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はてなキーワード: 藤原竜也とは

2023-06-13

水着になるのは仕事役者じゃなくてアイドルからだろ

幼少のころからあの蜷川幸雄の元で徹底的に鍛えられ日本でも有数のオーバーリアクション役者に成長した

藤原竜也さんのように生粋役者であればあられもない姿で性を売りにする必要などないのです

 

https://www.suruga-ya.jp/database/pics_light/game/gl403642.jpg

2023-05-19

嫁に内緒テレワーク中にウーバーイーツ配達員を1ヶ月やってみたらアナルが爆発して稼ぎがプラマイ0だった話

内容は全部タイトルに書いてある通り。

コロナ禍の真っ最中の話だし、前職辞めてるからもう時効だと思うしここに書く。なお申し訳無いけどおじさんの下半身の話も出るから気を付けてね。

数年前、世間コロナの真っ最中で、増田の勤め先も漏れなく在宅のリモートワークになった。

営業職の増田にとっては天国だった。得意先に行かなくても商品数字は引き続き動く、増田業務はせいぜい1日に数回客先から電話メールくらい。そりゃあサボりにサボった。

在宅ワーク経験者は分かると思うが、面白いもの最初は皆おっかなびっくり、コソコソとサボる

勤務時間中だけど近所のカフェに行っちゃおう〜とか、朝に始業の連絡入れたあと二度寝ちゃおう〜とか可愛いものである。どうせすぐに終わるボーナスタイムだ、満喫しないと損だと考えた。

だが予想に反して世間は落ち着かず、在宅ワークは長く続いた。サボりも2年目ともなれば慣れたものである最初はコッソリ喫茶店に行ってた増田も、もはや当たり前のようにDLsiteで買った同人ゲーをやっていた。

さて流石に一日中座りっぱなしでケツも痛いし、昼飯のウーバーイーツも飽きてきたし、たまには運動しなきゃな〜なんて思ったある日、配達されたハンバーガーを食べてふと気がついた。

「ウーバー配達すれば、運動もできてお金を稼げて、一石二鳥じゃん」

在宅勤務でやることもないので時間もある、座りっぱなしも良くないし、運動がてら自転車に乗ろう。嫁にバレると色々言われて面倒だけど、幸いなことに嫁の職種は出社が必須なので、家はいつも1人だ。

『嫁にバレずにウーバーイーツいくら稼げるかチャレンジ!』と1人でYoutuberのような気分になった。

早速配達員としての準備をした。自転車はあるから、あと必要なのは黒くて大きいリュックと、ヘルメットもあった方がいい。

無地の黒くて四角いリュックAmazonで3千円で

購入、こっちは安物でいいけど、ヘルメットはそうはいかない。

万が一の事故に備えて、安全性の高い2万円のを買った。ヘルメットの値段は中身の頭の値段、俺ほどの頭ならもっと高くてもいいかななんて思いながら、サボり→大サボり→ウーバーイーツとポケモン御三家みたいな進化を遂げた。

結論最初は順調だった。

ちょろっと自転車を漕いでは週に1万円の稼ぎを得つつ、得意先は電話対応会社には業務終了の連絡をして、嫁におかえり〜と声をかける。

そんな社会をクソ舐めた生活が続いても、嫁は案外気付かなかった。

嫁は元からかい事は気にしないゆってぃのような人だったが、最後の方は普通に玄関にウーバーリュック置きっぱなしというポカもした。それでも気付かなかった。何で?。

順調に見えたその折に、増田の体に異変が起きた。

ケツが痛い。

かに増田アナル付近にはもともと大きめのデキモノがあった。しかし痛みも無いし、そのうち消えるだろうと放っておいた。

それが度重なるリモートワークの座りっぱなし生活自転車振動によって圧倒的な成長を遂げ、ついには痛みを伴うようになってきたのだった。

ウーバーイーツ開始から4周目でいよいよ自転車に乗れなくなり、病院へ向かった。

トータルの稼ぎは4万円でギブアップだ。業務中に病院に行く訳にもいかないので、有給を取って肛門科へと急いだ。

待合室でドーナツクッションを敷いて待っていると、増田の前のおじさんが呼ばれ、ぶすっとした面持ちで診察室へ入っていった。

肛門科にいる人間の表情は、得てして「不機嫌」か「死にそう」のどちらかである

不機嫌おじさんが入って少し経つと、

『ん゛な゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!゛!゛!゛!゛』

ドア越しに叫び声が聞こえてきた。

みんなメイドインアビスって知ってるかな?あれに出てくるナナチの声全部に濁点を付けたような、呪詛めいた声だ。

(大人のオスがこんな情けない声で鳴くんですね♡)と心の中のメスガキが語り掛けてくるが、余裕ぶっている暇はない。次は我が身である

汚ねぇナナチ(CV:藤原竜也)が死にそうな顔をして出てきた後、増田名前が呼ばれた。

在宅勤務とウーバーイーツの現状、アナルの症状を医者に話して、触診となった。

「横になってズボンパンツを下ろしてください」と言われたので言われた通りに脱ぐと「前は出さなくていいです」と嗜められた。罠かよ。

『横になってお尻を向けた状態パンツを後ろだけ下げてアナルを見せる姿勢』という、肛門科にとっての日常は俺らには非日常なんだから、知らんかったらそりゃチンポもまろび出ますわな。

