトとかではスキルが身につかない状態で、価値の高い若い時間無駄にしてしま

③そんなところに現れたのが過去の栄光を話す若者応援おじさんのA

自分殆どコードを書いたことのない業務経験で、21世紀になっても複雑系の話に興味をそそられるような斜に構えたスノッブ

という状況設定理解してくれればいい。

では、入社後の話をしよう。私が配属されたプロジェクトは80万行程度のJavaコードで動いてるBtoB向けの製品保守開発してるプロジェクトだった。やってることはGoogleAmazonMicrosoftみたいな大手ならやってるようなサービスの完全下位互換みたいなソフトウェアを、情弱だけど社員数は多いみたいな企業に売りつけるような仕事だ。国産とか、セキュリティとか、そういうよくわからない言葉を並べ立てて、海外UIも洗練されていて、優秀なエンジニア管理してるものセキュリティ的に怪しいと不安煽り立てて売りつけるようなやつだ。そんなクソみたいな製品でも年間5億円ぐらいの売上になるのだからIT系って糞だなって思う。ネット上では優秀な人間ばかりがアウトプットしてるし、NDAの名の下に詐欺まがいのソフトウェア(今回の例なら無料UIも洗練されていて、使いやすサービス)が明るみにならないのだから、こんな国はさっさとスクラップ・アンド・ビルドすればいいのにって思うよ。IT化されてないのが時代錯誤で〜みたいな記事ネット上でもバズるけど、実際には10年前のスパゲッティコードを惰性と不安につけ込んで売りつけるようなSIerがたくさんある。そんで、そんな意味不明ソフトウェアを導入すれば、どこに何があるのか分からないUI操作に大切な業務時間を奪われて、日本全体の生産性が落ちてしまう。ユーザー時間生産性を奪い、開発者にとっても技術負債しかならないようなソフトウェアを売りつけてる悪性腫瘍みたいなSIerはさっさと滅んでしまえばいいと思うよ。

まぁ、私が配属されたプロジェクトはそんな感じだ。まるで意義を感じないが金にはなってるプロジェクトに配属された。そのプロジェクトの根幹部分は一人のエンジニア設計開発しており、そのエンジニアは既に退職して、どこに何が書いてあるのかわかってない人間が後任として保守を行っている。盲腸みたいに全く有難みのない機能を増やすことでより高く売りつけるようなプロジェクトだった。

そのプロジェクトの中にいる人について話そう。プロジェクトマネージャー仕事漬けで毎月350時間ぐらい働いている60連勤とか当たり前で、常に酔っ払ったような、眠そうな目をしてる人だった。にも関わらず、同じプロジェクト人間仕事がなさすぎて業務時間中に関係ない談笑をしたりしていた。プログラマテスター文書作成をするスタッフが40人ぐらいいるところで、閑散期(機能追加のサーバーリリース前以外)は暇そうにしてる人が多かった。プロジェクトマネージャーを除いて。要は、PM一生懸命働いているが、その一生懸命さは惰性で行われており、無能なのに業務時間が長いPMがいて、その人が全部仕事をやってしまう。他人に頼めない性格らしくて、存在意義が分からない業務他人に頼んでは「なぜこんなこともできないんだ?」って怒鳴るのが生きがいみたいな人だった。頑張ってることがアイデンティティになってて、その頑張りに意味があるのか、必要なのかという吟味ができず、タスク他人に振ることもできず、情報もそのPM一人だけが握っているから、周りの人も「私が仕事を請け負いましょうか」ということもできない。それで新入社員をイビるような存在意義のわからない仕事を振って、できなかったら人格否定をするような感じの。

私が受けた仕事ととしては、週に1回ベンダーのところに会議をしに行くんだけど、そのときの社内の資料を全部紙でプリントアウトして持っていくというのがあった。文書作成スタッフ製品仕様Wordでまとめて、600ページぐらいのpdfにしたものが1500万円ぐらいで売れるらしく、その増えた言語仕様プリントアウトしてベンダーのところまで持っていく。追加された仕様以外にも、今週やったテスト内容をExcelで纏めたものプリントアウトしたりしていた。紙の量で言うと、一回の会議で2500枚ぐらいで、それをキャリーケースに詰めて客先であるベンダーまで持っていくらしい。聞いた話では、その2500枚の会議資料殆どまれずに捨てられるのに、そのPMベンダーにその慣習を廃止しようとは提案しない。ベンダーとの週一の会議の他にも、進捗報告を主とする社内会議があって、PM以外の人はあのプリントアウトする悪習は廃止すべきという話が上がっているのにPMが首を縦に振らないから一向に改善されない。まぁ、そのプリントアウトするのをやるのが私の仕事だったわけですよ。毎週4時間ぐらい掛けてWordExcel文書サイズとか調整してさ。元の文書サイズや余白が狂ってるのに、客先に失礼だと言われて、手直しして、プリントアウされたコロコロコミック何冊分だよ? みたいな紙の束をホチキスで止めていくんだけど、ホチキスの止め方が汚いとやり直し。

じゃあ、なぜPMは頑なに意味のない業務をし続けて、それによって新入社員を使い潰そうとするのかと言えば、弊社の業績が悪くて倒産しそうだったときにそのベンダーが手を貸してくれたからそのときの恩義があるとかなんとか言っていた。だから、靴を舐めるようなことをするし、他人生産性を奪うようなクソ製品を世の中に出して何も感じないらしい。読みもしない産業廃棄物を作り出して、それを無碍にされて喜んでいるような業務が、今の日本の何割を占めているのだろう? そのPMの口癖は「俺はプログラミングは全くわからないが、こんなプリントアウト段取りもできないようなやつはプログラミングなんてできないと思うよ」だった。FizzBuzzどころか変数関数すら知らないような人間にこんなことを言われるのは屈辱だったし、これが高卒経験就職することなのだろうと思った。

