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はてなキーワード: 劇中劇とは

2017-09-24

ボットわっちゃったよ―

ぶっちゃけまらんかったな

カオスにしとけばウケるーって発想だけで4クールやったのが無謀だったわ

そもそもカオス面白いのって登場キャラはマジメにやってるはずなのにカオスからこそなわけで

しろ劇中劇でやってた健全アニメのほうがよっぽどカオスとして成り立ってたわ

ボット最初ウケたのも「日曜の子供向けアニメなのに何でこんな話を?」って部分じゃん

それがいつの間にか「ヘボットってこういうアニメから今日もいつも通り」と思われちゃっててこりゃあかんわなと

そこで思い切ってシリアスならシリアスに全力で振るとかやってれば緩急つけられたのにギャグのままシリアスやってて学芸会レベルに成り下がった

放送枠改変のせいで無くなったという人もいるけど純粋番組としてつまらなくなっただけでしょ

2017-09-14

https://anond.hatelabo.jp/20170913192726

マーベルプロデューサーが「日本の(公式二次創作は糞」って発言した記事が前にあったと思う。

もちろん、礼儀として具体例は出さなかったわけだが、この発言念頭には、実写版進撃の巨人や、実写版デビルマンや、実写版~~、などの存在念頭にあったのはちがいない。

アイアンマンスパイダーマンと比べると、引っ張ってこれる金やら何から何まで、商業システムの時点で勝負にならないのでぐうのねもでない。

で、ゼノグラシアだが。

何度もいうが、あれは「アイマス」としては駄目。アイマス世界劇中劇と錯誤できるような演出・設定すらない。

いわゆる原作厨wwとか揶揄されたりもするが、IPホルダー側がまともにブランドマネジメントしないと、メディアミックス戦略の失敗によって、IPのもの毀損するんだよ。

まともにブランドマネジメントできていない。

ゼノグラシア月姫おかげで、少なくともアニメでは原作を完全に無視することは忌避されるようになってきた。

というか、真ゲッター月姫は、売上自体は当時の基準大成功だったので、アニメ製作側がドヤ顔インタビュー受けて、自分たちのやり方が良かったとか誇っていたのが今でも腹立つ。

その後のフェイトの展開を見て、自分たちが何をやったのか理解して、完全にそういう言説は封印されたが。

2017-08-15

魔法少女劇中劇

未完

プリキュア

魔法少女

田村ゆかりリリカルなのは
クレヨンしんちゃん

参考になった過去のまとめ

2017-07-07

なあ、諸兄。ジャンプエロ扉絵の件だけど。

ジャンプエロ扉絵の件だけど。

いつも「あのキャラがこんなことするはずない」とか書いているような頼もしい諸兄までが擁護派にまわっているのがいたたまれない。

あれは「脈絡なく脱がすな」って話だろう。

脈絡なく脱がしたキャラが、それをなぜか超厨2俺理論で受け容れて、しかも最高のおもてなしをしてくれる」みたいなのは、別のそれをやるフィールドがほかにあるだろう?

話を支えるキャラ同一性や設定の具体性は、もっと作家ファンも心血注いで大切にするものだろう?

って話じゃないのか。

エロ絵見たさとか、規制派へいちゃもんつけたさに、ここで飛びついてたらまずいんじゃないか

もちろん、扉絵とか単行本のおまけカットにその時の話の筋とは関係ないのが描かれる伝統的な楽しみはあるけど、それだって、もともとの設定や世界観に厚みを持たせるものだ。

エロなら良い悪さだとか、扉絵からその作品評価無関係だとか、そういう話じゃない。

もちろんこれまでの作品だって劇中劇とか水着回とか、たいした脈略のないことも多かったよ。

でもそれは、脈絡とか設定に無頓着という事とは全然ちがうからね。

ナンセンスなことをやるためにどれだけの脈絡が下敷きになっているかを、この機会にでも知るべきだ。

もちろん、脈絡が進んで最初の設定から変わってしまうことだって少なくない。

でもそれだけ、ディテールには脈絡が大切だって話だ。

からエロい話は、エロくて良い。

エロいキャラはよりエロくて良い。

でも、キャラ作品上の脈絡なく脱がしたり、ましてやオタク専用ダッチワイフみたいな、一方的な扱いをして良いわけがない。

あれは絵のうまさではなくて、やり方の下手さを非難して良い話だろう。

子供への悪影響を大人心配するとかじゃなくて、大人ファンが、作品のその未熟さを指摘する話だろう。

さらエロ自体が悪いわけないだろうよ。

いったいどうなってんだ、諸兄。

キャラや話を『消費』して貧しくさせるのは、間違ってることだよ。

2016-12-29

2016年秋に見終わったアニメ感想

評論でも考察でもなく完全に感想

点数付けてるけどこれも個人的面白かったかつまらなかったかであって作品が世間的にこれぐらいの水準のものとして評価をされるべきとかそういうのではないです

終末のイゼッタ

全体:5/10  おっぱい:7/10

魔女が戦車を振り回して破壊し、魚雷を魔力で飛ばし対艦ミサイルを先取りする荒唐無稽さが売りのアニメ。最終決戦はいよいよやり過ぎここに極まれりで凄いのか凄くないのかが逆に分からなくなる。それだけの力を持つ魔女が関わることで歴史に起きた変化をじっくり描いて欲しかったのだが全体的に軟着陸気味な終わり方をしたのが残念。特に中盤からはライバル魔女との対決にばかり時間を取られてしまい歴史改変部分はそのお膳立てと後始末に徹していた印象。

展開の大部分は戦争映画超兵器映画テンプレの継ぎ接ぎでありおっぱいぷるんぷるんの魔女が戦場を飛び回る事ぐらいしか大きな見所はない。それも既にストパンの手垢がビッシリ付いてるような気が。史実のネタを知っていればニヤリと出来る系のシーンも、むしろそうやって使い古されきったネタへの食傷を強く感じてしまった。良くも悪くも出来のよろしくない映画を見終わったような心持ち

装神少女まとい

全体:5/10 装神少女ゆまちん:8/10

ゆまちんいなかったら途中で切ってたと思う。ゆまちん可愛いしたいから見てた。ゆまちんの持霊も可愛い。でもゆまちんの友達にしては大人しすぎるのでシャーマンキング玉村たまおと持霊交換するといいと思う。

変身物における「変身した後って消滅した服どうなるの?」という疑問に「もちろん消滅したままなので全裸になります」という回答を選ぶ辺りが実に深夜アニメテレ東でやってるキッズアニメを1クールに再編成してちょっとエッチにしたような感じで全体的に地味、悪くもないし良くもない普通アニメ。普通がいちばん。でも見るアニメいくらでもあるこの時代では普通+αが欲しいと思うのが視聴者の心情。

