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2020-07-12

貧乏人にオタクは難しい

大人になってからアニメゲームオタクになった。情報交換や交流をしたくてTwitterも始めてわかったのだが、TLを見てるとオタク生活水準が高い人が多い。

それは学生時代からうすうす感じていた。

そもそも金がないとゲーム漫画もグッズも買えない。特に同人ができる人はオタクとして活動できる経済力時間、恵まれ環境を持ち合わせているのだろう。

極端だが、某政治家の孫などがいい例だ。

率直に言うと諸々の価値観が合わない。

購入したグッズの数で争ったり、ソシャゲ課金するのが当たり前という風潮。

中身のクオリティが低いのにやたら高価な同人誌。

おけパ騒動垣間見る二次生産者を頂点とするオタクヒエラルキー

金がモノをいう一種宗教のようだ。

TwitterなどもROM専になるのが自分は一番生きやすいと悟った。

あと、オタクになるのが遅かったせいか自分二次創作をしようとするとその事しか考えられなくなる。

主婦業をしながら、仕事をしながら創作している人もいるが、要領よく両立できない自分と比べてしまって惨めになる。

そういう人達と関わると自分がどういう思いをするか?安易想像できてしまう。

自分あいにく経済的にもコロナに影響されるワーキングプアだ。

同人を読んで休日を潰したり、絵を描いていて仕事遅刻しかたこともあったが、どれだけ二次元に時間を割いても実益は少ない。

時間金ももったいない気がしてきたので、

急にオタクを辞めることは難しいが、原作を中心にほどほどに楽しもうと思った。

追記

ある人物名前を間違えていたので、ぼかす方向で訂正しました…!

皆さんコメありがとうございます

2020-07-08

いままで表現自由戦士オタクより腐女子のほうがいくらか、いやよっぽどマシとか思ってたけど、ここ数日?数週間?くらいの腐女子による増田侵略によってやっぱり腐女子のほうが害悪だなと思い直した。なんだあの進行速度は。一時期のジャンプファンの嘆きを2020年になって理解するとは。彼女らは悪意がないふりをして、なんなら被害者のふりをして、我々に憎悪感情を植え付ける。

今日も女のクソ長文おじさんや、スペースおじさん、うんちおじさん、でもキモくて金のないおっさんは~おじさんは今どこで息をひそめて住処を奪われる恐怖に震えているのだろう。

当たり前のように原生林に進行し伐採搾取原住民野生動物生活を奪う人類の業を垣間見るような気分だ。

2020-06-20

不覚にもずらしたかつら姿に欲情してしまった

もうこれ以上でも以下でもない内容です。

今朝、出勤途中にすれ違ったうら若き乙女が、かつらを後頭部まで下げていたんです。

それが、きれいな地肌がずり落ちたかつらから不意に顕になったみたいに見えてしまって、そこに妙なエロチシズムを感じてしまったんです。

周りはみんなかつらを被ってハゲを隠しているわけじゃないですか。

視界に入る中で、その一人だけがかつらを被っていないのではなくて、こっそりと後頭部までずらしているという姿に羞恥を感じてしまったわけなんです。

かつらがこんなにもエロアイテムになるなんて思ってもいなかったので、不意を突かれたとき欲情ったらものすごいんですよ。

ショートパンツ姿の膝裏なんてなんにも感じないのに、ロングスカートがめくり上がって顕になる膝裏のエロチシズムは否定のしようがないなじゃいですか。

それと同じようなメカニズムだと思うんですよ。

かつらを付けてないで地肌が見えているのと、後頭部まで下げたかつらから地肌が覗くような姿とでは、ベースとなる羞恥心の起点が違うってことですよね。

「全部見せます!」=見えて当然。

「本当は隠していたい!」=見たい!うっかり見えてしまったとき背徳感がやばい

まりわたしが見たいのは、地肌そのものじゃなくてその人が隠したいと思う気持ちから始まる露呈されてしまったとき羞恥心(もしくは見えてしまたことに気づいていないことに対する神的視点)なのではないかと思うんです。

どうしよう。またしても明日生きる意味見出ししまった。

・ロングスカートから見える足裏

・前かがみになったときの胸元

シャツからうっすら浮かび上がるブラの形状や模様(昨今ブラトップなるものによって絶滅危惧にある)

・後ろ姿から浮かび上がる肩紐

ピタッとしたズボンに浮かぶパンティライン

マキシワンピの正面から風を受けたときのボディライン

・後頭部までずれ落ちたかつらから垣間見る地肌←new!

2020-06-18

不覚にもずらしたマスク姿に欲情してしまった

もうこれ以上でも以下でもない内容です。

今朝、出勤途中にすれ違ったうら若き乙女が、マスクを顎まで下げていたんです。

それが、きれいなお顔がずり落ちたマスクから不意に顕になったみたいに見えてしまって、そこに妙なエロチシズムを感じてしまったんです。

周りはみんなマスクして顔を隠しているわけじゃないですか。

視界に入る中で、その一人だけがマスクをしていないのではなくて、こっそりと顎までずらしているという姿に羞恥を感じてしまったわけなんです。

マスクがこんなにもエロアイテムになるなんて思ってもいなかったので、不意を突かれたとき欲情ったらものすごいんですよ。

ショートパンツ姿の膝裏なんてなんにも感じないのに、ロングスカートがめくり上がって顕になる膝裏のエロチシズムは否定のしようがないなじゃいですか。

それと同じようなメカニズムだと思うんですよ。

マスクを付けてないで顔が見えているのと、顎まで下げたマスクから顔が覗くような姿とでは、ベースとなる羞恥心の起点が違うってことですよね。

「全部見せます!」=見えて当然。

「本当は隠していたい!」=見たい!うっかり見えてしまったとき背徳感がやばい

まりわたしが見たいのは、顔そのものじゃなくてその人が隠したいと思う気持ちから始まる露呈されてしまったとき羞恥心(もしくは見えてしまたことに気づいていないことに対する神的視点)なのではないかと思うんです。

どうしよう。またしても明日生きる意味見出ししまった。

・ロングスカートから見える足裏

・前かがみになったときの胸元

シャツからうっすら浮かび上がるブラの形状や模様(昨今ブラトップなるものによって絶滅危惧にある)

・後ろ姿から浮かび上がる肩紐

ピタッとしたズボンに浮かぶパンティライン

マキシワンピの正面から風を受けたときのボディライン

・顎までずれ落ちたマスクから垣間見る素顔←new!

2020-06-04

鳴神裁の使い方

Twitterには長すぎるし、個人ブログなど持っていないので、ここに書き散らかしておこうと思う。

最近騒動に見る、鳴神裁の使い方だ。

ここでVTuberとはなんぞやという説明をする気はない。そして自分一般の、言葉にさして影響力を持たないしがなオタクだ。

鳴神裁はVTuber界隈において、大きな影響力を持った。

登録者10万人に満たない個人VTuberであるにも関わらず、動画一本で大手VTuber事務所声明を出させるほどの影響力を持ったことは事実である配信の同接は2つ前のものは一万を超えた。突発配信でも7000もの人を集めることができる。動画再生数も軒並み個人勢Vとしてはかなり多い数字だ。

そして、最近彼の蔑称としてよく使われる「灰色デマネズミ」は、確率として半分くらいは彼が事実を言っていた、ということから来ている。織田信姫の引退ゲーム部が解散しないことをリークしたり、直近の夜空メルのリークは大筋正しかたことをホロライブが認めた形となった。

彼がややバズるきっかけとなった牡丹きぃの件も、妊娠騒動があったことは牡丹きぃ本人が後から認めている。

良くも悪くも、鳴神がかなり注目度の高いVTuberであることは疑いようもない。彼の動画コメント欄はどれも実のない論争で溢れている。

彼の善悪については言及しない。立場が変われば彼は善にもなりうるし、悪にもなりうる。

が、彼は常々「俺は嘘をつかない」と言っている。

それは今までの言動リークの状況から見て、正しいだろうと個人的に見ている。

鳴神はリーク者から言われたことに誇張を加えるかもしれないし、ビッグマウスであるが、概ねリーク者からリークされたことをそのまま伝えている。彼は自我を持つ拡声機のようなものだ。

彼が間違ったとき、それはリーク者が鳴神にガセネタを掴ませたときだろう。

鳴神には嘘をつくメリットがない。嘘をつけば今以上に信頼度も落ちる。訴訟確率さら高まる。それではピーナッツくんの件から学習してきた意味がない。

かなしいことに、鳴神は法律知識を持たないし、マトモな人間ではない。捨て鉢になっているのか、無敵の人のような発言もする。

が、そのマトモではないキャラクターゆえに注目度が高まったのはあるだろう。彼の語り口は良くも悪くも印象に残る。正しいことを言っているように聞こえる話し方は聴衆を扇動させることに長けている。活動方向性もずっと一貫している。彼は「彼にとっての」正しい者の味方だ。筋も通っている。

事情を話せないときには支離滅裂説明をしがちだが、明らかになっていることを説明するときは彼は理路整然とした説明ができる。ドッヂボール炎上の件や、アズリム騒動解説からそれは垣間見ることができる。サブチャンネルでは、分かりにくいゲームストーリー説明をしていたがそれもうまかった。

