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はてなキーワード: 約定とは

2020-07-08

晩夏を思う

大きめの銀行就職して3年たった。

就活生には申し訳ないが、弊社の採用サイトなぞデタラメだ。

あんなことできるこんなことできる、確かに事実なのだろうが、そんなことが出来ているのは結局のところエリート採用された上澄か、所謂大都市拠点支店に初任で配属された一部の人間ばかりだ。自分をはじめとした圧倒的大多数は地方の、さらに片田舎支店に配属され、一生同じような仕事を繰り返すことになる。まさに歯車と言っていい。尊敬していたかなり年上の先輩は「手をあげ続けてきたけどチャレンジすらさせてもらえなかった。」とかなんとか言って他所に移って行った。研修に行けばいつ辞めようかあいつはもう辞めたと言った話ばかり。

とは言え楽しそうに仕事している人がいるのも事実10年目ともなると担当先も案件のある先が増え、仕事もある程度自分で回せるようになり、それなりのやりがいを覚えるようだ。若手で楽しそうに仕事している人は稀だろう。大概は支店の、誰も持ちたがらないような先を持たされて疲弊している。若手で楽しそうに仕事している人間は、本当に案件と同僚に恵まれたか、よほどの営業の才能があるか、あるいはただの馬鹿だ。「これまで誰も掘れなかった先を持ってるんだぞ。やりがいしかないだろう。」本気でこう言ってきているのなら余程の呑気であるし、闘魂注入のためであればこれも余程の呑気だろう。

外回りしろ、じゃないんだ。準備してから訪問しろ、じゃないんだ。どこに何が書いてあるのかわからないような手続き書と睨めっこしながら通常の事務をまわしつつ、好き勝手まれ雑用をこなしつつ、誰もやりたがらない支店お荷物先の対応をしてるんだ。いつ潰れるかもわからない会社でご奉公なんて時代じゃ今はもうないんだ。

銀行採用は実に卑怯である。上の人間仕事に集中できるように若者使い捨てている。雑用を、前の世代の尻拭いを、無駄に抱え込んだ不採算先を全て若手に押し付けるために、キラキラした「バンカー」を喧伝し、これまで大量採用を続けてきたに違いない。徐々に減ってきているとはいえ今もそうだ。離職率を見ればわかる。そして生き残った人々が自覚無自覚か知らないが同じことを続けていくのだ。僕は事務屋さんではない。20代をこんななんのスキルも身につかないような場所で終えたくない。3年で身についたのは「おっしゃる通りです。」「申し訳ございません。」のスピードだけだ。財務エクセル英語も、何もわからないまま。仕事書類を擦り出して一枚一枚丁寧に付箋を貼って、上司印鑑をもらうだけ。親が泣いているぞ。

給料世間的に見れば〜という話もあるだろうが、自分の周りを見れば圧倒的に低いと言えるだろう。聞いた話では若手の給料は庶務さんと同じ程度だそうだ。ことによれば事務お姉さまよりも断然低い。「私たちには責任は取れないので、そちらで判断してから持ってきてください。」だったら判断の分だけでも俺の給料を上げてくれ。もちろん堅確な事務車の両輪の如く大切であるのは間違いない。ただ、どこまで行っても若手は事務処理要員の一つとしか見做されないのだなあと思うとやりきれない。

銀行業界も内部の人間ももうめちゃくちゃだ。銀行に限った話じゃないのだろうけれど。

業界はお互いにお互いの首を真綿で締めあっていると言える。採算度外視金利競争地方地方でズブズブの企業人間関係。じゃあ今度は金利じゃ儲からいか手数料だ。収益を上げろ。そうして投信を売る。かつてはゴルフ会員権を売った銀行もあったそうだ。流動性が桁違いなので全く同じとは言わないが、似たものを感じる。顧客第一主義とは何か。本部から還元される資料には必ず「切り返し話法」が載っている。洗脳と変わらないじゃないか

内部も内部だ。本部の言うことは一貫していないし、表彰ルールだってややこしい。あれしてこれしてこうして下さい、分厚いルールブックを配られて、それでもよくわからないことだらけ。皆が上席に忖度して媚び諂っている。風通しが良いふうを装っているあるいは本気で信じている上席はいるが、結局のところは自分意見が正しいのだ。誰も自分意見は言わず、本人のいないところで愚痴を言うだけ。

「やめられない」のは一番悪いところかもしれない。今やどこの支店セコムやらアルソックやらを導入しているのに、いまだに金庫内のキャビネットの鍵すら丁寧に施錠している。セコムが破られて、分厚い金庫まで破る相手キャビネットの鍵がなんだと言うのだ。そう言う決まりから。これで終わりなのだ。鍵の開け閉めに一日30分はかかっているのに。朝礼も無限に長くなっていく。と言うかそもそも毎日朝礼する必要があるのか?あれもこれもとコンテンツを追加していって、結局始業の時間ギリギリになっている。知っていると思うんだけど、時間は有限だぞ。

仕事の仕組みも散々だ。手続き書に全てが書いてあるはずの銀行業務は、確かに全て書いてあるのだが、各所に分散していて、そこを参照すればいいのかは経験に強く依存している。ある業務を行うにはこの手続き書と、別の手続き書と、あの通達と、どこにも書いていないあの様式書類を添付する必要がある、なんてのはザラだ。掲示板もいくつもいくつもいくつもあってまるでキメラのようだ。

この原因はおそらくデジタル化の勘違いからきていると僕は考えている。要はかつて銀行業務パソコンを導入した人たちは「紙でやる業務ワープロを導入した」世代で、上にならえの我が業界人たちは長いことこれを踏襲してきているから不便なのだ

定型的な業務であれば全て一つのシステムで、一気通貫に、指示通りの動作を行っていけば約定・実行まで終わるようにできて然るべきだろう。いくつもいくつもシステムがあって、それに対応するようにいくつもいくつもパスワードがあって、結局皆覚えきれずに手帳なりノートなりに一覧を作って管理している。何もかも無駄である銀行にはこれを改革することはできない。お客さんには新しいシステム!を案内しておきながら内部でやる事務はなんら変わっていないどころか手間が増えていたりする。これじゃできの悪いハリボである採用もそうだが外面だけ立派で中は人を消耗するボロボロシステム銀行である。偉い人々はもう使うことがないから忘れているのだろうが、次世代金融どころの話ではない。そういった妄言はまず中身を整えてから、せめてそういった姿勢を見せてからだろう。若手はもう限界だ。文句を言うくらいなら手続きを覚えろと言うのは全くその通りであるが、人材流動性が高まろうといった現在手続きと言うある意味本質的でないところで時間を取らせる現在システムのままでは人材の受入はできないだろう。