魔法少女育成計画

全体:8.5/10  ねむりん:10/10

ねむりんがすごくかわいかった。ハードゴアアリスもかわいかった。自分は興味なかったけど男の娘も可愛かったと思う。でも魔法少女たちは死んじゃうから悲しいぽん。辛いぽん。

魔法少女が次々殺しあうまどマギフォロワーという事さえ理解すれば後はまったりと殺し合いを眺めつつ魔法少女かわいいすればオッケーの分かりやすいコンプセトの作品。甲賀忍法帖に匹敵しかねないレベルキャラが次々死ぬため同じようなマッチアップが繰り返されたりもしないし、能力の個性により戦い方に幅もあるためこの人数で殺し合っても飽きが来ないのがグッド。

1クールの中でキャラや設定を綺麗に使い切って終わっているのはかなりの評価ポイント。能力を上手く使った物語づくりは流石の小説原作といった所だが、それを映像として上手く調理してくれたスタッフも素晴らしい。キャラの可愛さと露悪的な物語と能力者バトルが一度に楽しめて深夜アニメとして非常に美味しかった。

灼熱の卓球娘

全体:6/10  レズイナー:8/10

スポーツ物ではあるけど百合的な側面がかなり強い。メインの登場人物カップリング単位でキャラ作りされていてライバル校のキャラクターまでがカップリングを前提として作られているのを感じた。試合中等の心理フェイズもひたすら友情(?)を軸として行われいて好みが別れる所ではあると思う。仲間と共に成長する、仲間の為に戦うという熱いシーンとして捉えつつも、女の子の友情(?)って素晴らしいなあと考えられば2倍美味しいので個人的には楽しめた。

女の子動物園スポーツアニメとしてすごく無難な作りだったと思うのだが、正直に言うと1話段階では凄い面白いアニメ始まったなと感じていたので最終的には無難アニメまりになって少し残念ではある。区切りのいい所で終わるために仕方ないんだろうけど1クールかけてやったにしては試合数も少なく若干間延びしてる所は特にもったいなかったかなという気も。続き物の序盤だけありチュートリアル的な展開が多く、起承転結の後半部分に当たる要素が少なめで物足りなさを感じる。とはいえ全国という明確な目標に向けての上向きなエネルギーを感じる終わり方であり、俺たちの戦いはこれからだENDとしてはかなり良い切り上げだったので、こういった作品は起承転結の前半部分が持つ盛り上がりのエネルギーを楽しむアニメなのだなと考えを改める事にした。

PS:OPのレイズナー演出は最初面白かったけど慣れるとただの今回予告でしかなくあんまり楽しくなかった。

ユーリ!! on ICE

全体:8.5/10  ┌(┌^o^)┐ホモォ……:10/10

アイススケートという競技自体が持つ話題性の割には数が少ないスケートアニメの久々の新作。プリティーリズムあくまアイドルアニメとして捉えれば銀盤カレイドスコープから10年ぶりである。その年月の間に映像技術が圧倒的に進歩したのか予算がしっかりと付いているのかスケートシーンの出来栄えはかなり高い。アニメという架空を描く媒体である強みを活かして実際のスケート以上にインパクトのあるカメラワークが行われているのが非常に良い。モノローグやそれまでのエピソードによりそれぞれのキャラクターの心情が映像と共に流れ込んでくる事もありスケート中の臨場感はかなり高い。

純粋スケートアニメとしても楽しんだけどそれ以外のシーンでは何度かホモっぷりを茶化しながら楽しんでいた。最初のうちはおいおい腐女子へのアピールですかと笑いながら見てたけど、まさか結婚指輪には……大爆笑でした。こういうの慣れてなかったらどういう顔したらいいのか分からなかっただろうけど、色々アニメを見た結果笑えばいいと思う事にしたので自然と笑ってた。ホモ的な要素を省いて見れば2人が既に対等の存在になっている事を示すシーンではあるんだろうけど過剰演出すぎて笑うしかなかった。まあこういういのは中途半端に匂わされながらだらだらした絵を作られるよりも勢いよくホモってくれた方が、ホモきじゃない側としても見てて面白いんだよね。笑えるから。

競女

全体:9/10  原作超え:10/10

原作の力を完全に活かし数倍の面白さを持つに至った脅威のアニメ化。緊張感のあるBGMや重厚な金属音が付くことでシリアスな笑いがここまで強化されるとは。スポーツアニメでなくバトルアニメに使うような演出の多様や、必殺技の書き文字により乳や尻で人間離れした技を繰り出している事が強調されもしかして熱いアニメなのではと勘違いしそうになる。いや実際熱いアニメになっている。お馬鹿で熱いアニメなのだ

アニメ化の完成度も素晴らしいがそれもこれも原作の狂った発想力がまず土台にあることを忘れてはならない。常識離れした専門用語がさも当然のように飛び出し、乳尻を打ち合う勝負にエロさではなくまっとうな競技性を誰もが感じている狂った世界観あっての事。アニメではその強みを読み違えずに登場人物の真剣な語り口調によってしっかりと補強し命を吹き込んでいる。安易にシコれるエロへとなびかずどこまで笑えるエロに全振りしていったスタッフの侠気に感謝。作り手の原作理解と良い物を作りたいという気持ちを強く感じる素晴らしいバカアニメだった。

ガーリッシュナンバー

総合:4/10  何で売れそうにないアニメ作るんだろうね:10/10

SHIROBAKOになれなかったアニメであり、俺ガイルになれなかったアニメでもあり、売れてないけどちょっとは売れた何で売れそうにないアニメ作るんだろうねアニメである自虐風自慢前フリが見事にただの自虐で終わってこれはこれで美味しい展開。駄目な子ほど可愛いという作品のノリともしっかり合っているしいいオチ。作中でもクソアニメだったけど好きだったと自分で言ってるしまあ本人達が満足ならいい事だ。いい事なのかなあ……。

何で売れなかった分析は他の人に任せるとして個人的感想を言えば、カタルシス的要素にかけるという部分につきる。作品が終わってもクズさんも一時の熱が引けばクズのままだし、ちー様も成長したというには振れ幅が小さい。一度マイナス方向に進んだ物語がゼロに戻る話は、そのままの勢いでプラス方向に突き上げていくから気持ちいいのであって差し引きほぼゼロで軟着陸されては見ている側のモヤモヤが行き場を無くしてしまう。作品全体の持つマイナスエネルギーが結果として目に見える大きなマイナスとして現れていればそれもまたオチとして形になっていただろうけど劇中劇が売れませんでしただけでは何とも中途半端