いざ触診。

ダメですね、すぐに手術で取ります

早い。2秒くらいしかみてないじゃん。

手術ってそんなに軽い感じなんだ。アナル爆発初心者から知らなかった。

そこからはあっという間だった。アナル付近にこまめに麻酔を打ちつつチョキチョキ患部を取り除く。

麻酔と言っても完全にシャットアウトするわけじゃないし、アナル周りは神経も敏感で普通に痛い。

待合室の方々には申し訳ないが、俺もまた数多くの汚ねえナナチ(CV:こりゃめでてーな伊藤)の1人になり、1万7千円の診療を払って帰った。

名探偵ピカチュウのようなシワシワ顔で家に帰った増田を、嫁はひどく心配した。

こうなってはと、全てを話した。

内緒でウーバーイーツを始めたこ

ケツを痛めたこ

アナルが爆発してナナチになったこ

ウーバーイーツで4万円を稼いだこと

リュック3千円とヘルメット2万円と治療費1万7千円で丁度4万円消えたこ

もうこりごりなこと

洗いざらい話した。

嫁は「君らしいね」と笑っていた。何で?。

あれから数年経ち、増田転職して普通に出社している。在宅勤務を手放すのは名残惜しいが、やはり営業職は外に出る方が性に合っている。

アナルの爆発もあれから再発せず、静かなものだ。

あの時稼いだお金は消えたけど、経験は確かに自分の中に生きている。

さて、そろそろ嫁の冬物のコートをまとめてクリーニングに出しに行かなくては。

玄関には都合良く荷物が沢山入る黒いリュックがあったのでコートを詰めた。

4月から努力義務化されたヘルメットを被り、ペダルを漕いでクリーニング屋へ向かった。

2023-05-12

anond:20230508222214

映画版デスノートで例えると、

オタクが求めてるのって松山ケンイチのLみたいなやつだと思うんだよ。

だけど演劇役者って藤原竜也みたいな奴ばっかりじゃん。

かに藤原竜也はめちゃくちゃ上手いと思うよ?でもあれはもう夜神月じゃなくて藤原竜也なんよ。俺らが見たいのは夜神月なんよ。

2023-05-11

アニメオタクチリ人友達藤原竜也日本スターですか?って聞いてきたか

スターかどうかは分からないけど有名だし愛されてることは間違いないよ、なんで?って聞いたら

るろうに剣心にもデスノートにもカイジにも出てるからすごいって

かに

2023-04-05

anond:20230405134245

藤原竜也前田亜季出演時間長い

小説もっとまんべんなく全キャラスポット当ててた


小説の方が自由キャラクターを想像できるよね

漫画版結構小説イメージの絵と似てて良かった。

2023-03-21

バトルロワイヤルって知ってるか?

昔の映画嫌いだけど、おっさんたちが勧めてくるから、イヤイヤ見てみたらめちゃくちゃ面白かった

そもそも完全に今流行のデスゲームものじゃん

それも一番殺す理由がある中学生時代同級生同士という胸熱設定

しかも、俳優藤原竜也以外にもなんか見たことあるなってやつ結構いるやん

なんでこんな映画があることお前ら話さないんだよ

今も映画でデスゲームものあるけど、こっちのほうがずっと面白いだろ

邦画は駄目だ駄目だと言われてるけど、このクオリティなら世界勝負できるだろ

この時代のやつら集めて映画作らせろよ

いまどこで何やってるんだよ

2023-02-01

テレワークしてる人たち、ちゃんとワークしてる?

というのも、最近入社した会社はさ、いまテレワーク中心だけど「徐々に出社頻度を上げていこう」ってなっててさ。

「月2,3回程度の出社頻度」て話で入社したけど上司からは週2出社を命じられたのよ。

まあそれは全然良い。仕方ない。個人的に週3もテレワークできるなら十分だ。

ところがだ。同じチームの若手の子は以前と変わらず月2出社にしてるのよ。

上司は注意もしない。

この時点で「ハア?」なんだけど本題はそこじゃない。

その若手の子仕事っぷりが全然見えない。

SKYSEA Client Viewって皆さんご存知でしょ?藤原竜也さんのCMでお馴染みのIT資産管理ツール

あれってさ、社内PCの一覧を出せるだけじゃなく、各PCでいまアクティブになってるウインドウリアルタイムでわかるんだ。

「受信トレイ-Outlook

とか

「〇〇.xlsx-Excel

みたいに、前面にあるウィンドウタイトルソフト名が表示されるのね。

普通に仕事してたらパッパッパッとタイトルが切り替わるもんだけど、若手の子はぜーんぜん動きがない。

ずーーーっとOutlookの受信トレイを表示してたり、ずーーーっと社内ポータルを開いてたり。

デュアルディスプレイで片方のモニタにSKYSEA開きっぱにして仕事しながらチラチラ観察してたんだけど、

そいつ今日の午前中はずーーーっと勤怠管理システムの打刻画面だったよ。

きっと出勤の打刻だけして寝てたんだね。

仕事してなくねコイツ

適切な量の仕事を振れてないマネジメント側の問題でもあるとは思うんだけど、テレワークって人を駄目にするのかしら?

もしかしてテレワークしてる人たちってこんなサボってるやつばかりだったりする?

て一瞬思ったけどそいつと話してみたらやる気も主体性能力微塵も感じないクソみたいな人間だったのでそんなこたないな。

これで入社4年目なの・・・?って絶望した。

こいつと一緒に仕事するのはまっぴらごめんだけど、ムカつくからこいつだけ毎日出社させたい。

なんかい方法いかな。

2023-01-18

役者の演技というか求められる作品の質の問題

役者の演技って比重としてはかなり脚本演出によるのです。

例えばイギリスなんかでシェイクスピア舞台で主役とかできる役者は超一流とされているんだけど

(有名どころだとドクターストレンジやってSHERLOCKってドラマで主演はったベネディクト・カンバーバッチとかがハムレットやってる)

役者としてなぜ超一流かと言われるとシェイクスピアのあの小難しいセリフものすごい綺麗な発音でとても流暢に感情を乗せて説得力のある演技ができる、という点において超一流とされているのよね

