はてなキーワード: 用立てとは
「あの女は君にほれているのか」
二人のあとから続々聴講生が出てくる。三四郎はやむをえず無言のまま梯子段を降りて横手の玄関から、図書館わきの空地へ出て、はじめて与次郎を顧みた。
「よくわからない」
「そういうこともある。しかしよくわかったとして、君、あの女の夫になれるか」
三四郎はいまだかつてこの問題を考えたことがなかった。美禰子に愛せられるという事実そのものが、彼女の夫たる唯一の資格のような気がしていた。言われてみると、なるほど疑問である。三四郎は首を傾けた。
「野々宮さんならなれる」と与次郎が言った。
「野々宮さんと、あの人とは何か今までに関係があるのか」
「知らん」と言った。三四郎は黙っている。
「また野々宮さんの所へ行って、お談義を聞いてこい」と言いすてて、相手は池の方へ行きかけた。三四郎は愚劣の看板のごとく突っ立った。与次郎は五、六歩行ったが、また笑いながら帰ってきた。
「君、いっそ、よし子さんをもらわないか」と言いながら、三四郎を引っ張って、池の方へ連れて行った。歩きながら、あれならいい、あれならいいと、二度ほど繰り返した。そのうちまたベルが鳴った。
三四郎はその夕方野々宮さんの所へ出かけたが、時間がまだすこし早すぎるので、散歩かたがた四丁目まで来て、シャツを買いに大きな唐物屋へはいった。小僧が奥からいろいろ持ってきたのをなでてみたり、広げてみたりして、容易に買わない。わけもなく鷹揚にかまえていると、偶然美禰子とよし子が連れ立って香水を買いに来た。あらと言って挨拶をしたあとで、美禰子が、
「せんだってはありがとう」と礼を述べた。三四郎にはこのお礼の意味が明らかにわかった。美禰子から金を借りたあくる日もう一ぺん訪問して余分をすぐに返すべきところを、ひとまず見合わせた代りに、二日ばかり待って、三四郎は丁寧な礼状を美禰子に送った。
手紙の文句は、書いた人の、書いた当時の気分をすなおに表わしたものではあるが、むろん書きすぎている。三四郎はできるだけの言葉を層々と排列して感謝の意を熱烈にいたした。普通の者から見ればほとんど借金の礼状とは思われないくらいに、湯気の立ったものである。しかし感謝以外には、なんにも書いてない。それだから、自然の勢い、感謝が感謝以上になったのでもある。三四郎はこの手紙をポストに入れる時、時を移さぬ美禰子の返事を予期していた。ところがせっかくの封書はただ行ったままである。それから美禰子に会う機会はきょうまでなかった。三四郎はこの微弱なる「このあいだはありがとう」という反響に対して、はっきりした返事をする勇気も出なかった。大きなシャツを両手で目のさきへ広げてながめながら、よし子がいるからああ冷淡なんだろうかと考えた。それからこのシャツもこの女の金で買うんだなと考えた。小僧はどれになさいますと催促した。
二人の女は笑いながらそばへ来て、いっしょにシャツを見てくれた。しまいに、よし子が「これになさい」と言った。三四郎はそれにした。今度は三四郎のほうが香水の相談を受けた。いっこうわからない。ヘリオトロープと書いてある罎を持って、いいかげんに、これはどうですと言うと、美禰子が、「それにしましょう」とすぐ決めた。三四郎は気の毒なくらいであった。
表へ出て別れようとすると、女のほうが互いにお辞儀を始めた。よし子が「じゃ行ってきてよ」と言うと、美禰子が、「お早く……」と言っている。聞いてみて、妹が兄の下宿へ行くところだということがわかった。三四郎はまたきれいな女と二人連で追分の方へ歩くべき宵となった。日はまだまったく落ちていない。
三四郎はよし子といっしょに歩くよりは、よし子といっしょに野々宮の下宿で落ち合わねばならぬ機会をいささか迷惑に感じた。いっそのこと今夜は家へ帰って、また出直そうかと考えた。しかし、与次郎のいわゆるお談義を聞くには、よし子がそばにいてくれるほうが便利かもしれない。まさか人の前で、母から、こういう依頼があったと、遠慮なしの注意を与えるわけはなかろう。ことによると、ただ金を受け取るだけで済むかもわからない。――三四郎は腹の中で、ちょっとずるい決心をした。
「ぼくも野々宮さんの所へ行くところです」
「そう、お遊びに?」
「いえ、すこし用があるんです。あなたは遊びですか」
「いいえ、私も御用なの」
両方が同じようなことを聞いて、同じような答を得た。しかし両方とも迷惑を感じている気色がさらにない。三四郎は念のため、じゃまじゃないかと尋ねてみた。ちっともじゃまにはならないそうである。女は言葉でじゃまを否定したばかりではない。顔ではむしろなぜそんなことを質問するかと驚いている。三四郎は店先のガスの光で、女の黒い目の中に、その驚きを認めたと思った。事実としては、ただ大きく黒く見えたばかりである。
「どうして御存じ」
三四郎は返答に窮した。女は頓着なく、すぐ、こう言った。
「いくら兄さんにそう言っても、ただ買ってやる、買ってやると言うばかりで、ちっとも買ってくれなかったんですの」
三四郎は腹の中で、野々宮よりも広田よりも、むしろ与次郎を非難した。
二人は追分の通りを細い路地に折れた。折れると中に家がたくさんある。暗い道を戸ごとの軒燈が照らしている。その軒燈の一つの前にとまった。野々宮はこの奥にいる。
三四郎の下宿とはほとんど一丁ほどの距離である。野々宮がここへ移ってから、三四郎は二、三度訪問したことがある。野々宮の部屋は広い廊下を突き当って、二段ばかりまっすぐに上がると、左手に離れた二間である。南向きによその広い庭をほとんど椽の下に控えて、昼も夜も至極静かである。この離れ座敷に立てこもった野々宮さんを見た時、なるほど家を畳んで下宿をするのも悪い思いつきではなかったと、はじめて来た時から、感心したくらい、居心地のいい所である。その時野々宮さんは廊下へ下りて、下から自分の部屋の軒を見上げて、ちょっと見たまえ、藁葺だと言った。なるほど珍しく屋根に瓦を置いてなかった。
きょうは夜だから、屋根はむろん見えないが、部屋の中には電燈がついている。三四郎は電燈を見るやいなや藁葺を思い出した。そうしておかしくなった。
「妙なお客が落ち合ったな。入口で会ったのか」と野々宮さんが妹に聞いている。妹はしからざるむねを説明している。ついでに三四郎のようなシャツを買ったらよかろうと助言している。それから、このあいだのバイオリンは和製で音が悪くっていけない。買うのをこれまで延期したのだから、もうすこし良いのと買いかえてくれと頼んでいる。せめて美禰子さんくらいのなら我慢すると言っている。そのほか似たりよったりの駄々をしきりにこねている。野々宮さんはべつだんこわい顔もせず、といって、優しい言葉もかけず、ただそうかそうかと聞いている。
三四郎はこのあいだなんにも言わずにいた。よし子は愚な事ばかり述べる。かつ少しも遠慮をしない。それがばかとも思えなければ、わがままとも受け取れない。兄との応待をそばにいて聞いていると、広い日あたりのいい畑へ出たような心持ちがする。三四郎は来たるべきお談義の事をまるで忘れてしまった。その時突然驚かされた。
「そうか」
「うれしいでしょう。うれしくなくって?」
野々宮さんはかゆいような顔をした。そうして、三四郎の方を向いた。
「ぼくの妹はばかですね」と言った。三四郎はしかたなしに、ただ笑っていた。
「ばかじゃないわ。ねえ、小川さん」
三四郎はまた笑っていた。腹の中ではもう笑うのがいやになった。
「美禰子さんがね、兄さんに文芸協会の演芸会に連れて行ってちょうだいって」
「里見さんといっしょに行ったらよかろう」
「御用があるんですって」
「お前も行くのか」
「むろんだわ」
野々宮さんは行くとも行かないとも答えなかった。また三四郎の方を向いて、今夜妹を呼んだのは、まじめの用があるんだのに、あんなのん気ばかり言っていて困ると話した。聞いてみると、学者だけあって、存外淡泊である。よし子に縁談の口がある。国へそう言ってやったら、両親も異存はないと返事をしてきた。それについて本人の意見をよく確かめる必要が起こったのだと言う。三四郎はただ結構ですと答えて、なるべく早く自分のほうを片づけて帰ろうとした。そこで、
「母からあなたにごめんどうを願ったそうで」と切り出した。野々宮さんは、
「なに、大してめんどうでもありませんがね」とすぐに机の引出しから、預かったものを出して、三四郎に渡した。
「おっかさんが心配して、長い手紙を書いてよこしましたよ。三四郎は余儀ない事情で月々の学資を友だちに貸したと言うが、いくら友だちだって、そうむやみに金を借りるものじゃあるまいし、よし借りたって返すはずだろうって。いなかの者は正直だから、そう思うのもむりはない。それからね、三四郎が貸すにしても、あまり貸し方が大げさだ。親から月々学資を送ってもらう身分でいながら、一度に二十円の三十円のと、人に用立てるなんて、いかにも無分別だとあるんですがね――なんだかぼくに責任があるように書いてあるから困る。……」
野々宮さんは三四郎を見て、にやにや笑っている。三四郎はまじめに、「お気の毒です」と言ったばかりである。野々宮さんは、若い者を、極めつけるつもりで言ったんでないとみえて、少し調子を変えた。
「なに、心配することはありませんよ。なんでもない事なんだから。ただおっかさんは、いなかの相場で、金の価値をつけるから、三十円がたいへん重くなるんだね。なんでも三十円あると、四人の家族が半年食っていけると書いてあったが、そんなものかな、君」と聞いた。よし子は大きな声を出して笑った。三四郎にもばかげているところがすこぶるおかしいんだが、母の言条が、まったく事実を離れた作り話でないのだから、そこに気がついた時には、なるほど軽率な事をして悪かったと少しく後悔した。
「そうすると、月に五円のわりだから、一人前一円二十五銭にあたる。それを三十日に割りつけると、四銭ばかりだが――いくらいなかでも少し安すぎるようだな」と野々宮さんが計算を立てた。
「何を食べたら、そのくらいで生きていられるでしょう」とよし子がまじめに聞きだした。三四郎も後悔する暇がなくなって、自分の知っているいなか生活のありさまをいろいろ話して聞かした。そのなかには宮籠りという慣例もあった。三四郎の家では、年に一度ずつ村全体へ十円寄付することになっている。その時には六十戸から一人ずつ出て、その六十人が、仕事を休んで、村のお宮へ寄って、朝から晩まで、酒を飲みつづけに飲んで、ごちそうを食いつづけに食うんだという。
「それで十円」とよし子が驚いていた。お談義はこれでどこかへいったらしい。それから少し雑談をして一段落ついた時に、野々宮さんがあらためて、こう言った。
「なにしろ、おっかさんのほうではね。ぼくが一応事情を調べて、不都合がないと認めたら、金を渡してくれろ。そうしてめんどうでもその事情を知らせてもらいたいというんだが、金は事情もなんにも聞かないうちに、もう渡してしまったしと、――どうするかね。君たしかに佐々木に貸したんですね」
三四郎は美禰子からもれて、よし子に伝わって、それが野々宮さんに知れているんだと判じた。しかしその金が巡り巡ってバイオリンに変形したものとは、兄妹とも気がつかないから一種妙な感じがした。ただ「そうです」と答えておいた。