彼は実際のところ、説明能力は高いし、計算高く、おおよそマトモではないが地頭は悪くはない。どうすれば注目を浴びることができるのかという、配信者としての学習能力がある。

鳴神のアンチは数多くいて、彼らの多くが鳴神に消えてほしいと思っている。鳴神への誹謗中傷も絶えない。

しかし、それは意味がない。彼が誰かに訴訟を起こされても界隈から消えるかどうかは分からないし、彼が消えたところで第二、第三の鳴神が出てくるだけだ。

彼ほどの影響力や行動力は無いにせよ、物申す系VTuber存在している。内部事情を表に出すVTuberもいる。

彼らは鳴神ほどの影響力がないだけで、やっていることに大きな違いはない。

週刊文春が無くなろうとFRIDAYは生きているし、朝日新聞が無くなろうと毎日新聞が生きているのと同じであり、シバターだって訴訟を起こされかけようが元気に釣り動画をあげている。

人間きな臭いものほど裏事情を知りたくなるものだ。それは人間心理であり、変わらない。VTuber界隈だって同じことだ。

我々視聴者は、今まで通り鳴神の手の上で踊り、逆に鳴神を踊らせる。知りたいことは勝手に鳴神が調べてくれるので、それに任せておけばいい。

情報が正しかたか正しくなかったかは、5年後くらいに論ぜられればマシな方だろう。

彼の影響力が高くなったことで、使い勝手は更によくなった。彼を界隈から追い出そうとするより、うまく使える手段を考えた方がいい。

個人VTuber場合

アイザックの件のように、証拠が伴えばセクハラ告発に使える。Vgamingのように小規模な運営相手であれば動画ネタとして仲裁に入ってもらうことも可能だろう。能力の低い運営に限るだろうが、自分だけではどうにもならなかった事案を鳴神の仲裁によって解決させるという使い方が可能だ。牡丹きぃ騒動運営が鳴神にコンタクトをとったと言われている。きよのの告発絵師や当該VTuberだけではどうにもならなかった事案が、鳴神を巻き込むことで視聴者やいちからという企業をも巻き込むことができた。個人勢Vのトラブルは今まで以上に鳴神が有効手段になったはずだ。

企業勢の場合は、企業所属VTuberに対して鳴神とコンタクトをとるのをNGとしているところが多いだろう。いちからは公にNGを出しているし、ホロライブも言うまでもない。

しかし、VTuber運営はどこもベンチャーであり、社員責任能力も高くないケースがあるだろう。VTuber配信者という特性上あまり賢くない人間が多い。漢字は読めないし、長文も読めない。運営に対しての不満をうっかり視聴者にぶちまけ、運営に牙が向くようにしてしまう状況もままある。案件もうまくこなせない。そしてそんなVTuberほど視聴者を抱えていたりもする。キャラクターとしてのプロ意識など持ち合わせていない。

いちからは今回の情報漏洩元を探しているという噂があるが、探し当てたところで第二第三の内通者が出ることを見越しておいた方がリスクマネジメントとしていいのではないだろうか。

鳴神はUpd8など複数事務所社員と繋がりがあるようであるし、ホロライブリークの件でホロ内部の人間と繋がっているのも確実だろう。

自分企業に属する人間であれば、あえて鳴神に情報を流す人間を作る。可能性は低いだろうが鳴神がうっかりリーク元の名前を出すことも考え、架空社員や彼が名前を出してもネット情報が出ない社員を窓口にする。その社員と鳴神の繋がりは企業管理する。そして流していいどうでもいい情報と、そうでない情報を精査して渡す。視聴者が知りたがることに対して、燃えそうにないギリギリラインである程度整合性のある情報証拠を渡していき、鳴神を利用する。

鳴神から「こんなリークが来たのだが真偽はどうか」と聞かれた場合、鳴神に動画を出される前にリークを察知することにも繋がる。

これがうまくハマっているのではないか、と推測している企業がある。Re:Actだ。

獅子レオナと花鋏キョウの2名くらいしか知名度はないとも言える事務所ではあるが、名前を変え細々と運営は続いている。

鳴神はRe:Actについて、需要は高くないだろうが動画を出しているし、配信でも時折内通者について言及している。繋がりはあるだろう。

Re:Act確信的に鳴神に情報を渡していると推測しているのには理由がある。鳴神が運営本体を責めていないかである過去に4名脱退者が出た際も、皇噛ユカリ騒動の際も、瀧上りと脱退の際も、Re:Act内部の人間が聞かれたことを敢えて素直に鳴神に答えている。そして鳴神の信用を得た。鳴神が瀧上りとに言及した際に、Re:Act内通者の方が信用できると言ったのはそのせいだと見ている。

鳴神が運営は悪くない、と発言したり、素直に内部の動きをリークすることで、視聴者の目を変え、運営が悪い、推しが脱退したがどう説明してくれるのだ、説明が足りない、と盲目的に言われがちな風潮を変えることが可能だ。

結果としてなのかもしれないが、側から見てRe:Actは非常にうまく鳴神を使うことができている。(但し、Unlimitedのような特殊なケースは別

鳴神を使うことは、視聴者をうまく誘導するということに繋がる。

今回のいちから月ノ美兎と鳴神裁の騒動は、そういった裏の駆け引きがまったくうまくいかなかった結果と見ている。

鳴神がガセネタを摑まされたのかは視聴者の誰にも分からないが、現実的に考えて伊藤忠商事企業もいちから出資している状況で、SMEのみがいちからに過干渉できるとは考え難く、かといってライバー過去発言から見てライバーといちからの調整が出来ていなかったのも事実だろう。月ノ美兎SME契約が今現在も調整できていないことは、月ノ美兎本人が明らかにした通りだ。鳴神の灰色デマネズミという蔑称の通り、いちからリークの件は現在グレー判定と言わざるを得ない。

誰かが鳴神を利用し得をした一方で、動画内で名前を出された月ノ美兎には迷惑がかかり、SME悪者扱いされ、鳴神裁も誹謗中傷DM爆撃を受けるという散々な結果となった。

ぜひVTuber運営企業には、鳴神裁を使い共存しながらうまく生きていってほしい。

2020-05-25

テラスハウスの何が面白かったのか解説しま

テラハが好きなアラフォー女です。

自分はもう夫も子供もいて、安定した生活してて、そこに全く不満はない人間です。

それ故に鮮やかな青春も恋もする気もないし今後もありえない分、

昔感じたそういうもの垣間見るこの番組が好きでした。

あと自分では経験し得ないようなおしゃれな生活してるのも羨ましかった。

田舎者の描く「東京」生活をしてる人たちの日常を見るって言うのが。

でもそこは好きな要素の一部分に過ぎなくて、私は人間関係の変遷を見るのがすごく好きだった。

マジで?てくらい性格悪いなーて思った子が、衝突していた子が卒業して

新しい子が入ってきたと思ったらあれ?なんかいい子じゃない?て思ったり、

同性メンバーの中で年下で子供っぽいなー、まだこの年だから仕方ないのか?て思ったら

メンバー入れ替わって年上になって下の子相談に乗ってお姉さんみたいになってたり、

人間って関わる人の一面、自分が接している部分しか知ることが出来ないから、

そこを俯瞰的に見て「この子性格が悪いわけじゃなくてあの子と相性が悪かっただけなんだな」とか

「この子立場によってはきちんと大人対応ができるのね」とか

でもそもそもそういう見方をできるのって、完全に外側からしか判断できないよな、とか。

メンバーの中で割と誰からも嫌われてる感じの描写が多いけど、

直見てる範囲ではそこまで言われるほどか?みたいな子もいたりして、

でもそういう子はテレビからは見えない範囲でそこまでされてしまうほどの生活態度があったのかなとか。

距離がある分、実際自分がその立場だったら仲良くなるの無理だなーて思うような子でも、

でもこんな感じで彼・彼女なりのこんな思いがあったのかな?とか想像するのが楽しかった。

自分だったらどうだったかな?今だったらこうするけど、20代前半でそれが出来たかな?とか。

(そして大抵の場合彼らと同じような行動に出ただろうな、という結論になる)

それはリアリティショーじゃないと出来ない楽しみ方だったし、

海外の大げさな台本ありきっぽい番組じゃ出来ない

ほんとに静かであくま日常生活(っぽいもの)を写してくれる

テラスハウスじゃないと出来なかった楽しみ方じゃないかなと。

私は全員鍵付きでやってるようなTwitterアカウントで、

その中でもテラハ好きの友達と数人で話すことしかしてなくて

ネガティブ意見も出してたからこそ絶対鍵付きでしか話せないなと思ってた)

(表垢で言及したのは好きなカップルがくっついたときくらい、めでたいことなので)

友達友達自分とは違う視点テラハを見てて、それも面白いなって思ってた。

自分では気づけないようなところに気づいててすごいなってなったり、

恋愛に関する考え方はほんと人それぞれだよなーて思ったり。

友達は「過去自分と同じような(だめな)恋愛してるのをこの年になって冷静に見て、昔の自分を供養してるような気持ちになる」

て言ってた。面白い

私もセフレにされかけてる女の子のところ見て

悶え死にそうになったな…(そっち行っちゃだめだよ~~~でも、でも行っちゃうの分かるよ~~~て)