さて、ではこの技能リアリティ重視の演出に逢いますか?と言われると実はかなり難しい

例えば本邦に置いてシェイクスピア俳優で有名な俳優をあげていくと吉田鋼太郎藤原竜也

この二人、ドラマかにもよく出ているので皆さんもご存じの方が多いと思うが、この二人が画面に出るとそれだけでリアリティラインが難しくなるのが皆さんお判りになるだろう

いや、この二人の舞台演技めちゃくちゃにうまいんだけど、ドラマに出た時画面として、リアルというよりも芝居じみた豪奢なセットの中で映える演技だというのはなんとなくわかるだろう

なのでリアリティラインリアルに近い作品(もしくは静かなドラマ)にこの二人が出るとちょっと画面としてリアルからかけ離れてくる

(それでも吉田鋼太郎とかは、おっさんずラブとかでドラマヒットしてるわけだけど、あれはおっさんずラブというある種の漫画的な演出が多用された作品に置いて吉田鋼太郎という芝居じみた重厚な見た目とコミカルさがとてもよくバランスとして当てはまったからだ)

では、ここにおいて「役者のうまさ」とはなんなのかという話になってくる

定義はいろいろあるだろう。

どの作品に出てもある程度作品の色に合わせられる、とする人もいるだろう

リアル調の演技ができる、自然な演技ができる、という人もいるだろう

シェイクスピア俳優のように長いセリフを情感を込めて言い立てができる、という人もいるだろう

このように、求められるプラットフォームジャンル、場面において役者というものの演技はかなり異なってきており、ともすれば作品にあってないというところで下手と言われることもままあるのだ

んで、こっからは本邦の問題なんだけど、日本ドラマに置いてのキャスティングっていうのがかなり話題性重視になってしまっていた時代が長く続いていた時期がある

いわゆるキムタク筆頭のジャニーズ使っておけ時代だったり、アイドル話題性芸人だしておけ時代である

いや、ジャニーズでも森田剛とかシェイクスピア俳優ちゃんといるし技術つ的に高い人もいるから一概に悪いとは言えないが、とりあえず出しておけという時代があったのだ

それにより、すこぶる作品マッチしないけど客呼べるから作品に出しておけで作品に起用されていた人々というのが結構いたのである

んで作品に合わないのでまあ下手なのである

というのが量産されて行ってしまい、本邦のドラマクオリティが一時期下がり、それでも客がそういうものの方がつくのでそういう作り方をせざるを得なくなってきたという側面があり、

求められる役者像がどんどんと変な方向に行っていったというのが「日本役者は演技が下手問題」の根本にある

まり、ことこの問題に置いてはキャスティングをしたプロデューサーゴミ人間が多かったというのがこの問題本質なのだ

なので、自分の好みだなあ、このキャスティングいいなあと思ったプロデューサー名前をチェックしてドラマを見ていくと、かなりの確率でいい役者を見れるので皆さんも参考にしてほしい