「ええ」
よし子はまた大きな声を出して笑った。
「じゃ、いいかげんにおっかさんの所へそう言ってあげよう。しかし今度から、そんな金はもう貸さないことにしたらいいでしょう」
三四郎は貸さないことにするむねを答えて、挨拶をして、立ちかけると、よし子も、もう帰ろうと言い出した。
「さっきの話をしなくっちゃ」と兄が注意した。
「よくってよ」と妹が拒絶した。
「よくはないよ」
「よくってよ。知らないわ」
兄は妹の顔を見て黙っている。妹は、またこう言った。
「だってしかたがないじゃ、ありませんか。知りもしない人の所へ、行くか行かないかって、聞いたって。好きでもきらいでもないんだから、なんにも言いようはありゃしないわ。だから知らないわ」
三四郎は知らないわの本意をようやく会得した。兄妹をそのままにして急いで表へ出た。
人の通らない軒燈ばかり明らかな路地を抜けて表へ出ると、風が吹く。北へ向き直ると、まともに顔へ当る。時を切って、自分の下宿の方から吹いてくる。その時三四郎は考えた。この風の中を、野々宮さんは、妹を送って里見まで連れていってやるだろう。
下宿の二階へ上って、自分の部屋へはいって、すわってみると、やっぱり風の音がする。三四郎はこういう風の音を聞くたびに、運命という字を思い出す。ごうと鳴ってくるたびにすくみたくなる。自分ながらけっして強い男とは思っていない。考えると、上京以来自分の運命はたいがい与次郎のためにこしらえられている。しかも多少の程度において、和気靄然たる翻弄を受けるようにこしらえられている。与次郎は愛すべき悪戯者である。向後もこの愛すべき悪戯者のために、自分の運命を握られていそうに思う。風がしきりに吹く。たしかに与次郎以上の風である。
三四郎は母から来た三十円を枕元へ置いて寝た。この三十円も運命の翻弄が生んだものである。この三十円がこれからさきどんな働きをするか、まるでわからない。自分はこれを美禰子に返しに行く。美禰子がこれを受け取る時に、また一煽り来るにきまっている。三四郎はなるべく大きく来ればいいと思った。
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八
このあいだの晩九時ごろになって、与次郎が雨のなかを突然やって来て、あたまから大いに弱ったと言う。見ると、いつになく顔の色が悪い。はじめは秋雨にぬれた冷たい空気に吹かれすぎたからのことと思っていたが、座について見ると、悪いのは顔色ばかりではない。珍しく消沈している。三四郎が「ぐあいでもよくないのか」と尋ねると、与次郎は鹿のような目を二度ほどぱちつかせて、こう答えた。
「じつは金をなくしてね。困っちまった」
そこで、ちょっと心配そうな顔をして、煙草の煙を二、三本鼻から吐いた。三四郎は黙って待っているわけにもゆかない。どういう種類の金を、どこでなくなしたのかとだんだん聞いてみると、すぐわかった。与次郎は煙草の煙の、二、三本鼻から出切るあいだだけ控えていたばかりで、そのあとは、一部始終をわけもなくすらすらと話してしまった。
与次郎のなくした金は、額で二十円、ただし人のものである。去年広田先生がこのまえの家を借りる時分に、三か月の敷金に窮して、足りないところを一時野々宮さんから用達ってもらったことがある。しかるにその金は野々宮さんが、妹にバイオリンを買ってやらなくてはならないとかで、わざわざ国元の親父さんから送らせたものだそうだ。それだからきょうがきょう必要というほどでない代りに、延びれば延びるほどよし子が困る。よし子は現に今でもバイオリンを買わずに済ましている。広田先生が返さないからである。先生だって返せればとうに返すんだろうが、月々余裕が一文も出ないうえに、月給以外にけっしてかせがない男だから、ついそれなりにしてあった。ところがこの夏高等学校の受験生の答案調べを引き受けた時の手当が六十円このごろになってようやく受け取れた。それでようやく義理を済ますことになって、与次郎がその使いを言いつかった。
「その金をなくなしたんだからすまない」と与次郎が言っている。じっさいすまないような顔つきでもある。どこへ落としたんだと聞くと、なに落としたんじゃない。馬券を何枚とか買って、みんななくなしてしまったのだと言う。三四郎もこれにはあきれ返った。あまり無分別の度を通り越しているので意見をする気にもならない。そのうえ本人が悄然としている。これをいつもの活発溌地と比べると与次郎なるものが二人いるとしか思われない。その対照が激しすぎる。だからおかしいのと気の毒なのとがいっしょになって三四郎を襲ってきた。三四郎は笑いだした。すると与次郎も笑いだした。
「まあいいや、どうかなるだろう」と言う。
「先生はまだ知らないのか」と聞くと、
「まだ知らない」
「野々宮さんは」
「むろん、まだ知らない」
「金はいつ受け取ったのか」
「金はこの月始まりだから、きょうでちょうど二週間ほどになる」
「馬券を買ったのは」
「受け取ったあくる日だ」
「それからきょうまでそのままにしておいたのか」
「いろいろ奔走したができないんだからしかたがない。やむをえなければ今月末までこのままにしておこう」
「今月末になればできる見込みでもあるのか」
三四郎は立って、机の引出しをあけた。きのう母から来たばかりの手紙の中をのぞいて、
「金はここにある。今月は国から早く送ってきた」と言った。与次郎は、
「ありがたい。親愛なる小川君」と急に元気のいい声で落語家のようなことを言った。
二人は十時すぎ雨を冒して、追分の通りへ出て、角の蕎麦屋へはいった。三四郎が蕎麦屋で酒を飲むことを覚えたのはこの時である。その晩は二人とも愉快に飲んだ。勘定は与次郎が払った。与次郎はなかなか人に払わせない男である。
それからきょうにいたるまで与次郎は金を返さない。三四郎は正直だから下宿屋の払いを気にしている。催促はしないけれども、どうかしてくれればいいがと思って、日を過ごすうちに晦日近くなった。もう一日二日しか余っていない。間違ったら下宿の勘定を延ばしておこうなどという考えはまだ三四郎の頭にのぼらない。必ず与次郎が持って来てくれる――とまではむろん彼を信用していないのだが、まあどうかくめんしてみようくらいの親切気はあるだろうと考えている。広田先生の評によると与次郎の頭は浅瀬の水のようにしじゅう移っているのだそうだが、むやみに移るばかりで責任を忘れるようでは困る。まさかそれほどの事もあるまい。
三四郎は二階の窓から往来をながめていた。すると向こうから与次郎が足早にやって来た。窓の下まで来てあおむいて、三四郎の顔を見上げて、「おい、おるか」と言う。三四郎は上から、与次郎を見下して、「うん、おる」と言う。このばかみたような挨拶が上下で一句交換されると、三四郎は部屋の中へ首を引っ込める。与次郎は梯子段をとんとん上がってきた。
「待っていやしないか。君のことだから下宿の勘定を心配しているだろうと思って、だいぶ奔走した。ばかげている」
「そうかな、それは間違いだろう。もう一文も取るのはない」
「なに、前借りをしようと言ったのだ。ところがなかなか貸さない。ぼくに貸すと返さないと思っている。けしからん。わずか二十円ばかりの金だのに。いくら偉大なる暗闇を書いてやっても信用しない。つまらない。いやになっちまった」
「じゃ金はできないのか」
「いやほかでこしらえたよ。君が困るだろうと思って」
「そうか。それは気の毒だ」
「ところが困った事ができた。金はここにはない。君が取りにいかなくっちゃ」
「どこへ」
「じつは文芸時評がいけないから、原口だのなんだの二、三軒歩いたが、どこも月末でつごうがつかない。それから最後に里見の所へ行って――里見というのは知らないかね。里見恭助。法学士だ。美禰子さんのにいさんだ。あすこへ行ったところが、今度は留守でやっぱり要領を得ない。そのうち腹が減って歩くのがめんどうになったから、とうとう美禰子さんに会って話をした」
「野々宮さんの妹がいやしないか」
「なに昼少し過ぎだから学校に行ってる時分だ。それに応接間だからいたってかまやしない」
「そうか」
「それで美禰子さんが、引き受けてくれて、御用立て申しますと言うんだがね」
「そりゃ、どうだか知らない。しかしとにかく大丈夫だよ。引き受けたんだから。ありゃ妙な女で、年のいかないくせにねえさんじみた事をするのが好きな性質なんだから、引き受けさえすれば、安心だ。心配しないでもいい。よろしく願っておけばかまわない。ところがいちばんしまいになって、お金はここにありますが、あなたには渡せませんと言うんだから、驚いたね。ぼくはそんなに不信用なんですかと聞くと、ええと言って笑っている。いやになっちまった。じゃ小川をよこしますかなとまた聞いたら、え、小川さんにお手渡しいたしましょうと言われた。どうでもかってにするがいい。君取りにいけるかい」
「電報はよそう。ばかげている。いくら君だって借りにいけるだろう」
「いける」
これでようやく二十円のらちがあいた。それが済むと、与次郎はすぐ広田先生に関する事件の報告を始めた。
運動は着々歩を進めつつある。暇さえあれば下宿へ出かけていって、一人一人に相談する。相談は一人一人にかぎる。おおぜい寄ると、めいめいが自分の存在を主張しようとして、ややともすれば異をたてる。それでなければ、自分の存在を閑却された心持ちになって、初手から冷淡にかまえる。相談はどうしても一人一人にかぎる。その代り暇はいる。金もいる。それを苦にしていては運動はできない。それから相談中には広田先生の名前をあまり出さないことにする。我々のための相談でなくって、広田先生のための相談だと思われると、事がまとまらなくなる。
与次郎はこの方法で運動の歩を進めているのだそうだ。それできょうまでのところはうまくいった。西洋人ばかりではいけないから、ぜひとも日本人を入れてもらおうというところまで話はきた。これから先はもう一ぺん寄って、委員を選んで、学長なり、総長なりに、我々の希望を述べにやるばかりである。もっとも会合だけはほんの形式だから略してもいい。委員になるべき学生もだいたいは知れている。みんな広田先生に同情を持っている連中だから、談判の模様によっては、こっちから先生の名を当局者へ持ち出すかもしれない。……
聞いていると、与次郎一人で天下が自由になるように思われる。三四郎は少なからず与次郎の手腕に感服した。与次郎はまたこのあいだの晩、原口さんを先生の所へ連れてきた事について、弁じだした。
「あの晩、原口さんが、先生に文芸家の会をやるから出ろと、勧めていたろう」と言う。三四郎はむろん覚えている。与次郎の話によると、じつはあれも自身の発起にかかるものだそうだ。その理由はいろいろあるが、まず第一に手近なところを言えば、あの会員のうちには、大学の文科で有力な教授がいる。その男と広田先生を接触させるのは、このさい先生にとって、たいへんな便利である。先生は変人だから、求めてだれとも交際しない。しかしこっちで相当の機会を作って、接触させれば、変人なりに付合ってゆく。……