銀行人材斡旋すると言うニュースがある。世間がどの程度銀行人材を誤解しているのか知らないが、その太宗は大したスキルのないおじさんたちである排出は考えるが受入は考えない、いつまで殿様のつもりなのだろう。銀行働き方改革などと言う訳のわからない施策を講じる前に仕事の仕組みを改めて整えるべきだろう。

サービス大事だと偉い人は言う。寄り添った提案大事だと。僕はそうは思わない。これは特にリテール分野の話ではあるが、真に投信等に関心があれば手前でやるのだ。それも手数料の安いネット銀行で。ソニー銀行は口座開設からから便利だし、楽天銀行UIは流石楽天まり良くないが結局便利だ。僕自身のメインバンクネット銀行だ。寄り添った提案なぞ今働く世代にはできっこない。どうせ同じ時間帯で働いているのだ。寄り添った提案、結局のところ金持ち年寄りに媚びて情に絆すだけのサービスに過ぎない。フローチャートを細かくすればそれこそネットで出来ることだ。

日本は多くの人が銀行口座を持つ珍しい国だと聞く。この傾向は続くだろうがそれはネット銀行に偏るだろう。店舗型の銀行は今のままでは本当にただコストだけ抱える過去遺物に成り下がるだろう。いっそ法人個人を全く別の銀行にしてしまえとさえ思う。そっちの方が余程効率がいいだろう。

偉い人曰くサービス大事なのは銀行が同じような商品を取り扱っているからだと言う。確かにそうだ。特に法人分野はその傾向が強い。担当者の能力に依るものは大きい。一方で個人分野では少し違うんじゃないか、見落としがあるんじゃないかと思う。

我々商業銀行商業銀行であるが故に、もっとブランド意識するべきだろう。それは金持ち年寄りに対する温い媚びのサービスであってはならず、どちらかと言うとアップルカード連想されるような、スマート商品開発だ。キャッシュカードやらスマホアプリやら、実は銀行には他行差別化の図れる商品がいくつかある。保有して人に自慢したくなるような商品の開発こそ、何も捨てられない銀行いつまでも大衆銀行であるために必要なことだろう。

なんだってやるべきだ。いつまでもジャケットを着てるのではなく、ポロシャツを着て街に出るべきだ。銀行タイアップしたカフェやらコーワキングスペースやらをもっと作るべきだ。せっかく無駄資産をたくさん持っているのだから。無形の価値を、ブランドを、高めて向こうからやってきてくれる銀行になるべきだ。〇〇BANKがお洒落スマート代名詞になる日がくればいい。BANKの語源の確かなところは知らないが、いずれにせよ皆が腰掛けることのできる公器たるべきだ。因みにポロシャツエスカレーションラダーを増やすといった意味でも是非とも推進するべきだ。普段カジュアルであるからこそスーツがより際立つのだ。振り切りが大事だ。年寄りと金持ちには徹底的に媚びよう。大理石造りの基幹店を作ってもいい。マホガニーかなにか高級な素材を使った店内で、徹底的に厚遇すれば良い。そしてブランド大衆を惹きつけよう。認知なくしては居ないものと同じなのだ

思うがままに書き連ねて、推敲すらできていないが、日々感じるストレスの中、間も無く来るであろう異動を思い、こんなことを書いてしまった。

普段業務ではこんなことできない。つまらないオトナ達が上の顔を見ながらクソみたいな施策を出してくるのを見守るだけだ。

仮にこう言う仕事ができるような年次になった時、おそらく僕もそういったクソみたいな大人になっていることだろう。

人事へ。探さないでください。なんだかんだ言って僕はまだクビにはなりたくありませんので。辞めるまで待ってくれよな。

何もできない若手の、根拠もない取り止めのない妄想である。これを根性のない若手と切り捨てるのは容易だ。僕でもそうする。ただ、そうして肥大してきた結果が「必要とされない銀行であると言うことは偉い人は強く認識するべきだろう。だから、少しでもいいから真の改革姿勢を、我々が充実して働けるような未来を見せて欲しい。何を言ってるのか自分でもわからなくなってきたな。いつかもっとまとめて書くこととする。

2020-05-22

私達は生活行動圏を共有しています

伊賀甲賀は不戦の約定が守られてるからと思いきや、甲賀伊賀に負けたことで濁点を剥ぎ取られて「こうか」になってるからね。

2020-05-05

楽天経済圏の勧め

最近楽天経済圏という言葉があり、市民権を得ている。一言で言うと、楽天恩恵を生きながら生活サイクルを回すことなのだが、ちょっとグーグルで調べてみるとこのとおり863万件だ、これはすごい棒読み

かくいう私も楽天経済圏で生きている。

具体的には、ゆうちょ銀行に振り込まれ給料から生活費を差っ引いて楽天銀行にぶち込んでいる。楽天銀行と楽天証券は現金自動的にやり取りでき、楽天証券では米国株投信を買ったり売ったりしている。また、生活用品を楽天で買う費用楽天モバイルの費用は、楽天カードで決済し、発生したポイントをまた投資する。

長くなってしまったが、一言で言うと、もうどっぷりである。うちのばあちゃん温泉に浸かる以上にどっぷり浸かっている。以前、ばあちゃんを一つしか風呂のない温泉に連れて行ったときには、私が温泉から上がった後1時間くらい待ったことがある。死んだんじゃないか半信半疑だったが無事生還を果たした。生きていてなにより。

そんなどっぷり恩恵を受けている楽天だが、包括的な話や詳しい話は割愛するが一番良いと思っている点を挙げる。それは楽天カード決済で最大5万円分楽天証券の投資ができ、1%ポイントつくこと

例えば、投信場合約定(買い付け成立のこと)してからすぐ売却したとしても、ざっくり5日くらいかかるがこの間に価格が変わらなかったとしたらそれだけで+1%のリターンは約束されていることになる。

他も書こうと思ったが、ありすぎて書きづらい。楽天サービス加入状況によって楽天購入時のポイントが変動するとか、楽天カードはリポ払いもできる(これは冗談)とか、色々あるけれどそれは調べてほしい。ミッキーPCR検査キットを行政に売りつけようとしたとか、ヴィッセル神戸カラークリムゾンレッドに変えたとか色々あって素直に応援できない人もいるだろうが、取り急ぎ楽天経済圏に生きて差し支えはあるまい。

2020-03-18

NYダウ

日足で陽線と陰線が交互にきてる。

かい下げがきたときに「安い!買いだ!」と思って、SP500連動の投信の買い注文を入れたけど、投信約定が翌日だからかい陽線の日に買ってしまうというのを3回もやってしまった。

まあ、何年かしたら上がるだろうからいいけど。

2020-03-11

米国株、大幅に戻しとるな

昨日の大幅下げでSP500連動の投信を買い増ししたけど、投信って買い注文出して翌日約定から、昨日の株価じゃなくて今日株価約定なんだよな。

ETFのほうを買えばよかったわ。

2020-03-03

NYダウ過去最大の爆上げ

月曜にS&P500連動の投信に買い注文出したけど、約定今日なんだよな。

底を拾い損ねたわ。

2020-02-25

anond:20200225111110

読むのが前提で、読まないのは完全に読者側のせいのものならそうだと思う。(約定とか?)

