はてなキーワード: シグナとは
喉が痛い、空咳が止まらない
熱はかったら38.5℃ある
==ここから良い子には見えない==
風邪の時にオナニーすると、一発で体温が上がって、しかも直後寝つきやすいため、メリットがあるようだ
ただし、体力を過度に消耗する事で、結局は抵抗力を下げるという話もある
風邪っぴきの自慰は尊いという頭が捩じくれ回ってしまってこんなことになった
栄養剤をしっかり飲んで寝始めたら、煩悩のハンドルがグイグイ発進を急かして下腹のデコン が終わって、もう準備万端なわけ。
ほお…俺の熱気、もうハンドルにも伝わってるやん
そしたらスマホで、仕事中朦朧としながら見つけた肌多めの美女たちをシークレットタブから取り出して俺はフロントローにカウルを外して構えてる
うおー、もうなんかこれ抜いたら王にでもなれるんやろとか、
スマホなんか見ずに両手で大きな株のような行ったり来たりを繰り返して数度、火でも起こすようなsuri-cogingでかなりのパーニングメーターが欽ちゃんのメーター突き抜けて客席唖然とするような、富士のサーキットで言えば、300Rをぶん回しながら駆け上がるようなピストンに意識が朦朧としてくる
引かぬ媚びぬみみぬ!なんだっけ
うおおおおおおおお
はい、ここで今日のお神輿はいろんな妄想が飛び跳ねて宴もたけなわという運びになった。
今回の発見は、腰および括約筋が風邪で痛い時、発車をうまくコントロールできない
エギゾーストから最初は透明なケムリクサ出てくるんだけど、そのあと意識してないのに筋肉の強弱がうまくいかず、ドロッ、ドロッ、ピヨピョンという、湯気立つような天然資源が吐き出された
いつものダブルハンドスイングの時だと、ティッシュを2枚縦長に繋げて、滑走路整えた上で中腰で着陸しながら痕跡を分散させる。
なのに今回は、同じように2枚縦長にしたら、機首のほぼ真下にボトトっとたまり白醤油が醸造されて、防御力薄い滑走路を貫通して近隣に被害が発生した
結果としては疲れた。
==ここから良い子==
疲れを感じたり、体調が良くない時は、水分をとってあったかくして早く寝ましょう
女の子がおしっこを我慢しているときに見せる表情はどうしてあんなに魅力的なのだろうか。
結目ユイは今、バーチャルタレントとして活動している。ユイのいるバーチャル界隈では、おしっこを我慢しながら配信する「おしっこ我慢配信」が流行っていた。ユイは清純派美少女バーチャルタレントだ。だから自らそのような配信に参加するつもりはなかった。だが密かに、企画があるたびに視聴者として見に行っていた。自分が推している配信者がその企画をやったときは喜び勇んで見に行って画面に張り付いていたのだ。残念ながら、「決壊」することはなかったが、それでも配信は十分に満足できるものだった。
その配信者の次回企画の日が収録の日に被ったのを知ったとき、ユイはとてもがっかりした。だが今日になって、収録が早めに終わったときは心の中でガッツポーズをしたのだ。時計を見ると、すぐにスタジオを出れば配信が見れそうだった。おしっこ我慢企画はリアルタイムで見るに限る。"どうなるのかわからない"からこそ、そこに「リアリティ」を感じることができるからだ。電車に乗ってしまえば配信に集中できないと判断したユイは、周囲にある奥まった席のあるカフェを思い浮かべる。そうしてユイは駅近くにあるスターバックスに入ることにした。
いつもは甘いフラペチーノを頼むのだが、今日は眠気覚ましを兼ねてアイスコーヒーを頼む。画面をのぞき込まれない奥の席を確保し、イヤホンをして開始が迫った配信の待機画面に入る。配信が始まると、推しの2人がクイズを間違えるたびに水を飲んでいく。クイズに答える二人の声に徐々に震えが混じってくる。時折吐息やうめき声が漏れ聞こえてくる。2人の頭の動きが大きくなる。2Dだから細かい表情や動きは読み取れないが、ユイの脳内で補完することは容易だった。その情景をありありと想像して、ユイの顔も上気してくるが、その熱を鎮めるために冷たいアイスコーヒーを飲んだ。
配信も終盤に入ると、配信する2人の声も明らかに尿意を我慢しているものに変わってきた。ユイの机にあるカップはもう空になっている。2人の熱のこもった声と共振するように、ユイの体も熱を持ってくる。2人の尿意が自分のもののように感じられる。ユイはこの感覚を知っている。出せば得られる大きな快感も。もう楽になってしまいたいという気持ちも。それでも、出すわけにはいかないという意思も。社会的な死を避けるために、体からのシグナルを無視する苦痛も。彼女たちの細かい表情が見れないのがもどかしい。声の震えだけがはっきりとわかる。きっと彼女たちの表情は苦痛に歪んでいる。手はせわしなく動いているだろう。内股気味になって、脚は細かく震えているだろう。まさしくこんな風に。
企画の終わりの時間が来る。今日は見ていただきありがとうございました、お疲れさまでした。そう早口で言うと、すぐに放送は切れてしまった。もはやゆっくり挨拶をしている余裕などないのだ。あるのは解放に向かえる喜びと、少しでも早くと自分をせかす気持ちだけだ。その様子を余すことなく想像して、ユイは満足そうに顔を上げた。今日の配信は一段と彼女たちの気持ちをリアルに感じることができた。現にこうして尿意を我慢する感覚が放送が終わった今でも残っている。「現にこうして」?
この尿意は私のものだ。ユイはようやくそう気づく。いつから尿意を感じていたのか。いつから我慢していたのか。配信中のどこかから始まったそれらが、いったいいつ始まったのかユイにはわからなかった。わかることは、もう限界が近いことだ。尿意を自覚してから、膀胱からの命令は暴力的と言えるまでに強くなっている。急いで店内のトイレに向かうと、そこには無慈悲にも「清掃中」の札が下がっていた。
飲食店で働いていた経験から、掃除が終わるのはそう長くはかからないことはわかってはいた。それでも、最悪の場合があり得るほど長くなる可能性もある。それにもはや体を動かさずに平静を装うことが難しくなっているのだ。待つことを選んだら、我慢していることは周囲に筒抜けになってしまうだろう。ユイはそう考えると急いで駅のトイレに向かうことにした。一番近く、確実にトイレがあるのが駅だったのだ。それに、歩いているときは体の動きを誤魔化せる。
ユイは足早に店を出る。あくまで普通に、急いでいる人のように歩かなければならない。額に汗がにじむのは、急いで歩いているからか、それともほかの理由からか。階段を一段降りるたびに衝撃が体に響く。急いでいるはずの足の動きが段々と鈍くなる。駅に入ってトイレの標識を探すと、トイレへの矢印は改札内に向いている。急いで改札を通ろうとカードをかざすと、残高不足で改札が閉じた。その驚きには何とか耐えたが、もはや冷静を装うことなどできず、頭にあるのはただ一つの欲望だけだった。わずかに残る理性をかき集め、券売機でカードの残高を補充する。カードを差し入れる手は震えていた。財布を取り出すのにやけに時間がかかる。パネルを操作する手が液晶を連打する。逆の手では人差し指がトントンと券売機のある壁を叩く。一つ一つの動作が、やけに、長い。
ユイの手にカードが戻ってくる。歩幅は普段の半分ほどだ。やっとの思いで改札にたどり着く。カードをかざす。もしも何かのエラーでまた改札が閉まったら、もうユイに為す術はなかっただろう。幸いなことに今度は改札はユイを拒絶しなかった。改札をくぐると、後ろの人が改札に引っかかる音がした。その驚きもなんとか飲み込む。背負っているものの重さがまた増えた気がした。トイレまではあと50メートルほどだ。もはやなりふり構わず、正確にはその余裕もなく、体に余計な刺激が加わらないよう、人の流れを避けて、目指す先へと慎重に進んでいく。
トイレに清掃中の看板はなかった。あっても無理やり入っていただろうが、今はそんなことは気にならなかった。あと少し。あと少しでこの苦役から解放される。緩みそうになる気を再び引き締め、慎重に、歩を進める。先ほどまでうるさく鳴っていた頭が今はやけに静かだ。トイレに足を踏み入れる。最短距離で個室に向かう。洗面台の前を通り過ぎるとき、ふと視線を横に向けた。
鏡に映っているのは、おしっこを我慢している美少女だ。整った顔立ちは、苦痛に耐えるために大きく歪んでいる。毛先に行くにつれて白からピンクに変わる髪と、赤みが差して火照っている顔の中で、涙をたたえて青く澄んだ瞳がことさら美しく映えていた。左手はもう感覚がないが、無意識に毛先をいじっている。内股気味に歩く姿は急いでいるようにも、動けないでいるようにも見える。膝頭をこすらせながら一歩ずつ足を進める姿はかすかにふるえている。急いでいるにも関わらず、頭の中の妙に冷静な部分が、自分の姿を捉え続ける。配信に足りなかったものがすべてここにあった。おしっこを我慢する美少女の表情と動きが無限の解像度で目の前にある。おしっこを我慢する美少女の恥じらいと苦しみが余すことなく自分の中にある。自分の中の冷静な部分が他人事のように思う。もっと見ていたい。あるいは、もう我慢なんてやめてしまえ。