「そういう意味があるのか、ちっとも知らなかった。それで君が発起人だというんだが、会をやる時、君の名前で通知を出して、そういう偉い人たちがみんな寄って来るのかな」
与次郎は、しばらくまじめに、三四郎を見ていたが、やがて苦笑いをしてわきを向いた。
「ばかいっちゃいけない。発起人って、おもてむきの発起人じゃない。ただぼくがそういう会を企てたのだ。つまりぼくが原口さんを勧めて、万事原口さんが周旋するようにこしらえたのだ」
「そうか」
「そうかは田臭だね。時に君もあの会へ出るがいい。もう近いうちにあるはずだから」
「そんな偉い人ばかり出る所へ行ったってしかたがない。ぼくはよそう」
「また田臭を放った。偉い人も偉くない人も社会へ頭を出した順序が違うだけだ。なにあんな連中、博士とか学士とかいったって、会って話してみるとなんでもないものだよ。第一向こうがそう偉いともなんとも思ってやしない。ぜひ出ておくがいい。君の将来のためだから」
「どこであるのか」
「たぶん上野の精養軒になるだろう」
「ぼくはあんな所へ、はいったことがない。高い会費を取るんだろう」
「まあ二円ぐらいだろう。なに会費なんか、心配しなくってもいい。なければぼくがだしておくから」
三四郎はたちまち、さきの二十円の件を思い出した。けれども不思議におかしくならなかった。与次郎はそのうち銀座のどことかへ天麩羅を食いに行こうと言いだした。金はあると言う。不思議な男である。言いなり次第になる三四郎もこれは断った。その代りいっしょに散歩に出た。帰りに岡野へ寄って、与次郎は栗饅頭をたくさん買った。これを先生にみやげに持ってゆくんだと言って、袋をかかえて帰っていった。
三四郎はその晩与次郎の性格を考えた。長く東京にいるとあんなになるものかと思った。それから里見へ金を借りに行くことを考えた。美禰子の所へ行く用事ができたのはうれしいような気がする。しかし頭を下げて金を借りるのはありがたくない。三四郎は生まれてから今日にいたるまで、人に金を借りた経験のない男である。その上貸すという当人が娘である。独立した人間ではない。たとい金が自由になるとしても、兄の許諾を得ない内証の金を借りたとなると、借りる自分はとにかく、あとで、貸した人の迷惑になるかもしれない。あるいはあの女のことだから、迷惑にならないようにはじめからできているかとも思える。なにしろ会ってみよう。会ったうえで、借りるのがおもしろくない様子だったら、断わって、しばらく下宿の払いを延ばしておいて、国から取り寄せれば事は済む。――当用はここまで考えて句切りをつけた。あとは散漫に美禰子の事が頭に浮かんで来る。美禰子の顔や手や、襟や、帯や、着物やらを、想像にまかせて、乗けたり除ったりしていた。ことにあした会う時に、どんな態度で、どんな事を言うだろうとその光景が十通りにも二十通りにもなって、いろいろに出て来る。三四郎は本来からこんな男である。用談があって人と会見の約束などをする時には、先方がどう出るだろうということばかり想像する。自分が、こんな顔をして、こんな事を、こんな声で言ってやろうなどとはけっして考えない。しかも会見が済むと後からきっとそのほうを考える。そうして後悔する。
ことに今夜は自分のほうを想像する余地がない。三四郎はこのあいだから美禰子を疑っている。しかし疑うばかりでいっこうらちがあかない。そうかといって面と向かって、聞きただすべき事件は一つもないのだから、一刀両断の解決などは思いもよらぬことである。もし三四郎の安心のために解決が必要なら、それはただ美禰子に接触する機会を利用して、先方の様子から、いいかげんに最後の判決を自分に与えてしまうだけである。あしたの会見はこの判決に欠くべからざる材料である。だから、いろいろに向こうを想像してみる。しかし、どう想像しても、自分につごうのいい光景ばかり出てくる。それでいて、実際ははなはだ疑わしい。ちょうどきたない所をきれいな写真にとってながめているような気がする。写真は写真としてどこまでも本当に違いないが、実物のきたないことも争われないと一般で、同じでなければならぬはずの二つがけっして一致しない。
私は四畳半も無い部屋の中、無理矢理吊るしたハンモックに揺られながら、
お気に入りのゲーム実況動画をBGMに、ツイッター(現X)を眺めていた。
すると台所の方から、夜食を物色していたと思われる同居人が、ブツブツと何か呟いているのが聞こえた…。
執拗に、同じ単語を何度も、言葉として発する前に口の中で消えていくような大きさで、
しかし口の端に昇らせなくては気が済まない、といった強い調子で、延々と何か繰り返している。
私は、ヘッドフォンを外し、耳をすませた。
すると、
「シネ……シネ……チーン(電子レンジの音)………シネ………シネ………」
バタン。隣の部屋の扉が閉じた。
こわい……………
特段仲が良かったわけではないが、お互いの価値観に強烈な刺激を与え合い、
相容れない性質を根本では感じながらも、社会人となってからも交流は続いていた。
私が彼女とルームシェア始めたのは、彼女からの提案が発端だった。
新卒の就職先も一緒だったが、私は早々と東京へ転職し、彼女も追って転職した。
しかし彼女は地元の転職先が肌に合わず、私は自身の職場を彼女に斡旋した。
(職場を紹介することの責任は重い。ましてや地元から遠く離れた東京に。
その後にChatGPTを駆使し、「速やかな関係解消への提案条項」を告げられた。
当然である。
正直言って私は浮かれていた。
彼女は美人であり、計算高く、立ち回りが巧妙で、どのような共同体からも爪弾きにされることがない。しかし本心では誰にも心許していないような、
自身が生涯孤独者であることへの諦めを思わせてくる瞬間があった。
そして、私だけはそれを垣間見ることを許されていると錯覚した。
一方で私は、彼女がルッキズムによる蔑視を心から楽しめる持ち主であり、道徳を足蹴にすることを何とも思わぬ性に見て見ぬふりをした。悪辣さは失われているだろうと願った。
彼女の聡明さは自身が被る不利益を詳らかにし、相手を弾劾することにのみ発揮された。
厚意や利益については、子々孫々の既得権益のようにすまし顔で甘受した。
かくして私は、気の置けない友人の座から、家具付家事付名義貸保証人不要都内物件貸出サブスクサービスへと華麗なる転身を果たしたのだった。
つまらん贅沢な悩みとは思うが一応書く。
おれは結婚して小学生の子供と東建コーポのありきたりな2LDKアパートに住んでいる。
実家はおれの勤務先からは50km離れてて、日本庭園付きの100坪と一見してなかなかの豪邸だけど築60年。下水の接続もしていない。
母は、庭の草刈りや雨漏り等の対応で疲労困憊なので売りたい売りたいと長年主張している。
とはいえ、売ればせいぜい3000万から4000万円で、この金額でどこかに買い替えるにしても二回り以上狭い中古住宅になるだろう。
面倒だという日本庭園の剪定作業も、シルバー人材センターに依頼して月1万円程度で済む。
これをわざわざ自分でも手伝って大変大変と言ってるので、俺にはその主張が合理的とは思えない。
また、母は貧乏性というべきなのか昔からテレビも家財も小さいものがいいと主張し、亡父と度々衝突していた。
住居も、今の家は広すぎるから小さいアパートに引っ越したいと言うが、100坪の家を売ってアパートに引っ越すという感覚は俺には理解できない。
金銭的には年金が毎年200万に預金2000万で、贅沢はできないが不安材料はない。
しかし、会うたびに家の管理が大変だ、今後家をどうするべきかと切々と訴える。
俺は、
「売却して遥かに小さい家やマンションを買うのは不合理すぎてありえないし、自分も仕事や子供の学校周辺の状況から当面は賃貸で済ませる。
ここは確かに単身で住むには広いが贅沢な悩みで、仏壇を置いてるし孫が気兼ねなく遊べる貴重な環境だろう。
コンパクトな住居に住みたいなら今すぐにでも引っ越せるし、実家の売却は必須ではないだろう」
と何度も説明してる。しかし、管理が大変云々の話を繰り返すばかりで何も進展がない。
おれはどうすればいいのか。
A案:実家を3000万から4000万円で売る。おれの自宅購入資金+母の老後資金とする。母は好きな場所に住ませる。
C案:リフォームしておれが妻子と住む。ほぼ無理。嫁姑問題のみならず、おれの勤務先や子供の学校とも遠すぎる。
D案:現状維持。
1500万程度の収入で都内にそこそこの家は買えないので創作増田を書き直してください
都内のファミリータイプのそこそこ賃貸は40万からスタートです。手取りならともかく、年収1500万程度ではかなりきついはずです
あと、都内の最高級住宅街では無いですけど、駒込あたりの高台には、年収3000万程度ではどう考えても無理な家が立ち並んでいます
つーか、SUUMO見るレベルで2億以上の都内の家ゴロゴロしてますし、10億払った上で、管理費+積み立て金が毎月100万するマンションもゴロゴロあります
東京でおそらくゴミにならないと思われるファミリー向けの家を買うには、どんなに低く見積もっても最低1.2億の資金は必要です
その資金が用立て無い場合は、不動産投資を本業にできる程度の物件目利きが必要です
それも無い場合は、インテリアセンスや需要発掘センスが必要です
年収1200~3000万くらいで、築10~40年のマンションや戸建てを買って、リフォームして、2~5年毎に住み替えている人もいます
インテリアセンスや需要発掘センスがあると、『家具付きでください』『このライフスタイルでください』と、ほとんど減額することなく、
次の人に譲る事ができるみたいです
それが当たり前だと思っている。
そもそも勤め先の小口経費の精算なんて「俺が会社のために立て替えてやったのに、俺がこんな細かい請求をしなきゃいけないのかよ」と思いはするが、もちろん利子などもらえない。
話が逸れた。
つまり俺のモラル、道徳には、「人に金を貸して利子を取ってはいけない」というものがある。
そりゃあ貸した相手に「ありがとう」と言われなければ腹が立つし、返してもらう時に「お礼に」と言われてお菓子の一つでもくれるのを拒みはしない。
なんの話をしたいかというと、株の話だ。あるいは金融全般の話。
何か事業を起こそうとしてる人がいる、だが金が足りない、金があるやつがそれを用立ててやる、
そこまではわかる。
ならわかる。
いや、それでは申し訳ないので、その事業起こした人が、なんかのお礼をしますよ(株主優待)
までならわかる。
いつまでも金をむしり取り続ける配当という考えや、金貸してるから当然づらして経営に口を出す、
こうなってくると、俺としては貸してる奴のことを醜い人間だとは思うが、
(金持ってるのは別に偉くないし、金貸したら相手に偉そうにしていいわけでもない。人は対等だ。パンが余ってたら足りない人間にくれてやればいいだけの話だ)
そうしないと誰も他人に金を貸さなくなるよ、という意見もあるだろうし、
まぁなんとか飲み込めなくはない。
で、株が売り買いされる、
これはもうわからん。
お前が誰かを信用して、そいつのしたいことのために金を用立てた、その借用書を赤の他人に売る?
