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はてなキーワード: シルバー人材センターとは

2024-11-20

anond:20241120182909

ペットというより、もはや人。

シルバー人材センターに頼む程度の簡易的な家事代行匹敵するくらい。

ドラム式に合わせてある程度の配慮や工夫は必要になるけど、人に頼む手間を考えると楽。

さらに月額に直すと月に2000円程度の負担

人の頼むよりは圧倒的に安いけど、恩恵がない人にとっては無駄な出費だと思う。

2024-11-14

anond:20241114185554

シルバー人材センターへの登録義務付ければいい

日本左派は誤解しているんだけれど、本来社会主義は「働く能力求人もあるのに、働かない人」に対してはとても冷淡

共産主義国だと、ラーゲリ送りになるわけ

2024-10-08

anond:20241008102719

定義によるけど、フレイル認定されるような状態はほぼ要支援認定は降りるね。よほど特殊な状況でなければだけど。

最近は ロコモロコモティ症候群)→フレイル→要介護→終末期 と進むと言う理解で、ロコモフレイル中間ぐらいから要支援認定が得られる。

また、ロコモティ症候群の予防は、さらにその手前、高齢者社会教育とか、社会参加推進とか、もっと言うとシルバー人材センターなどもその一種といえるかも知れなくて、別枠で存在する。

ロコモ予防なら普通スポーツジムも使えるしな。


しかし、ロコモティブ・シンドロームを「ロコモ」と短縮して普及図った人は頭いいわ。それだけで何万人単位健康寿命延ばしてるんじゃないか


住宅改修についても仰る通りだね。わずかだけど節約にはなるかもしれない。そのためには、ワイは要支援状態のと時に住宅改修をしておくのが良いと思う。

何故かと言うと、2回目の住宅改修を行える可能性が増えるから

住宅改修の枠は20万円の枠がついて、この枠の中であれば複数回でもできるが、ひとりにつき1枠で復活しない。

が、例外があって、介護度が3段階上がった場合というのがある。要支援1で改修をしておくと、その後要介護2で改修枠が復活するんですな。

一方で要介護2で改修すると要介護5でも復活しない。(実際には、例外事項がいろいろあるので言い切れないけど)

もちろん、将来もっと重たい状況になったときに備えて取っておくという考え方もなくはないんだが、要支援1の段階で将来の車椅子生活に備えた改修をするのは全然アリなので、明らかに必要な所はやってしまえばいいかと。


ワイの場合

と使って4回改修している。まぁ枠は全然使い切ってないんだけどな。

実は母の介護保険適用改修の時に、自費でかなり大規模な改修をしている。

介護改修に対応した工務店相談して、自費でやる部分と介護保険を使う部分を分けた。

やってよかった改修は以下。もちろん住宅によるんだけど。


廊下や部屋の中の手すりは、我が家では歩行器と置き手すり併用を選択したため付けなかった。逆に手すりを付けるとその分廊下が狭くなって邪魔になるので、DIYで少し付けたが外してしまった。

このほか、SwitchBotのコンセントや指ロボット、後付けの電子キーなども使ってあちこちオートメーション化したりはちょっとずつちょっとずつやってる。

ほか、介護用品を安全に保管するところとか、使っている治療器具を置く台とか、不格好なDIYでかなり揃えている。まだ介護度が低い家に色々やっておくと良いと思う。

2024-10-04

俺は2045年から来たけど、間違いなく公務員勝ち組

※本当にAI仕事を奪われた

うせやろ!俺もそう思ってる。

■■■が■■■したせいで■■■の■■■が■■■してから全てがかわった。

まり資本家にとって下級国民プロレタリアですらなくなったということさ!

人権に守られただけの投票権を持つ飼い犬みたいなもんさ!

※そして公務員けがまともに給料をもらう

プロレタリア階級の中で数少ない生き残りが公務員共だ。

奴らは団体交渉権さえない癖にハラスメントだなんだと言い張って自分たち待遇だけは維持しやがった。

派遣社員は切り捨て解雇規制さえぶっ壊しておいて自分たちだけ守りを固めてやがる。

結局仕事AIがやるからアイツラは雑談してるだけで高給取りさ。

※BIが実現し、最低賃金は失われた

生きるために働く必要がなくなった時代がやってきてる。

まあ、働かなきゃ飯食って図書館公園で暇潰して終わるような人生しか出来ないけどな。

でもこれで最低賃金保障する理由は失われたんだ。

※気の狂いそうな暇をシルバー労働で誤魔化す

今や国民の6割はシルバー人材センターの住民さ。

この時代で喩えるとって話だけどな。

どうせ■■■とか言っても■■■されるだけだろ。

みんな子供のお手伝い未満の報酬ロボットにさえやらせないようなクソ労働をしてるよ。

でも社会貢献0のニートとして生きるよりはまだマシだ。

※こんな時代じゃ公務員は本当に勝ち組

試験に受かっただけの凡人のくせに奴らのハンコ一つで無数のロボット共が動く。

エッセンシャルワークの数々に首を突っ込んでは偉そうに通せんぼをして「俺はなんて社会に大切なんだ」とマッチポンプさ。

そしてBIの何倍もの金を貰って暮らしてる。

格差拡大が進んだせいで結果的にアイツラ程度の小金持ちみたいのですら人口全体のごくごく一握りさ。

アイツラさ口では「あー。俺達もBI貰ってニートしてたかったぜー」とか飲み屋で大声で言ってから「でも社会必要としてるからなあ」と自分らの自作自演自画自賛だよ。

20年前にプロレタリアやってて最終的に勝ち組になれたのは公務員ぐらいさ。

※今、一番ひどいのがプログラマーかな。

AIが本格的にコード書けるようになってからは「AIより人間のほうが何を出力するかブラックボックスだ」となってさ、そこから地獄さ。

プロンプトエンジニアリングをしない奴らは手作業を崇拝して精度の低い仕事をするキチガイ扱いだ。

プロンプトエンジニアリングAI代替するようになってからはなまじ古臭い知識かあるやつのほうが感覚がズレちゃっていったんだよな。

本当にあっという間だった。

場所がさ、全くないんだよ。

昔みたいに仕事しようとしてもさ、それこそ工事現場幼稚園児がやってきてお手伝いでもしようとするようなもんさ。

邪魔しかならねえんだよな、コーダーやりたがる人間なんて。

いや、お前らは幸せだよ本当に。

自分らに存在価値があると思って暮らせてる。

福祉に飼われてるだけの毎日は思ったよりも退屈だぞ

2024-09-26

anond:20240926000644

住人の立場からすれば広すぎる家を売って小さい家に引っ越すことに合理性はあると思う

増田立場には家を維持する負担がないか合理性が見いだせないのでは?