トイレを済ませ、身だしなみを整えたユイは帰路についていた。店を出てからトイレを済ますまでの記憶はもはやおぼろげだ。それでもユイの心にはあの一瞬が残り続けていた。女の子がおしっこを我慢しているときに見せる表情はやっぱり魅力的だ。中学時代から続くこの性癖は、いまだにユイを捉えて離さないらしい。もしつぶやきのネタに困ったら、今日のことを…そのまま載せるわけにはいかないが、この性癖の暴露くらいならいいかもしれない。なにせおしっこを我慢する女の子はいいものだ。帰ったらもう一度、今日の配信のアーカイブを見直そう、そう考えながら、ユイは電車に揺られていくのだった。
フランスで暴動紛いのデモを起こしたイエローベストを始めとした、
ともかくこういう文化財の修復だとかえぇかっこできる場合は金を出すが、
貧乏人の生活支援には金なんか出さんぞ。ということがシグナルされたと言えるわけで、
この怒りは至極当然の話であり、富の再分配制度について再設計の余地は十分あることを示したと俺は思った
寄付金は文化財の修復目的なのだから、修復にだけ使うべきだとか、
こいつらはフランスの貧乏人がなぜ怒っているのかわかっていない
ノートルダムにはすぐに金が出せるのに、貧乏人への富の再分配は拒否することが可能という社会システムに対して怒っているのである
今回のような件がなければ、そのまま旨旨と節税に励み、金持ちが懐に溜め込むことを可能にしているシステムをなんとかしろと言っているのだが、
まあ日本人は、消費税という所得が低い人ほど実質的な負担が増す不平等システムを肯定し、
むっかするなこの帝国の勝利のために全てを棄てたキットゥスヌェエ狩りを専門とする男ヤロウが!カメェェェェェェ!!!如何せん運命に抗っ――彼女がスコピオハーネスに着替えたら滅びゆく運命(さだめ)にある神に見放された世界――死の果てまできった――心せよ――シグナル・コード写本けるんだよ。汝ーーがそもすべての始まりは国王の定めし生存必須用語成し遂げるそして私も消えようにして!……大丈夫、必ず戻るから魔晄生命体イェラーッソーにホワイトウインドよ・・・・・!
モスファン殺(や)れよモファン……子供でも知っているおとぎ話だ!…特等席から高みの見物か、随分といいご身分だな…!
かの存在が-序章-この夏、君と恋をする――キッ=トゥスネイェほどのキュクレインの涙センテンスなのがお前にわから…私の秘密を知ったからには生かしてはおけないだけ上っ面の預言書の言葉の意味なんてどうだっていいだろう。これ程までのの(その時、異空より声が響いた――)わ虚無の忘我《ヴォイド・ゾーン》…ふざけんな…!この野郎…手前…!戦い続けるんじゃなかったのかよ…!む ・・・それが、アイツの最後の言葉になっふふ…冗談のようだな悪しき禁呪星の瞬きに呼応するように思いつくよ
だ!…大丈夫、必ず戻るからセクァ=イン=エレクトラ父なる平和の絶対的勝者タメ地獄に死ねともなりゃ(喚くな、下衆共が‼︎)天地神明に誓ってで(まぁ、嘘だがな。これは真実を探るための建前に過ぎん!)断罪のくびきを背負い奪うな…我が血は友のために、我が汗は国のために、我が涙は世界のために!古代文字「ブン=ショー」織り成すな!シェャヌェ・ルシ(新DLCのタイトル)な!お初にお目にかかるな…愚かな男よ……!みせるな…所詮は人間か……!
年に休みは10日ほど。帰宅はほぼ毎日、深夜の12時か1時位。我ながらなぜ死なないのか不思議なほどの状態で働いているが、それでもまあ、妻とは(自分が思うに)上手くいっている方だと思う。いくつか気を付けていることはあるけど、伝えたいことから逸れるので3つだけ。
1つは、『夕ご飯、何が良い?』とLINEが来たら、どんなに忙しくても必ず返す。『麺類かな』とか、『さっぱりした物』とかではなく、『〇〇が食べたい』と書く。作る側に立って考えれば、『何でも良い』とか『さっぱりした物』という気持ちの弱い物を作るより、『これが食べたい』と思っているものを作る方が気持ちが良い。献立を考える苦悩からも救われる。私の場合、2日に1度は来るが、必ず答えている。
2つ目は、『今日も遅いの?』とLINEが来た時は、何があっても必ず帰る。これは不満が溜まり始めてるシグナルだ。納期が間に合わないとか、トラブルが発生したとか、関係ない。人間関係の修復に間に合わないことよりも、家族の抱えるトラブルが深刻になることよりも大事な仕事なんて、人生にはない。だから、『そうだな。ずっと遅かったし、せっかくそう言ってくれてるんだから今日は早く帰るよ。』と返す。そして、帰ったら妻と色々なことを話す。早く帰って欲しいのは、私が恋しいのではなく、妻の中で消化しきれないことがあるから。ちゃんと受け止めて、上から目線にならないように気を付けながら2人で善後策を考えよう。私の場合、そういう時は2人で近くのファミレスに行くことが多い。家と言う日常から物理的に離れることで落ち着いて話せるし、ちょっとした非日常感もある。そして、2人で歩いて家に帰る時は楽しい話だけをする。話の終わり方はとても大事だ。次の日、出勤する時はお礼を言おう。『昨日、言ってくれたおかげで今日はゆっくり寝れて疲れも取れた。ありがとう』と。
そして最後にもう一つ。子どもにとって大事な時は何らかの形で関わること。例えば中学生なら、1年や2年は仕方ないにしても、3年の三者面談は行くとか、友達とトラブルを起こして学校や相手の親と話さなければいけない時は行くとか、妻の気持ちが重いだろうなと感じる時は必ず行っていた。
結婚は自分のためにするものじゃなく、相手のためにするもの。妻が大変な時に力になれれば、忙しくてもきっと上手くいくと思う。
segawashin ほとんどの人間は合理的科学的に行動を決定しているわけではないので、この件に限って合理的科学的な判断を求めるのは無理なんじゃないかと思っている。それに、万一の事態に誠実な対処を期待できる国でもないし。
sssute 最近でも福島では除染廃棄物を不法投棄されている。 日本政府の公害に対する対応方法の歴史も伝えるべきではない?結局、被害を被っても最後は個人で責任を取らされるんだよ。そのうえで福島産を食べる判断を下せる
odakaho 今となってはそりゃ危険とは思わないけどさ、ろくに線量調査してない事故直後のうちから「食べて応援!」「福島の農産物は安全!」言う人いたと思うんだけど。結果論かなと。
D_Amon 「福島のおコメは安全ですが、食べてくれなくて結構です。」という煽り全開タイトル本が出ているのだから、その煽りに応えて食べなくてもいいと思う。私自身は「食べて応援」をしているが、反反原発の「戦略が悪い」
cosmosquare77 福島の農産品の安全性をアピールするのは大事だし、それをどう受け止めるかは消費者次第であるのは言うまでもないが「ファクトチェック福島」でデマとヘイトを扇動した人がデマだの風評だのを言うのは片腹痛い。
kyo_ju デマを暴くと言うデマ屋/マジレスすると、放射能盛大にバラ撒かれたけど何ともないぜ!というキャンペーンをわざわざ張ることは排出責任者に誤ったシグナルを与える点で長期的には日本に住む者全体にとり自殺行為かと
triceratoppo 前提として政府と行政を信用できるか否かってのは大きいと思う。正直俺は信用できない(特に今は)ので、福島産の安全論も懐疑的に見てしまう。科学自体は信用しているが、科学を扱う人たちを信用できない。
lightly 福島の食品を政治家や宮内庁御用達にして、皇室、特に愛子様や悠仁様に毎日食べてもらえばいいんじゃないかな?一時的なパフォーマンスではなく、少なくとも5年10年は食べ続けてもらって。
hiccha-ya-re つい先日も東電は汚染水をただのトリチウム水だと言って放出しようとしていたよね。これで安全と言われても信用出来ないのは当然。福島の産品の信頼を毀損しているのは東電だよ。責めるべきは忌避してる人ではない
fellfield おしどりマコ本人の発言ではないので、林智裕のほうがデマ記事を書いている https://twitter.com/makomelo/status/1052012136107397121
furuhatachang 安全だという結果だけで原発に近いのになぜこのようになるのかの根拠や理由に納得できてないからでは?
yosio789 でコイツはどこ在住? もちろん福島第一原発のすぐ近くなんだよね? 福島第一原発のすぐ隣にお住まいなんですよね。ご家族で。え?違うって?(爆笑)それが答えじゃん。自分で答え出してんじゃん(笑)
blockchain-bitcoin で東電の責任にはほとんど言及しないのね...わかりやすい...