読ませなきゃならなくて、読ませられないのは提供者側のせいなら、有効武器にはなると思う。ただ必要以上にありがたがるのもちょっと違うかなと思う。0か100って感じがちょっと嫌。

2019-12-25

インデックス投資してみたけど

注文から約定から引き渡しま時間掛かりすぎだろ

もったいぶりやがって

2019-11-19

anond:20191118220624

いっぺん、前の晩にSORオンで100円で指値しておいて、翌日相場終わってから見たら

始値100円(安値100円)だったのに約定してないみたいなことがあってから(価格は詳細忘れたので例です)

SBIで注文するときはシコシコSOR外すようにしてたんだけど、これと今回の件とは別もの

anond:20191119123145

回答ありがとう

ちなみにPTSに105円で500枚あったらどうなるの?先にそっちで約定するの?

それともPTSの100円売り100枚→東証

そもそもそう説明してるだけでさ、板を食いつぶす成買いがあったらHFT(なのか自作自演なのかわからんが)が東証を食いつぶしてからぶつけることが可能だったってことだよね

で実際にやってたと

これPTSなるものを通す限り証券会社を信用するしかない問題なんだろうか

anond:20191119101539

俺の疑問はこれPTSが凄い注文少ない場合だけにならない?っていう

→十分板が立ってたら、時間優先の法則約定するから、ご認識の通りだと思う。

PTSに101円が500あったらどうなるのか謎なんだよな

→先に500なりのオーダーが出てたら、そこで約定していきますね。

TIFが300から0にしたってのがピンとこないんだよな

→これは、僕も真意がつかめない。TIFの待機時間が0ミリ秒ということは、単純にFill and Killになっているという意味なんだと思うが、ならなんでFAKにした、と言わないのか。

TIFには問題が無かったと言いたいがためかな。

anond:20191118220624

https://b.hatena.ne.jp/entry/kabumatome.doorblog.jp/archives/65953146.html

たぶんここの話だよね

例のように1000株成り行きで買いたいってあったら

1. 300ミリ秒の間はPTSTIFさらして、100株を約定、900株残り

2. それを見たHTFは東証で100円で900株を買って101円で売り注文

3. 東証でSORが900株101円で買う

ってことであってる?

俺の疑問はこれPTSが凄い注文少ない場合だけにならない?っていう

PTSに101円が500あったらどうなるのか謎なんだよな

TIFが300から0にしたってのがピンとこないんだよな

絵と時系列説明してほしい

この書き込みみて余計にわからなくなってしまった

絵で説明してほしい

2019-11-18

SBI証券、SOR、高速取引の件

わかる範囲で。

はてなブックマーク民は、知らないことを知らないと言えない人間が多すぎ。

なお、筆者は機関投資家勤務、SBI証券に口座はあるけれど(機関投資家勤務なので)売買は出来ない立場。なので、個人のトレーディングには詳しくないところはある。

起きていること

個人で利用できる株式の売買執行市場は、東京証券取引所と、他に私設取引所PTS)。これらは個人機関投資家も利用する。

他の売買方法としては、ToSTNeTの利用、証券会社との相対取引証券会社等が提供するダークプール等もある。ほぼ機関投資家のみが利用するし、利用できる。

今回の減少は、SBI証券で、プリセットの設定のまま、成り行きで売買したときに起きる。

SBI証券で売買する個人は、株を発注するとき(便宜のため、売りオーダーにする。)、スマート・オーダー・ルート(SOR)をONにしたままにすると、東証か、PTSの中で一番良いプライス市場で売買される。

そこに、従来は「Immediate or Cancel」条件で執行されていたので、発注数量のうち一部でも執行できれば執行して(partial fill)、残りはキャンセルする執行方法だった。

これが、「Time in Force」条件、つまり一定時間は「成り行きのまま板に晒す」という方法に変えられたことと、加えてその残存時間があまりに短い(日経によれば何百ミリ秒)こと、これが問題となっている。

Time in Force条件そのもの一般的にも使われる取引で、まあ、ノンビリと成り行きで板に晒しておくという意味になる。

ただ、その残存時間ミリ秒世界になると、実質的には機関投資家のうち高速取引業者HFTしか取ることのできないオーダーということになる。

機関投資家他人の注文をのぞき見することが出来る訳ではない。

A市場とB市場(例えば、東証PTS)の値段の差をついて、A市場で安く売られている証券を買ってB市場で売ることそのものは、悪い行いではない。

これが流動性提供につながるし(市場が繁盛する、という意味)、市場間の裁定取引が働くことで値段が収れんするから

ただ、今回SBIがセットしてた設定は(SORで、TIF設定で、しかも非常に短時間TIF事実上、高速取引業者HFT)のみがテイクできるさや抜きで、不公正という感じはする。

※なお、TIFの残る時間もっと長い時間だったとしても、結果的にはHFTがオーダーを取るとは思う。結論はかわらないと思う。

問題は無いのか

SOR設定かつ短時間TIF設定を、利用者にわかりにくい形でプリセットにしていた点は、道義的非難は浴びると思うが、金融庁監視委員会処罰する法令上の理由までは無いと思う。

形式的な該当条文は無い。誠実公正義務くらいしかない(第三十六条 金融商品取引業者等並びにその役員及び使用人は、顧客に対して誠実かつ公正に、その業務遂行しなければならない。)。

とはいえ個人投資家も、オーダーの際の条件(SORなのか、TIFなのか、Fill or Kill(一部出来なら約定しない。)なのか etc.)、細かい取引条件は自ら確認する注意くらいは負わないといけないと思う。