そもそもシルバー人材センターの手配すら面倒だと思うのでそれくらいは増田がやってみればいい

持ち家と親の老後問題

まらん贅沢な悩みとは思うが一応書く。

おれは結婚して小学生の子供と東建コーポのありきたりな2LDKアパートに住んでいる。

実家はおれの勤務先からは50km離れてて、日本庭園付きの100坪と一見してなかなかの豪邸だけど築60年。下水接続もしていない。

そこに母が住んでいるが、正直どうしていいかからない。

母は、庭の草刈り雨漏り等の対応疲労困憊なので売りたい売りたいと長年主張している。

とはいえ、売ればせいぜい3000万から4000万円で、この金額でどこかに買い替えるにしても二回り以上狭い中古住宅になるだろう。

面倒だという日本庭園剪定作業も、シルバー人材センターに依頼して月1万円程度で済む。

これをわざわざ自分でも手伝って大変大変と言ってるので、俺にはその主張が合理的とは思えない。

また、母は貧乏性というべきなのか昔からテレビ家財も小さいものがいいと主張し、亡父と度々衝突していた。

住居も、今の家は広すぎるから小さいアパート引っ越したいと言うが、100坪の家を売ってアパートに引っ越すという感覚は俺には理解できない。

金銭的には年金が毎年200万に預金2000万で、贅沢はできないが不安材料はない。

しかし、会うたびに家の管理が大変だ、今後家をどうするべきかと切々と訴える。

売っておれの自宅建設の資金にしていいともいう。

俺は、

「売却して遥かに小さい家やマンションを買うのは不合理すぎてありえないし、自分仕事子供学校周辺の状況から当面は賃貸で済ませる。

母と同居するつもりはないし、自宅購入資金自分用立てる。

ここは確かに単身で住むには広いが贅沢な悩みで、仏壇を置いてるし孫が気兼ねなく遊べる貴重な環境だろう。

コンパクトな住居に住みたいなら今すぐにでも引っ越せるし、実家の売却は必須ではないだろう」

と何度も説明してる。しかし、管理が大変云々の話を繰り返すばかりで何も進展がない。

おれはどうすればいいのか。

A案:実家を3000万から4000万円で売る。おれの自宅購入資金+母の老後資金とする。母は好きな場所に住ませる。

B案:実家賃貸に出す。賃料の使途はA案に同じ。

C案:リフォームしておれが妻子と住む。ほぼ無理。嫁姑問題のみならず、おれの勤務先や子供学校とも遠すぎる。

D案:現状維持

2024-09-14

シルバー人材センターおじいさんが仕事サボったので警察呼んだ

仕事を頼んだ人が来ない

年齢が年齢だし室内で倒れてるのでは?

サボってるおじいさんは

サボってただけで生きてました

2024-06-07

低賃金なのはどうかと思うけど、これって大半は旦那がいてその収入に頼れる既婚女性が小遣い稼ぎ程度でやってるんじゃないの?

だとしたら、全然共感しないし寧ろ諸悪の根源だとすら思う。

独身女性だけなら応援するが。

こういうの、労働ダンピングってやつだよね

シルバー人材センターとかでも起きてる現象

昔どっかの教授(さえぼうさんと訴訟になった人だっけ?)がこういうのを『セレブバイト』と揶揄していて、その人の他の発言はともかく、それに関しては正しいと思った

スキルのある人材が、家庭に主な稼ぎ手が他にいて食うに困らないのをいいことに安請け合いして低賃金で働くから

自分収入だけで生きていかなきゃいけない人達が巻き込まれ迷惑するんだよね

図書館職員、7割以上が非正規生活できないほど低賃金」 待遇改善求め、関係団体集会

https://www.bengo4.com/c_5/n_17635/

日図協では、学校図書館職員対象に、2023年11月から2024年1月までウェブ調査したところ、893から回答を得た。回答者のうち、女性が9割以上を占めており、年齢も40代と50代が多かった。

8割以上の人が司書資格を持ち、教員免許を持つ人も3割いた。しかし、正規雇用は2割を切っており、回答者の6割が、配偶者など自分以外の収入源が主な世帯収入であると回答している。

2024-02-22

anond:20240222134807

水着撮影会都内最初はやってたがルール守らないから追い出されて緩い埼玉に流れ着いた

埼玉でもルールでは際どい撮影禁止未成年禁止をやっていたが守らなかった

前張りつけずに水着めくって撮影させるとか、13歳中学生セクシーポーズとかやってた

公園整備作業しているところにカメコがはみだして注意され口論になり

掃除やってるだけの人になんの権限があるの、あんシルバー人材センターの人とかでしょ」と蔑視発言して「上に報告する」と作業員がブチギレるやり取りも騒動前に報告されている

この「報告」がすべての引き金だという説もある

調子に乗ったのが敗因、ルールを守れないのが敗因

水着撮影会出禁になっても中学生は結局個撮で水着セクシーポーズやってるからもう終わりだよこの世界

2024-02-09

anond:20240209132947

どうして老後にシルバー人材センターを経由して働くことが前提になってるの?

僕がその年になってる頃には定年80歳でも驚かないけどなあ

anond:20240209132808

だって定年後はシルバー人材センターで清掃の仕事に生きがいを見出すかもしれないだろ

2024-02-02

カッコウなんだけど語ってみたい


表題のとおりだ。この度、思うところがあって増田投稿してみる。

カッコウというのは結果論であって、それ以前に俺は、恋人結婚してる女性が好きだ。そういう人にしか興味が持てない。昔から小学生の頃から、例えばAちゃんとBくんが仲がいい時に、Aちゃんと仲良くなりまくって、Bくんに見せつけるのが趣味だった。

そういう気質なのだ職場飲み会でも、地域の集まりでも、趣味の社交の場でも、相手結婚してると特にそういう気持ちが湧いてくる。

結婚してなくても、アツアツのカップルでもいい。でも不思議かな、「彼氏がいる」って情報だけだと燃えてこない。たぶん、いろんな濃さの恋愛があるからだろう。消滅寸前のカップルなんて、恋人いないのも同然じゃないか。「婚約中」みたいな情報だったら燃えてくる。

相手結婚していると、その人が気になってきて、付き合いたくなってきて、少しずつ仲良くなって、食事に行くようになって、俺の責任ホテルに入るか、家にこっそりと呼ぶ。もしくは相手の家に行く。

3人だけ抜き出して語ってみる。これまでダントツに好きだった三人になる。今でも、ごくまれに会うことがある。

予防線だけど、俺は文章プロでもなんでもない。読みにくいなー、と思ったらこっちが文章ミスやらかしてる。読み飛ばしてほしい。年末で大忙しの中で書いてるから推敲はザザッと一回だけだ。



1人目は、アヤカとしよう。この子は、今の会社に中途で入った時の同期だ。新卒だった。

見た目はタイプだった。背丈は平均的で、体型は細身で、すっきりとした顔立ちだった。浅黒だったかな。

いま見た目のことを言ったけど、何より性格がいい子だった。朗らかな雰囲気で話すし、子どもに優しいし、誰も見てないところでゴミを拾うし、委託で社内清掃に来ているシルバー人材センターのおばさんにも丁寧にあいさつをする。マジでいい子だった。