他にも、私が受け持った仕事に、製品が動くかどうかを確認するテスターという仕事があった。RSpecSelenium自動化しようと言っても、そんな技術を持ってる人がいなかったから、一々自分でその製品を触って仕様通りになっているか確認しないといけなかった。画面遷移が600ページのpdfになっているから、それを見ながら正しい画面遷移ができているか確認する業務だったが、正直人間のやる仕事ではないと思う。画面遷移だから前のページから次のページに移行したときに前にどのページだったなんてスクショを撮ったぐらいじゃわからないのに、「このテストExcelにした内容じゃ、本当にテストしたのかわからないだろう?」と言われた。言われたとおりにExcelファイルスクショをひたすら貼り付けていたというのに。しかも、その他にも特定ファイルアップロードするときにどの条件だとアップロードができないか判別するテストをどうやって行うのか考えろというのがあった。今までにテスターをやっていた人に聞いても指針なんてないと言われ、「賢い人はそういうのを考えつくものだ。俺はパソコンに詳しくないが」とPMに言われ、嫌気が差した。

まぁ、ここまで書けば、如何にブラックと言うか、理不尽で不合理な職場かというのはわかったと思うけど、いい面もあったんだ。前にも書いたように、未経験高卒手取り20万貰えたのは嬉しかったし、研修のない会社だったから、最初の二ヶ月ぐらいは一人で勝手勉強しててと言われたから、実働換算で時給3000~4000円ぐらい貰える計算だったのかな。一番瞬間時給が高かった日はメールの返答に20分ぐらい使ったときだったから、日給1万、実働換算の時給が30000円ぐらいになった。それぐらい放任されていた。

最初社長が「君にはソースコードUMLを書いてもらおう」とか言って、クラス図を書く練習をしていたんだけど、現場の人は「今更UMLなんて必要ない」「ソースコードを読めばわかる」と言って、全く必要とされていなかった。だから業務とは関係ないTCP/IPRubyGit勉強をしていた。家のことで勉強に対してモチベーションが落ちていた私は、金を貰えるという環境では目の前の勉強に集中できるようになって、元の勉強するための生活リズムっていうのか、そういうのを取り戻せた。それは当時の私にとっては有難かったと思う。

ここまでをまとめると

無料で使えるサービス下位互換といえるような、他人生産性と金無駄にするような製品を開発してるプロジェクトに配属された

PMけが忙しく働いて、周りの人の割り振りができていない。

PM多忙なのはしなくていい仕事を引き受けているだけ。

社会悪のようなソフトウェアを売りつけて金を稼いでいるプロジェクトだった。

仕様書やテスト内容のプリントアウトという必要ない業務をしたり、指示内容と叱責内容が矛盾する理不尽を受けなければならなかった。

しかし、勉強してるだけで月20万貰える環境は有難く、当時の私にとっては願ったり叶ったりだった。

では、次に私がその会社入社から辞めるまでの経緯について書こう。最初のうちは、自分勉強時間を取れていたし、振られる仕事理不尽で意義を感じられないものであるものの、すぐに終わることが多かったか問題ないと感じた。それが徐々に仕事が増えていき、勉強時間が取れなくなっていった。

ここで若者応援おじさんAの登場である。Aさんは私と会ったときは有名企業に勤めていて、そこを辞めて私を紹介してくれた中小企業で働き始め、その数カ月後に私を紹介してくれた。元々、その会社社長とは懇意にしていたから、一緒に働こうという話が何十年も前からあって、今回ちょうどタイミングが合ったから、その友人の会社の重役として就職したらしい。私が就職したのはその数カ月後だった。

Aさんは「何か問題があったら、部下や上司という立場を気にせずに忌憚なく言ってほしい」「俺は人を見る目はある方だ。君は一本芯の通ったところがあるから、周りに流されずに新しいことをできるだろう」「君には将来性がある」「俺は新しい会社でも権力を持ってるからへんなことを言ったり、したりしてる人がいたら遠慮なく言ってほしい」とかそういうのを入社する前に言っていて、まぁ、色々とおかしいところ、FAKE野郎みたいな発言が多かったけど、そこだけは信じてたんだよね。本当に騙すんだったら、そんなすぐに辞められるようなリスクを上げるような発言はしないだろうってさ。ちなみにFAKE野郎って感じたのは、一方的自分の話だけをして、私が質問すると煙に巻いたり、私のことを買ってるという割には私の話をすぐに中断させて自分の話をし続けるとか。その人はFラン出身だったから、ちょっとインテリなことを言うと「君は変わってるね」って言ったり、きょとんとした顔で10秒ぐらい固まった後、すぐに自分の自慢話を再開したりと、決して自分の知らないことや分からないことを認めようとしなかった点だ。他にも、「私と働きたいと言ってくれていた会社はあったけど、そこは技術的に成長できそうだけど給料は月7万程度でバイト身分から、迷ってるんですよね。バイトから自由時間は多く取れるんですけど」みたいな発言をしたら、鳩が豆鉄砲を食ったような顔をして、私が感じていた不安を取り合ってはくれなかった。Aさんは「俺は社内で影響力を持っているから、君を正社員にすることもできる」みたいな話を延々としてたのに、いざ蓋を開けてみると、「君の面接での受け答えが駄目だから契約社員として雇用することになった」「あれから上層部に渋られてしまって、請負契約にすることになった」と話が二転三転していった。だったら、他にも選択肢があったのに、他のところに就職したのにと思ったが、自分能力や経歴で負い目を感じていたから強く言うことはできなかった。高卒就活するというのはそういうことだ。他にも選択肢があるのにも関わらず、どうせ労働に関する知識がないと足元を見られて、条件を徐々に下げられ、他に選択肢をなくした後で、悪い条件で働かざるを得ない状況になっていた。結局、勤務時間タイムカード管理されてるのにフリーランスとして請負契約を結ぶという偽装請負契約させられ、もっと技術力を磨ける選択肢は潰されてしまっていた。

私は会社問題点を丁寧に分析してpdfにまとめてAさんに送ったんだ。それが間違いだった。如何に会社がそのベンダーに良くしてもらったか、大変なのをわかった上で俺たちが会社を立て直してきたかということばかりを話していた。百歩譲ってそこはいいとしても、ベンダーとは関係なく職場環境を良くするための話までいい加減に聞かされてうんざりしていた。

「Aという問題があります。その背景にはBがあります。そのためにはCという解決策があります

という話をしたときに、「Bぐらいみんな当たり前にしている。君だけ特別扱いすることはできない」みたいな返し方をされて、問題が発生してる事自体はないものとされていった。結局、職場にはびこる不合理で理不尽業務ルール改善することはなく、私への人格攻撃で終わってしまった。