ちなみに普通にTwitterテラハって検索すると具合悪くなる感じなのでネット上のあれこれは見ないようにしてました。

そりゃ本人が見たら死にたくなると思うよ。

あと本編部分でスタジオメンバー徳井さん抜けてから~ていうよく見かける説は本当に同意

しかにそれくらいから熱が冷めてきて最近あんまり見ていないので。

花は、昔(ほぼ)一般人メンバーの子ネット自分の評判検索して泣いちゃったのを慰めて

「知らない人に何言われても気にしない」「そう思わないとやっていけない」

て言ってたんだよな(本編じゃなくてYoutubeで公開されてる本編未公開シーン)。

そう思ってたし自分で言っていても、きっと自分が想定していた以上の状況に追い込まれちゃったんだろうなと思う。

もちろん誹謗中傷だけじゃなくて複合的ないろんな要素があってのことだと思うけど。

私が見たのは彼女のごく一部の面だけであって、

それを持って彼女のことを知ったように語ることは出来ないけど、

それでも彼女恋愛に臆病というか自信のないところにすごくシンパシー感じてたし、

人を明るくさせる笑顔を作れる強さみたいなものに元気づけられたし

からこの世界からいなくなってしまたこと、信じられないし悔しいし辛いよ。

ご冥福をお祈りしますって言うしかない自分立場が悲しいけど、

あの世で辛かったこからすべて開放されていることを望みます

テラハ自体が終わるのは当然のことだし、

私はSNSでの盛り上がりには参加していないけど、

他人生活垣間見て楽しんであれこれ言いたい放題していた

ゲス立場人間であることに変わりはないと思っています

その上で、こういう番組の何が面白いかわからない、と言っていた人に

こういう見方をしていましたっていうのをお伝えしたくて書きました。

参考になれば幸いです。(したいと思ってないだろうけど)

2020-05-09

平田オリザ発言演劇界の闇を垣間見る

平田オリザ氏の発言が絶賛炎上中だ

演劇界の窮状はわかるが下手な比喩で別の業界に例えようとして滑ってるだけと言えばそうなのだが、下手な比喩比喩なりに発言者の考えを読み解く鍵になりえるもの

  

さらに、照明、音響スタッフなどフリーランスの方たちの収入が極端に減っており、ここが一番、たいへんになっています

世界中に、漫画を読むと感染するウイルスが発生したと思ってください。漫画家さんは過去印税でしばらくはしのげるかもしれませんが、アシスタントさんは全員、解雇ですよね。」

  

とのことであるが、荒唐無稽な前提から漫画業界への例えは確かにアクロバット何言ってんだこいつというのが第一印象

ではこの発言から読み取れることは何であろうか

  

まず、漫画家は貯えがあるがアシスタントにはないことを当然のこととして語っているということだ

漫画家もアシスタント漫画が描けない状況になればどちらも収入は著しく減少することだろう

その状況でも漫画家には貯えがあるからしばらくしのげるが、アシスタントはそうではない、と対比されているのだから

アシスタントには貯えがないからしのげない、と平田氏は言っているのだと解釈すべきだろう

  

実際の漫画業界がどういう収益配分になっているかは俺にもわからない

漫画家のアシスタントとは下積みでギリギリ生活できるだけの食い扶持をもらって貯蓄する余裕がないものなのかもしれないし、そうでないかもしれない

極端なことを言えば実際のところはどうでもいい、問題になるのは平田氏にとってこの例えが演劇界比喩足りえるものだという点だ

  

この漫画業界への例えを演劇業界に再投影してみよう

漫画家に相当するのは監督演出家、主演俳優といったところだろうか

アシスタントはまさしく音響や照明だろう

すると演劇業界においては「監督演出家、主演俳優過去の貯えでしのげるが、音響や照明は貯えがないのでしのげない」ということだろうか

  

しか演劇関係は下積み時代稽古の合間に複数バイトの掛け持ちで苦労するなんて話はよく耳にするしお金にはならないものなのだろう

音響や照明の裏方にしても十分な給料が支払われているかと言えばそうではないのだろう

一方で売れっ子にさえなれば一攫千金というのが芸能というものなのだろう

  

実際の演劇業界収益配分も俺にはわからない、しかしこれに近い状況がなければあの比喩は出てこないのではないか

もしそうだとすればそれは演劇業界構造上の問題

一部の上位者収益の大部分をかすめ取り、大半の下位の者は食うや食わずでやり繰りするというのは様々な業界にありうるものだろう

しかしその構造上の問題放置しておきながら上位者たるものが「うちの業界の下っ端が困っているから援助してくれ」はいささか都合がよすぎるのじゃないかという気もするのである

2020-05-06

ブコメの★の付き方に、自分の嫌われぶりを垣間見る

自分ブコメが何人のユーザー非表示にされてるかは判らないが、

自分の直後に一字一句同じブコメしたユーザーに★が付きまくってて、自分ブコメには付いてないとなると、

結構な人数から非表示にされてるんだろうな、と考えざるをえない。

まあ、一切自重無く書いて久しいし、割と右にも左にも喧嘩売ってるから非表示機能活用してる人達の大半から非表示にされててもおかしくは無いが、

同じコメントに★が付いてるのを見るのは腹立たしい物である

まあ、低能先生非表示機能活用してれば、あそこまで症状が悪化しなかったっだろうと思うにつけ、それが正しい活用なのだろうとは思うが。

2020-03-29

推しフライデーされてもっと好きになってしまった話

今年1月にCDデビューした推し

着々と仕事量が増えていく最中ツイッターネットニュースに現れたセンセーショナル見出し

ラブホテルのワンフロアを貸し切って合コン」「未成年女子飲酒

3年前のネタを売られたらしい。

当然ながらネット上での反応は批判的なものが多かった。

デマ真実かは分からないけど真実だと仮定して、常々「アイドルは遊びまくってなんぼ」と思っている私は大興奮してしまった。

推しが裏でこんなタチ悪い遊びしてんの最高じゃない?バラエティ番組ニコニコしている映像記事を交互に見ると、ますます興奮する。ラブホだったらそのままヤれるし効率いい。焼酎緑茶割り20杯飲んで顔色変わらないとか超ザルじゃん…好き…スマホ持ってないとかすぐ分かる大嘘ついてんの好きーー!!

推しはそれよりも過去に、ストーカーファンに「殴って」とお願いされ、顔面を殴って病院送りにしたのを記事にされた事がある。

そのネタを見た時も引くどころかもっと好きになったのだった。

光り輝くアイドルの闇を垣間見ると、とてつもなく興奮してしまう。

推しが本当に未成年飲酒を許容していたなら問題になると思う。

今回の記事が出た事でどうなるのか分からないけど、ただのオタクは静観するのみだと思っている。

2020-03-07

anond:20200306004725

女性向けジャンル(ここで言う「女性向け」は元増田が挙げたような男性キャラ率100%のソシャゲ等のことです)のはずなのに公式顧客である女性への加虐性や性欲を満たすことを優先するのってわりとあるあるだよね