当時は、東プレ㈱というパソコンキーボードとか作ってる電子機器メーカーに勤めてたんだが、その子経理事務だった。自分は当時、売上部門にいたので接点はそこまでなく、年に数回の飲み会で一緒になるくらいだった。でも、和風の店でも洋風の店でも、いつも近くに座るアヤカを見て、恋愛的な興味が……ちょっとしか湧かなかった。かわいいな、とは思っていたのだが。

ある時だった、年に一度ある同期の飲み会の場で話をすることがあった。俺からしかけた。

アヤカさんは、彼氏と仲よさそうだよね」

「んー、うち彼氏おらんよ!! 増田くんはおるん?」

「いないよ」

「えー、おらんやあ」

みたいな会話があって、その時に「あ、そうか。そうなんだね……」と平坦な感情に襲われたのを覚えている。何度見ても、笑顔が素敵な子だった。実際に性格もいい子だった。

転機があったのは、それから数年後のことだ。アヤカ結婚するという。同期のライングループでそういうお知らせが回ってきた。社内では旧姓を使うらしい。

アタックしとけばよかったな」という月並み感情が湧いてきたが、すぐに忘れてしまった。その後、アヤカ産休に入って会社にこなくなったのもある。

さら一年後だった。グループトークで、アヤカが生んだ赤ん坊写真がアップされていた。ほかの同期社員は、可愛い可愛いってトークに参加していた。俺も一言「鼻の感じが似てるね」ってコメントした記憶がある。

それで、あの日がやってきた。初冬だったかな。出社のためにカードをかざして社屋に入ろうとしたところ、アヤカがいたのだ。育休から復帰していた。初出勤のようだ。

「あー、増田くん」と、朗らかな笑顔でこっちを見てるアヤカを見た途端にスイッチが入った。そっちの方に歩いて行って、トークを始めた。

赤ん坊は誰に預けてるとか、産休から復帰したばかりで職場の人はどういう反応をしてるとか、仕事はどんなのが割り振られてるとか、いろいろ話したかな。

以前はそこまで喋らなかった。新入社員研修の時に、みんなでランチをした時に馬鹿話をして大笑いしたことはある。あとは、やっぱり飲み会ちょっと話すくらいか

それからは、社内でばったり会う度に話をした。ほんと、どうしてそんな話題が出るんだろうってくらい話をした。

アヤカが復帰してすぐだった。退勤後、一緒のタイミングで社屋を出て、駐車場まで歩いている道中に「来週飲みにいかない?」と誘った。アヤカは迷った様子だったが、「アヤカと行きたい」と言ったらOKしてくれた。

一回目の食事は、誰にも見られないように市外を選んだ。大衆的なお値段の寿司屋に入って、握り寿司を食べた。80代のお爺さんがやってるんだが、若い人が来るとサービスをしてくれる。俺にもアヤカにも、うにの軍艦巻きとか、カンパチとか、かっぱ巻き×3とかをサービスしてくれた。一人1,400円ほどだった。アヤカわさびが苦手なようで、箸でシャリネタを分離してわさび剥がしていた。

二回目はデートと言ってよかった。夕方以降の時間帯に、さっきと同じく誰にも見られないエリアを選んで、ひっそりとたたずむ喫茶店カレーナンを食べて、店を出たところで手を繋いだ。

なしくずし的な感じで手を引くと、トコトコと後ろをついてきた。そのままホテルに入ろうとしたところで、アヤカの足が止まった。

「やめといたら。後でしらんよ」

アヤカの優しいところがいい」

みたいな話をした後、手を繋いでラブホテルに入った。「ここでいい?」と部屋を聞いて、あとは流れだった。

行為は、お互いに高校生みたいな感じだった。とにかく様子見だ。言い方は悪いが、カタツムリが二匹、雨の路上交尾をしてるのを見たことがあるだろうか。あんな具合だった。気持ち悪くてごめん。

なぜかはわからないが、パートナーがいる相手と性行為をすると気持ちがいい。そうでない相手とのセックス気持ちよさを100とすると、パートナーがいる相手だと170ほどになる。インスタントラーメンで例えると、前者がエースコックスーパーカップとすれば、後者明星中華三昧シリーズといったところか。

それから、月に一度はアヤカと会った。お互いに、会いたい気持ち我慢しないといけないことは相当あった。なにしろ、会いたくても会えないのだからゴムはしたりしなかったりだった。その日の流れによる。

社内でばったり会った時は、すれ違いざまにアヤカが俺の腕をコツンと触っていく。俺も触り返す。それがサインひとつだ。

そんなこんなで、さら一年が経過した。アヤカとは、やっぱり月に一度は会っていた。そんな折、同期社員ライングループアヤカ投稿した。概ね以下の感じだった。

・来月から時短勤務になる

・○○ちゃん(同期で同じ部署の子)、迷惑かけてごめん

産休ばかりで申し訳ない

それに対して、同期の女子は「綾香ちゃんが気にするのおかしいよ。大事ことなんだから」で論調は一致していた。

子どもが二人目……おめでたいなと感じた。当時の俺は、30代に入った頃だった。こうした経験は三度目だった。最初大学生の時で、二度目は……新卒会社新人時代だったっけ。

一年度、アヤカが生んだ子をライントークルームで見ることになった。可愛い女の子になりそう、というのが感想だった。やはり鼻がアヤカに似ている。俺には似てないと感じた。

年月が経って今、その赤ん坊は4才になる年だ。その頃には東プレ退職して、その近所にある別業種の会社営業仕事をしていた。

今年、所用で府中にある公園花見スポット写真撮影している時に偶然みかけた。アヤカと、旦那さんと、男女の子ども二人が花見に来ていた。桜の下で弁当食べるんじゃなくて、ただの散歩のようだった。

その頃にはもう、アヤカと会ってなかった。それが花見会場でばったり会って、「あー、増田くん。久しぶり」という具合に、昔と変わらない様子で話しかけてきた。お互いに年を取ったものだ。「お疲れ様です」と言って俺は、その4才くらいの女の子を見た。

ルックスの感じは、なんかこう、俺にはたぶん似ていない。そういうことにしておいてくれ。俺は、旦那さんに会釈をすると、彼もちょっと会釈をした。「こんにちは」とあいさつをしたら、向こうも暖かい笑みを返してくれた。

今日もあったかいですね」

「そうですね、桜もきれいです。いつも妻が世話になってます

「僕はもう違う会社ですけどね。優秀でしたよ。よく助けられてました」

「へえ、意外でしたね! 家ではおっちょこちょいなんです笑」

こういう人は、大抵いい人だ。俺にとっていい人であるのはもちろん、みんなにとっていい人である

それから彼は、別の方に歩いて行った。アヤカを見ると、男の子を連れてカモがたくさんいる池の方にいた。

女の子が置き去り気味だった。俺は、女の子に「お母さん優しい?」と聞くと、「やさしい、です」と返ってきた。



2人目は……とその前に、当日記をお読みの方は、俺が若い子が大好きといった印象をもたれたかもしれない。実際そんなことはない。どちらかというと若い子が好きだが、40代以降の人だって、この人いいなと思ったらアタックする。※2人目と3人目は東プレ時代の同じ会社の人