2023-01-17

anond:20230117124201

世にも~とかでオエッてなったことない

あれは顔で売れたわけじゃない役者が9割を締めているからだと思ってる

ネトフリで新着にずっと広告出てるようなのはダメ

人気のない時間帯のドラマみたら意見変わる。

日本ドラマ地位がめちゃくちゃ低くて

日朝卒業したて、女性向けミュージカル卒業したて、ジュノンモデルアイドルの卵…

要するに「顔が第一ダンスも歌も声優も演技もあとからどうとでもなる」という思想のもと

事務所が推薦指定枠といわんばかりに

経歴の箔付けにねじ込んでくるせいだと思う。

で、出たあとも丁重に扱われてしまうからだと思う。

あとは流暢な英語喋るとクスクス笑われる風潮あるじゃん

あいうのが演技でもおこってると思う。

蜷川排出役者は、蜷川さんに死ぬほど怒鳴られてきてるから、強いし、自分に厳しい。

多部未華子鈴木杏藤原竜也とか。

でも藤原竜也オーバーな演技をこすってはいつまでたってもクスクスするじゃん。日本全体がそれを許してるじゃん。

あれじゃあ本気で感情移入して腹から声出してキャスト食えるくらいの演技するより

ちょっとだるそうに、素っぽく、投げやりにセリフ言ったほうがいいやって逃げるよね。


本気でやるとかダサい、が原因かな~と思います

2022-09-16

阿鼻叫喚」への共感しづらさ

何か悲惨な目に遭った際、救いを求めるとして、大声でわめく・泣き叫ぶという選択肢がどう考えてもない。

絶句とか落胆とかなら分かるんだけど

阿鼻叫喚?ないわ~ って感じ。

現実を受け入れられず、感情コントロールできないで、怒りや悲しみをまき散らしてしまう、それはヒステリーじゃん、というか

その仕打ちでそのリアクションなのかという残念さ

散歩後にお決まりジャーキーをやらないと藤原竜也ばりに吠え始めるうちのワンコみたいな

動物みを感じる。

とか言って、実際に理性が吹っ飛ぶほどの極限まで追い詰められたら阿鼻叫喚するのかもしれない。

2022-09-09

風呂場の鏡では藤原竜也なのになんでモテないんだろう。

2022-08-09

あんさんぶるスターズ立ち食いそば

仕事帰り、駅のホームに降り立つと、ガタガタと騒がしく走る反対車線の電車を横目に疲れた足取りを進める。やがて正面に見えるのはホーム雑然と建てられた小さな建物。『あんスタ』とだけ書かれたシンプル看板一瞥すると、横開きのドアをスライドさせて中に入る。入り口横に備えられている薄汚れた食券機で「ぶっかけひいあい」の食券を購入すると、カウンター向こうにいる店主へ無言で受け渡す。
注文品が出来るまでの少しの合間、半分閉じかけた瞼で店内を見渡すと、大方いつもいるような層ばかり。一人でなにかぶつぶつと呟いているくたびれたコートを着たらびおじ、イヤホンで何かの音楽を聴きながら涙を流している流星隊Pの女子大生、高いヒールをカツカツと不機嫌そうにならすOL風のUNDEAD担。
何かを考える気力もないまま立ち尽くしていると、ドン、とカウンターに丼が置かれる。その丼を手に取って、私も無気力有象無象の一人になることにする。
ただ木の板が壁から張り出しているだけの席へ着くと、備え付けの割り箸から無造作に一本選ぶ。たいした力も入れなかったため、割り箸は綺麗に割れなかった。
ささくれた木の棒を手に、ひいあい攻略を始めることとする。僕の行為を気に留める誰かもいない今、わざわざ食事挨拶をする必要もない。
箸で一つまみひいあいをすくい上げると、湯気が出ているわけでもないのに、なんとなく食べるときのくせでふうふうと息を吹きかけてしまう。そして口元へ運ぶと、ずるりと音を立てながらすすり上げる。
しょっぱい、と感じる。おいしいおいしくない以前に、味付けが濃くて判別できない。こんなもの、きっと家でゆったり家族団欒を楽しみながら口にするものではない。
ただ、座る席もないような立ち食いの店で、時間をかけずに食べるにはちょうどいい。疲れた心、疲れた体ではきっと舌も麻痺していて、繊細な味付けなんかされたところでどうせ今の僕には理解できないだろう。
僕は無心でひたすらひいあいを口に運んだ。



ーーあんさんぶるスターズを一言で表すと何? と友人から聞かれたとき、僕の脳裏によぎったのはありもしない立ち食いそば屋での記憶だった。
ありもしないという通り、実際には立ち食いそば屋なんて一度も入ったことがない。すべて妄想であるため、立ち食いそばの実情と大分食い違う点があるだろうことをご留意いただきたい。

そもそもどうして友人があんさんぶるスターズについて僕に聞いてきたかというと、僕があんスタに沼ってるからとか、推しいるからとか、そういう類の理由ではない。
しろその逆で、仲間内では「あんスタアンチ」で通っているためである

僕はことあるごとに「最近オタクが軟弱なのはあんスタのせい」と口にしている。
友人は、逆にあんスタ沼へ落ちている人と話す機会ができたから、僕のあんスタに対する意見も聞かせて欲しいという塩梅だった。
その質問に対して僕はこう答えた。

一言で表すならあんスタは立ち食いそば、と。

あんさんぶるスターズの味付けは濃い

僕があんさんぶるスターズを初プレイしたのはリリース当日だった。キャラクターデザインも美麗で見目が好みのキャラもいたため、プレイ前は期待を抱いていたように思う。
けれど実際にサービスが始まりプレイして感じた違和感


どいつもキャラが濃い

奇抜な口調、過剰な趣味人間味のない受け答え。
まあでも、多キャラものを通ってきた身としてはキャラが尖るのはよくあることだよなと思う。
そのときの僕は、まあ自分向けじゃないよな、程度に収めてプレイを止めた。

ただし、皆さんご存じの通りあんさんぶるスターズの勢いはすごいもので、周囲にあんスタ好きの人は多数いたし、積極的摂取しなくとも副流煙ストーリー理解できる程度には定期的に何かしらの情報が流れて来ていた。
また、同居人あんさんぶるスターズのとあるカプに沼ったことで、身近に触れることにもなった(当の同居人現在あんスタと袂を分けている)。
僕もmusicが始まった際は再びインスコしてALKALOIDにうつつを抜かしたりもした(今でもたまにカプ検索はする)。

けれど人間関係と一緒で、一緒にいる時間が長くなればなるほど嫌いな側面というのは見えてくるもので、嫌な部分が過剰に見えてくると耐えられなくなってくるものだ。
やがてただの一ジャンルから嫌悪対象へとあんスタを昇格させた僕は、自分あんスタを受け入れられない理由を求めて考察するようになった。

実際に以前よりあんスタに触れてみて、考察してみて分かったことは、濃いのはキャラクターだけではないということだった。

ストーリーは大味で、基本的に繊細さはない
まずそもそも、改めて考えてみるとどうしてみんなアイドルを目指しているのかが分からないストーリー上で明かされない。さらに、アイドル活動らしいことをストーリー中でほとんどしていない
ライブステージが始まったかと思えば、急に時空が歪んだのかと思うくらいステージ上でめちゃくちゃ喋ってる

女性向けゲームといえばキャラクター同士の人間関係も重視されるかと思うが、その人間関係においてもカレーケーキを乗っけたみたいな料理提供される
あんスタ制作人はどうもカップリングを乱立させるのが好きなようで、いたるところで男同士を絡ませて地雷持ちカプ厨の息の根を止めていく
新しく形成された二人の関係精巧に描かれていればまだいいものの、実験を楽しむマッドサイエンティストみたいな気分でシナリオ提供されるため、キャラクターを元あるグループと別ユニット所属させるなど、ファン不安にさせることに余念がない。

また、新しく激重感情が交わされる人間関係が構築される場合基本的他の人間関係をすべて無視した上で行われるため、一人の人間が人によって仮面を使い分けているというよりは、パラレルワールド二重人格様相を呈する。

まりあんさんぶるスターズは細かな調味料の調整によってストーリーが作られているのではなく、砂糖唐辛子と塩を混ぜ合わせて作った味付けの濃いコンテンツ、だと僕は認識している。

けれどその大味のコンテンツが、流行しているのも事実だ。

あんさんぶるスターズは戯曲である

視点から見るとクソみたいなコンテンツだったとしても、見る人によってその価値は変わってくる。

例えば、あんさんぶるスターズを舞台上で演出される戯曲だと解釈する。<br<br>>ストーリーが大味なのも、会話がやたら長いのも、キャラクター設定が繊細でないのも、すべて舞台から観客に届けるための演出である

細かな仕草で伝えても見えない観客もいるかもしれないし、細々した心理描写を入れるのは舞台には適さないため必然と会話は多くなる。俳優藤原竜也は演技が過剰でそれがネットミーム化することもあるが、あの演技は舞台で育ったからに他ならない。