改めて、実質的問題は無いのか

一義的には、金融商品取引法で定め、開示が求められている裁量執行方針に反していないのか、という形式面になる。

https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/home/bm_171129_16.pdf

問題となる可能性があるのはSOR対象銘柄の選定のプロセス妥当性があると思う。

SOR対象として、東証以外の市場(=PTS)に回していた銘柄が、本当にそれで良かったのか? 発注者の利益のみを考えた選定だったのか?(あるいは、PTSに参加するHFTに便宜を図ったりしていた形跡がないのか。)。こういう検査は、やった方がいいと思う。

あと、SOR時の利用条件変更の同意の取り方は、不誠実だったと思うので、行政指導がされる可能性はあるかも。

取引所特にPTS)は・・・

HFTに明らかに有利な執行体系を、特にSBIが使っているXマーケット個人投資家とHFTが両方利用する市場)で残しておくのは、不誠実かと思う。

明確な法令違反事項ではないが。

海外では、HFTだけだオーダーを取れないように、スピード制限があったりするので、取り入れるべきだと思う。

HFTはなぜ速いか(早いか

・速いコンピュータを使っている。

東証提供する、東証の処理サーバーラックの至近に、サーバーを設置する権利を借りて、東証の近くでオーダーを処理している。

HFT必要悪

たぶん、そう。 HFTが居ないと売買量が減り、個人を含めた参加者の売買がやりにくくなる。

ただ、実際の問題は、今回の報道以外の部分で多々あると思う。

例えばダークプール証券会社内部で、証券会社が抱える顧客のオーダーを、内部でぶつけて、約定させる。)での取引情報を、一部のHFTが得ているのではないか?という噂は常にある。

ダークプール内での大口オーダーの流れ(例:売りが強い)を見て、つまり市場オープンになっていない情報を見て、市場で有利執行をしているのではないか?という疑念はある。

2019-07-14

解約違約金? 契約者死んだのにね…

 妻も子もなく兄弟が死んだ。物事には始めがあれば,終わりも必ず来る。俺は相続人ではないとぼやきつつ,残された身内が後片付けするのも,順送りみたいなもので仕方ない。

 この御時世,彼もいろんな契約を結んでいた。典型なのは携帯電話だ。

 この類いの契約,多くは「縛り」があり,中途解約には「違約金」が約款で約定されているものが大半である一定契約期間を定めて,中途解約にある程度の制約をかけることで,契約者数を確保しつつ,料金を割り引く販売施策があるのは,まあ,大人の事情のようなものもあるか。

 彼の契約を整理するに当たっても,あちこちで「縛り」に起因する解約違約金の話が出てきた。だが,実際には,ほとんどの会社が「ユーザー死亡による中途解約ならば,仕方ない。」と言って,違約金請求にまでは至らなかった。が,1社だけ,NURO光だけは,頑として違約金支払を要求してきた。

 今回の契約解除は確かに契約間中の解約ではあるが,その原因は契約者本人の死亡によるものだ。当然のことながら,人間契約のために生きているのではないし,ある者の死亡について当該死者の帰責性を問いうるはずもない。

 契約条項をタテに義務の履行を求める事業者立場も分かるが,遺族の感情としては釈然としない。というか,人が死ぬときにも違約金の話が出てくるとは,全く思わなかった。「自分が死んだら,違約金は生じるか?」と,これから自分契約をするときに,必ず聞いておくことにする。諸兄にも,おすすめしたい。立つ鳥跡を濁さず…か。

2019-01-16

元号対応問題

この問題主語デカすぎてよく分かんないんだよね。

考えるとこんな感じ?

中小企業とかマクロ組んでるトコは大変だと思うけどどうなんかね。

っていうか、4/30に平成が終わるって確証ないけどね。

元号ってシステム今上陛下依存ちゃうものから対応は後手になるのは仕方ないんじゃない?もし改元の前に崩御されたら、次の年号が決まる間どうすんのよとかあるよね。多分、後から訂正するんだろうけど。

この問題が、もう2000年問題前後の15〜20年くらい早かったらもちっと色々対策を考えられたんだろうけど(ITバブルだし)、対応が膨大だーって言う人は言ってることがぼんやりしていて分かんないんだよね。おめーの会社システム実装なんかしらねぇよって。

元号について全く考慮に入れてない設計なら設計したSESE失格だし(業務系なら必須だし、そうでないなら西暦使えばいい)、考慮に入れてるけどテストが大変です、なら、じゃあ、お客様といつまでに対応しますで終わりな気もするのよね。

5/1にキッチリ対応しななきゃ死ぬみたいな考えは平成人っぽいよね。昭和平成の時ってどうだったんだっけ?

2018-11-26

anond:20181124005401

約定 「やくてい」

追証 「ついしょう」

って読んでます

2018-09-28

BitMEXに損害賠償請求したいという話

相手外国企業だし、私は素人なので実際にできるかどうかは不明

1)、私の主張

2018年9月22日 0:46:02 

BitMEXで取り扱われている商品「XRPU18」にて、契約に基づかない(契約内容に明記されていないロスカットルールによる)ロスカットが行われ被害を被ったため、損害賠償請求したい。

2)、経緯

2-1)、BitMEXのロスカットシステムについて

XRPU18においてBitMEXはロスカット基準を「直近価格」ではなく「公正価格」によって定めている(BitMEXはこれを「公正価格マーキング」と呼んでいる)。

https://www.bitmex.com/app/futuresGuide

> 先物契約の公正価格計算

> インパクト中値 = 平均 (インパクトビッド価格インパクトアスク価格) 式中:

> インパクトビッド価格 = ビッド側でインパクト証拠名目額の執行の平均約定価格

> インパクトアスク価格I = アスク側でインパクト証拠名目額の執行の平均約定価格

> 公正基準率 (%) = (インパクト中値 / インデックス価格 - 1) / (満期までの期間 / 365)

> 公正価値 = インデックス価格 * 公正ベーシス (%) * (満期までの期間 / 365)

> 公正価格 = インデックス価格 + 公正価値

https://www.bitmex.com/app/fairPriceMarking#calculation-of-fair-price-for-futures-contracts

上記の式より、公正価格に大きな変動を与えている主要因は「インデックス価格であることがわかる。

「XRPU18」における「.XRPXBT インデックス」は「Poloniex での直近レートを基に計算」されている

https://www.bitmex.com/app/index/.XRPXBT

2-2)、2018年9月22日 0:46:02における「公正価格」の「.XRPXBT インデックス」の推移

BitMEXへの問い合わせの回答によると、.XROXBTインデックス価格ロスカットが行われる前の数十分にわたり価格変動がみられず、

その原因はPoloniexにてメンテナンスが行われ、Poloniexにて価格変動が停止したためであることが報告されているとのことであった。

2-3)、公正価格マーキング例外

「公正価格マーキング」には例外が定められており、これは明記されている。

> 場合によっては、インデックス不安定さのために、契約代替モードである LastPriceProtected に移行させる必要があります

> このような異常のケースでは、マーキング方法が変更されると通知が送信されます

しかし、本件についてこのような通知は送信されておらず、この例外適用されていなかったことがわかっている。

2-4)、「契約」ページに明示されていないロスカットルール存在

しかし、本件のロスカットは「.XRPXBT インデックス」の価格上記理由で固定状態にあった間に行われた。

本来、「.XRPXBT インデックス」に変化がない場合ロスカットも発生しないはずである

この件に関して問い合わせたところ、以下のようなシステム存在しているとの趣旨の回答を得た。

> If any constituent exchange’s API feed is not responsive, the last valid price is used.