ドS男子が好きな女性向けにそういうキャラ付けをされているとかではなく女性読者をただただ不快にさせるような台詞を言わせたり

人気の男性キャラ作画は手を抜いて正直あまり人気がなく売り上げも見込めない男の娘女装子キャラ、下手すると通行人Aレベルモブキャラ女性作画に力入れまくったり

女の子を描けないストレスオカズにできない男キャラを描き続けるストレスが凄すぎてそうでもしないとモチベーションが上がらないんだと思う

お金儲けのために人気の男性キャラ露骨優遇する等安易人気取りに走るのもよくないけどそれすらも投げ捨てて優先される男の本能ってどんだけ強力なんだ

しろ“どちらかと言うと”男性向け寄りで

男性キャラ女性キャラどっちも出てくるような一般向けゲーム少年漫画青年漫画の方が書き手の嫌な加害性を垣間見ることが少ないと思う


意味全然伝わっていないので少し改変しました

2020-03-04

52歳独身だけど死ぬまでに一度は女の子の部屋に遊びに行きたい

プライペートを垣間見るのは風俗では体験できないので一度リアル体験したい

2020-02-27

コロナショックの至極当たり前のことを書くので若者は読んでください。

リーマンショックというもの2008年にありました。

これを知らない若者がたくさんいると思います

あのころ就職口は消えました。

ショック以前も景気はゆるやかに落ちていました。何年も百社お祈り時代が続きます

嵐のニノドラマフリーター家を買う」の原作2007年有川浩が書いたものです。

一度見直してみるといいかもしれません。

ちなみにその後2011年震災が起こります

不況は長引きましたが、最近気候変動を垣間見るに、今すぐにでも災害が起きるでしょう。同じことが予想されます

就職口が消えるだけではありません。親がリストラあいます

すると、進学できなくなります大学全入時代はそろそろ終わりを告げるでしょう。

必要なのは覚悟です。大学行かなくてもはっきり言うと生きることはできます

いろいろ諦めないといけないものは増えると思います

リストラにあわずぬるっと学生生活を生きていても、親のボーナスは減ります

趣味お金を使うこともできなくなります

備えてください。なにを?と言われれば、勉強です。頭です。

有能な人は奨学金を勝ち取ってください。ただ、卒業景気回復をしているとは限りません。

奨学金返済難民も出ます必死就活しなければなりません。バイト浪人なんてことにならないように、そこも頭を使ってください。

無能な人は、何事も一所懸命取り組んでください。

ゆるゆると、堕落していると、就職口も無くなるし、就職できてもクビです。覚悟してください。

覚悟していれば、生きることができます

覚悟せず就職たここ数年の世代よりも、きっとあなたたちは強くなります

生きてください。死ぬ選択肢排除してください。景気が悪くても、多少貧乏でも、生きることはできます

そうすればチャンスが生まれる時期がくるはずです。

リーマンショックを受けた世代でも、その後、人手が足りなくなった中小企業バリバリと働いていたりします。

現実は厳しいです。ここ数年、イージーだっただけで、基本的にそんなに楽な国ではありません。

外国に行ってもこの状況は変わりません。

ここ数年発展していた中国ですが、ここでバブル崩壊するでしょう。

予測されていたことが起きただけなのでリスクマネジメント出来ているところは良いですが

世界中国の影響を受けていない場所はありません。世界的に経済不安定になります

心身不安定な人が世界に溢れます。銃が無い日本に居たほうが安全でしょう。

こんなことを書いたって若い人には響かないし、若い人はどうでもいい。目先のコロナが怖いと思っているでしょう。

しかコロナでの死者より、経済的ショックのほうが人が死にます

どうか、なにがあっても親を優しく包んであげてください。

コロナ対策金銭的援助も若いあなたには難しいかもしれないけれど、大切な人を守ることはできるのです。

覚悟しといてください。

読んでないだろうけど。

2019-10-26

普段ブクマしかしない人が思う事

 普段ブクマしかしない人だけど、コメント欄はよく読んでて、記事題名だけ読んで中身読まずにコメント欄だけ覗くこともあり、某動画サイトの毎時ランキングを覗くのと同じくらい長く続いてる習慣になっている。ネットニュースコメント欄よりおもしろものもふくめ、有用コメントを見かけていたからだ。増田?この匿名のやつはひとりぼっち惑星みたいな趣もあってそれぞれの生活垣間見るようでたまに見るけどコメント読んでて辛くなることがよくある

 最近 NewsPicks を購読するようになり、はてぶでも見る同じ記事でも有用コメント出会えるので、高いけどそれだけでもお金出す価値があるかと思い込もうとしている。

 それでもはてぶでサーキュレート?する記事のある程度の質と豊富さがあるからこの習慣はこの先も変わらなさそう

2019-10-21

高級レストランってなんだ

[B! 食] 「お腹が空いていないお客様」|黒ワイン|note

発展途上のお客様を大切に暖かく見守る、というのは、わかる一方で、自分はいいことをいっているように思っているんだろうけど、選民意識が透けて見える、といったブコメ感想にも同意だな。

たかイタ飯リストランテって、内心ではこんなに客を見下しているのかと思うと、怖くて行けないよ、と思われても、やむを得ないよ。

トラットリアだろうが、リストランテだろうが、味とサービスで互角に勝負してほしいわ。

それでもリストランテという誇りを大事にしたいなら、完全予約制にしたらどうか、と思ったり。

とはいえ、客に嫌味をいうのが珍しいかといえば、世界的には別に驚くことじゃないだろう。

ヨーロッパ特にフランスあたりでは、ダメな客は、嫌味どころか露骨差別されたりするからな。

映画プロヴァンスの贈り物(2006年英)」で、注文を取るラッセルロウが、「ねえ、サラダはノンオイルドレッシングベーコン散らして」とか頼んでいるアメリカ人夫婦に、

メニューを取り上げて、「マックが近くにあるからそっちにいって」と乱暴にあしらって立ち去るシーンがある。

そこまでの経験したことはないが、こちらが英語必死に頑張っても、フランス語でしか対応してもらえなかったことはあった。文句や苦情がでても、店ではなく徹底的に客のほうが悪いという文化のように感じる。

郷に入れば郷に従え、で、居酒屋には居酒屋作法があり、バルにはバルの、高級レストランには高級レストラン作法がある。


客の立場として、自分の話をする。カネに余裕ができて、ちょっと背伸びしておしゃれなレストランとか行き出した時期のことだ。

10年くらい前に、ひょんなきっかけで、イタリアワインちょっとした縁ができた。

俺は今でも全く素人なんだけど、知人つながりで、いろいろ機会が増えて、少しずつイタリアン面白さがわかってきた。

それまでイタリアンとかフレンチなど全く未知の世界だったが、いつのまにか日本トップレベルあたりで切磋琢磨している様子も垣間見る機会ができるようになった。

就職したばかりのときは、残業続きで、終電間際の駅前の街中華の半額弁当を買うがせいぜいだったので、まるで別世界に入った感じだ。

テーブルマナーは、失敗しながら教えてもらって身に着けてきた。

テーブルマナーリストランテに行かないと結局身につかないし、わからいから、お店の人に時には厳しいことを言われるのもしょうがないんじゃないかとも思う。

その意味で、冒頭の黒ワインの人のように、温かく見守るような店のほうが、ど素人にはありがたいね

それ以来、少しだけだが、グルメに目覚めた気になって、日本のみならず、世界の各地でグルメを楽しむようになった。

ヨーロッパミシュランガイド星付きの店も結構足を運んだよ。ヨーロッパでは特にスペインの星付きレストランコスパサービスクオリティに驚かされた。

どういう店がクオリティが高いのか、自分なりのスタンダードが次第に作られていくのが楽しくて。

俺的には、ペアリングメニューとかマリアージュ経験して初めて、ワイン料理のものに興味を持てるようになった。

10年前、興味をもつきっかけを作ってくれたソムリエの方は、先月残念ながら、お亡くなりになった。

その意味では、この世界サービスがどういうものであるかを一番手っ取り早く知る方法は、グルメの知人をもつことかな。

そして、ミシュランガイドに載っている店やその人の勧める店に、その人と行ってみることだと思う。

その理由は、

1.ミシュランガイド(星の数やいくつかカテゴリがあるけど、さしあたりどれでもいい)に載っている店はサービスにハズレがないと期待できる。

2.自信がつく。ちょっとやそっとのことでは、おどおどしなくなる。経験からサービス比較することができるようになってくる。

3.知人の紹介する店に連れて行ってもらうことで、作法を学べる。店の人に嫌な顔をされる前に。また一緒に食べることで、料理ワインに興味がわく。それも含めて舌が肥えてくる。

こうして慣れていくと、逆に、だんだんからなくなってきたことがあった。

それは高級レストランっていったいなんなの?ということだった。

高級レストランがあることは知っているが、その価値がよくわからなくなってきた。高級の定義はなんぞや。

例えば、ミシュラン・ビブグルマンで選ばれている店は、実は高級とか無関係だ。

トラットリアだろうが、カジュアルな店だろうが、洋食和食ジャンルわず、うまくてサービスがよくコスパのいい店が選ばれる。

そうしているうちに、次第に気が付いてきたのが、うまい店はミシュランだけではないこと。

ミシュランに関わらず、世の中には、料理や酒に情熱を注いでいるひとがいて、いっぱい埋もれた名店が潜んでいるということ。

家の近所のイタリアンスタッフと気が合って、最高!ってことだってある。

近年、ミシュラン獲得したけれど、お客様カジュアル雰囲気じゃなくなって敷居が高くなったと思われたくないから引き続き、予約はとらない方針でいく、という店もあった。

一方、記念日利用で、初見で高級なお店を選ぶこともあるんだけど、けっこうイチかバチかだ。

最近は、口コミ評判や値段、高級かそうでないかは、ほとんど当てにならないと思っている。

特にサービスが悪いっていう口コミは、本当に店のサービスのせいなのか、客が慣れていないだけなのか判断がつかない。

それと、例えば東京カレンダーみたいなマガジンがあるよね?デートの利用先に困ったお兄さんが読むアレ。

景色とか雰囲気重視だったら、ああい雑誌情報は役に立つと思う。高い金出して、雰囲気を買う。

でも味やサービスという点では、、当たりはずれはあると思う。ハズレというのは、コスパ的な意味に結局はなるかな。これで1人2万円はねーだろ!みたいな。

そう思っていても、東カレみてワクワクしながら期待値マックスで行った高級店であればあるほど、ガッカリ感は大きい。勢い、口コミで、その店をくさしてしまうこともあろう。