毎日どうでもいい作業で疲れ切って勉強時間が取れなくなってしまった私は、最初出会った頃のAさんの言葉を信じて、「私が本当にしたいことは、仕様書やテスト時のスクショプリントアウトしたり、よくわからないテスターをやったりすることではない。このままでは、プログラマとしてのキャリアを積むための勉強時間を作ることもできないし、業務内でコードを書くこともないか業務時間を短くしてほしい」と言った。少なくとも、最初Aさんと会ったときは、「君には人工知能このエントリーをはてなブックマークに追加ツイートシェア

2018-09-27

anond:20180927021108

なるほど、以下の引用の「自分」を「父親」だと俺、誤読してたわ。ごめんね。

自分友達に対しても父親カミングアウトしようとしたら止めるのかな、止めないのかな。

ただ、でも俺の人間関係に対して、父親が「自分セクシャリティ開陳したいんだ」とか言い出す状況設定が、

まずイマイチ、ピンとこないし、

俺の人間関係に対して、そこに関係のない父親が介入してくるってそれセクシャリティ開陳関係なくヤバくね?

セクシャリティ関係なく、母親離婚した、父親が、急に俺の友人に

「俺、こいつの母さんとはうまくいかなくてこの間離婚した」とか言い出したら

離婚に対する理解とか関係なく、ちょっと待てとなるでしょ。

2018-04-19

anond:20180419093731

今回の状況設定いまいち分かってないんだけど、記者私人として次官次官プライベート時間の会食をしてるなら実感として直にそれを「いかん!」と諌めることはできないんじゃないの。

まあ、記者記者であるとわかった段階で会食は控えなきゃいけないんだろうけど。

2017-11-16

anond:20171116114344

この議論、「初回」って状況設定がそんなに重要なの?

二回目でサイゼ行っても怒るんでしょ?

2016-10-23

[]

イレーナ(study)三部作を読んだ。純粋面白かった。ハラハラキドキワクワクさせてくれる、強い物語をずっと読みたいと思っていたので大満足だった。

毒見師イレーナから始まる今回の作品群の魅力は、かなりシビア状況設定にあると思う。主人公が選ぶことになる最初分岐点にしても、殺人を犯した罪で死刑になるか国の最高司令官の毒見役になるかだから押して図るべし。

国の体制面白くて、管理社会主義と呼んでもいいシステムの良い面と悪い面がちゃんと描かれていた。後々出てくる南の民主国家との差異もはっきりしているから、より長所短所が明確になっていた。

孤児院での悲惨過去があり、死刑を免れたと思ったら誰にも気を許すことのできない毒見役の仕事が待っていて、その生死さえ周囲の人々の賭け事にさせられしまうイレーナだけど、なんやかんやで懸命に生き抜こうとするところが格好良かった。時折優しくなるけどいつも心の内が読めない上司のヴァレクを筆頭に、イレーナの周りを彩るキャラクターも生き生きしている。のちに良き理解者になってくれる軍人のアーリとジェンコ武芸のいい市販であり優しいお兄さんたちだったし、同じく軍人マーレンは戦い方の道を決めてくれた姉御肌の人だった。最後まで意地悪な家政婦のマージもいい味を出していたし、料理人ランド裁縫氏のディラナも素敵なキャラクターとして配置されていた。

敵役が憎々しいのもいい。微塵も感情移入できない屑どもなので、最後にはスカッとできると思う。

世界観としては魔術がかなり強力なんだけど、武芸練習をしっかりしているところなんかは精霊の守り人を思い起こさせた。また生い立ちとか境遇を見ると獣の奏者エリンにも似てるところがあるなあって思った。だから上橋菜穂子作品好きな人は楽しめると思う。というか、ファンタジー好きならいける。ファンタジーが好きじゃなくてもいけるはず。テンポもいいし、ちょっと変な言い方だけど章立てがするとずるいので、一度読みはじめたら最後まで読み進んでしまうと思う。

そんな一巻「毒見師イレーナ」は策謀の張り巡らさせた軍国を、平凡な主人公が前向きな性格と機転をきかせて生き抜く物語なんだけど、二巻の「イレーナの帰還」では追放された南の民主国で自分の居場所を見つける物語になる。でもって、この二巻からこのシリーズ最大のヒロインであるキキが登場する。ぶっちゃけしまうと馬なんだけど、口足らずな言い回しや、胃袋の具合から世界のぞく精神性など、本当にかわいらしかった。微妙に主人のいうことを聞かないのもいい。すごくいい。本当に。

さて、二巻では民主国家のいいところと悪いところが描かれている。軍国にはなかった着衣の自由移動の自由がある一方で、路上には幼い物乞いがおり、誰も彼らに手を差し伸べようとはしない。少しでも優しくすれば彼ら際限なく要求するからだってのが理由なんだけど、イレーナは違和感を覚える。完璧国家存在しないと軍国の最高司令官はいうんだけど、現実社会においても同じことが言えるよなあって思った。

物語として二巻は居場所主題にしていると思った。始まりからして生き別れた家族との再開が描かれているし、養成所での身のふるまい方に苦悩するところなんかも、一巻の生き死にの問題とはまた違った悩みを描いている。そんな二巻だけど、テイストとしてはミステリっぽい連続殺人犯を探す展開もあって新鮮な読書感が得られた気がする。ただこの巻からイレーナの性格問題が噴出しはじめるので、もどかしくさせられることが多くなった気がする。

また二巻から翻訳者が変わってたのにはびっくりした。思えばちょっぴり文章が柔らかくなっていたのかもしれない。けどあんまり気がつかなかった。翻訳者ってすごいですね。

三巻の「最果てのイレーナ」は自分自身と向き合う物語だったと思う。この巻は読んでいて結構つらかった。どんどん悪い展開になっていくし、イレーナが覚悟できないから仲間との関係悪化してしまう。追い詰められていくのって嫌な感じだよね。ただその分、最後のカタルシスは大きかったと思う。自分自身と向かい合い、与えられた力の意味を知った途端に形成が逆転するのは気分がいいです。

一巻一巻が長いなんだけど、読みはじめたら止まらなくて、一気に三巻も読んでしまった。どの巻も登場人物が多くて、ちょっと把握するのが難しいところがあるんだけど、それぞれの表裏というか、いい面と悪い面がしっかり描かれていたので、人間味があって生きている感じがよく出ていたと思う。

全巻本当に上質なファンタジー小説だったので、いろんな人に読んでもらいたい。ありがちな中世ヨーロッパモチーフファンタジーじゃないから、そういうのに倦んでる人も安心なはず。加えてヤングアダルトっぽさもあるので、若い子にもおすすめ。朝読書時間に読めば、え、海外小説読んでんのってびっくりさせられると思うよ!