> If an exchange’s feed is stale for over 15 minutes, it is removed until the feed is operational again.

> (https://blog.bitmex.com/new-protections-bitmex-indices/

まり.XRPXBT インデックス価格は、poloniexがメンテナンスに入ってから15分後には取り除かれ、マーク価格はXRIPU18の取引価格採用されたということになる

しかし、本システムに関しては上記 blog.bitmex.com においてのみ記載がなされており、「サービス利用規約」ページ及び「XRPU18:契約明細」ページには一切記載がなされていなかった。

このことは本件に関する問い合わせ対する回答から確認ができた。

しかし、BitMEXからの回答によると、公式ブログの内容は契約として有効ものであるとの認識であるとのことであった。

2-5)、疑義とBitMEXからの回答

・問い合わせで初めて知らされた、契約明細に明示されていない一ブログ記事内だけに記載されたロスカットルール適用されたことは契約違反ではないか

マーク価格にXRIPU18の取引価格採用されたのはPoloniexがメンテナンスに入ったと思われる(「.XRPXBT インデックス価格」の変動が停止した)2018年9月22日 0:00:00から46分が経過してからであり、30分も遅れて通知なく適用されたのは不当ではないか

また、BitMEXからの回答によると

・本件のロスカット契約内容に含まれ方法執行された

ユーザーはその契約内容に事前同意している

・本件のロスカット一般ユーザーが予見可能ものであった

・BitMEXブログの内容は契約として有効ものである

とのことであった。

3)、まとめ

私の具体的な主張としては

・BitMEXブログの内容は契約として事前同意していないものであり無効

・本件の不当な処理によって被った損害について賠償請求したい

というものでした。

最後まで読んでいただきありがとうございます

同じような立場の方は多数おられると思われますので、参考になればとも思い投稿させていただきました。

2017-12-14

anond:20171214184028

韓国が北進して南北統一するとしても、中国が嫌がるだろうし。

嫌がる理由は「韓国アメリカ同盟国だから」の一言に尽きる

韓国属国になって在韓米軍基地がなくなれば中国が反対する理由は大幅に減る

そして韓国は既に「三不の誓い」と呼ばれる属国化への第一歩を踏み出してしまってる

http://japanese.joins.com/article/009/235009.html

トンネルの外の道は平坦でない。随所に沼がある。康京和(カン・ギョンファ)外交長官発言国会常任委)はその中に存在する。その内容はTHAADの追加配備検討しない▼米国ミサイル防衛MDシステムに参加しない▼韓日安保協力は軍事同盟に発展しない--という内容だ。いわゆる「3不約束」だ。その内容は「協議の結果」にはない。両国の裏面約定である可能性が高い。中国外務省は「韓国の言行一致を希望する」と述べた。中国の即刻反応は「3不」を固めようというものだ。

分かってる人なら、太字部分は椅子から転げ落ちるほどの驚愕を覚えるはず

「これ以上アメリカ軍事的な繋がりを強めない」という事を、当のアメリカではなく第三者であるはずの中国に対して誓ってしまってる

さらに厄介なことに今の韓国大統領は「盧武鉉2.0」「完成版盧武鉉」とすら揶揄される文在寅で、彼はぶっちゃけ北朝鮮以外は何一つ興味を持ってないナチュラルボーン極左

2017-09-27

株を買い過ぎ→まだ約定出来ずに生活費に困る

ワイ、アホや。アホやったんや。

2017-09-25

ある人のデイトレの結果を見たんだけど

デイトレ毎日数万円の利益を出してはいるんだけど、ふと手数料はいくらだろうと思って約定金額を見たらとんでもない高額だった。デイトレで回数をこなしているから当然なのだが、差益がプラスになっても、その約定金額に対する手数料で実質手元に残るのは数千円だった。本人はそのことに気付いているのかな。

2017-09-20

デイトレチビチビ稼いでいるけど手数料で死亡

デイトレで薄利多売で稼ぐと、約定金額ばかりが上がって手数料が高額になる。結論、結局プラマイゼロで儲けは無し。

2017-09-16

Wantedly株価が爆上げなのが納得いかない人に簡単解説

まずはWantedlyさん上場おめでとうございますITベンチャー業界の末席を汚す筆者と致しましても格別な思いで眺めております

想定時の時価総額は40億円でしたが上場するだけで210億円と5倍以上に跳ね上がるのですから、ここには夢しかないと言っても過言ではないでしょう。

日々インターネット炎上案件を追い掛けている皆さんにおかれましては、DMCAの件であれだけ燃えたにも関わらずこれだけ株価が爆上げしていることに納得がいかないと思います。そこであまり専門的な用語を使わず簡単解説をしたいと思います

先に結論

長くなると読まれないので結論から先に書きますが「買いの需要の方が極端に多くなるように、供給を著しく絞った」からです。

またこの様な銘柄一般的な今後の傾向ですが「今がバブルなだけで株価は適正な値に落ち着くことが多い」です。

俺たちは雰囲気で株をやっている。

すごく極端な話、株価需要供給バランスでのみ決定します。というか市場はその様な前提で仕組み化されています投資家が「この会社は実力の割に今は安いし将来伸びるはずだ」と思えば買いの需要が増えますし、「会社の実力が過剰に評価されすぎ」とか「不祥事起こして信用できない」とか思えば減ります

ここで言う需要を発生させるプレイヤーですが、大きく分けて「個人投資家」と「機関投資家」が存在します。

通常時の株の売買は買い手と売り手の需給がマッチした瞬間に成立(約定と言いますしますので株価形成時間的分散が発生しますが、新規上場銘柄の初回の売買には時間的分散がありません。従って初値の株価形成時には大量の資金が瞬間的に動きます

大量の資金が瞬間的に動くと何が起こるかと言うと、動かせる資金が精々数百万から千万個人投資家の思いなどは誤差の範囲となり、要するに影響力などありません。

新規公開株への投資方針は各機関投資家アセットマネジメントに依りますが、どんなに少なくても億単位にはなるので、公募株式の数を絞ることによって初値を高騰させる方向へコントロールすることはある程度可能、という話になります

初値のコントロールって良いの?

