はてなキーワード: 風評とは
これはほんま同意。
怪文書だと思ったから告発として扱わない、とかそんなフローは無えんだよ。
多くの流言飛語が飛び交っているので実際に起きたことを間近で目撃していた者として記します。
今回は兵庫県民も、そうでない人も、何が起きたのか理解できてない方が非常に多く、それも当然かと思います。
また、私が記すことは、今後、他の方も分析されて文字にされる内容だと思いますので、この内容を鵜呑みにせず多くの情報を見て判断していただきたい。
まず今回の選挙の発端は既に多くの方が聞き知ってご存じだと思いますので割愛しますが、
ポイントとしてはあくまで斉藤氏にかけられたのは「疑惑」であり、その対応の無責任さに対して知事としての資質がないと判断され、議会から不信任決議案を出されて、全会一致で可決したことによります。
百条委員会はまだ続いており、結論を得ていない「疑惑」の段階で世間の風評を元に判断した。ここが大事です。
普通に考えればこの一連の流れで、再選に至ることは誰も予想していませんでしたが、ここでN国の立花氏が参戦します。
まず、当初立花氏は数十名を立候補させる予定で兵庫県選管に連絡をします。
その際は設置していた選挙看板より立候補者の数が多く、混乱を引き起こしました。
そうならないように兵庫県選管は30人以上が掲示できる選挙看板を全箇所に設置しました。
狙いとしては、選挙看板を写真で埋め尽くしたり、写真ではない広報物のようなものを貼り話題を作る予定だったのだと思われます。
しかし、想定より多い選挙看板が実際に設置された状況をみて、県民から批判が上がり出しました。
それをすぐに察知して、立花氏は批判に繋がると思い、立候補者を立花氏1人に変更します。この判断の速さがすごい。
まず、立花氏は斉藤氏応援の立場をとり、自分には票をいれるなと喧伝します。
そして、前述の斉藤氏の疑惑に対して、逝去された職員のゴシップをスクープとしてぶち上げ、拡散を狙います。
これにより斉藤氏が実はこのゴシップを隠すために、黙っていた、職員を庇っていた側なのでは?というイメージを作ります。
立花氏は次に選挙カーで街宣をして、このゴシップを広く喧伝し、斉藤氏ははめられたんだという演説を続けます。
この時の動きが本当に巧みなのですが、まず斉藤氏は一切、立花氏と共闘をしているとは言ってません。
むしろ選挙で争う相手だとみなしている体で、ずっと見て見ぬふりを続けていました。
選挙後の報道でも斉藤氏は立花氏に関して「似ている考えがあり共感できる部分がある」と言っており、あくまで関わりがないことを言い続けています。
しかし立花氏は斉藤氏の応援であるということは公言しており、そのために選挙カーも使っている。
選挙カーは1候補者につき使える台数も決められているので、実質2倍の台数を使えることになっている。
だが、それは斉藤氏が画策したことではなく、立花氏が勝手にやったこと、という流れを創り出しています。
次に、当初は一人で街宣をしていた斉藤氏ですが、突然多くの支持者が街宣を囲み出します。
また同時に、他の候補者の街宣にはチンピラのような人達が多く出没し、嫌がらせや妨害行為が行われて、結果的に10数名の逮捕者が出ました。
SNS側でも同時に、職員のゴシップと合わせて、他候補者(特に稲村氏)のデマや批判内容、また斉藤氏が無実で何も悪いことはしていない、という内容が多数投稿され、多く拡散されだしました。
これを受けて、他候補者側は、選挙活動と同時に火消しを行わないといけなくなり、
ネットで流れている情報はデマも多いし、斉藤氏が不信任決議を受けた経緯なども付け加えて話さないといけなくなりました。
しかし、有権者にはこれが「斉藤氏を批判しているだけ」と受け取られる形に繋がっていきます。
そして当の斉藤氏は、これら街宣やSNSで行われていることは「一切」触れずに自身の主張のみを街宣で語り続けていました。