貸し借りの根本にあった人間同士の関係性をなきものにしてしてしまう、
そんなことを認めたら、貸し借りはただの数字になっていき、
その数字は当然のように偏り、こういう超絶格差社会になるのも当然だろう。
(だから俺はクラウドファンディングという金の用立て方は理解できる。そこには関係性が存在するから)
年金や預貯金など、金の運用から完全に隔絶されて生きることはできない世の中だが、
俺は少なくとも株は買わない。
現在の社会においてその行為は、誰かから不当に金を奪う行為だからだ。
しかし、他人のものを奪わない、損なわない、なんていうのは、そもそも法律以前のものだろう。
株主のために利益を求めて、経営者が本来真っ先に行うべき「従業員の幸福の追求」がおざなりになる。
それに加担しているのが株を買う人間だ。
座ったままで儲けようとするクズだ。
人に金を貸して利子を求めるゴミだ。
底辺アピールをしながら生きづらい生きづらいと愚痴を繰り返して、
その実株を買ってるやつなんかもいるわけだが、
恥を知れと思うね。
それでもヤクザと水商売のハーフとして生まれたわりには健闘してるのではないだろうか
母はまあ、わたしにとって祖母である母の母親が当時精神分裂症と呼ばれた統合失調症を患い
精神疾患に無理解の昭和40〜50年代を生きるためには虚勢を張るほかなかったのだろうと予想する
母が生まれた家庭は一家離散となり、誰も帰ってこない実家に中学生の頃から独りで暮らし、
やがて中学を卒業すると、歳を偽り夜の世界を生きるしかなかったんだろう
辛かっただろうね、よく頑張ったと思うよ
わたしが中学に上がるまで、母は水商売を辞めたりまた働いたりを繰り返していた
父がヤクザになった経緯は知らんが、辞めた時のことならよく覚えている
恐喝の容疑で父とその舎弟がパクられた
何せ組が動かないため、母が父だけに弁護士を用意した
それが気に入らないと組と揉め、足を洗うきっかけだった
それまで住んでいた家にはガサが入り、部屋の中がぐっちゃぐちゃになった
そんなぐちゃぐちゃになったその家を、夜逃げのように捨てることになる
新しく越した先は、6畳の部屋が2つしかない2Kという間取りだった
家では不起訴処分となり釈放された父が四六時中タバコをふかしている
母は必死で仕事を探し、それまで経験のない工場勤務の職をやっと見つけてきた
家中の小銭をかき集めてATMに突っ込み、やっと残高を1000円にしてその1000円を下ろす
その1000円札を握り締め激安スーパーに行き、5食198円のインスタントラーメンを買う
ただレジ袋有料化導入前の時代でも、激安スーパーではレジ袋をもらうには10円かかった
その10円を節約するため、インスタントラーメンを抱きかかえて家まで運んだ
そんな状況で進路を考える時期を迎えたわたしは、当然進学なんて無理だった
定期代が払えずに学校に行けない日もあった
当然学校には自分の状況も話せず、先生たちからはただのやる気のないやつという扱いを受けた
それでも何とか学校だけは辞めずに済むよう、母は頑張ってやりくりしてくれた
無事高校を卒業、わたしはそれから2年間フリーターとして生きた
その頃やっと母は父と離婚
相当遅いと思うが、一家離散を経験した母は家庭を守ることに必死になっていたのだろう
わたしの方はとにかく正規雇用の職を探し、やっとの思いで事務職に就いた
ただそこは典型的なブラック企業、月280時間働かされて残業代は支給なし
それでも学歴も資格もない自分は、勤続年数が資格になるはずだとそこに身を置いた
母がステージ4の乳がんを患い、時間かお金どちらかだけでも余裕が必要となるまで、その会社で8年働いた
新しい職に就くのは結構大変だったが、今は自分のスペックに対して満足できる給与と余暇のもらえる会社にお世話になっている
ちなみに母は今でも元気に生きており、わたしは収入の半分を母に渡して一緒に暮らしている
一方母という食い扶持を失った父は、派遣で上手く社会に潜り込んだ
ただろくな生き方をしてこなかった人間なので、潜り込んだ先で問題を起こしてクビになることを繰り返し、
それでも金はあればあるだけ使う頭の悪い父なので、毎月毎月金を貸してほしいと連絡が入る
ある月は1万、ある月2万、返ってきたと思えば数日足らずでまた金を無心される
更には会社に借金もあるらしく、すぐに用立てる必要があるという
何とかならないかと娘に金をせびる父
電話を切り、泣きながらネットバンクに積み立てていた定期預金を解約した
すぐに父の口座に振り込み、一括で返せるまで連絡はよこすなと電話で告げた
この先連絡が途絶え、縁が切れることになるならそれはそれでもう構わない
誰かと笑い合う人生なんて歩めないんだろうな
過去にケースワーカーをしていた。生活保護とか、障害者福祉とか、その辺の。その時に、家出少女とも何度も接触した。
私はケースワーカーの立場だったので、彼女たちに何か物資を用立てることはできなかったけど、できるならコンドームだって配りたかった。それは売春を奨励しているわけではなくて、いとも簡単にセックスしてしまう少女たちに、君たちがセックスしてしまうのはわかったから、せめて病気と妊娠だけはしてくれるなよ、という思いからだ。
家出少女が家にいたくない理由は色々あるだろうけど、私の関わった子はシンプルに貧困またはヤングケアラーとしての人生に嫌気がさして路上に溜まっていた。家に帰ればプライベートのない空間(保護費で住めるアパートは選択肢が少なく、自室をもらっている子はほぼいなかった)で、家庭内はよくてギスギスしてる、悪ければ虐待がある(そして少女たちが被虐待者になる確率は相当に高かった)ことがザラだった。家に障害者がいれば、少女たちは、当たり前のようにケアを求められる。15歳くらいでも、障害者の親兄弟のおむつ替えや、家事(生活費の確保のためのアルバイトを含む)を役割として担わされる。少女たちは自然と家に帰らなくなる。
担当ケースに頼まれて家出したケース宅の娘さんを探しに行くと、なかなかの確率で男性と一緒にいた。家出少女と一緒にいる20歳前後の男性は、同じく家庭環境が悪い子か、別に家庭環境は悪くないが家出少女とは簡単にセックスできるので周りをうろちょろしている子が多い印象だった。環境が悪い者同士なら、傷の舐め合い的な恋愛関係になっていたし、そこまでいかなくとも寂しさやストレス由来で気軽にセックスしていた。男の子側の家庭環境が悪くない場合は、彼の家に少女を連れて帰ることもあった(実家暮らしなのに家出少女を連れて帰る子もいた)。その時に、彼らは家賃代わりにセックスを要求していた。少女たちも彼に家において欲しいと頼む原資がないのと、投げやりになっていたり、彼に恋していると思い込んだりで、簡単に要求を受け入れていた。
家出少女と一緒にいる成年者は、ワーカー相手には絶対に手を出していないと言い張ったが、後で少女から聞くと彼氏です、とか、売春していた、みたいなことも普通にあった。少女たちからすればファミレスで先にご飯を食べさせてくれた!とか、一万円くれるって言った!みたいなのも大事なので、声をかけられると容易くなびいてしまう。迎えに行った帰り道に、もう絶対こんなことはしないで、と言い含めても、少女からすればコンビニのバイトと成年者とホテルに行くことの違いがわからない。どちらもキツくて辛いんだから、じゃあ手っ取り早くてより稼げる方がよくない?と売春に流れてしまう。売春常習の子はなんとか家からひっぺがして施設に入れたりしたけど、高校生くらいの困難を抱える女の子を受け入れてくれる公的施設はメチャクチャ少ないため、施設の空きを待つように言いながら家に帰したこともある。だけど、施設入居を待てず、また家出しちゃう子も少なくなかった。
家出しても親戚や友人、彼氏の家に行けるような子はまだいい。だけど、私の担当していた少女たちはそうした頼れる相手を持たず、路上でよく知らない相手と関係性を構築していた。そして、彼女たちはストレス、さみしさ、お金、居場所、いろんな理由からやすやすとセックスする。多分、少女たちがストレスなく暮らせる、安心な環境を用意しないと、このセックスに対する敷居の低さは直らないと思う。だけど実際問題、少女たちが安心して寝泊まりできるような児童養護施設もシェルターも空きがないのである。(特に、本人の知能に問題がなく、世帯収入はそれなりにある家のヤングケアラーは、親から離して保護する理由も場所もなかった)。だったら、せめて少女たちが性感染症や望まない妊娠を避けられるように、コンドームを配ろう、となるのは理にかなっていると思う。
「コンドームを行き場のない少女に配布することが売春を奨励している」とツイートしている人もいるが、家出少女たちは別にコンドームがあろうがなかろうがセックスするし売春もする。制度や公的支援のキャパシティ上、すぐに彼女たちを安易なセックスや売春から引き離せないのなら、せめてこれ以上よくない事を招かないように、コンドームを持たせることの何が悪いのだろうか。
なお、私の書いている話は、「家出しても、少なくとも迎えに来てくれて、身の振り方を考えてくれる大人がいる少女」の話なので、世の中にはそうした大人のサポートが一切ない少女もいることを書き添えておく。私見だけど、そういう子は生き延びるためなら、私の相対した少女たちよりもっと容易くセックスするだろうな、と思う。そういう子に一時的な手当として、公的機関がコンドームを配布したっていいと思う。その結果として家出少女が病気になったり、望まない妊娠を避けられるのは、喜びこそすれ責めることではなくないか?と思う。
1294 users [B! アイドル] 母親が告白 農業アイドルだった大本萌景さん(16)は、なぜ自殺しなければならなかったのか | 文春オンライン https://b.hatena.ne.jp/entry/s/bunshun.jp/articles/-/7433
83 users [B! 事務所] 痛いニュース(ノ∀`) : 自殺した農業アイドル(16歳) 「アイドル辞めたいと言ったら事務所社長に違約金1億円請求された」 - ライブドアブログ https://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1967871.html