戦国鳥獣戯画

全体:5/10  絵柄:8/10

絵柄の力だけでゴリ押ししきったアニメ動物化して知能がヤンキー高校レベルにまで低下した戦国武将たちのほのぼのっぷりが良い。林原めぐみの妙に落ち着いた語りもシュールさを後押ししていた。

てーきゅう

全体:5/10  飽きた:6/10

流石にそろそろマンネリしてきたよねえ。

DRIFTERS

全体:7.5/10  おっぱいーぬ:7.5/10

微妙な違いはあるけど漫画がそのままアニメになってると感じた。個人的には豊久の声に重さが足りないのが気になった。でもこれは自分が原作を読み違えていただけで豊久は元々軽い調子でキリングマシーンしているキャラだっていう気もするので「アニメの豊久はこういう物」として受け入れる事に。

漫画の決めゴマが持つゾクっとするインパクトこそ無いけど動きが付くことで映えるシーンもあってアニメアニメとして楽しい。特に銃や爆発といったシーンは信長が言っているように音があるとないのとでは大きな違いがある。他には黒王の増殖能力が持つビジュアル的不気味さは動画のが印象が強まるね。

Lostorage incited WIXOSS

全体:4/10  顔芸:2/10

こうやれば喜ぶんでしょーという匂いが強すぎる顔芸は好まず。里見が裏方としての顔を脱ぎ去ってラスボスになってからの演技過剰な露悪っぷりがそもそも好きじゃなかった。ラスボスが好みじゃないので後半はいまいち盛り上がれなかったかな。物語自体も主人公たちは助かったけど問題は根本的に解決してなくて性格や内面の性別が入れ替わった人は続出し続けてるままというオチだし何とも消化不良。色々と二期に投げるのはWIXOSS伝統って奴じゃろか。

かれこれ3クール見たけどゲーム自体のルールは未だにチンプンカンプンコイン技という分かりやすい必殺技の登場で何が起きてるのか何となく把握出来るような気分になれたのは前作からのいい変化かなと。コイン技絡みのとんちが効いた盤外戦術ならルール自体分からなくても理解できるしね。最初の頃の遊戯王みたいだったねあのとんち。攻撃するのは月!岩石の巨兵!砕岩剣!そういやあのシーン魔法カードになってるらしいね。

ジョジョの奇妙な冒険第4部

全体:7.5/10  日常パート:8.5/10

杜王町不思議日常再現度はかなり高かった。キャラクターの喋り方はおおむねイメージ通り。彩度高めな町並みもコミカルな4部の雰囲気にはピッタリだった。不思議な力と共存しながら戦いながら生きる康一君たちの日常を覗いてるという感じがよく出ていた。

とはいえ殺人鬼との熾烈な戦いにより緊迫感が最高潮となる終盤ではポップ寄りな絵だとパワー不足を強く感じてしまった。単行本の表紙を思わせるカラー変更やBGMなどを駆使して何とか強い印象をもたせようとしていたが元の作品が強すぎて追いつききれていない。漫画で読む際に気にならなかったキャラセリフの長さから来る悠長さも誤魔化しきれなかった場面がちらほらあったように見受けられる。3クールぶっ通しともなると最後はかなりキツかっただろうからそれを考えるとよくやりきってくれたと思う。

ろんぐらいだぁす(まだ終わってないけど)

全体:4/10   レガリアった:9/10

作品そのものよりも放送を落としたり作画おかしかったりする事の方が話題になったアニメ自転車の3Dが時折怪しくなったり食事シーンによく分からない物が写ってたりモブのキャラ色違いコピペ軍団だったり総集編を作るにはネタが少なすぎて唐突に実写が混じったりしているのが見所。作中で「リタイア」「ハンガーノック」「足切り」「間に合わなかった」といった単語が出てくると思わずにやけてしまう。

いい部分の話をすると、人が「沼」に嵌っていく過程を安全圏から眺める楽しさが詰まっていた所は大いに評価したい。最初に中途半端な物を買っていつの間にか使わなくなったり何かあるとすぐ追加装備の購入を促されたりと、悪徳業者にでもカモられているんじゃないかという勢いで出費がかさむ姿はまさに「沼」。でもその結果として前出来なかった事が可能になったり仲間と親密になれたりとご褒美が待っていてこれまた「沼」。

作画の出来が正反対なら別ベクトルの楽しみ方も出来たのかなと思うのでそこは残念。しかしまさかこのアニメガルパンのような引き伸ばしをするとは……もう10話で完走でいいでしょ……足切りでいいでしょ……ガルパンの方頑張れよ

響け!ユーフォニアム2

全体:7.5/10  回れよ:0I/8

1期で一通り仲良くなったし2期は平和けいおんやる可能性もあるのかなと思ってたら全然そんなことなかった。相変わらず若さをぶつけあってギスギスしていて実に中学生日記。何を考えているのかわからなかった相手が仮面の隙間から剥き出しの感情を見せる魅せシーンも多く音楽にあまり興味のない自分でも楽しめた。

努力の成果虚しく銅賞で終わったモヤモヤが、滝先生が麗奈に感謝を伝えるシーンやジョイナス先輩の父が送った言葉によって救われる物語構成は非常に納得感が高い。簡単にすぐ勝たせるでもただ負けて終わるでもない良い落とし所。全国に出たから来年は新入部員来そうってのも前向きで景気のいい話だ。しかし主要キャラに3年生がいると1年の重みが違うな、メインが教師と同学年ばかりの作品だといつの間にか2年生や3年生になっても特に変化ないから久しぶりの感覚だ。

提供は今回も可愛かった。

ブレイブウィッチーズ

全体:5/10  3D:3/10

501と比べると全体としてキャラにあんま魅力がないというか誰が誰なのかよく分からなかった。というか主人公の出番が多すぎてその分他のメンバーが割りを食った感じ。502の中だとカタヤイネンと菅野さんはひかりや前作キャラとの絡みも多かったしキャラも分かりやすくて印象に残った。まあ元ネタ知名度高いし優遇されてた所はあるんだろうな。やっぱキャラの魅力で引っ張るアニメだから三馬鹿以外のキャラの描写がやや薄めだったのは残念だったなあ。

残念といえば3Dが2Dと違いすぎて違和感が凄かった。動いてればまだいいんだけど動きが鈍いとゲームムービー見てるような気分に。3D除けば戦闘の出来は悪くなかったはずなんだけど、3Dの出来が本当にキツい。作画が切り替わりすぎってそっちが気になってしまう。ストーリーはまあいつも通り王道で悪くなかったけどこのアニメシリーズどんどん根性論になってきてんなあというのは気になった。