Dragoonriders 福島産の農産物食べてるけど、すでに結論、などと言ってスタティックに保障された安全安心などないけどね。まずは払拭のため都内のレストランコンビニはひと月全部福島の新米にして売り上げ伸ばそう。どう?
junmk2 消費者にコストかけて安全性を検証しろって言うの、商売的におかしいだろ。科学の権威が嘘つきまくってるんだから、危うきに近寄らずは全く合理的な行動。外国が福島産どころか日本産を敬遠してるのを見て自戒しろ。
mirai_ryodan デマは論外だけれど、事故が起きる前の日本の原発は科学的に検証されて「安全」という結論が出ていたわけで、一部の人はいろんなことを決めている科学をもう信用しなくなったというだけの事ではないでしょうか。
buu 良く講演で言うのが、「NaOH水溶液とHClを混ぜたpH7の液体がこのビーカーの中にあります。これを飲みたいですか?」というもの。科学と感情は別。原発が与えたダメージは、科学だけでなく感情面もある。
FOx うーん、地産地消すればいいのでは?最近もまた改竄が見つかって文字通り狼少年状態となっているのに好き好んで買う人は残念ながら少ないとは思うよ。病院や外食産業には大人気だし無理に啓蒙する必要はないでしょう
oppuppy 風評被害も含めて国や東電が補償なりしても良いとは思うけどね。食べて応援は結構だけど、国民に解決を全て押し付けてるようで腑に落ちない。それほどの事故だったわけだし。
nao_cw2 根拠もなく危険だから食べるなと吹聴してまわるのはアウトだと思うが、個人的に食べないのも海外が輸入禁止にするのも自由だろう。早川由紀夫のtweetは7年前だし7年前は僕もそう思ってた。利口なフリはしたくない。
hyolee2 事実でもあり嘘でもある。
hetarechiraura 危険だと「信じている」人たちに科学的説明は響かないよ。呪いは科学で解けない。解けるのは時間だけ。/ブコメ諸氏は全量検査で安全性が確認されていると言われてもチェルノブイリ産の食品を食べたいかい?
abeshinn 地震直後はメルトダウンはないと主張し,最近でも汚染水の基準値違反を意図的に隠蔽しているから信用がないのはしょうがない.ある日突然,全生産量検査は嘘でしたと言われたらどうするの?
enderuku (´・ω・`何度も言うけど福島産は安全かもしれない。でも仮に何かあった時は誰も責任を取らない。他人は他人の健康に被害を及ぼした時全力で逃げようとするのは過去の公害や薬害事件が示してる
japonium 何んなに熱弁振るった所で昔は詐欺スローガンの代名詞だった事には変わらんわな。事故直後から「食べて応援」等と宣って居なければ此んなに拗れる事も無かっただろうに。
yhanada00 出荷までの一連のプロセスに関わっている人全員が善人では無いのだからちょっとはやばいのはあるんじゃない?って気がする。今でもすごい中抜きして外国人を事故処理に投入してたり人のモラルなんてそんなもん。
oosutorariapsycho 米くらい好きなもん食えばいいのに、なんでわざわざ福島の米食えって赤の他人に啓蒙するんだろうね。俺は真実を知ってますって傲慢さはどっちもどっちだろ
napsucks しょうがないだろ、科学的に安全安心だったはずの原発があのザマでどうしろと。ヴィーガンに肉食わすなってのと同じ、食いたいやつが勝手に食って応援してろ。恨むなら東電を恨め。
tokuniimihanai 事故当時、TVで専門家が「メルトダウンは原理的に起こりえない」と断言していたのを思い出す。数値改竄・偽装・欺瞞がはびこる世の中で「エビデンス」を信用できない人々が一定数いるのも正直仕方ないことと思う
notomata もともとうちでは北海道産の米食べてた上に北海道も相次ぐ被災で「食べて応援」対象だし、他の農産物も地元や近隣県のものを地産地消したいので福島産にわざわざ乗り換える理由が無いんだよ。優先順位の問題
haruyato 何かと改ざんしている政府を信用できないというのもあり、信頼できない。放射能汚染していても自分は食べるし親にも(より)食べさせるが、子供には食べさせたくない。
ss-vt 都合の悪いデータ全部伏せてんじゃねえの?という疑いが晴れないわけですな、他ならぬ政府の関係ない分野での所業により
Annihilator 信用とは、種々の根拠を統合して判断されるものであり、数字は所詮その中の一要因でしかない。数字に見えないものや、食べた後の万一の結果を過大評価するものにとって、その数字は何を意味するのかということ。
nanana_nine 放射能関連は科学的なアプローチをする人の倫理に信用がないので、すべてのデータが嘘に見える人がいても仕方がないように思う
greenbuddha138 政府が統計操作をしないという確信は?陰謀論や非科学的なオカルトの温床は政治不信だと思うよ。
RRD こういう衆のいう安全基準って、ほかに被曝しない、という前提でご飯500万杯とか言うんだよね。次の原発事故で被曝した際に、今回の福島のごはん1杯の蓄積の有無が命取りになる可能性とか、考えてないわけで。
htnmiki いくら科学的な安全を示しても過去に政府や東電が嘘付きまくっていた事実は消えないので無理打と思う。まあ農家は政府でも東電でもないんだけど。要は「あのへん」が信用されてない。
toaruR オレオレ詐欺が蔓延り、首相御自らさえ嘘吐きの我が国からは、信用する気持ちというものが失われているんだと思いますよ。検査で落ちたヤバいやつが混ざってるかもしれないとかね
yzkuma 僕自身は味と値段で選ぶ。安くておいしいなら福島県産のものを回避しないが、同じ味と値段なら少なくとも子どもには食べさせない。当時安全とされていても数十年後に健康被害が明らかになる例だってあるだろう
yzkuma 僕自身は味と値段で選ぶ。安くておいしいなら福島県産のものを回避しないが、同じ味と値段なら少なくとも子どもには食べさせない。当時安全とされていても数十年後に健康被害が明らかになる例だってあるだろう。
ikurii 仮に基準値以上の放射性物質が検出されたらきちんと公表するの? という疑問はある。/ 半信半疑な人に検査をやらせるべきだと思う。
cyber_bob 原発事故の代償の範囲内。原発再稼働も同じライン。安全幻想を信じてきた人たちの自己責任は多少なりあると思う。
Cunliffe デマ屋で売文屋のお前が言うと逆効果だと早く気付けよ/ちなみにこの記事にも例によっておしどりマコ氏についてのデマがある模様>https://twitter.com/makomelo/status/1052012136107397121
artycrumb 客観的なデータのみを基に消費行動を決定する人間なんてほとんどいないからしゃーない。極端な話、福島産と聞くと原発が思い浮かんで飯が不味くなるから買わないという考えも人間としてさしておかしくはない。
gowithyou この人福島在住のフリーライターなんだね。いわば身内の人が言ってもね…あれ程の未曾有の被害を被ったのに、何でも風評被害で片付けることが多いから
mirakichi 「ほかに食べるものがないならともかく、自分から進んで食べる必要はない」とチェルノブイリ事故のときに美味しんぼは書いていた。そしてこの発言を否定する日本人はいなかった。他人事とはそういうこと。
amematarou EUだって、やっとこさ今年輸入規制解除されたんだから、嫌がる人が論理的じゃないって斬りすてるのも変だと思うな。全世界で解除されたら食べてもいいっていう人がいてもいいやん。
straychef きのこはまだ結構な数値がでてたりする もちろん0(無検出)も多いが 福島じゃなくて東日本 基準値も100に引き上げたままだしな
Chinosoko 福島の物を避けたくないのに避けてる人もまた、原発事故の被害に遭っているわけで。愚かな選択、稚拙な運用、信用を裏切る行為の数々を許容してきた事の代償は東電経由で社会全体で払っていくしかないと思いますよ。