俺も、ご多分に漏れず、口コミで店の悪口を書いてしまうこともある。ブコメ感覚でね。

でも、そういう口コミを目にした店のスタッフが発奮して、よし!もっといいサービス頑張ろう!と前向きにとらえてくれるとも思えないわけで。

それに、「この店は味が落ちた」だのなんだの書く俺は、自分自身の体調や経験の変化を考慮していないわけで。

ムカついて書いては、しばらくして反省して消す、みたいなことを繰り返しているうちに、口コミ自体やめてしまった。

結局のところ、

グルメ世界に踏み込んではみたものの、知れば知るほど、高級レストラン価値がよくわからなくなり、別に高級にとらわれず、

その時々で、タイミングよく、うまいメシをいい仲間と食えればそれでいい、というところに、落ち着いてきている。

2019-09-13

Fラン大は地方から逃げる最後の道である

私は大学受験に失敗してFラン大に進学した。

東京郊外にあるありふれたFランであるが、かなりバラエティに富んだ人間がいて頭悪いがそれなりに楽しい大学生活を送った。

通っていたFラン大の某学部関西を除いて全国各地から学生を集めており、大学全体では所属学生が万単位でいる伝統マンモスFラン大だ。

Jリーグ内定した選手ドラフト会議球団から指名を貰いプロ野球活躍してる人は何人もいるし、学力以外の分野で知名度を上げている大学だ。

そして地方でもそれなりに知名度がありOBもそれなりに多い方だ。そこらの専門上がりのFランとは格が違う。


そして、インターン文字掲示板を踊る3年生に無事進級することができた。(まぁ課題と出席回数クリアすりゃほぼ単位出るので進級できない方がマズイのだが)

就職を考える時に、まずやりたい職種や業種を絞り、その次に地元に帰るかか東京に残るかを選択する。

地方から上京してきた学生はどちらかを選ぶ必要がある。

食堂で親しくしている友人と昼食ととっている時に就職話題になり、ふと地元に帰るのか?と聞いてみた

あん田舎帰る気さらさら無いし、そもそも東京就職するためにここ入ったんだよ」

ほとんどの地方出身の友人がこれに似たようなニュアンスの回答を寄越してきた。Fラン大と地方の闇が垣間見ることができた。



現代高卒就職は、学校の推薦か就職課に届く求人票を基に連絡し就活するのが基本となっている。

ということで高卒就職を選んだ時点で一生地元にいることが確定するのである

地元Fラン大進学を選ぶと、関東Fラン大と比較して知名度で劣る上、東京で働きたいのであれば交通費宿泊費もバカにならない金額になる。

安いバイト代就活費をやりくりしなければならない。専門進学にしても似たような話であり、就職時の待遇を考えると専門の旨味も少ない。

そもそも日本は専門や専攻よりやる気や協調性を求める企業が多いのだ。

そもそも地方出身の人にとって、地元は都会に出れない人の巣窟と化している。

地方の頭いい人は大学進学で優秀な大学選択し、東京大阪名古屋札仙広福を目指す。地元国立駅大学より優秀な人間はもれなく地元から離れるという地域はざらにある。

就職を機に地元に戻る人も一定数いるが、それでも半数以上は都会に残り就職する。それを100年ほど続け大学進学がメジャーになり、地方都市学力格差が生まれてきた。

そうなると都市では考えられないような世界地方では当然のように広がっており、それが稀に来る優秀な人材(地元民にとっては非常識人間)を排斥し、「ムラ社会」を形成するようになる。

そして排斥された人や醜悪待遇に痺れを切らした常識人都市に流れていくのを横目に「人手不足だ!」とか「東京一極集中だ!」とか騒ぐのである

高校進学率はほぼ100%になったが、大学進学率は50%割合で見るとまだまだ低い。

偏差値40程度のFラン大学とは言えだいたいは高校偏差値が50前後受験に失敗した人なら60以上の高校出身地元ではそこそこ頭のいい連中がFラン大に潜り込んでいるのである

知名度のあるFラン大は地元を離れたい学生セーフティネットとしての役割果たしていたのだ。

地元から抜け出すためだけにバイトを入れながら奨学金仕送りもやりくりし、女子大生であれば体を売ってまで激狭アパート一人暮らししているのである

全ては環境待遇給料もいい東京で働き、生きていくために

2019-08-20

連休明け直前は

むしょうにグロ見たくなる

世界で起きている凄惨現実垣間見ると妙に落ち着くというか

明日から仕事もやっていくかって気分になる

2019-07-12

anond:20190712171307

いや、俺は今かよってる歯科医院の某女性と仲良くなりつつある。いろいろ手違いだのトラブルだのへの対応を通じて人柄を垣間見る機会は結構あって、次第に信頼関係を築きつつあるところ。

あと、男と女視線さりげなく色気を伝えるという手があって、意外と短期間で無言で口説けたりする。色目を使うというやつね。(まあ、それなりのテク必要だが。)

2019-05-14

【買いました】【妻に見せました】【追記しました】妻が食洗機を欲し

↓買いましたこから

https://anond.hatelabo.jp/20190801112840

↑買いましたここまで↑

↓妻に見せましたこから

さらなる貴重なご意見ありがとうございます

昨晩帰宅後、改めて購入の理由を聞くのと同時に

結構バズってるよーと本増田を妻に見せました。

ウケる~(バズって)よかったね」とのことです。

また、左派右派云々のコメントを読んで、

「この人まじウケる~」だそうです、おめでとうございます


さて、理由についてですが、頂いたコメントにも多くあるように

・私が対応できない時の処理に使用したい。

 →私は平日日中の分は夜まで残してもらって一向に構わないが、

  妻としては気後れするところがある。

・幼子二人がいる状況では、少しでも手間を省きたい。

・上述のような心のもやもや/引っ掛かりを購入することで解決したい。


ということで、購入の方向で決定です。

我が家分譲マンションで、妻の希望ビルトイン型です。

これから機器選定や見積工事という流れになりますね。


食洗機話題から夫婦関係家事育児問題まで幅広くご意見頂き、

皆さんのご家庭の状況も少し垣間見ることができ、

決して嫌味ではなく感謝しております

(余談ですが個人的に思ったのは、手洗い好きが思ったより少ないな~という点です)

また、増田を書くのは初めてで読みづらくなってしまたかと思いますが、

お付き合い頂きありがとうございました。


「導入すべきか」→「導入」という結論に至りましたので本件は

クローズとなりますが、導入後の使用感などもご報告できたら

同じようなご家庭の参考になるかなーと思っています

それではさようなら

↑妻に見せましたここまで↑


追記ここから

貴重なご意見ありがとうございます

使用者の方からメリット、参考になります

後出しジャンケンで恐縮ですが、追記します。


食洗機自動化して、他の家事をやれ

 →明確に分担が別れているのは料理:妻、食器洗い:夫ですが

  洗濯(平日夜)、掃除(週末)は率先して私がやっています。(もちろん妻もやってくれます)

食洗機自動化して、育児をやれ

 →上の子(保育園)の送り迎え、お風呂に入れる、薬を飲ませる、寝かしつけ、やっています

  もちろん一緒に遊ぶことも。子供の状況や時間をみて、こちらを優先し、家族が寝たあとで

  洗い物をしています手前味噌ですが、一人で一日中子供の面倒を見ることも何ら苦では無いです。

上記のようなコメントを読むとテレビで見るような家事育児をしない夫って

本当に存在するんだなあと思いました。(マウント?)

・洗い物の時間を妻との時間にしてほしいのでは?

 →これはあるかもしれません。帰宅後聞いてみます


導入して手洗いと併用すれば、という建設的な意見も頷けますし、

妻が欲しいを言ったものを買わなかったことってあまりないので、結局は買うことになりそうですが、

コメントを鑑みて改めて思ったことは、

騒音(最近のはうるさくない?)

・設置スペース

 →我家のキッチン

  シンク/作業台?/コンロの順で並んでおり、設置するとしたらシンク作業台の間になります

  そうすると、シンク作業台のやりとり(野菜を洗って作業台上のまな板に移すとか)が分断され、

  少し不便かな?と。

追記ここまで↑


共働き(現在妻は産休中)

核家族

子供2歳、0歳


夫が家事をしないか食洗機買いたいとお願いしたけど

夫がケチで購入を渋る、というのはたまに聞きます

しかし、我が家食器洗い(含む台所周り掃除ごみ処理など)は

完全に私の担当であり、かつ私自食器洗いが好きなので

なんの苦もありません。

よって、私は食洗機いらない派なのですが、妻は欲しがっています


食器洗いが嫌いな妻としては……

自分専用機として使う。(私が不在の日中に使う)

・私(夫)が大変そう。(上述の、私が食器洗い好きだというのは説明済み)


食器洗いが好きな私としては……

・手洗いに対して時間がかかる。

 (少し調べたところ食洗機は60分前後かかる?

  手洗いなら平均10分、1日分ためたとしても20分で終わる。)

食器洗い自由度が減る。

 (私は洗う食器が少しでも出たら洗いたいので、

  その度に食洗機を使うのは効率が悪い。

  食洗機と手洗いを併用すれば?という意見もあるだろうが、

  それならば食器洗い好きとしては、手洗い一本で良い)

騒音

 (我が家は対面式キッチン?のLDK)


我が家食洗機を導入すべきでしょうか?