677 users [B! アイドル] 「農業アイドル」の死、背景にパワハラと遺族が所属事務所を提訴へ https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.buzzfeed.com/jp/takumiharimaya/20181011
41 users [B! 裁判] 農業アイドル自死、遺族側の請求を棄却「パワハラ、過重労働は認められない」 東京地裁 - 弁護士ドットコムニュース https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.bengo4.com/c_18/n_14572/
6 users [B! law] パワハラは認定されず「愛媛農業アイドル自殺訴訟」で原告の遺族が敗訴 「誹謗中傷に苦しんだ3年半」を事務所社長が告白(デイリー新潮) - Yahoo!ニュース https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/67855d0ae01cdedb8c15cb4574ef30c6ccbc9f72
ちなみにこの件の実情はこれ↓
義父との関係
さらに、萌景さんは義父との関係にも悩んでいたという。佐々木氏や他のメンバーたちは、「義父と同居していてストレスを抱えている」「夜も眠れない」などという相談を受けてきた。
では、何がきっかけで彼女は自ら命を絶ったのか。被告側は、自殺の原因は事務所によるパワハラではなく、高校進学を控えていた萌景さんに対する母親の言動にあると反論してきた。
17年4月、萌景さんは、一度は通信制の高校に進学したものの、学習意欲を保てず、全日制高校への再入学を目指した。18年2月、全日制高校の入学試験に晴れて合格。萌景さんの恋人も同じ高校への進学が決まっており、二人で一緒の学校に通うことを楽しみにしていたのだ。
だが、そこにお金という“壁”が立ちはだかるのである。それは、入学金、制服代、教科書代など、すべて足して20万円ばかりの金額であった。裁判で原告側が証拠として提出した、母親と萌景さんとのLINEのやり取りは衝撃的だ。
入学金3万円の納付期限を二日後に控えた2月21日、萌景さんは母親に、消費者金融の広告画像を送り、こう聞いている。
〈ここで借りれんのかな?〉
母親の答えは、
〈サラ金なんか大変やけん!〉
親が進学費用を用立ててくれなかったため、16歳の少女はここまで追い詰められていたのである。
結局、この3万円はどうしたかというと、事務所が貸すのである。3月1日に、制服代とかばん代として、6万6000円を再び貸し付ける。母親も了解のうえでだ。それでも、教科書の購入費など約12万円が足らず、これも事務所が用立てることになっていた。だが、そこで一悶着が起きた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/67855d0ae01cdedb8c15cb4574ef30c6ccbc9f72?page=2
借金玉先生を巡る誹謗中傷合戦は、借金玉先生の顧問弁護士であり先生が「100%意思疎通してる」と豪語する秋葉原KM法律事務所の金川晋也が障害者雇用で働くアライさんから不当に個人情報を抜こうとした事で新たな局面を迎えた。
~~
ttps://twitter.com/akihabarakmlaw/status/1425360363051110403
【カマカケにご注意】先日、借金玉の弁護士から、障イさんの身元を把握してると告げられ、確認のために個人情報を教えるよう促されました。ハッタリで障イさんを動揺させ個人情報を引き出すつもりだったと見ています。注意喚起のために、該当のDMを公開します。こういう手口にご注意ください
~~
尚、秋葉原KM法律事務所によれば障イの個人情報を得ている事はハッタリではなく、障イがハッタリと断言したことについて然るべき措置をとるそうである。この件に関して金川晋也とシンクロ率100%な借金玉先生は
~~
ttps://archive.is/XmkES
ご説明はふさわしいものが揃ったときに、させていただきます。少なくとも、私は野放図な法的措置や、不当な行為を行った覚えはございません。
ttps://archive.is/htCWp
必ず、少なくとも私の正当性は耳を揃えてご用意させていただきます。しばし、お時間を頂戴することをお許しください。反射的に何かを言えるものではございませんので。
~~
とのコメントを発表したまま2週間の沈黙を守っている。この騒動自体はアチコチに飛び火した為、はてなーにもご存じの方が多いかと思うが、そもそも何故借金玉先生と障イが揉めてるか疑問の方も多いだろう。その為、ここに借金玉先生と障イが揉めた経緯を書き記すことにする。
障害者雇用で働くアライさん(障イ)と借金玉先生が揉めてる原因でもある。キッカケは障イが借金玉先生のドラッグ乱用イキリのスクショを見てしまった事にある。
ttps://twitter.com/sem_sem1203/status/1107028646986842112
このスクショを見る限り借金玉先生は「15歳の時にアルコールと睡眠薬をとっていた」「26歳の時に脱法ハーブ(危険ドラッグ)をやっていた」「10代の時にママからリタリンをちょろまかしてた」等と述べている。これを受けて障イは
~~
ttps://twitter.com/hataraku_Arai/status/1142902553253801984
借金玉先生、これは釈明が必要なやつなのだ。未診断自体にリタリンの乱用の過去、は本当に洒落にならないのだ。このままだと最悪リタリン(コンサータ)目当てに発達障害を装ってると思われるのだ
~~
と批判した。補足すると現在コンサータの処方は「薬物依存又はアルコール中毒等の既往歴のある患者」には慎重になるように定められており、過去に薬物乱用やアルコール中毒の既往歴のある患者に対して処方されるケースは珍しい。勿論、最終的には医師の判断になるのだが5chなどには薬物乱用者が精神薬を求めて自分の症状を偽ったり、希望の薬を求めてドクターショッピングする例が多数報告されている。障イの発言はこのような背景を踏まえてのものと思われる。ていうかそれで実際にコンサータ規制入ったしね。この障イの批判に対し借金玉先生は
~~
ttps://megalodon.jp/2021-0818-1107-25/ttps://twitter.com:443/syakkin_dama/status/1143542170235756544
ADHDにリタリンが適用だったのは小児だけで、大人は受け取れなかったから「発達障害者がコンサータを貰えずに困った(そもそも当時コンサータは存在しない)」って話はないんだよな。困ったのは鬱の人。大人のADHDにリタリンは処方されてない。
~~
と医療デマを流すことで対抗した。流石にこれには信者からもt多数のツッコミが入り、後に借金玉先生は
~~
ttps://megalodon.jp/2021-0818-1113-07/ttps://twitter.com:443/syakkin_dama/status/1143542633211367424
当時リタリンを処方されていた大人の発達障害者は、鬱の診断で処方される以外なかった。これ、当時を知ってる人なら常識だよねぇ…。
~~
と改めたが、これも間違いである。というかよく調べもしないで障イに反論する為に適当こいたろ、これ。正しくは適応外処方(自己負担)という形であるが成人ADHD患者にもリタリンは処方されていた。
ttps://square.umin.ac.jp/massie-tmd/rgltn&rb.html
>しかしながら、2007年初めごろから密売事件や一部の診療所による不適切な処方などの報道によりリタリンR依存が社会問題化したことを受け,厚労省は流通規制に乗り出した。2007年10月,まずリタリンRの「うつ」効能削除を行い,適応症をナルコレプシーに限定した。一方,承認申請されていたメチルフェニデートの徐放性製剤コンサータRを,小児ADHDのみを適応として承認した(2007年12月19日発売)。そして,各々,正式な適応症以外は使用不可となる厳密な流通規制を指示したのである
つまりリタリン規制は借金玉先生のような乱用者が社会問題化したのを受け、厚労省が鬱病の効能削除を行ったうえに適応外処方もやめるよう通達を出したからである。更に言えば「ADHDにリタリンが適用だったのは小児だけ」も滅茶苦茶だ。何故なら小児ADHDに適用なのはコンサータであり、リタリンは日本小児神経学会・日本小児心身医学会・日本小児精神神経学会の三学会が小児ADHDへの適応拡大を訴えていたが乱用問題によって承認されなかったからだ。
こうした借金玉先生の医療デマに対して障イは当然に批判し訂正を求めたが、逆に借金玉先生は障イの批判に対して「皆さんで黙らせてくれ」「通報をお願いします」「法的措置をとっています」「リーガルバトルのお知らせをお待ちください」といった姿勢に出て・・・今に至る。
また障イはこれにより逆に「自分がこれで黙ったら借金玉の恫喝に屈してしまったことになる」として、借金玉先生の問題発言に対する批判を継続的に行うようになり、また借金玉先生も継続的に障イにファンネルを飛ばしたり法的措置をチラつかせたりし続けた。以降、障イが問題視し批判を加えた借金玉先生の言動を簡単であるがまとめていく事とする。
障イが医療デマの次ぐらいに問題視した、借金玉先生の言動として「二重舌」がある。というのも先生は他者を攻撃する際には信者ファンネル、個人情報暴露、アウトローな友人達、スーパー興信所etcを用いて「俺様は何するか分からない悪党であり滅茶苦茶強いんだぞ」と威圧するが、防御の際には「弱者な自分が不当に攻撃されてる」と泣き喚くのである。例えば本件でも借金玉先生は自分への風向きが悪くなるや
~~
ttps://archive.is/XmkES
ご説明はふさわしいものが揃ったときに、させていただきます。少なくとも、私は野放図な法的措置や、不当な行為を行った覚えはございません。