我々は舞台上の彼らのやり取りを鑑賞しているのだ、と考えれば過剰な演出おかしくはない。

時代に適した形態ではある

ではどうして戯曲的な大味コンテンツ流行しているかという問題になってくる。

結論から言うと、あんさんぶるスターズは今の時代に適した形態提供されているからこそ、人の心を捉えているといえる。

時間がなくても楽しめる

今の時代、世の中にアニメゲームをはじめとしたサブカルチャーコンテンツなんていくらでも溢れていて、一つのコンテンツに多大な時間集中力意識を割けないと考えている人は多い。
他にも、ストレス社会と言われる現代ジャンルに沼っていたとしても私生活問題時間が取れないこともある。

そもそも立ち食いそばの味付けが濃い理由は、立ち食いそばは舌の上に食材がのっている時間が短く、一瞬でも満足感を得られるようにするためだ、と記憶している。
あんスタも同様に、味付けが濃いので舌の上にのっている時間が短くても満足感が得られる

深く味を吟味するには向いていないが、短時間で楽しめるアトラクションではあるといえる。

②すべて追う必要がない

あんスタは基本的に、一人のキャラクターが他のキャラクターとフラグを建てているときに、他のフラグをすべて忘失する傾向にある。
例えば、真白友也は氷鷹北斗の前にいるとき日々樹渉の存在が消えるし、逆に日々樹渉の前にいるとき氷鷹北斗存在消失する。瀬名泉において、月永レオと遊木真をそれぞれ相手にしているときも同様である

逆に捉えれば、例えば特定カップリングを追っているだけであれば、他のキャラクターとの関係性を一切履修する必要がないのだ。

その分他のコンテンツ時間をさけるし、キャラ理解を深めるために地雷カプへ突入する必要がない(公式PV爆撃で地雷を踏むことはあるが)。

二次創作自由

あんスタくんは公式が常に二次創作してるようなものなので、よく燃える。それゆえに、ファン二次創作するにあたって公式以上に悪目立ちすることはあまりない

また、キャラクター性は特に味付けが濃いため、二次創作する上で多少の改変が行われても紛れて悟られづらい

要するに、公式キャラクターに見た目や口調が相似していれば全部そのキャラクターっぽくなる、という二次創作における最大の強みを持っている。

ただしnot for me

極論、つまりあんさんぶるスターズは今の世間に向いたコンテンツではあっても、僕向きではないという話である

以前、僕は運営会社を同じくするエリオスライジンヒーローズに片足突っ込んでいたこともあるのだけれど、ジャンルを離れた理由「設定が雑」「運営が信じられない」「キャラが守られていない」だった。

まり詳細に書くと長くなるので割愛すると、つまり自分が求めている作品には、世界観がしっかりしていて噛めば噛むほど味が出るようなキャラクターやシナリオ必須である認識している。
カップリング前提で見ているのではなく、そのキャラクターや仲間、背景を知りたいと思うしさまざまな関係性によってその「推し」が形作られていく過程吟味したいと思う。

自分オタク志向的に、あんスタは合っていない、と感じた。

ただ、not for meなだけなら、ここまであんスタアンチに近い発言を繰り返すこともなかった。

すべてあんスタのせい

あんさんぶるスターズは確かに現代に適した形態コンテンツ提供されているだろう。一瞬舌に乗っただけでアトラクションが楽しめる大味なあんスタというジャンルは、簡単に「オタクしてる」感が味わえる。

ただしそれは同時に、味音痴」を作り上げる結果になっているのだ、と僕は主張したい。

あんスタは一大ジャンルなわけで、あんスタを通ってきた人は非常に多い。
ただしあんスタに慣れてしまった人にとって、作品キャラクターを吟味するという行為推しを推すために必要行為ではない。濃い味付けに慣れきってしまって、自分から味わいに行くことはしない。味わわなくても楽しめるし、そもそもよく噛んでも良い味がしないという学習をしてしまっている。むしろ二次創作においてはセルフで醬油やわさびを足して自分好みに都合よく改変しても、元がカレーケーキを乗っけてるようなものなので違和感を覚えない。

周囲を観測したり、色々なジャンル渡り歩いていると、明らかに味音痴オタクが増えてきたと感じる。繊細な味付けがからないため、その作品キャラクターに対して食レポができない。二次創作しても、キャラクターの見た目や名前や特徴的な口調だけが一緒の何かになりさがってしまっている。

ジャンルキャラ乖離が激しい・キャラ解釈がない人の過去ジャンルを見てあんさんぶるスターズがあったとき、何とも言えない気持ちになる。
そんな周囲の状況を見ていると、僕はどうしても「すべてあんスタのせい」と言いたくなってしまのだ。

作品推し方、作品との接し方というのは人それぞれだと思う。こうしろ強制するつもりはない。時代の移り変わりであり、この流れを受け入れるべきなのかもしれない。

ただ、一オタクとして小言を許してもらえるのなら、たまにはその作品あなたなりに深く味わってみてほしいと思う。
そしてその料理がなにで構成されているのか、自分なりに考察してあなた解釈を深めて欲しい。他人と同じ解釈にならなくて良い、正解なんてない。人の数だけ解釈があり性癖がある。

大多数のオタク味音痴にならないで欲しいと、強く願う。

2022-07-11

anond:20220711002426

エンタ芸人みたいな泡沫候補よりは何考えてるかわかるだけましか

エスポワール号で藤原竜也と戦ったんやぞ

2022-05-20

映画ダイナー見た。

たつき倒してる展開!厨二設定の嵐!古臭い演出!好感を持てないヒロイン!「ああこの監督こういうの好きだよな…」があまりにも詰まりすぎていて胸焼け!

序盤クソ長い自分語りが終わらなかった時点でヤバいなこの映画…とは思ったけどマジでつまんなかったな…

てか予告で藤原竜也かめちゃくちゃ出てたか藤原竜也主人公かと思ってたけど違ったんだね。予告詐欺では?