供給を絞って初値が高騰する事自体は特段珍しいことではありません。そもそも厳密なコントロール可能な訳ではないですし。

しろIT系ベンチャーマザーズなどの新興市場上場する場合上場目的資金調達よりも社会的信用の獲得に設定することが多いので、大抵の場合需要過多で初値が死ぬほど高騰します。

この増田というサービス提供している株式会社はてなも想定時の時価総額は18.5億円でしたが、初値が付いたタイミングでは80億円を越えました。4倍強です。夢がありますね。現在でも60億円程度なので誠実に経営をしていると市場から評価されているのでしょう。

上場と言うと日本郵政LINEなどを思い浮かべる方もいらっしゃると思いますが、あいつらは超巨大な規模でいきなり東証一部に上場しており、新興市場であるマザーズ上場する小型案件の話とは全く変わってきます

ちなみに上場ゴールって?

一般に、VCベンチャーキャピタルの略)から調達するタイプ資本政策を行っているようなIT企業市場から資金調達目的上場することは、VC利益確定のための上場上場ゴール揶揄される場合が多いです)と判断され嫌われます

機関投資家は新興IT企業のやってることは理解できませんが、そこに投資をしているVCのやっていることは理解できるため「他人利益確定に金など出さん」ということですね。今は上げてるけど当時のグノシーとかしょっぱかったよね。

もちろんベンチャー企業VCから資金調達を受ける社会的メリットもあります

世の中には「あとは金さえあれば加速度的に成長できるのに…」という機会に恵まれ場合というのもありまして、まぁその多くが幻想なのですが、極まれマジで成長出来てそして社会の役に立つ場合というのがありまして、そういうタイミングでまとまったお金を出せる可能性があるのはVCだけというシチュエーションは世の中には多々あり、そこでの投資行為成功社会全体のメリットとなりえます

ややこしくなるのでここではベンチャー企業側やVC側のメリットデメリットは論じませんが、もし貴方VCから出資を受けているタイプベンチャー企業スタートアップ企業等で働いている場合資本政策について敏感であった方が自分の身を守ることが出来ると思います

端的に言いますが、SO(ストックオプション)を貰っていないならさっさと逃げましょう。やり甲斐搾取である場合が多いです。

会社上場することのメリットデメリット

いくつかありますが、

市場から資金調達

株式現金化により創業者出資者利益確定が可能

情報の公開と監査による社会的信用の獲得

→優秀な人材採用難易度が下がる。

などが挙げられます

会社には上場にあたって上場審査というものがあり、そこで「成長性」と「公益性」を求められます。というかその辺の準備に二年くらい掛かります

なので「もう上場したし株式現金化してはい終わり〜」とかされちゃうヤバいんですね。なので創業者や初期の投資家など、大量に株を保有している人間簡単に株を売れないようになっています。これをロックアップと言います

しか絶対に売れないとなるとそれはそれで夢がないので、売れる条件というのが付いています。その多くが「90日間」や「180日間」などの期間の指定、あるいは「株価が1.5倍になるまで」というような指定になっています

ここでWantedlyロックアップの条件を見てみましょう。

「90日 or 1.5倍」とあります

勘の良い方ならすぐに分かると思いますが、初値のコントロール簡単である以上、このロックアップは実質意味を持ちません。つまり上場して即大量の株が売りに出され現金化される可能性があるということです。

株価需要供給バランスによって決定されると先に述べましたが、今は供給を絞って値段を釣り上げた状態です。みんなが雰囲気で高い値段で売買している今の内に一気に売り抜けることによって利益を確定させられる状況にあるということです。夢がありますね。楽しみです。

ちなみに株式会社はてなの方のロックアップは180日と期間指定のみでした。誠実ですね。このまま頑張って欲しいと思います

締め

やまもといちろう氏がWantedly上場前夜にYahooニュースの方に職業安定法に照らし合わせた記事を上げられており、それに対する反応で「直前に出すなんて嫌がらせかよw」みたいなものがありましたが、初値バブルを少しでも食い止めた方が被害者が減る方向に働くと考えられるため、むしろ個人投資家社会に対して誠実であるとさえ言えます。蓋を開けてみれば影響力なんて全く無かったんや…ということに気付かされただけでもありましたが。動画上げただけでAppBankを二日連続ストップ高まで操縦したヒカルを見習ってもうちょっと頑張ってくれよ!頼むぞ!

なるだけ平易な言葉表現で書くことを心掛けましたが、それでもややこしくなってしまうのは過去に色々とやらかし人間が沢山いたせいです。経済活動というのは難しいですね。そういった視点VALUなどの炎上を見ていると、今まで先人が踏んできた地雷を悉く踏み続けていることに気付かされ、こうやって人類は発展していったのだなぁと優しい気持ちになれます。こういった形で歴史追体験が出来るとは夢がありますね。

この業界には夢がいっぱいあるようなので、みんなで幸せになっていけると良いなと思います

狙おう一攫千金こちらからは以上です

2017-08-23

VALUの税金問題についての一考察(発行側)

私はVALUを売っても買ってもいません。

というわけでさほど興味はなかったのですが、税に関わる仕事をしているものとして課税関係についても昨今の議論はとても楽しくみています

国税庁に照会中ということで近々見解は出るのだと思いますが、色々と検討した結果を記録しておいて、将来の答え合わせを楽しもうと思います

(買った方についても書きたかったのだけど、長くなっちゃったのでまた今度)

ちなみに他の先生方の意見はこんな感じ。

山田真哉先生

VA発行者事業に絡む優待事業所

事業に絡まない優待 → 雑所得

優待ナシ(無償収入) → 贈与税

大河内先生

所得贈与税(たぶんそんな意見なのだろうと読み取りました)

発行者はVAを発行してBTCで対価をもらうわけですが、現金だろうとBTCだろうと経済的に得をしたのであれば課税対象とはなるはずです(税金がかかる場合、きっと所得税贈与税なのでそこに絞って進めます)。

VALUに限らず資産が動いたり利益を得た時には課税を疑うということは義務教育から教えてほしい。

課税されるかどうか

所得税法第36条

その年分の各種所得金額計算収入金額とすべき金額又は総収入金額に算入すべき金額は、別段の定めがあるものを除き、その年において収入すべき金額金銭以外の物又は権利その他経済的利益もつ収入する場合には、その金銭以外の物又は権利その他経済的利益の価額)とする。