二人目は、同じ会社の隣の部署にいた女性だ。ミキさんとする。この人は、いわゆる臨時雇いの人で、パートさんだった。以前はアヤカのいる部署で働いていて、そこから当時の俺がいた部署と同じ階に異動になった。弊社はフリーアドレス制ではないが、仕事普通にこなしていて、ほかの部署社員が見えることが普通にある。密室感がなくて、開かれてる感じがする。

ミキさんは、実際まじめな人だった。電話応対は超丁寧だし、連絡や報告は密にするし、ちょっとドジなところがあるけど、そこも愛嬌だ。なんか、みんなのマスコットキャラだった。

で、ミキさんがたまに、高校進学を控えて受験勉強してる娘さんの話をすることがあったんだけど、その家族の話がまた、その、あったかい感じがしてさ。俺が機能不全な家庭で育っている(父が家庭に不在、母が精神病質、妹が身体障害者から、羨ましい感じがして聞き入ることがあった。

ある飲み会の時だった。都内飲み会があったんだが、和風居酒屋での一次会が終わって外に出ると、ミキさんが一人でポツンといたんだよ。で、声をかけると色々話が盛り上がって、二人でどこかに飲みに行くことになった。

終電まで余裕があった。今度は二人で洋食ができるお店に行って、内容に満足して(ペペロンチーノやきそばが美味しかった)、駅までの微妙な幅員の車道歩道みたいな通り道で、ちょっと手を繋いでみたんだ。

ミキさんは黙って握り返してくれた。それで、こんな感情が頭に浮かんだ。

『この人は旦那さんと娘さんが二人いて、それで円満な家庭で、そんな人と繋がることができる自分は……光栄の極みだ』

当然、そんなことを口にはしなかったけど、そういう視線自分よりも一回りは背が小さい、今まさに隣を歩いているミキさんに向けていたのを思い出した。

ここまで鮮明に思い出せたのは、その時の街並みをスマホ記念撮影していたからだ。

安いホテルだった。当時は20代お金に余裕がなかった。

ミキさんは、すごく甘えん坊だった。一応増田はR18のはずなのでザックリ言うと、ベッドの中ではとにかく抱きついてくる。挿れてる時も、そうでない時も、ダッコちゃん人形みたいにくっついてくる。それで、くりくりとした丸い大きい目で俺を見つめるのだ。

モテる女性ってすごいよな。40代半ばになっても可愛いんだから。ほんとにすごいよな。その日の性行為は、やはりお互いに初めてだったので、手練れの忍者がつばぜり合いの接戦を繰り広げる時みたいに緊張感のあるセックスだった。

最初セックスから飛ばすやつは愚かだと思う。個人的な考えに過ぎないが。やはり最初は、慎重にいくのがいいと思っている。

ミキさんとは、それから二回だけセックスをした。いずれも職場単位での飲み会の後だ。その後、ミキさんが元の部署に再異動になってからは、たまに社内ですれ違うくらいで、外では一度も会ってない。一度だけ、ゴムなしでしたけど、そういうことにはならないだろう。年上の人だと安心できる。



3人目は、よし子とする。名前に美という字が入っていて、それが示すとおり心がきれいな子だった。

見た目はすぐに飽きる。人柄のいい子が一番いい。美人な子とセックスできても、「愛してる」って感じがしないと、やっぱりだめだ。心がつながってる感じがセックス醍醐味ひとつだろ(上から挿れながら手を繋ぐのが好き)。

よし子は当時、総務部門新入社員中途採用で30過ぎ。旦那あり、子どもがひとり)だった。ある時、会社の展示イベントで一緒になった。同じブース担当になって、来場者の案内をしたり、チラシを配ったり、舞台に出る人の順番を指示するなどしてた。

最初から、いい子だっていうのはすぐにわかった。根拠はない。ただ、笑顔を見て、こいついい奴だなって、そう思ったのだ。左手の薬指には銀色のニーシンクっぽい指輪をしていた。

イベントが終わって、すっかり暗くなっていた。だが、テントや長机や椅子を片付ける必要がある。時間的に厳しかった。

ブースの片付けがようやく終わって、トイレに行って、ほかのイベントブースを手伝おうとして俺は、防犯灯がポツポツと灯っている都市公園の中を歩いていた。それで、中央ステージの前まで来たところで、すぐ前をよし子が歩いてたんだ。

俺が追い越そうとすると、「うわっ」て感じでよし子が驚いた。変質者を警戒してたんだろうか。橋本環奈みたいな雰囲気の子だったから、そういう被害に遭ったことがあるのかもしれない。

「あ、増田さんだったんですね」

「そうだよ。変態じゃなくてよかったな」

「うん、本当よかったよ! 増田さんで」

「……」

やり取りを交わした時に、この子とずっと一緒にいたいなぁ、と心の中で思ったのだ。その直後、「忘れ物した!!」と、よし子が真後ろに向かって駆けていったのを覚えている。

それから、たまに仕事でやり取りをするようになった。国の補助金をもらってる仕事関係で、当時新商品だったMac専用キーボードCAD図面提供したりだとか、こっちの部署予算の算段がつかない時に相談に乗ってもらったりとか、いろいろあったな。

今頃みたいに寒い時期だった。会社を出ようとすると、めっちゃ寒くて、自動車までの遠い道のりを歩き出そうとしていたところ、後ろからお疲れ様です」と、よし子に呼び止められた。

二人並んで歩いていて、「よし子さんの仕事は忙しいですか」とか「増田さんはいつも土曜日にいますよね~」とか、いろいろ話をした。よし子はよし子で、小学生の子育てが難しい状況らしい。旦那さんともうまくいっていないとか。口喧嘩になったら罵られることがあるという。暴力もあるって……マジかよ。

結局その日、よし子とご飯に行く約束をした。人に見られたくないから、夜にしようかという算段をした。ラインではなく、ショートメッセージでのやり取りを提案された。

それからは早かった。人類最速の不倫だったかもしれない。その二日後の土曜日には、府中駅のペデストリアンデッキを降りて、近くにある寂れた人目のない通りにある昔風の食堂ご飯を食べて、仕事や家庭の愚痴を言い合って、店を出た後は、お互いにわかっているかのようにシティホテルの方に歩いていた。

よし子は人懐っこかった。性行為をしている最中子どもみたいな笑顔で、唇をいろんなところに当ててくる。こっちも負けじとやり返すと、「くすぐったい」と笑うのだ。

よし子とは、月に二度は会っていた。幸い、旦那さんにも会社にもバレることはなかった。俺とよし子は同じ区内に住んでたんだが、その界隈では絶対に会わなかったし、ラインでのやり取りもしなかった。