フリップフラッパーズ (こっそり追記)

全体:7.5/10  アニメーション:9/10

アニメーションは凄かったけど「アニメ」としてはそこまで圧倒的に面白いって訳じゃなかった。全体として映像にあまり意味が乗って無くて映像のための映像になってるのが良くも悪くもこの作品の性格なんだろうけど、そういうゲージュツ的なのは自分よく分かりませゆえ。がっつりピュアイリュージョンの考察やれば違った感想になるのかも知れないけどそこまでの熱意は沸かなかった。

雰囲気作りのために色々散りばめられてたけど、ストーリーの大筋は典型的ガール・ミーツ・ガールだよね。不思議出会いをした2人は最後はご両親に挨拶に行く仲になりましたとさの百合アニメピュアイリュージョンの中で結ばれるってのはつまり真の相思相愛百合こそが真実の愛って事なんじゃろ。ゲージュツはよく分からんテーマは伝わったぞ。

何であのアニメ見てないの?超面白いよ?という意見があったら君も増田にアニメ感想を書きもう。

そうすれば俺も何かの機会にそのアニメを見るかも知れないし、俺じゃない誰かがそのアニメを見るかも知れない。

2016-05-19

ヘイルシーザー鑑賞メモ

※本編内容に抵触しま

劇場予告編を見て面白そうと思って観に行ったんだけど、予告編と内容ちょっと違い過ぎない…??

おかしいなと思ったので家に帰ってきて予告編見返したけど、あれだと出てくる俳優役の人物達が誘拐されたスターを捜すのになんか尽力してるみたいに見える(特にスカーレットハンソン

・主役の何でも屋さん(ジョシュ・ブローリン)のことを映画プロデューサー勘違いしてていつ何でも屋(というか探偵みたいな感じかと思ってた)が出てくるんだろうと…もうすでに出てたとは…。

1950年代の話なので、劇中映画なのか、そうじゃないのかたまに区別がつかなくなるというか、モノローグが劇中映画の中の話なのかなんなのかたまによくわからなくなった。1950年代って次代設定がもうなんか映画世界だったので。

字幕版だとモノローグが詩的で意味を把握するまでのタイムラグがきつかったな〜。英語理解できたらよかったのに。意味がわかるころには次の字幕へみたいな感じでちょっと辛い。

・でも吹き替えだとなまり面白さわかんなくなっちゃうしな…。

・昔のハリウッド映画あるあるなのかな?という話題もちらほらあって、赤狩りとかアメリカ文化を障りしか知らないと「???」となる場面があったり。

・なんか散らかり方が凄かったな…という印象。劇中劇ダンス、歌)とかやってみせたかっただけで、本筋になんの関係性もないよね?

誘拐はなんの謎でもなくて、割とさらっと問題解決するので、「誘拐事件」を本筋と思って観に行くとちょっと肩すかし食らう。

煽り文句みたいに全然難解な事件に挑んでない。

・「誘拐事件」を本筋と思ったらスカーレットハンソンの部分は丸ごとなくても大丈夫だし。

・正しくは、1950年代ハリウッド俳優たちが起こすドタバタ事件敬虔な何でも屋が問題解決していく!映画って刺激的で面白い!!が煽り文句だと思う。

・そう思ってみるととてもユーモラス溢れて、エッジの効いた俳優達がみんな愛おしく見えるし、主役の何でも屋の気苦労がわかる。

ジョージ・クルーニー無駄いかな…と思ったけど、最後劇中劇、大作映画の締めの台詞を言うためだけに起用されたんではないかと思った。あそこはジーンて胸にきた。

・または阿部寛テルマエロマエ)と同じ理由で…古代ローマ顔だから??

・とにかく変な編集された予告に騙された。先入観なかったらもっと面白かったかも。

・次に見たいのは「マネーモンスターhttp://www.moneymonster.jp/splash/

オーシャンズファンとしてはこの二人見ておかないと。ただミケランジェロプロジェクトとといい、ヘイルシーザーといい、大好きなジョージ・クルーニー出演作で微妙だな〜作品連発したので少し心配だけども監督ジョディフォスターなので信じて劇場に観に行く。

今日の予告で気になった映画…「怒り」http://www.ikari-movie.com/

滝藤賢一が気になるだけかもしれないけど…「SCOOP」http://scoop-movie.jp/ 滝藤さん出てるだけで全部見たくなるからほんと困る。

2015-11-27

青春モノ」のいやらしさ

青春モノって少年少女の性欲や行為示唆する描写がところどころにあって抜けるよねとかいう話じゃありません。いやな感じがする、方の「いやらしい」です。

2ヶ月弱前、映画『心が叫びたがってるんだ』を見てきました。

来場者特典が非常に豪華で、映画主題となるクラス演劇ミュージカル)のパンフレットと、そのクラスメンバーを演じるキャスト全員のサイン(縮小コピーで一枚の色紙に印刷してある)というもの

特典が豪華というのはもちろん嬉しいんですが……。

劇中劇タイトルが「青春の向こう脛」。

サインの方は、書いたキャストさんの名前は挙げませんが「これぞ青春!」「素晴らしき青春」などと書き添えられたものが何点か。

「うわっ」ってなりました。

劇のタイトル映画本編でも「内容と関係なくない?」と突っ込まれていて、なんでそんなタイトルにしたし……。

しかしそれでも、「なにが『うわっ』なんだよ」と思われる方も多いと思います

実際、この映画の内容はいわゆる青春群像劇ど真ん中と言うべきもので、「青春」を押し出すのは多分当然なのでしょう。

でも、なんかさ、こう前面に押し出されるとさ……いやらしくない? 「青春」。

いわゆるお涙頂戴が鼻につく人も多いように、押し付けがましく感じたというのもあると思いますが、それ以前に私は、「いわゆる青春」を称揚する態度に少なから嫌悪感を覚えます

未熟な少年少女が迷って、ぶつかり合って成長していく……それを大人がエンターテイメントとして楽しんでいることに、なんとも言えない下品さがある気がします。

王道青春モノのキャラクターに求められるのは未熟さなのではないか。

それはドラマを生むため、また完璧ではあり得ない人間としての必然的描写以上に、大人が「子どもには未熟であって欲しい。大人に導かれる存在であって欲しい」と要求しているのではないか。

青春只中にいる少年少女の苦しみや葛藤を、大人たちがニヤニヤ笑いながら、「それが青春の痛みだよ」とか言って楽しんでいるのではないか。

そんな印象を、「青春」の称揚からは受けてしまうのです。

(『ここさけ』の内容自体は、粗を感じる部分はありながら特にそうした悪印象あるものではありませんでした)