相続税法第1条の4

次の各号のいずれかに掲げる者は、この法律により、贈与税を納める義務がある。

一 贈与により財産を取得した個人で当該財産を取得した時においてこの法律施行地に住所を有するもの

所得税の方で重要なのはカッコの中で、金銭以外のなんらかで対価をもらってもその金額課税しますよ、となっています

物々交換だろうとなんだろうと対価があれば課税です。

ですからBTCでもらったからどうとかい問題ではないわけですね。

贈与の方は見たまんまです。

ちなみに所得税法でも相続税法でも税金がかからないものについては規定存在しますが、今回のようなケースに該当するものは見当たりません。

というわけでまあVAが売れた場合には課税関係は出てくるでしょう。

どんな形で課税されるか

では、所得税なのか贈与税なのか。所得税だとしたらどんな所得区分なのか。

所得税だとした場合

所得税に関しては譲渡所得、一時所得、雑所得などの意見が多いようですので、一つ一つ見てみます

所得税法33

譲渡所得とは、資産譲渡(中略)による所得をいう。

譲渡所得に該当するには「資産譲渡」でなければなりません。

では、ここでいう「資産」とはなにか。

所得税法では「資産」という言葉に関しての定義はしていませんので、会計学でいう「資産」はこんな定義になっています

資産とは、企業等の特定経済主体帰属する用益潜在力で貨幣額で合理的評価できるもの定義されます

「用益潜在力」というと難しく聞こえますが、「何らかの役に立つもの」という感じでふわっと認識してください。

で、「何らかの役に立つもの」であれば何でもいいかというとそうでなく、「貨幣額で合理的評価できるもの」という条件もあります

肩たたき券なんかはダメなわけです。

そう考えるとたいていの優待は税法上資産性はないと考えられますので、VA自体資産ではないと考えられます

流動性などは資産定義に含まれていませんので「流動性があるから資産」というお話はここでは通じないのでしょうか。

そう考えると「資産譲渡」が対象譲渡所得には該当しないといえます

そうなると一時所得か雑所得です。

所得税法第34条

一時所得とは、利子所得配当所得不動産所得事業所得、給与所得退職所得、山林所得及び譲渡所得以外の所得のうち、営利目的とする継続的行為から生じた所得以外の一時の所得で労務その他の役務又は資産譲渡の対価としての性質を有しないものをいう。

実態はどうあれ、VAの発行は「営利目的とする継続的行為」ではないはずです。

そして「労務その他の役務又は資産譲渡の対価としての性質を有しない」とも思われますのでこれはなかなかに近いと思われます

一時所得に該当すれば必然的に雑所得にはなりませんので、所得税対象となるとすれば一時所得なのではないか個人的には思っています

贈与税だとした場合

ここまではあくま所得税だったらのお話

贈与になる余地もあります

何らかの対価性がなく「応援」という形でVAが売れた場合にはそれはもう贈与です。

優待がある!」と考える方もいると思いますが、優待確約されたものではなく、先ほど見たように資産性もありません。

個人的には贈与で良いのではないかと思っています

所得税だとしたら一時所得、でも贈与にもなると思うよ」という結論なわけですが、この二択をどう考えるか。

ここも所得税法に解答があります

所得税法第9条

次に掲げる所得については、所得税を課さない。

十六 相続、遺贈又は個人からの贈与により取得するもの相続税法昭和二十五年法律七十三号)の規定により相続、遺贈又は個人からの贈与により取得したものとみなされるものを含む。)

贈与に該当するのであれば所得税は課さないといっていますので、両方に該当する気がするような場合には贈与が優先されます

そう考えると私の結論は「VAの販売贈与税対象となる」となります

はいくらが課税対象となるかということですが、所得税法第36条のカッコ書きはその時点での時価で課税すると解釈されていますので、約定した日におけるBTCのレートで換算した金額が贈与額になると思われます

最後

発行者としては課税されないのがベストしょうが、それはちょっと難しい。

最後になりますが、贈与だとした場合の良い点、困った点を考えてみます

<良い点>

・110万円までは税金がかからない。

<困った点>

贈与税がめっぽう税率が高い

税金現金納付なのでBTCを現金にする必要がありますが、その際にはまた所得税がかかる(原価なしということになるので結構負担になるかと)

まああくまで一考察しかありませんので、答え合わせを楽しみにしています

しかし、なんでスタート前に事前照会をしなかったのか、顧問税理士が何も言わなかったのかというのは気になりますね。

2017-08-19

ヒカル氏がVALUで全株一気に放出した意図が未だに分からない

ものすごい勢いで炎上中の案件

ネット上では極悪人のように裁かれているが、本当にそうなのだろうか。

今まで長い間考えていたのだが、本当に全保有株式を一気に売りに出した意味が未だに分からない。

自分株式投資を多少嗜んでいるのだが、株式投資をしたことが無い人にすごく簡単に大雑把に説明すると、

株式には買いと売りが居る。

はいくらで買います、私はいくらで売ります、というように。

例えば買いの数が100円で100コ買いますとなっていた時に、売りが100コその値段で売ります指値を出すと、取引が成立し100円で売買される。

説明のために極々簡単にしている、実際の取引もっと複雑だ)

このような何個で買いますというような意思表示は板というもので一目で見て分かるように管理されている。

さて、今回の騒動になったヒカル氏のVALUの板を私も見てみた。

全部見れたわけじゃないので本当の所は分からないが、ネットで出回っている画像を見たところどう見積もっても買いの数が1000かそこらなのに、ヒカル氏が自分保有しているすべての株式約50000を放出している様子が見て取れる。

さて、これが何が問題なのか?

株をしてない人に説明するのは難しいのだが簡単に言うと、50000個売ろうとしても、買いが1000個ぐらいしかいないので、結局売れないのだ。

巷では売り逃げしたと言われているが、例え1000売れたとしてもヒカル氏の元には49000残る。

結局売れないのにあんなに大量に板に売り指値を出す合理的理由がどこにもない。

から私はこの問題が表面化した初期から、なぜこんな売り指値を出したのかずっと考えていた。

もし私が自分利益を優先するならどうするだろう?