年度明けのGWが終わった頃、よし子が妊娠した。同じ職場の人に惜しまれつつも産休に入った。普通愚痴を叩かれるものだが、よし子にそんなことはなかった。

やはり、人間は人柄だと思う。人柄がよければ人生は大抵どうにかなる。よし子からは、そういうことを何度も教わった。



今回、俺自身の考えや記憶を整理してみようと思った。いろいろと語ってきたが、増田民の暇つぶしになることができただろうか。

やっぱり、俺が好きになるのは人の嫁ばかりだ。恋人同士でもいいんだろうけど、心がいまいち燃え上がらないし、そもそも出くわす機会がない。

自分子どもは何人いるんだろう、と思い巡らすこともある。考えないようにはしているのだが。コロナ流行り始めてからは、セックスなしの、心がつながってる感じの恋愛燃えることもあった。

行為がなくても、普段の話をしてるだけで、「あ、この人俺のこと好きなんかな。俺も好きだな」って時が稀にある。そういう時に、生きていてよかったと思う。

2023-12-16

教育委員会最後に取り組んだ課題 <其の四>


(前part)

https://anond.hatelabo.jp/20231214132432

5. 発達障害のD君

の子社会教育課にいた。子といっても、当時すでに40歳を過ぎていた。明らかにそういう症状があった。それで周りとの軋轢が生じていた。

の子場合は、それなりの割合で悪意があった。発達障害であるだけで問題になることはない。彼もまた、T区の人事部局が認めるところの問題職員一角だった。

話は逸れるが、前段として必要であるため述べる。私が学校教育現場で教壇に立っていたのは十余年である。そこまで長くはない(教育現場から教委に異動する者としては標準的な年数)。その十余年の中でも、今でいう発達障害とされる児童と接した経験がたくさんある。

当時はまだ発達障害という言葉はなく、ただ「ボヤっとした子」「癇癪持ちの子」「よく動き過ぎる子」「細かいこだわりがありすぎる子」などの漠然とした分類があるだけだった。確かに、彼ら彼女らは扱いづらい。話が通じないこともある。

そんな児童と関わる中で感じたのは、人間多様性というものだ。動物植物も、これまで多くの種が生まれ現在に至っている。ハイデガー風に、存在し続けていることが正しさだと言うのなら、発達障害の人も其処に生きる意味がある。

個人意見だと、説得力がないかもしれない。以下にひとつ引用したい。

「もしも誰かがわれわれの手紙を読んだら、あまりの多様な内容にびっくりするのではないかと思う。なにしろ、われわれ二人ときたら、大変な重要人物ででもあるかのように、荘重な口ぶりで国際政治を論じあうかと思えば、一枚紙をめくるや、話題は一転し、軽い普通の人々に日々起るものに変るからだ。

 このやり方は、品位を損ずると思う人もいるだろうが、わたしは悪くないやり方と思う。なぜなら、われわれ人間自然模倣するものだが、その自然たるや多種多様が当り前で、だから多様は非難さるべきことではないのだ」 わが友マキアヴェッリ1 (2010) 塩野 七生 (著) P.361



さて、厳しい現実ではあるが、上のような発達障害の子公務員試験を受けるとどうなるか。ほぼすべての子面接試験悲惨な結果を遂げる。私はこれまで何百人もの正規職員非正規職員面接試験官を行ってきた。発達障害と思われる人には次のような傾向がある。

本音と建前の区別がつかない

 例)理想を述べるか、言いたいことをストレートに言うのどちらか

そもそも喋ることができない

 例)会話が極端に遅い、内容も伝わり辛い

・考え方が極端

 例)児童虐待は絶対に許せない、地球温暖化はどんな犠牲を払っても止めるべきなど

稀にではあるが、面接に適性のある子がいる。D君はその一人だ。彼の外見や、話している最中の態度はまともとしか言いようがない。無能の鷹ではないけれど、外資系企業営業マンのようだ。発達障害には見えない。

実際、公務員試験評価される観点は、本質的民間企業と同じである。「弊社で使える人材か?」ということだ。使える人材であれば、多少のことには目を瞑る。

日本国の法に反する思想があってもいいし、公にしないのであれば共産党員でもいい。有給休暇を取って組合活動をするのは公に認められているし、選挙期間外であれば多少の政治活動には目を瞑ろう。

勤務時間中に煙草休憩をしたり、ほんの小さな横領行為をしたり、取引会社飲食を共にしたり、小売業者個人購入品を値引きしてもらうとか、そういった行為でも咎めない。

そんな些末なことより大事なのは、その人がこれから公務員として採用されて、「使える人材」でいられるかどうかだ。国の機関だろうと地方自治体だろうと関係ない。何十年もこの世界にいた私が断言する。

話を戻そう。D君はどういうところが悪かったのか。私が三年間で見てきた彼のよろしくない行動は、概ねこんなところだ。

≪勤務態度≫

 気分にムラがある。仕事に意欲的なこともあれば、反面ボーっとしていることもある。皆が必死に働いている時でさえも。

 イベント・式典の時なども、サボっているのでは……? と思えるほど何もしない。C係長などに怒られても平然としている。

反社会性≫

 D君の隣の席にいる職員コーヒーか何かを机上にひっくり返した時、ほかの職員は一緒に机を拭くなど手伝っていたが、彼は何もせず書籍を読んでいた。

 私がつい激高して、彼を叱責したところ、「お前には関係ないだろ!!」と逆ギレのような形で食いかかってきた。

無責任

 区民や取引業者迷惑をかけた時も、上司に言われるまで報告せず、報告の際にも悪びれた様子がない。

 ある時などは、自治会長と思われる人との約束をすっぽかした後、現場から堂々と事務所に帰って来た。その際、C係長からどやしつけられていた。それでも、淡々とした態度で心の篭っていない「すいません」を繰り返したところ、C係長がまた怒鳴り声をあげた。

 最悪だったのは、都庁から視察に来ていた都職員らにその現場を見られたことだ。パソコン入替業者や、シルバー人材センターの清掃員も聞いていた。

 その後、C係長と、そのさら上司である社会教育課長厳重注意を受けた。教育局長の部屋で二時間に渡る説教を受けたのだ。D君は反省文をひとつ書いただけでお咎めなしだった。

≪嘘≫

 平然と嘘をつく。このタイプ発達障害者はそうなのだが、涼しい顔で嘘を吐ける。まるで、自分自身が嘘をついている認識がないかのような。D君もその例に漏れず、上司にも同僚にも他部署職員にも、区民にも(自らの利になる)嘘をついていた。傍から聞いている私でもわかるレベルの。

 嘘がバレても平気な顔をしていた。周りの職員がどれだけ、何を言っても、例えば「Cさんは信頼できない!」と言われたとしても、彼は「心の底からどうでもいい」という表情だった。

あれは、言うなれば悪魔』とか『魔族』とか言われるものだ。神話時代創作者は、ああいった者をモデルとして悪魔を作り上げたのかもしれない。

ここは官公庁である診断書を要するレベル障がい者が働くべき世界ではない。公務員というのは、陰ながら社会を支える存在であり、その地域住民全員が相手である学校教育で教わった考え方や価値観を元に、毎日コツコツと気を緩むことなく働き続ける人に適性がある。