大人の敷いた「青春」のレールを走らされる……こうした不信感は中学生の頃、運動会文化祭指導をする教師に対して初めて芽生えたものだったように思います

それから十数年、私は未だにその感覚を引きずっています

フィクション登場人物なんて、老若男女問わず喜怒哀楽エンタメとして都合よく消費されているはずなんですが……。私がことさら青春モノ」への違和感を抱いてしまうのは、多分自分が受けた嫌な青春教育が思い出されるからでしょう。

しかしこんなことを言っている私も、キャラの未熟さを楽しんでいるところがあります

現在放映中の『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』。ガンダムは他にOOしか見たことがありませんが、毎週楽しみに見ています

少年兵だけのチームが大人たちの陰謀渦巻く戦場を生き抜こうとするドラマは、一つの青春モノといって差し支えないでしょう。

先日放送された第8話で、団長のオルガが宇宙ヤクザ(?)のナゼ・タービンズという男に叱られる場面があり、そこでのオルガははっきりと「子ども」でした。

それまでオルガは対立する大人から「ガキ」と言われながらもタフで明晰な、大人と遜色ないリーダーに見えました。

劇中で明らかに「子ども」の面を強く見せたオルガ、それを私は割りとニヤニヤしながら見ていたと思います

オルガはそれまでも非常に魅力的なキャラクターでしたが、そこでこれまでになかった「可愛げ」が芽生えたように思われました。

私も青春モノとしてキャラに未熟さを求め、「子どもであることを恥じるオルガを楽しんでいたのでしょう。

少年少女の成長を描くというのは物語として極めて王道で、それ自体下品というわけではないと思います

青春モノの子ども像以外にも、都合のいいキャラクター像は無数に存在するし、その一つを自覚しただけで潔癖ぶるのは虫がいいでしょう。私は趣味創作をしていますが、この手の欲求全てを拒絶していたらフィクションなんて成り立たなくなるでしょうし。

クッソ長々と書き綴った挙句何が言いたいんだかわからない日記になりましたが、思ったのは、少なくとも自分では、大人目線青春青春盛り上がらないようにしよう、と…………。

あと、できればいわゆる青春と言われる年代ドラマを描いてても、「青春」とか「成長」とか強調しない作品が増えて欲しいな、と……。

好きな青春モノは「男子高校生の日常」と「ハイキュー」です。

2015-09-20

「心が叫びたがってるんだ」はまさしくライトアニメファン向き

連休初日という事で、一つ映画でも見ようかという事で「心が叫びたがってるんだ」を観てきた。

長文なので、ブログにでも書けばいいんだろうが、私のブログは極めてテーマ限定したもので、書くところがないので、増田に書くことにする。


あらすじを超ザックリ言うと、幼い頃のトラウマで上手く喋る事が出来なくなったオカッパと、空気マン、空気ガール、怪我で夢破れた金属バットが、地域交流会の出し物でミュージカルをやる事になって、その過程でそれぞれの問題と向き合っていく、みたいな話である


意外とよかったので、皆さんの連休の過ごし方の一つのヒントになればと思い、見所と気になった所を列挙していこうと思う。


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見所1

描写のエゲツなさ」

基本的には上記あらすじから想像できるような、爽やかな青春群像劇である

しかし、随所にエゲツない描写差しまれてくる。


まず、4人の主役の1人であるカッパ、順のエピソード物語冒頭で語られるのだが、それが画に登場した瞬間に、「こんなのイヤな予感しかし無いじゃん」という不穏さから、「うわー、これ見たくない見たくない」と見事に展開していくのだ。

序盤でいきなり物語に引いてしまうか、「ん、これは創った人、凄いぞ」となるか決まると思う。


次に、キャラ描写も「うわあ、妙にリアルでやだなあ」と思わされる。

ここでは、重要人物、順の母、泉を挙げよう。

泉は序盤とそれ以降で人の弱さを見せつけるように、結構キャラが変わる。

それが、「まあ、そうなっちゃうのもわかるよ・・・」という感じで、さらに妙な厚みを持たせるのが、彼女職業だ。

一応、割愛するが、見た瞬間「うわ、有りがち!」膝を叩き、その職業であるだけで、なにか彼女の抱えている事情説明するオーラのようなものが見える気がするのだ。

これは若い頃、その職業の方とイマイチうまくいかかった私自身の偏見かもしれ無いが。


もう一つあげると、作中で出てくる「怪我をする描写」だ。

ここは画の力が凄い。

見た瞬間に「うわあ、イタタタ」となるし、絵面が容赦なく汚く、怪我一つでその後の憂鬱さまで伝わってくる。


他のレビューで、「変に生々しい」というのを見かけて、その点は同意なのだか、その方の、「アニメなのに現実に引き戻されて乗れ無い」というのと、私の評価は逆で、ここら辺でグイグイ掴まれしまった。



見所2

構成の上手さ」

作中で登場する劇中劇が、本筋とうまくリンクしていく。

順と、主役の1人、空気マンである所の坂上が劇中劇ストーリーについて話し合うシーンがあるのだが、終わってから振り返れば、これがまあまあ重要伏線になっている。


また、後半でこの劇中劇と本筋が同時進行するシーンは、私調べでは最大の見所と言ってもいい。

クライマックスは「それは読めるよ〜」というベタ演出なのだが、「でもそれしか無いよね、待ってた!」という形になるのだ。


それというのもフリが効いているからで、「おっ」と感心させて、その上でクライマックスに期待を持っていかせる構成うまい



見所3

秩父の美しさ」

やたら西武線ポスターを見かけるのはそういう事か。

管理はされてるがちょっと古びた神社や夜中にポツンと浮かび上がるコンビニは妙な実在感がある。

北関東の豊かな自然と貧しい娯楽、少ない溜まり場が、閉じて煮詰まりがちな人間関係をうまく演出していると思う。



見所4

主人公格の2人の歳なりの幼稚さ」

主人公格4人の中で、オカッパ順と、金属バット田崎は、わりとナイーブに描かれる。

感情的になったり、恥ずかしいシーンが多い田崎は、「まー無理もないかなー」と思わされるくらいには置かれてる状況がちょっと気の毒な感じなのだが、順の方は「おいお前さ」と言いたくなる幼稚さで大問題を引き起こす。


しかし、それがいい。

映画に登場する高校生は「そんなまとまった思考するか?」となりがちで、「大人が考えた高校生である事が多いように思う。でも、本来高校生なんて劇中の順くらい自分が整理できて無いもののはずだ。