masadasu 福島の問題以前にマスメディアが信じられないのだよ。視聴率や販売部数のためなら平気でデタラメな言論に加担する。暴力団員が自分を信じてくれと訴えても、その前に暴力団を辞めろよと言われるだけ。
dickbruna どこまでいっても「いま公表されてるデータでは」でしょ。福島関連はあとからあとから追加の事実が出てくるので、消費者は「必要以上に」保守的な行動を取らざるを得ない。
先日、加古川の肥料メーカー多木化学がバカマツタケ(Tricholoma bakamatsutake)の完全人工栽培成功を発表した。それを森林ジャーナリストの田中淳夫氏がyahoo!ニュースで取り上げた記事は、多数のブクマを集め話題をさらった。
ただ記事の内容には不正確な情報や、やや解説が不十分と感じる点があったので補足したいと思う。なお増田は単なるきのこ愛好家に過ぎず本稿は信憑性に乏しいが、ブクマカのきのこへの興味と深い理解の一助となれば幸いだ。
冗長になってしまったので、概要だけ知りたい方や長文が苦手な方は、先に下部の【まとめ】を読まれることを推奨する。
バカマツタケはマツタケの近縁種。名前が名前だけに、マツタケより劣るように思いがちだが、実は姿もよく似ているうえに味と香りはこちらの方が美味しくて強いと言われるキノコである。
マツタケよりも香りが強いというのは一般に言われるが、マツタケよりも美味しいという話は聞いたことがない。野生下ではマツタケよりも相当に貧弱で、発生時期が早く暖かいこと、一般に湿度の高い広葉樹林に生えることから、マツタケよりも柔く品質の劣化がはやい(一般的にきのこは寒冷地・痩せ地に生えるほど日持ちが良く高品質なものを得やすい)ことが関係すると思われる。近縁で姿がよく似ているというのは本当で、素人目には見分けがつかない。増田にも発生場所の情報なしに個体だけで同定できる自信はない。
バカマツタケをサマツと呼ぶ地域は確かにあるらしい。しかし必ずしもサマツ=バカマツタケではない。きのこの地方名は極めて多様で曖昧な世界だ。その証拠に「サマツ」といっても梅雨時期に少量発生するマツタケを指すこともあれば、モミタケやオオモミタケ等を指す地域もあるようだ。
マツタケの人工栽培がなかなか成功しない中、バカマツタケの方が環境に適応しやすいから栽培もしやすいのではないかと注目する研究者はいた。実は昨年には奈良県森林技術センターが、人工培養の菌を自然にある樹木に植え付けて発生させることに成功している。
『人工培養の菌を自然にある樹木に植え付けて』という表現は正確ではない。菌に感染した苗木を人工的に作り出し植樹することで自然下で発生させた、とするのが正しい。既に自然化で定着している樹木に植菌を施すのと、無菌状態の苗木に植菌するのとでは似て非なる技術だ。(ところで同様の研究はマツタケでも行われており、無菌培養の松苗木の感染には成功しているものの、植樹後のマツタケ発生については再現性に乏しい。理由としては自然環境化においてマツタケ菌が他の害菌に負けてしまうこと、マツタケの発生にはまとまった菌糸量とそれを支える大きさの松が必要なことが挙げられる。例えば自然下でマツタケが生えるためには一般に20年生程度の松が必要とされる。)補足になるが、奈良県森林技術センターのバカマツタケ栽培研究は農水省の委託事業で、2015年より森林総合研究所(国立)との協働で進めている。要するに国策が3年の歳月を経て文字通り実を結んだかたちだ。今年の2月頃に、はてブでも話題にのぼった。しかし本件とは全く関係のない別個の案件であり、おそらく情報の共有などもされていなかっただろう。奈良県森林技術センターが松の苗木を利用するのに対し、多木化学は菌床を用いた完全人工栽培に取り組んだ。研究テーマもアプローチも全く異なり、時期も多木化学のほうが先行している。
これがバカマツタケ栽培の第1号で、今年も継続発生させて実用化に一歩近づけた。ところが多木化学は(中略)木クズなどによる人工培地(菌床)で培養から生育までを室内環境で完結させたのだ。これは画期的なことで、キノコ栽培の常識を覆す大発明かもしれない。
菌根菌(樹木との共生関係を結ぶ集団)とされるバカマツタケで『人工培地(菌床)で培養から生育までを室内環境で完結』、つまり”完全人工栽培"に成功したというのは実に画期的なことである。この成果は偉業と言っても差し支えないものであると思う。三重大学の菌学者、白水先生も、
「原基から子実体への形態変化を促すための各種シグナルを試し続けました」
さらっと書いているけど,ここにどれほどの試行錯誤があったことだろう…— 白水 貴 (@Takashirouzu) 2018年10月5日
とその成果を讃えている。
しかし本文にある『キノコ栽培の常識を覆す大発明』というのは誇張にあたる可能性が極めて高い。なぜなら「菌根菌の完全人工栽培に成功」という点においては既に先行研究があり、実はとうに商品化もされているのだから。例えばホンシメジの人工栽培がこれにあたる。
とくにマツタケ類は、植物との共生が必須と考えられてきた。これまでマツタケ菌糸の培養に成功した例はいくつかある(私もその度取材に行って、いよいよマツタケ栽培に成功か、と期待していたのだが……)が、子実体(傘のある姿のキノコ)を出すことに成功していなかった。だが多木化学は、とうとう菌糸から子実体を出させるシグナルを見つけたのである。この研究成果は、これまでの定説を破るものであり、学術上も大きな成果だろう。
繰り返しになるが、多木化学の成果が学術上も大きな意味を持つ可能性は高い。しかし、その成果がどのレベルかという点については当該記事では説明不十分なので、詳しく補足する必要がある。一般にきのこの栽培はざっくり以下の工程をたどる。
b. 菌糸の培養
c. 原基形成
d. 原基の成長肥大
ごく簡単に一連の流れを説明する。はじめに野生のきのこをたくさん採ってきて、それらの中から有望そうな株の組織(胞子ではない)を切り取って培養する。具体的には寒天培地というデンプンなどの栄養素を添加し固めたものを使う。きのこは組織を切り取り培地に置くだけで(コンタミを防ぐ必要はあるものの)、比較的容易にクローンである「菌糸体」を得ることができる。無事目的の菌糸体が得られたら、それらを培養して増やす必要がある。従来は木くずの他に、米ぬか、フスマなどを添加し水を加え固めたもの(=菌床)を用いる。菌糸体は、適切な温度、水分、光などある条件が重なると原基(きのこの基)を形成する。原基は一般に、低温、水分供給、切断などの刺激により成長をはじめ、十分な菌糸体の量と栄養供給を伴って肥大し、きのこの発生に至る。
ここで問題になるのは、b. 菌糸の培養、c. 原基形成、d. 原基の成長肥大という三つの工程それぞれに、全く違ったメカニズムが存在することである。マツタケを例にとると、これまで少なくとも半世紀以上もの研究蓄積(野外での観察研究の記録を遡ると実に70年以上)がある中で、c,dについては再現性に乏しく、bについてもまともな成果はあがっていない。マツタケ栽培の難しさにして最大の課題は実はここ《b. 菌糸の培養》にある。とにかく菌糸の成長が遅い上に、どのようなメカニズムで菌糸が栄養素を取り入れ増殖するのかということがほとんど未解明なままなのである。
理由は当該記事にあるとおり、マツタケが樹木と共生関係を結ぶ「菌根菌」であることが大きい。マツタケ菌糸の生育には生きている樹木が必要で、実験室での再現はほとんど不可能といっていい。それではなぜバカマツタケは完全人工栽培は可能だったのか。
マツタケなどの樹木と共生する菌根菌に対し、シイタケ、ナメコなど、倒木や落ち葉などを分解し、栄養源とする菌類は「腐生菌」と呼ばれる。腐生菌の多くは菌床による栽培が可能で、多くが一般に出回っているのは既知のとおりである。実は菌根菌は、腐生菌が進化の過程で樹木と共生する力を獲得し、腐生的な能力を失った集団だと考えられている。ところが菌根菌の中には、完全に腐生的な能力を失っておらず、腐生と共生、いわば両刀使いが存在するのである。その代表がホンシメジである。ホンシメジは「香り松茸、味しめじ」と言われるように、我が国における代表的な食用菌である。菌根菌とされるホンシメジの栽培は、マツタケ同様に長らく不可能と考えられてきた。しかし系統により極めて強力な腐生的な能力を備えるものが発見された(研究により、これまで同種と考えられてきた本種が実は様々な系統もしくは別種に分けられることがわかってきた)。1999年にタカラバイオなどにより菌床による完全人工栽培法が確立され、その後商品化もされており、少量ながら現在も一般に流通している。