これにより、他の候補者は「悪口をいう候補者」、斉藤氏は「悪口に加担をしない、真面目な候補者」というイメージがまた作り上げられていきました。
また、デマ情報を訂正するような内容等をSNSに投稿をすると、多くの斉藤氏を支持している人たちから袋だたきにされるという現象も頻発し、SNSでの言論も封殺されていきました。
そうした攻防が続いている選挙中盤ほどに、SNSでは「斉藤氏は完全に無実で、全てはメディアや権力者が既得権益を守るためにおこなった、いじめである」というストーリーができあがりました。
そうした内容が日々拡散され続ける状況で、投票日が近づいてきた人達が、ようやく情報をあさりだしたときに目にする姿は
・斉藤氏が誰の批判をすることもなくずっと真面目に活動をしている姿
・SNSでは斉藤氏はメディアと既得権益にはめられた被害者なのであるという大量の投稿
・同様にSNSでは他候補者の批判をする内容やデマなどの大量の投稿
・他候補者の街宣でも上記を払拭するために「斉藤氏に関するネットのデマ」などと情報を嘘扱いする内容
となり、結果的に真面目で頑張っているのは斉藤氏しかいない、という結果になったのかと思われます。
立花氏の戦略が一番巧みなのは、途中にも何度も記載していますが、斉藤氏と立花氏は共闘をしていないというスタイルを貫いたこと。
そうすれば、立花氏側が他候補者にいくら嫌がらせをしたとしても、斉藤氏には類が及ばない。
また、嫌がらせを受けている他候補者は、反論をしなければ票がはなれていく可能性があるので、反論せざるを得ず、否が応でも立花氏の作ったステージに上がらないといけない。
つまりこうして、当選をさせたい候補者とは別の第三者が立候補をし、その第三者が、それ以外の候補者に対して嫌がらせや
圧力をかけて醜い争いにもっていけば、当選させたい候補者だけがフリーになり、良いイメージのみを宣伝することができるわけです。
他候補者は完全にとばっちりではありますし、否定だけすればよいわけですが、これに拍車をかけてSNSの陰謀論が過熱化し、
否定をすればするほど「こいつらが既得権益者側で、斉藤氏を陥れようとしているんだ」という思想に繋がっていった、という感じです。
最悪、問題が表沙汰になっても、全ては立花氏が独断でおこなったこと、としてしまえば、どこまでいっても斉藤氏には影響が少ないです。
第三者として立候補し、勝たせたい候補者以外に嫌がらせをする。
勝たせたい候補者がヒーローになるようなわかりやすいストーリーを喧伝する。
そうすることで、多くの人の心が動かされることは実証されたと思います。
実際の所、流れた情報の何が本当で、何がデマなのかは誰にも判断できず、なにが正しいのか理解できている人はほぼいないと思われます。
とにもかくにも、立花氏の戦略が、今の時代を的確に捉えており、柔軟に対応できたことが大きいと思われます。
従来の選挙戦略では到底太刀打ちができない、新しい選挙のやり方が生まれてきたなという感想です。
私にも見えてない部分が多くありますので、他の方の分析も知りたいです。
多く反響をいただきありがとうございます。
あれやこれが足りてないんじゃないかというご意見も多いですが、文章に記載のように
自分の見えるものをまとめている限りですので、それぞれの側面から見える分析を多くの方にしていただきたく思います。
また、反応を見ていても思うのですが、SNSでは正しい情報よりも、権力者は悪といって晒しあげたり
そうしたものを叩いてバカにしたり、誇張して歪めた情報の方が「面白い」のでバズって広まりやすいのだと思います。
それは意見の中にもあるように、元々、TVやメディアが今まで大衆向けにしてきたことで、その河岸がSNSに移ってより制御がきかなくなったもの、とみるべきなのでしょう。