最後の取ってつけたような恋愛要素マジで邪魔すぎる……普通にいらねえ………

2022-04-21

藤原竜也が「テレワークでも社員評価できる」的なことを言ってたんだけど、「このプロダクトは減点のために使われるに違いない」って思ってしまう。

あなたの部下より、そんなお前が嫌いや。

2022-04-16

ポイント目当てにクソゲーを始めた

漫画アプリポイントが貰えるというので、パズルゾンビを倒すゲームを始めた。

たまに広告に出てくる、リアルっぽい絵柄のやつだ。

遊んでみると、課金圧がエグかったり、日本語訳が怪しいものの、無課金でも案外面白い

この面白いというのは、夢中になって遊ぶって訳じゃないけど、Steamクソゲーに比べたら全然いいじゃん、というくらいの面白さだ。

パズルはまぁ普通パズルだし、キャラを強くするための素材集めのために採掘したりなんだりするけど、基本的には時間経過を待つだけ。

ドロップ率が低いレアアイテムを探すために、延々同じ敵と戦うとかそういうのはない。

めちゃめちゃ夢中になることはないが、だからこそ気軽に遊べる感じ。

あと、明らかに映画キャラクターをパクったとしか思えないキャラばっかりなところとかも面白い

例えば怒りのデスロードのイモータン・ジョーみたいなやつとか、アイアンマンみたいなやつ、ジョーカーみたいなやつ、なんかキアヌ・リーブスみたいなやつ、そういうどっかで見たことあるキャラが揃っている。

実写映画の有名なやつをとにかくゾンビ世界に送り込む感じだ。

もし日本ゲームだったら、レアキャラ藤原竜也がいたりしそうな感じ。

リアルっぽい絵柄なのにLive2Dのモーションが甘くて、重そうなバズーカを持ちながらくねくねしてるマッチョとかもちょっと面白い

で、最初の方は適当でもよかったけど、だんだんレベル上げにかかるコストが高くなってくる。

攻略を調べてみたところ、アクティブギルド所属したほうがいいらしいので、適当に入ったギルドを抜けて、ランキング上位のギルドに入ることにした。

外国ギルドだったが、翻訳しながら話すと結構親切にしてもらえた。

そうしたら、なんだか外人交流するのってそんなに難しくないんだな、なんて思って、ちょっとだけ感動した。

今は言葉翻訳できるし、ゲーム内なんてそんな難しい会話しないし、なんかシンプル他人とのコミュニケーション結構心地よく感じた。

あと上位ギルド恩恵がエグすぎてビビった。

絶対上位ギルドがいい。

外国ギルドからとか尻込みしてる場合じゃねぇ。

課金者が多いギルドヤベェよ。乞食のためならいくらでもグーグル翻訳に頼るぜ俺は。

2022-03-01

anond:20220301135934

好きな俳優とかでも思うからなあ

藤原竜也とか好きだけどカイジとかデスノートみててもなんか違うなあって思う(でも藤原竜也以外だったらもっとムカついてる)

2.5俳優のことはよく知らんのでどうでもいい

2022-02-05

anond:20220204190811

ミッドサマー話題になった時にTRICK上田山田ホルガ村を訪れるネタは何度も見かけたし、

古畑相棒カイジ藤原竜也)、岸部露伴高橋一生)なんかもそういったパロディでよく使われてる

でも時効警察はまったく見たことがない

アマプラサムネを見たことがあるのでオダギリジョーが主演の刑事ドラマということだけギリギリ知ってる

三木監督という人だって知らない

三谷幸喜福田監督のおふざけっぷりはよくネタにされてるけど邦キチで取り上げられたこともないみたいだし

映画マニアの間では有名な人なんだね

「あの三木監督なんだからそういうノリだと分かった上で観に行くのは当然」みたいな反応はツイッターでもちらほら見かける

映画ファンがそこまで大きな態度を取れるほど知ってて当然の有名な人じゃないと思うけど

まあ広報が過剰だったんだろうね

誰でも楽しめるちゃんとしたコメディ作品かのように宣伝してたか

ソ映画ハンター向けです、映画監督を事前にチェックするマニア向けです、内輪ノリです、それは別にいいけどそれならそれでそうと分かるように言わないとそりゃ荒れるよ

2021-10-18

anond:20211018095500

イカゲーム日本リメイク版)にありがちなこと

・基本ジャニーズで固められた出演者

・あと吉本芸人

・基本テレビで見たことあるキャストがメイン

・なんとなくイケメンが多くて負け犬負け犬に見えない

・主演の藤原竜也が絶叫するシーンが多い

・飛び込むシーンなどは滅茶苦茶絶叫する「う”わ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”」

いちばん演技が上手いのが吉本芸人エキストラ

恋愛シーンが多くなる

・「俺がお前を守る」みたいな臭いシーンが増える

・そういうシーンが主にCMで強調される

・しょぼいカメラワーク

・変なセット

・変なポスター

2021-09-12

美しさは生存戦略の一要素でしかない。美しさが「魅力の山(不気味の谷のもじり)」を越えるとかえって人は離れていく。彼氏彼女もできなくなる。

MATTとかそんな感じだろう。美しさの定義に関する知識に照らし合わせれば美しい顔面なはずなのだが、同じ言い寄られるならあんなのより藤原竜也とか山崎賢人の方が断然いいと思う女が多いだろう。

異性は魅力の山に近い顔面に対して直観的に魅力を見出す。人は定義上の理想的な美しさに惹かれるのではない。だってそれは定義に照らしてはじめて判断できるようなことであって人付き合いにおいて多くの人はそこまで頭を働かせないから、そういう多くの人間にとって定義上の美しさは認識上には存在しないのと同じだから。その目のでかさに発する不気味さを定義上な美でカバーできない。認識上には不気味さしか存在しないのだから