そして、願わくばこの作者の他のシリーズ翻訳してほしい。この三部作の続きとなる物語もすでにあるって話なので。どうかお願いします。翻訳してください。このとおり。

2016-06-12

人類最後の日、の夢を見た。

隕石が落ちて、人類最後の日になる夢を見た。

  

札幌かどっかに家族旅行中で、もうすぐ隕石が落ちますアナウンスがあった。

どうしようもない。いきなりすぎる。

状況設定としては、リゾート用のコテージで、客が300人くらいは泊まれ施設だろうか。

外はまだ夏なので雪もないがやや涼しい

  

その旅行メンバーは。

母(60近い)、父(50近い)、俺(アラサー)、弟(1個下)。

おばあちゃん(母方)

おば(母の妹)

というメンバー

  

父は、自己中なので、すぐにどこかに行った。

車はそのままなので、体一つで、どっか行ったんだろう。

俺と母に厳しい顔で、ウンウンってうなづいて、どっか行った。

一人で死ぬ気なのかなーって思った。

あるいは、家族仲が微妙なので、父はここにいるべきじゃないと父自身判断して、そういうやさしさで消えたのかもなって思った。

たぶん、父は散歩中に死ぬ感じだろうなー。

  

弟が、家族挨拶する。湖に行きたいとのことだ。

どうやら、周りの家族でも、最後子供と遊ぼうと湖に行くらしいのがちらほら居る。

湖には、小さい子供向けにサッカーボールフリスビーなどがおいてあり、そこそこ遊べる。

弟が何しに行くのかわからない。

おとなしくて優しい奴だし、絵をかくのも好きだから、湖を見たり絵を描くんだろうか?

  

弟を見送ったあと。どうするか。

母と、おばあちゃんと、おばちゃんは、たぶんコテージの部屋に帰るだろう。

そう思ったが、俺はどうするか。

俺は、弟を追いかけることにした。

家族挨拶して、駐車場へ。

弟が自転車で湖に向かうのが見えた。

車で行こうかと思ったけど。俺も自転車にした。

  

湖では、子供たちがボール遊びをしており、それを眺める家族が何組かいた。

なんと、弟は子供たちに交じってボール遊びをしていた。

俺は、それを見て安心した。弟は死に場所を見つけたみたいだ。

俺は実は、弟と仲がよくない。あったらすぐけんかする。それは俺の性格が悪いし俺が人生鬱屈してるのをぶつけてるわけだけど。

はっきりいって、弟も俺が嫌いなはずである

うんうん、最後くらい弟の邪魔をするのはやめるか。と思った。

  

俺は、湖からコテージに帰り、母とすごすことに決めた。

ふと、叔母の子供2人の状況が気になる。叔母とその2人の子供は仲がよくない。

叔母が完全にADHDで家をごみ屋敷にしてしまうからなんだけど。

でも、叔母は子供たちに会いたかっただろうなあと思う。

母はどうだろう。母も、俺と弟が大好きだから、俺が行ったら喜ぶかなと思う。

  

俺は、コテージに帰る。

意外なことに、母、叔母、おばあちゃんはそれぞれ別の部屋に居た。チャイムを押したら、1部屋ずつ、一人ずつでてくる。

部屋で、4人でお茶を飲むことになる。

ここで、俺の中にもう数分で死ぬだっていう感覚が湧く。

the world is mine』というマンガでも世界の終末が書かれるんだが、そこでのキャラの1人が、家族5人で抱き合って死ぬ場面がかかれる。

その風景を思い出す。

俺は、その場で土下座して、泣きながら、「今までお世話になりました。とても幸せ人生でした。皆さまの深い愛情のおかげです」と言った。

叔母 「増田君は小さいこから勉強が好きでねえ」

俺 「はい、たくさん勉強できて幸せでした」

っと、おばあちゃんが、全員に1万円札を渡した。

おばあちゃん 「少ないけど、地獄の沙汰も金次第っていうし、ね。」

そうなんだ。

俺たち一家金持ちなんだけど、基地外ばっかりで、家族としてはぎくしゃくしていた。

最後、金でつながるってのもあるなあと思った。

隕石衝突まであと1分くらいか

気持ちとしては、老後にもなか食いながらお茶してる気分で、家族のつながりを感じていた。

  

このへんで夢から覚めた。

ほー人類滅亡とは、夢の自分が消えて、本当の自分が始まることでしたかー。

って感じ。

今書きながら泣いてる。

2016-03-08

http://anond.hatelabo.jp/20160308090638

N=1の嗜好を我々若者意見にするなんて!