いざ災害などの非常事態になれば、自分のことは一番後回しにして人助けを行う必要がある。私個人も、災害級の風雨の中で児童生徒の避難誘導をした経験が何度もある。命が危なかった。

公務員というのは、地域住民毎日幸せに、無事に暮らせる社会を支えるのが仕事である教員だろうと自治体職員だろうと変わりはない。

そのような仕事を、人柄や人格精神性、肉体に異常のある人間にこなすことはできない。自分という人間が安定・成熟しているからこそ、人を助けることができる。身分保障もそのひとつだ。

D君はその域に達していなかった。その意味では、先ほど取り上げたB君にしてもそうだ。誰かが、どうにかして辞めさせるのが組織にとっての正しい在り方だった(残念ながら、D君はC係長でも匙を投げるほどだった)。

官公庁においては、仕事にならないレベル人間採用すべきではない。公共性の高い仕事をこなすことができないからだ。そういった類の雇用は、民間企業NPO主体として行われるべきである

(次part)

https://anond.hatelabo.jp/20231216182604

2023-12-13

anond:20231212210538

老人のブルーカラー労働たって、何も警備員とか車の誘導とか草刈りばっかりじゃないよ。シルバー人材センターの清掃仕事の大半は自分の家を掃除すんのと変わんないよ。在宅勤務ならいまでも床掃除風呂掃除トイレ掃除窓拭きベランダ掃き掃除くらいしてるっしょ?

ますでに超~~~稼いでて毎週ダスキン呼んでるんならスマン!でも元々の釣り針は弱者男性なんだから、当然いまでも自分の部屋の掃除自分でやらねぇと誰もやってくんねぇし依頼するカネもないからやってるよな。

といいつつ、80歳すぎたこの道60年のバァちゃん経理やってる中小企業とかザラにあるし、職種によってはいまのホワイトカラー労働そのまま続けられるからそうすれば?

まぁ我らの老後には老人向けの座り仕事が増えてるかもしんないけどね。AI学習データタグ付けする仕事とか。

2023-12-12

anond:20231212155609

ワイは犬猫飼いながら老後もシルバー人材センターのアレとかで仕事続けるやで

午前中から6時間ぐらいお仕事して15時ぐらいに上がってお買い物して帰ってダラダラして・・・ってのが理想やわ

2023-05-20

anond:20230519190800

こういう親って性懲りもなく二人目・三人目を求めるんだろうか...

まあ、俺の周りだと夫が家事育児に非協力的な奴のほうが子だくさんって感じがするから元増田が望まなくても何となくそうなっていくんだろうな。

元増田や夫が他人を家に入れることに抵抗があったり、子育て他人に丸投げすることに抵抗があったりするなら使えないけれど、

子どもがいながらにして昇進・昇格していっている人ってどこか自分家事育児することをあきらめていると感じるな。

子供が小さい時からベビーシッターを入れて、ベビーシッター子供の面倒を見させていたり、産後短い期間で保育園に入れたりするのは当たり前で、

家事も家政婦だったりシルバー人材センターだったりに丸投げだし。食事自分で作るとしても、お料理セット当たり前。

家事育児を金で解決しているって感じがすごくする。

2023-03-10

anond:20230310165820

そうなんだよ。

地元シルバー人材センターってのがあるんだが、そこが最近人材不足で大変なの。

どうしてって聞いたら、みんなシルバー人財センターなんかで遊んでるんじゃなくて、がちで稼がないと喰っていけないからなんだよな。

シルバー人財センターは、元々セミリタイアした高齢者が、趣味の延長線上ぐらいで薄給で働くっていう公共団体なんだよ。名目上は登録者業務委託するという形だから最低賃金を下回るレベル報酬があたりまえ。

昔は、社会との繋がりを保ったまま、人の役にたちながら、蓄えと年金暮らしていく、ってんで人が集まったんだけど、今はみんなガチ仕事しないと喰っていけないから、誰も応募してこない。

企業からの依頼は突っぱねりゃいいけど、行政草刈りだとか、本来税金でやるべきところを老人搾取して安く上げる仕組みにもなっていた。そう言う行政委託事業の部分だけでも人を集めたいらしいが、集まらない。

年寄りより若い人に仕事をやれ!って批判受けたけど、もうそれどころじゃない。

老人も金がないんだよ。

2023-01-11

anond:20230110223206

シルバー人材センター 島耕作では?

もう金儲けはいい。世の中の役に立ちたいとか言って。

2023-01-10

なぜ障碍者雇用代行に需要があるのか

「健常者と同じ職場で同じように働かせればいいのに」という無邪気なブコメが多数あるが、なぜそうならないのか、代行業に需要が発生するのか説明する。

現在は「障害者表記は避けられてるが、法や制度呼称が定められてる場合はその通りに記載する)

 

従業員が43.5人以上いる企業役所や省庁には、障害者雇用促進法で全従業員数に対して一定割合以上の障がい者を雇うことが義務づけられている。

雇うと助成金が貰えるし、割合に足りないと罰金(納付金)を払わないといけないが、金額はどちらも微々たるもので、それよりも違反企業名の公表によるイメージダウン批判を受けることのダメージが大きい。ちなみに企業よりも役所や省庁のほうが義務割合が少し高い。

 

障がい者には身体障がい・知的障がい・精神障がい(発達障がい含む)の3(4)種類あるが、雇用義務上は区別されずどの種類でもいい。(重度身体障害・重度知的障害は1人で2人分カウント等の特例もある)

オフィスワークでは、頭脳労働組織内の対人折衝が必要とされるため、必然的知的水準・調和能力の高い身体障がい者需要が集中する。障害者手帳を持つほどの知的障がいだと、「雇っても職場には任せられる仕事がない」ためだ。

知的障がい者のための特別業務(社内で使う封筒をのり付けさせるとか、始終情報収集という名で動画を見させるとか)を担う部署を作って入れても、隔離部屋として問題になるしできない。各部署に配置して作業させ(悪く言うと遊ばせておく)ればいいじゃないかと思うかもしれないが、各職場ごとに知的障がい者につきっきりで面倒を見る看護者(作業所でいうところの福祉作業指導員)をつけないといけないし、周囲社員へのモチベーション悪化という弊害が出る。

精神障がい・発達障がいについては認知能力や対人コミュニケーションに難があるため(だから障がい者なんだ、工夫次第で難をカバーできるレベルなら手帳は貰えない)、各職場に配置してトラブルメーカーとなり他の従業員へのマイナスの影響が出るのが怖い。

 

雇われる障がい者側としても、福利厚生給与条件の良いほうを望むので、オフィスワークができる身体障がい者労働意志のある者は、公務員大企業だけで吸収されてしまう。

特に目・耳・手・知能・内部が健常な下肢障がい者はひっぱりだこで、省庁や役場大企業で他の障がい者は見なくとも車椅子に乗った下肢障がい者の姿をほぼ必ず見られるのはそのためだ。(省庁役場はあまりに下肢障がい者に拘るので全く足りず、でも法的義務は満たさないといけず、かといって「雇用代行業」のような企業委託する裏技も忌むため、手帳所有に至らないレベル障がい者雇用実績に水増計上してたのが2018年に発覚し大問題になった。)