いわゆる顔面偏差値は高すぎると現実的にはマイナス要因になるということだ。もてたいなら不細工と同じように経済力など他の要素でカバーしていく必要すらある。

2021-08-12

龍が如く6のネタバレあり感想

シリーズいまいち評判の悪い龍が如く6をやってみていろいろ言いたくなったけど書く場所がないのでここに書く。

ネタバレ全開なので見たくない人は見ないようにおねがいします。

これまでは0~5と維新ジャッジアイズプレイ済み。

全般

不満点は多い方だけど、そこはいもの龍が如くクオリティなので、途中で投げ出さず最後まで遊ぶくらいの面白さはある。

芸能人起用

いつにもまして有名芸能人を多く起用しているのは自分の好みではなかった。有名人ほど、のちにキーマンになりそうとバレバレなのもつまらない。

ビートたけし

評判良いけどあんまりきじゃない。本人のキャラ世界観龍が如く世界観が負けてしまっている。

自分場合、どうせタレントを使うならその人の知られざる一面を見たいというのもある。

このゲームビートたけしは、「たけしってこういう演技するよね、知ってる知ってる」という域を一歩も出ない。

いかにもビートたけしの表面だけをなぞったキャラ造形という感じ

藤原竜也

こちらも顔や演技がおなじみすぎて世界観を壊している。3の力也は良かったんだけど、やっぱり顔の力が強すぎるのかも。

あと田舎ヤクザ風のファッションヘアスタイルが似合っていない。

フェイスキャプチャーするならファッショナブルホスト風にした方が似合ったか

真木よう子

美人だけど棒読み台無し10人が10人気づくはずのダメさなので、修正できない事情があったのかも。

宮迫博之

これも本人すぎる。

ただゲーム発売当初と現在宮迫境遇が違いすぎてその印象も悪い方に影響している。

当時はバラエティ番組でもトップクラスドラマでも活躍していて器用でイケてるイメージがあった。

今は反社つながりでクビになってYouTuberをやってるけれど、そこで群を抜いて光るようなかっこよさがない。オリラジ中田との企画も旧世代の凡人代表というポジションに収まっている。

で、ゲーム中の宮迫タレント宮迫しかなく、それを忘れさせるくらいの役作りはできていない。もう少し本気で怖いヤクザの顔も見せられたらよかったのに。

シナリオ役回りも、最初から最後までステレオタイプの情に厚いけれど全然モテないピエロ役。

大切な人を守るために命を張ったのだから最後は結ばれてもよかったのでは。染谷から子供を託されたわけだし。

余談だけど、龍が如くシリーズ通して主要キャラヤクザ以外は、偏見に満ちたステレオタイプキャラが多くて時代に合わなくなってきているのを感じる。

オタクとか、さえない男とか、デブとか、不細工とか、あと普通会社員とかの脇役キャラは深みもリアリティもない。

誇張してギャグにしていると言えなくもないけど、容姿をこっけいに誇張するのは今どき古くさい感じがする。

ジャッジアイズ九十九は、オタクだけど性格も悪くないし身だしなみを整えればかっこよくなりそうな描き方をしていて少し良かった。

小栗旬

小栗旬演じる染谷はめちゃくちゃ良かった。芸能人という違和感もなかったし、ヤクザ世界での新たな価値観を持った世代交代をリアルに感じさせる。

なにより龍が如くシリーズ伝統の、一本筋が通っている悪役というのは魅力的。

でも、最後のあれはただの無駄死にだよね。

その他のキャラクター

小清水

染谷ほどじゃないけど一本筋が通ってそうな強い悪役という点で良かった。

ただ、空砲トリックは酷い。染谷覚悟を見て空砲にしたっていう説明があったけど、オートマチック拳銃だと入れ替える隙はないでしょ。

リボルバーなら1~2発空砲入れておいて状況によって回転させることもできるけど。結局最初から空砲だったの?

ハン・ジュンギ

ハン・ジュンギも今までのシリーズにあまりいないタイプの悪役で良かった。彼も筋が通っている。

巌見恒雄

巌見恒雄はカタギと思わせるトリックのためだけにサラリーマン顔にした結果、ボス感がまったくなくてすこぶる評判が悪い。

まあたしかに強面にする必要はないんだけど、0の佐川みたいに普通の顔と、すごんだときの顔のギャップがあるとただものじゃないという怖さがもっとたかも。これは菅井にも言えるな。

巌見恒雄と菅井との関係性は微妙。やっぱり腐っても東城会の菅井の方が立場は上かせいぜい対等じゃないかな。

今回は巌見兵三も含めてステレオタイプキャラ造形が他のシリーズよりも多かった印象。

評判の悪い遥は、自分的にはむしろこれまでのシリーズよりも好印象。いままでのシリーズにおける遥はいい子すぎてリアリティがなかった。

そのわりに5のラストでは、みんながさんざん苦労して計画して時間お金情熱をかけて作り上げたものを誰にも相談せずに突然ぶっこわすし。

それで身勝手にぶっこわした理由の、おじさんと一緒に暮らしたいというのは結局一日も叶わなかったのでいったい何がしたかったんだってなる。

今作の遥は、自分勝手に不可解な行動をしてまわりに心配をかけるけど、5みたいに他人資金時間や願望を無駄にさせてないのでまだましだし、そのくらいの方が人間的でリアル

ただ、華やかな世界も裏の世界施設暮らし大都市での生活自然に囲まれ田舎生活もしたのだから、そこらのキャバ嬢よりもずっと達観して肝の座った女性になっていたらもっと好きになった。