から、一瞬「それ無くねえ?」と思わされる順の行動も、「いや、高校生はこれでいい」という風に感じられる。


物語に協力する為に大人な台詞回しや行動を強制されがちな「劇中のティーン」だが、これくらい幼稚な方がリアルだと思う。



見所5

キャラの小物」

順の小物に注目したい。

彼女は今時ガラケーを使う。

そのショートメール機能コミニュケーションをとるのだが、小さい彼女一生懸命ポチポチやるので、さらに小ささが強調される。

また、彼女リュックを背負っているんのだが、これがいい感じのダサさで、彼女の「他人コミニュケーション出来ない」事をビジュアルでうまく説明しているように思う。


他にも空気マン坂上の高校生にしては小慣れたファッションや、田崎の中途半端ワイルドファッションも、こだわって創ったキャラを感じさせる。


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というわけで、本筋も良いんだが、その周辺も結構楽しめる。

では気になるところを。


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気になる所1

セリフ説明的」

バケモノの子」ほどでは無い。

でも、やっぱセリフ説明しすぎな気がする。

この話のテーマの一つは「言葉」なので、勢いセリフ重要なのはわかるのだが、それでも心情に関わる所では、「ここは絵でほのめかして、あとで言葉にしてもいいんじゃ無いかなー」という点は感じられた。



気になる所2

「仁藤のキャラが薄い」

ここまで言及されなかった最後主人公空気ガール仁藤だが、彼女キャラが薄すぎる。

ナイーブな順、田崎と、空気を読む坂上、仁藤が対称をなす中、坂上の空気っぷりに関しては、劇中で説明がなされ、そのことでキャラが立ってくる。

しかし、仁藤に関してはパーソナリテイの描写が薄い。


劇中で言及される「彼女特有のいやらしさ」や、仄めかされる「弱さ」について、もう少しエピソードがあれば、俄然魅力的なキャラとして立ち上がってきたと思う。

彼女基本的はいい奴なのだから



気になる所3

クラスメートがみんないいヤツすぎ」

いい意味で幼稚な順や田崎が、物語を混乱させて見せ場を作る中、じゃあクラスメートはどうかというと、これがちょっとブーブー言うだけで、物語の進行に非常に協力的だ。

特に順に対する寛容さ、というか子供の世話でも焼くような態度は、「いや、高校生なんてもっと聞きわけ無いでしょう」と思ってしまう。

こんな高校生活、送りたかったよ、ホント



気になる所4

主題歌

ここは評価真逆に分かれそう。

私も気になるとしたが、全面的ダメってことでは無い。

主題歌の内容は映画の話と似ていて、両方とも「言葉によるコミニュケーション」を主題としている。

そこらへんは放送作家出身の、作詞家秋元康らしいところで、企画ありきで行ったのだろう。


問題は曲のスピードで、テンポが急に早くなるように感じられるのだ。

直前までスタンダード名曲ミュージカルをやって、それでこの早い四つ打ちの主題歌はいるので、「え、そんなスピード感ではやってなかったでしょ」と戸惑う。


ユニゾンも綺麗で、まあまあハマってるんだが、そのスピード感だけ、入った時にちょっと違和感があった。

ただ、観客で立つ人はかなり少なかったし、大枠では大多数を不快にするような違和感ではなかったんだろう。人によってはどハマりという評価を下せるくらいの微妙ラインだと思う。


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さて、鑑賞後の気持ちが冷めないうちに見所と気になる所を挙げた。

この作品の売り文句が、「あの花スタッフが送る青春群像劇なのだが、私はあの花という作品を「存在している」こと以外知らない。

で、アニメは好きだが、最近アニメありがちな萌え声演技が苦手で、俺物語からも脱落してしまったくらいの、アニメライトファンである


そんな自分からしたら、「思ったより全然いいじゃん」と感じられる作品だった。

果たして、先輩レビュアーが挙げた、「コアなアニメファンには覚めちゃうが、一般のライトファンには受けそう」という評の、肩翼を担う形になった。


さて皆様はどう評価するだろうか。

連休に空きのある方は是非、映画館ウォッチしてはどうだろう。

2013-11-07

松本人志について思うこと

松本人志という人の評価は完全に地に落ちてしまった。

これから再評価されるということはもはやないだろう。

以前から松本人志アンチという人は一定数いたが、

映画の評価が彼らを後押しして、さらアンチを増やし、

もはや彼を支持するほうがおかしいという具合だ。


映画制作がこれからどうなるのかは分からないが、規模は縮小されていくのが

自然の流れだろう。

それでも映画製作を続けるのか、それとも辞めてしまうのかは分からない。

自分は続けてほしいと思っている。


これから長々と松本人志の擁護を始めるわけだが、正直効果ほとんど望んでいない。

アンチにとって目新しい情報があるでもなく、速やかに「信者」という形で

パッケージされ、頭の中のゴミ箱へと入れられることだろう。

それでも自分が言いたいと思うのは、大多数にとっては「共通認識」のことだろうが、

まだそれについて知らない人がいるかもしれない、という思いからだ。

ひょっとしたら間違いすらあるかもしれないが、少し耳を傾けてくれればと思う。


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さて、大多数にとっての共通認識というのは、松本人志の「歴史」と「作品の創り方」についてだ。