立花氏の行動のクローズアップはしていますが、あくまでそういった人々の習性のようなものを利用している、という部分はあるのではないかと思います。
Cyberpunk2077の世界では、日本の大企業が世界を牛耳っている
高度経済成長期の後に日本が衰退せずそのまま伸び続けたという世界観だ
様々な大企業が倫理よりも経済を優先しディストピアを築く中で、中でも一番の悪はアラサカという日本企業だ
世界観を共有したオリジナルアニメ、サイバーパンクエッジランナーズはNetflixで大ヒットした
よく言われる「ネトフリの一挙配信作品は日本では盛り上がらない」という風評を覆し、数多のグッズが発売され、キャラ人気は本編よりも出た
2077は洋ゲーだがわりと日本人受けする可愛らしい女性キャラが多かったのだが、アニメはよりキャッチーだった
経済ディストピアなので救急車は事前に契約結んでいる金持ちしか運搬せず、主人公の母親は冒頭で事故に遭うが助けられず死ぬ
救急隊員をしていた母親は、家では優しい顔を見せる一方で、実は職場では死者から密かに羅生門することで息子を女手一つで養っていた
この世界では生身の肉体の一部を機械と置き換えることで強化したりオシャレするのが当たり前で、母は死者の肉体から機械も剥ぎ取っていた
死んでしまったため闇市で売りそこねた品の中には、軍人が使う用の強力な機械もあり、主人公はそれを身に着けて闇バイトで成り上がっていく
闇バイトで稼いでは新しい機械を買い、どんどん生来の肉体を失っていき、最後には人間性も失っていくが、それでも全身に大企業アラサカの高級機械をつけた傭兵には勝てずに惨死する
すごく暗い話だ
でも人気が出たのは、闇バイト隆盛のこの薄暗い世の中で、生まれは悪いが這い上がろうとした主人公に共感できるところが大きかったのだろう
イベントなどでは主人公とヒロイン二人が笑顔でいるキービジュなどがよく描き下ろされるが、2/3が体ぐちゃぐちゃになって死んでるので切なくなる
暇空の弁護士の松永成高さんは「暇空は確かにデマを書いてしまったが、colaboは報道陣集めてデマだって報道させたんだからもう名誉回復してますよね。むしろあの会見で暇空さんの方が傷ついてるんですけど?暇空さんを晒し者にしたあなたたちはひどい」と裁判で激おこして、colabo弁護士の神原元さんも激おこして喧嘩になって裁判官にシャラップされる一幕があった
実際には名誉回復してないよね
増田の中にも「裁判で負けようが、colaboに風評被害流せたんだから暇空の勝ち」といまだに言うやつはいるし
松永さんは中高生の頃に荒れて事件を起こして複数回捕まり、そのことを論文にした家庭裁判所調査官を訴えて最高裁で負けたことがある
https://www.asahi.com/articles/ASNB95WRDNB9UTIL02S.html
https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/757/089757_hanrei.pdf
事件自体は事実だけど、その時々にどういう心情であったかは著者が勝手に推測したもので本当は違う、デマだと松永さんは主張していた
反論してあれは間違いだって言えば名誉回復できるロジックなら、松永さんも記者会見すりゃいいじゃん
僕は本当はこんな気持でしたって記者の前で主張すればいい
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1418850
新井容疑者は今年7月、女性と共謀し、都が歌舞伎町に開設した若者の相談施設「きみまも」で、女性の下半身を触るなどした疑いがもたれています。
一方、青木容疑者は今年7月の別の日に、交際相手の少女と共謀し、同じ施設で性行為を思わせる言動をした疑いがもたれています。
不審者の男が入ってきて若年女性に性被害を与えた話だと思ってたら全然違うぞ???