~~
と洗練潔白であると主張しているが、その前には
~~
ttps://megalodon.jp/2021-0728-1352-31/ttps://twitter.com:443/syakkin_dama/status/1420244025756446725
「不法行為の要件を満たさないとしても、これはおかしいだろ」も当然包括します。僕は問題提起をしているので。
~~
堂々とスラップ宣言して周囲を威圧しているのだ。こういうのは本人が意図的にやってるのか、本気で矛盾に気付いてないのかは疑問であるが障イはこうした借金玉先生の言動を批判していた。
ttps://megalodon.jp/2021-0723-1059-50/ttps://twitter.com:443/syakkin_dama/status/1418370111874867200
これは複数の弁護士に「多少賠償払う気があるならアリ」って勧められたやつなんですけどね、「裁判で訴えて勝つ」より「開示請求で身元が割れた時点で、その人の発言と個人情報をセットでインターネットに放つ」って選択肢あるんですよ。これ、人によっては全てを失うでしょ。人を雇う前にググるよ。
ttps://megalodon.jp/2021-0725-0031-05/ttps://twitter.com:443/syakkin_dama/status/1418373588285984772
名前やらなんやらわかってる人の顔写真やお勤め先、家族写真まで全部集めるなんて、ちょっと腕のいい興信所なら一瞬でやってくれるし、僕の相棒はまさしく「腕のいい興信所(と記者)」なんですよね。「余裕でやれる」って気づいて、そこで困ってしまうことありますよね。
ttps://megalodon.jp/2021-0723-2318-20/ttps://twitter.com:443/syakkin_dama/status/1418372421166399491
名前ならなんやらわかってるならちょっと興信所に小銭払えば、お住まいから家族からあっという間に調べはつくし、「開示請求からマトモに裁判」やってる人ってあれめちゃくちゃ優しい人なんですよね。さて、僕はどうするべきか。色々考えています。
まなべさん、スケジュール合わせましょう。訪問する場所はわかったので。親切な人が教えてくれました。
ttps://web.archive.org/web/20180307144316/ttps://twitter.com/syakkin_dama/status/893389454672449536
大丈夫、在宅スケジュールはわからないけど親切な人が居場所の特定に十分な情報をくれたので。ご心配なく。
ttps://sutaro.hatenablog.jp/entry/2018/03/13/012810
「情報のリークがあったので覚悟しろ」「アウトローな友人を連れて訪問する」
ttps://twitter.com/syakkin_dama/status/831762939032064002
僕の場合、腹が立ったらとにかく他人の個人情報を収集するというのが最早習慣になってるので、すごく便利ですよ。
ttps://megalodon.jp/2021-0826-0923-10/https://twitter.com:443/syakkin_dama/status/1430156675189673985
いつか、許せない人間の全てを引きつれてマンションから飛び降りる日は来るのかもしれません。それは僕の本が嘘になることに他ならないので絶対に避けたいことではありますが。でも、それは一番最後です。まずは、やるべきことを、仕事をします。まだ、頑張れます。
~~
ttps://archive.is/hPuTz
ああ、やっと「差別」が理解出来て、自分が今まで「障害者の分際で」と食らっていたことが理解出来て、本当に嫌な気分だ。これ、アスペ過ぎて気づいてなかった。食らってたんだ、ずっと。他の「表現する障害者」も全員食らってますね…。
~~
と自分が誹謗中傷されるのは障害者差別が原因であると悟り、障害者の為にも今回の誹謗中傷合戦は最後まで戦い抜くと決意を新たにされた。しかし、これも先ほどの二重舌問題と被ることろがあるのだが、借金玉先生には自身が批判されると人格攻撃を行う習性が観察されるが、批判者が障害者である場合は、それを罵ったりするのだ。
~~
足りてない女の子囲んでキャホキャホやってんじゃないですよ。あんたもいい歳でしょう。
ttps://twitter.com/erizomu/status/1420609794159702021
※借金玉先生の「正当性は必ず用意して説明する」との言葉を「信じる」と言明したファンの「このままだんまりだと先生に張った者まで馬鹿と見なされてしまうので何か報告や説明が欲しい」との発言に対し
ttps://twitter.com/seitekiJD/status/1430375753183469573?s=19
>僕への誹謗が自分自身への誹謗に見えてしまう方については、誠に僭越ながらご健康上の問題が大きいと考えブロックさせていただきました。配慮とご理解ください。
借金玉先生、これ本気で仰っているんですか。「ご健康上の問題が」ってそれ、要するにわたしの精神が不健康だからこんなことを言ってるって仰りたいんですか。それ、先生がこれまで散々言われてきた「お前は発達障害だから頓珍漢なことを言っている」と何が違うんですか
~~
尚、先生は本件に関しては
~~
ttps://megalodon.jp/2021-0826-0949-16/ttps://twitter.com:443/syakkin_dama/status/1425686830804979716
一点申し上げます。僕はなんでもかんでも開示請求をしている人ではありません。現時点において任意で通ったものは存在しますが、誰一人不当な開示であると声をあげている方はいらっしゃらないと思います。今後も私個人は一定の結果の度にご報告をし、みなさまにご判断をいただいて参ります。
~~
と述べている
借金玉先生は本人の言によれば金融機関を辞めた後、二十六歳の時に飲食店を起業したようである。しかしながら、この起業に関して借金玉先生の発言には度々不整合が生じている。例えば
ttps://new.akind.center/201704/fail-in-company/
>そこに会社名義での借り入れを2000万ほど行いました。
ttps://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00030/040300001/?P=2
>不動産経営で財を築いたA氏は、借金玉氏のアイデアと熱意に共感し、
と記事によって出資と借入の調達金額が逆になっているのだ。ただこういった記事は本人の身バレ対策を兼ねて、ある程度はフェイクを入れなければならない事情もあるだろう。しかしながら、借金玉先生の設定はあまりにもコロコロ言ってることが変わるのだ。
ttps://web.archive.org/web/20210818015814/ttps://twitter.com/syakkin_dama/status/1405109217103540232
起業に失敗し、「おまえに見えてることと出来ることは違う」と突きつけられ、借金を返すために泥臭く現実と取っ組み合い出したのがやはり僕も30の時。これを債権玉は「借金玉1機作るのに5000万か、私大医学部よりは安かったな」と表現しました。
僕が調達した資金、多分5000万までは届いてないけど4000万は越えてるな。この条件で起業して爆死するの、我ながら本当にやってしまったと思うし、出資者神に恩を返すまでは死ねねえ。
ttps://web.archive.org/web/20201028063511/https://twitter.com/syakkin_dama/status/1321339653769687040
「3万とか5万をポンと貸してくれるやつから3万とか5万借りる」より損なことそうそうないし、わしの出資者(僕のせいで6000万くらいぶっこいてる)に2万円のシャンプーを売りつけた世界一悲しい男もおった…。
ttps://megalodon.jp/2021-0818-1058-24/ttps://twitter.com:443/syakkin_dama/status/1353684904958025729
そりゃ、借金が10万あって「金が無くて返せない」ってやつがうなぎ食ってたら怒られるかもわからん。しかし、借金2000万あると、「うなぎでも食いに行け、返す気あるのかこの野郎、飲みにも行け」って世界観が発生して、結構辛かった。(債権玉へ、感謝しています)
ttps://www.onecareer.jp/articles/888
>職場への適応に失敗して2年ほどで退職。その後4000万円ほどの資金を気合いで調達して起業。数年頑張って見事大爆死というキャリアを持っています
質問箱を見に行ったら脅迫文がいっぱい届いてたのだ。こんなことをされたら逆にもっと借金玉問題にかかわっていかないとなと思うのだ。ここで借金玉問題から離れたら脅しに屈したみたいに思われそうで嫌なのだ
ttps://twitter.com/hataraku_Arai/status/1377552802851917829?s=19
借金玉先生の問題はあまりに多いし、この記事も消されるだろうしはてなは使いにくいしで、この記事が消されたら防弾サーバー借りて借金玉先生のwikiを作ろうか考えてるけど、どれくらい需要あるかな?
あれロックインジャパン側が、「県医師会が悪い!」って大きな矢印出してヘイトを向ける事で止める為のコストを節約しているように見える。
県医師会って開業医の任意加入団体に過ぎないから、あんな強制力のない勧告無視して、協力してくれる医療体制を作れる病院とか医者とかを用立てれば済む話だったと思うし。県医師会に頼りっきりなら、逆にちゃんと火種はつぶしておかないとダメでしょ。根回ししてなかったんじゃない?