もうブラウザバックされた方もいるかと思うが、興味を持って読んでくれている方に感謝して、

彼は高校卒業して吉本興業に入った。

少しの下積みを経験した後、クイズネタ等の漫才で評価され、次に『ごっつ』のコントで、それと並行しつつ

ガキの使い』等のトークも面白いと言われていたと思う。

『ごっつ』や『ガキの使い』は今でも支持する人がいて、「昔は本当に凄かった」と回顧する人は

主にこの辺りなのではないだろうか。

それから映画制作し始めクソミソに言われるわけだが、彼の作品制作の流れというのを、もう少し詳しく

見て行きたいと思う。


彼はまず漫才で評価されたが、それは島田紳助に強く評価されていたということはご存知だと思う。

自分は笑いというもの評論家では無いので、ざっくりとした要約になってしまうが、

松本ボケの間の作り方が非常に上手い。基本をしっかりと理解し、そこを外している。

浜田ツッコミ努力のものだが、松本ボケは才能である」というような。


ちなみに『大日本人』の時にはビートたけしから

「笑いを分かったうえで、ひっくり返そうとしている。映画的じゃないかもしれないけど、それもまたいい」

と言われている。


松本人志という人は、多分とてもシンプル考える人なのだと思う。

そしてオリジナリティというものについて強く拘りのある人だろう。

オリジナリティというのは、人によっては、本当に感性のみが創るものであり、常人には真似できない

ものだと考えるかもしれないが、大抵の場合はその限りではない。

基本を理解し、それについての様々な作品を見聞きし、自分の中から表現できるものを探し、既存のもの

「どこをはずす」か、という事を考える作業だ。


要するに努力カバーするもの殆どであり、感性必要ものは「どこをはずす」かという一点のみ。

そして松本が作品を制作する際、どこをはずす(またはずらす)かというのは、いつもとてもシンプル

それを解体し、最後まで残るものをはずす。

漫才であれば「間」であるだろうし、例えば漫画でいえば、「コマ割り」や「ふきだし」になると思う。


松本人志のこういう考えをとても良く表していると思うエピソードラジオにある。

自分がとても影響を受けた考え方でもあるのだが、もう一人のパーソナリティ高須光聖番組内で

放送作家募集した時の話だ。

募集する際、選考に何か役立つお題等は無いかと振られ、松本は「赤丸と黒丸を羅列する」というお題を出した。

一瞬自分だったらどうするかと考えて欲しいところなのだが、要は単純に○と●を羅列すればいいということで、

●●●○○●でも良ければ、○○●●でも、何でもいい。

自分は当初意味が分からなかったのだが、

何週かした後松本が「正解というわけでは無いけど、今の俺だったらどうするか」

と前置きをした後で、「赤一個」と答えた。


これは自分にとってはとても納得のいくもので、新鮮だったわけだが、これを言語化するのは非常に難しく、

かつ下らないと思う人が大多数なのでは無いかと思う。

けれど、松本はずっとこういう考えのもと作品を作っていたのではないだろうか。


シンプルに笑いを崩すからこそ、独特であると言われつつも支持され、今に繋がっていったのではと思う。


そしてそれをやり尽くしたのが『ごっつ』であり、『ごっつ』が終わることで、また新たなものに挑戦しよう

と思ったのではないだろうか。

当時から松本浜田がいないと面白く無いと言われていたが、それはおそらく『一人ごっつ』や『VISUALBUM

イメージが強いのではと思う。

要は松本イメージをわかりやすく(面白おかしく)視聴者に伝える中継が必要だという話。


けれどそもそも松本は、『ごっつ』を終え、自分一人で作品を作ろうとした時に、「笑い」というもの自体を根元から

崩し始めたと思う。どういう時に笑いが起きるか、「意外性」であったり、「緊張と緩和」や「差別」などが含まれると思うが、

そういったものを取り出し、時にはクローズアップし、時には徹底的に無視する、という作品作りをしているように感じた。

そしてそれを追求し、そこで観客が笑う、というリアクションすら必要ものだとは思わなくなった。

もちろん、理解してくれて笑ってくれるのが一番だと考えていたのだろうけど、それより自分のやりたいことを追求したわけだ。


から浜田(中継役)がいる時でいない時では、そもそも創るものがまるで違うのだ。


映画製作をはじめる前は、こういった文脈がある程度共通認識としてあったと思う。

から松本の笑いは難解」という意見で濁したり、全然笑えないというのを表立っていう人はいなかった。


そして松本は『大日本人』を発表し、酷評される。それは今までやってきたことから続いてきたものだったのだが、

映画からそういったものが表出したのは、単純に規模の問題だろう。

多くの人が観て、思ったことを口に出しはじめた。

自分映画評論家でも無いので下手なことは言えないが、まあ映画としての質も悪かったのだろう。


素直に笑うことは出来ない、作品のセオリーからは外れる、映画としても微妙、では中々擁護できない。

さら宣伝の仕方も悪かった。「お笑い」の映画だとして、とても笑えるものだと言う宣伝の仕方をしていた。

松本にとっては笑えるかもしれないが、普通は何処で笑っていいかからず戸惑うばかりだ。

これも今はすっかり言われなくなったが、「松本コントは2度目、3度目の方が面白い」と言われていた。

これは、まず松本がどういうコンセプトで作品を創っているのかを理解しないと、共通認識が生まれないからだ。


音楽でいえば印象的なコードや、誰もが感動するコードというものがあると思う。自分音楽評論家では(ry

そういったもの排除するか、またはそれを使ってまるで別の意味合いを持たせる、ということをしているから、

初見では何がしたいのかに単純に戸惑う。

爆笑映画爆笑するシーンを全てカットしてるようなもので、「ああ、狙ってやってるのね」と理解した上で、

「この次はこうだな」と思っていないと、面白さが得られない、ということ。


これから決して松本の作品が評価されないだろうと思うのは、大多数の人はこの負担を嫌うからだ。

それはまあ当たり前の話で、何でお前の考えをいちいち読み取らなきゃいけないの、という話で。

からなのかどうかは分からないが、日本人はそういうものを「好きではない」ではなく、「つまらない」と

判断する。それは自己満足しかなく、視聴者主観によって作品の価値は決められるべきものであり、

何故自由な感想を持つことを許さないのか、というもの


確かにその通りだと思う。実際、そういう面に配慮し、視聴者の目を飽きさせない、

皆が笑うもの、感動するものを取り出し、自分の作品に上手にそれをはめ込む、という作業をしっかりしている人はいる。

というかそういう人の方が多いだろう。それは北野武の作品でもそうだろうし、それがあるから認められる。

そういうものなんだろう。

それを一切排除して、排除してますけど何か?となれば、それはもう「その開き直りがうざい」と言われ、

「まずは王道をつくれ」となり、所詮その程度の人間だったということで烙印を押されて終わる。

そしてそういう作品を擁護しようものなら、「通ぶってる」「他人とは違うアピールですねはいはい」となり、

信者としてゴミ箱行きになることだろう。

まさしく自分のことだ。


自分は『大日本人』を観たときは、発想の転換の仕方や物語の創り方についてとても考えてしまった。

元々手を叩いて笑うようなことは想定していなかったし、発想の切り口を楽しむものだと思っていたので、