そんなことはおいといて、言いたいことは分かる。

顔が違うだけでだいたい似たシチュエーションとか状況設定で、後はおっぱい出して、お股広げて、アンアン言ってるだけだもんな。

ポールダンスでもやるような地下密室で、マイルドヤンキーが好きそうなラメがテカテカしたベッドとか使わねーし。

日常にありそうな非日常性が良いのに、非日常を遥かに超えてトンデモ設定が見るに堪えない。

宇宙服来たまま月の上でパコパコしてる画と変わらない。

要するに素人モノが好きだって話なんだが。

2015-11-12

おそ松さんは、記号化と清潔感によって二次創作人気を得ているのでは

おそ松さん腐女子二次創作界隈で人気だ。

その理由は、記号化と清潔感にあるように思う。

記号化の巧みさ

『わかりやす萌え記号』ではなく「要素」としての記号だ。

そもそもが、かなりの振れ幅のある表現を、一つに収斂させて示すことが、記号だ。

普段余り意識することはないが、夜空に浮かぶお月様を「月」という字形表現することが、記号化だ。

「こういう描き方をすれば、こういう意味を持つ/こういう表現をしようとしている」という共通基盤整備が、記号化と言える。

まり白血病の薄幸の美少女」というのは、ドラマヒロイン記号と言える。

ホラー映画に出てくる「キャンプ場でセックスするカップル」も惨殺対象者記号だ。

おそ松さんでは、キャラクター記号化と、シチュエーション記号化が、とても巧みだと感じる。

キャラクター記号

イヤミやハタ坊等、そもそもおそ松くんキャラクターは、ガッシリと記号化されている。

例えば「3本出っ歯」「おフランス帰り」「ザンス」等を外さなければ、まあイヤミに見える。

名前もそもそもが「イヤミ」だし、どうキャラクターを崩そうと、イヤミ以外の何者にもならない。

(「1本出っ歯」「オカッパ」「頭に日本国旗」「ダジョー」のハタ坊にしても、同様である

これはとても二次創作向きだと言える。

上手でも下手でも、そのキャラクターに見える。

まり、外見を簡単に描き分け出来る良く似たキャラクター群というのは、強い。

  1. テーマカラーは赤、デフォルト「おそ松」
  2. テーマカラーは青、目つきの鋭い「カラ松」
  3. テーマカラーは緑、への字口でくせ毛の無い「チョロ松」
  4. テーマカラーは紫、半目で猫背の「一松」
  5. テーマカラーは黄、笑った顔でくせ毛が一本「十四松」
  6. テーマカラーピンク、口の小さなトド松」

戦隊モノが「ちびっ子に描きやすく造型されている」のと同じ理由で、この記号化は成功しているといえる。

シチュエーション記号

シチュエーションとは状況設定のことで、例えば「壁ドン」がある。

動作ではなく「壁ドン」という記号によって、状況設定表現している。

(わかりにくければ、少女漫画において結婚式エンドがハッピーエンド表現、で理解して問題ない)

キャラクターに焦点を合わせると、シチュエーションとは、キャラクターとその他との関係性だ。

「キリッと格好つける」は、キャラクター性格記号化だ。

「キリッと格好つけるが、無視される」までで、キャラクターシチュエーション記号化と言える。

戦隊物で例えれば、「レッドは天然熱血」「ブルークール二枚目」「ピンク可愛い」などが、性格記号化。

ブラックは孤高の一匹狼ゆえにレッドとウマがあわないが仲間思いで、ホワイト破局後も幸せを祝福できる男」が、シチュエーション記号化だ。

読んで解るだろうが、判りやすシチュエーション関係性を限定するので、ハッキリしたキャラクターほど動かしにくいという難しさがある。

そうすると、関係性毎に切り離されているキャラクターというのは、強い。

  1. ザ・ニートリーダーダメ人間。弟思いの「おそ松」
  2. 格好つけて発言しては無視される。不憫な境遇「カラ松」
  3. ただ一人の常識人危機感はあるが空回り。ツッコミ役の「チョロ松」
  4. 皮肉屋で自虐的根暗無気力。でも寂しがりやで兄弟についていく「一松」
  5. 笑顔のままで卍固め常軌を逸したムードメーカー。素直で天真爛漫な「十四松」
  6. 甘え上手で世渡り上手。腹黒でドライだが、夜中トイレに一人で行けない「トド松」

基本的にすべてのキャラクターが「他の兄弟に対して」の「状況設定記号」になっている。

(これに、一松はカラ松の絡みに耐えられないとか、チョロ松は女性が絡むとポンコツ、みたいな個別関係性が付く)

全てを劇中の言動で見せなければならないという条件がつく中で、この状況設定記号化に成功しているのは、見事だ。

記号化の効果

テトリスブロックの様に記号化が巧みなら、ブロックを積み上げて自分だけの形にするのは、容易で面白い

その記号の形が想像力を刺激するなら、「こういう絡みでこういうネタを」と組み上げる作業(妄想)がはかどる。

腐女子による二次創作想像し難いなら、一本アニメ脚本を書くことを想像してみれば良い。脚本の書きやすさだ)

作品の「要素」が巧みなら、それを組み上げる作業は、それ自体楽しい時間になる。

清潔感

記号化の巧みさは、直接には「お話の作りやすさ」に繋がるだけで、腐女子人気とイコールではない。

もちろん、そのシチュエーション想像力を刺激するなら、人気には繋がるが、それだけではない。

嫌悪感を抱かせるものが画面に現れないということは、とても重要だ。

ポップンミュージックを思い出すような、パステル調でカラフルな画面。

競馬のパック酒やもつ煮込みを画面に描きながら、あくまでもサラッとした爽やかな絵面。

声優の演技や声質も、無理をして取り繕ったものではなく、心地良い声がテンポよく流れていく。

握手する相手の爪の間に垢が溜まっているのが見えるような汚らわしさとは無縁の、清涼感ある下品さ。

テレビから流れるのは、安定感のある箱庭の中でワチャワチャと可愛く動きまわるニートな六つ子の日常だ。

これは一言で言えば、清潔感だろう。

一定ラインクオリティがあり、愛でるのに不足のない可愛らしさがあり、聞いて心地良い声優が演技をする。

まり腐女子に愛されやすい外面をしていると言っていいと思う。

単なる声優人気だけではなく、総合的に演出された清潔感だ。

まとめ

清潔感のある画面で、観て不快でなく愛されやすい外面を持っていることが、視聴の安心に繋がり

劇中に描かれるやり取りが、ブロック化された関係性を持っていることが、創作性を刺激し

可愛らしい男の子達が、ワチャワチャと絡み続ける群像劇は、腐女子熱狂させる。

これを狙いつつギャグとして作品にしているので、恐ろしいほど練り込まれアニメだと思う。

付記

見ていない人に説明すると、おそ松さんとは、TIGER&BUNNY忍たま乱太郎を掛けて、ゆるゆり銀魂の逆数で累乗して声優を足した感じだ。

異論は認める。むしろ異論が聞きたい。

腐女子からみる「おそ松さん」人気の理由~声優は“入口”にすぎない~ - だれも知らない

声優腐女子の入口なだけでなく、作品品質を支え続ける土台になっていると思う。

また、創作活動は『飢え』だというが、それも少し足りない気がする。

『飢え』とは、「もっとここを掘り下げて欲しいのに!」「これだけじゃ足りない!」という渇きだと思うが、

おそ松さん場合は、「あえて描かないスキマ」というよりも、「創作やす記号化」が巧みなのだと思う。

『ファンからいいように解釈できる行間たっぷりととられていること』というところが、非常に重要なのだと思う。

第一話のネタのように外見をしっかり描いてしまえば、想像余地が無い。つるんとした記号化されたキャラクターならタップリある。

その上で、キャラクター同士の絡みを想像力で補い続けなくても、不遇なカラ松のような記号化されたシチュエーションをそっと差し出してくる。

エンディングテーマも含めて、相当練りに練ってぶつけてきている気がする。

(第一話が「掴み」ではなく振り切った「媚び」であって、その揺り戻しが2話以降からあざとさを消している気がする)