飲み会の寂しさについて

当方20代後半会社員男性

下戸だけど飲み会じたいはそんなに嫌いじゃない。アルコール強要されることもないし、適度に酒が入ると上司も同僚も後輩も、普段仕事場では見ないような一面だったり、考えてることを見せたり話したりしてくれる。

そういう、その人のいろんな側面を垣間見るのが結構楽しい

そう言ってもタイトルみたいに、ちょっとした寂しさを感じることがある。それは、ある人が自分(俺のこと)知らなかったこととか、2人での雑談の折に話してくれたことを、別の人に話してるのを見た時。

ある人というのは、俺にとっての上司なり同僚なり後輩なりで、言ってしまえばそれ以上でもそれ以下でもない関係なんだけど、

2人だけの秘密〜なんて思春期みたいなことを言うつもりはないが、ちょっとした寂しさはそういう青臭い感情がまだ残っている証拠なんだろうか。

大人になるにはあと何年かかることやら。

2019-05-11

文系学問における注と参考文献の話、補遺

文系学問において資料実在証明するものとは何か」(anond:20190510230425)についたブコメに応答&補足説明します。

参考文献と注は違うよ!

Wikipediaですら参考文献を求められるので、参考文献(ここで言っている注)のない本はある意味Wikipedia以下の信頼性と考えられても仕方がないことを多くの人に知らせるべきだと思う。

参考文献と注は違います! ぜんぜん別です! 参考にした本を並べてあるのが参考文献(厳密にはこの場合「参考文献一覧」)で、本文中の記述の出典を直接明らかにするのが注です!

参考文献と注については、以下の4つの組み合わせが考えられます

  • a)参考文献も注も揃っている
  • b)参考文献はあるが、注はない
  • c)参考文献はないが、注はある
  • d)参考文献も注もない

このうち、研究書として許されるのはaとcだけです。ここで問題にしているのはbとdで、多くの学術的な新書はbであり(中公新書とかでよくあるやつ)、ごくまれにdみたいな本があります最近だと、岩波新書の『ロシア革命』)。

えっ、cも許されるの? はい、許されます。なぜなら、個々の注でしっかりと典拠を示してある場合は、参考文献リスト存在せずとも出典の表示に不自由はないからです。

これだとわかりづらいかもしれないので、架空の例で説明してみます(わかりづらいかと思ったので書き直しました)。

a)増田うんこを漏らした(注1)。一方、同人作家おしっこを描いた(注2)。

(注1)はてな太郎増田研究Hatelabo2019年、819頁。

(注2)Y. Arim, Oshikko Collection (Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019), p.8107.

参考文献リスト

Arim, Y. Oshikko Collection. Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019.

はてな太郎増田研究Hatelabo2019年

b)増田うんこを漏らした。一方、同人作家おしっこを描いた。

参考文献リスト

Arim, Y. Oshikko Collection. Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019.

はてな太郎増田研究Hatelabo2019年

c)増田うんこを漏らした(注1)。一方、同人作家おしっこを描いた(注2)。

(注1)はてな太郎増田研究Hatelabo2019年、819頁。

(注2)Y. Arim, Oshikko Collection (Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019), p.8107.

d)増田うんこを漏らした。一方、同人作家おしっこを描いた。

cでも十分に出典表示として問題のないことはご理解いただけるでしょうか? 実際、英語圏でもcのような本はたまにあります。そして、著書ではなく論文レベルだと、cのようなやり方を採用している雑誌はとても多いのです(日本語圏でも英語圏でも)。いや、もちろん理想を言えばaみたいな本であるべきなんです。でも、紙幅の都合というものがあり、印刷費が嵩むからどこかを削りたい、となった場合には、真っ先に参考文献が削られてしまうのは致し方ないと思います

日本出版問題は、そこで「参考文献ではなく、注を削ろう!」という話になってしまうことです。違います注か参考文献、ページ数の関係上どちらかを削らないといけないのなら参考文献を削るべきなんです。

もし注がしっかりとつけられていれば、参考文献の欠如は「どんな文献があるかひと目でわかりづらい」程度の問題しかなりません。しかいくら参考文献があったところで、注がなければ「ではこの記述典拠はいったい何なのか」という根本的な問題惹起します(bの例から正しい出典を復元できるでしょうか?)。参考文献は省いても構いません。しかし注を省いてはダメなのです!(学術的な新規性のある本ではなく、学界の定説初心者向けにわかやす纏める本でなら、読みやすさを優先して逆の判断になっても構わないのですが)

もちろん、これはauthor-date方式やMLA styleの注をつける場合には適用できません。どういう方式かというと、次のような方式です。

author-date方式

増田うんこを漏らした(はてな 2019: 819)。一方、同人作家おしっこを描いた(Arim 2019: 8107)。

参考文献リスト

Arim, Y. 2019. Oshikko Collection. Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies.

はてな太郎.2019.『増田研究Hatelabo

MLA style:

増田うんこを漏らした(はてな 819)。一方、同人作家おしっこを描いた(Arim 8107)。

参考文献リスト

Arim, Y. Oshikko Collection. Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019.

はてな太郎増田研究Hatelabo2019年

こういう方式の注をつける場合には参考文献が絶対必要です。当たり前ですね(author-date方式についてはanond:20190511230117も参照)。

2種類の「参考文献」

自分実験室の試験管”イメージ偏ってるなー(´・_・`)理系論文での引用たことないんかな。普通に出典書いてるし、それを叩き台に積み上げたり、否定したりするんだが。博士論文なんか引用文献沢山乗るしね

理系学問についてのイメージが偏っている点についてはごめんなさい。でも引用については、申し訳ないけれどそちらが勘違いされていると思います(もちろん私は理系論文ちょっとしか読んだことないので、私に事実誤認があれば教えてほしいのですが)。

文系学問において、参考文献には2種類あります

このうち、理系論文で文献として挙げられるのは「先行研究」だけですよね? でも、文系では「一次文献」も参考文献に含まれ、そこへの参照が論文重要な核を占めているのです。

たとえば上皇陛下が書かれた論文(※1)を見てみると、確かに末尾にずらずらっと先行研究が並んでいますが、論文の核となる部分はあくまハゼ遺伝子を解析した部分にあって、それは当然ながら実験室で採られたデータであり、何らかの文献によって引証される類のものではないわけです。

しかし、皇族つながりで天皇陛下が書かれた論文(※2)を例に出すと、この論文において著者の主張の裏付けとなっているのは古文書における記述であって、その原本研究施設が所蔵していたり史料集として公刊されていたりするわけです(史料集って何ぞや、という点については後述)。

私が最初増田で言ったのは、この「一次文献」の問題です。多くの場合理系ではこういう資料引用しないですよね(最近だと古天文学歴史的史料引用するとかあるのかな?)。しかし今回の研究不正がなされたような分野においては、そのような資料こそが研究の核心にあるという話です。

もちろん、慌てて言いますが「なにをデータにするか」は研究対象によって異なります文化人類学のような分野では、ヨソの土地まで出かけていって住人たちとの会話を書き取ったもの資料です(この分野だと「インタビュー」とかいう生易しいものじゃなくて、ヨソの土地に住み込んでその土地言語習得して日常生活を過ごす中で遭遇した会話や出来事を持ち歩いてるノートに書き付ける、という調査方法が採られます。これを参与観察というわけですが、私にゃ無理ですわ)。記述言語学だと研究対象の言語話者にその言語を口に出してもらって記録する(「これを○○語でなんといいますか?」と聞くこともあれば、話者どうしで会話してもらってそれを横で聞くパターンもあり)、というやり方になるんだろうと思います。なので私が言っているのは、あくまでも近現代史やその隣接領域での話だと思ってください。

一次史料からといって信憑性が高いとは限らない

文系生データは出典となる書籍だったり、原典資料がある場所と。原典原典って、どんどん辿っていけるブロックチェーンみたいな形式理想ってわけか。一時情報当事者証言なら信憑性高いって判断にはなるし

違います! 当事者証言からといって必ずしも信憑性が高いわけではありません! たとえば戦争犯罪裁判にかけられた人の証言のことを考えてみてください。彼もしくは彼女証言をそのまま「信憑性が高い」として扱ってしまってよいか? そんなわけはない。

歴史学において一次史料が重視されるのは、それが「生データ」だからです。それはひょっとしたら当事者の保身によって捻じ曲げられているかもしれないし、当事者が間違えているかもしれないし、当事者が見ても聞いてもいないことは書かれていないかもしれない(たとえば「沖縄返還をめぐる日米交渉」を研究しようと思ったとき日本側の史料は「日本側の政策決定過程」を教えてはくれますが、アメリカ外交官たちがどういう考えを持って交渉に臨んでいたかを教えてはくれないのです。それを知りたければアメリカ側の史料を見るしかありません)。けれども新しい研究は必ず一次史料から出発する必要があるのです。何故ならそれは昔の人によって直接書き記されたものから

なので歴史学では「史料批判」というものを重視します。これは説明すると長くなるので詳しくは歴史学入門書とかを読んでほしいんですが、要するに史料に書かれていることはどのくらい信用できるのか、みたいなことを分析するわけですね。あれれ~? おっかしいぞ~? この人、自分は後方にいたか虐殺行為に関わってなかったって言ってるけど、部隊の記録では後方にいたなんてどこにも書いてないよ~?