まず買い指値が出ている所に同数、売り指値をぶつけて売っていく。

そして一気に売るのではなく、徐々に供給量を増やしていく。

なぜなら一気に売ると一気に株価が下がるからだ。しか約定せずに儲からない。これが一番最悪だ。

このように買いの指値を板を注視しながら、需要に応じて株価コントロールしつつ徐々に株を売っていくと数か月~数年はかかったかもしれないし、今後の活躍にも寄っただろうが、株価をある程度はコントロールできるため、それで株価が下がったとしても(主に自分のせいではないので)炎上するようなことにもならず、全体として数億円は儲けられたのではないか

無論株価がガクッと下がるようなら、自分保有している株式放出するべきではない。体面としても一番大事なのは自分の株を買った投資家に儲けさせるという意思なのだ。まあガクッと下がっている時に買いを入れるようなやつはそうそう居ないと思うので売れないと思うが。

先ほどのヒカルのしたような売り指値を大量に出すことを、株の世界では板に蓋をするということがある。

これは板を見た投資家に売りがこれだけ居る以上、これ以上は株価が上がらないだろうと諦めさせるという一種の見せ板的戦法であり、株の世界では御法度のやり方(しかし線引きがあいまいなためまれによく見る行為である

しかヒカル氏がこの蓋をする理由が無い、蓋をすると株価は下がるからだ。

ヒカル株の大株主はもちろんヒカル氏であり、蓋をする理由が無いのだ。


ところで、ヒカル氏がこれだけ炎上した理由としては、株の世界では超えちゃいけないラインをいくつも反復横跳びするがごとくピョンピョン飛び越えていたということもある。

普通VALUに手を出すような人は、株式投資をやっているような人だろう。だから基本的にVALUをやっている投資家は株ルールで動いていると思うし、VALUも(法律上株式とは違えど)主には株ルールで動いていると思われる。

以下にヒカル氏が破った株の世界での御法度行為を挙げる。

1。事前通告なしの自社株売り

この場合では売りだが、VALUの場合では増資に近い。

なぜならVALUでは上場した時に資本金無しで個人自分株式を持っているわけで、株式流通しているわけではないからだ。

普通増資をして市場株式流通量を増やすと、株価は下がる。供給が増えたら希薄化して価値は下がるからだ。

なので普通は「これこれこういう理由株式を増やします、株主さま許してくださいませ」と既存株主にお伺いをたてるのだ。

普通一時的には市場供給量が増えるため株価は下がるが、それを設備投資などに回して自社(自分)の価値を上げ、株価を上げることによって結局は株価を上げて見せますよ、というポーズを取らなければならない。

しかし今回ヒカル氏はお伺いを立てるどころか、板に蓋をした。

これはヒカル氏を信頼していた投資家を後ろから刺したようなものだ。

2.板に蓋をした

前述の通りである

普通は値段を下げたい者がやることだから、自社の株に蓋をするやつなんて居ない。

3.「優待」関連での発表を消した

VALUや自身SNSでの発表では、いわば株式でのIRのようなものである

IRとは企業自分活動・予定・成果を発表して株主やその購入を検討している者と間接的にコミュニケーションを取るものである

今回優待での誤解や手違いがあったのかどうかは分からないが、そもそも誤解を与えるようなIR自体が罪であり

もししてしまったのなら撤回ではなく謝罪を一刻も早く行うべきだった。

発表を消すというのは、それを材料として動いていた投資家に対しての背信行為であるからだ。

4. 関係者によるヒカル氏の株式売却の動き

ネットではヒカル氏の関係者が、ヒカル氏が自分株式を大量に売りに出す前に、既に売りさばいていたというウワサが流れている。

VALUは株ではなく、インサイダー適用されないが、こうした疑いをもたれるような行動はするべきではないし、

もし本当にしていたとしたら意図的株価を操縦して関係者利益供与したとして投資家に対する背信行為である

以上のように株式市場でやれば一発でアウトなラインを、悠々と反復横跳びして重複して超えて行ったのだ。

一つだけなら誤射だったかもしれない、だかこれだけ重複して投資家を愚弄するような真似を(無意識にでも)行ってしまったら

VALUに投資しているような玄人投資家諸君にとったら、上場している「人」がいくら株のことに疎かったとしても怒り心頭に発するだろう。

さて、投資家が怒る理由は上記だとして、本当に分からないのは、ヒカル氏だけではなく、他のヒカル氏と関係を持つ上場YouTuberも一斉にヒカル氏と同じような行動に出たことだ。

これは事前に彼らが示し合わせないとできないことだろう。

しかし上に上げたように、そのようなことをしても、得るものは何もなく、いわば自爆テロのようなものだ。

それを何の疑問もなくヒカル氏だけではなく皆平然と行ったことが本当に分からない。

この中の一人でも株式投資を行っていれば、自分が行ったことがいかに愚かなことか事前に気づけただろう。

私はこのことについて長い間考えた。

そして様々な意図を考えた。

色々思いついたのだが、未だに判然としないが、下にそれを記す。

1.「正義」のためにやった

ヒカル氏がテキ屋営業文句を言っていた動画を見た人も多い事だろう。

あのように自分の思う「正義」、つまり投資をするような欲深いものは損をしてしまって当然である、そしてそれに損をさせるのは「正義である

とそのように思ったのかもしれない。

2.ブレーンに指示された、そして嵌められた

他の仲間も共に同じような行動を取ったことから、ブレーンのような頭脳役が裏に居て、今回の行為を画策していたのかもしれない。

そのようなブレーンがいたとしたら、お金を儲けさせるならうまく株価コントロールしつつ株をうりさばくはずなので、

今回のような必ず損を出すようなことはしないはずで、ヒカル氏、およびその関係者を嵌める気があったのかもしれない。

3.ネタとしてやった

4.50000株全部売りに出すと買い手が居なくても全部売れて保有株式分の価額の大金をゲットできると勘違いしていた

買いが同数居ないと、売り指値を出しても約定せずに売りきれないのは言わずもがなである

5.何も考えていなかった

私が知りたいのはヒカル氏やその他YouTuberが、この行為によって絶対株価が下がることを知ってて「故意」にやったかそうではなかっただけだ。

もし、故意ならば裁かれるべきだと思うし、故意ではなかったのだとしたら、今回の炎上は少し可哀そうだなと思う。

なぜなら故意では無ければ株式への無知から来るものからだ。

この点、VALUは株のことについて無知な者上場したとしても大丈夫なように、板に出ている買い指値の数と余りにもかけ離れた数の売りを出せないようにするべきだったと私は思う。

しかし、株のことに精通している者からしてみたら、自分に不利な、文字通り株を落とすようなことを自分からするはずがない、と考えているだろうから、事前に対策要求するのは酷だっただろうか。

しかし、こういう事態が起こった以上、またこういう皆が不幸になるようなことが起きないような対策はしていただきたいものだ。

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