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240910/k10014577721000.html
NHKの記事を読んだときの印象は完全にこれで、「逮捕された男が利用者の女性の体を触る」話から普通に想像したら
無関係で拠り所のない人に加害したように読むんだけど
無料休憩所扱いしてたバカップルが「「きみまも」 の中で手マンしてて逮捕みたいな話じゃん。
遅まきながらフワちゃんの件を知ってみているのだけれど、非常に混乱している。
フワちゃんのあれはイジりだいや裏アカ誤爆だと両者が両者それなりの規模居るみたい。やすこが悪い説までいくととても謎だ。
自分の主観ではあれをイジり芸とは受け取れず、(本人も言うように)裏でもリアル周囲にでもこっそりやろうとしたやつの誤爆だと思っている。
もう最近はテレビで芸人バラエティをガッツリ見ることは久しくなくて、フワちゃんすらGoogleのCMでしか存在を知らない程度の人間だけど、自分が子供のときと比べてすごくクリーンになっているのは感じる。
ダウンタウンの二人が古くてあたりがキツいなぁと感じるぐらいには感性が変わった。BPOのお叱りでいろんなことが自粛され、漫才で頭を叩くことすらもう消えそうだったと思う。
そんななか、最近?新たらしい新星のフワちゃんはクリーンな今の新時代の、さらに一歩先の変革を体現する存在、だと自分は認識している。実際に動いてるところを見たことが無いので風評になるが、そういうキャラだと思っている。失礼キャラ?に似せた新しいなにかだと。
そういう新世代のキャラがいまどきのテレビに出て、芸人として過ごす中で、「死んで」というワードを『芸人として』チョイスするかはとてもとてもとても疑問だ。
もちろん、やすこさんの「生きてるだけ」という言葉にかけて、という文脈を理解しておかなければならないが、それでもテレビ業界でのし上がってきた芸人のとっさでもない文章入力でこの辺の『危険な匂い』をいじり芸する前に気付けなかったのは不自然だ。
自分はフワちゃんを知らないが、今回の件で炎上するということは日常的に「死んで」というワードをフワちゃんがいじり芸の武器として使ってこなかったことの証左であると考える。イメージでも、今のテレビ番組で「いや死ねよ」なんてドギツイ突っ込みをしているのは、ダウンタウンなど古い世代を除いてイメージにない。
自分が学生のころは「いや死ねよ」と突っ込みする雰囲気はあった。多分してた。今の学生でもリアルではあるんだろう。でもテレビで「いや死ねよ」のイメージは、ない。「死んでください」だってフワちゃんの失礼キャラのイメージでも、ない。
テレビでしない・できない発言をラジオやネットやyoutubeでする、というのは確かにあるものの、フワちゃんがそういう発言をするキャラじゃないことはフワちゃんが一番分かっていると思う。見られ方・受け取られ方に鈍感なタレントは少ないだろうし、フワちゃんはさらに薄氷を踏むような道を駆け抜けるバランス感覚が武器な芸人だったはずだ(見てないので憶測100%)。
超高難易度の綱渡りをしている雑技団の人が、突然バランスをとるために使っていた棒をバランス無視してこちらに突き刺してきたら、「すごい!綱渡りの芸だ!」と思う人はまずいないだろう。
素人でも一目で分かる使っちゃいけないワードを使った時点で一発レッドと容易に断じられるのだが。これが同じくテレビでいじりに使わないだろうワード、「障がい者になってパラリンピックでも優勝してくださーい」でもいじり芸として認識されたのだろうか?
多数の「安倍晋三」さんから多額寄付 ネタになり広がった善意:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASS7Z546NS7ZUCVL012M.html
事実無根の中傷でキャンセルされかけて、それに対するカウンターで支援する。素晴らしい取り組みだね。
でも称賛してる君たち、別件では反対の立場になってなかった?
フェミニスト議員連盟が事実無根のデマで中傷し出演イベントが中止するハメになったりと、表現規制を狙った被害にあうといった悪質な攻撃が繰り返された事件がった。
全国フェミニスト議員は国会議員を含んだ団体であり、自民党議員の抗議を問題視するはてなブックマークでは
フェミニスト議員連盟の攻撃が表現規制であることは言うまでもないのは理解できると思うのだが、なぜか逆の立場取ろうとする人がいるね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/hokke-ookami.hatenablog.com/entry/20240726/1721919600
で、悪質な攻撃に対するカウンターとして1200万円の寄付が集まった。