「なるほど」と感心しきりだった。

しんぼる』を観たあとはネットレビューを見るのが楽しみだった。

欠点らしい欠点が見当たらなかったからだ。『大日本人』は色々と分かりづらいが、『しんぼる』はとてもシンプル

殆ど一発ネタに近い。これを批判する必要性が無いと思った。

実際にはライムスター宇多丸がボロクソに叩いていた。

「間が悪い」といったようなレビューもあったが、「いや、それは意図していることだし・・」とその時は思っていた。

さや侍』は単純に泣いた。まあ嫌らしいなとは思った。


『R100』を観るときには、正直憂鬱なところもあった。

毎度自分が感動しているのに、ネットでは大草原だからだ。

初日からガラガラということで話題になり、ガラガラって言って笑ってる奴は何しに観に行ってんだと思いつつ、

映画館友達と足を運んだ。

チケットを買う際、「あ、ほとんど席埋まってんじゃん!」と嬉しそうな声を出したら「それもう終わってるやつです」

と言われ(観に行ったのはレイトショーで、自分はそれ以前の時間のものを観ていた)、鑑賞。


『R100』に至っては、もう殆ど観に行っている人も居ないようで、「言われているほどつまらなくない」というような声も

ある。けれどもう少し評価されてもいいのではなかろうか。

映画としての完成度といった意味でもそうだが、脚本がとてもいいと思う。

渡部篤郎も言っていたが、とても知的だ。そう言われて笑う意味が分からない。

物語王道の流れをとても知的にずらしている、と思う。

それは選ばれた天才が創るものではなくて、長年のキャリアを積んだ玄人による努力の結果だ。そう感じられた。

頭のおかし人間が創るには筋が通り過ぎているし、王道を創る人間からしたらずれすぎている。

そのバランス感覚によって創られた作品だから、とても知的に感じられた。

もっと具体的に説明できないのが悔しいところだが、何より世界中が認めざるをえないだろうと思ったのがラストオチだ。

実際には友達はその場面ちょうど寝ていたが、あれは素晴らしい落とし方だったのではないだろうか。

「究極のM」ということを考えた時、あれ以上の答えは見つからないように思う。

言われるまでは思いつかないが、言われてみたらそれ以上は思いつかない。そういうものだったと思う。

少なくとも馬鹿自分はそうとしか思えなかった。


100才の監督が創っている、というのは確かに逃げの側面を感じてしまうが、一応リアルではなくファンタジー映画作品)だという

ガイドラインというのが正しい見方だと思う。そのガイドラインを引いておかないと、物語破綻(丸呑みの女王とか)が

「本当に現実で起こっているもの」になってしまう。

ゾンビ映画ならば現実ゾンビが出てきてパニックになるという映画が成り立つが、SM映画で丸呑みの女王が出てくるのは成り立たない。

その為には誰かが創っている作品、という劇中劇にする必要性が出てくる。

これはバランス感覚の問題であり、こうでなければいけないということでは無いので、納得されるのは不可能かもしれない。


松本人志という人は我儘で身勝手なところが過分にあると思う。

一応、松本人志が考えてそうなことを記述したつもりだが、彼はコロコロと言うことが変わり、

その上ひねくれているので違うところもあると思う。

付き人の過剰な接待や周りのイエスマン存在もあり、裸の王様と言われるのも分かってしまうところはある。


とてもストイックに笑いを追求しているかといえば、意外とそうでもなくて、映画も辞めるときは辞めるような気がする。

からこの人は「ブレる」ことをためらわない。

悪く言えば適当で、良く言えば正直だ。

自分はその正直さが好きなのだと思う。いつまでもつの事をやり続けることは普通できない。

何一つブレずに生きようとすれば、考えが変わった時には自分に嘘をつき続けることになる。

周りの環境の変化も考え、自分に出来る事を探し、努力できるときには努力する。

松本人志という人は本当に適当に嘘をつくし、誇張や冗談に隠れてわからなくなることもあるが、

実際には一つ一つのことに取り組み、努力し、乗り越えているだけな気がする。

ずっと続いてきたものの中に映画があり、今取り組んでいるんだろう。


それがカッコ悪かったとしても、冷笑するよりは応援していきたい。

尊敬する人だから

2012-10-14

漫画感想

久しぶりの感想

H:先の読めるバトルからようやく一息ついた。記憶をなくした居候はこの後どうからんでくるのか?でも、作者の作風見てると、最後の方でぱっと一発ギャグをかまして、それ以外は空気になりそうな予感。

S:陽電子爆弾不発。まあ、そうじゃなきゃ全滅だわな。鬼同士の喧嘩は、片方が無言なのによく分かるw無口なのに、青筋立てるのなw上に報告とか、鬼にも社会がありそうだけど、今後明らかにされるのかな?楽しみ。

H:うーむ、伏線が多すぎて、きちんと回収できるのか不安所詮Web上の漫画。いつ打ち切りになるか分かったものじゃない。

K:エロに飢えてる中高生以外見る価値なし。

Z:いきなり知らないキャラ恋愛が始まって何事かと思ったら、劇中劇かよびっくりした。作品を海に帰すところの描写はぞっとした。

O:王道展開だけど、今回はちょっと厳しい。顧問は確かに活躍したところあったけど、今回のいい話に持って行くほど掘り下げられてないから、唐突感がある。

K:やられた奴がすぐに復活ってのは珍しい。ライバル的な存在になるか?会長キャラがアレ過ぎて微妙。あんたが闘うわけじゃあるまいし。

M:うわあああ、主人公ーーー。完全に「負けた」主人公。どう立ち直るのか。どうやって「勝つ」のか。気になる。

2012-10-11

天才天才

天才じゃない作家天才の話を書いて

天才じゃない読者が天才共感する

でもどこかで矛盾が生じるので、スキルめだかボックス)とか超飛躍(消閑の挑戦者)とかの特殊単語必要になる。

そこが一番大事面白い部分だと思うのに、特殊単語で埋め尽くされる。

たとえるならば、作中で(天才の)主人公が書いた劇中劇がバカ受けって描写があるけど、才能がない作者にはその劇中劇自体を書くことができず、観客の反応だけが書ける。

そんな僕からは9Sがお勧めだよ

2010-12-15

毎回但し書きに

「このマンガの登場人物は役者です、この物語については舞台(もしくは撮  影)の場面を描いてます

たいな一文を付け加えて

劇中劇であるように定義づけすれば、合意もへったくれもあったもんじゃないよね。

2009-05-07

こないだ片岡優希に影響されて「タコス味」のお菓子を買ってきた。

そして今日は「チョコの山」と書かれた菓子パン的なものを、ひだまりスケッチ劇中劇ラブリーショコラ」のチョコ山に影響されて買ってきた。割と末期に近いと思う。

2008-01-25

超遅トラバだけど

http://anond.hatelabo.jp/20071223110211

機動戦艦ナデシコとかどうだい?

バカがバレるといけないので説明は省くがかなり露骨にメタ熱血ロボットアニメ的なことをやっているよ。

劇中劇として熱血ロボットアニメがあって主人公はそれにとにかく憧れてるし敵にとってもそれが一種の聖典になっている。

ラストはその信仰に近い憧れから主人公が脱出。

他にもオタク文化を色々皮肉ったところがあるからメタ熱血ロボットアニメというよりはメタオタク文化アニメと言った方がいいのかもしれないが。

 
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