2015-07-27

エリートから

ガンダムSeedっていう作品に出て来るZAFTっていう軍事組織がもうものすごく大好きで、彼らにはお笑いセンスがあるんだよ。

もちろん軍隊としては全然評価できない集団なんだけど、コントやらせると相当な実力がある。

爆発ネタなんて伝統芸能の域に達してると思う。

まずね。彼らは建前上義勇兵なので、階級存在しない。上下関係存在しない(いや、もちろん現実には存在するわけだが建前としてはない)。

そんなんで組織動くのか? っていうと「俺たちエリートから末端兵士にいたるまで現在状況の認識が出来ている。現在状況の認識が出来ればおのずと最善解(それぞれの立ち位置でやらなきゃいけないこと)はわかるので、指揮系統がなくても連携行動がとれる」っていう理屈なのね。もう、才能あるとしか言えない。

現実には連携ラバラで独立部隊がかってこいてて右往左往してるんだけどね。

「なんでおまえがここにー!?」とか。海辺で。やっぱセンスあるよな。

少子化人材不足にあえいでいる作品世界では個人の能力を上げる(そのための遺伝子改良までしてる)個人尊重主義がいきつくとこまでいってて、エリートさまがあふれかえっているのだ。

この状況設定がもうブラックコント作品としての完成度を示していると思うんだけど、なぜかSeedの評判は悪いのだよなあ。

そのZAFTさんなんですが、まあ、ロボットアニメなので、軍事組織だってロボに乗って戦うわけですよ。

んでもって、そのロボには脱出装置がついてないのね。なんでかっていうと「ZAFTの義勇兵エリートから撃墜されないし、撃墜されないから脱出装置必要ない」ってはなしなんすけど、もうこことかたまらない。それで爆発して「うわあああああ!?」とかいってるの。宇宙で。ぼーん。やっぱりセンスある。

ところで日本政府マイナンバー制に関して「強力なファイヤーウォールを備えているために情報漏えい存在しない」っていってます

やっぱなあ。おれ日本の政治家はセンスあると思ってたんだ。

2015-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20150720092740

日本日本軍日本国民への攻撃アメリカがみなした(みなしてくれたら)場合アメリカは敵に先制攻撃を加える(加えてくれる)場合がある。先制攻撃というとぎょっとするかもしれないが、敵の攻撃に対して先制攻撃絶対に許されないとそれは不法な攻撃を認めることと同義になる場合がある。例えばミサイル防衛機能しない状況下で敵がミサイル発射準備をしている場合とかね。日本法律先制攻撃はかなり無理があるので、日本のために米軍にやってもらうことになる。その場合、敵の反撃に対して自衛隊米軍を見殺しにしたら同盟はなりたたない。

たとえば自衛隊米軍が一緒に行動してる。自衛隊が右側米軍左側にいる。敵は左側だけ攻撃しすぐに逃げる。米軍は反撃するが自衛隊はなにもできない。


こんな状況現実にあるわけないだろ。

左翼徴兵制!!!戦争法案だ!も論外だが、

こんな非現実的状況設定しないといけない集団自衛権メリット論も大概だわ

2015-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20150413205919

ハメ手にも、将棋の発展に貢献するものとそうでないものがあるわけで、

「こう指した先のここに落とし穴がある」

ということを共有できるようなハメ手は、それを知っている人の間では二度と指されなくなるという意味

将棋というゲームに大きな貢献がある。

今回のは、「角を取るまでの手順」というのはコンピュータ将棋以外では出てこない上に、

もしAWAKEが定跡ファイルの中から居飛車ではなく振り飛車採用していたとしたら

(事前の検証ではほぼ3割の可能性で振り飛車になったそうだ)

その時点で得意ではない振り飛車を指さなくてはならなかったというところで、

「勝ちの結果」を得る以外に何の貢献もないもの

この件に関するはてブとかの意見を見ていると「勝負事は勝ち負けこそ全て」みたいなのが結構あるけど

将棋ってそういう世界観だけじゃないんだよなあ、っていう。

大相撲八百長話題になった時、「将棋はそれとは全く無縁」っていうことをファンの中で誰も疑わなかったけど

八百長に対する監視とかのルールが全くない中でそれを疑わせるような空気すら作らせていないというのは、

プロ棋士独自世界観によるところが大きいと思うんだよね。

よく冗談として言われる「将棋星人との対決で負けたら人類滅亡」というシチュエーションなら

結果以外は求める必要はないわけだけど、これ、そんなご大層なもんじゃないのは明らかなわけで。

からこそ、「結果以外は必要ない」というシチュエーションプロ棋士を追い込んでしまった

その状況設定こそが問題だと思うのよ。

「結果だけを求める」という手を使うのが興行世界で認められるのは、それが「弱者戦術」と

広く認められているときだと思うけど、だとしたら「まともにやっては勝ち目はない」という構図を

明らかにしたうえで、この方法を取るべきだったんだよね。

2015-02-28

増田に書けばフィクションって事で許されるよね!19

午後三時あたりになると見かける参拝者層。

中年男と、派手な女という組み合わせ。この組み合わせだけはこの時間帯に来る事が多い。

参拝者自体が少なくなる時間帯だけに余計に目立つのだが、当初はなぜこの組み合わせが多いのか理解できなかった。

不倫にしては人目を忍ぶ風でもなければ雰囲気に纏う後ろめたさもなく、あっけらかんとした軽さとノリはまるで若者のよう。厚い化粧。高いコート

しばらく相当な人数を観察し続けた結果、ようやくこいつらは「同伴出勤前」なのだという事に気付いた。

で。こういう水商売風の女と中年男という組み合わせはまず神社来てもおみくじ引いて年甲斐もなくはしゃいだり境内フラついて帰るだけでこの時間帯に祈願なんて頼みに来ないのだが、珍しく祈願申し込みに来る事があった。