多木化学のバカマツタケ栽培は菌床を用いた完全栽培なので、上記のホンシメジ栽培の成功と同様である。つまり、本件はバカマツタケの中から腐生的な能力を持つ系統を選定し、培養から子実体を発生させるまで成功したということだ。リリースにあるとおり、今後は栽培の安定化と供給体制の構築が図られ、数年後にバカマツタケが食卓に並ぶことの実現性は極めて高い。それではマツタケ栽培への応用についてはどうか。
勘の良い方には察しがつくと思うが、前述のc〜eの工程については応用が効く可能性が高い。他のきのこ栽培でも成功しているように、十分な菌糸体と栄養を確保することさえできれば、原基形成〜子実体に至るまで管理が可能なことを初めてマツタケ類においても示したことは大きい。ただし、最大の課題である《b. 菌糸の培養》については、ほとんど応用が効かない可能性が高い。なぜならマツタケにおいては既に膨大な先行研究があり、当然ホンシメジやバカマツタケ同様に”両刀使い”が存在する可能性も、その系統選びも、菌糸培養を促進する成分や菌糸の栄養源についても、少なくともバカマツタケよりは遥かに詳しく調べられているからである。それをもってしてもまともな菌糸培養に至っていないのが現状なのだ。
つまるところ、多木化学による本研究の主な成果は以下の二点にまとめられる。
繰り返すがこれらが偉大な成果であことに疑いの余地はない。一方でマツタケや他の菌根菌の人工栽培を実現するには、それぞれの種類において腐生菌的能力をもつ系統の発掘と培養法の確立が必須となる。その意味において本研究の応用範囲は限定的となる。田中淳夫氏は今回の研究結果により、さも菌根菌の栄養吸収のメカニズムが明らかにされ、あらゆる菌根菌の人工栽培が可能になるかのような書き方をしているが(あるいは本当にそう思っているのかもしれない)、残念ながらそうではないことはここまで読んでくださった聡明なブクマカ殿にはご理解いただけたかと思う。
菌床栽培なら、植物と共生させないので培養期間が短く、室内の環境を調整することで季節を問わず生産できる。また室内栽培だから虫の被害にあわず収穫時も混入の心配がない、収穫も簡単……などのメリットがある。
逆にデメリットを挙げるとすれば、野生のものとは全く異なる味わいと食感になることである。つまるところ、野生の品と菌床栽培のものとでは全く別物と考えるべきである。養殖ブリと天然ブリの味わいが全く異なるように(それでも近年の養殖技術の進化は素晴らしく、季節によっては天然物を凌駕するものさえある)、それぞれの美味しさと楽しみ方があると増田は考える。今回の成果によりバカマツタケが普通に食べられるようになったら嬉しいし、美味しければ普及すると思う。ただし、仮にマツタケの完全人工栽培が確立されたところで、天然松茸の価値そのものは今後も揺るぎのないものである(消費者がどう捉えるかはさておき)。
菌根菌のキノコの中には、マツタケ類だけでなく、トリュフやポルチーニ、ホンシメジ、タマゴタケなど高級キノコが多い。今回の成功が、これらの人工栽培技術にもつながるかもしれない。
トリュフやポルチーニは、日本におけるマツタケ同様にヨーロッパで盛んに研究がなされているが、今のところ菌床での栽培に成功したという話は聞かない。ホンシメジは前述のとおり既に栽培法が確立されており既に商品化もされている。
これらの菌根菌の人工栽培を可能にするには、ひとえに”両刀使い”の系統を発見と、それらの培養方法の確立である。ちなみに本家マツタケにも、実は”両刀使い”の存在が示唆されており、引き続き研究が進められている。また、マツタケ類は世界中に似たような種が多数存在しており、マツタケ(Tricholoma matsutake)の中にも、例えば中国の山奥には広葉樹と共生する系統があり、更にはそれらが日本のナラやカシと共生関係を結ぶことがわかっていたりもする。種の中にも多様性があり、それらをしらみつぶしに調べていけば、そのうち栽培可能なものに出くわさないとも限らない。その点はトリュフだろうがポルチーニだろうが同様である。ただし、その研究がどれほど途方もなく根気のいる仕事なのは間違いない(ちなみにトリュフもポルチーニも国産種が知られており、積極的に狙うマニアが相当数いる)。ところで、遺伝子組み換え技術により、これらの菌根菌に腐生菌的能力を付加することも可能とする研究者もおり、そのうち遺伝子組み換えマツタケの完全人工栽培が実験レベルで成功する日も来るかもしれない。
https://news.yahoo.co.jp/byline/tanakaatsuo/20181006-00099530/
http://fs.magicalir.net/tdnet/2018/4025/20181003413938.pdf
http://www.kinokkusu.co.jp/etc/09zatugaku/mame/mame04-3.html
https://www.ffpri.affrc.go.jp/pubs/bulletin/424/documents/424-1.pdf
http://www.jsmrs.jp/journal/No31_2/No31_2_167.pdf
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjom/50/2/50_jjom.H20-07/_pdf/-char/ja
見た目 味も 香りも 同等以上なら 偉業
あくまで野生産同士の比較なら、やや下位互換という感じではないでしょうかね。栽培バカマツタケは食べてないのでわかりませんが、うまくすればそこそこ美味しいものができる可能性はあるかなと。ただ、マツタケって単体で食ってそんなにうまいものじゃないと思うので、一般家庭での調理には手を焼く気がします。炊き込みご飯するにも炊飯器臭くなるしね。料亭とかでマツタケの代用品として普及する可能性はあるかもしれない。<
いつもいつも、頭の中がいっぱいになったときに、気づくとキーボードに打ち込んでいる言葉がある。
メールを打っている途中、上司から詰められた後、ミーティングの議事録で話が追えなくなった瞬間、決まってこの言葉がキーボードに打ち込まれている。打ち込んでは消し、消してはまた書いて。そして消す。
いったい、これから先に何をしたいのか、これから先に何をしなければいけないのか、これから先に何をしてはいけないのか。
頭の中がいっぱいになって、脳からこぼれ落ちた言葉が神経細胞をかけめぐり、腕を通って手から発散される。そこには何のアイディアも考えもない。自分の深層心理の雄叫びがこの言葉なのだとしたら、あまりにも冷たいじゃないか。
でも、自分の脳が地球外生命体からのシグナルを媒介する電波塔になって、俺の手を勝手に操作して何らかのメッセージを送っているのだとしたら、それはそれでロマンのある話だ。
悪ぃ。リロードした時は >勝手に食えよバカ みたいな言及しか表示されなかった。
流行ってのをどう規定するかって話もあるけど、面白いは面白いんだよね。
ちょうど注目記事で群衆の英知(https://ncase.me/crowds/ja.html)なんてのも上がってるし、不夜城サンの関連してるような記事も上がってる。
自然、って一口に言っても不作為の代替語ではないし、何も解析しようとしなきゃなんでも自然で終わりだからね(https://www.jstage.jst.go.jp/article/jyio/42/1/42_35/_article/-char/ja/)。
シグナルの相互作用、みたいのに閾値を設定してやって、群集知のグラフで一定の数値を越えたらエッジが発生するみたいに考えると面白くね?