知名度ゼロからスタートした戸定梨香クラファンはほぼ100%がカウンター支援なので同等の価値があるでしょうね。
https://camp-fire.jp/projects/view/503187
このクラファンには更に妨害入り、フェミニスト議員の陰謀を真に受けた悪質な妨害者により
ラッピングバスのデザインすら出る前に妨害行為が行われ、バス会社が屈して中止となった。
https://camp-fire.jp/projects/503187/activities/404162
このクラファンは京成電鉄が協力を引き受けることによりラッピング電車として生まれ変わりなんとか実現できたが、
フェミニスト議員連盟の陰謀論が無ければ余計な苦労を負う必要が無かったのは言うまでもない。
バスよりも交通安全啓発よりも目立つラッピング電車は1年間運行されたが、
フェミニスト議員連盟が主張されてた性犯罪の誘発なんてのは存在しないことが確定し、
片や事業に実害が発生し、公的な地位がある人間が発信したことに対して、ネット上で盛り上がってカウンター支援が広がるも陰謀主は責任もクソもないまま。
片や風評が出回っただけで公的な地位がある人間が暴れたわけでもないのに、カウンターが美談として掲載され陰謀の発信者の責任論まで出る。
全然扱いが違って羨ましいなあ。
例えば、
「田舎に帰省したら、親戚の男は酒ばかり飲んで騒ぎ、女が配膳をさせられていた。祖母にそうするように命令された。」
「夫の趣味だった模型やおもちゃを、妻側の圧力で売ったり捨てさせられざるを得なくなった。」
こんな話でいう妻側の意見。
問題のスケールは様々だが、もっと大まかに単純化するとどうだろう。
都市部に対する地方側の意見。自由人に対する義務・家族側の意見。進歩派に対する保守側の意見。
ネットで「こんなひどい風習・因習・無理解・野蛮・悪癖があった!」と指弾され、まとめサイトやブログやコメント欄で指弾され、そして反論なり再紹介の機会もないまま事例そのものが風化し、風評だけ(九州は女性差別的だ、女性はオタクの敵だ、etc)がこびりついていく。
私はぜひとも、この、現代社会において「燃やされ、非難され、捨てられる側の意見」を具体的に知ってみたい。
それも、何ら脚色なく、思いのままに語られたそれが記録され、ネット上で指弾糾弾される勢いではなくゆっくりと着実に読み解かれるべきだろう。
少なくとも、まず絶対に、ネット上で発端となった書き込みやツイートそのままの言動ではなく、裏があるはずだ。
「こちら」なのか「あちら」なのか、どちら側でも良いが、とにかく一方の側の言論だけが拡散し、男性なり女性なりオタクなりフェミニズムなり、ある価値観だけの見方が支配することは、避けられるべきだ。
そもそも、ネット上で言論を構築しているのは恐らく一億二千万分の数百万人にすぎず、それ以外の人々は日々自分の生活を維持し続けるのに忙しく、ゆえに反論の機会もない。
ただ、どんな話題であれ一方の垂れ流しにし続けることだけは間違っているだろう。
推定無罪は刑事裁判の原則であり、一般人の日常的な言動まで全てを規制するものではありません。 しかしながら、推定無罪の精神を尊重し、軽々に他人を有罪視することは避けるべきです。
1. 推定無罪とは何か?
推定無罪とは、**「何人も有罪と宣告されるまでは無罪と推定される」**という刑事裁判における基本原則です。これは、憲法第37条1項で保障されており、国際人権法においても普遍的な原則として確立されています。
被疑者・被告人は、裁判で有罪判決が確定するまでは、 **「無罪の人」として扱われなければならない。
検察官は、被告人の犯罪を 「合理的な疑いを超える程度 **」に証明しなければ、有罪判決を言い渡すことはできない。
推定無罪は刑事裁判の原則であって、一般人の日常的な言動まで全てを規制するものではありません。しかしながら、推定無罪の精神を尊重し、軽々に他人を有罪視することは避けるべきです。
捜査段階の情報に基づいて、 安易に被疑者を犯人扱いするような発言は控えるべきです 」。
SNSなどで、 根拠のない誹謗中傷を行うことは違法行為となります 」。
仮に、誰かが犯罪を犯したと確信した場合でも、 その人物が有罪判決を言い渡されるまでは、 **「あくまで被告人」であることを忘れてはいけません。
推定無罪は、個人の自由と人権を守るために不可欠な原則です。もし、推定無罪がなければ、当局が捏造した証拠に基づいて無実の人を有罪にすることが容易になってしまいます。また、社会的な偏見や風評によって、無実の人が生きた心地がしない状況に追い込まれる可能性もあります。
4. まとめ
推定無罪は、刑事裁判における重要な原則であると同時に、私たち一人一人が持つべき倫理観でもあります。推定無罪の精神を理解し、尊重することで、より公正で民主的な社会を実現することができるでしょう。