次に需要が高いのは心機能障害や腸機能障害等の内臓・循環器系の内部障がい者で、こちらは見た目では判らないがやはり公務員大企業に多くいる。

また精神障害の中でもてんかん知的能力調和力に問題がないため需要が高い。

それでも公務員大企業義務人数を満たせず、省庁では水増しや大企業では雇用代行に走ることとなっている。

  

従業員数が数十人・数百人程度で大企業というほど規模が大きくないが障がい者雇用義務が課されている中規模企業障がい者求人すると、身体障がい者の応募者はなく、知的障害者統合失調症感情障害発達障害等の精神障害者を雇うしかなくなる。

 

手帳を持つほどの精神障がい者知的水準が高くとも(てんかんを除き)対人コミュニケーションの点で日常生活にも支障がある例が多く、職場に決まった時間に出勤して、他の従業員コミュニケーションを取りながら決まった時間まで働き続けるという、「健常者と同じ職場で同じように働く」こと自体が困難な人が多い。企業側もそれをわかってるから採用したがらない。もしかしたら大丈夫かも、の当たるも八卦の賭けで正職員として採用するほどの経済的余裕がない企業が多いし、ダメ解雇したあとのトラブル告発され「障がいがあるとわかってて雇用したんだろう」との批判も怖い。

 

知的障害者については指導員がいれば単純作業可能だが、現代日本単純作業福祉作業所や、シルバー人材センターや、家庭内手工業的な小企業や、工場では機械が担っており、障がい者雇用義務が課された中企業オフィス工場知的障がい者ができる労働が無い。

よく福祉作業所ではパンアクセサリー・小物を作ってるが、パン屋は個人経営小企業なので雇用義務が課されないし、大きなパン製造工場では製造ライン工という位置になるため、やはり難しい。アクセサリー・小物製造に至っては個人経営ばかりだ。

 

そんな状況で、法的に課された雇用義務を果たそうとすれば、話題になってるような、知的障がい者作業指導員がつきっきりで農業という名の家庭菜園レベルの土いじりをさせている雇用代行業に頼るしかない。

委託するより義務違反して一人あたり5万円の納付金を払ったほうが安いとしても、社名公表によるイメージ悪化批判を恐れ、困窮した末の逃げ道としての需要が発生しているのが現状だ。

代行業を禁止すれば、大企業農業部門や農業専業の特例子会社を作って、赤字覚悟で(専業農家機械使って作る野菜に勝てるわけがない)直接雇用するだけで、当事者からすれば状況は変わらないだろう。

特別部署子会社を作る余裕のない中企業に至っては「どうやっても雇用は無理」と違反覚悟で開き直って、全体として雇用数が減るだけになるのは目に見えてる。

 

現実離れした理想論意味がないどころか、それが力を持って無理に現場押し付けられればかえって害にすらなる。

現状と実際の課題を把握した上で、どうしたらいいか改善策を考えて提言してほしい。

2022-10-22

出産助成としてクーポンや一時預かりとかを充実するといっているが

補助が手厚い自治体に住んでいるが、家事の手伝いや一時預かりをしてくれる業者に連絡しても「人手が足りないので対応できません」と言われる。

数社にかけても同じ対応なので心折れるよ。業者も仕組みよくわかってないし。

「やってます」感の為だけの助成金クーポンになっている。

クーポンは紙として手元にあるが使う機会がない。

一時預かりやシッター助成金も同じ。

やり方間違えているので直した方がいいよ。

それなら地域保育園支援して保育士さんを増やしてもらって、その枠で一時預かりして貰った方が助かる。

一時預かりをしていない保育園は多いし、都度シッターさんを探すのが大変。

そしてほとんどシッターさんは見つからない。だからクーポン助成金は使えない。

あとはシルバー人材センター提携して家事の補助を安くでやってもらえるようにした方が助かる。

クーポンクーポンって広告会社印刷会社癒着を感じるくらい無能だよ。

2021-12-15

訪問介護を試してみた話(後編)

前編

訪問介護を試してみた話(前編)

anond:20211215101921

本文

8月ワクチン接種から3ヶ月。身体に異常をきたし始めた。数分以上立つ事が出来ない。

そして、M事業者訪問介護を依頼。

お願いするのは生活援助。どんな事かというと掃除洗濯料理等。

訪問美容の件でいろいろと学んでいた私は、まず準備が大切であると考えた。

まずは食事

食事はたくさん作ってもらって、冷凍保存してもらえばいい。

材料はどうか。なにがダメで、なにが良いのか指定した方がよいだろう。

そこで、食材表計算ソフトでまとめることにした。良いとされる栄養素を調べ、それが含まれている食材抜粋する。そして、禁忌とされる食材も調べて並べる。

しかし、これだけ食材があると「何を作ればいいのか」と戸惑ってしまうに違いない。

さっそう、作りおき料理レシピが載っているサイトを探した。見つけた。素晴らしいぞインターネット、WWW、TCP/IP

もしも介護士さんの方でレシピを考えるのが難しいようであれば、このサイトから抜粋する事にしよう。食材の細かなカスタマイズは表を見て対応してもらう。

次に症状説明

主な症状を書いたペラ一枚の紙を用意した。数分しか立てない事、息切れで上手く話せない事、動悸がある時は寝込む事などなど。

ワクチン接種直後からこうなっている旨は伏せた。世間はいろんなことが言われている。どうしてか攻撃的になる人もいるだろうし、たくさん見てきた。というか、それが怖かった。