(「なにが一次史料か」というのも研究対象によって変わります特に科学史史学史といった分野では「他の研究において先行研究とされている文献が一次史料である」という状況がしばしば発生するのですが、この理屈はわかっていただけますよね)

デジタルアーカイブ史料

図書館ScanSnap SV600を完備し研究する皆の熱意でデジタルライブラリが出来るといいな… P2Pで共有されればノード消滅にも耐えられる。しか日本ではプリウスミサイル上級国民は不逮捕で、P2Pプログラマ逮捕なので

出来るといいな、じゃなくて、既にあります

たとえば国立国会図書館デジタルライブラリーには幕末以降の古書が多く登録されていて、PDFで落とすことができます。archive.orgや、フランス国立図書館デジタルライブラリー「Gallica」も有名ですね。こういうところに所蔵されている文献については、わざわざ現地の図書館まで行かなくともPDFダウンロードすればそれでよいわけです。デジタル化によって歴史学者の仕事は格段にやりやすくなりました。18世紀ドイツ語の本をコタツに入ったままで入手できるんだもんなぁ。

しかし、当たり前ですが全ての史料電子化されているわけではありません。国によってデジタルライブラリーの整備状況に違いがありますし、そもそも現代以降に出版された印刷物の数を考えたら全部をデジタル化するなんて人手も時間も足りない、という場合もあるでしょうし、身も蓋もない話をすれば著作権問題もあるでしょう(とある国では、その国の図書館に直接行かないとデジタル化された史料アクセスできなかったりします。てっきりPDFはないと思っていたのですが、著作権上の問題で館内からしかアクセスできないようになっているだけだそうです)。

また、多くの国では、公文書館史料まではデジタル化は及んでいません。元増田でも書きましたが、お役所ちょっとした書き付けなんかも史料になるわけで、それ全部デジタル化しようとしたらとんでもない数になります(これについて、日本戦前外交文書のかなりの数をウェブで読めるので恵まれていますね……アジア歴史資料センター様には足を向けて寝られません)。なので未だに、現地に行って史料を直接見てくる、というのが重要になるわけです。

さらに言うと、史料が必ずしも公的機関によって保存されているとは限らず、貴族武士の子孫のおうちに保管されていて、読みたい人はご当主様の許可を得て読ませてもらう、という場合もあり、当然デジタル化の波は及んでいません。イギリスだと由緒ある大貴族屋敷には私設の文書館付属している場合もあり、日本歴史学者でもソールズベリ侯爵のお屋敷であるハットフィールドハウスに赴いて史料収集している人もいます。謝辞で「史料を閲覧させてくれた当代のソールズベリ侯に感謝する」みたいなこと書いてあって「すごい……」って思いました)

ただ、「みんなが読みたがる重要史料」については、史料をまとめた本を出すとか、史料を集めたマイクロフィルムを作るとか、そういう形で広く公開されている場合があります(たとえば第一次世界大戦の勃発に関しては、イギリスオーストリアなどの当事国が何十巻にも及ぶ史料集を出版していて、東京大学などの国内研究機関にも所蔵されています)。けれどそういうのを購入するのはお金がかかるし、何より発行から何十年も経ってしまうと入手自体が難しくなってしまう(でも著作権は残っているためデジタル化も遅々として進まない)ので、あんまりお金がなかったり新設されたばかりだったりする大学研究者は結局それらを所蔵している大学図書館に行く必要が……

「注があると読者に嫌われる」は本当か?

しろ最後の注を見て次の本を決めたりするので、注があると読まなくなる人というのがいるのにびっくり…

注なんて読みたくなければ飛ばせばいいのに注があると売れない……? やべえな世の中。/ みんな本当に自己防衛意識が弱いよね。優しい世界生きてるんだろうな

注があると読まない人が居るという話、ただ気持ちよくなるために情報摂取してる層には、正確性の担保なんてむしろ邪魔なんだろね。ワイドショー視聴者と同質。

これ、実際に「注があるから読まない」読者が本当にいるのか、と疑ってみるべき案件だと思うんですよね……。「編集から言われて注を外した」という話は学者あいから漏れ聞こえてきますが、「注があるから読んでいて苦痛だった」という話ってなかなか聞かなくないです? いやもちろん編集者のところにはそういう苦情のお便りが届いているのかもしれませんが……。「注があると売れない」という都市伝説が生き長らえているだけのような……(一般読者からしてみれば、注の存在に気づいてなかった、とか、なんか数字が振ってあるけど気にしてなかった、という場合も多いでしょうし)

注は別に読まなくてもいいです

ちゃんと注まで読んでるのね。今まで気にしたことも無かった…我ながら知的レベル低い…

注がついている本を読んでいる段階で十分かと思いますので安心してください。注は、もし興味がないならさらっと読み飛ばしても別に大丈夫ですよ。というか、注で典拠が示されていても、アラビア語とかギリシャ語とか朝鮮語とかロシア語とかで書かれている場合も多々あるわけで、そんなの普通の読者さんにチェックできるわけないですし。ただ、注を見てみると、おっ、ここはちゃんと原史料を読んで書いてるのか、なーんだ、ここは英語二次文献に頼って書いてるんだ、みたいなことがわかっちゃったりするので、学者仕事の裏側を垣間見ることができて面白いですし、どんな情報源を使って書かれているのか? をチェックしてみることは学術書だけでなく普通ニュースとかを読むときにも重要なことだと思いますよ。

ブコメ

物理分野では「参考文献」の意味増田とは異なる。参考文献は本文記述の直接の引用を表す。あとあまり明確に決まってないけど、注は捕捉説明を指す。「参考にした文献一覧」は存在しない。読書案内なら見かける。

誰がReferences(Bibliography)を参考文献と訳したのか。"refer"した文献のリストであって、本文の著述に紐づけられるものだけリストアップすればよく、逆に、何でもかんでも列挙して博識をひけらかすところではない。

や、まあ、文系でもたいていの場合は「引用文献」ってことですよ。それを「参考文献」と呼んでるだけ。参考にはなったけど言及してない文献は、私なら入れない(でも入れる人もいるかも)。

いま史学科にいる人間全員読んでリアルブクマしとけ。懇切丁寧な論文の"文法書"だぞ。

あなたがこの増田に感心してくれたことは嬉しいけれど、史学科の学生上から目線アドバイスしないでください。こんなの初歩の初歩で、史学科の学生さんならとっくに理解してます史学出身じゃない人たちが「そうだったのか~!」って言ってるだけ。別に史学科の常識を知らないのは悪いことじゃないけれど(私も他学科常識とかわかんないし)、自分が知らなかったある分野の初歩の初歩を解説されて、そこで聞きかじった内容をその分野を学んでいる人の前で「お前らこういうのよく読んどけよ~」って言えちゃうの、ちょっと傲慢すぎません?

2019-02-19

Uber Eats配達員をやってみた

街は、様々な人の生活が折り重なってできているのだと意識する機会が度々ある。それは、すれ違った人々や、ファミレスでの会話、電車バスの中など、ふとした瞬間に目の前の人のこれまでとこれから想像する。ここ数日は、そのことを強く意識する日々が続いている。それはなぜか。食べ物配達をしているからだ。そう、あのuber eatsの配達員をやっている。単純に週払いでお金が入るし、今のところ平均して1日に5000円以上は稼げる。時給換算だと1000円は超えるので目の前の生活をやり繰りするための仕事としては悪くない。注文が入ればひたすら自転車を漕ぎ、お店から注文者の家へと食べ物を運ぶ。幸いにも自転車に乗ることは好きなため、まったく苦痛ではない。配達場所はもちろん無作為なので、行ったことのない場所自分意思とは関係なく誘われる。配達ってそういうことなのだろうけど、なんだか面白い

食べ物を届ける先は、様々だ。一軒家もあれば、高級マンションもあるし、都営住宅もある。そこに住む人々も皆もちろん違う。わずかに開いた扉の隙間からテレビの音が漏れてくることもあれば、部屋の中が真っ暗なこともある。バスタオルだけの男の人もいた。配達していると、注文者女性が多いことに気づく。デリバリーを頼む人は勝手に男の人が多いイメージを持っていたのだが、uber eatsはチェーンではない様々なお店が揃っているため、女性でも頼む人が多いのだろうか。さら女性の方が、外へご飯を食べに出ることのハードルが高いことも関係しているのではないかとも思った。もちろん、個人によって異なるが、お化粧であったり服装であったりと、男の人よりも外出に気を遣うのかもしれない。そのストレスに比べたら数百円の配送料などなんともないのかと勝手想像している。男性から女性からみたいな考え方は極力しないようにしているので勝手に決めつけんなよという人は怒ってください。とにかく、一瞬だけ開く様々な扉の先に生活垣間見る瞬間が度々ある。普段自転車に乗るときは、流れていく風景や家々の明かりに感慨深くなるが、個人の家から家へと東京の中を自転車で走ると、生々しい生活を感じる。街は、個人生活いびつに重なりあってできているのだと思わぬ角度から実感した。

2018-11-26

10年勤めたNTT退職しました(無能編)

「6年勤めたNTT退職しました」http://kumagi.hatenablog.com/entry/exit-from-ntt に寄せて。

この方は修士卒→NTT研究所という有能かつエリートな道を歩んできた方ですが、極端に有能すぎてあまり参考にならないケースですね。無能代表として僕の事例も紹介しておきます

NTT社員の子として誕生。生まれ出づる時はかわいらしい赤子であった。健康に恵まれものの、勉強運動コミュニケーション能力全てダメ部活バイト恋愛も人とおはなしすることすらせず、無駄飯食らってすくすくと育つ。

・三流私立大学文学部入学。進学動機はそこしかからなかったから。在学中はキーボードすら打ち込まなかった。

就職活動に取り組むものの、地図を見て会社にたどり着けない(当時はGoogle Mapかいう便利なものはなかった)、人と目を見て話せない等のスキルいかんなく発揮し、見事全敗。無い内定のまま無益卒業。おまえの おかあさんは 泣いているぞ!