08/14 18:09
それ以前に『流行』に関して、35年も前にこんなのが出てきた。
笑えるのは38ページに電通マーケティング局の資料引用がある事。
53ページには流行と操作に関する聞き取りでの意識調査も挙げられてるね。
結局は定義づけ次第だ、みたいな結びではあるけど、自然発生派は少数みたいだ。(逆に言えばそう考える人も何割かいるのが普通)
どう考えても代理店がこの程度の事を知らないはずはないんじゃないかなぁー、って気がますます強くなってくるよ。
08/14 18:24
(http://www.eco.osakafu-u.ac.jp/osakafu-content/uploads/sites/6/2014/04/kitanomisako.pdf)
学生さんの卒論だけどPesendofarモデルってのを使って "モテ" と "非モテ" に分け、アピールの費用対効果みたいのを出してる。
PesendofarがRogersのイノベータ理論を使っていたらもっとややこしい話になったろうけど、二組だけに分けてるから俺でも分かるよ(笑)。
それから都市別ファッション支出や年収、年齢なんかを引いてきて、アピールする機会の多さが原因じゃないかって仮定してるって感じかな。
これも群集のグラフに応用できそう。
08/14 18:36
グラフ解析だとこの辺とか出てきたけど、(http://mercury.yukawa.kyoto-u.ac.jp/~bussei.kenkyu/pdf/02/3/0040-023602.pdf)俺にはさーっぱり分からねぇ。w
同上 18:56
流行の作り方、だってさ。(https://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:MF2Bgm8eQVQJ:https://www.komazawa-u.ac.jp/~takai/2000sotu/makita/makita.doc+&cd=4&hl=ja&ct=clnk&gl=jp)
なんか反応ないし飽きたからやめるわw
ド素人だし金を払ってるわけでもないが、これだけ時間を割いたら多少偉そうに感想を書き連ねてもいい気がしている。
あくまで1話の感想なんで、2話以降どうなってるかは関係なし。
何かと思ったら映画を前にしたスピンオフらしい。劇中劇というかドラマ中ゲームの話で最後までいくのだろうか。ゲームだからヒロインがいくら変な行動を取っても共感性羞恥心を煽られずに楽しめたりはする。
これも映画を前にしたスピンオフらしい。盗み聞きするヒロインという設定なら、いっそ彼氏を掌の上で転がすくらいの方が好み。
ターゲット層の娘がいるわけでもない大人として特に興味を引くところはないが、生活をどこまで覗き見られてるかわからないのは結構恐怖じゃなかろうか。
男子に雨の中一つしかない傘を貸されて感謝はしても申し訳なくは思わないヒロインってお姫様気質だな。
15分枠の中で時系列がごちゃごちゃしてるのはともかく、最初に学生になって登場してる……以前にそもそも主人公であるヒロインが無事に生まれるかを最後の引きにされても。母体が無事かならともかく。
真面目に見るにはB級臭いが、笑って見るにはノリが悪くて性暴力の描写が重い。
美形がキョドり主人公を演じるドラマは最近色々あったが、中村アンはそりゃ藤原竜也には並ばないにせよ意外と表面的でない良い演技。
目覚めたら松坂慶子になって……はないが時間が飛んでるという設定はそれなりに興味を引く。
ホモソーシャル感が苦手と思いつつ、池松壮亮の顔ってちょっと杉咲花っぽい可愛さがあるなと思ったりした。
5分枠という短さだから、15歳の娘に男子と2人暮らしさせる親も、いきなりキスする男子も、それに対する娘の反応もみんなおかしくたって仕方ないのだろう。
丁寧に人物を描いてる印象。ドラマで看護学生ものはそういえば初めて見るか。医学生ものも『輝く季節の中で』『ヴォイス』『動物のお医者さん』『向井荒太の動物日記』くらいしか思い出せないが、医療+青春ってドラマ向けの題材では。
学生の中に井森美幸じゃなかった酒井美紀がいるのはいいが、男子はいないのだな。
オタク向けに閉じたノリではなくオーソドックス(悪く言えばベタ)な新米お仕事ものとして、ちゃんと作られてる。戸松遥の演技くらいがツッコミどころ。
主人公の声優としての才能を感じさせるのに八百屋の営業という形で芝居に加えて歌とサービス精神も描いたのは、現代の声優業の幅広さに対応してるのか。アニメに疎そうなので、深夜のエロアニメとかどう思うのか気になったりはするが。
ところどころクスリとさせられるものの、コンゲームとしては巧妙というより力業。
『真田丸』で鬱陶しいイメージを逆手に取りながら一新した長澤まさみは、何となく自分の中のポジションが吉高由里子に近づいてる。
逮捕されたのは兄なのか? 指名手配犯かと思って混乱したのと、せめて「はんにん」じゃなく「ゆうかいはん」と書いてればと思わずにはいられなかったものの、映像がフィルムっぽい質感で雰囲気を盛り立ててる。
後味の良い勧善懲悪的な事件ものとしてこの先もいくのだろうか。手堅い作りだし、主人公の青臭さを周囲が諫めてもいるものの、もっと割り切れない事件にぶつかってくれる方が好みではある。
執事属性でない人間にとっては凡庸なミステリー。殺人の動機も弱かった。あと災害情報みたく他番組の宣伝をL字で入れるのは印象悪過ぎる。
ただキャスティングの工夫は『シグナル』との比較もあって評価したい。
中谷美紀は専業主婦が似合わない女優だが、おかげでホスピタリティに欠いた者同士がくっついてうまくいかない夫婦という設定が必要以上に表現されてる感。仮に妻が専業主婦にならなければ戦友的な関係が芽生えたりとか……いや、とっくに別れてるか。
怖いユースケ・サンタマリアといえば『火の粉』では怒鳴る演技が弱点だったが今回はどうか。
ささやかな人間ドラマに料理を絡めてほっこりという、あまり興味の湧かないジャンル。店名の由来を2度語る必要はあったのか。
足立梨花の使い方が凄い。彼女には失礼かもしれないが、これ以上正しい使い方はないんじゃないかと思える。さらに男たちの閉塞感と下衆さが生々しくて、嫌な気持ちになりつつ引き付けられた。
『家売るオンナ』……いや『女王の教室』の会社版か。死人が出かけた以上最終的にきちんとデビルを否定してくれないと倫理的に問題だし、会社にとってもリスキー過ぎるだろうとも思うが、リスクを描いただけ倫理的と言えなくもないか。面白い作品であることは否定できない。
無駄にエロが挟まると思ったら主演女優が蒼井そら。サスペンス性でそれなりに引き付けられはする。
とても捻りのないタイトルだが、立て直しものの王道っぷりは悪くない。駄目なところから始まることへの苛立ち防止にもう少し笑えても良かったかもしれないが。
くっきー演じる強面のフロントマンは配置転換しない解決案だと夢があると思う。
題材の目新しさとビターな味わいは良いが、意外と地味で淡々としてるので、今後の話にバリエーションがないと飽きるかも。
井上真央のはあまり憶えてないが面白い。漫画的に誇張された設定はベタな面もあるのだが、マイナスにマイナスを掛けてギリギリプラスにしたようなヒーロー造形の際どさとか、常識知らずを笑わないでくれて嬉しかったというエピソードの共感力とか、作り手の上手さが光る。杉咲花の演技も、コメディらしい誇張は少ない代わりに心情がよく伝わる。
しかしファミマはあの男性店員の描写をよく許したな。あと福士蒼汰と思いきや中川大志な本編の間に入る、中川大志と思いきや福士蒼汰なCM。
いきなり中山美穂を殺したのは良いとして、Wヒロインを霞めんばかりに中年男優陣が厚いのは良し悪しとして、密室作って貰っておいて今更母の愛を知って涙とか、「文字の神様が降りてきたわ」というふわふわした決め台詞とか、「文字に関する理論は番組のオリジナルです」って本当に空想かよとか、色々微妙。
切ない汗のアニメの記憶はぼんやりあるが原作は未読。復讐劇はこれからだが、前振りとしては申し分ない悲惨さ。ただ原作を読んで翻案っぷりを見る方が楽しそうな気がする。
冒頭に暴力描写の警告がありバイオレンスを覚悟したが、中森明菜の方の『ボーダー』1話ばりのスプラッターだとは聞いてない。痛そうなホラーが好きな人向け。……深夜じゃなくプライムタイムにあれをやった『ボーダー』凄いな。
引き裂かれた恋とか忍者とか拳銃とかおじゃる篠井英介とか色々見所はあるのかもしれないが、ごめん基本的に時代劇苦手(ということを乗り越えるに至らず)。
野々すみ花は好演だが、なんで辻斬り男にそこへ来いなんて言った?
とても普通なアラサー女性群像ドラマ。等身大という意味の普通でなくドラマとしての普通。
中川翔子がアニキと言うよりボクっ娘って感じなのは、夏菜とのキャラ分けにおいて計算通りなのだろうか。
「あれから色々ございましたが」って千の眼になった人のことか!とツッコんでたら『下町ロケット』に喧嘩売り始めて見上げた根性。
最後の救いは強引だったものの、辛口ホームドラマとして安定の出来。
タイトル、ラノベ感はいいとして弁護士で弁が立つのは普通では。
ネット民が好きそうな企画だが、学校という内輪のやり方を不合理と叩き斬ってスッキリという単純な話ではなく、弁護士は人間の機微を理解しないドライな人間というわけでもなく、安直な構図は避けられてる印象。
「なりたかった派、なんとなくなった派、それとも仕方なくなった派、どれですか?」という台詞やそれに台詞で回答しないあたり、上手い。
単発ドラマの続編ではなくリメイクか。設定やキャストの変更はあるし、尺が違うから単発よりも話が進むと思うが。
単発は随分偏見めいた内容だったが、連ドラになってもポリコレ度を上げることはなく相変わらずっぽい。
医療ものとしての緊張感に結構なダークさが加わって面白い。『振り返れば奴がいる』を彷彿して、千堂あきほは彼女で中村あずさは彼女で西村雅彦はトゥビコンだと退場が早すぎるからキンコメあたりかななどとも楽しんだり。
主人公が辞表を賭けて戦うのはメタ視点で相手の分が悪すぎて興醒めと思いかけたが、いっぺん相手の手術を成功に見せるのが一工夫だな。
願望充足ファンタジーとして特定のターゲット以外相手にするつもりはないのだろうし、あれだけスピーディにキスまで持ち込む男子はきっと血が止まるのもスピーディでシャツが汚れたりしないのだろう。
えっと、何の共通点も関わりもない4人のドラマを「末路」という言葉で無理矢理1つのドラマにしただけだったりする?