おや珍しい、どういう風の吹き回しだ、出勤時間大丈夫なのかね、と思いつつ受付。



中年男「御祈願をお願いしたいのですが」

神主様「厄除けでいらっしゃいますか?」

中年男「いえ、厄年ではないです、普通ので」

神主様「(違うんかい)では家内安全でよろしいですか。それではご住所とお名前を」

中年男「〇〇市〇〇、〇〇…」

神主様「はい

派手女「……。」

神主様「お連れ様も御祈願お受けになりますか?」

派手女「…はい

中年男「せっかくだしね」

神主様「それではご住所とお名前を」

派手女「……。」

神主様「(? 何だこの沈黙?)」

中年男「………。(固い雰囲気)」

神主様「(? 何でこいつ変な集中してんの?)」

派手女「……〇〇市〇〇、〇〇番地〇〇〇」

神主様「はい(ああ、なるほど)」



何だっけ、どこぞの寺社に残されてる数百年前の祈願受付記録から前田利家父子あたりの生年がわかりましたみたいな話があったけど。

水商売女の住所やら名前やら割るのに、同伴持ちかけて、神社に誘って、祈願受けるよう話を運んで、とこういう手を使う奴もいるんだねえ。

おお俗世こわいこわい。










追記:

うわホッテントリ入りかよ。書いてて確かに、クズで下衆でゴミ増田どもが喜びそうな話だなとは思ったけど。

はいえ、ここで貼らないとこの事態で一つも得する事がないわけだし、一応貼っとくかね。

http://d.hatena.ne.jp/oramuda/



ブコメ返し:



sukekyo 一応は、神様に対するお願いごとだからウソの住所氏名をいうのもバチがあたるようで抵抗があるって心理をついた上手い方法だね。



A:一夜限りの夢を提供するお仕事プロに対して、神様の前で嘘はつけないだろうと考えるその浅慮さを考えると、とても上手い方法とは言えないだろう。ドラマとかの見過ぎじゃね?



kaerudayo ネタ 人生 日本 よいしょっと お役立ち



A:ネタじゃねーよゴミ野郎ネタならわざわざ匿名の場選んで書く必要ないわカス



sds-page 店の住所でも書いときゃええやろ



A:それが一番スマートだろうな。で、男に気付かれて「それ店の所在地じゃん!」って突っ込まれたとしても「あの店はもう、私の家のようなものから」みたいなイイ話を語り始める事によって切り返すのが、水商売の中の水商売だろうな。



anondwriter http://reisaiburoga-noakusesukojikinihakyouryokusinai で戦ってらした方?



A:戦う?(笑) 昔、大手に噛み付けばいいとでも考えたのか、アクセス乞食の零細ブロガーからブコメやIDコールを連発されたので、迷惑行為をやめるように諭したり自分が相手にしている事がどんな事か教えてあげたりした事はあったけど、戦った事なんてないなあ(笑)人違いじゃね?



anigoka 水商売だったら嘘住所とか候補として暗記してそうだけど もしかして実住所への躊躇と嘘住所の脳内検索が妙な間の正体かw



A:どうだか。相対した私の印象では、女は本当の住所を口にしたように感じたけど、でもこの状況下では十中八九嘘つくのが普通だろうしな。



toru-nakata 市役所に提出する書類ですら、年齢は鯖を読むのが、普通だ。それが世間というものである



A:この人は一体何を言っているのですか?



mrmt ライフハック



A:このエントリを読んでこういう感想が出てくるあたりが増田増田たる所以であり、そして、このようなブコメをつけていくスタイルこそクールだとか思っているあたりが糞ブックマーカーの糞たる所以だよな。



maturi 全部嘘だったんだぜ(斎藤



A:残念ながら実話。女の住所の真偽までは知らんが。



nibo_shi 前置き読まずにいきなり会話から読んだけど意味分かったわ。余計な前書きいらんかったね



A:前置きや状況設定書かずにいきなり会話だけ書くと「~かもしれない」「~かもしれない」って可能性を指摘するバカ大勢湧くんだわ。

エントリ執筆者のことを少しも考えもせずにただ書き散らす、実に浅慮極まりないお前のクソみたいなブコメなんていらんかったね



death6coin ↓信心深いと神様の前で嘘つけない。神様の前で嘘をついたなら、それはそれで責められそう



A:確かに水商売はかなり験をかつぐ方だが、そもそも本当に信心深いような人間水商売なんてやらないだろうよ。




aoi_tomoyuki 普通に嘘書くんちゃうか



A:それをさせない為に、「男だけ住所と名前を言う、と見せかけておいていきなり女にも尋ねさせる」という不意打ちをしたんじゃね?


Sediment このあとは坊主がおいしくいただきました



A:お前現国の成績悪かっただろ

2014-08-28

http://anond.hatelabo.jp/20140827050540

http://anon.isc5.com/2014/08/ojisan-tikara.html

こういうの↑って言論の上だけで成り立つ玉虫色論法じゃないか。

言葉の段組としては自然で、鮮やかな揚げ足取りだと思う。

けど、こんな純粋世代間格差地位コンプレックスを刺激する為だけの状況設定・人物像が、

現実にあるわけないじゃん。

増田とオジさんの力関係はもうちょい複雑で、強気に出れる目算もあったか

示し合わせて追い出したんだろ。

2014-07-19

http://anond.hatelabo.jp/20140719194855

確かに学校釣鐘型とかピラミッド型とかは習ったな。

ミクロでは人間は心理で動くが、マクロでは状況設定で動く、そしてミクロ集積がと全然マクロにならないことが多いというのは俺の持論だが、そういう意味でもわかる。

すると政策としては、人工的に上向きの矢印を作ることが可能かということにもなるな。

極端な話、一回わざと超貧しくさせて、誰がやってもそこからなら上向くだろうという状態を作るとか。

何かないか考えてみる。

あとリンクを見たが、そのツリーに全然関わってなかったのでわからんかった。

2013-09-27

「老人と子供から避難しろ!」っておかしくない?