・全ての気力をなくして部屋に閉じこもり、悟りを開こうと昼寝の修行を積み重ねるも、それを見かねたパパのコネで無理やりNTT地域会社の子会社契約社員)の面接を受けさせられる。

面接では痛罵される。23年間ぼんやりと生きていた人間価値はないらしい。面接官にやる気と能力のなさを見せつけるも、なぜか合格。親のコネってすごい。

入社後、ろくな研修を受けないまま、某地方拠点に配属される。辺り一帯に草が生えてた。

・配属初日に出社後、課長代理面談するも、90秒で嫌われる。

・配属後、しばらく電話番をするも、人というものが怖くて怖くてたまらない僕には全くできない。電話番という仕事を取り上げられ、OJTをするもどうにもならない。

仕事自体サルでもできる内容だったが、サル以下の知能しかない僕には全く理解できない。次から次へとトラブル引き起こしたせいか契約社員なのに次から次へと別部署に飛ばされる。引越しの荷造りスキルが格段に向上する。

人件費削減目的設立された子会社には、似たような境遇契約社員がたくさんいた。彼らは皆生産性のない仕事従事していた。正社員への道はほどんどない。なれたとしても新卒正社員と同じ待遇にはならず、給与面で差別される。当然皆やる気が出るわけがない。

・僕の成績は最低だったが、なぜかクビにならない。国家資格や社内資格に無理やり挑戦させられるも連戦連敗。パートのご婦人の方々に罵倒され、息も絶え絶えに徒然を過ごすなか、無駄に歳を積み重ねる。

・当然若い世代も入ってくる。正社員中途採用)の枠が広がったせいか契約社員のやる気が上がり、下の世代に次から次へと抜かされる。子会社枠での新卒正社員採用が始まり、有能な方々が入社する。

・彼らの台頭により、猫の額ほどであった僕の居場所が全くもってなくなる。そうこうしているうちにメンタルを病んで逃げるように退職就職活動もせず、うどんそうめんを食いながら生をつなぎ、今に至る。無職の病は悪化する一方だ。

文を重ねるうちにいよいよ即身成仏でもしたくなってきましたけど、無能立場から見たNTTについて論じていきます

・人には恵まれている

NTTには団塊世代の方、契約社員パートアルバイト新卒採用の方等、立場は違いますが、多くの方が在籍しております。びっくりするほど有能な方もおり、それぞれの部署活躍していました。

問題はやる気を全くなくしたもの、極端に無能もの排除する仕組みがないことです。社員はクビにはできませんが、パート契約社員をクビにしないのは本当におかしいとしか思えません。僕の契約一年契約でしたが、会社利益を考えるなら入社一年で切るべきでした。仕事のできない非正規を何度も配置転換引越し代金は全て会社持ち)までして雇用継続しようとするのは、正気の沙汰と思えません!

給与は低い

給与については皆話したがらず、噂話程度しか知り得ませんが、団塊世代給与会社再編に伴って削減されたらしく、手取りですが月額20万円を割り込むという話を聞いたことがあります現在ほとんどの方は退職されたと思います

僕の年収200万円代後半(額面)からスタートし、月1000円程度給与は上がっていきました。新卒正社員子会社)の場合年収は300万円程度(額面)からスタートしていきますが、400万円程度(額面)で頭打ちになり、それ以上を目指すなら管理職コースに乗らないといけない(はず)です。正規社員は手厚い福利厚生が受けられますが、非正規にはそれはありません。

・できる人間仕事が集中する

NTTでは人より10仕事ができる人間に、10倍の給料を支払うことはありません(一部営業を除く)。しか10倍の量の仕事押し付けられることはおおいにあり得ます

NTTでは部署全体の仕事の量により、人員の配置数が決められる傾向があります仕事ができるもの、やる気のないもの仕事ができないもの部署内では全て「一人」としてカウントされます。できない、もしくはやろうとしない人間仕事を回してもどうにもならないため、彼らの分の仕事必然的仕事のできる人間に回っていきます。当然ギスギします。

労働法は遵守する

上記の話とは相反しますが、会社全体として労働法の徹底遵守が推し進められています。月30時間以上の残業原則禁止ですし、サービス残業なんてもってのほかです。社員(僕もでしたが)は終業時間後、会社から雁首そろえて脱兎のごとく逃げ出していきます

しか会社に残っての自主学習仕事必要技術の訓練)には給与は出ないという話も聞いたことがありますので、部署によってブラック方針を立てているところもあるかもしれません。

組合がとにかく強い

NTT組合は巨大です。NTT組合正規非正規関わらず、雇用を守ろうとし、処遇改善していく姿勢を打ち立てていますNTT研究所にいらっしゃった方のブログ記述にある、「組合としては現在相対的冷遇されてきた契約社員有期雇用再雇用などの方々の待遇改善を通して護送船団方式で全体の改善を図っている」は僕も聞いたことがあります

労使共に巨大組織なので、一個人の話はなかなか通りにくいでしょう。ソフトウェアエンジニアPC環境改善はとても理にかなっていますが、要求として吸い上げられるとは、僕には思えません……。

会社仕事内容が特殊

NTT自体はとてつもなく大きな会社です。僕は末端を垣間見る機会しかありませんでしたが、「カネを稼ぐぞ!」という意識は低く、僕の目から見ても上から下まで無駄なことばかり力を注いています

典型的親方日の丸商売で成り立っている会社なので、部署によるでしょうが、何年いても外で通用するスキル習得するのは難しいかもしれません。ISDNの仕組みにいくら詳しくなったとしても、それで一生食っていくのは無理そうです!

・社内システムは糞

NTTの社内システムは非常に使いづらい印象を受けます。末端までセキュリティ施策推し進めるのは結構ですが、全体最適化のために推し進められた施策が個々の部署生産性を大きく押し下げているケースが多々あります

NTT組織官僚以上に官僚的だという話を聞いたことがあります幹部候補生は様々な関連会社、関連部署に飛ばされます管理スキルは向上するでしょうが専門性を高める機会に恵まれません。ある部署ITに携わってもしても、3年程度で別部署に飛ばされるため、継続的な学習は困難です。特定分野の専門家は社内で出世できません。

NTT研究所にいらっしゃった方が述べたように、上層部ITリテラシが低いのは当然の帰結であり、むべなるかなとしか言いようがありません。

NTTは最高の会社一部の人に限る)

駄説を長々と述べましたが、NTTはとてもいい会社です。ーーできない人に限ってですが。できる人に負担をかけてまで、無能排除しない。無能と有能で給与に大きな差が出ない。先々のキャリアプランが見えやす会社ではあります

できる人はやる気をなくし適当に過ごすか、転職するかのどちらかの道を選ぶ場合が多く、やる気を継続したまま定年まで勤められるのはレアケースです。さすがに僕のまわりでGoogle転職された方はいませんが、NTT踏み台にして別の道に進まれた方はたくさんいらっしゃいます

NTTには無能ばかり残りますしか会社は潰れません。NTT会社自体特別法律適応されるほどの特殊企業であり、国策企業からです。NTTが潰れる時は、日本国が潰れる時です。

とにかく何もしたくない、しかしほどほどのお金が欲しい方はNTTに潜り込むことをおすすめします。Googleに入れるほど優秀で意欲にあふれる方には絶対おすすめしません。現場からは以上です。

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11/27 1:45 タイトル・本文中の「退社」を「退職」に修正、本文中の表記、誤字修正

11/27 1:57 NTT組織全体のどこの子会社かわからないため「パパのコネで無理やりNTTの子会社から「パパのコネで無理やりNTT地域会社の子会社」と表記修正。orbital_velocity氏、ご指摘ありがとうございます

11/28 18:30 複数の方よりご指摘のあった、「パート妙齢のご婦人」を「パートのご婦人」に表記修正。その他表記修正。ご指摘ありがとうございますパートどころか老若男女関わらず平等罵倒される日々を送っていた記憶もありますが、本文中はそのままにしておきます

12/8 21:38 あとがきを書きました。https://anond.hatelabo.jp/20181208213728

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