個人的には1からずっとなんだけど、無垢純粋な人っていうのがたとえ子供でも世界観に合ってなくてリアル人間を感じない。

ヒロインでもトラウマを抱えていたり、少し闇落ちするくらいが好き。

今回の遥はそういうダメなところが見えてちょっと好きになったんだけど、今度はハルトが無垢存在として登場したのが残念。

汚れた世界の住人との対比のつもりなんだろうけど、どうにも好きになれない。

0のユキちゃんみたいな世間知らずなドジっ子は大好きだから、たぶん欠点のない人物像が好きじゃないのかも。

あと結局、なぜ遥が尾道という町を家出先に選んだのか理由がない。

沖縄東京を移動するときにふと途中下車して立ち寄るような位置関係でもないし単に美しい町並みを見せたかっただけ感。

まあ、大林映画好きにはあの映画風景を歩き回れるのは嬉しいけど。

そして遥と相手との出会い描写が薄い。

0のマキムラマコトとの出会いくらい丁寧に描いて、そりゃ好きになっちゃうよなあという説得力が欲しかった。

その他気になった点

ムービーで筋を説明しすぎ。

筋をムービー説明するのは仕方ないのだけれど、そこで明かされる事実ひとつムービーあたりひとつにすべき。

長い一本のムービーの中でふたつもみっつも新たな事実が明かされると、遊んでいる方は置いてきぼりになる。

自分操作したキャラストーリーを進めた実感がない。

キャバクラ面白くない

単純にキャストが可愛くない。芸能人セクシー女優だったら見たことあるという補正で可愛く感じることもあるけど今回はそれもない。

あとカードゲームになったので、異性と話している実感が薄れた。

ビデオチャットリアルだけど長い

しろビデオチャットの方が細部までリアルでドキドキ感がある。

ただ1ゲームが長くてちょっと飽きる。

失敗ムービーも全部見ないと攻略したことにならないのはなんかつらい。

バトルはいまいち

通常攻撃が弱すぎて戦闘時の選択肢が少なく、戦略性をあまり感じられなくなった。

アルティメットヒートモードで物をつかんで叩くと一瞬で終わるのに、通常攻撃だと何分もかかるみたいな。

アルティメットヒートモードラッシュ攻撃雑魚キャラ相手にはオーバーキル時間無駄という感じ。

プロテインゲーム性を壊す

おなじみの回復ドリンクよりもはるかに体力を回復するのでボス戦でもプロテインヒート用のタウリナーだけで楽勝。

その上飲むだけで経験値が大量に得られる。

本来プロテイン効果を考えると、体力回復はしないけど、飲んだ後にバトルしたら筋力アップ効果倍増くらいでよかったのでは。

尾道秘密は突飛すぎる

あんな巨大で物騒なものを今後も置いておけるわけもなく、どうするのか気になるけどなにも描かれない

しろラストはあれの上で戦って、大爆発とともに桐生もろとも沈んで桐生消息がそれ以来不明となるのかなって思ったんだけど違った。

あれは、地下ドックに格納されたまま発見された方がリアルで良かったんじゃないかな。

田頭が誰にも相談せず勝手レバー操作するのも変だし、レバーひとつあんものを浮上させる仕組みも酷い。

ていうか、あれである必然性あんまりない。造船の町だからっていうのはわかるんだけど、秘密という後ろ暗さがバカかいあれとそぐわない感じ。

旧日本軍核兵器開発か人体実験証拠秘密なのかと予想してたけど、さすがに広島舞台で核はセンシティブすぎるな。

暗号子供だましみたいなやつなので、そんな大事秘密なら、戦時中暗号現代暗号理論にもとづくくらいの複雑さがほしい。

音楽

山下達郎音楽もいいっちゃいいんだけど龍が如くのメインテーマとしてはどうなのと言う感じ。

しんみりさせるシーンには合うけれど、戦闘で奮い立たせるような効果はない。

しかも書下ろしじゃないので、これも山下達郎名曲いかにも山下達郎的に使う使い古されたステレオタイプという感じ。

曲が悪いわけじゃなくて、こういうシーンはこの曲でしょというセンスダサい

2021-08-03

映画カイジ2面白かった

どうせ藤原竜也が絶叫してるだけの映画だろうし、雑にご飯とか適当に食べながら観れるだろうっていう認識で観た

実際雑にご飯とか食べながら見れるような映画だったけど、それはこの映画がしっかりとシナリオ構成が整っててバカがうすらいだ意識で観てても内容が理解できるような、とても丁寧な作りになってたからで、映画レベルが低いとかいうことはない。

いやー。面白かった。

沼もわざわざセット作って再現してて(そのせいか映画の大半は沼のシーンなので、やや物足りない感じもするけど。まあわかってて見てるしって感じ)

ストーリーキャラ構成なんかかなり漫画とは違っているのに、破綻少なく福本伸行っぽい話にちゃんとなっててすごいなーって思いました。

漫画原作の実写映画ありがちな(あまりたことないので偏見)コスプレみたいな感じなく、配役も役者さんをベースにしつつ、ちゃん漫画から逸脱させないようにしてて、違和感なかった。

まあ演技過剰なのは邦画全般に言えることだし、漫画原作なのでこんなもんかなーって感じ。実際見てても面白さの方が勝っちゃうから、演技の質とかはそこまで気にはならなかった

生瀬さんとか本当にこういう三枚目おっさんの役似合うよなーって感じ

とても良い映画でした

うすら馬鹿にしてて申し訳ありませんでした。

2021-07-15

シュールとは

カイジ役の藤原竜也が「キンキンに冷えてやがるぜ」という……(1)

カイジ役の藤原竜也が床にはいつくばって大げさな演技をする……(2)

モノマネ芸人が(1)と(2)を組み合わせて「床がキンキンに冷えてやがるぜ」という……(3)

俺が(3)のテンションで(1)をやる「あぁぁあっ!ビィルがキンキンに冷えてやがるぜぇぇぇ!!!

これがシュール

  

もしくは

食べ物をまるで飲み物のように食べる様子を「○○(食べ物)は飲み物です」

から次へとビールをおかわりする俺に先輩が言ったセリフ「すぐ無くなるね!」

俺の回答「はいビール飲み物です」

これがシュール

  

よし、ビアガーデンに行こう

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