老人や子供場合によっては女性も含まれるけど、彼らは(少なくとも身体能力的に)弱者から大事にしようってお話なんだと理解している。

弱者に優しくできる社会は素晴らしいと思う。豊かな社会はいかに多様な弱者に対して手助けできているかで計ってもいいんじゃないかと思うぐらい。

まり弱者への配慮ってのはある意味「余裕」なわけですよね。

自分が飢え死にしてでも弱者のために食料を残すという人もいるとは思うので、瞬間的な余裕の有無は問題ではなくて、社会的成熟に伴って醸成される精神的な余裕か。

しかし、戦争や大規模災害などの非常事態に、その精神的な余裕を発揮していていいのか疑問に感じることがある。

老人、子供女性を助けるということはつまり20代から50代ぐらいの男性犠牲になるべきだということになるわけだ。一日や二日ぐらい配給の食料を我慢して弱者に割り当てるぐらいは我慢しよう。しか核シェルターの定員がいっぱいの時に弱者を中に入れ、成人男性を見殺しにするようなシチュエーションがあったとして、それは本当に正しいのだろうか?

だんだん面倒くさくなってきたので細かい言い回しなんかは端折るが、戦争災害の被害から立ち直るには労働力必要だ。すでに教育を受け終えて労働力としてアブラの乗っている人間犠牲にすることが合理的だとは思えない。老人については言うまでもないので省略。

子供未来担い手だとしても、すでに教育されていていろんな意味での仕事のやり方に習熟している世代よりも優遇すべきなのだろうか。

成人男性クズばかりだから、もしかしたらマトモに成長するかもしれない子供に賭ける!とかって話なら理解できるけど、そうではないですよね。

(個々人のスキル差は無視して)社会的コストで判断するならば優先順位は 成人男性女性子供(それも年長の子から優先) > 老人 ってことにならないだろうか。

別に差別したくて言っているわけでもないし、自分がこういう切羽詰まった状況に陥ったこともないので妄想で書いているのだけど、この辺についてみんながどう思っているのか気になったので書いてみた。

--

追記

状況設定がブレているのは自覚していますが厳密に書くと長くなるので放置

言いたいことはわかるでしょ?設定が曖昧なせいで意味が分からない部分があるならご指摘いただければ追記します。

2013-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20130610132903

状況設定を遵守するなら時間切れで防衛成功

状況設定無視するならOS入れ替えて侵入させない。

というだけじゃないの。

2012-02-01

http://anond.hatelabo.jp/20120201174932

トラバ先の「横だけど」云々と書いたのは俺だけど、

河原比喩ポイントは「石を積むことと崩すことが等価か」じゃなくて、

「本人単独ではその行為の意義がわからない」ってとこでしょ

まあ俺は比喩がわかりにくいと思ったからこそ

「A単独ではその行為の意義がわからず、かつ、Aがその行為をするには一定負担がともなう

Aがその行為をするとAの配偶者Bは喜ぶ」

抽象化してみたわけだけども、河原比喩がいやなら

コスプレ比喩なり俺が抽象化した状況設定なりを使って議論すればいいだけじゃないの?

2012-01-16

http://anond.hatelabo.jp/20120116215433

横だが、

自分も相手も妥協してんなら「で」でいいじゃん?

前提とされてる状況設定を間違えてたらすまんが

2011-12-28

言ってることはわかるけど内田樹だけはに言われたくない

『街場の読書論』ゲラチェック95%ほど終了。年内に「あとがき」書いて、戻せそうです。

今日は「メタメッセージ」論を20枚ほど書き足しました。メタメッセージというのは「これは嘘です」とか「後ろの方、聞こえますか?」とかいう言明のことです。これは誤解の余地のないメッセージなんです。メタメッセージというのは「メッセージ解釈にかかわるメッセージ」のことです。不思議なのは、「後ろの方、聞こえますか?」という問いかけには二種類の回答しかないことです。それは「はい、聞こえます」と「いいえ、聞こえません」です。不思議でしょ?「聞こえません」て、お前聞こえてるやんか!そうなんです。メタメッセージは「聞こえない人にも聞こえてしまメッセージ」なんです。すごいですね。


こんな話があります。ある工員がどうも工場からものを盗み出しているらしいという嫌疑がかかりました。警備員たちはこの工員が手押し車を押しながら工場から出るとき、彼をとめて、手押し車の中をすみずみまで探しました。でも、何も出てこない。毎日、止めては手押し車の中を点検するのですが、何も見つからない。さて、この工員は何を盗んでいたのでしょう?もうおわかりですね。彼は手押し車毎日盗んでいたのです。いかにもラカンが好きそうな話ですが、「手押し車」を「メタメッセージ」と書き換えると、コミュニケーションについての恐るべき真理が明らかになりますメタメッセージは「情報についての情報」ですので、誰もその真偽や理非については問わない。警備員はこれを組織的に見逃すのです。

からもっとも賢いメッセージ信者はパーソナルなメッセージを「手押し車」のかたちにして発信するはずなんです。これは誰にも咎められず、どこまでも、誰にでも届くから

情報化社会における「情報強者」とは良質な情報をたくさん所有している人間のことではありません。そうではなくて、自分の個人的なメッセージを「手押し車」に載せてやりとりできる術を知っている人間のことです。パーソナルなメッセージをあたか価値中立的で、真偽の判定になじまず、「警備員たち」の検査の眼をを逃れるものであるかのように発信できる人間が、情報社会における情報強者だと僕は思います。つねに「自分がいま発信している情報についての情報」を繰り込むことのできる言語能力情報社会における階層差の形成要因であるというのが僕の仮説です。自分の言明に含まれる真実含有量についての検査値を公開しながら話すんです。楽しそうなんだけどなあ。

サンデル教授ってインチキでしょ?って言ったのはウチダの個人的な感想でありまして、理由は二つ。ひとつは、「正しい決断をしなければならない」という状況設定そのものが間違っている可能性を吟味していないこと。「正しい決断をしなければえらいことになる」という状況に立ち至る前に、「そんな決断をしなくてもいい方向」に向かう分岐点がいくつもあったはずなのに、それを見落とした自分の知性の不調についてはなぜか主題化されていない。これはアメリカ的知性の特徴なんだと僕は思っています。事が起きたあとの「対症マニュアル」の整備には熱心だけれど、そもそも「事を起こさない」ための「予防的配慮」については驚くほど関心が低い。そういう国民性格の内側から出てきた「ナショナル弁証法」だということについて、あまり自覚がないみたいだったので・・・というのがひとつ。もうひとつの理由はホーフスタッターの「アメリカ反知性主義」に出てくる伝道者たちに相貌が似ていたから。サンデルファンのみなさん、ごめんね。

えーと。

 
アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん