2019-02-16

私の場合

anond:20190216034452

当方、小さな会社経営者

年に休み10日ほど。帰宅はほぼ毎日、深夜の12時か1時位。我ながらなぜ死なないのか不思議なほどの状態で働いているが、それでもまあ、妻とは(自分が思うに)上手くいっている方だと思う。いくつか気を付けていることはあるけど、伝えたいことから逸れるので3つだけ。

1つは、『夕ご飯、何が良い?』とLINEが来たら、どんなに忙しくても必ず返す。『麺類かな』とか、『さっぱりした物』とかではなく、『〇〇が食べたい』と書く。作る側に立って考えれば、『何でも良い』とか『さっぱりした物』という気持ちの弱い物を作るより、『これが食べたい』と思っているものを作る方が気持ちが良い。献立を考える苦悩からも救われる。私の場合、2日に1度は来るが、必ず答えている。

2つ目は、『今日も遅いの?』とLINEが来た時は、何があっても必ず帰る。これは不満が溜まり始めてるシグナルだ。納期が間に合わないとか、トラブルが発生したとか、関係ない。人間関係の修復に間に合わないことよりも、家族の抱えるトラブルが深刻になることよりも大事仕事なんて、人生にはない。だから、『そうだな。ずっと遅かったし、せっかくそう言ってくれてるんだから今日は早く帰るよ。』と返す。そして、帰ったら妻と色々なことを話す。早く帰って欲しいのは、私が恋しいのではなく、妻の中で消化しきれないことがあるからちゃんと受け止めて、上から目線にならないように気を付けながら2人で善後策を考えよう。私の場合、そういう時は2人で近くのファミレスに行くことが多い。家と言う日常から物理的に離れることで落ち着いて話せるし、ちょっとした非日常感もある。そして、2人で歩いて家に帰る時は楽しい話だけをする。話の終わり方はとても大事だ。次の日、出勤する時はお礼を言おう。『昨日、言ってくれたおかげで今日ゆっくり寝れて疲れも取れた。ありがとう』と。

そして最後にもう一つ。子どもにとって大事な時は何らかの形で関わること。例えば中学生なら、1年や2年は仕方ないにしても、3年の三者面談は行くとか、友達トラブルを起こして学校相手の親と話さなければいけない時は行くとか、妻の気持ちが重いだろうなと感じる時は必ず行っていた。

結婚自分のためにするものじゃなく、相手のためにするもの。妻が大変な時に力になれれば、忙しくてもきっと上手くいくと思う。

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