県医師会って別にロッキンオンの保護者でも何でも無いから「音楽聞いて、酒飲んで騒いで大声出して県外から人がたくさん集まられちゃ困るな」って思ったから出したまででしょうに。ロックインジャパンのお守は県医師会の仕事じゃないよ。自分たちと違う考えで動くステイクスホルダーがほかにいるって事を理解してないんじゃないか?
行は為替業を行う商
実質等価交換 金本位制でなくなった後は金以外の国家管理財も担保の扱い
銀は代替通貨で債権や証券といった信用(担保に貸付を含む)を銀行の判断によって発行する商なので銀行
銀行は企業などの営利活動について金になるとか返してもらえそうといった所を選び抜いて金を貸す
信用はその企業の成長や結果に合わせて返済する旨を契約しその契約は国によって保証されその履行のために税金が集められるもの
銀行の貸付が返ってくる率は6~8割で実際それだけで利益が出せてるとは言い難い所が多い
そのため銀行は保険商品や金融派生商品を取り扱い預金目的の個人からも銀行資産を集める
信用金庫は金庫 現金を持ち歩かずに取引をする手段(預金や手形)を利用するための商
ほか金融業務もできるので貸付やローンなどもある(信用も扱う)
地元の少年サッカーチームの運営や町内会の趣味の集まりなどにも団体名で口座を作ったりできる
かつてはどこでも作れたが振り込め詐欺対策によって個人でない口座の作成難易度が
となっている
【信用について】
信じてくれと訴えることや信じるということを利用した何かといった日常的な自分の価値基準の表現のそれではない
信用というのは「取引において現在不足している分を最悪の場合法的な手段(国家の助力)によってでも解決することで貸付側が負債を持つこと」
信用を受けるというのは「貸付を行う側がその条件なら約束が出来ると見込んで貸し付けをしてくれるもの」
信用があるというのは実際には意味的におかしい いうなれば「与信枠が高い」
与信とは「貸付側が信用を与えてよい枠」
貸付側が「もし約束が破られたなら損失を被るリスクを被って自分の金庫から通貨を貸し出す(帳面上目的を明記した貸付だが現金の利用は借受側の判断に沿う)」ものが信用 実質現金
現金に時間経過で補填されるべき約束を含んだ金融商品が「信用(担保+不足部の約束)」
簡単に例えると
A「金かしてくれ」(与信)
A「2万借りたい 財布には200円だが財布はブランドもので15000円はする 返せないときは財布とあわせてうちのゲーム機(3万円相当)をあげる(担保)」
B「じゃあ来月までに返してくれるなら貸すよ(審査)」←信用の発行
A「ありがとう」←信用の借受
Aには信用があるわけではなく「Bの信用という名の現金」を「借り受けた」事になる
Bは自分の持っている「信用」をAに貸し付けている(Bはリスク)
信用がある人にお金を貸すことができる 信じることができる という意味ではない
信用という取り立て約束の名前であって「本当に返してくれるかまたは担保を譲渡してくれるか」どうかという想いではない
取り立てを確実に行うためには司法や国家機関の助力を要する その取引を確実なものとするために税金を払って国内の治安や司法を全員で支えているのが国家
【マルチ界での信用】
→借金のリスクは「貸す側の返ってこないかもしれない可能性」のリスク 借りる側は破産をすればいいだけでノーリスクといっても過言ではない
・信用を買う事でその信用を利用することができる
→一旦借り受けたカラ資産をそのまま貸付や迂回融資や二階建てにするのは違法になる程度に「損が出ることは確実」
・信用で信用を売ったり買ったり
国語的にも内容的にも社会的にもおかしいのがマルチ界の信用(おかしいので言い換えが必要)
破産しとけば何億でも逃げて「マルチ界の信用」という「信じられる人間(意味もなにもかも謎)に資金を移動しておいてあとから”信用”で返してもらう」という使い方の「信用」
これは与沢事業者が信用という名目で自分の全財産を貸付(形上譲渡で自己資産は消滅)して貸倒した計画倒産に近い
言い換えが多いところが民事的に貸し借りではないとか約定に証明がないとか現金に所有権がないところをついている
移動させると反社会組織認定されて人員構成を抑えられでもしないかぎり異性や同性をパートナーとして金銭の授受を明確に追えないため成り立ってしまう
西村博之も払えといわれた金を払わなくてもすんでいる
それら本人に「信用」があるわけではない 取り立て側や貸し付け側の「信用」を払い出して損をしている
実際追訴しない金融庁や司法機関が「信用を失っている」わけで与沢や西村は借り受けたり支払い命令の信用をそのまま流用し損などしていない
税金を支払ってる国民の保証金を「お金はらえなくなりましたw」と宣言することで吸い逃げしていることになる
マルチ界のトップが繋がるのはいざというとき破産するためと相手がもっているパネルがそのまま金になるから
破産はせずとも経営難として身内に資産を売却することで「実際お金を使わずに買い物ができる(信用で信用を売ったり買ったり)」こともできるため
はっきりいてほぼ詐欺でやくざで違法だが意思や意図だけではそれを明確に記録してあっても違法とはいえない
実質やくざとかわらないがやくざを取り締まるのが反社会的であるということにつけ団体を構成しそこで違法な活動を隠蔽している可能性があるから操作を必要とするもの
個人で大金をもっていてそれを「ポケットにいれていたから無くした」といわれてもそれを捜査したり罪に問うたりできないのを利用して少人数で組織化している状態
酒を飲んで女性を殺害しても犯罪にはならないし交通事故でだれかが死んでも運転手の業務上過失致死なので15年もくらわないしだれかが代行したとしてもそんなものはわからない
介護はその身にならないと難しさがわからないおじさまがたは本当におおくて、しかしおじさまがたに限らずおばさまがたにもおおくてあれは心荒んだ。
楽だった方の祖父祖母は自分たちで用立てて認知症が進む前に自分で墓まで用意して、かつそんなに長くなかったけど、実のところそれでも五千万出してったし、あれだけ払えたから楽しく頼めたのであって、あれが自分のときは絶対に出来ないなとおもった。
金がかかる限り、どこかで折り合いをつけるしかないし、それは、自分の生活を介護の終わり、つまり被介護者の逝去まで維持出来るところに置くべきだよ。
十八年もやってきたのは本当に凄いし、その程度のことなんかじゃない。いまから若い頃を取り返す、のはムリだから、むしろ今から楽しくできるように、すこしずつでも自分の人生とのバランスを取り直していいんだ。いいんだよ。
前回早朝に書いたときは誰も見てなかったのでもう一度書く。
平和を脅かし、国民の主権を踏みつけにし、主権者国民の権利をないがしろにしつづけている。
今、安倍政権をとりまく種々の問題はすべてこの条文を改正しようとしているがために起きている。
それはクワトロ・バジーナがシャア・アズナブルその人であるというくらい公然の秘密だ。
70才を超え、TVばかりみている私の父でも知っている。
戦争放棄の平和憲法の条文を守ることを政治信条とする人間たちが、話し合いをする場でいつも話し合いをせず、相手をゆるさず、理解せず、ただただ痛烈に非難するだけなのに、国と国との紛争解決の場で、兵士や市民の命を懸けて武力を用いそうになっている極限状態で、急に他の人たちには決してまねのできないレベルの有意義な話し合いをするという。
なんという傲慢。なんという他人蔑視。なんという問題認識能力の不足。
これはごくごく単純なコモンセンスだろう。
トマス・ペインが今日本に生きていたら「イエス(高須)」と賛同してくれるに違いない。
安倍政権よりも真っ先に糾弾すべきは野党だ。まっとうな政治をするために欠けているのはまっとうな政権よりもまっとうな野党だ。
でもこんな国民のコモンセンスが決して共有されないマスメディア。
メディアの安倍政権追求報道を見ていると、「アポロは月面着陸していなかった説」を主張する陰謀論者の話を聞いているようでほとほと理性をすり減らしてしまう。こっちまで馬鹿になりそうだ。
どんなに有効な反論をしても黙殺されて、何か自説に都合の好さそうな材料を小出し後出しで持ってくる。
これはオールドメディアの自殺としてのちに歴史の教科書に載るべき事件だ。この事件の構図や裏側をスクープすることこそジャーナリズムじゃないのかね。いや本当に。
ところで、私はしがないサラリーマンだ。生活に必死だ。後進国の人々に生活水準でどんどん追い越されている立場のものだ。
でも、こういう私を赤化あるいはリベラル化しようとはせず、馬鹿にしているエリート層が日本の赤でリベラルだ。これも公然の秘密だし、コモンセンスだ。
こういう増田を書けば、私もネトウヨと揶揄されているものの一人になるだろう。
でも私は思う。私は荻上チキと文化論ではいい友達になれると。もちろんこれはコモンセンスじゃない。
でも彼は私のことを馬鹿にして決して友達とは思ってくれないだろうね。これはコモンセンスかもしれない。
さて私は2度転職して3度パワハラを受けた。今の野党がやっているような内容だ。
できるはずのない仕事量を押し付けてミスがあった。仕事の基礎を揺るがすようなミスだと騒がれた。でも本当は些細なミスだ。騒いでいる当の本人が協力すれば防げたし、わずかな時間でカバーできる。本当に基礎をゆるがすようなミスならばあなたはなぜそんなに無関係を気取っているのか、本当にあなたに責任はないのか、なぜそんなに非協力的なのか全く理解できなかった。
野党が悪魔の条文を守るためにやっていることは、国民の生活を脅かすパワハラ文化を日本に根付かせ、正当性を与えるようなものだ。
多くの人は見たことあるだろう。パワハラ現場を。あの野党のやり口はまさにそれではないか。
労働者を守る。代表する。と自認する立場の国会議員が労働者が苦しむパワハラのやり方を公開講座として日々メディアにのせる。