部屋はゴミが散乱しているが、そのままにした。重要書類も散らばってたりしているが、背に腹は代えられない。

準備だけでかなり疲労した。

ケースワーカーが介入してほしいと強く思う。

そして当日、M事業所職員複数人で来た。

まず手を洗う。そして用意した席に着いてもらう。

挨拶もそこそこに用意した資料を渡す。

準備がいいですねと誉められる。悪くないだろう。

そして職員一言漏らす「大変ですね」。社交辞令だとは思うが、胸が熱くなる。そして、気を取り直す。

そこから質問が始まる。

質問はすごい。質問を聞けば、どんな人なのかが大体わかるからだ。どんな医者なのか、どんな役人なのか、そしてどんなシステムエンジニアなのか。

M事業所職員質問は的確だった。

家族の状況、通院のこと、現在生活のこと。よどみなく聞き出す。うまい、これがプロか。

調理話題になって提案もくる。「増田さんの方でレシピを用意してもらうという手もありますが」。

いいぞ、ちゃんと予想通りに動いてくれる。馴染みの相手将棋をしているような感覚

ええ、難しいようなら私の方でサイトを参考にして用意しますが、と返事をする。

そうですか、そちらの方が作業時間も短くなっていいかもしれません。

その通りだと思う。

では、それでと返答した。

大体決まった。食事援助をメインに、隙間時間掃除洗濯をしてくれるという話にまとまる。なんと帰りには、ついでにゴミ捨てもしてくれる。

ありがたい。

話は少し横道に逸れて、私の外出の話になった。

タクシーが高額で困っていると話すと、介護タクシーの話になった。市役所社協から特に話はなかったが、私が使える低額の介護タクシーがあるようだ。

また、車いすを借りれる所を一か所しか知らず予約に困っていたのだが、他の場所も教えてもらった。

介護タクシーについては、後日メールURLを教えてもらった。

こうして、面談は終わる。ちなみに面談日は料金が発生してない。

そのあと何回か利用させてもらっているが、生活がめちゃくちゃ楽になった

福祉資源などで困りごとがあれば、メール相談もしている。

シルバー人材センター家事代行でも同じだったかもしれないが、福祉資源についての話には及ばなかっただろう。

結論を言うと、訪問介護はめちゃくちゃ役に立つ。それは生活援助のみならず、社会資源を見つけるための手がかりにもなるからだ。

なので、なるべく経験豊富事業所を選んだ方が良い。

だが、問題点もある。

コロナ後遺症ワクチン後遺症生活援助を必要とする人ほど、最初の動き出しが難しいという点だ。

ブレインフォグで会話をままならなかったり、倦怠感でベッドから動く事も難しいという人も少なくないはずだ。

行政からケースワーカー等の手が借りられない以上、手続きをするとしたら家族になるのだろうか。

だが、そもそも家族がいない人は? また、当事者がドアベルにすら出られないほどの日だったら?

そして、お金問題がある。

月2回程度だとしても、事業所によっては一万円前後はかかりそうだ。これは経済的に余裕のない若者にとってはとても難しい。

難点は多い。

しかし、療養生活の助けにはなる。

もし、緊急訪問介護事業などを展開している自治体があれば、それを重度のコロナ後遺症者、ワクチン後遺症者にも適用するというのはどうだろうか。

ほとんどの人が治るはずであり、財政の圧迫はし続けないはずだ。

そして、年齢制限はなぜあるのだろうか? 何か制度上の理由がありそうな気はしているのだが、それは何なのだろう。

などととりとめのない事を考えつつも、介護士さんが来た日のために作り置き料理レシピを考える。

この白く垂れ下がった長い糸をのぼり続けるために。

参考

つくおき(冷凍可能おかず)

https://cookien.com/tag/youcanfreeze/

訪問介護を試してみた話(前編)

8月から身体に異常が出始めて、やがて外出することも困難になった。

なので訪問美容師を試した。それは、増田に書いてある(anond:20211208213044)。

実は、もうひとつしたことがある。

訪問介護だ。

訪問介護勝手ながら全身が動かないお年寄りの入浴介助をしたり、排せつを手伝ったりというイメージだった。

それと自分を比べてみる。

立ち上がれば激しい胸痛や身体の重み、そして内臓痛やetc気合いで耐えれば10分程度なら立って作業ができる。そして、頻脈が収まるまで30分ぐらい休憩してまた動く。

訪問介護イメージとはあまり合致しないのではないか。そう思っていた。

一方で、困りごとも多かった。

ウルトラマンよろしく24時間カラータイマーを付けながら生活しているようなもので、部屋の片付けや料理が難しい。

そして、カラータイマーが100%正確という事もなく、不意に動悸を起こしたり、気持ち悪くなったり、だるくなったりと、無茶苦茶だった。

食事栄養面も気になっていた。すべてネットスーパー冷凍食品だったからだ。

SNS上では回復した後遺症から冷凍食品はよくない」「これを食べたほうがよい」等アドバイスが流れたりしたが、「そんなこと言ったってしょうがないじゃないか」と泉ピン子うそぶくばかりであった。はぶてるな。

そんな中、ふと「訪問介護」という言葉検索してみた。

とりあえず目に入ったページをクリック

そこには、訪問介護を分類すると「身体介護」と「生活援助」の二種類になると書いてあった。

身体介護」は利用者身体に直接接触して行う介助サービス食事介助や入浴介助や体位変動など。私が想像していた世界である

一方「生活援助」は、掃除洗濯食事準備、そのほか医療行為でないものを行うものらしい。

ほう。

驚いた。

そうか、それも介護なのか。

ならば、頼みたい。

問題お金

私は富裕層ではないし、労働ができないため今後の見通しも厳しい。

まずは助成金がないか市区町村サイトで調べてみた。

なんと緊急訪問介護事業というものがある。

30分で250円。本当か。今すぐ、今すぐ頼みたい。先進的な自治体でよかった。

が、要件を見て落胆。高齢者専用らしい。なぜだ。踵を返す。

今度は役所電話してみる。

すると、自己負担になるがシルバー人材センターなら比較安価でやってもらえるとの回答を受けたた。

サイトを見ると、たしか家事援助サービスとある。えっ、意外と安くない。月2回でも来てくれるとだいぶ違うぞ。

念のため、社会福祉協議会にも聞いてみる。

状況を話すと、職員の方からM事業所が良いのではないか提案してくれた。

値段を聞くとシルバー人材センターの倍以上。うむ・・・、いやしかし、いやしかしだよ。

もちろん、週3日や週5日来てもらうとなれば高額になるが、月2回~4回来てもらうだけで生活の質が大きく変わる。生活の質が変われば身体にも良い。特に食事面が変われば治療効果デカそうだ。

思い切ってボランティアセンターでも聞いてみたが、訪問介護となると難しいという話だった。

どうやらボランティアといっても、老人ホームでお年寄りの話し相手になったり、車いすを押しての外出を手伝ったりと、そういったものが多いそうだ。勝手に「こんな夜更けにバナナかよ」的な世界想像していたのだが、鹿野さんは被介護プロであって、アマチュア一回戦負けの私には手も足も出ない。当然である。だが、車いすを押して郵便ポストの前まで連れていってくれるとだいぶ助かるのでメモはさせてもらった。

ボランティアセンターからは、コロナ禍で活動制限されて困っているという話も聞いた。ボランティアの人数も少なくなっているらしい。大変である

さて、まとめてみる。

私の住んでいる自治体から支援制度はない。

だが、自費で頼むことができる。

料金は、場合によっては想像よりはしない。

そして金額の高さで言えば、事業所>シルバー人材センターボランティア

クオリティも恐らく、それに準じる形になるのだろう。

迷った。

しかし、社協職員が私の症状を聞いて「事業所の方が良い」と判断したのだから、いったんそれを頼った方がいいのかもしれない。

それに訪問美容師トラウマもある。クオリティが高いと思われる所から可能性を探った方がよい。

M事業所にアポを取る。

翌週には状況を確認する面談カウンセリングから始めるようだ。そうか、そこからなのか。

いやしかし、こんなに上手く進むのか。

その時の私は目が血走っていた。

まさに地獄の底のカンダタ絶対に離すまいと、力の弱った掌で蜘蛛の糸をグっと握りしめた。

(続く)

参考

訪問介護サービス内容は?身体介護生活援助の内容や気になる料金まで解説

https://www.cocofump.co.jp/articles/kaigo/38/

続き

訪問介護を試してみた話(後編)

anond:20211215173706

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