これがラストかと思って見たら1話じゃなく宣伝だった。5月以降スタートのは対象外とさせて頂く。
結局どれを特に気に入ったのかと言うと『花のち晴れ』『Missデビル』『ブラックペアン』『弁護士が学校でほえる』『噂の女』。あくまで1話でだが。
それは、おそらくあなたが父親との関係で女が男性から物扱いされることがさほどおかしくないという価値観を内面化してるからだと思う。
こじらせてる、というか他人の心を想像して大切にできない人間ってあなたが決定的にひくような場面以外でもやばい人だって徴候を出してる。
そして、最初にあげた価値観を内面化していない多くの人はそのシグナルに気がついてる。この人の女性観はやばいって徴候に反応できる。
気づけない女は、例えば精神的モラハラ男と長く付き合って、別れた後にこの人だと運命感じて速攻で結婚したやつがDV男で離婚したりする。わかれるときは雑に扱われすぎというラインを超えたときね。
あるいは結婚まで行かなくても別の女を雑に扱う男と付き合い続ける。
でも彼女たちは例に挙げたようなモラハラ男とDV男が持つ女性観のやばさにラインを超えるまで違和感を感じられない。なぜなら物扱いされることがさほどおかしくないという価値観を成育歴の中で内面化してるから。
ヘラヘラ男とか年上は見抜けなかったと例として挙げてるけど、一回あっただけでたまたまこじらせてる人とエンカウントしただけでしょ。
でもそれ以外の人、特に父親との関係は長いこと続けてきた関係で気が付けなかったってことだよね。もちろん例示した男みんなが病的に紳士的に振る舞う巧妙さを持ってた可能性もあるけど。
さらに、一回しか会ってないっていう年上の男だけど、あなたと価値観が似てる幼馴染も女性観がやばい男を捕まえてるんだよね。なんか、あなたも幼馴染もあぶねえなあと思った。
推論を重ねたけど、例えば彼氏とかあなたと親密になった男性はいままでどんな人だったんだろうかと興味を持った。
最初の話に戻るね。「そんなクズ男を選んで付き合った(結婚した)お前が悪い」というのはいい悪いはおいといて、そんなあなただからそんな連中を見抜けなかくのが難しいんです。
https://anond.hatelabo.jp/20180214155553
https://anond.hatelabo.jp/20180214160914
の続きです。最後まで
チェックを受けることのない4大企業のパワーは何よりも競争を抑制するものとして現れる。考えてみればいい。アマゾンはあまりにも独占的な力を持ってしまったので、潜在的な将来の競争相手がマーケットに入場してくる前にジェダイ的なマインドトリックで相手に痛みを感じさせることも出来てしまう。株はもともと二つのキー・シグナルに沿って取引される。会社の潜在的なパフォーマンス(ポッタリーバーンの1平方フィートあたりの売上が10%上昇する)とマクロな経済の状況(住宅の供給が増える)だ。しかし今では公共・民間問わず投資家は三つ目のキー・シグナルを加えている。それぞれのセクターにおいてアマゾンがなにをするかしないかということだ。直近の例をいくつか挙げてみよう。
アマゾンが歯科関係用品のビジネスに参入することをアナウンスした日、歯科用品企業の株は4から5%下落した。アマゾンが処方薬を売ることを発表したとき、薬局関係の株は3から5%価格が下がった。
アマゾンのホールフーズ買収発表から24時間以内に大型生鮮食料品店の株の価格は5から9%も落ちた。
独占的慣行の問題が取り上げられると、アマゾンのPRチームはすぐに都合のよい数字を持ち出す。4%――アマゾンがコントロールするアメリカの小売シェア(オンライン・オフライン合わせて)、ウォルマートの市場シェアの半分に過ぎない、というわけだ。これは怪物を分割するべきだという主張に対して強力な反論だ。しかし他の数字だってある。アマゾンのプレスリリースにはなかなかあらわれない数字だ。
・34%: 世界中のクラウドビジネスに占めるアマゾンのシェア
・44%: アメリカのオンラインコマースに占めるアマゾンのシェア
・14億ドル: 2008年以降アマゾンが支払った法人税。対してウォルマートは64億ドルだ。(アマゾンは過去24ヶ月でウォルマート丸々一つ分の価値を時価総額に加えている。)
フェイスブックはどうだろうか?私たちがスマートフォンで使う時間の85%はアプリを操作するのに使われている。世界5大アプリのうち4つ――フェイスブック、インスタグラム、ワッツアップ、メッセンジャー――はフェイスブックが所有している。そしてこの4つはザックの指示のもと、5つめ――スナップ社――の息の根をとめるべく同盟を組んでいる。これが意味するのは私たちが持っているスマートフォンはすでにコミュニケーションの手段ではないということだ。フェイスブック社へのデリバリーサービスなのだ。
フェイスブックは競合アプリがユーザーの関心を集めているときにそれを知らせてくれる内部データベースまで持っている。それによってフェイスブックはその企業を買収(インスタグラムやワッツアップにしたように)したり、あるいはその強みを真似ることで競合相手を倒してしまうこともできるわけだ(ストーリーズとボンファイアでやろうとしていることがそれで、標的はスナップチャットとハウスパーティーだ)。
グーグルはグーグルで現在インターネット検索の市場の92%を握り、その価値は世界中合わせると924億ドルに上る。これはアメリカ以外のどの国の広告市場全体よりも大きい。インターネット検索業界は今や次に挙げるような数々のグローバル産業より大きなマーケットになっている。
・ 製紙・森林資源: 810億ドル
・ 建設業: 790億ドル
・ 不動産管理・開発: 760億ドル
・ 都市ガス: 580億ドル
もしたった一つの企業が世界中の建設業の92%をコントロールしているとしたら我々はどう思うだろう。あるいは製紙や森林資源の92%だったら?その会社のパワーや影響力が常識的な範囲を逸脱してしまったと思うだろうか、それとも今グーグルに対してそうしているように、素晴らしいイノベーターだと思うだけだろうか?そしてアップル、低コストの製品をプレミア価格で売ることに大成功した企業が存在している。iPhone8の材料費は288ドル、価格ラベルにかかれている799ドルに比べるとごく一部だ。
別の言い方をすると、アップルはトヨタの量を生産し、フェラーリの利益率をとっているのだ。アップルユーザーはもっともブランドに忠実な消費者でもある。92%の顧客がアップルの製品を買いつづけるのに対し、サムスンユーザーでは77%にしかならない。2017年2月には全アクティブiOSユーザーのうち79%が最新のソフトウェアにアップデートしたが、これがアンドロイドになると1.2%にしかならない。
アップルは消費者の生活の中に占めるその特権的な地位を利用して、スポティファイのような競合相手に対するアプローチにおいて独占的なパワーを振るっている。2016年にアップルはiOSのスポティファイアプリのアップデートを拒否し、iPhoneユーザーがこの音楽ストリーミングサービスの最新バージョンにアクセスするのを阻んだ。スポティファイの利用者がアップルミュージックの利用者の2倍に達したのを受けて、アップルはその遅れを30%の税金を競合相手に課することで埋めたわけだ。
アップルは消費者の間での人気を利用することにためらいがない。最近アップルが意図的に過去のiPhoneのパフォーマンスを遅くしていることが暴露されたが、これはユーザーに必要以上に早くアップグレードさせるための戦略である。これは独占に対する自信がなければできないことだ。
19世紀の終わりに、特定のマーケットの大半を支配する巨大ビジネスを指して「トラスト」という言葉が使われ始めた。テディ・ルーズベルトは牛肉と鉄道のトラストを分割し、大統領在任中に40を超える反トラスト訴訟を起こしたことで元祖「トラストバスター」としての名声を得た。100年後の2016年に話を戻すと、我々は「極めて少数の手に極めて大きな力が集中してしまうから」AT&Tによるタイムワーナーの買収は許さないと話すトランプ候補に出会う。一年後、彼のもとで司法省は実際に合併を阻止するための訴訟を起こした。
つまり我々の大統領は今も正しい戦いを続けているわけだね?よし、もうすこし掘り下げてみよう。AT&Tは1億3900万人の無線契約、1600万人のインターネット契約、2500万人のビデオ契約(そのうち約2000万はDirecTV経由)を保有している。タイムワーナーはHBO、ワーナーブラザーズ、TNT、TBS、CNNのようなコンテンツ製作のブランドを所有している。この2者の垂直合併は理屈から言うと、何百万という単位の携帯電話・インターネット・ビデオ契約者のネットワーク全体にコンテンツを製作・供給する巨大企業を作り出しうるかもしれない。
少数の手に大きな権力?そうかもしれない。しかしコンテンツと供給網の重要性が心配事であるなら、テディであれば10年も前にジェフ、ティム、ラリー、マークたちの会社のドアをノックしていたことだろう。四大企業の全てが、AT&Tとタイムワーナーを合わせたものをはるかに凌駕するコンテンツも供給網も持っているのだから。
アマゾンは2017年にオリジナルビデオに45億ドルを投じたが、これはネットフリックスの60億ドルに次ぐ第二位の金額だ。プライムビデオは200以上の国でローンチし、最近は10回サーズデイ・ナイトゲームを放送するためにNFLと5000万ドルの契約をした。アマゾンは音声テクノロジーの71%を支配し、プライムを通じてアメリカ家庭の64%に供給の拠点を築いている。64%のマーケットシェアを持つケーブルネットワークが存在するか考えてみたまえ。これに加えて、アマゾンは2位から6位までの競争相手を合わせたよりも大きなマーケットシェアをクラウドコンピューティングのマーケットに持っている。アレクサ、この状況がイノベーションを産んでくれるのかい?