森友問題は、安倍昭恵さんの脇が甘くて詐欺師に懐にもぐりこまれたのが真相なのはコモンセンスだ。奔放な性格の昭恵さんを証人喚問して、そのうえで挑発して不規則発言を誘導し旦那の首をとろうという野党とその協力メディアの筋書きもまたコモンセンスだ。こういう本当に罪を犯していなくても有罪として裁いてやろうというやり口が職場ならパワハラだし、学校ならいじめのやり口そのものだというのは、もちろん、コモンセンスだ。
私はたまたま利益を上げることできる才能と運に恵まれていて3度ともパワハラをしのげた。だが、昭恵さんは相手が悪い。スターリンのように罪状はなんでもいい。最初から首だけを狙っているからだ。これもまたもちろんコモンセンスだ。
加計問題の本質は安倍さんの友人であれば人権は制限される。ゆがめられてきた獣医教育行政を正す機会と能力に恵まれても実行してはならない。安倍さんの友人が安倍さんと志を同じくして協力してはならないという点にある。安倍首相は常に孤立していなければ不正なのだ。これは野党とメディアのコモンセンスだ。一方で、セクハラをしたとされる福田財務次官よりもよほど悪質で、直接手まで出している鳥越俊太郎氏が別段問題視されず、その後もTVでご意見番をしているのは悪魔の条文の有力守護者であるからというのは国民のコモンセンスだ。守護者たちの友人関係は「善」なのだ。自分たちの連帯が素晴らしいからだ。
台湾出身で、台湾国籍をさかのぼって抜くために台湾政府に借りを作っている野党議員や、他人を疑惑の総合商社と非難しておいて自分が詐欺を働き、さらにそのうえで「ワークシェアリングだった」などと珍妙な言い訳をして今また首相を詐欺師扱いしている野党議員、そういう人たちがのほほんと議員を続けていられるのも悪魔の条文の守護者に加担しているからだ。これももちろんコモンセンス。
外国に借りを作った国家権力者がその後どういう行動をとるか、ドイツに特別列車を用立てられたレーニンがドイツと講和をして領土をたくさん割譲した例をみても明らかだろう。そして結局即時講和、平和を叫んでも実際は列強の干渉戦争を呼び込んでしまった。
自分の詐欺を十分に反省しない癖に、ほとんど女と甘酸っぱい時間を過ごせていない私のようなすばらしい日本男児をレイプ魔の子孫として世界に紹介し、歴史に記録しようとする。だれもまずは自分がやりすぎなくらい反省しなさいよと教えてあげない。他人にはやりすぎなくらい反省しなさいと強要してくる。20万人の性奴隷強制連行が嘘八百というもやはりコモンセンスだし、罪のない無力な市民を無実の罪で吊し上げ迫害するのが左翼の政治信条。これもコモンセンス。
私たちの知る権利、野党を正す権利、労働者としての権利、歴史的無実を叫ぶ権利、挙句の果てには総選挙で民意を示す権利でさえも憲法9条を守るという大義名分によって踏みにじられようとしている。この条文があるからこんなことが立て続けに起きるのか!?そうなのであれば、必ず!絶対に!すぐさま!憲法9条悪魔の条文は改憲されなければならない。これこそがここで一番言いたかったコモンセンスだ。
私がもし熱烈な護憲論者なら今すぐこの卑劣な改憲阻止運動を糾弾する。国民すら二派にわけて争わせる平和主義者・武力放棄論者があってたまるか。(武力蜂起論者なら合点がいく。)
そんなやつらには絶対に紛争を話し合いで解決できないだろう。今だって解決できないし、する意思もない。拷問の末無実の罪を自白させるようなことをやっている。まぁ、政治信条からしてそういうやり方が好きなんだろうけど。これもやっぱりコモンセンスだね。
平和を脅かし、国民の主権を踏みつけにし、主権者国民の権利をないがしろにしつづけている。
今、安倍政権をとりまく種々の問題はすべてこの条文を改正しようとしているがために起きている。
それはクワトロ・バジーナがシャア・アズナブルその人であるというくらい公然の秘密だ。
70才を超え、TVばかりみている私の父でも知っている。
悪魔の条文を守ることを政治信条とする人間たちが、話し合いをする場でいつも話し合いをせず、相手をゆるさず、理解せず、ただただ痛烈に非難するだけなのに、国と国との紛争解決の場で、兵士や市民の命を懸けて武力を用いそうになっている極限状態で、急に他の人たちには決してまねのできないレベルの有意義な話し合いをするという。
なんという傲慢。なんという他人蔑視。なんという問題認識能力の不足。
これはごくごく単純なコモンセンスだろう。
トマス・ペインが今日本に生きていたら「イエス(高須)」と賛同してくれるに違いない。
安倍政権よりも真っ先に糾弾すべきは野党だ。まっとうな政治をするために欠けているのはまっとうな政権よりもまっとうな野党だ。
でもこんな国民のコモンセンスが決して共有されないマスメディア。
メディアの安倍政権追求報道を見ていると、「アポロは月面着陸していなかった説」を主張する陰謀論者の話を聞いているようでほとほと理性をすり減らしてしまう。こっちまで馬鹿になりそうだ。
どんなに有効な反論をしても黙殺されて、何か自説に都合の好さそうな材料を小出し後出しで持ってくる。
これはオールドメディアの自殺としてのちに歴史の教科書に載るべき事件だ。この事件の構図や裏側をスクープすることこそジャーナリズムじゃないのかね。いや本当に。
ところで、私はしがないサラリーマンだ。生活に必死だ。後進国の人々に生活水準でどんどん追い越されている立場のものだ。
でも、こういう私を赤化あるいはリベラル化しようとはせず、馬鹿にしているエリート層が日本の赤でリベラルだ。これも公然の秘密だし、コモンセンスだ。
こういう増田を書けば、私もネトウヨと揶揄されているものの一人になるだろう。
でも私は思う。私は荻上チキと文化論ではいい友達になれると。もちろんこれはコモンセンスじゃない。
でも彼は私のことを馬鹿にして決して友達とは思ってくれないだろうね。これはコモンセンスかもしれない。
さて私は2度転職して3度パワハラを受けた。今の野党がやっているような内容だ。
できるはずのない仕事量を押し付けてミスがあった。仕事の基礎を揺るがすようなミスだと騒がれた。でも本当は些細なミスだ。騒いでいる当の本人が協力すれば防げたし、わずかな時間でカバーできる。本当に基礎をゆるがすようなミスならばあなたはなぜそんなに無関係を気取っているのか、本当にあなたに責任はないのか、なぜそんなに非協力的なのか全く理解できなかった。
野党が悪魔の条文を守るためにやっていることは、国民の生活を脅かすパワハラ文化を日本に根付かせ、正当性を与えるようなものだ。
多くの人は見たことあるだろう。パワハラ現場を。あの野党のやり口はまさにそれではないか。
労働者を守る。代表する。と自認する立場の国会議員が労働者が苦しむパワハラのやり方を公開講座として日々メディアにのせる。
森友問題は、安倍昭恵さんの脇が甘くて詐欺師に懐にもぐりこまれたのが真相なのはコモンセンスだ。奔放な性格の昭恵さんを証人喚問して、そのうえで挑発して不規則発言を誘導し旦那の首をとろうという野党とその協力メディアの筋書きもまたコモンセンスだ。こういう本当に罪を犯していなくても有罪として裁いてやろうというやり口が職場ならパワハラだし、学校ならいじめのやり口そのものだというのは、もちろん、コモンセンスだ。
私はたまたま利益を上げることできる才能と運に恵まれていて3度ともパワハラをしのげた。だが、昭恵さんは相手が悪い。スターリンのように罪状はなんでもいい。最初から首だけを狙っているからだ。これもまたもちろんコモンセンスだ。
加計問題の本質は安倍さんの友人であれば人権は制限される。ゆがめられてきた獣医教育行政を正す機会と能力に恵まれても実行してはならない。安倍さんの友人が安倍さんと志を同じくして協力してはならないという点にある。安倍首相は常に孤立していなければ不正なのだ。これは野党とメディアのコモンセンスだ。一方で、セクハラをしたとされる福田財務次官よりもよほど悪質で、直接手まで出している鳥越俊太郎氏が別段問題視されず、その後もTVでご意見番をしているのは悪魔の条文の有力守護者であるからというのは国民のコモンセンスだ。守護者たちの友人関係は「善」なのだ。自分たちの連帯が素晴らしいからだ。
台湾出身で、台湾国籍をさかのぼって抜くために台湾政府に借りを作っている野党議員や、他人を疑惑の総合商社と非難しておいて自分が詐欺を働き、さらにそのうえで「ワークシェアリングだった」などと珍妙な言い訳をして今また首相を詐欺師扱いしている野党議員、そういう人たちがのほほんと議員を続けていられるのも悪魔の条文の守護者に加担しているからだ。これももちろんコモンセンス。
外国に借りを作った国家権力者がその後どういう行動をとるか、ドイツに特別列車を用立てられたレーニンがドイツと講和をして領土をたくさん割譲した例をみても明らかだろう。そして結局即時講和、平和を叫んでも実際は列強の干渉戦争を呼び込んでしまった。
自分の詐欺を十分に反省しない癖に、ほとんど女と甘酸っぱい時間を過ごせていない私のようなすばらしい日本男児をレイプ魔の子孫として世界に紹介し、歴史に記録しようとする。だれもまずは自分がやりすぎなくらい反省しなさいよと教えてあげない。他人にはやりすぎなくらい反省しなさいと強要してくる。20万人の性奴隷強制連行が嘘八百というもやはりコモンセンスだし、罪のない無力な市民を無実の罪で吊し上げ迫害するのが左翼の政治信条。これもコモンセンス。
私たちの知る権利、野党を正す権利、労働者としての権利、歴史的無実を叫ぶ権利、挙句の果てには総選挙で民意を示す権利でさえも憲法9条を守るという大義名分によって踏みにじられようとしている。この条文があるからこんなことが立て続けに起きるのか!?そうなのであれば、必ず!絶対に!すぐさま!憲法9条悪魔の条文は改憲されなければならない。これこそがここで一番言いたかったコモンセンスだ。
私がもし熱烈な護憲論者なら今すぐこの卑劣な改憲阻止運動を糾弾する。国民すら二派にわけて争わせる平和主義者・武力放棄論者があってたまるか。(武力蜂起論者なら合点がいく。)
そんなやつらには絶対に紛争を話し合いで解決できないだろう。今だって解決できないし、する意思もない。拷問の末無実の罪を自白させるようなことをやっている。まぁ、政治信条からしてそういうやり方が好きなんだろうけど。これもやっぱりコモンセンスだね。