アップルは今年10億ドルをオリジナルコンテンツに投資する予定だ。アップルは220万のアプリをコントロールし、2013年にはiTunes上で販売した曲数が250億曲に達するという記録を打ち立てた。アップルのライブラリーには今や4000万曲が登録されており、10億台のアクティブなiOSデバイスに供給することができる。テレビとビデオについても言うまでもないだろう。でもやっぱりAT&Tはカートゥーンネットワークを売る必要があるんだろうね?
フェイスブックは21億の月間アクティブユーザーによって作り出されたコンテンツの激流を所有している。サイトとアプリを通じて、この会社はアメリカの全成人の66%へアクセスすることが可能だ。フェイスブックはオリジナルのコンテンツに10億ドルを投資することを計画している。フェイスブックは世界で最も多産なコンテンツマシーンで、世界中のスマートフォンの大半を支配している。さあ、「今なに考えてる?」。
ユーチューブには毎分400時間分ものビデオがアップロードされているが、これはグーグルが世界の誰よりも多くのビデオコンテンツを所有しているということだ。グーグルは20億台のアンドロイドデバイス上のOSもコントロールできる。これでもAT&Tがアダルトスイムを売却することが大事なんだね?
多分AT&Tとタイムワーナーの合併が理屈に合わないというトランプは正しいんだろう。だがもしそうだとしたら、我々は10年前にまず四大企業を分割しているべきだったのだ。四大企業のどれをとっても、結局彼らがしているのは、マーケットの独占を利用して取引を阻害するという有害な独占的パワーの乱用だ。だが司法省は一体何をしているんだろう?怒り狂ったトランプのツイートはどこにいったんだ?ドアの向こう側にいる彼らはテクノロジーで人類を救いに来た救世主めいたイノベーターだという神話に騙されて、政府の居眠り運転を許してきたのは我々なのだ。
睾丸を落としてしまったような西洋諸国の中で、EUの競争担当欧州委員であるマルグレーテ・ベステアーは 巨大テクノロジーを恐れず、または彼らに騙されないただ一人の政府高官だ。昨年の5月、彼女は、フェイスブックとワッツアップの間でのデータ共有能力についてEUに虚偽を言っていたという罪状でフェイスブックから1億2200万ドルを徴収し、その一ヶ月後にはグーグルに対して非競争的慣行を理由に27億ドルの罰金を課した。
これは出発点としては良いが、この程度の罰金では象の背中を蚊がさすようなものだということも言っておかなければならない。フェイスブックの罰金はワッツアップ買収価格の0.6%にしかならず、グーグルに関しても手元資金のたかだか3%にしかならない。15分毎に100ドル取られるメーターに金を入れなかったことに対して、25セントの違法駐車チケットを切っているようなものなのだ。我々はこの手の企業に対して、利口で株主が喜ぶやり方を教えてやっていようなものだ。法律を破れ、嘘をつけ、必要なことはなんでもやって、万一捕まったらはした金を払えば良い、と。
巨大企業の独占的なパワーは資本主義者にとってのマッチョ・テストになってしまっている。イノベーションクラスの抱擁は我々を心強く感じさせてくれる。私たちは成功、特に巨大な成功が好きだし、億万長者や彼らの設立した素晴らしい企業に勇気づけられる。規制と聞けば吐きそうになる。確かに規制には醜いラベルがつきものだ。アマゾンを分割すべきだと私が提案しはじめて以来、フォックスニュースのスチュアート・バーニーは放送の時に私を社会主義者だと紹介するようになった。今にヨーロッパ人とでも呼ばれるのではないかと思っている。
2017年のマーケットが、我々の経済が規制にうんざりしているという強いシグナルを送ったことは間違いない。しかし規制とトラスト分割の間には違いがある。我々が経済について知っている話から抜け落ちているのは、トラスト分割はマーケットの健全性を保つためのものだ、ということだ。それは、がさつで不細工な規制に対する解毒剤なのだ。マーケットが失敗する時、そして確かにマーケットの失敗というのは起きるものなのだが、我々に必要なのは黄色の旗を挙げて秩序を取り戻してくれるレフェリーだ。試合ではそうしているのだから。
四大企業のすさまじい成功――10月には四大企業だけでS&P500の利益の40%を占めた――は、彼らが活動しているマーケットそのものが不健康であるという事実を覆い隠してしまう。昨年末、リファイナリー29とバズフィードという二つのデジタルマーケティング企業の将来有望な新星がレイオフを発表し、アドテク企業のクリテオは時価総額を50%下落させた。なぜ?フェイスブックがいて、グーグルがいて、その他諸々がいるからだ。そしてスナップ社を含むこうした他の会社全てがもう死んでしまっている。ただ自分たち自身が死んだことに気づいていないだけなのだ。
こういった企業が死ぬのは自己責任だと私たちは自信を持って言えるだろうか?むしろ我々のマーケットの方が失敗していて、無数のデジタルマーケティング会社が成長し、雇用を生み出し、イノベーションを起こす健全な生態系の発展を阻害してしまっているのではないだろうか?
二種類のマーケットを想像してみよう。最初のマーケットには以下の会社が含まれる。
そしてもう一つでは次のような会社がそれぞれ独立して活動している。
アマゾン・AWS・?・アップル・アップルミュージック・フェイスブック・インスタグラム・ワッツアップ・グーグル・ユーチューブ
(訳注: 原文では各サービスがアイコンで示されているが3つめのアマゾン関係のアイコンが不明)
そしてダース・ベイダーが息子に言ったように、「自分の心を探って」みて、どちらのマーケットが
ことができるか考えてほしい。トラスト分割が短期的には株価に対して悪影響をもたらすのは確かだが、マ・ベルの分割はテレコミュニケーションの分野での株主価値の急速な成長に繋がった。同様に、マイクロソフトは1990年の司法省とのいざこざにも関わらず、最高の時価総額に達したばかりだ。アマゾンとアマゾンウェブサービスが、一つになっているよりも別々の会社になった方が価値を高める可能性が高いことを信じる理由もある。
22年前に比べてアメリカの上場企業は1.5倍に増えたが、イノベーション分野の会社のほとんどが、自分たちが生き延びるための可能性が最も高くなる選択肢――あるいは唯一の選択肢――は、巨大テクノロジー企業に買収されることだと知っている。バイヤーがいなければ、大きくなる(グーグルになる、ということ)かすごすご家に帰る(ビジネスを止める)かの選択肢しかない経済が出来上がってしまう。ホームラン級の買収は格好の見世物になるけれど、中サイズの企業による買収が2・3倍に増えた方が経済成長のエンジンとしては強力に違いない。
パワーの集中はあまりにも巨大な政治力と資源を持つ企業を生み出すことで、彼らが自分たちに課される税率を中サイズの企業を大きく下回る水準に設定し、逆進的な税制を作り出すことを可能にしてしまった。
どうして我々は巨大テクノロジー企業を分割する必要があるのだろうか。四大企業が悪で、我々が善だからではない。鉄道会社やマ・ベルにしたように、競争を保証する唯一の道として、時には木の天辺を切り落とす以外の手段がないことを我々は知っているからだ。これは四大企業に対する告発でも復讐でもない。そうではなくて、健全な経済サイクルのキーになるのが、侵略的で、生まれたての企業の死を招き、他の企業の登場を許さないような企業を刈り取ってしまうことだ、という認識なのだ。巨大テクノロジー企業は分割されるべきだし、分割されるだろう。なぜなら私たちは資本主義者だからだ。今がその時だ。